JP2002340661A - 鉄道車両の輪重測定装置 - Google Patents
鉄道車両の輪重測定装置Info
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- JP2002340661A JP2002340661A JP2001148695A JP2001148695A JP2002340661A JP 2002340661 A JP2002340661 A JP 2002340661A JP 2001148695 A JP2001148695 A JP 2001148695A JP 2001148695 A JP2001148695 A JP 2001148695A JP 2002340661 A JP2002340661 A JP 2002340661A
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- Japan
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- wheel
- rail
- wheel load
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】従来の輪重測定装置は，車両を停止しての測定
で作業効率が悪く，また，１つの輪重測定にロードセル
４個使用しており，装置価格も高かった。この問題を解
決した輪重測定装置を考案。 【解決手段】走行中に輪重測定出来る測定軌条と，測定
軌条をリニアガイドで支えることによりロードセル１個
で走行中の輪重を測定軌条に車輪が進入してから退出す
るまで測定し，最小２乗法にて輪重値を算出する，走行
中に輪重が測定出来る装置とした。
で作業効率が悪く，また，１つの輪重測定にロードセル
４個使用しており，装置価格も高かった。この問題を解
決した輪重測定装置を考案。 【解決手段】走行中に輪重測定出来る測定軌条と，測定
軌条をリニアガイドで支えることによりロードセル１個
で走行中の輪重を測定軌条に車輪が進入してから退出す
るまで測定し，最小２乗法にて輪重値を算出する，走行
中に輪重が測定出来る装置とした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は鉄道車両の走行安定
性を確保し，その性能を十分に発揮することに係わり、
特に左右バランスが起因する脱線防止に効果を有する輪
重測定装置に関するものである。
性を確保し，その性能を十分に発揮することに係わり、
特に左右バランスが起因する脱線防止に効果を有する輪
重測定装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の技術を図１，図２，図３により説
明する。
明する。
【０００３】図１は従来の輪重測定装置の平面図，図２
は正面図，図３は側面図である。
は正面図，図３は側面図である。
【０００４】従来の輪重測定は車両８を停止し，振動を
無くして測定する方式で，計重機１３を４個を配置し，
この上に台車の２軸４輪を載せ測定していた。１個の計
重機１３は，測定軌条１，測定軌条１を支える架台５，
測定軌条１に車輪が乗った時，均等に荷重を分散させる
ために輪重測定用のロードセル２を４個設け，これらを
固定する固定金具６から構成されている。また，測定軌
条１に車輪が乗った時の横荷重で，ロードセル２が破損
せぬよう固定する横張り１４を設けた方式であった。
無くして測定する方式で，計重機１３を４個を配置し，
この上に台車の２軸４輪を載せ測定していた。１個の計
重機１３は，測定軌条１，測定軌条１を支える架台５，
測定軌条１に車輪が乗った時，均等に荷重を分散させる
ために輪重測定用のロードセル２を４個設け，これらを
固定する固定金具６から構成されている。また，測定軌
条１に車輪が乗った時の横荷重で，ロードセル２が破損
せぬよう固定する横張り１４を設けた方式であった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では，測定
の都度，車両を停止させなければならなく作業効率が悪
く，ロードセルの数も多く，保守費及び装置全体の価格
もアップしていた。
の都度，車両を停止させなければならなく作業効率が悪
く，ロードセルの数も多く，保守費及び装置全体の価格
もアップしていた。
【０００６】本考案はこれら不具合を解決した輪重測定
装置である。
装置である。
【０００７】
【課題を解決するための手段】測定軌条とロードセルを
取付けた架台を固定架台に低摩擦係数のリニアガイドで
組込むことで，車両が測定軌条に乗った時の架台の倒れ
を防止し，上下左右動を円滑にし，横荷重もかからぬ構
造とし，測定軌条の長さを測定軌条の長さを軸距より小
さく，車両速度×車両の１次の固有振動数より大きくと
し，ロードセルも測定軌条端部に１個として，測定軌条
に車輪が進入してから退出するまでの間，輪重を常に測
定し，測定誤差となる車体振動要因値（走行速度，走行
軌条の段差及び継ぎ目間隔）を加味して，最小２乗法に
て求めることで，走行中に輪重を測定出来る方式とし
た。また，停止時の輪重測定を可能とするため，測定軌
