JP2002342748A - 待ち行列検出方法及び待ち行列検出装置 - Google Patents

待ち行列検出方法及び待ち行列検出装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構成で、精度良く待ち行列の発生状況
を検出する。 【解決手段】 ビデオカメラによる撮像ごとに、判定領
域抽出手段が、撮像結果における監視領域を抽出した
後、抽出された監視領域内の判定領域を抽出する(ステ
ップ112)。引き続き、物体領域特定手段が、判定領
域を複数の分割領域に分割し、各分割領域における物体
領域を特定する(ステップ113)。次いで、移動物体
領域特定手段が、今回の撮像によって得られた撮像結果
と前回の撮像によって得られた撮像結果とを比較し、撮
像結果の前回から今回までの変化の態様を解析して、移
動物体領域を特定する(ステップ114)。そして、待
ち行列検出手段が、分割領域内ごとにおける前記物体領
域及び前記移動物体領域に基づいて、監視対象待ち行列
の発生状況を検出する(ステップ115)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、行列検出方法及び
行列検出装置に係り、より詳しくは、路上における車両
等を監視対象とし、渋滞等によって生じるその監視対象
の待ち行列の発生状況を検出する行列検出方法及び行列
検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、路上における車両の渋滞状況
を把握するために、様々な提案がなされている。その一
つは、車両感知器を路上に配置し、観測点における車両
の有無の時間的な推移を検出し、路上における車両の渋
滞状況を把握しようとするものである(以下、「従来例
1」という)。この従来例1における車両感知器として
は、超音波センサ等により下方の物体までの距離を測定
することにより、観測点における車両の有無を検出する
ものが提案されている。
【0003】また、ビデオカメラによる路上の撮像結果
から、個々の車両をパターン認識し、個々の車両の移動
及び停止状況を検出することにより、路上における車両
の渋滞状況を把握しようとする技術も提案されている
(以下、「従来例2」という)。
【0004】さらに、ビデオカメラによる路上の撮像結
果と、予め求めて置いた背景像との差分から、車両の移
動及び停止状況を検出することにより、路上における車
両の渋滞状況を把握しようとする技術も提案されている
(以下、「従来例3」という)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来例1の技
術では、観測点数が限られ、その観測点における車両の
時間的占有率しか測定できない。したがって、例えば、
観測点が1点で、その観測点位置に、たまたま車両が停
車していたときであっても、渋滞すなわち車両の待ち行
列が発生していると誤検出してしまう。こうした誤検出
を防止するためには、広い領域にわたって多数の車両感
知器を配置し、かつ、多数の車両感知器からの信号を同
時処理することが必要となるため、大規模かつ複雑な構
成を有するシステムの構築が必要となってしまう。
【0006】また、従来例2の技術では、個々の車両を
パターン認識によって撮像結果から抽出するので、非常
に大規模な計算資源が必要となる。こうした、大規模な
計算資源を有するシステムは、必然的に大規模かつ複雑
な構成を有するものとなってしまう。
【0007】また、従来例3の技術は、背景が静的に決
まる環境であれば、簡単な構成で車両の待ち行列の発生
・解消を検出できる可能性はある。しかし、背景の状態
の変化が大きい戸外では、有効な背景像を決められない
ので、実用的ではない。
【0008】本発明は、かかる事情のもとでなされたも
のであり、その目的は、簡易な構成で精度良く、車両等
の監視対象の待ち行列の発生や解消の状況を検出するこ
とができる待ち行列検出方法及び待ち行列検出装置を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の待ち行列検出方
法は、監視対象の待ち行列の発生状況を検出する待ち行
列検出方法であって、前記監視対象の前記待ち行列がで
きる特定方向に沿った典型的な長さである第1特定長よ
りも十分に長い長さを前記特定方向に沿って有する前記
監視領域を含む領域の撮像を定期的に行いつつ、前記撮
像を行うたびに、前記撮像によって得られた撮像結果に
おける前記監視領域を抽出した後、前記抽出された監視
領域において、前記第1特定長の所定倍以上の長さに相
当する長さを前記特定方向に相当する第1画像方向に沿
って有する判定領域を抽出する判定領域抽出工程と;前
