JP2002342882A - 移動体識別装置並びに移動体に対する自動警告方法及び装置 - Google Patents

移動体識別装置並びに移動体に対する自動警告方法及び装置

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JP2002342882A JP2001142375A JP2001142375A JP2002342882A JP 2002342882 A JP2002342882 A JP 2002342882A JP 2001142375 A JP2001142375 A JP 2001142375A JP 2001142375 A JP2001142375 A JP 2001142375A JP 2002342882 A JP2002342882 A JP 2002342882A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】異常動作などを行った特定の移動体に対し警告
などの情報を送信可能にする。 【解決手段】一方では交差点の路上実ゲートを通る移動
体側通信装置との間で光ビーコン又は電波ビーコンで狭
域通信を行って移動体側通信装置から付与済実識別符号
ID0を受信した後に、移動体側通信装置に交差点ナン
バーを含む実識別符号ID1を付与し、他方では路側に
配置された電子カメラ15で全実ゲートを含む交差点を
撮像し、その時系列画像を処理して、実ゲートに対応し
た画像上のスリットを通過する移動体に仮想識別符号を
付与し、実識別符号の付与に応答して仮想識別符号に実
識別符号を対応付け、移動体をトラッキングし、画像上
で移動体の異常動作が検出された時、対応する実識別符
号を用いて移動体側通信装置に対し警告情報を送信す
る。複数の交差点で互いに関連した、ID0とID1と
の組を収集することにより、異常動作を行った移動体を
追跡する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信装置の
実識別符号(個人識別符号を含む)を画像上の移動体と
対応付ける移動体識別装置、並びに、画像上で異常動作
が検出された移動体又はこれに関係した移動体の実識別
符号を用いて自動警告する方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】有料道路の料金所を通過する車両に対し
てノンストップで通行料金の課金処理を自動的に行う有
料道路料金収受(Electronic Toll Collection:ET
C)システムによれば、どこの料金所からどこの料金所
まで車両が走行したかを把握することができる。
【0003】しかし、個人情報が記録されたETCカー
ドを用いるので、プライバシー保護のために課金処理以
外には利用することができない。
【0004】一方、交差点などをカメラで撮影して画像
処理を行うことにより車両の異常動作を自動検出して
も、特定の車載通信装置に対し警告情報を送信すること
ができない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】発明の目的は、このよ
うな問題点に鑑み、異常動作などを行った特定の移動体
に対し警告などの情報を送信することができる移動体識
別装置並びに移動体に対する自動警告方法及び装置を提
供することにある。
【0006】発明の他の目的は、ライバシーを侵害する
ことなく移動体を追跡することができる移動体識別装置
並びに移動体に対する自動警告方法及び装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段及びその作用効果】本発明
による移動体に対する警告方法の一態様では、(a)路
上実ゲートを通る移動体側通信装置との間で狭域通信を
行って該移動体側通信装置に実識別符号を付与し又は該
移動体側通信装置に付与されている実識別符号を受け取
り、(b)路側に配置された電子カメラで該実ゲートを
含む領域を撮像して時系列画像を取得し、(c)該時系
列画像を処理して該実ゲートに対応した画像上のスリッ
トを通過する移動体を該実識別符号と対応付け、(d)
該時系列画像を処理して該対応付けられた移動体をトラ
ッキングしその異常動作を検出し、(e)該異常動作を
行った移動体又はこれに関係した移動体の実識別符号を
持つ移動体側通信装置に対し警告情報を送信する。
【0008】この構成によれば、移動体通信装置の実識
別符号(個人識別符号を含む)が、電子カメラで撮像さ
れた画像上の移動体と対応付けられ、移動体が画像上で
トラッキングされ異常動作が検出されるので、異常動作
を行った移動体又はこれに関係した移動体に対し警告情
報を送信することができる。移動体通信装置に一時的な
実識別符号を付与した場合には、法律で実識別符号の利
用を規制しなくてもプライバシーの侵害が防止される。
【0009】さらに、上記ステップ(a)〜(d)を複
数の交差点の各々で実行し、上記ステップ(a)におい
て、上記実識別符号には交差点識別符号も含まれ、上記
移動体側通信装置から付与済実識別符号を受信した後
に、該移動体側通信装置に上記実識別符号を付与すれ
ば、該複数の交差点で互いに関連した、該受信した付与
