JP2002344392A - コンテンツ送信装置、送信方法、受信装置、受信方法および送受信システム - Google Patents

コンテンツ送信装置、送信方法、受信装置、受信方法および送受信システム

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JP2002344392A
JP2002344392A JP2001144561A JP2001144561A JP2002344392A JP 2002344392 A JP2002344392 A JP 2002344392A JP 2001144561 A JP2001144561 A JP 2001144561A JP 2001144561 A JP2001144561 A JP 2001144561A JP 2002344392 A JP2002344392 A JP 2002344392A
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JP2001144561A
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English (en)
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Fumitaka Kawate
史隆 川手
Yoshimasa Kato
好将 加藤
Tamihei Hiramatsu
民平 平松
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 繰り返し出力されるコンテンツを受信すると
共に再生する。 【解決手段】 展示室1には、展示物2が展示されてい
る。展示物2のコンテンツは、記憶装置3に予め記憶さ
れている。送信機4は、記憶装置3からコンテンツを取
り出し、赤外線を媒体として、繰り返し展示室1内に送
信している。この展覧室1にいる見学者5には、コンテ
ンツを聞くための受信機6が予め渡されている。この展
示室1に、受信機6を所持した見学者5が入ると、送信
機4から常に送信されている展示物2のコンテンツを受
信機6が受信する。受信機6は、受信したコンテンツの
先頭から音声データを再生する。すなわち、送信機4か
ら送信されるコンテンツの先頭を受信機6が受信し始め
たときから再生を開始すれば良いので見学者5は、何も
しなくてもコンテンツを先頭から聞くことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、博物館や美術館
などの展示物の説明、すなわちコンテンツの送信および
受信に用いて好適なコンテンツ送信装置、送信方法、受
信装置、受信方法および送受信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】博物館や美術館などでは、展示物につい
ての説明が必要な場合、その多くは説明のための説明要
員を展示物の近くに配置させ、その説明要員によって個
々の見学者に対して、展示物の説明がなされている。こ
の場合、説明要員を確保する必要があり、さらに確保し
た説明要員に対して展示物の教育を行う必要があり、そ
れらの費用が大きな負担となる問題があった。また、配
置できる説明要員に限りがあるため、見学者が大勢いる
場合には、全ての見学者に対して対応するのが難しい問
題があった。
【0003】これらの問題を解決するために、音声ガイ
ドを行うシステムが採用されている。音声ガイドを行う
システムとして、メモリ式ガイドシステムと、双方向通
信型ガイドシステムとがあった。まず、メモリ式ガイド
システムを説明する。このメモリ式ガイドシステムは、
まず展示物に番号などのラベルが重複しないように付け
られる。複数の展示物のそれぞれの説明がガイド装置に
予め録音される。このとき、複数の展示物と、対応する
それぞれの説明とは、ラベルによって関連付けられる。
そのガイド装置が見学者に貸し出される。見学者は、ガ
イド装置にラベルを入力することによって所望の展示物
の説明が再生され、所望の展示物の説明を聞くことがで
きる。
【0004】次に、双方向通信型ガイドシステムを説明
する。特開平11−252121号公報や特開2000
−172238号公報のように、見学者の持つ装置から
個人情報ないし位置情報が発信される。発信された情報
に基づいて、その見学者向けのガイド情報がセンタ側か
ら送信される。送信されたガイド情報は、見学者の持つ
装置で受信され、再生される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】メモリ式ガイドシステ
ムでは、展示物の説明が貸し出すガイド装置に録音され
ている必要があるため、事前に全てのガイド装置に全て
の展示物の説明を録音する作業が必要である。また、録
音された内容の一部分を変更しなければならない場合で
も、全てのガイド装置に対して、変更の手続きを行われ
なければならない。さらに、ガイド装置にラベルを入力
するときに発生する入力ミスによって、所望の展示物の
コンテンツと異なるコンテンツを再生することがある。
また、用意したガイド装置よりも、実際の見学者の方が
多かった場合には、ガイド装置そのものをメーカおよび
/またはレンタル業者などから集めることができるとし
ても、集めたガイド装置に全ての展示物の説明を録音す
る必要があるために、対応が遅れる。もしくは、予想さ
れる来場者数より、常に多めにガイド装置を用意してお
く必要があり、貸し出す側としては、コストが大きな負
担となる。
【0006】また、ガイド装置に録音されていない、例
えば呼び出しのアナウンス的なものや、予めスケジュー
ル化できない、例えば遠方のケージにいる動物の鳴き声
をライブで聞かせるなどようなイベントの放送には、こ
のガイド装置は使用できない。
【0007】また、メモリ式ガイドシステムでは、見学
者が能動的に音声を再生するための操作をしなければな
らないため、説明を聞く対象について見学者が興味を持
っているものだけしか再生されない。このため、このメ
モリ式ガイドシステムでは、見学者の新たな興味を掘り
起こすことはできない。また、見学者が本来興味を持っ
ている展示を見落とすことに対して、対処することがで
きない。
【0008】そして、双方向通信型ガイドシステムで
は、見学者の持つ装置と、センタ側の装置とは、双方向
通信のために、送信機能および受信機能の両方を持たな
ければならないため、ハードウェアが複雑になる。ま
た、無線で双方向通信を行うために、どの送信機がどの
周波数の電波を使用するかなどを調整するための仕組み
が必要となり、ソフトウェアの面でも複雑となる。さら
に、見学者の持つ装置と、センタ側の装置との双方向通
信のために、見学者の位置を検出する必要があるため、
見学者の位置情報を検出する仕組みが必要となる。これ
らの理由により、装置の機構、仕組みが複雑なものとな
り、上述のメモリ式ガイドシステムと比較すると高価な
ものになる。
【0009】また、見学者の持つ装置から送信を行うた
めに、消費電力が大きくなる。通常、見学者の持つ装置
は、1次電池もしくは2次電池を利用すると考えられる
ので、消費電力が大きくなるということは、利用可能時
間の短縮に繋がる。受信機を見学者が利用する時間の予
測は難しいので、利用可能時間が短いことは大きなデメ
リットである。
【0010】従って、この発明の目的は、これらを鑑み
て、コンテンツを繰り返し出力するコンテンツ送信装置
および送信方法、並びに繰り返し出力されるコンテンツ
を受信すると共に再生するコンテンツ受信装置および受
信方法、並びにコンテンツ送受信システムおよび送受信
方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、コンテンツを記憶している記憶手段と、コンテンツ
を複数に分割し、所定の送信データのフォーマットへ変
換する送信データ作成手段と、送信データを赤外線信号
として、繰り返し出力する出力手段とからなることを特
徴とするコンテンツ送信装置である。
【0012】請求項4に記載の発明は、ネットワークを
介してコンテンツを供給するコンテンツ供給手段と、コ
ンテンツを複数に分割し、所定の送信データのフォーマ
ットへ変換する送信データ作成手段と、送信データを赤
外線信号として、繰り返し出力する出力手段とからなる
ことを特徴とするコンテンツ送信装置である。
【0013】請求項15に記載の発明は、送信側の機器
から出力される赤外線信号を受信する受信手段と、赤外
線信号から複数に分割されたコンテンツを抽出するコン
テンツ抽出手段と、抽出された複数に分割されたコンテ
ンツを途切れることなく再生する再生手段とからなるこ
とを特徴とするコンテンツ受信装置である。
【0014】請求項27に記載の発明は、コンテンツを
送信し、送信されたコンテンツを受信するコンテンツ送
受信システムにおいて、コンテンツを記憶している記憶
手段と、コンテンツを複数に分割し、所定の送信データ
のフォーマットへ変換する送信データ作成手段と、送信
データを赤外線信号として、繰り返し出力する出力手段
とから構成されるコンテンツ送信装置と、出力手段から
出力される赤外線信号を受信する受信手段と、赤外線信
号から複数に分割されたコンテンツを抽出するコンテン
ツ抽出手段と、抽出された複数に分割されたコンテンツ
を途切れることなく再生する再生手段とから構成される
コンテンツ受信装置とからなることを特徴とするコンテ
ンツ送受信システムである。
【0015】請求項30に記載の発明は、コンテンツを
送信し、送信されたコンテンツを受信するコンテンツ送
受信システムにおいて、ネットワークを介してコンテン
ツを供給するコンテンツ供給手段と、コンテンツを複数
に分割し、所定の送信データのフォーマットへ変換する
送信データ作成手段と、送信データを赤外線信号とし
て、繰り返し出力する出力手段とから構成されるコンテ
ンツ送信装置と、出力手段から出力される赤外線信号を
受信する受信手段と、赤外線信号から複数に分割された
コンテンツを抽出するコンテンツ抽出手段と、抽出され
た複数に分割されたコンテンツを途切れることなく再生
する再生手段とから構成されるコンテンツ受信装置とか
らなることを特徴とするコンテンツ送受信システムであ
る。
【0016】請求項52に記載の発明は、記憶手段にコ
ンテンツを記憶し、コンテンツを複数に分割し、所定の
送信データのフォーマットへ変換し、送信データを赤外
線信号として、繰り返し出力するようにしたことを特徴
とするコンテンツ送信方法である。
【0017】請求項55に記載の発明は、ネットワーク
を介してコンテンツを供給し、コンテンツを複数に分割
し、所定の送信データのフォーマットへ変換し、送信デ
ータを赤外線信号として、繰り返し出力するようにした
ことを特徴とするコンテンツ送信方法である。
【0018】請求項66に記載の発明は、送信側の機器
から出力される赤外線信号を受信し、赤外線信号から複
数に分割されたコンテンツを抽出し、抽出された複数に
分割されたコンテンツを途切れることなく再生し、再生
されたコンテンツを出力するようにしたことを特徴とす
るコンテンツ受信方法である。
【0019】コンテンツ送信装置は、記憶手段から記憶
しているコンテンツを送信データ作成手段へ供給し、送
信データ作成手段で供給されたコンテンツを複数に分割
し、所定の送信データのフォーマットへ変換し、変換さ
れた送信データを赤外線信号として、繰り返し出力す
る。コンテンツ受信装置は、送信された赤外線信号を受
信し、コンテンツ抽出手段で赤外線信号から複数に分割
されたコンテンツを抽出し、抽出された複数に分割され
たコンテンツを途切れることなく再生し、再生されたコ
ンテンツを出力する。このように、コンテンツ送信装置
には受信機能を持たせず、繰り返しコンテンツを出力
し、コンテンツ受信装置には送信機能を持たせず、繰り
返し出力されているコンテンツを受信すると共に再生す
ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態につ
いて図面を参照して説明する。なお、各図に亘り同じ機
能を有するものには、同一の参照符号を付し、説明の重
複を避ける。まず、この発明の説明を容易とするため
に、図1を参照してこの発明が適用される概略を説明す
る。図1は、一例として開催されている展覧会の一室で
ある。参照符号1で示す展示室には、展示物2が展示さ
れている。展示物2の説明(以下、コンテンツと称す
る)は、記憶装置3に予め記憶されている。この実施形
態では、説明を容易とするためにコンテンツは、一例と
して音声データから構成される。記憶装置3に記憶され
るコンテンツは、HDD(Hard Disk Drive)に記憶さ
れるようにしても良いし、取り外し可能な半導体メモリ
