JP2002342741A - 電子アルバムの提供方法 - Google Patents

電子アルバムの提供方法

Info

Publication number
JP2002342741A
JP2002342741A JP2001149870A JP2001149870A JP2002342741A JP 2002342741 A JP2002342741 A JP 2002342741A JP 2001149870 A JP2001149870 A JP 2001149870A JP 2001149870 A JP2001149870 A JP 2001149870A JP 2002342741 A JP2002342741 A JP 2002342741A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
server
electronic album
user
image data
product
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001149870A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4758025B2 (ja
Inventor
Setsu Mihashi
説 三橋
Takashi Toida
崇 戸井田
Akira Omura
晃 大村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Nikon Systems Inc
Nikon Gijutsu Kobo KK
Original Assignee
Nikon Corp
Nikon Systems Inc
Nikon Gijutsu Kobo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2001149870A priority Critical patent/JP4758025B2/ja
Application filed by Nikon Corp, Nikon Systems Inc, Nikon Gijutsu Kobo KK filed Critical Nikon Corp
Priority to CN2010101949275A priority patent/CN101853473B/zh
Priority to EP02726433A priority patent/EP1394681A4/en
Priority to PCT/JP2002/004811 priority patent/WO2002095597A1/ja
Priority to CNB028101979A priority patent/CN1297913C/zh
Priority to CN 200610164728 priority patent/CN101030286B/zh
Publication of JP2002342741A publication Critical patent/JP2002342741A/ja
Priority to US10/713,301 priority patent/US20040098320A1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4758025B2 publication Critical patent/JP4758025B2/ja
Priority to US14/300,873 priority patent/US20140297543A1/en
Priority to US16/274,713 priority patent/US20190205893A1/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】顧客サービスを提供するサイト用コンテンツを
得る。 【解決手段】サービス提供者はデータセンターにサーバ
ーを配置し、サービス利用者は端末からインターネット
に接続してWebサイトを検索する。サービス利用者がイ
ンターネットにアクセス可能な端末からWebサイトサー
バーのURLを指定すると、当該サーバー側に格納されて
いるコンテンツのデータが読み出されてサービス利用者
の端末に送られる。コンテンツは、会員登録、新着情
報、製品情報、サービス・サポート、オンラインアルバ
ム、オンラインショップ、コミュニティの7つのカテゴ
リに分類されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、Webなどによる顧
客サービスに関する。
【0002】
【発明の背景】Webと呼ばれ、ハイパーテキストを用い
てインターネット上で情報を検索する情報検索システム
が知られている。このシステムでは、インターネットプ
ロトコル(IP)アドレスを有するWebサーバーにコンテ
ンツを登録し、Webサーバーに登録されるコンテンツを
インターネットに接続された端末からブラウジングプロ
グラムを用いて検索する。コンテンツの登録場所はWeb
サイトと呼ばれる。Webによれば、ユニークな情報を含
むコンテンツをWebサイトに用意し、このWebサイトを検
索してコンテンツを利用する人々に情報を提供する一
方、情報の提供を受ける人々からも情報を得ることが可
能である。
【0003】発明者は、製品の情報を掲載するコンテン
ツを設け、このコンテンツから情報を得て当該製品を購
入した人からの情報を上記コンテンツに集めれば、新た
な顧客サービスが構築できると考えた。
【0004】本発明の目的は、顧客サービスを行う電子
アルバムの提供方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】(1)請求項1に記載の
発明による電子アルバムの提供方法は、少なくとも電子
アルバム利用者の認証情報を含めて電子アルバム利用者
から発信される登録情報を記録し、電子アルバム利用者
から発信される画像データをデータ格納域に記録し、電
子アルバム利用者から発信される認証情報に対応して画
像データを読出して電子アルバム利用者に発信し、電子
アルバム利用者から所定期間以上何も発信されないと
き、当該画像データを消去することにより、上述した目
的を達成する。 (2)請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電子
アルバムの提供方法において、所定期間は、電子アルバ
ム利用者が商品を購入し、当該商品の顧客登録をした場
合に延長されることを特徴とする。 (3)請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記
載の電子アルバムの提供方法において、記録する画像デ
ータ数に上限が設けられ、この上限は、電子アルバム利
用者が商品を購入し、当該商品の顧客登録をした場合に
上げられることを特徴とする。 (4)請求項4に記載の発明による電子アルバムの提供
方法は、少なくとも第1の電子アルバム利用者の認証情
報を含めて第1の電子アルバム利用者から発信される第
1の登録情報を記録し、少なくとも第2の電子アルバム
利用者の認証情報を含めて第2の電子アルバム利用者か
ら発信される第2の登録情報を記録し、第1の電子アル
バム利用者から発信される画像データをデータ格納領域
に記録し、第1の電子アルバム利用者から発信される第
1の電子アルバム利用者の認証情報に対応して画像デー
タを読出して第1の電子アルバム利用者に発信し、第1
の電子アルバム利用者から許可されているとき、第2の
電子アルバム利用者から発信される第2の電子アルバム
利用者の認証情報に対応して画像データを読出して第2
の電子アルバム利用者に発信し、画像データが所定期間
以上読出されないとき、当該画像データを消去すること
により、上述した目的を達成する。 (5)請求項5に記載の発明による電子アルバムの提供
方法は、少なくとも電子アルバム利用者の認証情報を含
めて電子アルバム利用者から発信される登録情報を記録
し、電子アルバム利用者から発信される画像データをデ
ータ格納領域に記録し、電子アルバム利用者から発信さ
れる認証情報に対応して画像データを読出して電子アル
バム利用者に発信し、画像データを所定のグループに分
類する管理情報を記録し、管理情報を用いて所定のグル
ープごとに画像データを読出して電子アルバムの管理者
に発信することにより、上述した目的を達成する。 (6)請求項6に記載の発明による電子アルバムの提供
方法は、少なくとも電子アルバム利用者の認証情報を含
めて電子アルバム利用者から発信される登録情報を記録
し、電子アルバム利用者から発信される画像データをデ
ータ格納領域に記録し、電子アルバム利用者から発信さ
れる認証情報に対応して画像データを読出して電子アル
バム利用者に発信し、画像データを順次読出して各画像
データに含まれる撮影情報を順次抽出し、抽出した撮影
情報を電子アルバムの管理者に発信することにより、上
述した目的を達成する。 (7)請求項7に記載の発明による電子アルバムの提供
方法は、少なくとも電子アルバム利用者の認証情報を含
めて電子アルバム利用者から発信される登録情報を記録
し、電子アルバム利用者から発信される画像データに他
の画像データの名称と異なるアトランダムな名称を付与
し、名称付与後の画像データをデータ格納領域に記録
し、電子アルバム利用者から発信される認証情報に対応
して画像データを読出して電子アルバム利用者に発信す
ることにより、上述した目的を達成する。 (8)請求項8に記載の発明は、電子アルバム利用者か
ら発信される画像データをデータ格納領域に記録し、画
像データの閲覧を可能にする電子アルバムの提供方法に
適用される。そして、電子アルバム利用者が商品を購入
し、当該商品の顧客登録をしているかを検出し、顧客登
録をしている場合には、あらかじめ決められた電子アル
バムの利用可能な期限を延長することにより、上述した
目的を達成する。 (9)請求項9に記載の発明は、電子アルバム利用者か
ら発信される画像データをデータ格納領域に記録し、画
像データの閲覧を可能にする電子アルバムの提供方法に
適用される。そして、電子アルバム利用者が商品を購入
し、当該商品の顧客登録をしているかを検出し、顧客登
録をしている場合には、あらかじめ決められた電子アル
バムの利用可能なデータ格納領域の容量を大きくするこ
とにより、上述した目的を達成する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。本発明の一実施の形態によるWeb
サイト用コンテンツは、Webによるサービス提供者が、
製品に関する情報やサービスをサービス利用者に提供す
るものである。図1は、Webサイト用コンテンツが登録
されるWebサイトの全体構成例を示す図である。図1に
おいて、サービス提供者はデータセンターにサーバーを
配置し、サービス利用者は端末からインターネットに接
続してWebサイトを検索する。サービス利用者が、イン
ターネットにアクセス可能な端末からWebサイトサーバ
ーのURL(Uniform Resource Locator)を指定すると、当
該サーバー側に格納されているコンテンツのデータが読
み出されてサービス利用者の端末に送られる。本実施の
形態では、製品としてカメラを例にあげ、カメラおよび
カメラに関連する情報やサービスをサービス利用者に提
供する。本発明によるコンテンツは、図2のサイトマッ
プに示すように、次の7つのカテゴリに分類されてい
る。 1.会員登録 2.新着情報 3.製品情報 4.サービス・サポート 5.オンラインアルバム 6.オンラインショップ 7.コミュニティ
【0007】会員登録1は、Webによるサービス利用者
の登録を行うためのページである。新着情報2は、Web
サイトに新しく登録されたコンテンツなどの情報をサー
ビス利用者に紹介するためのページである。製品情報3
は、サービス利用者にカメラなどの製品を紹介するペー
ジである。サービス・サポート4は、製品ユーザから寄
せられた質問、およびその質問に対する回答などをサー
ビス利用者に紹介するページである。オンラインアルバ
ム5は、サービス利用者に電子画像データを扱うサービ
スを提供するページである。たとえば、オンラインアル
バム5では、サービス利用者が撮影した画像データを無
料で所定容量になるまで蓄積したり、蓄積した画像デー
タの中からサービス利用者が選択した画像データを高詳
細にプリントアウトして配送可能にするなどのサービス
を提供する。オンラインショップ6は、サービス利用者
に商品を販売するページである。コミュニティ7は、サ
ービス利用者同士のコミュニケーションの場を提供する
ページである。たとえば、コミュニティ7では、質問を
持つサービス利用者が質問を掲載し、質問に対する回答
を知っているサービス利用者が回答を掲載するような掲
示板機能などを提供する。
【0008】図3は、サービス利用者の端末のディスプ
レイに表示されるWebのトップページ10の画面例を示
す図である。この画面は、Webによるサービスを利用す
る人の端末から指定されたURLに格納されているデータ
に基づいて、サービス利用者の端末に備えられるブラウ
ジング用プログラムによって当該端末のディスプレイに
表示される。図3において、上述した7つの各カテゴリ
ページへのリンク先ボタン21〜27が表示されてい
る。さらに、「記事1」のページへのリンク先ボタン2
8と、「記事2」のページへのリンク先ボタン29と、
「記事3」のページへのリンク先ボタン30と、後述す
る「検索」ページへのリンク先ボタン31とが表示され
る。
【0009】Webによるサービスを利用する人が、端末
に備えられる不図示のポインティングデバイスを操作し
てリンク先ボタンをクリックすると、各リンク先ボタン
に対応して貼りつけられているリンク先の情報、すなわ
ち、URLが指定される。これにより、当該URL内に格納さ
れているデータが端末に向けて送信され、当該データに
よる画面が端末のディスプレイに表示される。たとえ
ば、Webによるサービス利用者が「新着情報」のリンク
先ボタン21をクリックすると、図4に示す新着情報2
のカテゴリのトップページの画面が端末のディスプレイ
に表示される。
【0010】図4において、新着情報2のカテゴリペー
ジの画面には、図2のサイトマップに記載されている
「お知らせ」、「新製品情報・ニュース」、「サービス
・サポート情報」、および「サイト更新情報」がそれぞ
れ表示される。これらの表示内容は、図4によるページ
画面の中にリンク先ボタンを設け、図4によるページ画
面と異なるリンク先のページ画面に表示するようにして
もよい。図4の画面にはさらに、他のカテゴリページへ
ジャンプするためのリンク先ボタン21〜26と、「検
索」ページへのリンク先ボタン31と、「トップページ
にもどる」ためのリンク先ボタン32も表示される。こ
れらの各リンク先ボタンをクリックすると、各ボタンに
対応するページが端末のディスプレイに表示される。な
お、図4によるページ画面が表示されている状態で「新
着情報」のカテゴリページへのリンク先ボタン21がク
リックされた場合は、図4によるページ画面が表示され
たままとなる。
【0011】図3において、「コミュニティ」のリンク
先ボタン26をクリックすると、図5に示すコミュニテ
ィ7のカテゴリのトップページの画面が表示される。図
5において、コミュニティ7のカテゴリページの画面に
は、図2のサイトマップに記載されている記事に対応す
るページへのリンク先ボタン28、29、30、「掲示
板」のページへのリンク先ボタン71、画像データをダ
ウンロードするページへのリンク先ボタン72、および
「会員登録」を行うページへのリンク先ボタン27が表
示される。これらの表示内容は、リンク先ボタンを設け
ずに、図5によるページの中に表示するようにしてもよ
い。
【0012】図5の画面にはさらに、上述した図4の画
面と同様に、他のカテゴリページへジャンプするための
リンク先ボタン21〜26と、「検索」ページへのリン
ク先ボタン31と、「トップページに戻る」ためのリン
ク先ボタン32も表示される。なお、図5によるページ
画面が表示されている状態で「コミュニティ」のカテゴ
リページへのリンク先ボタン26がクリックされた場合
は、図5によるページ画面が表示されたままとなる。
【0013】上述した図3、図4および図5による各ペ
ージ画面において、たとえば、リンク先ボタン21〜2
6のように各ページに共通に設けられるリンク先ボタン
がある。また、リンク先ボタン28〜30のように所定
のページにおいて共通に設けられるリンク先ボタンがあ
る。異なるページ間で共通のリンク先ボタンを設けるこ
とにより、図2のサイトマップに示す各ページの表示切
替えを行うとき、トップページ10に一旦戻らなくても
各カテゴリページ相互の間でページ画面を切替えること
ができる。さらに、リンク先ボタンが各ページ間に共通
に設けられていると、リンク先ボタンがWebによるサー
ビス利用者の目にとまりやすくなる。この結果、サービ
ス利用者に対してリンク先ボタンに対応するページを表
示させるようにインセンティブが与えられる。
【0014】本実施の形態では、上述したカテゴリの中
で「会員登録」、「オンラインショップ」、「オンライ
ンアルバム」、および「掲示板」に特徴を有するので、
これらのカテゴリを中心に説明を行う。
【0015】−会員登録− Webによるサービス提供者は、あらかじめ登録したサー
ビス利用者にサービスを提供することを目的にして、サ
ービスの利用者名などを登録してもらう。会員登録のペ
ージは、Webによるサービス利用の会員登録の他に、サ
ービス提供者が販売する商品を購入したユーザが顧客情
報などを登録する顧客登録にも使用される。顧客登録
は、ユーザが顧客登録カードと呼ばれるハガキなどに顧
客情報を書いて返送する代わりに、上記会員登録のペー
ジを用いてオンラインで顧客情報を送信するものであ
る。サービス利用者が、図3によるページ画面において
「会員登録」へのリンク先ボタン27をクリックする
と、会員登録用の不図示の選択画面が端末のディスプレ
イに表示される。この選択画面は、 1.Webによるサービス利用の会員登録をしていない人
が新規に顧客登録を行う 2.Webによるサービス利用の会員登録済みの人が新規
に顧客登録を行う 3.Webによるサービス利用の会員登録を行う 4.顧客登録(会員登録)済みの人が登録内容の変更を行
う の4つの入力画面を選択するためのものである。
【0016】−Webによるサービス利用の非会員が顧客
登録する場合− 上記の選択画面において、サービス利用者が「Webによ
るサービス利用の会員登録をしていない人が新規に顧客
登録を行う」に対応する不図示のリンク先ボタンをクリ
ックすると、Webサイトサーバー、すなわち、サービス
提供者のサーバーがサービス利用者の端末に表示用デー
タを送信し、図6に示す製品情報入力用の画面を端末の
ディスプレイに表示させる。図1に示すように、一般に
Webサイトサーバーには、Web用サーバー、コンテンツ管
理サーバー、メール用サーバー、掲示板用サーバー、シ
ョップ用サーバーなど複数のサーバーがある。それぞ
れ、Web用サーバーはWeb画面のデータを格納し、コンテ
ンツ管理サーバーはコンテンツ管理を行う。また、メー
ル用サーバーはメールのデータを格納し、掲示板用サー
バーは掲示板に書込まれたデータを格納し、ショップ用
サーバーはショップ用データを格納する。本説明ではこ
れらの複数のサーバーを総称してサーバーと呼ぶ。
【0017】サービス利用者は、製品情報入力用の画面
が端末のディスプレイに表示されると、表示内容にした
がって表示画面の枠内に登録内容を書き込む。図6にお
いて、下向き三角形が表示される枠には、プルダウンメ
ニューが用意されている。サービス利用者は、サービス
提供者によってあらかじめ書込まれているメニューの中
から該当する項目を選択する。
【0018】たとえば、商品名の枠に表示されるプルダ
ウンメニューボタン6Aをクリックすると、商品1、商
品2、商品3、…と商品名が表示される。サービス利用
者は、商品名のメニューの中から自分が購入した商品名
を選ぶ。プルダウンメニューに該当する商品名がない場
合や、プルダウンメニューが用意されていない枠内に
は、サービス利用者が不図示の端末キーを操作して登録
内容を書込む。サービス利用者がOKボタン6Bをクリ
ックすると、サービス提供者のサーバーに向けて製品情
報の登録データが送信される。
【0019】サービス提供者のサーバーは、サービス利
用者から送信された製品情報の登録データを受信する
と、サービス利用者の端末に表示用データを送信し、図
7に示す顧客情報(カスタマ情報)入力用の画面を端末の
ディスプレイに表示させる。サービス利用者は、ディス
プレイ上の表示内容にしたがって表示画面の枠内に登録
内容を書き込む。図7において、パスワードの枠7Aに
は、サービス利用者がパスワードを入力する。サービス
利用者が後に登録内容を変更する場合は、このパスワー
ドを入力した上で変更を行う。顧客情報入力用の画面か
ら入力されるパスワードは、後述するWebによるサービ
ス利用の会員登録を行う場合にも共通のパスワードとし
て使用される。
【0020】下向き三角形が表示される枠には、上述し
たプルダウンメニューが用意されている。プルダウンメ
ニューに該当する項目がない場合、およびプルダウンメ
ニューが用意されていない枠内には、サービス利用者が
不図示の端末キーを操作して登録内容を書き込む。な
お、上記パスワード枠7A内の表示は、サービス利用者
が入力したパスワードをそのまま表示せずに***…と
して表示する。サービス利用者が登録内容を書き込み後
にOKボタン7Bをクリックすると、サービス提供者の
サーバーに向けて顧客情報の登録データが送信される。
【0021】サービス提供者のサーバーは、サービス利
用者から送信された顧客情報の登録データを受信する
と、サービス利用者の端末に表示用データを送信し、図
8に示すアンケート回答用の画面を端末のディスプレイ
に表示させる。サービス利用者は、ディスプレイ上の表
示内容にしたがって表示画面の枠内に回答を書き込む。
ここで、アンケートの設問は次のように決定される。図
9は、サービス提供者のサーバーで行われる設問処理の
流れを説明するフローチャートである。図9による処理
は、顧客情報の登録データが受信されると起動する。
【0022】ステップS201において、サーバーは、
商品情報入力画面から当該サービス利用者によって登録
された商品名の情報をサーバー内の所定のデータベース
から読出してステップS202へ進む。ステップS20
2において、サーバーは、登録された商品名に応じて質
問を選び、ステップS203へ進む。ここで、あらかじ
め全ての商品に対応してそれぞれ質問が用意されてお
り、これらの質問がサーバー内のデータベースに記録さ
れている。データベースに記録された各質問は、複数の
商品に共通の質問と、ある商品に固有の質問とが判断で
きるように管理されている。サーバーは、登録された商
品名により当該商品に対応する質問を選ぶ。
【0023】サービス利用者が複数の商品を購入した場
合には、これら複数の商品に対応する質問がそれぞれ選
択される。サーバーは、選択された質問の中に共通の質
問がある場合、同じ質問をサービス利用者の端末に送信
しないように、重複する質問は1つ残して残りを削除す
る。ステップS203において、サーバーは、図8のア
ンケート入力画面を表示させるためのページデータを作
成してステップS204へ進む。ステップS204にお
いて、サーバーは、作成したアンケート入力画面の表示
に必要なデータをサービス利用者の端末に向けて送信
し、図9による処理を終了する。これにより、たとえ
ば、図8の質問1〜質問5には、それぞれ商品1と商品
2とに共通の質問が表示される。質問6には商品1に関
する質問が、質問7には商品2に関する質問が、それぞ
れ表示される。サービス利用者は、複数の商品を購入し
た場合でも、1つのアンケート入力画面の中で複数の商
品に対する質問に答えることができる。
【0024】サービス利用者が図8の画面上で各質問に
対する回答を各枠8A〜8G内に書込んだ後に登録ボタ
ン8Hをクリックすると、サービス提供者のサーバーに
向けてアンケートの登録データが送信される。サービス
提供者のサーバーは、サービス利用者から送信された登
録データを受信すると、サービス利用者の端末に表示用
データを送信し、図10に示す景品選択用の画面を端末
のディスプレイに表示させる。図10(a)は個人が登録
する場合のページ画面の例、図10(b)は法人が登録す
る場合のページ画面の例である。
【0025】サービス利用者は、ディスプレイ上の表示
内容にしたがって希望する景品を選択する。ここで、景
品選択画面は次のように決定される。図11は、サービ
ス提供者のサーバーで行われる景品選択画面作成処理の
流れを説明するフローチャートである。図11による処
理は、アンケートの登録データが受信されると起動す
る。ステップS101において、サーバーは、上述した
図6による製品情報入力画面から入力された商品名、購
入区分(個人または法人)、および購入数量と、上述した
図7による顧客情報入力画面から入力された購入者の名
前、住所などの情報とをサーバー内の所定のデータベー
スから読出してステップS102へ進む。
【0026】ステップS102において、サーバーは、
購入区分が法人か否かを判定する。法人の場合はステッ
プS102を肯定判定してステップS104へ進み、個
人の場合はステップS102を否定判定してステップS
103へ進む。ステップ103において、サーバーは、
図10(a)のような個人向けのページ画面用のデータを
用意する。図10(a)は、一眼レフカメラ1台を購入し
た人に対する景品を紹介しており、撮影に関する情報を
載せた冊子、カメラ用ストラップ、Webによるサービス
で使用できるポイントのうちいずれかを選択する画面で
ある。ここで、ポイントは個人向けに用意される景品で
あって、法人向けの景品としては用意されない。サーバ
ーは、ページ画面用のデータを作成するとステップS1
05へ進む。
【0027】ポイントは、図2のオンラインショップ6
での買い物の際に利用でき、このポイントに応じて商品
の価格を割引いて購入できる。また、オンラインアルバ
ム5によるサービスでは、ポイントに応じて画像データ
の蓄積容量を通常より増やすことができたり、プリント
アウトサービスを無料で受けたりできる。また、コミュ
ニティ7では、質問を掲載したサービス利用者が回答を
掲載したサービス利用者に報酬としてポイントを渡すな
どの使い方もある。
【0028】ステップS104へ進んだ場合、サーバー
は、図10(b)のような法人向けのページ画面用のデー
タを用意する。図10(b)は、一眼レフカメラとコンパ
クトカメラとを合計3台購入した法人に対する景品を紹
介しており、撮影に関する情報を載せた冊子、カメラ用
ストラップ、コンパクトカメラ用ケースのうちいずれか
を合わせて3点まで選択する画面である。法人向けの場
合は、個人向けと異なりポイントが景品として用意され
ない。また、購入した商品、ここでは、コンパクトカメ
ラに対応する景品としてケースが用意される。サーバー
は、ページ画面用のデータを作成するとステップS10
5へ進む。
【0029】ステップS105において、サーバーは、
サービス利用者の端末にデータを送信して図11による
処理を終了する。これにより、サービス利用者の端末の
ディスプレイには、上述した図10(a)、(b)に示す画面
が表示される。サービス利用者は、図10(a)、(b)によ
るいずれかの画面上で希望する景品をチェックし、OK
ボタン10Bをクリックする。図10(b)のように複数
個の景品が選択できる場合は数量枠10Cが表示される
ので、サービス利用者はプルダウンメニューを開いて希
望する数量を選択する。図10(a)、(b)において、景品
の画像10Aの横には当該景品の説明が表示される。画
像10Aはリンク先ボタンを兼ねており、サービス利用
者がこのボタンをクリックするとサーバーから新たなデ
ータが端末に送信され、当該景品を詳細に紹介するペー
ジ画面がサービス利用者の端末のディスプレイに表示さ
れる。図12は、冊子を紹介する画面の例である。
【0030】図10(a)、(b)においてサービス利用者が
OKボタン10Bをクリックすると、サービス提供者の
サーバーに向けて選択データが送信される。サービス提
供者のサーバーは、サービス利用者から送信された選択
データを受信すると、景品に応じたページ画面のデータ
をサービス利用者の端末に向けて送信する。これによ
り、サービス利用者に対して配送が必要な景品の場合に
は、図13(a)のように送付先を通知する画面がサービ
ス利用者の端末のディスプレイに表示される。また、ポ
イントなど配送が不要な景品の場合は、図13(b)のよ
うにポイント加算を通知する画面がサービス利用者の端
末のディスプレイに表示される。
【0031】図13(a)、図13(b)の画面でサービス利
用者がOKボタンをクリックすると、Webによるサービ
ス利用の会員登録をしていない人による顧客登録が終了
する。このとき、サーバーは、購入区分が個人の場合に
引き続きWebによるサービス利用の会員登録のページに
導く。
【0032】図14は、サービス提供者のサーバーで行
われる会員登録の誘導画面作成処理の流れを説明するフ
ローチャートである。図14による処理は、顧客登録が
終了すると起動する。ステップS301において、サー
バーは、購入区分が法人か否かを判定する。法人の場合
はステップS301を肯定判定してステップS304へ
進み、個人の場合はステップS301を否定判定してス
テップS302へ進む。ステップS302において、サ
ーバーは、サービス利用者が登録会員か否かを判定す
る。登録会員の場合はステップS302を肯定判定して
ステップS304へ進み、非会員の場合はステップS3
02を否定判定してステップS303へ進む。ここで、
登録顧客がWebによるサービス利用の会員か否かの情報
は、顧客登録が開始されるときにクリックされたリンク
先ボタンによりサーバーに伝えられている。すなわち、
「Webによるサービス利用の会員登録をしていない人が
新規に顧客登録を行う」ボタンがクリックされていれば
非会員とみなし、「Webによるサービス利用の会員登録
済みの人が新規に顧客登録を行う」ボタンがクリックさ
れていれば会員とみなす。
【0033】ステップS303において、サーバーは、
図15に示すようなページ画面を表示させるデータを作
成する。図15は、顧客登録の終了を示す景品注文の承
り通知と、Webによるサービス利用の会員登録のページ
に誘導するメッセージとを表示する画面の例である。サ
ーバーは、ページ画面用のデータを用意するとステップ
S305へ進む。ステップS305において、サーバー
は、サービス利用者の端末にデータを送信して図14に
よる処理を終了する。これにより、サービス利用者の端
末のディスプレイには、上述した図15の画面が表示さ
れる。サービス利用者がWebによるサービス利用の会員
登録のリンク先ボタン15Aをクリックすると、サーバ
ーは、会員登録画面の表示に必要なデータをサービス利
用者の端末に向けて送信する。Webによるサービス利用
の会員登録については後述する。一方、サービス利用者
が「トップページにもどる」リンク先ボタン32をクリ
ックすると、サーバーは、上述した図3のトップページ
10の表示に必要なデータをサービス利用者の端末に向
けて送信する。
