JP2002041036A - 楽音発生方法および楽音発生ネットワークシステム - Google Patents

楽音発生方法および楽音発生ネットワークシステム

Info

Publication number
JP2002041036A
JP2002041036A JP2000229600A JP2000229600A JP2002041036A JP 2002041036 A JP2002041036 A JP 2002041036A JP 2000229600 A JP2000229600 A JP 2000229600A JP 2000229600 A JP2000229600 A JP 2000229600A JP 2002041036 A JP2002041036 A JP 2002041036A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tone
musical
musical sound
performance
exercise information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000229600A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiki Nishitani
善樹 西谷
Katsufumi Kondo
克文 近藤
Eiko Kobayashi
詠子 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP2000229600A priority Critical patent/JP2002041036A/ja
Publication of JP2002041036A publication Critical patent/JP2002041036A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 離れた位置に点在する複数の人の動作を反映
させた楽音発生を実現する。 【解決手段】 ネットワーク1に接続された楽音発生シ
ステム3a,3b,3cが同期して1つの楽曲演奏を行
う場合、まず、各楽音発生システム3a,3b,3cの
操作端末5a,5b,5cを携帯した操作者が動くこと
により、操作端末5a,5b,5cにより当該動きが検
出され運動情報が取得される。ここで、各楽音発生シス
テム3a,3b,3cにより取得された運動情報は、ネ
ットワーク1を介して楽音配信・サービスサーバ2に送
信され、楽音配信・サービスサーバ2から他の楽音発生
システムにより取得された運動情報が各楽音発生システ
ム3a,3b,3cに送信される。このようにして、各
楽音発生システム3a,3b,3cにおいては、近傍に
ある操作端末だけではなく、離れた位置にいる操作端末
の運動情報を取得することができ、これらの運動情報を
用いた演奏制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、楽音発生を制御す
るために用いられる運動情報を生成する操作端末を用い
た楽音発生方法、および楽音発生ネットワークシステム
に関する。
【0002】
【従来の技術】オーディオ機器等の楽音発生装置では、
音色、音高、音量および効果といった4つの演奏パラメ
ータが決まると、所望の楽音を発音することができる。
CD(Compact Disc)プレイヤーなどの楽音発生装置で
は、CDに記録された楽曲データに基づいた楽曲の演奏
再生が行われ、ユーザは当該CDプレイヤーの操作摘み
やボタン等を操作することにより、音量等のパラメータ
を調整していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うなCDプレイヤーでは、所望の音量等を得るためにユ
ーザは操作摘み等の操作子を適宜調整している。ユーザ
が楽音発生装置により再生された演奏を所望の音量等で
聴く場合には、操作摘みによる演奏パラメータの調整方
法は有効であるが、単なる楽曲を忠実に演奏再生機能で
はなく、ユーザが楽曲の演奏再生に積極的に参加できる
ようにすれば、新たな音楽の楽しみ方を提供することが
できる。例えば、音量やテンポといった演奏パラメータ
を調整するインターフェースとして、ユーザの動きに応
じて演奏パラメータを調整するものを採用し、ユーザが
これを装着して動作することにより演奏パラメータを決
定して演奏を行うといったことが考えられる。このよう
にな演奏インターフェースを採用すれば、単に演奏パラ
メータを調整するわけではなく、動きに応じて演奏を演
出するといった創作性を備えた娯楽や音楽教育等の分野
での適用も可能な演奏システムを提供することができ
る。また、このような場合には、単に1人のユーザの動
きで楽音の演奏を演出するのではなく、離れた位置に点
在する複数の人が1つの楽曲の演奏を演出するといった
ことを可能にすると、より創作性や娯楽性に優れた演奏
システムを提供することができる。
【0004】本発明は、上記の事情を考慮してなされた
ものであり、離れた位置に点在する複数の人の動作に応
じて楽音発生を行うことが可能な楽音発生方法、および
この楽音発生方法を実現することができる楽音発生ネッ
トワークシステムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の請求項1に記載の楽音発生方法は、ネット
ワークに接続される複数の楽音発生装置と、各楽音発生
装置に対応して設けられる操作者が携帯可能な端末であ
って、当該操作者の動作に基づく運動を検出して前記楽
音発生装置による楽音発生を制御するための運動情報を
生成し、対応する前記楽音発生装置に送信する操作端末
とを用い、各前記楽音発生装置に対応する前記操作端末
を携帯した複数の操作者の動作に応じた楽音発生を行う
楽音発生方法であって、各前記操作端末において、当該
操作端末を携帯する操作者の動作に基づいて前記運動情
報を逐次生成するとともに、当該運動情報を対応する前
記楽音発生装置に送信する送信ステップと、各前記楽音
発生装置において、対応する前記操作端末から送信され
た前記運動情報を受信する運動情報受信ステップと、各
前記楽音発生装置において、前記ネットワークを介して
他の前記楽音発生装置により受信された前記運動情報を
取得する運動情報取得ステップと、前記楽音発生装置に
おいて、対応する前記操作端末から受信した前記運動情
報および前記ネットワークを介して取得した前記運動情
報に基づいて楽音発生を制御する楽音発生ステップとを
具備することを特徴としている。
【0006】また、請求項2に記載の楽音発生方法は、
請求項1に記載の楽音発生方法において、前記楽音発生
ステップでは、前記楽音発生装置は、楽曲のメロディー
を示す情報を含んだ楽曲データに基づいて楽曲を演奏再
生し、この楽曲の演奏再生の際に、対応する前記操作端
末から受信した前記運動情報および前記ネットワークを
介して取得した前記運動情報に基づいてテンポ、楽音の
音量、タイミング、音色および効果の少なくとも1つを
制御することを特徴としている。
【0007】また、請求項3に記載の楽音発生方法は、
請求項1に記載の楽音発生方法において、前記楽音発生
ステップでは、前記楽音発生装置は、楽曲を構成する複
数のパート毎のメロディーを示す情報を含んだ楽曲デー
タに基づいて楽曲を演奏再生し、当該楽曲データに基づ
く演奏再生の際には、対応する前記操作端末から受信し
た前記運動情報および前記ネットワークを介して取得し
た前記運動情報の各々を前記パートに割り当てるととも
に、各パート毎に割り当てた前記運動情報に基づいてテ
ンポ、楽音の音量、タイミング、音色および効果の少な
くとも1つを制御することを特徴とする。
【0008】また、請求項4に記載の楽音発生ネットワ
ークシステムは、ネットワークに接続される複数の楽音
発生装置と、前記楽音発生装置に対応して設けられる操
作者が携帯可能な端末であって、当該操作者の動作に基