に記憶されるようにしても良い。送信機4は、記憶装置
3から記憶されているコンテンツを取り出し、赤外線を
媒体として、繰り返し展示室1内に送信している。
【0021】ここで、この展覧室1にいる見学者51
2、53、・・・、5n(以下、これらを総じて見学者
5と称する)には、送信機4から送信されている展示物
2のコンテンツを聞くための受信機61、62、63、・
・・、6n(以下、これらを総じて受信機6と称する)
が予め渡されている。
【0022】この展示室1に、受信機6を所持した見学
者5が入ると、送信機4から常に送信されている展示物
2のコンテンツを受信機6が受信する。受信機6は、受
信したコンテンツの先頭から音声データを再生する。こ
のときに、見学者5が展示室1に入って展示物2を見学
すると同時に、コンテンツが先頭から再生される。すな
わち、送信機4から送信されるコンテンツの先頭を受信
機6が受信し始めたときから再生を開始すれば良いので
見学者5は、何もしなくてもコンテンツを先頭から聞く
ことができる。
【0023】一例として、展示室1を図2に示すような
構成としても良い。この図2に示す展示室1には、天井
に送信機4が設置されている。送信機4から展示物1の
コンテンツが領域11に送信される。受信機6は、この
領域11に入るだけで、送信されているコンテンツを受
信することができる。受信したコンテンツは、コンテン
ツの先頭が受信された時点から再生される。このよう
に、あたかも空間が展示物1のコンテンツを持ってい
て、見学者5はその空間が持っているコンテンツを取り
出すかのように、そのコンテンツを入手することができ
る。以下、この空間、すなわち領域11を情報充填空間
11と称する。
【0024】送信機4の第1の実施形態を図3を参照し
て説明する。記憶装置3には、上述したように展示物2
のコンテンツが記録されている。この記憶装置3には、
送信データ制御部21から制御信号が供給される。送信
データ制御部21から供給される制御信号によって、記
憶装置3に予め記憶されているコンテンツが送信データ
作成部22へ供給される。送信データ作成部22には、
記憶装置3から供給されるコンテンツと、送信データ制
御部21から制御信号と、タイマ23で計数される時間
とが供給される。送信データ作成部22では、供給され
たコンテンツが、後述する送信データへ変換される。送
信データ作成部22によって作られた送信データは、変
調器24へ供給される。変調器24では、供給された送
信データを伝送路、すなわちこの実施形態では赤外線領
域に適した信号とするために、供給された送信データに
対して変調が施される。変調が施された送信データは、
発光部25へ供給される。発光部25では、供給された
送信データが赤外線として送信される。
【0025】この送信機4から送信される送信データの
第1の実施形態を図4を参照して説明する。例えば、図
4Aに示すように、1秒間を4m秒毎に区切る。すなわ
ち、1秒間が250個に区切られる。この区切った各区
間を単位としてデータを伝送する。この区間をフレーム
と称する。このフレームは、図4Bに示すように、その
フレームのデータに関する制御情報を格納したヘッダ
と、そのフレームで伝送するデータそのものを格納する
ボディとで構成される。送信機4では、4m秒のフレー
ムに、4m秒分のコンテンツが格納されて送信される。
受信機6では、この4m秒分のデータが受信されて再生
される。このフレームが途切れなく送信機4から送信さ
れ、受信機6で受信されることによって、受信機6で
は、コンテンツを途切れることなく再生することができ
る。
【0026】ここで、図4B中のボディに格納されるコ
ンテンツは、上述したように一例として音声データであ
る。しかしながら、音声データに限定されるものではな
く、画像データ、すなわち静止画像データおよび/また
は動画像データであっても良く、画像データと音声デー
タとの合成であっても何ら問題はない。また、ボディに
格納されるコンテンツは、圧縮されたものであっても何
ら問題はない。
【0027】ここで、1つのフレームが4m秒、且つコ
ンテンツ全体のデータ長が、一例として20秒の場合、
コンテンツは、5000個のフレームを使用して、送信
機4から送信される。また、フレームの長さが異なるよ
うにしても良い。例えば、展示室1に見学者5が入って
くるとすぐに、展示物2のコンテンツが始まるようにす
るために、コンテンツの先頭の送信データが含まれるフ
レームは4m秒とし、その後は、コンテンツが途切れる
ことなく受信機6で再生することができれば良いので、
先頭の送信データが含まれないフレームは、4m秒とす
る必要はない。そうすることによって、コンテンツに必
要なフレーム数を減らすことができる。
【0028】また、20秒のコンテンツは、複数に分割
され時分割多重されて送信するようにしても良いし、周
波数多重されて送信するようにしても良い。また、分割
された数だけチャンネルを有し、チャンネルを切り替え
ることによって、コンテンツを途切れなく再生するよう
にしても良い。
【0029】ここで、送信機4の第1の実施形態の制御
を図5のフローチャートを参照して説明する。ステップ
S1では、送信機4のシステム全体が初期化される。ス
テップS2では、送信データの属性情報が取得される。
一例として、属性情報は、コンテンツ全体のデータ長、
展示物2と関連付けられたラベル、ボディに格納される
データに対して圧縮を施すか否か、圧縮が施されていれ
ばその圧縮手段などが取得される。ステップS3では、
送信データの先頭のアドレスがデータポインタDPに設
定される。ステップS4では、次のフレームで送信する
データ量(word数)が決定される。すなわち、ボデ
ィに格納されるword数が決定され、そのword数
がデータ量Lenに設定される。
【0030】ステップS5では、カウント値が0に設定
される。ステップS6では、フレームを構成するヘッダ
が作成される。ステップS7では、作成されたヘッダが
送信される。ステップS8では、送信データから次の1
wordが取得される。データポインタDPの値が1w
ord分だけ移動される。ステップS9では、カウント
値がインクリメントされる。ステップS10では、取得
した送信データが送信される。送信データに対して圧縮
を施す場合、このステップS10で送信データに圧縮が
施される。
【0031】ステップS11では、カウント値がデータ
量Len以下か否かが判断される。カウント値がデータ
量Len以下であると判断された場合、ステップS8へ
制御が戻り、カウント値がデータ量Lenを超えている
と判断された場合、ステップS12へ制御が移る。すな
わち、ボディに格納されるword数となるまで、ステ
ップS8〜ステップS11までの制御が繰り返され、送
信データが1wordずつ送信される。
【0032】ステップS12では、送信データの末尾デ
ータ、すなわちコンテンツの末尾を送信したか否かが判
断される。コンテンツの末尾を送信したと判断される
と、ステップS3へ制御が戻り、コンテンツの末尾はま
だ送信していないと判断されると、ステップS4へ制御
が戻る。すなわち、ヘッダとボディからなる1フレーム
が送信された後、連続する送信データを送信するため
に、ステップS4〜ステップS11の制御が繰り返さ
れ、またはコンテンツの先頭から繰り返し送信するため
に、ステップS3〜ステップS11の制御が繰り返され
る。
【0033】送信機4から送信される送信データを受信
する受信機6の構成の第1の実施形態を図6を参照して
説明する。受光部31では、送信機4から送信された赤
外線が受光される。一例として、この受光部31は、フ
ォトダイオードから構成される。受光された赤外線は、
受光部31から復調部32へ供給される。復調部32で
は、供給された赤外線が復調され、受信データ(送信デ
ータ)が取り出される。取り出された受信データは、再
生制御部33およびメッセージ抽出部34へ供給され
る。再生制御部33では、メッセージ抽出部34と情報
をやり取りし、供給された受信データを再生するか否か
などが判断され、再生に係わる制御が行われる。例え
ば、この再生制御部33では、供給された受信データ
が、展示物2のコンテンツの先頭ではなかった場合、コ
ンテンツの先頭を受信するまで再生を行わないような制
御信号が再生部35へ供給され、その再生が停止され
る。また再生制御部33では、一度再生した展示物2の
コンテンツが繰り返し再生されないようにコンテンツ
の、例えばラベルが履歴データとして受信履歴に記憶さ
れる。その受信履歴に記憶されるラベル(履歴データ)
に基づいて再生しないような制御信号が再生制御部33
から再生部35へ供給され、再生部35において、その
再生が停止される。
【0034】メッセージ抽出部34では、供給された受
信データからコンテンツとなる部分、すなわちボディが
取り出される。取り出されたコンテンツとなる部分は、
再生部35へ供給される。再生部35では、再生制御部
33からの制御信号に応じて、例えば再生フラグがON
またはOFFとされ、再生フラグがONとされたとき
に、メッセージ抽出部34から供給されたコンテンツが
再生される。また、供給されたコンテンツが圧縮されて
いた場合、伸張後に再生される。また、この再生部35
には、タイマ36で計数される時間が供給される。再生
部35で再生されたコンテンツは、出力部37へ供給さ
れる。出力部37は、再生されたコンテンツが音声デー
タのみの場合、例えばイヤホンまたはヘッドホンなどで
あり、画像データが含まれている場合、出力部37に表
示部が設けられるとその画像データが再生表示される。
すなわち、出力部37は、見学者5へ再生するコンテン
ツを与えるためのユーザインタフェースである。
【0035】この受信機6の動作を図7に示すフローチ
ャートを参照して説明する。ステップS21では、受信
機6のシステム全体の初期化が行われる。ステップS2
2では、受光部31で受光した赤外線から復調部32で
受信データが取得される。ステップS23では、取得さ
れた受信データがフレームの先頭か否かが判断される。
フレームの先頭であると判断されると、ステップS24
へ制御が移り、フレームの先頭ではないと判断される
と、ステップS22へ制御が戻る。ステップS24で
は、フレームの先頭にあるヘッダが取得される。ステッ
プS25では、取得された受信データの受信エラーの有
無が判断される。受信エラーがあると判断されると、そ
の受信データ自体を捨て、ステップS22へ制御が戻
り、受信エラーがないと判断されると、ステップS26
へ制御が移る。
【0036】ステップS26では、1フレーム分の受信
データを取得するサブルーチンAが呼び出され、そのサ
ブルーチンAに制御が移る。そして、サブルーチンAの
制御が終了すると、ステップS26へ制御が戻り、ステ
ップS27へ制御が移る。
【0037】ステップS27では、コンテンツを再生す
るための前処理を行うサブルーチンBが呼び出され、そ
のサブルーチンBに制御が移る。そして、サブルーチン
Bの制御が終了すると、ステップS27へ制御が戻り、
ステップS28へ制御が移る。
【0038】ステップS28では、コンテンツを再生す
るサブルーチンCが呼び出され、そのサブルーチンCへ
制御が移る。そして、サブルーチンCの制御が終了する
と、ステップS28へ制御が戻り、ステップS29へ制
御が移る。
【0039】ステップS29では、コンテンツを再生す
るための後処理を行うサブルーチンDが呼び出され、そ
のサブルーチンDへ制御が移る。そして、サブルーチン
Dの制御が終了すると、ステップS29へ制御が戻り、
ステップS22へ制御が戻る。
【0040】ステップS26で呼び出されるサブルーチ
ンAの制御を図8に示すフローチャートを参照して説明
する。ステップS31では、再生フラグがONか否かが
判断される。再生フラグがONであると判断されるとス
テップS32へ制御が移り、再生フラグがONでない、
すなわちOFFであると判断されると、このフローチャ
ート(サブルーチンA)を終了し、呼び出されたステッ
プ、上述の図7のフローチャートの場合、ステップS2
6へ制御が戻る。ステップS32では、再生されるコン
テンツ全体のデータ長、すなわちword数がカウンタ
値に設定される。ステップS33では、受信バッファが
用意される。
【0041】ステップS34では、受信データ、すなわ
ちフレームのボディに格納されるwordが1つ取得さ
れる。ステップS35では、カウント値がデクリメント
される。ステップS36では、受信データの受信エラー
の有無が判断される。受信エラーがあると判断される
と、ステップS39へ制御が戻り、受信エラーがないと
判断されると、ステップS37へ制御が移る。ステップ
S39では、エラー処理として無音を出力するように制
御される。
【0042】ステップS37では、受信データが受信バ
