JP2002344188A - 磁気シールド付計測機器 - Google Patents

磁気シールド付計測機器

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JP2002344188A
JP2002344188A JP2001147350A JP2001147350A JP2002344188A JP 2002344188 A JP2002344188 A JP 2002344188A JP 2001147350 A JP2001147350 A JP 2001147350A JP 2001147350 A JP2001147350 A JP 2001147350A JP 2002344188 A JP2002344188 A JP 2002344188A
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Toshiki Idemaru
俊樹 出丸
Ichiro Aono
一朗 青野
Giichi Senda
義一 仙田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 磁気シールドによる磁気遮蔽効果を損なうこ
となく動作状態の点検ができる磁気シールド付計測機器
を提供する。 【解決手段】 磁気シールド16内で磁界により動作す
る磁気シールド付計測機器において、磁気シールド16
に動作状態を目視可能な窓16aを設けたものである。
また、窓に開閉可能な扉を設け、磁気シールドの内側に
入ってくる外部磁界を効率よく遮蔽する。さらに、外部
に非磁性金属体の磁気シールドを配置し、内側に強磁性
体の磁気シールドを配置して、内側の磁気シールドの内
側に入ってくる磁界を一層低減させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、磁界により動作
するセンサを用いた磁気シールド付計測機器に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に、被測定量を磁石、リードスイッ
チ、ホールIC素子等のように磁界により計測する。例
えば、レベル計(液面計)、レベルゲージ、レベルスイ
ッチ等の計測機器は、外部からの妨害電波、地磁気、近
傍の電気機器から漏洩する外部磁界による誤動作対策と
して、外周に磁気シールドが設けられている。なお、外
部磁界としては、例えば変圧器の定常運転時、系統投入
における励磁突入時等の漏洩磁界等がある。磁気シール
ドとしては、比透磁率μsが1より大きい、珪素鋼板、
アモルファス、ニッケル合金等の高透磁率の強磁性体で
構成されている。この場合、磁気シールドが飽和しない
レベルの外部磁界であれば、外部磁界が磁気シールドの
内部を通過するので、磁気シールドの内側に入ってくる
外部磁界を減少させることができる。また、磁気シール
ドを良導体である銅、アルミニウム等の非磁性金属で構
成した場合は、静磁界ではなく低周波数以上の外部磁界
を渦電流効果により磁気シールドの内側への外部磁界の
到達を減少させることができる。
【0003】図6は「電気協同研究」社団法人電気協同
研究会刊、第54巻、第5号(その2)、第49頁に記
載された従来の計測機器の一部を破断した側面図、図7
は図6の要部を示す正面図、図8は図6の要部を示す斜
視図、及び図9は図6の要部を示す模式図である。図6
から図9において、例えば変圧器に封入されたシリコー
ン油を含む絶縁油等の被測定液1を環状のチャンバ2内
に導入する。そして、被測定液1の液面に浮かんでいる
フロート3に内蔵されたマグネット4の磁力により、チ
ャンバ2の外部に配置された永久磁石のロータ5を回転
させる。これにより、ロータ5の一面及び他面の色が変
化して、表示部6に被測定液1の液位を連続的に表示さ
せる。また、少なくとも1個のリードスイッチ7がチャ
ンバ2の外部に配置されている。そして、フロート3に
内蔵されたマグネット4がリードスイッチ7の位置に到
達すると、リードスイッチ7が動作して警報等を発信す
るように構成されている。さらに、強磁性体の磁気シー
ルド8で全体を覆って、ロータ5やリードスイッチ7が
外部磁界等で誤動作するのを防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の磁気シールド付
計測機器は以上のように構成されているので、表示部6
