JP2002342406A - 建築生産支援システム - Google Patents

建築生産支援システム

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JP2002342406A
JP2002342406A JP2001227959A JP2001227959A JP2002342406A JP 2002342406 A JP2002342406 A JP 2002342406A JP 2001227959 A JP2001227959 A JP 2001227959A JP 2001227959 A JP2001227959 A JP 2001227959A JP 2002342406 A JP2002342406 A JP 2002342406A
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JP2001227959A
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English (en)
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Sumio Noguchi
純生 野口
Yoshiyuki Abe
義之 阿部
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JAMU KK
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JAMU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】各プロセス、セクションで発生する設計情報の
授受、検証、変換や情報の共有をスム−ズに行え、その
情報を元に図面情報等に簡単に展開できる建築生産支援
システムを提供すること。 【解決手段】建築生産支援システムは、図形素からなる
プランニング素を入力し、建物の設計対象物の構成要素
である組み合せ設計素が格納された組み合せ設計素ライ
ブラリの中から希望の設計素を選択して図形素に意味付
けを行うことによって全体設計素を生成する手段121
と、全体設計素の情報から出力情報に対応する複数の詳
細設計素を作成する手段122と、全体設計素、詳細設
計素から図面情報等を出力する手段123とを含む。本
システムにおいては、設計および変更の繰り返しが容易
に実行でき、設計の各段階での要求に応じて各種図面を
出力することが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築生産支援シス
テムに関し、特に設計、施工、管理等の各建築生産プロ
セス及び意匠、構造、設備、プロジェクトマネ−ジメン
ト(以下PMと記す場合もある)等の各セクションにお
いて発生する情報を柔軟に管理する事により、建築生産
における各プロセス及び各セクションでの情報の共有、
授受、検証、変換がスム−ズに行え、またその情報を元
に図面情報や積算情報、見積情報等に簡単に展開できる
建築生産支援システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の建築生産用のCADシステムは、
設計図書や総合図及び施工図として完成された図面をい
かに効率良くCADデータとして作成するのかを目的と
して作成されている。例えば、2次元CADシステムで
は、最終的な設計図書の作成を目的として、白紙の状態
から完成へ向けての単一的な作図機能を備えている。コ
マンドとしては、通り心配置や柱、梁、壁、建具等の配
置コマンドなどが用意されており、コマンドに対して座
標情報やパラメ−タ変数をキーボードやマウス等の入力
装置から入力することにより、2次元CAD図形が展開
表示される。また、2次元CAD図形オブジェクトをシ
ンボル(複合図形)として登録し、名称やファイル名等
により読み込み、図面ファイルに配置するなどCAD部
品としての使用や、CAD部品に属性を付加してデ−タ
ベ−スとリンクして使用することも可能である。
【0003】また、3次元CADシステムにおいても同
様に、完成に到るまでのコマンドが用意されており、キ
ーボード、マウス等の入力装置から通り心配置、柱、
壁、梁配置等の各種コマンドに対する変数を入力する
と、コンピュータにより、3次元オブジェクトやポリゴ
ンによる3次元図形及びイメ−ジが展開表示される。
【0004】このような2次元及び3次元CADシステ
ムは、設計段階にて最終的に完成される設計図書やプレ
ゼンテ−ションに使用するイメ−ジパ−ス(透視図)等
の作成、施工段階に作成される総合図、施工図、竣工図
等の作成を、効率よくCADデ−タとして作成する事を
目的としている。作成されたCADデ−タは単なるCA
D図形情報に過ぎず、建築生産における設計及び管理情
報が付加されたものではない。このために、従来の2次
元及び3次元CADシステムは、設計プロセスにおける
設計変更要求や、設計プロセスにより作成したデ−タの
施工プロセスでの活用、または各セクションにおける設
計情報の共有など、建築生産における各プロセスや各セ
クションでの情報の共有、授受、変換、検証等に柔軟に
対応することが難しい。
【0005】建築生産におけるプロセスでは主として、
設計、施工、管理(維持・管理・保全)のプロセスによ
り建築物が設計され、設計に基づき施工を行い、その後
維持管理される。設計プロセスでは主として計画設計、
基本設計、実施設計のプロセスにより設計が進行する。
また、設計プロセスでは主として意匠設計、構造設計、
設備設計等のセクションにより平行して設計が行われ
る。さらに各セクションによる複数の設計者により、平
面計画、立面計画、断面計画、構造計画、設備計画、機
能、性能、価格、品質など様々な側面より検討され設計
が行われる。
【0006】設計プロセスでの基本設計の段階では、前
プロセスである計画設計により建築主より提示された要
求や条件に基づき設定された、設計条件により空間の形
態、機能、性能等を決める空間設計が行われ基本設計図
書の作成が行われる。実施設計の段階では、基本設計で
決定した空間構成要素を構成する部品の形態、機能、性
能等を決める部品設計が行われ設計図書の作成が行われ
る。
【0007】また、設計から施工へのプロセスでは、設
計図書により施工者に情報の授受が行われ、施工者によ
り総合図及び施工図の作成が行われた後、製作や工作、
組み立て等の施工が行われ、最終的に竣工図の作成が行
われる。設計図書とは設計情報を施工者に伝えるための
ものであることは周知の事実であるが、設計図書の内容
だけで直ちに現場や工場により製作や組み立て等を行う
ことは難しく、さらに部品及び材料の製作や組み立てに
関する詳細な設計が必要となり、施工段階により生産設
計が行われ、総合図及び施工図等の作成が行われる。ま
た施工後に竣工図の作成が行われる。さらに、管理プロ
セスでは、設計段階における設計図書や施工段階におけ
る総合図、施工図、竣工図等により管理プロセスにて不
必要な情報の除外や不足情報の付加及び調整を行い、維
持管理図面の作成が行われる。
【0008】設計段階における各セクションでは、意匠
により主として空間設計及び部品設計、意匠設計等を行
い、意匠図の作成を行う。構造では構造設計、耐震設計
等を行い構造図の作成を行う。設備では空調設備設計、
給排水衛生設備設計、電気設備設計、輸送設備設計、防
災設備設計等を行い設備図の作成を行う。各セクション
にて作成された、意匠図、構造図、設備図をまとめた物
が、設計段階にて作成される設計図書である。
【0009】各プロセスにおける情報の密度は異なり、
プロセスが進行するに従って進展する。例えば、設計プ
ロセスにて作成される設計図書では、施工者に対して設
計情報が伝わる事を主な目的として作成される為、性能
規定による指示や標準図を用いた指示などいわゆる「あ
りよう」を示して作成される。施工プロセスにて作成さ
れる総合図及び施工図では、施工者に対して部品などの
組み立てや施工を細かく漏れのないように伝える為、現
物の部品や部材と同じように詳細に示し、分かりやすく
表現され作成される。管理プロセスにて作成される維持
管理図面では、維持、保全、管理を行う為に、設計プロ
セスでの情報や施工プロセスでの情報より不必要な情報
を除外し、不足情報を付加して作成される。
【0010】また各セクションで扱う情報は共有する情
報と各セクション特有の非共有の情報があり、各セクシ
ョンでの図面表現も異なる。例えばRC下地の壁では、
意匠では壁下地や壁仕上などの情報を扱い、壁下地がR
Cである事やRCの厚みなどが扱う情報であるが、構造
ではRCの厚さやたて筋及びよこ筋などの鉄筋に関する
情報、または構造計算等の情報を扱う。この場合、RC
の厚さは構造が構造計算により決定する情報であるが、
意匠でも必要な情報であり意匠と構造はそれぞれ同じ情
報を共有する。また壁仕上などの情報は意匠特有の情報
で構造では扱わない。さらに構造での鉄筋に関する情報
や構造計算等の情報などは構造特有の情報で意匠では扱
わない。同じ壁を意匠及び構造により各々意匠図及び構
造図により示すが、扱う情報が異なることなど図面での
表現も異なる。
【0011】建築生産における各プロセス及び各セクシ
ョンでは、設計図書及び各種図面を用いて設計及び管理
対象要素の情報を表現し示すが、設計図書及び各種図面
情報(2次元及び3次元CADデ−タ)は建築生産にお
ける各プロセス及び各セクションでの設計及び管理対象
要素の情報を図面として表現(出力)したものであり、
建築生産支援システムとして各プロセス及び各セクショ
ンでの情報の共有、授受、変換、検証等を行うための情
報としては適していない。
【0012】ここで、建築生産用のCADシステムとし
ては、一般的なCADオブジェクトモデルに建物部位情
報を付加した形態で作図できる、いわゆる、オブジェク
ト指向型のCADシステムが提案されている。このCA
Dシステムでは、建築物の各部位、すなわち、柱、壁、
床、屋根、建具等のオブジェクトモデルが予め3Dオブ
ジェクトとして用意されており、各オブジェクトモデル
は、それ自身の「振る舞い」を規制する規制情報も合わ
せ持っている。例えば、窓というオブジェクトモデル
は、壁に配置されるものなので、壁から移動して壁から
はみ出すような位置には配置できないように規制され
る。
【0013】オブジェクトモデルを利用して各種図面を
作成すると、例えばその平面図、立面図、断面図が自動
作成され、平面図を修正すると、それを立面図、断面図
に反映させることができたり、設計変更により通り芯を
ずらすと、各オブジェクトモデルが自動的に寸法や位置
を変更してくれる等の機能が備わっている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
オブジェクト指向型のCADシステムには次のような問
題点がある。建築生産における設計プロセスでは、設計
における複雑化、多様化、高度化により一人の人格また
は経験及び技術では対応できない状態であり、共同での
作業が行われるのが一般的である。意匠、構造、設備な
どの各セクションによる複数の設計者により平面、立
面、断面、構造、設備、機能、性能、価格、品質などの
様々な側面より検討され、平行して設計が行われる。従
来のオブジェクト指向CADシステムでは、基本となる
CADオブジェクトモデルに対して建物部位情報を付加
して、各種図面の出力を行っている。1つのCADオブ
ジェクトモデルにより、オブジェクトモデルを構成する
組み合せ情報やオブジェクトモデルを配置する配置情報
など、オブジェクトモデルにより建物部位情報を一元管
理し、各種図面情報に展開出力しているが、設計プロセ
スにおける各セクション及び複数の設計者による平行し
た設計作業には適していない。
【0015】設計プロセスでは様々な経験やアイデア等
により複数の提案が行われる。例えば、RC下地の壁で
はRCの厚みや鉄筋の太さ及び構造などは構造セクショ
ンにより設計が行われ、壁仕上などの意匠は意匠セクシ
ョンにより設計が行われる。また、平面計画や立面計
画、断面計画では、平面計画ではA案で、立面計画では
B案、断面計画ではC案など設計プロセスでは1つの設
計要素に対して様々な側面より検討を行い設計が行われ
る。つまり、打合せ等により情報を一元化し、各セクシ
ョンや各設計担当者が平行して設計を行うことにより、
情報が多元化される。多元化された情報は所定のタイミ
ングにより一元化され、再び多元化されて設計が行われ
る。この繰り返しにより設計が行われ、最終的に設計図
書として情報が一元化される。従来のオブジェクト指向
CADシステムでは1つのオブジェクトモデルにより一
元管理されているため、複雑化、多様化、高度化する設
計要求に柔軟に対応できない。
【0016】本発明は、建築生産における各プロセス及
び各セクションで発生する設計及び管理情報を柔軟に管
理する事により、建築生産における各プロセスでの情報
の授受、検証、変換や各セクションによる情報の共有及
び検証をスム−ズに行え、またその情報を元に図面情報
や積算情報、見積情報等に簡単に展開できる建築生産支
援システムを提供することを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の建築生産支援システムにおいては、図2
7に示す建築生産プロセスにおける設計プロセスでの基
本設計段階にて意匠設計セクションである意匠Aの設計
者により、図1に示すように、まずCAD100(ある
いは内蔵するCAD機能)を使用して、プランニング素
111(図形素、座標情報、座標関係)を作成する。基
本設計の前プロセスである計画設計段階にてCAD10
0により作成したCAD図面デ−タをプランニング素1
11として読込んでも良い。
【0018】次に、図104に示す、意匠Aでの全体設
計素デ−タである配置設計素PD01と組み合せ設計素
MD01の作成を行う。図1に示すプランニング素11
1と組み合せ設計素ライブラリ−110(以下MLと記
す場合もある)、とから、全体設計素作成手段121に
より意匠Aの全体設計素/組み合せ設計素112(以下
MDと記す場合もある)、と、プロジェクト毎に作成さ
れる全体設計素/配置設計素113(以下PDと記す場
合もある)、を作成する。また作成されたMD112と
PD113は関連付される。ML110は予め組み合せ
設計素ライブラリ−作成手段120により、必要な組み
合せ設計素デ−タを作成し、ML110に登録してある
ものとする。またMLは組織毎、グル−プ毎、セクショ
ン毎、個人毎に作成管理可能である。例では、セクショ
ン毎に作成されている例を示す。
【0019】次に図104に示す、意匠Aでの全体設計
素のエキステンションデ−タEX01を展開出力する。
図104では、意匠図である平面図、立面図、断面図と
積算書又は見積書など、全体設計素デ−タであるPD0
1とMD01より複数のエキステンションデ−タが展開
出力されている。 図1に示すPD113と意匠AのM
D112とからエキステンションデ−タ作成手段123
により、ひとつあるいは複数のエキステンションデ−タ
116を展開作成する。展開作成されたエキステンショ
ンデ−タはPD113のエキステンションデ−タベ−ス
(図7に示す711及び図18参照)により管理され
る。
【0020】次に図104に示すように、構造Aが設計
に加わり意匠Aにより作成した全体設計素の配置設計素
PD01に構造Aの組み合せ設計素MD02の関連けを
行い、意匠Aと構造Aにより情報が共有化される。構造
セクションである構造Aの設計者により、図2に示すよ
うに、PD113とML110とから組み合せ設計素追
加手段131により、構造AのMD112を作成しPD
113に対して、構造AのMD112に関する情報が追
加・更新される。ここで、ひとつのPD113に対して
意匠AのMD112と構造AのMD112が関連付けら
れPD113により情報の共有が行われる。
【0021】PD113に対して1つもしくは複数のM
D112を関連付ける事ができ、複数のMD112はP
D113により関係つけられ、情報が共有される。各デ
−タ毎に更新優先資格が設定されており、PD113で
の同じ設計要素に対して複数セクションによる複数のM
D112が関連付けられた場合、図98に示すように更
新優先資格検証処理が行われ、図102に示すように関
係付けが行われる。
【0022】図により説明すると、まず図101に示す
ように同じ設計要素であることを検証する。図101に
よると、組み合せ設計素として、構造AのMD112と
意匠AのMD112があり、PD113に関連付けされ
ている。構造AのMDによるプロジェクトMD管理名
「BI-2001」と意匠AによるMDのプロジェクト管理名
「BH-0001」は共に組み合せ及び要素設計素管理名が
「壁下地」となっている事から、同じ設計要素だと判断
される。次にプロジェクトMD管理名「BI-2001」と「B
H-0001」の各デ−タを検証し、パラメ−タデ−タベ−ス
における同じパラメ−タ名や設計要件デ−タベ−スにお
ける同じ設計要件名があれば、図98に示すように各デ
−タにおける更新優先資格により更新優先資格検証処理
を行い、図102に示すように、関連付けを行い情報が
共有される。
【0023】図102では設計要素検証処理により、
「BH-0001」と「BI-2001」は同じ設計要素であり、さら
にパラメ−タ管理デ−タベ−スにおけるパラメ−タ名
「W」も同じである事から、更新優先資格名「B」によ
り更新優先資格デ−タベ−スを検証した結果、構造Aに
対して更新優先資格があると判断され、意匠Aのプロジ
ェクトMD管理名「BH-0001」のパラメ−タ名「W」の
内容は、構造AのプロジェクトMD管理名「BI-2001」
のパラメ−タ名「W」と関連付けられる。関連付けを行
った結果、実数の情報が変更された場合更新フラグをO
Nにして、更新日時及び更新者情報を記憶する。
【0024】次に図104に示す、構造Aでの全体設計
素のエキステンションデ−タEX02を展開出力する。
図104では、構造図である床梁伏図、と積算書又は見
積書など、全体設計素デ−タであるPD01とMD02
より複数のエキステンションデ−タが展開出力されてい
る。図1に示すPD113と構造AのMD112とから
エキステンションデ−タ作成手段123により、必要に
応じてひとつあるいは複数のエキステンションデ−タ1
16を展開作成する。展開作成されたエキステンション
デ−タはPD113のエキステンションデ−タベ−ス
(図7に示す711及び図18参照)により管理され
る。エキステンションデ−タ116の展開出力を行う為
のエキステンションプログラムは、MD112により管
理され、MD112(組み合せ設計素)毎、区分(出力
区分)毎、図形素(PD113における図形素)毎に作
成し用意する。なお、エキステンションプログラムはエ
キステンションデ−タの展開出力だけではなく、詳細設
計素の展開出力も行う。
【0025】次に、PD113に対する構造Aの設計者
による設計変更要求に対して、図2に示すように全体設
計素/配置設計素変更手段134により設計変更要求デ
−タや設計要求デ−タを入力し、入力された設計変更要
求デ−タや設計要求デ−タは、PD113に関連付けさ
