JP2002343992A - 太陽電池の内部割れ検査方法およびその検査装置 - Google Patents

太陽電池の内部割れ検査方法およびその検査装置

Info

Publication number
JP2002343992A
JP2002343992A JP2001149515A JP2001149515A JP2002343992A JP 2002343992 A JP2002343992 A JP 2002343992A JP 2001149515 A JP2001149515 A JP 2001149515A JP 2001149515 A JP2001149515 A JP 2001149515A JP 2002343992 A JP2002343992 A JP 2002343992A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solar cell
bending
load
internal crack
solar battery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001149515A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3889938B2 (ja
Inventor
Makoto Nishida
誠 西田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2001149515A priority Critical patent/JP3889938B2/ja
Publication of JP2002343992A publication Critical patent/JP2002343992A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3889938B2 publication Critical patent/JP3889938B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 太陽電池セルのマイクロクラックを、高精度
で短時間に検出して選別する方法およびその装置を提供
し、太陽電池モジュール製造工程の合理化を図る。 【解決手段】 太陽電池セル2を強制的に湾曲させる装
置にかけて湾曲させ、そのときに該太陽電池セル2自体
から発する振動波(振動音)をAEセンサ7によって検
知および分析し、軋み音が生じているものを内部割れ
(マイクロクラック)がある不良品の太陽電池セルであ
るとして太陽電池セル2を破壊することなく選別するこ
とができる。これによって各太陽電池セル毎に内部割れ
を短時間で高精度にかつ自動化によって検査することが
でき、太陽電池モジュール製造工程の合理化を図ること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は太陽電池の製造方法
に関し、特に製造工程中において内部割れのある太陽電
池セルを選別するための、太陽電池の内部割れ検査方法
およびその検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】太陽電池は、太陽電池セルが数枚から数
十枚接続される1枚の太陽電池モジュールとして形成さ
れる。太陽電池モジュールは、太陽電池セルが直列に接
続されて、必要な電力を発電することができる。
【0003】太陽電池セルは、生産時に太陽電池セル材
料であるシリコンウェハ内部にマイクロクラックと呼ば
れる微小なヒビ、すなわち内部割れが生じることがあ
る。このような欠陥がある太陽電池セルが混入した太陽
電池モジュールは、製造工程中に該太陽電池セルが割れ
るという事態が発生する。太陽電池セルが割れた場合、
割れ屑の除去および別の太陽電池セルを搭載するという
補修工程を行う必要がある。このような新たな作業の追
加によって、太陽電池モジュールの生産性が低下する。
【0004】また前記マイクロクラックのある太陽電池
セルが割れずに搭載されて、太陽電池モジュールとして
完成したとしても、マイクロクラックのある太陽電池セ
ルは発電性能が不足しており、完成した太陽電池モジュ
ールは、全体としての発電出力低下等の問題が発生す
る。
【0005】このようなマイクロクラックのある太陽電
池セルを判定し、選別する従来の技術の方法として、た
とえば特開平6−308042号公報に開示されてい
る。特開平6−308042号公報に開示の従来の方法
は、太陽電池セルに光を照射し、照射した光がウェハ表
面で散乱した散乱光を検知することによってウェハ表面
に生じているマイクロクラックを検出する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】現在、太陽電池発電シ
ステムは、住宅用などの需要が大幅に拡大している。太
陽電池発電システムにおいて、最も大きな課題は、太陽
電池発電システム全体の単位発電量あたりの生産コスト
を下げることである。太陽電池発電システム構成品の生
産コストのうち太陽電池モジュールが非常に大きなウエ
イトを占める。したがって発電効率の向上とともに太陽
電池モジュールの製造コスト低減化は、太陽電池発電シ
ステムのコスト低減に最も大きな効果を与える。
【0007】太陽電池モジュール製造ラインも、現在、
他のエレクトロニクス産業と同様に、量産のための自動
化が進んでいる。しかし他の高付加価値デバイスと少し
考え方が異なり、いかに安定生産が行える安価な製造ラ
インにするかということは、太陽電池モジュール製造ラ
インにとっては非常に重要な課題である。