済実識別符号と該付与した実識別符号との組を収集する
ことにより、プライバシーを侵害することなく異常動作
を行った移動体を追跡することができる。
【0010】本発明の他の目的、構成及び効果は以下の
説明から明らかになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0012】[第1実施形態]図1は、交差点に設置さ
れた移動体に対する自動警告装置の概略構成を示す。
【0013】交差点で交わる道路101〜104は、車
両が交差点に入るレーンL0〜L7と、交差点から出た
車両が入るレーンL8、L9及びLA〜LFとに分割さ
れている。交差点付近のレーンL0〜L7の上方にはそ
れぞれ、車載通信装置と交信するためのゲート側アンテ
ナ110〜117が配置されている。アンテナ110〜
117は狭領域通信用であり、図3はアンテナ110及
び111の路上通信可能領域120及び121を示す。
以下、ゲート側アンテナ110〜117と車載通信装置
との通信可能領域をゲートと称し、それぞれゲートナン
バー0〜7で区別する。これらアンテナは、互いに同一
構成で、光ビーコン用又は電波ビーコン用である。ゲー
ト側アンテナ110〜117は、ゲート側通信装置13
に接続されている。
【0014】図4は、ゲート側通信装置13の概略ブロ
ック図である。
【0015】アンテナ110〜117に接続された送受
信器1310〜1317は、I/Oインタフェース13
2に接続され、I/Oインタフェース132は、バス1
33を介しCPU134に接続されている。CPU13
4は、バス133を介しROM135及びRAM136
に接続されている。ROM135はプログラム及び固定
データ格納用であり、RAM136はワークエリア用で
ある。ROM135には、割り当てられた交差点ナンバ
ーが書き込まれている。送受信器1310〜1317に
はそれぞれ、カウンタ1370〜1377の計数値が供
給される。ゲート側通信装置13のリセット時の初期化
処理においてCPU134により、カウンタ1370〜
1377がゼロクリアされ、また、送受信器1310〜
1317内のレジスタに交差点ナンバー及び対応するゲ
ートナンバーが書き込まれる。CPU134は、I/O
インタフェース132を介しカウンタ1370〜137
7の任意の1つにクロックを供給してカウントアップす
ることが可能となっている。
【0016】図5は、ある時点における図4のカウンタ
1370〜1377のカウントとゲートナンバーとを対
応させて示す。図5中の数値は、16進数である。交差
点ナンバーとゲートナンバーとカウントとで、個人情報
と無関係な、走行車両に一時的に付与する実識別符号I
D1が構成されている。例えば交差点ナンバー3、ゲー
トナンバー2のカウンタ1371の計数値が00012
5である場合、ID1=32000125である。
【0017】上記初期化処理の終了時に、CPU134
はI/Oインタフェース132を介し送受信器1310
〜1317に動作開始指令を供給する。これにより、送
受信器1310〜1317は車両との交信を開始するた
めの信号を定期的に出力する。この信号に車載通信装置
が応答すると、送受信器は車載通信装置と交信して、既
に車載通信装置に一時的に付与されている識別符号を交
差点間移動体追跡用実識別符号ID0として受信し、次
に、上記実識別符号ID1を車載通信装置へ送信する。
車載通信装置は、確認のために受け取った実識別符号I
D1を送受信器へ返す。送受信器は、受け取った実識別
符号ID1が送信した実識別符号ID1に一致する場
合、I/Oインタフェース132を介しCPU134に
割り込みを掛ける。これにより、図6に示す処理が行わ
れる。
【0018】(S1)CPU134は、割り込みを掛け
た送受信器から実識別符号ID0を受け取り、さらに、
この送受信器に対応したゲートナンバー及びカウントを
読み取り、これに交差点ナンバーを付加した実識別符号
ID1(送受信器が車載通信装置に付与したものと同じ
もの)を生成する。実識別符号ID0は他の交差点で付
与されたものであり、その構成は実識別符号ID1と同
一である。
【0019】(S2)CPU134は、I/Oインタフ
ェース132を介しこれら実識別符号ID0及びID1
を外部へ出力して、図1の自動警告装置14に供給す
る。
【0020】(S3)ステップS1のカウンタに対し、
クロックパルスを1個供給してカウントアップする。こ
れにより、1回の割り込み処理が終了する。
【0021】このようにして車載通信装置に一時的な実
識別符号ID1を付与すれば、運転者のプライバシーの
侵害が防止される。しかし、実識別符号ID1を付与し
た車両を、トラブル発生により交通渋滞が生じ易い交差
点でトラッキングすることができない。そこで、このト
ラッキングを画像処理により行う。
【0022】図1に戻って、交差点の上方には、全ゲー
トを含む領域を撮像する電子カメラ15が配置されてい
る。電子カメラ15で撮像された時系列画像は、例えば
12フレーム/秒で、自動警告装置14の画像メモリ1
6に格納される。自動警告装置14の画像処理装置17
は、この画像を処理して移動体に対し、ゲート側通信装
置13とは無関係に仮想識別符号ID2を付与する。画
