JP2002344971A - 画像符号化データの再符号化装置、再符号化方法、再符号化プログラム、及び再符号化プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

画像符号化データの再符号化装置、再符号化方法、再符号化プログラム、及び再符号化プログラムを記録した記録媒体

Info

Publication number
JP2002344971A
JP2002344971A JP2001145746A JP2001145746A JP2002344971A JP 2002344971 A JP2002344971 A JP 2002344971A JP 2001145746 A JP2001145746 A JP 2001145746A JP 2001145746 A JP2001145746 A JP 2001145746A JP 2002344971 A JP2002344971 A JP 2002344971A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motion vector
calculating
encoding
evaluation value
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001145746A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Nakajima
淳一 中嶋
Hiroyuki Tsuji
裕之 辻
Yoshiyuki Yashima
由幸 八島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2001145746A priority Critical patent/JP2002344971A/ja
Publication of JP2002344971A publication Critical patent/JP2002344971A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 動きベクトル再探索処理時間が制限される再
符号化の際、動きベクトルの精度向上による画質改善を
効率的に行う再符号化装置と方法を提供する。 【解決手段】 復号器201は画像符号化データを復号
し、その小ブロック単位の第1の動きベクトルを抽出す
る機能手段を備える。変換処理部203は、第1の動き
ベクトルを縮小して第3の動きベクトルを算出する機能
手段と、再符号化対象の小ブロックに含まれる第3の動
きベクトルと周囲の第3の動きベクトルとのノルムの和
が最小のものを第2の動きベクトルとする機能手段と、
その最小値を評価値とする機能手段と、該評価値が表す
動きベクトルの精度が高いほど狭くした再探索範囲を小
ブロック毎に決定し、評価値又は再探索範囲に応じて優
先度を決定する機能手段とを備える。再探索処理部20
4は、該優先度の順に該優先度に対応した再探索範囲で
再探索し再符号化時の動きベクトルを求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、あるビットレート
で符号化された画像符号化データを再符号化する方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】あるビットレートにて符号化された画像
符号化データから、異なるビットレートの画像符号化デ
ータを生成する一過程として、再符号化する方法があ
る。図6に、画像符号化データの再符号化を行なうシス
テム構成図を示す。図6において、復号画像だけを用い
て再符号化する場合には、再符号化処理は通常の符号化
処理と同等である。通常、再符号化の目的は「符号化デ
ータ量の削減」や「画像サイズの縮小」にある。一旦復
号器101により、元の符号化データの一部または全部
を復号し、再符号化器102により、復号画像を目的の
符号化ビットレートに符号化する。
【0003】符号化データ量の削減としては、一般に復
号画像を再符号化するときの量子化ステップを大きく
し、粗く量子化することで、発生符号量を小さくする方
法が用いられている。画像サイズの縮小は、一般にフィ
ルタ処理により高周波成分を切り捨てることで、解像度
変換を行なう方法が用いられている。
【0004】また、符号化処理においては、動きベクト
ルを算出する動き探索処理に最も演算量を必要とする。
そこで、元の符号化データの動きベクトル情報を抽出・
利用して再符号化対象小ブロックの動きベクトルを算出
し、動きベクトルの全探索処を行なわないことにより、
演算量を大幅に削減できる。
【0005】一方、再符号化を行なう画像に対し、量子
化を粗く行なったり、あるいは画像を縮小したりするた
め、再符号化時に全探索を行なって求まる最適な動きベ
クトルと、元の動きベクトル情報を利用して算出された
動きベクトルとの間には一般に数画素程度のずれが生じ
る。従って、算出された動きベクトルの周囲を再探索し
て、より予測誤差の小さい動きベクトルに修正すること
で符号量の削減あるいは画質の向上が可能となる。
【0006】動きベクトルの再探索範囲Rは、算出され
た動きベクトルを中心とする周囲±R画素を、全探索や
HAVS法(J.Youn,et al.:“Moti
onVector Refinement for H
igh−Performance Transcodi
ng,”IEEE Trans.on Multime
dia,vol.1,no.1,March 199
9.)などで探索し、この範囲内で予測誤差をより小さ
くする位置に動きベクトルが修正される。