やリードスイッチ7を磁気シールド8で覆って外部磁界
による誤動作を防止しているため、表示部6やリードス
イッチ7の動作状態を点検する際に磁気シールド8を取
り除く必要があり、点検時に磁気遮蔽効果が低減して誤
動作する恐れがあるという問題点があった。この発明
は、磁気シールドによる磁気遮蔽効果を損なうことなく
動作状態の点検を行うことができる磁気シールド付計測
機器を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる磁気シ
ールド付計測機器は、磁気シールド内で磁界により動作
する磁気シールド付計測機器において、磁気シールドに
動作状態を目視可能な窓を設けたものである。また、窓
に開閉可能な扉を設けたものである。さらに、磁気シー
ルドの外側を非磁性金属体とし、内側を強磁性体とした
ものである。
【0006】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は実施の形態
1の正面図、図2は図1の一部を破断した側面図、図3
は図1の要部を示す斜視図、及び図4は図1の要部を示
す模式図である。図1から図4において、9はフランジ
9a,9bを介して変圧器(図示せず)等に接続された
チャンバで、変圧器に封入されたシリコーン油を含む絶
縁油等の被測定液10が導入されている。11はチャン
バ9内に配置されたフロートで、被測定液10の液面に
浮いている。12はフロート11に内蔵されたマグネッ
トで、例えば外周をN極とし内周がS極にされている。
13はチャンバ9の外部に配置された表示部で、永久磁
石からなる複数のロータ14が上下方向に配置されてい
る。なお、ロータ14は一面と他面を色違いとして、軸
14aを中心にしてマグネット12の磁力により回転可
能に構成されている。15はチャンバ9の外部に配置さ
れたリードスイッチで、マグネット12が警報等を発信
する位置に到達すると、マグネット12の磁力により動
作して接点を閉じる。
【0007】16は表示部13と対向した窓16aが形
成された磁気シールドで、マグネット12,表示部13
及びリードスイッチ15を覆うように配置されている。
なお、磁気シールド16は珪素鋼板、アモルファス、ニ
ッケル鉄合金等の高透磁率を有する強磁性体が使用され
ている。また、磁気シールド16の材料、大きさ、厚さ
等は、外部磁界の大きさ、外部磁界の方向、外部磁界の
周波数、及び誤動作磁界の大きさ、誤動作磁界の方向、
誤動作磁界の周波数により決定する。さらに、磁気シー
ルド16の窓16aは目視箇所、点検箇所等を考慮して
決定する。
【0008】次に動作について説明する。図1から図4
において、チャンバ9内に例えば変圧器(図示せず)か
らシリコーン油を含む絶縁油等の被測定液10が導入さ
れて、被測定液10の液面にフロート11が浮いてい
る。被測定液10の液面に浮いたフロート11が上昇あ
るいは下降するので、フロート11に内蔵されたマグネ
ット12と対向したロータ14が回転して表示色が反転
する。これにより、表示部13に被測定液10の液位が
連続的に表示される。また、フロート11に内蔵された
マグネット12がリードスイッチ15の動作位置に到達
すると、リードスイッチ15が閉じて警報等を発信す
る。このように表示部13に表示された被測定液10の
液位及びロータ14の動作状態は、磁気シールド16の
窓16aを通して目視確認することができる。また、リ
ードスイッチ15は事前に設定された位置で動作をして
いるかどうかの動作状態の点検を行うことができる。
【0009】上記実施の形態1において、磁気シールド
11の断面が四角形の筒形状のものについて説明した
が、円形状又は多面形状でもよい。また、磁気シールド
11の上下の端面のいずれか一方又は両方を磁気シール
ド11と同一材料で閉塞してもよい。また、目視確認箇
所が複数になる場合は、窓16aを複数箇所設けてもよ
い。さらに、窓16aの形状は長方形以外の円形状にし
てもよい。
【0010】以下、実施の形態1において磁気シールド
11の外部磁界に対する磁界解析結果について説明す
る。図10は窓16aを有する磁気シールド16を強磁
性体の珪素鋼板で形成した場合の解析結果である。周波
数60Hzの外部磁界の方向が窓16aの開口した方向
に平行で、磁気シールド16の断面における外部磁界が
最大時の磁束線17の状態を示す磁束線図である。な