像処理装置17はまた、移動体をトラッキングし、移動
体の動作が異常であるかどうかを判定する。
【0023】図2に示す如く、複数の交差点20〜23
で図1の装置が設置され、これらの自動警告装置14A
〜14Dが伝送路24を介し中央コンピュータ25に接
続されている。交差点20〜23にはそれぞれ交差点ナ
ンバー0〜3が割り当てられている。
【0024】図7は、自動警告装置14の構成を示すブ
ロック図である。自動警告装置14は、その構成要素の
全部又は一部をコンピュータで構成することができ、必
要な動作速度に応じてハードウェア構成が用いられる。
【0025】次に、画像処理装置17の詳細を説明す
る。
【0026】背景画像生成部30は、画像メモリ16を
アクセスし、例えば過去10分間の全フレームの対応す
るピクセルについて画素値のヒストグラムを作成し、そ
の最頻値(モード)をそのピクセルの画素値とする画像
を、背景画像として生成する。この処理が定期的に行わ
れて背景画像が更新される。
【0027】ID2生成/消滅部31で付与した仮想識
別符号ID2を、ゲート側通信装置13で付与した実識
別符号ID1と対応付けするために、図9に示すよう
に、実ゲートに対応して画像上に入口スリットEN1〜
EN4が予め設定されている。例えば、入口スリットE
N1はゲートナンバー0及び1に対応し、入口スリット
EN2はゲートナンバー2及び3に対応している。入口
スリットEN1〜EN4の位置は、後述のように仮想識
別符号ID2を付与した後に実識別符号ID1が付与さ
れるように設定されている。また、付与した仮想識別符
号ID2の解放処理を特定位置で行うために、画像上に
出口スリットEX1〜EX4が予め設定されている。I
D2生成/消滅部31は、これら入口スリットEN1〜
EN4及び出口スリットEX1〜EX4の位置及びサイ
ズのデータを持っており、これに基づき画像メモリ16
内の現画像と背景画像生成部30内の背景画像とから入
口スリットEN1〜EN4及び出口スリットEX1〜E
X4内の画像を切り出し、両者を比較して移動体を検出
する。
【0028】ID対応付けテーブル32は、図8に示す
ような構成を有する。図8中の実識別符号ID1及びI
D2は16進数である。ID2=0〜F、10〜1F、
20〜2F及び30〜3Fのグループはそれぞれ、入口
スリットEN1〜EN4に入る移動体に対し付与するた
めのものである。フラグF=‘1’は対応する仮想識別
符号ID2が付与済みであることを示し、フラグF=
‘0’は対応する仮想識別符号ID2が付与可能である
ことを示している。ID対応付けテーブル32はまた、
実識別符号ID0とID1とを対応させた不図示のID
0/ID1テーブルを有する。
【0029】ID2生成/消滅部31は、移動体の一部
が入口スリットに入ったと判定された時点で、ID対応
付けテーブル32を参照し、F=‘0’の仮想識別符号
ID2をこの移動体に付与し、時刻T2をID対応付け
テーブル32に書き込み、さらにF=‘1’にする。例
えば図10中の移動体M1は、既に仮想識別符号ID2
が付与されている。ID2生成/消滅部31はまた、I
D受付部33が実識別符号ID0及びID1を受け取っ
た時点で、入口スリット内の移動体の重心位置が入口ス
リット内の、ゲートナンバーの大きい方側であるか小さ
い方側であるかによりID対応付けテーブル32内の対
応するL/Sを‘1’又は‘0’にする。例えば、入口
スリットEN1内の移動体の重心位置がEN1の上半分
側(ゲートナンバーが小さい方側)に在ればL/S=
‘0’とし、下半分側(ゲートナンバーが大きい方側)
であればL/S=‘1’とする。入口スリットEN1〜
EN4はこの判定ができるだけ正確になるように設定さ
れている。
【0030】ID2生成/消滅部31は、仮想識別符号
ID2を有する移動体が出口スリットを完全に通過した
時点で、ID対応付けテーブル32中の対応するフラグ
Fを‘0’にすることにより、付与した仮想識別符号I
D2を解放する。例えば図10中の移動体M2は、出口
スリットEX1を完全に通過しているので、既に仮想識
別符号ID2が解放されている。ID2生成/消滅部3
1は、F=‘0’にする時、その行の実識別符号ID1
(1)及びID1(2)をゼロクリアする。
【0031】ID受付部33は、実識別符号ID0及び
ID1をゲート側通信装置13から受け取ると、その時
刻T1を一時記憶し、ID対応付けテーブル32の上記
ID0/ID1テーブルに書き込むと共に、実識別符号
ID1をID対応付けテーブル32の対応するID1
(1)に書き込む。例えばID1=32000125で
ある場合、ID2=10〜1FのうちF=‘1’であ
り、L/S=‘0’であり、T1>T2であり、かつ、
(T1−T2)が所定値より小さい行を探し、ID1
(1)=0であれば、実識別符号ID1をID1(1)
に書き込む。
【0032】例えば図11に示すように、入口スリット
EN1に2つの移動体M4及びM5が分離されずに入っ
た場合、ID2生成/消滅部31は1つの移動体と判定
し、1つの仮想識別符号ID2を付与する。この場合、
2つの実識別符号ID1に対応する仮想識別符号ID2
がID対応付けテーブル32中に1つしかないので、I