【0034】サーバーは、ステップS304へ進む場合
にWebによるサービス利用の会員登録を勧めない。これ
は、サービス利用会員に法人を募らないことと、既に登
録している会員が重複して登録しないようにするためで
ある。ステップS304において、サーバーは、景品注
文の承り通知を表示するとともに、顧客登録の終了を示
すページ画面のデータを作成してステップS305へ進
む。これにより、サービス利用者の端末のディスプレイ
には、顧客登録終了の不図示の画面が表示される。サー
ビス利用者が「トップページにもどる」リンク先ボタン
をクリックすると、サーバーは、上述した図3のトップ
ページ10の表示に必要なデータをサービス利用者の端
末に向けて送信する。
【0035】−Webによるサービス利用の会員が顧客登
録する場合− リンク先ボタン27に対応する会員登録用の選択画面に
おいて、サービス利用者が「Webによるサービス利用の
会員登録済みの人が新規に顧客登録を行う」に対応する
不図示のリンク先ボタンをクリックすると、サービス提
供者のサーバーがサービス利用者の端末に表示用データ
を送信し、図16に示すWebによるサービス利用の会員
認証用の画面を端末のディスプレイに表示させる。サー
ビス利用者は、会員登録時に登録したログイン名とパス
ワードとを入力し、OKボタン16Aをクリックする。
これにより、ログイン名とパスワードとがサービス提供
者のサーバに送信される。
【0036】サービス提供者のサーバーは、送信された
ログイン名とパスワードとがサーバー内のデータベース
に記録されているものとそれぞれ一致する場合に、次の
処理を行う。Webの会員登録時に登録された情報と、顧
客登録時に登録される情報とで共通する項目について、
相違する内容があれば最新の内容に上書き(更新)する。
図17は、サービス提供者のサーバーで行われる登録内
容更新処理の流れを説明するフローチャートである。図
17による処理は、サービス利用者から送信された上記
ログイン名およびパスワードが、サーバー側のデータベ
ースの内容とそれぞれ一致した場合に起動する。
【0037】ステップS401において、サーバーは、
既に登録されているWebの会員登録のデータの中から、
顧客登録のデータと共通する項目のデータをデータベー
スから読出してステップS402へ進む。ステップS4
02において、サーバーは、上述した図6に示す製品情
報入力用の画面を表示させるページデータを用意し、端
末に送信する。サービス利用者は、上述したWebによる
サービス利用の非会員が顧客登録する場合と同様に、デ
ィスプレイ上の表示内容にしたがって表示画面の枠内に
登録内容を書き込む。サービス利用者がOKボタン6B
をクリックすると、サービス提供者のサーバーに向けて
登録データが送信される。
【0038】サービス提供者のサーバーは、サービス利
用者から送信された製品情報の登録データを受信する
と、顧客情報(カスタマ情報)更新用の画面を表示させる
ページデータを用意して端末に送信し、ステップS40
3へ進む。これにより、サービス利用者の端末のディス
プレイには図18に示すページ画面が表示される。図1
8において、Webの会員登録と顧客登録とで共通する項
目の枠内にWebの会員登録時の内容が表示される。サー
ビス利用者はディスプレイ上の表示内容を確認し、変更
がある箇所だけ書き込めばよい。サービス利用者が変更
内容を書き込み後にOKボタン18Bをクリックする
と、サービス提供者のサーバーに向けて変更データが送
信される。
【0039】ステップS403において、サーバーは、
変更データを受信したか否かを判定する。変更データを
受信した場合はステップS403を肯定判定してステッ
プS404へ進み、変更データを受信していない場合は
ステップS403を否定判定して判定処理を繰り返す。
ステップS404において、サーバーは、受信したデー
タとWebの会員登録時のデータとを比較し、変更箇所が
あるか否かを判定する。変更が行われている場合はステ
ップS404を肯定判定してステップS405へ進み、
変更が行われていない場合はステップS404を否定判
定してステップS408へ進む。
【0040】ステップS405において、サーバーは、
図18のページ画面をサービス利用者から送信された変
更データによる内容に変更して不図示のページ画面を作
成する。サーバーはさらに、作成したページ画面のデー
タを、たとえば、「この内容で上書きしてよろしいです
か?」というメッセージのデータとともにサービス利用
者の端末に向けて送信し、ステップS406へ進む。ス
テップS406において、サーバーは、データベースを
変更するか否かを判定する。サービス利用者が端末のデ
ィスプレイ上で不図示のOKボタンをクリックすると、
変更指示が端末からサーバーに向けて送信される。サー
バーは、変更指示を受信した場合にステップS406を
肯定判定してステップS407へ進み、変更指示を受信
しない場合にステップS406を否定判定してステップ
S408へ進む。
【0041】ステップS407において、サーバーは、
データベースの内容を変更データで上書き変更してステ
ップS408へ進む。ステップS408において、サー
バーは、Webの会員登録時のデータと共通しない項目に
ついて、当該項目のデータをデータベースに登録する。
サーバーはさらに、登録を終了したことを通知するメッ
セージのデータをサービス利用者の端末に向けて送信
し、図17による処理を終了する。なお、変更データが
ブランクデータの場合、すなわち、サービス利用者が枠
内を空欄にして変更データを送信した場合は、サーバー
はデータベースをブランクデータで上書きしない。この
場合には、サーバーは変更内容が未入力であることを通
知するメッセージデータを作成し、サービス利用者の端
末に向けて送信する。
【0042】次に、サーバーはサービス利用者の端末に
表示用データを送信し、上述した図7に示すアンケート
回答用の画面を端末のディスプレイに表示させる。以降
の手順は、上述したWebによるサービス利用の非会員が
顧客登録する場合の手順と同様であるので説明を省略す
る。ただし、顧客登録が終了した時点においてWebによ
るサービス利用の会員登録を勧めない。すなわち、上述
した図14による処理のステップS302において、サ
ーバーはサービス利用者が既にWebの会員であることか
ら肯定判定する。この結果、サービス利用者の端末のデ
ィスプレイには会員登録終了を通知する不図示の画面が
表示されるだけで、Webの会員登録を勧めることはな
い。
【0043】−Webによるサービス利用の会員登録を行
う場合− 上述したWebサイトに登録されているコンテンツの7つ
のカテゴリのうち、オンラインアルバム5、オンライン
ショップ6、コミュニティ7の各ページのサービスは、
Webによるサービス利用の登録会員に提供される。つま
り、サービス利用者は、これら3つのカテゴリのサービ
スを受けるために会員登録を行う必要がある。会員登録
を行うと、これら3つのカテゴリのサービスを受けるた
めのログインが許可される。
【0044】リンク先ボタン27に対応する会員登録用
の選択画面において、サービス利用者が「Webによるサ
ービス利用の会員登録を行う」に対応する不図示のリン
ク先ボタンをクリックすると、サービス提供者のサーバ
ーがサービス利用者の端末に表示用データを送信し、We
bによるサービス利用の会員規約を記載する不図示の画
面を端末のディスプレイに表示させる。サービス利用者
は、規約に同意する場合に不図示のOKボタンをクリッ
クする。サービス提供者のサーバーは、サービス利用者
から送信された同意を示すデータを受信すると、サービ
ス利用者の端末に表示用データを送信し、ログイン名、
パスワード、およびニックネーム入力用の不図示の画面
を端末のディスプレイに表示させる。サービス利用者
は、ディスプレイ上の表示内容にしたがって表示画面の
枠内に登録内容を書き込む。ログイン名は、サービス利
用者がサービスを受けるために登録する利用者名であ
る。パスワードは認証用に用いられるものである。ニッ
クネームは、コミュニティのカテゴリに含まれる掲示板
の利用時に必須となるものである。
【0045】サービス利用者が端末のキー操作によりロ
グイン名、パスワードおよびニックネームを書込み後に
不図示のOKボタンをクリックすると、サービス提供者
のサーバーに向けて登録データが送信される。サービス
提供者のサーバーは、サービス利用者から送信された登
録データを受信すると、サービス利用者の端末に表示用
データを送信し、上述した図7と同様のWebの会員情報
入力用の画面を端末のディスプレイに表示させる。サー
ビス利用者は、ディスプレイ上の表示内容にしたがって
表示画面の枠内に登録内容を書込む。ただし、パスワー
ドは上述したように既に送信しているので省略される。
サービス利用者が登録内容を書込み後にOKボタン7B
をクリックすると、サービス提供者のサーバーに向けて
会員情報の登録データが送信される。
【0046】サービス提供者のサーバーは、サービス利
用者から送信されたWebの会員情報の登録データを受信
すると、サービス利用者の端末に表示用データを送信す
る。これにより、サービス利用者の端末のディスプレイ
にはWebの会員登録の完了を通知するメッセージが表示
される。
【0047】以上の説明は、顧客登録をしていない人が
Webによるサービス利用の会員登録を行う場合を例にあ
げて説明したが、顧客登録済みの人がWebの会員登録を
行うこともできる。この場合には、サーバーは、図19
に示す顧客認証用の画面を端末のディスプレイに表示さ
せる。サービス利用者は、顧客情報登録時に登録したI
Dとパスワードとを入力し、OKボタン19Aをクリッ
クする。これにより、IDとパスワードとがサービス提
供者のサーバに送信される。
【0048】サービス提供者のサーバーは、送信された
IDとパスワードとがサーバー内のデータベースに記録
されているものとそれぞれ一致する場合に、次の処理を
行う。顧客登録時に登録された情報とWebの会員登録時
に登録される情報とで共通する項目について、相違する
内容があれば最新の内容に上書き(更新)する。これは、
先に説明したWebの会員が顧客登録を行う場合に、Webの
会員登録時に登録された情報と顧客登録時に登録される
情報とで共通する項目について、最新の内容に上書き
(更新)するのと同様である。
【0049】サービス提供者のサーバーは、端末から送
信されたIDとパスワードとがサーバー内のデータベー
スに記録されているものとそれぞれ一致すると、上述し
た図18と同様のWebの会員情報更新用の画面を表示さ
せるページデータを用意して端末に送信する。これによ
り、サービス利用者の端末のディスプレイには図18と
同様のページ画面が表示され、顧客登録時の項目と共通
する項目の枠内に顧客登録時のデータが表示される。サ
ービス利用者は、ディスプレイ上の表示内容を確認して
変更がある箇所だけ書込めばよい。サービス利用者が変
更内容を書込み後にOKボタン18Bをクリックする
と、サービス提供者のサーバーに向けて変更データが送
信される。このように、顧客登録時に登録された情報と
異なる情報のみを書込めば、顧客登録時と同じ内容を重
複して書込むことなしにWebによるサービス利用の会員
登録を行うことができる。
【0050】−顧客登録(Webの会員登録)済みの人が登
録内容の変更を行う場合− リンク先ボタン27に対応する会員登録用の選択画面に
おいて、サービス利用者が「顧客登録(会員登録)済みの
人が登録内容の変更を行う」に対応する不図示のリンク
先ボタンをクリックすると、サービス提供者のサーバー
がサービス利用者の端末に表示用データを送信し、図1
9に示す顧客会員認証用の画面を端末のディスプレイに
表示させる。Webの会員登録済みの人が登録内容を変更
する場合は、図16に示すWebの会員認証用の画面を端
末のディスプレイに表示させる。
【0051】顧客登録済みのサービス利用者は、顧客登
録時に登録したパスワードとIDとを入力し、OKボタ
ン19Aをクリックする。これにより、IDとパスワー
ドとがサービス提供者のサーバに送信される。一方、We
bの会員登録済みのサービス利用者は、会員登録時に登
録したパスワードとログイン名とを入力し、OKボタン
16Aをクリックする。これにより、ログイン名とパス
ワードとがサービス提供者のサーバに送信される。
【0052】サービス提供者のサーバーは、送信された
IDとパスワードとがサーバー内のデータベースに記録
されているものとそれぞれ一致する場合に、顧客情報更
新用の画面を表示させるページデータを用意して端末に
送信する。一方、サービス提供者のサーバーは、送信さ
れたログイン名とパスワードとがサーバー内のデータベ
ースに記録されているものとそれぞれ一致する場合に、
Webの会員情報更新用の画面を表示させるページデータ
を用意して端末に送信する。これにより、サービス利用
者の端末のディスプレイには上述した図18と同様のペ
ージ画面が表示される。図18において、登録項目の枠
内に登録時のデータが表示される。
【0053】サービス利用者はディスプレイ上の表示内
容を確認し、変更がある箇所だけ書込めばよい。サービ
ス利用者が変更内容を書込み後にOKボタン18Bをク
リックすると、サービス提供者のサーバーに向けて変更
データが送信される。以降の処理は、上述した図17の
ステップS403以降と同様であるので説明を省略す
る。すなわち、サーバーは、データベースに登録されて
いる登録データのうち、サービス利用者から送信された
変更データについてのみ上書き変更する。
【0054】以上の会員登録に関する説明では、サーバ
ーは、顧客登録時のパスワードとWebの会員登録時のパ
スワードとを共通に使えるようにし、サービス利用者が
両パスワードを同じに登録する場合について説明した。
これに対し、サービス利用者は顧客登録とWebの会員登
録とで異なるパスワードを登録してもよい。この場合に
は、顧客登録とWebの会員登録とは独立して行われる。
すなわち、顧客登録とWebの会員登録との間で登録デー
タに共通する項目がある場合でも、一方の登録時のデー
タが他方の登録時に用いられることがない。
【0055】また、商品を購入した人が上述したように
端末からサーバーに対してオンラインで顧客登録を行う
と、サービス提供者は、ハガキなどによって顧客登録す
る場合に比べてその商品の保証期間を延長する特典を与
える。なお、保証期間を延長するのは、後述するオンラ
インショップによって商品を購入し、当該商品の顧客登
録をオンラインで行った場合とする。
【0056】図20は、サービス提供者のサーバーで行
われる保証期間延長処理の流れを説明するフローチャー
トである。図20による処理は、顧客登録が終了すると
起動する。ステップS801において、サーバーは、顧
客登録されたデータより、当該商品がオンラインショッ
プで購入されたものか否かを判定する。オンラインショ
ップによる場合はステップS801を肯定判定してステ
ップS802へ進み、オンラインショップによるもので
ない場合はステップS801を否定判定して図20によ
る処理を終了する。この場合には、保証期間の延長処理
を行わない。
【0057】ステップS802において、サーバーは、
顧客情報に関連づけられている所定のデータベースにア
クセスし、当該商品の保証期間などのサポート情報を読
出してステップS803へ進む。ステップS803にお
いて、サーバーは、読出したサポート情報のうち、たと
えば、保証期間を6ヶ月延長し、上記データベース内の
データを変更する。サーバーは、データベースを変更す
るとステップS804へ進む。ステップS804におい
て、サーバーは、保証期間が延長された保証書を購入者
に発送可能にする処理を施し、図20による処理を終了
する。
【0058】Webによるサービスを利用するオンライン
で顧客登録する特典として、保証期間を延長する例を説
明したが、たとえば、Webによるサービスで使用できる
ポイントを与えるようにしてもよい。
【0059】以上説明した実施の形態によるコンテンツ
で行う会員登録によれば、次の作用効果が得られる。 (1)景品を選択するための画面(図10(a)、(b))にお
いて、景品の画像10Aにリンク先ボタンを兼用させ、
サービス利用者が画像9Aをクリックすると当該景品を
詳細に紹介するページ画面(図12)がさらに表示される
ようにした。したがって、サービス利用者は、わざわざ
当該景品を紹介ページ画面を検索しなくても、当該景品
の詳細情報を得ることができる。 (2)景品としてWebによるサービスで使用できるポイ
ントを用意した。これにより、サービス利用者が顧客登
録後にWebによるサービスを利用するようにサービス利
用者にインセンティブを与えることができる。 (3)顧客情報登録時のパスワードと、Webによるサー
ビス利用の会員登録時のパスワードとを共通のパスワー
ドとして用いるようにした。この結果、複数のパスワー
ドを使い分ける場合に比べて、サービス利用者によるパ
スワードの入力間違いが減り、サービス利用者の負担を
低減できる。 (4)Webの会員登録時に登録された情報と顧客登録時
に登録される情報とで共通する項目について、相違する
内容があれば最新の内容に上書き(更新)するようにし
た。これにより、同じサービス利用者の登録データを一
元管理することができる。また、ブランクデータの場合
はブランクデータで上書きしないようにしたので、元の
情報を失うことがない。 (5)全ての商品に対応してそれぞれアンケートの質問
を用意し、これらの質問を複数の商品に共通の質問と商
品に固有の質問とに判断できるように管理する。サーバ
ーは、登録された商品名に応じて質問を選び、サービス
利用者の端末に送信する。これにより、サービス利用者
が複数の商品を登録する場合でも同じ質問が重複して送
信されることがない上に、1つのアンケート入力画面の
中で複数の商品に対して質問することができる。 (6)顧客登録が終了すると、引き続きWebの会員登録
に導くようにしたので、会員登録に導かない場合に比べ
てWebの会員を増やすことができる。この結果、Webによ
るサービス利用者を増やすことができる。 (7)商品を購入した人が端末からサーバーに対してオ
ンラインで顧客登録を行うと、サービス提供者が商品の
保証期間を延長するようにした。このため、ハガキなど
を用いて登録する場合に比べてサービス提供者の負担が
少ないオンライン登録をするように購入者に促す効果が
得られる。
【0060】以上の説明では、顧客登録した人への景品
として、小冊子やストラップなどの「物」の他にWebに
よるサービスで使用できるポイントを用意した。ポイン
トの代わりに、後述するアルバム・プリントサービスに
おいてサービス提供者がサービス利用者に提供するアル
バム用のデータ格納領域のメモリサイズおよび有効期間
を、通常のメモリサイズより大きく、通常の有効期間よ
り長くして優遇してもよい。
【0061】−オンラインショップ− オンラインショッピング6のカテゴリについて説明す
る。オンラインショップは電子ショップとも呼ばれる。
上述した図3のトップページ10の画面が端末のディス
プレイに表示された状態で、Webによるサービス利用者
が端末に備えられる不図示のポインティングデバイスを
操作して「オンラインショップ」のリンク先ボタン25
をクリックすると、図21に示すオンラインショップ6
のカテゴリのトップページ画面が端末のディスプレイに
表示される。オンラインショップ6のサービス利用は、
上述したように、Webによるサービス利用の会員登録を
行ったサービス利用者がログイン名とパスワードとを入
力してログインした上で受けるものである。
【0062】図21において、おすすめ商品として商品
A〜商品Fが不図示の画像と説明文とでそれぞれ紹介さ
れる。商品A〜商品Fの表示位置には、それぞれリンク
先の情報が貼りつけられており、不図示のポインティン
グデバイスを操作して「商品A」〜「商品F」の画像お
よび文字のいずれかをクリックすると、その商品を詳細
に説明するページ画面がさらに表示される。このよう
に、リンク先の情報が貼られているところは、アンダー
ラインを引いて示すことにする。ショップメニューとし
て商品群1、商品群2、商品群3、…が分類表示されて
いる。商品群1は、たとえば、フィルムカメラであり、
商品群2は一眼レフカメラ用アクセサリである。この場
合、アンダーラインが引かれている「商品群1」の文字
をクリックすると、フィルムカメラを詳細に紹介するペ
ージ画面がさらに表示される。また、アンダーラインが
引かれている「商品群2」の文字をクリックすると、一
眼レフカメラ用アクセサリを詳細に紹介するページ画面
がさらに表示される。
【0063】売れ筋ランキングは、オンラインショップ
でよく売れる商品名を1位、2位、3位、…の順位とと
もにそれぞれ紹介するものである。これらの順位表示、
もしくは商品名にもリンク先の情報が貼りつけられてい
る。したがって、アンダーラインが引かれている順位あ
るいは商品名の文字をクリックすることにより、当該商
品を詳細に説明するページ画面がさらに表示される。な
お、図21の画面の上部には、他のカテゴリのトップペ
ージと同様に、現在のカテゴリページと別のカテゴリペ
ージにジャンプするためのリンク先ボタンが設けられて
いる。
【0064】オンラインショップにおける商品の購入の
流れは、 購入者がサービス提供者のオンラインショップにログ
オンし、 購入者がショップメニューの中から商品を選び、 購入者が選んだ商品について詳細に紹介するページ画
面により確認し、 購入者が当該商品を仮想のショッピングカートの中に
入れ、 購入者が支払い金額、支払い方法および商品の配送先
を確認し、 購入者が注文する サービス提供者が決済処理する サービス提供者が商品を発送する の流れで行われる。本発明によるオンラインショップの
サービスにおいて、サービス提供者はサービス利用者に
対し、以下に説明するようなサービスを提供する。な
お、オンラインショップの説明では、Webによるサービ
スの利用者を購入者と呼ぶことにする。また、実際のシ
ョップ業務はサービス提供者が行ってもよいし、サービ
ス提供者が第三者に依託してもよい。
【0065】−アクセサリを装着した状態の画像を提供
する− 購入者は、商品にアクセサリを装着した状態、たとえ
ば、カメラ本体にアクセサリを装着した状態の画像を確
認することができる。サービス提供者は、カメラ本体の
ポリゴン画像と、交換レンズ、および閃光装置などの各
アクセサリのポリゴン画像とをそれぞれ用意する。これ
らのポリゴン画像は、カメラ本体および各アクセサリの
画像が、それぞれ実際の機器のサイズの比率に合わせて
構成されている。このため、これらのカメラ本体および
アクセサリの画像を接合処理すると、カメラ本体と交換
レンズ、あるいはカメラ本体と閃光装置とを実際の機器
で装着した場合と同様に見える。カメラ本体の画像とア
クセサリの画像とを接合した接合画像は、ディスプレイ
画面内において一体化して回転および移動させることが
可能である。このようなポリゴン画像は、あらかじめサ
ービス提供者のサーバーの所定のデータベース内に格納
されている。
【0066】購入者の端末の不図示の画面において、購
入者が「アクセサリ装着状態を確認する」に対応する不
図示のリンク先ボタンをクリックすると、サービス提供
者のサーバーが購入者の端末に表示用データを送信し、
図22に示すアイテム選択画面を端末のディスプレイに
表示させる。図22において、購入者は、アイテム選択
画面が端末のディスプレイに表示されると、表示内容に
したがって表示画面の枠内に選択内容を書込む。図22
において、下向き三角形が表示される枠にはプルダウン
メニューが用意されており、購入者はメニューの中から
希望するアイテムを選択する。図22の例では、F○○
というカメラ本体に組合わせる交換レンズを選択してい
る画面を示している。
【0067】購入者がOKボタン22Bをクリックする
と、サービス提供者のサーバーに向けて選択アイテムの
データが送信される。図23は、サービス提供者のサー
バーで行われるポリゴン画像処理の流れを説明するフロ
ーチャートである。図23による処理は、サーバーが選
択アイテムのデータを受信すると起動する。ステップS
501において、サーバーは、データベースから選択さ
れたアイテムに対応するポリゴン画像と、このポリゴン
画像に付随する情報とを読出し、ステップS502へ進
む。ステップS502において、サーバーは、選択され
たアイテムの画像が接合可能か否かを判定する。ここで
接合可能とは、カメラ本体にアクセサリが装着可能であ
ることを意味する。サーバーは、接合可能の場合にステ
ップS502を肯定判定してステップS503へ進み、
接合不可能の場合にステップS502を否定判定してス
テップS505へ進む。
【0068】ステップS503において、サーバーは、
選択されているアイテムの画像どうしを接合してステッ
プS504へ進む。画像の接合は、実際にアクセサリを
装着した様子を示す。すなわち、選択アイテムが交換レ
ンズの場合は、カメラ本体のマウント部と交換レンズの
マウント部とを合わせるように画像合成を行い、図24
に示すような一体化された画像を得る。
【0069】ステップS504において、サーバーは、
接合後のポリゴン画像(図24)のデータを購入者の端末
に向けて送信し、図23による処理を終了する。購入者
は、図24の表示が行われている状態で端末の不図示の
ポインティングデバイスを操作することにより、接合画
像を回転させて任意の角度から見た画像にすることがで
きる。
【0070】ステップS505において、サーバーは、
選択されているアイテムが接合できる組合わせでないこ
とを通知するメッセージのデータを購入者の端末に送信
し、ステップS506へ進む。ステップS506におい
て、サーバーは、購入者の端末に表示用データを送信
し、図23による処理を終了する。これにより、購入者
の端末に再び図22に示すアイテム選択画面が表示さ
れ、購入者に対してアイテム選択の再考が促される。
【0071】−購入者が所有する商品に応じて他の推奨
商品を提案する− 購入者は、所有している商品に応じて新たな商品の提案
を受けることができる。サービス提供者は、商品ごとに
推奨する商品を用意する。たとえば、カメラ本体に対し
て交換レンズaaa、閃光装置bbb、バッテリパック
ccc、ケースdddを用意し、これらに優先順位を設
けておく。このような推奨商品のデータは、あらかじめ
サービス提供者のサーバーの所定のデータベース内に格
納されている。
【0072】購入者の端末の不図示の画面において、購
入者が「推奨商品を確認する」に対応する不図示のリン
ク先ボタンをクリックすると、サービス提供者のサーバ
ーが購入者の端末に表示用データを送信し、図25に示
す推奨商品の紹介画面を端末のディスプレイに表示させ
る。図25は、閃光装置bbbの画像、仕様、および購
入メリットを紹介する画面の例である。購入者が推奨商
品を購入する場合は、「ショッピングカートに入れる」
ボタン25Bをクリックすると、サービス提供者のサー
バーに向けて購入の意志を伝えるデータが送信される。
【0073】図26は、サービス提供者のサーバーで行
われる推奨商品提案処理の流れを説明するフローチャー
トである。図26による処理は、購入者の端末によって
不図示の「推奨商品を確認する」ボタンがクリックされ
ると起動する。ステップS601において、サーバー
は、購入者によってログインされているか否かを判定す
る。ログインされている場合はステップS601を肯定
判定してステップS602へ進み、ログインされていな
い場合はステップS601を否定判定してステップS6
06へ進む。
【0074】ステップS602において、サーバーは、
ログインしている購入者の顧客登録情報が格納されてい
るデータベースにアクセスし、登録データの中から当該
購入者が既に購入して所有するカメラなどの機種情報を
読出してステップS603へ進む。ステップS603に
おいて、サーバーは、読出した機種情報から推奨商品を
抽出してステップS604へ進む。推奨商品の抽出は、
たとえば、購入者がカメラを所有している場合に、当該
カメラ用の交換レンズaaa、閃光装置bbb、バッテ
リパックccc、およびケースdddの中から優先順位
の順に行う。優先順位が 1.交換レンズaaa 2.閃光装置bbb 3.バッテリパックccc 4.ケースddd の順に定められているとき、購入者が交換レンズaaa
を所有していない場合は交換レンズaaaを抽出する。
また、購入者が交換レンズaaaおよび閃光装置bbb
を所有する場合はバッテリパックcccを抽出する。な
お、ログインしている購入者が所有する機種の情報は、
上述した顧客登録時以外にも顧客情報更新のページ画面
により所有機種を任意に追加登録することもできる。
【0075】ステップS604において、サーバーは、
抽出した推奨商品を紹介する図25の画面の表示に必要
なページデータを作成し、ステップS605へ進む。ス
テップS605において、サーバーは、作成したページ
データを購入者の端末に向けて送信し、図26による処
理を終了する。
【0076】ステップS606において、サーバーは、
購入者の端末に表示用データを送信し、上述した図22
と同様の所有機種入力用画面を端末のディスプレイに表
示させる。図22において、購入者は、表示内容にした
がって表示画面の枠内に所有する機種、アクセサリ類を
書込む。購入者がOKボタン22Bをクリックすると、
サービス提供者のサーバーに向けて所有機種のデータが
送信される。
【0077】ステップS607において、サーバーは、
所有機種のデータを受信したか否かを判定する。データ
を受信した場合はステップS607を肯定判定してステ
ップS603へ進み、データを受信していない場合は判
定処理を繰り返す。
【0078】−購入者がカートに入れた商品に応じて他
の推奨商品を提案する− 購入者は、ショッピングカートに入れた商品に応じて新
たな商品の提案を受けることができる。サービス提供者
は、上述したように、商品ごとに推奨する商品を用意
し、優先順位を設けてデータベースに格納する。
【0079】図27は、サービス提供者のサーバーで行
われる推奨商品提案処理の流れを説明するフローチャー
トである。図27による処理は、購入者の端末によって
不図示の「商品をカートに入れる」ボタンがクリックさ
れると起動する。ステップS701において、サーバー
は、購入者によってログインされているか否かを判定す
る。ログインされている場合はステップS701を肯定
判定してステップS702へ進み、ログインされていな
い場合はステップS701を否定判定してステップS7
03へ進む。
【0080】ステップS702において、サーバーは、
ログインしている購入者のWebの会員登録情報が格納さ
れているデータベースにアクセスし、登録データの中か
ら当該購入者が既に購入して所有するカメラなどの機種
情報を読出してステップS703へ進む。ステップS7
03において、サーバーは、ショッピングカートに入れ
られた商品名、および購入者が所有する機種情報から推
奨商品を抽出してステップS704へ進む。推奨商品の
抽出は、たとえば、購入者がカメラを所有しており、シ
ョッピングカートに入れられたものが閃光装置bbbの
場合に、当該カメラ用の交換レンズaaaを抽出する。
なお、ステップS701で否定判定されている(ログイ
ンされていない)場合は、ショッピングカートに入れら
れた商品名から推奨商品を抽出してステップS704へ
進む。
