JP2002346963A - 端末入力ペン機能付き真空ピンセット、電気光学装置の製造方法、電気光学装置および電子機器 - Google Patents

端末入力ペン機能付き真空ピンセット、電気光学装置の製造方法、電気光学装置および電子機器

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JP2002346963A
JP2002346963A JP2001160924A JP2001160924A JP2002346963A JP 2002346963 A JP2002346963 A JP 2002346963A JP 2001160924 A JP2001160924 A JP 2001160924A JP 2001160924 A JP2001160924 A JP 2001160924A JP 2002346963 A JP2002346963 A JP 2002346963A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パネル状ワークの取り扱いと端末へのタッチ
入力を効率よく行うことのできる端末入力ペン機能付き
真空ピンセット、該端末入力ペン機能付き真空ピンセッ
トの使用方法、パネル状ワークの検査方法、電気光学装
置の製造方法、電気光学装置、および電子機器を提供す
ること。 【解決手段】 端末入力ペン機能付き真空ピンセット1
00は、把持可能に延びたピンセット本体部110と、
このピンセット本体部110からピンセット本体部11
0の軸線方向に延びた先端部で画面入力するためのタッ
チペン部120と、ピンセット本体部110から側方に
分岐した先端部で液晶パネル1′を真空吸着するための
ワーク吸着部130と、このワーク吸着部130内およ
びピンセット本体部110内を通る真空吸引経路とを有
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パネル状ワークを
取り扱うのに適した端末入力ペン機能付き真空ピンセッ
ト、該端末入力ペン機能付き真空ピンセットの使用方
法、当該端末入力ペン機能付き真空ピンセットを用いた
パネル状ワークの検査方法、該検査方法を用いた電気光
学装置の製造方法、該製造方法で製造した電気光学装
置、および該電気光学装置を用いた電子機器に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話機、携帯型コンピュー
タ、ビデオカメラ等といった電子機器では、表示部とし
て液晶装置などといった電気光学装置が広く用いられて
おり、この液晶装置では、一対の基板の間に電気光学物
質としての液晶が保持された液晶パネルが用いられてい
る。
【0003】この液晶パネルを製造するには、いくつの
検査工程が行われるが、このような検査工程を行う際、
液晶パネルは、真空ピンセットで吸着、保持されて取り
扱われる。また、検査工程において、各液晶パネルの検
査結果は、その都度パソコンなどの端末に入力され、品
質管理に用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような液晶パネル
の検査工程では、近年、画面への接触によって検査結果
のデータ入力可能な端末が導入されつつあるが、このよ
うな端末を採用した場合、液晶パネルを真空ピンセット
で取り扱った後、検査結果を入力する際、真空ピンセッ
トを端末入力用のタッチペンに持ち代える必要があって
不便であるという問題点がある。
【0005】以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、
パネル状ワークの取り扱いと端末へのタッチ入力を効率
よく行うことのできる端末入力ペン機能付き真空ピンセ
ット、該端末入力ペン機能付き真空ピンセットの使用方
法、当該端末入力ペン機能付き真空ピンセットを用いた
パネル状ワークの検査方法、該検査方法を用いた電気光
学装置の製造方法、該製造方法で製造した電気光学装
置、および該電気光学装置を用いた電子機器を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明では、パネル状ワークを扱う真空ピンセット
を以下のように端末入力ペン機能付き真空ピンセットと
して構成したことを特徴とする。すなわち、本発明に係
る端末入力ペン機能付き真空ピンセットは、把持可能に
延びたピンセット本体部と、該ピンセット本体部から当
該ピンセット本体部の軸線方向に延びた先端部で画面入
力するためのタッチペン部と、前記ピンセット本体部か
ら側方に分岐した先端部でパネル状ワークを真空吸着す
るためのワーク吸着部と、前記ワーク吸着部内および前
記ピンセット本体部内を通る真空吸引経路と、前記ピン
セット本体部に形成され、前記ワーク吸着部で真空吸引
する状態および該真空吸引を停止した状態の切り換え操
作を行うための操作部とを有することを特徴とする。
【0007】本発明の端末入力ペン機能付き真空ピンセ
ットは、前記ワーク吸着部でパネル状ワークを吸着保持