D受付部33は2つの実識別符号ID1をそれぞれ、こ
の仮想識別符号ID2の行の、0であるID1(1)及
びID1(2)に書き込む。
【0033】トラッキング部34は、ID2生成/消滅
部31で付与された仮想識別符号ID2を有する各移動
体について、既に移動体の検出が完了している時刻(t
−2)と(t−1)での移動体位置から時刻(t−1)
での移動体速度ベクトルを求め、このベクトルで時刻
(t−1)での移動体を移動させて現時刻tでの移動体
の領域を予測し、その領域より左右方向及び上下方向に
所定ピクセルだけ広い領域内の画像を、現画像と背景画
像とから切り出し、両者を比較して現時刻tでの移動体
位置を決定する。これにより、移動体のトラッキングが
効率よく行われる。トラッキング部34は現時刻tでの
移動体位置を軌跡メモリ35に書き込むことにより、移
動体の軌跡を描く。各軌跡には、仮想識別符号ID2が
付与されている。
【0034】移動体が通信装置を備えていなくても、画
像処理により交通事故を発見した場合にはこれを中央コ
ンピュータ25へ報知することにより直ちに対応するこ
とが可能となるので、ID2生成/消滅部31による仮
想識別符号ID2の付与及びトラッキング部34による
トラッキングは、実識別符号ID1の付与と無関係に行
われる。
【0035】ここで、図11に示すように入口スリット
EN1に2つの移動体M4及びM5が分離されずに入っ
ても、時間が経過すると、移動体の速度差や移動方向の
違いにより図12に示すように両者が分離する場合があ
る。この状態で移動体M5の一部を図1中の一部と対応
させることにより、図1中の移動体M5を移動体M4か
ら分割して認識することが可能となる。
【0036】例えば図14(A)に示す如く、時刻(t
−1)で移動体M6とM7とが画像上で重なっている
が、時刻tで図14(B)に示す如く両者が分離したと
する。図15(A)及び図15(B)はそれぞれ図14
(A)及び図14(B)と同一画像上にブロックBL1
〜BL3を設定したものである。ブロックサイズは、例
えば8×8ピクセルである。図15(A)において、時
刻(t−1)でのブロックBL1が移動体M6の一部で
あるのか、移動体M7の一部であるのかは次のようにし
て決定する。
【0037】即ち、図15(B)と次の時刻の不図示の
画像とから、時刻tでの移動体M6及びM7の画像上速
度ベクトルV1及びV2を検出し、ブロックBL1をベ
クトルV1だけ移動させて得られる図15(B)上のブ
ロックBL2と、ブロックBL1をベクトルV2だけ移
動させて得られる図15(B)上のブロックBL3とを
得る。そして、(ブロックBL1とブロックBL2との
非類似度)>(ブロックBL1とブロックBL3との非
類似度)であれば、ブロックBL1は移動体M7に属す
ると判定する。ブロックBL1とブロックBL2との非
類似度NS12は例えば、 NS12=Σ|Y1(i,j)−Y2(i,j)| で計算する。ここに、Y1(i,j)及びY2(i,
j)はそれぞれブロックBL1及びBL2内の第i行第
j列の画素値であり、Σはi=1〜8及びj=1〜8に
ついての総和(ブロック内全画素についての総和)を意
味している。
【0038】より正確な判定を行うためには、MPEG
で移動ベクトルを決定する方法のように、ブロックBL
2及びBL3を、これらを中心とする所定範囲内で上下
左右へ1ピクセル移動させる毎に、ブロックBL1とB
L2との類似度(非類似度)及びブロックBL1とBL
3との類似度(非類似度)を計算し、ブロックBL1と
BL2との類似度(非類似度)の最大値(最小値)とブ
ロックBL1とBL3との類似度(非類似度)の最大値
(最小値)とを比較して、ブロックBL1が移動体M6
とM7のいずれに属するかを判定する。
【0039】このような処理を、図15(A)中の移動
体上の各ブロックについて行うことにより、非分離移動
体M6とM7とを分割して認識することができる。時刻
(t−1)で分割認識できれば、同様にして時刻(t−
1)と時刻(t−2)の画像から時刻(t−2)での非
分離移動体M6とM7とを分割して認識することがで
き、時間を遡ったトラッキングが行われる。
【0040】図7の非分離分割部36は、このような時
空間(時系列画像)中の移動体のブロック相関関係に基
づく処理を行って、ID対応付けテーブル32中のID
1(1)≠0かつID1(2)≠0である非分離移動体
を分割認識し、その後仮想識別符号ID2を付与して実
識別符号ID1とID2とを1対1対応させる。上記速
度ベクトルV1及びV2は、軌跡メモリ35内のデータ
を用いることができる。また、時間を遡るトラッキング
処理は、トラッキング部34のプログラムを利用する。
【0041】異常動作類型登録部37には、異常動作の
類型並びにその識別符号及び異常動作に対する警告コー
ドが対応して予め登録されている。異常動作には、交通
違反動作や交通事故が含まれる。図13は図12の状態
から移動体M5が右折を行っている異常動作を示す。異
常動作判定部38は、軌跡メモリ35に描かれた軌跡と
該類型の各々との類似度を計算し、該類似度が所定値以
上である場合には動作異常と判定し、その異常識別符号
を異常出力部39及び警告コード出力部40に供給す