【0081】ステップS704において、サーバーは、
抽出した推奨商品を紹介する図25の画面の表示に必要
なページデータを作成し、ステップS705へ進む。ス
テップS705において、サーバーは、作成した表示用
ページデータを購入者の端末に向けて送信し、図27に
よる処理を終了する。
【0082】−バーチャル在庫管理− サービス提供者は、商品の在庫を絶対数ではなく相対数
で管理する。在庫数は、購入者が商品をショッピングカ
ートに入れると当該商品の数量に応じて減少し、購入者
が商品をショッピングカートから出すと当該商品の数量
に応じて増加する。オンラインショッピングサービスで
は多数の購入者が同時にアクセスするので、商品の在庫
数が時々刻々変化する。このため、サービス提供者は、
当初の在庫絶対数を基準にした相対的な増減数と、リア
ルタイムに変化する在庫数とによって在庫(本説明では
バーチャル在庫と呼ぶ)管理する。
【0083】図28は、商品情報を管理する管理用ペー
ジ画面の例を示す図である。管理用ページ画面は、オン
ラインショッピングサービスで取り扱われる商品ごとに
サービス提供者によって用意される。同じ商品であって
も、ラッピングされた商品、および商品に名前入れを施
した商品などは、通常の商品と異なる商品IDを付与し
て別商品として管理する。
【0084】サービス提供者によってあらかじめ決めら
れている管理者がサーバーに対して所定の操作を行うこ
とにより、サーバーが管理者の端末に管理用ページ画面
のデータを送り、管理者の端末に図28の管理用画面が
表示される。図28において、説明1の枠28Aには当
該商品の概要が記入されている。説明2の枠28Bには
当該商品の詳細な説明が記入されている。検索キーワー
ドの枠28Cには、当該商品に対するキーワードが記入
されている。たとえば、当該商品が閃光装置である場合
に、フラッシュ、スピードライト、照明などが記入され
る。キーワードは、なるべく上述した説明1、説明2の
枠内に記入されていない語句がよい。この理由は、後で
説明する検索機能において、キーワードの他に説明1お
よび説明2の各枠内に記入されている語句も参照される
からである。
【0085】掲載期間の枠28Dには、当該商品をオン
ラインショップのページ画面に掲載する期間が記入され
ている。掲載とは、上述した図21によるオンラインシ
ョップのページ画面において、ショップメニューやおす
すめ商品として表示されることを意味する。サーバー
は、掲載期間の枠28Dに記入されている期間内におい
てオンライショップに当該商品を掲載する。なお、管理
者が掲載期間の枠28Dの右側の表示のチェックを外し
て非掲載にすると、掲載期間内であってもオンラインシ
ョップのページに対する当該商品の掲載が停止される。
すなわち、ショップメニューやおすすめ商品としての表
示が停止される。販売受付期間の枠28Eには、オンラ
インショップによって当該商品の注文を受ける期間が記
入されている。サーバーは、記入されている期間内にお
いて当該商品の注文を受付ける。なお、管理者が販売受
付期間の枠28Eの右側の表示のチェックを外すと、受
付期間内であっても当該商品の注文受付が停止される。
【0086】関連商品の枠28Fには、当該商品に関連
する他の商品の商品IDが記入されている。上述した推
奨商品の商品IDを関連商品の枠28F内に記入してお
くことにより、購入者が当該商品をショッピングカート
に入れた場合に枠28Fに記入されている推奨商品が提
案される。在庫切れ時の処理の欄28Gには、当該商品
が在庫切れになったときにサーバーが行うべき処理がチ
ェックされている。図28の例では、在庫切れ表示を掲
載して販売を停止するようにチェックされている。この
場合には、当該商品が在庫切れになると、ショップメニ
ューやおすすめ商品のページ画面において当該商品のと
ころに在庫切れ表示が掲載される。このとき、在庫切れ
時の処理の欄28Gに入庫予定日が記入されていると、
入庫予定日がページ画面に掲載される。
【0087】在庫の増減の枠28Hには、当初の在庫数
を基準とする相対的な増減数が記入されている。管理者
は、当初の在庫数に対して10個追加する場合は+1
0、5個減らす場合は−5を入力する。したがって、管
理者は、枠28Hに記入されている数値によって当初の
在庫数に対していくら増減させたかがわかる。現在の在
庫数の枠28Iには、購入者が商品をショッピングカー
トに入れたか否かによって在庫数がリアルタイムで表示
される。バーチャル在庫は、在庫の増減と現在の在庫数
とによって在庫を管理する。
【0088】管理者が不図示のポインティングデバイス
を操作して登録ボタン28Jをクリックすると、管理者
の端末からサーバーへ登録データが送信される。サーバ
ーは、登録データを受信するとデータベースを変更して
オンラインショップのページに反映させる。このよう
に、管理者は、現在の在庫数の枠28Iの在庫数を除い
て上記各枠内の記載内容を変更することができる。
【0089】−バーチャル在庫が所定数以下になると通
知する− サーバーは、商品の現在の在庫数が所定数以下になると
管理者にメールを送信して警告を行う。また、サーバー
は、購入者が商品をショッピングカートに入れた時点で
当該商品の現在の在庫数が0または負の数の場合に、在
庫がないことを購入者に通知する。
【0090】図29は、サービス提供者のサーバーで行
われる在庫通知処理の流れを説明するフローチャートで
ある。図29による処理は、オンラインショップのサー
ビスが提供されているときに常時実行される。ステップ
S1801において、サーバーは、商品AがX個(Xは
1以上の整数)ショッピングカートに入れられたか否か
を判定する。商品Aがカートに入れられた場合はステッ
プS1801を肯定判定してステップS1802へ進
み、商品Aがカートに入れられない場合はステップS1
801を否定判定してステップS1803へ進む。
【0091】ステップS1802において、サーバー
は、商品Aのバーチャル在庫の現在の在庫数n=n−X
としてステップS1805へ進む。ステップS1805
において、サーバーは、在庫数nが所定値Z以下か否か
を判定する。ここで、Zは在庫切れとみなす数量であっ
て商品(商品ID)ごとに定められる値である。サーバー
はn≦Zが成立する場合にステップS1805を肯定判
定してステップS1806へ進み、n>Zが成立する場
合にステップS1805を否定判定してステップS18
08へ進む。
【0092】ステップS1806において、サーバー
は、ステップS1805において肯定判定されたのが所
定時から数えて1回目か否かを判定する。所定時とは、
たとえば、午前0時、あるいはバーチャル在庫の増減を
行った時刻とする。サーバーは、所定時から数えて1回
目の場合にステップS1806を肯定判定してステップ
S1807へ進み、1回目でない場合にステップS18
06を否定判定してステップS1808へ進む。ステッ
プS1807において、サーバーは、バーチャル在庫を
管理する管理者に在庫が少なくなったことを通知するメ
ールを送信し、ステップS1808へ進む。これによ
り、所定時以降にはじめて在庫数nが所定値Z以下とな
ったときだけ、在庫減少を知らせるメールが管理者に送
られる。
【0093】ステップS1808において、サーバー
は、バーチャル在庫の現在の在庫数nが0以下か否かを
判定する。サーバーはn≦0が成立する場合にステップ
S1808を肯定判定してステップS1809へ進み、
n>0が成立する場合にステップS1808を否定判定
してステップS1801へ戻る。ステップS1809に
おいて、サーバーは、バーチャル在庫を管理する管理者
に在庫が0になったことを通知するメールを送信し、ス
テップS1810へ進む。これにより、在庫数nが0以
下になるたびに、在庫切れを知らせるメールが管理者に
送られる。ステップS1810において、サーバーは、
商品Aをカートに入れた購入者の端末に向けて表示用デ
ータを送信し、在庫切れであることを通知するメッセー
ジを購入者の端末のディスプレイに表示させる。サーバ
ーは、購入者の端末に表示用データを送信するとステッ
プS1801へ戻る。
【0094】一方、上述したステップS1801におい
て否定判定されて進むステップS1803において、サ
ーバーは、商品AがY個(Yは1以上の整数)ショッピン
グカートから出されたか否かを判定する。商品Aがカー
トから出された場合はステップS1803を肯定判定し
てステップS1804へ進み、商品Aがカートから出さ
れない場合はステップS1803を否定判定してステッ
プS1801へ戻る。ステップS1804において、サ
ーバーは、商品Aの現在の在庫数n=n+Yとしてステ
ップS1801へ戻る。
【0095】以上説明した図29による処理によって算
出されるバーチャル在庫の現在の在庫数nは、上述した
管理者用の図28の管理画面の表示内容と連動する。つ
まり、図28の現在の在庫数の枠28Iにはnの値が表
示される。なお、図28の例では現在の在庫数nが0に
なると販売が停止されるが、在庫切れ時の処理の欄28
Gのチェックは、販売停止時は外されて表示される。こ
の場合、在庫数nが増えて販売が再開されると、在庫切
れ時の処理の欄28Gには元の位置にチェックが表示さ
れる。
【0096】−完売商品を検索対象から除外する− 上述した図28における在庫切れ時の処理の欄28Gの
チェック位置に基づいて、サーバーは、在庫切れ時に次
のような処理を行う。 a.在庫数nが0以下になっても販売を継続する。 b.在庫数nが0になると在庫切れを表示し、在庫が補
充されるまで販売を停止する。 c.在庫数nが0になると完売を表示し、以降の販売を
停止する。 d.在庫数nが0になると商品の表示を削除し、以降の
販売を停止する。
【0097】在庫数nが0以下になっても販売を継続す
るものは、生産量が十分に確保されており、商品の安定
供給が可能な商品が該当する。在庫数nが0になると在
庫切れを表示し、在庫が補充されるまで販売を停止する
ものは、受注に対して生産量が少なく、供給できるまで
に時間を要する商品が該当する。在庫数nが0になると
完売を表示し、以降の販売を停止するものは、数量限定
商品が該当する。在庫数nが0になると商品の表示を削
除し、以降の販売を停止するものは、生産終了(打ち切
り)商品が該当する。このような商品a〜dの分類は、
管理者によって図28の管理用画面の中で各商品(商品
ID)ごとに行われている。
【0098】サーバーは、上記a〜dの処理を行う商品
について、次のようにオンラインショップ上の掲載の切
替えを行う。図30は、サービス提供者のサーバーで行
われる掲載切替え処理の流れを説明するフローチャート
である。図30による処理は、オンラインショップのサ
ービスが提供されているときに常時実行される。ステッ
プS1601において、サーバーは、バーチャル在庫数
n≦0か否かを判定する。n≦0の場合にステップS1
601を肯定判定してステップS1602へ進み、n>
0の場合にステップS1601を否定判定して判定処理
を繰り返す。ステップS1602において、サーバー
は、データベースにアクセスし、在庫数nが0以下にな
った商品が上記dに分類される商品か否かを判定する。
dに分類される場合はステップS1602を肯定判定し
てステップS1603へ進み、dに分類されない場合は
ステップS1602を否定判定してステップS1605
へ進む。
【0099】ステップS1603において、サーバー
は、当該商品を表示対象外にしてステップS1604へ
進む。これにより、当該商品の表示、すなわち、オンラ
インショップ画面上への掲載が停止される。ステップS
1604において、サーバーは、当該商品を検索対象外
にして図30による処理を終了する。これにより、当該
商品がオンラインショップの検索処理の対象から外され
る。ステップS1605において、サーバーは、在庫数
nが0になった商品が上記cに分類される商品か否かを
判定する。cに分類される場合はステップS1605を
肯定判定してステップS1606へ進み、cに分類され
ない場合はステップS1605を否定判定してステップ
S1607へ進む。
【0100】ステップS1606において、サーバー
は、当該商品について完売表示を指示して図30による
処理を終了する。これにより、ショップメニューやおす
すめ商品のページ画面において当該商品のところに完売
表示が掲載される。なお、完売表示を掲載しても、オン
ラインショップの検索処理の対象からは外さない。ステ
ップS1607において、サーバーは、在庫数nが0に
なった商品が上記bに分類される商品か否かを判定し、
商品がbに分類される場合はステップS1607を肯定
判定してステップS1608へ進む。ステップS160
8において、サーバーは、当該商品について在庫切れ表
示を指示して図30による処理を終了する。これによ
り、ショップメニューやおすすめ商品のページ画面にお
いて当該商品のところに在庫切れ表示が掲載される。な
お、在庫切れ表示を掲載しても、オンラインショップの
検索処理の対象からは外さない。一方、在庫数nが0に
なった商品が上記bに分類されない場合は、ステップS
1607を否定判定して図30による処理を終了する。
この場合には、在庫数nが0になった商品が上記aに分
類されるため、在庫切れになっても在庫切れの表示を掲
載しない。また、オンラインショップの検索処理の対象
から外さない。
【0101】以上の説明では、上記dに分類される商品
が在庫切れになった場合にのみ、当該商品をオンライン
ショップの検索処理の対象から外す(ステップS160
4)ようにしたが、上記cに分類される商品が在庫切れ
になった場合にも、当該商品をオンラインショップの検
索処理の対象から外すようにしてもよい。この場合に
は、上述したステップS1606による処理の後からス
テップS1604へ進むようにすればよい。
【0102】−商品購入者に抽選を行い、当選者に購入
商品と当選商品とを同梱配送する− サービス提供者は、オンラインショップにより商品を購
入する購入者に対して抽選を行い、当選者に購入商品と
当選商品とを同梱して配送する。図31は、サービス提
供者のサーバーで行われる商品配送指示処理の流れを説
明するフローチャートである。図31による処理は、オ
ンラインショップによる商品の購入処理が終了すること
によって起動する。ステップS901において、サーバ
ーは、商品の購入金額Pが所定の金額Q以上か否かを判
定する。P≧Qが成立する場合にステップS901を肯
定判定してステップS902へ進み、P<Qが成立する
場合はステップS901を否定判定して図31による処
理を終了する。ここでは、購入金額PがQ以上の購入者
に抽選の機会が与えられる。
【0103】ステップS902において、サーバーは、
購入者の端末に表示用データを送信し、図32(a)に示
す抽選ページ画面を端末のディスプレイに表示させる。
図32(a)において、購入者は、抽選ページ画面が端末
のディスプレイに表示されると、表示内容にしたがって
抽選を行う。購入者が画面に表示されている抽選器のハ
ンドル部分をクリックすると、サービス提供者のサーバ
ーに向けて抽選を開始する旨のデータが送信される。ス
テップS903において、サーバーは、抽選を開始する
データを受信したか否かを判定する。サーバーは、抽選
開始のデータを受信した場合にステップS903を肯定
判定し、所定の抽選処理を行ってステップS904へ進
む。抽選開始のデータを受信しない場合は判定処理を繰
り返す。
【0104】ステップS904において、サーバーは、
購入者の住所と購入商品の配送先の住所とが同じか否か
を判定する。購入者の住所および配送先の住所は、オン
ラインショップの購入処理の中で入力されている。サー
バーは、購入者および配送先の住所が同一の場合はステ
ップS904を肯定判定してステップS905へ進み、
購入者および配送先の住所が相違する場合はステップS
904を否定判定してステップS906へ進む。
【0105】ステップS906において、サーバーは、
購入者の端末に表示用データを送信してステップS90
7へ進む。これにより、図32(b)に示すページ画面が
端末のディスプレイに表示される。図32(b)におい
て、赤色の玉が出てカメラが当選したことを通知すると
ともに、当選商品の配送先を選択するボタンが表示され
ている。購入者は、選択ボタンのいずれかをクリックし
て配送先住所(購入商品の配送先)、購入者の住所、ある
いは、その他の中から当選商品の配送先を選ぶ。購入者
が選択ボタンをクリックすると、選択された配送先住所
の情報を示すデータが購入者の端末からサーバーに送ら
れる。
【0106】一方、ステップS905において、サーバ
ーは、購入者の端末に表示用データを送信してステップ
S907へ進む。この場合には、購入商品の配送先が購
入者の住所と同一であるから、当選商品の配送先も購入
者の住所とみなす。そこで、購入者の端末のディスプレ
イには、図32(b)による画面から配送先の選択ボタン
を省略した不図示のページ画面が表示される。すなわ
ち、赤色の玉が出てカメラが当選したことのみが通知さ
れる。購入者が不図示の確認ボタンをクリックすると、
購入者の住所の情報を示すデータが購入者の端末からサ
ーバーに送られる。
【0107】ステップS907において、サーバーは、
配送先住所の情報を受信したか否かを判定する。サーバ
ーは、配送先住所のデータを受信した場合にステップS
907を肯定判定してステップS908へ進み、配送先
住所のデータを受信しない場合は判定処理を繰り返す。
ステップS908において、サーバーは、購入商品の配
送先住所と当選商品の配送先住所とが同一か否かを判定
する。配送先住所が同一の場合にステップS908を肯
定判定してステップS909へ進み、配送先住所が相違
する場合はステップS908を否定判定してステップS
910へ進む。
【0108】ステップS909において、サーバーは、
購入者の端末に表示用データを送信し、図33に示す当
選商品の配送先確認画面を端末に表示させる。購入者が
OKボタン33Bをクリックすると、サーバーは、購入
商品と当選商品とを同梱して購入者に発送可能にする処
理を施し、図31による処理を終了する。ステップS9
10において、サーバーは、購入者の端末に表示用デー
タを送信し、図33に示す当選商品の配送先確認画面を
端末に表示させる。購入者がOKボタン33Bをクリッ
クすると、サーバーは、購入商品と当選商品とを別梱し
てそれぞれの配送先に別送可能にする処理を施し、図3
1による処理を終了する。
【0109】−購入商品の一部が入荷待ちの場合に、入
荷後全ての購入商品を同梱配送する− 図34は、サービス提供者のサーバーで行われる商品配
送指示処理の流れを説明するフローチャートである。図
34による処理は、購入者の端末によってオンラインシ
ョップのページにログイン処理が行われると起動する。
ステップS1001において、サーバーは、購入者の端
末から商品をショッピングカートに入れる指示が送られ
たか否かを判定する。この指示は、購入者が端末のディ
スプレイの画面上で不図示の「商品をカートに入れる」
ボタンをクリックすることにより送られる。サーバー
は、カートに入れる指示を示すデータを受けるとステッ
プS1001を肯定判定してステップS1002へ進
み、カートに入れる指示を示すデータを受けない場合は
ステップS1001を否定判定してステップS1005
へ進む。
【0110】ステップS1002において、サーバー
は、カートに入れる指示を受けた商品が在庫切れか否か
を判定する。在庫切れの場合はステップS1002を肯
定判定してステップS1004へ進み、在庫切れでない
場合はステップS1002を否定判定してステップS1
003へ進む。ステップS1003において、サーバー
は、商品をカートに入れる指示を送信した購入者の端末
に向けて表示用データを送信し、商品をカートに入れた
ことを示す不図示のページ画面を購入者の端末のディス
プレイに表示させる。サーバーは、表示用データを送信
するとステップS1005へ進む。
【0111】ステップS1004において、サーバー
は、在庫切れ商品に対する予約処理を行い、予約処理後
にステップS1005へ進む。予約処理については後述
する。
【0112】ステップS1005において、サーバー
は、購入者の端末からショッピングを終了する指示が送
られたか否かを判定する。この指示は、購入者が端末の
ディスプレイの画面上で不図示の「ショッピングを終了
する」ボタンをクリックすることにより送られる。サー
バーは、ショッピング終了の指示を示すデータを受ける
とステップS1005を肯定判定してステップS100
6へ進み、ショッピング終了の指示を示すデータを受け
ない場合はステップS1005を否定判定してステップ
S1001へ戻る。
【0113】ステップS1006において、サーバー
は、ショッピングカート内に商品が入っているか否かを
判定する。カート内に商品がある場合はステップS10
06を肯定判定してステップS1007へ進み、カート
内に商品がない場合にはステップS1006を否定判定
して図34による処理を終了する。ステップS1007
において、サーバーは、ショッピングカート内の商品の
中に予約商品があるか否かを判定する。予約商品がある
場合にステップS1007を肯定判定してステップS1
008に進み、予約商品がない場合にステップS100
7を否定判定してステップS1009に進む。
【0114】ステップS1008において、サーバー
は、オプション決済と呼ぶ決済処理を行い、決済処理後
に図34による処理を終了する。一方、ステップS10
09において、サーバーは、通常決済と呼ぶ決済処理を
行い、決済処理後に図34による処理を終了する。な
お、決済処理およびオプション決済処理については後述
する。
【0115】上述した予約処理について説明する。図3
5は、サービス提供者のサーバーで行われる予約処理の
流れを説明するフローチャートである。図35による処
理は、上述した図34のステップS1002において肯
定判定されると起動する。図35のステップS1101
において、サーバーは、データベースにアクセスして在
庫切れとなっている商品の商品情報を読出し、当該商品
の入荷予定日の情報を得てステップS1102へ進む。
ステップS1102において、サ−バーは、後述する予
約ページ画面用の表示用データを作成してステップS1
103へ進む。ステップS1103において、サーバー
は、購入者の端末に向けて表示用ページデータを送信し
てステップS1104へ進む。これにより、購入者の端
末のディスプレイに図36に示す予約ページ画面が表示
される。図36において、当該商品の入荷予定日が表示
されている。
【0116】購入者が端末のディスプレイの画面(図3
6)上で予約ボタン36Bをクリックすると、商品を予
約する指示を示すデータが購入者の端末からサーバーに
送られる。ステップS1104において、サーバーは、
購入者の端末から商品予約の指示が送られたか否かを判
定する。サーバーは、予約指示のデータを受けるとステ
ップS1104を肯定判定してステップS1107へ進
み、予約指示のデータを受けない場合はステップS11
04を否定判定してステップS1105へ進む。
【0117】ステップS1107において、サーバー
は、ショッピングカートに当該商品を追加してステップ
S1108へ進む。ステップS1108において、サー
バーは、商品をカートに入れる指示を送信した購入者の
端末に向けて表示用ページデータを送信し、商品をカー
トに入れたこと、すなわち、商品を予約したことを示す
ページ画面を購入者の端末のディスプレイに表示させ
る。サーバーは、表示用ページデータを送信すると図3
5による予約処理を終了する。
【0118】ステップS1105において、サーバー
は、購入者の端末から商品を予約しない指示が送られた
か否かを判定する。予約しない指示は、購入者が図36
による画面上で「予約しない」ボタン36Cをクリック
することによりサーバーに送られる。サーバーは、予約
しない指示を示すデータを受けるとステップS1105
を肯定判定してステップS1106へ進み、予約しない
指示を示すデータを受けない場合はステップS1105
を否定判定してステップS1104へ戻る。
【0119】ステップS1106において、サーバー
は、商品をカートに入れる指示を送信した購入者の端末
に向けて表示用ページデータを送信し、商品を予約しな
いことを示すページ画面を購入者の端末のディスプレイ
に表示させる。サーバーは、表示用ページデータを送信
すると図35による予約処理を終了する。
【0120】上述したオプション決済処理について説明
する。図37は、サービス提供者のサーバーで行われる
オプション決済処理の流れを説明するフローチャートで
ある。図37による処理は、上述した図34のステップ
S1007において肯定判定されると起動する。図37
のステップS1201において、サーバーは、ショッピ
ングカート内の商品の中に予約商品以外の商品があるか
否かを判定する。予約商品以外の商品がある場合にステ
ップS1201を肯定判定してステップS1202に進
み、予約商品以外の商品がない場合にステップS120
1を否定判定してステップS1204に進む。ステップ
S1202において、サーバーは、購入者の端末に向け
て表示用ページデータを送信してステップS1203へ
進む。これにより、購入者の端末のディスプレイには図
38に示す配送方法選択用のページ画面が表示される。
図38において、予約商品の配送見込み日が表示されて
いる。
【0121】購入者が端末のディスプレイの画面(図3
8)上でボタン38Bをクリックすると、予約商品を他
の商品と同送する指示を示すデータが購入者の端末から
サーバーに送られる。一方、購入者がボタン38Cをク
リックすると、予約商品を他の商品と別送する指示を示
すデータが購入者の端末からサーバーに送られる。ステ
ップS1203において、サーバーは、購入者の端末か
ら同送指示が送られたか否かを判定する。サーバーは、
同送指示を示すデータを受けるとステップS1203を
肯定判定してステップS1204へ進み、同送指示を示
すデータを受けない場合はステップS1203を否定判
定してステップS1205へ進む。
【0122】ステップS1204において、サーバー
は、計算書の作成のための計算を行ってステップS12
06へ進む。この場合には、商品の配送が1回でよいの
で1回分の送料と商品の金額とが含まれる。また、ステ
ップS1205において、サーバーは、計算書の作成の
ための計算を行ってステップS1206へ進む。この場
合には、商品の配送が複数回に分かれるので、配送ごと
の送料と商品の金額とが含まれる。ステップS1206
において、サーバーは、購入者の端末に向けて表示用ペ
ージデータを送信してステップS1207へ進む。これ
により、購入者の端末のディスプレイには図39に示す
計算書のページ画面が表示される。
【0123】購入者が端末のディスプレイの画面(図3
9)上で不図示の「この内容で注文する」ボタンをクリ
ックすると、決済の指示を示すデータが購入者の端末か
らサーバーに送られる。ステップS1207において、
サーバーは、購入者の端末から決済の指示が送られたか
否かを判定する。決済指示を示すデータを受けるとステ
ップS1207を肯定判定してステップS1208へ進
み、決済指示を示すデータを受けない場合は判定処理を
繰り返す。ステップS1208において、サーバーは、
決済処理を行った後、図37によるオプション決済処理
を終了する。
【0124】上述した通常決済処理について説明する。
通常決済処理では、図37によるオプション決済処理に
おけるステップS1201〜ステップS1203までの
処理とステップS1205の処理とが省略される。通常
決済処理は、上述した図34のステップS1007にお
いて否定判定される場合、すなわち、予約商品がない場
合に行われる。この場合には、カートに入れられている
商品が全て在庫されていることから配送が1回で済むの
で、計算書の作成は1回分の送料と商品の金額とを含め
て行えばよい。このため、ステップS1204による処
理から行うようにする。
【0125】以上説明したオプション決済処理では、予
約商品を他の商品と同送する場合に1回分の送料で計算
し、さらに、予約商品と他の商品との決算処理を共通に
する場合について説明した。次に説明するのは、購入す
る商品の合計金額に応じて配送料を無料にしたり、予約
商品と他の商品とで別々に決済したりする例である。
【0126】図40は、配送方法および決済方法に応じ
て配送料を決める処理の流れを説明するフローチャート
であり、図37によるオプション決済処理の代わりに行
われる。図40のステップS1301において、サーバ
ーは、配送方法の選択および決済方法の選択用のページ
画面を作成してステップS1302へ進む。配送方法選
択は、予約商品と他の商品とを同送するか、別々に配送
するかを選択する。決済方法選択は、予約商品と他の商
品とを一括して決済するか、分割して決済するかを選択
する。ステップS1302において、サーバーは、作成
したページ画面のデータを購入者の端末に向けて送信
し、ステップS1303へ進む。これにより、購入者の
端末のディスプレイには、不図示の配送方法選択用チェ
ック欄と、不図示の決済方法選択チェック欄とを有する
ページ画面が表示される。
【0127】購入者が端末のディスプレイの画面上で任
意のチェック欄をチェックした上で不図示のOKボタン
をクリックすると、配送方法および決済方法の指示を示
すデータが購入者の端末からサーバーに送られる。ステ
ップS1303において、サーバーは、購入者の端末か
ら配送および決済の指示が送られたか否かを判定する。
サーバーは、端末からの指示を示すデータを受けるとス
テップS1303を肯定判定してステップS1304へ
進み、端末からの指示を示すデータを受けない場合はス
テップS1303を否定判定して判定処理を繰り返す。
【0128】ステップS1304において、サーバー
は、配送回数Dを検出してステップS1305へ進む。
ここで、商品を同送する場合はD=1である。また、予
約商品を別に配送する場合はD≧2となる。Dの値は、
予約商品の有無と各予約商品の入荷予定日とに応じて異
なる値をとる。ステップS1305において、サーバー
は、一括決済するか否かを判定する。購入者の端末から
一括決済の指示を示すデータが送られている場合にステ
ップS1305を肯定判定してステップS1306へ進
み、分割決済の指示を示すデータが送られている場合は
ステップS1305を否定判定してステップS1307
へ進む。ステップS1306において、サーバーは一括
決済の決済処理を行い、決済処理後に図40による処理
を終了する。一方、ステップS1307において、サー
バーは、分割決済の決済処理を行い、決済処理後に図4
0による処理を終了する。
【0129】上述した一括決済処理について説明する。
一括決済では、在庫されている商品と、在庫切れで予約
した予約商品とが一緒に決済される。図41は、サービ
ス提供者のサーバーで行われる一括決済処理の流れを説
明するフローチャートである。ステップS1401にお
いて、サーバーは、ショッピングカート内の購入商品お
よび予約商品の合計金額Eを算出し、ステップS140
2へ進む。ステップS1402において、サーバーは、
有料となる配送回数Gを算出してステップS1403へ
進む。有料配送回数GはG=D−(E/F)により算出さ
れる。ただし、Fは送料を無料にサービスするようにあ
らかじめ定められた金額である。Gの小数点以下の端数
は切り上げられる。