【0007】動きベクトルの再探索範囲Rは、再探索の
処理時間と改善される動きベクトルの精度のトレードオ
フから、2〜3画素を上限として固定する方法や、本出
願人が出願した「画像符号化データの再符号化装置、再
符号化方法、再符号化プログラム及び再符号化プログラ
ムを記録した記録媒体」(特願2001−41171
号)にあるように、算出された動きベクトルの初期精度
に応じて切り替える方法がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】画像符号化データの再
符号化をソフトウェアで実現する場合、ライブ中継など
実時間での変換を要求されることがある。図1に、動き
ベクトルの変換処理部と再探索処理部を含めた再符号化
のシステム構成図を示す。復号器201、再符号化器2
02、並びに変換処理部203が1枚の画像を処理する
時間は画像の性質により変動し、またこれらの処理を省
略することはできない。再探索処理部204の処理時間
は再探索の範囲、すなわち探索点数に従って変動するた
め、従来の再探索範囲を固定する方式では再探索範囲を
狭めるなどの手段によって再符号化全体の処理時間を調
整している。
【0009】本発明の課題は、再探索処理に利用できる
処理時間が制限される場合に、動きベクトルの再探索に
対する優先度を設け、動きベクトルの精度の向上による
画質改善をより効果的に行う再符号化装置、及び方法を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明による画像符号化データの再符号化装置は、
あるビットレートで符号化された画像符号化データを、
再符号化する装置において、該画像符号化データを復号
し、画素値を得て復号画像を構成する機能手段と、該画
像の符号化データに含まれる小ブロック単位の第1の動
きベクトルを抽出する機能手段と、該抽出された第1の
動きベクトルを用いて、該復号画像を再符号化するため
の第2の動きベクトルを小ブロック毎に算出する第2の
動きベクトル算出の機能手段と、該算出された第2の動
きベクトル毎に動きベクトルの精度の高さ、あるいは該
精度の高さに対応した再探索範囲の狭さに応じて優先度
を決定する優先度決定の機能手段と、該決定された優先
度の順に第2の動きベクトルを中心に該優先度に対応し
た該再探索範囲を再探索して再符号化時の動きベクトル
を求める機能手段とを備えることを特徴とする。
【0011】あるいは、上記の画像符号化データの再符
号化装置において、前記第2の動きベクトル算出の機能
手段は、第2の動きベクトルとともに、前記第1の動き
ベクトルを用いて、当該第2の動きベクトルに関し周囲
の第2の動きベクトルに対する精度を表す評価値を小ブ
ロック毎に算出する評価値算出の機能手段と、該算出さ
れた評価値を用いて、該評価値が表す精度が高いほど狭
くした当該第2の動きベクトルを中心とする再探索範囲
を小ブロック毎に決定する機能手段とを備え、前記優先
度決定の機能手段は、該評価値が表す精度の高さ、ある
いは該再探索範囲の狭さに応じて再探索する第2の動き
ベクトルの優先度を決定するものであることを特徴とす
る。
【0012】あるいは、上記の画像符号化データの再符
号化装置において、前記第2の動きベクトル算出の機能
手段は、第1の動きベクトルの長さを縮小して第3の動
きベクトルを算出する機能手段と、再符号化対象の小ブ
ロックに含まれる該第3の動きベクトルを候補ベクトル
とする機能手段と、選択された該候補ベクトルそれぞれ
に対して他の候補ベクトルとの差分ベクトルのノルムの
和を算出する機能手段と、該ノルムの和が最小となる該
候補ベクトルを、第2の動きベクトルとする機能手段と
を備え、前記評価値算出の機能手段は、該第3の動きベ
クトルのノルムの和の最小値を評価値とするものである
ことを特徴とする。
【0013】あるいは、上記の画像符号化データの再符
号化装置において、前記第2の動きベクトル算出の機能
手段は、再符号化対象の小ブロックに含まれる第1の動
きベクトルを候補ベクトルとする機能手段と、選択され
た該候補ベクトルそれぞれに対して他の候補ベクトルと
の差分ベクトルのノルムの和を算出する機能手段と、該
ノルムの和が最小となる該候補ベクトルを、第2の動き
ベクトルとする機能手段とを備え、前記評価値算出の機
能手段は、該第1の動きベクトルのノルムの和の最小値
を評価値とするものであることを特徴とする。
【0014】また、上記の課題を解決するため、本発明
による画像符号化データの再符号化方法は、あるビット
レートで符号化された画像符号化データを、再符号化す
る方法において、該画像符号化データを復号し、画素値
を得て復号画像を構成する過程と、該画像の符号化デー
タに含まれる小ブロック単位の第1の動きベクトルを抽
出する過程と、該抽出された第1の動きベクトルを用い
て、復号画像を再符号化するための第2の動きベクトル
を小ブロック毎に算出する第2の動きベクトル算出の過
程と、該算出された第2の動きベクトル毎に動きベクト
ルの精度の高さ、あるいは該精度の高さに対応した再探
索範囲の狭さに応じて優先度を決定する優先度決定の過
程と、該優先度の順に第2の動きベクトルを中心に該優
先度に対応した該再探索範囲を再探索して再符号化時の
動きベクトルを求める過程とを備えることを特徴とす
る。
【0015】あるいは、上記の画像符号化データの再符
号化方法において、前記第2の動きベクトル算出の過程
は、第2の動きベクトルとともに、前記第1の動きベク
トルを用いて、当該第2の動きベクトルに関し周囲の第
2の動きベクトルに対する精度を表す評価値を小ブロッ
ク毎に算出する評価値算出の過程と、該算出された評価
値を用いて、該評価値が表す精度が高いほど狭くした当