づく運動を検出して前記楽音発生装置による楽音発生を
制御するための運動情報を生成し、この運動情報を対応
する前記楽音発生装置に送信する操作端末と、前記ネッ
トワークを介して複数の前記楽音発生装置との間で、前
記楽音発生装置において楽音発生に用いられるデータの
授受を行う授受装置とを具備することを特徴としてい
る。
【0009】また、請求項5に記載の楽音発生ネットワ
ークシステムは、請求項4に記載の楽音発生ネットワー
クシステムにおいて、前記授受装置は、楽曲のメロディ
ーを示す情報を含んだ楽曲データを前記楽音発生装置に
前記ネットワークを介して配信し、前記楽音発生装置
は、前記配信装置から配信された楽曲データに基づいて
楽曲を演奏再生し、この楽曲の演奏再生の際に、前記操
作端末から送信された前記運動情報に基づいてテンポ、
楽音の音量、タイミング、音色および効果の少なくとも
1つを制御することを特徴としている。
【0010】また、請求項6に記載の楽音発生ネットワ
ークシステムは、請求項4に記載の楽音発生ネットワー
クシステムにおいて、前記授受装置は、各前記楽音発生
装置に対応する前記操作端末を携帯した複数の操作者の
動作に応じた楽音発生を行う場合、各前記楽音発生装置
に対応する前記操作端末からの前記運動情報を前記ネッ
トワークを介して取得し、前記楽音発生装置にその楽音
発生装置を除く他の楽音発生装置から取得した前記運動
情報を前記ネットワークを介して送信し、前記楽音発生
装置は、前記授受装置から前記ネットワークを介して送
信される他の前記楽音発生装置からの前記運動情報を受
信し、対応する前記操作端末からの前記運動情報および
他の前記楽音発生装置からの前記運動情報に基づいて楽
音発生を制御することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。 A.演奏システムの全体構成 まず、図1は本発明の一実施形態に係る演奏方法(楽音
発生方法)が適用される演奏ネットワークシステム(楽
音発生ネットワークシステム)の全体構成を示す図であ
る。同図に示すように、この演奏ネットワークシステム
は、インターネット網等のネットワーク1に接続される
楽音配信・サービスサーバ(授受装置)2と、音楽教
室、学校、家、ホールなどの各所に設置される楽音発生
システム3a,3b,3c……(図示は3つ)とを備え
ている。楽音発生システム3a,3b,3cの各々は、
ネットワーク1に接続される楽音発生装置4a,4b,
4cと、各楽音発生装置4a,4b,4cに対応して設
けられる複数の操作端末5a,5b,5cとを備えてい
る。この構成の下、楽音発生装置4a,4b,4cは、
ネットワーク1を介して楽音配信・サービスサーバ2と
の様々なデータを授受することが可能となっている。例
えば、楽音発生装置4a,4b,4cは、楽音配信・サ
ービスサーバ2からネットワーク1を介して配信された
楽曲データ等を用いて楽曲の演奏再生等を行うことがで
きるようになっている。
【0012】本実施形態に係る演奏方法は、上述したよ
うに各所に点在設置されてネットワーク1に接続された
楽音発生システム3a,3b,3cを用い、各楽音発生
システム3a,3b,3cが同期して1つの楽曲の演奏
再生を行うとともに、この演奏再生を各所に点在する複
数のユーザが共同して演出するといったことを可能とす
るものであり、まず、このような演奏方法を実現するた
めの各構成要素について詳細に説明する。
【0013】B.楽音発生システム B−1.システムの機能構成 図2は、ある1つの音楽教室等に設置された楽音発生シ
ステム(以下、楽音発生システム3aとする)の概略機
能構成を示す図である。同図に示すように、楽音発生シ
ステム3aは、楽音発生装置4aと、複数の操作端末5
a-1〜操作端末5a-nとを有している。ここで、楽音発
生システム3aは、上述したように各所に点在する複数
のユーザによる操作端末5の操作に応じて、他の楽音発
生システム3b,3c……等と同期して1つの楽曲の演
奏再生を行うことができるが、楽音発生システム3a単
独のシステムとしても各種の演奏再生を行うことができ
る。
【0014】複数の操作端末5a-1〜操作端末5a-n
は、操作者の手に把持される、もしくは身体の一部に装
着される等といったように操作者に携帯可能な端末であ
る。使用時には、操作端末5a-1〜操作端末5a-nは、
操作者に携帯され、携帯している操作者の動きを検出し
て運動情報を生成する動作センサMSを備えている。こ
こで、動作センサMSとしては、3次元加速度センサ、
3次元速度センサ、2次元加速度センサ、2次元速度セ
ンサまたは歪み検出器等の公知の種々の動作検出センサ
を用いることができる。
【0015】また、操作端末5a-1〜操作端末5a-n
は、楽音発生装置4aにデータを無線送信するための無
線送信部20を搭載しており、上述したように動作セン
サMSにより生成された操作者の動きに応じた運動情報
U1〜Unを逐次楽音発生装置4aに無線送信する。この
際、楽音発生装置4aにおいて、どの操作端末5aから
の運動情報であるかを識別できるようにするために、無
線送信部20は運動情報にIDナンバを付加して送信す
る。
【0016】楽音発生装置4aは、無線受信部22と、
情報解析部23と、演奏パラメータ決定部24と、楽音
発生部25と、サウンドスピーカシステム26と、通信
部27とを備えている。
【0017】無線受信部22は、操作端末5a-1〜操作
端末5a-nから無線送信される運動情報U1〜Unを受信
し、受信した運動情報を情報解析部23に出力する。情
報解析部23は、無線受信部22から供給された運動情
報に対して所定の解析処理を行い、当該解析結果を演奏
パラメータ決定部24および通信部27に出力する。
【0018】ここで、他の楽音発生システム3b,3c
……等と同期した演奏を行う場合には、通信部27に出
力された解析結果は、ネットワーク1を介して楽音配信
・サービスサーバ2(図1参照)に送信される。また、
他の楽音発生システム3b,3c……等と同期した演奏
を行う場合には、通信部27は、楽音配信・サービスサ
ーバ2からネットワーク1を介して供給される運動情報
の解析結果を受信し、これを演奏パラメータ決定部24
に出力する。ここで、楽音配信・サービスサーバ2から
ネットワーク1を介して供給される運動情報の解析結果
は、同期演奏を行う他の楽音発生システムにおいて、こ
の楽音発生装置4aと同様に楽音発生装置の無線受信部
および情報解析部により取得された運動情報の解析結果
である。
【0019】演奏パラメータ決定部24は、情報解析部
23から供給される運動情報の解析結果に応じて楽音の
演奏パラメータ、例えば、楽音の音量やテンポ等のパラ
メータを決定する。また、楽音発生システム3b,3c
との同期演奏を行う場合には、演奏パラメータ決定部2
4は、上述した演奏ネットワークシステム(図1参照)
に示される他の楽音発生システム3b,3c……によっ
て取得された運動情報の解析結果に基づいて演奏パラメ
ータを決定する。
【0020】楽音発生部25は、通信部27によりネッ
トワーク1(図1参照)を介してダウンロードしておい
た楽曲データ(例えば、MIDI(Musical Instrument
Digital Interface)データなど)に基づいて楽音信号
を生成する。楽音発生部25は、この楽音信号生成の際
に、上述した演奏パラメータ決定部24によって決定さ
れた楽音の演奏パラメータに応じて楽音信号を調整し、
調整後の楽音信号をサウンドスピーカシステム26に出
力する。サウンドスピーカシステム26は、楽音発生部
25から供給された調整後の楽音信号に応じた楽音を発
音し、これにより楽曲の演奏再生が行われる。
【0021】楽音発生システム3aは、上記のような機
能を備えることにより、単なる楽曲データに忠実な演奏
再生ではなく、操作端末5a-1〜操作端末5a-nを携帯
した操作者の動きを反映したオリジナルの楽曲の演奏再
生を行うことができる。また、他の楽音発生システム3
b,3c……との同期演奏を行う場合には、操作端末5