れているMD112により拘束条件の検証や更新優先資
格の検証(図98参照)が行われ、問題がなければPD
113の変更が行われる。変更された内容が、構造Aの
MD112により展開されたエキステンションデ−タ1
16に影響がある場合、エキステンションデ−タ116
の変更を行う。またPD113の変更が行われた場合、
図99に示す更新フラグ処理を行う。また更新日時及び
更新者情報を記憶し、変更内容を変更履歴デ−タベ−ス
に記憶する。
【0026】次に構造Aにより変更されたPD113の
デ−タに対して意匠AのMD112により検証を行う。
更新フラグにより変更されたデ−タを検索し、図100
に示すように、拘束条件により検証を行い問題がなけれ
ば、変更された内容が、意匠AのMD112により展開
されたエキステンションデ−タ116に影響がある場
合、エキステンションデ−タ116の変更を行う。問題
があれば変更デ−タの意匠Aに該当するエラ−フラグを
ONにする。(図100参照)検証処理が終わったら、
更新フラグをOFFにする。
【0027】パラメ−タに関する情報と設計要件に関す
る情報は、MD112とPD113の両方に持ち、MD
112は拘束条件を管理し、PD113はプロジェクト
における設計情報を管理する。MD112とPD113
におけるパラメ−タ及び設計要件情報は互いに尊重さ
れ、MD112による拘束条件とPD113による設計
情報に不具合がある場合エラ−フラグにより処理が行わ
れる。エラ−フラグが立っている場合には、PD113
による設計情報とMD112での拘束条件に不具合があ
る事を示す。その場合、PD113の変更や、MD11
2の変更などの設計を行い不具合を解消する。設計プロ
セスにて最終的に作成される設計図書作成段階では、エ
ラ−フラグが全て解消されている事が望ましいが、解消
されていなくても不具合がすぐに検索可能である。
【0028】設計が進行し、図27に示す設計プロセス
での基本設計段階より実施設計段階に移行する。実施設
計段階では基本設計にて行った空間設計要素を構成する
部品の形態や機能及び性能を決める部品設計が行われ
る。基本設計プロセスより実施設計プロセスへの進行に
伴い、図103に示すように、基本設計MD1031を
実施設計MD1032に置換する。ここでは意匠セクシ
ョンにより行う。図2に示すように、ML110とPD
113とから組み合せ設計素変更手段によりPD113
に関連付けされているMD112を削除する。新たなM
D112を作成し、PD113と関連付けを行い、作成
された意匠AのMD112に関する情報をPD113に
追加・更新し反映する。MD112の(置換)により、
拘束条件等が変わった為MD112とPD113の検証
を行う。また変更したMD112によりエキステンショ
ンデ−タの反映(更新)を行う。
【0029】図27に示すように、建築生産プロセスで
は複数のセクション及び複数の設計者により設計作業が
行われ、様々なアイデアなどによる複数の提案がおこな
われるなど平行して設計作業が進行する。打合せ等によ
り情報を一元化し、各セクションや各設計担当者が並行
して設計を行うことにより、情報が多元化される。多元
化された情報は所定のタイミングにより一元化され、再
び多元化されて設計が行われる。この繰り返しにより設
計が行われる。
【0030】本発明による建築生産システムでは、設計
要求及び出力要求に基づき全体設計素より様々な設計要
素を詳細設計素として展開することができる。図104
に示すように、意匠Aによる全体設計素(MD01とP
D01)により平面詳細図での詳細設計素(SPD01
とSMD01)(図45参照)と断面詳細図での詳細設
計素(SPD02とSMD03)が展開されている。ま
た、構造Aによる全体設計素(MD02とPD01)に
より構造図での詳細設計素(SPD03とSMD03)
が展開されている。これらの全体設計素及び詳細設計素
は各々配置設計素と組み合せ設計素から成り、配置設計
素に対して複数の組み合せ設計素を関連付けることが可
能である。図104に示すように、意匠Aの詳細設計素
の配置設計素SPD01はSMD01とSMD02の組
み合せ設計素と関連付けられている。全体設計素と詳細
設計素はダイレクトに情報のやり取りは行わず、あるタ
イミングにより、同期処理を介して情報の授受を行う。
【0031】図104に示すように、詳細設計素の配置
設計素と組み合せ設計素からひとつあるいは複数のエキ
ステンションデ−タを出力することができる。図1に示
すように、PD113とMD112とから詳細設計素作
成手段122により、詳細設計素/配置設計素114
(以下SPDと記す場合もある)と詳細設計素/組み合
せ設計素115(以下SMDと記す場合もある)を作成
する。展開された詳細設計素は全体設計素の展開履歴デ
−タベ−ス(図7に示す709及び図18参照)により
関連付を行う。さらに、SPD114とSMD115と
からエキステンションデ−タ作成手段123により、ひ
とつあるいは複数のエキステンションデ−タ116を作
成する。また図104に示すようにSPD(SPD0
1)に対して組み合せ設計素追加手段により複数のSM
D(SMD01、SMD02)を関係付け、SPD(S
PD01)にて情報の共有を行うことも可能である。
【0032】次に、SPD114に対する意匠Bの設計
者による設計変更要求に対して、図2に示すように詳細
設計素/配置設計素変更手段135により設計変更要求
デ−タや設計要求デ−タを入力し、入力された設計変更
要求デ−タや設計要求デ−タは、SPD114に関連付
けされているSMD115により拘束条件の検証が行わ
れ、問題なければSPD114の変更が行われる。変更
された内容が、変更されたSPD114に関連付けされ
たSMD115により展開されたエキステンションデ−
タ116に影響がある場合、エキステンションデ−タ1
16の変更を行う。またSPD114の変更が行われた
場合、図99に示す更新フラグ処理を行う。また更新日
時及び更新者情報を記憶し、変更内容を変更履歴デ−タ
ベ−スに記憶する。
【0033】次にSPD114に対し様々な設計変更が
行われるが、所定のタイミングにより同期処理手段13
7BによりPD113とPD113に関連付けされてい
るSPD114の同期処理が行われる。また、PD11
3に対しても様々な設計変更が行われ、所定のタイミン
グにより同期処理手段137AによりPD113に関連
付けされているSPD114への同期処理が行われる。
【0034】ここで設計プロセスが終了し、図27に示
す建築生産プロセスが設計プロセスより施工プロセスへ
と移行する。図103に示すように、建築生産プロセス
が移行する場合には、設計及び管理対象要素の構成が変
わるため、MD及びSMDを変換することで対応が可能
である。PDはMD及びSMDの変換に伴い更新されて
いくが、川上である設計での情報が川下である管理まで
伝わることは重要である。まず、設計用MD112と施
工用ML110とから組み合せ設計素変換手段133に
より施工用MD112を作成し、施工用MD112とP
D113との関連付けを行い、PD113と施工用MD
112とから配置設計素及び組み合せ設計素検証手段に
より、設計より受け継いだPD113と施工デ−タであ
る施工用MD112との検証を行い、PD113と施工
用MD112とから詳細設計素作成手段122により、
施工用SPD114及び施工用SMD115を作成し、
設計用PD及び設計用MDを施工用PD及び施工用MD
に反映し、施工用SPDと施工等SMDとから配置設計
素及び組み合せ設計素検証手段により、設計より受け継
いだSPDと施工デ−タであるSMDとの検証を行い、
更に施工用PDと施工用MD又は施工用SPDと施工用
SMDとからエキステンションデ−タ作成手段123に
より総合図及び施工図であるエキステンションデ−タを
作成する。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明を
適用した建築生産支援システムの例を説明する。まず、
本明細書において用いられる用語において、「組み合せ
設計素」とは、建物の設計及び管理対象要素の構成(組
み合せ)を示す情報と、その構成での拘束条件や設計要
件等を示したデ−タである。組み合せ設計素には全体設
計素/組み合せ設計素(以下MDと記す場合もある)と
詳細設計素/組み合せ設計素(以下SMDと記す場合も
ある)がある。「配置設計素」とは建築生産プロジェク
トにおける、建物の設計及び管理対象要素の配置情報を
示すデ−タと建築生産プロジェクトにおける組み合せ設
計素のパラメ−タや設計要件における設計情報(設計要
求)を示したデ−タである。配置設計素には全体設計素
/配置設計素(以下PDと記す場合もある)と詳細設計
素/配置設計素(以下SPDと記す場合もある)があ
る。
【0036】「プランニング設計素」とは設計及び管理
対象要素をそれぞれ単体で示した名称で、「部分設計
素」とは設計及び管理対象要素の取合い部分を示すデ−
タの区分名称である。例えば設計及び管理対象要素であ
る壁と壁の取合い部分に関するデ−タの区分名称であ
る。「エキステンションプログラム」とは配置設計素デ
−タ及び組み合せ設計素デ−タに基づき、エキステンシ
ョンデ−タ(例えばCAD形式の図面デ−タ)を生成出
力したり、詳細設計素の配置設計素における配置情報を
生成出力する処理あるいはそのデータを指す。「プラン
ニング素」とは図形素、座標情報、座標関係から成り、
例えば図形素とは(LINE)、(CIRCLE)、
(BOX)などの形状を示すデ−タで、座標情報とは配
置座標「(X、Y、Z)」である。座標関係は図形素に
おける配置座標の関係で、図形素が(LINE)であれ
ば始点及び終点を意味する、(START)及び(EN
D)となる。
【0037】4図は、本発明のシステムのハードウェア
構成例を示すブロック図である。本発明の建築生産支援
システムは、パソコン等のコンピュータ(PC)40
と、に後述する機能を実現するプログラムを実装するこ
とによって実現される。PC40には、CPU41、メ
モリ42、ハードディスク装置(HDD)43、フロッ
ピディスク装置(FDD)44、LANやインターネッ
ト等のネットワークインターフェイス回路45、USB
インターフェイス回路46、CRTインターフェイス回
路47、CD−ROMドライブ装置48等を備える。P
C40には、CRT50、キーボード51、マウス5
2、スキャナ53、デジタイザ54、プリンタ55が接
続されており、更に、プロッタなどの出力機能を備えて
いることが好ましい。なお上記したようなPCは市販さ
れており、周知である。
【0038】3図は、本発明のシステムの構成を示す機
能ブロック図である。本発明のシステムには、組み合せ
設計素ライブラリー(ML)の作成機能120、組み合せ設
計素ライブラリー(ML)の変更機能130、全体設計素の
作成機能121、詳細設計素作成機能122、エキステ
ンションデータ作成機能123、組み合せ設計素(MD,SM
D)追加機能131、組み合せ設計素(MD,SMD)変更機能1
32、組み合せ設計素(MD,SMD)変換機能133、全体設
計素 配置設計素(PD)変更機能134、詳細設計素 配置
設計素(SPD)変更機能135、配置設計素及び組み合せ
設計素検証機能136、同期処理機能137、エキステ
ンションデータ変更機能138等を備えており、それぞ
れメインメニュー300から選択して実行可能である。
【0039】また、全体設計素の作成機能121は全体
設計素作成(プランニング設計素)機能121Aと全体
設計素作成(部分設計素)機能121Bからなり、詳細
設計素作成機能122は詳細設計素作成(プランニング
設計素)機能122Aと詳細設計素作成(部分設計素)
機能122Bから、同期処理137は全体設計素変更に
よる同期処理137Aと詳細設計素変更による同期処理
137Bから、構成されている。
【0040】各機能の詳細については、後述する実施例
において説明するが、全体設計素作成(プランニング設
計素)機能121Aには28図の四角で囲った数字[1]
の処理が対応している。以下同様に、全体設計素作成
(プランニング設計素)機能121Aには28図の[2]
の処理に、エキステンションデータ作成機能123は2
8図の[3]、[5]の処理に、組み合せ設計素(MD,SM
D)追加機能131には28図の[4]の処理が対応す
る。また、全体設計素 配置設計素(PD)変更機能134
には28図の[6]の機能、配置設計素及び組み合せ設
計素検証機能136には28図の[7]の機能が対応す
る。基本設計段階に続いて実施設計段階に入り、組み合
せ設計素(MD,SMD)変更機能132には28図の[8]の
機能が、詳細設計素作成機能122には28図の[9]
の機能が、詳細設計素 配置設計素(SPD)変更機能135
には[10]の機能、同期処理機能137には28図の
[11]、[12]の機能が対応する。設計段階から施
工段階に移る際、施工段階から管理段階に移すための組
み合せ設計素(MD,SMD)変換機能133には28図の[1
3]の処理が対応する。
【0041】1図、2図は、本発明のシステムの機能、
データの関係を示す説明図である。図1、2において、
四角で囲ったブロックはプログラムあるいは機能を表
し、円筒形の斜視図で表したブロックはデータあるいは
データベースを表す。本発明のシステムを用いて設計を
行う場合には、例えば周知の建築生産用のCADシステ
ムと一緒に使用する。なお、CADシステム100は、
本発明のシステムとは別のシステムであってもよいし、
本発明のシステムに組み込まれていてもよい。
【0042】本発明のシステムにおいては、まずCAD
100(あるいは内蔵するCAD機能)を使用して図形
素からなるプランニング素111を作成する。次に、組
み合せ設計素ライブラリー作成機能120により組み合
せ設計素ライブラリー110を作成する。プランニング
素データ111と組み合せ設計素ライブラリー110と
から、全体設計素作成手段121によって全体設計素配
置設計素(PD)データ113および全体設計素組み合せ設
計素(MD)112を作成する。なお、組み合設計素ライブ
ラリー(ML)110には、設計者以外の外部にある部品デ
ータベースより、予め必要な組み合せ設計素データをダ
ウンロードして登録されていても良いし、設計者自身が
組み合せ設計素ライブラリー作成機能120により作成
していても良いものとする。
【0043】5図は組み合せ設計素ライブラリーを構成
するデータベースを列挙しており、8図から11図は各
データベースをリレーショナルDBの形式で表現したも
のである。6図は組み合せ設計素データベース(MD及びS
MD)を構成するデータベースを列挙しており、12図か
ら15図は各データベースをリレーショナルDBの形式
で表現したものである。7図は配置設計素データベース
(PD及びSPD)を構成するデータベースを列挙しており、
16図から18図はPDの各データベースをリレーショナ
ルDBの形式で表現したものであり、19図から21図
はSPDの各データベースをリレーショナルDBの形式で
表現したものである。
【0044】全体設計素は、6図〜7図及び12図〜1
8図に示すような多数の項目のデータが関連付けられて
格納されている。全体設計素は上記の通り、全体設計素
配置設計素(PD)データ113および全体設計素組み合せ
設計素(MD)112から成る。PDは、建築での空間構成の
プランニングを示す要素(例えば居室を構成している柱
や梁、床、壁、天井、建具等の事)を管理するデータと
プランニング設計素の取り合いを示す要素(例えば、柱
と壁や、壁と壁などの取り合い)を管理する部分設計素
がある。PDは壁や柱などの配置を示す座標と図形素
(LINE,BOX等の幾何図形素)、設計要件、更新優先資格
情報、組み合せ設計素管理情報、作成履歴情報などから
成る。
【0045】次に、全体設計素配置設計素(PD)データ1
13および全体設計素組み合せ設計素(MD)112から詳
細設計素作成手段122によって、ひとつあるいは複数
の詳細設計素配置設計素(SPD)114及び詳細設計素組
み合せ設計素(SMD)115を作成する。次に、それぞれ
の詳細設計素配置設計素(SPD)114とそれぞれの詳細
設計素組み合せ設計素(SMD)115から、エキステンシ
ョンデータ作成手段123によって、ひとつあるいは複
数のエキステンションデータ116を生成する。
【0046】詳細設計素は、やはり詳細設計素配置設計
素(SPD)114及び詳細設計素組み合せ設計素(SMD)11
5から成る。ここでのSPDはPD(柱や梁、床、壁、天
井、建具等)を構成する要素(例えば、設計プロセスで
管理する要素としては壁を構成する壁下地要素や壁仕上
要素など)を管理するデータであり、部分設計素はこれ
ら配置設計素の取り合いや端部の納まり等を管理するデ
ータである(例えば壁下地と壁下地の取り合い部な
ど)。なお、全体設計素および詳細設計素の要件DBに
は、全体設計素あるいは詳細設計素の任意の構成要素が
備えるべき必要条件を設計要件として登録することが可
能であり、各設計段階において、この条件が満足されて
いるか否かがチェックされる。
【0047】エキステンションデータ116とは例えば
CADシステムにて読み込み可能な各種図面データであ
るが、その他、表計算ソフトで読み込み可能な見積もり
書の積算データや耐用年数管理データ、あるいは各種シ
ミュレーションによる構造解析データであってもよい。
また、エキステンションデータは、それを生成した全体
設計素あるいは詳細設計素が持つエキステンションデー
タ管理属性によりPDと関連付けられている。設計が修
正される場合には、2図に示すように、組み合せ設計素
ライブラリー変更手段130、全体設計素配置設計素変
更手段134、組み合せ設計素追加手段131、組み合
せ設計素変更手段132、詳細設計素配置設計素変更手
段135、組み合せ設計素変換133などが用意されて
いる。修正後には、配置設計素及び組み合せ設計素検証
手段136を用いて、修正の正当性を検証する。また、
エキステンションデータ変更手段138も用意されてお
り、出力データであるエキステンションデータの修正を
PDまたはSPD、MDまたはSMDに反映させること
も可能である。
【0048】MLは、MDの元データとなるもので、建
物等の設計、施工、管理対象物を、その構成要素として
意味のある最小単位である「要素」と、この要素の組み
合わせ(要素集合体)からなる「部品」と、複数の部品
あるいは部位の組み合わせからなる「部位」と、複数の
部位や部品の取り合いや端部の納まりを示す「部分」に
区分し、前記要素、前記部品、前記部位および前記部分
を、それぞれ定義することにより形成した要素データ、
部品データ、部位データおよび部分データを備えてい
る。
【0049】「部品」階層は、市場で流通している部品
資材や商品と対応するように定義されている事が望まし
い。「部品」階層を市場での部品資材や商品と対応させ
ることにより、部品資材や商品に対する複雑な要求等を
下位階層である「要素」階層として定義でき、さらに部
品の組み合わせ情報である設計知識を上位階層である
「部位」階層に定義する事により、設計知識である「部
位」情報の授受等による漏洩が防げ、なお市場での部品
資材や商品の調達等に対し、細部に至るまでの細かな要