ッファに格納される。ステップS38では、カウント値
がゼロか否かが判断される。カウント値がゼロであると
判断されると、このフローチャート(サブルーチンA)
を終了し、呼び出されたステップ、上述の図7のフロー
チャートの場合、ステップS26へ制御が戻る。カウン
ト値がゼロでないと判断されると、ステップS34へ制
御が戻る。
【0043】ステップS27で呼び出されるサブルーチ
ンBの制御を図9に示すフローチャートを参照して説明
する。ステップS41では、メッセージ番号、すなわち
ラベルが取得される。ステップS42では、取得したラ
ベルが受信履歴に記録されているか否かが判断される。
取得したラベルが受信履歴に記録されていると判断され
ると、ステップS43へ制御が移り、ラベルが受信履歴
に記録されていないと判断されると、ステップS45へ
制御が移る。ステップS43では、受信履歴に記憶され
ていたラベルに対応したコンテンツを最後まで再生した
か否かが判断される。最後まで再生したと判断すると、
ステップS44へ制御が移り、最後まで再生していない
と判断すると、ステップS45へ制御が移る。ステップ
S44では、再生フラグがOFFとされ、ステップS4
5では、再生フラグがONとされる。そして、このフロ
ーチャート(サブルーチンB)を終了し、呼び出された
ステップ、上述の図7のフローチャートの場合、ステッ
プS27へ制御が戻る。
【0044】ステップS28で呼び出されるサブルーチ
ンCの制御を図10に示すフローチャートを参照して説
明する。ステップS51では、再生部35の状態が取得
される。ステップS52では、再生部35に受信データ
の受け入れが可能か否かが判断される。受信データの受
け入れが可能であると判断されると、ステップS53へ
制御が移り、受信データの受け入れが不可能であると判
断されると、ステップS51へ制御が戻る。ステップS
53では、再生されるコンテンツ全体のデータ長が再生
部35に設定される。ステップS54では、再生開始ア
ドレスが再生部35に設定される。ステップS55で
は、再生が開始される。そして、このフローチャート
(サブルーチンC)を終了し、呼び出されたステップ、
上述の図7のフローチャートの場合、ステップS28へ
制御が戻る。
【0045】ステップS29で呼び出されるサブルーチ
ンDの制御を図11に示すフローチャートを参照して説
明する。ステップS61では、受信履歴にメッセージ番
号、すなわちラベル(履歴データ)が記録されているか
否か判断される。受信履歴にラベルが記録されていると
判断されると、ステップS62へ制御が移り、ラベルが
記録されていないと判断されると、ステップS65へ制
御が移る。ステップS65では、コンテンツのメッセー
ジ番号、例えばラベルが履歴データとして作成される。
ステップS62では、受信履歴からこのメッセージ、す
なわちコンテンツの履歴データ(ラベル)が取得され
る。ステップS63では、履歴データが現在の状況に合
わせて変更される。ステップS64では、変更された履
歴データが受信履歴に格納される。そして、このフロー
チャート(サブルーチンD)を終了し、呼び出されたス
テップ、上述の図7のフローチャートの場合、ステップ
S29へ制御が戻る。
【0046】受信機6の第2の実施形態を図12を参照
して説明する。この図12は、図6に示す第1の実施形
態に再生スイッチ41を設け、さらにコンテンツの有無
を表示する表示部42を設けるようにしたものである。
この第2の実施形態では、コンテンツを再生する場合、
再生スイッチ41が押され、再生スイッチ41が押され
たことが再生制御部33へ供給される。再生制御部33
では、再生スイッチ41が押されると、コンテンツを再
生する制御信号が再生部35へ供給される。このとき、
一度聞いたコンテンツを、再生スイッチ41を押すこと
でもう一度聞くことが可能である。あるいは、再生スイ
ッチ41を押すことによって、初めてコンテンツの再生
を始めるという仕組みにしても良い。
【0047】また、メッセージ抽出部34から供給され
る受信データは、再生部35および表示部42へ供給さ
れる。表示部42は、例えばLED(発光ダイオード)
の点滅によって、コンテンツの有無を知らせるようにし
ても良い。例えば、表示部42のLEDが点灯している
ときには、コンテンツが有ることを知らせ、LEDが消
灯しているときには、コンテンツが無いことを知らせる
ようにしても良い。また、表示部42に液晶ディスプレ
イを用いて、コンテンツの有無、コンテンツの全体の時
間、および/またはコンテンツの簡単な概略などを表示
させるようにしても良い。
【0048】この実施形態では、伝送路として赤外線領
域を使用しているので、壁で遮断することによって、コ
ンテンツが壁の向こう側へ流れ出すことを容易に防ぐこ
とができる。この赤外線の特性を利用して、図13に示
すように、展示室1が壁12A、12B、12C、12
D、および12Eで区切られる。区切られた区域に送信
機4A、4B、4C、4D、および4Eが配置される。
配置された送信機4A、4B、4C、4D、および4E
のそれぞれから赤外線が情報充填空間11A、11B、
11C、11D、および11Eで示すように送信され
る。すなわち、壁12A、12B、12C、12D、お
よび12Eで区切られた区域を、送信機4A、4B、4
C、4D、および4Eのそれぞれから送信されるコンテ
ンツの情報充填空間とすることができる。こうすること
で、部屋単位ではなく、部屋の中の一部の区域(コーナ
ー)という単位でこの実施形態を利用することができ
る。
【0049】また、この仕組みであれば、見学者が各区
域の情報充填空間内に入るだけでその区域毎のコンテン
ツを受けることができるので、送信機4側で見学者5の
位置検出を行う必要がなく、システムの構造が簡単にな
り、コスト的にも安価になることが期待できる。
【0050】さらに、送信機4の発光部25の光学系を
工夫することによって、送信機4が送信する赤外線の指
向性を高め、赤外線の到達する区域を絞り込むようにす
ることも可能である。その一例を図14を参照して説明
する。展示室1には、送信機4G、4H、4J、4K、
4L、4M、および4Nが配置されている。この送信機
4G、4H、4J、4K、4L、4M、および4Nに
は、指向性が高められた発光部25が設けられており、
情報充填空間11G、11H、11J、11K、11
L、11M、および11Nで示すように赤外線が送信さ
れる。このように、いわゆるスポットライトのように所
望の範囲内のみに繰り返し出力するように、赤外線信号
に指向性を持たせることによって、壁を使用しなくて
も、送信機4から送信される赤外線の区域を区切ること
ができる。すなわち、壁を使用しなくても複数の情報充
填空間を1つの部屋に形成することが可能である。
【0051】そして、指向性を持った送信機4G、4
H、4J、4K、4L、4M、および4Nと、指向性の
ない送信機4A、4B、4C、4D、および4Eとを比
較すると、発光部25から送信される赤外線の到達距離
が同じであれば、指向性を持った送信機4G、4H、4
J、4K、4L、4M、および4Nの方が、消費電力が
少なくなることが期待できる。あるいは、同じ消費電力
であれば、指向性を持った電送機4G、4H、4J、4
K、4L、4M、および4Nの方が遠距離まで赤外線を
送信することができる。
【0052】また、指向性を高めた受信機6の一例を図
15に示す。図15に示すように、受光部31の周囲を
囲むように、遮光部51が設けられる。この図15で
は、説明を容易とするために遮光部51のみ断面図とす
る。矢印52で示す赤外線のように、遮光部51の内側
を通過して受光部31で受信される。このように、受光
部31の周囲に遮光部51を設けることによって、特定
の方向から供給される赤外線のみを受光するような指向
性を持たせることが可能となる。すなわち、この遮光部
51は、指向性を保持するための1つの手段となる。ま
た、矢印53Aおよび53Bで示す赤外線も、遮光部5
1の内側を通過して受光部31で受信される。しかしな
がら、矢印52、53A、および53Bで示す赤外線
は、受光部31で受光されるまでの行路差が生じる。そ
のため、受信機6では、例えば矢印52で示す赤外線以
外は、受光しても、受信データとして取り扱わないよう
な処理が施される。
【0053】この図15に示す受信機6を複数の送信機
4が設けられた、すなわち複数の情報充填空間が重なり
合って存在する場所で使用した一例を図16を参照して
説明する。図16に示すように送信機4Pおよび4Rが
対向する位置に配置されている。さらに、送信機4P
は、送信機4Rの方向に情報充填空間11Pを形成する
ように配置され、送信機4Rは、送信機4Pの方向に情
報充填空間11Rを形成するように配置される。また、
送信機4Qは、送信機4Pおよび4Rによって形成され
る情報充填空間11Pおよび11Rとほぼ直角となるよ
うに、情報充填空間11Qを形成するように配置され
る。従って、情報充填空間11P、11R、および11
Qの重なり合う情報充填空間11Sが形成される。この
情報充填空間11Sにおいて、上述の遮光部51を備え
た受信機6を使用すると、この図16に示す一例では、
送信機4Qから送信される赤外線のみを受信することが
できる。すなわち、送信機4Pおよび4Rから送信され
る赤外線は、遮光部51によって、遮光されるため、受
光部31で受光されない。
【0054】送信機4と接続されている記憶装置3の第
1の実施形態を図17に示す。この記憶装置3は、メモ
リ制御部61、外部インタフェース(I/F)62、メ
モリ63、および送信機インタフェース64から構成さ
れる。メモリ制御部61によって、外部インタフェー
ス、メモリ63、および送信機インタフェース64が制
御される。記憶装置3の外部から、例えばコンテンツが
外部インタフェース62を介して供給される。外部イン
タフェース62では、外部からコンテンツが供給された
ことがメモリ制御部61に伝送される。
【0055】メモリ制御部61では、外部インタフェー
ス62に供給されたコンテンツをメモリ63へ記録する
ために、外部インタフェース62からメモリ63へコン
テンツを伝送するように外部インタフェース62および
メモリ63に制御信号が供給される。外部インタフェー
ス62では、外部から供給されたコンテンツがメモリ6
3へ供給される。メモリ63には、外部インタフェース
62から供給されたコンテンツが記憶される。送信機イ
ンタフェース64は、記憶装置3と送信機4とを接続す
るためのインタフェース部であり、送信機4が処理しや
すいように、メモリ63から供給されるコンテンツを出
力する。
【0056】この記憶装置3は、外見上、送信機4と一
体化しても良いし、分離していても良い。分離している
場合、送信機4と記憶装置3との間でデータの交換が出
きるようであれば、ケーブルで接続されていても良く、
無線で接続されていても良い。
【0057】また、図18に示すように、メモリ63
が、例えばメモリカード67から構成され、着脱自在と
なるようなものでも良い。このメモリカード67は、例
えばフラッシュメモリから構成される。メモリカード6
7は、メモリカードインタフェース66を介して、記憶
されているコンテンツを送信機インタフェース64へ供
給する。
【0058】このメモリカード67へコンテンツを書き
込む手段は、メモリカード67にデータを記録/再生す
ることができる装置であればどのようなものからでもフ
ラッシュメモリにコンテンツを記録することができる。
例えば、PC(Personal Computer)にメモリカードが
接続可能であり、当該メモリカードにさまざまデータの
書き込み/読み出しが可能なメモリカードドライブなど
が設けられていた場合、当該PCからメモリカードにコ
ンテンツを記録するようにしても良い。このメモリカー
ドドライブは、PCと接続されていても何ら問題はない
し、利用者のPCであっても何ら問題はない。
【0059】ここで、送信機4の第2の実施形態を図1
9に示す。この図19に示す送信機4には、上述の図3
に示す送信機4に、ネットワークインタフェース26お
よび記憶装置制御部27が設けられたものである。この
ネットワークインタフェース26は、ネットワークと接
続可能とするためのものであり、一般的なネットワーク
インタフェースカードを使用することも可能である。ネ
ットワークを経由して供給されたコンテンツは、ネット
ワークインタフェース26から記憶装置3へ供給され
る。また、ネットワークインタフェース26は、ネット
ワークを経由してコンテンツが供給された旨の信号を記
憶装置制御部27へ供給する。記憶装置制御部27で
は、供給された信号に応じた制御信号が記憶装置3およ
び送信データ制御部21へ供給される。
【0060】このように、送信機4の第2の実施形態