記判定領域を前記第1画像方向に沿って、前記第1特定
長と所定の関係を有する第2特定長に相当する画像特定
長で分割された分割領域それぞれの内部において、背景
濃度を推定した後、前記監視対象が存在すると推定され
る物体領域を特定する物体領域特定工程と;前記撮像に
よって得られた撮像結果と前回の撮像によって得られた
撮像結果とを比較し、移動物体領域を特定する移動物体
領域特定工程と;前記分割領域内ごとにおける前記物体
領域及び前記移動物体領域に基づいて、前記監視対象の
待ち行列の発生状況を検出する待ち行列検出工程と;を
実行する待ち行列検出方法である。
【0010】これによれば、各回の撮像結果に基づい
て、判定領域抽出工程において、撮像結果における監視
領域(例えば、車道上における特定の車線の領域)を抽
出した後、前記抽出された監視領域において、前記第1
特定長(例えば、乗用車の長さ)の所定倍以上の長さに
相当する長さを前記特定方向(例えば、特定の車線にお
ける車両の進行方向)に相当する第1画像方向に沿って
有する判定領域を抽出する。引き続き、物体領域特定工
程において、判定領域を第1画像方向に沿って、前記第
1特定長と所定の関係を有する第2特定長(例えば、乗
用車の長さに、渋滞時における典型的な車間距離を加え
た長さ)に相当する画像特定長で分割された分割領域そ
れぞれの内部における背景濃度を推定する。そして、推
定された背景濃度を基準濃度として使用して、監視対象
が存在すると推定される物体領域を、撮像結果に基づい
て特定する。なお、撮像結果が斜視像であるときには、
前記第2特定長は、撮像対象の撮像における奥行き方向
の位置によって変化する。
【0011】次に、今回の撮像によって得られた撮像結
果と前回の撮像によって得られた撮像結果とを比較し、
撮像結果の前回から今回までの変化の態様を解析して、
移動物体領域を特定する。なお、各回の撮像の時間間隔
は、監視対象が第2特定長だけ移動する可能性のある最
短時間よりも短く設定されることが好ましいが、これに
限定されるものではない。
【0012】そして、分割領域内ごとにおける前記物体
領域及び前記移動物体領域に基づいて、例えば、各分割
領域における前記物体領域及び前記移動物体領域それぞ
れが占める比率を求め、それらの比率が各分割領域にお
いてどうなっているかを解析することにより、監視対象
の待ち行列の発生状況を検出する。
【0013】したがって、個々の監視車両のパターン認
識をする必要ないので膨大な計算資源を必須とせず、ま
た、固定的な背景パターンを使用しないので背景の状態
の変化が大きい戸外においても、精度良く監視対象の待
ち行列の発生状況を検出することができる。
【0014】本発明の待ち行列検出方法では、前記撮像
を、前記監視領域の上方かつ前記特定方向と斜交する方
向から見込む視野で行うことができる。
【0015】また、本発明の待ち行列検出方法では、前
記第2特定長を、待ち行列発生時に該待ち行列内におい
て隣り合う前記監視対象間の典型的な距離を前記第1特
定長に加えた長さとすることができる。
【0016】また、本発明の待ち行列検出方法では、前
記物体領域特定工程が、前記判定領域内において、前記
第1画像方向の位置を変化させながら、前記特定方向に
直交する方向に相当する第2画像方向に沿って並ぶ画素
の濃度値の分散及び変化幅を求めたとき、前記分散が最
小となり、かつ、前記変化幅が許容値以下となった前記
第2画像方向に並ぶ画素の濃度値の代表値を前記背景濃
度とする背景濃度算出工程と;前記分割領域それぞれに
おいて、前記第2画像方向に沿って並ぶ画素の濃度値の
代表値と前記背景濃度との差が第1所定値以上である前
記第1画像方向の点を画像物体点として、前記第1画像
方向に前記画像物体点が所定長以上並ぶ領域を前記物体
領域として特定する物体領域算出工程と;を含むことが
できる。
【0017】また、本発明の待ち行列検出方法では、前
記移動物体領域特定工程が、前記撮像によって得られた
撮像結果と、前記前回の撮像によって得られた撮像結果
とについて、画素ごとの濃度値差を算出する差分画像算
出工程と;前記濃度値差の絶対値が第2所定値以上であ
る画素が所定数以上存在する前記第2画像方向に沿って
並ぶ画素群が所定密度以上で前記画像特定方向に沿って
存在する領域を、前記移動物体領域として求める移動物
体領域算出工程と;を含むことができる。
【0018】また、本発明の待ち行列検出方法では、前
記待ち行列検出工程が、前記分割領域ごとにおける前記
物体領域及び前記移動物体領域それぞれが占める比率に
基づいて、待ち行列領域を判定する待ち行列判定工程を
含むことができる。
【0019】また、本発明の待ち行列検出方法では、前