求や範囲の指定や複雑な選択条件など論理的な情報の伝
達及び収集が可能となり柔軟な情報流通が可能となる。
さらに「要素」では業界及び各セクションにより「意味
のある最小単位」は異なるため、各業界及び各セクショ
ンでの情報の流通を行うためにも市場での部品資材及び
商品と「部品」階層との対応が望しい。
【0050】例えば、構造設計で用いるMLでH鋼の場
合は、曲げ応力を受け持つプレートとしてフランジが
「要素」として意味のある最小単位となり、それ自体即
ちH鋼は「部品」となるが、意匠設計で用いるMLで
は、H鋼自体が意味のある最小単位として「要素」とし
て定義し「部品」としてもH鋼として定義してもよい。
意匠と構造や設計と施工などの各セクションや各プロセ
スにて、同一のMLを使用してもよいが、複雑化、多様
化、高度化する建築生産業界において、複数のセクショ
ン及び複数の組織により設計が行われるのが一般的であ
り、設計知識及び設計資産であるMLの共有は難しく、
部品階層での情報流通が望ましい。また、壁紙のように
それ以上最小単位に分解できないものは、「要素」であ
り、「部品」でもある。また、壁で考えると、壁自体も
「部位」であり、壁下地、壁仕上等の単位も「部位」と
考える。また、「部分」は、例えば壁と床とか柱とはり
などの取り合いや壁端部の納まりなどの部分を定義す
る。
【0051】MLの要素データは形状作成インターフェイ
スを用いて、または、各種モデリングソフト(CADソフ
ト、CGソフト、モデリングソフト等)を用いて形状を定
義してあり、形状の基本となるポイント座標等が定義し
てある。その他、必要に応じて各種属性が定義されてい
る。各属性は幾何拘束のような配置に対する条件や寸法
の制限等の判断プログラムを含む。要素とは基本的に意
味のある最小単位と形状を1対1にすることによる物理
的要素にも意味があり、従来のオブジェクト図形素に対
する属性とは異なる。
【0052】MLの部品データは、上記要素の組み合わせ
からなる部品(部品資材や商品として取り扱われる単位
のものなど)の、要件情報、ウェイト情報、優先順位情
報、パラメータ情報、加工処理プログラム情報、エキス
テンションプログラム情報、拘束条件情報、作成履歴情
報、要素管理情報等を定義してる。この部品データライ
ブラリにおいては、上記要素データライブラリが保持し
ているデータについては、重複して保持していてもよい
し、保持していなくてもよい。
【0053】上記したように、部品では、最小単位が要
素と同じ場合は要素にて形状が定義され、部品では要素
の配置情報または部局としての属性が定義される。部位
データは、建築での床、壁、天井等の部位での要素、部
品、部位の組み合わせや仕様などを定義している部位デ
ータの集まりから構成されている。部位では、例えば床
・壁(外壁・内壁)・天井・建具・窓・階段など各部品の
配置情報や属性が定義される。部位データは各プロセス
(例えば設計や施工など)における基本単位に対応して
いる。
【0054】MLの「部分」データは、部位と部位などや
部品と部位、部品と部品の取り合いや納まり等を定義し
ている部分設計素群と、部位単位では表現できない建築
部分について部位と同様に要素・部品・部位の集まりに
よって定義されている部分設計素群の集まりから構成さ
れている。「部分」では、各部位や部品の配置情報及び
各部品、部位の交点情報等について部分としての属性が
定義される。更に、各データライブラリ等にあっては、
部品の耐久年数や、その価格を保持していてもよい。こ
れら4階層のライブラリにより、MLが構成されている。
【0055】次にMLの作成、修正について説明する。
設計を行う場合には、22図から26図に示す処理によっ
て、予め設計に必要な要素、部品、部位、部分をML中
に作成あるいは修正しておくことが望ましい。なお、過
去に他の設計において作成したMLデータはそのまま使
用可能であるので、設計を行うにしたがってMLデータ
が更新され、充実する。MLに希望のデータが存在しな
い場合は外部部品データライブラリより検索して、ML
に登録することも可能である。MLは必要に応じて、セ
クション毎、個人、組織別など複数あっても一つでもよ
い。外部データベースではインターネット上に検索エン
ジンなどと合わせて提供し、希望者が購入出来る機能が
あっても良い。購入者はMLにダウンロードしたり、更新
情報として記録することで活用する。
【0056】22図は、MLの要素データ作成処理を示す
フローチャートである。(図107参照)22図の各ステ
ップ(1)〜(5)における処理内容は以下のとおりである。 (1)形状作成インターフェイスを用いて形状を作成す
る。また、各種モデリングソフト(CADソフト、CGソフ
ト、モデリングソフトウェア)等を用いて形状を作成し
てもよい。形状は2次元でも3次元でもよく、形状とそ
のポイントに対する座標及び座表名とその関係が定義さ
れている。(例えば2次元の円弧形状であれば、円弧情
報とその中心であるポイントの座標及び座表名とその関
係である「中心点又はCENTER等」と始点及び終点情報が
定義される。形状はMLのエキステンションプログラムに
より展開され使用される為、要素での形状定義はエキス
テンションプログラムにより使用される最適な形状で定
義を行う。また必要要素には形状が無い要素の場合もあ
りその場合は形状は無くてもよい。(例えば部品定義に
おける特徴に加工要素が含まれる場合等、加工要素自体
は形状を持たず複数の属性及び拘束条件等を持ち複雑な
選択要素を持つなどの場合)。
【0057】(2)(1)で作成した形状データに固定情報及
び可変情報(パラメータ定義)を定義する。また可変情
報(パラメータ)に対して標準値を設定し、その値をデ
フォルト値とする。 (3)要素の満たす要件(機能、性能、価格、生産性、品
質、耐用年数等)及び作成履歴情報(作成日時や作成者
情報等)やウェイト情報(例えばエキステンションプロ
グラムにより図面出力する再に勝ち負けを判断する場合
に用いる係数で、例えば壁下地と壁仕上が交差する場合
壁下地が勝って壁仕上が負け、壁下地により壁仕上表現
線を包絡処理する場合などに用いる)を定義する。要素
の満たす要件が形状寸法及びその他要件などにより変化
する場合など、形状寸法及びその他要件を入力し要素の
満たす要件を出力するプログラムでも良い。
【0058】(4)(2)及び(3)で定義された情報に対する
拘束条件等を定義する。拘束条件は形状寸法及び複数の
要件により変化する場合など、形状寸法及び複数の要件
を入力し拘束条件を出力するプログラムでも良い。 (5)(1)から(4)までの内容をDLの要素DBに記憶し再
利用可能な状態にする。
【0059】24図はMLの部位データ作成処理を示すフ
ローチャートである。24図の各ステップ(1)〜(7)におけ
る処理内容は以下のとおりである。 (1)部位及び部品データライブラリより部位及び部品デ
ータを読込む。 (2)部位作成インターフェイスを利用し部位及び部品デ
ータを2次元画面上に配置する。
【0060】(3)配置が完了したか判定し、完了してい
ない場合は(1)〜(3)を繰り返す。 (4)(1)から(3)で配置した部位及び部品データに固定情
報及び可変情報(パラメータ定義)を定義する。また可
変情報(パラメータ)に対して標準値を設定し、その値
をデフォルト値とする。
【0061】(5)部位の満たす要件、優先順位情報、エ
キステンションプログラム情報、加工処理プログラム情
報、作成履歴情報、ウェイト情報を定義する。また部位
の満たす要件において、部位及び部品の配置及び組み合
わせ、または、その他要件などにより要件が変化する場
合など、部位及び部品の配置情報及び組み合わせ情報、
または、その他要件を入力し部位の満たす要件を出力す
るプログラムでも良い。
【0062】(6)(2)及び(4)及び(5)で定義された情報に
対する拘束条件等を定義する。拘束条件は部位及び部品
の配置及び組み合わせ、または、複数の要件により変化
する場合など、部位及び部品の配置及び組み合わせ、ま
たは、複数の要件を入力し拘束条件を出力するプログラ
ムでも良い。 (7)(2),(4),(5),(6)までの内容を部位DBに記憶し再利
用可能な状態にする。
【0063】25図はMLの部分データ作成処理を示すフ
ローチャートである。25図の各ステップ(1)〜(7)におけ
る処理内容は以下のとおりである。 (1)部位及び部品データライブラリ−より部位及び部品
データを読込む。 (2)部分作成インターフェイスを利用し部位及び部品デ
ータを2次元画面上に配置する。 (3)配置が完了したか判定し、完了していない場合は(1)
〜(3)を繰り返す。 (4)(1)〜(3)で配置された部位及び部品データに固定情
報及び可変情報(パラメータ定義)を定義する。また可
変情報(パラメータ)に対して標準値を設定し、その値
をデフォルト値とする。
【0064】(5)部分の満たす要件、優先順位情報、エ
キステンションプログラム情報、加工処理プログラム情
報、作成履歴情報、ウェイト情報を定義する。また部分
の満たす要件において、部位及び部品の配置及び組み合
わせ、または、その他要件などにより要件が変化する場
合など、部位及び部品の配置情報及び組み合わせ情報、
または、その他要件を入力し部分の満たす要件を出力す
るプログラムでも良い。 (6)(2)及び(4)及び(5)で定義された情報に対する拘束条
件等を定義する。拘束条件は部位及び部品の配置及び組
み合わせ、または、複数の要件により変化する場合な
ど、部位及び部品の配置及び組み合わせ、または、複数
の要件を入力し拘束条件を出力するプログラムでも良
い。 (7)(2),(4),(5),(6)までの内容を部分DBに記憶し再利
用可能な状態にする。
【0065】26図はMLの変更処理を示すフローチャー
トである。26図の各ステップ(1)〜(10)における処理内
容は以下のとおりである。 (1)DLデータ(要素、部品、部位、部分)を読込む。 (2)(1)で読込んだDLを2次元画面上に表示する。 (3)部位、部品、部分のデータは階層構造になっている
ので、変更したい目的のDL(要素、部品、部位、部
分)を選択する。 (4)(3)で選択されたDL(要素、部品、部位、部分)の
情報を2次元画面上に表示する。 (5)DL変更インターフェイスを用いて、追加、変更、
削除等の変更処理を行う。
【0066】(6)(5)にて行われた変更内容をメモリへ記
憶する。 (7)変更終了か否か判断し、終了の場合には(8)へ移行
し、そうでない場合には(2)へ移行する。 (8)変更した内容をDLに登録するか否か判断し、登録
する場合には(9)へ移行する。 (9)(6)にて記憶している変更内容をデフォルト値として
DLへ登録する。 (10)DL変更履歴DBへ変更履歴を登録する。
【0067】以下、建築設計における設計手順の一例に
従って、本発明のシステムの処理内容を説明する。27図
に示すように、1つの建築生産プロセス(プロジェクト)
は、川上から計画、設計、施工、管理へと川下へ移行し
ていく。設計プロセスにおいては、計画設計、基本設
計、実施設計と移行していく。そして、各設計ワークプ
ロセスにおいては、打ち合わせ等により方針が決定され
ると、意匠設計、構造設計、設備設計などの、各セクシ
ョンの作業が複数の設計者によって独立して行われる
(多元化)。また、所定のタイミングで情報の一元化が
実行され、例えば任意の設計作業において追加修正され
た情報が全体に反映される。このような多元化、一元化
の処理が繰り返され、最終的に設計図書として一元化さ
れる。
【0068】28図は、本システムを使用した設計例の概
要を示すフローチャートである。また、28図は、27図の
各プロセスの実施時期及び建築生産における各プロセス
を示す説明図である。28図のステップ[1]においては、
意匠などのセクションにより、通常の建築生産用CAD
システムにより図形素からなる平面プランを作成する。
そして、目的とする図形素を選択して、MLから関連さ
せたいデータを選択して全体設計素(プランニング設計
素)の配置設計素(PD)及び組み合せ設計素(MD)を作成す
る。ステップ[2]においては、作成した全体設計素(プラ
ンニング設計素)に対して、さらに全体設計素(部分設計
素)を作成する。
【0069】ステップ[3]においては、作成した全体設
計素より平面図の図面データとなるエキステンションデ
ータを作成する。ステップ[4]においては、作成したPD
に対して他のセクション(構造)によりMDを追加する。(P
Dに対して、MDは1つでもよいし、複数でもよい) ステップ[5]においては、作成したPDと追加したMDよ
り、床梁伏図の図面データとなるエキステンションデー
タを作成する。ステップ[6]においては、作成したPDに
対して、設計要求データを入力しPDの変更を行う。ステ
ップ[7]においては、PDとPDに対して関連付けしてあるM
Dの検証を行う。
【0070】ここまでの処理が、基本設計段階である。
ステップ[8]においては、基本設計より実施設計へのプ
ロセス移行に向けて、MDを置換する。ステップ[9]にお
いては、設計要求または出力要求に応じて、PD及びMDよ
り詳細設計素の配置設計素(SPD)及び組み合せ設計素(SM
D)を作成する。ステップ[10]においては、作成したSPD
に対して、設計要求データを入力しSPDの変更を行う。
ステップ[11]においては、変更されたSPDに対して、関
係付けされているPD及び、PDに関連付けされているその
他のSPDの同期処理を行う。ステップ[12]においては、
変更されたPDに対して、関連付けされているSPDの同期
処理を行う。ここまでの処理が、実施設計段階である。
ステップ[13]においては、設計より施工へのプロセス移
行に向けて、MDを変換する。
【0071】以下、28図の各ステップの処理内容を詳細
に説明する。29図は、28図の[1]全体設計素(プランニン
グ設計素)作成を示す説明図である。設計セクションで
ある意匠Aにより、プランニング素情報と意匠MLを入力
情報として、意匠AのMDとABCプロジェクトのPDを作成す
る。
【0072】30図は28図の[1]全体設計素(プランニング
設計素)作成処理を示すフローチャートである。 (1)設計者がCAD等のアプリケーションソフトあるいは内
蔵するCAD機能を使用してプランニング素情報(線分等
の図形素及びその配置ポイント情報等)を作成する。 (2)全体設計素作成メニューよりプランニング設計素作
成コマンドを選択して起動する。 (3)まず、初期設定として、プロジェクト名、セクショ
ン名、設計区分、作成者情報、作成日時などを入力し、
設定する。 (4)(1)で作成したプランニング素の1つ(例えば壁に相
当する線分)を選択する。 (5)組み合せ設計素選択メニューより(4)で選択したプラ
ンニング素と関連付ける組み合せ設計素情報を選択し、
組み合せ及び要素設計素管理名を選択する。 (6)全体設計素/プランニング設計素の組み合せ設計素を
作成する。詳細は55図に示す。 (7)全体設計素/プランニング設計素の配置設計素作成処
理を行い、(4)から(7)を終了するまで繰り返す。詳細は
56図から58図に示す。
【0073】31図は、28図の[2]全体設計素(部分設計
素)作成を示す説明図である。設計セクションである意
匠Aにより、プランニングデータとプランニングデータ
の取り合いを示す部分素情報と、意匠MLを入力情報とし
て、意匠AのMDとABCプロジェクトのPDを作成する。
【0074】32図は28図の[2]全体設計素(部分設計素)
作成処理を示すフローチャートである。 (1)全体設計素作成メニューより、部分設計素作成コマ
ンドを選択して起動する。 (2)初期設定として、プロジェクト名、セクション名、
設計区分、作成者情報、作成日時等を入力し、設定す
る。 (3)作成済みの全体設計素のプランニング設計素の配置
設計素を表示する。 (4)登録したい部分設計素に関連するプランニング設計
素を(3)で表示した中から選択し、部分素情報である図
形素、座標情報、座標関係などと共に入力する。 (5)組み合せ設計素選択メニューより、目的の部分に該
当する組み合せ設計素を選択する。 (6)全体設計素/プランニング設計素の組み合せ設計素を
作成する。詳細は55図に示す。 (7)全体設計素/プランニング設計素の配置設計素作成処
理を行う。詳細は56図から58図に示す。 (8) (3)から(7)を終了するまで繰り返す。
【0075】33図は、28図の[3]エキステンションデー
タ作成を示す説明図である。意匠Aにより作成された、
意匠AのMDとABCプロジェクトのPDより、エキステンシ
ョンデータを作成する。エキステンションデータはMDに
関連付けされているエキステンションプログラムにより
作成される。エキステンションプログラムは、MD毎、区
分毎、PDにおける図形素毎に、出力要求に応じて記述さ
れており、MDとPDの情報を入力情報より出力データが作
成される。作成されたエキステンションデータはPDと関
連付けられる。
【0076】34図は28図の[3]エキステンションデータ
作成処理を示すフローチャートである。 (1)エキステンションデータ作成メニューより、目的の
エキステンションする区分を選択する。 (2)初期設定として、ファイル名、プロジェクト名、セ
クション名、作成者情報、作成日時等を入力し、設定す
る。 (3)作成済みの全体設計素のプランニング設計素の配置
設計素を表示する。 (4)エキステンションしたい配置設計素を選択すること
により、その配置設計素管理名を得る。 (5)エキステンションデータ作成(プランニング設計
素)を行う。詳細は60図に示す。 (6)エキステンションデータ作成(部分設計素)を行
い、(3)から(6)を終了するまで繰り返す。詳細は61図に
示す。
【0077】35図は、28図の[4]組み合せ設計素追加(構
造)を示す説明図である。意匠Aにより作成された、ABC
プロジェクトのPDの配置設計素に対して、別の設計セク
ションである構造Aが自分の設計内容を登録してある構
造MLより、設計要件に従って組み合せ設計素を選択し
て関連付け、構造AのMDを作成を作成し、PDにも関連
付け情報、設計情報を登録する。
【0078】36図は28図の[4]組み合せ設計素追加(構
造)を示すフローチャートである。 (1)組み合せ設計素追加作成コマンドを選択して起動す
る。 (2)初期設定として、プロジェクト名、セクション名(構
造)、設計区分、作成者情報、作成日時等を入力し、設
定する。 (3)PDより、作成済みの全体設計素のプランニング設計
素の配置設計素を表示する。 (4)組み合せ設計素を追加する配置設計素を(3)で表示し
た画面で選択し、PDより配置設計素管理名を得る。 (5)組み合せ設計素選択メニューより(4)で選択したプラ
ンニング素と関連付ける組み合せ設計素情報を選択し、
組み合せ及び要素設計素管理名を選択する。 (6)全体設計素/プランニング設計素の組み合せ設計素
(構造)を作成する。詳細は55図に示す。 (7)全体設計素/プランニング設計素の配置設計素に対し
て、追加・更新処理を行い、(3)から(7)を終了するまで
繰り返す。詳細は75図に示す。
【0079】37図は、28図の[4]エキステンションデー
タ作成(床梁伏図<構造図>)を示す説明図である。[5]