該第2の動きベクトルを中心とする再探索範囲を小ブロ
ック毎に決定する過程とを含み、前記優先度決定の過程
においては、該評価値が表す精度の高さ、あるいは該再
探索範囲の狭さに応じて再探索する第2の動きベクトル
の優先度を決定することを特徴とする。
【0016】あるいは、上記の画像符号化データの再符
号化方法において、前記第2の動きベクトル算出の過程
は、第1の動きベクトルの長さを縮小して第3の動きベ
クトルを算出する過程と、再符号化対象の小ブロックに
含まれる該第3の動きベクトルを候補ベクトルとする過
程と、選択された該候補ベクトルそれぞれに対して他の
候補ベクトルとの差分ベクトルのノルムの和を算出する
過程と、該ノルムの和が最小となる該候補ベクトルを、
第2の動きベクトルとする過程とを含み、前記評価値算
出の過程においては、該第3の動きベクトルのノルムの
和の最小値を評価値とすることを特徴とする。
【0017】あるいは、上記の画像符号化データの再符
号化方法において、前記第2の動きベクトル算出の過程
は、再符号化対象の小ブロックに含まれる第1の動きベ
クトルを候補ベクトルとする過程と、選択された該候補
ベクトルそれぞれに対して他の候補ベクトルとの差分ベ
クトルのノルムの和を算出する過程と、該ノルムの和が
最小となる該候補ベクトルを、第2の動きベクトルとす
る過程とを含み、該評価値算出の過程においては、該第
1の動きベクトルのノルムの和の最小値を評価値とする
ことを特徴とする。
【0018】あるいは、上記の画像符号化データの再符
号化方法における過程をコンピュータに実行させる画像
符号化データの再符号化プログラムとしたことを特徴と
する。さらには、上記の画像符号化データの再符号化プ
ログラムを、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に
記録したことを特徴とする。
【0019】本発明では、画像符号化データを復号し画
面サイズを縮小して再符号化したり、異なるビットレー
トに再符号化したりする際に、元の画像符号化データの
小ブロックの動きベクトルやそれを縮小したものの中か
ら再符号化対象の新たな小ブロックの動きベクトルを所
定の基準(例えば、ベクトルの精度を表す評価値)によ
って選択し、その前後の動きベクトルの方向のばらつき
具合(例えば、ベクトルの精度を表す評価値)に応じ
て、選択された動きベクトルの再探索範囲を(例えば、
評価値の表す精度が高い場合には再探索範囲を狭くする
ように)変更することにより、動きベクトルを決定する
ために要する処理時間を制限された処理時間以内に変更
できるようにする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図を用いて詳細に説明する。始めに、本発明の原理を
説明する。
【0021】本発明による画像符号化データ装置の構成
を図1を用いて説明する。本装置の構成は、もとの符号
化データに含まれる画像の符号化データとフレーム間符
号化の参照画像の符号化データとを抽出する機能手段、
画像符号化データを復号し、画素値を得て復号画像を構
成する機能手段、及び該画像の符号化データに含まれる
小ブロック単位の第1の動きベクトルを抽出する機能手
段を備える復号器201と、該抽出された第1の動きベ
クトルを用いて、該復号画像を再符号化するための第2
の動きベクトルを小ブロック毎に算出する第2の動きベ
クトル算出の機能手段、及び該算出された第2の動きベ
クトル毎に動きベクトルの精度の高さ、あるいは該精度
の高さに対応した再探索範囲の狭さに応じて優先度を決
定する優先度決定の機能手段を備える変換処理部203
と、該決定された優先度の順に第2の動きベクトルを中
心に該優先度に対応した該再探索範囲を再探索して再符
号化時の動きベクトルを求める機能手段としての再探索
処理部204と、該復号画像を該再符号化時の動きベク
トルを用いて目的のビットレートに再符号化する再符号
化器202を備える。
【0022】また、上記の変換処理部203において、
前記第2の動きベクトル算出の機能手段は、第2の動き
ベクトルとともに、前記第1の動きベクトルを用いて、
当該第2の動きベクトルに関し周囲の第2の動きベクト
ルに対する精度を表す評価値を小ブロック毎に算出する
評価値算出の機能手段、該算出された評価値を用いて、
該評価値が表す精度が高いほど狭くした当該第2の動き
ベクトルを中心とする再探索範囲を小ブロック毎に決定
する機能手段とを備え、前記優先度決定の機能手段は、
該評価値が表す精度の高さ、あるいは該再探索範囲の狭
さに応じて再探索する第2の動きベクトルの優先度を決
定するものとすることができる。
【0023】また、上記の変換処理部203において、
前記第2の動きベクトル算出の機能手段は、第1の動き
ベクトルの長さを縮小して第3の動きベクトルを算出す
る機能手段と、再符号化対象の小ブロックに含まれる該
第3の動きベクトルを候補ベクトルとする機能手段と、
選択された該候補ベクトルそれぞれに対して他の候補ベ
クトルとの差分ベクトルのノルムの和を算出する機能手
段と、該ノルムの和が最小となる該候補ベクトルを、第
2の動きベクトルとする機能手段とを備え、前記評価値
算出の機能手段は、該第3の動きベクトルのノルムの和
の最小値を評価値とするものとすることができる。
【0024】あるいは、上記の変換処理部203におい
て、前記第2の動きベクトル算出の機能手段は、再符号
化対象の小ブロックに含まれる例えば縮小前の第1の動
きベクトルを候補ベクトルとする機能手段と、選択され
た該候補ベクトルそれぞれに対して他の候補ベクトルと
の差分ベクトルのノルムの和を算出する機能手段と、該