記待ち行列検出工程で検出された待ち行列の発生状況を
表示する表示工程を更に含むことができる。
【0020】ここで、前記表示工程において、前記待ち
行列の発生状況について、図形表示及び音声表示の少な
くとも一方を行うことができる。
【0021】また、本発明の待ち行列検出方法では、前
記監視対象を、路上の車両とすることができる。
【0022】本発明の待ち行列検出装置は、監視対象の
待ち行列の発生状況を検出する待ち行列検出装置であっ
て、前記監視対象の前記待ち行列ができる特定方向に沿
った典型的な長さである第1特定長よりも十分に長い長
さを前記特定方向に沿って有する前記監視領域を含む領
域の撮像を定期的に行う撮像手段と;前記撮像手段によ
る撮像によって得られた撮像結果における前記監視領域
を抽出した後、前記抽出された監視領域において、前記
第1特定長の所定倍以上の長さに相当する長さを前記特
定方向に相当する第1画像方向に沿って有する判定領域
を抽出する判定領域抽出手段と;前記判定領域を前記第
1画像方向に沿って、前記第1特定長と所定の関係を有
する第2特定長に相当する画像特定長で分割された分割
領域それぞれの内部において、背景濃度を推定した後、
前記監視対象が存在すると推定される物体領域を特定す
る物体領域特定手段と;前記撮像によって得られた撮像
結果と前回の撮像によって得られた撮像結果とを比較
し、移動物体領域を特定する移動物体領域特定手段と;
前記分割領域内ごとにおける前記物体領域及び前記移動
物体領域に基づいて、前記監視対象の待ち行列の発生状
況を検出する待ち行列検出手段と;を備える待ち行列検
出装置である。
【0023】これによれば、撮像手段による撮像ごと
に、判定領域抽出手段が、撮像結果における監視領域を
抽出した後、抽出された監視領域において、第1特定長
の所定倍以上の長さに相当する長さを特定方向に相当す
る第1画像方向に沿って有する判定領域を抽出する。引
き続き、物体領域特定手段が、判定領域を第1画像方向
に沿って、第1特定長と所定の関係を有する第2特定長
に相当する画像特定長で分割された分割領域それぞれの
内部において監視対象が存在すると推定される物体領域
を特定する。
【0024】次に、移動物体領域特定手段が、今回の撮
像結果と前回の撮像によって得られた撮像結果とを比較
し、移動物体領域を特定する。そして、待ち行列検出手
段が、分割領域内ごとにおける物体領域及び移動物体領
域に基づいて、監視対象の待ち行列の発生状況を検出す
る。
【0025】すなわち、本発明の待ち行列検出装置は、
本発明の待ち行列検出方法を使用して、監視対象の待ち
行列の発生状況を検出する。したがって、簡易な構成
で、背景環境の変化が大きな戸外であっても、精度良く
待ち行列の発生状況を検出することができる。
【0026】本発明の待ち行列検出装置では、前記待ち
行列検出手段によって検出された待ち行列の発生状況を
表示する表示装置を更に含むことができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を、図
1〜図3を参照して説明する。図1には、一実施形態に
係る待ち行列検出装置100の構成が、ブロック図にて
示されている。この待ち行列検出装置100は、車道の
特定の車線における車両の待ち行列の発生状況、すなわ
ち、車両の渋滞の発生状況を検出する装置である。
【0028】図1に示されるように、この待ち行列検出
装置100は、路上を撮像する撮像手段としてのビデオ
カメラ10と、ビデオカメラ10による撮像結果を処理
して、車両の待ち行列の発生状況を検出する処理装置2
0と、待ち行列の発生状況を表示する表示装置としての
画面表示装置43及び音声表示装置45とを備えてい
る。また、待ち行列検出装置100は、オペレータによ
る処理装置20への指示入力用に、キーボードやマウス
等の入力装置41を更に備えている。なお、画面表示装
置43は、入力装置41からの入力情報を確認のために
表示や、待ち行列検出装置100の動作状況を表示する
ためにも使用される。
【0029】前記ビデオカメラ10は、図2(A)に概
念的に示されるように、車道Rの上方に設置され、斜め
上方から車道Rの監視対象の車線RL(図2(B)参
照)における車両OBJ1,OBJ2,OBJ3の進行
方向を見込む視野で、車道R上を観察するようになって
いる。この結果、ビデオカメラ10の視野内には、図2
(B)に示されるような斜視像で、車道R上の車両OB
J1,OBJ2,OBJ3及びそれらの周辺の様子が捉
えられるようになっている。また、渋滞時においても少
なくとも手前側では、車間における車道面が観察できる
ような角度で車道Rを見込むように、ビデオカメラ10