【0130】ステップS1403において、サーバー
は、G≦0が成立するか否かを判定する。G≦0が成立
する場合はステップS1403を肯定判定してステップ
S1405へ進み、G>0が成立する場合はステップS
1403を否定判定してステップS1404へ進む。ス
テップS1405において、サーバーは、配送料を0に
して計算書を作成し、ステップS1406へ進む。一
方、ステップS1404において、サーバーは、G回分
の配送料を含めて計算書を作成し、ステップS1406
へ進む。
【0131】ステップS1406において、サーバー
は、購入者の端末に向けて計算書表示用ページデータを
送信してステップS1407へ進む。これにより、購入
者の端末のディスプレイには上述した図39と同様の計
算書のページ画面が表示される。購入者が端末のディス
プレイの画面(図39)上で不図示の「この内容で注文す
る」ボタンをクリックすると、決済の指示を示すデータ
が購入者の端末からサーバーに送られる。ステップS1
407において、サーバーは、購入者の端末から決済の
指示が送られたか否かを判定する。決済指示を示すデー
タを受けるとステップS1407を肯定判定してステッ
プS1408へ進み、決済指示を示すデータを受けない
場合は判定処理を繰り返す。
【0132】ステップS1408において、サーバー
は、クレジットカードによる支払いか否かを検出する。
ここで、支払い方法は、たとえば、クレジットカードに
よる引落とし、配送時の代金引換払い、などの支払方法
の中から購入者によって選択されている方法である。サ
ーバーは、クレジットカードによる支払いの場合にステ
ップS1408を肯定判定してステップS1409へ進
み、クレジットカードによる支払いでない場合にステッ
プS1408を否定判定してステップS1410へ進
む。
【0133】ステップS1409において、サーバー
は、購入者が契約しているクレジットカード会社に対
し、当該クレジットカードについて決済金額について与
信を行う。サーバーは、与信処理を行うとステップS1
410へ進む。ステップS1410において、サーバー
は、与信が通った場合に決済処理を行い、図41による
一括決済処理を終了する。また、サーバーは、与信が通
らなかった場合は不決済処理を行って図41による処理
を終了する。この場合には売買が成立しない。
【0134】上述した分割決済処理について説明する。
分割決済では、在庫されている商品について先に決済を
行い、在庫切れ商品について当該商品が入荷された後に
決済を行う。図42は、サービス提供者のサーバーで行
われる分割決済処理の流れを説明するフローチャートで
ある。ステップS1501において、サーバーは、ショ
ッピングカート内の購入商品および予約商品のうち、今
回決済される合計金額Hを算出し、ステップS1502
へ進む。ステップS1502において、サーバーは、無
料サービス可能な配送回数Jを算出してステップS15
03へ進む。無料配送回数JはJ=H/Fにより算出さ
れる。ただし、Fは送料を無料にサービスするようにあ
らかじめ定められた金額である。Jの小数点以下の端数
は切り捨てられる。
【0135】ステップS1503において、サーバー
は、J=0が成立するか否かを判定する。J=0が成立
する場合はステップS1503を肯定判定してステップ
S1504へ進み、J≠0が成立する場合はステップS
1503を否定判定してステップS1505へ進む。ス
テップS1505において、サーバーは、J=J−1と
おき、Jの値を購入者に関連づけてデータベースに格納
し、ステップS1506へ進む。ステップS1506に
おいて、サーバーは、配送料を0にして計算書を作成
し、ステップS1507へ進む。一方、ステップS15
04において、サーバーは、配送料を含めて計算書を作
成し、ステップS1507へ進む。
【0136】ステップS1507において、サーバー
は、作成した計算書の表示用ページデータを購入者の端
末に向けて送信し、ステップS1508へ進む。これに
より、購入者の端末のディスプレイには上述した図39
と同様の計算書のページ画面が表示される。購入者が端
末のディスプレイの画面(図39)上で不図示の「この内
容で注文する」ボタンをクリックすると、決済の指示を
示すデータが購入者の端末からサーバーに送られる。ス
テップS1508において、サーバーは、購入者の端末
から決済の指示が送られたか否かを判定する。サーバー
は、決済指示を示すデータを受けるとステップS150
8を肯定判定してステップS1509へ進み、決済指示
を示すデータを受けない場合は判定処理を繰り返す。
【0137】ステップS1509において、サーバー
は、クレジットカードによる支払いか否かを検出する。
サーバーは、クレジットカードによる支払いの場合にス
テップS1509を肯定判定してステップS1510へ
進み、クレジットカードによる支払いでない場合にステ
ップS1509を否定判定してステップS1513へ進
む。
【0138】ステップS1510において、サーバー
は、購入者が契約しているクレジットカード会社に対
し、当該クレジットカードについて今回決済する金額の
与信を行う。サーバーは、与信処理を行うとステップS
1511へ進む。ステップS1511において、サーバ
ーは、与信が通った場合に決済処理を行いステップS1
512へ進む。この時点では予約商品の決済をしない。
サーバーは、与信が通らなかった場合は不決済処理を行
ってステップS1512へ進む。不決済処理の場合には
売買が成立しない。ステップS1512において、サー
バーは、今回の決済金額を除く予約商品の金額について
与信を行う。サーバーは、与信処理を行うとステップS
1513へ進む。これにより、当該クレジットカードに
よって予約商品を購入可能であることが確認できるの
で、予約の信ぴょう性が高くなる。
【0139】ステップS1513において、サーバー
は、与信が通った場合に図42による分割決済処理を終
了する。また、サーバーは、与信が通らなかった場合は
クレジットカード以外の他の決済方法による決済処理を
行い、図42による分割決済処理を終了する。
【0140】以上説明した実施の形態によるコンテンツ
で行うオンラインショップによれば、次の作用効果が得
られる。 (1)サービス提供者がカメラ本体のポリゴン画像と、
交換レンズなどの各アクセサリのポリゴン画像とを用意
し、これらのポリゴン画像をそれぞれ接合できるように
した。これにより、購入者は商品を購入する前に、カメ
ラ本体に各アクセサリを装着した状態の画像を確認する
ことができる。一方、サービス提供者は、本体と各アク
セサリとの組合わせ数に応じて、カメラ本体に各アクセ
サリを実際に装着した状態で数多くの撮影をしなくても
よいので、撮影の手間を低減することができる。 (2)ログインしている購入者の会員登録情報が格納さ
れているデータベースにアクセスし、当該購入者が既に
所有するカメラなどの機種情報を読出し、当該機種用ア
クセサリなどの新たな商品を購入者に提案するようにし
た。これにより、購入者が既に所有している機種と同じ
物を提案することがない上に、購入者がわざわざ検索し
なくても所有する機種用のアクセサリを自動的に提案で
きるので、購入者にとって便利なショップサービスを提
供できる。 (3)上記(2)に加えて、購入者がショッピングカート
に入れた商品に応じて新たな商品を提案するようにした
ので、購入者が既にショッピングカートに入れている商
品と同じ物を提案することがないから、購入者にとって
便利なショップサービスを提供できる。 (4)商品の当初の在庫絶対数を基準にした相対的な増
減数と、購入者が当該商品をショッピングカートに入れ
るか否かによってリアルタイムに変化する在庫数nとに
よって在庫(バーチャル在庫)管理するようにしたので、
管理者は、在庫増減の枠28H内に記入されている数値
によって当初の在庫数に対していくら増減させたかがわ
かり、現在の在庫数の枠28I内に表示される在庫数n
によって充足/不足がわかる。 (5)商品情報を管理するとき、ラッピングされた商
品、および商品に名前入れを施した商品などは同じ商品
であっても異なる商品IDを付与して別商品として管理
するようにした。したがって、必要に応じてラッピング
する場合に比べて作業効率がよくなる。 (6)商品の在庫数nが所定時刻以降にはじめて所定値
Z以下となったときにのみ、当該商品の在庫減少を知ら
せるメールを管理者に送るようにした。このため、多数
の購入者が同時にオンラインショップにアクセスして在
庫数nが時々刻々変化し、在庫数nがZより大きくなっ
たり小さくなったりする場合でも、管理者に同じメール
が何度も送信されることがない。 (7)商品の在庫数nが0以下になるたびに、当該商品
の在庫0を知らせるメールを管理者に送るようにした。
このため、管理者は、在庫数nが0になった以降に当該
商品がショッピングカートに入れられた回数を、在庫0
を知らせるメールを受けた回数から知ることができる。 (8)商品の在庫数nが0の場合、購入者が当該商品を
カートに入れた時点で購入者の端末に向けて在庫切れで
あることを通知するメッセージを送信するようにした。
このため、購入者がカートに入れた商品に対して決済処
理を行うための端末操作をしている間に、当該商品が在
庫切れになることがない。つまり、カートに入れた時点
で在庫切れでない商品は、当該購入者が予約待ちするこ
となく購入できる。 (9)在庫数nが0の場合、商品ごとに管理されている
商品情報管理画面の在庫切れ時の処理の欄28Gのチェ
ック内容に応じて、在庫切れ表示の掲載の有無、完売表
示の掲載の有無、当該商品の掲載の継続および中止を決
定するようにした。したがって、入荷までに時間を要す
る商品は在庫切れ表示を掲載し、数量限定商品で売り切
れた商品は完売表示を掲載し、生産打ち切り商品は掲載
中止するように、商品に応じて在庫切れ時の掲載内容を
変えることができる。この結果、購入者にとってわかり
やすく在庫切れ情報を提供できる。 (10)購入者がカートに入れた商品の在庫数nが0の
場合(ステップS1002)に、購入者の端末に向けて在
庫切れと入荷予定日とを通知して予約ボタン36Bによ
り予約できるようにした。これにより、購入者は簡単に
購入予約をすることができる。 (11)オンラインショップで商品を購入した購入者に
オンラインで抽選を行い、当選賞品と購入商品との配送
先が同一の場合に同梱の指示をする(ステップS909)
ようにした。これにより、別々に配送する場合に比べて
配送料を低減することができる。 (12)購入者が在庫商品と在庫切れ商品とを購入する
場合に、在庫商品と予約商品とを同時に配送するか否か
を確認する(ステップS1203)ようにした。したがっ
て、購入者は、予約商品が入荷されてから在庫商品と一
緒に配送してもらう方法と、在庫商品を先に、予約商品
を後から別々に配送してもらう方法のいずれかを選択す
ることができる。 (13)購入者が在庫商品と在庫切れ商品とを購入する
場合に、在庫されている商品と在庫切れで予約した予約
商品とを一緒に決済するか否かを確認(ステップS13
05)する。分割して決済する指示を受け、さらにカー
ドによる決済の指示を受けると(ステップS1509の
肯定判定)、今回の決済金額と別に予約商品の金額につ
いての与信を行う(ステップS1512)ようにした。こ
の結果、予約商品を購入可能であることも確認できるの
で、予約の信ぴょう性が高くなる。
【0141】−アルバム・プリントサービス− オンラインアルバム5のカテゴリについて説明する。オ
ンラインアルバムは電子アルバムとも呼ばれる。上述し
た図3のトップページ10の画面が端末のディスプレイ
に表示された状態で、Webによるサービス利用者が端末
に備えられる不図示のポインティングデバイスを操作し
て「オンラインアルバム」のリンク先ボタン24をクリ
ックすると、不図示のオンラインアルバム5のカテゴリ
のトップページ画面が端末のディスプレイに表示され
る。このトップページ画面でサービス利用者がログイン
すると、図43に示すページ画面が端末のディスプレイ
に表示される。上述したように、オンラインアルバム5
のサービス利用はWebの会員登録を行ったサービス利用
者がログイン名とパスワードとを入力してログインした
上で受けるものである。
【0142】図43において、「アルバム作成」と、
「プリントサービス」と、「フォトメール」と、「はじ
めての方はこちら」と記載された各位置に、それぞれリ
ンク先の情報が貼り付けられている。サービス利用者
が、アンダーラインが引かれている「アルバム作成」の
文字およびボタンをクリックすると、アルバム作成用の
ページ画面がさらに表示される。アルバム作成は、サー
ビス提供者が用意するアルバム用サーバー内のデータ格
納領域をサービス提供者が借り受け、このデータ格納領
域にサービス利用者が画像を格納することにより行う。
サービス利用者は、画像を格納したデータ格納領域を電
子アルバムとして利用する。ここで、電子アルバムに画
像データを格納することを画像を登録するという。
【0143】アルバム用のデータ格納領域のメモリサイ
ズ(記憶容量)は、たとえば、1利用者当たり50Mバイ
ト、有効期間(使用期間)を1年とする。このメモリサイ
ズおよび有効期間は、上述したように、顧客登録したサ
ービス利用者に対してメモリサイズを通常より大きく、
有効期間を通常より長くするように適宜優遇措置が行わ
れる。
【0144】サービス利用者が登録した電子アルバムに
格納される画像データは、原則としてサービス利用者自
身によってデータ格納領域から端末に読出され、当該画
像データによる画像がサービス利用者によって閲覧され
る。サービス利用者が他のサービス利用者に上記アルバ
ムを見てもらいたい場合、あるいは他のサービス利用者
が見ることを許可する場合は、サービス提供者にその旨
を通知して公開できる。公開されたアルバムは、図43
の画面上に公開アルバムとして掲載される。図43の例
では、アルバム1、アルバム2、アルバム3について、
各アルバムの中の代表画像とともに説明が表示されてい
る。サービス利用者がこれらの画像、およびアンダーラ
インが引かれているアルバムの文字のいずれかをクリッ
クすると、各アルバムに格納されている画像データが当
該データの格納領域からサービス利用者の端末に送信さ
れる。この結果、サービス利用者は送られたデータによ
る画像を自分の端末の画面上で閲覧できる。
【0145】アルバムを公開しない場合は非公開とさ
れ、アルバムを作成したサービス利用者のみが閲覧で
き、他のサービス利用者は閲覧できない。公開/非公開
の設定は、アルバムに登録されている画像ごとに、アル
バムを作成したサービス利用者が決定する。公開には無
条件の公開とパスワードつき公開とがある。サーバー
は、無条件公開の場合にサービス利用者がだれでも当該
画像データを読出せるようにし、パスワードつき公開の
場合にパスワードを入力したサービス利用者だけが当該
画像データを読出せるようにする。
【0146】公開アルバムは、図43の画面上に代表画
像を掲載して紹介される他、アルバムのカテゴリごとに
分類されて紹介される。たとえば、サービス利用者がア
ンダーラインが引かれている「カテゴリ1」の文字をク
リックすると、カテゴリ1に分類されている公開アルバ
ムを各アルバムの中の代表画像とともに紹介するページ
画面がさらに表示される。このように、公開アルバム
は、各カテゴリごとに分類され紹介されている。
【0147】図43において、アンダーラインが引かれ
ている「プリントサービス」の文字およびボタンをサー
ビス利用者がクリックすると、プリントサービス用のペ
ージ画面がさらに表示される。プリントサービスは、電
子アルバムに登録されている画像をサービス提供者側で
高詳細にプリントアウトし、サービス利用者に発送可能
にするサービスである。なお、プリントそのものはサー
ビス提供者が行ってもよいし、サービス提供者が第三者
に依託してもよい。プリントサービスの流れは、 サービス利用者がサービス提供者のオンラインアルバ
ムにログオンし、 サービス利用者が登録されている画像の中から希望す
る画像を選び、 サービス利用者が支払い金額、支払い方法およびプリ
ントの配送先を確認し、 サービス利用者が注文する サービス提供者が決済処理する サービス提供者がプリントアウトして発送する の流れで行われる。
【0148】図43において、アンダーラインが引かれ
ている「フォトメール」の文字およびボタンをサービス
利用者がクリックすると、メールサービス用のページ画
面がさらに表示される。フォトメールは、上述した電子
アルバムに登録されている画像のリンク先の情報を添付
可能なメールサービスである。フォトメールを受けた人
は、メールに記載されているリンク先の情報、たとえ
ば、URLを指定することにより、電子アルバムに登録さ
れている画像データを読出して閲覧することができる。
【0149】図43において、アンダーラインが引かれ
ている「はじめての方はこちら」の文字およびボタンを
サービス利用者がクリックすると、オンラインアルバム
サービスの利用方法を紹介するページ画面がさらに表示
される。サービスの利用者は、この紹介画面を参照して
上述した電子アルバムなどの利用方法などの情報を得
る。
【0150】本実施の形態によるオンラインアルバムの
サービスにおいて、サービス提供者はサービス利用者に
対して以下に説明するようなサービスを提供する。
【0151】−サービス利用者が所定期間ログインしな
い場合にアルバムを消去する− オンラインアルバムサービスは、画像を格納するデータ
格納領域をサービス利用者に貸し出すので、メールサー
ビスなどに比べて多くのデータ格納領域を必要とする。
このため、サービスを利用しなくなった人のためにデー
タ格納領域を確保し続けることがないように、サービス
利用がない状態が所定期間経過すると、当該利用者に貸
し出していたデータ格納領域に格納されていたデータを
消去する。これにより、当該データ格納領域は他のサー
ビス利用者に対して貸し出し可能になる。
【0152】図44は、サービス提供者のサーバーで行
われるアルバム消去処理の流れを説明するフローチャー
トである。図44による処理は、たとえば、月に一度定
期的に行われる。ステップS2001において、サーバ
ーは、データベースにアクセスしてサービス利用者ごと
に記録されているログインデータを検索し、ステップS
2002へ進む。ステップS2002において、サーバ
ーは、第1の所定期間以上の間、ログイン記録がないサ
ービス利用者がいるか否かを判定する。第1の所定期間
は、たとえば、1年とする。サーバーは、ログイン記録
がない利用者がいる場合にステップS2002を肯定判
定してステップS2003へ進み、ログイン記録がない
利用者がいない場合はステップS2002を否定判定し
てステップS2006へ進む。
【0153】ステップS2003において、サーバー
は、当該サービス利用者がアルバムを有するか否かを判
定する。当該サービス利用者がアルバムを登録している
場合にステップS2003を肯定判定してステップS2
004へ進み、アルバムを登録していない場合にステッ
プS2003を否定判定して図44による処理を終了す
る。ステップS2003を否定判定する場合は、アルバ
ムを消去しない。
【0154】ステップS2004において、サーバー
は、当該サービス利用者が登録しているアルバムを全て
消去してステップS2005へ進む。ステップS200
5において、サーバーは、第1の所定期間以上の間ログ
インがないのでアルバムを消去したことを通知するメー
ルを当該サービス利用者に向けて送信し、図44による
処理を終了する。
【0155】ステップS2006において、サーバー
は、第1の所定期間より短い第2の所定期間以上の間、
ログイン記録がないサービス利用者がいるか否かを判定
する。第2の所定期間は、たとえば、11ヶ月とする。
サーバーは、ログイン記録がない利用者がいる場合にス
テップS2006を肯定判定してステップS2007へ
進み、ログイン記録がない利用者がいない場合はステッ
プS2006を否定判定して図44による処理を終了す
る。ステップS2006を否定判定する場合は、アルバ
ムを消去しない。
【0156】ステップS2007において、サーバー
は、当該サービス利用者がアルバムを有するか否かを判
定する。当該サービス利用者がアルバムを登録している
場合にステップS2007を肯定判定してステップS2
008へ進み、アルバムを登録していない場合にステッ
プS2007を否定判定して図44による処理を終了す
る。ステップS2007を否定判定する場合は、アルバ
ムを消去しない。
【0157】ステップS2008において、サーバー
は、第1の所定期間以上の間ログインされない場合はア
ルバムを消去するという警告メールを当該サービス利用
者に向けて送信し、図44による処理を終了する。これ
により、第2の所定期間以上サービスを利用していない
サービス利用者に対し、アルバムを消去する前に警告メ
ールが送られる。
【0158】−他のサービス利用者によって閲覧されて
いるアルバムを消去しない− アルバムを登録したサービス利用者がログインしない場
合でも、当該アルバムが公開されていて、他のサービス
利用者から当該アルバムが閲覧されている場合は当該ア
ルバムを消去しない。これにより、サービス提供者は公
開アルバムを目当てにサービスを利用する人を確保でき
る。図45は、サービス提供者のサーバーで行われるア
ルバム消去処理の流れを説明するフローチャートであ
る。図45による処理は、たとえば、月に一度定期的に
行われる。
【0159】ステップS2101において、サーバー
は、データベースにアクセスしてサービス利用者ごとに
記録されているログインデータを検索し、ステップS2
102へ進む。ステップS2102において、サーバー
は、第1の所定期間以上の間、ログイン記録がないサー
ビス利用者がいるか否かを判定する。ログイン記録がな
い利用者がいる場合にステップS2102を肯定判定し
てステップS2103へ進み、ログイン記録がない利用
者がいない場合はステップS2102を否定判定してス
テップS2108へ進む。
【0160】ステップS2103において、サーバー
は、当該サービス利用者がアルバムを有するか否かを判
定する。サーバーは、当該サービス利用者がアルバムを
登録している場合にステップS2103を肯定判定して
ステップS2104へ進み、アルバムを登録していない
場合にステップS2103を否定判定して図45による
処理を終了する。ステップS2103を否定判定する場
合は、アルバムを消去しない。
【0161】ステップS2104において、サーバー
は、データベースにアクセスして当該サービス利用者が
登録したアルバムごとのアクセス状況を示すデータを検
索し、ステップS2105へ進む。ステップS2105
において、サーバーは、第1の所定期間以上の間、アク
セスされていないアルバムがあるか否かを判定する。サ
ーバーは、アクセスされていないアルバムがある場合に
ステップS2105を肯定判定してステップS2106
へ進み、アクセスされていないアルバムがない場合はス
テップS2105を否定判定してステップS2111へ
進む。
【0162】ステップS2106において、サーバー
は、当該サービス利用者が登録しているアルバムのう
ち、アクセスされていないアルバムを消去してステップ
S2107へ進む。ステップS2107において、サー
バーは、第1の所定期間以上の間ログインおよびアクセ
スがないアルバムを消去したことを通知するメールを当
該サービス利用者に向けて送信し、図45による処理を
終了する。
【0163】ステップS2108において、サーバー
は、第1の所定期間より短い第2の所定期間以上の間、
ログイン記録がないサービス利用者がいるか否かを判定
する。サーバーは、ログイン記録がない利用者がいる場
合にステップS2108を肯定判定してステップS21
09へ進み、ログイン記録がない利用者がいない場合は
ステップS2108を否定判定して図45による処理を
終了する。ステップS2108を否定判定する場合は、
アルバムを消去しない。
【0164】ステップS2109において、サーバー
は、当該サービス利用者がアルバムを有するか否かを判
定する。サーバーは、当該サービス利用者がアルバムを
登録している場合にステップS2109を肯定判定して
ステップS2110へ進み、アルバムを登録していない
場合にステップS2109を否定判定して図45による
処理を終了する。ステップS2109を否定判定する場
合は、アルバムを消去しない。
【0165】ステップS2110において、サーバー
は、データベースにアクセスして当該サービス利用者が
登録したアルバムごとのアクセス状況を示すデータを検
索し、ステップS2111へ進む。ステップS2111
において、サーバーは、第2の所定期間以上の間、アク
セスされていないアルバムがあるか否かを判定する。ア
クセスされていないアルバムがある場合にステップS2
111を肯定判定してステップS2112へ進み、アク
セスされていないアルバムがない場合はステップS21
11を否定判定して図45による処理を終了する。ステ
ップS2111を否定判定する場合は、アルバムを消去
しない。
【0166】ステップS2112において、サーバー
は、第1の所定期間以上の間ログインおよびアクセスさ
れない場合はアルバムを消去するという警告メールを当
該サービス利用者に向けて送信し、図45による処理を
終了する。これにより、第2の所定期間以上利用がない
サービス利用者に対し、アクセスがないアルバムを消去
する前に警告メールが送られる。
【0167】−サービス利用者がWebの会員を退会する
と当該サービス利用者が登録していたアルバムを消去す
る− 図46は、サービス提供者のサーバーで行われるアルバ
ム消去処理の流れを説明するフローチャートである。図
46による処理は、Webの会員の退会手続きが終了する
と行われる。ステップS2301において、サーバー
は、退会会員がアルバムを有しているか否かを判定す
る。サーバーは、退会会員がアルバムを登録していた場
合はステップS2301を肯定判定してステップS23
02へ進み、アルバムを登録していなかった場合はステ
ップS2301を否定判定してステップS2303へ進
む。ステップS2302において、サーバーは、退会会
員が登録していたアルバムを消去してステップS230
3へ進む。このときサーバーは、退会会員が退会前に掲
示板に書込んだ内容や、この書込みに添付されているデ
ータサイズ縮小画像(たとえば、サムネイル画像)のデー
タは消去しないで残す。なお、サムネイル画像について
は後述する。
【0168】ステップS2303において、サーバー
は、退会会員が使用していた掲示板利用時のニックネー
ムおよびフォトメールアドレスを示すデータを、Webの
登録会員の情報を保存するデータベースのデータ領域か
ら退会会員の情報を保存するデータ領域に移動してステ
ップS2304へ進む。サーバーは、退会会員の情報を
保存することにより、将来登録される会員に退会会員と
同じニックネームおよびフォトメールアドレスを与えな
いようにする。ステップS2304において、サーバー
は、退会会員がカスタマ(顧客)登録しているか否かを判
定する。退会会員が顧客登録している場合はステップS
2304を肯定判定してステップS2305へ進み、顧
客登録していない場合はステップS2304を否定判定
してステップS2306へ進む。
【0169】ステップS2305において、サーバー
は、退会会員がWebの会員登録時に登録したデータのう
ち顧客登録データに必要ないデータを削除し、図46に
よる処理を終了する。ステップS2306において、サ
ーバーは、退会会員がWebの会員登録時に登録したデー
タを全て削除し、図46による処理を終了する。
【0170】−アルバム管理− サービス提供者は、サービス利用者によって登録された
アルバムをカテゴリごとに分類して管理し、登録されて
いる画像データをカテゴリごとに一覧可能にする。一般
に、公序良俗に反する画像は特定のカテゴリに集中して
登録されると考えられる。そこで、サービス提供者はカ
テゴリごとに監視しやすいようにアルバムの管理を行
う。
【0171】図47は、アルバムを管理する管理用ペー
ジ画面の例を示す図である。管理用ページ画面は、登録
されているアルバムのカテゴリごとにサービス提供者に
よって用意される。サービス提供者によってあらかじめ
決められている管理者がサーバーに対して所定の操作を
行うことにより、サーバーが管理者の端末に管理用デー
タを送り、管理者の端末に図47の管理用画面が表示さ
れる。図47において、登録されているアルバムをカテ
ゴリごとに並びかえて表示させる場合に、管理者は第1
優先の「並替」欄をチェックし、プルダウンメニュー4
7Aの中から「カテゴリ」を選択して実行ボタン47E
をクリックする。これにより、「カテゴリ」に属するア
ルバムの一覧が表示される。
【0172】また、カテゴリ内の「風景」に属するアル
バム一覧を表示させる場合、管理者は第1優先の「抽
出」欄をチェックし、プルダウンメニュー47Aの中か
ら「カテゴリ」を選択する。さらに、管理者はプルダウ
ンメニュー47Bの中から「風景」を選択して実行ボタ
ン47Eをクリックする。これにより、図47に示す
「カテゴリ」−「風景」に属するアルバムの一覧が表示
される。図47の例では、アルバムを登録しているサー
ビス利用者のユーザID、カテゴリ名(この場合は風
景)、アルバム名(アルバム名が登録されている場合)、
登録されている画像の数、および登録された日時(アッ
プ日時)が一覧として表示されている。
【0173】プルダウンメニュー47Aの中には、「カ
テゴリ」の他に「アップ日時」、「使用カメラ」、「撮
影方法」、「会員」、「最終ログイン」、「閲覧回数」
などがあり、それぞれアルバムの並び替えおよび抽出が
可能に構成されている。さらに、第2優先として並び替
えおよび抽出を行うプルダウンメニュー47Cおよび4
7Dが設けられており、第1優先の条件に第2優先の条
件をさらに付加して並び替えおよび抽出を行うことがで
きる。なお、選択されたプルダウンメニュー47A〜4
7Dの選択内容は、一覧表示が行われている間続けて表
示されるので、一覧表示されているアルバムをさらに並
べ替えたり、抽出をやり直すことが容易である。
【0174】図47において、たとえば、プルダウンメ
ニュー47Aの中で「使用カメラ」を選択して並び替え
を行うと、カテゴリの代わりに使用カメラの機種名が表
示され、当該機種名のカメラで撮影された画像が登録さ
れているアルバム一覧が表示される。
【0175】図48は、サービス提供者のサーバーで行
われるアルバム一覧作成処理の流れを説明するフローチ
ャートである。図48による処理は、管理者によって上
述した実行ボタン47Eがクリックされると行われる。
ステップS2401において、サーバーは、選択プルダ
ウンメニューによる条件にしたがって並び替えおよび抽
出を実行してステップS2402へ進む。ステップS2
402において、サーバーは、並び替えおよび抽出処理
が終了したか否かを判定する。サーバーは、処理が終了
した場合にステップS2402を肯定判定してステップ
S2403へ進み、処理が終了していない場合はステッ
プS2402を否定判定し、再び判定処理を行う。
【0176】ステップS2403において、サーバー
は、アルバム一覧表示のページ画面を作成してステップ
S2404に進む。ステップS2404において、サー
バーは、ページ画面のデータを管理者の端末に向けて送