で構造Aにより作成された、構造AのMDとABCプロジェク
トのPDより、エキステンションデータ(床梁伏図)を作成
する。エキステンションデータは構造AのMDに関連付け
されているエキステンションプログラムにより作成され
る。エキステンションプログラムは、MD毎、区分毎、PD
における図形素毎に、出力要求に応じて記述されてお
り、MDとPDの情報を入力情報より出力データが作成され
る。作成されたエキステンションデータはPDと関連付け
られる。エキステンションデータ作成処理を示すフロー
チャートは前出の34図と同様である。
【0080】38図は、28図の[6]全体設計素配置設計素
変更<構造>を示す説明図である。[4]組み合せ設計素
追加(構造)においてMDを作成した構造Aが、全体設計素/
配置設計素に対して変更を加えた場合について説明す
る。構造Aが全体設計素の配置設計素をした場合、変更
対象の配置設計素の更新優先資格を確認し構造Aに更新
権利があれば更新する。
【0081】39図は28図の[6]全体設計素配置設計素変
更<構造>を示すフローチャートである。 (1)全体設計素の配置設計素変更コマンドを選択して起
動する。 (2)初期設定として、プロジェクト名、セクション名(構
造)、作成者情報、作成日時等を入力し、設定する。 (3)PDより、作成済みの全体設計素のプランニング設計
素の配置設計素を表示する。 (4)変更したい配置設計素を(3)で表示した画面において
選択し、配置設計素管理名を得る。 (5)(4)で得た配置設計素管理名により、PD及びPDに関連
付けされたデータベースを読み込む。 (6)配置設計素入力インターフェイスにより、配置設計
素情報を表示する。 (7)配置設計素への変更内容を入力する。 (8)入力された変更内容をPDに関連付されているMDの拘
束条件により検証を行い、問題なければ(10)に進み、問
題があれば(12)エラー表示を行い(6)よりやり直す。100
図では、データベース上で、関連付けや遷移の状態を具
体例で説明している。 (9)変更要求がある配置設計素の優先更新資格データベ
ースを検索し、構造Aの更新優先資格の検証を行う。98
図では具体例を挙げ、更新優先資格データベースと設計
要件データベースの関連付けを説明し、99図では、更新
フラグに注目して説明を行っている。 (10)更新権利があれば(11)に進み、更新権利がなければ
(12)を実行する。 (11)配置設計素変更処理を行う。詳細は62図に示す。変
更処理が終了するまで(3)から(11)まで繰り返す。 (12)エラー内容を表示し(6)よりやり直す。
【0082】40図は、28図の[7]配置設計素及び組み合
せ設計素検証処理を示す説明図である。自らMDを作した
設計セクションである意匠Aは、所定のタイミングでPD
と自らのMDとの検証処理を行う。既に作成されたエキス
テンションデータがある場合には、変更内容の反映を行
う。
【0083】41図は28図の[7]配置設計素及び組み合せ
設計素検証処理を示すフローチャートである。 (1)メニューより、配置設計素及び組み合せ設計素検証
処理コマンドを選択して起動する。 (2)初期設定として、プロジェクト名、セクション名(意
匠)、検証DB等を入力し、設定する。 (3)PDと意匠AのMDとの検証処理を行う。詳細は63図に示
す。ここまでの処理が基本設計段階である。
【0084】ここからの処理は、設計段階の中でも実施
設計段階に属する。42図は、28図の[8]組み合せ設計素
変更(組み合せ設計素置換)を示す説明図である。基本
設計段階において意匠Aにより作成された、ABCプロジェ
クトのPDの配置設計素と組み合せ設計素である意匠AのM
Dがあるが、ここでMDに登録されている組み合せ設計素
を、実施設計段階の使用に用いる、より詳細な組み合せ
設計素に置換を行う。この処理は、基本設計から実施設
計に移る時だけでなく、単に組み合せ設計素を置換する
場合にも、同様のロジックで処理を行う。通常、組み合
せ設計素は、外部部品データベースなどよりダウンロー
ドし、MLに登録したものから選択し、MD内に既存の組み
合せ設計素との置換を行い、置換に伴う反映と検証をPD
に対して行う。既に作成されたエキステンションデータ
がある場合には、変更内容の反映を行う。43図は28図の
[8]組み合せ設計素変更(組み合せ設計素置換)を示す
フローチャートである。 (1)組み合せ設計素変更メニューより組み合せ設計素置
換コマンドを選択して起動する。 (2)初期設定として、プロジェクト名、セクション名、
作成者情報、作成日時等を入力し、設定する。 (3)作成済みのPDより、組み合せ設計素を変更したい全
体設計素のプランニング設計素の配置設計素を選択し、
配置設計素管理名を得る。 (4)(3)で選択した配置設計素管理名でPD及びPDの関連デ
ータベースを検索し、登録されている設計要件を得る。
その設計要件に合致する組み合せ設計素をML(あるいは
外部部品データベース)より検索し、該当するものを全
て得る。 (5)組み合せ設計素選択メニューより、(4)で検索した組
み合わせ設計素を選択する。 (6)MDの中で、組み合せ設計素の置換処理を行う。詳細
は64図に示す。 (7) (6)の処理により、設計要件及びパラメータの変更
があったかもしれないので、PDに関連付けされているMD
とPDの検証処理を行う。 (8)上記の変更を、既に作成したエキステンションデー
タに反映する。 (9)上記の変更内容を当該MD、PDの変更履歴データベー
スに対して行う。 44図は、28図の[9]詳細設計素作成を示す説明図であ
る。設計セクションである意匠Aにより作成された、意
匠AのMDとABCプロジェクトのPDより、意匠Aの平面詳細
図の詳細組み合せ設計素と詳細配置設計素、及び、意匠
Bの断面詳細図の詳細組み合せ設計素と詳細配置設計素
の作成を行う。さらに、それぞれの詳細設計素より、エ
キステンションデータを作成する。作成したエキステン
ションデータは詳細配置設計素と関連付けを行う。45図
は、全体設計素の組み合せ設計素と配置設計素が、どの
ように詳細設計素では表現されているかを具体的に図面
で表現したものである。
【0085】46図は28図の[9]詳細設計素作成(平面詳
細図、断面詳細図)を示すフローチャートである。 (1)詳細設計素作成コマンドを選択して起動し、詳細設
計素に展開する元となるMDである意匠AのMDを選択し、
詳細設計素への展開区分である平面詳細図、断面詳細図
を選択する。 (2)初期設定として、プロジェクト名、セクション名、
設計区分、作成者情報、作成日時等を入力し、設定す
る。 (3)詳細設計素作成の拡張メニューより、展開コマンド
を選択して起動し、プランニング設計素、部分設計素、
エキステンションデータを展開するか否かの展開区分を
選択する。 (4)作成済みの全体設計素のプランニング設計素の配置
設計素を表示する。 (5)展開したい全体設計素の配置設計素を選択すること
により、その配置設計素管理名を得る。 (6)プランニング設計素の展開区分がオンであれば(7)を
実行し、オフであれば(8)を実行する。 (7)詳細設計素作成(プランニング設計素)を行う。詳細
は65図に示す。 (8)部分設計素の展開区分がオンであれば(9)を実行し、
オフであれば終了する。 (9)詳細設計素作成(部分設計素)を行う。詳細は66図に
示す。 (10)エキステンションデータの展開区分がオンであれば
(11)を実行し、オフであれば終了する。 (11)エキステンションデータ作成(プランニング設計
素)を行う。詳細は60図に示す。 (12)エキステンションデータ作成(部分設計素)を行
う。詳細は61図に示す。
【0086】47図は、28図の[10]詳細設計素の配置設計
素変更処理を示す説明図である。[9]詳細設計素作成に
て展開された、意匠Aによる平面詳細図の詳細設計素の
配置設計素を変更処理を行う。
【0087】48図は28図の[10]詳細設計素の配置設計素
変更処理を示すフローチャートである。 (1)配置設計素変更コマンドを選択して起動する。 (2)初期設定として、プロジェクト名、セクション名、
作成者情報、作成日時等を入力し、設定する。 (3)作成済みの詳細設計素の配置設計素を表示する。 (4)変更したい配置設計素を(3)で表示した画面において
選択し、配置設計素管理名を得る。 (5)(4)で得た配置設計素管理名により、SPD及びSPDに関
連付けされたデータベースを読み込む。 (6)配置設計素変更入力インターフェイスにより、配置
設計素情報を表示する。 (7)配置設計素への変更内容を入力する。 (8)変更内容をSMDの拘束条件により検証し、問題が
あればエラー表示を行い(3)よりやり直す。 (9)変更された配置設計素をPDに反映する。詳細は62図
に示す。変更処理が終了するまで(3)から(9)までを繰り
返す。
【0088】49図は、28図の[11]詳細設計素変更による
同期処理を示す説明図である。詳細設計素の設計セクシ
ョンにより、設計要件として変更された詳細設計素の内
容については、全てSPDの変更履歴DB(1006)に登録され
ており、所定のタイミングで他の詳細設計素及び全体設
計素に対して、同期処理を行う。この処理では3つの処
理を選択して行う。第一には、詳細設計素の変更内容を
全体設計素に変更要求として知らせる処理であり、具体
的にはSPDの変更履歴DB(1006)の内容をPDの要求DB(100
3)に登録する処理である。第二には、PDの要求DB(1003)
に登録された変更要求を全体設計素に変更を反映し、PD
の変更履歴DB(1002)に登録するか、却下して未処理DB(1
004)に登録する処理である。どちらであっても、詳細設
計素の要求DB(1007、1013)には結果を反映させる。第三
にはSPDの要求DB(1007,1013)に登録された詳細設計素へ
の変更要求を詳細設計素に反映して詳細設計素SPD(100
5,1011)を変更し、さらにそれぞれのエキステンション
データ(1009,1015)に反映させるか否かを判断する処理
である。
【0089】50図は28図の[11]詳細設計素変更による同
期処理を示すフローチャートである。 (1)同期処理メニューより詳細設計素変更による同期処
理コマンドを選択して起動する。 (2)初期設定として、プロジェクト名、セクション名等
を入力し、設定する。 (3)(1)で選択したコマンドに従って(4),(5),(6)のいず
れかを実行する。 (4)SPDの変更履歴DBをPDの要求DBに記憶する処理であ
る。詳細は67図に示す。 (5)PDの要求DBを検証する処理である。詳細は68図に示
す。 (6)SPDの要求DBを検証して同期を取る処理である。詳細
は69図に示す。
【0090】51図は、28図の[12]全体設計素変更による
同期処理を示す説明図である。全体設計素の設計セクシ
ョンより、全体設計素の変更要求(1202)が行われた場合
に、その内容はPDの変更履歴DB(1204)に登録されてい
る。その変更内容を、展開されている全ての詳細設計素
と同期を取る処理を行う。全体設計素である全体設計素
PD(1201)が変更されると、エキステンションデータ(120
3)に変更が反映され、エキステンションデータ(1203)が
変更されて全体設計素PD(1201)が変更されが、共にPDの
変更履歴DB(1204)に登録される。そのPDの変更履歴DB(1
204)の登録内容を詳細設計素の要求DB(1206,1210)に照
らし、既に修正されていないか、あるいは同様の要求が
無いかどうかを判断してから要求DB(1206,1210)に登録
する。
【0091】52図は28図の[12]全体設計素変更による同
期処理を示すフローチャートである。 (1)同期処理メニューより全体設計素変更による同期処
理コマンドを選択して起動する。 (2)初期設定として、プロジェクト名、セクション名等
を入力し、設定する。 (3)全体設計素変更による同期処理を行う。詳細は70図
に示す。 53図は、28図の[13]組み合せ設計素変換<設計>→<施
工>を示す説明図である。建築生産のプロセスの中で、
設計から施工、施工から管理など、プロセスの節目で
は、組み合せ設計素の変換を行う。設計セクションのML
より作成したMDに登録されている部品や部分などを、
次フェーズである施工セクションのMLから検索し、施工
用のMDを作成してPDと関連付けを行い、検証を行うもの
である。変換した施工用の全体設計素から、詳細設計素
であるSPD、SMDを作成し、設計セクションの作成した詳
細設計素の内容を反映させ、検証することで、施工用の
詳細設計素が完成する。全体設計素、詳細設計素から
は、それぞれ設計プロセスの時と同様にエキステンショ
ンデータを作成して施工プロセスで利用するデータを得
るものとする。
【0092】54図は28図の[13]組み合せ設計素変換<設
計>→<施工>を示すフローチャートである。 (1) 組み合せ設計素変換コマンドを選択して起動する。 (2) 初期設定として、プロジェクト名、セクション名変
換用のML選択又は入力し、作成者及び作成日時入力
し、設定する。 (3) (2)において得た、プロジェクト名によりPDを読
込む。読込むPDが無くなれば終了する。 (4) MDを変換する処理である。詳細は92図に示す。 (5) 配置設計素追加・更新を行う処理である。詳細は75
図に示す。 (6) PDの更新フラグを全てONにする。 (7) 「検証処理」によりPDと施工用MDを検証する。
「検証処理」の詳細は63図に示す。 (8) 施工用 詳細設計素作成(SPD、SMD)処理を
行う。詳細は46図に示す。また、94図は具体的な図面例
を用いて、施工用に変換したPDと図面、詳細設計素に展
開されたSPDと図面を表現している。 (9) 設計用SPD及びSMDを施工用SPD及びSMD
に反映。95図では、設計プロセスと施工プロセスにおけ
る詳細設計素の内容の変化の一例を表現している。
【0093】(10) SPDの更新フラグを全てONにす
る。 (11) 「検証処理」により、施工用SPDと施工用SM
D検証する。「検証処理」の詳細は63図に示す。 (12) エキステンションデ−タを作成する。詳細は34図
に示す。また、96図では、それぞれ、設計プロセス、施
工プロセスで作成したエキステンションデータの例を表
示している。(3)から(12)までのプロセスを繰り返す。
【0094】55図は、組み合せ設計素作成処理を示すフ
ローチャートである。 (1)入力された組み合せ及び要素設計素管理名により、
MLを検索し読込む。 (2)組み合せ及び要素設計素管理名に対してプロジェク
トMD管理名をシステムにより採番し、MDにレコード
を作成し初期化した後プロジェクトMD管理名を記憶す
る。 (3)MLよりMDにCOPYする。詳細は71図及び72図
に示す。 (4)組み合せ及び要素設計素管理名により、MLの下位
組み合せ設計素配置データベースを検索して1レコード
ずつ読み込み、(4)から(10)まで繰り返す。全て処理し
た後に(11)を実行する。 (5)(4)で読込んだ下位組み合せ設計素配置データベース
の下位組み合せ及び要素設計素管理名に対して下位プロ
ジェクトMD管理名をシステムにより採番する。 (6)(4)で読込んだ下位組み合せ設計素配置データベース
の下位組み合せ及び要素設計素管理名と(5)で採番した
下位プロジェクトMD管理名を1レコードとしてスタッ
クメモリに記憶する。 (7)MDの下位組み合せ設計素配置データベースにレコ
ードを作成し、プロジェクトMD管理名、下位プロジェ
クトMD管理名、(4)で読込んだ基点座標名及び配置座
標を記憶する。 (8)(4)で読込んだ下位組み合せ設計素管理名により、M
Lの組み合せ及び要素設計素管理名を検索し読込む。 (9)MDにレコードを作成し初期化した後、下位プロジ
ェクトMD管理名をプロジェクトMD管理名として記憶
する。 (10)MLよりMDにCOPYする。詳細は71図及び72図
に示す。 (11)スタックメモリをひとつずつ読込み、下位組み合せ
設計素管理名を組み合せ及び要素設計素管理名とし、下
位プロジェクトMD管理名をプロジェクトMD管理名と
し、(4)からの処理を繰り返す。スタックメモリにデー
タが無い場合には(12)を実行する。 (12)パラメータデータベースの変更処理を示すフローチ
ャートである。詳細は73図に示す。
【0095】56図、57図、及び58図は、配置設計素作成
処理を示すフローチャートである。 (1)前処理により、入力された組合せ及び要素設計素管
理名に対して採番されたプロジェクトMD管理名により
MDを検索してレコードを読込む。 (2)入力されたプランニング素情報又は部分素情報(図
形素、座標情報、座標関係)を図形素毎に逐次読込み、
全ての設計素について以下の処理を行う。対象の設計素
が無くなれば終了する。 (3)新たな配置設計素管理名をシステムにより採番し、
PDにレコードを作成し初期設定した後、配置設計素管
理名を記憶する。(削除フラグ等を初期設定する) (4)初期設定によるプロジェクト名、設計区分、モデル
区分、作成日時、作成者情報を読込み、PDに記憶す
る。 (5)PDの組み合せ設計素管理データベースにレコード
を作成し、初期化した後、初期設定によるセクション
名、及び、(1)で読込んだプロジェクトMD管理名を、
配置設計素管理名と関連付けてPDの組み合せ設計素管
理データベースに記憶する。 (6)(1)で読込んだレコードのウェイト名を、PDに記憶
し、ウェイト名によりPDのウェイトデータベースを検
索し、存在しなければMDのウェイトデータベースより
ウェイト値を読込みPDのウェイトデータベースにレコ
ードを作成しウェイト名及びウェイト値を記憶する。 (7)(1)で読込んだレコードの更新優先資格名を、MDの
更新優先資格データベースより検索し内容を読込む。 (8)(7)で読込んだMDの更新優先資格データベースの内
容がPDの更新優先資格データベースに登録済みか?Y
esであれば(10)を実行する。Noであれば、(9)を実行
して(10)はスキップする。 (9)新たな更新優先資格名をシステムが採番し、PDに
記憶し、MDの更新優先資格データベースの内容及び新
たに採番された更新優先資格名をPDの更新優先資格デ
ータベースにレコードを作成した後記憶する。
【0096】(10)PDの更新優先資格データベースよ
り、(7)で読込んだMDの更新優先資格データベースの
内容と同内容の更新優先資格名を読込み、PDに記憶す
る。 (11)(2)で読込んだプランニング素情報又は部分素情報
である座標情報(x,y,z)に対して、システムより座標名
を採番し、座標名及び座標情報(x,y,z)をPDの座標デ
ータベースにレコードを作成した後記憶する。さらに、
PDの座標関連付データベースにレコードを作成し、更
新フラグ等を初期化した後、図形素、座標名、座標関係
を配置設計素管理名と関係付けしてPDの座標関連付け
データベースに記憶する。 (12)(1)で読込んだレコードの設計要件名より、MDの
設計要件データベースを検索し、要件、初期値、更新優
先資格名を読込み、更に、更新優先資格名にて、MDの
更新優先資格データベースを検索し内容を読み込む。(1
2)から(16)を全ての設計素に付いて繰り返す。 (13)(12)で読込んだMDの更新優先資格データベースの
内容がPDの更新優先資格データベースに登録済みか?