の視野が設定されるようになっているものとする。
【0030】なお、以下の説明においては、車道Rの車
線RLにおける車両OBJ1,OBJ2,OBJ3の進
行方向をY方向とし、また、車道Rの幅方向をX方向と
記すものとする。ここで、画像上(すなわち、図2
(B)におけるモニタ座標系(X M,YM)においては、
車線RLにおける車両OBJ1,OBJ2,OBJ3の
進行方向がX方向位置によって異なることになるが、車
線RLにおける車両OBJ1,OBJ2,OBJ3の進
行方向を総括的にY方向と記すものとする。
【0031】また、車道Rは、片側一車線であり、車線
の分離が白線WL1〜WL5によって表示されているも
のとする。また、車道Rと歩道とは段差があり、その段
差の壁面により車道Rと歩道との識別が可能であるもの
とする。
【0032】図1に戻り、前記処理装置20は、(a)
待ち行列検出装置100全体を統括制御する制御装置2
9と、(b)ビデオカメラ10による撮像結果データを
収集する撮像データ収集装置21と、(c)収集された
撮像データに基づいて、画像解析を行う画像解析装置2
8と、(d)記憶装置30とを備えている。
【0033】前記画像解析装置28は、(i)撮像され
た画像から判定領域JGA(図2(B)参照)を抽出す
る判定領域抽出手段としての判定領域抽出装置22と、
(ii)判定領域JGAにおける各分割領域中の物体領域
を特定する物体領域特定手段としての物体領域算出装置
23とを備えている。また、画像解析装置28は、(ii
i)判定領域JGAにおける各分割領域中の移動物体領
域を特定する移動物体領域特定手段としての移動物体領
域算出装置24と、(iv)各分割領域における物体領域
情報と移動物体領域情報とに基づいて、待ち行列の発生
状況を検出する待ち行列検出手段としての待ち行列算出
装置25とを備えている。更に、画像解析装置28は、
検出された待ち行列の発生状況を、画面表示装置43又
は音声表示装置45を介して表示する表示指示装置26
とを備えている。
【0034】前記記憶装置30は、撮像データ格納領域
31、判定領域データ格納領域32、物体領域情報格納
領域33、移動物体領域情報格納領域34、及び待ち行
列情報格納領域35を有している。
【0035】なお、図1においては、データの流れが実
線矢印で示され、制御の流れが点線矢印で示されてい
る。以上のように構成された処理装置20の各装置の作
用は後述する。
【0036】本実施形態では、処理装置20を上記のよ
うに、各種の装置を組み合わせて構成したが、処理装置
20を計算機システムとして構成し、記憶装置30を除
く各装置の機能を処理装置20に内蔵されたプログラム
によって実現することも可能である。
【0037】以下、本実施形態の待ち行列検出装置10
0による待ち行列検出動作を、図3に示されるフローチ
ャートに沿って、適宜他の図面を参照しながら説明す
る。
【0038】なお、前提として、ビデオカメラ10によ
る撮像及びその撮像結果に関する処理が少なくとも1回
は行われており、判定領域データ格納領域32には、前
回の撮像結果から特定された判定領域の画像データが残
されているものとする。
【0039】まず、図3のステップ111において、撮
像データ収集装置21が、ビデオカメラ10から送られ
てきた撮像データを一画面分だけ収集する。そして、撮
像データ収集装置21は、収集した撮像データを撮像デ
ータ格納領域31に格納する。
【0040】次に、ステップ112において、判定領域
抽出装置22が、撮像データ格納領域31から撮像デー
タを読み出して、判定領域JGA(図2(B)参照)を
抽出する。かかる判定領域JGAの抽出にあたって、判
定領域抽出装置22は、まず、読み出した撮像データか
ら、上述した白線WL1〜WL5及び車道Rと歩道との
境界壁面を認識し、監視領域である車線RLの領域を特
定する。そして、特定された車線RLの領域中から、車
線RLの中央部付近の判定領域JGAを抽出する。な
お、判定領域としては、Y位置(車両の進行方向位置)
としては車両が存在する場合であっても、そのY位置に
おけるX方向(車線RLの幅方向)には、車両が存在せ
ず、路面が現れている部分がある程度(例えば、判定領
域のX方向幅の1/3以下)は存在するような領域を選
択する。
【0041】こうして、本来は動かない白線や境界壁面
を基準として判定領域JGAを抽出することにより、ビ
デオカメラの揺れ等による撮像画像中における判定領域
JGAの抽出の不安定さが解消される。判定領域抽出装
置22は、抽出された判定領域JGA内の画像データを
今回の判定領域データとして判定領域データ格納領域3
2に格納する。
【0042】次いで、ステップ113において、物体領
