JP2002347375A - 真偽判別用シートの管理システム - Google Patents

真偽判別用シートの管理システム

Info

Publication number
JP2002347375A
JP2002347375A JP2001160672A JP2001160672A JP2002347375A JP 2002347375 A JP2002347375 A JP 2002347375A JP 2001160672 A JP2001160672 A JP 2001160672A JP 2001160672 A JP2001160672 A JP 2001160672A JP 2002347375 A JP2002347375 A JP 2002347375A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
information
authenticity
management system
insurance card
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001160672A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Kiuchi
正人 木内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Printing Bureau
Original Assignee
Printing Bureau Ministry of Finance
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Printing Bureau Ministry of Finance filed Critical Printing Bureau Ministry of Finance
Priority to JP2001160672A priority Critical patent/JP2002347375A/ja
Publication of JP2002347375A publication Critical patent/JP2002347375A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Credit Cards Or The Like (AREA)
  • Inspection Of Paper Currency And Valuable Securities (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 真偽判別用シートがどこに配送されたかの確
認を可能とすること。 【解決手段】 各シート毎に固有となるように付与され
るとともに機械読み取りが可能とされた個別情報8と、
該個別情報とは相関がないとともに機械読み取りが可能
とされたNC情報7と、を備える真偽判別用シート6の
管理を行う真偽判別用シートの管理システムであって、
少なくとも真偽判別用シート6の個別情報8並びにNC
情報7と、該真偽判別用シート6が配送される真偽判別
用シート6の利用機関を特定可能な利用機関特定情報
と、を対応付けて登録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、銀行券、証券、旅
券冊子や各種保健証等の証明書等に使用され、偽造され
にくいものとすることが必要とされ、且つ偽造と本物と
の真贋を判別することのできる真偽判別用シートの管理
を行う真偽判別用シート管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の銀行券又は証券並びに旅券冊子や
各種保健証等の証明書等に用いられる真偽判別用シート
においては、偽造防止用の印刷が施されているが、基本
的には各シートの印刷内容は共通であり、異なるのは記
番号のみである。記番号は偽造などの問題があったとき
にその履歴を調査するために使用されていた。このため
偽造事件が発生すると、偽造券の記番号が報道され注意
を呼びかけられていた。これらの偽造をより困難とする
手法として、機能性材料を含むインキの皮膜をシートに
抄き込んだり、特殊な繊維をシートに抄き込んだり、あ
るいはスレッド、OVD(Optical Variable Device)な
どをシートに付与するなど、材料入手の困難性や製造体
制を整える困難性を利用して、より偽造を困難化する手
法がある。
【0003】また、このような材料の存在を機械的に確
認する方法、さらにそれらを機械読み取りを行って2ビ
ット以上の情報として活用する方法がある。特にインキ
の皮膜や繊維を抄き込んでいて、製造プロセスによるラ
ンダム性を活用した情報(以下、このような情報を偶発
的乱数情報という。)を有するシートまたはカードとい
った媒体に対し、偶発的乱数情報と相関のある情報を媒
体に付与し、その関係が正当なものと判断できたとき
に、その媒体を真正物と判断する手法が提案されている
(特開平7-32777号公報、特開平7-214955号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように銀行券や証
券並びに旅券冊子や各種保健証等の各種証明書等におい
て偽造防止用に印刷された内容は、基本的には、同―券
種、同種の証券においては同―であるため、―度偽造犯
がこのような技術を習得すると大量の偽造が可能となる
という問題があった。このような偽造を防ぐために、ス
レッドやOVDなどの入手不可能な高度な技術で製造す
ることにより偽造を防ぐという考え方はあるが、それを
採用するにあたって銀行券や証券等の仕様を変更しなけ
ればならず、偽造者側の偽造の対応に追いついていけな
いという問題があった。また、記番号は銀行券や証券等
