JP2002348818A - 標示装置 - Google Patents

標示装置

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JP2002348818A JP2001154672A JP2001154672A JP2002348818A JP 2002348818 A JP2002348818 A JP 2002348818A JP 2001154672 A JP2001154672 A JP 2001154672A JP 2001154672 A JP2001154672 A JP 2001154672A JP 2002348818 A JP2002348818 A JP 2002348818A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度変化の影響を受けることなく、導光板の
周辺に水分が浸入しない内照式標示板を提供する。 【解決手段】 正面側に標示層6が付された表面板2
と、導光板3の周囲を取り囲む枠材4と、導光板3の背
面側の裏面板5とを合成樹脂製にして、これらで合成樹
脂製の導光板3を密封する。表面板2、導光板3、枠材
4及び裏面板5の線膨張係数がほぼ等しいため、温度変
化によって各部材が破損したり歪むことなく、導光板3
の周辺への水分の浸入を阻止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば道路標識等
に用いられ、端面から入射された光を正面側に出射させ
る導光板を使用した標示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、道路標識等の標示装置に用いら
れる内照式標示板では、正面側に標示を表すように、白
色や青色、緑色等のメタクリル樹脂板を組み合わせて表
面板を形成し、その背面側から光を照射して夜間での標
示の視認性を高めている。表面板に光を照射する手段と
しては、表面板の背面側に蛍光灯等の光源を配置するこ
とが多いが、標示板の厚さを薄くすると共に、表面板の
全面に均一に光を照射することを目的として、導光板を
使用することがある。
【0003】導光板は、透明な合成樹脂等からなり、端
面から入射された光を正面側に均一に出射するように、
その裏面等に光を屈折させるための加工が施されたもの
であり、多くの液晶画面等に用いられている。この導光
板を内照式標示板に使用するとき、表面板、導光板及び
その光源の保持用に、金属製の枠材が用いられることが
多く、この枠材の内側に光源に電気を供給するための配
線が配置される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、標示装置
は、道路標識等のように屋外の厳しい条件下で使用され
ることが多く、その各構成部材の温度変化による伸縮量
も大きくなる。そのため、標示装置に用いられる内照式
標示板の表面板及び導光板を金属製の枠材で保持する場
合、導光板の周囲を外気から完全に遮断するように、表
面板及び導光板を枠材に取り付けることは困難である。
【0005】つまり、表面板及び導光板と枠材とでは線
膨張係数が異なるため、これらが完全に密着するように
取り付けたとき、枠材との線膨張係数の違いによって生
じる力が、表面板、導光板、又はこれらと枠材との取付
部を破壊したり、表面板を歪ませてその標示を判別しに
くくしたり、導光板を歪ませて標示の明るさを不均一に
する恐れがある。
【0006】一方、表面板及び導光板が枠材に対してス
ライドできるように、その枠材への取付を緩く(例えば
枠材又は表面板に長孔を形成して緩くボルト締め)した
場合、導光板の周囲を外気から完全に遮断することがで
きず、その隙間からの雨水や湿気の浸入が懸念される。
雨水や湿気が枠材の内側に浸入したとき、この雨水や湿
気が表面板の裏面や導光板の表面を汚して、標示を暗く
したり、標示の明るさを不均一にしたり、あるいは光源
の配線部に浸入して漏電等を生じさせる恐れがある。
【0007】また、大型の標示装置に、導光板を使用し
た内照式標示板を用いるとき、標示装置の製作コスト、
電気料金等のランニングコスト及びメンテナンスコスト
が高くなる。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題に鑑み、本発明
は、透光性合成樹脂製の表面板の正面側に標示が付さ
れ、この表面板の背面側に、端面から入射された光を正
面側に出射させる合成樹脂製の導光板が配された内照式
標示板を前提として、導光板の表面、表面板の裏面及び
