JP2002346077A - 遊技部品 - Google Patents

遊技部品

Info

Publication number
JP2002346077A
JP2002346077A JP2001156782A JP2001156782A JP2002346077A JP 2002346077 A JP2002346077 A JP 2002346077A JP 2001156782 A JP2001156782 A JP 2001156782A JP 2001156782 A JP2001156782 A JP 2001156782A JP 2002346077 A JP2002346077 A JP 2002346077A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
plating
game
surface layer
plating solution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001156782A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Nakada
博幸 中田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Heiwa Corp
Original Assignee
Heiwa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Heiwa Corp filed Critical Heiwa Corp
Priority to JP2001156782A priority Critical patent/JP2002346077A/ja
Publication of JP2002346077A publication Critical patent/JP2002346077A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 品質信頼性の向上を図る。 【解決手段】 部品本体2の凹部5における複数の面6
〜8が交わる隅部を弧面9に形成したことにより、部品
本体2にメッキ層のような表層3を形成するために、部
品本体2がメッキ液に投入されるのに伴い、メッキ液が
複数の面6〜8にわたり弧面9を経由して流れて気泡を
追い出し、弧面9にピンホールのような表層欠損として
形成されるような不都合を解消することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機に用いられ
る役物や飾り等の遊技部品であって、凹部における複数
の面が交わる隅部にメッキ又は塗装等の表層を適切に形
成する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】遊技機には役物や飾り等の合成樹脂より
なる遊技部品が用いられているが、これらの遊技部品は
遊技者の視覚に訴える意匠的な観点から、合成樹脂で成
形された部品本体にメッキや塗装等の表層を施し、合成
樹脂が本来的に有する色彩以外の色彩を施すことは周知
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来例では遊
技部品の前面には立体感を訴えることから、図5に示す
ように、部品本体101に本体外面102より比較的深
くて狭い凹部103を有することがある。凹部103に
おける複数の面104;105;106が交わる隅部1
07は角張った形状になっている。このようなことか
ら、図6に示すように、成形後のランナー108やゲー
ト109が付いたままの部品本体101がランナー10
8における支持部110をメッキ装置における掛止治具
111に引っ掛けられた状態で、掛止治具111を下降
することにより、部品本体101をメッキ槽112のメ
ッキ液113に投入し、部品本体101にメッキを行う
ことにより図8に示すメッキ層である表層114を形成
する。ところで、図7に示すように、部品本体101を
メッキ液113に投入する過程において、凹部103の
複数の面104〜106が交わる角状の隅部107は気
泡115を抱込み易い。この気泡115が隅部107に
存在したままメッキが行われると、図8に示すように、
隅部107にピンホールのようなメッキ未形成部分が表
層欠損116として形成される。この表層欠損116は
メッキ終了後において遊技部品を観察した場合に黒く見
えるため、遊技部品の品質信頼性が悪くなってしまう。
【0004】そこで、本発明は、凹部内側の隅部にも表
層を切れ目なく連続的に形成することにより、品質信頼
性を向上することができる遊技部品を提供するものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にあっては、部品
本体に形成された凹部における複数の面が交わる隅部を
弧面に形成したことにより、部品本体にメッキや塗装等
の表層を形成する場合に、弧面で表層が切れること無
く、表層が弧面を経由して複数の面にわたり形成される
ので、遊技部品の品質信頼性を向上することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1〜図3は本発明の一実施形態
であって、図1は図2をA−A線に沿い切断した断面を
示し、図2は遊技部品1の正面を示し、図3は図2の遊
技部品1が組合された複合遊技部品12の正面を示し、
図4は表層形成工程で気泡115が逃げる作用を示す。
【0007】図1を参照し、実施形態に係る主要構成部
分について説明する。遊技部品1は部品本体2に表層3
を形成した形態である。部品本体2は合成樹脂で成形さ
れたものであって、本体外面4より部品本体2の内部の
方向に比較的深くて狭く形成された凹部5を有する。凹
部5における複数の面6;7;8が交わる隅部は弧面9
に形成される。弧面9は複数の面6〜8の夫々に球体を
押付けたことにより形成されたような形状である。表層
3は形成された部品本体2にメッキ処理を行うことによ
り形成されたメッキ層により形成された形態である。
【0008】図2を参照し、遊技部品1について説明す
る。遊技部品1は御輿の庇を表現した形状であって、屋
根10の下地を支える複数の貫材11を表現する部分に
図1の凹部5を備える。
【0009】図3を参照し、複合遊技部品12について
説明する。複合遊技部品12は中央開口部13を有する
御輿を表現したセンター飾りであって、中央開口部13
には図外の液晶表示器のような表示器が配置され、中央
開口部13は表示器の表示画面を遊技部品1の前側より
遊技者に視認させる孔である。
【0010】本実施形態の構造によれば、図1に示す凹
部5における複数の面6〜8が交わる隅部が弧面9に形
成されているので、図4に示すように、部品本体2をメ
ッキ液113に投入する過程において、部品本体2がメ
ッキ液113に投入されるのに伴い、メッキ液113が
1つの或る面6と別の1つの面7とにわたり弧面9を経
由して流れ、そのメッキ液113の流れXが弧面9から
気泡115を追い出す。その弧面9から追い出された気
泡115は部品本体2から遊離してメッキ液113内を
上昇してメッキ液113より大気中に逃げる。よって、
部品本体2がメッキ液113に完全に投入された後に、
その部品本体2にメッキを行う場合には部品本体2とメ
ッキ液113との界面には気泡115が存在しないの
で、弧面9にピンホールのようなメッキ未形成部分が表
層欠損として形成されるような不都合は解消される。
【0011】実施形態では図2の貫材11の部分におけ
る凹部5を例として説明したが、図2における庇の屋根
10の部分における周壁14の先端内側に位置する隅部
15にも同様に適用可能であり、表層3はメッキ層に代
えて塗料で形成しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図2のA−A線断面図。
【図2】 実施形態の遊技部品を示す正面図。
【図3】 実施形態の図2の遊技部品が組合された遊技
部品を示す正面図。
【図4】 実施形態の作用説明図。
【図5】 従来の遊技部品における凹部周りを示す断面
図。
【図6】 メッキ工程の平面図。
【図7】 従来のメッキ工程を示す断面図。
【図8】 従来の遊技部品の表層欠損を示す断面図。
【符号の説明】
1 遊技部品 2 部品本体 3 表層 5 凹部 6〜8 面 9 弧面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機に用いられる役物や飾り等の部品
    本体にメッキ又は塗装等の表層を形成した遊技部品にお
    いて、部品本体に形成された凹部における複数の面が交
    わる隅部を弧面に形成したことを特徴とする遊技部品。
JP2001156782A 2001-05-25 2001-05-25 遊技部品 Pending JP2002346077A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001156782A JP2002346077A (ja) 2001-05-25 2001-05-25 遊技部品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001156782A JP2002346077A (ja) 2001-05-25 2001-05-25 遊技部品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002346077A true JP2002346077A (ja) 2002-12-03