を特定する唯―の手段であるが、偽造に対する貢献とし
ては、発生した偽造券を特定するという程度の利用であ
った。このため記番号の活用により偽造を防止すること
には限界があった。
【0005】また、偶発的乱数情報を基材に持たせるた
めに必要な材料の入手の困難性、あるいは製造体制を整
える上での困難性に基づき、ある程度の基材の偽造防止
効果は期待できる。しかし、偶発的乱数情報と、それと
相関のある情報とを基材に付与する手法では、相関のあ
る情報を付与するのに手間がかかったり、あるいは偶発
的乱数情報と付与された情報の相関関係が偽造者に知ら
れてしまい、偽造を許すことになりかねないという問題
があった。
【0006】このため、特に前記各種発行物に中で、例
えば健康保険証等の各種証書のように、予め偶発的乱数
情報と付与された情報とが印刷された真偽判別用シート
上に、特定の内容、例えば被保険者の住所や氏名や保険
証番号等の各内容を印刷して発行する場合には、これら
真偽判別用シートが本物であり、該本物の真偽判別用シ
ートが盗用されて内容印刷が実施されると、その真偽の
判定が困難となってしまうことから、これら真偽判別用
シートの管理が重要となり、仮に盗難された場合には、
その真偽判別用シートがどこで盗まれたものかを特定す
ることが重要となるが、これら真偽判別用シートがどこ
に配送されて使用されたかを、その真偽判別用シートの
真偽を判定する偶発的乱数情報と付与された情報の相関
関係とともに管理できるシステムは存在しなかった。
【0007】よって、本発明は上記した問題点に着目し
てなされたもので、真偽判別用シートの真偽を判定する
偶発的乱数情報と付与された情報の相関関係とともに真
偽判別用シートがどこに配送されたかの確認を可能とす
る真偽判別用シートの管理システムを提供することを目
的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記した問題を解決する
ために、本発明の真偽判別用シートの管理システムは、
各シート毎に固有となるように付与されるとともに機械
読み取りが可能とされた個別情報と、該個別情報とは相
関がないとともに機械読み取りが可能とされたNC情報
と、を備える真偽判別用シートの管理を行う真偽判別用
シートの管理システムであって、少なくとも真偽判別用
シートの個別情報並びにNC情報と、該真偽判別用シー
トが配送される真偽判別用シートの利用機関を特定可能
な利用機関特定情報と、が対応付けて登録されているこ
とを特徴としている。この特徴によれば、管理システム
には、真偽判別用シートの真偽を判定可能な個別情報並
びにNC情報とともに、該真偽判別用シートが配送され
る利用機関を特定可能な利用機関特定情報とが対応付け
て登録されているため、仮に真偽判別用シートが盗用さ
れても、そのシートがどこで盗難されたのかを容易に確
認できるようになるとともに、そのシートの真贋も迅速
に確認できる。
【0009】本発明の真偽判別用シートの管理システム
は、前記真偽判別用シートの利用機関に設置され、少な
くとも前記真偽判別用シートの個別情報並びにNC情報
とを読み取り可能な読み取り手段と、該読み取った個別
情報とNC情報並びに設置されている利用機関の前記利
用機関特定情報とを前記管理システムに送信可能な通信
手段と、を少なくとも備えた端末装置を有し、前記管理
システムは、該端末装置より送信される配送された真偽
判別用シートの個別情報とNC情報並びに前記利用機関
特定情報とを登録情報と照合し、配送された真偽判別用
シートの真偽、誤配並びに過不足の有無を判定すること
が好ましい。このようにすれば、配送時における盗難や
間違い等の発生を迅速かつ正確に把握することができ
る。
【0010】本発明の真偽判別用シートの管理システム
は、各利用機関毎における未使用の真偽判別用シートを
管理するとともに、各利用機関毎への真偽判別用シート
の補充配送を実施する残数設定を実施可能とされ、前記
残数が設定残数に達した際にその利用機関毎への配送指
示を出力することが好ましい。このようにすれば、前記
真偽判別用シートの残数が無くなることを極力回避でき
るばかりか、これら残数の把握において真偽判別用シー
トが盗難される可能性も大幅に低減できる。
【0011】本発明の真偽判別用シートの管理システム
は、前記端末装置は、真偽判別用シートを用いた発行物
を受け付け、該受け付けた少なくとも真偽判別用シート
の個別情報とNC情報とを読みとり、該読み取った各情
報を前記管理システムに送信し、管理システムは、該送
信された情報に含まれる個別情報とNC情報に基づき前
記端末装置にて受け付けた発行物の真偽判定を行うとと
もに、該真偽判定結果を前記端末装置に返信し、該真偽
判定結果を受信した前記端末装置は、該真偽判定結果を
出力することが好ましい。このようにすれば、前記端末
装置にて、新たに受け付けた発行物が真贋を簡便に確認
することができる。
【0012】本発明の真偽判別用シートの管理システム
は、前記端末装置は、受け付けた真偽判別用シートを用
いた発行物を回収するとともに、新たな真偽判別用シー
トを用いた発行物の発行手段を具備し、前記管理システ
ムは、回収された真偽判別用シートの少なくとも個別情
報を該回収した利用機関毎に登録管理するとともに、前
記発行手段にて新たに発行に供された真偽判別用シート
を未使用登録から削除更新することが好ましい。このよ
うにすれば、前記管理システムの記録情報が最新のもの
とすることができ、より正確に回収並びに未使用の真偽
判別用シートを管理できる。
【0013】本発明の真偽判別用シートの管理システム
は、新たに発行に使用する真偽判別用シートの指定を行
い、前記端末装置は、未使用の真偽判別用シートの中か
ら指定された真偽判別用シートを検索して新たな発行物
の発行に使用することが好ましい。このようにすれば、