信し、図48による処理を終了する。これにより、管理
者の端末に図47に示す管理用画面が表示される。
【0177】管理者の端末に図47の管理用画面が表示
された状態で、たとえば、アンダーラインが引かれてい
るアルバム名「富士山」という文字を管理者がクリック
すると、アルバム名「富士山」に保存されている画像デ
ータが読出され、サムネイル画像が管理者の端末のディ
スプレイに表示される。サムネイル画像は、たとえば、
オリジナル画像データを間引きするなどしてデータ数を
オリジナル画像のデータ数より縮小した縮小画像であ
る。図49(a)は、「富士山」というアルバムに保存さ
れている画像データによるサムネイル画像を表示した図
である。図49(a)において、アルバムに保存されてい
る10枚の画像、すなわち、画像1〜画像10の画像デ
ータのうち画像1〜画像6の6枚分の画像がサムネイル
1〜サムネイル6として表示されている。各サムネイル
画像の下には、画像にタイトルがつけられている場合に
各画像のタイトルが表示される。
【0178】図49(a)に示すサムネイル画像が表示さ
れた状態で、たとえば、サムネイル1画像を管理者がク
リックすると、図49(b)に示すように、画像1の画像
データによる画像がサムネイル画像より大きく管理者の
端末のディスプレイに表示される。このとき、画像デー
タ内に記録されている撮影情報のデータに基づいて、使
用カメラ、絞り値、シャッター速度、閃光装置の有無、
露出補正値などの撮影条件や、当該画像が後述する掲示
板に掲載されているか否かの情報が、画像とともに表示
される。なお、アルバムに登録されている画像の撮影条
件、および掲示板への掲載の有無の情報は、管理者用の
管理画面において表示されるもので、サービス利用者の
端末に送信されるものではない。つまり、サービス利用
者が閲覧できるのは、公開されている画像と当該画像に
つけられているタイトルのみである。
【0179】−顧客登録したサービス利用者にアルバム
用のメモリサイズおよび使用期間を優遇する− 図1に示されるように、アルバム用のサーバーは、他の
サービスを行うサーバーと別のサーバーが行う。そこ
で、アルバムサービス用サーバー内にもアルバムサービ
スに必要な会員情報、たとえば、ログイン名、フォトメ
ールアドレス、サービスフラグ、および追加サービスフ
ラグなどの情報を保持する。サービスフラグは、会員が
顧客登録している場合にONされるフラグである。図5
0は、サービス提供者のサーバーで行われる優遇処理の
流れを説明するフローチャートである。図50による処
理は、オンラインアルバム5のトップページ画面でサー
ビス利用者がログインすることにより起動する。
【0180】図50のステップS2501において、サ
ーバーは、アルバムサービス用サーバー内のデータベー
スにアクセスし、会員情報を検索してステップS250
2へ進む。ステップS2502において、サーバーは、
ログインされた会員の情報が有るか否かを判定する。サ
ーバーは、会員情報が有る場合にステップS2502を
肯定判定してステップS2504へ進み、会員情報がな
い場合はステップS2502を否定判定してステップS
2503へ進む。ステップS2503において、サーバ
ーは、アルバムサービス用サーバー内のデータベースに
会員情報を登録してステップS2504へ進む。
【0181】ステップS2504において、サーバー
は、アルバム・プリントサービスへのログイン時に、顧
客登録したサービス利用者であることを示すデータを受
信したか否かを判定する。顧客登録していることを示す
データを受けた場合はステップS2504を肯定判定し
てステップS2505へ進み、顧客登録していることを
示すデータを受けていない場合はステップS2504を
否定判定してステップS2507へ進む。ステップS2
505において、サーバーは、会員情報の中のサービス
フラグがONか否かを判定する。サービスフラグがON
の場合にステップS2505を肯定判定してステップS
2507へ進み、サービスフラグがONでない場合にス
テップS2505を否定判定してステップS2506へ
進む。ステップS2506において、サーバーは、サー
ビスフラグをONしてステップS2507へ進む。
【0182】サーバーは、サービスフラグがONされて
いるサービス利用者に対し、アルバム用のメモリサイズ
を、たとえば、通常の50MBから100MBにサイズ
アップするとともに、使用期限を通常の1年から無期限
に変更して優遇する。
【0183】ステップS2507において、サーバー
は、アルバム・プリントサービスへのログイン時に、ポ
イント情報を示すデータを受信したか否かを判定する。
ポイント情報は、上述した顧客登録後の景品選択ページ
画面でポイントを選択した場合に加算されるポイントの
情報である。このポイントは、後述する掲示板で回答を
掲載した場合にも加算される。サーバーは、ポイント情
報を示すデータを受けた場合はステップS2507を肯
定判定してステップS2508へ進み、ポイント情報を
示すデータを受けていない場合はステップS2507を
否定判定して図50による処理を終了する。
【0184】ステップS2508において、サーバー
は、会員情報の中の追加サービスフラグがONか否かを
判定する。追加サービスフラグがONの場合にステップ
S2508を肯定判定して図50による処理を終了し、
追加サービスフラグがONでない場合にステップS25
08を否定判定してステップS2509へ進む。ステッ
プS2509において、サーバーは、追加サービスフラ
グをONして図50による処理を終了する。
【0185】サーバーは、追加サービスフラグがONさ
れているサービス利用者に対し、アルバム用のメモリサ
イズを、たとえば、さらに50MBを加えてサイズアッ
プして優遇する。
【0186】以上説明した図50による処理では、ポイ
ントを有するサービス利用者に対して無条件で追加サー
ビスフラグをONする、すなわち、アルバム用のメモリ
サイズをさらに50MBサイズアップするようにした。
この代わりに、追加サービスフラグをONするのと引替
えにサービス利用者が有するポイントを減らすようにし
てもよい。また、サービス利用者が有するポイントと、
サービス提供者による優遇措置とを引替える場合は、優
遇措置としてアルバム用のメモリサイズをサイズアップ
する他に、プリントアウトサービスを無料にするように
してもよい。
【0187】−アルバムに登録される画像データのファ
イル名を不規則にする− たとえば、アルバムへの画像登録時に画像データのファ
イル名が通し番号で付与された場合、1つの画像データ
ファイル名がわかると他の画像データのファイル名を推
測しやすくなる。そこで、アルバムサービス用のサーバ
ーは、サービス利用者からアルバムに登録する画像デー
タがサーバーにアップロードされると、当該画像データ
のファイル名を付け直してデータ格納領域に登録する。
図51は、サービス提供者のサーバーで行われるファイ
ル名決定処理の流れを説明するフローチャートである。
図51による処理は、サービス利用者によって登録画像
のアップロードが開始されると起動する。
【0188】ステップS2201において、サーバー
は、1つの画像ファイルのデータのアップロードが完了
したか否かを判定する。完了した場合はステップS22
01を肯定判定してステップS2202へ進み、完了し
ていない場合はステップS2201を否定判定してアッ
プロードが完了するまで判定処理を繰り返す。ステップ
S2202において、サーバーは、アップロードした画
像データファイルのファイル名をアトランダムに決定
し、ステップS2203へ進む。
【0189】ファイル名の決定は、周知のワンタイム・
パスワードの技術を用いる。サーバーは、たとえば、当
該画像ファイルがアップロードされた時刻をパラメータ
としてファイル名を生成する。このため、画像データフ
ァイルが続けてアップロードされる場合でも、それぞれ
の画像データファイルのアップロード時刻が異なるた
め、これらの画像データファイルには全く異なるファイ
ル名が生成される。これにより、アルバムに登録されて
いる他の画像データのファイル名から類推できないアト
ランダムなファイル名が決定される。
【0190】ステップS2203において、サーバー
は、アップロードされ、アトランダムなファイル名が付
与された画像データファイルをサービス利用者に合わせ
て所定のフォルダに移動し、図51による処理を終了す
る。
【0191】図51による処理を行うと、アルバムに複
数の画像データが登録される場合に、これらの画像デー
タファイルに互いに他のファイル名を類推できないファ
イル名が付与される。この結果、アルバム内の1つの画
像データが公開されることによって公開された画像デー
タのファイル名から他のファイル名が推測されてしま
い、推測されたファイル名を有する非公開の画像データ
が読出されてしまうことがない。
【0192】以上説明した実施の形態によるコンテンツ
で行うアルバム・プリントサービスによれば、次の作用
効果が得られる。 (1)アルバムを登録したサービス利用者によるサービ
ス利用が所定期間ない場合に、当該利用者に貸し出して
いたアルバム用のデータ格納領域に格納されていたデー
タを消去するようにした。この結果、当該データ格納領
域を他のサービス利用者に対して貸し出すことができる
ので、データ格納領域を有効に使用することができる。 (2)アルバムを登録したサービス利用者によるサービ
ス利用がない場合でも、当該アルバムが公開されてい
て、他のサービス利用者から当該アルバムが閲覧されて
いる場合は当該アルバムを消去しないようにした。これ
により、サービス提供者は公開アルバムを目当てにサー
ビスを利用する人を確保できる。 (3)サービス提供者は、サービス利用者によって登録
されたアルバムをカテゴリごとに分類し、登録されてい
る画像データをカテゴリごとに一覧するようにした。こ
の結果、公序良俗に反する画像が集中しやすい特定のカ
テゴリを重点的に監視することが可能になる。 (4)アルバムに登録されている画像データ内に記録さ
れている撮影情報のデータに基づいて、管理者の端末の
管理画面に当該画像を撮影したカメラ、絞り値、シャッ
ター速度、閃光装置の有無、露出補正値などの撮影条件
や、当該画像が後述の掲示板に掲載されているか否かの
情報を表示するようにした。登録されている多くのアル
バムについて調べれば、たとえば、サービス利用者がど
のような撮影条件を好むかなどの情報を得ることがで
き、カメラの新製品開発に役立てることができる。 (5)アルバム用のデータ格納領域のメモリサイズ(記
憶容量)は、上述した顧客登録したサービス利用者に対
してメモリサイズを通常より大きく、有効期間を通常よ
り長くするように優遇措置を行なうようにした。この結
果、サービス利用者に顧客登録をするように促すことが
できる。 (6)アルバムに登録する画像データファイルが続けて
アップロードされる場合でも、それぞれの画像データフ
ァイルに全く異なるアトランダムなファイル名を付与す
るようにした。この結果、公開されている画像データフ
ァイル名から他の画像データのファイル名が推測され、
非公開にもかかわらず閲覧されることが防止される。
【0193】以上説明したアルバム一覧表示の並べ替え
では、アルバム単位で並べ替えや抽出を行うようにし
た。もし、アルバムという概念を用いずに画像データ単
位で画像を登録する場合には、当該画像単位で並べ替え
や抽出を行うようにしてもよい。
【0194】−掲示板− 図5のコミュニティ7のカテゴリページの画面が表示さ
れた状態で、サービス利用者が「掲示板」のページへの
リンク先ボタン71をクリックすると、不図示の掲示板
のトップページ画面が端末のディスプレイに表示され
る。このトップページ画面でサービス利用者がログイン
すると、図52に示すページ画面が端末のディスプレイ
に表示される。掲示板のサービス利用は、上述したよう
に、Webによるサービス利用の会員登録を行ったサービ
ス利用者がログイン名とパスワードとを入力してログイ
ンした上で受けるものである。この掲示板は電子掲示板
とも呼ばれる。
【0195】掲示板のサービスでは、サービス利用者が
掲載した質問に対し、掲載された質問を見た他のサービ
ス利用者が質問に答えてくれる。サービス利用者はニッ
クネームを用いて質問を掲載し、ニックネームを用いて
回答を掲載する。質問する人が不特定の人から広く回答
を募る「質問オークションで聞く」と、質問する人が特
定の人から回答を募る「エキスパートに聞く」とがあ
る。サービス利用者は、「質問オークションで聞く」に
対応するボタン52Cと、「エキスパートに聞く」に対
応するボタン52Dとのいずれかをクリックして両者を
選択する。ここでエキスパートとは、掲載された質問に
対して回答をよせる人のことをいう。
【0196】掲載された質問に対してエキスパートが回
答をよせると、質問を掲載した人から回答したエキスパ
ートに対してポイントが移動する。具体的には、エキス
パートが掲載された質問を読んで掲示板に回答を書込
み、質問者が掲示板に書込まれた回答を読出したときに
ポイントが移動する。ポイントは回答に対する報酬とし
て利用される。このポイントは、上述した顧客登録時の
景品として説明したポイントを使用できる。サーバー
は、掲示板に書込まれた内容を不特定の人に見てもらう
場合は公開し、特定の人に見てもらう場合は、特定の人
がパスワードを入力した上で読出せるようにする。
【0197】図52に示す画面の左下部に、エキスパー
トのニックネームが獲得ポイントとともに掲載される。
獲得ポイントが多いエキスパートは、多くの質問に回答
していることを意味する。アンダーラインが引かれた
「カテゴリ1」、「カテゴリ2」、「カテゴリ3」、…
の文字をクリックすると、各カテゴリに属する質問に対
応するエキスパートが獲得ポイント順に掲載される。す
なわち、エキスパートのニックネームは、質問のカテゴ
リごとに分類されて管理される。アンダーラインが引か
れたエキスパートのニックネームの文字「○△×」をク
リックすると、当該エキスパートを紹介するページ画面
(たとえば、図63)が端末のディスプレイに表示され
る。質問を掲載する人は、図63のようなエキスパート
情報を参考に質問先のエキスパートを決めることができ
る。
【0198】質問を掲載する人がエキスパートに聞く場
合、ボタン52Dおよび質問が該当するカテゴリの文字
をクリックし、そのとき掲載されるエキスパートの中か
ら選択したエキスパートに対する質問をサーバーに送
る。一方、質問を掲載する人が質問オークションで聞く
場合、ボタン52Cおよび質問が該当するカテゴリの文
字をクリックし、質問をサーバに送る。質問をサーバー
に送るとき、ニックネーム書込み枠52Aにニックネー
ムを書込み、質問書込み枠52Bに質問を書込み、アン
ダーラインが引かれている「質問する」の文字をクリッ
クすると、質問掲載者(サービス利用者)の端末からサー
バーに向けて質問のデータが送信される。
【0199】本実施の形態による掲示板のサービスにお
いて、サービス提供者はサービス利用者に対して以下に
説明するようなサービスを提供する。
【0200】−アルバムに登録された画像を掲示板に掲
載する− 掲示板に画像を掲載すると、文字だけ掲載する場合に比
べて書込み内容がわかりやすくなることがある。図52
において、質問掲載者(サービス利用者)がアンダーライ
ンが引かれている「画像掲載」の文字をクリックする
と、質問掲載者(サービス利用者)が登録しているアルバ
ムの中の画像を質問に添付して掲載できる。ただし、公
開にされている画像について掲載し、非公開にされてい
る画像は掲載しない。なお、質問とともに掲載する画像
は、質問掲載者が登録している画像の他に、公開されて
いる他のサービス利用者による登録画像でもよい。
【0201】画像データを掲示板にそのまま掲載する
と、掲示板用サーバー内に蓄積されるデータ量が増大し
て掲示板用のデータがあふれてしまう。そこで、本実施
の形態による掲示板サービスでは、登録されているアル
バム内のオリジナル画像データに比べてデータサイズを
縮小したサムネイル画像を作成し、このサムネイル画像
を掲示板に掲載する。
【0202】図53、図54は、サービス提供者のサー
バーで行われるサムネイル画像掲載処理の流れを説明す
るフローチャートである。図53、図54による処理
は、質問掲載者(サービス利用者)によって上述した図5
2による画面上で「画像掲載」の文字がクリックされる
と起動する。図53のステップS1701において、サ
ーバーは、ログインしているサービス利用者がアルバム
を有するか否かを判定する。サービス利用者がアルバム
を登録している場合はステップS1701を肯定判定し
てステップS1702へ進み、サービス利用者がアルバ
ムを登録していない場合はステップS1701を否定判
定してステップS1707へ進む。
【0203】ステップS1702において、サーバー
は、当該サービス利用者が登録しているアルバム(マイ
アルバムと呼ぶことにする)の画像データを読出し、不
図示のトップページ画面のデータを作成してステップS
1703へ進む。作成されたトップページ画面のデータ
がサービス利用者の端末に送信されることにより、サー
ビス利用者の端末のディスプレイにマイアルバムのトッ
プページ画面が表示される。このトップページ画面は、
たとえば、図49(a)に示したようなマイアルバム内の
画像データによるサムネイル画像とタイトルとが表示さ
れたものである。サービス利用者は、掲示板に掲載した
いサムネイル画像をクリックする。
【0204】ステップS1703において、サーバー
は、マイアルバム内の画像が選択されたか否かを判定す
る。サーバーは、サムネイル画像がクリックされるとス
テップS1703を肯定判定してステップS1711へ
進み、サムネイル画像がクリックされない場合はステッ
プS1703を否定判定して判定処理を繰り返す。ステ
ップS1711において、サーバーは、選択された画像
が非公開に設定されているか否かを判定する。サーバー
は、選択画像が非公開に設定されている場合はステップ
S1711を肯定判定して図54のステップS1712
へ進み、公開に設定されている場合はステップS171
1を否定判定してステップS1704へ進む。
【0205】ステップS1704において、サーバー
は、クリック操作によって選択されたサムネイル画像デ
ータと、サムネイル画像データよりデータサイズが大き
な中画像データとを作成して掲示板用サーバー内の所定
の画像用フォルダにそれぞれ保存する。ここで、サムネ
イル画像データおよび中画像データが格納される画像用
フォルダは、掲示板への書込みデータを格納する格納領
域、およびマイアルバムの画像データ(オリジナルデー
タ)を格納するアルバム用のデータ格納領域と別に設け
られるものである。サーバーは、サムネイル画像データ
および中画像データをそれぞれ保存すると、ステップS
1705へ進む。
【0206】ステップS1705において、サーバー
は、選択された画像データのリンクの情報(上記画像用
フォルダにおける格納位置を示す情報)を貼り付けた掲
示板用ページ画面を作成し、ステップS1706へ進
む。リンクの情報により、図52の質問書込み枠52B
内に、質問と選択されたサムネイル画像とがいっしょに
表示されるようになる。サーバーはさらに、質問書込み
枠52B内に表示されたサムネイル画像がクリックされ
た場合に、中画像データによる画像が表示されるように
リンクの情報を貼り付ける。さらにまた、中画像データ
による画像が表示されている状態で当該中画像がクリッ
クされた場合に、マイアルバムの中の画像データ(オリ
ジナルデータ)による画像が表示されるようにリンクの
情報を貼り付ける。
【0207】ステップS1706において、サーバー
は、上述したようにリンクの情報を貼り付けた掲示板用
ページ画面のデータをサービス利用者の端末に送信し、
図53による処理を終了する。これにより、サービス利
用者の端末のディスプレイに、サムネイル画像が掲載さ
れた図52による画面が表示される。この状態で、質問
掲載者(サービス利用者)がアンダーラインの引かれてい
る「質問する」の文字をクリックすると、質問掲載者
(サービス利用者)の端末からサーバーに向けて質問のデ
ータが送信される。
【0208】他のサービス利用者が端末で掲示板に掲載
された質問を見るとき、質問のデータに上述したサムネ
イル画像データへのリンクの情報が含まれるので、質問
とともにサムネイル画像が端末の画面に表示される。そ
して、端末の画面でサムネイル画像をクリックすると中
画像データによる画像が、中画像データによる画像をク
リックするとマイアルバムの中の画像データ(オリジナ
ルデータ)による画像が、端末の画面にそれぞれ表示さ
れる。
【0209】一方、ステップS1707において、サー
バーは、アルバムが登録されていないことを通知すると
ともに、アルバムを登録することを督促するメッセージ
を含むページ画面データを作成してサービス利用者の端
末に送信し、ステップS1708へ進む。ステップS1
708において、サーバーは、アルバム作成の指示を受
けたか否かを判定する。サーバーは、アルバムの画像登
録の指示を示すデータを受けるとステップS1708を
肯定判定してステップS1709へ進み、アルバムの画
像登録の指示を示すデータを受けていない場合はステッ
プS1708を否定判定してステップS1710へ進
む。
【0210】ステップS1709において、サーバー
は、サービス利用者からの登録画像データをアップロー
ドしてアルバムの登録処理を行い、上述したステップS
1703へ進む。ステップS1710において、サーバ
ーは、掲示板に画像を掲載できないことを通知するペー
ジ画面データを作成してサービス利用者の端末に送信
し、図53による処理を終了する。
【0211】図54のステップS1712において、サ
ーバーは、選択された画像が非公開に設定されているた
め掲載できないことを通知するメッセージを含むページ
画面のデータを作成し、サービス利用者の端末に送信し
てステップS1713へ進む。これにより、サービス利
用者の端末のディスプレイに図55に示すページ画面が
表示される。サービス利用者は、次の3つの処理を選択
できる。 1.図55による表示画面上で「公開にする」ボタン5
5Aをクリックして当該画像を公開にした上で掲載す
る。 2.「他選択」ボタン55Bをクリックして他の公開画
像を掲載する。 3.「中止」ボタン55Cをクリックして画像の掲載を
中止する。
【0212】ステップS1713において、サーバー
は、「公開にする」ボタン55Aがクリックされたか否
かを判定する。ボタン55Aがクリックされた場合はス
テップS1713を肯定判定してステップS1714へ
進み、ボタン55Aがクリックされない場合はステップ
S1713を否定判定してステップS1715へ進む。
ステップS1714において、サーバーは、選択された
画像を公開に設定して図53のステップS1704へ進
む。
【0213】ステップS1715において、サーバー
は、「他選択」ボタン55Bがクリックされたか否かを
判定する。ボタン55Bがクリックされた場合はステッ
プS1715を肯定判定して図53のステップS170
2へ戻り、ボタン55Bがクリックされない場合はステ
ップS1715を否定判定してステップS1716へ進
む。
【0214】ステップS1716において、サーバー
は、「中止」ボタン55Cがクリックされたか否かを判
定する。ボタン55Cがクリックされた場合はステップ
S1716を肯定判定して図53および図54による処
理を終了し、ボタン55Cがクリックされない場合はス
テップS1716を否定判定してステップS1713へ
戻る。
【0215】図53および図54による処理を行うと、
アルバム内に登録されている画像を掲示板に掲載でき
る。このとき、アルバム内に登録されているオリジナル
画像から、オリジナル画像に比べてデータサイズが小さ
なサムネイル画像データを作成し、サムネイル画像デー
タを掲示板用サーバーおよびアルバム用データストレー
ジ装置と異なるフォルダに保存した上で、掲示板に書込
む質問にサムネイル画像の格納フォルダへのリンクの情
報を貼り付けるようにした。この結果、掲示板サーバー
に画像データを保存しないから、当該サーバーにかかる
負担を抑えることができる。さらに、アルバム内のオリ
ジナル画像が削除された場合でも、サムネイル画像デー
タによって掲示板への画像掲載を続けることが可能にな
る。
【0216】以上の説明では、サムネイル画像データを
掲示板用書込みデータの格納領域、およびアルバム用の
データ格納領域と異なる画像用フォルダに保存した上
で、掲示板に書込む質問にサムネイル画像が格納されて
いる画像用フォルダへのリンクの情報を貼り付けるよう
にした。この代わりに、サムネイル画像データを質問と
ともに掲示板用書込みデータの格納領域に保存するよう
にしてもよい。この場合にも、オリジナル画像データを
掲示板用書込みデータの格納領域にコピーして保存する
場合に比べて、掲示板用サーバーにかかる負担を抑える
ことができる。
【0217】また、掲示板に書込む質問にアルバム内の
オリジナル画像へのリンクの情報を貼り付けるのみで当
初はサムネイル画像データを作成せず、当該オリジナル
画像が削除される場合にサムネイル画像データを作成
し、掲示板用書込みデータの格納領域、およびアルバム
用データ格納領域と異なる画像用フォルダにサムネイル
画像データを保存した上で、上記質問に貼り付けたリン
クの情報を画像用フォルダへリンクするように書き換え
てもよい。
【0218】図56および図57は、サービス提供者の
サーバーで行われる上記処理の流れを説明するフローチ
ャートである。図56による処理は、上述した図53に
よる処理のステップS1704がステップS1704B
に変更されるので、ステップS1704Bについてのみ
説明を行う。図56のステップS1704Bにおいて、
サーバーは、クリック操作によって選択されたサムネイ
ル画像データに対応するマイアルバムの画像データ(オ
リジナルデータ)に、掲示板に掲載されていることを示
す情報を付加してステップS1705へ進む。付加する
情報は、オリジナル画像データ内のヘッダ部に加えても
よいし、マイアルバム内に当該オリジナル画像データと
対応づけて保持してもよい。
【0219】図57による処理は、マイアルバム、もし
くはマイアルバム内に保存されているオリジナル画像デ
ータを削除する指示をサーバーが受けると開始する。図
57のステップS1901において、サーバーは、削除
する画像データが掲示板に掲載されているかを検出して
ステップS1902へ進む。ステップS1902におい
て、サーバーは、当該画像データが掲示板に掲載されて
いるか否かを判定する。当該画像データに掲載を示す情
報が付加されている場合はステップS1902を肯定判
定してステップS1903へ進み、当該画像データに掲
載を示す情報が付加されていない場合はステップS19
02を否定判定して図57による処理を終了する。
【0220】ステップS1903において、サーバー
は、当該画像データのデータサイズを縮小したサムネイ
ル画像データ、およびサムネイル画像データよりデータ
サイズが大きな中画像データをそれぞれ作成し、当該画
像データとともに所定の画像用フォルダにそれぞれ保存
する。ステップS1904において、サーバーは、掲示
板用ページ画面に貼り付けられている画像データのリン
ク先の情報を、マイアルバム(オリジナルデータ)へのリ
ンクを示す情報から画像用ファルダ(サムネイル画像デ
ータ、中画像データ)へのリンクを示す情報に変更して
図57による処理を終了する。これにより、マイアルバ
ムのオリジナルデータが削除されても、画像用フォルダ
内のサムネイル画像データによって掲示板の掲載画像が
保持される。
【0221】−掲示板の質問のカテゴリとアルバムのカ
テゴリとを一致させる− 図43に示すオンラインアルバム5のページ画面におい
て表示されているカテゴリと、図52に示す掲示板のペ
ージ画面において表示されているカテゴリとを一致させ
る。たとえば、アルバムのカテゴリが「風景」、「夜
景」、「ポートレート」、…などのカテゴリを有する。
このうち、「風景」というカテゴリは、さらに「北海
道」、「東北」、「関東」、…などのサブカテゴリに分
類されている。この場合に、掲示板のカテゴリを、たと
えば、「撮影情報」というカテゴリと、「北海道」、
「東北」、「関東」、…などのサブカテゴリとによって
分類する。
【0222】図58(a)は、掲示板で「撮影情報」−
「北海道」に分類される質問を表示するページ画面の例
である。図58(a)において、画面の左寄り位置にカテ
ゴリ「撮影情報」およびサブカテゴリ「北海道」、「東
北」、「関東」、…が表示されている。画面の中央位置
に「北海道」に分類される質問が順に掲載されている。
質問に対してエキスパートが回答したものは、回答され
た数に応じて画面の右寄り位置に回答数が表示される。
画面の右上位置には、オンラインアルバム5のトップペ
ージへのリンクの情報、アルバムのカテゴリ「風景」の
ページへのリンクの情報、およびアルバムのサブカテゴ
リ「北海道」のページへのリンクの情報がそれぞれ貼り
付けられている。
【0223】サービス利用者が、アンダーラインが引か
れている「アルバム」の文字をクリックすると、サービ
ス利用者の端末のディスプレイにオンラインアルバム5
のトップページ画面が表示される。また、サービス利用
者が、アンダーラインが引かれている「風景」の文字を
クリックすると、サービス利用者の端末のディスプレイ
にアルバムのカテゴリ「風景」のページ画面が表示され
る。さらにまた、サービス利用者が、アンダーラインが
引かれている「北海道」の文字をクリックすると、サー
ビス利用者の端末のディスプレイにアルバムのサブカテ
ゴリ「北海道」のページ画面が表示される。
【0224】図58(b)は、オンラインアルバム5にお
いて「風景」−「北海道」に分類されるアルバムに登録
されている画像データによる画像を表示するページ画面
の例である。図58(b)において、画面の左寄り位置に
カテゴリ「風景」およびサブカテゴリ「北海道」、「東
北」、「関東」、…が表示されている。画面の中央位置
に「北海道」に分類される画像データによる画像が順に
表示されている。画面の右上位置には、掲示板のトップ
ページへのリンクの情報、掲示板のカテゴリ「撮影情
報」のページへのリンクの情報、および掲示板のサブカ
テゴリ「北海道」のページへのリンクの情報がそれぞれ
貼り付けられている。
【0225】サービス利用者がアンダーラインが引かれ
ている「掲示板」の文字をクリックすると、サービス利
用者の端末のディスプレイに掲示板のトップページ画面
が表示される。また、サービス利用者がアンダーライン
が引かれている「撮影情報」の文字をクリックすると、
サービス利用者の端末のディスプレイに掲示板のカテゴ
リ「撮影情報」のページ画面が表示される。さらにま
た、サービス利用者がアンダーラインが引かれている
「北海道」の文字をクリックすると、サービス利用者の
端末のディスプレイに掲示板のサブカテゴリ「北海道」
のページ画面が表示される。
【0226】アルバムの「北海道」のページに表示され
ている画像を閲覧し、気に入った画像を見つけた場合
に、その画像が具体的に北海道のどこで、いつ、どのよ
うな撮影条件で撮影されたのかを知りたくなったとき
に、掲示板の質問のカテゴリとアルバムのカテゴリとが
一致しており、また、リンクの情報が貼り付けられてい
るので、対応する質問が掲載されている掲示板のページ
を迷うことなく簡単に見ることができる。