は、ネットワークを経由して記憶装置3に記憶するコン
テンツが供給されるようにしたものである。ネットワー
クを経由してコンテンツを記憶装置3に供給することに
よって、記憶装置3に記憶されるコンテンツを、容易に
変更することができる。
【0061】送信機4の第3の実施形態を図20に示
す。この図20に示す送信機4には、上述の図3に示す
送信機4に、ネットワークインタフェース26、ネット
ワークデータ制御部28、送信制御部29、送信データ
バッファ30が設けられたものである。ネットワークイ
ンタフェース26にネットワークを経由して供給される
コンテンツは、記憶装置3、送信データ作成部22、お
よびネットワークデータ制御部28へ供給される。すな
わち、ネットワークを経由して供給されるコンテンツ
は、記憶装置3に記憶されるのではなく、直接送信デー
タ作成部22に供給される。従って、ネットワークイン
タフェース26から送信データ作成部22へ供給された
コンテンツは、記憶装置3に記憶されて送信機4から繰
り返し送信されるコンテンツとは異なり、アナウンス的
なコンテンツとなる。これによって、「イベント開始の
お知らせ」のようなコンテンツなどを送信データとして
送信することができる。
【0062】ネットワークデータ制御部28では、ネッ
トワークインタフェース26から記憶装置3に記憶され
るコンテンツが供給されたのか、アナウンス的なコンテ
ンツが供給されたのかが判断される。ネットワークデー
タ制御部28において、アナウンス的なコンテンツがネ
ットワークインタフェース26から供給されたと判断さ
れると、当該コンテンツを発光部25から赤外線にて出
力するように制御信号が記録装置3および送信データ制
御部21へ供給される。送信制御部29は、アナウンス
的なコンテンツと繰り返し送信されているコンテンツと
を多重化して、出力するように、変調器24および送信
データバッファ30を制御する。送信データバッファ3
0には、繰り返し送信されているコンテンツ(以下、主
コンテンツと称する)を保持する領域と並んで、アナウ
ンス的なコンテンツを保持するための領域が用意されて
おり、アナウンス的なコンテンツは、この用意された領
域に一時的に保持される。送信バッファに保持された主
コンテンツとアナウンス的なコンテンツは、例えば後述
する送信データのような形式で多重化された後、変調器
24へ供給され、上述したような変調が施される。
【0063】このようにすることによって、従来であれ
ば、既に終了していて無効な情報も含まれていても全て
のスケジュールを見学者5に提示していたが、既に終了
したスケジュール、すなわち見学者5にとって意味のな
い情報を提供することを省くことができる。従って、見
学者5にとって、有効な情報のみを提供することができ
るので、非常に便利である。
【0064】このときの送信データの一例を図21に示
す。この図21に示すように、ボディを2つの区分に分
割し、その1つの区分をアナウンス的なコンテンツを格
納するようにしたものである。
【0065】また、図22に示すように、送信機4毎に
記憶装置3を用意するのではなく、全ての展示物に対応
するコンテンツを送信データサーバ71に記憶するよう
にしても良い。この場合、送信機41、42、・・・、4
nは、記憶装置3および送信データ制御部21を上述の
図20の送信機4から取り除いた構成となる。送信デー
タサーバ71からネットワーク72を経由して送信機4
1、42、・・・、4nへそれぞれ該当するコンテンツが
供給される。このシステムにおいて、コンテンツをメン
テナンスする場合、送信データサーバ71のコンテンツ
をメンテナンスすればよいので、送信機4毎に記憶装置
3を備えた方式よりもメンテナンスにかかるコストが少
なくて済む。さらに、コンテンツを供給するためのネッ
トワーク72に、十分なデータ伝送能力を持ったものを
用意することができれば、個々の送信機4が記憶装置3
を持つ必要がないので、安価にシステムを構成すること
ができる。
【0066】ここで、送信データのフレームの第1の例
を図23を参照して説明する。図4Bに示すようにフレ
ームは、ヘッダとボディとから構成されているが、ボデ
ィを複数の区分に分割して、それぞれに異なるラベルの
コンテンツが格納されるようにしても良い。例えば、図
23に示すように、ラベル1のコンテンツ1の一部と、
ラベル2のコンテンツ2の一部と、・・・、ラベルnの
コンテンツnの一部とからなる区分からボディが構成さ
れている。ヘッダには、どのようにボディが分割され、
分割された各区分には、どのようなデータが格納されて
いるかが記述される。
【0067】このように、複数のコンテンツを格納する
ボディを送信する送信機4の第4の実施形態を図24を
参照して説明する。記憶装置3には、複数のコンテンツ
が記憶されている。複数のコンテンツは、送信データ作
成部22を介して送信データバッファ30に格納され
る。送信制御部29からの制御信号によって、送信デー
タバッファ30のバッファ領域で図23に示すフレーム
が構成されると、変調器24へ供給される。すなわち、
1つのフレームで同時に送るべき送信データが送信デー
タバッファ30で揃ったところで送信開始となる。
【0068】また、図25には、上述の図19に示すよ
うにネットワークに対応するためにネットワークインタ
フェース26および記憶装置制御部27を設けるように
しても良い。上述したように、このネットワークインタ
フェース26は、ネットワークと接続可能とするための
ものであり、一般的なネットワークインタフェースカー
ドを使用することも可能である。ネットワークを経由し
て供給されたコンテンツは、ネットワークインタフェー
ス26から記憶装置3へ供給される。また、ネットワー
クインタフェース26は、ネットワークを経由してコン
テンツが供給された旨の信号を記憶装置制御部27へ供
給する。記憶装置制御部27では、供給された信号に応
じた制御信号が記憶装置3および送信データ制御部21
へ供給される。
【0069】この送信機4の第4の実施形態の制御を図
26のフローチャートを参照して説明する。ステップS
71では、送信機4のシステム全体が初期化される。ス
テップS72では、ボディに格納されるコンテンツ数が
取得される。ステップS73では、各コンテンツの送信
データの属性情報が取得される。ステップS74では、
各コンテンツについて次のフレームで送信するデータ量
(word数)が決定される。すなわち、ボディに格納
されるword数が決定される。
【0070】ステップS75では、送信データバッファ
30が用意される。ステップS76では、ヘッダが作成
され、作成されたヘッダは、送信データバッファ30に
格納される。ステップS77では、コンテンツCtに1
が設定される。
【0071】ステップS78では、コンテンツCtのデ
ータ、すなわちまずコンテンツ1のデータから次のフレ
ームで送信する送信データが取得され、送信データバッ
ファ30に格納される。ステップS79では、コンテン
ツCtがインクリメントされる。ステップS80では、
コンテンツCtがステップS72で取得されたコンテン
ツ数より大きいか否かが判断される。コンテンツCtが
コンテンツ数より大きいと判断されると、ステップS8
1へ制御が移り、コンテンツCtがコンテンツ数より大
きくない、すなわちコンテンツ数以下だと判断される
と、ステップS78へ制御が戻る。ステップS81で
は、送信データバッファ30の内容が送信される。
【0072】この送信データを受信して再生可能な受信
機6の第3の実施形態を図27に示す。この図27の受
信機6は、上述した図6の受信機6に、コンテンツ選択
部81およびコンテンツ制御部82を設けた構成であ
る。コンテンツ選択部81は、展示物2に付されている
ラベルを入力することができる。入力されたラベルは、
コンテンツ制御部82へ供給される。コンテンツ制御部
82では、受信データ中から、供給されたラベルに該当
するコンテンツが選択される。再生制御部33では、コ
ンテンツ制御部82で選択されたコンテンツを取り出す
ように、メッセージ抽出部34および再生部35へ制御
信号が供給される。メッセージ抽出部34では、コンテ
ンツ制御部82で選択されたコンテンツが取り出され、
再生部35へ供給される。
【0073】また、送信データのボディを図28に示す
ように、概略説明のコンテンツと詳細/補足説明のコン
テンツとの2つの区分に分割してそれぞれコンテンツを
格納するようにしても良い。
【0074】この図28の送信データを受信したときに
好適な受信機6の第4の実施形態を図29に示す。ま
ず、見学者の行動として、ある展示物に興味がなけれ
ば、その展示物が何であるかを確認するために立ち止ま
ることはあっても、そう長くはその展示物の前にいない
と考えられる。また逆に展示物に興味があれば、しばら
くはその展示物を見学して詳しい情報を得ようとするだ
ろう。従って、この第4の実施形態に設けられた概略/
詳細制御部84では、見学者5が展示物2の情報充填空
間11に立ち止まる時間を判断材料とする。この概略/
詳細制御部84には、復調部32で取り出された受信デ
ータと、タイマ36で計数される時間とが供給される。
【0075】この第4の実施形態の動作を具体的に説明
する。例えば、ある情報充填空間に見学者5が侵入する
と受信機6は、自動的に概略説明を再生する。見学者5
が概略説明を聞き終えて、なお、同じ情報充填空間に居
続けた場合、すなわち、概略説明の再生を終えて、それ
から、ある一定の時間が経つまでに、同じ送信機4から
の送信データを受信しつづけた場合、概略/詳細制御部
84では、見学者5がその情報充填空間と対応している
展示物に興味を持っていると判断し、概略説明の再生
後、詳細説明の再生が開始される。また、受信機6内に
メモリを持っており、見学者5が展示物に興味を持って
いると判断した場合には、詳細・補足説明をそのメモリ
に貯えて、それを後で参照することができるようにする
ことも可能である。
【0076】ここで、詳細説明を自動的に再生する制御
を図30に示すフローチャートを参照して説明する。ス
テップS91では、受信機6のシステム全体が初期化さ
れる。ステップS92では、受光部31で受光された赤
外線から復調部32で受信データが取得される。ステッ
プS93では、取得された受信データがフレームの先頭
か否かが判断される。フレームの先頭であると判断され
ると、ステップS94へ制御が移り、フレームの先頭で
はないと判断されると、ステップS92へ制御が戻る。
ステップS94では、フレームの先頭にあるヘッダが取
得される。ステップS95では、取得された受信データ
の受信エラーの有無が判断される。受信エラーがあると
判断されると、その受信データ自体を捨て、ステップS
92へ制御が戻り、受信エラーがないと判断されると、
ステップS96へ制御が移る。ステップS96では、1
フレーム分の受信データを取得する上述のサブルーチン
Aが呼び出され、そのサブルーチンAに制御が移る。そ
して、サブルーチンAの制御が終了すると、ステップS
96へ制御が戻り、ステップS97へ制御が移る。
【0077】ステップS97では、供給された受信デー
タのボディに詳細説明が含まれているか否かが判断され
る。詳細説明がボディに含まれていると判断されると、
ステップS101へ制御が移り、詳細説明がボディに含
まれていないと判断されると、ステップS98へ制御が
移る。ステップS101では、概略説明および/または
詳細説明の再生を行うサブルーチンEが呼び出され、そ
のサブルーチンEに制御が移る。そして、サブルーチン
Eの制御が終了すると、ステップS101へ制御が戻
り、ステップS98へ制御が移る。
【0078】ステップS98では、コンテンツを再生す
るための前処理を行う上述のサブルーチンBが呼び出さ
れ、そのサブルーチンBに制御が移る。そして、サブル
ーチンBの制御が終了すると、ステップS98へ制御が
戻り、ステップS99へ制御が移る。ステップS99で
は、コンテンツを再生する上述のサブルーチンCが呼び
出され、そのサブルーチンCへ制御が移る。そして、サ
ブルーチンCの制御が終了すると、ステップS99へ制
御が戻り、ステップS100へ制御が移る。ステップS
100では、コンテンツを再生するための後処理を行う
上述のサブルーチンDが呼び出され、そのサブルーチン
Dへ制御が移る。そして、サブルーチンDの制御が終了
すると、ステップS100へ制御が戻り、ステップS9
2へ制御が戻る。
【0079】ステップS101で呼び出されるサブルー
チンEの制御を図31に示すフローチャートを参照して
説明する。ステップS111では、現在詳細説明のコン
テンツを再生中か否かが判断される。詳細説明のコンテ
ンツが再生中であると判断されると、ステップS116
へ制御が移り、詳細説明のコンテンツが再生されていな
いと判断されると、ステップS112へ制御が移る。ス
