JP2002347611A - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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Publication number
JP2002347611A
JP2002347611A JP2001162121A JP2001162121A JP2002347611A JP 2002347611 A JP2002347611 A JP 2002347611A JP 2001162121 A JP2001162121 A JP 2001162121A JP 2001162121 A JP2001162121 A JP 2001162121A JP 2002347611 A JP2002347611 A JP 2002347611A
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JP
Japan
Prior art keywords
rail
frame
traveling device
guide roller
traveling
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001162121A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiko Murakami
安彦 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanwa Tekki Corp
Original Assignee
Sanwa Tekki Corp
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Publication date
Application filed by Sanwa Tekki Corp filed Critical Sanwa Tekki Corp
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Publication of JP2002347611A publication Critical patent/JP2002347611A/ja
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  • Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 レールに沿って、走行装置を自走させ、これ
にビデオカメラ等を搭載して点検箇所を撮影し、画像を
遠隔の監視所に送信するような用途に適した簡易な搬送
装置を提供する。 【解決手段】搬送装置1は、レール2と、これに係合し
て走行する走行装置3とを有する。レール2は、円筒状
の本体2aと突条2bとを有する。走行装置3は、ビデ
オカメラのような搬送対象Aを搭載するフレーム4を有
する。フレーム4には、2つの駆動ローラ5と1つのガ
イドローラ6とを支持する。駆動ローラ5は、レール2
の突条2bを挟み、それの両側に周縁が接近するよう
に、またガイドローラ6は、突条2bの反対側面でレー
ル2に接するように、夫々フレーム4上に配置する。ガ
イドローラ6は、レール2に圧接されるように付勢す
る。走行装置3の全体の重心が、ガイドローラ6の支持
側にくるように重量バランスを設定する。走行装置3が
走行中に、駆動ローラ5に荷重が集中し、駆動ローラ5
とレール2との間に大きな摩擦が生じ、スリップが生じ
ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば構築物の
定期点検が必要な部位に予め敷設されているレールに沿
って、走行装置を自走させ、これにビデオカメラを搭載
して点検箇所を撮影し、画像を遠隔の監視所等に送信す
るように利用するのに好都合な搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば橋梁のような構築物におい
ては、定期的に所要部位の目視点検が行われているが、
作業者の危険を伴う点検箇所が多く、ビデオカメラ等を
用いた遠隔点検作業が望まれている。しかしながら、従
来、ビデオカメラを所要の点検箇所付近へ搬送する装置
がなく、簡易な搬送装置の開発が待たれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、この発明は、
例えば構築物の定期点検が必要な部位に予め敷設されて
いるレールに沿って、走行装置を自走させ、これにビデ
オカメラ等を搭載して点検箇所を撮影し、画像を遠隔の
監視所に送信するような用途に適した簡易な搬送装置を
提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明においては、上
記課題を解決するため、上下左右任意方向に屈曲して敷
設されたレール2と、このレール2に係合して走行する
走行装置3とを具備させて搬送装置1を構成する。レー
ル2には、円筒状の本体2aと、この本体2aの外側面
に突設され、この本体に沿って延長する突条2bを具備
させる。走行装置3には、ビデオカメラのような搬送対
象Aを搭載するフレーム4と、このフレーム4に支持さ
れレール2の外周を転動する2つの駆動ローラ5と1つ
のガイドローラ6とを具備させる。2つの駆動ローラ5
は、レール2への装着状態において、突条2bを挟み、
それの両側に周縁が接近して位置するように、フレーム
4上に配置する。ガイドローラ6は、突条2bの反対側
面においてレール2の本体2aに接するようにフレーム
4上に配置し、かつ常時レール2に圧接されるように付
勢する。そして、走行装置3の全体の重心が、ガイドロ
ーラ6の支持側に配置されるように重量バランスを設定
する。これによって、走行装置3がレール2上を走行中
に、駆動ローラ5に荷重が集中し、駆動ローラ5とレー
ル2との間に大きな摩擦が生じ、スリップが生じないよ
うにした。
【0005】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施の形
態を説明する。図1は搬送装置の正面図、図2は搬送装
置の側面図、図3は橋梁への設置状態の説明図である。
【0006】搬送装置1は、図3に示すように、上下左
右任意方向に屈曲して敷設されるレール2と、このレー
ル2に係合して走行する走行装置3とを具備する。
【0007】図1,図2に示すように、レール2は、円
筒状の本体2aと、この本体2aの外側面に突設され、
この本体2aに沿って延長する突条2bとを備える。
【0008】走行装置3は、ビデオカメラのような搬送
対象A(図2)を搭載するフレーム3と、このフレーム
4に支持され、レール2の外周を軸線方向に転動する2
