JP2002346929A - 粉粒体の供給方法及び装置 - Google Patents

粉粒体の供給方法及び装置

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JP2002346929A
JP2002346929A JP2001150760A JP2001150760A JP2002346929A JP 2002346929 A JP2002346929 A JP 2002346929A JP 2001150760 A JP2001150760 A JP 2001150760A JP 2001150760 A JP2001150760 A JP 2001150760A JP 2002346929 A JP2002346929 A JP 2002346929A
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hopper
powder
air
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grain
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Yasutaka Shibata
康孝 柴田
Yuji Ito
勇治 伊藤
Koichi Hosoe
功一 細江
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Ishizuka Glass Co Ltd
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Ishizuka Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホッパ内の粉粒体の量に関わりなく、常に一
定量の粉粒体を安定して供給することができる粉粒体の
供給方法及び装置を提供する。 【解決手段】 粉粒体の供給部21を備えた粉粒体ホッ
パ20と、エア源31に接続され前記ホッパ内に設置さ
れたエア吹出し部30と、前記ホッパ内の粉粒体の堆積
量を測定する測定部40と、前記測定部によって測定さ
れた粉粒体の堆積量に比例して前記エア吹出し部から吹
き出されるエアの圧力を制御する制御部50とを有す
る。なお、エアの圧力の制御は、ホッパ内の粉粒体の堆
積量に比例して段階的又は連続的に変化させて行われ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、粉粒体の供給方
法及びその装置に関する。
【0002】例えばガラス製品の表面をくもり状の艶消
面に加工するフロスト加工の一つに、100μm以下の
Al23やSiC等の微粒体よりなる研磨材をガラス表
面に投射して該表面を粗面とするサンドブラスト加工が
知られている(特開2000−62727号)。この投
射用研磨材は投射装置に付属されるホッパから吸引エア
によって投射用ガンに供給されガラス製品に投射され
る。
【0003】ところで、この投射用研磨材のホッパにあ
っては、研磨材の流動性を向上させることを目的とし
て、ホッパ下部から研磨材内へエアを送り込む、いわゆ
るエアレーションが行われる。
【0004】しかるに、従来のエアレーションは、ホッ
パ内の研磨材に対して常に一定のエアを送り込むように
したものであるから、ホッパ内に研磨材が大量に堆積さ
れているとき(例えば400kg)には、その積圧によ
りエアレーションの浮力による流動性が低くなって研磨
材の投射用ガンへの供給量が減少し、一方ホッパ内の研
磨材の残量が少ないとき(例えば100kg以下)に
は、逆に研磨材の浮力が大きくなって流動が激しくな
り、この場合にも研磨材の投射用ガンへの供給量が減少
するという問題が生じている。通常、投射ガンによる研
磨材の投射時間は一定に定められているので、研磨材の
供給量が変動すると、製品に対して所期の投射効果を得
ることができない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、このよう
な問題点を解消するために提案されたものであって、ホ
ッパ内の粉粒体の量に関わりなく、常に一定量の粉粒体
を安定して供給することができる粉粒体の供給方法及び
装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1の発
明は、粉粒体ホッパ内にエアを吹き込むことによって粉
粒体の流動性を向上して供給するに際して、前記エアの
吹き込み圧力をホッパ内の粉粒体の堆積量に比例して段
階的又は連続的に変化させて行うことを特徴とする粉粒
体の供給方法に係る。
【0007】請求項2の発明は、粉粒体の供給部を備え
た粉粒体ホッパと、エア源に接続され前記ホッパ内に設
置されたエア吹出し部と、前記ホッパ内の粉粒体の堆積
量を測定する測定部と、前記測定部によって測定された
粉粒体の堆積量に比例して前記エア吹出し部から吹き出
されるエアの圧力を制御する制御部とを有することを特
徴とする粉粒体の供給装置に係る。
【0008】また、請求項3の発明は、請求項2におい
て、前記エア吹出し部が粉粒体ホッパの底部に形成され
た多孔部材からなる粉粒体の供給装置に係る。
【0009】また、請求項4の発明は、請求項2又は3
において、前記粉粒体がガラス表面を艶消し面とするた
めの微粒体よりなる投射用研磨材である粉粒体の供給装
置に係る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下添付の図面に従い、この発明
の詳細を説明する。図1はこの発明の一実施例を表す全
体構成図、図2は図1の要部拡大断面図、図3は粉粒体
の堆積量とエアの吹き込み圧力との関係を表すグラフで
ある。
【0011】まず、請求項1の発明は、粉粒体の供給方
法に係り、粉粒体ホッパ内にエアを吹き込むことによっ
て粉粒体の流動性を向上して供給するに際して、前記エ
アの吹き込み圧力をホッパ内の粉粒体の堆積量に比例し
て段階的又は連続的に変化させて行うことを特徴とす
る。以下、上記方法発明を図に示す請求項2の装置発明
について、具体的に説明する。
【0012】請求項2の発明は、粉粒体の供給装置に係
