JP2002347070A - 電動式射出成形機 - Google Patents
電動式射出成形機Info
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Abstract
を容易に行うことができる。さらに、電動モータを複数
台使用する場合にも、ベルト等の介在部品が必要なく機
械的な同調を行うことができる。 【解決手段】 電動式射出成形機の減速機1の入力軸2
の両端に、電動モータ8のモータ軸3aを取付け可能と
した。
Description
により、減速機を介して減速伝動してスクリュの可塑化
回転等の駆動動作を行う電動式射出成形機に関するもの
である。ここで、射出成形機は、プラスチック樹脂の
他、金属射出成形機、デイスク(CD、DVD)等製造
用の電動式射出成形機を含む。
すように、可塑化スクリュ回転駆動用の電動モータ(サ
ーボモータ)8の回転により、減速機1を介して出力軸
7に連結された可塑化回転用スクリュ(図示せず)を回
転駆動する。減速機1は、図に示すように、歯数の異な
る第1の歯車9、第2の歯車10、第3の歯車11、第
4の歯車12の4個の歯車の歯を係合させてなる。
用の場合、図4に示すように、複数台使用の場合があ
る。
場合には、減速機1の入力軸の片側に直接モータ軸3a
を挿入するように装着されている。
は第1の歯車9、第2の歯車10、第3の歯車11、第
4の歯車12を介して減速伝動されて出力軸7に伝達さ
れる。出力軸7は、図示しない可塑化スクリュに連結さ
れており、可塑化スクリュを回転させて、図示しないシ
リンダ内の溶融樹脂の可塑化を行う。
2台使用する場合には、電動モータ8の各々のモータ軸
3bにプーリ4を装着し、1又は複数本のベルト5を介
して減速機1の入力軸2に装着されたプーリ6に連結さ
れるようになっていた。なお、2台の電動モータ8の容
量は異なっていても良い。
はモータ軸3bに装着されたプーリ4、ベルト5及びプ
ーリ6を介して減速機1の入力軸2に伝達され、さら
に、第1の歯車9、第2の歯車10、第3の歯車11及
び第4の歯車12を介して減速伝動されて出力軸7に伝
達される。出力軸7は、図示しない可塑化スクリュに連
結されており、可塑化スクリュを回転させて、図示しな
いシリンダ内の溶融樹脂の可塑化を行う。
合には、同様に、減速機1の入力軸の片側に、ベルト、
プーリ等の使用により、電動モータ8の入力軸を装着す
るようにする。
電動射出駆動装置では、近年の装置の大型化に伴い、大
きな駆動力が必要になるが、1台の電動モータで駆動す
る場合には、標準的な小型容量の電動モータではなく、
大容量モータを使用しなければならず、コスト的にも割
高になるという問題点がある。また、装置仕様を変更す
るために大容量モータを使用する場合、減速機側の入力
軸形状が標準のモータ軸に合わせて決まっているため
に、現実的にはモータ容量の変更を行うことは困難であ
るという問題点がある。
は、ベルトを介して2台のモータ回転を同調させるよう
にしているため、ベルトのテンションを調整しなければ
ならず、ベルトに破損が生じることがあり、その都度、
ベルトの状況のメンテナンスが必要となり、装置寿命も
短いという問題点がある。
のものである。すなわち、電動モータを1台使用又は複
数台使用の変更を容易に行うことができ、さらに、電動
モータを複数台使用する場合にも、ベルト、プーリ等の
介在部品が必要なく機械的な同調を行うことができる電
動式射出成形機を提供することを目的とする。
ために、本発明のうちで請求項1記載の発明は、電動式
射出成形機の減速機(1)の入力軸(2)の両端に、電
動モータ(8)のモータ軸(3a)を取付け可能とした
ことを特徴とする。
記減速機(1)の入力軸(2)の両端に、前記電動モー
タ(8)のモータ軸(3a)が挿入可能な穴を開口形成
するようにしたことを特徴とする。
記電動モータ(8)が、可塑化スクリュの回転駆動を行
う可塑化回転用の駆動モータであることを特徴とする。
記減速機(1)が、電動モータ(8)の回転を入力する
ための入力軸(2)を有する入力用の歯車(9)と、入
力用の歯車(9)と係合して回転を減速伝動するための
歯車(10、11、12)とを有してなり、前記入力用
の歯車(9)を複数備え、前記複数の入力用の歯車
(9)の入力軸(2)の各々の両端に電動モータ(8)
のモータ軸(3a)を取付け可能としたことを特徴とす
る。なお、上記かっこ内の符号は、後述する実施の形態
の対応する部材を示す。
発明の第1の実施の形態を図により説明する。図1
(a)は、第1の実施の形態を示し、入力軸1本の場合
の電動式射出成形機の減速機部分を正面から見た構成
図、(b)は、側面から見た構成図である。
動モータ(サーボモータ)8の回転により、減速機1の
入力軸2、複数の歯車9、10、11、12を介して、
減速伝達して出力軸7に連結された可塑化スクリュを回
転駆動する場合であり、特に、電動モータ8を2台使用
する場合を説明する。
る第1の歯車9、第2の歯車10、第3の歯車11、第
4の歯車12の4個の歯車の歯を係合させてなる。本実
施の形態は、3段減速の場合を示すが、回転トルク増大
のため3段以上(4、5段・・・)の場合も、適用可能
である。
タ軸3aを挿入可能な構成としており、電動モータ8を
1台使用する場合には、減速機1の入力軸2の一端のみ
にモータ軸3aを挿入して電動モータ8を取り付け、電
動モータ2台使用の場合には、入力軸2aの両端に直接
モータ軸3aを各々挿入して取り付ける。具体的には、
減速機1の入力軸2の両端には、標準の電動モータ8の
モータ軸3aの軸形状に合わせて、モータ軸3aが挿入
可能な穴が開口形成されている。
は第1の歯車9、第2の歯車10、第3の歯車11、第
4の歯車12を介して減速伝動されて出力軸7に伝達さ
れる。出力軸7は、図示しない可塑化スクリュを回転さ
せて、図示しないシリンダ内の溶融樹脂の可塑化を行
う。
の実施の形態を示し、入力軸が2本の場合の電動式射出
成形機の減速機部分を正面から見た構成図、(b)は、
側面から見た構成図である。
歯車9を2個とし、入力用歯車9の2本の入力軸2の各
々の両端に電動モータ8のモータ軸3aを取付け可能と
たものである。なお、4台の電動モータ8の出力容量は
それぞれ異なっていても良い。
2個の第1の歯車9の入力軸2から各々入力されて、第
2の歯車10、第3の歯車11、第4の歯車12を介し
て減速伝動されて出力軸7に伝達される。出力軸7は、
図示しない可塑化スクリュに連結されており、可塑化ス
クリュを回転させて、図示しないシリンダ内の溶融樹脂
の可塑化を行う。
リュ用の電動モータ(サーボモータ)8及び減速機1の
機構について説明したが、これに限定されるものではな
く、射出成形機の他の機構、例えば、射出移動用、型締
め用、エジェクタ用等の電動モータを使用する機構にも
適用可能である。
軸に電動モータ8のモータ軸3aを挿入するような形態
について説明しているが、これに限定されるものではな
く、例えば、減速機1の入力軸2が突出しているように
設計して、電動モータの軸とを連結手段により連結させ
るようにしても良く、すなわち、カップリング及びフラ
ンジ機構により連結させるようにすることも勿論可能で
ある。
金属、デイスク(CD、DVD)等製造用の全ての電動
式射出成形機を含み、電動モータとしてサーボモータを
使用し、回転に対して出力容量の制御が必要な装置全般
にも適用することが可能である。
項1記載の発明は、電動式射出成形機の減速機の入力軸
の両端に、電動モータの出力軸を取付け可能とした構成
としたことにより、必要な出力容量に合わせて使用する
電動モータの個数の変更を容易に行うことができる。さ
らに、電動モータを複数台使用する場合にも、従来のよ
うに、プーリ、ベルト等の介在部品を必要とせずに、機
械的な同調を行うことができるため、ベルトテンション
の調整が不要となり、ベルトの破損が生じることもな
く、ベルトのメンテナンスが不要となり、装置寿命も長
期化できるという効果が得られる。また、小型の標準モ
ータの使用が可能となるため、装置コストも安価とな
る。
軸の両端に、前記電動モータの出力軸が挿入可能な穴を
開口形成するようにした構成により、簡易な構成で上記
の効果を得ることができる。
は、可塑化スクリュの回転駆動を行う可塑化回転用駆動
モータとしており、特に、使用する材料(樹脂)の種類
によって必要出力が大幅に変わる可塑化回転駆動を最適
に行うことができる。
用歯車を複数とし、前記入力用歯車の入力軸の各々の両
端に電動モータの出力軸を取付け可能としたことによ
り、電動モータの個数を入力軸の2倍まで取り付けられ
ることから、必要出力に応じて標準仕様の電動モータの
個数を適宜選択することができ、幅広い出力範囲に対応
することができる。
本の場合の射出成形機の減速機部分を正面から見た構成
図、(b)は、側面から見た構成図である。
本の場合の射出成形機の減速機部分を正面から見た構成
図、(b)は、側面から見た構成図である。
機の減速機部分を正面から見た構成図、(b)は、側面
から見た構成図である。
機の減速機部分を正面から見た構成図、(b)は、側面
から見た構成図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 電動式射出成形機の減速機(1)の入力
軸(2)の両端に、電動モータ(8)のモータ軸(3
a)を取付け可能としたことを特徴とする電動式射出成
形機。 - 【請求項2】 前記減速機(1)の入力軸(2)の両端
に、前記電動モータ(8)のモータ軸(3a)が挿入可
能な穴を開口形成するようにしたことを特徴とする請求
項1記載の電動式射出成形機。 - 【請求項3】 前記電動モータ(8)は、可塑化スクリ
ュの回転駆動を行う可塑化回転用の駆動モータであるこ
とを特徴とする請求項1又は2記載の電動式射出成形
機。 - 【請求項4】 前記減速機(1)は、電動モータ(8)
の回転を入力するための入力軸(2)を有する入力用の
歯車(9)と、入力用の歯車(9)と係合して回転を減
速伝動するための歯車(10、11、12)とを有して
なり、前記入力用の歯車(9)を複数備え、前記複数の
入力用の歯車(9)の入力軸(2)の各々の両端に電動
モータ(8)のモータ軸(3a)を取付け可能としたこ
とを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の電動式射
出成形機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001153550A JP2002347070A (ja) | 2001-05-23 | 2001-05-23 | 電動式射出成形機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001153550A JP2002347070A (ja) | 2001-05-23 | 2001-05-23 | 電動式射出成形機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002347070A true JP2002347070A (ja) | 2002-12-04 |
Family
ID=18998051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001153550A Pending JP2002347070A (ja) | 2001-05-23 | 2001-05-23 | 電動式射出成形機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002347070A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004351539A (ja) * | 2003-05-28 | 2004-12-16 | Japan Cbm Corp | シートカッタ |
-
2001
- 2001-05-23 JP JP2001153550A patent/JP2002347070A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004351539A (ja) * | 2003-05-28 | 2004-12-16 | Japan Cbm Corp | シートカッタ |
JP4560279B2 (ja) * | 2003-05-28 | 2010-10-13 | シチズンホールディングス株式会社 | シートカッタ |
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