ノルムの和が最小となる該候補ベクトルを、第2の動き
ベクトルとする機能手段とを備え、前記評価値算出の機
能手段は、該縮小前の第1の動きベクトルのノルムの和
の最小値を評価値とするものとしても良い。
【0025】次に、本発明による画像符号化データの再
符号化方法の構成を図2を用いて説明する。本方法は、
該画像符号化データを復号し、画素値を得て復号画像を
構成する過程と、該画像の符号化データに含まれる小ブ
ロック304単位の第1の動きベクトルMVi301を
抽出する過程と、該抽出された第1の動きベクトルMV
i301を用いて、復号画像を再符号化するための第2
の動きベクトルMV’303を小ブロック306毎に算
出する第2の動きベクトル算出の過程と、該算出された
第2の動きベクトルMV’303毎に動きベクトルの精
度の高さ、あるいは該精度の高さに対応した再探索範囲
の狭さに応じて優先度を決定する優先度決定の過程と、
該優先度の順に第2の動きベクトルMV’303を中心
に該優先度に対応した該再探索範囲を再探索して再符号
化時の動きベクトルを求める過程とを備え、該復号画像
を該再符号化時の動きベクトルを用いて目的のビットレ
ートに再符号化する。
【0026】また、上記の画像符号化データの再符号化
方法において、前記第2の動きベクトル算出の過程は、
第2の動きベクトルとともに、前記第1の動きベクトル
MV i301を用いて、当該第2の動きベクトルMV’
303に関し周囲の第2の動きベクトルに対する精度を
表す評価値を小ブロック毎に算出する評価値算出の過程
と、該算出された評価値を用いて、該評価値が表す精度
が高いほど狭くした当該第2の動きベクトルMV’30
3を中心とする再探索範囲を小ブロック306毎に決定
する過程とを含み、前記優先度決定の過程においては、
該評価値が表す精度の高さ、あるいは該再探索範囲の狭
さに応じて再探索する第2の動きベクトルの優先度を決
定することができる。
【0027】また、上記の画像符号化データの再符号化
方法において、前記第2の動きベクトル算出の過程は、
第1の動きベクトルMVi301の長さを縮小して小ブ
ロック305毎に第3の動きベクトルmvi302を算
出する過程と、再符号化対象の小ブロック306に含ま
れる該第3の動きベクトルmvi302を候補ベクトル
とする過程と、選択された該候補ベクトルそれぞれに対
して他の候補ベクトルとの差分ベクトルのノルムの和を
算出する過程と、該ノルムの和が最小となる該候補ベク
トルを、第2の動きベクトルMV’303とする過程と
を含み、前記評価値算出の過程においては、該第3の動
きベクトルmvi302のノルムの和の最小値を評価値
とすることができる。
【0028】あるいは、上記の画像符号化データの再符
号化方法において、前記第2の動きベクトル算出の過程
は、再符号化対象の小ブロック306に含まれる例えば
縮小前の第1の動きベクトルMVi301を候補ベクト
ルとする過程と、選択された該候補ベクトルそれぞれに
対して他の候補ベクトルとの差分ベクトルのノルムの和
を算出する過程と、該ノルムの和が最小となる該候補ベ
クトルを、第2の動きベクトルMV’303とする過程
とを含み、該評価値算出の過程においては、該縮小前の
第1の動きベクトルMVi301のノルムの和の最小値
を評価値とするようにしても良い。
【0029】以下、第3の動きベクトルを算出、統合し
て再符号化時の動きベクトルを求める方法の詳細を説明
する。図2は、元の符号化データに含まれる第1の動き
ベクトルMViと、第3の動きベクトルmvi、ならびに
第2の動きベクトルMV’の関係を示している。本例で
は画像の縮小率を縦1/2倍、横1/2倍にしたもので
ある。
【0030】第3の動きベクトルmvi302に対し、
差分ベクトルdmvijと差分ベクトルのノルムNij、ノ
ルムの和Siを次のように定義する。
【0031】dmvij=mvi−mvjij=‖dmvij‖ ただしNii=0 Si=Σkik ここで、ノルムNijは2次元の差分ベクトルdmvij
長さに当るものであり、Nij=|xi−xj|+|yi
j|あるいは√((xi−xj2+(yi−yj2)な
どで定義できる。
【0032】このとき、Siの最小値Sを与える候補ベ
クトルを第2の動きベクトルMV’303とする。ま
た、第2の動きベクトルに関する再探索範囲を決定する
評価値Eは、上記のSiの最小値Sを用いる。
【0033】上記ノルムの和Siは、第1の動きベクト
ルMVi301の周囲のベクトルに対する離れ具合を表
しており、周囲のベクトルの向きが異なっていると増加
する。一方、画像を縮小して再符号化する時には、いく
つかの小ブロック305をまとめて一つの小ブロック3
06として扱うため、例えば元の動きベクトル同士が異
なった方向を向いていると、算出した一つの動きベクト
ルで表現される動き予測の精度は低下する。すなわち評
価値Eが大きくなると、第2の動きベクトルMV’30
3と全探索による最適な動きベクトルとのずれが大きく
なることがいえる。尚、上記ではノルムの和Siと評価
値Eを縮小後の動きベクトルを用いて算出したが、縮小
前の(言い変えると、画像符号化データを復号して得ら
れる)動きベクトルを用いて算出しても良い。
【0034】従って、再探索の範囲Rを、評価値Eと適
当な関数fを用いて、R=f(E)として求め、第2の
動きベクトルの精度が高い場合には狭い範囲内で再探索
を行うことにより、少ない演算量で最適な動きベクトル
に一致させることが可能となる。
【0035】次に、再探索の範囲により改善される画質
と処理時間との関係について説明する。一般に、動き予
測を行い予測誤差を符号化するタイプの画像符号化では
予測誤差が小さいほど発生符号量が少なくなるように設