域算出装置23が、判定領域データ格納領域32から今
回の判定領域データを読み出して、車両が存在する物体
領域を特定する。かかる物体領域の特定にあたって、物
体領域算出装置23は、まず、今回の判定領域像を、Y
方向に沿って、車両の典型的な長さに渋滞時おける平均
的な車間距離を加えた長さに応じた画像における長さで
分割し、複数の分割領域を定義する。なお、本実施形態
のように、画像が斜視像として得られる場合には、Y位
置に応じて、分割領域のY方向の長さが異なることにな
る。
【0043】引き続き、物体領域算出装置23は、分割
領域ごとに、各Y位置におけるX方向に並ぶ複数の画素
について、それらの濃度値のメジアン値、濃度変化幅、
及び分散値を算出する。そして、車線RLの撮像結果の
濃度変化幅として許容値以下となり、かつ、その中で分
散が最小となるY位置を特定する。そして、物体領域算
出装置23は、かかるY位置が各分割領域においてX方
向に沿って路面のみが存在するY位置である推定し、路
面濃度値すなわち背景濃度値として当該メジアン値を採
用する。
【0044】次に、物体領域算出装置23は、求められ
た背景濃度値と、各分割領域ごとに上記で算出された各
Y位置におけるメジアン値とを比較する。そして、物体
領域算出装置23は、メジアン値と背景濃度値との差が
予め定めた第1所定値以上となるY位置を物体点と認識
し、物体点がY方向に予め定めた第1所定画素数以上連
続する領域を物体領域として特定する。物体領域算出装
置23は、こうして求めた各分割領域における物体領域
情報を、物体領域情報格納領域33に格納する。
【0045】次いで、ステップ114において、移動物
体領域算出装置24が、判定領域データ格納領域32か
ら今回の判定領域データ及び前回の判定領域データを読
み出して、車両が前回の撮像時から今回の撮像時までに
移動した移動物体領域を特定する。かかる移動物体領域
を特定にあたり、移動物体領域算出装置24は、前回撮
像された判定領域像と今回撮像された判定領域像との差
分画像を算出する。
【0046】引き続き、移動物体領域算出装置24は、
差分画像において、各Y位置におけるX方向に並ぶ複数
の画素のうち、予め定めた第2所定値以上となる画素数
が一定の比率以上となるY位置を移動物体点として認識
する。そして、移動物体領域算出装置24は、移動物体
点がY方向に予め定めた第2所定画素数以上連続する領
域を移動物体領域として特定する。移動物体領域算出装
置24は、こうして求めた移動物体領域情報を、移動物
体領域情報格納領域34に格納する。
【0047】次に、ステップ115において、待ち行列
算出装置25が、物体領域情報格納領域33から物体領
域情報を読み出すとともに、移動物体領域情報格納領域
34から移動物体領域情報を読み出して、待ち行列の発
生状況を検出する。かかる待ち行列の発生状況の検出に
あたり、待ち行列算出装置25は、物体領域情報及び移
動物体情報に基づいて、上述した各分割領域において、
物体領域が占めるY方向比率及び移動物体領域が占める
Y方向比率を算出する。また、待ち行列算出装置25
は、物体領域情報及び移動物体情報に基づいて、各分割
領域において物体領域ではあるが、移動物体領域ではな
い、静止物体領域を求め、その静止物体領域が分割領域
に対して占める比率を求める。待ち行列算出装置25
は、こうして算出された比率情報を総合的に解析して、
現在における車両の待ち行列の発生状況、すなわち、ど
のY位置付近でどの程度の区間にわたって待ち行列が発
生しているかを求める。なお、本実施形態では、判定領
域像における待ち行列区間長を、座標変換の手法を用い
て現実の空間における長さに変換し、変換された長さ
を、車両の典型的な長さに渋滞時おける平均的な車間距
離を加えた長さで除算することにより、待ち行列の長さ
を車両の数に換算している。待ち行列算出装置25は、
こうして求めた待ち行列情報を待ち行列情報格納領域3
5に格納する。
【0048】次いで、ステップ116において、表示指
示装置26が、待ち行列情報格納領域35から待ち行列
情報を読み出して、前に待ち行列の発生状況を表示した
時から待ち行列の発生状況に変化があったか否かを判定
する。肯定的な判定がなされた場合には、処理はステッ
プ117へ移行する。一方、否定的な判定がなされた場
合には、処理はステップ118へ移行する。以下、ステ
ップ116において肯定的な判定がなされたものとし
て、説明を行う。
【0049】ステップ117においては、表示指示装置
26が、待ち行列情報に基づいて、待ち行列の発生状況
を視覚した表示を画面表示装置43に表示指示するとと
もに、待ち行列の発生状況の変換を音声表示装置45に