どの真偽判別用シートが使用されるかが利用機関側では
不明となることから、配送された真偽判別用シートが使
用されるまでの期間において盗まれる可能性を大幅に低
減できる。
【0014】本発明の真偽判別用シートの管理システム
は、前記発行に使用された真偽判別用シートの少なくと
も個別情報と発行物の記録情報とが対応付けて登録さ
れ、前記端末装置にて新たに受け付けた発行物の記録情
報と該発行物に使用されている真偽判別用シートとの対
応が正規か否かを判定し、該判定結果を前記端末装置に
返信することが好ましい。このようにすれば、仮に盗難
された本物の真偽判別用シートが使用されていても、そ
の発行物の記録情報と真偽判別用シートとの対応関係か
ら、不正な発行物を判定できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。尚、本実施例では、真偽判別用シート
を発行物として保険証に利用した例を示すが、本発明は
これに限定されるものではない。また、個別情報と相関
がない情報はNon−Conrrelation情報
(略して、NC情報)と呼ぶこととする。
【0016】(実施例)まず図1は、本実施例の管理シ
ステムの構成を示す構成図であり、図2は、本実施例の
管理システムを構成する端末装置に使用されている保険
証処理装置を示す外観斜視図であり、図3は、本実施例
に用いた前記保険証処理装置の構成を示すブロック図で
あり、図4は、本実施例において用いた保険証を示す図
であり、図5は、本実施例に用いた保険証のNC情報で
ある紫外線照射による抄き込み模様を示す図であり、図
6は、本実施例の管理システムを構成する管理サーバに
登録されている病院別の保険証用紙管理データベースを
示す図であり、図7は、本実施例の管理システムを構成
する管理サーバに登録されている被保険者データベース
を示す図である。
【0017】まず、本実施例の真偽判別用シートである
保険証用紙の管理を行う保険証管理装置は、発行されて
いる保険証6と発行前に保険証用紙並びに回収された保
険証6とを管理する管理センターに設置された管理サー
バ1と、印刷所にて印刷された保険証用紙を市内の各病
院に配送する市役所に設置され、前記管理サーバ1に専
用線にて双方向のデータ通信可能に接続されたコンピュ
ータ端末2と保険証処理装置3とから成る端末装置と、
各病院a,b・・・に設置され、前記管理サーバ1に専
用線にて双方向のデータ通信可能に接続されたコンピュ
ータ端末4と保険証処理装置5とから成る端末装置と、
から主に構成されている。
【0018】本実施例で用いた管理サーバ1は、モニタ
等の表示装置や、キーボードやマウス等の入力装置や、
管理サーバ1が実施する真偽判定処理や配送指示処理や
保険証6の発行指示処理並びにデータの更新登録処理等
の各種処理等を行う中央演算処理装置(CPU)と、C
PUが各処理に使用されるシステムメモリと、前記各処
理を行うプログラムが使用するメモリとして使用される
RAMと、現在の時刻情報や任意の年月日の曜日等のカ
レンダー情報を出力可能なリアルタイムクロックと、デ
ータの送受信を行う通信インターフェイスと、前記制作
費用計算プログラムや電子メール配信プログラムや所属
者データベース等が記憶されているハードディスク等の
記憶装置とが接続された、比較的高速な処理を行うこと
の出来る通常のコンピュータとされており、前記記憶装
置には、これら前記各種の処理を行うための処理プログ
ラム並びに図6に示すような、各病院毎に対応付けて各
病院に配送された未使用の保険証用紙の固有情報として
の記番号並びにNCデータ(画像)のファイル名とが登
録されるとともに、回収保険証6の記番号が登録された
保険証用紙管理データベースや、図7に示すような、各
保険証6に記載される被保険者の情報とその保険証6の
保険証番号並びに保険証用紙の記番号と前記NCデータ
(画像)とともに該保険証を発行した利用機関IDとが
対応付けられて登録されている被保険者データベースが
記憶されていて、これらデータと各種プログラムとが協
調して、各種の処理等を実施するようになっている。
【0019】次いで、本実施例の端末装置は、前記市役
所に設置されるものと各病院に設置されるものの2種類
が存在し、これらはいずれも保険証6や保険証用紙を受
け付けて該用紙の記番号やNCデータを読み取るととも
に、新たな保険証6の発行が可能とされた保険証処理装
置3,5と、該保険証処理装置3,5に接続され、該保
険証処理装置3,5から出力された各読み取り情報等の
データを前記管理サーバ1に送信したり、該送信データ
に基づく真偽等の判定結果や新規に発行する保険証6に
使用する用紙の指定を受信してこれら送受信する各情報
の表示を行うとともに、前記保険証処理装置3,5のコ
ントロールを行うコンピュータ端末2,4とから構成さ
れており、本実施例の保険証処理装置3,5では、機器
構成は同一であるが、発送する保険証用紙の登録を効率
良く行うために、読み取った発送保険証用紙を内部に貯
留することなく排出できるように、制御内容が一部変更
されている。
【0020】この本実施例にて用いた前記保険証処理装
置3,5は、図2に示すように、外観的には小型のコピ
ー機或いはファッスクのような外観を有しており、その
上面には既に発行されている保険証6或いは新たに配送
された保険証用紙(保険証処理装置3では新たに配送す
る保険証用紙)が1枚ずつ自動投入される投入部31
と、該投入部31の下流部位置に設けられ、該投入され
た保険証6の記録情報並びに前記記番号とを読み取るC
CDモジュール等の読み取りユニット32と、各種の操
作キーが配置された操作パネル36と、を有している。
また、その内部には、前記投入部31より挿入された保
険証6を回収する回収部35並びに前記投入部31より
挿入された保険証用紙が貯留される貯留部34と、を有