a-1〜操作端末5a-nを携帯した操作者だけではなく、
他の楽音発生システム3b,3c……において、操作端
末5b,5c等を携帯した操作者の動きを反映したオリ
ジナルの楽曲の演奏再生を行うことができる。つまり、
操作端末5a-1〜操作端末5a-nを携帯した操作者や他
の楽音発生システム3b,3cにおいて操作端末5b,
5cを携帯した操作者が動作することにより、楽曲の演
奏再生の演出に参加することができるが、以下、このよ
うな機能を実現するための操作端末5aおよび楽音発生
装置4aの構成について説明する。
【0022】B−2.操作端末の構成 図3は、操作端末5a-1の構成例を示すブロック図であ
る。なお、他の操作端末5a-2〜5a-nも操作端末5a
-1と同様の構成であるため、以下においては、操作端末
5a-1の構成についてのみ説明する。
【0023】図3に示すように、操作端末5a-1は、動
作センサMSの外に信号処理及び送信装置を備え、信号
処理及び送信装置は、送信機中央処理装置(送信機CP
U(Central Processing Unit))T0、メモリT1、
高周波トランスミッタT2、表示ユニットT3、送信用
電力増幅器T5、操作スイッチT6等から構成される。
動作センサMSは、演奏参加者である操作者が手に把持
したり或いは操作者の身体の任意箇所に取り付けたりす
ることができる構造であるが、その外観構造例に関して
の詳細は後述する。例えば、動作センサMSを手持ちタ
イプにする場合、信号処理及び送信装置を動作センサM
Sと共にセンサ筐体内に組み込むことができる(図4参
照)。
【0024】送信機CPUT0は、メモリT1に記録さ
れた送信機動作プログラムに基づいて、動作センサM
S、高周波トランスミッタT2、表示ユニットT3を制
御する。動作センサMSからの検出信号は、送信機CP
UT0により、IDナンバの付加処理等の所定の処理が
施され、高周波トランスミッタT2に伝送され、さら
に、送信用電力増幅器T5で増幅された上、送信アンテ
ナTAを介して楽音発生装置4a側に無線送信される。
つまり、送信機CPUT0、メモリT1、高周波トラン
スミッタT2、送信用電力増幅器T5および送信アンテ
ナTAは、図2に示す無線送信部20を構成している。
【0025】表示ユニットT3は、例えば、7セグメン
ト形式のLED(Light Emitting Diode)又はLCD
(Liquid Crystal Display)表示器や1個乃至複数個の
LED発光器等を備え、センサナンバ、動作中、電源ア
ラーム等の各種情報を表示する。操作スイッチT6は、
当該操作端末5a-1の電源のオン/オフやモード設定等
の各種設定を行うために用いられるスイッチである。こ
れらの各構成要素には、図示せぬ電池電源から駆動電力
が供給されるが、このような電池電源としては、一次電
池を用いるようにしてもよいし、充電可能な二次電池を
用いるようにしてもよい。
【0026】ここで、図4は操作端末5a-1の外観の構
成例を示す図である。同図は、バトン形の手持ちタイプ
の外観構成例である。この操作端末5a-1は、操作部及
び表示部を除く図3に示す諸装置を内蔵している。内蔵
される動作センサMSには、例えば、3次元加速度セン
サや3次元速度センサ等の3次元センサが用いられ、こ
の操作端末5a-1を演奏参加者が手に持って操作するこ
とにより、その操作の方向、大きさおよび速度に応じた
運動情報を出力することができる。
【0027】この操作端末5a-1の外観構造は、図示の
ように、両端側が大径で中央側が小径のテーパ状をなす
基部(図示左寄り)及び端部(図示右寄り)から成り,
基部は、平均径が端部より小さく手で握りやすくなって
おり、把持部として機能する。底部(図示左端)外面に
は表示ユニットT3のLED表示器TDや電池電源の電
源スイッチTSが設けられ、中央部外面には操作スイッ
チT6が設けられ、端部の先端近傍には表示ユニットT
3の複数個のLED発光器TLが設けられる。
【0028】図4に示すバトン形の操作端末5a-1は、
演奏参加者がバトンの基部を手で握って操作すると、内
蔵された3次元センサから操作方向と操作力に応じた運
動情報が出力される。例えば、操作スイッチT6の取付
方向にx方向の検出軸を合わせて3次元加速度センサが
内蔵されている場合、バトンを操作スイッチT6の取付
位置が上になるように持って上下に振ると、振り加速度
(力)に応じたX方向の加速度αxを表わす信号出力が
発生し、バトンを左右(紙面に垂直方向)に振ると、振
り加速度(力)に応じたy方向の加速度αyを表わす信
号出力が発生し、バトンを前後(紙面の左右)に突いた
り引いたりすると、突き加速度或いは引き加速度に応じ
たz方向の加速度αzを表わす信号出力が発生する。こ
のように発生した信号出力である運動情報が上述した無
線送信機能により楽音発生装置4a側に送信される。
【0029】B−3.楽音発生装置の構成 次に、図5は、楽音発生装置4aのハードウェア構成例
を示すブロック図であり、当該楽音発生装置4a,4
b,4cとしては、操作端末5a-1〜操作端末5a-nか
らの運動情報を受信する無線受信機能と、サウンドスピ
ーカシステム26を搭載させれば、一般的なパーソナル
コンピュータシステムを用いることができる。同図に示
すように、この楽音発生装置4aは、本体中央処理装置
(本体CPU)10、ROM(Read Only Memory)1
1、RAM(Random Access Memory)12、外部記憶装
置13、タイマ14、第1及び第2の検出回路15、1
6、表示回路17、音源回路18、効果回路19、受信
処理回路10a等を備え、これらの各装置10〜10a
は、バス10bを介して互いに接続されている。バス1
0bには、上述したネットワーク1(図1参照)を介し
て外部機器とデータ通信を行うための通信インターフェ
ース(I/F)10cが接続されている。
【0030】楽音発生装置4a全体を制御する本体CP
U10は、テンポクロックや割り込みクロックの発生等
に利用されるタイマ14による時間管理の下、所定のプ
ログラムに従って種々の制御を行うものであり、演奏パ
ラメータの決定や演奏データ変更及び再生制御に関する
演奏処理プログラム、および他の楽音発生システムとの
同期演奏を行う場合等のネットワーク1を介した通信制
御プログラムを中枢的に遂行する。ROM11には、楽
音発生装置4aを制御するための所定の制御プログラム
が記憶されており、これらの制御プログラムには、演奏
バラメータ決定や演奏データ変更及び再生制御に関する
演奏処理プログラム、各種データ/テーブル等を含ませ
ることができる。RAM12は、これらの処理に際して
必要なデータやパラメータを記憶し、また、処理中の各
種データを一時記憶するためのワーク領域として用いら
れる。
【0031】第1の検出回路15にはキーボード10e
が接続され、第2の検出回路16には、マウス等のポイ
ンティングデバイス10fが接続され、表示回路17に
はディスプレイ10gが接続される。これにより、ディ
スプレイ10gに表示される各種画面を視認しつつキー
ボード10eやポインティングデバイス10fを操作
し、楽音発生装置4aでの演奏データ制御に必要な各種
モードの設定、複数の操作端末5a-1〜操作端末5a-n
を識別するIDナンバに対応する処理・機能の割り当
て、演奏トラックへの音色(音源)・設定等、種々の設
定操作を行うことができる。また、これらのキーボード
10eやポインティングデバイス10fを用いて後述す
る同期演奏に必要となる設定項目を入力する。
【0032】受信処理回路10aには、アンテナ分配回
路10hが接続され、このアンテナ分配回路10hは、
例えば、多チャンネル高周波レシーバで構成され、複数
の操作端末5a-1〜操作端末5a-nからの運動情報を受
信アンテナRAを介して受信する。受信処理回路10a
は、受信信号を楽音発生装置4aで処理可能な情報に変
換して装置に取り込み、RAM12の所定領域に格納す
る。つまり、受信処理回路10aアンテナ分配回路10