して該パネル状ワークを扱う第1操作、および前記ワー
ク吸着部からパネル状ワークを外した状態で前記タッチ
ペン部で画面に入力する第2操作のいずれをも、前記ピ
ンセット本体部を把持した状態のまま行うことができ
る。それ故、本発明によれば、従来と違って、真空ピン
セットを端末入力用のタッチペンに持ち代えるという手
間のかかる操作が不要であるため、パネル状ワークの取
り扱いと、画面入力とを効率よく行うことができる。ま
た、本発明に係る端末入力ペン機能付き真空ピンセット
では、ピンセット本体部を把持した状態において、ピン
セット本体部の延長線上にタッチペン部が構成されてい
るので、画面入力しやすい。
【0008】また、本発明に係る端末入力ペン機能付き
真空ピンセットを使用すれば、パネル状ワークの検査方
法であって、該パネル状ワークの検査時に前記ワーク吸
着部でパネル状ワークを吸着保持して該パネル状ワーク
を搬送する第1操作、および前記ワーク吸着部からパネ
ル状ワークを外した状態で該パネル状ワークの検査結果
を前記タッチペン部で画面に入力する第2操作のいずれ
をも、前記ピンセット本体部を把持した状態のまま行う
ことができる。それ故、本発明によれば、従来と違っ
て、真空ピンセットを端末入力用のタッチペンに持ち代
えるという手間のかかる操作が不要であるため、検査工
程を効率よく行うことができる。また、本発明に係る端
末入力ペン機能付き真空ピンセットでは、ピンセット本
体部を把持した状態において、ピンセット本体部の延長
線上にタッチペン部が構成されているので、画面入力し
やすい。
【0009】本発明において、前記ワーク吸着部は、前
記ピンセット本体部から分岐して斜め前方に延びた管部
と、該管部の先端部で当該管部の軸線方向に対して垂直
な吸着面を形成する吸着パッドとを備えていることが好
ましい。特に、前記管部は、前記ピンセット本体部の軸
線方向に対して約50〜約70度の角度をなす方向に延
びていることが好ましい。本発明に係る端末入力ペン機
能付き真空ピンセットでは、ピンセット本体部を把持し
た状態において、ワーク吸着部が斜め前方に延びている
ので、手を無理に捻らなくてもパネル状ワークを保持で
きる。特に、前記管部が前記ピンセット本体部の軸線方
向に対して約60度の角度をなす方向に延びている場合
には、ピンセット本体部をペンのように手で持ったと
き、ワーク吸着部がちょうど真下に向くので、パネル状
ワークを吸着、保持しやすい。
【0010】本発明において、前記吸着パッドは、前記
管部の先端部にたねじによって固定され、前記ねじの軸
線方向に貫通穴が形成され、この貫通穴が前記真空吸引
経路につながっていることが好ましい。このように構成
すると、前記吸着パッドを前記管部の先端部にねじによ
って固定するだけで、吸引パッドの吸着面では、ねじに
形成されている穴が開口することになる。
【0011】本発明において、前記ワーク吸着部は、前
記ピンセット本体部に対して着脱可能に構成されている
ことが好ましい。このように構成すると、吸着すべきパ
ネル状ワークの大きさに応じて前記ワーク吸着部を交換
することができる。
【0012】本発明において、前記タッチペン部は、前
記ピンセット本体部に対して着脱可能に構成されている
ことが好ましい。このように構成すると、入力画面の種
類によって前記タッチペン部を交換することができる。
【0013】本発明において、前記パネル状ワークは、
電気光学物質を保持する電気光学パネル用の基板、ある
いは所定の間隙を介して貼り合わされた一対の基板の間
に電気光学物質が保持された電気光学パネルなどであ
る。
【0014】本発明に係る端末入力ペン機能付き真空ピ
ンセットを用いて電気光学パネルの検査工程を行った場
合には、検査工程を効率よく行うことができる。
【0015】このような電気光学装置は、携帯電話機、
携帯型コンピュータ、ビデオカメラ等といった電子機器
の表示部として用いられる。
【0016】
【発明の実施の形態】図面を参照して、本発明の実施の
形態を説明する。なお、以下に実施形態を説明するにあ
たっては、各種の電気光学装置のうち、能動素子として
TFD素子を用いたアクティブマトリクス方式の液晶装
置に用いた液晶パネルをパネル状ワークとして扱う場合
を例に説明する。
【0017】[液晶パネルの構成]図1は、液晶パネル
を用いた電気光学装置の電気的構成を模式的に示すブロ
ック図である。図2は、図1に示す電気光学装置および
液晶パネルの構造を示す分解斜視図である。
【0018】図1に示すように、本形態の電気光学装置
1には電気光学パネルとして液晶パネル1′が用いら
れ、この液晶パネル1′では、複数の配線としての走査
線51が行方向(X方向)に形成され、複数のデータ線
52が列方向(Y方向)に形成されている。各走査線5
1は走査線駆動回路57によって駆動され、各データ線
52はデータ線駆動回路58によって駆動される。
【0019】このような構成のアクティブマトリクス方
式の液晶パネル1′は、図2に示すように、液晶6を保
持する透明な一対の基板のうち、素子基板20では、複