り、図1に図示したように、粉粒体ホッパ20と、エア
吹出し部30と、測定部40と、制御部50とを有す
る。なお、図示の実施例では、前記した100μm以下
のAl23やSiC等の微粒体よりなる投射用研磨材K
を粉粒体の例として述べる。図において、符号60は投
射用研磨材Kをガラス製品Gに対して投射する投射装置
全体を表し、61はその投射ガン、62は落下した研磨
材Kを再使用するための戻し管路、63はサイクロン、
64は再使用されない微粉等を集塵機(図示せず)へ送
り出す排出管路である。
【0013】粉粒体ホッパ20は、前記サイクロン63
の下部に配置されていて、再利用される研磨材及び新規
研磨材Kが適宜投入される。粉粒体ホッパ20の下部に
は、研磨材Kを前記した投射装置60の投射ガン61に
供給する供給部21が備えられている。この供給部21
は、図示のように吸引パイプ22からなり、ここでは投
射ガン61と連動して作動するエア吸引装置(図示せ
ず)によってホッパ20内の研磨材Kを吸引して投射ガ
ン61に供給する。図の符号23は二次エアの吹き出し
パイプである。
【0014】エア吹出し部30は、エア源31に接続さ
れて前記ホッパ20内に設置されている。エア吹出し部
30の構造としては種々のものがあるが、この例では、
請求項3の発明として規定し図2の要部拡大図に図示し
たように、粉粒体ホッパ20の底部に形成された多孔部
材35から構成されている。なお、この例の多孔部材3
5は上下の多孔板36,37と中間の連通気泡構造の板
状合成樹脂発泡体38の積層構造よりなる。符号33は
エア吹出し管、34はエアチャンバーである。
【0015】測定部40は、ホッパ20内の粉粒体(研
磨材)の堆積量を測定するものであって、例えば図1に
図示のような接触型のセンサー42,43,44等をホ
ッパ20の所定深さ位置に配置しておいて、粉粒体(研
磨材)の堆積量を測定機本体41で検出するようにすれ
ばよい。実施例のホッパ20は400kgタイプである
ので、堆積量を概ね3分して、高位置(400〜300
kg)センサー42、中位置(300〜200kg)セ
ンサー43、低位置(200kg以下)センサー44と
した。この例では段階式のセンサーを用いたが、もちろ
ん連続式のリニアセンサーを用いてもよい。
【0016】制御部50は、前記測定部40によって測
定された粉粒体の堆積量に比例して前記エア吹出し部3
0から吹き出されるエアの圧力を制御するものである。
制御部50は前記した測定部40の信号を受けて変動す
る例えば電磁弁等のエア流量制御弁からなる。この制御
部50の制御例が図3のグラフに示されている。図の実
線が段階的(ステップ)制御例で、破線が連続的制御例
である。参考までに、この実施例では、400kgタイ
プのホッパにおいて、エア圧力は、高位置で0.1MP
a、低位置で0.05MPaとなるように制御されてい
る。
【0017】この発明は、実施例として説明し請求項4
の発明として規定したように、前記粉粒体がガラス表面
を艶消し面とするための微粒体よりなる投射用研磨材と
した場合には、当該研磨材の投射装置(ガン)への供給
量が安定するので、効率よく安定した品質の研磨効果を
得ることができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、エアレーションにおけるエアの吹込み圧力をホッパ
内の粉粒体の堆積量に比例して変化させるようにしたも
のであるから、ホッパ内の粉粒体の流動性が安定して、
常に一定量の粉粒体を安定的に供給することができる。
従って、粉粒体の供給先である、例えば実施例の投射用
研磨材の投射装置の作動も効率よく安定した品質の投射
効果を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を表す全体構成図である。
【図2】図1の要部拡大断面図である。
【図3】粉粒体の堆積量とエアの吹き込み圧力との関係
を表すグラフである。
【符号の説明】
20 粉粒体ホッパ 21 供給部 22 吸引パイプ 30 エア吹出し部 31 エア源 35 多孔部材 40 測定部 41 測定機本体 42,43,44 位置センサー 50 制御部 60 投射装置 61 投射ガン K 投射用研磨材 G ガラス製品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65G 53/66 B65G 53/66 B (72)発明者 細江 功一 愛知県名古屋市昭和区高辻町11番15号 石 塚硝子株式会社内 Fターム(参考) 3E070 AA19 AB11 CA04 CB03 DA01 FA01 FB01 WF13 3F047 AA11 CA01 CC11 4G068 AA01 AB22 AC04 AC20 AD36 AE02 AF21 AF31

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉粒体ホッパ内にエアを吹き込むことに
    よって粉粒体の流動性を向上して供給するに際して、前
    記エアの吹き込み圧力をホッパ内の粉粒体の堆積量に比
    例して段階的又は連続的に変化させて行うことを特徴と
    する粉粒体の供給方法。
  2. 【請求項2】 粉粒体の供給部を備えた粉粒体ホッパ
    と、エア源に接続され前記ホッパ内に設置されたエア吹
    出し部と、前記ホッパ内の粉粒体の堆積量を測定する測
    定部と、前記測定部によって測定された粉粒体の堆積量
    に比例して前記エア吹出し部から吹き出されるエアの圧
    力を制御する制御部とを有することを特徴とする粉粒体
    の供給装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記エア吹出し部が
    粉粒体ホッパの底部に形成された多孔部材からなる粉粒
    体の供給装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3において、前記粉粒体が
    ガラス表面を艶消し面とするための微粒体よりなる投射
    用研磨材である粉粒体の供給装置。
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