JP2002341870A - 楽音制御システムおよび楽音制御装置 - Google Patents

楽音制御システムおよび楽音制御装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のユーザもしくはあるユーザの複数の部
位の動作や身体状態を反映した楽音制御を行う際に、楽
音制御に適した動作や身体状態のみを反映させて楽音制
御を行う。 【解決手段】 複数の操作者は動作検出端末5−1〜動
作検出端末5−nを各々携帯して動作すると、各動作検
出端末に搭載される動作センサMSからその動作に応じ
た動作検出結果U1〜Unが楽音発生装置4の無線受信
部22を介して情報抽出解析部23に供給される。情報
抽出解析部23は、これらの動作検出結果U1〜Unに
対して所定の解析処理を行い、これらの中から予め設定
された条件に合致する解析結果のみを抽出し、演奏パラ
メータ決定部24に出力する。演奏パラメータ決定部2
4では、情報抽出解析部23によって抽出された解析結
果に応じて演奏パラメータが決定され、この演奏パラメ
ータによって楽音発生部25が生成する楽音信号が制御
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザの動作や身
体状態を反映した楽音制御を行う楽音制御システムおよ
び楽音制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】オーディオ機器等の楽音発生装置では、
音色、音高、音量および効果といった4つの演奏パラメ
ータが決まると、所望の楽音を発音することができる。
MIDI(Musical Instrument Digital Interface)楽
器等の楽音発生装置では、楽曲データに基づいた楽曲の
演奏再生が行われ、ユーザは当該MIDI楽器の操作摘
みやボタン等を操作することにより、音量等の演奏パラ
メータを調整していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したようにMID
I楽器等の楽音発生装置では、所望の音量等を得るため
にユーザは操作摘み等の操作子を適宜調整している。ユ
ーザが楽音発生装置により再生された演奏を所望の音量
等で聴く場合には、操作摘みによる演奏パラメータの調
整方法は有効である。しかしながら、従来の楽音発生装
置では、楽曲データに基づいて忠実に楽曲の演奏再生す
る機能をユーザに提供することはできても、ユーザが楽
曲演奏に積極的に参加できるといった娯楽性をユーザに
提供することはできない。
【0004】そこで、ユーザの体の一部に動作検出セン
サを取り付け、これらのセンサがユーザの身体の動きを
検出し、その検出結果に応じて楽曲演奏を行うシステム
が考えられる。このようなシステムを用いることによ
り、ユーザは音楽に合わせて踊るといった動作を行うわ
けではなく、ユーザが動くことによりMIDIデータ等
に基づく楽曲演奏制御を行うことができ、新しい参加型
音楽エンターテイメントをユーザに提供することができ
る。特に、複数のユーザが体の一部に動作検出センサを
取り付け、各ユーザの動きを反映して1つの楽曲演奏等
の楽音発生を制御することができれば、より娯楽性に優
れた音楽エンターテイメントとなると考えられる。
【0005】ところで、上記のような複数のユーザの動
きを検出し、複数の動作検出結果に応じて楽曲演奏を行
うといったシステムでは、あるユーザが動作している時
に他のユーザが疲労により動作を休止したりするといっ
た状態で、両ユーザの動作に応じて楽音発生制御を行う
と、動いていないユーザの動作(無動作)も楽曲演奏に
反映されてしまうことになる。また、あるユーザの動き
が他の複数のユーザと比較して大きくずれている場合に
は、ずれているユーザの動きが楽曲演奏に反映されてし
まい、他のユーザが意図するような楽曲演奏を行えなく
なる場合もある。
【0006】本発明は、上記の事情を考慮してなされた
ものであり、複数のユーザもしくはあるユーザの複数の
部位の動作や身体状態を反映した楽音制御を行う際に、
楽音制御に適した動作や身体状態のみを反映させて楽音
制御を行うことができる楽音制御システムおよび楽音制
御装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る楽音制御システムは、操作者に携帯可
能な手段であって、当該手段を携帯する操作者の動作を
検出し、当該動作検出結果を送信する複数の動作検出手
段と、複数の前記動作検出手段の各々から送信される動
作検出結果を受信する受信手段と、前記受信手段によっ
て受信された複数の動作検出結果の中から、予め設定さ
れた条件に合致する動作検出結果を抽出し、抽出した動
作検出結果に基づいて楽音発生装置から発生される楽音
を制御する制御手段とを具備することを特徴としてい
る。
【0008】この構成によれば、複数の操作者等によっ
て携帯される動作検出手段から、操作者の動作が検出さ
れ、複数の動作検出手段から送信される動作検出結果に
応じて楽音制御を行うことができる。このような楽音制
御の際に、複数の動作検出手段から送信される動作検出
結果から予め設定された条件に合致するものだけが抽出
され、抽出された動作検出結果のみを考慮した楽音制御
がなされる。したがって、楽音制御に適さない操作者の
動き等を楽音制御から排除することができる。
【0009】また、本発明に係る楽音制御システムは、
ユーザに装着される手段であって、当該手段が装着され
