JP2004287020A - 演出効果音発生装置、音楽再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作者の操作に応じて演出効果の付与対象の音楽再生内容によりマッチした演出効果音を発生させる。
【解決手段】カラオケ装置から演奏に伴って送信される音色データを受信した電子パーカッション装置1では、パーカッション切替信号発生部6及び音色切替スイッチ6aによってシンセサイザ9に準備されたパーカッション1〜nの音色発生部を切替選択する。但し、シンセサイザ9は、パーカッショントリガ信号発生部7からのトリガ信号を入力して初めて楽音信号を出力する。操作者が電子パーカッション装置1の把持部1aを把持して上下左右に振るとその振られた方向に応じてX、Y方向加速度センサー2ba、2bにおいて電圧が発生し、加速度方向検出部3がこれらの電圧値に基づいて加速度の大きさを検出し、この加速度の大きさが所定のしきい値を越えていれば、パーカッショントリガ信号発生部7がトリガする信号を発生させる。
【選択図】図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばカラオケ演奏時などにおいてその演奏を盛り上げるための演出効果音を、操作者の操作に応じて発生させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えばカラオケ演奏時などにおいてその演奏を盛り上げるための演出効果音を、操作者の操作に応じて発発生させるものとして、電子パーカッション装置がある(例えば、特許文献1参照。)。この電子パーカッション装置は、装置に加えられた加速度を検出し、その加速度に対応して音色や音量を変更することができるようにされていることによって、誰でもマスカラを振るような行為で種々のパーカッション音を手軽に発音させることができるというものである。
【0003】
【特許文献1】
特開平6−208374号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この電子パーカッション装置では音色や音量を操作者が決定しているため、それが必ずしもカラオケ演奏の内容に適切なものとなっているとは限らない。特に、装置が振られた方向によって音色が決定されるため、その音色が演奏内容にマッチしない場合も考えられる。また、振ればパーカッション音が発生してしまうので、本当はパーカッション音を出さない方がよい場面であっても、操作者が振ってしまえば、実際には不適切なパーカッション音が発生してしまうこととなる。
【0005】
この電子パーカッション装置は、アコースティックなパーカッション装置を使用する代わりに使い、例えば1台の装置で複数の音色を発生可能にする、といった効果を狙っているにすぎず、例えばカラオケ演奏の内容にマッチさせよういう着眼はない。もちろん、このような装置でも演奏を盛り上げることはできるが、演奏内容によりマッチしたタイミングでのみ演出効果音が発生すると非常に演出効果が高まる。さらに、複数の音色を選択して発生できるのであれば、より演奏内容にマッチした音色が選択される方がこのましい。
【0006】
そこで本発明は、操作者の操作に応じて演出効果音を発生させるにあたり、その演出効果を付与しようとしている対象の音楽再生内容によりマッチした演出効果音を発生させるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
(1)請求項1に係る演出効果音発生装置は、音楽再生の進行に対応して予め設定された演出効果音を発生させるための演出情報を音楽再生装置から受信する受信手段、演出効果音を発生可能な演出効果音発生手段、操作者の物理的な操作を受け付ける操作受付部、受信手段にて受信した演出情報に基づき、且つ操作受付部に対してなされた操作内容に基づき演出効果音発生手段を制御して、前記演出効果音を発生させる演出制御手段を備えている。
【0008】
演出情報は、音楽再生の進行に対応して予め設定された演出効果音を発生させるためのものであり、音楽再生に非常にマッチした内容に設定することができる。演出効果音発生装置は、その演出情報を音楽再生装置から受信して演出効果音として発生させることができるため、その演出効果音は音楽再生に対して音色や発生区間などの点で非常にマッチした内容とできる。但し、演出効果音発生装置から演出効果音を発生させるためには、操作者の操作が必要である。つまり、操作者が振る、叩く、押すなどの物理的な操作を操作受付部に対して行うと、演出制御手段が演出情報に基づき、且つ操作受付部に対してなされた操作内容に基づき演出効果音を発生させる。
【0009】
したがって、操作者が操作することで演出効果音を発生させるであるが、その演出効果音は、演出効果付与対象の音楽再生に非常にマッチしたものとなる。具体的には、例えば音楽再生の進行中で演出効果音を発生すべきでない期間においてはいくら操作者が操作しても演出効果音が発生しないようにすることができ、また音楽再生の内容にマッチしない音色での演出効果音が発生しないようにすることができる。つまり、演出効果音の音色や発生区間などについては、音楽再生装置側の音楽再生を基準として設定された演出情報に基づくため、内容的には非常にマッチした演出効果音の発生が可能となる。それでいて、その演出効果音を実際に発生させるためのトリガは操作者の操作に委ねられているため、操作者が演出効果の付与に主体的に参加できる。
【0010】