条に１個ロードセルを追加し（計２個），走行中及び停
止時でも輪重が測定できる汎用性のある方式とした。
取付けた架台を固定架台に低摩擦係数のリニアガイドで
組込むことで，車両が測定軌条に乗った時の架台の倒れ
を防止し，上下左右動を円滑にし，横荷重もかからぬ構
造とし，測定軌条の長さを測定軌条の長さを軸距より小
さく，車両速度×車両の１次の固有振動数より大きくと
し，ロードセルも測定軌条端部に１個として，測定軌条
に車輪が進入してから退出するまでの間，輪重を常に測
定し，測定誤差となる車体振動要因値（走行速度，走行
軌条の段差及び継ぎ目間隔）を加味して，最小２乗法に
て求めることで，走行中に輪重を測定出来る方式とし
た。また，停止時の輪重測定を可能とするため，測定軌
条に１個ロードセルを追加し（計２個），走行中及び停
止時でも輪重が測定できる汎用性のある方式とした。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図４，５，６によ
って説明する。
って説明する。
【０００９】図４は本発明の輪重測定装置の平面図，図
５は正面図，図６は側面図である。固定架台６に取付け
た低摩擦係数のリニアガイド４に，測定軌条１を取付け
た架台５を取付け，固定架台６と架台５の間にロードセ
ルを取付け，測定軌条１に車両８が進入し，架台５がリ
ニアガイド４をガイドに下降し，輪重を測定する。本装
置は，１軸２輪を各々測定する方式で同構成を２個を，
図２の如くピット内のコンクリート柱７で走行軌条１０
を支えた構造の，走行軌条１０の間に設け，走行レール
１０の支えも兼ねた枕木４で連結している。また，固定
架台５間は歩行出来る幅と枕木４は歩行出来る高さに設
定し，作業者が固定架台５間を歩行出来る構造としてい
る。
５は正面図，図６は側面図である。固定架台６に取付け
た低摩擦係数のリニアガイド４に，測定軌条１を取付け
た架台５を取付け，固定架台６と架台５の間にロードセ
ルを取付け，測定軌条１に車両８が進入し，架台５がリ
ニアガイド４をガイドに下降し，輪重を測定する。本装
置は，１軸２輪を各々測定する方式で同構成を２個を，
図２の如くピット内のコンクリート柱７で走行軌条１０
を支えた構造の，走行軌条１０の間に設け，走行レール
１０の支えも兼ねた枕木４で連結している。また，固定
架台５間は歩行出来る幅と枕木４は歩行出来る高さに設
定し，作業者が固定架台５間を歩行出来る構造としてい
る。
【００１０】測定軌条１は車輪９が同時に乗らない，測
定軌条の長さを軸距より小さく車両速度×車両の１次の
固有振動数より大きくで求めた長さとし，走行中，測定
軌条１に車輪９が入場し出場するまでの輪重を測定し，
測定誤差となる車体振動要因値（走行速度，走行軌条の
段差及び継ぎ目間隔）を加味して，最小２乗法にて輪重
値を算出する。車両を停止しての測定は，測定値がその
まま輪重値とする，走行及び停止の両方にて測定できる
輪重測定装置である。
定軌条の長さを軸距より小さく車両速度×車両の１次の
固有振動数より大きくで求めた長さとし，走行中，測定
軌条１に車輪９が入場し出場するまでの輪重を測定し，
測定誤差となる車体振動要因値（走行速度，走行軌条の
段差及び継ぎ目間隔）を加味して，最小２乗法にて輪重
値を算出する。車両を停止しての測定は，測定値がその
まま輪重値とする，走行及び停止の両方にて測定できる
輪重測定装置である。
【００１１】
【発明の効果】走行中に測定が出来るため，作業効率の
大幅アップが図れると共に，ロードセルを最小限にした
ことで装置全体の価格低減の効果がある。
大幅アップが図れると共に，ロードセルを最小限にした
ことで装置全体の価格低減の効果がある。
【図１】従来の輪重測定装置の平面図である。
【図２】従来の輪重測定装置の正面図である。
【図３】従来の輪重測定装置の側面図である。
【図４】本発明の輪重測定装置の平面図である。
【図５】本発明の輪重測定装置の正面図である。
【図６】本発明の輪重測定装置の側面図である。
１．測定軌条 ２．ロードセル ３．リニアガイド ４．枕木 ５．架台 ６．固定架台 ７．コンクリート柱 ８．車両 ９．車輪 １０．走行軌条 １１．レール取付台 １２．ピット １３．計重機 １４．横張り
Claims (4)
- 【請求項１】走行軌条の間に，測定軌条と最小の荷重測
定センサー（以下，ロードセルと称す。）を組込んだ，
走行中に輪重を測定する輪重測定装置において，長さを
軸距より小さく車両速度×車両の１次の固有振動数より
大きくで求めた測定軌条と，測定軌条上に車輪が進入し
て退出するまでに測定した輪重を最小２乗法にて算出す
ることを特徴とする輪重測定装置 - 【請求項２】請求項１において，ロードセル数は１つの
測定軌条に前後２個としたことを特徴とする輪重測定装
置 - 【請求項３】請求項１において，測定軌条の上下動に，
２本のリニアガイドを設けたことを特徴とする輪重測定
装置 - 【請求項４】請求項１において，走行軌条端部を支持す
る枕木を設け，測定軌条を左右別々に設けたことを特徴