計されている。図3は、横軸に動き予測ベクトルのずれ
を、縦軸に予測誤差の分布をプロットした例である。予
測誤差の分布形状は、画素値が1次のARモデルに従う
と仮定すると、指数分布によって表現できることによる
(岩波講座応用数学、情報幾何の方法、甘利俊一也、
p.89)。また、本来画像は2次元であるが、簡単の
ため1次元で表現している。この図から、予測誤差を最
小とする点x0から動き予測が外れると急激に予測誤差
が増加することが分かる。
【0036】ここでx0から0.5画素ずれた点x1
1.5画素ずれた点x2を考える。それぞれの点は、最
適な動きベクトル(x0)と元の動きベクトル情報から
算出された誤差のある動きベクトル(x1及びx2)とみ
なすことができる。再探索により、点x1あるいは点x2
が0.5画素分だけ精度が向上したとする。予測誤差の
減少分は図3のd1,d2となり、d1>d2であることか
ら点x1を再探索する方が必要符号量をより減少させ
て、結果として再符号化された画像の画質を改善でき
る。また、前述のように算出された動きベクトルの精度
が低く再探索の範囲が広がるにつれ、探索点数も増加す
る。これらのことから、再符号化処理において再探索の
処理時間が制限される。すなわち探索点数に上限がある
場合には算出された動きベクトルの精度が高いものから
優先的に再探索を行うことで、一層の画質向上が期待で
きる。
【0037】続いて、本発明の一実施形態例を示す。第
2の動きベクトル算出方法については、「画像符号化デ
ータの再符号化方法及びこの方法のプログラムを記録し
た記録媒体」(特願2000−264745号)に、詳
しいので省略する。
【0038】図4は、第3の動きベクトルがほぼ同じ方
向を向いている場合501と、さまざまな方向を向いて
いる場合502の、算出された第2の動きベクトルVの
例を示す。例501では、評価値Eは小さくなり動きベ
クトルVと全探索による最適な動きベクトルVTとのず
れが小さく、再探索の範囲を狭くできる。一方、例50
2では評価値Eが大きくなり、最適な動きベクトルVT
とのずれも大きくなる。そのため、再探索の範囲を広げ
ることになる。
【0039】図5は、実際にいくつかの画像符号化スト
リームを変換した場合の、評価値Eに対する算出された
動きベクトルVと最適な動きベクトルVTとのずれを測
定し、再探索により求められる動きベクトルがVTと一
致する確率が0.9以上となるRの最小値を示したもの
である。なお、本例では条件として、ノルムはNij=|
i−xj|+|yi−yj|としている。動きベクトルの
ずれは、動きベクトルVと最適な動きベクトルVT
x,y成分それぞれの差のうち、小さくないほうと定義
する。
【0040】本例によれば、再探索範囲Rを評価値Eの
関数として図5及び表1にあるような階段関数で表現
し、評価値Eに対する再探索の優先度を表1のように定
めることができる。表1は、評価値に対する再探索の範
囲と優先度を示す表である。また、「MBの数」欄には
ある符号化データを復号して縮小し、再符号化した際に
各評価値となった小ブロックの数が記載されている。再
探索のアルゴリズムを半画素単位での全探索とすれば、
それぞれの範囲に対する再探索点数は、表2のようにな
る。表2は、再探索範囲と再探索に要する点の数を示す
表である。
【0041】
【表1】
【0042】
【表2】
【0043】これらから、再符号化されるある画像に対
し、再探索可能な処理時間が探索点数に換算して600
点分あるとすれば、優先度1の小ブロックを全部と優先
度2の小ブロックを3つ再探索することができる(9×
57+25×3=588<600)。一方、処理時間に
余裕があって再探索可能な探索点数が1300点分ある
とすれば、優先度1と2の小ブロック全部と優先度3の
小ブロックを2つ再探索することができる(9×57+
25×27+49×2=1286<1300)。
【0044】本例では、再探索のアルゴリズムを全探索
としたが、前述のHAWS法などももちろん利用でき
る。また、同じ再探索範囲を与える小ブロックでも評価
値に応じて優先度を細かく設定することも可能である。
【0045】尚、図1を用いて説明した装置各部の一部
もしくは全部の機能手段を、コンピュータを用いて実現
できること、あるいは、図2を用いて説明した処理過程
をコンピュータに実行させることができることは言うま
でもなく、コンピュータでその各部の機能手段を実現す
るためのプログラム、あるいは、コンピュータにその処
理過程を実行させるためのプログラムを、そのコンピュ
ータが読み取り可能な記録媒体、例えば、FD(フロッ
ピー(登録商標)ディスク)や、MO、ROM、メモリ
カード、CD、DVD、リムーバブルディスクなどに記
録して、保存したり、配布することが可能である。ま
た、そのプログラムをインターネットや電子メール等に
より、ネットワーク等の通信網を通して提供することも
可能である。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
算出された動きベクトルの再探索時に再探索範囲と優先
度を変更することで、制限された処理時間での再符号化
画像の一層の画質向上が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の課題とともに本発明による装置を説明
するための、動きベクトルの変換処理部と再探索処理部
を含む、画像符号化データの再符号化を行なう装置構成
図である。
【図2】本発明における画像符号化データの再符号化を
行なう方法の説明とともに、第1の動きベクトルと、第
3の動きベクトルと、第2の動きベクトルの関係を説明
する図である。