Noであれば、(14)を実行し、Yesであれば(15)を実行す
る。 (14)新たな更新優先資格名をシステムが採番し、MDの
更新優先資格データベースの内容及び新たに採番された
更新優先資格名をPDの更新優先資格データベースにレ
コードを作成した後記憶する。 (15)PDの更新優先資格データベースより、(12)で読込
んだMDの更新優先資格データベースの内容と同内容の
更新優先資格名を読込む。 (16)PDの設計要件データベースにレコードを作成し、
更新フラグ等を初期化した後、要件、初期値(内容)、
更新優先資格名を、配置設計素管理名と関係付けしてP
Dの設計要件データベースに記憶する。 (17)(1)で読込んだプロジェクトMD管理名によりMD
のパラメータデータベースを検索し、読込む。 (18)プロジェクトMD管理名を検索キ−として「パラメ
ータデータベースCOPY処理」を実行する。詳細は59
図に示す。 (19)プロジェクトMD管理名により、MDの下位組み合
せ設計素配置データベースを検索し、読込む。該当レコ
ードがなくなるまで(19)から(22)までを繰り返す。
【0097】(20)(19)で読んだ下位組み合せ設計素配置
データベースの下位プロジェクトMD管理名をスタック
メモリに記憶する。 (21)(19)で読んだ下位組み合せ設計素配置データベース
の下位プロジェクトMD管理名により、MDのパラメー
タデータベースを検索し、読込む。 (22)下位プロジェクトMD管理名を検索キ−として「パ
ラメータデータベースCOPY処理」を行う。詳細は59
図に示す。 (23)スタックメモリを読込み、プロジェクトMD管理名
とする。 (24)(1)で読込んだMDの区分が部分であれば、(25)を
実行した後、(2)からの処理を繰り返す。部分でなけれ
ば、(2)からの処理を繰り返す。 (25)前処理により入力された部分設計素に関係する、プ
ランニング設計素の配置設計素管理名及び、プランニン
グ設計素の部分設計素における関係素を、部分設計素の
配置設計素管理名と関係付けしてプランニング−部分関
連付けデータベースに記憶する。(2)から繰り返す。
【0098】59図は、パラメータデータベースCOPY処理
のフローチャートである。 (1)読込んだMDのパラメータデータベースの更新優先
資格名によりMDの更新優先資格データベースを検索し
読込む。 (2)(1)で読込んだMDの更新優先資格データベースの内
容がPDの更新優先資格データベースに登録済みで無け
れば、(3)を実行した後に(5)を実行する。登録してあれ
ば(4)を実行する。 (3)新たな更新優先資格名をシステムが採番し、MDの
更新優先資格データベースの内容及び新たに採番された
更新優先資格名をPDの更新優先資格データベースにレ
コードを作成した後記憶する。 (4)PDの更新優先資格データベースより、(1)で読込ん
だMDの更新優先資格データベースの内容と同内容の更
新優先資格名を読込む。 (5)PDのパラメータデータベースにレコードを作成
し、更新フラグ等を初期化した後、MDのパラメータデ
ータベースより読込んだ、プロジェクトMD管理名、パ
ラメータ名、初期値(内容)、更新優先資格名を配置設
計素管理名及びセクション名と関係付してPDのパラメ
ータデータベースに記憶する。 (6)検索キ−により、MDのパラメータデータベースを
検索し、読込み(1)から繰り返す。検索して見つからな
ければ終了する。
【0099】60図はエキステンションデータ作成(プラ
ンニング設計素)のフローチャートである。 (1)前処理により入力された配置設計素管理名を配置設
計素管理名毎に読込む。読込むレコードが無ければ終了
する。 (2)(1)で読込んだ配置設計素管理名と、前処理による初
期設定でのセクション名に関連付されているデータを、
PD、PDの座標関連付データベース、PDの座標デー
タベース、PDのウェイトデータベース、PDの組み合
せ設計素管理データベース、PDのパラメータ管理デー
タベース、PDの設計要件データベースより読込む。 (3)(2)で読込んだPDの組み合せ設計素管理データベー
スのプロジェクトMD管理名と、前処理での初期設定に
よるセクション名に関連付されているMD、MDの挿入
基点データベース、MDのエキステンションプログラム
データベース、MDの加工処理プログラムデータベース
を読込み、更にMDの下位組み合せ設計素配置データベ
ースにより、関連付されている部位、部品、要素である
プロジェクトMD管理名を全て検索し、前記MD関連デ
ータベース及びMDの要素図形素データベース、MDの
要素座標データベース、MDの要素図形素−要素座標関
連付データベースを読込む。
【0100】(4)前処理により入力されたエキステンシ
ョン区分と、PDの座標関連付データベースの図形素に
より、エキステンションプログラムを実行してエキステ
ンションデータを作成する。 (5)(4)により作成したエキステンションデータに対し
て、CADシステム等により採番されたエキステンショ
ンデータ管理名を取得し、配置設計素管理名、セクショ
ン名、エキステンション区分、プロジェクトMD管理
名、ファイル名と関連付してPDのエキステンションデ
ータベースに記憶する。 (6)前処理により入力されたエキステンション区分とP
D及びMD等の情報及び(5)で記憶したエキステンショ
ンデータ管理名により、加工処理プログラムを実行し
て、(5)で作成したエキステンションデータを加工処理
する。 (7)(6)での加工処理により、新たなエキステンションデ
ータが作成された場合、作成されたエキステンションデ
ータに対して、CADシステム等により採番されたエキ
ステンションデータ管理名を取得し、配置設計素管理
名、セクション名、エキステンション区分、プロジェク
トMD管理名、ファイル名と関連付してPDのエキステ
ンションデータベースに記憶する。(1)から繰り返す。
【0101】61図は、エキステンションデータ作成(部
分設計素)のフローチャートである。 (1)前処理により入力された配置設計素管理名を配置設
計素管理名毎に読込む。読込むレコードが無ければ終了
する。 (2)(1)で読込んだ配置設計素管理名により、PDのプラ
ンニング−部分関連付データベースを検索して読込む。
読込むレコードが無ければ(1)から繰り返す。 (3)(2)で読込んだ配置設計素管理名(部分設計素)と、
前処理による初期設定でのセクション名に関連付されて
いるデータを、PD、PDの座標関連付データベース、
PDの座標データベース、PDのウェイトデータベー
ス、PDの組み合せ設計素管理データベース、PDのパ
ラメータ管理データベース、PDの設計要件データベー
スより読込む。 (4)(2)で読込んだ配置設計素管理名(部分設計素)によ
り、PDのプランニング−部分関連付データベースを検
索して、部分設計素に関係するプランニング設計素の配
置設計素管理名と関係座標を全て読込む。 (5)(4)で読込んだプランニング設計素の配置設計素管理
名により、PDのエキステンションデータベースを検索
して、配置設計素(プランニング設計素)に関連付して
あるエキステンションデータ管理名を読込む。
【0102】(6)(3)で読込んだPDの組み合せ設計素管
理データベースのプロジェクトMD管理名と、前処理で
の初期設定によるセクション名に関連付されているM
D、MDの挿入基点データベース、MDのエキステンシ
ョンプログラムデータベース、MDの加工処理フ゜ロク゛ラム
データベースを読込み、更にMDの下位組み合せ設計素
配置データベースにより、関連付されている部位、部
品、要素であるプロジェクトMD管理名を全て検索し、
前記MD関連データベース及びMDの要素図形素データ
ベース、MDの要素座標データベース、MDの要素図形
素−要素座標関連付データベースを読込む。 (7)前処理により入力されたエキステンション区分と、
PDの座標関連付データベースの図形素及び座標関係に
より、エキステンションプログラムを実行してエキステ
ンションデータを作成する。 (8)(7)により作成したエキステンションデータに対し
て、CADシステム等により採番されたエキステンショ
ンデータ管理名を取得し、配置設計素管理名、セクショ
ン名、エキステンション区分、プロジェクトMD管理
名、ファイル名と関連付してPDのエキステンションデ
ータベースに記憶する。 (9)前処理により入力されたエキステンション区分とP
D及びMD等の情報及び(5)で読込んだエキステンショ
ンデータ管理名、(7)で記憶したエキステンションデー
タ管理名により、加工処理プログラムを実行して、エキ
ステンションデータの加工処理を行う。 (10)(9)での加工処理により、新たなエキステンション
データが作成された場合、作成されたエキステンション
データに対して、CADシステム等により採番されたエ
キステンションデータ管理名を取得し、配置設計素管理
名、セクション名、エキステンション区分、プロジェク
トMD管理名、ファイル名と関連付してPDのエキステ
ンションデータベースに記憶する。(2)から繰り返す。
【0103】62図は、配置設計素変更処理を示すフロー
チャートである。 (1)前処理により入力された配置設計素管理名のPD又
はSPD及びPD又はSPDに関連付されたデータベー
ス情報を前処理により入力された変更内容に変更する。
変更対象の配置設計素が無ければ終了する。 (2)(1)での変更により、変更を行ったセクションに関連
付してある、エキステンションデータに影響があれば、
エキステンションデータの変更を行う。 (3)変更されたデータベースの更新フラグをONにす
る。共用パラメータの場合は変更したセクション以外の
更新フラグを全てONにする。パラメータデータベース
等のパラメータが関連付されている場合は、関連付して
あるパラメータを検索し、更新フラグをONにする。 (4)更新日時及び更新者情報を記憶する。 (5)変更内容を変更履歴データベースに記憶する。(1)か
ら繰り返す。
【0104】63図は、検証処理を示すフローチャートで
ある。 (1)前処理により初期設定されたプロジェクト名及び検
証DBによるPD又はSPDを検索して読込む。対象配置設
計素が無くなれば終了する。 (2)(1)で読込んだPD又はSPDの配置設計素管理名及び
前処理により入力されたセクション名により、PDの組
み合せ設計素管理データベースを検索し読込む。 (3)座標関連付データベース検証処理を行う。詳細は79
図に示す。 (4)設計要件データベース検証処理を行う。詳細は80図
に示す。 (5)パラメータ管理データベース検証処理を行う。詳細
は81図に示す。(1)から繰り返す。
【0105】64図は、組み合せ設計素置換処理を示すフ
ローチャートである。 (1)前処理により入力された、配置設計素管理名と初期
設定によるセクション名によりPDの組み合せ設計素管
理データベースを検索し読込む。 (2)(1)で読込んだプロジェクトMD管理名に関連する、
MD及びMD関連データベースを削除する。 (3)前処理により入力された、配置設計素管理名及び初
期設定でのセクション名と(1)で読込んだプロジェクト
MD管理名及び関連するプロジェクトMD管理名によ
り、PDのパラメータ管理データベース及びPDの組み
合せ設計素管理データベースより検索して削除する。
(削除されるパラメータ管理データベースがその他のパ
ラメータ管理データベースと関連付されている場合、先
に関係付を解消する) (4)組み合せ設計素作成を行う。詳細は82図に示す。 (5)配置設計素追加・更新を行う。詳細は75図に示す。
【0106】65図は、詳細設計素作成(プランニング設
計素)を示すフローチャートである。 (1)前処理により入力された配置設計素管理名を配置設
計素管理名毎に読込む。対象のレコードが無くなれば終
了する。 (2)(1)で読込んだ配置設計素管理名と、前処理による初
期設定でのセクション名に関連付されているデータを、
PD、PDの座標関連付データベース、PDの座標デー
タベース、PDのウェイトデータベース、PDの組み合
せ設計素管理データベース、PDのパラメータ管理デー
タベース、PDの設計要件データベースより読込む。 (3)(2)で読込んだPDの組み合せ設計素管理データベー
スのプロジェクトMD管理名と、前処理での初期設定に
よるセクション名に関連付されているMD、MDの挿入
基点データベース、MDのエキステンションフ゜ロク゛ラムデータベー
ス、MDの加工処理フ゜ロク゛ラムデータベースを読込み、更
にMDの下位組み合せ設計素配置データベースにより、
関連付されている部位、部品、要素であるプロジェクト
MD管理名を全て検索し、前記MD関連データベース及
びMDの要素図形素データベース、MDの要素座標デー
タベース、MDの要素図形素−要素座標関連付データベ
ースを読込む。 (4)(1)で読込んだ配置設計素管理名と初期設定によるセ
クション名によりPDの組み合せ設計素管理データベー
スを検索して読込み、プロジェクトMD管理名により、
MDを検索して読込む。更にプロジェクトMD管理名を
検索キ−とする。 (5)配置設計素/組み合せ設計素作成を行う。詳細は82
図に示す。 (6)検索キ−により、MDの下位組み合せ設計素配置デ
ータベースを検索して読込み、(6)から(9)までを繰り返
す。対象のレコードが無くなれば、(10)を実行する。 (7)(6)で読込んだMDの下位組み合せ設計素配置データ
ベースの下位プロジェクトMD管理名をスタックメモリ
に記憶する。 (8)(6)で読込んだ下位プロジェクトMD管理名により、
MDのプロジェクトMD管理名を検索して読込む。 (9)配置設計素/組み合せ設計素作成を行う。詳細は82
図に示す。 (10)スタックメモリを読込み、検索キ−とする。検索キ
ーが見つかれば(6)を実行し、見つからなければ(1)を実
行する。 66図は、詳細設計素作成(部分設計素)を示すフローチャ
ートである。 (1)前処理により入力された配置設計素管理名を配置設
計素管理名毎に読込む。対象のレコードが無くなれば終
了する。 (2)(1)で読込んだ配置設計素管理名により、PDのプラ
ンニング−部分関連付データベースの関係配置設計素管
理名を検索して読込む。対象のレコードが無くなれば
(1)を実行する。 (3)(2)で読込んだ配置設計素管理名(部分設計素)に関
連するPD及びPD関連のデータベースを全て読込む。 (4)(2)で読込んだ配置設計素管理名(部分設計素)に関
連するMD及びMD関連のデータベースを全て読込む。 (5)(2)で読込んだ配置設計素管理名(部分設計素)によ
り、PDのプランニング−部分関連付データベースを検
索して、部分設計素に関係するプランニング設計素の配
置設計素管理名と関係座標を全て読込む。
【0107】(6)(5)で読込んだ関係配置設計素管理名
(プランニング設計素)及び前処理で入力された展開区
分により、PDの展開履歴データベースを検索して読込
む。 (7)(6)で読込んだPDの展開履歴データベースのファイ
ル名により、SPDファイルを検索して開き(5)で読込
んだ関係配置設計素管理名(プランニング設計素)に関
連する詳細設計素データを全て読込む。 (8)(1)で読込んだ配置設計素管理名と初期設定によるセ
クション名によりPDの組み合せ設計素管理データベー
スを検索して読込み、プロジェクトMD管理名により、
MDを検索して読込む。更にプロジェクトMD管理名を
検索キ−とする。 (9)配置設計素/組み合せ設計素作成を行う。詳細は82
図に示す。 (10)検索キ−により、MDの下位組み合せ設計素配置デ
ータベースを検索して読込み、(10)から(13)を繰り返
す。対象のレコードが無くなれば(14)を実行する。 (11)(10)で読込んだMDの下位組み合せ設計素配置デー
タベースの下位プロジェクトMD管理名をスタックメモ
リに記憶する。 (12)(10)で読込んだ下位プロジェクトMD管理名によ
り、MDのプロジェクトMD管理名を検索して読込む。 (13)配置設計素/組み合せ設計素作成を行う。詳細は82
図に示す。 (14)スタックメモリを読込み、検索キ−とする。検索キ
ーが見つかれば(10)を実行し、見つからなければ(2)を
実行する。
【0108】67図は、SPDの変更履歴DBをPDの要求DBに
記憶する処理のフローチャートである。 (1)SPDの変更履歴データベース読込む。対象レコー
ドが無くなったら終了する。 (2)(1)で読込んだ変更履歴データベースの要求済フラグ
がONであれば(1)を実行する。 (3)(1)で読込んだ変更履歴データベースの変更要素と同
じ変更要素が複数ないかを、SPDの変更履歴データベ
ースを検索し、変更要素に対して最新の変更履歴データ
ベースを読込む。(一つの変更要素に対して複数回の変
更を行った場合、最新の変更履歴を読込む)また、検索
した全ての変更履歴の要求済フラグをONにする。 (4)PDの要求データベースにレコードを作成し、初期
化した後(1)又は(3)で読込んだ変更履歴データベースの
内容を記憶する。 (5)(4)で記憶した変更履歴データベースの変更内容に対
する更新優先資格を検索して、更新優先資格者以外のセ
クションに該当する要求データベースの更新フラグ及び
同意フラグをONにする。また、要求データベースに記
憶したセクションの更新フラグ及び同意フラグをONに
する。 (6)(4)で作成した要求データベースの更新フラグが全て
ONになっていなければ、(1)を実行する。 (7)(4)で作成した要求データベースの同意フラグが全て
ONになっていなければ(9)を実行し、ONになっていれ
ば(8)を実行する。 (8)全体設計素変更処理を行う。詳細は91図に示す。(1)
から実行する。 (9)未処理DB処理を行う。詳細は90図に示す。(1)から
実行する。97図では、上記処理に沿ってPDの要求データ
ベースの更新フラグ、同意フラグがどのように遷移する
かを一例をあげて説明している。
【0109】68図は、PDの要求DB検証処理を示すフロー
チャートである。 (1)PDの要求データベースを読込む。対象レコードが
無くなれば終了する。 (2)(1)で読込んだ要求データベースの初期設定によるセ
クションに該当する更新フラグがONであれば、(1)を
実行する。 (3)(1)で読込んだ要求データベースの内容を表示する。 (4)変更要求に同意する場合には(5)を実行し、同意しな
い場合には(6)を実行する。 (5)PDの要求データベースの初期設定によるセクショ
ンに該当する同意フラグをONにする。 (6)PDの要求データベースの初期設定によるセクショ
ンに該当する更新フラグをONにする。 (7)要求データベースの更新フラグは全てONになって
いなければ、(1)を実行する。ONになっていれば(8)を実
行する。 (8)要求データベースの同意フラグが全てONになって
