JP2002340871A - コンクリート打音検査装置 - Google Patents
コンクリート打音検査装置Info
- Publication number
- JP2002340871A JP2002340871A JP2001151777A JP2001151777A JP2002340871A JP 2002340871 A JP2002340871 A JP 2002340871A JP 2001151777 A JP2001151777 A JP 2001151777A JP 2001151777 A JP2001151777 A JP 2001151777A JP 2002340871 A JP2002340871 A JP 2002340871A
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- JP
- Japan
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- hammer
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- Pending
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は従来手法である打音検査の迅速性かつ
容易性を生かしつつ、さらに検査者の作業効率の向上、
および労力の軽減を目的とする。 【解決の手段】ハンマーとハンマーを直結したエアシリ
ンダーとガイドローラーと棒とエアホースと給排気弁と
操作スイッチを備え、自動かつ一定衝撃力で連続的にコ
ンクリート構造物を打音検査することを特徴とする。 【効果】本発明によれば、従来手法である打音検査の迅
速性かつ容易性を生かしつつ、さらに検査者の作業効率
の向上、および労力を軽減することができる。
容易性を生かしつつ、さらに検査者の作業効率の向上、
および労力の軽減を目的とする。 【解決の手段】ハンマーとハンマーを直結したエアシリ
ンダーとガイドローラーと棒とエアホースと給排気弁と
操作スイッチを備え、自動かつ一定衝撃力で連続的にコ
ンクリート構造物を打音検査することを特徴とする。 【効果】本発明によれば、従来手法である打音検査の迅
速性かつ容易性を生かしつつ、さらに検査者の作業効率
の向上、および労力を軽減することができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリート構造
物の内部欠陥を検知する方法に関し、特に、トンネルの
ひび割れ、劣化など剥落する恐れのある危険箇所を検知
する方法に関する。
物の内部欠陥を検知する方法に関し、特に、トンネルの
ひび割れ、劣化など剥落する恐れのある危険箇所を検知
する方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】コンクリート構造物のひび割れ、劣化な
どの内部欠陥を検知する方法として、従来から打音検査
が行われてきた。また、近年では、内部欠陥を検査する
方法として、打撃音法、超音波法、電磁波法、熱赤外線
法などの自動検査システムが研究され、一部実用化され
ている。（トンネル保守マニュアル（案）、（財）鉄道
総合技術研究所著書、参照）
どの内部欠陥を検知する方法として、従来から打音検査
が行われてきた。また、近年では、内部欠陥を検査する
方法として、打撃音法、超音波法、電磁波法、熱赤外線
法などの自動検査システムが研究され、一部実用化され
ている。（トンネル保守マニュアル（案）、（財）鉄道
総合技術研究所著書、参照）
【０００３】従来からの手法である打音検査は感覚的な
手法ではあるが、比較的広い範囲を迅速かつ容易に検査
できるという利点がある。しかしながら、あくまでも検
査者が対象部位に対して直接打撃を加えるため、特にト
ンネルの天井部の検査は無理な体勢となり、かつ長時間
作業であるため、労力の負担が大きい。
手法ではあるが、比較的広い範囲を迅速かつ容易に検査
できるという利点がある。しかしながら、あくまでも検
査者が対象部位に対して直接打撃を加えるため、特にト
ンネルの天井部の検査は無理な体勢となり、かつ長時間
作業であるため、労力の負担が大きい。
【０００４】また、近年の自動検査システムは、定量的
かつ客観的に検査できる利点があるものの、装置が大掛
かりで検査準備に時間を要したり、検査の分析に時間を
要したりするため、その場で瞬時に欠陥を判断できず、
特に緊急対策が必要な場合に手遅れとなる恐れがある。
かつ客観的に検査できる利点があるものの、装置が大掛
かりで検査準備に時間を要したり、検査の分析に時間を
要したりするため、その場で瞬時に欠陥を判断できず、
特に緊急対策が必要な場合に手遅れとなる恐れがある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
手法である打音検査の迅速性かつ容易性を生かしつつ、
さらに検査者の作業効率の向上、および労力の軽減を目
的とする。
手法である打音検査の迅速性かつ容易性を生かしつつ、
さらに検査者の作業効率の向上、および労力の軽減を目
的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】ハンマーとハンマーを直
結したエアシリンダーとガイドローラーと棒とエアホー