たユーザの身体状態を検出して身体検出結果を送信する
複数の身体状態検出手段と、複数の前記身体状態検出手
段の各々から送信される身体検出結果を受信する受信手
段と、前記受信手段によって受信された複数の身体検出
結果の中から、予め設定された条件に合致する身体検出
結果を抽出し、抽出した身体検出結果に基づいて楽音発
生装置から発生される楽音を制御する制御手段とを具備
することを特徴としている。
【0010】また、本発明に係る楽音制御装置は、操作
者の動作に応じた複数の動作検出結果を受信する受信手
段と、前記受信手段によって受信された複数の動作検出
結果の中から、予め設定された条件に合致する動作検出
結果を抽出し、抽出した動作検出結果に基づいて楽音発
生装置から発生される楽音を制御する制御手段とを具備
することを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。 A.楽音発生システム まず、図1は、本発明の一実施形態に係る楽音発生シス
テムの概略機能構成を示す図である。同図に示すよう
に、楽音発生システム3は、楽音発生装置4と、複数
(n個)の動作検出端末5−1〜動作検出端末5−nと
を備えている。
【0012】複数の動作検出端末5−1〜動作検出端末
5−nの各々は、複数の操作者の手に把持される、もし
くは身体の一部に装着される等といったように操作者に
携帯可能な端末である。使用時には、動作検出端末5−
1〜動作検出端末5−nの各々は、操作者に携帯され、
携帯している操作者の動きを検出する動作センサMSを
備えている。ここで、動作センサMSとしては、3次元
加速度センサ、3次元速度センサ、2次元加速度セン
サ、2次元速度センサまたは歪み検出器等の公知の種々
の動作検出センサを用いることができる。
【0013】また、動作検出端末5−1〜動作検出端末
5−nは、楽音発生装置4にデータを無線送信するため
の無線送信部20を搭載しており、上述したように動作
センサMSにより検出された操作者の動きに応じた動作
検出結果U1〜Unを逐次楽音発生装置4に無線送信す
る。この際、楽音発生装置4において、どの動作検出端
末から送信された動作検出結果であるかを識別できるよ
うにするために、無線送信部20は動作検出結果にID
ナンバを付加して送信する。
【0014】なお、動作検出端末5−1〜動作検出端末
5−nは、1人の操作者が一つの動作検出端末を携帯す
るようにしてもよいし、1人の操作者の複数の部位(例
えば、左右の手足)の各々に動作検出端末を装着等する
ようにしてもよい。1人の操作者の複数の部位に装着等
する場合には、動作センサMSのみを複数の部位に装着
し、各々の動作センサMSからの動作検出結果を1つの
無線送信部20がまとめて楽音発生装置4に送信するよ
うにしてもよい。この場合、各動作センサMSの動作検
出結果を楽音発生装置4側で識別できるようにするため
に送信データにどのセンサの検出結果であるかを示すヘ
ッダ等を付加する必要がある。
【0015】楽音発生装置4は、無線受信部22と、情
報抽出解析部23と、演奏パラメータ決定部24と、楽
音発生部25と、サウンドスピーカシステム26とを備
えている。
【0016】無線受信部22は、動作検出端末5−1〜
動作検出端末5−nから無線送信される動作検出結果U
1〜Unを受信し、受信した動作検出結果を情報抽出解
析部23に出力する。情報抽出解析部23は、無線受信
部22から供給された複数の動作検出端末5−1〜動作
検出端末5−nからの動作検出結果に対して所定の解析
処理を行い、複数の動作検出結果の中から予め設定され
た条件に合致する動作検出結果に対応する解析結果のみ
を抽出して演奏パラメータ決定部24に出力する。
【0017】演奏パラメータ決定部24は、情報抽出解
析部23から供給される動作検出結果の解析結果に応じ
て楽音の演奏パラメータ、例えば、楽音の音量、テン
ポ、音色、音高等のパラメータを決定する。
【0018】楽音発生部25は、予め記憶している楽曲
データ(例えば、MIDIデータなど)等に基づいて楽
音信号を生成する。楽音発生部25は、この楽音信号生
成の際に、上述した演奏パラメータ決定部24によって
決定された楽音の演奏パラメータに応じて楽音信号を生
成し、生成しした楽音信号をサウンドスピーカシステム
26に出力する。サウンドスピーカシステム26は、楽
音発生部25から供給された楽音信号に応じた楽音を発
音し、これによりMIDIデータ等の楽曲データに基づ
く楽曲の演奏再生が行われる。
【0019】楽音発生システム3は、上記のような機能
を備えることにより、単なる楽曲データに忠実な演奏再
生ではなく、動作検出端末5−1〜動作検出端末5−n
を携帯した操作者の動きを反映したオリジナルの楽曲の
演奏再生をするといったことも可能となっている。
【0020】B.動作検出端末の構成 図2は、動作検出端末5−1の構成例を示すブロック図
である。なお、他の動作検出端末5−2〜5−nも動作
検出端末5−1と同様の構成であるため、以下において
は、動作検出端末5−1の構成についてのみ説明する。
【0021】同図に示すように、動作検出端末5−1
は、動作センサMSの外に信号処理及び送信装置を備
え、信号処理及び送信装置は、送信機中央処理装置(送
信機CPU(Central Processing Unit))T0、メモ
リT1、高周波トランスミッタT2、表示ユニットT
3、送信用電力増幅器T5、操作スイッチT6等から構
成される。動作センサMSは、演奏参加者である操作者