(2)演出効果音に関しては、単一の音色でもよいが、現実的には、種々の音色にて発生させると演出効果が高くなる。そこで、請求項2に示すように、演出効果音発生手段を、複数種類の演出効果音の内の一つ以上を選択して発生可能に構成すると共に、演出情報には、発生させるべき演出効果音の種類を特定可能な音色情報を含めておくとよい。
【0011】
(3)演出効果音の発生の有無だけでなく、その音量についても操作者が主体的に決定できるようにするためには、請求項3に記載の構成を採用すればよい。つまり、操作受付部に対してなされた操作に基づく物理量(操作量)を検出する操作量検出手段をさらに備え、演出効果音発生手段は、発生させる演出効果音の音量を調整可能に構成されており、演出制御手段は、演出効果音を発生させる際、操作量検出手段にて検出した操作量に基づく音量で、演出効果音を発生させるようにするのである。
【0012】
この操作量に関しては、例えば加速度や圧力等が考えられる。例えばマラカスのように全体を振る操作を受け付けるようにした場合には、その振る操作によって生じる加速度を操作量として検出すればよい。また、タンバリンやカスタネットのように叩く操作を受け付けるようにした場合には、その叩かれた際の圧力を操作量として検出すればよい。もちろん、これ以外にも種々の物理量を操作量として採用することが可能である。
【0013】
(4)上述のように、本発明の場合には、演出効果音を実際に発生させるためのトリガは操作者の操作に委ねられているが、例えばある曲に対しての演出効果音を再生させるために初めてこの演出効果音発生装置を操作する場合には、どのタイミングで操作を加えればよいかが分かりにくい場合も多い。そこで、請求項4に示すように、操作タイミングを操作者にガイダンスする機能を持っていると便利である。
【0014】
請求項4に係る演出効果音発生装置は、演出効果音を発生させるために操作者が操作すべきタイミング(操作タイミング)を操作者に報知可能な報知手段をさらに備えている。そして、演出情報には、報知手段による報知内容を特定可能な報知情報が含まれており、演出制御手段は、演出情報中の報知情報に基づき、報知手段を制御して、操作タイミングを操作者に報知させるのである。
【0015】
この報知手段は、人間の5感に作用して報知できればよいが、例えば請求項5に示すように、発光状態を変化させることで操作タイミングを操作者に報知可能な発光手段とすることが考えられる。この場合には、その発光手段の発光状態を見れば操作タイミングが分かるため、ガイダンス機能としては、簡便且つ効果的である。
【0016】
そして、このように報知手段として発光手段を採用する場合であって、演出効果音が、音楽再生の進行中において散発的に生じる効果音区間において、所定のリズムで発生させるものである場合には、例えば請求項6に示すような構成を採用することが考えられる。つまり、発光手段が、効果音区間を報知するための第1の発光手段と、リズムを報知するための第2の発光手段とを備えている。そして、演出情報には、第1の発光手段の点灯状態を制御するための第1の発光制御情報、第2の発光手段の点灯状態を制御するための第2の発光制御情報が含まれており、演出制御手段は、演出情報中の第1の発光制御情報、第2の発光制御情報に基づき、第1の発光手段、第2の発光手段を制御して、操作タイミングを操作者に報知させるのである。
【0017】
演出効果音としては、例えば曲の演奏中において常に出しているのではなく、フレーズの切れ目や間奏部分など、散発的に発生させることが考えられる。もちろん、このような場合に所定の操作をしても演出効果音が発生しないだけなので何ら対策をしなくてもよいとも考えられるが、演出効果音が発生しないのに無用な操作をしているのも不適切である。そこで、第1の発光手段によって効果音区間を報知すれば、その区間は操作をすべきであることが分かり、逆にその区間以外では操作自体が不要であることが分かるため、便利である。
【0018】
なお、この効果音区間の報知に関しては、例えば区間が開始すると同時に第1の発光手段を発光させたりすると、それを見て操作を開始するまでの(人間が生理的に通常要する)所定の反応時間分は少なくとも演出効果音の発生が遅れてしまうこととなる。そこで、例えば請求項7に示すように、演出情報中の第1の発光制御情報を、効果音区間が開始する所定時間前から発光させるように設定しておくことが考えられる。この所定時間は、上述の人間の反応時間を加味して設定すればよいが、例えば1秒前から発光するという決めておけば、実際の発音タイミングに対して十分準備しておくことができる。
【0019】
また、第2の発光手段による点灯状態は演出効果音の発生タイミングを反映したリズムで制御されるため、その点灯状態を見れば、適切なタイミングが分かり、そのタイミングに沿って操作を行えばよい。
なお、一例としては、例えば第1の発光手段は効果音区間の開始1秒前から終了時点まで(連続)点灯させ、第2の発光手段については、発光タイミング毎に点灯と消灯を繰り返す、つまりリズムに沿って点滅させることが考えられる。
【0020】
(5)なお、上述した演出情報は、音楽再生装置から送信されるのであるが、その音楽再生装置として発明を捉えることもできる。例えば請求項8に示すように、音楽を再生する音楽再生手段、請求項1〜7の何れかに記載の演出効果音発生装置に対して情報を送信可能な送信手段、音楽再生手段による音楽再生の進行に対応して予め設定された演出効果音を発生させるための演出情報であって、且つ対応する請求項に記載の演出情報を、音楽再生手段による音楽再生の進行に対応させ、送信手段を介して前記演出効果音発生装置へ送信させる送信制御手段を備える音楽再生装置である。