光源の配線部への雨水や湿気の浸入を防止すると共に、
温度変化の影響を受けない内照式標示板を提供するもの
である。また、本発明は、その内照式標示板を用いた標
示装置を提供するものである。
【0009】表面板の背面側に導光板の周囲を取り囲む
枠材を配置し、その背面側(導光板の背面側)に裏面板
を配置する。この表面板、枠材及び裏面板によって導光
板を密封するように、表面板と裏面板とを枠材を介在さ
せて密封接合すれば、導光板の表面、表面板の裏面及び
光源の配線部に浸水しないように、導光板の周囲への雨
水や湿気の浸入を阻止することができる。このとき、枠
材及び裏面板を合成樹脂製とすれば、その線膨張係数が
表面板及び導光板とほぼ等しいため、温度変化による各
部材の破壊や歪みを防止することができる。
【0010】内照式標示板の表面板を除く部位に取付部
材を設けて支持部材に取り付ければ、標示の視認性を阻
害することなく、標示板を内照式標示板だけで構成し、
標示面全体の夜間の視認性を向上させることができる。
【0011】一方、大型の標示装置では、金属製標示板
と内照式標示板とを組み合わせることによって、特に重
要な標示を付した部分を明るくし、その視認性を向上さ
せて注意を喚起すると共に、標示装置全体としての製作
コスト、電力料金等のランニングコスト及びメンテナン
スコストの低減を図ることができる。
【0012】その具体的態様として、金属製標示板の正
面側に標示又は標示の下地を付して、その標示部以外の
部分に開口窓を設け、内照式標示板の標示部が開口窓に
臨むように内照式標示板を配置すれば、標示面のうちの
特に重要な標示だけが明るくなるように、金属製標示板
と内照式標示板とを組み合わせることができる。
【0013】金属製標示板の開口窓の周縁部に、背面側
から内照式標示板を押圧すれば、内照式標示板のがたつ
きを防止して、その標示部を開口窓に臨ませることがで
きる。このとき、金属製標示板の背面側の開口窓の周囲
に、内照式標示板の膨張を吸収する空間を設けておく。
そうすれば、金属製標示板と内照式標示板とでは線膨張
係数が異なるが、これらが互いにスライドして、温度変
化による伸縮量の差を吸収し、金属製標示板、内照式標
示板又はそれらの取付部の破壊、あるいは標示面の歪み
による視認性の低下を防止することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る内照式標示板
の実施の形態について、図面を用いて説明する。図1は
本発明の内照式標示板の部分断面図、図2は導光板の構
成図である。この内照式標示板1は、正面側に標示が付
された表面板2と、端面から入射された光を正面側に出
射させ、表面板2に背面側から均一な光を照射してその
標示を明るくする導光板3と、導光板3の周囲を取り囲
むように表面板2の背面側に配置された枠材4と、導光
板3及び枠材4の背面側に配置された裏面板5とを備え
ている。
【0015】表面板2は、例えば、透明や乳半色のメタ
クリル樹脂等の透光性合成樹脂からなる略長方形板とさ
れ、その正面側の全面に、文字や図柄を示す標示層6が
付されている。この標示層6は、文字や図柄が記載され
た繊維シートや、微細なプリズムを封入した透光性反射
シート、色付き透光性フィルム、一部を切り抜いて文字
や図柄を表したメタクリル樹脂板等のように、透光性で
あればどのようなものでもよい。
【0016】なお、表面板2が透明メタクリル樹脂板の
ように光拡散性を有しないものである場合、標示層6に
は、繊維シートや透光性反射シートのように光拡散性を
有するものを用い、この標示層6によって導光板3から
の光をさらに拡散して、標示の光斑を少なくするのがよ
い。
【0017】導光板3は、裏面に光屈折加工7が施され
た透光性の合成樹脂からなり、その縦横の大きさが表面
板2より小さい略長方形板とされ、表面板2の背面側に
配置される。この導光板3に使用される合成樹脂は、透
光性であれば特に限定されないが、透明なもの(透明メ
タクリル樹脂等)を用いて、導光板3内での光の損失を
少なくするのがよい。
【0018】表面板2と導光板3との間には、2mm〜
10mm程度のクリアランス8が設けられ、光度を低下
させることなく、結露による水膜の形成を防止してい
る。つまり、クリアランス8が小さい場合で温度が下が
ったときに、表面板2と導光板3との隙間に結露が拡が
って形成される水膜や、クリアランス8が大きい場合の
光度の低下を防止できる範囲に、クリアランス8の大き
さが設定されている。
【0019】また、導光板3の正面側には、複数の突起