【0227】−入力した地名に該当する掲示板のカテゴ
リを表示する− 図59は、サービス提供者のサーバーで行われる検索処
理の流れを説明するフローチャートである。図59によ
る処理は、図52に示す掲示板のページ画面において、
検索ボタン52Fがクリックされると起動する。サービ
ス利用者は、検索文字書込み枠52Eに検索文字を書込
んだ上で検索ボタン52Fをクリックする。
【0228】図59のステップS2601において、サ
ーバーは、掲示板内に書込まれている全ての書込みにつ
いて、検索文字と一致する文字を検索してステップS2
602へ進む。ステップS2602において、サーバー
は、検索文字と一致する書込みが有るか否かを判定す
る。サーバーは、検索文字がヒットする書込みがある場
合にステップS2602を肯定判定してステップS26
07へ進み、ヒットする書込みがない場合にステップS
2602を否定判定してステップS2603へ進む。ス
テップS2603において、サーバーは、サーバー内に
あらかじめ登録されているキーワードについて、検索文
字と一致するものを検索してステップS2604へ進
む。キーワードは、掲示板のカテゴリに対応して登録さ
れているもので、たとえば、「東京タワー」、「国会議
事堂」、「渋谷」、「横浜港」というキーワードが掲示
板のカテゴリ「関東」と関連づけて登録されている。ま
た、「大阪城」、「関西空港」、「神戸」というキーワ
ードが掲示板のカテゴリ「関西」と関連づけて登録され
ている。
【0229】ステップS2604において、サーバー
は、検索文字と一致するキーワードが有るか否かを判定
する。サーバーは、検索文字がヒットするキーワードが
ある場合にステップS2604を肯定判定してステップ
S2606へ進み、ヒットするキーワードがない場合に
ステップS2604を否定判定してステップS2605
へ進む。ステップS2606において、サーバーは、掲
示板の中でヒットしたキーワードに関連づけられたカテ
ゴリのページにジャンプする。たとえば、検索文字が
「渋谷」である場合に、キーワード「渋谷」に関連づけ
られているカテゴリ「関東」の掲示板ページにジャンプ
する。サーバーは、サービス利用者の端末にカテゴリ
「関東」の掲示板ページを表示させると図59による処
理を終了する。
【0230】ステップS2605において、サーバー
は、検索文字にヒットする書込み、および検索文字に関
連する掲示板のカテゴリのいずれもないので、検索文字
を変更するように促すメッセージとともに図52の掲示
板のページ画面をサービス利用者の端末に再度表示させ
る。サーバーは、図52のページにジャンプすると図5
9による処理を終了する。
【0231】ステップS2607において、サーバー
は、検索文字がヒットした掲示板の書込みを抽出した不
図示のページ画面を作成してステップS2608へ進
む。ステップS2608において、サーバーは、作成し
たページ画面データをサービス利用者の端末に送信して
図59による処理を終了する。
【0232】以上説明した実施の形態によるコンテンツ
で行う掲示板サービスによれば、次の作用効果が得られ
る。 (1)質問掲載者(サービス利用者)が登録しているアル
バムの中の公開画像を質問に添付して掲載できるように
したので、掲載質問が文字だけの場合に比べてわかりや
すくなる。 (2)掲示板への画像掲載は、アルバム内に登録されて
いるオリジナル画像からオリジナル画像に比べてデータ
サイズが小さなサムネイル画像データを作成し、サムネ
イル画像データを掲示板用サーバーおよびアルバム用デ
ータストレージ装置と異なるフォルダに保存した上で、
掲示板に書込む質問にサムネイル画像が格納されたフォ
ルダへのリンクの情報を貼り付ける。この結果、掲示板
サーバーに画像データを保存しないから当該サーバーに
かかる負担を抑えることができる上に、アルバム内のオ
リジナル画像が削除された場合でもサムネイル画像デー
タによって掲示板への画像掲載を続けることが可能にな
る。 (3)質問掲載者(サービス利用者)が掲示板に掲載する
ためにクリックしたサムネイル画像が非公開画像である
場合(ステップS1711の肯定判定)に、選択画像が非
公開のため掲載できないことをサービス利用者に通知す
るようにした。このため、非公開画像を誤って掲示板に
掲載することを防止できる。 (4)掲示板の質問のカテゴリとアルバムのカテゴリと
を一致させ、掲示板およびアルバムのページのそれぞれ
に互いにリンクの情報を貼り付けるようにした。したが
って、たとえば、アルバムの「北海道」のページに表示
されている画像を閲覧して気に入った画像を見つけた場
合に、その画像が具体的に北海道のどこで、いつ、どの
ような撮影条件で撮影されたのかを知りたくなったと
き、対応する質問が掲載されている掲示板のページを迷
うことなく簡単に見ることができる。 (5)掲示板のページ画面(図52)の検索ボタン52F
をクリックすると、検索文字書込み枠52Eに書込まれ
ている検索文字と一致する文字を掲示板書込みから検索
し、ヒットする書込みがある場合に当該書込みを抽出し
て端末に表示させる。一方、ヒットする書込みがない場
合にあらかじめ登録されている複数のキーワードと検索
文字がヒットするかを検索し、ヒットしたキーワードに
関連づけられたカテゴリのページを端末に表示させる。
これにより、検索文字と一致する書込みがない場合で
も、比較的類似しているカテゴリの掲示板が自動的に端
末に表示されるので、サービス利用者にとって使いやす
い掲示板サービスを提供できる。
【0233】−検索機能− 上述した図3によるWebのトップページ10の画面、お
よび図4、図5、図21、図43などに示したWebサイ
ト用コンテンツの各カテゴリのトップページの画面にお
いて、サイト検索を行う「検索」ページへのリンク先ボ
タン31が設けられている。サービス利用者がこのボタ
ン31をクリックすると、サーバーはサービス利用者の
端末に向けて表示用ページデータを送信し、図60に示
す検索ページ画面を端末のディスプレイに表示させる。
図60において、検索文書込み枠60Aと、検索文字書
込み枠60Bと、検索範囲チェックボックス60Cと、
検索ボタン60Dとが設けられている。
【0234】サーバーは、検索文書込み枠60Aに書込
まれた検索文、もしくは検索文字書込み枠60Bに書込
まれた検索文字について、検索範囲チェックボックス6
0Cにチェックされたコンテンツの範囲でヒットするも
のを検索する。図61は、サービス提供者のサーバーで
行われる検索処理の流れを説明するフローチャートであ
る。図61による処理は、検索ボタン60Dがクリック
されると起動する。
【0235】図61のステップS2701において、サ
ーバーは、自然文検索か否かを判定する。サーバーは、
検索文書込み枠60Aに書込みが行われている場合に自
然文検索とみなし、ステップS2701を肯定判定して
ステップS2702へ進む。一方、検索文書込み枠60
Aに書込みが無く、検索文字書込み枠60Bに書込みが
行われている場合に文字検索とみなし、ステップS27
01を否定判定してステップS2703へ進む。
【0236】ステップS2702において、サーバー
は、検索文を解析してステップS2703へ進む。解析
は、検索文を用いて周知の文章検索を行うための前処理
である。ステップS2703において、サーバーは、検
索範囲チェックボックス60Cにより指定されたコンテ
ンツにおいて、当該コンテンツ内に登録されているペー
ジ画面に含まれる文字の検索を行い、ステップS270
4へ進む。ステップS2704において、サーバーは、
指定された検索範囲の検索が終了したか否かを判定す
る。検索が終了した場合はステップS2704を肯定判
定してステップS2705へ進む。一方、検索が終了し
ていない場合はステップS2704を否定判定してステ
ップS2703へ戻り、検索処理を継続する。
【0237】ステップS2705において、サーバー
は、検索したコンテンツのカテゴリが複数か否かを判定
する。サーバーは、検索範囲チェックボックス60Cが
複数チェックされている場合にステップS2705を肯
定判定してステップS2706へ進み、検索範囲チェッ
クボックス60Cが複数チェックされていない場合にス
テップS2705を否定判定してステップS2707へ
進む。ステップS2706において、サーバーは、検索
の結果ヒットしたものを検索範囲ごと(コンテンツごと)
に並べ替え、各コンテンツごとに検索結果を表示する検
索結果ページ画面を作成してステップS2708へ進
む。ステップS2708において、サーバーは、検索結
果ページ画面のデータをサービス利用者の端末に向けて
送信し、図61による処理を終了する。これにより、図
62(a)に示す検索結果の画面が端末のディスプレイに
表示される。
【0238】図62(a)による検索結果ページ画面にお
いて、各コンテンツごとにヒットした件数が表示されて
いる。各コンテンツの欄には検索文字列、文章との間で
類似度が高いものから上位5件ずつが表示されている。
ここで、ヒット件数が5件に満たないコンテンツの欄に
は全てのヒット件数分が表示され、ヒット件数が0の場
合はヒットしない旨を通知する不図示のメッセージデー
タが表示される。また、「すべて表示」するためのボタ
ン62Aが設けられており、ボタン62Aがクリックさ
れた場合に、サーバーは、ヒット件数が6件以上あるコ
ンテンツの欄に上位5件だけでなく、ヒットしたもの全
てを表示させる。
【0239】ステップS2707において、サーバー
は、検索結果ページ画面のデータをサービス利用者の端
末に向けて送信し、図61による処理を終了する。これ
により、図62(b)に示す検索結果の画面が端末のディ
スプレイに表示される。図62(b)において、指定され
ているコンテンツにおいてヒットした件数が表示されて
いる。このうち、検索文字列、文章との間で類似度が高
いものから上位20件が表示される。ヒット件数が20
件に満たない場合は、全てのヒット件数分が表示され、
ヒット件数が0の場合はヒットしない旨を通知する不図
示のメッセージが表示される。
【0240】図61による処理では、各コンテンツごと
のヒット件数表示について、検索範囲が複数のコンテン
ツカテゴリにまたがる場合(ステップS2705で肯定
判定)に、1コンテンツ当たり上位5件まで、検索範囲
が1つのコンテンツカテゴリの場合(ステップS270
5で否定判定)に、当該コンテンツの上位20件までと
した。これらの表示件数の上限は、コンテンツカテゴリ
ごとに表示件数の上限を変えてもよいし、検索範囲がま
たがるコンテンツカテゴリの数に応じて変えてもよい。
たとえば、検索範囲チェックボックス60Cのチェック
数が1つの場合に表示件数の上限を20件に、チェック
数が2つの場合に表示件数の上限を1コンテンツ当たり
10件に、チェック数が3つの場合に表示件数の上限を
1コンテンツ当たり7件にする。
【0241】−カメラの機種名から検索する− 本実施の形態によるWebサイト用コンテンツは、カメラ
およびカメラに関連する情報やサービスを提供するもの
である。そこで、たとえば、掲示板のページ画面でカメ
ラの機種名が表示されると、この機種名を検索文字とみ
なして検索処理を行う。図63は、上述したエキスパー
トを紹介するページ画面の例である。この中で、「所有
カメラ」として機種名が紹介されている。図63の例で
は、「F△」および「F□」という機種名が掲載され
る。これらの機種名の文字は、クリック可能に表示デー
タが構成されている。
【0242】図64は、サービス提供者のサーバーで行
われる検索処理の流れを説明するフローチャートであ
る。図64による処理は、機種名の文字「F△」、「F
□」のいずれかがクリックされ、クリックを示すデータ
をサーバーが受けると起動する。ステップS2801に
おいて、サーバーは、データベースにアクセスし、クリ
ックされた文字が示す機種名がデータベースに登録され
ているかを検索してステップS2802へ進む。本実施
の形態ではカメラに関するサービスを提供するので、サ
ービス提供者がその生産および販売に携わっているカメ
ラに関するデータは、サービス提供者によってデータベ
ースに登録されている。ステップS2802において、
サーバーは、クリックされた機種名が登録されているか
否かを判定する。当該機種名がデータベースに登録され
ている場合はステップS2802を肯定判定してステッ
プS2803へ進み、登録されていない場合はステップ
S2802を否定判定してステップS2806へ進む。
【0243】ステップS2803において、サーバー
は、新着情報、製品情報、サービス・サポート、オンラ
インショップ、コミュニティ、掲示板など全てのコンテ
ンツカテゴリについて、クリックされた機種名を検索文
字として検索し、ステップS2804へ進む。ステップ
S2804において、サーバーは、検索範囲の検索が終
了したか否かを判定する。検索が終了した場合はステッ
プS2804を肯定判定してステップS2805へ進
む。一方、検索が終了していない場合はステップS28
04を否定判定してステップS2803へ戻り、検索処
理を継続する。
【0244】ステップS2805において、サーバー
は、検索の結果ヒットしたものを検索範囲ごと(コンテ
ンツごと)に並べ替え、各コンテンツごとに検索結果を
表示する検索結果ページ画面を作成してステップS28
09へ進む。ステップS2809において、サーバー
は、検索結果ページ画面のデータをサービス利用者の端
末に向けて送信し、図64による処理を終了する。これ
により、図62(a)に示した画面と同様の検索結果の画
面が端末のディスプレイに表示される。
【0245】図62(a)と同様に、検索結果ページ画面
は各コンテンツごとにヒットした件数が表示され、各コ
ンテンツの欄にクリックされた機種名との間で類似度が
高いものから上位5件ずつが表示される。また、ヒット
件数が5件に満たないコンテンツの欄には全てのヒット
件数分が表示され、ヒット件数が0の場合はヒットしな
い旨を通知するメッセージが表示される。さらに、ヒッ
ト件数が6件以上あるコンテンツの欄にヒットしたもの
全てを表示させる「すべて表示」ボタン62Aが設けら
れる。
【0246】ステップS2806において、サーバー
は、コミュニティ、掲示板のコンテンツカテゴリについ
て、クリックされた機種名を検索文字として検索し、ス
テップS2807へ進む。ステップS2802で否定判
定される場合、当該機種名はサービス提供者がその生産
および販売に携わっているカメラではないとみなせる。
この場合、新着情報、製品情報、サービス・サポート、
オンラインショップ内を検索してもヒットしないので、
これらのコンテンツ内の検索を省略する。ステップS2
807において、サーバーは、検索範囲の検索が終了し
たか否かを判定する。検索が終了した場合はステップS
2807を肯定判定してステップS2808へ進む。一
方、検索が終了していない場合はステップS2807を
否定判定してステップS2806へ戻り、検索処理を継
続する。
【0247】ステップS2808において、サーバー
は、検索の結果ヒットしたものを検索範囲ごと(コンテ
ンツごと)に並べ替え、各コンテンツごとに検索結果を
表示する検索結果ページ画面を作成してステップS28
09へ進む。この場合には、検索するコンテンツが少な
いので、クリックされた機種名との間で類似度が高いも
のから1コンテンツ当たり上位10件ずつを表示するよ
うに検索結果が表示される。
【0248】−関連検索− サービス利用者が見ているページについて、当該ページ
画面に関してあらかじめWeb用文書記述言語HTML(Hy
per Text Markup Lunguage)で記述されている文字列お
よび文章を抽出し、抽出した文字列および文章を各コン
テンツ内から検索する。たとえば、サービス利用者が図
65に示す製品情報を紹介するページ画面を見ている場
合を例に説明する。図65において、「F△」という機
種名のカメラの情報が紹介されている。ページ画面に右
下に「関連検索」ボタン65Aが設けられている。この
ページ画面を記述するHTMLでは、「関連検索」ボタ
ン65Aを配置するための記述の他に、タイトルタグ(<
TITLE></TITLE>)に挟まれたタイトル文字列が検索文字
列として抽出される。
【0249】また、特別に設けられた検索用タグ(たと
えば、<!--SEARCH CONTEXT--><!--SEARCH CONTEXT-->)
に挟まれた文字列もしくは文章を記述してもよい。検索
用タグに挟まれた文字列もしくは文章は、検索文字列、
文章として抽出される。この場合にはHTMLタグを検
索文字から除外する。
【0250】さらにまた、実際にページ画面に表示され
る文字列もしくは文章以外に、検索文字列として用いる
ために特別に作成された文字列、文章を<META HTTP-EQU
IV="Keywords" CONTENT="******">の中の******に埋め
込んで記述してもよい。******に埋め込んで記述された
文字列もしくは文章は、検索文字列、文章として抽出さ
れる。
【0251】図66は、サービス提供者のサーバーで行
われる検索処理の流れを説明するフローチャートであ
る。図66による処理は、図65のページ画面上で「関
連検索」ボタン65Aがクリックされると起動する。ス
テップS2901において、サーバーは、表示されてい
るページ画面において上述したタグなどにより表されて
いる文字列、文章を抽出してステップS2902へ進
む。ステップS2902において、サーバーは、抽出し
た文字列もしくは文章を検索文字列として各コンテンツ
の中を検索する。このとき、表示中のページ画面は検索
対象にしない。
【0252】ステップS2903において、サーバー
は、検索が終了したか否かを判定する。全てのコンテン
ツの検索が終了した場合にステップS2903を肯定判
定してステップS2904へ進み、コンテンツの検索が
終了していない場合はステップS2903を否定判定し
てステップS2902へ戻り、検索を継続する。
【0253】ステップS2904において、サーバー
は、検索の結果ヒットしたものをコンテンツごとに並べ
替え、各コンテンツごとに検索結果を表示する検索結果
ページ画面を作成してステップS2905へ進む。ステ
ップS2905において、サーバーは、検索結果ページ
画面のデータをサービス利用者の端末に向けて送信し、
図66による処理を終了する。これにより、図62(a)
に示した画面と同様の検索結果の画面が端末のディスプ
レイに表示される。
【0254】図62(a)と同様に、検索結果ページ画面
は各コンテンツごとにヒットした件数が表示され、各コ
ンテンツの欄に検索文字列、文章との間で類似度が高い
ものから上位5件ずつが表示される。また、ヒット件数
が5件に満たないコンテンツの欄には全てのヒット件数
分が表示され、ヒット件数が0の場合はヒットしない旨
を通知するメッセージが表示される。さらに、ヒット件
数が6件以上あるコンテンツの欄にヒットしたもの全て
を表示させる「すべて表示」ボタン62Aが設けられ
る。
【0255】−関連エキスパート検索− エキスパート情報を紹介する図63のページ画面におい
て、ページ画面下部に「関連エキスパート検索」ボタン
63Aが設けられている。このページ画面を記述するH
TMLでは、「関連エキスパート検索」ボタン63Aを
配置するための記述の他に、当該エキスパートの得意撮
影分野、所有カメラの機種名に記載されている文字列を
検索文字列とするように特別に設けられた検索用タグで
挟んで記述してもよい。
【0256】図67は、サービス提供者のサーバーで行
われる検索処理の流れを説明するフローチャートであ
る。図67による処理は、図63のページ画面上で「関
連エキスパート検索」ボタン63Aがクリックされると
起動する。ステップS3001において、サーバーは、
表示されているページ画面において上述したタグなどに
より表されている文字列、文章を抽出してステップS3
002へ進む。ステップS3002において、サーバー
は、抽出した文字列もしくは文章を検索文字列としてエ
キスパート情報が格納されているデータベースを検索す
る。このとき、表示中のページ画面は検索対象にしな
い。
【0257】ステップS3003において、サーバー
は、検索が終了したか否かを判定する。全てのエキスパ
ート情報の検索が終了した場合にステップS3003を
肯定判定してステップS3004へ進み、検索が終了し
ていない場合はステップS3003を否定判定してステ
ップS3002へ戻り、検索を継続する。
【0258】ステップS3004において、サーバー
は、検索の結果ヒットしたエキスパートを格付け順に並
べ替え、格付け順に検索結果を表示する検索結果ページ
画面を作成してステップS3005へ進む。ステップS
3005において、サーバーは、検索結果ページ画面の
データをサービス利用者の端末に向けて送信し、図67
による処理を終了する。これにより、検索結果の画面が
端末のディスプレイに表示される。格付けとは、たとえ
ば、獲得ポイントが多く、質問掲載者からの評判がよい
人を上位格とし、獲得ポイントが低く、質問掲載者から
の評判が悪い人を低位格にするものである。質問掲載者
が高い格付けのエキスパートを選ぶと、それだけ満足で
きる回答を得られる可能性が高くなる。
【0259】以上説明した実施の形態によるコンテンツ
で行う検索によれば、次の作用効果が得られる。 (1)検索文書込み枠60Aに書込まれた検索文もしく
は検索文字書込み枠60Bに書込まれた検索文字につい
て、検索範囲チェックボックス60Cにチェックされた
コンテンツの範囲でヒットするものを検索する。複数の
コンテンツ内を検索して各コンテンツごとにヒット件数
を表示するとき、各コンテンツの欄に検索文字列、文章
との間で類似度が高いものから上位5件ずつを表示する
ようにし、さらに「すべて表示」するためのボタン62
Aがクリックされた場合に、ヒット件数が6件以上ある
コンテンツ欄にヒットしたもの全てを表示するようにし
た。この結果、サービス利用者は、表示画面をスクロー
ルしなくても各コンテンツでヒットしたものを確認する
ことができる。 (2)掲示板のページ画面(図63)でカメラの機種名が
表示されると、この機種名を検索文字とみなして検索処
理を行うようにした。本実施の形態によるWebサイト用
コンテンツはカメラおよびカメラに関連する情報やサー
ビスを提供するものであるので、サービス利用者により
よい検索サービスを提供できる。 (3)製品情報を紹介するページ画面(図65)におい
て、当該ページ画面の記載内容に関連する検索文字列を
サービス提供者があらかじめHTMLで記述し、当該ペ
ージ画面上に設けた「関連検索」ボタン65Aをサービ
ス利用者がクリックするだけで検索文字列を入力しなく
ても検索を開始するようにした。この結果、サービス利
用者は、現在見ている(表示されている)ページ画面に関
連する検索を素早く行うことができる。 (4)エキスパート情報を紹介するページ画面(図63)
において、当該ページ画面の記載内容に関連する検索文
字列をサービス提供者があらかじめHTMLで記述し、
当該ページ画面上に設けた「関連エキスパート検索」ボ
タン63Aをサービス利用者がクリックするだけで検索
文字列を入力しなくても検索を開始するようにした。こ
の結果、サービス利用者は、現在見ている(表示されて
いる)エキスパートと撮影分野が同じであったり、所有
カメラが同じである他のエキスパート検索を素早く行う
ことができる。
【0260】HTMLによる検索文字列の記述は、上述
した以外にもボディタグ(<BODY></BODY>)により文章を
挟む方法や、HTMLページ内全ての文字を検索対象に
する方法を用いてもよい。ページ内全ての文字を検索対
象にする場合は、検索結果にノイズが増える(必要以上
にヒットする)ことが予想される。
【0261】また、ページごとに検索文字列の記述を変
えるようにしてもよい。たとえば、「製品情報」を記載
するコンテンツのページではタイトルタグに挟まれた文
字列を検索対象とし、「記事」を記載するページではタ
イトルタグに挟まれた文字列とボディタグに挟まれた文
章とを検索対象とする。
【0262】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、次のような効果を奏する。 (1)電子アルバム利用者から所定期間以上何も発信さ
れない場合に、当該利用者によって登録されている画像
データを消去するようにしたので、消去した画像データ
の格納領域を他の利用者のために用いれば、データ格納
領域を有効に利用することができる。 (2)第1の電子アルバム利用者によって登録され、第
2の電子アルバム利用者に発信することを許可されてい
る画像データについて、当該画像データが所定期間以上
読出されない場合に消去するようにしたので、第1の電
子アルバム利用者による利用がなくても第2の電子アル
バム利用者に当該画像データが発信されていれば消去さ
れることがない。この結果、当該画像データを目当てに
する電子アルバム利用者に利用を促す効果が得られる。 (3)電子アルバム利用者が利用できる画像データの格
納領域について、商品を購入して顧客登録した人に容量
を増やしたり、利用期限を延長したりするようにしたの
で、電子アルバムサービスを顧客登録の促進に利用でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】Webサイト用コンテンツが登録されるWebサイト
の全体構成例を示す図である。
【図2】サイトマップを示す図である。
【図3】Webのトップページの画面を示す図である。
【図4】新着情報のカテゴリのトップページの画面を示
す図である。
【図5】コミュニティのカテゴリのトップページの画面
を示す図である。
【図6】製品情報入力用の画面を示す図である。
【図7】顧客情報(カスタマ情報)入力用の画面を示す図
である。
【図8】アンケート回答用の画面を示す図である。
【図9】設問処理の流れを説明するフローチャートであ
る。
【図10】景品選択用の画面を示す図である。
【図11】景品選択画面作成処理の流れを説明するフロ
ーチャートである。
【図12】冊子を紹介する画面を示す図である。
【図13】(a)送付先を通知する画面を示す図、(b)ポイ
ント加算を通知する画面を示す図である。
【図14】会員登録の誘導画面作成処理の流れを説明す
るフローチャートである。
【図15】景品注文の承り通知および会員登録への誘導
メッセージを表示する画面を示す図である。
【図16】会員認証用の画面を示す図である。
【図17】登録内容更新処理の流れを説明するフローチ
ャートである。
【図18】顧客情報(カスタマ情報)更新用の画面を示す
図である。
【図19】顧客認証用の画面を示す図である。
【図20】保証期間延長処理の流れを説明するフローチ
ャートである。
【図21】オンラインショップのカテゴリのトップペー
ジの画面を示す図である。
【図22】アイテム選択画面を示す図である。
【図23】ポリゴン画像処理の流れを説明するフローチ
ャートである。
【図24】カメラ本体と交換レンズとの接合画像を示す
図である。
【図25】推奨商品の紹介画面を示す図である。
【図26】推奨商品提案処理の流れを説明するフローチ
ャートである。
【図27】推奨商品提案処理の流れを説明するフローチ
ャートである。
【図28】商品情報管理用画面を示す図である。
【図29】在庫通知処理の流れを説明するフローチャー
トである。
【図30】掲載切替え処理の流れを説明するフローチャ
ートである。
【図31】商品配送指示処理の流れを説明するフローチ
ャートである。
【図32】(a)抽選用画面を示す図、(b)カメラの当選通
知および配送先選択ボタンの表示画面を示す図である。
【図33】当選商品の配送先確認画面を示す図である。
【図34】商品配送指示処理の流れを説明するフローチ
ャートである。
【図35】予約処理の流れを説明するフローチャートで
ある。
【図36】予約用画面を示す図である。
【図37】オプション決済処理の流れを説明するフロー
チャートである。
【図38】配送方法選択用画面を示す図である。
【図39】計算書のページ画面を示す図である。
【図40】配送料を決める処理の流れを説明するフロー
チャートである。
【図41】一括決済処理の流れを説明するフローチャー
トである。
【図42】分割決済処理の流れを説明するフローチャー
トである。
【図43】オンラインアルバムのカテゴリにログインし
た画面を示す図である。
【図44】アルバム消去処理の流れを説明するフローチ
ャートである。
【図45】アルバム消去処理の流れを説明するフローチ
ャートである。
【図46】アルバム消去処理の流れを説明するフローチ
ャートである。
【図47】アルバム管理用画面を示す図である。
【図48】アルバム一覧作成処理の流れを説明するフロ
ーチャートである。
【図49】(a)サムネイル画像表示を示す図、(b)サムネ
イル画像より大きな画像表示を示す図である。
【図50】優遇処理の流れを説明するフローチャートで
ある。
【図51】ファイル名決定処理の流れを説明するフロー
チャートである。
【図52】コミュニティのカテゴリにログインした画面
を示す図である。
【図53】サムネイル画像掲載処理の流れを説明するフ
ローチャートである。
【図54】サムネイル画像掲載処理の流れを説明するフ
ローチャートである。
【図55】選択画像が掲載できないことを通知する画面
を示す図である。
【図56】サムネイル画像掲載処理の流れを説明するフ
ローチャートである。
【図57】サムネイル画像掲載処理の流れを説明するフ
ローチャートである。
【図58】(a)掲示板で「撮影情報」−「北海道」に分
類される質問の表示画面を示す図(b)アルバムで「風
景」−「北海道」に分類される画像の表示画面を示す図
である。
【図59】検索処理の流れを説明するフローチャートで
ある。
【図60】検索画面を示す図である。
【図61】検索処理の流れを説明するフローチャートで
ある。
【図62】(a)複数のコンテンツの検索結果の表示画面
を示す図、(b)1つのコンテンツの検索結果の表示画面
を示す図である。
【図63】エキスパートの紹介画面を示す図である。
【図64】検索処理の流れを説明するフローチャートで
ある。
【図65】製品情報の紹介画面を示す図である。
【図66】検索処理の流れを説明するフローチャートで
ある。
【図67】検索処理の流れを説明するフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1…会員登録のコンテンツのページ、 2…新着情報の
コンテンツのページ、3…製品情報のコンテンツのペー
ジ、 4…サービス・サポートのコンテンツのページ、
5…オンラインアルバムのコンテンツのページ、6…オ
ンラインショップのコンテンツのページ、7…コミュニ
ティのコンテンツのページ、10…トップページ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三橋 説 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 株 式会社ニコン内 (72)発明者 戸井田 崇 神奈川県横浜市西区みなとみらい2丁目3 番3号 株式会社ニコンシステム内 (72)発明者 大村 晃 東京都品川区二葉1丁目3番25号 株式会 社ニコン技術工房内 Fターム(参考) 5B050 AA09 BA10 CA05 CA06 CA07 CA08 FA02 FA09 FA12 FA13 FA19 GA08