お、ここで使用した磁気シールド16は、形状が正方形
で、厚さ5mm、窓の幅10mmである。この場合、磁
束線17が磁気シールド16を通過するので、磁気シー
ルド16の内側に入ってくる外部磁界が減少する。この
解析例においては、磁気シールド16の内側の磁界は外
部磁界の1/10〜1/100に減少している。また、
磁気シールド16の厚みが大きいほど及び被透磁率が大
きいほど、磁気シールド16の内側の磁界の減少が大き
くなる。なお、磁気シールド16を四角形状に形成する
とき、角部の継ぎ目はラップさせる等により磁気抵抗を
小さくして、磁界の漏れを低減させることにより、磁気
遮蔽効果の向上を図ることができる。
【0011】次に、図11は図10の解析と同様の磁気
シールド16を使用し、周波数60Hzの外部磁界の方
向が窓16aの開口した方向に対して直角方向の場合
で、磁気シールド16の断面における外部磁界が最大時
の磁束線18の状態を示す磁束線図である。この場合、
磁束線18が磁気シールド16を通過するので、磁気シ
ールド16の内側に入ってくる外部磁界は減少してい
る。しかし、窓16aが磁気回路のギャップとなってい
るため、図5のように外部磁界が窓16aの開口した方
向に平行な場合に比べて、磁気シールド16の内側に入
ってくる外部磁界が増えている。
【0012】図12は窓19aを有する磁気シールド1
9を非磁性金属体の銅で形成した場合である。周波数6
0Hzの外部磁界の方向が窓19aの開口した方向に平
行で、磁気シールド19の断面における外部磁界が最大
時の磁束線20の状態を示す磁束線図である。なお、磁
気シールド19の形状、厚さ及び窓の幅は図10の解析
例と同様である。 この場合、外部磁界に磁気シールド
19が反発するので、磁気シールド19の内側への磁界
の到達を減少させている。この解析例にいおいては、磁
気シールド19の内側の磁界は外部磁界の1/10〜1
/100に減少している。しかし、外部磁界が静磁界の
場合は、磁気シールド19の効果は全く認められない。
また、0〜30Hz程度の周波数においても大きな効果
は得られない。
【0013】図13は図12の解析と同様の磁気シール
ド19を使用し、周波数60Hzの外部磁界の方向が窓
19aの開口した方向に対して直角方向の場合で、磁気
シールド19の断面における外部磁界が最大時の磁束線
21の状態を示す磁束線図である。この場合、図17の
場合と同様に外部磁界に磁気シールド19が反発するの
で、磁気シールド19の内側への磁界の到達を減少させ
ている。しかし、窓19aによって電気回路としての銅
材が不連続になっている影響により、図17のように外
部磁界が窓19aの開口した方向に平行な場合に比べ
て、磁気シールド19の内側に入ってくる外部磁界が増
えている。なお、外部磁界が静磁界の場合は、磁気シー
ルド19の効果は全く認められない。さらに、0〜30
Hz程度の周波数においても大きな効果は得られない。
【0014】図14は外側に非磁性金属体の銅で形成し
た窓22aを有する磁気シールド22を配置し、磁気シ
ールド22の内側に珪素鋼板で形成した窓23aを有す
る磁気シールド23を配置した場合を示す。なお、窓2
2a,23aは同じ位置に開口している。周波数60H
zの外部磁界の方向が窓22a,23aの開口した方向
に平行なときの磁束線24の状態を示す磁束線図であ
る。なお、磁気シールド22,23の形状、厚さ、及び
窓の幅は図5の解析例と同様のものである。この場合、
外部磁界に磁気シールド22が反発するので、磁気シー
ルド22の内側への磁界の到達を減少させる。さらに、
磁気シールド22の内側へ到達した磁界は磁気シールド
23を通過するので、磁気シールド23の内側に入って
くる磁界が一層減少する。
【0015】図15は図14と同様の磁気シールド2
2,23を使用し、周波数60Hzの外部磁界の方向が
窓22a,23aの開口した方向に対して直角方向の場
合である。この場合、外部磁界に磁気シールド22が反
発するので、図14の解析結果と同様に磁気シールド2
3の内側に入ってくる磁界が減少している。図16は外
側に強磁性体の珪素鋼板で形成した窓25aを有する磁
気シールド25を配置し、磁気シールド25の内側に非
磁性金属体の銅で形成した窓26aを有する磁気シール
ド26を配置した場合を示す。なお、窓25a,26a
は同じ位置に開口している。周波数60Hzの外部磁界