数本の走査線51が延びており、各走査線51には、T
FD素子56を介して、画素電極66が電気的に接続し
ている。これに対して、対向基板10には、素子基板2
0の走査線51と交差する方向に延びた複数列の帯状の
データ線52が形成され、これらのデータ線52と画素
電極66が重なり合う位置に画素53(図1)が形成さ
れ、これらのデータ線52と対向基板10との間には、
赤(R)、緑(G)、青(B)のカラーフィルタ層2
R、2G、2Bが形成されている。
【0020】従って、素子基板20に形成されている走
査線51の各々に走査信号を供給する一方、対向基板1
0に形成されているデータ線52にデータ信号を供給す
ると、画素電極66とデータ線52とが対向する部分に
おいて、そこに保持されている液晶6を駆動することが
できる。それ故、液晶パネル1′を用いた電気光学装置
1において、バックライト装置3から出射された光は、
液晶パネル1′の素子基板20および画素電極66を透
過して液晶6の層に入射した後、この液晶6によって画
素毎に光変調され、この変調された光は、矢印Lで示す
ように、データ線52および対向基板10を透過して出
射される。この際、光は、カラーフィルタ層2R、2
G、2Bによって着色されるので、カラー表示を行うこ
とができる。
【0021】ここで、液晶6として通常のTNモードの
液晶を用いた場合、この種の液晶6は、光の偏光方向を
変えることにより光変調を行うので、対向基板10およ
び素子基板20の各外側表面には偏光板8、9が重ねて
配置される。
【0022】なお、ここに示す例では、素子基板20に
走査線51を形成し、対向基板10にデータ線52を形
成したが、素子基板20にデータ線を形成し、対向基板
10に走査線を形成してもよい。
【0023】[液晶パネル1′の製造工程・検査工程]
図3は、液晶パネルの検査工程を示す説明図である。
【0024】本形態の液晶パネル1′を製造する場合に
は、図2を参照して説明した各構成要素を各々形成した
素子基板20と対向基板10とを所定の間隙を介して貼
り合わせた後、その基板間に液晶を注入、封止するなど
の工程を行い、このように構成された液晶パネル1′
は、図3に示すラック300に複数枚が収納されて検査
工程に回送される。
【0025】図3に示すように、ラック300は、3本
のフレーム310、320、330の両側が側板34
0、350に連結された構造になっている。フレーム3
10、320、330の各々には、液晶パネル1′の厚
さ寸法に対応する大きさの溝311、321、331が
複数、所定の間隔をあけて形成されており、これらの溝
311、321、331に嵌るように液晶パネル1′を
装着すれば、複数枚の液晶パネル1′を立てた姿勢でラ
ック300上に搭載することができる。
【0026】従って、各液晶パネル1′を検査するとき
には、ラック300から液晶パネル1′を1枚ずつ取り
出した後、液晶パネル1′を検査装置400にセット
し、この状態で液晶パネル1′を検査した後、良品と判
定された液晶パネル1′については良品トレイ500に
収納していく。また、液晶パネル1′の検査結果につい
ては、その製造番号、良否、不具合の理由などを端末2
00の画面210に対してタッチ入力する。
【0027】[端末入力ペン機能付き真空ピンセットの
構成・使用方法]このような検査工程を行うにあたっ
て、本形態では、図4(A)、(B)に示す端末入力ペ
ン機能付き真空ピンセット100を用いる。
【0028】図4(A)、(B)はそれぞれ、本発明を
適用した端末入力ペン機能付き真空ピンセットの構成を
示す平面図、およびその構成を示す側面図である。図5
(A)、(B)はそれぞれ、本発明を適用した端末入力
ペン機能付き真空ピンセットを用いて液晶パネルを取り
扱う第1操作の様子を示す説明図、および画面入力する
第2操作の様子を示す説明図である。
【0029】図4において、本形態の端末入力ペン機能
付き真空ピンセット100は、把持可能に延びたピンセ
ット本体部110と、このピンセット本体部110から
ピンセット本体部110の軸線方向L1に延びた先端部
で画面入力するためのタッチペン部120と、ピンセッ
ト本体部110から側方に分岐した先端部で液晶パネル
1′を真空吸着するためのワーク吸着部130と、この
ワーク吸着部130内およびピンセット本体部110内
を通る真空吸引経路140とを有している。また、ピン
セット本体部110には、ワーク吸着部130で真空吸
引する状態およびこの真空吸引を停止した状態の切り換
え操作を行うための操作部150が構成されている。
【0030】ピンセット本体部110は、円形パイプを
所定の長さ寸法に切断したものに斜め方向から雌ねじ部
分111を設けたもので、この雌ねじ部分111は、真
空吸引経路140のうち、ピンセット本体部110内を
軸線方向L1に延びる部分にまで届いている。
【0031】ワーク吸着部130は、ピンセット本体部
110から分岐して斜め前方に延びた管部131と、こ
の管部131の先端部で管部131の軸線方向L2に対
して垂直な吸着面134を形成するゴム製の吸着パッド
