JP2002341884A - カラオケ配信装置およびカラオケ装置 - Google Patents

カラオケ配信装置およびカラオケ装置

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JP2002341884A
JP2002341884A JP2001146356A JP2001146356A JP2002341884A JP 2002341884 A JP2002341884 A JP 2002341884A JP 2001146356 A JP2001146356 A JP 2001146356A JP 2001146356 A JP2001146356 A JP 2001146356A JP 2002341884 A JP2002341884 A JP 2002341884A
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karaoke
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JP2001146356A
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Shinya Nakajima
伸哉 中島
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Original Assignee
Roland Corp
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】カラオケ楽曲および歌詞情報の配信を担うカラ
オケ配信装置と、そのカラオケ配信装置から配信された
きた歌詞を表示するとともに配信されてきたカラオケ楽
曲をマイクロホンでピックアップされた音声とともに再
生するカラオケ装置とに関し、異なる部屋の利用者とデ
ュエットを行う際の、デュエットをしているという臨場
感や、デュエットしている双方の部屋の人達の一体感を
向上する。 【解決手段】音声に付与される聴覚的効果を表す聴覚的
効果情報をカラオケ装置から取得する情報取得部103
と、情報取得部で取得した聴覚的効果情報を、その聴覚
的効果情報を取得したカラオケ装置とは異なるカラオケ
装置に送信する送信部103とを備えたカラオケ配信装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラオケ楽曲およ
び歌詞情報の配信を担うカラオケ配信装置と、そのカラ
オケ配信装置から配信されたきた歌詞を表示するととも
に配信されてきたカラオケ楽曲をマイクロホンでピック
アップされた音声とともに再生するカラオケ装置とに関
する。
【0002】
【従来の技術】昨今、カラオケボックスと称される、カ
ラオケ楽曲の提供を行うレンタルルームが広く普及して
いる。このレンタルルームでは、歌詞画像をモニタに表
示しながらカラオケ楽曲を提供することが一般的であ
る。
【0003】ところで、膨大な数のカラオケ楽曲が存在
する現在において、各部屋ごとにカラオケ楽曲や歌詞画
像を収録した記録媒体を用意しておくことはコスト的に
もスペース的にも無理がある。そのため、一箇所をホス
ト部としてそのホスト部にカラオケ楽曲や歌詞画像を収
録した記録媒体を配備させるとともに、各部屋にはその
ような記録媒体を配備させずにそのホスト部に接続する
端末部を配備させ、各部屋の利用者が、歌いたい曲の指
定をホスト部に対して行うことで、ホスト部からその曲
のカラオケ楽曲や歌詞画像を得てカラオケを楽しむとい
う形態が主流になりつつある。
【0004】しかしながら、このような形態ではホスト
部と各部屋とは接続されるものの各部屋どうしは独立し
ており、同じ部屋の中にいる利用者の間でしかカラオケ
を楽しむことができない。そこで、この点を解決する提
案として、特開平8−166793号公報や特開平11
−102195号公報には、ホスト部を介して各部屋ど
うしを接続可能とした技術が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これらの公報に提案さ