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも電子アルバム利用者の認証情報
    を含めて前記電子アルバム利用者から発信される登録情
    報を記録し、 前記電子アルバム利用者から発信される画像データをデ
    ータ格納領域に記録し、 前記電子アルバム利用者から発信される前記認証情報に
    対応して前記画像データを読出して前記電子アルバム利
    用者に発信し、 前記電子アルバム利用者から所定期間以上何も発信され
    ないとき、当該画像データを消去することを特徴とする
    電子アルバムの提供方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の電子アルバムの提供方法
    において、 前記所定期間は、前記電子アルバム利用者が商品を購入
    し、当該商品の顧客登録をした場合に延長されることを
    特徴とする電子アルバムの提供方法。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の電子アルバムの
    提供方法において、 前記記録する画像データ数に上限が設けられ、この上限
    は、前記電子アルバム利用者が商品を購入し、当該商品
    の顧客登録をした場合に上げられることを特徴とする電
    子アルバムの提供方法。
  4. 【請求項4】少なくとも第1の電子アルバム利用者の認
    証情報を含めて前記第1の電子アルバム利用者から発信
    される第1の登録情報を記録し、 少なくとも第2の電子アルバム利用者の認証情報を含め
    て前記第2の電子アルバム利用者から発信される第2の
    登録情報を記録し、 前記第1の電子アルバム利用者から発信される画像デー
    タをデータ格納領域に記録し、 前記第1の電子アルバム利用者から発信される前記第1
    の電子アルバム利用者の認証情報に対応して前記画像デ
    ータを読出して前記第1の電子アルバム利用者に発信
    し、 前記第1の電子アルバム利用者から許可されていると
    き、前記第2の電子アルバム利用者から発信される前記
    第2の電子アルバム利用者の認証情報に対応して前記画
    像データを読出して前記第2の電子アルバム利用者に発
    信し、 前記画像データが所定期間以上読出されないとき、当該
    画像データを消去することを特徴とする電子アルバムの
    提供方法。
  5. 【請求項5】少なくとも電子アルバム利用者の認証情報
    を含めて前記電子アルバム利用者から発信される登録情
    報を記録し、 前記電子アルバム利用者から発信される画像データをデ
    ータ格納領域に記録し、 前記電子アルバム利用者から発信される前記認証情報に
    対応して前記画像データを読出して前記電子アルバム利
    用者に発信し、 前記画像データを所定のグループに分類する管理情報を
    記録し、 前記管理情報を用いて前記所定のグループごとに画像デ
    ータを読出して電子アルバムの管理者に発信することを
    特徴とする電子アルバムの提供方法。
  6. 【請求項6】少なくとも電子アルバム利用者の認証情報
    を含めて前記電子アルバム利用者から発信される登録情
    報を記録し、 前記電子アルバム利用者から発信される画像データをデ
    ータ格納領域に記録し、 前記電子アルバム利用者から発信される前記認証情報に
    対応して前記画像データを読出して前記電子アルバム利
    用者に発信し、 前記画像データを順次読出して各画像データに含まれる
    撮影情報を順次抽出し、 抽出した前記撮影情報を電子アルバムの管理者に発信す
    ることを特徴とする電子アルバムの提供方法。
  7. 【請求項7】少なくとも電子アルバム利用者の認証情報
    を含めて前記電子アルバム利用者から発信される登録情
    報を記録し、 前記電子アルバム利用者から発信される画像データに他
    の画像データの名称と異なるアトランダムな名称を付与
    し、 前記名称付与後の画像データをデータ格納領域に記録
    し、 前記電子アルバム利用者から発信される前記認証情報に
    対応して前記画像データを読出して前記電子アルバム利
    用者に発信することを特徴とする電子アルバムの提供方
    法。
  8. 【請求項8】電子アルバム利用者から発信される画像デ
    ータをデータ格納領域に記録し、前記画像データの閲覧
    を可能にする電子アルバムの提供方法において、 電子アルバム利用者が商品を購入し、当該商品の顧客登
    録をしているかを検出し、 前記顧客登録をしている場合には、あらかじめ決められ
    た電子アルバムの利用可能な期限を延長することを特徴
    とする電子アルバムの提供方法。
  9. 【請求項9】電子アルバム利用者から発信される画像デ
    ータをデータ格納領域に記録し、前記画像データの閲覧
    を可能にする電子アルバムの提供方法において、 電子アルバム利用者が商品を購入し、当該商品の顧客登
    録をしているかを検出し、 前記顧客登録をしている場合には、あらかじめ決められ
    た電子アルバムの利用可能なデータ格納領域の容量を大
    きくすることを特徴とする電子アルバムの提供方法。
JP2001149870A 2001-05-18 2001-05-18 電子アルバムサービスシステム Expired - Lifetime JP4758025B2 (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001149870A JP4758025B2 (ja) 2001-05-18 2001-05-18 電子アルバムサービスシステム
EP02726433A EP1394681A4 (en) 2001-05-18 2002-05-17 METHOD FOR PROVIDING A BULLETIN BOARD FOR PLACING AN IMAGE AND METHOD FOR PROVIDING AN ELECTRONIC ALBUM SERVICE
PCT/JP2002/004811 WO2002095597A1 (en) 2001-05-18 2002-05-17 Method for providing bulletin board for placing an image and method for providing electronic album service
CNB028101979A CN1297913C (zh) 2001-05-18 2002-05-17 登载图像的电子公告牌和电子相册服务的提供方法
CN2010101949275A CN101853473B (zh) 2001-05-18 2002-05-17 登载图像的电子公告牌和电子相册服务的提供方法
CN 200610164728 CN101030286B (zh) 2001-05-18 2002-05-17 登载图像的电子公告牌和电子相册服务的提供方法
US10/713,301 US20040098320A1 (en) 2001-05-18 2003-11-17 Method for providing a bulletin board for placing an image and method for providing electronic album service
US14/300,873 US20140297543A1 (en) 2001-05-18 2014-06-10 Method for providing a bulletin board for placing an image and method for providing electronic album service
US16/274,713 US20190205893A1 (en) 2001-05-18 2019-02-13 Method for providing a bulletin board for placing an image and method for providing electronic album service