135とを備えており、管部131の一方端に形成され
ている雄ねじ部分132を雌ねじ部分111にねじ止め
するだけで、管部131は、ピンセット本体部110の
軸線方向L1に対して角度Aをなす方向に延びた状態に
ピンセット本体部110に取り付けられる。
【0032】また、管部131の他方端に形成されてい
る細径部133に対して、吸着パッド135の円筒部1
37を嵌めるだけで、吸着パッド135を管部131に
取り付けることができ、この状態で吸着パッド135の
吸着面134は、管部131の軸線方向L2に対して垂
直となる。
【0033】ここで、角度Aを60度にすると、手の大
きさが普通である使用者は、吸着面134を管部131
の軸線方向L2に対してほぼ垂直にして端末入力ペン機
能付き真空ピンセット100を使用することができる。
また、角度Aは60度に限られるものではなく、使用者
の手の大きさや端末入力ペン機能付き真空ピンセット1
00を持つ癖に合わせて適宜設定することができる。こ
の場合、角度Aを50〜70度の範囲内で設定すること
により、ほとんどの使用者が使用者自身に適当な端末入
力ペン機能付き真空ピンセット100を選ぶことができ
る。すなわち、角度Aを50から70度まで5度刻み又
は10度刻みで設定した端末入力ペン機能付き真空ピン
セット100をすべて作業場に用意しておけば、ほとん
どの使用者が自分に適した端末入力ペン機能付き真空ピ
ンセット100を選ぶことができる。
【0034】タッチペン部120は、先端が丸まった円
錐部分121と、この円錐部分121の基端面から後方
に突き出た連結用軸部122とから構成され、連結用軸
部122をピンセット本体部110の先端開口に嵌める
だけで、タッチペン部120がピンセット本体部110
に取り付けられるとともに、ピンセット本体部110の
先端開口が塞がれる。
【0035】なお、ピンセット本体部110の末端部1
17には、真空ポンプ(図示せず)などの真空引き装置
に接続されたパイプ180が接続され、パイプ180
は、真空吸引経路140に連通している。
【0036】本形態において、操作部150は、ピンセ
ット本体部110の上面に形成された穴150′であ
り、この穴150′は、ピンセット本体部110の真空
吸引経路140に連通している。従って、穴150′を
開放すれば、この穴150′から吸い込まれた空気がピ
ンセット本体部110内の真空吸引経路140、および
パイプ180を通って吸引されるだけで、ワーク吸着部
130には吸引力が発生しない。これに対して、穴15
0′を塞げば、ワーク吸着部130の開口136から空
気が吸引されるので、吸着パッド135の吸着面134
で液晶パネル1′を吸着することができる。
【0037】このように構成した端末入力ペン機能付き
真空ピンセット100を用いて液晶パネル1′の検査工
程を行う際には、図5(A)に示すように、ピンセット
本体部110をペンのように手に持つ。この状態で指先
で穴150′(操作部150)を塞げば、ワーク吸着部
130に吸引力が発生する。従って、ワーク吸着部13
0をラック300に収納されている液晶パネル1′に押
し当てれば、ワーク吸着部130に液晶パネル1′が吸
着するので、液晶パネル1′をラック300から検査装
置400にまで搬送することができる。
【0038】次に、指先を穴150′(操作部150)
から離して穴150′を開放状態にすれば、ワーク吸着
部130に吸引力が発生しないので、ワーク吸着部13
0から検査装置400に液晶パネル1′を移すことがで
きる。
【0039】そして、検査装置400で液晶パネル1′
の検査が終了した後は、図5(B)に示すように、タッ
チペン部120を端末200の画面210に当てて良否
やその理由などといった検査結果を入力する。
【0040】次に、再び図5(A)に示すように、指先
で穴150′(操作部150)を塞げば、ワーク吸着部
130に吸引力が発生するので、検査装置400のセッ
トされていた液晶パネル1′をワーク吸着部130で吸
着することができる。それ故、良品と判定された液晶パ
ネル1′についは良品トレー500に搬送し、そこで指
先を穴150′(操作部150)から離して穴150′
を開放状態にすれば、ワーク吸着部130から液晶パネ
ル1′を良品トレー500に移すことができる。
【0041】しかる後に、次の液晶パネル1′に上記の
検査を同様に行う。
【0042】以上説明したように、本形態の端末入力ペ
ン機能付き真空ピンセット100を用いれば、ワーク吸
着部130で液晶パネル1′を吸着保持して液晶パネル
1′を扱う第1操作、およびワーク吸着部130から液
晶パネル1′を外した状態で液晶パネル1′の検査結果
をタッチペン部120で画面に入力する第2操作のいず
れをも、ピンセット本体部110を把持した状態のまま
行うことができる。それ故、本形態によれば、従来と違
って、真空ピンセットを端末入力用のタッチペンに持ち
代えるという手間のかかる操作が不要であるため、検査
工程を効率よく行うことができる。
【0043】また、端末入力ペン機能付き真空ピンセッ