れた技術では、異なる部屋の利用者とデュエットするこ
とはできるが、デュエットしているときの環境は部屋ご
とに異なり、デュエットをしているという臨場感や、デ
ュエットしている双方の部屋の人達の一体感は、実際に
同じ部屋でデュエットしたときに比べて著しく劣ってし
まう。
【0006】本発明は、上記事情に鑑み、異なる部屋の
利用者とデュエットを行う際の、デュエットをしている
という臨場感や、デュエットしている双方の部屋の人達
の一体感を向上することができるカラオケ配信装置およ
びカラオケ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明のうちの第1のカラオケ配信装置は、複数の部屋それ
ぞれに設置された、マイクロホンでピックアップされる
音声に聴覚的効果を付与する機能を有するカラオケ装置
からの指示に応じて、そのカラオケ装置に、カラオケ楽
曲および歌詞情報を配信するカラオケ配信装置におい
て、上記音声に付与される聴覚的効果を表す聴覚的効果
情報を上記カラオケ装置から取得する情報取得部と、上
記情報取得部で取得した聴覚的効果情報を、その聴覚的
効果情報を取得したカラオケ装置とは異なるカラオケ装
置に送信する送信部とを備えたものであることを特徴と
する。
【0008】また、上記目的を達成する本発明のうちの
第2のカラオケ配信装置は、複数の部屋それぞれに設置
された、その部屋に視覚的効果を付与する機能を有する
カラオケ装置からの指示に応じて、そのカラオケ装置
に、カラオケ楽曲および歌詞情報を配信するカラオケ配
信装置において、上記部屋に付与される視覚的効果を表
す視覚的効果情報を上記カラオケ装置から取得する情報
取得部と、上記情報取得部で取得した視覚的効果情報
を、その視覚的効果情報を取得したカラオケ装置とは異
なるカラオケ装置に送信する送信部とを備えたものであ
ることを特徴とする。
【0009】本発明のうちの第1のカラオケ配信装置や
第2のカラオケ配信装置は、聴覚的効果情報や視覚的効
果情報を上記カラオケ装置から取得して、そのカラオケ
装置とは異なるカラオケ装置にその取得した情報を送信
するものであるため、カラオケ装置が設置された異なる
部屋どうしの環境を同じにすることができ、異なる部屋
の利用者とデュエットを行う際の、デュエットをしてい
るという臨場感や、デュエットしている双方の部屋の人
達の一体感を向上することができる。
【0010】上記目的を達成する本発明のうちの第1の
カラオケ装置は、カラオケ楽曲および歌詞情報の配信を
担うカラオケ配信装置との間で通信回線を介して接続さ
れ、そのカラオケ配信装置から配信されたきた歌詞を表
示するとともに配信されてきたカラオケ楽曲をマイクロ
ホンでピックアップされた音声とともに再生するカラオ
ケ装置において、上記音声に付与する聴覚的効果を表す
聴覚的効果情報を操作に応じて設定する設定部と、上記
設定部で設定された聴覚的効果情報を送信する送信部
と、聴覚的効果情報を受信する受信部と、上記音声に聴
覚的効果情報に基づく聴覚的効果を付与する効果付与部
と、上記設定部で設定された聴覚的効果情報に基づく聴
覚的効果の、上記音声への付与と、その聴覚的効果情報
の、上記送信部から上記カラオケ配信装置に向けての送
信との双方を実行するマスタモードと、上記設定部で設
定された聴覚的効果情報と上記受信部で受信した聴覚的
効果情報とのうちのその受信部で受信した聴覚的効果情
報のみに基づく聴覚的効果の、その音声への付与を実行
するスレーブモードと、その設定部で設定された聴覚的
効果情報に基づく聴覚的効果の、上記付与と上記送信と
のうちのその付与のみを実行する独立モードとを有し、
これらのモードの中から設定されたモードに応じて、上
記送信部、上記受信部、および上記効果付与部を制御す
る制御部とを備えたものであることを特徴とする。
【0011】また、上記目的を達成する本発明のうちの
第2のカラオケ装置は、視覚的効果が付与される部屋に
配備されるとともにカラオケ楽曲および歌詞情報の配信
を担うカラオケ配信装置との間で通信回線を介して接続
され、そのカラオケ配信装置から配信されたきた歌詞を