いなければ(10)を実行し、ONになっていれば(9)を実行
する。 (9)全体設計素変更処理を行う。詳細は91図に示す。(1)
から実行する。 (10)未処理DB処理を行う。詳細は90図に示す。(1)か
ら実行する。
【0110】69図は、SPDの要求DB同期処理のフローチ
ャートである。 (1)SPDの要求データベースを読込む。対象レコード
が無くなったら終了する。 (2)処理済フラグがONであれば(1)を実行する。 (3)(1)で読込んだ要求データベースの内容を表示。 (4)変更要求に同意する場合には(5)を実行し、同意しな
い場合には(1)を実行する。SPD及びSPDに関連付
されたデータベースの内容を要求データベースの内容に
変更する。 (6)(5)での変更により、エキステンションデータに影響
があればエキステンションデータの変更を行う。 (7)変更された更新フラグをONにする。共用パラメー
タの場合は変更したセクション以外の更新フラグを全て
ONにする。パラメータデータベース等のパラメータが
関連付されている場合は、関連付してあるパラメータを
検索し、更新フラグをONにする。 (8)更新日時及び更新者情報を記憶する。 (9)変更内容を変更履歴データベースに記憶する。変更
履歴データベースの処理済フラグをオンにする。 (10)SPDの要求データベースの内容が、PDの要求D
B検証にて却下され、未処理DB処理によりSPDの要
求データベースに記憶されている場合、SPDの要求デ
ータベースに該当するPDの未処理データベースを検索
して、未処理データベースの処理済フラグをONにす
る。(要求DBの変更理由による) (11)(1)で読込んだSPDの要求データベースの処理済
フラグをONにする。(1)から繰り返す。
【0111】70図は、全体設計素同期処理を示すフロー
チャートである。 (1)PDの変更履歴データベースを読込む。対象レコー
ドが無くなったら終了する。 (2)(1)で読込んだ変更履歴データベースの処理済フラグ
がONであれば(1)を実行する。 (3)(1)で読込んだ変更履歴データベースの変更要素と同
じ変更要素が複数ないかを、PDの変更履歴データベー
スを検索し、変更要素に対して最新の変更履歴データベ
ースを読込む。(一つの変更要素に対して複数回の変更
を行った場合、最新の変更履歴を読込む)また、検索し
た全ての変更履歴の処理済フラグをONにする。 (4)(1)又は(3)で読込んだ変更履歴データベースの配置
設計素管理名により、PDの展開履歴データベースを検
索し、展開している詳細設計素(SPD)の要求データ
ベースに変更内容を記憶する。(1)から繰り返し実行す
る。
【0112】71図、72図は、MLよりMDにCOPY処理を示す
フローチャートである。 (1)初期設定によるフ゜ロシ゛ェクト名、作成者情報、作成日時情
報と、前処理により読込んだ、MLの組み合せ及び要素
設計素管理名、区分、名称、基点座標名、設計要件名、
ウェイト名、エキステンションプログラム名、加工処理
プログラム名、更新優先資格名をMDに記憶する。 (2)(1)で記憶した更新優先資格名はMDの更新優先資格
データベースに登録済みであれば、(4)を実行し、未登
録であれば(3)を実行する。 (3)(1)で記憶した更新優先資格名により、MLの更新優
先資格データベースを検索し、読込み、MDの更新優先
資格DBに記憶する。 (4)(1)で記憶した設計要件名はMDの設計要件データベ
ースに登録済みであれば(8)を実行する。未登録であれ
ば(5)を実行する。 (5)(1)で記憶した設計要件名により、MLの設計要件デ
ータベースを検索し、読込み、MDの設計要件データベ
ースに記憶する。該当のレコードが無くなれば(8)を実
行する。
【0113】(6)(5)で記憶した設計要件データベースの
更新優先資格名はMDの更新優先資格データベースに登
録済みであれば(5)に戻り、未登録であれば(7)を実行す
る。 (7)(5)で記憶した更新優先資格名により、MLの更新優
先資格データベースを検索し、読込み、MDの更新優先
資格DBに記憶する。(5)に戻る。 (8)(1)で記憶した、組み合せ及び要素設計素管理名によ
りMLの挿入基点データベースを検索し、読込み、MD
のプロジェクトMD管理名と関係付けして、MDの挿入
基点データベースに記憶する処理を全てのレコードに対
して行う。 (9)(1)で記憶したエキステンションプログラム名によ
り、MLのエキステンションデータベースを検索し、読
込みMDのエキステンションデータベースに記憶する。 (10)(1)で記憶した加工処理プログラム名により、ML
の加工処理プログラムデータベースを検索し、読込みM
Dの加工処理データベースに記憶する。 (11)(1)で記憶したウェイト名はMDのウェイトデータ
ベースに登録済みであれば(13)を実行し、未登録であれ
ば(12)を実行する。 (12)(1)で記憶したウェイト名により、MLのウェイト
データベースを検索し、読込み、MDのウェイトDBに
記憶する。 (13)(1)で記憶した、組み合せ及び要素設計素管理名に
より、MLのパラメータデータベースを検索し、読込
み、MDのプロジェクトMD管理名と関係付けして、M
Dのパラメータデータベースに記憶する。該当のレコー
ドが無くなれば(16)を実行する。
【0114】(14)(13)で記憶したパラメータデータベー
スの更新優先資格名はMDの更新優先資格データベース
に登録済であれば(13)に戻る。 (15)(13)で記憶した更新優先資格名により、MLの更新
優先資格データベースを検索し、読込み、MDの更新優
先資格DBに記憶する。(13)より繰り返す。 (16)(1)で記憶した区分は要素で無ければ終了する。 (17)組み合せ及び要素設計素管理名により、MLの要素
図形素データベースを検索し、読込み、MDのプロジェ
クトMD管理名と関係付けしてMDの要素図形素データ
ベースに記憶する。該当するレコードに付いてすべて処
理を行う。 (18)組み合せ及び要素設計素管理名により、MLの要素
座標データベースを検索し、読込み、MDのプロジェク
トMD管理名と関係付けしてMDの要素座標データベー
スに記憶する。該当するレコードに付いてすべて処理を
行う。 (19)組み合せ及び要素設計素管理名により、MLの要素
図形素-要素座標関連付データベースを検索し、読込
み、MDのプロジェクトMD管理名と関係付けしてMD
の要素図形素-要素座標関連付データベースに記憶す
る。該当するレコードに付いてすべて処理が完了すれ
ば、終了する。
【0115】73図は、パラメータデータベース変換処理
を示すフローチャートである。 (1)前処理により、入力された組合せ及び要素設計素管
理名に対して採番されたプロジェクトMD管理名によ
り、MDを検索して読込む。 (2)(1)で読込んだMDのプロジェクトMD管理名を、最
上位メモリ、上位メモリに各々初期設定する。 (3)管理名置換処理を行う。詳細は74図に示す。 (4)プロジェクトMD管理名により、MDの下位組み合
せ設計素配置データベースを検索して読込む。該当レコ
ードが無くなれば(8)を実行する。 (5)(4)で読込んだMDの下位組み合せ設計素配置データ
ベースの下位プロジェクトMD管理名をスタックメモリ
に記憶する。 (6)(4)で読込んだ下位プロジェクトMD管理名により、
MDのプロジェクトMD管理名を検索して読込む。 (7)管理名置換処理を行う。詳細は74図に示す。(4)より
繰り返す。 (8)スタックメモリを読込み、プロジェクトMD管理名
とする。管理名が見つかれば(4)を実行し、見つからな
ければ終了する。
【0116】74図は、管理名置換処理を行うフローチャ
ートである。 (1)前処理により読込んだMDのプロジェクトMD管理
名により、MDのパラメータデータベースを検索して読
込む。該当のレコードが無くなれば終了する。 (2)(1)で読込んだパラメータデータベースの初期値及び
拘束条件は他の組合せ及び要素設計素管理名と関係付け
してなければ(1)に戻る。 (3)(1)で読込んだパラメータデータベースの初期値及び
拘束条件で関係付けしてある組合せ及び要素設計素管理
名を区切り(¥)毎に読込む。読込む管理名が無くなれ
ば(4)を実行する。 (4)(1)で読込んだMDのパラメータデータベースの初期
値の内容を、上位メモリの内容に書き換えて記憶する。
(1)より繰り返す。 (5)(3)で読込んだ組合せ及び要素設計素管理名は前処理
により,入力された組合せ及び要素設計素管理名と同じ
であれば、(8)を実行する。 (6)(3)で読込んだ組合せ及び要素設計素管理名によりM
Dを検索する。 (7)(3)で検索したMDを読込む。 (8)最上位メモリにより、MDを検索して読込む。(11)
を実行する。 (9)(7)で読込んだMDのプロジェクトMD管理名によ
り、MDの下位組合せ設計素配置データベースの下位プ
ロジェクトMD管理名を検索し読込む。 (10)(9)で読込んだ下位組合せ及び要素設計素配置デー
タベースのプロジェクトMD管理名は上位メモリ−と同
じで無ければ(7)に戻る。 (11)(7)又は(8)で読込んだプロジェクトMD管理名を上
位メモリ−に記憶する。(3)より繰り返す。
【0117】75図は、配置設計素追加・更新処理を示す
フローチャートである。 (1)前処理により、入力された組み合せ及び要素設計素
管理名に対して採番されたプロジェクトMD管理名によ
り、MDを検索してレコードを読込む。 (2)前処理により、入力された配置設計素管理名を配置
設計素毎にPDを検索して読込む。対象レコードが無く
なれば、終了する。 (3)PDの組み合せ設計素管理データベースにレコード
を作成し、初期化した後、初期設定によるセクション名
及びで読み込んだプロジェクトMD管理名を配置設計
素管理名と関係付けして、PDの組み合せ設計素管理デ
ータベースに記憶する。 (4)PDの設計要件データベース追加・更新処理を行
う。詳細は77図に示す。 (5)PDのパラメータ管理データベース追加・更新処理
を行う。詳細は76図に示す。102図では具体例を挙げて
関連付けを表現している。(2)より繰り返す。
【0118】76図は、PDのパラメータ管理データベー
ス追加・更新処理を示すフローチャートである。 (1)前処理により、読込んだMDのプロジェクトMD管
理名によりMDのパラメータデータベースを検索し、読
込む。 (2)プロジェクトMD管理名を検索キ−として「パラメ
ータデータベース追加・更新処理」を行う。詳細は78図
に示す。 (3)プロジェクトMD管理名により、MDの下位組み合
せ設計素配置データベースを検索し、読込む。該当する
レコードが無くなった場合には、(7)を実行する。 (4)(3)で読んだ下位組み合せ設計素配置データベースの
下位プロジェクトMD管理名をスタックメモリに記憶す
る。 (5)(3)で読んだ下位組み合せ設計素配置データベースの
下位プロジェクトMD管理名により、MDのパラメータ
データベースを検索し、読込む。 (6)下位プロジェクトMD管理名を検索キ−として「パ
ラメータデータベース追加・更新処理」を行う。詳細は
78図に示す。(3)より繰り返す。 (7)スタックメモリを読込み、プロジェクトMD管理名
とする。管理名があれば(3)より繰り返す。無ければ終
了する。
【0119】77図は、PDの設計要件データベース追加更
新処理を示すフローチャートである。 (1)前処理により、読込んだMDレコードの設計要件名
により、MDの設計要件データベースを検索して読込
む。該当レコードが無くなれば終了する。 (2)前処理により、読込んだ配置設計素管理名と、(1)で
読込んだ要件によりPDの設計要件データベースを検索
し、存在しなければ(10)を実行する。 (3)(2)で検索したPDの設計要件データベースのレコー
ドを読込む。 (4)(3)で読込んだレコードの更新優先資格名により、更
新優先資格データベースを検索して読込む。 (5)設計要件更新優先資格検証処理を行う。 (6)更新優先資格があれば(SW=ONであれば)、(8)を実
行する。 (7)(1)で読込んだMDの設計要件データベースのレコー
ドの拘束条件により、(3)で読込んだPDの設計要件デ
ータベースの内容を検証して、問題があれば、PDの設
計要件データベースのエラ−フラグで該当するセクショ
ンのフラグをONにする。(1)より繰り返す。 (8)(3)で読込んだPDの設計要件データベースのレコー
ドの内容を、(1)で読込んだMDの設計要件データベー
スの初期値の内容に変更する。 (9)(3)で読込んだPDの設計要件データベースのレコー
ドの更新フラグを初期設定によるセクションのフラグ以
外を全てONにして、更新日時及び更新者情報を記憶す
る。(1)より繰り返す。 (10)(1)で読込んだレコードの更新優先資格名によりM
Dの更新優先資格データベースを検索し内容を読み込
む。 (11)(10)で読込んだMDの更新優先資格データベースの
内容がPDの更新優先資格データベースに登録済みであ
れば、(13)を実行する。 (12)新たな更新優先資格名をシステムが採番し、MDの
更新優先資格データベースの内容及び新たに採番された
更新優先資格名をPDの更新優先資格データベースにレ
コードを作成した後記憶する。(14)を実行する。 (13)PDの更新優先資格データベースより、(9)で読込
んだMDの更新優先資格データベースの内容と同内容の
更新優先資格名を読込む。 (14)PDの設計要件データベースにレコードを作成し、
更新フラグ等を初期化した後、要件、初期値(内容)、
更新優先資格名を、配置設計素管理名と関係付けしてP
Dの設計要件データベースに記憶します。(1)より繰り
返す。
【0120】78図は、パラメータデータベース追加・更
新処理を示すフローチャートである。 (1)前処理で読込んだMDのパラメータデータベースの
更新優先資格名によりMDの更新優先資格データベース
を検索し読込む。 (2)(1)で読込んだMDの更新優先資格データベースの内
容がPDの更新優先資格データベースに登録済みであれ
ば(4)を実行する。 (3)新たな更新優先資格名をシステムが採番し、MDの
更新優先資格データベースの内容及び新たに採番された
更新優先資格名をPDの更新優先資格データベースにレ
コードを作成した後記憶します。(5)を実行する。 (4)PDの更新優先資格データベースより、(1)で読込ん
だMDの更新優先資格データベースの内容と同内容の更
新優先資格名を読込む。 (5)PDのパラメータデータベースにレコードを作成
し、更新フラグ等を初期化した後、MDのパラメータデ
ータベースより読込んだ、プロジェクトMD管理名、パ
ラメータ名、初期値(内容)、更新優先資格名を配置設
計素管理名及びセクション名と関係付してPDのパラメ
ータデータベースに記憶する。 (6)(5)で記憶した更新優先資格名により、PDの更新優
先資格データベースを検索し読込む。
【0121】(7)パラメータデータベース更新優先資格
検証処理を行う。 (8)更新優先資格があれば(SW=ONであれば)、(11)を実
行する。 (9)更新優先資格のあるセクションのパラメータと関連
付を行う。 (10)(9)で関連付をしたパラメータの内容を、MDのパ
ラメータDBの拘束条件により検証し問題があれば、
(5)で記憶したパラメータのエラ−フラグをオンにす
る。(14)を実行する。 (11)配置設計素管理名、組み合せ及び要素設計素管理
名、パラメータ名により関連付を行うパラメータを検索
する。該当する管理名が無ければ(14)を実行する。 (12)パラメータ管理データベースの内容を、(5)で記憶
したセクションのパラメータと関連付を行う。 (13)(12)での処理により、更新されたパラメータの、更
新フラグをONにして、更新日時及び更新者情報を記憶
する。(11)を実行する。 (14)検索キ−により、MDのパラメータデータベースを
検索し、読込む。該当レコードがあれば(1)から繰り返
し、無ければ終了する。
【0122】79図は、座標関連付けデータベース検証処
理を示すフローチャートである。 (1)前処理により読込んだPD又はSPDの配置設計素管理
名により、PD又はSPDの座標関連付けデータベースを
検索して読込む。該当のレコードが無ければ終了する。 (2)前処理により入力されたセクション名により、(1)で
読込んだ座標関連付データベースの更新フラグがONに
なっていなければ(1)に戻る。 (3)(1)で読込んだ座標関連付データベースの座標名によ
り、座標データベースを読込む。 (4)座標関連付けデータベースに関する変更内容を画面
に表示して変更内容を反映するか確認し、反映しない場
合には(1)に戻る。 (5)配置設計素エキステンションデータ更新処理を行
う。更新履歴DBに記録する。 (6)配置設計素管理名により、プランニング−部分関連
付データベースの関係配置設計素管理名を検索して、レ
コードを読込む。該当レコードが無ければ(12)を実行す
る。 (7)(6)で読込んだ配置設計素管理名(部分)により、座
標関連付データベースを検索し読込む。 (8)座標関連付けデータベースの変更に伴い、(7)で読込
んだ配置設計素(部分)の座標関係に問題がないか検証
し、問題がある場合には(11)を実行する。 (9)(6)で読込んだ配置設計素管理名(部分)と、前処理
により入力されたセクション名により、組み合せ設計素
管理データベースを読込む。 (10)配置設計素(部分)エキステンションデータ更新処理を行
う。(12)を実行する。 (11)(7)で読込んだPD又はSPDの座標関連付データベー
スの、前処理により入力されたセクションのエラ−フラ
グをONにする。 (12)(1)で読込んだPD又はSPDの座表関連付データベー
スの前処理により入力されたセクション名に該当する更
新フラグをOFFにする。(1)より繰り返し実行する。
【0123】80図は、設計要件データベース検証処理を
示すフローチャートである。 (1)前処理により読込んだPD又はSPDの配置設計素管理
名により、PD又はSPDの設計要件データベースを検索
して読込む。該当するレコードが無ければ終了する。 (2)前処理により入力されたセクション名により、(1)で
読込んだ設計要件データベースの更新フラグがONにな
っていなければ、(1)に戻る。 (3)前処理により読込んだPD又はSPDの組み合せ設計素
管理データベースのプロジェクトMD管理名によりMD
又はSMDを検索して読込む。 (4)(3)で読込んだMD又はSMDの設計要件名と、(1)で読
込んだPD又はSPDの設計要件データベースの要件によ
り、MD又はSMDの設計要件データベースを検索し、存
在しなければ(7)を実行する。 (5)(1)で読込んだPD又はSPDの設計要件データベース
の内容は、(4)で読込んだMDの設計要件データベース
の拘束条件と検証して問題がなければ、影響のあるエキ