表示指示する。これにより、待ち行列の発生状況及びそ
の変化状況が、視覚及び聴覚を通じてオペレータに提供
される。こうして、表示動作が終了すると、処理はステ
ップ118へ移行する。
【0050】ステップ118においては、制御装置29
が、入力装置41から待ち行列検出動作の終了が指示さ
れたか否かを判定する。ここで、否定的な判定がなされ
た場合には、処理はステップ111へ移行し、上記と同
様にして、待ち行列の検出が続行される。一方、ステッ
プ118において、肯定的な判定がなされると、待ち行
列の検出動作が終了する。こうして、入力装置41から
待ち行列検出動作の終了が指示されるまで、待ち行列の
検出がなされる。
【0051】以上説明したように、本実施形態の待ち行
列検出装置100によれば、各回のビデオカメラ10に
よる撮像結果に基づいて、判定領域抽出装置32が、撮
像結果における監視領域である車線領域RLを抽出した
後、抽出された車線領域RLにおいて、判定領域JGA
を抽出する。引き続き、物体領域算出装置33が、判定
領域JGAを複数の分割領域に分割し、各分割領域にお
ける物体領域を特定するとともに、移動物体領域算出装
置34が、今回の撮像によって得られた撮像結果と前回
の撮像によって得られた撮像結果とを比較し、撮像結果
の前回から今回までの変化の態様を解析して、移動物体
領域を特定する。そして、分割領域内ごとにおける前記
物体領域及び前記移動物体領域に基づいて、監視対象で
ある車両の待ち行列の発生状況を検出する。したがっ
て、個々の監視車両のパターン認識をする必要ないので
膨大な計算資源を必須とせず、また、固定的な背景パタ
ーンを使用しないので背景の状態の変化が大きい戸外に
おいても、精度良く監視対象の待ち行列の発生状況を検
出することができる。
【0052】また、本実施形態の待ち行列検出装置10
0によれば、ビデオカメラ10によって斜め上方から監
視領域を撮像するので、1台のビデオカメラ10によっ
て、待ち行列の発生状況の検出に十分な領域を観察ずる
ことができる。
【0053】また、物体領域算出装置33が、撮像の都
度、背景画像の濃度値、すなわち、路面の撮像結果の濃
度値を求めるので、環境条件の変化が大きな戸外におけ
る待ち行列の検出を精度良く行うことができる。
【0054】また、各分割領域における物体領域及び移
動物体領域を特定し、総合的に判断して待ち行列の発生
状況を検出するので、精度良く待ち行列の発生状況を検
出することができる。
【0055】なお、本実施形態では、道路を片側一車線
としたが、複数車線であってもよい。
【0056】また、本実施形態では、背景濃度値の推定
や物体領域の特定に各分割領域においてX方向に沿って
並ぶ複数画素の濃度値のメジアン値を使用したが、当該
複数画素の濃度値の平均値を使用してもよい。
【0057】また、本実施形態では、ビデオカメラ10
によって斜め上方から監視領域を撮像したが、十分に広
角な撮像装置を使用すれば、監視領域の鉛直上方から、
監視領域を撮像することもできる。かかる場合には、斜
視像であることに由来する、座標変換の面倒さを解消す
ることができる。
【0058】また、上記の実施形態では、撮像ごとかつ
分割領域ごとに背景濃度値を求め、分割領域内の各Y位
置における画素濃度値の代表値(メジアン値)と背景濃
度値との差から各Y位置が物体点であるか否かを判定し
て物体領域を特定したが、次のようにして、物体領域を
特定することも可能である。すなわち、撮像の度に、上
記の実施形態と同様に求めた背景濃度値を求めた後、今
回の撮像結果において背景濃度値との差が所定の許容値
以下となる画素のみから成り、かつ背景領域であると推
定される領域の集まりを今回背景画像として作成し、今
回背景画像を、前回の撮像までに求められた累積背景像
に重ね合わせることにより、新たな累積背景像を作成す
る。なお、新たな累積背景像の作成にあたっては、今回
背景画像を構成する画素については今回の撮像結果の濃
度値がそのまま採用され、また、今回背景画像には存在
せず、かつ、前回の撮像までに求められた累積背景像を
構成する画素については前回の撮像までに求められた累
積背景像の濃度値を採用するように、画像の重ね合わせ
が行われる。
【0059】そして、累積背景像の画素数が判定領域の
画素数に対して所定割合以上となるまでは、上記の実施
形態と同様にして物体領域を特定する。一方、累積背景
像の画素数が判定領域の画素数に対して所定割合以上と
なった後は、累積背景像を判定用背景像として採用し、
その後の撮像ごとの物体領域特定は、撮像された画像と
累積背景像との比較画像に基づいて行う。なお、判定用
背景像についても、新たな撮像のたびごとに、上記の累
積背景像の場合と同様にして、更新をすることとするの