【0021】
ここで「対応する請求項に記載の演出情報」とは、請求項1に記載の演出効果音発生装置へ送信する音楽再生装置であれば、請求項1に記載の演出情報を送信可能であればよく、請求項2記載の演出効果音発生装置へ送信する音楽再生装置であれば、請求項2に記載の演出情報を送信可能であればよい、という意味である。他の請求項に関しても同様である。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明が適用された実施例について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の形態は、下記の実施例に何ら限定されることなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
【0023】
図1は本実施例の電子パーカッション装置1とカラオケ装置30の概略外観図であり、図2は電子パーカッション装置1の構成ブロック図、図3は電子パーカッション装置1の動作原理を示す機能ブロック図である。また、図4は、カラオケ装置30の構成ブロック図である。
【0024】
[電子パーカッション装置1の説明]
「演出効果音発生装置」に相当する電子パーカッション装置1は、「音楽再生装置」に相当するカラオケ装置30において演奏されている楽曲にマッチしたパーカッションの音色情報等を含む演出情報を受信し、それに基づいて適切なタイミングで適切な電子パーカッション音を発生可能に構成されている。なお、後述するように、実際にこの電子パーカッション音が発生されるためには、操作者がこの電子パーカッション装置1に対して所定の操作を加える必要がある。
【0025】
図1に示すように、電子パーカッション装置1は、その全体形状がアコースティック楽器としてのマラカスのような形状にされており、操作者が把持するための把持部1aを備えている。そして、操作者がその把持部1aを持って上下左右方向に振る操作を行うと、上述した電子パーカッション音を実際に発生できるようになっている。
【0026】
それでは、まず図2の構成ブロックを参照して電子パーカッション装置1の備える構成について説明する。
本実施例の電子パーカッション装置1は、筐体を基準として予め設定されたX方向への加速度を検出するX方向加速度センサー2a、前記X方向と直交したY方向への加速度を検出するY方向加速度センサー2b、X方向加速度センサー2aの出力をデジタル信号に変換するA/D変換器15、Y方向加速度センサー2aの出力をデジタル信号に変換するA/D変換器16、電子パーカッション装置1全体の制御を司る制御手段としてのマイクロプロセッサー(MPU)17、MPU17にて実行されるプログラムを格納しておくROM18、MPU17による演算処理等において使用されるRAM19、カラオケ装置30から送信される演出情報を受信するための演出情報受信器8、複数種類のパーカッションの音色での楽音信号を発生可能なシンセサイザ9、シンセサイザ9から発生された楽音信号を混合(合成)するための混合部10、混合部10にて混合された楽音信号の音量を制御する音量制御部11、音量制御部11にて音量制御されたデジタルの楽音信号をアナログ信号に変換するDA変換器20、DA変換器20から出力された楽音信号を増幅する増幅器12、増幅器12にて増幅された楽音信号を発音させるスピーカ13、電子パーカッション装置1の筐体表面に設けられた第1LED22a及び第2LED22bを備えている。
【0027】
次に、図3の動作原理図も参照してさらに説明する。
図3に示すように、MPU17は、機能ブロックとして、X方向加速度センサー2a及びY方向加速度センサー2bの出力に基づいて、電子パーカッション装置1が振られた方向を検出する加速度方向検出部3、加速度が加わったタイミングを検出する加速度タイミング検出部4、加わった加速度の強度を検出する加速度強度検出部5、パーカッションの音色を切り替える信号を発生させるパーカッション切替信号発生部6、音色切替スイッチ6a、パーカッションの音を発生させるパーカッショントリガ信号発生部7、LED制御信号発生部21を備えている。なお、これら検出機能、切替機能、信号発生機能等は、ROM18に格納されるプログラムをMPU17が実行することによって実現される機能である。
【0028】
各機能についてさらに説明する。
上述したように、電子パーカッション装置1はマラカスのような形状にされており、把持部1a(図1参照)を操作者が把持して上下左右方向に振る操作を行うと、その振られた方向に応じ、X方向加速度センサー2aとY方向加速度センサー2bにおいて電圧が発生する。これら2つのの加速度センサー2a,2bはその加速度の検出方向が直交するように構成されているので、2つの加速度センサー2a,2bにて得られた電圧に基づき、加速度方向検出部3においてその方向を検出する。なお、この加速度方向の検出は、簡単なベクトル計算によって行うことができる。
【0029】
また、加速度方向検出部3から出力されるベクトル合成された電圧値は加速度タイミング検出部4及び加速度強度検出部5へ送られる。加速度タイミング検出部4では、あるしきい値が設定されており、その電圧を越えるとパーカッショントリガ信号発生部7へ信号を送るように構成されている。パーカッショントリガ信号発生部7ではこの信号を受け、シンセサイザ9をトリガする信号を発生させる。