が手に把持したり或いは操作者の身体の任意箇所に取り
付けたりすることができる構造であるが、その外観構造
例に関しての詳細は後述する。例えば、動作センサMS
を手持ちタイプにする場合、信号処理及び送信装置を動
作センサMSと共にセンサ筐体内に組み込むことができ
る(図3参照)。
【0022】送信機CPUT0は、メモリT1に記録さ
れた送信機動作プログラムに基づいて、動作センサM
S、高周波トランスミッタT2、表示ユニットT3を制
御する。動作センサMSからの動作検出結果を示す信号
は、送信機CPUT0により、IDナンバの付加処理等
の所定の処理が施され、高周波トランスミッタT2に伝
送され、さらに、送信用電力増幅器T5で増幅された
上、送信アンテナTAを介して楽音発生装置4側に無線
送信される。つまり、送信機CPUT0、メモリT1、
高周波トランスミッタT2、送信用電力増幅器T5およ
び送信アンテナTAは、図1に示す無線送信部20を構
成している。
【0023】表示ユニットT3は、例えば、7セグメン
ト形式のLED(Light Emitting Diode)又はLCD
(Liquid Crystal Display)表示器や1個乃至複数個の
LED発光器等を備え、センサナンバ、動作中、電源ア
ラーム等の各種情報を表示する。操作スイッチT6は、
当該動作検出端末5−1の電源のオン/オフやモード設
定等の各種設定を行うために用いられるスイッチであ
る。これらの各構成要素には、図示せぬ電池電源から駆
動電力が供給されるが、このような電池電源としては、
一次電池を用いるようにしてもよいし、充電可能な二次
電池を用いるようにしてもよい。
【0024】ここで、図3は動作検出端末5−1の外観
の構成例を示す図である。同図は、バトン形の手持ちタ
イプの外観構成例である。この動作検出端末5−1は、
操作部及び表示部を除く図2に示す諸装置を内蔵してい
る。内蔵される動作センサMSには、例えば、3次元加
速度センサや3次元速度センサ等の3次元センサが用い
られ、この動作検出端末5−1を演奏参加者が手に持っ
て操作することにより、その操作の方向、大きさおよび
速度に応じた動作検出結果を出力することができる。
【0025】この動作検出端末5−1の外観構造は、図
3に示すように、両端側が大径で中央側が小径のテーパ
状をなす基部(図示左寄り)及び端部(図示右寄り)か
ら成り,基部は、平均径が端部より小さく手で握りやす
くなっており、把持部として機能する。底部(図示左
端)外面には表示ユニットT3のLED表示器TDや電
池電源の電源スイッチTSが設けられ、中央部外面には
操作スイッチT6が設けられ、端部の先端近傍には表示
ユニットT3の複数個のLED発光器TLが設けられ
る。
【0026】図3に示すバトン形の動作検出端末5−1
は、演奏参加者がバトンの基部を手で握って操作する
と、内蔵された3次元センサから操作方向と操作力に応
じた動作検出結果が出力される。例えば、操作スイッチ
T6の取付方向にx方向の検出軸を合わせて3次元加速
度センサが内蔵されている場合、バトンを操作スイッチ
T6の取付位置が上になるように持って上下に振ると、
振り加速度(力)に応じたX方向の加速度αxを表わす
信号出力が発生し、バトンを左右(紙面に垂直方向)に
振ると、振り加速度(力)に応じたy方向の加速度αy
を表わす信号出力が発生し、バトンを前後(紙面の左
右)に突いたり引いたりすると、突き加速度或いは引き
加速度に応じたz方向の加速度αzを表わす信号出力が
発生する。このように発生した信号出力である動作検出
結果が上述した無線送信機能により楽音発生装置4側に
送信される。
【0027】C.楽音発生装置 次に、図4は、楽音発生装置4のハードウェア構成例を
示すブロック図である。同図に示すように、この楽音発
生装置4は、本体中央処理装置(本体CPU)10、R
OM(Read Only Memory)11、RAM(Random Acces
s Memory)12、外部記憶装置13、タイマ14、第1
及び第2の検出回路15、16、表示回路17、音源回
路18、効果回路19、受信処理回路10a等を備え、
これらの各装置10〜10aは、バス10bを介して互
いに接続されている。
【0028】楽音発生装置4全体を制御する本体CPU
10は、テンポクロックや割り込みクロックの発生等に
利用されるタイマ14による時間管理の下、所定のプロ
グラムに従って種々の制御を行うものであり、複数の動
作検出端末5−1〜動作検出端末5−nから送信される
動作検出結果の抽出、演奏パラメータの決定、演奏デー
タ変更及び再生制御に関する演奏制御プログラムを中枢
的に遂行する。ROM11には、楽音発生装置4を制御
するための所定の制御プログラムが記憶されており、こ
れらの制御プログラムには、動作検出結果の抽出、演奏
パラメータ決定、演奏データ変更及び再生制御に関する
演奏制御プログラム、各種データ/テーブル等を含ませ
ることができる。RAM12は、これらの処理に際して
必要なデータやパラメータを記憶し、また、処理中の各
種データを一時記憶するためのワーク領域として用いら
れる。
【0029】第1の検出回路15にはキーボード10e
が接続され、第2の検出回路16には、マウス等のポイ
ンティングデバイス10fが接続され、表示回路17に
はディスプレイ10gが接続される。これにより、ディ
スプレイ10gに表示される各種画面を視認しつつキー
ボード10eやポインティングデバイス10fを操作