し、前記回収部35を形成する回収トレーは、側方に引
き出すことで、回収された保険証6を取り出すことが可
能となっている。また、前記回収トレーの引き出し面と
は異なる側面には、新たな保険証用紙に前記回収された
保険証6と同様の記録情報が印刷されて排出される排紙
部33を有しており、前記貯留部34に貯留されている
保険証用紙は、予め定められたパスワードを前記操作パ
ネル36から入力するか、或いは前記コンピュータ端末
2,4より入力することで、前記排紙部33より排出さ
れるようになっていて、該貯留部34に貯留中の保険証
用紙は容易に取り出せないようになっている。
【0021】この保険証処理装置3,5の内部には、前
記読み取りユニット32の下流部位置に設けられ、投入
部31から投入された保険証6並びに保険証用紙のNC
データを、紫外線を照射して読み取る紫外線照射読み取
りユニット40や、前記投入部31から投入された保険
証6並びに保険証用紙を各部に搬送する搬送ユニット3
8や、前記貯留部34に貯留されている未使用の保険証
用紙に被保険者の情報や保険証番号等の記録情報を印刷
して前記排紙部33に排出するプリントユニット39
と、前記コンピュータ端末2,4に接続されて該コンピ
ュータ端末2,4とのデータ送受信を行う通信インター
フェイス(IF)と、前記各読み取りユニット32,4
0にて読み取られた画像データを一時記憶したり、前記
コンピュータ端末2,4と送受信するデータを一時記憶
するとともに、後述する制御マイコン(MPU)が処理
に使用するためのメモリ42と、これら各部に接続され
て各部の制御を行う制御マイコン(MPU)30と、が
設けられており、前記投入部31から既に発行されてい
る保険証6を投入することで、該保険証6の記録情報と
前記情報並びに前記NCデータとが読み取られて前記コ
ンピュータ端末2,4に出力されるようになっている。
【0022】また、前記市役所に設置された保険証処理
装置3は、印刷所で印刷された新たな保険証用紙を各病
院a,b…に配送する際に、これら各病院a,b…に配
送する保険証用紙を前記管理サーバ1に登録するため
に、登録機能が付与されており、該登録モードにて動作
する場合には、前記投入部31から投入された保険証用
紙は、その記番号並びにNCデータとが読み取られた
後、前記貯留部34に貯留されずに前記排紙部33より
印刷されることなく排出されるようになっている。
【0023】また、本実施例の保険証処理装置5の搬送
ユニットは、前記貯留部34→投入部31→読み取りユ
ニット32→紫外線照射読み取りユニット40→貯留部
34のように、貯留部34に貯留されている保険証用紙
を順次循環搬送しながら指定された記番号の保険証用紙
を見つけだして発行手段である前記プリントユニット3
9に給紙するようになっており、これら発行する保険証
用紙の指定が可能とされている。
【0024】この本実施例において使用した真偽判別用
シートを用いた発行物としての保険証6は、図4に示す
ように、通常の市町村が発行する保険証6とされ、該保
険証6の有効期限や保険証番号欄9の保険証番号や被保
険者(世帯主)の住所と氏名と、保険者である市町村の
名称や交付年月日等が印刷されたものとされているとと
もに、その下部位置には記番号8が目視確認可能に印刷
されているとともに、前記被保険者(世帯主)の住所と
氏名欄と隣接する位置には、NCデータ領域7が設けら
れている。
【0025】この保険証用紙全体には、紫外線励起蛍光
材料を含む繊維類が抄き込まれていて、図5に示すよう
に、用紙に紫外線を照射することにより抄き込まれてい
る紫外線励起蛍光材料を含む繊維類が発光してその模様
が浮かび上がるようになっており、これらNCデータ領
域7におけるこれらの模様は、各用紙に付与された前記
記番号とは相関性を有しないとともに、偶発的乱数情報
を構成するようになっており、これら紫外線励起蛍光材
料としては、BaSi2O5:Pb、SrB4O7:Eu、C
a3(PO4)2:Tlなどを適用することができる。
【0026】このように、紫外線励起蛍光材料を含む繊
維類を抄き込むことで、偶発的乱数情報を構成してNC
情報を得るようにすることは、製造者すら再現性をコン
トロール不可能な偶発的乱数情報を簡便に得ることが可
能となるばかりか、これら紫外線励起蛍光材料を繊維に
含ませることで、これら抄き込まれた繊維の脱落が少な
くNC情報の保持性に優れることから好ましいが、本発
明はこれに限定されるものではなく、これらのNC情報
を、紫外線励起蛍光材料を含む紙繊維付着インキ皮膜を
抄き込んだものとしても良い。
【0027】また、本実施例では、これらNC情報を目
視不能とするために、前述のように紫外線の照射により
発光する紫外線励起蛍光材料を用いているが、本発明は
これに限定されるものではなく、例えば前記紫外線励起
蛍光材料を含む繊維類に代えて磁性繊維を抄き込み、そ
の模様を磁気センサにて検出するようにして目視不可な
NC情報としても良い。
【0028】また、これらNC情報として、従来より使
用されている生成された乱数情報が記録された磁性セキ
ュリティスレッドやOVD(Optical Variable Device)
を使用するようにしても良い。
【0029】また、本実施例では、真偽判別用シート毎
に固有となるように付与される個別情報として記番号を
直接印刷し、この記番号を文字認識しているが、本発明
はこれに限定されるものではなく、これら記番号の機械
読み取りの精度向上と安定化のためにバーコード等の情
報記録シンボルを用いるようにしても良い。
【0030】以下、本実施例の管理システムによる保険
証6並びに保険証用紙の管理状況について、その運用に
即して説明する。
【0031】まず、印刷所にて記番号が付与、印刷され
た保険証用紙は、各保険者である市町村の市役所(町村