【0008】自動化を図って安定生産が行える安価な製
造ラインを構築するには、製造工程途中での前記マイク
ロクラックに起因する太陽電池セルの割れを防止し、ま
た完成した太陽電池モジュールの発電出力低下等を防止
する必要がある。このようにして、太陽電池セルの歩留
まりの向上が望まれる。
【0009】太陽電池セル材料のシリコンウェハ内部に
生じた前記マイクロクラックを検知する方法は、従来は
困難であったために、しばしば前述のような問題が発生
し、太陽電池モジュールの生産性を低下させていた。
【0010】特開平6−308042号公報開示の従来
の検査方法では、ウェハおよびソーラセル(太陽電池セ
ル)の欠陥検出用光照射検査システムが提案されている
が、ウェハ表面でのマイクロクラックの有無を判定して
いるので、ウェハ内部に発生しているマイクロクラック
(内部割れ)を検知することはできないという問題があ
る。
【0011】またマイクロクラックの有無を検出する他
の従来の方法として、特開平5−256826号公報に
開示の技術がある。特開平5−256826号公報に開
示の技術は、プリント配線基板上にはんだ付けされるコ
ンタクトピンのマイクロクラックを検知する。具体的に
は、コンタクトピンのはんだ付け接続状態位置を加圧し
たとき、破壊音を検知することによって、はんだ付け位
置でのマイクロクラックの有無を判断する。この技術で
は、はんだ付け位置付近以外の部分は湾曲せず、はんだ
付け位置のマイクロクラックしか測定することができな
い。したがって基板上の他の部分のマイクロクラックを
検知することができない。したがってこのような技術を
太陽電池セルのマイクロクラックの判別に用いたとして
も、太陽電池セル全体のマイクロクラックを一度に測定
することができず、短時間でマイクロクラックを検知す
ることができない。
【0012】したがって本発明は、上記課題の解決を図
るべく発明し、太陽電池製造時において、太陽電池セル
のウェハ内部に発生しているマイクロクラックを高精度
で短時間に検知することができる太陽電池の検査方法お
よびその検査装置を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、太陽電池製造
時において、内部割れのある太陽電池を選別するため
に、太陽電池セル自体を強制的に湾曲させて検査する湾
曲検査工程を有することを特徴とする太陽電池の内部割
れ検査方法である。
【0014】本発明は、前記湾曲検査工程において、太
陽電池セル湾曲時に発生する振動波を検出し、分析する
ことを特徴とする。
【0015】本発明に従えば、太陽電池セル自体を湾曲
させることによって、太陽電池セルにマイクロクラック
が生じているかどうかを判定することができる。マイク
ロクラックが生じている場合とそうでない場合とでは、
湾曲させた時に発生する振動波が異なる。この振動波
は、アコースティックエミッション(acoustic emissio
n:以下単にAEと言う)と呼ばれ、これを検知および
分析することによって、太陽電池セル全体においてマイ
クロクラックが生じているか否かを短時間で容易に判定
することができる。
【0016】また破壊限度内で太陽電池セル全体を湾曲
させることによって、非破壊で製造されるすべての太陽
電池セルに対して品質検査を行うことができる。これに
よって太陽電池セルの信頼性を向上させることができ
る。
【0017】また本発明は、前記湾曲検査工程におい
て、前記振動波を超音波センサによって検出することを
特徴とする。
【0018】本発明に従えば、AEを超音波センサによ
って測定することによって、AEを高精度に測定するこ
とができ、太陽電池セルのマイクロクラックの判定をよ
り確実に行うことができる。
【0019】また本発明は、内部割れのある太陽電池を
選別する太陽電池の内部割れ検査装置であって、太陽電
池セル自体を強制的に湾曲させる湾曲手段と、太陽電池
セル湾曲時に発生する振動波を検知する検知手段と、検
知手段によって検知される振動波を分析する分析手段と
を有することを特徴とする太陽電池の内部割れ検査装置
である。
【0020】本発明に従えば、湾曲手段によって強制的
に太陽電池セル自体を湾曲させることによって、太陽電
池セルにマイクロクラックが生じているかどうかを判定
することができる。マイクロクラックが生じている場合
とそうでない場合とでは、湾曲させた時に発生するAE
が異なり、検知手段によってこれを検知し、分析手段が
分析することによって、太陽電池セル全体にマイクロク
ラックが生じているか否かを短時間で容易に判断するこ
とができる。
【0021】また破壊限度内で太陽電池セル全体を湾曲
させることによって、非破壊で製造されるすべての太陽
電池セルに対して品質検査を行うことができる。これに
よって太陽電池セルの信頼性を向上させることができ
る。
【0022】また本発明は、前記湾曲手段は、太陽電池
セルの隅部に荷重を加え、前記検知手段は、太陽電池セ
ルの中心部付近に設けられることを特徴とする。
【0023】本発明に従えば、隅部に荷重を加えること
によって太陽電池セルを隅部まで湾曲させることがで
き、隅部付近に生じるマイクロクラックも検知すること
ができる。また検知手段は、太陽電池セルの中心部付近
に設けられるので、太陽電池セルから発生するAEを検
知する検知手段の検知範囲を小さくすることができ、低
レベルのAEでも検知することができる。
【0024】また本発明は、前記湾曲手段は、対向する
2カ所の隅部に同時に荷重を加えることを特徴とする。
【0025】本発明に従えば、太陽電池セルの2カ所の
隅部に同時に荷重を加えるので、マイクロクラックがあ
る場合、2カ所の隅部と別の2カ所の隅部とを順に湾曲