し、楽音発生装置4での演奏データ制御に必要な各種モ
ードの設定、複数の動作検出端末5−1〜動作検出端末
5−nを識別するIDナンバに対応する処理・機能の割
り当て、演奏トラックへの音色(音源)・設定等、種々
の設定操作を行うことができる。
【0030】受信処理回路10aには、アンテナ分配回
路10hが接続され、このアンテナ分配回路10hは、
例えば、多チャンネル高周波レシーバで構成され、複数
の動作検出端末5−1〜動作検出端末5−nからの運動
情報を受信アンテナRAを介して受信する。受信処理回
路10aは、受信信号を楽音発生装置4で処理可能な情
報に変換して装置に取り込み、RAM12の所定領域に
格納する。つまり、受信処理回路10aアンテナ分配回
路10hおよび受信アンテナRAは、図1に示す無線受
信部22を構成している。
【0031】本体CPU10は、上述した演奏制御プロ
グラムにしたがった演奏処理を行い、各動作検出端末5
−1〜動作検出端末5−nを所持する操作者の身体の動
作を表わす動作検出結果を解析し、予め設定された条件
に合致する動作検出結果に対応する解析結果に基づいて
演奏パラメータを決定する。すなわち、これらの各構成
要素が図1に示す情報抽出解析部23および演奏パラメ
ータ決定部24を構成している。なお、ここでの動作検
出結果の抽出や演奏パラメータの決定等の処理について
の詳細は後述する。
【0032】DSP(Digital Signal Processing)等
で構成される効果回路19は、音源回路18及び本体C
PU10と共に、図1に示す楽音発生部25の機能を実
現するものであり、設定された演奏パラメータに基づい
て、演奏される演奏データを制御することにより、演奏
参加者の動きに応じて演出処理された演奏データを生成
する。サウンドスピーカシステム26は、このように演
出処理された演奏データに基づく楽音信号に応じて演奏
楽音を放音する。
【0033】外部記憶装置13は、ハードディスクドラ
イブ(HDD)、コンパクトディスク・リード・オンリ
イ・メモリ(CD−ROM)ドライブ、フロッピィデイ
スクドライブ(FDD)、光磁気(MO)ディスクドラ
イブ、ディジタル多目的ディスク(DVD)ドライブ等
の記憶装置から成り、各種制御プログラムや楽曲データ
等の各種データを記憶することができる。従って、動作
検出結果の抽出、演奏パラメータ決定、演奏データ変更
及び再生制御に必要な演奏処理プログラムや各種データ
等は、ROM11を利用するだけでなく、外部記憶装置
13からRAM12内に読み込むことができ、必要に応
じて、処理結果を外部記憶装置13に記録しておくこと
もできる。
【0034】D.解析抽出処理およびパラメータ決定処
理 上述したように、楽音発生システム3では、無線受信部
22により受信された各動作検出端末5−1〜動作検出
端末5−nからの動作検出結果に対して報解析部23が
所定の解析処理を行い、予め設定された条件に合致する
動作検出結果に対応した解析結果に基づいて演奏パラメ
ータ決定部24が演奏パラメータを決定している。ここ
で、動作検出結果をどのように解析し、どのような動作
検出結果に対応する解析結果を抽出し、抽出した解析結
果をどのようにして演奏パラメータ決定に利用するかは
任意であり、使用する動作検出端末5−1〜動作検出端
末5−nの形状タイプ(バトン形タイプや、足などに装
着するタイプ)や、動作検出端末5−1〜動作検出端末
5−nが搭載する動作センサMSの種類(2次元センサ
や3次元センサ)などに応じて適宜設定するようにすれ
ばよい。以下においては、動作センサMSとして3次元
センサを用いた場合の解析抽出処理例およびパラメータ
決定処理例について説明する。
【0035】まず、図5を参照しながら、複数の動作検
出端末5−1〜動作検出端末5−nの動作センサMS
(ここでは、三次元センサとする)から供給される動作
検出結果に応じて、予め用意されたMIDIデータにし
たがった楽曲演奏の音量を制御する場合について説明す
る。
【0036】動作センサMSとして三次元センサを搭載
した動作検出端末5−1〜動作検出端末5−nを用いる
場合、各動作検出端末5−1〜動作検出端末5−nにお
ける動作センサMSのx軸検出部、y軸検出部およびz
軸検出部から、それぞれ、x(上下)方向の加速度α
x、y(左右)方向の加速度αyおよびz(前後)方向
の加速度αzを表わす動作検出結果信号が各動作検出端
末5−1〜動作検出端末5−nそれぞれのIDナンバが
付加されて楽音発生装置4に無線出力される。楽音発生
装置4では、予め設定されたIDナンバがこれらの信号
に付加されていることを確認すると、動作検出結果信号
に含まれる各軸の加速度が無線受信部22を介して情報
抽出解析部23に出力される。
【0037】情報抽出解析部23においては、動作検出
端末5−1〜動作検出端末5−nから送信された動作検
出結果U1,U2……Unに含まれる各軸加速度が解析
され、次式(1)で表わされる加速度の絶対値|α|が
各動作検出端末5−1〜動作検出端末5−n毎に求めら
れる。 |α|=(αx*αx+αy*αy+αz*αz)1/2 ……(1) 情報抽出解析部23は、各動作検出端末5−1〜動作検
出端末5−nからの動作検出結果に基づいて求めた加速
度の絶対値|α|が予め設定されている値の範囲内にあ
るか否かを判別する。そして、情報抽出解析部23は、
予め設定された範囲内に属する加速度の絶対値|α|の
みを抽出し、抽出した加速度の絶対値|α|のみを演奏
パラメータ決定部24に出力する。ここで、予め設定し