役場)に配送される。該市役所(町村役場)には、前述
のように端末装置であるコンピュータ端末2と保険証処
理装置3とが設置されていて、該市役所(町村役場)に
おいてのみ、新規の保険証6の発行が可能とされてお
り、前記コンピュータ端末2にて保険証6に印刷する保
険証番号を含む被保険者の各情報を入力することで、前
記保険証処理装置3の貯留部34に保管されている保険
証用紙に印刷がなされて新規の保険証6が発行される。
【0032】この発行の際、使用される保険証用紙の記
番号と前記NCデータ領域7の抄紙模様画像がNCデー
タとして読み取られ、これら読み取り情報とともに前記
入力された保険証番号を含む被保険者の各情報が前記管
理サーバ1に送信されて、図7に示す被保険者データベ
ースに登録される。
【0033】また、これら市役所(町村役場)に配送さ
れた保険証用紙の一部は、各利用機関である病院a,b
…毎に分配して配送される。この各病院a,b…への配
送の際、前記コンピュータ端末2に記憶されている配送
用紙の登録アプリケーションを起動するとともに、各病
院a,b…に配送される保険証用紙を前記保険証処理装
置3の投入部31に投入することで、配送される用紙の
記番号と前記NCデータ領域7の抄紙模様画像がNCデ
ータとして読み取られ、これら用紙が配送される配送先
の病院に対応付けて配送予定の保険証用紙として前記管
理サーバ1に登録され、前記排紙部33より排紙され
る。
【0034】これら市役所(町村役場)にて管理サーバ
1に登録された用紙は、各病院a,b…に配送され、各
病院a,b…に設置されている保険証処理装置5に投入
されて受け入れ処理が実施される。これら受け入れ処理
は、コンピュータ端末4にて受け入れ処理アプリケーシ
ョンを起動させた後、前記配送された保険証用紙を前記
保険証処理装置5に投入することで、該投入された保険
証用紙の記番号と前記NCデータ領域7の抄紙模様画像
がNCデータとして読み取られ、該病院の識別情報とし
ての利用機関IDとともに管理サーバ1に送られて、そ
の保険証用紙の記番号が前記配送予定の保険証用紙とし
て登録されているかとともに、該用紙が配送予定の保険
証用紙として登録されている場合には、その用紙のNC
データを管理サーバ1にその用紙の記番号に対応付けて
登録されているNCデータと照合することで真偽の判定
がなされ、その結果が前記コンピュータ端末4に並びに
保険証処理装置5に返信されるとともに、該照合がなさ
れた保険証用紙は、前記保険証用紙管理データベースに
未使用の保険証用紙として変更登録される。
【0035】前記の判定において、その用紙が前記配送
予定の保険証用紙として登録されている場合であって、
その真偽結果が「真」である場合においては、その用紙
は前記貯留部34に搬送、保管される。また、その用紙
が前記配送予定の保険証用紙として登録されていない保
険証用紙である場合、または前記真偽結果が「偽」であ
る場合においては、その用紙は前記排紙部33より排紙
されるとともに、「誤配」或いは偽造用紙である旨の表
示が前記コンピュータ端末4に表示される。
【0036】また、配送された全ての保険証用紙の投入
後において、前記配送予定の保険証用紙登録に未照合の
データが存在する場合には、不足用紙が存在する旨が前
記コンピュータ端末4に返信、表示される。
【0037】これら「誤配」或いは偽造用紙並びに不足
用紙の発生した場合には、その病院の利用機関IDとと
もに、発生した異常内容が管理サーバ1から前記市役所
に設置されている前記コンピュータ端末2に送信されて
表示されるようになっており、これら配送における盗難
や誤配の発生をいち早く確認できるようになっている。
【0038】次いで、前記市役所にて発行された保険証
6を、被保険者が病院aにて使用した場合の処理につい
て説明すると、保険証6の提示を受けた病院では、その
保険証6を前記保険証処理装置5の投入部31より投入
する。
【0039】該投入に基づき、保険証処理装置5は、該
保険証6の第一面に記載されている記番号を含む記録内
容と、前記NCデータ領域7の抄紙模様画像をNCデー
タとして読み取り、これら各データを前記コンピュータ
端末4に出力する。該読み取りデータを受けてコンピュ
ータ端末4は、前記記録内容の文字認識を実施して、保
険証番号や被保険者の氏名や住所並びに記番号をテキス
トデータに変換して、該変換したテキストデータとNC
データ(画像)とを、該コンピュータ端末4に付与され
た端末識別符号(本実施例では利用機関に設置されてい
る端末が1つのために利用機関IDと同一)とともに前
記管理サーバ1に送信する。
【0040】これらの各情報(データ)を受信した管理
サーバ1は、その受信データの各内容を、前記被保険者
データベースに登録されている各内容、主に、保険証番
号と保険証用紙の記番号並びにNCデータ(画像)とが
一致するかを照合し、その照合結果を前記コンピュータ
端末4に返信する。
【0041】この照合結果が「偽」である場合には、前
記管理サーバ1は、その保険証6が偽造された可能性が
高いとして、前記コンピュータ端末4に照合結果並びに
受け付けた保険証6の排出指示を返信するとともに、こ
れら偽造保険証の検出があったことを、その利用機関I
Dとともに市役所に設置されている前記コンピュータ端
末2に送信することで、これら偽造保険証の検出があっ
たことを管理者である市が迅速に把握できるようになっ
ている。
【0042】また、前記照合結果が「真」である場合に
は、前記管理サーバ1は、その利用機関IDに該当する
保険証用紙管理データベースに登録されている未使用の
保険証用紙の中から任意のものを選び出し、その記番号
を新たに発行する保険証6に使用する用紙として指定す
るとともに、前記投入された保険証6を回収部35に回
収する指示を返信する。
【0043】該返信に基づき保険証処理装置5は、受け