ト100では、ピンセット本体部110を把持した状態
において、ピンセット本体部110の延長線戦上にタッ
チペン部120が構成されているので、画面入力しやす
い。
【0044】さらに、端末入力ペン機能付き真空ピンセ
ット100では、管部131がピンセット本体部110
の軸線方向L1に対して斜め前方に延びているため、ピ
ンセット本体部110を把持した状態において、手を捻
らなくてもワーク吸着部130で液晶パネル1′を保持
できる。特に、本形態では、管部131がピンセット本
体部110の軸線方向L1に対して約60度の角度をな
す斜め前方に延びているため、ピンセット本体部110
をペンのように手で持ったとき、吸着パッド135の吸
着面134がちょうど真下に向くので、液晶パネル1′
を吸着、保持しやすい。
【0045】[端末入力ペン機能付き真空ピンセットの
別の構成例]図6は、本発明を適用した別の端末入力ペ
ン機能付き真空ピンセットの構成を示す説明図である。
図7(A)、(B)はそれぞれ、図6に示す端末入力ペ
ン機能付き真空ピンセットにおいてピンセット本体部の
一部を構成するジョイント部分、このジョイント部分に
取り付けられるワーク吸着部、タッチペン部の構成を示
す説明図、およびワーク吸着部において吸着パッドを取
り付けるのに用いたねじを頭の方からみたときの説明図
である。なお、本形態の端末入力ペン機能付き真空ピン
セットの基本的な構成は、図4および図5を参照して説
明したものと同様であるため、共通する機能を有する部
分には同一の符号を付して説明する。
【0046】図6において、本形態の端末入力ペン機能
付き真空ピンセット100は、把持可能に延びたピンセ
ット本体部110と、このピンセット本体部110から
ピンセット本体部110の軸線方向L1に延びた先端部
で画面入力するためのタッチペン部120Aと、ピンセ
ット本体部110から側方に分岐した先端部で液晶パネ
ル1′を真空吸着するためのワーク吸着部130Aと、
このワーク吸着部130A内およびピンセット本体部1
10内を通る真空吸引経路140とを有している。ま
た、ピンセット本体部110には、ワーク吸着部130
で真空吸引する状態およびこの真空吸引を停止した状態
の切り換え操作を行うための操作部150Aが構成され
ている。また、ピンセット本体部110の末端部117
には、真空ポンプ(図示せず)などの真空引き装置に接
続されたパイプ180が接続されており、パイプ180
は、真空吸引経路140に連通している。
【0047】ピンセット本体部110は、複数の筒材を
連結したものから構成され、ワーク吸着部130A、お
よびタッチペン部120Aはジョイント部分160に取
り付けられ、操作部150Aはグリップ部分170に構
成されている。
【0048】図6および図7(A)に示すように、本形
態の端末入力ペン機能付き真空ピンセット100でも、
ワーク吸着部130Aは、ピンセット本体部110から
分岐して斜め前方に延びた管部131Aと、この管部1
31Aの先端部で管部131Aの軸線方向L2に対して
垂直な吸着面134Aを形成するゴム製の吸着パッド1
35Aとを備えており、管部131Aの一方端に形成さ
れている雄ねじ部分132Aをグリップ部分160に斜
めに形成されたねじ穴111に螺着するだけで、管部1
31Aは、ピンセット本体部110の軸線方向L1に対
して約60度の角度をなす斜め前方に延びた状態にピン
セット本体部110に取り付けられる。
【0049】また、管部131の他方端に形成されてい
る太径部138Aに対して、吸着パッド135Aの円筒
部137Aを当てて、吸着パッド135Aの内側からね
じ190を管部131Aのねじ穴139Aに螺着するだ
けで、吸着パッド135Aを管部131Aに取り付ける
ことができ、この状態で吸着パッド135の吸着面13
4は、管部131の軸線方向L2に対して垂直となる。
【0050】ここで、図7(A)、(B)に示すよう
に、ねじ190では、その軸線方向に穴191が貫通し
ているので、このねじ190を用いて吸着パッド135
Aを管部131Aに取り付けるだけで、吸着パッド13
5の内側では、吸引経路140に連通する穴191が開
口する状態となる。
【0051】タッチペン部120Aは、金属製の筒体1
25Aの内側にゴム体126Aがねじ127Aで固定さ
れた状態にあり、筒体125Aの基端面から後方に突き
出た連結用軸部122Aをジョイント部分160の先端
開口に嵌めるだけで、タッチペン部120Aがジョイン
ト部分160に取り付けられるとともに、ジョイント部
分160の先端開口が塞がれる。
【0052】再び図6において、操作部150Aは、例
えば、グリップ部分170の上面に形成された穴151
Aからばね152A、弁部153Aおよびボタン154
Aを装着した構造になっており、ボタン154Aを離せ
ば、ばね152Aに押されて弁部153Aが浮き上がっ
てこの部分で真空吸引経路140が塞がれるので、ワー
ク吸着部130Aには吸引力が発生しない。これに対し
て、ボタン154Aを押せば、ばね152Aに抗して弁