ておく絶対値の範囲としては、例えば動作検出端末がほ
とんど動かされていない状態での動作センサMSの検出
結果によって求められる加速度の絶対値がαsであり、
動作検出端末を非常に大きく、かつ早く動かした時に動
作センサMSの検出結果によって求められる加速度の絶
対値がαbである場合には、αs<絶対値|α|<αb
といった範囲に設定すればよい。このような範囲に設定
した場合、ほとんど動作していない操作者が所持する動
作検出端末や、必要以上に大きく且つ早く動作している
操作者の所持する動作検出端末を除いた動作検出端末か
らの動作検出結果から求められた絶対値|α|のみを抽
出することができる。
【0038】演奏パラメータ決定部24には、上述した
ように情報抽出解析部23によって抽出された加速度の
絶対値|α|のみが供給され、演奏パラメータ決定部2
4は供給された加速度の絶対値|α|の平均値を算出す
る。そして、算出した平均値に基づいた音量で楽音発生
がなされるような演奏パラメータを決定し、決定した演
奏パラメータを楽音発生部25に出力する。
【0039】楽音発生部25は、予め記憶されている楽
曲データ(例えば、MIDIデータ)にしたがって楽音
信号を生成し、生成した楽音信号を演奏パラメータ決定
部24から供給される音量を制御するための演奏パラメ
ータにしたがって振幅変調処理を行い、振幅調整後、す
なわち音量調整後の楽音信号をサウンドスピーカシステ
ム26に出力する。この結果、サウンドスピーカシステ
ム26によってMIDIデータ等の楽曲データに基づい
た楽曲演奏が、演奏パラメータ決定部24が決定した演
奏パラメータにしたがった音量で実行される。
【0040】なお、上記の処理例では、情報抽出解析部
23によって抽出された加速度の絶対値|α|の平均値
を用いて音量を制御するようにしていたが、抽出された
絶対値|α|の平均値に応じてMIDIデータ等に基づ
く楽曲演奏のテンポを制御するようにしてもよい。この
場合、抽出された加速度の絶対値|α|の平均値が大き
ければ、大きいほど演奏テンポを早くするといった制御
を行う等の制御手法を採用することができる。
【0041】また、図6に示すように、上記処理例と同
様に各動作検出端末5−1〜動作検出端末5−nからの
動作検出結果に基づいて求めた加速度の絶対値|α|が
予め設定されている値の範囲内にあるか否かを判別して
予め設定された範囲内に属する加速度の絶対値|α|の
みを抽出した後、情報抽出解析部23が抽出した加速度
の絶対値|α|に対応する動作検出結果のみについてそ
の動きの解析を行い、当該解析結果に応じて楽音発生制
御を行うようにしてもよい。
【0042】すなわち、情報抽出解析部23は、上記例
と同様に抽出した加速度の絶対値|α|に対応する動作
検出結果に示される加速度αx、αyと、加速度αzと
を比較する。例えば、αx<αz、且つ、αy<αzの
関係が成立するとき、つまり、z方向加速度αzがx、
y方向加速度αx、αyより大きいときは、バトンを突
く「突き動作」であると判別する。
【0043】逆に、z方向加速度αzがx、y方向加速
度αx、αyより小さいときには、バトンにより空気を
切りさく「切り動作」であると判別する。この場合、さ
らに、x、y方向加速度αx,αyの値を互いに比較す
ることにより、「切り動作」の方向が「たて」(x)な
のか「よこ」(y))なのかを判別することができる。
【0044】また、各軸x、y、z方向成分相互の比較
だけでなく、各方向成分αx、αy、αz自体の大きさ
と所定のしきい値とを比較し、しきい値以上であれば、
これらの動作を組み合わせた「組合せ動作」であると判
別することができる。例えば、αz>αx、αy、且
つ、αx>「x成分のしきい値」であれは「たて(x方
向)に切りつつ、突く動作」と判別し、αz<αx、α
y、αx>「x成分のしきい値」且つ、αy>「y成分
のしきい値」であれば、「斜め(x、y両方向)切り動
作」であると判別する。さらに、X方向およびy方向の
加速度αx、αyの値が、円軌跡を描くように相対的に
変化して行く現象を検出することにより、バトンをぐる
ぐると回す「回し動作」を判別することができる。
【0045】演奏パラメータ決定部24は、上記のよう
な情報解析部23による解析処理の判定結果(突き動作
や切り動作等)に基づいて演奏パラメータを次のように
制御する。例えば、「たて(x方向)切り動作」の周期
に応じてテンポを制御する。これとは別に、「たて切り
動作」が素早く小さい動作であればアーティキュレーシ
ョンを与え、ゆっくりと大きい動作であればピッチ(音
高)を下げる。また、「よこ(y方向)切り動作」の判
別によりスラー効果を与える。「突き動作」を判別した
ときは、そのタイミングで、楽音発生タイミングを縮め
てスタッカート効果を与えたり、大きさに応じた単発音
(打楽器音、掛け声等)を楽音演奏に挿入し、「突き動
作」との「組み合わせ動作」を判別したときは、上述の
制御を併用する。また、「回し動作」を判別したとき
は、周期が大きい場合は大きさに応じて残響効果を高め
たり、周期が小さい場合は周期に応じてトリルを発生さ
せるように制御する。
【0046】このような情報抽出解析部23による解析
抽出処理、および演奏パラメータ決定部24による演奏
パラメータ決定処理に応じて楽音発生部25が生成する
楽音信号が制御され、制御された楽音信号がサウンドス
ピーカシステム26から放音されて楽曲演奏がなされ
る。
【0047】上述した解析抽出処理およびパラメータ決