表示するとともに配信されてきたカラオケ楽曲をマイク
ロホンでピックアップされた音声とともに再生するカラ
オケ装置において、上記部屋に付与する視覚的効果を表
す視覚的効果情報を操作に応じて設定する設定部と、上
記設定部で設定された視覚的効果情報を送信する送信部
と、視覚的効果情報を受信する受信部と、上記部屋に視
覚的効果情報に基づく視覚的効果を付与する効果付与部
と、上記設定部で設定された視覚的効果情報に基づく視
覚的効果の、上記部屋への付与と、その視覚的効果情報
の、上記送信部から上記カラオケ配信装置に向けての送
信との双方を実行するマスタモードと、上記設定部で設
定された視覚的効果情報と上記受信部で受信した視覚的
効果情報とのうちのその受信部で受信した視覚的効果情
報のみに基づく視覚的効果の、その部屋への付与を実行
するスレーブモードと、その設定部で設定された視覚的
効果情報に基づく視覚的効果の、上記付与と上記送信と
のうちのその付与のみを実行する独立モードとを有し、
これらのモードの中から設定されたモードに応じて、上
記送信部、上記受信部、および上記効果付与部を制御す
る制御部とを備えたものであることを特徴とする。
【0012】本発明のうちの第1のカラオケ装置や第2
のカラオケ装置は、マスタモードとスレーブモードを有
するため、この第1のカラオケ装置や第2のカラオケ装
置を異なる部屋に1台ずつ設置して、一方の部屋のカラ
オケ装置をマスタモードとし、他方の部屋のカラオケ装
置をスレーブモードとすることで、異なる部屋どうしの
環境を同じにすることができ、異なる部屋の利用者とデ
ュエットを行う際の、デュエットをしているという臨場
感や、デュエットしている双方の部屋の人達の一体感を
向上することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
【0014】図1は、カラオケシステムのハードウェア
構成の一例を示す図である。
【0015】図1に示すカラオケシステム1は、本発明
のうちのカラオケ配信装置の一実施形態であるホスト部
10を備えているとともに本発明のうちのカラオケ装置
の一実施形態である端末部20を5つ備えている。ホス
ト部10とこれらの各端末部20は光ファイバケーブル
2によって接続されている。また、ホスト部10は、こ
のカラオケシステム1を管理する管理者側に設置されて
おり、各端末部20は、個別の部屋3に設置されてい
る。
【0016】続いて、図2を用いてホスト部10につい
て説明する。
【0017】図2は、図1に示すカラオケシステムが備
えているホスト部のハードウェア構成図である。
【0018】図2に示すホスト部10は、ホスト制御部
101と、記録媒体102と、通信インタフェース10
3とを備えている。ホスト制御部101は、このホスト
部10全体の制御を司るものである。記録媒体102に
は、各端末部20で再生されるカラオケ楽曲の情報と、
各端末部20で表示される歌詞の情報と、その歌詞の情
報とともに各端末部20で表示される背景画像の情報と
が多数記録されており、それらの情報それぞれには1曲
ごとに異なるコードが付されている。通信インタフェー
ス103は、各端末部20から送られてくる各種の情報
を受け取り、あるいは各端末部20に各種の情報を送り
出すためのユニットである。
【0019】次に、図3を用いて端末部20について説
明する。
【0020】図3は、図1に示すカラオケシステムが備
えている端末部のハードウェア構成図である。
【0021】図3に示す端末部20は、この端末部20
全体の制御を司る端末制御部201、ホスト部10に各
種の情報を送り出し、あるいはホスト部10から送られ
てくる各種の情報を受け取るためのユニットである通信
インタフェース202、画像を表示する表示器203、
各種の操作子や表示用LEDを備えた操作パネル20
4、歌唱者の音声等をピックアップして音声信号を得る
マイクロホン205、楽音信号を生成する音源206、
その音源206で生成された楽音信号とマイクロホン2
05で得た音声信号とをミキシングして増幅するミキシ
ングアンプ207、ミキシングアンプ207から出力さ