部153Aが沈み込んで真空吸引経路140が連通した
状態となるので、ワーク吸着部130Aの穴191から
空気が吸引され、吸着パッド135Aの吸着面134A
で液晶パネル1′を吸着することができる。
【0053】また、本形態の端末入力ペン機能付き真空
ピンセット100では、ワーク吸着部130A、および
タッチペン部120Aは、ジョイント部分160に対し
て着脱自在である。
【0054】そこで、本形態では、ワーク吸着部130
A、およびタッチペン部120Aに代えて、図4
(A)、(B)を参照して説明したワーク吸着部13
0、およびタッチペン部120をジョイント部分160
に対して取り付けることもできる。
【0055】ここで、2つのワーク吸着部130、13
0Aを比較すると、ワーク吸着部130Aに用いた吸着
パッド135Aは、ワーク吸着部130に用いた吸着パ
ッド135よりも大きい。従って、比較的大型の液晶パ
ネル1′を取り扱うときには、大きな吸着パッド135
Aを備えたワーク吸着部130Aを用い、比較的小型の
液晶パネル1′を取り扱うときには、小さな吸着パッド
135を備えたワーク吸着部130を用いればよい。
【0056】また、タッチペン部120、120Aを比
較すると、タッチペン部120Aの先端部分は、タッチ
ペン部120の先端部分と比較して弾性があって丸まっ
ている。従って、端末の入力画面が接触検出式である場
合にはタッチペン部120を用い、端末の入力画面が静
電容量検出式である場合にはタッチペン部120Aを用
いるなど、入力画面の種類によって使い分けてもよい。
【0057】なお、ここに示す端末入力ペン機能付き真
空ピンセット100の使用方法は、基本的には、図4を
参照して説明したものと同様であるため説明を省略する
が、本形態の端末入力ペン機能付き真空ピンセット10
0でも、ワーク吸着部130、130Aで液晶パネル
1′を吸着保持して液晶パネル1′を扱う第1操作、お
よびワーク吸着部130、130Aから液晶パネル1′
を外した状態で液晶パネル1′の検査結果をタッチペン
部120、120Aで画面に入力する第2操作のいずれ
をも、ピンセット本体部110を把持した状態のまま行
うことができる。それ故、本形態によれば、従来と違っ
て、真空ピンセットを端末入力用のタッチペンに持ち代
えるという手間のかかる操作が不要であるため、検査工
程を効率よく行うことができる。
【0058】[その他の実施の形態]なお、上記実施形
態では、能動素子としてTFD素子を用いたアクティブ
マトリクス方式の液晶パネル1′を検査工程でパネル状
ワークとして取り扱う例を説明したが、能動素子として
薄膜トランジスタを用いたアクティブマトリクス方式の
液晶パネル、あるいはその他の電気光学パネルをパネル
状ワークとして取り扱う場合に本発明を適用してもよ
い。また、一対の基板間に電気光学物質を保持したもの
に限らず、それに用いる基板自身をパネル状ワークとし
て取り扱う場合に本発明を適用してもよい。さらに、電
気光学装置用に限らず、その他のパネル状ワークを取り
扱う場合に本発明を適用してもよいなど、請求の範囲に
記載した発明の範囲内で種々に改変できる。
【0059】[電子機器の実施形態]図8は、本発明に
係る液晶装置を各種の電子機器の表示装置として用いる
場合の一実施形態を示している。ここに示す電子機器
は、表示情報出力源70、表示情報処理回路71、電源
回路72、タイミングジェネレータ73、そして液晶装
置74を有する。また、液晶装置74は、液晶表示パネ
ル75及び駆動回路76を有する。液晶装置74および
液晶表示パネル75としては、前述した電気光学装置1
および液晶パネル1′を用いることができる。
【0060】表示情報出力源70は、ROM(Read
Only Memory)、RAM(Random
Access Memory)等といったメモリ、各種
ディスク等といったストレージユニット、デジタル画像
信号を同調出力する同調回路等を備え、タイミングジェ
ネレータ73によって生成された各種のクロック信号に
基づいて、所定フォーマットの画像信号等といった表示
情報を表示情報処理回路71に供給する。
【0061】表示情報処理回路71は、シリアル−パラ
レル変換回路や、増幅・反転回路、ローテーション回
路、ガンマ補正回路、クランプ回路等といった周知の各
種回路を備え、入力した表示情報の処理を実行して、そ
の画像信号をクロック信号CLKと共に駆動回路76へ
供給する。駆動回路76は、図1における走査線駆動回
路57やデータ線駆動回路58、検査回路等を総称した
ものである。また、電源回路72は、各構成要素に所定
の電圧を供給する。
【0062】図9は、本発明に係る電子機器の一実施形
態であるモバイル型のパーソナルコンピュータを示して
いる。ここに示すパーソナルコンピュータは、キーボー
ド81を備えた本体部82と、液晶表示ユニット83と
を有する。液晶表示ユニット83は、前述した電気光学
装置1を含んで構成される。
【0063】図10は、本発明に係る電子機器の他の実
施形態である携帯電話機を示している。ここに示す携帯