hおよび受信アンテナRAは、図2に示す無線受信部2
2を構成している。
【0033】本体CPU10は、上述した演奏制御プロ
グラムにしたがった演奏処理を行い、各操作端末5a-1
〜操作端末5a-nを所持する操作者の身体の動作を表わ
す運動情報を解析し、当該解析結果に基づいて演奏パラ
メータを決定する。また、他の楽音発生システム3b,
3c……との同期演奏を行う場合には、本体CPU10
は、上記操作端末5a-1〜操作端末5a-nからの運動情
報の解析に加え、ネットワーク1を介して通信I/F1
0cが受信した他の楽音発生システム3b,3cにより
取得された解析結果に基づいて演奏パラメータを決定す
る。すなわち、これらの各構成要素が図2に示す情報解
析部23および演奏パラメータ決定部24を構成してい
る。なお、ここでの演奏パラメータの決定等の処理につ
いての詳細は後述する。
【0034】DSP等で構成される効果回路19は、音
源回路18及び本体CPU10と共に、図2に示す楽音
発生部25の機能を実現するものであり、設定された演
奏パラメータに基づいて、演奏される演奏データを制御
することにより、演奏参加者の動きに応じて演出処理さ
れた演奏データを生成する。サウンドスピーカシステム
26は、このように演出処理された演奏データに基づく
楽音信号に応じて演奏楽音を放音する。本実施形態で
は、後述するように複数パートの演奏を行う必要がある
ので、音源回路18は複数系統のシーケンスプログラム
にしたがって同時に多数のトラックに応じた楽音信号を
生成することができるものが使用される。
【0035】外部記憶装置13は、ハードディスクドラ
イブ(HDD)、コンパクトディスク・リード・オンリ
イ・メモリ(CD−ROM)ドライブ、フロッピィデイ
スクドライブ(FDD)、光磁気(MO)ディスクドラ
イブ、ディジタル多目的ディスク(DVD)ドライブ等
の記憶装置から成り、各種制御プログラムや楽曲データ
等の各種データを記憶することができる。従って、演奏
パラメータ決定や演奏データ変更及び再生制御に必要な
演奏処理プログラム、上述した同期演奏を行うためのプ
ログラムなどの各種データ等は、ROM11を利用する
だけでなく、外部記憶装置13からRAM12内に読み
込むことができ、必要に応じて、処理結果を外部記憶装
置13に記録しておくこともできる。
【0036】通信I/F10cは、ネットワーク1を介
して外部の通信端末との通信を行うインターフェースで
あり、楽音配信・サービスサーバ2から供給される楽曲
データ、音源ソフトウェア、他の楽音発生システム3
b,3c……により取得された運動情報の解析結果、お
よび同期演奏を行う場合に必要となる各種データ(詳細
は後述する)等を受信して装置内に取り込む。また、同
期演奏を行う場合には、本体CPU10の制御の下、当
該楽音発生装置4aが取得した運動情報の解析結果を、
同期演奏に必要なデータと共に通信I/F10cからネ
ットワーク1を介して楽音配信・サービスサーバ2に送
信する。
【0037】B−4.解析処理およびパラメータ決定処
理 上述したように、楽音発生システム3aでは、無線受信
部22により受信された各操作端末5a-1〜操作端末5
a-nからの運動情報情に対して報解析部23が所定の解
析処理を行い、当該解析結果に基づいて演奏パラメータ
決定部24が演奏パラメータを決定している。ここで、
運動情報をどのように解析して、その解析結果をどの演
奏パラメータ決定の要素とするかは任意であり、使用す
る操作端末5の形状タイプ(バトン形タイプや、足など
に装着するタイプ)や、操作端末5が搭載する動作セン
サMSの種類(2次元センサや3次元センサ)などに応
じて適宜設定するようにすればよいが、以下、動作セン
サMSとして3次元センサを用いた場合の解析処理およ
びパラメータ決定処理の一例について説明する。
【0038】図6は、3次元センサを使用して楽曲演奏
の演出を行う場合の機能ブロック図を示す。図6の3次
元センサを使用する場合には、図4で説明したバトン形
の操作端末5a-1〜操作端末5a-nに搭載される動作セ
ンサMSとして3次元センサが内蔵され、これらの操作
端末5a-1〜操作端末5a-nを各操作者が手あるいは両
手に持って操作することにより、操作方向と操作力に応
じた運動情報を出力することができる。
【0039】ここで、3次元センサとして3次元加速度
センサを用いる場合には、各操作端末5a-1〜操作端末
5a-nにおける動作センサMSのx軸検出部SX、y軸
検出部SYおよびz軸検出部SZから、それぞれ、x
(上下)方向の加速度αx、y(左右)方向の加速度α
yおよびz(前後)方向の加速度αzを表わす信号M
x,My,Mzが各操作端末5a-1〜操作端末5a-nそれ
ぞれのIDナンバが付加されて楽音発生装置4aに無線
出力される。楽音発生装置4aでは、予め設定されたID
ナンバがこれらの信号に付加されていることを確認する
と、各軸の加速度データが無線受信部22を介して情報
解析部23に出力される。
【0040】情報解析部23においては、各軸加速度デ
ータが解析され、まず、次式(1)で表わされる加速度
の絶対値|α|が求められる。 |α|=(αx*αx+αy*αy+αz*αz)1/2 ……(1) 次に、加速度αx、αyと、加速度αzとを比較する。
例えば、 αx<αz、且つ、αy<αz の関係が成立するとき、つまり、z方向加速度αzが
x、y方向加速度αx、αyより大きいときは、バトン
を突く「突き動作」であると判別する。
【0041】逆に、z方向加速度αzがx、y方向加速
度αx、αyより小さいときには、バトンにより空気を
切りさく「切り動作」であると判別する。この場合、さ
らに、x、y方向加速度αx,αyの値を互いに比較す
ることにより、「切り動作」の方向が「たて」(x)な
のか「よこ」(y))なのかを判別することができる。
【0042】また、各軸x、y、z方向成分相互の比較
だけでなく、各方向成分αx、αy、αz自体の大きさ
と所定のしきい値とを比較し、しきい値以上であれば、
これらの動作を組み合わせた「組合せ動作」であると判
別することができる。例えば、αz>αx、αy、且
つ、αx>「x成分のしきい値」であれは「たて(x方
向)に切りつつ、突く動作」と判別し、αz<αx、α
y、αx>「x成分のしきい値」且つ、αy>「y成分
のしきい値」であれば、「斜め(x、y両方向)切り動
作」であると判別する。さらに、X方向およびy方向の
加速度αx、αyの値が、円軌跡を描くように相対的に
変化して行く現象を検出することにより、バトンをぐる
ぐると回す「回し動作」を判別することができる。
【0043】演奏パラメータ決定部24では、これらの
判別出力に応じて種々の演奏パラメータを決定し、楽音
発生部25において、決定された演奏パラメータに基づ
いて演奏データを制御し、サウンドスピーカシステム2
6を介して楽音演奏の出力を行う。例えば、加速度絶対
値|α|或いは各方向成分αx、αy、αzのうち最大
を示す成分の大きさに応じて演奏データの音量を制御す
る。
【0044】また、情報解析部23による解析処理の判
定結果に基づいて他のパラメータを次のように制御す
る。例えば、「たて(x方向)切り動作」の周期に応じ
てテンポを制御する。これとは別に、「たて切り動作」
が短かく高い値であればアーティキュレーションを与
え、長く低い値であればピッチ(音高)を下げる。ま
た、「よこ(y方向)切り動作」の判別によりスラー効
果を与える。「突き動作」を判別したときは、そのタイ
ミングで、楽音発生タイミングを縮めてスタッカート効
果を与えたり、大きさに応じた単発音(打楽器音、掛け
声等)を楽音演奏に挿入し、「突き動作」との「組み合
わせ動作」を判別したときは、上述の制御を併用する。
また、「回し動作」を判別したときは、周期が大きい場
合は大きさに応じて残響効果を高めたり、周期が小さい
場合は周期に応じてトリルを発生させるように制御す
る。
【0045】なお、このような制御を行う以外にも、各