れた信号を実際の音として放出するスピーカ208、こ
の端末部20が設置された部屋3の中を撮影するカメラ
209、およびこの端末部20が設置された部屋3に視
覚的効果を付与する照明210と煙発生装置211を備
えている。
【0022】図4は、端末部が設置された部屋の様子を
示す図である。
【0023】図4に示す部屋3には、端末制御部20
1、通信インタフェース202、音源206、およびミ
キシングアンプ207を内蔵し、前面に操作パネル20
4を配備したコントローラ21が配備されている。ま
た、この部屋3には、図3に示す表示器203に相当す
る、第1モニタ2031および第2モニタ2032と、
図3に示すマイクロホン205に相当する、第1マイク
ロホン2051および第2マイクロホン2052と、図
3に示すスピーカ208に相当する、レフト側スピーカ
2081およびライト側スピーカ2082と、図3に示
す照明210に相当する、シャンデリア2101および
ミラーボール2102も配備されている。さらに、カメ
ラ209や煙発生装置211も配備されている。
【0024】図1に示すカラオケシステム1では、まず
利用者は、不図示の曲目リストから自分が歌いたい曲の
コードを選び出し、端末制御部201にそのコードを指
定する。指定されたコードはホスト部10に送信され、
ホスト部10では、図1に示すホスト制御部101が、
送信されてきたコードが付された曲の、カラオケ楽曲と
歌詞と背景画像それぞれの情報を記録媒体102から選
び出し、それらの情報を端末部20に送り返す。する
と、端末制御部201は、カラオケ楽曲の情報を音源2
06に送り、音源206ではカラオケ楽曲の情報に基づ
いて楽音信号が生成され、カラオケ楽曲が再生される。
また、端末制御部201は、歌詞の情報に基づく歌詞画
像と背景画像の情報に基づく背景画像との双方をカラオ
ケ楽曲の再生に同期するように第1モニタ2031に表
示させる。利用者は、第1モニタ2031に表示される
画像を見ながらレフト側スピーカ2081およびライト
側スピーカ2082から流れるカラオケ楽曲に合わせ
て、第1マイクロホン2051や第2マイクロホン20
52を使って歌唱することができる。
【0025】また、図1に示すカラオケシステム1は相
手募集機能を有する。この相手募集機能は、ホスト部1
0を介して自己の部屋3の端末部20と相互に接続して
もよい相手を募集する機能である。まず、利用者は、コ
ントローラ21に配備された不図示の操作子を操作する
ことで、第2モニタ2032に相手募集の登録を行うた
めのGUI画面を表示させる。
【0026】図5は、相手募集の登録を行うためのGU
I画面を示す図である。
【0027】図5に示す相手募集の登録画面40の貴方
(グループ)の欄410は、現在同席している人に関す
る情報を入力する欄である。この欄中の「男性」,「女
性」の項目には、同席している男性、女性の人数を入力
する。また、この欄中の「年齢」の項目には、同席者の
最低年齢と最高年齢とを入力する。この欄の下に表示さ
れている希望相手の欄420には、相互に接続を希望す
る相手方の、「男性」,「女性」の人数や「最低年
齢」,「最高年齢」を入力する。また、コメントの欄4
30には、自由な内容が書き込め、例えば、一緒に歌い
たい、演歌やポップスといったジャンルや曲目を書き込
んだり、あるいはこのカラオケシステム1が全国各地に
端末部20を有している場合には、希望する相手方の所
在地域を書き込むこともできる。これらの欄への入力が
終了し、入力事項を確認してその入力事項で良ければ、
登録ボタン440を不図示のキーボードやマウスの操作
で押し、最初から入力しなおす場合には、クリアボタン
450を同様にして押す。
【0028】登録ボタン440が押されると、ホスト部
10にはこの図5に示す相手募集の登録画面40に入力
した内容が送信され、ホスト部10からは現在登録され
ている他の部屋の登録内容が送られてくる。なお、送信
された自己の登録内容はホスト部10が有する不図示の
RAMに記録される。相手募集の登録を行った利用者の
部屋の第2モニタ2032には、1行ごとに他の部屋の