とする輪重測定装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001148695A JP2002340661A (ja) | 2001-05-18 | 2001-05-18 | 鉄道車両の輪重測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001148695A JP2002340661A (ja) | 2001-05-18 | 2001-05-18 | 鉄道車両の輪重測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002340661A true JP2002340661A (ja) | 2002-11-27 |
Family
ID=18993960
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001148695A Pending JP2002340661A (ja) | 2001-05-18 | 2001-05-18 | 鉄道車両の輪重測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002340661A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20210059124A (ko) * | 2019-11-14 | 2021-05-25 | 한국철도기술연구원 | 객차 중량 측정장치 |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52129552A (en) * | 1976-04-23 | 1977-10-31 | Kyowa Electronic Instruments | Apparatus for measuring shaft weight of running vehicle |
| JPS55148620A (en) * | 1979-05-07 | 1980-11-19 | Kubota Ltd | Transfer gear for tractor |
| JPS63187122A (ja) * | 1987-01-29 | 1988-08-02 | Tokyu Car Corp | 重量測定装置 |
| JPH09171408A (ja) * | 1995-12-19 | 1997-06-30 | Siemens Kk | 搬送システムにおける自走台車の制御方法 |
| JPH10311752A (ja) * | 1997-05-13 | 1998-11-24 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 車重計量装置 |
-
2001
- 2001-05-18 JP JP2001148695A patent/JP2002340661A/ja active Pending
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52129552A (en) * | 1976-04-23 | 1977-10-31 | Kyowa Electronic Instruments | Apparatus for measuring shaft weight of running vehicle |
| JPS55148620A (en) * | 1979-05-07 | 1980-11-19 | Kubota Ltd | Transfer gear for tractor |
| JPS63187122A (ja) * | 1987-01-29 | 1988-08-02 | Tokyu Car Corp | 重量測定装置 |
| JPH09171408A (ja) * | 1995-12-19 | 1997-06-30 | Siemens Kk | 搬送システムにおける自走台車の制御方法 |
| JPH10311752A (ja) * | 1997-05-13 | 1998-11-24 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 車重計量装置 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20210059124A (ko) * | 2019-11-14 | 2021-05-25 | 한국철도기술연구원 | 객차 중량 측정장치 |
| KR102348301B1 (ko) * | 2019-11-14 | 2022-01-11 | 한국철도기술연구원 | 객차 중량 측정장치 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20060207 |
|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080227 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110105 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110426 |