る。異常出力部39はこれに応答して、異常動作の軌跡
に付与されている仮想識別符号ID2でID対応付けテ
ーブル32を参照し、実識別符号ID1が対応付けられ
ていれば、さらに実識別符号ID1でID0/ID1テ
ーブルを参照して実識別符号ID0を求め、実識別符号
ID0及びID1を異常識別符号と共に中央コンピュー
タ25に供給する。異常出力部39はID対応付けがな
くても、異常識別符号を中央コンピュータ25に供給す
る。
【0042】例えばID0=23000153、ID1
=3400007Bである場合、中央コンピュータ25
は自動的に図1において、交差点ナンバー2の自動警告
装置14Cに対し、ID0/ID1テーブルをID1=
23000153で参照させ、例えばID0=1500
031Aを得る。これにより、例えば、交差点ナンバー
3で蛇行運転した車両は、交差点ナンバー1のゲート
5、交差点ナンバー2のゲート3及び交差点ナンバー3
のゲート4へと移動したことが、プライバシーを侵害す
ることなく分かる。中央コンピュータ25は、これに接
続された不図示の表示装置に、異常識別符号に対応した
異常動作とその移動体の追跡ルートを自動表示する。
【0043】基準レベル設定部41には、基準レベルが
予め設定されている。異常識別符号には警告レベルが付
加されており、警告コード出力部40は、この警告レベ
ルが基準レベル以上であり、かつ、異常動作を行った移
動体に実識別符号ID1が対応付けられていれば、異常
識別符号で異常動作類型登録部37を参照して警告コー
ドを取得し、この警告コード及び実識別符号ID1を図
1の路側通信装置18へ供給する。
【0044】路側通信装置18には、警告コードに対応
した音声、音、光、図形又は文章などによる警告情報が
予め登録されており、路側通信装置18は、実識別符号
ID1を有する車載通信装置に対し路側アンテナ19か
ら警告情報を送信する。車載通信装置は、受信した実識
別符号ID1が自己の実識別符号ID1に一致する場
合、この情報に応じた警告動作を乗員に対し行う。
【0045】なお、本発明には外にも種々の変形例が含
まれる。
【0046】例えば、ゲート側から車載通信装置に実識
別符号を付与せずに、ETCカード(ICカード)など
で付与されている実識別符号を車載通信装置から受け取
って、これを画像上移動体と対応付ける構成であっても
よい。
【0047】図1の装置は交差点以外の場所、例えば有
料一時駐車場や事故多発地に設置してもよい。
【0048】通信装置としての図2の中央コンピュータ
25を備えずに、複数の自動警告装置間で通信を行って
ID0/ID1テーブルを参照し又はID0とID1の
組のデータを交換して移動体を追跡する構成であっても
よい。
【0049】画像上に出口スリットEX1〜EX4を設
定せずに画面から移動体が消失したことを検出して仮想
識別符号ID2の解放処理を行ってもよい。また、仮想
識別符号ID2の再利用を考えないでよい程度に仮想識
別符号ID2の桁数を大きくすれば、仮想識別符号ID
2の解放処理を行わなくてもよい。ID対応付け後に仮
想識別符号ID2を実識別符号ID1と一致させてもよ
い。
【0050】さらに、画像上で移動体が入口スリットに
入る前に実識別符号を付与し又は受け取るように入口ス
リット位置を設定しておき、実識別符号の付与又は受け
取りに応答して該実識別符号を、該実識別符号で識別さ
れるゲートナンバーに対応した入口スリットの長手方向
一端側又は他端側と対応付け、その後所定時間内に該入
口スリットで移動体が検出された時にこの実識別符号を
移動体に付与してもよい。この場合、仮想識別符号は、
実識別符号が付与されずに対応付けできなかった移動体
に対し付与する。また、実識別符号を付与し又は受け取
った時に画像上移動体が入口スリットに入っているよう
に入口スリット位置を設定しておき、実識別符号の付与
又は受け取りに応答して入口スリットで移動体を検出す
るようにしてもよい。
【0051】また、他の移動体の異常動作により危険が
迫っている移動体(異常動作を行った移動体に関係した
移動体)、例えば後方車両が前方車両に急接近している
場合の該前方車両に対し、異常動作に関係した情報とし
て例えば「後方車両急接近中」の音声情報を送信するよ
うにしてもよい。
【0052】トラッキング部34や非分離分割部36で
はそれらの目的を達成することができればよく、それら
の処理方法は上述のものに限定されない。
【0053】また、本発明は、図1の構成のみ、或い
は、図1において路側通信装置18を備えずに、自動警
告装置14が警告を出力した時のみ人がこれに対応して
警告を発する構成であってもよい。
【0054】本発明はさらに、異常動作を検出せずに移
動体の追跡のみを行う装置であってもよい。
【0055】本発明には以下の付記が含まれる。
【0056】(付記1)路上実ゲートを含む領域を撮像
する電子カメラで撮像された時系列画像が格納される画
像記憶部と、該実ゲートを通る移動体側通信装置に付与
された実識別符号を受け取り、格納された該時系列画像
を処理して該実ゲートに対応した画像上のスリットを通
過する移動体を該実識別符号と対応付け、該時系列画像
を処理して該対応付けられた移動体をトラッキングしそ