は勿論である。
【0060】また、上記の実施形態では、背景濃度値と
撮像結果の濃度値と差の大きさを基準にして物体領域の
特定を行っているが輪郭強調のために、各画素位置の濃
度差の像についてフィルタ処理を行い、濃度差が大きな
画素と、濃度差が大きいとはいえない画素とを判別して
2値化処理を行い、この2値化処理を行った画像につい
て、いわゆる膨張処理及び縮小処理を行って、本来の物
体領域内における空洞の消滅と、物体領域外のノイズの
消去とを行った後に、物体領域を検出することもでき
る。
【0061】また、本実施形態では、監視対象を路上の
車両としたが、待ち行列の発生があり得るものであれ
ば、他の物や人であっても、本発明を適用することがで
きる。また、戸外であるか否かを問わず、本発明を適用
することができる。
【0062】
【発明の効果】以上詳細に説明にしたように、本発明の
待ち行列検出方法及び待ち行列検出装置によれば、簡単
な構成で精度良く待ち行列の発生状況を検出することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る待ち行列検出装置の
概略的な構成を示すブロック図である。
【図2】図2(A)は、図1のビデオカメラの配置を説
明するための図であり、図2(B)は、図1のビデオカ
メラによる撮像結果を説明するための図である。
【図3】図1の待ち行列検出装置による待ち行列の検出
処理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
10…ビデオカメラ(撮像手段)、22…判定領域抽出
装置(判定領域抽出手段)、23…物体領域算出装置
(物体領域特定手段)、24…移動物体領域算出装置
(移動物体領域特定手段)、25…待ち行列算出装置
(待ち行列検出手段)、43…画面表示装置(表示装置
の一部)、45…音声表示装置(表示装置の一部)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06T 11/60 200 G06T 11/60 200 G08G 1/01 G08G 1/01 E 1/04 1/04 D Fターム(参考) 2F065 AA22 CC11 FF01 FF04 JJ03 JJ26 QQ31 UU05 5B050 AA07 BA01 EA06 FA02 FA10 5B057 AA16 BA24 CA08 CA12 CA16 CB08 CB12 CB16 CB20 CC03 CH01 DA08 DA16 DB02 DB09 DC03 DC22 DC32 5H180 AA01 CC04 CC24 DD04 5L096 AA06 BA02 BA04 CA02 CA24 DA01 DA05 FA06 FA33 FA64 FA66 GA08 GA19 HA03 JA11

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視対象の待ち行列の発生状況を検出す
    る待ち行列検出方法であって、 前記監視対象の前記待ち行列ができる特定方向に沿った
    典型的な長さである第1特定長よりも十分に長い長さを
    前記特定方向に沿って有する前記監視領域を含む領域の
    撮像を定期的に行いつつ、前記撮像を行うたびに、 前記撮像によって得られた撮像結果における前記監視領
    域を抽出した後、前記抽出された監視領域において、前
    記第1特定長の所定倍以上の長さに相当する長さを前記
    特定方向に相当する第1画像方向に沿って有する判定領
    域を抽出する判定領域抽出工程と;前記判定領域を前記
    第1画像方向に沿って、前記第1特定長と所定の関係を
    有する第2特定長に相当する画像特定長で分割された分
    割領域それぞれの内部において、背景濃度を推定した
    後、前記監視対象が存在すると推定される物体領域を特
    定する物体領域特定工程と;前記撮像によって得られた
    撮像結果と前回の撮像によって得られた撮像結果とを比
    較し、移動物体領域を特定する移動物体領域特定工程
    と;前記分割領域内ごとにおける前記物体領域及び前記
    移動物体領域に基づいて、前記監視対象の待ち行列の発
    生状況を検出する待ち行列検出工程と;を実行する待ち
    行列検出方法。
  2. 【請求項2】 前記撮像は、前記監視領域の上方かつ前
    記特定方向と斜交する方向から見込む視野で行われるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の待ち行列検出方法。
  3. 【請求項3】 前記第2特定長は、待ち行列発生時に該