登録内容が表示され、相手募集の登録を行った利用者
は、それを見ながら希望の相手を探し出し、希望の相手
が見つかった場合には、その希望の相手の登録内容の行
をキーボードやマウスの操作で指定して指名を行う。こ
の指名はホスト部10に送信される。ホスト部10はそ
の指名された相手方に指名を行った者(相手募集の登録
を行った利用者)の登録内容を送信し、指名された相手
方の第2モニタ2032には、指名された報告とともに
その指名を行った者の登録内容が表示される。指名され
た相手方は、送られてきた登録内容から相互接続を行う
か否かを判断し、相互接続を希望する場合にはその旨の
回答をホスト部10に送信することで、ホスト部10を
介した相互接続が開始される。相互接続が開始される
と、第1マイクロホン2051や第2マイクロホン20
52でピックアップされた音声の情報や、カメラ209
で撮影された室内の画像の情報が、図3に示す通信イン
タフェース202からホスト部10に向けて送信され
る。それらの情報を受信したホスト部10は、それらの
情報を相手方の通信インタフェース202に向けて送信
する。送信されたきた情報は通信インタフェース202
から図3に示す端末制御部201に送られ、相手方の音
声はスピーカ208から放音されるとともに相手方の室
内の画像は第2モニタ2032に表示される。なお、こ
のような相互接続が開始されると、その相互接続を行う
両者の登録内容は、ホスト部10が有する不図示のRA
Mから削除される。また、登録を行った利用者が端末部
20の利用を終了した場合にも、その利用者の登録内容
は削除される。
【0029】さらに、図1に示すカラオケシステム1は
環境統一機能を有する。この環境統一機能は、相互接続
が行われた部屋どうしを同じような環境に整える機能で
あって、具体的には、部屋3に付与される視覚的効果
や、スピーカ208から放出される音に付与される聴覚
的効果を同一にする機能である。
【0030】端末部20のミキシングアンプ207に
は、効果付与機能が付加されており、スピーカ208か
らの音にリバーブ効果を付与することができる。したが
って、このカラオケシステム1では、歌唱者の歌声やカ
ラオケ楽曲に聴覚的効果を付与することができ、このミ
キシングアンプ207が、本発明のうちの第1のカラオ
ケ装置にいう効果付与部に相当する。また、このカラオ
ケシステム1では、シャンデリア2101やミラーボー
ル2102や煙発生装置211によって視覚的効果を付
与することができ、シャンデリア2101やミラーボー
ル2102や煙発生装置211が、本発明のうちの第2
のカラオケ装置にいう効果付与部に相当する。
【0031】図6は、操作パネルの一部分を示す図であ
る。
【0032】操作パネル204の一部分には、図6の左
から順に、第1マイクロホン2051でピックアップさ
れた音声、第2マイクロホン2052でピックアップさ
れた音声、カラオケ楽曲中のリズム音、カラオケ楽曲中
のベース音、およびカラオケ楽音中のその他の音につい
ての3種類の調整用の操作子が備えらている。この3種
類の調整用の操作子は、図6の上から順に、聴覚的効果
であるリバーブ効果の付与とその付与の中止とが押下さ
れるたびに切り替わるプッシュ式の操作子2041と、
レフトスピーカ2081から放出される音とライトスピ
ーカ2082から放出される音とのバランス(PAN)
を調整する回転式の操作子2042と、上方にスライド
させるほど音量が大きくなるスライド式の操作子204
3である。これらの3種類の調整用の操作子のうち、一
番上に配備されたプッシュ式の操作子2041は、スピ
ーカ208から放出される音にリバーブ効果という聴覚
的効果を付与するか否かを表す聴覚的効果情報を設定す
る操作子であって、本発明のうちの第1のカラオケ装置
にいう設定部に相当する。
【0033】また、この操作パネル204の一部分の、
図6の右端には、部屋3に付与される視覚的効果を調整
するための3つの操作子が配備されている。この3つの
操作子は、上方にスライドさせるほどシャンデリア21
01が明るく点灯するスライド式の操作子2044と、