の情報を出力する画像処理装置と、を有することを特徴
とする移動体識別装置。(1) (付記2)路上実ゲートを含む領域を撮像する電子カメ
ラで撮像された時系列画像が格納される画像記憶部と、
該実ゲートを通る移動体側通信装置に付与された実識別
符号を受け取り、格納された該時系列画像を処理して該
実ゲートに対応した画像上のスリットを通過する移動体
を該実識別符号と対応付け、該時系列画像を処理して該
対応付けられた移動体をトラッキングしその異常動作を
検出し、該異常動作を行った移動体又はこれに関係した
移動体の実識別符号と該異常動作に関係した情報とを出
力する画像処理装置と、を有することを特徴とする移動
体に対する自動警告装置。(2) (付記3)上記画像処理装置は、上記格納された時系列
画像を処理して上記スリットを通過する移動体に仮想識
別符号を付与し、上記実識別符号の受け取りに応答し
て、該実識別符号を該仮想識別符号と対応付けることを
特徴とする請求項2記載の移動体に対する自動警告装
置。(3) (付記4)上記画像処理部は、上記スリットを通過する
画像上の複数の移動体が分離していない場合、その後該
複数の移動体が画像上で分離した後に、時間を遡って該
複数の画像上移動体をトラッキングすることにより該分
離していない複数の移動体を分割して認識し、上記対応
付けを行うことを特徴とする付記2記載の移動体に対す
る自動警告装置。(4) (付記5)上記画像処理部は、上記複数の移動体が画像
上で分離した時刻tの画像と、分離前の時刻(t−1)
の画像との相関関係から該時刻(t−1)の画像に含ま
れている非分離移動体を分割して認識することを特徴と
する付記4記載の移動体識別装置。
【0057】(付記6)上記実ゲートに対応して配置さ
れたゲート側アンテナを含み、上記移動体側通信装置と
の間で狭域通信を行って該移動体側通信装置に上記実識
別符号を付与し又は該移動体側通信装置に付与されてい
る実識別符号を受け取り該実識別符号を上記画像処理装
置に供給するゲート側通信装置をさらに有することを特
徴とする付記2記載の移動体に対する自動警告装置。
【0058】(付記7)上記実識別符号には路側識別符
号も含まれ、上記ゲート側通信装置は、上記移動体側通
信装置から付与済実識別符号を受信した後に、該移動体
側通信装置に上記実識別符号を付与する、ことを特徴と
する付記6記載の移動体に対する自動警告装置。
【0059】(付記8)路側に配置され、上記画像処理
装置の出力に基づきその実識別符号を有する移動体側通
信装置に対し警告情報を送信する路側通信装置をさらに
有することを特徴とする付記6記載の移動体に対する自
動警告装置。
【0060】(付記9)路側に配置され、上記実ゲート
を含む領域を撮像して上記時系列画像を得る電子カメラ
をさらに有することを特徴とする付記8記載の移動体に
対する自動警告装置。
【0061】(付記10)(a)路上実ゲートを通る移
動体側通信装置との間で狭域通信を行って該移動体側通
信装置に実識別符号を付与し又は該移動体側通信装置に
付与されている実識別符号を受け取り、(b)路側に配
置された電子カメラで該実ゲートを含む領域を撮像して
時系列画像を取得し、(c)該時系列画像を処理して該
実ゲートに対応した画像上のスリットを通過する移動体
を該実識別符号と対応付け、(d)該時系列画像を処理
して該対応付けられた移動体をトラッキングしその異常
動作を検出し、(e)該異常動作を行った移動体又はこ
れに関係した移動体の実識別符号を持つ移動体側通信装
置に対し警告情報を送信する、ステップを有することを
特徴とする移動体に対する警告方法。(5) (付記11)上記ステップ(c)では、上記時系列画像
を処理して上記スリットを通過する移動体に仮想識別符
号を付与し、上記実識別符号の付与又は受け取りに応答
して、該実識別符号を該仮想識別符号と対応付けること
を特徴とする付記10記載の移動体に対する自動警告方
法。(6) (付記12)上記ステップ(d)では、予め想定された
各異常動作との類似度に基づいて上記異常動作を検出
し、各異常動作には警告レベルが予め設定されており、
上記ステップ(e)では、該検出された異常動作の警告
レベルが基準値以上である場合のみ上記警告情報を送信
する、ことを特徴とする付記10記載の移動体に対する
警告方法。(7) (付記13)上記ステップ(a)〜(e)を複数の交差
点の各々で実行し、上記ステップ(a)において、上記
実識別符号には交差点識別符号も含まれ、上記移動体側
通信装置から付与済実識別符号を受信した後に、該移動
体側通信装置に上記実識別符号を付与し、(f)該複数
の交差点で互いに関連した、該受信した付与済実識別符
号と該付与した実識別符号との組を収集して、上記異常
動作を行った移動体を追跡するステップをさらに有す
る、ことを特徴とする付記10記載の移動体に対する警
告方法。(8) (付記14)(a)路上実ゲートを通る移動体側通信装
置との間で狭域通信を行って、該移動体側通信装置から
付与済実識別符号を受信した後に、該移動体側通信装置
に、路側及び該移動体側通信装置を識別する実識別符号
を付与し、(b)路側に配置された電子カメラで該実ゲ
ートを含む領域を撮像して時系列画像を取得し、(c)
該時系列画像を処理して該実ゲートに対応した画像上の