テップS112では、メッセージ番号、すなわちラベル
が取得される。ステップS113では、受信機6から受
信した受信履歴が取得される。ステップS114では、
取得した受信履歴の中に履歴データ、すなわちラベル
(メッセージ番号)が記録されているか否かが断され
る。取得した受信履歴の中にラベルが記録されていると
判断されると、すなわち概略説明のコンテンツを再生中
または再生したことがあると判断されると、ステップS
115へ制御が移る。そして、取得した受信履歴の中に
ラベルが記録されていないと判断されると、すなわち、
概略説明のコンテンツを再生したことがないと判断され
ると、ステップS119へ制御が移る。ステップS11
5では、受信履歴の中に記録されていると判断されたラ
ベルの概略説明のコンテンツを最後まで再生したか否か
が判断される。最後まで再生したと判断すると、ステッ
プS116へ制御が移り、最後まで再生していないと判
断すると、ステップS119へ制御が移る。
【0080】ステップS116では、詳細説明のコンテ
ンツが選択される。ステップS117では、詳細説明用
のコンテンツの先頭に再生開始アドレスが再生部35に
設定される。ステップS118では、再生される詳細説
明用のコンテンツ全体のデータ長が再生部35に設定さ
れる。そして、このフローチャート(サブルーチンE)
を終了し、呼び出されたステップ、上述の図30のフロ
ーチャートの場合、ステップS101へ制御が戻る。
【0081】ステップS119では、概略説明のコンテ
ンツが選択される。ステップS120では、概略説明用
のコンテンツの先頭に再生開始アドレスが再生部35に
設定される。ステップS121では、再生される概略説
明用のコンテンツ全体のデータ長が再生部35に設定さ
れる。そして、このフローチャート(サブルーチンE)
を終了し、呼び出されたステップ、上述の図30のフロ
ーチャートの場合、ステップS101へ制御が戻る。
【0082】また、図32に示すように、展示物と対応
するラベルを送信データに含むようにしても良い。ま
た、ラベルの区分と詳細/補足説明の区分との違いは、
詳細/補足説明の区分は複数のフレームでひとまとまり
のコンテンツとなるのに対して、ラベルの区分は、コン
テンツではなく、何らかのデータであり、多くの場合1
つのフレームで送信することができる。
【0083】この図32の送信データを受信したときに
好適な受信機6の第5の実施形態を図33に示す。ユー
ザ情報登録器インタフェース85では、ユーザ情報登録
器が接続される。接続されたユーザ情報接続器から見学
者5の個人データ、例えば住所・氏名などが入力され
る。入力された個人データは、ユーザ情報記憶部86へ
供給される。ユーザ情報記憶部86では、供給された個
人データが記憶される。展示ラベル制御部88では、復
調部32で取り出された受信データが供給される。供給
された受信データの中から展示物と対応するラベルが読
み出される。また、展示ラベル制御部88では、供給さ
れたデータにラベルが含まれている場合、そのラベルを
記憶するか否かが判断され、その判断結果に応じて読み
出されたラベルが展示ラベル記憶部89へ供給される。
判断の方法としては、「全てのラベルを記憶する」とし
ても良いし、上述の概略/詳細制御部84と同様のアル
ゴリズムとしても良い。この展示ラベル記憶部89に
は、再生制御部33から再生スイッチ41が押されたな
どの制御情報が供給され、メッセージ抽出部34からコ
ンテンツが供給される。展示ラベル記憶部89では、ラ
ベルが記憶される。情報回収器インタフェース87を介
して、ユーザ情報記憶部86に記憶されている個人デー
タと、さらに展示ラベル記憶部89に記憶されているラ
ベルが外部の情報回収器へ供給される。
【0084】このように、受信機6を見学者5に貸し出
す際に、見学者5の個人データ、例えば、住所・氏名な
どが受信機6に登録される、もしくは、受信機6の貸出
番号と見学者5の個人データとが対応するデータベース
に登録される。そして、見学者5が見学の際に興味を持
った展示物がある場合には、その情報充填空間11から
ラベルを取り出して、展示ラベル記憶部89に記憶す
る。見学終了後に受信機6を返却すると、個人データと
受信機6内に蓄積されたラベルのデータを回収して、興
味を持った展示物に関連のある他の情報、例えば、詳細
情報やカタログなどを郵送する。あるいは、個人データ
の1つとして入力された電子メールアドレスなどを控え
ておいて、電子的なメディアで関連情報を提供する。
【0085】また、ラベルの代わりに、WWW(World
Wide Web)のURL(Uniform Resource Locator )を
情報充填空間に充填しておき、このURLを受信機6に
蓄積する。蓄積されたURLは、FD、MD、半導体メ
モリなど見学者が所望の記録媒体に記録され、見学者が
記録媒体に記録されたURLをもとに、自分でWWWに
アクセスする、ということも可能である。
【0086】また、回収されたラベルから、その見学者
が興味を持つ傾向を分析することもできる。その分析結
果に基づいて、展示とは直接関係はないが、興味を持ち
そうな情報を、展示会終了後に郵送もしくは電子的なメ
ディアによる配布により提供するというサービスを展開
するということも可能である。
【0087】また、図34の受信機6の第6の実施形態
に示すように、詳細スイッチ91を設けるようにしても
良い。この詳細スイッチ91が押されると、詳細スイッ
チ91が押された旨を知らせる信号が概略/詳細制御部
84へ供給される。概略/詳細制御部84では、詳細ス
イッチ91が押された旨の信号が供給されると、概略説
明が再生中は、概略説明が終了後に詳細説明が再生さ
れ、概略説明の再生がされてないときは、直ちに詳細説
明が再生される。さらに、この第6の実施形態では、表
示部42が設けられ、一例としてこの表示部42は、液
晶ディスプレイから構成される。そして、この表示部4
2には、詳細説明が配信されているか否かが表示され
る。さらに、概略説明および/または詳細説明が文字デ
ータおよび/または画像データで表示されるようにして
も良い。このように、詳細説明の再生を要求するための
スイッチを用意して、見学者5に興味の有無の意志表示
を要求するようにしても良い。
【0088】この図34に示すように詳細スイッチ91
が設けられたときのサブルーチンE'の制御を図35に
示すフローチャートを参照して説明する。ステップS1
31では、現在詳細説明のコンテンツを再生中か否かが
判断される。詳細説明のコンテンツが再生中であると判
断されると、ステップS133へ制御が移り、詳細説明
のコンテンツが再生されていないと判断されると、ステ
ップS132へ制御が移る。ステップS132では、詳
細スイッチ91が押されたか否かが判断される。詳細ス
イッチ91が押されたと判断されると、ステップS13
3へ制御が移り、詳細スイッチ91は押されていないと
判断されると、ステップS136へ制御が移る。
【0089】ステップS133では、詳細説明のコンテ
ンツが選択される。ステップS134では、詳細説明の
コンテンツの先頭に再生開始アドレスが再生部35に設
定される。ステップS135では、再生される詳細説明
のコンテンツ全体のデータ長が再生部35に設定され
る。そして、このフローチャート(サブルーチンE')
を終了し、呼び出されたステップへ制御が戻る。
【0090】ステップS136では、概略説明のコンテ
ンツが選択される。ステップS137では、概略説明の
コンテンツの先頭に再生開始アドレスが再生部35に設
定される。ステップS138では、再生される概略説明
のコンテンツ全体のデータ長が再生部35に設定され
る。そして、このフローチャート(サブルーチンE')
を終了し、呼び出されたステップへ制御が戻る。
【0091】さらに、図36に示す送信データのように
ボディを多数に分割した各区分に、それぞれ異なる言語
のコンテンツを格納するようにしても良い。すなわち、
図36に示すように送信データを形成することによって
多国語に対応することができる。例えば、上述の図27
に示す受信機6の第3の実施形態を用いることで、見学
者5は受信機6のコンテンツ選択部81を選択すること
によって、所望の言語を選択することができる。従っ
て、見学者5は、所望の言語でコンテンツを聞くことが
できる。あるいは、大人向け、子供向け、など年齢層に
応じたコンテンツという使い方をしても良い。また、こ
の図36の送信データは、上述の図20に示す送信機4
の第3の実施形態を用いることで、そのデータ構造を実
現することができる。
【0092】受信機6の第7の実施形態を図37を参照
して説明する。この図37の受信機6は、上述の図27
の受信機6の第3の実施形態に、再生スイッチ41およ
び表示部42を設けたものである。再生スイッチ41の
オン/オフの状態は、再生制御部33へ供給される。表
示部42には、メッセージ抽出部34で取り出されたコ
ンテンツとなる部分が供給される。この第7の実施形態
では、コンテンツ選択部81で選択されたコンテンツ
は、再生スイッチ41がオンとされると、再生部35を
介して出力部37から出力される。また、表示部42に
は、コンテンツの有無またはコンテンツに含まれた画像
データなどが表示される。
【0093】受信機6の第8の実施形態を図38を参照
して説明する。この図38の受信機6は、図37の受信
機6の第7の実施形態に、概略/詳細制御部84を設
け、表示部42を削除したものである。概略/詳細制御
部84には、復調部32から取り出された受信データ
と、タイマ36で計数された時間と、コンテンツ制御部
82からの制御信号とが供給される。この第8の実施形
態では、コンテンツ選択部81で選択されたコンテンツ
の詳細説明のコンテンツを自動的に再生するようにした
ものである。
【0094】受信機6の第9の実施形態を図39を参照
して説明する。この図39の受信機6は、図38の受信
機6の第8の実施形態に、詳細スイッチ91および表示
部42を設けたものである。詳細スイッチ91のオン/
オフの状態は、概略/詳細制御部84へ供給される。表
示部42は、配信されているデータに詳細情報が含まれ
ているか否かを示す。例えば、LEDが点灯していると
きには、詳細情報が配信されており、消灯しているとき
には、詳細情報が配信されていないとしても良い。メッ
セージ抽出部34が受信データを調べて、表示部42の
表示を制御する。この第9の実施形態では、コンテンツ
選択部81で選択されたコンテンツの詳細説明は、詳細
スイッチ91がオンとされると、再生部35を介して出
力部37から出力される。
【0095】受信機6の第10の実施形態を図40を参
照して説明する。この図40の受信機6は、上述の図2
9の受信機6の第4の実施形態に、表示部42、詳細情
報記憶部95、および詳細情報再生操作部96を設けた
ものである。表示部42には、詳細情報記憶部95に詳
細説明のコンテンツが記憶されているか否かが表示され
る。詳細情報記憶部95には、メッセージ抽出部34か
ら供給されるコンテンツと、概略/詳細制御部84から
供給される制御信号と、再生制御部33から制御信号と
が供給される。詳細情報再生操作部96では、操作され
た情報が再生制御部33へ供給される。
【0096】すなわち、復調部32で取り出された受信
データのボディに詳細説明のコンテンツが含まれている
場合、概略/詳細制御部84が見学者5は興味を持って
いると判断すると、詳細情報記憶部95において、その
詳細説明のコンテンツが記憶される。表示部42は、詳
細情報記憶部95に記憶されている詳細説明のコンテン
ツの有無を知らせるためのものであり、例えばLEDか
ら構成されていても良い。このとき、LEDが点灯して
いると、記憶されたコンテンツがあることを意味し、L
EDが消灯していると、記憶されたコンテンツがないこ
とを意味するようにしても良い。また、詳細情報再生操
作部96は、例えば詳細情報記憶部95に記憶されてい
るコンテンツの一覧を呼び出したり、その一覧の中から
1つを選択したり、コンテンツの再生、再生停止、消去
などを操作するための操作部である。
【0097】受信機6の第11の実施形態を図41を参
照して説明する。この図41の受信機6は、上述の図4
0の受信機6の第10の実施形態に、詳細スイッチ91
を設けたものである。詳細スイッチ91がオンとされる
と、復調部32で取り出された受信データのボディに含
まれている詳細説明のコンテンツが詳細情報記憶部95
に記憶される。
【0098】受信機6の第12の実施形態を図42を参
照して説明する。この図42の受信機6は、上述の図4
1の受信機6の第11の実施形態に、コンテンツ選択部
81およびコンテンツ制御部82が設けられたものであ
る。この第12の実施形態では、概略/詳細制御部84