の方向が窓25a,26aの開口した方向に平行で、磁
気シールド25の断面における外部磁界が最大時の磁束
線27の状態を示す磁束線図である。なお、磁気シール
ド25,26の形状、厚さ及び窓の幅は図10の解析例
のものと同様のものである。この場合、磁束線27が磁
気シールド25を通過するので、図5の解析側と同様に
磁気シールド27の内側に入ってくる外部磁界が減少し
ている。
【0016】図17は図16と同様の磁気シールド2
5,26を使用し、周波数60Hzの外部磁界の方向が
窓25a,26aの開口した方向に対して直角方向で、
磁気シールド25,26の断面における外部磁界が最大
時の磁束線28の状態を示す磁束線図である。この場
合、窓25aが磁気回路のギャップとなり、さらに窓2
6aによって電気回路としての銅材が不連続になってい
るので、磁気シールド25,26の内側に入ってくる外
部磁界が減少していない。図10から図17の解析例に
おいて、窓の開口が大きいほど、磁気シールド内への外
部磁界の侵入が大きくなる。以上の解析結果をまとめて
表1に示す。
【0017】
【表1】
【0018】以上から、外部磁界の周波数、大きさ、向
き及び磁気シールドで覆われた計測機器等が誤動作する
外部磁界の周波数、大きさ、向き等を考慮して、磁気シ
ールドの適用材料、窓の位置、窓の大きさ、材料の組み
合わせ等を決定するのがよい。例えば、外部磁界の大き
さが1,000Gaussとしたとき、計測機器等が誤
動作する磁界の大きさを100Gaussとすれば、磁
気シールド内の内部磁界を1/10以下に減少させれば
よい。以上のように、磁気シールド16に動作状態を目
視可能な窓16aを設けたことにより、磁気遮蔽効果を
低減させることなく、動作状態を目視及び確認すること
ができるので、点検時の誤動作を防止することができ
る。さらに、外側に非磁性金属体の磁気シールド22を
配置して、内側に強磁性体の磁気シールド23を配置す
ることにより、磁気シールド22が外部磁界を反発し、
さらに磁気シールド22の内側に入った磁界は磁気シー
ルド23を通過するので、磁気シールド23の内側に入
ってくる磁界を一層低減させることができる。実施の形
態1において、磁気シールド16,19,22,23,
25,26は四角形の筒形状のものについて説明した
が、円筒状に形成しても同様の効果を期待することがで
きる。また、それぞれの窓16a,19a,22a,2
3a,25a,26aは複数箇所設けてもよい。
【0019】実施の形態2.図5は実施の形態2の要部
を示す斜視図である。図4及び図5において、28は表
示部13と対向した窓28aが形成された磁気シールド
で、マグネット12、表示部13及びリードスイッチ1
5を覆うように配置されている。29はヒンジ30によ
り開閉自在に磁気シールド28に取り付けられた扉で、
磁気シールド28の窓28aを覆うように形成されてい
る。なお、磁気シールド28は珪素鋼板、アモルファ
ス、ニッケル鉄合金等の高透磁率を有する強磁性体が使
用されている。上記構成において、窓28aを扉29で
覆っているので、磁気シールド28の内側に入ってくる
外部磁界を効率よく遮蔽するため、磁気シールド28内
に配置された計測機器の動作信頼性を向上させることが
できる。さらに、扉29を開けることにより動作状態を
目視及び確認することができるので、点検を容易に行う
ことができる。実施の形態2において、ヒンジ30を磁
気シールド28と同一材料で構成することにより、磁気
抵抗を小さくすることができる。実施の形態1及び実施
の形態2において、磁気シールド16,19,22,2
3,25,26の上下の端部を開放したものについて説
明したが、同一材料で閉塞することにより、さらに磁気
遮蔽効果を向上させることができる。
【0020】
【発明の効果】この発明によれば、磁気シールドに動作
状態を目視可能な窓を設けたことにより、磁気遮蔽効果
を低減させることなく、動作状態を目視及び確認するこ
とができるので、点検時の誤動作を防止することができ
る。また、窓に開閉可能な扉を設けたことにより、窓を
扉で覆っているので、磁気シールドの内側に入ってくる
外部磁界を効率よく遮蔽するため、磁気シールド内に配
置された計測機器の動作信頼性を向上させることができ
る。さらに、扉を開けることにより動作状態を目視及び
確認することができるので、点検を容易に行うことがで