スリットを通過する移動体を該実識別符号と対応付け、
(d)該時系列画像を処理して該対応付けられた移動体
をトラッキングしその異常動作を検出する、ステップ
を、複数の路側位置の各々に関して実行し、さらに、
(e)該複数の路側位置で互いに関係した、該受信した
付与済実識別符号と該付与した実識別符号との組を収集
して、異常動作を行った移動体を追跡するステップを実
行する、ことを特徴とする移動体に対する警告方法。
(9) (付記15)上記ステップ(c)では、上記スリットを
通過する画像上の複数の移動体が分離していない場合、
その後該複数の移動体が画像上で分離した後に時間を遡
って該複数の画像上移動体をトラッキングし非分離移動
体を分割して認識することにより上記対応付けを行うこ
とを特徴とする付記14記載の移動体に対する警告方
法。(10) (付記16)上記ステップ(c)では、上記複数の移動
体が画像上で分離した時刻tの画像と分離前の時刻(t
−1)の画像との相関関係から該時刻(t−1)の画像
に含まれている非分離移動体を分割して認識することを
特徴とする付記15記載の移動体に対する警告方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の、交差点に設置された移
動体に対する自動警告装置の概略構成を示す図である。
【図2】複数の交差点に設置された自動警告装置と中央
コンピュータとが伝送路で接続されたシステムを示す概
略図である。
【図3】図1中の交差点の一部におけるゲート側アンテ
ナの路上通信可能領域を示す図である。
【図4】図1中のゲート側通信装置の概略ブロック図で
ある。
【図5】ゲート側通信装置で付与される実識別符号ID
1の構成及び具体例を示す図である。
【図6】図4のCPUによる割り込み処理を示すフロー
チャートである。
【図7】図1中の自動警告装置14の機能ブロック図で
ある。
【図8】図7中のID対応付けテーブルの構成を示す図
である。
【図9】実ゲートに対応して画像上に予め設定される入
口スリットEN1〜EN4及び出口スリットEX1〜E
X4を示す図である。
【図10】設定されたスリットと移動体との関係を示す
説明図である。
【図11】入口スリットで2つの移動体が分離されずに
入った場合を示す、仮想識別符号ID2付与説明図であ
る。
【図12】図11の状態から時間が経過して2つの移動
体が分離された状態を示す説明図である。
【図13】画像上の異常動作説明図である。
【図14】(A)及び(B)はそれぞれ時刻(t−1)
及びtでの非分離及び分離移動体を示す説明図である。
【図15】(A)及び(B)はそれぞれ図14(A)及
び(B)と同一画像上にブロックBL1〜BL3を設定
して非分離移動体のブロックがどの移動体に属するかを
決定する説明図である。
【符号の説明】
101〜104 道路 110〜117 ゲート側アンテナ 13 ゲート側通信装置 14 自動警告装置 15 電子カメラ 16 画像メモリ 17 画像処理装置 18 路側通信装置 19 路側アンテナ 1310〜1317 送受信器 132 I/Oインタフェース 133 バス 134 CPU 135 ROM 136 RAM 1370〜1377 カウンタ 20〜23 交差点 30 背景画像生成部 31 ID2生成/消滅部 32 ID対応付けテーブル 33 ID1受付部 34 トラッキング部 35 軌跡メモリ 36 非分離分割部 37 異常動作類型登録部 38 異常動作判定部 39 異常出力部 40 警告コード出力部 41 基準レベル設定部 L0〜L9、LA〜LF レーン EN1〜EN4 入口スリット EX1〜EX4 出口スリット
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08G 1/017 G08G 1/017 1/09 1/09 F (72)発明者 上條 俊介 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 坂内 正夫 神奈川県横浜市青葉区美しが丘2−56−7 (72)発明者 池内 克史 神奈川県横浜市青葉区つつじが丘5−22− 303 Fターム(参考) 5C086 AA47 AA49 AA51 BA22 CA28 CB36 DA33 EA45 FA07 5H180 BB02 BB04 CC04 GG15 HH18 LL04 LL07 LL17

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 路上実ゲートを含む領域を撮像する電子
    カメラで撮像された時系列画像が格納される画像記憶部
    と、 該実ゲートを通る移動体側通信装置に付与された実識別
    符号を受け取り、格納された該時系列画像を処理して該
    実ゲートに対応した画像上のスリットを通過する移動体
    を該実識別符号と対応付け、該時系列画像を処理して該
    対応付けられた移動体をトラッキングしその情報を出力
    する画像処理装置と、 を有することを特徴とする移動体識別装置。
  2. 【請求項2】 路上実ゲートを含む領域を撮像する電子
    カメラで撮像された時系列画像が格納される画像記憶部