つの駆動ローラ5と1つのガイドローラ6とを具備す
る。何れのローラ5,6も、レール2の外周に沿う環状
円弧溝を有する。
【0009】3つのローラ5,6は、レール2の外周を
円周方向に相互間隔を置いて囲むように配置される。即
ち、2つの駆動ローラ5は、図1において、軸心を互い
に90°傾斜させてフレーム4上に配置され、レール2
の突条2bを挟んで、それの両側に周縁が接近して位置
するようにレール2上に配置される。駆動ローラ5は、
夫々フレーム4上のモータ7に連結される。ガイドロー
ラ6は、2つの駆動ローラ5の軸心に対して45°軸心
を傾斜させて配置され、突条2bの反対側面においてレ
ール2の本体2aに接する。ガイドローラ6は、常時レ
ール2に圧接されるように、ばね8で付勢される。
【0010】フレーム4上には、ガイドローラ6側に位
置して、バッテリ9が取り付けられると共に、搬送対象
としてのビデオカメラAが搭載される。それによって、
走行装置3の全体の重心が、ガイドローラ6の支持側に
配置されるように重量バランスが設定される。
【0011】従って、走行装置3は、図1において矢印
Y方向が上方である場合(レール2がほぼ水平方向に伸
び、突条2bが上方に配置される場合)には、レール2
上において、ガイドローラ6が、駆動ローラ5の下方に
配置された状態で走行する。また、矢印X方向が上方で
ある場合(レール2がほぼ水平方向に伸び、突条2bが
横向きに配置される場合)には、レール2の軸心周りに
矢印x方向の回転モーメントが作用した状態で走行す
る。さらに、図2において、矢印Z方向が上方である場
合(レール2がほぼ垂直方向に伸びる場合)には、走行
装置3に、矢印z方向の回転モーメントが作用した状態
で走行する。このように、レール2に対して走行装置3
が、上記何れの姿勢にある場合にも、駆動ローラ5に走
行装置3の荷重が集中し、走行中にレール2に対する駆
動ローラ5の十分な摩擦力が得られ、大きな登坂力が得
られる。走行中の走行装置3の姿勢は、レール2の突条
2bの位置によって制御される。レール2の屈曲角度が
比較的小さくても円滑に走行できる。
【0012】図3には、搬送装置1を橋梁に設置した実
施形態を示す。レール2は、橋梁の要点検箇所を巡るよ
うに敷設され、その突条2bは、走行装置3の走行姿勢
あるいはビデオカメラAの向きを考慮して配設される。
走行装置3をレール2に沿って走行させながら、ビデオ
カメラAで要点検箇所を撮影し、その画像データを無線
又は有線で点検者に送信する。点検者は、受信した画像
をモニタで観察しながら、無線又は有線で走行装置3と
ビデオカメラAを離れた位置から操作する。
【0013】なお、搬送装置1は、橋梁以外の構築物の
点検やその他のものの撮影に適用できるし、ビデオカメ
ラA以外の物を搬送対象とすることができる。
【0014】
【発明の効果】以上のように、本発明は、例えば構築物
の定期点検が必要な部位に予め敷設されているレールに
沿って、走行装置を自走させ、これにビデオカメラ等を
搭載して点検箇所を撮影し、画像を遠隔の監視所に送信
するような用途に適した簡易な搬送装置を提供すること
ができる。走行装置3の全体の重心が、ガイドローラ6
の支持側に配置されるように重量バランスが設定される
ので、走行装置3がレール2上を走行中に、駆動ローラ
5に荷重が集中し、駆動ローラ5とレール2との間に大
きな摩擦が生じ、スリップが生じない。走行中の走行装
置3の姿勢をレール2の突条2bの位置によって予め任
意に設定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】搬送装置の正面図である。
【図2】搬送装置の側面図である。
【図3】橋梁への設置状態の説明図である。
【符号の説明】
1 搬送装置 2 レール 2a レール本体 2b 突条 3 走行装置 4 フレーム 5 駆動ローラ 6 ガイドローラ 7 モータ 8 ばね 9 バッテリ A 搬送対象(ビデオカメラ)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下左右任意方向に屈曲して敷設された
    レールと、このレールに係合して走行する走行装置とを
    具備し、 前記レールは、円筒状の本体と、この本体の外側面に突
    設され、この本体に沿って延長する突条を備え、 前記走行装置は、搬送対象を搭載するフレームと、この
    フレームに支持されレールの外周を転動する2つの駆動
    ローラと1つのガイドローラとを具備し、 前記2つの駆動ローラは、前記レールの突条を挟んでそ
    れの両側に周縁が接近して位置するように、前記フレー
    ム上に配置され、 前記ガイドローラは、前記突条の反対側面において前記
    レールの本体に接するように前記フレーム上に配置さ
    れ、 前記走行装置全体の重心が、前記ガイドローラの支持側
    に配置されるように重量バランスが設定されることを特
    徴とする搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記2つの駆動ローラは、前記レールの
    突条を挟んでそれの両側に周縁が接近して位置するよう
    に、前記フレーム上に軸心を互いに90°傾斜させて配
    置され、 前記ガイドローラは、前記2つの駆動ローラの軸心に対
    して45°軸心を傾斜させて前記フレーム上に配置され
    ることを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記走行装置のフレーム上に搭載される
    搬送対象がビデオカメラであり、 前記レールの突条が、前記ビデオカメラの撮影方向を規
    定すべく、前記レールの本体の外周上に配置されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。
JP2001162121A 2001-05-30 2001-05-30 搬送装置 Pending JP2002347611A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008075486A (ja) * 2006-09-20 2008-04-03 Nova Kenkyusho:Kk 風力走行体
JP2017154039A (ja) * 2016-02-29 2017-09-07 フジクス株式会社 太陽光発電パネルの洗浄装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008075486A (ja) * 2006-09-20 2008-04-03 Nova Kenkyusho:Kk 風力走行体
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