ミラーボール2102の点灯と消灯とが押下されるたび
に切り替わるプッシュ式の操作子2045と、煙発生装
置211の駆動開始と停止とが押下されるたびに切り替
わるプッシュ式の操作子2046である。これらの3つ
の操作子はいずれも、部屋3に視覚的効果を付与するか
否かを表す視覚的効果情報を設定する操作子であって、
本発明のうちの第2のカラオケ装置にいう設定部に相当
する。
【0034】本実施形態の端末部20では、各操作子を
操作することで設定された聴覚的効果情報や視覚的効果
情報を、端末部20からホスト部10に向けて送信する
場合がある。この場合、ホスト部10は、送信されてき
たこれらの情報を送信元とは異なる端末部20に向けて
送信し、送信先の端末部20では、送信されてきたこれ
らの情報を受信する。これらの情報の送受信は、ホスト
部10および端末部20それぞれが備える通信インタフ
ェース103,202によって行われる。したがって、
図2に示すホスト部10の通信インタフェース103
は、本発明のうちの第1のカラオケ配信装置や第2のカ
ラオケ配信装置にいう、情報取得部および送信部に相当
し、図3に示す端末部20の通信インタフェース202
は、本発明のうちの第1のカラオケ装置や第2のカラオ
ケ装置にいう、送信部および受信部に相当する。
【0035】また、本実施形態における端末部20の図
2に示す端末制御部201には、マスターモードとスレ
ーブモードと独立モードとの3つのモードが用意されて
いる。上述の相手募集機能の説明中で、指名した相手方
が相互接続に同意する旨の回答をホスト部10に送信し
た段階で、相手募集の登録を行った利用者の部屋に配備
されている端末部20の端末制御部201はマスタモー
ドに設定され、指名された相手方の部屋に配備されてい
る端末部20の端末制御部201はスレーブモードに設
定される。なお、他の部屋との相互接続が行われていな
い部屋の端末部20の端末制御部201は独立モードに
設定される。ここにいうマスターモードとは、自分の部
屋で設定した聴覚的効果情報や視覚的効果情報に基づく
効果を、自分の部屋の中に付与するとともに、それら設
定した情報を通信インタフェース202からホスト部1
0に向けて送信するモードである。スレーブモードと
は、通信インタフェース202で受信する、相手方の部
屋、すなわちマスタモードの端末部20が配備された部
屋で設定された聴覚的効果情報や視覚的効果情報に基づ
く効果を自分の部屋の中に付与するモードである。独立
モードとは、自分の部屋で設定した聴覚的効果情報や視
覚的効果情報の送信を行わず、それら設定した情報に基
づく効果を自分の部屋の中に付与するモードである。し
たがって、相手募集の登録を行った利用者の部屋で、リ
バーブ効果を付与するという聴覚的効果情報の設定が行
われるとともに、シャンデリア2101を一番明るく
し、ミラーボール2102を点灯させ、煙発生装置21
1を駆動するという視覚的効果情報の設定が行われる
と、相手募集の登録を行った利用者の部屋も、指名され
た相手方の部屋も、同じように、リバーブ効果が付与さ
れた音がスピーカ208から放音されるとともに、シャ
ンデリア2101が一番明るくなり、ミラーボール21
02が点灯し、煙発生装置211が駆動する。さらに、
ホスト部10は、マスタモードの端末部20から歌いた
い曲のコードが送信されてくると、そのコードが付され
た曲の、カラオケ楽曲と歌詞と背景画像それぞれの情報
を、マスタモードの端末部20とスレーブモードの端末
部20との双方に同時に配信する。この結果、マスタモ
ードの端末部20とスレーブモードの端末部20とで
は、同時に、同じカラオケ楽曲が再生されるとともにそ
のカラオケ楽曲の歌詞画像や背景画像が第1モニタ20
31に表示される。したがって、相互接続が行われてい
る部屋どうしでは、同じ環境でデュエットができる。図
4には、相手方の部屋とデュエットが行われている部屋
の様子が示されている。なお、このカラオケシステム1
を利用して、相互接続が行われている部屋どうしで一緒
にゲームを行ったり、集団お見合いを行ったりすること
もできる。
【0036】また、この操作パネル204の一部分に
