JP2002344075A - レーザ出力値の検知装置並びにモニタ - Google Patents

レーザ出力値の検知装置並びにモニタ

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JP2002344075A
JP2002344075A JP2001149090A JP2001149090A JP2002344075A JP 2002344075 A JP2002344075 A JP 2002344075A JP 2001149090 A JP2001149090 A JP 2001149090A JP 2001149090 A JP2001149090 A JP 2001149090A JP 2002344075 A JP2002344075 A JP 2002344075A
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light
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laser beam
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Eiju Fujita
英寿 藤田
Fumio Sugata
文雄 菅田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザ光の強度を計測する手段で、メカニカ
ルシャッタでレーザ光を直接全反射させてその光強度を
モニタする装置にあっては、装置外部にレーザ光を出力
させる時、メカニカルシャッタを開けなければならない
ためにレーザ光が光検知部に入光できなくなってしま
う。また、メカニカルシャッタの取付けで固定位置のず
れが発生した場合、光検知部に入光する光量が変化する
ので計測を誤る危険性がある。 【解決手段】 レーザ光源とメカニカルシャッタの間の
レーザ光路上にレーザ光の一部を反射させる反射板を設
け、さらに反射光の光路上に光検知部を設けることによ
って、反射したレーザ光の強度を常に計測・モニタする
ことができるので、メカニカルシャッタの動作に関係な
くレーザ光の光強度を常時監視することが可能となる。
また、レーザ光の一部を取り出すことによって高出力の
レーザ光を計測する必要がなくなり、光検知部を安価に
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバ等のレ
ーザプローブにレーザ光を導光し、レーザプローブの先
端から出射されるレーザ光によって治療等を行うレーザ
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】このレーザ装置は、装置本体にレーザプ
ローブを機械的かつ光学的に接続するコネクタを有し、
レーザプローブにレーザ光を導光できるようになってい
る。
【0003】一般的に医療用に利用されるレーザ装置に
おいては、レーザプローブの先端から出射されるレーザ
光の出力は、良好な治療を行うための重要なパラメータ
となるため、設定通り正しくレーザ光が出力されている
かをモニタすることが必要である。
【0004】従来のレーザ装置においては、電源の切り
入り等の装置状態が不安定な時に不用意にレーザ光が外
部に出力されないよう、レーザ光を全反射させるメカニ
カルシャッタが内蔵されている。
【0005】そこで、メカニカルシャッタからの反射光
の光路上に光検知部を設ければ、メカニカルシャッタが
装置外部に対して閉じているときに光検知部の方向に反
射したレーザ光が導かれ、レーザ出力をモニタすること
ができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
レーザ出力モニタ方法では、治療等を行う目的で装置外
部にレーザ光を出力するためにメカニカルシャッタを開
けた場合、当然メカニカルシャッタでの反射光がなくな
るために、レーザ出力を常時モニタする、もしくは、確
認することができなくなってしまう問題がある。
【0007】また、メカニカルシャッタは常時動作する
ので、振動等によりシャッタの保持力が万一低下して固
定位置がずれた場合、光検知部に入光する光量が変化す
る可能性があり、レーザ出力の計測を誤る危険性があっ
た。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明のレーザ装置は、レーザ光源と前記レーザ
光源に接続されたファイバと前記ファイバから出力され
たレーザ光の光路上に設けられ、前記レーザ光の一部を
反射する反射板と、前記反射板からの反射光の光路上に
設けられた光検知部とからなる。
【0009】また、本発明第2のレーザ装置は、本発明
第1のレーザ装置に加え反射板として透明ガラス、透明
プラスティック等の透明体を用いたものである。
【0010】また、本発明第3のレーザ装置は、レーザ
光源と前記レーザ光源に接続されたファイバと前記ファ
イバから出力されたレーザ光の光路上に設けられ、前記
レーザ光の一部を反射する反射板と、前記反射板からの
反射光の光路上に設けられた光検知部と、前記光検知部
で検知した光量をモニタするモニタ部とからなる。
【0011】また、本発明第4のレーザ装置は、本発明
第3のレーザ装置に加え反射板として透明ガラス、透明
プラスティック等の透明体を用いている。
【0012】また、本発明第5のレーザ装置は、本発明
第1または第3のレーザ装置に加え反射板に反射防止膜
を取り付けることにより、反射板でのレーザ光の反射量
を可変して光検知部への光量を調整できるようにしてい
る。
【0013】また、本発明第6のレーザ装置は、本発明
第1または本発明第3のレーザ装置に加え光検知部で検
知した光量に基づいてレーザ光の出力変動の補正を行っ
たり、あらかじめ設定した範囲を超えたときに警告を発
する手段を備えている。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明第1、第2、第3または第
4のレーザ装置によれば、反射板によって反射したレー
ザ光によって、常時、レーザ出力の監視、あるいは、確
認することができる。
【0015】本発明第5のレーザ装置によれば、反射防
止膜によりレーザ光の反射量の調整ができる。
【0016】本発明第6のレーザ装置によれば、自動的
に適切なレーザ光量に制御できる。
【0017】以下この発明の各実施例について図1を参
照しながら説明する。
【0018】図1は、レーザ装置の概略的構成図であ
る。
【0019】1は半導体レーザ等のレーザ光源である。
レーザ光の出力制御は制御部11によってコントロール
されている。レーザ光源1にはファイバ2が接続固定さ
れており、ファイバ2の先端からレーザ光が出力され
る。
【0020】ファイバ2から出力されたレーザ光の光路
上にはレーザ光の一部を反射する反射板3が設けられて
おり、さらに反射板3で反射された反射光の光路上に光
検知部5が設置されている。なお、反射板3には、受け
た光のうちの一部は反射し、その他のほとんどの光は透
過する透明ガラス、透明プラスティック等の透過板を用
いる。また、反射板3には反射防止膜9が取り付けられ
るようにし、レーザの種類や定格によって反射防止膜9
の材質や厚み、もしくは表面、裏面、表裏両面等反射防
止膜9の取り付け面を変更すれば、レーザ光の反射率を
調整することができる構成としている。光検知部5で検
知された光量はモニタ部10でモニタされ、モニタされ
た結果は制御部11に伝えられるようになっている。反
射板3で反射されなかったレーザ光はそのまま反射板を
透過する。
【0021】4はメカニカルシャッタである。電源投入
直後や緊急停止操作が行われたとき等、レーザ装置全体
の状態が不安定な時にメカニカルシャッタ4は閉じてお
り、レーザ光を全反射させることによって装置外部に不
用意なレーザ光が出力されないように配慮されている。
なお、メカニカルシャッタ4で反射された光は不要なレ
ーザ光であり、光吸収部6で全て吸収される。
【0022】実際にレーザ光を用いて治療する場合はメ
カニカルシャッタ4を開け、集光部7でレーザ光を集光
してレーザプローブ8にレーザ光を導光し、レーザプロ
ーブ8にて照射した術野にレーザ光を導くことによって
行われる。
【0023】さて、前述のシステム構成において、反射
防止膜9を取り付けた反射板3はレーザ光路上に固定さ
れている。レーザ光源1からレーザ光が出力された場
合、出力されたレーザ光の一部は反射板3によって反射
光として光検知部5に導かれ、かつ反射光の光量はレー
ザ出力の強度に比例する。よって光検知部5に入光する
光量をモニタ部10で計測すれば、レーザ光源1から出
力されているレーザ光の光出力を計測・モニタすること
が可能である。
【0024】また、反射板3がレーザ光の光路上に固定
されていることで、メンテナンス等でのレーザ光源1の
動作確認や実際にレーザプローブ8に導光して治療を行
う時等、メカニカルシャッタ4の開閉状態にかかわら
ず、レーザ光の光出力をモニタすることができる。
【0025】その他の利点として、メカニカルシャッタ
の開閉動作に伴う機械的な位置ずれによる光量変化の心
配がなく、製造出荷時点からの特性を維持できる点や、
レーザ光の一部を部分反射した光を計測するということ
で大きな出力のレーザ光を計る必要がなくなり、光検知
部の構成を安価にすることが可能となる等の利点があ
る。
【0026】以上のような構成とすることで、治療中に
レーザ光の出力が弱くなる、あるいは設定値以上のレー
ザ出力になった時等に警告を発してレーザ光を安全に停
止させたり、もしくはレーザ光の出力変動の情報を制御
部にフィードバックして補正を行う等、患者に対して安
全で確実な治療を行うことができるレーザ装置となるよ
う配慮できる。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、レーザ
光の光路上に反射防止膜を取り付けた反射板を設け、レ
ーザ光の一部を反射することによって取り出した光をモ
ニタすることで、レーザ出力を常時監視し、治療等を行
う上で常に安全で確実な治療を行えるレーザ装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1のレーザ出力のモニタ装置
の概略的構成図
【符号の説明】
1 レーザ光源 2 ファイバ 3 反射板 4 メカニカルシャッタ 5 光検知部 6 光吸収部 7 集光部 8 レーザプローブ 9 反射防止膜 10 モニタ部 11 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C026 AA01 FF17 GG03 4C082 RE17 RJ03 4E068 CA02 CA18 CC01 CE08 5F073 AB28 AB29 BA09 EA15 FA01 GA02 GA12