軸の加速度のローカルピーク値やローカルピークの鋭さ
を示すピークQ値、ローカルピーク間の時間間隔を表わ
すピークインターバル、ローカルピーク間の谷の深さ、
ピークの高周波成分の強さ、加速度α(t)のローカル
ピークの極性等を抽出し、ピーク発生時刻に応じて演奏
楽曲の拍タイミングを制御し、ローカルピーク値に応じ
てダイナミクスを制御し、ピークQ値に応じてアーティ
キュレーションARを制御する、等の制御を行う。
【0046】そして、楽音発生システム3aが単独のシ
ステムとして演奏再生を行う場合には、上述したように
操作端末5a-1〜操作端末5a-nからの送信された運動
情報を解析して演奏パラメータを決定し、決定した演奏
パラメータに応じてMIDIデータ等の楽曲データに応
じて生成した楽音信号を制御する。これにより、操作端
末5a-1〜操作端末5a-nを携帯した操作者の動きを反
映した演奏再生が可能となる。
【0047】C.楽音配信・サービスサーバ 次に、図1に示す楽音配信・サービスサーバ2について
説明する。楽音配信・サービスサーバ2は、ネットワー
ク1に接続された各楽音発生システム3a,3b,3c
に対して様々なサービスを提供するサーバであり、例え
ば、各楽音発生システム3a,3b,3cからの楽曲要
求に応じてMIDI形式等の楽曲データの配信サービス
を提供する。これにより、楽音発生システム3a,3
b,3c側では、大量の楽曲データを記憶しておく必要
がなく、必要に応じて楽音配信・サービスサーバ2に所
望の楽曲データの配信を要求すればよい。
【0048】また、楽音配信・サービスサーバ2は、各
所に点在する楽音発生システム3a,3b,3c……に
より1つの楽曲の同期演奏を行う同期演奏サービスを提
供し、これにより上述した楽音発生システム3a,3
b,3cによる楽曲の同期演奏再生を実現することがで
きる。
【0049】D.同期演奏方法 上記のように同期演奏サービスを提供する楽音配信・サ
ービスサーバ2と、これにネットワーク1を介して接続
される楽音発生システム3a,3b,3cを備えた演奏
ネットワークシステムにより、各所に点在する各楽音発
生システム3a,3b,3cが同期して1つの楽曲の演
奏再生を行うとともに、この演奏再生を各所に点在する
複数のユーザが共同して演出するといった同期演奏方法
が可能となるが、この同期演奏方法について、これを実
現するための当該演奏ネットワークシステムの各構成要
素の動作を中心に説明する。
【0050】図7は上記同期演奏を行う場合の当該演奏
ネットワークシステムの動作シーケンスを示すフローチ
ャートである。ここでは、楽音発生システム3a,3
b,3cといった3つの楽音発生システムが同期して演
奏を行う場合について説明するが、同期演奏を行う楽音
発生システムは2つでもよいし、4つ以上であってもよ
い。また、以下の説明においては、演奏に参加する操作
者は、各楽音発生システム3a,3b,3c毎に2名ず
つであり、各操作者が1つの操作端末5を携帯するもの
とする。また、演奏再生を行うための楽曲データとして
は、MIDIデータを使用し、1つの楽曲のMIDIデ
ータには、複数のトラックの各々に「ピアノ」、「バイ
オリン」……といった各楽器の演奏パート毎にイベント
データやタイミングデータ等が格納されているものとす
る。
【0051】まず、同期演奏を行う場合には、楽音発生
システム3a,3b,3cのいずれか(ここでは、楽音
発生システム3aとする)から同期演奏の要求をネット
ワーク1を介して楽音配信・サービスサーバ2に送信す
る(ステップS1)。ここで、楽音発生システム3aか
ら送信する同期演奏要求には、どの楽音発生システムと
同期演奏を行うかを示す情報(この場合、楽音発生シス
テム3b,3cを識別する情報)と、どの楽曲で演奏を
行うかの情報(曲番号等の情報)が含まれている。
【0052】楽音発生システム3aからの同期演奏要求
を受け取った楽音配信・サービスサーバ2は、当該同期
演奏に参加する全ての楽音発生システムに対して同期演
奏を行うために必要となる設定の入力を促す(ステップ
S2)。ここで、同期演奏に必要となる設定とは、各楽
音発生システムにおいてこの同期演奏に使用される操作
端末5のIDナンバと、当該操作端末5を楽音発生制御
のうちの何を制御するために用いる等の情報であり、こ
の設定がユーザによって各楽音発生システム3で入力さ
れ(または予め各楽音発生システムで保持している設定
をそのまま使用する)、設定内容が各楽音発生システム
3a,3b,3cから楽音配信・サービスサーバ2に送
信される(ステップS3)。これにより、各楽音発生シ
ステム3a,3b,3cからの設定が同期演奏の設定と
して楽音配信・サービスサーバ2に登録される。
【0053】ここで、図8はこのような同期演奏を行う
ための設定登録内容の一例を示す。同図に示すように、
この登録例では、各楽音発生システム3a,3b,3c
において、2つの操作端末5が使用され、楽音発生シス
テム3aで使用される操作端末5a(IDナンバ「00
1」)には、音色(パート)としてピアノが設定されて
おり、当該楽曲データのピアノのパートの演奏再生を制
御する際にこの操作端末5aからの運動情報が使用され
る。同様に、楽音発生システム3aの操作端末5a(I
Dナンバ「002」)には、バイオリンが設定されてお
り、楽曲データのバイオリンのパートの演奏再生を制御
する際にこの操作端末5aからの運動情報が使用され
る。他の楽音発生システム3b,3cの各々に対応する
2つの操作端末5b、5cにも、それぞれ「チェロ」、
「トランペット」、「クラリネット」、「フルート」が
設定されており、これらの各操作端末5b、5cからの
運動情報は、それぞれ「チェロ」、「トランペット」、
「クラリネット」、「フルート」のパートを演奏再生す
る際に使用される。また、当該同期演奏に参加する各操
作端末5a、5b、5c毎に、制御内容が設定されてい
る。この制御内容は、どのような動きでどのような演奏
パラメータを決定するかといった情報であり、例えば上
述した解析処理および演奏パラメータ決定処理等で説明
した制御内容が登録される。
【0054】各楽音発生システム3a,3b,3cから
設定が楽音配信・サービスサーバ2に送信され、図8に
例示するような全ての参加する操作端末5の設定内容が
楽音配信・サービスサーバ2に登録されると、当該登録
設定内容が楽音配信・サービスサーバ2から各楽音発生
システム3a,3b,3cに送信される(ステップS
4)。この際、上述した同期演奏要求で指定された楽曲
の楽曲データ(例えば、MIDI形式のデータ)、およ
び演奏開始を指示する指示指令情報が併せて各楽音発生
システム3a,3b,3cに送信される。
【0055】これにより各楽音発生システム3a,3
b,3cでは、楽音発生装置4a,4b,4cが上記設
定内容(図8参照)を登録するとともに、楽音配信・サ
ービスサーバ2から配信された楽曲データに応じた演奏
の再生を一斉に開始する(ステップS5)。そして、当
該同期演奏に参加する各操作端末5を携帯した操作者
は、それぞれ動作し、これにより各楽音発生システム3
a,3b,3cの楽音発生装置4a,4b,4cでは、
対応する操作端末5からの運動情報を解析した解析結果
が得られる。すなわち、楽音発生装置4aでは、上述し
たID「001」および「002」の操作端末5aを携
帯した操作者の動きに応じた運動情報の解析結果が得ら
れ、楽音発生装置4bでは、操作端末5bを携帯した操
作者の動きに応じた運動情報の解析結果が得られ、楽音
発生装置4cでは、操作端末5cを携帯した操作者の動
きに応じた運動情報の解析結果が得られる。このように
して各楽音発生システム3a,3b,3cにおいて、操
作者の動きに応じて取得された解析結果が各楽音発生シ
ステム3a,3b,3cからネットワーク1を介して楽
音配信・サービスサーバ2に送信される(ステップS
6)。
【0056】このように各楽音発生システム3a,3
b,3cから各楽音発生装置4a,4b,4cにおいて
取得された運動情報の解析結果が楽音配信・サービスサ