は、マスタモードの端末部から送信されてくる音声の音
量を調整するスライド式の操作子2047が配備されて
いる。
【0037】なお、聴覚的効果や視覚的効果は上述の例
に限らず様々な効果でよく、これら聴覚的効果や視覚的
効果の情報を設定する操作子として互いに異なる設定値
を予め割り当てた複数の操作子を配備し、これらの操作
子の中からいずれか1つの操作子が選択されることによ
り聴覚的効果や視覚的効果の情報を設定するものとして
もよい。また、上述の説明では、相手募集機能を用いて
相互接続を行う例を用いて説明したが、相互接続を行う
相手が予め決まっている場合には、その相手方の部屋番
号等を指定することによって相互接続を行うことができ
るようにしてもよい。さらに、上記説明では、一つのホ
スト部に接続されている端末同士で通信を行っている
が、遠隔地の他のホストと接続し、遠隔地間のボックス
同士が通信することも可能である。
【0038】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明のカラオ
ケ配信装置およびカラオケ装置によれば、異なる部屋の
利用者とデュエットを行う際の、デュエットをしている
という臨場感や、デュエットしている双方の部屋の人達
の一体感を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カラオケシステムのハードウェア構成の一例を
示す図である。
【図2】図1に示すカラオケシステムが備えているホス
ト部のハードウェア構成図である。
【図3】図1に示すカラオケシステムが備えている端末
部のハードウェア構成図である。
【図4】端末部が設置された部屋の様子を示す図であ
る。
【図5】相手募集の登録を行うためのGUI画面を示す
図である。
【図6】操作パネルの一部分を示す図である。
【符号の説明】
1 カラオケシステム 10 ホスト部 101 ホスト制御部 102 記録媒体 103 通信インタフェース 20 端末部 21 コントローラ 201 端末制御部 202 通信インタフェース 203 表示器 2031 第1モニタ 2032 第2モニタ 204 操作パネル 2041,2044,2045,2046 操作子 205 マイクロホン 206 音源206 207 ミキシングアンプ 208 スピーカ 2081 レフト側スピーカ 2082 ライト側スピーカ 209 カメラ 210 照明 211 煙発生装置 2 光ファイバケーブル 3 部屋

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の部屋それぞれに設置された、マイ
    クロホンでピックアップされる音声に聴覚的効果を付与
    する機能を有するカラオケ装置からの指示に応じて、該
    カラオケ装置に、カラオケ楽曲および歌詞情報を配信す
    るカラオケ配信装置において、 前記音声に付与される聴覚的効果を表す聴覚的効果情報
    を前記カラオケ装置から取得する情報取得部と、 前記情報取得部で取得した聴覚的効果情報を、その聴覚
    的効果情報を取得したカラオケ装置とは異なるカラオケ
    装置に送信する送信部とを備えたものであることを特徴
    とするカラオケ配信装置。
  2. 【請求項2】 複数の部屋それぞれに設置された、該部
    屋に視覚的効果を付与する機能を有するカラオケ装置か
    らの指示に応じて、該カラオケ装置に、カラオケ楽曲お
    よび歌詞情報を配信するカラオケ配信装置において、 前記部屋に付与される視覚的効果を表す視覚的効果情報
    を前記カラオケ装置から取得する情報取得部と、 前記情報取得部で取得した視覚的効果情報を、その視覚
    的効果情報を取得したカラオケ装置とは異なるカラオケ
    装置に送信する送信部とを備えたものであることを特徴
    とするカラオケ配信装置。
  3. 【請求項3】 カラオケ楽曲および歌詞情報の配信を担
    うカラオケ配信装置との間で通信回線を介して接続さ
    れ、該カラオケ配信装置から配信されたきた歌詞を表示