定処理を含む楽音発生処理では、動作検出端末5−1〜
動作検出端末5−nといった複数の端末から送信される
動作検出結果に応じた楽音発生制御を行う場合に、上記
のように情報抽出解析部23が予め設定された条件に合
致する動作検出結果に対応した解析結果である加速度の
絶対値|α|のみを抽出し、抽出した加速度の絶対値|
α|のみを用いて楽音制御を行うようにしている。した
がって、複数の操作者が動作検出端末5−1〜動作検出
端末5−nの各々を携帯して楽曲演奏を制御する場合
に、ある操作者が疲労等に起因して動作を休止した場合
や、その楽曲演奏に適しない変則的な動作を行っている
場合にも、その休止している操作者や変則動作をしてい
る操作者の動作は楽曲演奏には反映されず、その楽曲に
ある程度の範囲内で適合した動作をしている操作者の動
きのみが楽音発生制御に反映されることになる。したが
って、複数の操作者の動きを反映した楽曲演奏を行う際
に、一部の操作者の変則的な動作等によって楽音発生が
異常なものとなってしまうことを抑制することができ
る。なお、どのような動作が変則動作等に該当するか
は、制御対象となる演奏パラメータ、演奏する楽曲内
容、どのようにして演奏パラメータを決定するかといっ
た処理によって異なるものであり、各々の状況に応じた
最適な抽出条件を設定しておくようにすればよい。
【0048】E.変形例 なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるもので
はなく、以下に例示するような種々の変形が可能であ
る。
【0049】(変形例1)上述した実施形態では、各動
作検出端末5−1〜動作検出端末5−nから送信される
動作検出結果の中から、情報抽出解析部23が予め設定
された条件に合致する動作検出結果のみを抽出し、抽出
した動作検出結果のみを反映したMIDIデータ等の楽
曲データに基づく楽曲演奏制御を行っていたが、予め用
意されている楽曲データに基づく楽曲演奏制御以外に
も、抽出した動作検出結果に基づいて波の音、打楽器
音、手拍子音等の単発音の楽音発生を制御するようにし
てもよい。
【0050】(変形例2)また、上述した実施形態で
は、各動作検出端末5−1〜動作検出端末5−nから送
信される動作検出結果に示される各軸の加速度の絶対値
|α|が予め設定された範囲内に収まる動作検出結果の
みを抽出し、抽出した動作検出結果のみを反映した楽音
発生制御を行っていたが、他の予め設定された条件に合
致する動作検出結果のみを抽出して楽音発生制御を行う
ようにしてもよい。
【0051】例えば、上記実施形態と同様に求めた動作
検出端末5−1〜動作検出端末5−nからの動作検出結
果に応じて求めた加速度の絶対値|α|を、予め設定さ
れた基準値と比較し、この基準値に最も近い値の絶対値
|α|に対応する動作検出結果のみを抽出して楽音発生
制御に用いるようにしてもよい。ここで、当該基準値を
楽曲演奏を行う際の理想の値に設定しておけば、複数の
操作者の動作によって生成された動作検出結果の中か
ら、理想の演奏内容に最も近い制御が可能な動作検出結
果が抽出されて楽音発生制御がなされることになる。
【0052】また、上記のように基準値に最も近い加速
度の絶対値|α|に対応する動作検出結果だけではな
く、基準値に近い値を有する所定数(例えば、3つ)の
加速度の絶対値|α|に対応する動作検出結果を抽出し
て楽音発生制御を行うようにしてもよい。ここで、基準
値を楽曲演奏を行う際の理想の値に設定しておけば、複
数の操作者の動作によって生成された動作検出結果の中
から、理想の演奏内容に近い制御が可能な所定数の動作
検出結果、すなわち理想の動きに近い動きを行った所定
数の操作者の動きが抽出されて楽音発生制御がなされる
ことになる。
【0053】また、上記のように基準値を設定する以外
にも、加速度の絶対値|α|が単に最も大きい値(もし
くは値が大きい方から所定数分)となる動作検出結果を
抽出して楽音発生制御に用いるようにしてもよいし、加
速度の絶対値|α|が最も小さい値(もしくは値が小さ
い方から所定数分)となる動作検出結果を用いて楽音発
生制御を行うようにしてもよい。
【0054】(変形例3)また、上述した実施形態で
は、各動作検出端末5−1〜動作検出端末5−nからの
動作検出結果に応じて求めた加速度の絶対値|α|が予
め設定された条件に合致する動作検出結果を抽出して楽
音発生制御を行うようにしていたが、動作検出端末5−
1〜動作検出端末5−nからの動作検出結果から加速度
の絶対値|α|以外の解析結果を取得し、当該解析結果
が予め設定された条件に合致する動作検出結果を抽出す
るようにしてもよい。
【0055】例えば、動作検出端末5−1〜動作検出端
末5−nから送信される動作検出結果を示す信号波形の
周期が予め設定された範囲内にある動作検出結果を抽出
して楽音発生を制御するようにしてもよい。各動作検出
端末5−1〜動作検出端末5−nの動作検出結果である
動作センサMSの所定の軸(例えばX軸)のセンサ出力
信号波形の中から、その波形の周期が予め設定された範
囲内にある動作検出端末5−1〜動作検出端末5−nの
センサ出力信号のみを抽出し、抽出したセンサ出力信号
波形の周期を用いて波の音等の単発音の発生タイミング
を制御するようにしてもよい。より具体的に例示する
と、ある動作検出端末の動作センサMSのセンサ出力信
号レベルが図7に示すように推移する場合には、当該セ
ンサ出力信号レベルと所定のしきい値とを比較し、しき