    と、 該実ゲートを通る移動体側通信装置に付与された実識別
    符号を受け取り、格納された該時系列画像を処理して該
    実ゲートに対応した画像上のスリットを通過する移動体
    を該実識別符号と対応付け、該時系列画像を処理して該
    対応付けられた移動体をトラッキングしその異常動作を
    検出し、該異常動作を行った移動体又はこれに関係した
    移動体の実識別符号と該異常動作に関係した情報とを出
    力する画像処理装置と、 を有することを特徴とする移動体に対する自動警告装
    置。
  3. 【請求項3】 上記画像処理装置は、上記格納された時
    系列画像を処理して上記スリットを通過する移動体に仮
    想識別符号を付与し、上記実識別符号の受け取りに応答
    して、該実識別符号を該仮想識別符号と対応付けること
    を特徴とする請求項2記載の移動体に対する自動警告装
    置。
  4. 【請求項4】 上記画像処理部は、上記スリットを通過
    する画像上の複数の移動体が分離していない場合、その
    後該複数の移動体が画像上で分離した後に、時間を遡っ
    て該複数の画像上移動体をトラッキングすることにより
    該分離していない複数の移動体を分割して認識し、上記
    対応付けを行うことを特徴とする請求項2記載の移動体
    に対する自動警告装置。
  5. 【請求項5】 (a)路上実ゲートを通る移動体側通信
    装置との間で狭域通信を行って該移動体側通信装置に実
    識別符号を付与し又は該移動体側通信装置に付与されて
    いる実識別符号を受け取り、 (b)路側に配置された電子カメラで該実ゲートを含む
    領域を撮像して時系列画像を取得し、 (c)該時系列画像を処理して該実ゲートに対応した画
    像上のスリットを通過する移動体を該実識別符号と対応
    付け、 (d)該時系列画像を処理して該対応付けられた移動体
    をトラッキングしその異常動作を検出し、 (e)該異常動作を行った移動体又はこれに関係した移
    動体の実識別符号を持つ移動体側通信装置に対し警告情
    報を送信する、 ステップを有することを特徴とする移動体に対する警告
    方法。
  6. 【請求項6】 上記ステップ(c)では、上記時系列画
    像を処理して上記スリットを通過する移動体に仮想識別
    符号を付与し、上記実識別符号の付与又は受け取りに応
    答して、該実識別符号を該仮想識別符号と対応付けるこ
    とを特徴とする請求項5記載の移動体に対する自動警告
    方法。
  7. 【請求項7】 上記ステップ(d)では、予め想定され
    た各異常動作との類似度に基づいて上記異常動作を検出
    し、各異常動作には警告レベルが予め設定されており、 上記ステップ(e)では、該検出された異常動作の警告
    レベルが基準値以上である場合のみ上記警告情報を送信
    する、 ことを特徴とする請求項5記載の移動体に対する警告方
    法。
  8. 【請求項8】 上記ステップ(a)〜(e)を複数の交
    差点の各々で実行し、 上記ステップ(a)において、上記実識別符号には交差
    点識別符号も含まれ、上記移動体側通信装置から付与済
    実識別符号を受信した後に、該移動体側通信装置に上記
    実識別符号を付与し、 (f)該複数の交差点で互いに関連した、該受信した付
    与済実識別符号と該付与した実識別符号との組を収集し
    て、上記異常動作を行った移動体を追跡するステップを
    さらに有する、 ことを特徴とする請求項5記載の移動体に対する警告方
    法。
  9. 【請求項9】 (a)路上実ゲートを通る移動体側通信
    装置との間で狭域通信を行って、該移動体側通信装置か
    ら付与済実識別符号を受信した後に、該移動体側通信装
    置に、路側及び該移動体側通信装置を識別する実識別符
    号を付与し、 (b)路側に配置された電子カメラで該実ゲートを含む
    領域を撮像して時系列画像を取得し、 (c)該時系列画像を処理して該実ゲートに対応した画
    像上のスリットを通過する移動体を該実識別符号と対応
    付け、 (d)該時系列画像を処理して該対応付けられた移動体
    をトラッキングしその異常動作を検出する、 ステップを、複数の路側位置の各々に関して実行し、さ
    らに、 (e)該複数の路側位置で互いに関係した、該受信した
    付与済実識別符号と該付与した実識別符号との組を収集
    して、異常動作を行った移動体を追跡するステップを実
    行する、 ことを特徴とする移動体に対する警告方法。
  10. 【請求項10】 上記ステップ(c)では、上記スリッ
    トを通過する画像上の複数の移動体が分離していない場
    合、その後該複数の移動体が画像上で分離した後に時間
    を遡って該複数の画像上移動体をトラッキングし非分離
    移動体を分割して認識することにより上記対応付けを行
    うことを特徴とする請求項9記載の移動体に対する警告
    方法。
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