【0030】
パーカッション切替信号発生部6は、演出情報受信器8から入力した演出情報中の音色データ(図5のD51参照)に基づいて、パーカッションの音色を切り替える信号を発生させる。この切替信号によって音色切替スイッチ6aがシンセサイザ9に準備されたパーカッション1〜nの音色発生部の内の1以上の音色発生部に切替選択する。但し、シンセサイザ9は、パーカッショントリガ信号発生部7からのトリガ信号を入力して初めて、音色発生部からの楽音信号を混合部10へ出力するよう構成されている。また、特定の音色データ、例えば音色データとして「00」が入力されたときは、シンセサイザ9は、楽音信号を発生しない。シンセサイザ9から出力され混合部10にて混合された楽音信号は、音量制御部11へ送られる。
【0031】
また、加速度強度検出部5は、加速度方向検出部3から出力された電圧値の大きさに基づいて加速度の大きさ(強度)を検出し、その強度に応じた制御電圧を音量制御部11へ出力する。このようにすることにより、電子パーカッション装置1を振った強さに応じて音量が変化し、強く振れば大きく、弱く振れば小さく、自在に操作者が音量をコントロールできる。音量制御部11にて音量制御された楽音信号は、増幅器12を介してスピーカ13から発音される。
【0032】
一方、LED制御信号発生部21は、演出情報受信器8から入力した演出情報中のLED点灯・消灯に関するデータ(図5のD52〜D55参照)に基づいて、第1LED22a及び第2LED22bに制御信号を発生する。この制御信号を受けた第1LED22a及び第2LED22bは、それぞれの制御内容に応じて点灯・消灯する。
【0033】
なお、演出情報受信器8が「受信手段」に相当し、把持部1aが「操作受付部」に相当し、X方向加速度センサー2a及びY方向加速度センサー2bbが「操作量検出手段」に相当し、シンセサイザ9、混合部10、増幅器12、スピーカ13等が「演出効果音発生手段」に相当し、MPU17が「演出制御手段」に相当する。また、第1LED22a及び第2LED22bが「報知手段」に相当し、第1LED22aが「第一の発光手段」に、第2LED22bが「第二の発光手段」にそれぞれ相当する。
【0034】
[カラオケ装置30の説明]
図4は、カラオケ装置30の概略構成を示すブロック図である。
本実施例のカラオケ装置30は、カラオケ店舗に設置されており、例えばカラオケ店舗の各部屋にそれぞれ1台ずつ設置される。なお、これら複数台のカラオケ装置30は店舗内ネットワーク50にて接続することによってネットワークシステムを構成している。そして、これら複数台のカラオケ装置30の内、何れか一つ(以上)のカラオケ装置30は、公衆回線を介して配信用ホスト装置70に接続できるようになっており、この公衆回線60を介して接続した配信用ホスト装置70からカラオケに関する配信データ(楽曲データ等)、あるいは例えばカラオケ演奏処理を実行するためのアプリケーションプログラム(カラオケ演奏プログラム)等)を取得して、ハードディスク13へ記憶しておくことができる。なお、そして、カラオケ装置30は、ハードディスク13に記憶されている配信データを、店舗内ネットワーク30によって接続された他のカラオケ装置30へ送信することができる。そのため、公衆回線60を介して配信用ホスト装置70と接続する機能を持つカラオケ装置30がマスタ(親機)となり、他のカラオケ装置30がスレーブ(子機)となっている。
【0035】
マスタまたはスレーブとして機能するカラオケ装置30の基本的な構成はいずれも同じであるが、上述のように、マスタのみが公衆回線60を介して配信用ホスト装置70に接続できるようになっている。それ以外の機能は基本的にいずれも同じである。したがって、以下の構成説明に関しては、図4に示す(マスタとして機能する)カラオケ装置30に関して行うこととする。
【0036】
カラオケ装置30は、図4に示すように、カラオケ装置30を制御するための中央処理装置31、ネットワークとしての店舗内ネットワーク50を介して他のカラオケ装置(この場合はスレーブ)と接続したり、公衆回線60を介して配信用ホスト装置70と接続し、各種の情報を送受信する通信制御装置32、各種データ等を記憶している記憶装置33、曲の予約や電源のON・OFFなどを行うための操作パネル34、操作パネル34と同様に曲の予約等を行うためのリモコン送信機35、リモコン送信機35からの信号を受信するためのリモコン受信機36、操作パネル34やリモコン受信機36からの信号を受け付けて処理する操作制御部17、「音楽再生手段」に相当し、MIDIデータに基づく楽曲再生を行うシンセサイザ38、音楽情報にかかる電気信号を増幅等するミキシングアンプ39、ミキシングアンプ39からの電気信号を入力して伴奏曲及び操作者の歌声等を流すスピーカ40、操作者の歌声等をミキシングアンプ39に入力するマイクロフォン41、中央処理装置31によって生成された歌詞情報を記憶するビデオRAM42、画像情報等を再生する映像再生装置43、ビデオRAM42からの歌詞情報と映像再生装置43からの映像信号とに基づき、歌詞及び歌詞の背景映像を出力する映像制御部44、映像制御部44から出力された歌詞及び歌詞の背景映像を表示する表示装置45、「送信手段」に相当する演出情報送信部47を備えている。また、このうちの中央処理装置31には、通信制御装置32、記憶装置33、操作制御部37、シンセサイザ38、ビデオRAM42、映像再生装置43及び映像制御部44が接続されており、中央処理装置31は、これらを介してカラオケ装置30を制御する。また、中央処理装置31には演出情報送信部47も接続されており、中央処理装置31はこの演出情報送信部47を介して電子パーカッション装置1へ演出情報を送信する。