付けた保険証6を前記回収部35に回収するとともに、
前記貯留部34に保管している未使用の保険証用紙の中
から指示された保険証用紙を見いだし、そのNCデータ
を前記管理サーバ1に送信する。
【0044】前記NCデータの送信を受けた管理サーバ
1は、そのNCデータを照合して保管されていた保険証
用紙の真偽判定を行い、その結果を返信するとともに、
該判定結果が「偽」である場合には、その用紙への印刷
を中断する指示と、該用紙の排出指示とを送信するとと
もに、該状況の発生を前記市役所に設置されているコン
ピュータ端末2へ送信する。また、その判定結果が
「真」である場合には、前記保険証処理装置5にて受け
付けた保険証6と同一の内容をその用紙へ印刷して発行
する指示を送信するとともに、前記被保険者データベー
スの用紙の記番号とNCデータとが新たな用紙のものに
更新するとともに、該発行に指定した用紙のデータを前
記保険証用紙管理データベースから削除し、更に前記回
収した保険証6の記番号を回収カードに登録する。これ
ら回収カードのデータは、前記回収部35から取り出さ
れて市役所に回収された段階にて消去されるようになっ
ている。
【0045】尚、指定された保険証用紙が保管されてい
る保険証用紙の中に見出せない場合には、前記保険証処
理装置5は、指定された保険証用紙が存在しない旨の所
定データが前記管理サーバ1に送信され、これに基づき
管理サーバ1は、前記保険証用紙管理データベースに登
録されているその他の未使用保険証用紙の中から任意の
ものを選び出して、その記番号を再送するとともに、指
定した保険証用紙が存在しない状況の発生を、その利用
機関IDとともに前記市役所に設置されているコンピュ
ータ端末2へ送信するようになっている。
【0046】これら保険証用紙の使用により、前記貯留
部34に保管されている保険証用紙の残数が少なくな
り、その残数が前記保険証用紙管理データベースに登録
されている補充設定残枚数に達した場合には、管理サー
バ1は、前記市役所に設置されているコンピュータ端末
2に対して、その病院への保険証用紙の補充指示を送信
するようになっており、これら各利用機関である各病院
の補充設定残枚数は、前記コンピュータ端末2にて変
更、設定できるようになっている。
【0047】このように、本実施例では、被保険者が各
病院にて保険証6を使用する毎に、保険証6の用紙が新
たなものに変更されるようになるため、これら保険証6
の偽造等を非常に困難なものにでき、非常に高いセキュ
リティを保てるようになっているが、本発明はこれに限
定されるものではなく、例えば、これら保険証6の使用
毎に新たな用紙への変更を実施しないが、前記真偽判別
用シートを用いた保険証6を発行する場合において、前
記真偽判別用シートの印刷所に前記市役所に設置されて
いるコンピュータ端末2と保険証処理装置3とを設置
し、新規の保険証6を発行する保険者である各市町村の
市町村役場に前記各病院に設置されているコンピュータ
端末4と保険証処理装置5とを設置して、該市町村役場
にて発行に使用される真偽判別用シートである保険証用
紙を管理するようにしても良い。
【0048】以上、本発明を図面により説明してきた
が、本発明はこれら実施例に限られるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっ
ても本発明に含まれることは言うまでもない。
【0049】例えば、前記実施例では、発行物である保
険証6の各種情報を読み取る読み取り手段としての各読
み取りユニット32,40と、真偽判別用シートである
保険証用紙への印刷を行う発行手段としてのプリントユ
ニット39とを同一の保険証処理装置3,5内に設ける
ことで、これら読み取り手段と発行手段とが別体である
場合に、新たに発行に使用される用紙が抜き取られた
り、読み取り後に他の用紙と交換されたりする不正をよ
り困難にできることから好ましいが、本発明はこれに限
定されるものではない。
【0050】また、前記実施例においては、管理サーバ
1が新たに発行する保険証6に使用する用紙を指定する
ようにしており、このようにすれば、これら指定された
用紙の検出において、用紙の盗難等を検出できるように
なることから好ましいが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、これらの指定を前記コンピュータ端末4が
実施するようにしても良いし、更にはこれらの指示を実
施せずに、保険証処理装置が順次保管されている用紙を
使用するようにしても良い。
【0051】また、前記実施例においては、管理サーバ
1が保険証6の管理をも実施するようになっているが、
本発明はこれに限定されるものではなく、前記真偽判別
用シートである保険証用紙の管理を行うようにすれば良
い。
【0052】
【発明の効果】本発明は以下の効果を奏する。
【0053】(a)請求項1項の発明によれば、管理シ
ステムには、真偽判別用シートの真偽を判定可能な個別
情報並びにNC情報とともに、該真偽判別用シートが配
送される利用機関を特定可能な利用機関特定情報とが対
応付けて登録されているため、仮に真偽判別用シートが
盗用されても、そのシートがどこで盗難されたのかを容
易に確認できるようになるとともに、そのシートの真贋
も迅速に確認できる。
【0054】(b)請求項2項の発明によれば、配送時
における盗難や間違い等の発生を迅速かつ正確に把握す
ることができる。
【0055】(c)請求項3項の発明によれば、前記真
偽判別用シートの残数が無くなることを極力回避できる
ばかりか、これら残数の把握において真偽判別用シート
が盗難される可能性も大幅に低減できる。
【0056】(d)請求項4項の発明によれば、前記端
末装置にて、新たに受け付けた発行物が真贋を簡便に確
認することができる。
【0057】(e)請求項5項の発明によれば、前記管