スと給排気弁と操作スイッチを備え、自動かつ一定衝撃
力で連続的にコンクリート構造物を打音検査することを
特徴とする。
結したエアシリンダーとガイドローラーと棒とエアホー
スと給排気弁と操作スイッチを備え、自動かつ一定衝撃
力で連続的にコンクリート構造物を打音検査することを
特徴とする。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を図面を用いて
説明する。図１は鉄道トンネルにおける本発明の打音検
査装置を適用した検査概念図である。図２は図１の側面
図であり、実施形態を最も良く表している図である。図
３は図２における打撃部の詳細断面である。
説明する。図１は鉄道トンネルにおける本発明の打音検
査装置を適用した検査概念図である。図２は図１の側面
図であり、実施形態を最も良く表している図である。図
３は図２における打撃部の詳細断面である。
【０００８】図１及び図２における構成としては、トン
ネル内をレール１に沿って走行する台車２、台車上部に
搭載されている高所作業車３、高所作業車の先端に搭載
された作業用バケット４から成り、バケット４に検査者
１８が乗り込みトンネルの検査対象面５に接近する。
ネル内をレール１に沿って走行する台車２、台車上部に
搭載されている高所作業車３、高所作業車の先端に搭載
された作業用バケット４から成り、バケット４に検査者
１８が乗り込みトンネルの検査対象面５に接近する。
【０００９】打音検査装置は打撃部６と伸縮棒７と打撃
部を動作させる操作スイッチ８と空気圧を供給するエア
ホース９とホースを巻き取り、延長させるためのホース
リール１０と空気圧を大気に開放するための給排気弁１
１と空気圧源であるエアタンク１２から成り、検査者１
８は伸縮棒７を持って、打撃部６を検査対象面５に押し
当てて打音検査する。
部を動作させる操作スイッチ８と空気圧を供給するエア
ホース９とホースを巻き取り、延長させるためのホース
リール１０と空気圧を大気に開放するための給排気弁１
１と空気圧源であるエアタンク１２から成り、検査者１
８は伸縮棒７を持って、打撃部６を検査対象面５に押し
当てて打音検査する。
【００１０】打撃部６は図３に示す通り、ハンマー１３
と、ハンマーを軸で直結したエアシリンダー１４と、ハ
ンマー１３に衝撃力を与えるバネ１５と検査対象面５に
押し当て曲面でもスムーズに位置移動できハンマー１３
と検査対象面５を一定間隔に保つガイドローラー１６
と、伸縮棒７に結合するためのフランジ１７で構成され
ている。
と、ハンマーを軸で直結したエアシリンダー１４と、ハ
ンマー１３に衝撃力を与えるバネ１５と検査対象面５に
押し当て曲面でもスムーズに位置移動できハンマー１３
と検査対象面５を一定間隔に保つガイドローラー１６
と、伸縮棒７に結合するためのフランジ１７で構成され
ている。
【００１１】打音検査装置の動作を以下説明する。空気
圧源となるエアタンク１２よりエアホース９を通して打
撃部６のエアシリンダー１４に空気圧を供給し、その作
用によってバネ１５を圧縮すると同時にハンマー１３を
引っ込める。その後、給排気弁１１の動作により空気圧
を大気開放することによりエアシリンダー１４内の引張
り力を急激に無くすことにより、圧縮していたバネ１５
を戻し、その反発力によりハンマー１３に衝撃力を与え
る。衝撃力はガイドローラー１６と検査対象面５の間隔
が一定であるため常に一定となる。給排気弁１１の開放
の周期を早めることにより、連続的に検査対象面５に打
撃を加え、打音検査することができる。
圧源となるエアタンク１２よりエアホース９を通して打
撃部６のエアシリンダー１４に空気圧を供給し、その作
用によってバネ１５を圧縮すると同時にハンマー１３を
引っ込める。その後、給排気弁１１の動作により空気圧
を大気開放することによりエアシリンダー１４内の引張
り力を急激に無くすことにより、圧縮していたバネ１５
を戻し、その反発力によりハンマー１３に衝撃力を与え
る。衝撃力はガイドローラー１６と検査対象面５の間隔
が一定であるため常に一定となる。給排気弁１１の開放
の周期を早めることにより、連続的に検査対象面５に打
撃を加え、打音検査することができる。
【００１２】検査者１８は伸縮棒７を保持し、打撃部６
のガイドローラー１６を検査対象面５に押し付けるだけ
で容易にかつ疲労を少なく検査することができる。な
お、トンネルが円形断面であり、かつ複数の部位を検査
する時、高所作業車３が検査対象面に近接する手間を省
くため、その場合は伸縮棒７を伸縮することによって、
高所作業車３をあまり動かさずに検査することが容易で
ある。
のガイドローラー１６を検査対象面５に押し付けるだけ
で容易にかつ疲労を少なく検査することができる。な
お、トンネルが円形断面であり、かつ複数の部位を検査
する時、高所作業車３が検査対象面に近接する手間を省
くため、その場合は伸縮棒７を伸縮することによって、
高所作業車３をあまり動かさずに検査することが容易で
ある。
【００１３】上記の実施形態以外の適用例としては、障
害物があり検査者が検査対象物を直接打音検査できない
場合、高所等危険な箇所で検査者が検査対象物を直接打
音検査できない場合などが考えられる。
害物があり検査者が検査対象物を直接打音検査できない
場合、高所等危険な箇所で検査者が検査対象物を直接打
音検査できない場合などが考えられる。