【0037】
続いて各部の具体的な構成を説明する。
まず、中央処理装置31は、CPU、ROM、RAM(いずれも図示せず)などを備える周知の構成である。一方、記憶装置33は、中央処理装置31がカラオケ装置30を制御するための各種プログラムや楽曲データを格納している。中央処理装置31の備えるCPUによって実行される複数のプログラムはROM18及び記憶装置33に格納されている。なお、カラオケ装置30の中央処理装置31は、送信制御手段等に相当する。
【0038】
通信制御装置32は、店舗内ネットワーク50を介してカラオケ店舗内の他の部屋に設置されたカラオケ装置(この場合はスレーブ)に接続されており、これら他のカラオケ装置(この場合はスレーブ)との間で各種の情報を送受信する。また、カラオケ装置30の通信制御装置32は、上述したように、公衆回線60を介して配信用ホスト装置70と接続し、この配信用ホスト装置70との間で各種の情報を送受信する。
【0039】
操作制御部37には、操作パネル34およびリモコン受信機36が接続されている。このうち、操作パネル34は、操作者がカラオケ曲の選択や演奏アレンジの切り替えを行ったりするためのものである。
操作者がこの操作パネル34を操作すると、その入力操作の信号が操作制御部37および中央処理装置31に送られて処理される。一方、リモコン受信機36は、リモコン送信機35からの信号を受信するためのものである。また、このリモコン送信機35は、操作パネル34と同様に、操作者がカラオケ曲の選択や演奏アレンジの切り替えを行ったりするためのものである。操作者がこのリモコン送信機35を操作すると、その入力操作の信号がリモコン受信機36を介して操作制御部37および中央処理装置31に送られて処理される。
【0040】
また、シンセサイザ38には、ミキシングアンプ39が接続され、このミキシングアンプ39にはスピーカ40が接続されている。記憶装置33等から読み出され、中央処理装置31から供給される音楽情報(MIDI形式のカラオケ演奏データ)に基づいてシンセサイザ38から出力される楽音信号はミキシングアンプ39で増幅されてスピーカ40から出力される。また、ミキシングアンプ39には操作者の歌唱音声を入力するためのマイクロフォン41が接続されており、このマイクロフォン41によって入力された音声信号もシンセサイザ38からの楽音信号と共にスピーカ40から出力される。
【0041】
また、映像制御部44には、ビデオRAM42、映像再生装置43および表示装置45が接続されており、これらビデオRAM42や映像再生装置43から出力される映像信号と字幕情報に基づき、歌詞を歌詞の背景映像にスーパーインポーズして出力し、表示装置45に表示させる。
【0042】
[動作説明]
以上のように構成されているカラオケ装置30においては、操作パネル34を介して入力、あるいはリモコン送信機35から送信された選曲番号をリモコン受信機36にて受信、という形で操作者からカラオケ演奏曲を選択するための選曲番号の入力がなされると、記憶装置33から取得したカラオケ演奏用の楽曲データを用いて、カラオケ演奏を実行する。そして、操作者が、表示装置45に表示される歌詞を参照しながら、スピーカ40より流れる演奏にあわせて、マイクロフォン41を使って歌を歌うことができる、つまりカラオケを楽しむことができるようになっている。なお、上述のように、スレーブとして機能するカラオケ装置30は、公衆回線60を介して配信用ホスト装置70に接続する機能を有さないだけで他の構成は基本的にマスタとして機能するカラオケ装置30と同じである。
【0043】
ここで、カラオケ演奏に関してさらに説明する。図5は、カラオケ装置30の記憶装置33に格納されている楽曲データの詳細を説明する図であり、楽曲データD1は、MIDI情報D2、歌詞を表示装置45に表示するための字幕情報D3、歌詞の背景映像を表示するための映像情報D4、演出情報D5で構成されている。
【0044】
ここで、MIDI情報D2はタイミングデータとMIDIデータ(1〜n)D21によって構成されている。また、字幕情報D3はタイミングデータと字幕データD31によって構成されている。また、映像情報D4はタイミングデータと映像データ(1〜n)D41によって構成されている。
【0045】
また、演出情報D5は、音色情報とLED制御情報からなっており、音色情報はタイミングデータと音色データ(1〜n)D51によって構成されている。また、LED制御情報には4種類あり、タイミングデータと第1LED点灯データD52、タイミングデータと第1LED消灯データD53、タイミングデータと第2LED点灯データD54、タイミングデータと第2LED消灯データD55によって構成されている。なお、タイミングデータが「タイミング情報」に相当し、第1LED点灯データD52、第1LED消灯データD53、第2LED点灯データD54及び第2LED消灯データD55が「報知情報」に相当する。そして、その内の第1LED点灯データD52と第1LED消灯データD53が「第1の発光制御情報」に相当し、第2LED点灯データD54と第2LED消灯データD55が「第2の発光制御情報」に相当する。
【0046】