させ、AEの違いを分析することによってどの部位にど
れほどの長さで生じているのかを判断することができ
る。
【0026】また本発明は、前記湾曲手段は、矩形板状
の太陽電池セルの4つの隅部に同時に荷重を加えること
を特徴とする。
【0027】本発明に従えば、4つの隅部に同時に荷重
を加えるので、太陽電池セルを4つの隅部まで同時に湾
曲させることができる。これによって4つの隅部付近の
いずれにマイクロクラックが生じていても、太陽電池セ
ルを一度湾曲させるだけで、マイクロクラックを検知す
ることができる。
【0028】また本発明は、前記湾曲手段は、矩形板状
の太陽電池セルの縁辺部に荷重を加え、前記検知手段
は、太陽電池セルの中心部付近に設けられることを特徴
とする。
【0029】本発明に従えば、縁辺部に荷重を加えるこ
とによって効果的に太陽電池セルを湾曲させることがで
き、荷重が加えられる縁辺部に向かって伸びるマイクロ
クラックを検知することができる。
【0030】また本発明は、前記湾曲手段は、対向する
2カ所の縁辺部に同時に荷重を加えることを特徴とす
る。
【0031】本発明に従えば、太陽電池セルの対向する
2カ所の縁辺部に同時に荷重を加えるので、マイクロク
ラックがある場合、2カ所の縁辺部と別の2カ所の縁辺
部とを順に湾曲させ、AEの違いを分析することによっ
てどの部位にどれほどの長さで生じているのかを判断す
ることができる。
【0032】また本発明は、前記湾曲手段は、太陽電池
セルの4つの縁辺部に同時に荷重を加えることを特徴と
する。
【0033】本発明に従えば、太陽電池セルの4つの周
縁部に同時に荷重を加えることによって効果的に太陽電
池セルを湾曲させることができる。
【0034】また本発明は、前記検知手段は、太陽電池
セルの隅部または縁辺部に設けられ、前記湾曲手段は、
太陽電池セルの中心部に荷重を加えることを特徴とす
る。
【0035】本発明に従えば、検知手段が隅部または周
辺部に設けられることによって、隅部または周辺部のマ
イクロクラックを検出することが容易になる。また複数
の検知手段を有することによって、各検知手段から得ら
れるAEの違いを分析することによって、一度の湾曲動
作によってマイクロクラックがある太陽電池セルのどの
部位にマイクロクラックが生じているのかを判別するこ
とが容易である。
【0036】また本発明は、前記湾曲手段は、前記検知
手段が配置される側の面を吸引することによって、太陽
電池セルに荷重を加え、湾曲させることを特徴とする。
【0037】本発明に従えば、太陽電池セルの検知手段
が配置される側の面を湾曲手段が吸引するので、その反
対の面には太陽電池セルを湾曲させるための機構を設け
る必要がなく空間が形成される。これによって検査装置
に搭載される太陽電池セルは、太陽電池セルの検査装置
への搭載を容易に行うことができ、湾曲検査工程を容易
に自動化することができる。
【0038】また本発明は、前記湾曲手段は、前記検知
手段が配置される側と反対の面を押圧することによっ
て、太陽電池セルに荷重を加え、湾曲させることを特徴
とする。
【0039】本発明に従えば、太陽電池セルを押圧する
ことによって、太陽電池セルを容易に湾曲させることが
できる。これによって隅部および縁辺部に簡単に荷重を
加えることができる。
【0040】また本発明は、前記検知手段は、半球状に
形成され、先端部が太陽電池セルと当接し、外部からの
振動を吸収する振動吸収部材を有することを特徴とす
る。
【0041】本発明に従えば、検知手段がラバーなどの
振動吸収部材が太陽電池セルと当接するので、たとえば
外部からの機械的なノイズなどのAE以外の余分な振動
を吸収し、検知手段がAE以外の信号を拾うことを防止
することができる。
【0042】また太陽電池セルは、湾曲時に振動吸収部
材の先端部に沿って湾曲するので、太陽電池セルに作用
する荷重を分散させることができる。
【0043】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例形態を図
面に基づいて詳述する。なお、本発明はこれによって限
定されるものではない。
【0044】図1は本発明における第1の実施形態の内
部割れ検査装置100を簡略化して、主要な部分を示す
斜視図である。本発明は、太陽電池製造時において、太
陽電池セル2の品質検査方法として、太陽電池セルを湾
曲させる湾曲検査工程を有し、湾曲検査工程には、図1
に示す検査装置100が用いられる。
【0045】検査装置100は、太陽電池セル2湾曲時
に発生する振動波であるAEを測定することによって、
太陽電池セル2の表面および内部に生じるマイクロクラ
ックの有無を検査する装置である。検査装置100によ
って太陽電池セル2にマイクロクラックが生じているか
否かを判定し、マイクロクラックが生じている太陽電池
セル2を排除して高信頼性を有する太陽電池モジュール
を形成することができる。
【0046】太陽電池セル2は、シリコンウェハ内に設
けられるp型半導体およびn型半導体によってpn接合
部を形成し、表面に電極などを形成して矩形板状に形成
される。検査装置100は、太陽電池セル全体を強制的
に湾曲させる湾曲手段101と、超音波センサーを含ん
で構成される検知手段1と、太陽電池セル2を支持する
図示しない支持手段とを有する。内部割れ検査が行われ
る太陽電池セル2は、検知手段1と押し込み棒3〜6と
の間に搭載される。
【0047】湾曲手段101は、太陽電池セル2の厚み
方向他方側A2の面2aの4つの隅部をそれぞれ押圧す
る4つの押し込み棒3,4,5,6を有し、太陽電池セ
ル2を厚み方向一方A1に向かって押圧する。押し込み