ーバ2に送信されると、楽音配信・サービスサーバ2に
より、各楽音発生システム3a,3b,3cの各々に他
の楽音発生システムにより取得された運動情報の解析結
果がネットワーク1を介して送信される(ステップS
7)。すなわち、楽音発生システム3aには、他の楽音
発生システム3b,3cにより取得された解析結果が送
信され、楽音発生システム3bには、楽音発生システム
3a,3cにより取得された解析結果が送信され、楽音
発生システム3cには、楽音発生システム3a,3bに
より取得された解析結果が送信される。
【0057】これにより、各楽音発生システム3a,3
b,3cにおいては、楽音発生装置4a,4b,4cの
各々が対応する操作端末5からの運動情報を受信して解
析結果を取得するとともに、他の楽音発生システムにお
いて取得された解析結果をネットワーク1経由でリアル
タイムで取得することができる。すなわち、各楽音発生
システム3a,3b,3cにおいては、当該同期演奏に
参加する全ての操作端末5から送信された運動情報の解
析結果をリアルタイムで取得することができる。
【0058】この後、各楽音発生システム3a,3b,
3cの楽音発生装置4a,4b,4cにおいては、上述
したように取得した同期演奏に参加する全ての操作端末
5の運動情報の解析結果に基づいて演奏パラメータを決
定し、演奏再生を制御する(ステップS8)。具体的に
は、各楽音発生装置4a,4b,4cにおいて、楽曲デ
ータに記述された各パート(ピアノ、バイオリン等)毎
のメロディーにしたがって各音色の楽音信号が生成さ
れ、当該楽音信号が各パート毎に対応する操作端末5の
運動情報の解析結果に応じて決定された演奏パラメータ
により調整され、調整された各パートの楽音信号がサウ
ンドスピーカシステム26により合成された後、放音さ
れる。例えば、上述した解析処理およびパラメータ決定
処理で説明した制御内容が登録されている場合には、
「ピアノ」が設定されている操作端末5の操作者の動き
が「たて(x方向)切り動作」を行っていると判別した
場合には、その周期に応じて「ピアノ」のパートの演奏
テンポを制御する。また、「クラリネット」が設定され
ている操作端末5の操作者の動きが「よこ(y方向)切
り動作」を行っていると判別した場合には「クラリネッ
ト」のパートの演奏再生にスラー効果を付与するといっ
た効果付与の制御を行う。
【0059】このように各楽音発生システム3a,3
b,3cと楽音配信・サービスサーバ2との間でデータ
の授受を行うことができる演奏ネットワークシステムを
利用した本実施形態に係る演奏方法によれば、各所に点
在する操作者の動きを反映した楽曲の演奏再生を各楽音
発生装置4a,4b,4cにおいて実現することが可能
となる。上述したような各楽音発生システム3a,3
b,3cで2名ずつの操作者が操作端末5を動かす場合
には、楽音発生システム3aにおいては、そばにいる2
名の操作者の動きに応じて、「ピアノ」および「バイオ
リン」といったパートの演奏が制御されるとともに、
「チェロ」、「トランペット」、「クラリネット」、
「フルート」といった他のパートの演奏の制御には、他
の楽音発生システム3b,3cにおいて操作端末5を携
帯している4名の操作者の動きを反映することができ
る。すなわち、この演奏方法によれば、遠隔地にいる複
数の操作者が1つの楽曲の演奏再生に参加することがで
き、各操作者は、自分やその近傍にいる操作者の動きだ
けではなく、離れた場所にいる他の操作者の動きが反映
された演奏再生を聴くことができるのである。
【0060】このような効果が得られる演奏方法を用い
て各所に点在する音楽教室や学校等の複数の生徒が同一
の楽曲の演奏再生を共同で演出するといったイベントを
実現することができる。この場合、各楽音発生システム
3a,3b,3cを音楽教室や学校等に設置するととも
に、各音楽教室内を撮影した映像情報を他の音楽教室に
ネットワーク1を介してリアルタイムで送信し、各音楽
教室において、他の音楽教室の様子を見ながら操作者が
動けるようにすればよい。また、このような同期演奏
は、上述した音楽教室等で行われる音楽教育のために使
用するようにしてもよいし、複数のコンサートホール間
で上述したような同期演奏を行うといったようにエンタ
ーテイメントサービスとして使用するようにしてもよ
い。
【0061】E.変形例 なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものでは
なく、以下のような種々の変形が可能である。
【0062】(変形例1)上述した実施形態において
は、各所に点在する操作端末5の各々には、「ピア
ノ」、「バイオリン」といった制御する対象となる演奏
パートが設定されていたが、これに限らず、各操作端末
5からの運動情報により制御される対象を何にするかと
いった制御対象の割り当ては任意である。例えば、同一
の演奏パート「ピアノ」の音色の演奏を制御する際に、
複数の操作端末5の運動情報の解析結果を用いるように
してもよい。この場合、ある操作端末5からの運動情報
をテンポのみを制御するために用いるようにし、他の操
作端末5からの運動情報を音量のみを制御するために用
いるようにするといった具合に同一パート内で制御する
パラメータ(対象)を各操作端末5に割り当てるように
すればよい。
【0063】(変形例2)また、上述した実施形態にお
いては、楽音配信・サービスサーバ2から配信された楽
曲データ(MIDIデータ)を用い、当該データに記述
された内容にしたがって楽音信号を生成し、これを各操
作端末5の運動情報の解析結果に応じて決定した演奏パ
ラメータにより調整するようになっていた。本発明は、
このように楽曲データに応じた楽曲の演奏再生を制御す
るものに限らず、各操作端末5からの運動情報の解析結
果に応じて自然の風、水、波の音、手拍子、掛け声、太
鼓などの打楽器の打撃音等を発するような楽音発生制御
を行うようにしてもよい。この場合、例えば、各楽音発
生装置4a,4b,4cは、MIDIデータ等にしたが
って通常のピアノなどの楽器の音色で楽曲演奏を実行す
るとともに、ある操作端末5の運動情報の解析結果から
「たて切り動作」が当該操作端末5を携帯した操作者に
より行われたと判別すると、そのタイミングで手拍子や
掛け声等に対応する楽音信号を生成する等の楽音発生制
御を行うようにする等の方法が考えられる。
【0064】このように楽曲の演奏のテンポや音量等を
制御するのではなく、手拍子、掛け声、打撃音といった
発生タイミングを制御するために各操作端末5の運動情
報の解析結果を利用する場合、楽音配信・サービスサー
バ2は、楽曲演奏用のデータだけではなく、上述した
風、水、波の音、手拍子、掛け声、打撃音など様々な音
を発生するためのデータを保持しておき、各楽音発生シ
ステム3a,3b,3cからの要求があった場合に、要
求に応じた音データを配信するサービスを提供するよう
に構成してもよい。
【0065】さらに、このような手拍子、掛け声等の発
生タイミングを制御するための操作端末5と、上述した
実施形態のように楽曲の演奏テンポや音量を制御するた
めの操作端末5とを組み合わせて使用すれば、次のよう
な音楽教育サービスやエンターテイメントサービスを提
供することが可能となる。
【0066】まず、音楽教育サービスでは、上述した楽
曲の主演奏パートの演奏テンポ等を制御するように設定
された操作端末5をインストラクターが使用し、受講者
が上述した手拍子、掛け声を制御するように設定された
操作端末5や伴奏部分を演奏するように設定された操作
端末5を使用する。インストラクターが操作端末5を動
かして楽曲の演奏テンポや音量を制御するとともに、こ
の演奏テンポ等にあわせて各受講者が所定のタイミング
で掛け声、手拍子、打撃音等を入れたりするといったこ
とや、インストラクターの動きに応じた主演奏の再生に
あわせて伴奏部分の演奏を制御するといったことが可能
となる。そして、各受講者およびインストラクターがそ
れぞれ自宅等にネットワーク1に接続される楽音発生シ