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光源と前記レーザ光源に接続され
    たファイバと前記ファイバから出力されたレーザ光の光
    路上に設けられ、前記レーザ光の一部を反射する反射板
    と、前記反射板からの反射光の光路上に設けられた光検
    知部とからなるレーザ出力値の検知装置。
  2. 【請求項2】 反射板として透明ガラス、透明プラステ
    ィック等の透明体を用いた請求項1記載のレーザ出力の
    検知装置。
  3. 【請求項3】 レーザ光源と前記レーザ光源に接続され
    たファイバと前記ファイバから出力されたレーザ光の光
    路上に設けられ、前記レーザ光の一部を反射する反射板
    と、前記反射板からの反射光の光路上に設けられた光検
    知部と、前記光検知部で検知した光量をモニタするモニ
    タ部とからなるレーザ出力値の検知装置。
  4. 【請求項4】 反射板として透明ガラス、透明プラステ
    ィック等の透明体を用いた請求項3記載のレーザ出力の
    モニタ装置。
  5. 【請求項5】 反射板に反射防止膜を取り付けることに
    より、反射板でのレーザ光の反射量を可変して光検知部
    への光量を調整できるようにした請求項1または3いず
    れかに記載のレーザ出力のモニタ装置。
  6. 【請求項6】 光検知部で検知した光量に基づいてレー
    ザ光の出力変動の補正を行ったり、あらかじめ設定した
    範囲を超えたときに警告を発する手段を備えた請求項1
    または3いずれかに記載のレーザ出力のモニタ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008246540A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Sunx Ltd レーザ加工装置及び加工システム
JP2021512496A (ja) * 2018-02-01 2021-05-13 ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツングRobert Bosch Gmbh レーザ光の送信方法

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