棒3〜6は、略角柱状に形成され、押し込み棒3〜6の
長手方向一方側の端部には、半球状の当接部3a,4
a,5a,6aが設けられる。
【0048】当接部3a〜6aは、長手方向一方側に向
かって突出して形成され、それぞれが太陽電池セル2と
当接する。当接部3a〜6aは、ラバーなどの振動吸収
性、したがって弾性を有する部材を用いることによっ
て、機械的振動などの外部からのノイズを吸収すること
ができる。また当接部3a〜6aと太陽電池セル2との
接触に起因するAEへの悪影響を低減することができ
る。
【0049】また当接部3a〜6aは、半球状に形成さ
れるので、太陽電池セル2が湾曲しても、太陽電池セル
2の当接面に対して滑らかに当接することができ、一点
に荷重が集中することを防止することができる。これに
よって太陽電池セル2の破損を防ぐことができる。この
ように当接部3a〜6aが半球状に形成されることによ
って、太陽電池セル2が破損するのを防いで湾曲させ、
より正確なAEを検知することができる。
【0050】検知手段1は、押し込み棒3〜6と対向す
る位置に設置される。検知手段1は、搭載される太陽電
池セル2の押圧部材3〜6側の面と反対の面の中心位置
に配置される。検知手段1は、超音波を検出するAE
(acoustic emission)センサ7と2つの振動吸収部材
8,9とを有する。振動吸収部材8,9は、弾性を有
し、外部からの振動を吸収するラバーまたはゴムなどか
ら成る。一方の振動吸収部材8は半球状に形成され、先
端部8aが太陽電池セル2と当接する。一方の振動吸収
部材8の底面とAEセンサ7の一端部とが連結され、A
Eセンサ7の他端部と他方の振動吸収部材9とが連結さ
れる。他方の振動吸収部材9は、図示しない支持台に固
定される。
【0051】図2は、検査装置100が太陽電池セル2
を湾曲させた状態を示す断面図である。太陽電池セル2
は、厚み方向一方A1側の面の中心部2bと、検知手段
1の一方の振動吸収部材8の先端部8aとが当接して検
査装置100に搭載される。4つの押し込み棒3〜6
は、太陽電池セル2の厚み方向他方A2側の面の4つの
隅部(コーナー部)を同時に湾曲させる。これによって
太陽電池セル2を一度湾曲させるだけで、太陽電池セル
2全体が湾曲し、太陽電池セル2のいずれの部分にマイ
クロクラックが生じていても検知することができる。こ
のとき一方の振動吸収部材8の先端部8aは、半球状に
形成されるので、太陽電池セル2の湾曲形状に沿って、
太陽電池セル2と当接する。
【0052】また検査装置100は、太陽電池セル2の
対向する2個所の隅部を同時に、または各隅部を別々に
順番に押圧して、太陽電池セル2を湾曲させてもよい。
太陽電池セル2の隅部を順番に押圧して湾曲させること
によって、隅部付近に生じるマイクロクラックをより確
実に検出することができる。また2カ所の隅部と別の2
カ所の隅部とを順に湾曲させ、AEの違いを分析するこ
とによってどの部位にどれほどの長さで生じているのか
を判断することができる。これによってマイクロクラッ
クが発生する原因を知ることができ、マイクロクラック
を低減させることができる。
【0053】図3は、検査装置100の構成を概略的に
示したブロック図である。湾曲手段101が、図2に示
すように太陽電池セル2を湾曲させたとき、太陽電池セ
ル2は、振動波である軋み音すなわちAEを発する。こ
のAEを検知手段1のAEセンサ7が検知し、検知手段
1は、AEを電気信号として変換し増幅器12に送る。
増幅器12に送られたAE電気信号は、増幅器12によ
って増幅されて分析手段であるコンピュータ13に送ら
れる。コンピュータ13は、送られたAE電気信号を分
析し、マイクロクラックがある場合のAEであるか、そ
れともマイクロクラックのない場合のAEであるかを判
断する。
【0054】図4および図5は、太陽電池セル湾曲時に
得られるAEの検出結果を示すグラフである。本発明者
は、125mm角の太陽電池セル2を用いて内部割れの
検査を行い、4つの押し込み棒3〜6によって太陽電池
セル2の4つの隅部を同時に押圧して、2mm湾曲させ
たときのAEの変化を調べた。
【0055】太陽電池セル湾曲時に太陽電池セル2から
発生する振動波(振動音)をAEセンサ7によって検知
してコンピュータ13で解析する。コンピュータ13で
の信号解析ソフトには、(株)キーエンス製の『DATA A
CQUISITION SYSTEM NR-350』を使用し、測定する波長は
20kHz〜2MHzを使用する。
【0056】図4は、太陽電池セル2にマイクロクラッ
ク(内部割れ)がない場合の測定結果を示し、内部割れ
のない良好な太陽電池セル2は湾曲しても振動波(振動
音)が発生せず、測定波長全域にわたって、測定開始か
ら終了時まで、所定のレベル以下の低い振動レベルとな
る。
【0057】図5は、太陽電池セル2にマイクロクラッ
クがある場合の測定結果を示し、内部割れのある太陽電
池セル2は、測定時に、測定した波形のある特定波長で
鋭いピークが現れる。この理由は、マイクロクラックの
ある太陽電池セル2を湾曲させるために前記4つの隅部
を押圧していくと、湾曲せずにマイクロクラックのある
ところでズレまたは屈曲が生じ、軋み音が発生するため
である。このことは、地殻内のプレート境界面または活
断層が、受けている押圧力に耐えかねてズレが生じ、地
震が発生する現象とよく似ている。すなわち、前記軋み
音の有無をAEセンサ7で測定し解析して、太陽電池セ
ル2のマイクロクラックの有無を判別することができ
る。
【0058】上述の実施の一形態では、矩形板状の太陽
電池セルの4つの隅部をそれぞれ4つの押し込み棒3〜
6によって同時に押込んで湾曲させているが、もちろん