が互いに所定の間隔をあけて形成され、この突起が、表
面板2の反りを防止してクリアランス8を所定の範囲内
に維持させるためのスペーサ9とされている。このスペ
ーサ9は、導光板3と一体的に形成されるだけでなく、
透明樹脂から形成すれば、導光板3と別体のものであっ
てもよい。
【0020】光屈折加工7は、例えば、導光板3の本体
に形成された微細な凹凸や、特殊インクによるドット印
刷等からなり、図2に示すように、入射端面10から入
射された光の向きを変えて正面側の出射面11から出射
させる。図2で、矢印は光の進行方向を示す。この光屈
折加工7は、入射端面10から離れるほど(光が弱くな
るほど)その密度が大きくされ、出射面11の全面から
均一な光を出射するようになっている。
【0021】入射端面10は、導光板3の端面のうちの
いずれかの面とされ、入射端面10以外の端面は反射端
面12とされる。この反射端面12は、例えばアルミニ
ウム箔等が貼り付けられ、入射端面10より入射されて
出射面11から出射されることなく到達する光を反射
し、再び導光板3内に送り返して、光の損失を少なくす
るものである。
【0022】また、光屈折加工7が施された裏面側にも
光を反射するアルミニウム箔等が配置され、出射面11
以外から光が漏れないようにして、光の損失を少なくし
ている。なお、反射端面12を設けることなく、導光板
3の全ての端面を入射端面10としてもよい。
【0023】入射端面10付近には、これに対向して光
源13が配置される。この光源13は蛍光灯や複数のL
ED等どのようなものでもよく、その電源には商用電源
やバッテリ、太陽電池等あらゆるものを使用することが
できる。また、LEDを使用するとき、各LEDを目に
見えない早さで順番に点滅させることにより、各LED
の点灯時間を短くし、明るさを損なうことなく(目に見
えない早さで点滅する場合、消灯時にも点灯しているよ
うに見える)、電力消費量を少なくする。
【0024】枠材4は、例えばメタクリル樹脂等の合成
樹脂からなり、断面略長方形で、外縁の縦横の長さが表
面板2と略同一の額縁状とされ、その正面側と表面板2
の裏面とが接着されている。この枠材4は、導光板3の
正面側及び背面側に所定の間隔が設けられるように、そ
の厚さが導光板3よりも厚くされる。また、枠材4の外
縁で背面側のコーナー部は、周方向に連続して断面略正
方形に切り欠かれ、この切欠部にゴムパッキン等のシー
ル材14が配されている。
【0025】枠材4の内縁の縦横の長さは導光板3より
も大きくされ、導光板3の周囲を取り囲んだ状態で、導
光板3の周囲に、光源13及びその配線を配置するため
の配線用スペース15が設けられる。この配線用スペー
ス15の背面側には、導光板3の縦横方向の動きを規制
する導光板規制材16が配されている。
【0026】導光板規制材16は、例えばメタクリル樹
脂等の合成樹脂からなる断面略長方形の額縁状とされ、
その内縁で正面側のコーナー部は、周方向に連続して断
面略長方形に切り欠かれて、切欠部17が形成されてい
る。この導光板規制材16は、その外縁の縦横の長さが
枠材4の内縁と略同一とされて、枠材4の内側に嵌め込
まれ、切欠部17に、導光板3の外縁で背面側のコーナ
ー部が嵌め込まれる。
【0027】また、導光板規制材16の厚さは、スペー
サ9を介在させて表面板2の裏面に当接する導光板3
に、切欠部17を嵌め込んだ状態で、その背面側と枠材
4の背面側とが面一となる厚さとされる。
【0028】裏面板5は、例えばメタクリル樹脂等の合
成樹脂からなり、その縦横の長さが表面板2及び枠材4
の外縁と略同一の略長方形板とされる。この裏面板5
は、導光板規制材16及び導光板押圧材18を介して、
導光板3を正面側に押さえつけ、導光板3を固定する。
【0029】導光板押圧材18は、例えばゴム製とさ
れ、互いに所定の間隔をあけて導光板3の背面側に配置
される。また、裏面板5は、複数のボルト19により、
枠材4を介在させて表面板2と接合され、表面板2、枠
材4及び裏面板5によって導光板3を取り囲む。
【0030】上記構成によれば、導光板3の周辺が、表
面板2、枠材4及び裏面板5によって取り囲まれ、枠材
4と裏面板5との隙間がシール材14によってシールさ
れているため、導光板3、光源13及び光源13用の配
線が密封され、雨水や湿気の浸入を阻止することができ
る。そのため、汚れを伴って浸入した水分が表面板2の
裏面又は導光板3の表面を流れてこれらを汚すこと、あ
るいは光源13及び光源13用の配線に水分が流れ込ん
で漏電を引き起こすことを防止できる。