【図3】本発明における動き予測ベクトルのずれと予測
誤差の増加を示す図である。
【図4】本発明の一実施形態例を説明する図である。
【図5】評価値に対する算出された動きベクトルと最適
な動きベクトルとのずれを示す図である。
【図6】画像符号化データの再符号化を行なう従来の技
術を説明するための構成図である。
【符号の説明】
201…復号器 202…再符号化器 203…変換処理部 204…再探索処理部 301…第1の動きベクトルMVi 302…第3の動きベクトルmvi 303…第2の動きベクトルMV’ 304…元の符号化データにおける小ブロック 305…縮小された小ブロック 306…再符号化対象の小ブロック V…算出された第2の動きベクトル VT…最適な動きベクトル R…再探索の範囲 x0…予測誤差を最小にする点 x1…変換誤差を含む点 x2…変換誤差を含む点 d1…再探索によるx1の予測誤差減少分 d2…再探索によるx2の予測誤差減少分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 八島 由幸 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5C059 KK15 KK19 KK41 MA05 NN02 NN03 NN08 NN21 NN28 SS20 TA63 TA65 TB08 TC12 TC25 TD02 TD05 UA02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 あるビットレートで符号化された画像符
    号化データを、再符号化する装置において、 該画像符号化データを復号し、画素値を得て復号画像を
    構成する機能手段と、 該画像の符号化データに含まれる小ブロック単位の第1
    の動きベクトルを抽出する機能手段と、 該抽出された第1の動きベクトルを用いて、該復号画像
    を再符号化するための第2の動きベクトルを小ブロック
    毎に算出する第2の動きベクトル算出の機能手段と、 該算出された第2の動きベクトル毎に動きベクトルの精
    度の高さ、あるいは該精度の高さに対応した再探索範囲
    の狭さに応じて優先度を決定する優先度決定の機能手段
    と、 該決定された優先度の順に第2の動きベクトルを中心に
    該優先度に対応した該再探索範囲を再探索して再符号化
    時の動きベクトルを求める機能手段とを備えることを特
    徴とする画像符号化データの再符号化装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の動きベクトル算出の機能手段
    は、 第2の動きベクトルとともに、前記第1の動きベクトル
    を用いて、当該第2の動きベクトルに関し周囲の第2の
    動きベクトルに対する精度を表す評価値を小ブロック毎
    に算出する評価値算出の機能手段と、 該算出された評価値を用いて、該評価値が表す精度が高
    いほど狭くした当該第2の動きベクトルを中心とする再
    探索範囲を小ブロック毎に決定する機能手段とを備え、 前記優先度決定の機能手段は、該評価値が表す精度の高
    さ、あるいは該再探索範囲の狭さに応じて再探索する第
    2の動きベクトルの優先度を決定するものであることを
    特徴とする請求項1に記載の画像符号化データの再符号
    化装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の動きベクトル算出の機能手段
    は、 第1の動きベクトルの長さを縮小して第3の動きベクト
    ルを算出する機能手段と、 再符号化対象の小ブロックに含まれる該第3の動きベク
    トルを候補ベクトルとする機能手段と、 選択された該候補ベクトルそれぞれに対して他の候補ベ
    クトルとの差分ベクトルのノルムの和を算出する機能手
    段と、 該ノルムの和が最小となる該候補ベクトルを、第2の動
    きベクトルとする機能手段とを備え、 前記評価値算出の機能手段は、該第3の動きベクトルの
    ノルムの和の最小値を評価値とするものであることを特
    徴とする請求項2に記載の画像符号化データの再符号化
    装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の動きベクトル算出の機能手段
    は、 再符号化対象の小ブロックに含まれる第1の動きベクト
    ルを候補ベクトルとする機能手段と、 選択された該候補ベクトルそれぞれに対して他の候補ベ
    クトルとの差分ベクトルのノルムの和を算出する機能手
    段と、 該ノルムの和が最小となる該候補ベクトルを、第2の動
    きベクトルとする機能手段とを備え、 前記評価値算出の機能手段は、該第1の動きベクトルの
    ノルムの和の最小値を評価値とするものであることを特
    徴とする請求項2に記載の画像符号化データの再符号化
    装置。
  5. 【請求項5】 あるビットレートで符号化された画像符
    号化データを、再符号化する方法において、 該画像符号化データを復号し、画素値を得て復号画像を
    構成する過程と、 該画像の符号化データに含まれる小ブロック単位の第1
    の動きベクトルを抽出する過程と、 該抽出された第1の動きベクトルを用いて、復号画像を
    再符号化するための第2の動きベクトルを小ブロック毎
    に算出する第2の動きベクトル算出の過程と、 該算出された第2の動きベクトル毎に動きベクトルの精
    度の高さ、あるいは該精度の高さに対応した再探索範囲