ステム3を有していれば、遠隔地に点在する多数の受講
者に対して音楽教育を行うサービスを提供することがで
きる。
【0067】また、エンターテイメントサービスにおい
ても、音楽家等の主演奏者が上記インストラクターと同
様に楽曲の主演奏パートの演奏を制御するように設定さ
れた操作端末5を使用し、他の参加者が上述した手拍
子、掛け声を制御するように設定された操作端末5や伴
奏部分を演奏するように設定された操作端末5を使用す
る。主演奏者が操作端末5を動かして楽曲の主演奏部分
の演奏テンポや音量を制御するとともに、この演奏テン
ポ等にあわせて各参加者が所定のタイミングで掛け声、
手拍子、打撃音等を入れたりするといったことや、主演
奏者の動きに応じた主演奏再生にあわせて伴奏部分の演
奏を制御するといったことが可能となる。そして、各参
加者がそれぞれ自宅等にネットワーク1に接続される楽
音発生システム3を有していれば、遠隔地に点在する多
数の人が当該エンターテイメントサービスに参加するこ
とができる。
【0068】(変形例3)また、上述した実施形態にお
いては、各楽音発生システム3a,3b,3cにより取
得された操作端末5からの運動情報の解析結果は、楽音
配信・サービスサーバ2に送信された後、楽音配信・サ
ービスサーバ2から各楽音発生システム3a,3b,3
cに配信するようにしていたが、これに限らず、各楽音
発生システム3a,3b,3cが他の楽音発生システム
3により取得された運動情報の解析結果を取得する方法
は任意である。例えば、各楽音発生システム3a,3
b,3c間で、楽音配信・サービスサーバ2を介さずに
ネットワーク1を経由して直接運動情報の解析結果の授
受を行うようにしてもよい。
【0069】(変形例4)また、上述した実施形態にお
いては、各楽音発生システム3a,3b,3cにより取
得された操作端末5からの運動情報の解析結果は、楽音
配信・サービスサーバ2から各楽音発生システム3a,
3b,3cにリアルタイムで配信されていたが、これに
限らず、同期演奏を行っている際に各楽音発生システム
3a,3b,3cにより取得された運動情報の解析結果
を楽音配信・サービスサーバ2に蓄積しておき、演奏が
終了した後に、蓄積した解析結果を各楽音発生システム
3a,3b,3cに配信するようにしてもよい。そし
て、各楽音発生システム3a,3b,3cにおいて、配
信された運動情報の解析結果を用いて演奏再生を制御す
るようにしてもよい。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
離れた位置に点在する複数の人の動作を反映させた楽音
の発生が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る演奏方法を実現す
るための演奏ネットワークシステムの概略構成を示す図
である。
【図2】 前記演奏ネットワークシステムの構成要素で
ある楽音発生システムの機能構成を示すブロック図であ
る。
【図3】 前記楽音発生システムの構成要素である操作
端末のハードウェア構成例を示すブロック図である。
【図4】 前記操作端末の外観構成例を示す図である。
【図5】 前記楽音発生システムの構成要素である楽音
発生装置のハードウェア構成例を示すブロック図であ
る。
【図6】 前記楽音発生システムによる解析処理および
パラメータ決定処理の一例を説明するための図である。
【図7】 前記演奏方法を実現する場合の前記演奏ネッ
トワークシステム動作シーケンスを示すフローチャート
である。
【図8】 前記演奏方法を行うために前記演奏ネットワ
ークシステムの構成要素である楽音配信・サービスサー
バに設定される内容の一例を示す図である。
【符号の説明】
1……ネットワーク、2……楽音配信・サービスサー
バ、3a,3b,3c……楽音発生システム、4a,4
b,4c……楽音発生装置、5a,5b,5c……操作
端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 詠子 静岡県浜松市中沢町10番1号 ヤマハ株式 会社内 Fターム(参考) 5D378 FF24 GG19 HA04 HA08 HB33 HB40 KK38 MM22 MM64 MM65 MM67 MM68 MM94 QQ02 QQ06 QQ28 QQ38 SD18 SF01 SF02 SF03 SF11 XX23 XX24 XX25 XX26 XX27 XX29

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続される複数の楽音発
    生装置と、各楽音発生装置に対応して設けられる操作者
    が携帯可能な端末であって、当該操作者の動作に基づく
    運動を検出して前記楽音発生装置による楽音発生を制御
    するための運動情報を生成し、対応する前記楽音発生装
    置に送信する操作端末とを用い、各前記楽音発生装置に
    対応する前記操作端末を携帯した複数の操作者の動作に
    応じた楽音発生を行う楽音発生方法であって、 各前記操作端末において、当該操作端末を携帯する操作
    者の動作に基づいて前記運動情報を逐次生成するととも
    に、当該運動情報を対応する前記楽音発生装置に送信す
    る送信ステップと、 各前記楽音発生装置において、対応する前記操作端末か
    ら送信された前記運動情報を受信する運動情報受信ステ
    ップと、 各前記楽音発生装置において、前記ネットワークを介し
    て他の前記楽音発生装置により受信された前記運動情報
    を取得する運動情報取得ステップと、 前記楽音発生装置において、対応する前記操作端末から
    受信した前記運動情報および前記ネットワークを介して
    取得した前記運動情報に基づいて楽音発生を制御する楽
    音発生ステップとを具備することを特徴とする楽音発生
    方法。
  2. 【請求項2】 前記楽音発生ステップでは、前記楽音発
    生装置は、楽曲のメロディーを示す情報を含んだ楽曲デ
    ータに基づいて楽曲を演奏再生し、この楽曲の演奏再生
    の際に、対応する前記操作端末から受信した前記運動情
    報および前記ネットワークを介して取得した前記運動情
    報に基づいてテンポ、楽音の音量、タイミング、音色お
    よび効果の少なくとも1つを制御することを特徴とする
    請求項1に記載の楽音発生方法。
  3. 【請求項3】 前記楽音発生ステップでは、前記楽音発
    生装置は、楽曲を構成する複数のパート毎のメロディー
    を示す情報を含んだ楽曲データに基づいて楽曲を演奏再
    生し、当該楽曲データに基づく演奏再生の際には、対応
    する前記操作端末から受信した前記運動情報および前記
    ネットワークを介して取得した前記運動情報の各々を前
    記パートに割り当てるとともに、各パート毎に割り当て
    た前記運動情報に基づいてテンポ、楽音の音量、タイミ
    ング、音色および効果の少なくとも1つを制御すること
    を特徴とする請求項1に記載の楽音発生方法。
  4. 【請求項4】 ネットワークに接続される複数の楽音発
    生装置と、 前記楽音発生装置に対応して設けられる操作者が携帯可
    能な端末であって、当該操作者の動作に基づく運動を検
    出して前記楽音発生装置による楽音発生を制御するため
    の運動情報を生成し、この運動情報を対応する前記楽音
    発生装置に送信する操作端末と、 前記ネットワークを介して複数の前記楽音発生装置との
    間で、前記楽音発生装置において楽音発生に用いられる
    データの授受を行う授受装置とを具備することを特徴と
    する楽音発生ネットワークシステム。
  5. 【請求項5】 前記授受装置は、楽曲のメロディーを示
    す情報を含んだ楽曲データを前記楽音発生装置に前記ネ
    ットワークを介して配信し、 前記楽音発生装置は、前記配信装置から配信された楽曲