【0031】また、内照式標示板1を構成する表面板
2、導光板3、枠材4及び裏面板5が全て合成樹脂製と
されており、各構成部材の線膨張係数がほぼ等しく、温
度変化時の伸縮量が等しいため、各構成部材やそれらの
取付部が破壊したり、表面板2や導光板3が歪んだりす
ることがない。
【0032】また、ボルト19を使用して表面板2と裏
面板5とを接合し、この表面板2及び裏面板5で挟みつ
けて導光板3を固定するため、故障や寿命等による導光
板3周辺の光源13等の取り替えが容易である。
【0033】次に、金属製標示板と上記内照式標示板と
を組み合わせた標示装置について説明する。図3は金属
製標示板と内照式標示板とを組み合わせた標示装置の正
面図、図4はその平面図、図5はその側面図、図6は標
示装置の梁部材への取付構造を示す図である。この標示
装置は、金属製標示板20の一部に開口窓21が形成さ
れ、その開口窓21に背面側から標示部が臨むように、
金属製標示板20に前述の内照式標示板1が取り付けら
れている。
【0034】金属製標示板20は、例えばアルミニウム
製の標示板本体の表面に、文字や図柄の下地が付されて
なり、文字や図柄が配置される部分に、縦横の長さが内
照式標示板1よりも短い開口窓21が形成されている。
この金属製標示板20に付される下地は、標示板本体に
直接に塗料等を塗布するもの、あるいは繊維シートや反
射シートを貼り付けるもの等どのようなものであっても
よい。また、金属製標示板20には、特に重要な標示以
外の文字や図柄を記載してもよい。
【0035】金属製標示板20の裏面側で、開口窓21
を避けて上下端付近には、スライドチャンネル22が水
平に配されている。このスライドチャンネル22は、例
えばアルミニウム製の断面略L字形とされ、その一辺が
金属製標示板20に重ねられて溶接固定され、背面側に
突出する他片の先端に、背面側が開放されたコ字部23
が形成されている。
【0036】開口窓21の下方には、二段のスライドチ
ャンネル22が配され、上段側のスライドチャンネル2
2の上面に、開口窓21を塞ぐように内照式標示板1が
載置されている。この内照式標示板1の上端と、開口窓
21の上方のスライドチャンネル22との間には、内照
式標示板1の熱膨張を吸収する空間が設けられている。
また、開口窓21の下方の二段のスライドチャンネル2
2間には、内照式標示板1に電気を供給する配線が配さ
れ、端部にそのコネクタ24が設けられている。
【0037】スライドチャンネル22の背面側には、例
えばアルミニウム製の背面板25が配置され、内照式標
示板1の裏面やスライドチャンネル22が覆い隠され
る。この背面板25の背面側には、金属製標示板20の
上下方向とほぼ同じ長さで鉛直向きのT形鋼26が水平
方向に複数並設されており、頭部をコ字部23に取り付
けられたボルト27によって、スライドチャンネル22
とT形鋼26とが、背面板25を介在させて接合されて
いる。
【0038】内照式標示板1の裏面と背面板25との間
には、例えばアルミニウム製で断面略U字形の押圧材2
8が介在されている。この押圧材28は、内照式標示板
1を正面側に弾性的に押し付け、内照式標示板1を金属
製標示板20の裏面の開口窓21の周縁部に押圧して、
内照式標示板1のがたつきを阻止し、所定の位置(開口
窓21の下方のスライドチャンネル22の上面)からの
脱落を防止している。
【0039】T形鋼26は、その上下端付近で、取付金
具29を介して梁部材30に接合され、標示装置が柱部
材に取り付けられる。取付金具29は、円筒状の梁部材
30に合うように略半円状の切欠が形成された長方形板
とされ、一の梁部材30あたりで、T形鋼26と同じ数
の取付金具29が所定の間隔をあけて梁部材30に垂直
に溶接固定されている。
【0040】上記構成によれば、標示面の内、特に重要
な標示が付される部分に内照式標示板1を用い、それ以
外の部分に金属製標示板20を用いることができる。ま
た、合成樹脂製の部材を組み合わせてなる内照式標示板
1と金属製標示板20とでは、温度変化による伸縮量が
異なるが、内照式標示板1の膨張を吸収する空間が設け
られているため、温度変化による各部材やその取付部の
破壊、あるいは標示面の歪みを防止することができる。
【0041】なお、本発明は、上記の実施の形態に限定
されるものではなく本発明の範囲内において、適宜変更
を加えることができる。例えば、内照式標示板1は、金
属製標示板20と組み合わせるだけでなく、単独で使用
してもよい。この場合、内照式標示板1の表面板2を除
く部位に取付部材を設け、支持部材に取り付ければよ