これら楽曲データ中の各データD21,D31,D41,D51,D52,D53,D54,D55は、マスタタイミングの進行に合わせ、対応するタイミングデータに基づいてデータを取り出して該当する処理を実行する。
図6は、カラオケ装置30にて実行されるカラオケ演奏の概略を示すフローチャートである。
【0047】
マスタタイミングをスタートさせ(S10)、演奏終了でない場合は(S20:いいえ)、まず、MIID情報D2の有するタイミングデータと比較し(S30)、タイミングデータがマスタタイミングと同じであれば、対応するMIDIデータD21をシンセサイザ38へ出力する(S40)。その後S50へ移行する。また、MIID情報D2の有するタイミングデータとマスタタイミングが違う場合もS50へ移行する。
【0048】
S50では、字幕情報D3の有するタイミングデータとマスタタイミングと比較し、タイミングデータがマスタタイミングと同じであれば、対応する字幕データD31をビデオRAM42へ出力する(S60)。その後S70へ移行する。また、字幕情報D3の有するタイミングデータとマスタタイミングが違う場合もS70へ移行する。
【0049】
S70では、映像情報D4の有するタイミングデータとマスタタイミングと比較し、タイミングデータがマスタタイミングと同じであれば、対応する映像データD41を映像再生装置43へ出力する(S80)。その後S90へ移行する。また、映像情報D4の有するタイミングデータとマスタタイミングが違う場合もS90へ移行する。
【0050】
S90では、演出情報D5の有するタイミングデータとマスタタイミングと比較し、タイミングデータがマスタタイミングと同じであれば、対応する演出データD51〜D55を演出情報送信部47へ出力する(S100)。その後S110へ移行する。また、演出情報D5の有するタイミングデータとマスタタイミングが違う場合もS110へ移行する。
【0051】
S110ではマスタタイミングの更新を行い、S20へ戻ってS20以下の処理を繰り返す。
図6のS100にて演出情報送信部47へ送られた演出データは、演出情報送信部47から電子パーカッション装置1へ送信される。この演出情報を受信した電子パーカッション装置1では、演出データとして音色データD51を受信した場合には、パーカッション切替信号発生部6がその音色データD51に基づいて、パーカッションの音色を切り替える信号を発生させ、この切替信号によって音色切替スイッチ6aがシンセサイザ9に準備されたパーカッション1〜nの音色発生部の内の1以上の音色発生部に切替選択する。この選択状態は、次の音色データD51を受信するまでの間、保持される。
【0052】
但し、シンセサイザ9は、パーカッショントリガ信号発生部7からのトリガ信号を入力して初めて、音色発生部からの楽音信号を混合部10へ出力するよう構成されている。また、特の音色データD51、例えば音色データとして「00」を受信した場合には、パーカッショントリガ信号発生部7からトリガ信号を入力してもシンセサイザ9が楽音信号を発生することはない。
【0053】
操作者が電子パーカッション装置1の把持部1aを把持して上下左右に振ると、振られた方向に応じてX方向加速度センサー2aとY方向加速度センサー2bbにおいて電圧が発生し、加速度方向検出部3がこれら2つの加速度センサー2a,2bにて得られた電圧に基づいて、加速度の大きさを示す電圧値を加速度タイミング検出部4及び加速度強度検出部5へ送る。加速度タイミング検出部4では、その受け取った電圧値が所定のしきい値を越えていれば、パーカッショントリガ信号発生部7へ信号を送り、パーカッショントリガ信号発生部7ではこの信号を受けてシンセサイザ9をトリガする信号を発生させる。このトリガ信号がシンセサイザ9へ入力して初めてパーカッション音がスピーカ13から出力することとなる。なお、その音量は、操作者の操作によって生じた加速度の大きさに応じて加速度強度検出部5が制御電圧を音量制御部11へ出力するため、電子パーカッション装置1を振った強さに応じて音量が変化し、強く振れば強く、弱く振れば弱く、自在に操作者がコントロールできる。
【0054】
このように電子パーカッション装置1からパーカッション音を発生させるためには、操作者が電子パーカッション装置1を振る必要があるが、この振るタイミングは、第1LED22a及び第2LED22bが発光することで操作者に報知される。具体的には、カラオケ装置30から演出データとしてLED点灯・消灯に関するデータを受信した場合には、そのデータに基づいてLED制御信号発生部21が第1LED22a及び第2LED22bに制御信号を発生する。具体的には、第1LED点灯データD52、第1LED消灯データD53を受信した場合には、それぞれ第1LED22aの点灯、消灯を行う。また、第2LED点灯データD54、第2LED消灯データD55を受信した場合には、それぞれ第2LED22bの点灯、消灯を行う。
【0055】
本実施例では、第1LED22aは演出効果音区間の開始1秒前から終了時点まで(連続)点灯させ、第2LED22bは所定のリズムで点灯と消灯を繰り返すよう、それぞれのタイミングデータが設定されている。
本実施例では、演出効果音としてのパーカッション音は、例えば曲の演奏中において常に出しているのではなく、フレーズの切れ目や間奏部分など、散発的に発生させることを前提としている。もちろん、このような場合に所定の操作をしてもパーカッション音が発生しないだけなので何ら対策をしなくてもよいとも考えられるが、パーカッション音が発生しないのに無用な操作をしているのも不適切である。そこで、第1LED22aによってパーカッション音を発生すべき区間を報知すれば、操作者はその区間操作をすべきであることが分かり、逆にその区間以外では操作自体が不要であることが分かるため、便利である。