ステンションデータを反映した後に(7)を実行する。 (6)(1)で読込んだPD又はSPDの設計要件データベース
のエラ−フラグの前処理により入力されたセクションの
フラグをONにする。 (7)(1)で読込んだPD又はSPDの設計要件データベース
の更新フラグの前処理により、入力されたセクションの
フラグをOFFにする。(1)より繰り返す。 81図は、パラメータ管理データベース検証処理を示すフ
ローチャートである。 (1)前処理により読込んだPD又はSPDの配置設計素管理
名と、前処理により入力されたセクション名によりPD
又はSPDのパラメータ管理データベースを読込む。該当
するレコードが無ければ終了する。 (2)(1)で読込んだパラメータ管理データベースの更新フ
ラグがONになっていなければ、(1)に戻る。 (3)パラメータが関連付されている場合、関連付されて
いるパラメータを検索し、実態を取得する。 (4)(1)で読込んだセクション名、プロジェクトMD管理
名、パラメータ名により、MD又はSMDのパラメータデ
ータベースを検索して読込む。 (5)(3)で取得したPD又はSPDのパラメータデータベー
スの内容は、(4)で読込んだMD又はSMDのパラメータデ
ータベースの拘束条件と検証して問題があれば(12)を実
行する。 (6)配置設計素エキステンションデータ更新処理を行
う。変更履歴にも記憶する。 (7)配置設計素管理名により、PD又はSPDのプランニン
グ−部分関連付データベースの関係配置設計素管理名を
検索して、レコードを読込む。 (8)(7)で読込んだ配置設計素管理名(部分)により、P
D又はSPDの座標関連付データベースを検索し読込む。 (9)(7)で読込んだ配置設計素管理名(部分)と、前処理
により入力されたセクション名により、組み合せ設計素
管理データベースを読込む。 (10)配置設計素(部分)エキステンションデータ更新処
理を行う。変更履歴にも反映する。 (11)(1)で読込んだPD又はSPDのパラメータデータベー
スの更新フラグをOFFにする。(1)より繰り返す。 (12)(1)で読込んだPD又はSPDのパラメータデータベー
スのエラ−フラグをONのする。(11)を実行する。
【0124】82図は、配置設計素/組み合せ設計素作成
を示すフローチャートである。 (1)前処理により読込んだMDのエキステンションプロ
グラム読込む。該当レコードが無ければ(4)を実行す
る。 (2)前処理により入力された展開区分により、エキステ
ンションプログラムを検索し、詳細設計素を展開するエ
キステンションプログラムが定義してなければ、(4)を
実行する。 (3)前処理で読込んだPDに関連する情報を参照し、展
開区分のエキステンションプログラムを実行し、詳細設
計素のプランニング素及び部分素情報である図形素、座
標情報、座標関係の作成を行う。 (4)前処理により読込んだMDの加工処理プログラム読
込む。該当レコードが無ければ(7)を実行する。 (5)前処理により入力された展開区分により、加工処理
プログラムを検索し、詳細設計素に対する加工処理プロ
グラムが定義してなければ、(7)を実行する。 (6)展開区分の加工処理プログラムを実行し、詳細設計
素に対して加工処理を行う。 (7)エキステンションプログラム及び加工処理プログラ
ムにより詳細設計素が作成されていなければ終了する。 (8)SPD作成を行う。詳細は83図から85図に示す。 (9)SMD作成を行う。詳細は87図に示す。 (10)(1)で読込んだMDのプロジェクトMD管理名を、
前処理である「詳細設計素作成(プランニング設計
素)」でのスタックメモリに記憶してあれば削除して終
了する。
【0125】83図から85図は、SPD作成処理を示すフロ
ーチャートである。 (1)新たな配置設計素管理名をシステムにより採番し、
SPDにレコードを作成し初期設定した後、前処理によ
り読込んだPDの配置設計素管理名と関係付して、採番
された配置設計素管理名を記憶する。 (2)初期設定によるフ゜ロシ゛ェクト名、設計区分、モデル区分
作成日時、作成者情報を読込み、SPDに記憶。 (3)SPDの組み合せ設計素管理データベースにレコー
ドを作成し、初期設定によるセクション名、前処理によ
り読込んだMDのプロジェクトMD管理名を、(1)で採
番された配置設計素管理名と関連付けてSPDの組み合
せ設計素管理データベースに記憶します。 (4)前処理で読込んだMDのウェイト名を、SPDに記
憶し、ウェイト名によりSPDのウェイトデータベース
を検索し、存在しなければMDのウェイトデータベース
よりウェイト値を読込みSPDのウェイトデータベース
にレコードを作成しウェイト名及びウェイト値を記憶す
る。 (5)前処理で読込んだMDの更新優先資格名を、MDの
更新優先資格データベースより検索し内容を読込む。 (6)(5)で読込んだMDの更新優先資格データベースの内
容がSPDの更新優先資格データベースに登録済みであ
れば(8)を実行する。 (7)新たな更新優先資格名をシステムが採番し、SPD
に記憶し、MDの更新優先資格データベースの内容及び
新たに採番された更新優先資格名をSPDの更新優先資
格データベースにレコードを作成した後記憶する。(9)
を実行する。 (8)SPDの更新優先資格データベースより、(5)で読込
んだMDの更新優先資格データベースの内容と同内容の
更新優先資格名を読込み、SPDに記憶する。 (9)前処理で作成されたプランニング素情報又は部分素
情報である座標情報(x,y,z)に対して、システムより座
標名を採番し、座標名及び座標情報(x,y,z)をSPDの
座標データベースにレコードを作成した後記憶する。さ
らに、SPDの座標関連付データベースにレコードを作
成し、更新フラグ等を初期化した後、図形素、座標名、
座標関係を配置設計素管理名と関係付けしてSPDの座
標関連付けデータベースに記憶する。
【0126】(10)前処理で読込んだMDの設計要件名に
より、MDの設計要件データベースを検索し、要件、初
期値、更新優先資格名を読込み、更に、更新優先資格名
にて、MDの更新優先資格データベースを検索し内容を
読み込む。該当レコードが無くなれば(15)を実行する。 (11)(10)で読込んだMDの更新優先資格データベースの
内容がSPDの更新優先資格データベースに登録済みで
あれば(13)を実行する。 (12)新たな更新優先資格名をシステムが採番し、MDの
更新優先資格データベースの内容及び新たに採番された
更新優先資格名をSPDの更新優先資格データベースに
レコードを作成した後記憶します。(14)を実行する。 (13)SPDの更新優先資格データベースより、(10)で読
込んだMDの更新優先資格データベースの内容と同内容
の更新優先資格名を読込む。 (14)SPDの設計要件データベースにレコードを作成
し、更新フラグ等を初期化した後、要件、初期値(内
容)、更新優先資格名を、配置設計素管理名と関係付け
してSPDの設計要件データベースに記憶します。 (15)前処理で読込んだPDの配置設計素管理名及びMD
のプロジェクトMD管理名と初期設定によるセクション
名により、PDのパラメータデータベースを検索し、読
込む。 (16)前処理で読込んだMDのプロジェクトMD管理名と
初期設定によるセクション名を検索キ−として「SPD
パラメータデータベースCOPY処理」を行う。詳細は
86図に示す。 (17)プロジェクトMD管理名により、MDの下位組み合
せ設計素配置データベースを検索し、読込む。該当レコ
ードが無ければ(21)を実行する。 (18)(17)で読んだ下位組み合せ設計素配置データベース
の下位プロジェクトMD管理名をスタックメモリに記憶
する。
【0127】(19)(17)で読んだ下位組み合せ設計素配置
データベースの下位プロジェクトMD管理名により、P
Dのパラメータデータベースを検索し、読込む。 (20)前処理により読込んだPDの配置設計素管理名と下
位プロジェクトMD管理名と初期設定によるセクション
名を検索キ−として「SPDパラメータデータベースC
OPY処理」を行う。詳細は86図に示す。(17)より繰り
返す。 (21)スタックメモリを読込み、プロジェクトMD管理名
とする。管理名があれば(17)より繰り返す。無ければ(2
2)を実行する。 (22)前処理で読込んだMDの区分は部分であれば、(23)
を実行する。 (23)部分設計素に関係する、プランニング設計素の配置
設計素管理名及び、プランニング設計素の部分設計素に
おける関係素を、部分設計素の配置設計素管理名と関係
付けしてプランニング−部分関連付けデータベースに記
憶して終了する。
【0128】86図は、SPDパラメータデータベースCOPY
処理を行うフローチャートである。 (1)読込んだPDのパラメータデータベースの内容が、
上位の部位及び部品であるプロジェクトMD管理名と関
連付してある場合、実数を取得し内容とする。 (2)読込んだPDのパラメータデータベースの更新優先
資格名によりPDの更新優先資格データベースを検索し
読込む。 (3)(2)で読込んだPDの更新優先資格データベースの内
容がSPDの更新優先資格データベースに登録済みであ
れば(5)を実行する。 (4)新たな更新優先資格名をシステムが採番し、PDの
更新優先資格データベースの内容及び新たに採番された
更新優先資格名をSPDの更新優先資格データベースに
レコードを作成した後記憶する。(6)を実行する。 (5)SPDの更新優先資格データベースより、(2)で読込
んだPDの更新優先資格データベースの内容と同内容の
更新優先資格名を読込む。 (6)SPDのパラメータデータベースにレコードを作成
し、更新フラグ等を初期化した後、PDのパラメータデ
ータベースより読込んだ、プロジェクトMD管理名、パ
ラメータ名、内容、更新優先資格名を配置設計素管理名
及びセクション名と関係付してSPDのパラメータデー
タベースに記憶する。 (7)検索キ−により、PDのパラメータデータベースを
検索し、読込む。該当レコードがあれば、(1)から繰り
返し、無ければ終了する。
【0129】87図は、SMD作成の処理を示すフローチャ
ートである。 (1)MDよりSMDにCOPY処理を行う。詳細は88図
に示す。 (2)プロジェクトMD管理名により、MDの下位組み合
せ設計素配置データベースを検索して読込む。該当レコ
ードが無ければ(7)を実行する。 (3)で読込んだ下位組み合せ設計素配置データベース
の下位プロジェクトMD管理名をスタックメモリに記憶
する。 (4)SMDの下位組み合せ設計素配置データベースにレ
コードを作成し(2)で読込んだプロジェクトMD管理
名、下位プロジェクトMD管理名、基点座標名、配置座
標を記憶する。 (5)(2)で読込んだ下位プロジェクトMD管理名によりM
Dを検索し読込む。 (6)MDよりSMDにCOPY処理を行う。詳細は88図
に示す。(2)より繰り返す。 (7)スタックメモリを読込み、プロジェクトMD管理名
とする。管理名が取得できれば(2)より繰り返し、出来
なければ終了する。
【0130】88図、89図は、MDよりSMDにCOPY処理を示
すフローチャートである。 (1)初期設定によるフ゜ロシ゛ェクト名、作成者情報、作成日時情
報と、前処理により読込んだ、MDのプロジェクトMD
管理名、組み合せ及び要素設計素管理名、区分、名称、
基点座標名、設計要件名、ウェイト名、エキステンショ
ンプログラム名、加工処理プログラム名、更新優先資格
名をSMDに記憶する。 (2)(1)で記憶した更新優先資格名はSMDの更新優先資
格データベースに登録済みであれば、(4)を実行する。 (3)(1)で記憶した更新優先資格名により、MDの更新優
先資格データベースを検索し、読込み、SMDの更新優
先資格データベースに記憶する。 (4)(1)で記憶した設計要件名はSMDの設計要件データ
ベースに登録済みであれば(8)を実行する。 (5)(1)で記憶した設計要件名により、MDの設計要件デ
ータベースを検索し、読込み、SMDの設計要件データ
ベースに記憶する。検索して該当レコードが無かった場
合には(8)を実行する。 (6)(5)で記憶した設計要件データベースの更新優先資格
名はSMDの更新優先資格データベースに登録済みであ
れば(5)に戻る。 (7)(5)で記憶した更新優先資格名により、MDの更新優
先資格データベースを検索し、読込み、SMDの更新優
先資格DBに記憶する。(5)より繰り返す。 (8)(1)で記憶した、プロジェクトMD管理名によりMD
の挿入基点データベースを検索し、読込み、SMDの挿
入基点データベースに記憶する。この処理は関連する挿
入基点全てを対象に行う。
【0131】(9)(1)で記憶したエキステンションプログ
ラム名により、MDのエキステンションデータベースを
検索し、読込みSMDのエキステンションデータベース
に記憶する。 (10)(1)で記憶した加工処理プログラム名により、MD
の加工処理プログラムデータベースを検索し、読込みS
MDの加工処理データベースに記憶する。 (11)(1)で記憶したウェイト名はSMDのウェイトデー
タベースに登録済みであれば(13)を実行する。 (12)(1)で記憶したウェイト名により、MDのウェイト
データベースを検索し、読込み、SMDのウェイトDB
に記憶する。 (13)(1)で記憶した、プロジェクトMD管理名により、
MDのパラメータデータベースを検索し、読込み、SM
Dのパラメータデータベースに記憶する。該当するレコ
ードが無ければ(16)を実行する。 (14)(13)で記憶したパラメータデータベースの更新優先
資格名はSMDの更新優先資格データベースに登録済み
であれば(13)に戻る。 (15)(13)で記憶した更新優先資格名により、MDの更新
優先資格データベースを検索し、読込み、SMDの更新
優先資格DBに記憶する。(13)より繰り返す。 (16)(1)で記憶した区分が要素で無ければ終了する。 (17)プロジェクトMD管理名により、MDの要素図形素
データベースを検索し、読込み、SMDの要素図形素デ
ータベースに記憶する。該当するレコードに付いてすべ
て処理を行う。 (18)プロジェクトMD管理名により、MDの要素座標デ
ータベースを検索し、読込み、SMDの要素座標データ
ベースに記憶する。該当するレコードに付いてすべて処
理を行う。 (19)プロジェクトMD管理名により、MDの要素図形素
-要素座標関連付データベースを検索し、読込み、SM
Dの要素図形素-要素座標関連付データベースに記憶す
る。該当するレコードに付いてすべて処理を行い、終了
する。
【0132】90図は、未処理DB処理を示すフローチャー
トである。 (1)前処理にて読込んだPDの要求データベースの内容
を未処理データベースに記憶する。 (2)PDの要求データベースへ依頼したセクションの詳
細設計素(SPD)の要求データベースへ変更要求却下
により、変更したデータを元に戻す要求データを記憶し
て終了する。
【0133】91図は、全体設計素変更処理を示すフロー
チャートである。PD及びPDに関連付されたデータベ
ースの内容を要求データベースの内容に変更する。 (2)での変更により、エキステンションデータに影響
があれば、エキステンションデータに反映する。 (3)変更されたデータベースの更新フラグをONにす
る。共用パラメータの場合は変更したセクション以外の
更新フラグを全てONにする。パラメータデータベース
等のパラメータが関連付されている場合は、関連付して
あるパラメータを検索し、更新フラグをONにする。 (4)更新日時及び更新者情報を記憶する。 (5)変更内容をPDの変更履歴データベースに記憶す
る。変更履歴データベースの処理済フラグをオンにす
る。 (6)PDの展開履歴データベースより、配置設計素管理
名に対して展開している詳細設計素区分及びファイル名
を検索し、PDの要求データベースに変更依頼をしたセ
クション以外のSPDの要求データベースに(1)で変更
した要求データベースの内容を記憶して終了する。
【0134】92図は、MD変換処理を示すフローチャート
である。 (1) 前処理により読込んだPDの配置設計素管理名によ
り、PDの組み合せ設計素管理データベースを検索し、
PDに関連付してある全てのMDを読込む (2) (1)で読込んだ1つもしくは複数のMDの関連付を
行う。93図では、具体的な図面例を挙げて意匠セクショ
ンと構造セクションの組み合せ設計素がどのように関連
付けれるかを表現している。意匠セクションでのMDに
よる組み合せ設計素にて定義されているRC−001と
構造セクションでのMDによる組み合せ設計素にて定義
されているRC−001は同じ設計要素と判断され、更
新優先資格にて検証を行い、構造セクションにより定義
されている組み合せ設計素RC−001が採用され、変
換対象組み合せ設計素として関連付けが行われる。 (3) (2)で関連付をしたMDの組み合せ及び要素設計素
管理名を入力データとして、また初期設定での変換用M
Lを検索用MLとして「組み合せ設計素作成」処理を行
う。
【0135】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の設計施工
管理支援システムでは、建築生産における各プロセス及
び各セクションで発生する設計及び管理情報を柔軟に管
理する事により、建築生産における各プロセスでの情報
の授受、検証、変換や各セクションによる情報の共有及
び検証をスム−ズに行え、またその情報を元に図面情報
や積算情報、見積情報等に簡単に展開できる建築生産支
援システムを提供することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステムの機能、デ−タの関係を示す
説明図(1)である。
【図2】本発明のシステムの機能、デ−タの関係を示す
説明図(2)である。
【図3】本発明のシステムの構成を示す機能ブロック図
である。
【図4】本発明のシステムのハ−ドウェア構成例を示す
ブロック図である。
【図5】組み合せ設計素ライフ゛ラリ-DB(ML)を構成す
るDBを示す説明図である。
【図6】組み合せ設計素DB(MD及びSMD)を構成
するDBを示す説明図である。
【図7】配置設計素DB(PD及びSPD)を構成する
DBを示す説明図である。
【図8】組み合せ設計素ライフ゛ラリ-DB(ML)を構成するDB
の構成を示す説明図(1)である。
【図9】組み合せ設計素ライフ゛ラリ-DB(ML)を構成するDB
の構成を示す説明図(2)である。
【図10】組み合せ設計素ライフ゛ラリ-DB(ML)を構成するD
Bの構成を示す説明図(3)である。
【図11】組み合せ設計素ライフ゛ラリ-DB(ML)を構成するD
Bの構成を示す説明図(4)である。
【図12】組み合せ設計素DB(MD及びSMD)を構成するD