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001149870A JP4758025B2 (ja) 2001-05-18 2001-05-18 電子アルバムサービスシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002342741A true JP2002342741A (ja) 2002-11-29
JP4758025B2 JP4758025B2 (ja) 2011-08-24

Family

ID=18994987

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001149870A Expired - Lifetime JP4758025B2 (ja) 2001-05-18 2001-05-18 電子アルバムサービスシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4758025B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004302952A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Seiko Epson Corp クーポン券の発券装置および方法
JP2007164414A (ja) * 2005-12-13 2007-06-28 Ricoh Co Ltd 画像処理装置
US8300257B2 (en) 2006-05-19 2012-10-30 Fujifilm Corporation Method of placing an order for photographic printing
US8386417B2 (en) 2007-09-11 2013-02-26 Nikon Corporation Electronic album providing system and file providing system
JP2014085726A (ja) * 2012-10-19 2014-05-12 Ntt Docomo Inc 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
JP2014106595A (ja) * 2012-11-26 2014-06-09 Canon Inc 情報処理装置、その制御方法およびプログラム
JP2016128950A (ja) * 2015-01-09 2016-07-14 株式会社ぐるなび 画像管理サーバ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1185578A (ja) * 1997-09-05 1999-03-30 Fujitsu Ltd ファイル管理装置とその動作を実行するためのプログラムを記載した記録媒体

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1185578A (ja) * 1997-09-05 1999-03-30 Fujitsu Ltd ファイル管理装置とその動作を実行するためのプログラムを記載した記録媒体

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004302952A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Seiko Epson Corp クーポン券の発券装置および方法
JP2007164414A (ja) * 2005-12-13 2007-06-28 Ricoh Co Ltd 画像処理装置
US8300257B2 (en) 2006-05-19 2012-10-30 Fujifilm Corporation Method of placing an order for photographic printing
US8638466B2 (en) 2006-05-19 2014-01-28 Fujifilm Corporation Method of placing an order for photographic printing
US8386417B2 (en) 2007-09-11 2013-02-26 Nikon Corporation Electronic album providing system and file providing system
JP2014085726A (ja) * 2012-10-19 2014-05-12 Ntt Docomo Inc 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
JP2014106595A (ja) * 2012-11-26 2014-06-09 Canon Inc 情報処理装置、その制御方法およびプログラム
JP2016128950A (ja) * 2015-01-09 2016-07-14 株式会社ぐるなび 画像管理サーバ

Also Published As

Publication number Publication date
JP4758025B2 (ja) 2011-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20190205893A1 (en) Method for providing a bulletin board for placing an image and method for providing electronic album service
EP1394709A1 (en) Electronic shop providing method, site search method, and bulletin board providing method
US20160203493A1 (en) Electronic shop customer registration method
US7130825B2 (en) Electronic ownership control system and method
US6904410B1 (en) Online method and system for management of collectibles
JP4803900B2 (ja) 電子ショップの提供方法
WO2005084234A2 (en) Method of and system for obtaining data from multiple sources and raking documents based on meta data obtained through collaborative filtering and other matching techniques
JP2011065670A (ja) 電子ショップの提供方法
JP4758025B2 (ja) 電子アルバムサービスシステム
JP2002342376A (ja) サイト検索方法
JP4724950B2 (ja) ネットワークサービスシステム
JP2002342378A (ja) 電子掲示板の提供方法
JP4622156B2 (ja) 顧客登録システム
JP4784002B2 (ja) ネットワークサービスシステム
JP4674412B2 (ja) 登録システム
JP2002342636A (ja) 顧客登録方法
JP2002342630A (ja) 電子ショップの提供方法
JP2002342597A (ja) 電子ショップの提供方法
JP2002342631A (ja) 電子ショップの提供方法
WO2002050709A2 (en) Managing a database of media data

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080310

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100928

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101125

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20101125

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20101125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110517

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110602

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4758025

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140610

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term