4つの隅部を同時でなく、対向する2個所の隅部を同時
に、または各隅部を別々に順番に押付けて湾曲させても
よい。このように隅部ごとに異なって発生するAEを比
較することによって、太陽電池セル2のどの部位にマイ
クロクラックがあるかを分析することができる。
【0059】また角形セルの4つの隅部(コーナ部)で
はなく、4つの縁辺を押圧して太陽電池セルを湾曲させ
てもよい。縁辺部に荷重を加えることによって太陽電池
セルを縁辺部まで湾曲させることができ、縁辺部付近に
生じるマイクロクラックも検知することができる。また
押圧した縁辺部に向かって延びるマイクロクラックを検
知しやすくなる。
【0060】また太陽電池セルの対向する2カ所の縁辺
部と別の2カ所の縁辺部とを順に湾曲させ、AEの違い
を分析することによってどの部位にどれほどの長さで生
じているのかを判断することができる。
【0061】また太陽電池セルの4つの縁辺すなわち周
縁部に同時に荷重を加えてもよく、一度の湾曲動作によ
ってマイクロクラックをより詳しく検知することができ
る。また周縁部を押圧することによって、上記マイクロ
クラック(内部割れ)検知の方法は、角形セルのみなら
ず丸形セルにも適用できる。なお湾曲させる度合いも、
太陽電池セルである被検査セルが持つ弾性の限度内であ
れば、適当でよい。
【0062】以上のように本実施の形態に従えば、太陽
電池セル自体を湾曲させることによって、太陽電池セル
2から軋み音、すなわちAEを発生させて、それを検出
することによって、太陽電池セル全体においてマイクロ
クラックが生じているか否かを短時間で判断することが
できる。
【0063】また破壊限度内で太陽電池セル全体を湾曲
させることによって、非破壊で製造されるすべての太陽
電池セルに対して品質検査を行うことができる。これに
よって太陽電池セルの信頼性を向上させることができ
る。
【0064】また本発明は、湾曲手段によって太陽電池
セル全体を湾曲させることができるので、一回の湾曲動
作によって太陽電池セル全体にクラックが生じているか
否かを判定することができ、さらに短時間でマイクロク
ラックの有無を検知することができる。
【0065】また検知手段1は、ラバーなどの振動吸収
部材8,9が超音波センサ7両端に取り付けられるの
で、外部からのノイズを超音波センサ7が検知すること
を防止することができる。また一方の振動吸収部材8が
半球状に設けられるので、太陽電池セル2の湾曲に沿う
ように設けられる。したがって湾曲動作時に太陽電池セ
ル2は、部分的に一方の振動吸収部材8に接触し、太陽
電池セル2に作用する荷重を分散させて太陽電池セル2
が破損することを防止することができる。
【0066】図6は、本発明における第2の実施形態の
内部割れ検査装置200を簡略化して、主要な部分を示
す斜視図である。図6に示す検査装置200は、図1に
示す検査装置100と類似しており、同様の構成につい
ては、説明を省略し同様の符号を付す。検査装置200
は、4つの検知手段1と、1つの押し込み棒15とを有
して構成される。各検知手段1および押し込み棒15の
構成は、図1に示す検査装置100と同様である。
【0067】4つの検知手段1は、検査装置200に搭
載される太陽電池セル2の厚み方向一方側A1に配置さ
れ、各当接部8aが太陽電池セル2の4つの隅部に当接
する。また押し込み棒15は、厚み方向他方A2側に配
置され、太陽電池セル2の厚み方向他方側A2の面の中
心部付近を押圧する。これによって太陽電池セル2は、
厚み方向一方向A1に凸に湾曲する。
【0068】前述と同様に、湾曲手段が太陽電池セル2
を湾曲させることによって、太陽電池セル2に生じる軋
み音をAEセンサ7で測定し解析して、太陽電池セル2
のマイクロクラックの有無を判別する。このとき異なる
AEセンサ7からのAE信号を比較することによって、
唯1回の湾曲動作で、太陽電池セル2のどの部位にマイ
クロクラックがあるかまで判別することができる。また
複数の検知手段によってAE信号を得ることができるの
で、より正確なAE信号を得ることができ、マイクロク
ラックの測定ミスを低減することができる。
【0069】図7は、本発明における第3の実施形態の
内部割れ検査装置300を簡略化して、主要な部分を示
す斜視図である。図7に示す検査装置300は、前述に
示す図1に示す検査装置100と同様の構成について
は、説明を省略し同様の符号を示す。検査装置300
は、図1に示す検査装置100と同様な検知手段1を有
し、検知手段1は、積載される太陽電池セル2の厚み方
向一方A1側に配置される。検知手段1は、太陽電池セ
ル2の厚み方向一方A1側の中央部に当接する。
【0070】また検査装置300は、太陽電池セル2を
湾曲させる湾曲手段301を有し、湾曲手段301は、
太陽電池セル2を吸引する4つの吸引部材16,17,
18,19を有する。各吸引部材16〜19は、積載さ
れる太陽電池セル2の厚み方向一方A1側に配置され
る。
【0071】図8は、検査装置300が太陽電池セル2
を湾曲させた状態を示す断面図である。各吸引部材16
〜19は、吸引機構を有し、太陽電池セル2の厚み方向
一方向A1側の4つの隅部を真空引き吸着して、太陽電
池セル2を厚み方向他方A2側に凸に湾曲させる。前述
に記載の検査装置と同様に、軋み音の有無をAEセンサ
7によって検知し解析して、太陽電池セル2のマイクロ
クラックの有無を判別する。この第3の実施例形態で
は、測定手段1の機構が被測定太陽電池セル2の片面側
に全て配置されるので、被測定太陽電池セル2を検査装
置300の測定部1に搭載しやすくなる。これによって
本発明における太陽電池の内部割れ検査手段を容易に全