い値を越えるレベル値を有するタイミングT1,T2,
T3の間隔を周期として検出する。このように検出され
るタイミングT1,T2,T3等は、動作検出端末5−
1〜動作検出端末5−nを操作者が大きく動かした時の
タイミングであり、上記検出される周期は大きく動かす
タイミングの周期を表すことになる。そして、これらの
検出された周期(T2−T1)、(T3−T2)等が予
め設定された範囲内にある場合には、このセンサ出力信
号波形の周期が楽音発生制御に用いられることになる。
このように抽出されたセンサ出力信号波形の周期を楽音
発生制御に用いる手法としては、抽出された1または複
数のセンサ出力信号波形の周期の平均値を求め、求めた
平均周期毎に波の音や打楽器音などの単発音を発生させ
るといった楽音発生制御を行うことができる。なお、上
述した予め設定しておく周期の抽出範囲としては、楽音
の制御内容に応じて適宜決定すればよいが、上記のよう
に波の音を発生させる場合には、4秒〜8秒といった範
囲内の比較的ゆっくりとした周期に設定すればよい。ま
た、センサ出力信号波形の周期に応じてMIDIデータ
等に基づく楽曲演奏のテンポを制御する場合には、0.
5秒〜1秒といった範囲に設定すればよい。
【0056】(変形例4)また、上述した実施形態や様
々な変形例においては、各動作検出端末5−1〜動作検
出端末5−nから送信される動作検出結果の中から、情
報抽出解析部23が予め設定された条件に合致する動作
検出結果のみを抽出し、抽出した動作検出結果のみを反
映したMIDIデータ等の楽曲データに基づく楽曲演奏
制御を行っているが、図8に示すように、この楽音発生
制御の際に現在抽出している動作検出結果の送信元の動
作検出端末に対し、現在その端末の動作が楽音制御に採
用されている旨を示す採用情報を送信する構成としても
よい。
【0057】同図に示すように、この楽音発生システム
は、上記実施形態における楽音発生システム3の構成
に、楽音発生装置4側に無線送信部400が設けられ、
動作検出端末5−1〜動作検出端末5−n側に無線受信
部401が設けられた構成となっている。楽音発生装置
4側に設けられる無線送信部400は、上述した実施形
態における情報抽出解析部23によって抽出された加速
度の絶対値|α|に対応する動作検出結果の送信元を特
定し、特定した送信元の動作検出端末を識別するための
IDナンバを含んだ採用情報Sを無線送信する。動作検
出端末5−1〜動作検出端末5−nは、上述したように
楽音発生装置4の無線送信部400から無線送信される
採用情報Sを受信する無線受信部401を有しており、
各動作検出端末5−1〜動作検出端末5−nでは、無線
受信部401が受信した採用情報Sに自端末を識別する
IDナンバが含まれているか否かを判別する。そして、
自端末のIDナンバが含まれている場合には現在自端末
が送信した動作検出結果が採用されていると判別し、例
えば表示ユニットT3(図2参照)を発光させる等の、
その旨を操作者に報知するための処理を行う。このよう
にすることで、動作検出端末5−1〜動作検出端末5−
nの各々を複数の操作者が携帯している場合には、各操
作者は表示ユニットT3の発光状態を確認することによ
り、自身が携帯している動作検出端末の検出結果が楽音
制御に採用されているか否かを知ることができる。
【0058】なお、上記のように表示ユニットT3を発
光させるといった手法で、現在楽音制御に採用されてい
る動作検出端末を操作者に報知するようにしてもよい
が、動作検出端末5−1〜動作検出端末5−n内に振動
モータ等を搭載し、楽音発生装置4から無線送信される
採用情報Sに基づいて自端末が採用されていると判別し
た場合に振動モータを駆動して操作者に報知するように
してもよく、視覚、触覚、聴覚等を利用した様々な報知
方法を用いることができる。
【0059】また、上記の例では、楽音発生装置4の無
線送信部400は特定した送信元を識別するためのID
ナンバを含んだ採用情報Sを全ての動作検出端末5−1
〜動作検出端末5−nに送信し、動作検出端末5−1〜
動作検出端末5−n側で自端末が採用中であるか否かを
判別するようにしていたが、各々動作検出端末5−1〜
動作検出端末5−n宛てに楽音発生装置4から個別に無
線送信できるような無線送受信機能を用いた場合には、
無線送信部400からは、情報抽出解析部23による抽
出処理によって特定される送信元の動作検出端末のみに
採用情報Sを送信するようにしてもよい。
【0060】(変形例5)また、上述した実施形態で
は、三次元加速度センサ等から構成される動作センサM
Sが操作者の動作に応じて取得した動作検出結果を用い
て楽音発生制御を行うようにしていたが、このような動
作センサMSに代えて、脈拍、体温、皮膚間抵抗、脳
波、呼吸および眼球移動等の人の身体情報を検出する身
体情報検出センサを用いるようにし、当該身体情報検出
センサによって検出された身体検出結果に基づいて、楽
音発生装置4が楽音発生を制御するようにしてもよい。
この場合にも、身体情報検出センサによって検出された
身体検出結果に示される身体情報が所定の範囲(例え
ば、脈拍の場合には、通常の一般的な脈拍数の範囲)に
あるもののみを抽出し、抽出した身体検出結果に応じた
楽音発生を行うようにすればよい。
【0061】(変形例6)上述した実施形態において
は、動作検出端末5−1〜5−nに搭載される動作セン
サMSの検出結果を楽音発生装置4に対して無線送信す
るようにしていたが、これに限らず、動作検出端末5−