【0056】
なお、本実施例では、第1LED22aが点灯状態から消灯するタイミングで音色データD51として「00」が、また、消灯状態から点灯するタイミングで、その他の音色データD51が、カラオケ装置30から電子パーカッション装置1へ出力されるよう楽曲データD1が構成されている。
【0057】
また、このパーカッション音を発生すべき区間の報知に関しては、例えば区間が開始すると同時に第1LED22aを点灯させたのでは、それを見て操作者が電子パーカッション装置1を振る操作を開始するまでに所定の反応時間分は少なくともパーカッション音の発生が遅れてしまうこととなる。そこで、本実施例では、このような人間の反応時間を加味して例えば1秒前から点灯させている。このようにしておけば、実際の発音タイミングに対して十分準備しておくことができる。
【0058】
また、第2LED22bの点灯状態(点灯・消灯)はパーカッション音の発生タイミングを反映したリズムで制御されるため、その点灯状態を見れば、適切なタイミングが分かり、その点灯タイミングに沿って操作を行えば、実際にパーカッション音を発生させることができる。
【0059】
[本実施例の効果]
(a)本実施例においては、電子パーカッション装置1から発生されるパーカッション音の音色データはカラオケ装置30側から送信されるため、操作者は電子パーカッション装置1を単に振るだけでカラオケ演奏曲にマッチしたパーカッション音を発生させることができ、カラオケを盛り上げることができる。
【0060】
また、単に持っているだけでなく、実際にパーカッション音を発生させるためのトリガは操作者の操作に委ねられており、さらにその音量制御も操作者の操作に委ねられているので、操作者が演出効果音の発生に主体的に参加できる。
(b)また、電子パーカッション装置1にてパーカッション音を実際に発生させるためのトリガは操作者の操作に委ねられているが、例えばある曲に対しての演出効果音を再生させるために初めてこの演出効果音発生装置を操作する場合には、どのタイミングで操作を加えればよいかが分かりにくい場合も多い。本実施例の電子パーカッション装置1では、そのような操作タイミングを第1LED22a及び第2LED22bによって操作者に報知できる。
【0061】
[その他の実施例]
(1)上記実施例では、演出効果音の一例としてパーカッション音を取り上げたが、それ以外にも、例えば拍手や歓声等、種々の演出効果音を出力できるようにすればさらに盛り上げることができる。
【0062】
(2)上記実施例では、電子パーカッション装置1に加えられた操作の操作量を、加速度という物理量にて反映させたが、これ以外にも例えば圧力等であっても同様に適用できる。例えば上述の実施例はマラカスのような形状を採用し、電子パーカッション装置1全体を振る操作を受け付けるようにしたが、例えばタンバリンやカスタネットのように叩く操作を受け付けるような構成を採用し、その叩かれた際の圧力を操作量として検出してもよい。もちろん、これ以外にも種々の物理量を操作量として採用することができる。
【0063】
(3)上記実施例では、LEDによる点灯・消灯によって操作タイミングを操作者に報知するようにしたが、それ以外の方法でも構わない。例えば操作者にのみ聞こえるような音量のガイド音であったり、あるいは振動によって報知してもよい。
【0064】
(4)上記実施例では、カラオケ装置30から電子パーカッション装置1へ演出データD51〜D55(図5参照)のみ送信し、その演出データD51〜D55を受信した電子パーカッション装置1は、受信したタイミングで音色を変更したり、第1LED22a及び第2LED22bの点灯・消灯を制御するようにした。しかし、これらの演出データD51〜D55に加えてそれぞれ対応するタイミングデータもセットで電子パーカッション装置1へ送り、電子パーカッション装置1にてそのタイミングデータに基づいて、カラオケ装置30での演奏に同期した制御を実行するようにしてもよい。つまり、電子パーカッション装置1でも、マスタタイミングとタイミングデータとを比較して音色変更やLED発光制御を自立的に実行するのである。
【0065】
この場合、例えばカラオケ演奏の前に当該曲に対応する演出情報を全て電子パーカッション装置1側に送信しておき、カラオケ装置30からカラオケ演奏の開始を示す信号を受けた電子パーカッション装置1が、マスタタイミングをスタートさせ、カラオケ装置1と同期した制御を実行するようにすればよい。なお、カラオケ演奏の開始時だけでなく、定期的にカラオケ装置1から電子パーカッション装置1へ同期信号を送り、両装置におけるマスタタイミングの同期をより確実に取るようにしてもよい。
【0066】
(5)上記実施例では音楽再生装置の一例としてカラオケ装置を挙げたが、カラオケ装置以外であっても、音楽再生に伴って何らかの演出効果音を発生させることによって雰囲気を盛り上げることが期待されるようなものであれば、同様に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の電子パーカッション装置1とカラオケ装置30の概略外観図である。
【図2】実施例の電子パーカッション装置1の構成ブロック図である。
【図3】実施例の電子パーカッション装置1の動作原理を示す機能ブロック図である。