    待ち行列内において隣り合う前記監視対象間の典型的な
    距離を前記第1特定長に加えた長さであることを特徴と
    する請求項1又は2に記載の待ち行列検出方法。
  4. 【請求項4】 前記物体領域特定工程は、 前記判定領域内において、前記第1画像方向の位置を変
    化させながら、前記特定方向に直交する方向に相当する
    第2画像方向に沿って並ぶ画素の濃度値の分散及び変化
    幅を求めたとき、前記分散が最小となり、かつ、前記変
    化幅が許容値以下となった前記第2画像方向に並ぶ画素
    の濃度値の代表値を前記背景濃度とする背景濃度算出工
    程と;前記分割領域それぞれにおいて、前記第2画像方
    向に沿って並ぶ画素の濃度値の代表値と前記背景濃度と
    の差が第1所定値以上である前記第1画像方向の点を画
    像物体点として、前記第1画像方向に前記画像物体点が
    所定長以上並ぶ領域を前記物体領域として特定する物体
    領域算出工程と;を含むことを特徴とする請求項1〜3
    のいずれか一項に記載の待ち行列検出方法。
  5. 【請求項5】 前記移動物体領域特定工程は、 前記撮像によって得られた撮像結果と、前記前回の撮像
    によって得られた撮像結果とについて、画素ごとの濃度
    値差を算出する差分画像算出工程と;前記濃度値差の絶
    対値が第2所定値以上である画素が所定数以上存在する
    前記第2画像方向に沿って並ぶ画素群が所定密度以上で
    前記画像特定方向に沿って存在する領域を、前記移動物
    体領域として求める移動物体領域算出工程と;を含むこ
    とを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の待
    ち行列検出方法。
  6. 【請求項6】 前記待ち行列検出工程は、前記分割領域
    ごとにおける前記物体領域及び前記移動物体領域それぞ
    れが占める比率に基づいて、待ち行列領域を判定する待
    ち行列判定工程を含むことを特徴とする請求項1〜5の
    いずれか一項に記載の待ち行列検出方法。
  7. 【請求項7】 前記待ち行列検出工程で検出された待ち
    行列の発生状況を表示する表示工程を更に含む、ことを
    特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の待ち行
    列検出方法。
  8. 【請求項8】 前記表示工程では、前記待ち行列の発生
    状況について、図形表示及び音声表示の少なくとも一方
    を行うことを特徴とする請求項7に記載の待ち行列検出
    方法。
  9. 【請求項9】 前記監視対象は、路上の車両であること
    を特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の待ち
    行列検出方法。
  10. 【請求項10】 監視対象の待ち行列の発生状況を検出
    する待ち行列検出装置であって、 前記監視対象の前記待ち行列ができる特定方向に沿った
    典型的な長さである第1特定長よりも十分に長い長さを
    前記特定方向に沿って有する前記監視領域を含む領域の
    撮像を定期的に行う撮像手段と;前記撮像手段による撮
    像によって得られた撮像結果における前記監視領域を抽
    出した後、前記抽出された監視領域において、前記第1
    特定長の所定倍以上の長さに相当する長さを前記特定方
    向に相当する第1画像方向に沿って有する判定領域を抽
    出する判定領域抽出手段と;前記判定領域を前記第1画
    像方向に沿って、前記第1特定長と所定の関係を有する
    第2特定長に相当する画像特定長で分割された分割領域
    それぞれの内部において、背景濃度を推定した後、前記
    監視対象が存在すると推定される物体領域を特定する物
    体領域特定手段と;前記撮像によって得られた撮像結果
    と前回の撮像によって得られた撮像結果とを比較し、移
    動物体領域を特定する移動物体領域特定手段と;前記分
    割領域内ごとにおける前記物体領域及び前記移動物体領
    域に基づいて、前記監視対象の待ち行列の発生状況を検
    出する待ち行列検出手段と;を備える待ち行列検出装
    置。
  11. 【請求項11】 前記待ち行列検出手段によって検出さ
    れた待ち行列の発生状況を表示する表示装置を更に含
    む、ことを特徴とする請求項10に記載の待ち行列検出
    方法。
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