    の狭さに応じて優先度を決定する優先度決定の過程と、 該優先度の順に第2の動きベクトルを中心に該優先度に
    対応した該再探索範囲を再探索して再符号化時の動きベ
    クトルを求める過程とを備えることを特徴とする画像符
    号化データの再符号化方法。
  6. 【請求項6】 前記第2の動きベクトル算出の過程は、 第2の動きベクトルとともに、前記第1の動きベクトル
    を用いて、当該第2の動きベクトルに関し周囲の第2の
    動きベクトルに対する精度を表す評価値を小ブロック毎
    に算出する評価値算出の過程と、 該算出された評価値を用いて、該評価値が表す精度が高
    いほど狭くした当該第2の動きベクトルを中心とする再
    探索範囲を小ブロック毎に決定する過程とを含み、 前記優先度決定の過程においては、該評価値が表す精度
    の高さ、あるいは該再探索範囲の狭さに応じて再探索す
    る第2の動きベクトルの優先度を決定することを特徴と
    する請求項5に記載の画像符号化データの再符号化方
    法。
  7. 【請求項7】 前記第2の動きベクトル算出の過程は、 第1の動きベクトルの長さを縮小して第3の動きベクト
    ルを算出する過程と、 再符号化対象の小ブロックに含まれる該第3の動きベク
    トルを候補ベクトルとする過程と、 選択された該候補ベクトルそれぞれに対して他の候補ベ
    クトルとの差分ベクトルのノルムの和を算出する過程
    と、 該ノルムの和が最小となる該候補ベクトルを、第2の動
    きベクトルとする過程とを含み、 前記評価値算出の過程においては、該第3の動きベクト
    ルのノルムの和の最小値を評価値とすることを特徴とす
    る請求項6に記載の画像符号化データの再符号化方法。
  8. 【請求項8】 前記第2の動きベクトル算出の過程は、 再符号化対象の小ブロックに含まれる第1の動きベクト
    ルを候補ベクトルとする過程と、 選択された該候補ベクトルそれぞれに対して他の候補ベ
    クトルとの差分ベクトルのノルムの和を算出する過程
    と、 該ノルムの和が最小となる該候補ベクトルを、第2の動
    きベクトルとする過程とを含み、 該評価値算出の過程においては、該第1の動きベクトル
    のノルムの和の最小値を評価値とすることを特徴とする
    請求項6に記載の画像符号化データの再符号化方法。
  9. 【請求項9】 請求項5から8のいずれかに記載の画像
    符号化データの再符号化方法における過程をコンピュー
    タに実行させるプログラムとしたことを特徴とする画像
    符号化データの再符号化プログラム。
  10. 【請求項10】 請求項5から8のいずれかに記載の画
    像符号化データの再符号化方法における過程をコンピュ
    ータに実行させる画像符号化データの再符号化プログラ
    ムを、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録し
    たことを特徴とする画像符号化データの再符号化プログ
    ラムを記録した記録媒体。
JP2001145746A 2001-05-16 2001-05-16 画像符号化データの再符号化装置、再符号化方法、再符号化プログラム、及び再符号化プログラムを記録した記録媒体 Pending JP2002344971A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001145746A JP2002344971A (ja) 2001-05-16 2001-05-16 画像符号化データの再符号化装置、再符号化方法、再符号化プログラム、及び再符号化プログラムを記録した記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001145746A JP2002344971A (ja) 2001-05-16 2001-05-16 画像符号化データの再符号化装置、再符号化方法、再符号化プログラム、及び再符号化プログラムを記録した記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002344971A true JP2002344971A (ja) 2002-11-29

Family

ID=18991507

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001145746A Pending JP2002344971A (ja) 2001-05-16 2001-05-16 画像符号化データの再符号化装置、再符号化方法、再符号化プログラム、及び再符号化プログラムを記録した記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002344971A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006109418A (ja) * 2004-10-02 2006-04-20 Samsung Electronics Co Ltd トランスコーディングのために出力マクロブロック及び動きベクトルを推定する方法及びトランスコーダ
JP2010098537A (ja) * 2008-10-16 2010-04-30 Fujitsu Ltd トランスコード装置およびトランスコード方法
US7979622B2 (en) 2005-05-30 2011-07-12 Megachips Corporation Memory access method