理システムの記録情報が最新のものとすることができ、
より正確に回収並びに未使用の真偽判別用シートを管理
できる。
【0058】本発明の真偽判別用シートの管理システム
は、新たに発行に使用する真偽判別用シートの指定を行
い、前記端末装置は、未使用の真偽判別用シートの中か
ら指定された真偽判別用シートを検索して新たな発行物
の発行に使用することが好ましい。
【0059】(f)請求項6項の発明によれば、どの真
偽判別用シートが使用されるかが利用機関側では不明と
なることから、配送された真偽判別用シートが使用され
るまでの期間において盗まれる可能性を大幅に低減でき
る。
【0060】(g)請求項7項の発明によれば、仮に盗
難された本物の真偽判別用シートが使用されていても、
その発行物の記録情報と真偽判別用シートとの対応関係
から、不正な発行物を判定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の管理システムの構成を示す構
成図である。
【図2】本発明の実施例の管理システムを構成する端末
装置に使用されている保険証処理装置を示す外観斜視図
である。
【図3】本発明の実施例に用いた前記保険証処理装置の
構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施例において用いた保険証を示す図
である。
【図5】本発明の実施例に用いた保険証のNC情報であ
る紫外線照射による抄き込み模様を示す図である。
【図6】本発明の実施例の管理システムを構成する管理
サーバに登録されている病院別の保険証用紙管理データ
ベースを示す図である。
【図7】本発明の実施例の管理システムを構成する管理
サーバに登録されている被保険者データベースを示す図
である。
【符号の説明】
1 管理サーバ 2 コンピュータ端末(通信手段) 3 保険証処理装置 4 コンピュータ端末(通信手段) 5 保険証処理装置 6 保険証 7 NCデータ領域 8 記番号 9 保険証番号欄 30 制御マイコン 31 投入部 32 読み取りユニット 33 排紙部 34 貯留部 35 回収部 36 操作パネル 38 搬送ユニット 39 プリントユニット 40 紫外線照射読み取りユニット 41 制御マイコン(MPU) 42 メモリ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各シート毎に固有となるように付与され
    るとともに機械読み取りが可能とされた個別情報と、該
    個別情報とは相関がないとともに機械読み取りが可能と
    されたNC情報と、を備える真偽判別用シートの管理を
    行う真偽判別用シートの管理システムであって、少なく
    とも真偽判別用シートの個別情報並びにNC情報と、該
    真偽判別用シートが配送される真偽判別用シートの利用
    機関を特定可能な利用機関特定情報と、が対応付けて登
    録されていることを特徴とする真偽判別用シートの管理
    システム。
  2. 【請求項2】 前記真偽判別用シートの利用機関に設置
    され、少なくとも前記真偽判別用シートの個別情報並び
    にNC情報とを読み取り可能な読み取り手段と、該読み
    取った個別情報とNC情報並びに設置されている利用機
    関の前記利用機関特定情報とを前記管理システムに送信
    可能な通信手段と、を少なくとも備えた端末装置を有
    し、前記管理システムは、該端末装置より送信される配
    送された真偽判別用シートの個別情報とNC情報並びに
    前記利用機関特定情報とを登録情報と照合し、配送され
    た真偽判別用シートの真偽、誤配並びに過不足の有無を
    判定する請求項1に記載の真偽判別用シートの管理シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記管理システムは、各利用機関毎にお
    ける未使用の真偽判別用シートを管理するとともに、各
    利用機関毎への真偽判別用シートの補充配送を実施する
    残数設定を実施可能とされ、前記残数が設定残数に達し
    た際にその利用機関毎への配送指示を出力する請求項1
    または2に記載の真偽判別用シートの管理システム。
  4. 【請求項4】 前記端末装置は、真偽判別用シートを用
    いた発行物を受け付け、該受け付けた少なくとも真偽判
    別用シートの個別情報とNC情報とを読みとり、該読み
    取った各情報を前記管理システムに送信し、管理システ
    ムは、該送信された情報に含まれる個別情報とNC情報
    に基づき前記端末装置にて受け付けた発行物の真偽判定
    を行うとともに、該真偽判定結果を前記端末装置に返信
    し、該真偽判定結果を受信した前記端末装置は、該真偽
    判定結果を出力する請求項2または3に記載の真偽判別
    用シートの管理システム。
  5. 【請求項5】 前記端末装置は、受け付けた真偽判別用
    シートを用いた発行物を回収するとともに、新たな真偽
    判別用シートを用いた発行物の発行手段を具備し、前記
    管理システムは、回収された真偽判別用シートの少なく
    とも個別情報を該回収した利用機関毎に登録管理すると
    ともに、前記発行手段にて新たに発行に供された真偽判
    別用シートを未使用登録から削除更新する請求項5に記
    載の真偽判別用シートの管理システム。
  6. 【請求項6】 前記管理システムは、新たに発行に使用
    する真偽判別用シートの指定を行い、前記端末装置は、
    未使用の真偽判別用シートの中から指定された真偽判別
    用シートを検索して新たな発行物の発行に使用する請求
    項5に記載の真偽判別用シートの管理システム。