きる。さらに、外側に非磁性金属体の磁気シールドを配
置し、内側に強磁性体の磁気シールドを配置したことに
より、外側の磁気シールドが外部磁界を反発し、外側の
磁気シールドの内側に入った磁界は内側の磁気シールド
を通過するので、内側の磁気シールドの内側に入ってく
る磁界を一層低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の正面図である。
【図2】 図1の一部を破断した側面図である。
【図3】 図1の要部を示す斜視図である。
【図4】 図1の要部を示す模式図である。
【図5】 この発明の実施の形態2の斜視図である。
【図6】 従来の計測機器の一部を破断した側面図であ
る。
【図7】 図6の要部を示す正面図である。
【図8】 図6の要部を示す斜視図である。
【図9】 図6の要部を示す模式図である。
【図10】 外部磁界の方向が珪素鋼板で形成された磁
気シールドの窓の開口した方向に平行で、磁気シールド
の断面における外部磁界が最大時の磁束線の状態を示す
磁束線図である。
【図11】 外部磁界の方向が珪素鋼板で形成された磁
気シールドの窓の開口した方向に直角方向で、磁気シー
ルドの断面における外部磁界が最大時の磁束線の状態を
示す磁束線図である。
【図12】 外部磁界の方向が銅で形成された磁気シー
ルドの窓の開口した方向に平行で、磁気シールドの断面
における外部磁界が最大時の磁束線の状態を示す磁束線
図である。
【図13】 外部磁界の方向が銅で形成された磁気シー
ルドの窓の開口した方向に直角方向で、磁気シールドの
断面における外部磁界が最大時の磁束線の状態を示す磁
束線図である。
【図14】 磁気シールドの外側を銅で形成し、内側を
珪素鋼板で形成して、外部磁界が磁気シールドの窓の開
口した方向に平行のときの磁束線の状態を示す磁束線図
である。
【図15】 磁気シールドの外側を銅で形成し、内側を
珪素鋼板で形成して、外部磁界が磁気シールドの窓の開
口した方向に直角方向のときの磁束線の状態を示す磁束
線図である。
【図16】 磁気シールドの外側を珪素鋼板で形成し、
内側を銅で形成して、外部磁界が磁気シールドの窓の開
口した方向に平行のときの磁束線の状態を示す磁束線図
である。
【図17】 磁気シールドの外側を珪素鋼板で形成し、
内側を銅で形成して、外部磁界が磁気シールドの窓の開
口した方向に直角方向のときの磁束線の状態を示す磁束
線図である。
【符号の説明】
16,19,22,23,25,26,28 磁気シー
ルド、16a,19a,22a,23a,25a,26
a,28a 窓、29 扉。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 仙田 義一 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 2F078 HA11 5E321 AA42 AA45 AA46 BB22 BB53 GG07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気シールド内で磁界により動作する磁
    気シールド付計測機器において、上記磁気シールドに動
    作状態を目視可能な窓を設けたことを特徴とする磁気シ
    ールド付計測機器。
  2. 【請求項2】 窓に開閉可能な扉を設けたことを特徴と
    する請求項1に記載の磁気シールド付計測機器。
  3. 【請求項3】 磁気シールドは外側を非磁性金属体と
    し、内側に強磁性体を配置したものであることを特徴と
    する請求項1又は請求項2に記載の磁気シールド付計測
    機器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006121146A1 (ja) * 2005-05-12 2006-11-16 Matsushita Electric Works, Ltd. ポジションセンサ

Cited By (2)

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WO2006121146A1 (ja) * 2005-05-12 2006-11-16 Matsushita Electric Works, Ltd. ポジションセンサ
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