い。また、金属製標示板20に開口窓21を形成せず
に、その正面側に内照式標示板1を取り付けてもよい。
【0042】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明に
よると、導光板の周辺を表面板、枠材及び裏面板によっ
て密封するため、汚れを伴う雨水や湿気の浸入を阻止
し、表面板の裏面又は導光板の表面の汚れを防いで、標
示が暗くなること、あるいは明るさが不均一になること
を防止する共に、光源及び配線部の漏電を防止できる。
【0043】また、内照式標示板を構成する表面板、導
光板、枠材及び裏面板の全てを合成樹脂製とし、各構成
部材の線膨張係数をほぼ等しくするため、温度変化時の
伸縮量の違いによる各構成部材や取付部の破壊、あるい
は表面板や導光板の歪みを防いで、標示の視認性の低下
を防止できる。
【0044】また、金属製標示板と内照式標示板とを組
み合わせることにより、特に重要な標示を付した部分を
明るくし、その視認性を向上させて注意を喚起すると共
に、標示装置全体としての製作コスト及びメンテナンス
コストを低減できる。このとき、金属製標示板と内照式
標示板とを互いにスライド可能に取り付けるため、金属
製標示板、内照式標示板又はそれらの取付部の破壊、あ
るいは標示面の歪みによる視認性の低下を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の内照式標示板の部分断面図
【図2】導光板の構成図
【図3】金属製標示板と内照式標示板と組み合わせた標
示装置の正面図
【図4】その平面図
【図5】その側面図
【図6】標示板の梁部材への取付構造を示す図
【符号の説明】
1 内照式標示板 2 表面板 3 導光板 4 枠材 5 裏面板 6 標示層 7 光屈折加工 10 入射端面 11 出射面 12 反射端面 13 光源 14 シール材 15 配線用スペース 16 導光板規制材 17 切欠部(導光板規制材) 18 導光板押圧材 19 ボルト(裏面板取付用) 20 金属製標示板 21 開口窓 28 押圧材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土居 幸弘 香川県木田郡三木町下高岡3222番地 株式 会社コート内 Fターム(参考) 2D064 AA11 AA22 BA01 CA02 CA03 CA04 CA05 DA06 DA12 EA02 EB04 EB05 EB12 EB15 EB36 EB38 GA01 GA03 HA01 HA13 HA14 HA17 JA01 5C096 AA05 AA17 BA01 FA03 FA07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透光性合成樹脂製の表面板の正面側に標
    示が付され、該表面板の背面側に、端面から入射された
    光を正面側に出射させる合成樹脂製の導光板が配された
    内照式標示板であって、前記導光板の背面側に合成樹脂
    製の裏面板が配され、導光板を密封するように、導光板
    の周囲を取り囲む合成樹脂製の枠材を介在させて、表面
    板と裏面板とが接合されたことを特徴とする内照式標示
    板。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の内照式標示板の表面板を
    除く部位に取付部材が設けられてなることを特徴とする
    標示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の内照式標示板と、正面側
    に標示又は標示の下地が付された金属製標示板との組合
    せからなり、前記金属製標示板の標示部以外の部分に開
    口窓が設けられ、該開口窓に前記内照式標示板の標示部
    が臨むように配置されたことを特徴とする標示装置。
  4. 【請求項4】 前記金属製標示板の開口窓の周縁部に、
    背面側から前記内照式標示板が押圧され、開口窓の周囲
    に内照式標示板の膨張を吸収する空間が設けられたこと
    を特徴とする請求項3記載の標示装置。
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JP7200331B1 (ja) 2021-11-04 2023-01-06 パシフィックコンサルタンツ株式会社 表示装置

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