【００１４】
【発明の効果】本発明によれば、従来手法である打音検
査の迅速性かつ容易性を生かしつつ、さらに検査者の作
業効率の向上、および労力を軽減することができる。
査の迅速性かつ容易性を生かしつつ、さらに検査者の作
業効率の向上、および労力を軽減することができる。
【図１】鉄道トンネルにおける本発明の打音検査装置を
適用した検査概念図
適用した検査概念図
【図２】図１の側面図
【図３】図２における打撃部の詳細断面図
１．レール ２．台車 ３．高所作業車 ４．バケット ５．検査対象面 ６．打撃部 ７．伸縮棒 ８．操作スイッチ ９．エアホース １０．ホースリール １１．給排気弁 １２．エアタンク １３．ハンマー １４．エアシリンダー １５．バネ １６．ガイドローラー １７．フランジ １８．検査者
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 2G047 AA10 BC04 BC07 BC08 CA03 EA09 EA19 GA03
Claims (1)
- 【請求項１】ハンマーとハンマーを直結したエアシリン
ダーとガイドローラーと棒とエアホースと給排気弁と操
作スイッチを備え、自動かつ一定衝撃力で連続的にコン
クリート構造物を打音検査することを特徴とした打音検
査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001151777A JP2002340871A (ja) | 2001-05-22 | 2001-05-22 | コンクリート打音検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001151777A JP2002340871A (ja) | 2001-05-22 | 2001-05-22 | コンクリート打音検査装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002340871A true JP2002340871A (ja) | 2002-11-27 |
Family
ID=18996556
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001151777A Pending JP2002340871A (ja) | 2001-05-22 | 2001-05-22 | コンクリート打音検査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002340871A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100689151B1 (ko) | 2004-12-20 | 2007-03-02 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 음파를 이용한 배관의 퇴적상태 측정장치 |
| JP2007223474A (ja) * | 2006-02-23 | 2007-09-06 | Railway Technical Res Inst | 長尺画像を用いた鉄道施設検査方法及びその装置 |
| CN107632070A (zh) * | 2017-10-20 | 2018-01-26 | 中铁西北科学研究院有限公司 | 一种气动式隧道脱空检测锤击系统 |
| CN107688054A (zh) * | 2017-10-20 | 2018-02-13 | 中铁西北科学研究院有限公司 | 一种隧道缓震滚动轮及其气动式隧道脱空检测锤击仪 |
| KR102187015B1 (ko) * | 2020-06-23 | 2020-12-04 | 주식회사 청안아이에스엠 | 구조물의 안전 진단을 위한 타격 장치 |
-
2001
- 2001-05-22 JP JP2001151777A patent/JP2002340871A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100689151B1 (ko) | 2004-12-20 | 2007-03-02 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 음파를 이용한 배관의 퇴적상태 측정장치 |
| JP2007223474A (ja) * | 2006-02-23 | 2007-09-06 | Railway Technical Res Inst | 長尺画像を用いた鉄道施設検査方法及びその装置 |
| CN107632070A (zh) * | 2017-10-20 | 2018-01-26 | 中铁西北科学研究院有限公司 | 一种气动式隧道脱空检测锤击系统 |
| CN107688054A (zh) * | 2017-10-20 | 2018-02-13 | 中铁西北科学研究院有限公司 | 一种隧道缓震滚动轮及其气动式隧道脱空检测锤击仪 |
| KR102187015B1 (ko) * | 2020-06-23 | 2020-12-04 | 주식회사 청안아이에스엠 | 구조물의 안전 진단을 위한 타격 장치 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20060207 |