    データに基づいて楽曲を演奏再生し、この楽曲の演奏再
    生の際に、前記操作端末から送信された前記運動情報に
    基づいてテンポ、楽音の音量、タイミング、音色および
    効果の少なくとも1つを制御することを特徴とする請求
    項4に記載の楽音発生ネットワークシステム。
  6. 【請求項6】 前記授受装置は、各前記楽音発生装置に
    対応する前記操作端末を携帯した複数の操作者の動作に
    応じた楽音発生を行う場合、各前記楽音発生装置に対応
    する前記操作端末からの前記運動情報を前記ネットワー
    クを介して取得し、前記楽音発生装置にその楽音発生装
    置を除く他の楽音発生装置から取得した前記運動情報を
    前記ネットワークを介して送信し、 前記楽音発生装置は、前記授受装置から前記ネットワー
    クを介して送信される他の前記楽音発生装置からの前記
    運動情報を受信し、対応する前記操作端末からの前記運
    動情報および他の前記楽音発生装置からの前記運動情報
    に基づいて楽音発生を制御することを特徴とする請求項
    4に記載の楽音発生ネットワークシステム。
JP2000229600A 2000-07-28 2000-07-28 楽音発生方法および楽音発生ネットワークシステム Pending JP2002041036A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000229600A JP2002041036A (ja) 2000-07-28 2000-07-28 楽音発生方法および楽音発生ネットワークシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000229600A JP2002041036A (ja) 2000-07-28 2000-07-28 楽音発生方法および楽音発生ネットワークシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002041036A true JP2002041036A (ja) 2002-02-08

Family

ID=18722691

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000229600A Pending JP2002041036A (ja) 2000-07-28 2000-07-28 楽音発生方法および楽音発生ネットワークシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002041036A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005301912A (ja) * 2004-04-15 2005-10-27 Sony Corp 信号生成装置及び機械装置
JP2021021870A (ja) * 2019-07-30 2021-02-18 株式会社ランナーズ・ウェルネス コンテンツ収集・配信システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005301912A (ja) * 2004-04-15 2005-10-27 Sony Corp 信号生成装置及び機械装置
JP2021021870A (ja) * 2019-07-30 2021-02-18 株式会社ランナーズ・ウェルネス コンテンツ収集・配信システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4779264B2 (ja) 移動通信端末、楽音生成システム、楽音生成装置および楽音情報提供方法
JP3948242B2 (ja) 楽音発生制御システム
JP4694705B2 (ja) 楽音制御システム
US20070137462A1 (en) Wireless communications device with audio-visual effect generator
JP4626087B2 (ja) 楽音制御システムおよび楽音制御装置
JP2003280644A (ja) セッション装置およびその制御方法を実現するためのプログラム
JP2001195059A (ja) 演奏インターフェイス
US10878788B2 (en) Enhanced system, method, and devices for capturing inaudible tones associated with music
KR100320036B1 (ko) 디지털 음악 파일을 악기별로 연주가 가능한 연주용파일로 변환하는 방법 및 그를 이용한 음악 연주시스템
KR100819775B1 (ko) 네트워크 기반의 음악연주/노래반주 서비스 장치, 시스템, 방법 및 기록매체
JP3879583B2 (ja) 楽音発生制御システム、楽音発生制御方法、楽音発生制御装置、操作端末、楽音発生制御プログラム及び楽音発生制御プログラムを記録した記録媒体
US7038122B2 (en) Musical tone generation control system, musical tone generation control method, musical tone generation control apparatus, operating terminal, musical tone generation control program and storage medium storing musical tone generation control program
JP3972619B2 (ja) 音発生装置
CN108962202A (zh) 基于同步域自广播的电子指挥曲谱机组装置
JP2002041036A (ja) 楽音発生方法および楽音発生ネットワークシステム
JP5486941B2 (ja) 聴衆に唱和をうながす気分を楽しむカラオケ装置
Konstantas et al. The distributed musical rehearsal environment
US7351903B2 (en) Musical composition data editing apparatus, musical composition data distributing apparatus, and program for implementing musical composition data editing method
JP5842383B2 (ja) カラオケシステム及びカラオケ装置
Biles Performing with technology: Lessons learned from the genjam project
Gobin et al. Designing musical interfaces with composition in mind
JP4158634B2 (ja) 楽曲データ編集装置、楽曲データ配信装置及びプログラム
JP2004287020A (ja) 演出効果音発生装置、音楽再生装置
KR19990034761U (ko) 인터넷을이용한전자악기및댄싱보드
Drummond Interactive electroacoustics

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070531

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080707

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080722

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080918

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081014