Family

ID=19000743

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001156782A Pending JP2002346077A (ja) 2001-05-25 2001-05-25 遊技部品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002346077A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008252633A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Maspro Denkoh Corp 衛星受信用コンバータ
JP2012147875A (ja) * 2011-01-18 2012-08-09 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP2016025987A (ja) * 2015-10-20 2016-02-12 株式会社三共 遊技機

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0529581U (ja) * 1991-07-11 1993-04-20 株式会社ミヤモト 遊戯機用呼出ランプ
JPH09283934A (ja) * 1996-04-10 1997-10-31 Cmk Corp プリント配線板

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0529581U (ja) * 1991-07-11 1993-04-20 株式会社ミヤモト 遊戯機用呼出ランプ
JPH09283934A (ja) * 1996-04-10 1997-10-31 Cmk Corp プリント配線板

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008252633A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Maspro Denkoh Corp 衛星受信用コンバータ
WO2008123072A1 (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Masprodenkoh Kabushikikaisha 衛星放送受信用コンバータ
JP2012147875A (ja) * 2011-01-18 2012-08-09 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP2016025987A (ja) * 2015-10-20 2016-02-12 株式会社三共 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5433440A (en) Golf club head
JPH09253250A (ja) ゴルフクラブヘッド及びその製造方法
CN106211667A (zh) 玻璃外壳及具有该玻璃外壳的电子产品
JP2002346077A (ja) 遊技部品
TW200600362A (en) Method for coating material, method of manufacturing color filter substrate, method of manufacturing electroluminescence display device, method of manufacturing plasma display device, and ejection device
CN209631456U (zh) 按键喷涂治具和按键喷涂设备
JP2012130419A (ja) ゴルフクラブヘッド及びその製造方法
CN109547676A (zh) 摄像孔盖板、摄像孔盖板处理方法及移动终端
CN111031205B (zh) 摄像头的装饰件的加工方法、装饰件和电子设备
JP2021129772A5 (ja)
JP2021129771A5 (ja)
CN2676360Y (zh) 电子设备
CN208879958U (zh) 一种异形干涉焊接结构
CN211249652U (zh) 一种变速箱壳体生产用抛光机的打磨防护结构
JP2008183313A5 (ja)
JP2001295475A (ja) 着色床のひび割れ補修方法
WO2023005303A1 (zh) 一种电子设备以及中框的制造方法
JP5140025B2 (ja) タンディッシュへの被覆材の吹付け施工方法
JP2007111169A (ja) ゴルフクラブヘッドのワックスパターンの製造方法
JP2020110415A (ja) 凹状体及びカウンター板の接合構造、カウンター、及び凹状体及びカウンター板の接合方法
JPS63247392A (ja) 部分めつき装置
KR20050004083A (ko) 광택사면을 갖는 아노다이징처리 외장제품 제조방법 및이에 의해 제조된 외장제품
CN107984949A (zh) 一种铜工艺品的拼接方法
JPS5873716A (ja) 溶鋼の真空脱ガス方法
JPH0346708Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070627

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100415

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100420

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100831