Bの構成を示す説明図(1)である。
【図13】組み合せ設計素DB(MD及びSMD)を構成するD
Bの構成を示す説明図(2)である。
【図14】組み合せ設計素DB(MD及びSMD)を構成するD
Bの構成を示す説明図(3)である。
【図15】組み合せ設計素DB(MD及びSMD)を構成するD
Bの構成を示す説明図(4)である。
【図16】全体設計素の配置設計素DB(PD)を構成するD
Bの構成を示す説明図(1)である。
【図17】全体設計素の配置設計素DB(PD)を構成するD
Bの構成を示す説明図(2)である。
【図18】全体設計素の配置設計素DB(PD)を構成するD
Bの構成を示す説明図(3)である。
【図19】詳細設計素の配置設計素DB(SPD)を構成する
DBの構成を示す説明図(1)である。
【図20】詳細設計素の配置設計素DB(SPD)を構成する
DBの構成を示す説明図(2)である。
【図21】詳細設計素の配置設計素DB(SPD)を構成する
DBの構成を示す説明図(3)である。
【図22】組み合せ設計素ライフ゛ラリ-DBの要素デ−タ作成
処理を示すフロ−チャ−トである。
【図23】組み合せ設計素ライフ゛ラリ-DBの部品デ−タ作成
処理を示すフロ−チャ−トである。
【図24】組み合せ設計素ライフ゛ラリ-DBの部位デ−タ作成
処理を示すフロ−チャ−トである。
【図25】組み合せ設計素ライフ゛ラリ-DBの部分デ−タ作成
処理を示すフロ−チャ−トである。
【図26】組み合せ設計素ライフ゛ラリ-DBの変更処理を示す
フロ−チャ−トである。
【図27】各プロセスを示す説明図である。
【図28】本システムを使用した設計例の概要を示すフ
ロ−チャ−トである。
【図29】全体設計素作成(プランニング設計素)を示
す説明図である。
【図30】全体設計素作成(プランニング設計素)処理
を示すフロ−チャ−トである。
【図31】全体設計素作成(部分設計素)を示す説明図
である。
【図32】全体設計素作成(部分設計素)処理を示すフ
ロ−チャ−トである。
【図33】エキステンションデ−タ作成を示す説明図で
ある。
【図34】エキステンションデ−タ作成処理を示すフロ
−チャ−トである。
【図35】組み合せ設計素追加を示す説明図である。
【図36】組み合せ設計素追加処理を示すフロ−チャ−
トである。
【図37】エキステンションデ−タ作成を示す説明図で
ある。
【図38】全体設計素 配置設計素変更を示す説明図で
ある。
【図39】全体設計素 配置設計素変更を示すフロ−チ
ャ−トである。
【図40】配置設計素及び組み合せ設計素検証を示す説
明図である。
【図41】配置設計素及び組み合せ設計素検証処理を示
すフロ−チャ−トである。
【図42】組み合せ設計素変更(組み合せ設計素置換)
を示す説明図である。
【図43】組み合せ設計素変更(組み合せ設計素置換)
処理を示すフロ−チャ−トである。
【図44】詳細設計素作成を示す説明図(1)である。
【図45】詳細設計素作成を示す説明図(2)である。
【図46】詳細設計素作成処理を示すフロ−チャ−トで
ある。
【図47】詳細設計素 配置設計素変更を示す説明図で
ある。
【図48】詳細設計素 配置設計素変更処理を示すフロ
−チャ−トである。
【図49】詳細設計素変更による同期処理を示す説明図
である。
【図50】詳細設計素変更による同期処理を示すフロ−
チャ−トである。
【図51】全体設計素変更による同期処理を示す説明図
である。
【図52】全体設計素変更による同期処理を示すフロ−
チャ−トである。
【図53】組み合せ設計素変換を示す説明図である。
【図54】組み合せ設計素変換処理を示すフロ−チャ−
トである。
【図55】組み合せ設計素作成処理を示すフロ−チャ−
トである。
【図56】配置設計素作成処理(1)を示すフロ−チャ
−トである。
【図57】配置設計素作成処理(2)を示すフロ−チャ
−トである。
【図58】配置設計素作成処理(3)を示すフロ−チャ
−トである。
【図59】パラメ−タデ−タベ−スCOPY処理を示す
フロ−チャ−トである。
【図60】エキステンションテ゛-タ作成(フ゜ランニンク゛設計素)処理を
示すフロ−チャ−トである。
【図61】エキステンションテ゛-タ作成(部分設計素)処理を示す
フロ−チャ−トである。
【図62】配置設計素変更処理を示すフロ−チャ−トで
ある。
【図63】配置設計素及び組み合せ設計素の検証処理を
示すフロ−チャ−トである。
【図64】組み合せ設計素置換処理を示すフロ−チャ−
トである。
【図65】詳細設計素作成(プランニング設計素)処理
を示すフロ−チャ−トである。
【図66】詳細設計素作成(部分設計素)処理を示すフ
ロ−チャ−トである。
【図67】SPDの変更履歴DBをPDの要求DBに記
憶処理を示すフロ−チャ−トである。
【図68】PDの要求DB検証処理を示すフロ−チャ−
トである。
【図69】SPDの要求DB同期処理を示すフロ−チャ
−トである。
【図70】全体設計素同期処理を示すフロ−チャ−トで
ある。
【図71】MLよりMDにCOPY処理(1)を示すフ
ロ−チャ−トである。
【図72】MLよりMDにCOPY処理(2)を示すフ
ロ−チャ−トである。
【図73】パラメ−タデ−タベ−ス変換処理を示すフロ
−チャ−トである。
【図74】管理名置換処理を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図75】配置設計素追加・更新処理を示すフロ−チャ
−トである。
【図76】PDのパラメ−タデ−タベ−ス追加・更新処
理を示すフロ−チャ−トである。
【図77】PDの設計要件デ−タベ−ス追加・更新処理
を示すフロ−チャ−トである。
【図78】パラメ−タデ−タベ−ス追加・更新処理を示
すフロ−チャ−トである。
【図79】座標関連付デ−タベ−ス検証処理を示すフロ
−チャ−トである。
【図80】設計要件デ−タベ−ス検証処理を示すフロ−
チャ−トである。
【図81】パラメ−タ管理デ−タベ−ス検証処理を示す
フロ−チャ−トである。
【図82】配置設計素/組み合せ設計素作成処理を示す
フロ−チャ−トである。
【図83】SPD作成処理(1)を示すフロ−チャ−ト
である。
【図84】SPD作成処理(2)を示すフロ−チャ−ト
である。
【図85】SPD作成処理(3)を示すフロ−チャ−ト
である。
【図86】SPDパラメ−タデ−タベ−スCOPY処理
を示すフロ−チャ−トである。
【図87】SMD作成処理を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図88】MDよりSMDにCOPY処理(1)を示す
フロ−チャ−トである。
【図89】MDよりSMDにCOPY処理(2)を示す
フロ−チャ−トである。
【図90】未処理DB処理を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図91】全体設計素変更処理を示すフロ−チャ−トで
ある。
【図92】MD変換処理を示すフロ−チャ−トである。
【図93】複数のMDを関連付る処理を示す説明図であ
る。
【図94】施工用詳細設計素の作成処理を示す説明図で
ある。
【図95】設計用SPD及びSMDを施工用SPD及び
SMDに反映する処理を示す説明図である。
【図96】設計プロセス及び施工プロセスにて展開した
エキステンションデ−タを示す説明図である。
【図97】PDの要求デ−タベ−スの処理を示す説明図
である
【図98】更新優先資格検証処理を示す説明図である。
【図99】更新フラグ処理を示す説明図である。
【図100】拘束条件 検証処理、エラ−フラグ及び更
新フラグ処理を示す説明図である。
【図101】設計要素検証処理を示す説明図である。
【図102】組み合せ設計素追加におけるPDのパラメ
−タ管理デ−タベ−ス追加・更新処理を示す説明図であ
る。
【図103】建設プロセスにおけるPD及びSPD、M
D及びSMDの遷移を示す説明図である。
【図104】本発明のシステムで作成されるデ−タの構
成を示す説明図である。
【図105】各プロセス及び各セクションにおける組み
合せ設計素の例(1)を示す説明図である。
【図106】各プロセス及び各セクションにおける組み
合せ設計素の例(2)を示す説明図である。
【図107】組み合せ設計素ライブラリ−の作成処理を
示す説明図である。
【符号の説明】
100…CAD、110…組み合せ設計素ライブラリ、
111…プランニング素、112…全体設計素/組み合
せ設計素、113…全体設計素/配置設計素、114…
詳細設計素/配置設計素、115…詳細設計素/組み合
せ設計素、116…エキステンションデータ、121…
全体設計素作成手段、122…詳細設計素作成手段、1
23…エキステンションデータ作成手段、137…同期
処理手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年9月10日(2002.9.1
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】4図は、本発明のシステムのハードウェア
構成例を示すブロック図である。本発明の建築生産支援
システムは、パソコン等のコンピュータ(PC)40に
後述する機能を実現するプログラムを実装することによ
って実現される。PC40には、CPU41、メモリ4
2、ハードディスク装置(HDD)43、フロッピディ
スク装置(FDD)44、LANやインターネット等の
ネットワークインターフェイス回路45、USBインタ
ーフェイス回路46、CRTインターフェイス回路4
7、CD−ROMドライブ装置48等を備える。PC4
0には、CRT50、キーボード51、マウス52、ス
キャナ53、デジタイザ54、プリンタ55が接続され
ており、更に、プロッタなどの出力機能を備えているこ
とが好ましい。なお上記したようなPCは市販されてお
り、周知である。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建築生産における設計及び管理対象要素の
    配置情報を格納した配置設計素データベースと、 前記配置情報と対応して、前記建築生産における設計及
    び管理対象要素の要素構成情報から成る組み合せ情報を
    格納した組み合せ設計素データベースとを備えたことを
    特徴とする建築生産支援システム。
  2. 【請求項2】前記配置設計素データベースは、前記配置
    情報と対応する前記組み合せ情報の少なくとも一部を格
    納することを特徴とする請求項1に記載の建築生産支援
    システム。
  3. 【請求項3】前記組み合せ設計素データベースは、建築
    生産における複数のセクションあるいは設計者及び管理
    者毎に設けられることを特徴とする請求項1に記載の建
    築生産支援システム。
  4. 【請求項4】前記配置設計素データベースおよび前記組
    み合せ設計素データベースのそれぞれに設計及び管理要
    件情報が格納されることを特徴とする請求項1に記載の
    建築生産支援システム。
  5. 【請求項5】前記設計及び管理要件に対応して拘束条件
    を格納し、前記配置設計素及び前記組み合せ設計素にそ
    れぞれ格納した前記設計及び管理要件を比較し検証する
    手段を備えたことを特徴とする請求項4に記載の建築生
    産支援システム。
  6. 【請求項6】建築生産における設計及び管理対象要素の
    配置情報から成る配置設計素を作成する配置設計素作成
    手段と、 前記配置設計素と対応する前記対象要素の要素構成情報
    から成る組み合せ設計素を作成する組み合せ設計素作成
    手段と、 前記配置設計素及び前記組み合せ設計素から図面デ−タ
    あるいは所定のソフトウェアプログラムと対応したフォ
    ーマットのデータのいずれかを出力するエキステンショ
    ンデ−タ作成手段とを備えたことを特徴とする建築生産
    支援システム。
  7. 【請求項7】前記組み合せ設計素作成手段は、建築生産
    における設計及び管理対象物を構成する要素と、その要
    素あるいは要素集合体の組み合せからなる複数の階層の
    要素集合体を定義する事により形成した、組み合せ設計
    素ライブラリ−を備え、 前記組み合せ設計素ライブラリ−の中から、前記配置設
    計素と対応付けて希望の要素あるいは要素集合体を選択
    して入力することにより、組み合せ設計素を作成するこ
    とを特徴とする請求項6に記載の建築生産支援システ
    ム。
  8. 【請求項8】前記組み合せ設計素ライブラリ−は、建築
    生産における複数のセクションあるいは設計者及び管理
    者毎に設けられ、 前記組み合せ設計素作成手段は、前記組み合せ設計素ラ
    イブラリ−と対応する複数の組み合せ設計素を作成し、 前記エキステンションデ−タ作成手段は、前記配置設計
    素および前記複数の組み合せ設計素の内の1つから、そ
    れぞれ異なるエキステンションデ−タを出力することを
    特徴とする請求項7に記載の建築生産支援システム。
  9. 【請求項9】関係者の修正権限情報を格納し、前記配置
    設計素あるいは前記複数の組み合せ設計素の変更の可否
    を判定する修正権限チェック手段を備えたことを特徴と
    する請求項8に記載の建築生産支援システム。
  10. 【請求項10】更に、前記配置設計素および各プロセス
    における組み合せ設計素データへの関係者のアクセスの
    可否を管理するアクセス管理手段を備えたことを特徴と
    する請求項8に記載の建築生産支援システム。
  11. 【請求項11】図形素からなる計画情報を入力し、前記
    図形素に設計及び管理対象物の要素構成情報から成る組
    み合せ設計素を関係付けることによって全体設計素を生
    成する全体設計素作成手段と、 前記全体設計素の情報から設計および管理要求に対応す
    る1つあるいは複数の詳細設計素を作成する詳細設計素
    作成手段と、 前記全体設計素あるいは詳細設計素から図面データある
    いは所定のソフトウェアプログラムと対応したフォーマ
    ットのデータのいずれかを出力するエキステンションデ
    ータ作成手段とを備えたことを特徴とする建築生産支援
    システム。
  12. 【請求項12】前記全体設計素作成手段は、前記建築生
    産における設計および管理対象物を構成する要素と、そ
    の要素あるいは要素集合体の組み合せからなる複数の階
    層の要素集合体を定義する事により形成した組み合せ設
    計素ライブラリ−を備え、 前記組み合せ設計素ライブラリ−の中から、希望の組み
    合せ設計素を選択して入力し、前記図形素と関係付けて
    全体設計素を作成することを特徴とする請求項11に記
    載の建築生産支援システム。
  13. 【請求項13】前記詳細設計素作成手段は、設計および
    管理要求に応じて複数の詳細設計素を作成し、 前記エキステンションデ−タ作成手段は、前記全体設計
    素および前記複数の詳細設計素の内の1つから、それぞ
    れ異なるエキステンションデータを出力することを特徴
    とする請求項11に記載の建築生産支援システム。
  14. 【請求項14】前記全体設計素作成手段および前記詳細
    設計素作成手段が作成する全体設計素および詳細設計素
    は、それぞれ、建築生産における設計及び管理対象要素
    の配置情報から成る配置設計素、および前記配置設計素
    と対応する前記対象要素の要素構成情報から成る組み合
    せ設計素からなることを特徴とする請求項11に記載の
    建築生産支援システム。
  15. 【請求項15】更に、組み合せ設計素を変換することに
    よって他のプロセスの組み合せ設計素を生成する変換手
    段を備えたことを特徴とする請求項12に記載の建築生
    産支援システム。
  16. 【請求項16】更に、全体設計素修正手段あるいは詳細
    設計素修正手段と、 前記全体設計素あるいは前記詳細設計素の変更情報を他
    の任意の設計素に反映するための同期手段とを備えたこ
    とを特徴とする請求項11に記載の建築生産支援システ
    ム。
  17. 【請求項17】建築生産における設計及び管理対象要素
    の配置情報から成る配置設計素を作成するステップと、 前記配置設計素と対応する前記対象要素の要素構成情報
    から成る組み合せ設計素を作成するステップと、 前記配置設計素及び前記組み合せ設計素から図面デ−タ
    あるいは所定のソフトウェアプログラムと対応したフォ
    ーマットのデータのいずれかを出力するステップとを含
    むことを特徴とする建築設計支援方法。
  18. 【請求項18】図形素からなる計画情報を入力し、前記
    図形素に設計及び管理対象物の要素構成情報から成る組
    み合せ設計素を関係付けることによって全体設計素を生
    成するステップと、 前記全体設計素の情報から設計および管理要求に対応す
    る1つあるいは複数の詳細設計素を作成するステップ
    と、 前記全体設計素あるいは詳細設計素から図面データある
    いは所定のソフトウェアプログラムと対応したフォーマ
    ットのデータのいずれかを出力するステップとを備えた
    ことを特徴とする建築生産支援システム。
  19. 【請求項19】コンピュータが、 建築生産における設計及び管理対象要素の配置情報から
    成る配置設計素を作成する配置設計素作成手段と、 前記配置設計素と対応する前記対象要素の要素構成情報
    から成る組み合せ設計素を作成する組み合せ設計素作成
    手段と、 前記配置設計素及び前記組み合せ設計素から図面デ−タ
    あるいは所定のソフトウェアプログラムと対応したフォ
    ーマットのデータのいずれかを出力するエキステンショ
    ンデ−タ作成手段の機能を実行するためのプログラム。
  20. 【請求項20】コンピュータが、 図形素からなる計画情報を入力し、前記図形素に設計及
    び管理対象物の要素構成情報から成る組み合せ設計素を
    関係付けることによって全体設計素を生成する全体設計
    素作成手段と、 前記全体設計素の情報から設計および管理要求に対応す
    る1つあるいは複数の詳細設計素を作成する詳細設計素
    作成手段と、 前記全体設計素あるいは詳細設計素から図面データある
    いは所定のソフトウェアプログラムと対応したフォーマ
    ットのデータのいずれかを出力するエキステンションデ
    ータ作成手段の機能を実行するためのプログラム。
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