が見学者5は興味を持っていると判断した場合に、コン
テンツ選択部81で選択されたコンテンツの詳細説明の
コンテンツが詳細情報記憶部95に記憶される。
【0099】受信機6の第13の実施形態を図43を参
照して説明する。この図43の受信機6は、上述の図4
2の受信機6の第12の実施形態に、詳細スイッチ91
が設けられたものである。詳細スイッチ91がオンとさ
れると、復調部32で取り出された受信データのボディ
に含まれている選択されているコンテンツに対応する詳
細説明のコンテンツが詳細情報記憶部95に記憶され
る。
【0100】受信機6の第14の実施形態を図44を参
照して説明する。この図44の受信機6は、上述の図3
3の受信機6の第5の実施形態に、詳細スイッチ91が
設けられたものである。詳細スイッチ91がオンとされ
ると、展示ラベル記憶部89において、メッセージ抽出
部34から供給されるそのコンテンツのラベルが記録さ
れる。
【0101】受信機6の第15の実施形態を図45を参
照して説明する。この図45の受信機6は、上述の図3
3の受信機6の第5の実施形態に、コンテンツ選択部8
1およびコンテンツ制御部82が設けられたものであ
る。コンテンツ選択部81で選択された所望のコンテン
ツにラベルが付加されており、展示ラベル制御部89
が、そのラベルの記憶することを決定した場合に、その
コンテンツのラベルが記録される。
【0102】受信機6の第16の実施形態を図46を参
照して説明する。この図46の受信機6は、上述の図3
3の受信機6の第5の実施形態に、コンテンツ選択部8
1、コンテンツ制御部82、および詳細スイッチ91が
設けられたものである。詳細スイッチ91がオンされる
と、コンテンツ選択部81で選択された所望のコンテン
ツに対応するラベルが展示ラベル記憶部89において、
記録される。
【0103】以上の、概略・詳細説明やラベル対応、多
国語対応、アナウンス対応は、排他的なものではなく、
フレーム内に必要なデータが収まるようになっていれば
組み合わせて利用することが可能である。すなわち、多
国語対応の受信機6が、ある情報充填空間に入ると自動
的に概略説明の再生を行い、見学者5がその展示物2に
興味を持っている場合には、詳細説明の再生を始める受
信機6も可能である。
【0104】この実施形態では、送信機4または受信機
6のブロック図を用いてその構成を説明したが、必ずし
も上述したような構成である必要はなく、同等の機能が
実現されるものであればどのような構成であっても良
い。
【0105】この実施形態では、フレームの長さの一例
として4m秒としたが、これは単なる一例であって、フ
レームの長さによって、この実施形態が限定されるもの
ではない。
【0106】この実施形態では、受信機6が受信して、
再生した内容の全てを記録部に記録するようにしても良
い。例えば、展示物Aでは概略説明のコンテンツおよび
詳細説明のコンテンツを全て再生し、展示物Bでは概略
説明のコンテンツのみ全て再生し、展示物Cでは概略説
明のコンテンツを途中まで再生し、展示物Dでは何も再
生せず、展示物Eでは概略説明のコンテンツを全て再生
し、詳細説明のコンテンツを途中まで再生し、展示物F
では概略説明のコンテンツを2回再生し、詳細説明のコ
ンテンツを1回再生したなどのログ情報を全て記録する
ようにしても良い。
【0107】この実施形態では、送信機4から送信され
る送信データは、赤外線として出力されているが、赤外
線以外のものであっても何ら問題はない。例えば、所定
の周波数からなる信号であっても良い。
【0108】
【発明の効果】見学者の持つ受信側の機器が受信機能お
よび再生機能だけで構成されていることが最大の特徴で
ある。従って、この発明に依れば、送信側の機器は送信
機能のみで構成されていれば良く、送信側の機器の構造
を簡単にすることができる。これによって、システムを
低価格で提供することができる。また、見学者の持つ受
信側の機器から一般的に高い消費電力となる送信機能を
備えていないため、低消費電力の受信側の機器を実現す
るとができる。従って、受信側の機器に対して一度の充
電または電池交換によって長時間の利用が可能となる。
このため、見学者が利用中に電池切れを起こす危険性を
抑えることができる。
【0109】この発明に依れば、見学者は特別な操作を
することなく、情報充填空間に入るだけで説明を聞くこ
とができる。また、送信機を部屋の入り口に設置してお
けば、入り口を通りかかった見学者に展示内容の概略を
説明することができるので、その部屋を素通りしようと
した見学者の興味を喚起することもできる。
【0110】この発明に依れば、見学者が取り出すべき
コンテンツは、展示物が展示されている情報充填空間に
あるため、見学者が持ち歩く貸し出し用の受信側の機器
を多数用意しなければならないが、用意する受信側の機
器に対して予め録音するというような作業を省くことが
できる。また、予想を超えた来場者数となっても、受信
側の機器を調達すればそのまま使用することができる。
さらに、見学者が受信側の機器にラベルを入力する必要
もないので、入力ミスがなくなり、見学者にとって非常
に使いやすいシステムを構成することができる。
【0111】この発明に依れば、展示物が展示されてい
る情報充填空間に入ると自動的にコンテンツが再生され
るので、展示物の存在を見落としていて素通りする見学
者に、その展示物の存在をアピールすることもできる。
このとき、見学者の位置情報を検出する必要がないの
で、システム構成が簡単になり、扱いが容易にできる。
【0112】この発明に依れば、ネットワークに接続さ
れている送信側の機器は、ネットワークを経由してコン
テンツを送信側の機器へ供給することができるため、コ
ンテンツを逐次更新することができる。これによって、
例えば次のプレゼンテーションの開始時間、次の送迎バ
スの出発時間、というような時間とともに変化する情報
を提供することができる。
【0113】この発明に依れば、概略説明・詳細説明に
対応したシステムであれば、見学者の興味の有無に応じ
て、説明を簡単なものにしたり、より詳細なものにした
りと、きめ細かいサービスを提供することができる。興
味がなくても一律に説明を聞かされることによる見学者
の飽きを回避することができる。また、もともとは興味
がなかった見学者が、概略説明を聞くことで、その展示
物に興味を持つ可能性もあり、見学者を展示物に誘導す
る効果も期待できる。
【0114】この発明に依れば、見学者がどんな展示物
に興味を持っているかは、展示会を開催する側にとって
は非常に大事な情報となる。したがって、各展示物に対
する興味の有無の蓄積を、見学者に意識させずに情報収
集を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用することができるシステムの一
実施形態の概略図である。
【図2】この発明を適用することができるシステムの一
実施形態の概略図である。
【図3】この発明を適用することができる送信機の第1
の実施形態のブロック図である。
【図4】この発明を適用することができる送信データの
第1の実施形態の略線図である。
【図5】この発明を適用することができる送信機の第1
の実施形態の動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図6】この発明を適用することができる受信機の第1
の実施形態のブロック図である。
【図7】この発明を適用することができる受信機の第1
の実施形態の動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図8】この発明を適用することができる制御を説明す
るためのフローチャートである。
【図9】この発明を適用することができる制御を説明す
るためのフローチャートである。
【図10】この発明を適用することができる制御を説明
するためのフローチャートである。
【図11】この発明を適用することができる制御を説明
するためのフローチャートである。
【図12】この発明を適用することができる受信機の第
2の実施形態のブロック図である。
【図13】この発明を適用することができるシステムの
第1の変形例の概略図である。
【図14】この発明を適用することができるシステムの
第2の変形例の概略図である。
【図15】この発明を適用することができる受信機の一
例の外観図である。
【図16】この発明を適用することができるシステムの
第3の変形例の概略図である。
【図17】この発明を適用することができる記憶装置の
第1の実施形態のブロック図である。
【図18】この発明を適用することができる記憶装置の
第2の実施形態のブロック図である。
【図19】この発明を適用することができる送信機の第
2の実施形態のブロック図である。
【図20】この発明を適用することができる送信機の第
3の実施形態のブロック図である。
【図21】この発明を適用することができる送信データ
の第2の実施形態の略線図である。
【図22】この発明を適用することができる送信機の第
4の実施形態のブロック図である。
【図23】この発明を適用することができる送信データ
の第3の実施形態の略線図である。
【図24】この発明を適用することができる送信機の第
5の実施形態のブロック図である。
【図25】この発明を適用することができる送信機の第
6の実施形態のブロック図である。
【図26】この発明を適用することができる送信機の第
6の実施形態の動作を説明するためのフローチャートで
ある。
【図27】この発明を適用することができる受信機の第
3の実施形態のブロック図である。
【図28】この発明を適用することができる送信データ
の第4の実施形態の略線図である。
【図29】この発明を適用することができる受信機の第
4の実施形態のブロック図である。
【図30】この発明を適用することができる受信機の第
4の実施形態の動作を説明するためのフローチャートで
ある。
【図31】この発明を適用することができる制御を説明
するためのフローチャートである。
【図32】この発明を適用することができる送信データ
の第5の実施形態の略線図である。
【図33】この発明を適用することができる受信機の第
5の実施形態のブロック図である。
【図34】この発明を適用することができる受信機の第
6の実施形態のブロック図である。
【図35】この発明を適用することができる制御を説明
するためのフローチャートである。
【図36】この発明を適用することができる送信データ
の第6の実施形態の略線図である。
【図37】この発明を適用することができる受信機の第
7の実施形態のブロック図である。
【図38】この発明を適用することができる受信機の第
8の実施形態のブロック図である。
【図39】この発明を適用することができる受信機の第
9の実施形態のブロック図である。
【図40】この発明を適用することができる受信機の第
10の実施形態のブロック図である。
【図41】この発明を適用することができる受信機の第
11の実施形態のブロック図である。
【図42】この発明を適用することができる受信機の第
12の実施形態のブロック図である。
【図43】この発明を適用することができる受信機の第
13の実施形態のブロック図である。
【図44】この発明を適用することができる受信機の第
14の実施形態のブロック図である。
【図45】この発明を適用することができる受信機の第
15の実施形態のブロック図である。
【図46】この発明を適用することができる受信機の第
16の実施形態のブロック図である。
【符号の説明】
1・・・展示室、2・・・展示物、3・・・記憶装置、
4・・・送信機、5・・・見学者、6・・・受信機、2
1・・・送信データ制御部、22・・・送信データ作成
部、23、36・・・タイマ、24・・・変調器、25
・・・発光部、31・・・受光部、32・・・復調部、
33・・・再生制御部、34・・・メッセージ抽出部、
35・・・再生部、37・・・出力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 10/22 (72)発明者 平松 民平 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5K002 AA01 AA03 DA05 FA03 GA05

Claims (77)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテンツを記憶している記憶手段と、 上記コンテンツを複数に分割し、所定の送信データのフ
    ォーマットへ変換する送信データ作成手段と、 上記送信データを赤外線信号として、繰り返し出力する
    出力手段とからなることを特徴とするコンテンツ送信装
    置。
  2. 【請求項2】 ネットワークを介して上記記憶手段に上
    記コンテンツを供給し、供給された上記コンテンツを上