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006109418A (ja) * 2004-10-02 2006-04-20 Samsung Electronics Co Ltd トランスコーディングのために出力マクロブロック及び動きベクトルを推定する方法及びトランスコーダ
US7979622B2 (en) 2005-05-30 2011-07-12 Megachips Corporation Memory access method
JP2010098537A (ja) * 2008-10-16 2010-04-30 Fujitsu Ltd トランスコード装置およびトランスコード方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11153566B1 (en) Variable bit rate generative compression method based on adversarial learning
US7643690B2 (en) Image decoding and encoding apparatus, method and computer readable storage medium
US20220217337A1 (en) Method, codec device for intra frame and inter frame joint prediction
US7733345B2 (en) Method and apparatus for encoding and decoding position interpolator
US9204154B2 (en) Image encoding device and image decoding device
US8625678B2 (en) Method for scalable video coding on a plurality of space resolution levels
Zhou et al. Multi-scale and context-adaptive entropy model for image compression
JP2013502140A (ja) 動きベクトルの正確度の調節を利用した映像符号化、復号化方法及び装置
CN113259676A (zh) 一种基于深度学习的图像压缩方法和装置
JP3521412B2 (ja) オリエンテーション補間ノードの符号化装置及び方法
JP5689291B2 (ja) 画像復号装置、画像復号方法、画像復号プログラム、画像符号化装置、画像符号化方法、及び画像符号化プログラム
Akbari et al. Learned multi-resolution variable-rate image compression with octave-based residual blocks
US9451265B2 (en) Method, apparatus and computer program product for providing improved data compression
US6594375B1 (en) Image processing apparatus, image processing method, and storage medium
JP5625808B2 (ja) データ更新装置及びプログラム、並びに、動画像復号装置及びプログラム、並びに、動画像配信システム
CN116600119B (zh) 视频编码、解码方法、装置、计算机设备和存储介质
JP2002344971A (ja) 画像符号化データの再符号化装置、再符号化方法、再符号化プログラム、及び再符号化プログラムを記録した記録媒体
US20170310974A1 (en) Method and apparatus for encoding and decoding video signal using improved prediction filter
WO2019150411A1 (ja) 映像符号化装置、映像符号化方法、映像復号装置、映像復号方法、及び映像符号化システム
JP2002247587A (ja) 画像符号化データの再符号化装置、再符号化方法、再符号化プログラム及び再符号化プログラムを記録した記録媒体
JP2016536859A (ja) メディア信号のエンコード及びデコード方法並びにそれを用いる装置
US11350134B2 (en) Encoding apparatus, image interpolating apparatus and encoding program
KR101500300B1 (ko) 부호화기와 복호화기 사이에 상호작용이 가능한 선택적 저전력 비디오 코덱 장치, 이를 이용한 부호화 및 복호화 방법
JP3917805B2 (ja) 画像符号化データの再符号化方法およびこの方法のプログラムを記録した記録媒体
JPH07123276A (ja) 画像信号のデジタル圧縮符号化方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060525

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060606

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060721

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070206

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070605