【図4】実施例のカラオケ装置30の構成ブロック図である。
【図5】カラオケ装置30の記憶装置33に格納されている楽曲データの詳細を説明する図である。
【図6】実施例のカラオケ装置30にて実行されるカラオケ演奏の概略を示す
【符号の説明】
1…電子パーカッション装置、1a…把持部、2a…X方向加速度センサー、2b…Y方向加速度センサー、3…加速度方向検出部、4…加速度タイミング検出部、5…加速度強度検出部、6…パーカッション切替信号発生部、6a…音色切替スイッチ、7…パーカッショントリガ信号発生部、8…演出情報受信器、9…シンセサイザ、10…混合部、11…音量制御部、12…増幅部、13…スピーカー、15,16…A/D変換器、17…マイクロプロセッサ、18…ROM、19…RAM、20…D/A変換器、
30…カラオケ装置、31…中央処理装置、32…通信制御装置、33…記憶装置、34…操作パネル、35…リモコン送信機、36…リモコン受信機、37…操作制御部、38…シンセサイザ、39…ミキシングアンプ、20…スピーカ、41…マイクロフォン、42…ビデオRAM、43…映像再生装置、44…映像制御部、45…表示装置、47…演出情報送信部、50…店舗内ネットワーク、60…公衆回線、70…配信用ホスト装置。

Claims (8)

  1. 音楽再生の進行に対応して予め設定された演出効果音を発生させるための演出情報を音楽再生装置から受信する受信手段、
    前記演出効果音を発生可能な演出効果音発生手段、
    操作者の物理的な操作を受け付ける操作受付部、
    前記受信手段にて受信した演出情報に基づき、且つ前記操作受付部に対してなされた操作内容に基づき前記演出効果音発生手段を制御して、前記演出効果音を発生させる演出制御手段、
    を備える演出効果音発生装置。
  2. 請求項1に記載の演出効果音発生装置において、
    前記演出効果音発生手段は、複数種類の演出効果音の内の一つ以上を選択して発生可能であり、
    前記演出情報には、発生させるべき演出効果音の種類を特定可能な音色情報が含まれている
    演出効果音発生装置。
  3. 請求項1又は2に記載の演出効果音発生装置において、
    前記操作受付部に対してなされた操作に基づく物理量(以下、操作量と称す。)を検出する操作量検出手段をさらに備え、
    前記演出効果音発生手段は、発生させる演出効果音の音量を調整可能に構成されており、
    前記演出制御手段は、前記演出効果音を発生させる際、前記操作量検出手段にて検出した操作量に基づく音量で、前記演出効果音を発生させる
    演出効果音発生装置。
  4. 請求項1〜3の何れかに記載の演出効果音発生装置において、
    前記演出効果音を発生させるために操作者が操作すべきタイミング(以下、操作タイミングと称す。)を操作者に報知可能な報知手段をさらに備え、
    前記演出情報には、前記報知手段による報知内容を特定可能な報知情報が含まれており、
    前記演出制御手段は、前記受信手段が受信した前記演出情報中の前記報知情報基づき、前記報知手段を制御して、前記操作タイミングを操作者に報知させる
    演出効果音発生装置。
  5. 請求項4に記載の演出効果音発生装置において、
    前記報知手段は、発光状態を変化させることで前記操作タイミングを操作者に報知可能な発光手段である
    演出効果音発生装置。
  6. 請求項5に記載の演出効果音発生装置において、
    前記演出効果音は、前記音楽再生の進行中において散発的に生じる効果音区間において、所定のリズムで発生させるものであり、
    前記発光手段は、前記効果音区間を報知するための第1の発光手段と、前記リズムを報知するための第2の発光手段とを備えており、
    前記演出情報には、前記第1の発光手段の点灯状態を制御するための第1の発光制御情報、前記第2の発光手段の点灯状態を制御するための第2の発光制御情報が含まれており、
    前記演出制御手段は、前記受信手段が受信した、前記演出情報中の前記第1の発光制御情報、第2の発光制御情報に基づき、前記第1の発光手段、第2の発光手段を制御して、前記操作タイミングを操作者に報知させる
    演出効果音発生装置。
  7. 請求項6に記載の演出効果音発生装置において、
    前記演出情報中の第1の発光制御情報は、前記効果音区間が開始する所定時間前から発光させるように設定されている
    演出効果音発生装置。
  8. 音楽を再生する音楽再生手段、
    請求項1〜7の何れかに記載の演出効果音発生装置に対して情報を送信可能な送信手段、
    前記音楽再生手段による音楽再生の進行に対応して予め設定された演出効果音を発生させるための演出情報であって、且つ前記対応する請求項に記載の演出情報を、前記音楽再生手段による音楽再生の進行に対応させ、前記送信手段を介して前記演出効果音発生装置へ送信させる送信制御手段、
    を備える音楽再生装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013061637A (ja) * 2011-08-23 2013-04-04 Casio Comput Co Ltd 演奏装置及び発光制御装置
JP2016057357A (ja) * 2014-09-05 2016-04-21 ブラザー工業株式会社 再生制御装置、プログラム、及び再生システム
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