1〜5−nと楽音発生装置4を信号ケーブル等で接続
し、当該信号ケーブルを介して動作検出端末5−1〜5
−nから楽音発生装置4に対して動作センサMSの検出
結果を送信するようにしてもよい。
【0062】(変形例7)なお、上述したような解析抽
出や演奏パラメータ決定の処理をコンピュータに実行さ
せるためのプログラムを記録したCD−ROMやフロッ
ピー(登録商標)ディスク等の様々な記録媒体をユーザ
に提供するようにしてもよいし、インターネット等の伝
送媒体を介してユーザに提供するようにしてもよい。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数のユーザもしくはあるユーザの複数の部位の動作や
身体状態を反映した楽音制御を行う際に、楽音制御に適
した動作や身体状態のみを反映させて楽音制御を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る楽音発生システム
の概略機能構成を示すブロック図である。
【図2】 前記楽音発生システムの構成要素である動作
検出端末のハードウェア構成例を示すブロック図であ
る。
【図3】 前記動作検出端末の外観を示す図である。
【図4】 前記楽音発生システムの構成要素である楽音
発生装置のハードウェア構成例を示すブロック図であ
る。
【図5】 前記楽音発生システムによる解析抽出処理お
よびパラメータ決定処理の一例を説明するための図であ
る。
【図6】 前記楽音発生システムによる解析抽出処理お
よびパラメータ決定処理の他の例を説明するための図で
ある。
【図7】 前記楽音発生システムの変形例による解析抽
出処理の内容を説明するための図である。
【図8】 前記楽音発生システムの他の変形例による解
析抽出処理およびパラメータ決定処理を説明するための
図である。
【符号の説明】
3……楽音発生システム、4……楽音発生装置、5−1
〜5−n……動作検出端末、20……無線送信部、22
……無線受信部、23……情報抽出解析部、24……演
奏パラメータ決定部、25……楽音発生部、26……サ
ウンドスピーカシステム、MS……動作センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 詠子 静岡県浜松市中沢町10番1号 ヤマハ株式 会社内 (72)発明者 三木 晃 静岡県浜松市中沢町10番1号 ヤマハ株式 会社内 Fターム(参考) 5D378 FF24 GG19 HA04 KK12 MM14 MM64 QQ01 QQ25 SC06 SD08 SF02 SF15 XX22

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作者に携帯可能な手段であって、当該
    手段を携帯する操作者の動作を検出し、当該動作検出結
    果を送信する複数の動作検出手段と、 複数の前記動作検出手段の各々から送信される動作検出
    結果を受信する受信手段と、 前記受信手段によって受信された複数の動作検出結果の
    中から、予め設定された条件に合致する動作検出結果を
    抽出し、抽出した動作検出結果に基づいて楽音発生装置
    から発生される楽音を制御する制御手段とを具備するこ
    とを特徴とする楽音制御システム。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記受信手段によって
    受信された動作検出結果が、予め設定された動作内容の
    範囲内の動作を示す動作検出結果を抽出することを特徴
    とする請求項1に記載の楽音制御システム。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記受信手段によって
    受信された動作検出結果の中から、予め設定された動作
    に近い動作を示す動作検出結果を動作の近い順番に予め
    決められた数だけ抽出することを特徴とする請求項1に
    記載の楽音制御システム。
  4. 【請求項4】 前記制御手段によって抽出された動作検
    出結果の送信元となる前記動作検出手段に対し、動作検
    出結果を抽出している旨を報知するための情報を送信す
    る送信手段をさらに具備することを特徴とする請求項1
    ないし3のいずれかに記載の楽音制御システム。
  5. 【請求項5】 ユーザに装着される手段であって、当該
    手段が装着されたユーザの身体状態を検出して身体検出
    結果を送信する複数の身体状態検出手段と、 複数の前記身体状態検出手段の各々から送信される身体
    検出結果を受信する受信手段と、 前記受信手段によって受信された複数の身体検出結果の
    中から、予め設定された条件に合致する身体検出結果を
    抽出し、抽出した身体検出結果に基づいて楽音発生装置
    から発生される楽音を制御する制御手段とを具備するこ
    とを特徴とする楽音制御システム。
  6. 【請求項6】 操作者の動作に応じた複数の動作検出結
    果を受信する受信手段と、 前記受信手段によって受信された複数の動作検出結果の
    中から、予め設定された条件に合致する動作検出結果を
    抽出し、抽出した動作検出結果に基づいて楽音発生装置
    から発生される楽音を制御する制御手段とを具備するこ
    とを特徴とする楽音制御装置。
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