電話機90は、複数の操作ボタン91と電気光学装置1
を有している。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、パネ
ル状ワークを扱う真空ピンセットを端末入力ペン機能付
き真空ピンセットとして構成したため、ワーク吸着部で
パネル状ワークを吸着保持してパネル状ワークを扱う第
1操作、およびワーク吸着部からパネル状ワークを外し
た状態でタッチペン部で画面に入力する第2操作のいず
れをも、ピンセット本体部を把持した状態のまま行うこ
とができる。それ故、本発明によれば、従来と違って、
真空ピンセットを端末入力用のタッチペンに持ち代える
という手間のかかる操作が不要であるため、パネル状ワ
ークの取り扱いと、画面入力とを効率よく行うことがで
きる。また、本発明に係る端末入力ペン機能付き真空ピ
ンセットでは、ピンセット本体部を把持した状態におい
て、ピンセット本体部の延長線上にタッチペン部が構成
されているので、画面入力しやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】液晶パネルを用いた電気光学装置の電気的構成
を模式的に示すブロック図である。
【図2】図1に示す電気光学装置および液晶パネルの構
造を示す分解斜視図である。
【図3】図2に示す液晶パネルの検査工程を示す説明図
である。
【図4】(A)、(B)はそれぞれ、本発明を適用した
端末入力ペン機能付き真空ピンセットの構成を示す平面
図、およびその構成を示す側面図である。
【図5】(A)、(B)はそれぞれ、本発明を適用した
端末入力ペン機能付き真空ピンセットを用いて液晶パネ
ルを取り扱う様子を示す説明図、および画面入力する様
子を示す説明図である。
【図6】本発明を適用した別の端末入力ペン機能付き真
空ピンセットの構成を示す説明図である。
【図7】(A)、(B)はそれぞれ、図6に示す端末入
力ペン機能付き真空ピンセットにおいてピンセット本体
部の一部を構成するジョイント部分、このジョイント部
分に取り付けられるワーク吸着部、タッチペン部の構成
を示す説明図、およびワーク吸着部において吸着パッド
を取り付けるのに用いたねじを頭の方からみたときの説
明図である。
【図8】本発明に係る液晶装置を用いた各種電子機器の
構成を示すブロック図である。
【図9】本発明に係る液晶装置を用いた電子機器の一実
施形態としてのモバイル型のパーソナルコンピュータを
示す説明図である。
【図10】本発明に係る液晶装置を用いた電子機器の一
実施形態としての携帯電話機の説明図である。
【符号の説明】
1 電気光学装置 1′ 液晶パネル(パネル状ワーク) 10 対向基板 20 素子基板 100 端末入力ペン機能付き真空ピンセット 110 ピンセット本体部 120、120A タッチペン部 130、130A ワーク吸着部 131 管部 135、135A 吸着パッド 140 真空吸引経路 150、150A 操作部 160 ジョイント部分 170 グリップ部分 180 パイプ 190 ねじ 191 ねじを貫通する穴 200 端末 210 端末の画面 300 ラック 400 検査装置 500 良品トレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // G06F 3/03 310 G06F 3/03 310E Fターム(参考) 2H088 FA01 FA11 FA18 HA01 HA08 HA12 JA05 MA20 3C007 AS14 AS24 BS29 CY40 DS01 FS01 FT04 FT06 FT16 FU10 JU14 JU17 MT07 MT10 NS09 NS12 XF06 5B068 AA36 BD02 BD26 5G435 AA17 BB12 KK05 KK10

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 把持可能に延びたピンセット本体部と、
    該ピンセット本体部から当該ピンセット本体部の軸線方
    向に延びた先端部で画面入力するためのタッチペン部
    と、前記ピンセット本体部から側方に分岐した先端部で
    パネル状ワークを真空吸着するためのワーク吸着部と、
    前記ワーク吸着部内および前記ピンセット本体部内を通
    る真空吸引経路と、前記ピンセット本体部に形成され、
    前記ワーク吸着部で真空吸引する状態および該真空吸引
    を停止した状態の切り換え操作を行うための操作部とを
    有することを特徴とする端末入力ペン機能付き真空ピン
    セット。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ワーク吸着部
    は、前記ピンセット本体部から分岐して斜め前方に延び
    た管部と、該管部の先端部で当該管部の軸線方向に対し
    て垂直な吸着面を形成する吸着パッドとを備えているこ
    とを特徴とする端末入力ペン機能付き真空ピンセット。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記管部は、前記ピ