    記記憶手段に記憶するようにしたことを特徴とする請求
    項1に記載のコンテンツ送信装置。
  3. 【請求項3】 ネットワークを介して上記記憶手段に上
    記コンテンツを供給し、供給された上記コンテンツを上
    記記憶手段に記憶すると共に、上記ネットワークを介し
    て供給されるコンテンツを上記送信データ作成手段に供
    給し、上記所定の送信データのフォーマットへ変換する
    ようにしたことを特徴とする請求項1に記載のコンテン
    ツ送信装置。
  4. 【請求項4】 ネットワークを介してコンテンツを供給
    するコンテンツ供給手段と、 上記コンテンツを複数に分割し、所定の送信データのフ
    ォーマットへ変換する送信データ作成手段と、 上記送信データを赤外線信号として、繰り返し出力する
    出力手段とからなることを特徴とするコンテンツ送信装
    置。
  5. 【請求項5】 上記出力手段は、 物理的に区切られた範囲内に上記赤外線信号を繰り返し
    出力するようにしたことを特徴とする請求項1または請
    求項4に記載のコンテンツ送信装置。
  6. 【請求項6】 上記出力手段は、 所望の範囲内に限り繰り返し出力するように上記赤外線
    信号に指向性を持たせるようにしたことを特徴とする請
    求項1または請求項4に記載のコンテンツ送信装置。
  7. 【請求項7】 上記送信データは、 複数のコンテンツから構成されるようにしたことを特徴
    とする請求項1または請求項4に記載のコンテンツ送信
    装置。
  8. 【請求項8】 上記送信データは、 複数に分割された上記コンテンツの一部を格納するボデ
    ィと、 上記ボディに格納された上記コンテンツに関する制御情
    報を格納したヘッダとから構成されるフレームであるこ
    とを特徴とする請求項1または請求項4に記載のコンテ
    ンツ送信装置。
  9. 【請求項9】 上記送信データは、 複数に分割された上記コンテンツの一部を格納する2つ
    以上の区分を有するボディと、 上記ボディに格納された上記コンテンツに関する制御情
    報を格納したヘッダとから構成されるフレームであるこ
    とを特徴とする請求項1または請求項4に記載のコンテ
    ンツ送信装置。
  10. 【請求項10】 上記2つ以上の区分には、 2つ以上のコンテンツが複数に分割され、それぞれの一
    部が格納されるようにしたことを特徴とする請求項9に
    記載のコンテンツ送信装置。
  11. 【請求項11】 上記2つ以上の区分は、 少なくとも概略的な説明となるコンテンツが複数に分割
    され、その一部が格納される第1の区分と、 詳細な説明および/または補足的な説明となるコンテン
    ツが複数に分割され、その一部が格納される第2の区分
    とからなることを特徴とする請求項9に記載のコンテン
    ツ送信装置。
  12. 【請求項12】 上記2つ以上の区分は、 少なくとも上記コンテンツが複数に分割され、その一部
    が格納される第1の区分と、 上記コンテンツが関連付けられるラベルが格納される第
    2の区分とからなることを特徴とする請求項9に記載の
    コンテンツ送信装置。
  13. 【請求項13】 上記2つ以上の区分は、 2つ以上の異なる言語のコンテンツが複数に分割され、
    その一部が格納されるようにしたことを特徴とする請求
    項9に記載のコンテンツ送信装置。
  14. 【請求項14】 上記2つ以上の区分は、 少なくとも上記コンテンツが複数に分割され、その一部
    が格納される第1の区分と、 アナウンス的なコンテンツが格納される第2の区分とか
    らなることを特徴とする請求項9に記載のコンテンツ送
    信装置。
  15. 【請求項15】 送信側の機器から出力される赤外線信
    号を受信する受信手段と、 上記赤外線信号から複数に分割されたコンテンツを抽出
    するコンテンツ抽出手段と、 抽出された上記複数に分割されたコンテンツを途切れる
    ことなく再生する再生手段とからなることを特徴とする
    コンテンツ受信装置。
  16. 【請求項16】 上記受信手段の周囲には、 所定の方向から供給される上記赤外線信号のみを受信す
    る指向性保持手段を備えたことを特徴とする請求項15
    に記載のコンテンツ受信装置。
  17. 【請求項17】 さらに、上記コンテンツを再生するた
    めのスイッチを備えたことを特徴とする請求項15に記
    載のコンテンツ受信装置。
  18. 【請求項18】 さらに、上記コンテンツの有無を知ら
    せるための表示手段を備えたことを特徴とする請求項1
    5に記載のコンテンツ受信装置。
  19. 【請求項19】 上記赤外線信号から複数のコンテンツ
    が抽出される場合、 上記複数のコンテンツの中から所望のコンテンツを選択
    するコンテンツ選択手段を備えたことを特徴とする請求
    項15に記載のコンテンツ受信装置。
  20. 【請求項20】 上記赤外線信号から概略的な説明とな
    るコンテンツと、詳細な説明および/または補足的な説
    明となるコンテンツが抽出される場合、 上記概略的な説明となるコンテンツは、上記コンテンツ
    抽出手段で抽出されると同時に上記再生手段で再生さ
    れ、上記概略的な説明となるコンテンツの再生終了後、
    所定の時間が経過した後、上記詳細な説明および/また
    は補足的な説明となるコンテンツが再生されるようにし
    たことを特徴とする請求項15に記載のコンテンツ受信
    装置。
  21. 【請求項21】 さらに、上記詳細な説明および/また
    は補足的な説明となるコンテンツを再生するためのスイ
    ッチを備えたことを特徴とする請求項20に記載のコン
    テンツ受信装置。
  22. 【請求項22】 さらに少なくとも上記再生手段で再生
    された上記詳細な説明および/または補足的な説明とな
    るコンテンツが記憶される詳細説明記憶手段と、上記詳
    細説明記憶手段に上記詳細な説明および/または補足的
    な説明となるコンテンツが記憶されるか否かを操作する
    操作手段とを備えたことを特徴とする請求項20に記載
    のコンテンツ受信装置。
  23. 【請求項23】 さらに少なくとも利用者の住所・氏名
    が記憶される利用者情報記憶手段を備えたことを特徴と
    する請求項15に記載のコンテンツ受信装置。
  24. 【請求項24】 さらに、上記再生手段で再生された上
    記コンテンツが関連付けられたラベルおよび/または上
    記コンテンツが記憶されるラベル記憶手段を備えたこと
    を特徴とする請求項15に記載のコンテンツ受信装置。
  25. 【請求項25】 さらに少なくとも利用者の住所・氏名
    が記憶される利用者情報記憶手段と、 上記再生手段で再生された上記コンテンツが関連付けら
    れたラベルおよび/または上記コンテンツが記憶される
    ラベル記憶手段とを備え、 上記利用者情報記憶手段に記憶された利用者の住所・氏
    名と、ラベル記憶手段に記憶された上記コンテンツが関
    連付けられたラベルおよび/または上記コンテンツとを
    情報回収用インタフェースを介して出力するようにした
    ことを特徴とする請求項15に記載のコンテンツ受信装
    置。
  26. 【請求項26】 上記情報回収用インタフェースを介し
    て出力された上記ラベルおよび/または上記コンテンツ
    から上記利用者の嗜好を判断し、上記利用者の嗜好に合
    った情報を提供するようにしたことを特徴とする請求項
    25に記載のコンテンツ受信装置。
  27. 【請求項27】 コンテンツを送信し、送信された上記
    コンテンツを受信するコンテンツ送受信システムにおい
    て、 コンテンツを記憶している記憶手段と、 上記コンテンツを複数に分割し、所定の送信データのフ
    ォーマットへ変換する送信データ作成手段と、 上記送信データを赤外線信号として、繰り返し出力する
    出力手段とから構成されるコンテンツ送信装置と、 上記出力手段から出力される上記赤外線信号を受信する
    受信手段と、 上記赤外線信号から複数に分割されたコンテンツを抽出
    するコンテンツ抽出手段と、 抽出された上記複数に分割されたコンテンツを途切れる
    ことなく再生する再生手段とから構成されるコンテンツ
    受信装置とからなることを特徴とするコンテンツ送受信
    システム。
  28. 【請求項28】 ネットワークを介して上記記憶手段に
    上記コンテンツを供給し、供給された上記コンテンツを
    上記記憶手段に記憶するようにしたことを特徴とする請
    求項27に記載のコンテンツ送受信システム。
  29. 【請求項29】 ネットワークを介して上記記憶手段に
    上記コンテンツを供給し、供給された上記コンテンツを
    上記記憶手段に記憶すると共に、上記ネットワークを介
    して供給されるコンテンツを上記送信データ作成手段に
    供給し、上記所定の送信データのフォーマットへ変換す
    るようにしたことを特徴とする請求項27に記載のコン
    テンツ送受信システム。
  30. 【請求項30】 コンテンツを送信し、送信された上記
    コンテンツを受信するコンテンツ送受信システムにおい
    て、 ネットワークを介してコンテンツを供給するコンテンツ
    供給手段と、 上記コンテンツを複数に分割し、所定の送信データのフ
    ォーマットへ変換する送信データ作成手段と、 上記送信データを赤外線信号として、繰り返し出力する
    出力手段とから構成されるコンテンツ送信装置と、 上記出力手段から出力される上記赤外線信号を受信する
    受信手段と、 上記赤外線信号から複数に分割されたコンテンツを抽出
    するコンテンツ抽出手段と、 抽出された上記複数に分割されたコンテンツを途切れる
    ことなく再生する再生手段とから構成されるコンテンツ
    受信装置とからなることを特徴とするコンテンツ送受信
    システム。
  31. 【請求項31】 上記送信データ作成手段は、 複数のコンテンツから構成される送信データを作成する
    ようにしたことを特徴とする請求項27または請求項3
    0に記載のコンテンツ送受信システム。
  32. 【請求項32】 上記出力手段は、 物理的に区切られた範囲内に上記赤外線信号を繰り返し
    出力するようにしたことを特徴とする請求項27または
    請求項30に記載のコンテンツ送受信システム。
  33. 【請求項33】 上記出力手段は、 所望の範囲内に限り繰り返し出力するように上記赤外線
    信号に指向性を持たせるようにしたことを特徴とする請
    求項27または請求項30に記載のコンテンツ送受信シ
    ステム。
  34. 【請求項34】 上記送信データは、 複数に分割された上記コンテンツの一部を格納するボデ
    ィと、 上記ボディに格納された上記コンテンツに関する制御情
    報を格納したヘッダとから構成されるフレームであるこ
    とを特徴とする請求項27または請求項30に記載のコ
    ンテンツ送受信システム。
  35. 【請求項35】 上記送信データは、 複数に分割された上記コンテンツの一部を格納する2つ
    以上の区分を有するボディと、 上記ボディに格納された上記コンテンツに関する制御情
    報を格納したヘッダとから構成されるフレームであるこ
    とを特徴とする請求項27または請求項30に記載のコ
    ンテンツ送受信システム。
  36. 【請求項36】 上記2つ以上の区分には、 2つ以上のコンテンツが複数に分割され、それぞれの一
    部が格納されるようにしたことを特徴とする請求項35
    に記載のコンテンツ送受信システム。
  37. 【請求項37】 上記2つ以上の区分は、 少なくとも概略的な説明となるコンテンツが複数に分割
    され、その一部が格納される第1の区分と、 詳細な説明および/または補足的な説明となるコンテン
    ツが複数に分割され、その一部が格納される第2の区分
    とからなることを特徴とする請求項35に記載のコンテ
    ンツ送受信システム。
  38. 【請求項38】 上記2つ以上の区分は、 少なくとも上記コンテンツが複数に分割され、その一部
    が格納される第1の区分と、 上記コンテンツが関連付けられるラベルが格納される第
    2の区分とからなることを特徴とする請求項35に記載
    のコンテンツ送受信システム。