自動化することができ、生産工程を自動化することによ
って、太陽電池の製造コストをさらに低減させることが
できる。
【0072】また本発明は、pn接合が形成された太陽
電池セルだけでなく、太陽電池セルとなる前の半導体ウ
ェハ自体にも同様に適用することができる。また太陽電
池セルおよびウェハは、矩形板状でなくてもよく、円板
状または正方形板状であってもよい。また太陽電池セル
2は、表面および裏面のどちらに荷重を加えてもよく、
また検知手段1は、太陽電池セル2に対して、上方また
は下方のいずれに配置してもよい。さらに太陽電池セル
2を立たせた状態で検査を行ってもよい。
【0073】
【発明の効果】本発明によれば、太陽電池セル自体を強
制的に湾曲させ、そのときに該太陽電池セル自体から発
する振動波(振動音)を超音波センサ(AEセンサ)で
検知して分析し、軋み音すなわちAEが生じているもの
を内部割れ(マイクロクラック)がある太陽電池セルで
あると判断することができる。
【0074】また太陽電池セル全体を湾曲させた時に、
AEを検知するので、短時間に太陽電池セル全体の合否
を選別し、内部割れがある太陽電池セルを排除すること
が可能である。また太陽電池セルの表面および内部に生
じているマイクロクラックを非破壊で検知することがで
き、高精度な検査を行うことができる。
【0075】このような検査方法は、容易に自動化する
ことができる。これによって太陽電池モジュールの製造
工程の合理化を行うことができ、製品の信頼性を向上す
るとともに安価な太陽電池モジュールを提供することが
できる。
【0076】また本発明によれば、隅部に荷重を加える
ことによって太陽電池セルを隅部まで湾曲させることが
でき、隅部付近に生じる内部割れも検知することができ
る。これによってさらに高精度な検査を行うことができ
る。
【0077】また本発明によれば、太陽電池セルの2カ
所の隅部に同時に荷重を加えるので、内部割れがある場
合、どの部位にどれほどの長さで生じているのかを判断
することができる。これによって内部割れの原因を調べ
ることが容易になり、内部割れの原因をなくして、生産
性を向上することができる。
【0078】また本発明によれば、4つの隅部に同時に
荷重を加えるので、太陽電池セルを4つの隅部まで同時
に湾曲させることができる。これによって4つの隅部付
近のいずれに内部割れが生じていても、太陽電池セルを
一度湾曲させるだけで、内部割れを検知することがで
き、短時間で内部割れの検査を行うことができ、単位時
間あたりに検査することができる太陽電池セルを増加さ
せることができる。
【0079】また本発明によれば、周縁部に荷重を加え
ることによって、周辺部付近に生じる内部割れを効果的
に検知することができ、これによってさらに高精度な検
査を行うことができる。
【0080】また本発明によれば、対向する2ヵ所の周
縁部に同時に荷重を加えるので、内部割れがある場合、
どの部位にどれほどの長さで生じているのかを判断する
ことができる。これによって内部割れの原因を調べるこ
とが容易になり、内部割れの原因をなくして、生産性を
向上することができる。
【0081】また本発明によれば、太陽電池セルの全周
にわたって同時に荷重を加えるので、一度の湾曲動作に
よって、内部割れがある太陽電池セルを検知することが
でき、単位時間あたりに検査することができる太陽電池
セルを増加させることができる。
【0082】また本発明によれば、複数の検知手段を有
するので、各検知手段から得られるAEを分析すること
によって、太陽電池セルのどの部位にどれくらいの大き
さのマイクロクラックが発生しているか否かを判断する
ことができる。これによって内部割れの原因を調べるこ
とが容易になり、内部割れの原因をなくして、生産性を
向上することができる。
【0083】また本発明によれば、検査装置に搭載され
る太陽電池セルの厚み方向他方側に空間が形成され、太
陽電池セルの検査装置への搭載を容易に行うことがで
き、湾曲検査工程を容易に自動化することができる。
【0084】また本発明によれば、検知手段は、ラバー
などの振動吸収部材が超音波センサ両端に取り付けられ
るので、外部からのノイズを超音波センサが検知するこ
とを防止することができる。また一方の振動吸収部材は
半球状に設けられるので、湾曲動作時に太陽電池セル
は、部分的に振動吸収部材に接触し、太陽電池セルに加
わる応力を分散させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における第1の実施形態の内部割れ検査
装置100を簡略化して、主要な部分を示す斜視図であ
る。
【図2】検査装置100が太陽電池セル2を湾曲させた
状態を示す断面図である。
【図3】検査装置100の構成を概略的に示したブロッ
ク図である。
【図4】太陽電池セル2にマイクロクラックがない場合
の測定結果を示すグラフである。
【図5】太陽電池セル2にマイクロクラックがある場合
の測定結果を示すグラフである。
【図6】本発明における第2の実施形態の内部割れ検査
装置200を簡略化して、主要な部分を示す斜視図であ
る。
【図7】本発明における第3の実施形態の内部割れ検査
装置300を簡略化して、主要な部分を示す斜視図であ
る。
【図8】検査装置300が太陽電池セル2を湾曲させた
状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 検知手段 2 太陽電池セル 3,4,5,6,15 押し込み棒 7 AEセンサ 8 半球状ラバー 9 ラバー 10 支持台 12 増幅器 13 コンピュータ 16,17,18,19 吸引部材 A1 厚み方向一方 A2 厚み方向他方