    するとともに配信されてきたカラオケ楽曲をマイクロホ
    ンでピックアップされた音声とともに再生するカラオケ
    装置において、 前記音声に付与する聴覚的効果を表す聴覚的効果情報を
    操作に応じて設定する設定部と、 前記設定部で設定された聴覚的効果情報を送信する送信
    部と、 聴覚的効果情報を受信する受信部と、 前記音声に聴覚的効果情報に基づく聴覚的効果を付与す
    る効果付与部と、 前記設定部で設定された聴覚的効果情報に基づく聴覚的
    効果の、前記音声への付与と、該聴覚的効果情報の、前
    記送信部から前記カラオケ配信装置に向けての送信との
    双方を実行するマスタモードと、前記設定部で設定され
    た聴覚的効果情報と前記受信部で受信した聴覚的効果情
    報とのうちの該受信部で受信した聴覚的効果情報のみに
    基づく聴覚的効果の、該音声への付与を実行するスレー
    ブモードと、該設定部で設定された聴覚的効果情報に基
    づく聴覚的効果の、前記付与と前記送信とのうちの該付
    与のみを実行する独立モードとを有し、これらのモード
    の中から設定されたモードに応じて、前記送信部、前記
    受信部、および前記効果付与部を制御する制御部とを備
    えたものであることを特徴とするカラオケ装置。
  4. 【請求項4】 視覚的効果が付与される部屋に配備され
    るとともにカラオケ楽曲および歌詞情報の配信を担うカ
    ラオケ配信装置との間で通信回線を介して接続され、該
    カラオケ配信装置から配信されたきた歌詞を表示すると
    ともに配信されてきたカラオケ楽曲をマイクロホンでピ
    ックアップされた音声とともに再生するカラオケ装置に
    おいて、 前記部屋に付与する視覚的効果を表す視覚的効果情報を
    操作に応じて設定する設定部と、 前記設定部で設定された視覚的効果情報を送信する送信
    部と、 視覚的効果情報を受信する受信部と、 前記部屋に視覚的効果情報に基づく視覚的効果を付与す
    る効果付与部と、 前記設定部で設定された視覚的効果情報に基づく視覚的
    効果の、前記部屋への付与と、該視覚的効果情報の、前
    記送信部から前記カラオケ配信装置に向けての送信との
    双方を実行するマスタモードと、前記設定部で設定され
    た視覚的効果情報と前記受信部で受信した視覚的効果情
    報とのうちの該受信部で受信した視覚的効果情報のみに
    基づく視覚的効果の、該部屋への付与を実行するスレー
    ブモードと、該設定部で設定された視覚的効果情報に基
    づく視覚的効果の、前記付与と前記送信とのうちの該付
    与のみを実行する独立モードとを有し、これらのモード
    の中から設定されたモードに応じて、前記送信部、前記
    受信部、および前記効果付与部を制御する制御部とを備
    えたものであることを特徴とするカラオケ装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012159810A (ja) * 2011-02-03 2012-08-23 Brother Ind Ltd カラオケ装置及び通信カラオケシステム
JP2012220512A (ja) * 2011-04-04 2012-11-12 Brother Ind Ltd 楽曲再生装置、投稿管理装置、照明パターン検索方法及びプログラム
JP2014232220A (ja) * 2013-05-29 2014-12-11 株式会社第一興商 通信デュエット時の通信方式に特徴を有する通信カラオケシステム
JP2015049262A (ja) * 2013-08-30 2015-03-16 株式会社第一興商 通信カラオケシステム
JP2015069050A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 株式会社第一興商 携帯端末による照明の遠隔操作が可能な通信カラオケシステム

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