  39. 【請求項39】 上記2つ以上の区分は、 2つ以上の異なる言語のコンテンツが複数に分割され、
    その一部が格納されるようにしたことを特徴とする請求
    項35に記載のコンテンツ送受信システム。
  40. 【請求項40】 上記2つ以上の区分は、 少なくとも上記コンテンツが複数に分割され、その一部
    が格納される第1の区分と、 アナウンス的なコンテンツが格納される第2の区分とか
    らなることを特徴とする請求項35に記載のコンテンツ
    送受信システム。
  41. 【請求項41】 上記受信手段の周囲には、 所定の方向から供給される上記赤外線信号のみを受信す
    る指向性保持手段を備えたことを特徴とする請求項27
    または請求項30に記載のコンテンツ送受信システム。
  42. 【請求項42】 さらに、上記コンテンツを再生するた
    めのスイッチを備えたことを特徴とする請求項27また
    は請求項30に記載のコンテンツ送受信システム。
  43. 【請求項43】 さらに、上記コンテンツの有無を知ら
    せるための表示手段を備えたことを特徴とする請求項2
    7または請求項30に記載のコンテンツ送受信システ
    ム。
  44. 【請求項44】 上記赤外線信号から複数のコンテンツ
    が抽出される場合、 上記複数のコンテンツの中から所望のコンテンツを選択
    するコンテンツ選択手段を備えたことを特徴とする請求
    項27または請求項30に記載のコンテンツ送受信シス
    テム。
  45. 【請求項45】 上記赤外線信号から概略的な説明とな
    るコンテンツと、詳細な説明および/または補足的な説
    明となるコンテンツが抽出される場合、 上記概略的な説明となるコンテンツは、上記コンテンツ
    抽出手段で抽出されると同時に上記再生手段で再生さ
    れ、上記概略的な説明となるコンテンツの再生終了後、
    所定の時間が経過した後、上記詳細な説明および/また
    は補足的な説明となるコンテンツが再生されるようにし
    たことを特徴とする請求項27または請求項30に記載
    のコンテンツ送受信システム。
  46. 【請求項46】 さらに、上記詳細な説明および/また
    は補足的な説明となるコンテンツを再生するためのスイ
    ッチを備えたことを特徴とする請求項45に記載のコン
    テンツ送受信システム。
  47. 【請求項47】 さらに少なくとも上記再生手段で再生
    された上記詳細な説明および/または補足的な説明とな
    るコンテンツが記憶される詳細説明記憶手段と、 上記詳細説明記憶手段に上記詳細な説明および/または
    補足的な説明となるコンテンツが記憶されるか否かを操
    作する操作手段とを備えたことを特徴とする請求項45
    に記載のコンテンツ送受信システム。
  48. 【請求項48】 さらに少なくとも利用者の住所・氏名
    が記憶される利用者情報記憶手段を備えたことを特徴と
    する請求項27または請求項30に記載のコンテンツ送
    受信システム。
  49. 【請求項49】 さらに、上記再生手段で再生された上
    記コンテンツが関連付けられたラベルおよび/または上
    記コンテンツが記憶されるラベル記憶手段を備えたこと
    を特徴とする請求項27または請求項30に記載のコン
    テンツ送受信システム。
  50. 【請求項50】 さらに少なくとも利用者の住所・氏名
    が記憶される利用者情報記憶手段と、 上記再生手段で再生された上記コンテンツが関連付けら
    れたラベルおよび/または上記コンテンツが記憶される
    ラベル記憶手段とを備え、 上記利用者情報記憶手段に記憶された利用者の住所・氏
    名と、ラベル記憶手段に記憶された上記コンテンツが関
    連付けられたラベルおよび/または上記コンテンツとを
    情報回収用インタフェースを介して出力するようにした
    ことを特徴とする請求項27または請求項30に記載の
    コンテンツ送受信システム。
  51. 【請求項51】 上記情報回収用インタフェースを介し
    て出力された上記ラベルおよび/または上記コンテンツ
    から上記利用者の嗜好を判断し、上記利用者の嗜好に合
    った情報を提供するようにしたことを特徴とする請求項
    50に記載のコンテンツ送受信システム。
  52. 【請求項52】 記憶手段にコンテンツを記憶し、 上記コンテンツを複数に分割し、所定の送信データのフ
    ォーマットへ変換し、 上記送信データを赤外線信号として、繰り返し出力する
    ようにしたことを特徴とするコンテンツ送信方法。
  53. 【請求項53】 ネットワークを介して上記記憶手段に
    上記コンテンツを供給し、供給された上記コンテンツを
    上記記憶手段に記憶するようにしたことを特徴とする請
    求項52に記載のコンテンツ送信方法。
  54. 【請求項54】 ネットワークを介して上記記憶手段に
    上記コンテンツを供給し、供給された上記コンテンツを
    上記記憶手段に記憶すると共に、上記ネットワークを介
    して供給されるコンテンツを上記所定の送信データのフ
    ォーマットへ変換するようにしたことを特徴とする請求
    項52に記載のコンテンツ送信方法。
  55. 【請求項55】 ネットワークを介してコンテンツを供
    給し、 上記コンテンツを複数に分割し、所定の送信データのフ
    ォーマットへ変換し、 上記送信データを赤外線信号として、繰り返し出力する
    ようにしたことを特徴とするコンテンツ送信方法。
  56. 【請求項56】 繰り返し出力される上記赤外線信号
    は、 物理的に区切られた範囲内に繰り返し出力するようにし
    たことを特徴とする請求項52または請求項55に記載
    のコンテンツ送信方法。
  57. 【請求項57】 繰り返し出力される上記赤外線信号
    は、 所望の範囲内に限り繰り返し出力するように指向性を持
    たせるようにしたことを特徴とする請求項52または請
    求項55に記載のコンテンツ送信方法。
  58. 【請求項58】 上記送信データは、 複数のコンテンツから構成されるようにしたことを特徴
    とする請求項52または請求項55に記載のコンテンツ
    送信方法。
  59. 【請求項59】 上記送信データは、 複数に分割された上記コンテンツの一部を格納するボデ
    ィと、 上記ボディに格納された上記コンテンツに関する制御情
    報を格納したヘッダとから構成されるフレームであるこ
    とを特徴とする請求項52または請求項55に記載のコ
    ンテンツ送信方法。
  60. 【請求項60】 上記送信データは、 複数に分割された上記コンテンツの一部を格納する2つ
    以上の区分を有するボディと、 上記ボディに格納された上記コンテンツに関する制御情
    報を格納したヘッダとから構成されるフレームであるこ
    とを特徴とする請求項52または請求項55に記載のコ
    ンテンツ送信方法。
  61. 【請求項61】 上記2つ以上の区分には、 少なくとも2つ以上のコンテンツが複数に分割され、そ
    れぞれの一部が格納されるようにしたことを特徴とする
    請求項60に記載のコンテンツ送信方法。
  62. 【請求項62】 上記2つ以上の区分は、 少なくとも概略的な説明となるコンテンツが複数に分割
    され、その一部が格納される第1の区分と、 詳細な説明および/または補足的な説明となるコンテン
    ツが複数に分割され、その一部が格納される第2の区分
    とからなることを特徴とする請求項60に記載のコンテ
    ンツ送信方法。
  63. 【請求項63】 上記2つ以上の区分は、 少なくとも上記コンテンツが複数に分割され、その一部
    が格納される第1の区分と、 上記コンテンツが関連付けられるラベルが格納される第
    2の区分とからなることを特徴とする請求項60に記載
    のコンテンツ送信方法。
  64. 【請求項64】 上記2つ以上の区分は、 2つ以上の異なる言語のコンテンツが複数に分割され、
    その一部が格納されるようにしたことを特徴とする請求
    項60に記載のコンテンツ送信方法。
  65. 【請求項65】 上記2つ以上の区分は、 少なくとも上記コンテンツが複数に分割され、その一部
    が格納される第1の区分と、 アナウンス的なコンテンツが格納される第2の区分とか
    らなることを特徴とする請求項60に記載のコンテンツ
    送信方法。
  66. 【請求項66】 送信側の機器から出力される赤外線信
    号を受信し、 上記赤外線信号から複数に分割されたコンテンツを抽出
    し、 抽出された上記複数に分割されたコンテンツを途切れる
    ことなく再生し、 再生された上記コンテンツを出力するようにしたことを
    特徴とするコンテンツ受信方法。
  67. 【請求項67】 所定の方向から供給される上記赤外線
    信号のみを受信するようにしたことを特徴とする請求項
    66に記載のコンテンツ受信方法。
  68. 【請求項68】 さらに、スイッチによって上記コンテ
    ンツを再生するようにしたことを特徴とする請求項66
    に記載のコンテンツ受信方法。
  69. 【請求項69】 さらに、表示手段に上記コンテンツの
    有無を知らせるようにしたことを特徴とする請求項66
    に記載のコンテンツ受信方法。
  70. 【請求項70】 上記赤外線信号から複数のコンテンツ
    が抽出される場合、 上記複数のコンテンツの中から所望のコンテンツを選択
    するようにしたことを特徴とする請求項66に記載のコ
    ンテンツ受信方法。
  71. 【請求項71】 上記赤外線信号から概略的な説明とな
    るコンテンツと、詳細な説明および/または補足的な説
    明となるコンテンツが抽出される場合、 上記概略的な説明となるコンテンツは、抽出されると同
    時に再生され、上記概略的な説明となるコンテンツの再
    生終了後、所定の時間が経過した後、上記詳細な説明お
    よび/または補足的な説明となるコンテンツが再生され
    るようにしたことを特徴とする請求項66に記載のコン
    テンツ受信方法。
  72. 【請求項72】 さらに、スイッチによって上記詳細な
    説明および/または補足的な説明となるコンテンツを再
    生するようにしたことを特徴とする請求項71に記載の
    コンテンツ受信方法。
  73. 【請求項73】 さらに少なくとも詳細説明記憶手段に
    再生された上記詳細な説明および/または補足的な説明
    となるコンテンツを記憶し、 上記詳細説明記憶手段に上記詳細な説明および/または
    補足的な説明となるコンテンツが記憶されるか否かを操
    作するようにしたことを特徴とする請求項71に記載の
    コンテンツ受信方法。
  74. 【請求項74】 さらに少なくとも利用者情報記憶手段
    に利用者の住所・氏名を記憶するようにしたことを特徴
    とする請求項66に記載のコンテンツ受信方法。
  75. 【請求項75】 さらに、ラベル記憶手段に再生された
    上記コンテンツが関連付けられたラベルおよび/または
    上記コンテンツを記憶するようにしたことを特徴とする
    請求項66に記載のコンテンツ受信方法。
  76. 【請求項76】 さらに少なくとも利用者情報記憶手段
    に利用者の住所・氏名を記憶し、 ラベル記憶手段に再生された上記コンテンツが関連付け
    られたラベルおよび/または上記コンテンツを記憶し、 上記利用者情報記憶手段に記憶された利用者の住所・氏
    名と、ラベル記憶手段に記憶された上記コンテンツが関
    連付けられたラベルおよび/または上記コンテンツとを
    情報回収用インタフェースを介して出力するようにした
    ことを特徴とする請求項66に記載のコンテンツ受信方
    法。
  77. 【請求項77】 上記情報回収用インタフェースを介し
    て出力された上記ラベルおよび/または上記コンテンツ
    から上記利用者の嗜好を判断し、上記利用者の嗜好に合
    った情報を提供するようにしたことを特徴とする請求項
    76に記載のコンテンツ受信方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016092477A (ja) * 2014-10-30 2016-05-23 ヤマハ株式会社 端末装置

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