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽電池製造時において、内部割れのあ
    る太陽電池を選別するために、太陽電池セル自体を強制
    的に湾曲させて検査する湾曲検査工程を有することを特
    徴とする太陽電池の内部割れ検査方法。
  2. 【請求項2】 前記湾曲検査工程において、太陽電池セ
    ル湾曲時に発生する振動波を検出し、分析することを特
    徴とする請求項1記載の太陽電池の内部割れ検査方法。
  3. 【請求項3】 前記湾曲検査工程において、前記振動波
    を超音波センサによって検出することを特徴とする請求
    項2記載の太陽電池の内部割れ検査方法。
  4. 【請求項4】 内部割れのある太陽電池を選別する太陽
    電池の内部割れ検査装置であって、 太陽電池セル自体を強制的に湾曲させる湾曲手段と、 太陽電池セル湾曲時に発生する振動波を検知する検知手
    段と、 検知手段によって検知される振動波を分析する分析手段
    とを有することを特徴とする太陽電池の内部割れ検査装
    置。
  5. 【請求項5】 前記湾曲手段は、太陽電池セルの隅部に
    荷重を加え、前記検知手段は、太陽電池セルの中心部付
    近に設けられることを特徴とする請求項4記載の太陽電
    池の内部割れ検査装置。
  6. 【請求項6】 前記湾曲手段は、対向する2カ所の隅部
    に同時に荷重を加えることを特徴とする請求項5記載の
    太陽電池の内部割れ検査装置。
  7. 【請求項7】 前記湾曲手段は、矩形板状の太陽電池セ
    ルの4つの隅部に同時に荷重を加えることを特徴とする
    請求項5記載の太陽電池の内部割れ検査装置。
  8. 【請求項8】 前記湾曲手段は、矩形板状の太陽電池セ
    ルの縁辺部に荷重を加え、前記検知手段は、太陽電池セ
    ルの中心部付近に設けられることを特徴とする請求項4
    記載の太陽電池の内部割れ検査装置。
  9. 【請求項9】 前記湾曲手段は、対向する2カ所の縁辺
    部に同時に荷重を加えることを特徴とする請求項8記載
    の太陽電池の内部割れ検査装置。
  10. 【請求項10】 前記湾曲手段は、太陽電池セルの4つ
    の縁辺部に同時に荷重を加えることを特徴とする請求項
    8記載の太陽電池セルの内部割れ検査装置。
  11. 【請求項11】 前記検知手段は、太陽電池セルの隅部
    または縁辺部に設けられ、前記湾曲手段は、太陽電池セ
    ルの中心部に荷重を加えることを特徴とする請求項4記
    載の太陽電池の内部割れ検査装置。
  12. 【請求項12】 前記湾曲手段は、前記検知手段が配置
    される側の面を吸引することによって、太陽電池セルに
    荷重を加え、湾曲させることを特徴とする請求項4記載
    の太陽電池の内部割れ検査装置。
  13. 【請求項13】 前記湾曲手段は、前記検知手段が配置
    される側と反対の面を押圧することによって、太陽電池
    セルに荷重を加え、湾曲させることを特徴とする請求項
    4記載の太陽電池の内部割れ検査装置。
  14. 【請求項14】 前記検知手段は、半球状に形成され、
    先端部が太陽電池セルと当接し、外部からの振動を吸収
    する振動吸収部材を有することを特徴とする請求項4記
    載の太陽電池の内部割れ検査装置。
JP2001149515A 2001-05-18 2001-05-18 太陽電池の内部割れ検査装置 Expired - Fee Related JP3889938B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001149515A JP3889938B2 (ja) 2001-05-18 2001-05-18 太陽電池の内部割れ検査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001149515A JP3889938B2 (ja) 2001-05-18 2001-05-18 太陽電池の内部割れ検査装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002343992A true JP2002343992A (ja) 2002-11-29
JP3889938B2 JP3889938B2 (ja) 2007-03-07