    ンセット本体部の軸線方向に対して50〜70度の角度
    をなす方向に延びていることを特徴とする端末入力ペン
    機能付き真空ピンセット。
  4. 【請求項4】 請求項2において、前記管部は、前記ピ
    ンセット本体部の軸線方向に対して約60度の角度をな
    す方向に延びていることを特徴とする端末入力ペン機能
    付き真空ピンセット。
  5. 【請求項5】 請求項2ないし4のいずれかにおいて、
    前記吸着パッドは、前記管部の先端部にねじによって固
    定され、 前記ねじは、該ねじの軸線方向に貫通穴が設けられてお
    り、 前記貫通穴は前記管部内の前記真空吸引経路とつながっ
    ていることを特徴とする端末入力ペン機能付き真空ピン
    セット。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかにおいて、
    前記ワーク吸着部は、前記ピンセット本体部に対して着
    脱可能に構成されていることを特徴とする端末入力ペン
    機能付き真空ピンセット。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記ワーク吸着部
    は、吸着すべきパネル状ワークの大きさに応じて交換さ
    れることを特徴とする端末入力ペン機能付き真空ピンセ
    ット。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかにおいて、
    前記タッチペン部は、前記ピンセット本体部に対して着
    脱可能に構成されていることを特徴とする端末入力ペン
    機能付き真空ピンセット。
  9. 【請求項9】 請求項8において、前記タッチペン部
    は、入力画面の種類によって交換されることを特徴とす
    る端末入力ペン機能付き真空ピンセット。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれかに記載の
    端末入力ペン機能付き真空ピンセットの使用方法であっ
    て、前記ワーク吸着部でパネル状ワークを吸着保持して
    該パネル状ワークを扱う第1操作、および前記ワーク吸
    着部からパネル状ワークを外した状態で前記タッチペン
    部で画面に入力する第2操作のいずれをも、前記ピンセ
    ット本体部を把持した状態で行うことを特徴とする端末
    入力ペン機能付き真空ピンセットの使用方法。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし9のいずれかに記載の
    端末入力ペン機能付き真空ピンセットを用いたパネル状
    ワークの検査方法であって、当該パネル状ワークの検査
    時に前記ワーク吸着部でパネル状ワークを吸着保持して
    該パネル状ワークを搬送する第1操作、および前記ワー
    ク吸着部からパネル状ワークを外した状態で該パネル状
    ワークの検査結果を前記タッチペン部で画面に入力する
    第2操作のいずれをも、前記ピンセット本体部を把持し
    た状態で行うことを特徴とするパネル状ワークの検査方
    法。
  12. 【請求項12】 請求項11において、前記パネル状ワ
    ークは、電気光学物質を保持する電気光学パネル用の基
    板であることを特徴とするパネル状ワークの検査方法。
  13. 【請求項13】 請求項11において、前記パネル状ワ
    ークは、所定の間隙を介して貼り合わされた一対の基板
    の間に電気光学物質が保持された電気光学パネルである
    ことを特徴とするパネル状ワークの検査方法。
  14. 【請求項14】 請求項12または13に記載の検査方
    法を用いて電気光学装置用のパネル状ワークを検査する
    工程を有することを特徴とする電気光学装置の製造方
    法。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の製造方法で製造さ
    れたことを特徴とする電気光学装置。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の電気光学装置を表
    示部に用いたことを特徴とする電子機器。
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CN103425291A (zh) * 2013-07-26 2013-12-04 张晶 触控笔
WO2016090666A1 (zh) * 2014-12-12 2016-06-16 深圳市华星光电技术有限公司 显示面板及其修复方法
CN107946228A (zh) * 2017-11-23 2018-04-20 中国电子科技集团公司第五十五研究所 一种真空吸笔

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