  7. 【請求項7】 前記管理システムには、前記発行に使用
    された真偽判別用シートの少なくとも個別情報と発行物
    の記録情報とが対応付けて登録され、前記端末装置にて
    新たに受け付けた発行物の記録情報と該発行物に使用さ
    れている真偽判別用シートとの対応が正規か否かを判定
    し、該判定結果を前記端末装置に返信する請求項6に記
    載の真偽判別用シートの管理システム。
JP2001160672A 2001-05-29 2001-05-29 真偽判別用シートの管理システム Pending JP2002347375A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001160672A JP2002347375A (ja) 2001-05-29 2001-05-29 真偽判別用シートの管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001160672A JP2002347375A (ja) 2001-05-29 2001-05-29 真偽判別用シートの管理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002347375A true JP2002347375A (ja) 2002-12-04

Family

ID=19004047

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001160672A Pending JP2002347375A (ja) 2001-05-29 2001-05-29 真偽判別用シートの管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002347375A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010182249A (ja) * 2009-02-09 2010-08-19 Kalbas Japan Ltd ラベルシートの真贋判定システム、基準画像取得装置、真贋判定装置及びそれらに用いるラベルシート

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010182249A (ja) * 2009-02-09 2010-08-19 Kalbas Japan Ltd ラベルシートの真贋判定システム、基準画像取得装置、真贋判定装置及びそれらに用いるラベルシート

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2361279C2 (ru) Способ подтверждения источника получения банкнот
US8566598B2 (en) Method for article authentication using an article's authentication code and a second code provided by the party requesting authentication
JP4528067B2 (ja) 紙幣取扱装置、紙幣管理システム、紙幣管理方法、および紙葉類取扱装置
US20060157559A1 (en) Systems and methods for document verification
US20020095383A1 (en) Method and apparatus for secure sale of electronic tickets
US20030035539A1 (en) System and method for distributing secure documents
US6929413B2 (en) Printer driver log security verification for identification cards
US20020030361A1 (en) Security system
CN1998025A (zh) 可重复出示项的鉴别
WO2004044678A2 (en) Vignette inspection system
JP2014178948A (ja) 有価媒体処理装置、有価媒体処理システム及び有価媒体処理方法
US20030098995A1 (en) Media dispensing
RU2004117162A (ru) Система и споосб для отслеживания денежных знаков посредством автоматизированной банковский машины
JP2002347375A (ja) 真偽判別用シートの管理システム
JP2013246771A (ja) 紙葉類取扱装置、紙葉類取扱方法、紙葉類取扱装置を含む自動取引システム
JP2019061293A (ja) 紙幣処理装置、紙幣取扱い方法
JPH11306308A (ja) 非接触式ic付き通帳
JP2008140262A (ja) 紙葉類取引システム
JP3995574B2 (ja) 証券の真偽鑑別システム
JP2003276370A (ja) 証明書用シート及び該シートを用いた証明書印刷装置、証明書発行方法、証明書照合装置、証明書照合方法、証明書発行システム並びに証明書照合システム。
JP5985321B2 (ja) 紙葉類処理機、紙葉類処理システムおよび処理方法
JP4538617B2 (ja) 真偽判別用シートと真偽判別方法及び真偽判別装置並びに真偽判別システム
JP2004227379A (ja) 証券管理システム
JP2006202037A (ja) 証券発行システム
JPH10320517A (ja) 肉眼不可視マークによる同一性認証方法及び同一性認証装置