Family

ID=18994670

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001149515A Expired - Fee Related JP3889938B2 (ja) 2001-05-18 2001-05-18 太陽電池の内部割れ検査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3889938B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7191656B2 (en) 2003-11-10 2007-03-20 Sharp Kabushiki Kaisha Substrate crack inspecting method, substrate crack inspection apparatus, and solar battery module manufacturing method
JP2008134141A (ja) * 2006-11-28 2008-06-12 Babcock Hitachi Kk 管群減肉検査装置と検査方法
JP2010153513A (ja) * 2008-12-24 2010-07-08 Nikon Corp 基板処理装置、基板貼り合わせ装置、基板処理方法、基板貼り合わせ方法、及び、半導体装置の製造方法
JP2011205084A (ja) * 2010-03-01 2011-10-13 Nf Corp ウェーハのクラック検出装置、そのクラック検出方法、太陽電池或いは半導体素子の製造装置、その製造方法、及び太陽電池或いは半導体素子
JP2012235044A (ja) * 2011-05-09 2012-11-29 Ulvac Japan Ltd 基板事前検査方法
JP5293818B2 (ja) * 2009-07-02 2013-09-18 トヨタ自動車株式会社 電池の内部状態検出装置、及び方法
JP2015129774A (ja) * 2015-04-13 2015-07-16 公立大学法人首都大学東京 フレキシブル太陽電池の損傷検査方法、及びその検査装置
KR102196851B1 (ko) * 2020-07-06 2020-12-30 임성진 배터리팩 건전성 평가를 위한 비접촉 공중초음파 검사기법에 의한 가이드 메카니즘

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7191656B2 (en) 2003-11-10 2007-03-20 Sharp Kabushiki Kaisha Substrate crack inspecting method, substrate crack inspection apparatus, and solar battery module manufacturing method
JP2008134141A (ja) * 2006-11-28 2008-06-12 Babcock Hitachi Kk 管群減肉検査装置と検査方法
JP2010153513A (ja) * 2008-12-24 2010-07-08 Nikon Corp 基板処理装置、基板貼り合わせ装置、基板処理方法、基板貼り合わせ方法、及び、半導体装置の製造方法
JP5293818B2 (ja) * 2009-07-02 2013-09-18 トヨタ自動車株式会社 電池の内部状態検出装置、及び方法
US8549927B2 (en) 2009-07-02 2013-10-08 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Device and method to sense battery internal state
JP2011205084A (ja) * 2010-03-01 2011-10-13 Nf Corp ウェーハのクラック検出装置、そのクラック検出方法、太陽電池或いは半導体素子の製造装置、その製造方法、及び太陽電池或いは半導体素子
JP2012235044A (ja) * 2011-05-09 2012-11-29 Ulvac Japan Ltd 基板事前検査方法
JP2015129774A (ja) * 2015-04-13 2015-07-16 公立大学法人首都大学東京 フレキシブル太陽電池の損傷検査方法、及びその検査装置
KR102196851B1 (ko) * 2020-07-06 2020-12-30 임성진 배터리팩 건전성 평가를 위한 비접촉 공중초음파 검사기법에 의한 가이드 메카니즘

Also Published As

Publication number Publication date
JP3889938B2 (ja) 2007-03-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7492449B2 (en) Inspection systems and methods
WO2002101399A1 (fr) Dispositif de controle d'un motif de circuit, procede de controle d'un motif de circuit et support d'enregistrement
Giurgiutiu et al. Damage detection in simulated aging-aircraft panels using the electro-mechanical impedance technique
JP2002343992A (ja) 太陽電池の内部割れ検査方法およびその検査装置
US6747268B1 (en) Object inspection method and system
US7365551B2 (en) Excess overdrive detector for probe cards
CN101071126A (zh) 微小凸焊焊点质量的无损检测方法
JP2011007750A (ja) ウエハのクラックの検出方法及びその検出装置
CN111458415B (zh) 一种超声相控阵换能器与待测工件耦合状态的检测方法
CN110487896A (zh) 一种风力发电齿轮箱齿轮轮齿相控阵检测试块及其使用方法
US5493775A (en) Pressure contact open-circuit detector
JP7425409B2 (ja) 損傷評価装置及び損傷評価方法
JP2005315743A (ja) 薄板の非破壊欠陥検出装置
CN109798973B (zh) 非接触式超声换能器固有频率的测试法
JP3046926B2 (ja) 原子炉用燃料案内ピンの検査方法
JP5492623B2 (ja) 検査装置及び検査方法
CN111650283B (zh) 一种基于声发射技术的残余应力峰值位置定位方法
CN114113321B (zh) 一种燃气轮机压气机叶轮叶根槽相控阵超声检测系统及方法
CN218381287U (zh) 一种超声波晶圆的检测装置
JP2005223244A (ja) チップの飛び出し位置検出方法
Czerny et al. Application of in-situ non-invasive failure detection methods for wire bonds
KR101391772B1 (ko) 기능성 압입자를 이용한 분석 시스템 및 분석방법
JP2001249162A (ja) ベアチップ検査装置及びベアチップ検査方法
KR20220111036A (ko) 초음파 검사 탐촉자
JP2002214207A (ja) 溶接部の検査方法及び超音波探傷装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060320

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060829

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061030

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061128

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061201

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091208

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101208

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101208

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111208

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111208

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121208

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121208

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees