JP2002340364A - フロアキャビネット - Google Patents

フロアキャビネット

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JP2002340364A
JP2002340364A JP2001145572A JP2001145572A JP2002340364A JP 2002340364 A JP2002340364 A JP 2002340364A JP 2001145572 A JP2001145572 A JP 2001145572A JP 2001145572 A JP2001145572 A JP 2001145572A JP 2002340364 A JP2002340364 A JP 2002340364A
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JP
Japan
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sink
water
peltier element
duct
floor cabinet
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Application number
JP2001145572A
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Hiroshi Matsuda
宏 松田
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Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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  • Central Heating Systems (AREA)
  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)
  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】使用者の周囲を局所的に冷房又は暖房すること
が可能であり、冷房又は暖房のためのエネルギー効率が
良く、製造コストの低廉化を実現することができるフロ
アキャビネットを提供する。 【解決手段】止水栓11から給水されるシンク10と、
外部電源Pから電流が供給されるペルチェ素子31とを
備えている。背後にはダクト4が備えられており、ダク
ト4には使用者に向けて開く通風口4a、13aが設け
られている。ダクト4内にはファン33が設けられ、ペ
ルチェ素子31の一面31aはシンク10と熱交換可能
であり、ペルチェ素子31の他面31bはダクト4内の
空気に熱交換可能とされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流し台、洗面化粧
台等のフロアキャビネットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フロアキャビネットの一例である
流し台として、ペルチェ素子を利用した冷暖房装置が備
えられた流し台が知られている(特開2000−186
31号公報)。この流し台は、水道管と接続された止水
栓の蛇口から給水されるシンクと、外部電源から電流が
供給されるペルチェ素子とを備えている。
【0003】流し台の背後には、床から垂直方向に延在
するダクトが備えられている。ダクトの最下部又は最下
部及び最上部は使用者の方向に向けられており、それら
の先端には開口が設けられている。ペルチェ素子は、各
開口に近接したダクト内に設けられている。また、ダク
ト内には水道水等の熱交換用の熱媒体を循環させるため
の配管が設けられており、ポンプによって熱媒体を循環
することにより、ペルチェ素子の一面と熱媒体との間で
熱交換が可能となっている。また、ダクトの各開口とペ
ルチェ素子との間には、空気を送出可能なファンが設け
られており、ペルチェ素子の他面と空気との熱交換が可
能とされている。
【0004】この流し台では、ペルチェ素子に外部電源
から一方向の電流を供給することにより、ペルチェ素子
の他面が冷却され、空気とペルチェ素子の他面との熱交
換により空気が冷却される。そして、ファンを作動する
ことにより冷却された空気を開口から送風し、流し台の
使用者の周囲を局所的に冷房することができる。一方、
ペルチェ素子の一面は、電流の供給により発熱し、熱媒
体に放熱を行う。
【0005】他方、この流し台では、ペルチェ素子に外
部電源から逆方向の電流を供給することにより、ペルチ
ェ素子の他面が発熱し、空気とペルチェ素子の他面との
熱交換により空気が加熱される。そして、ファンを作動
することにより加熱された空気を開口から送風し、流し
台の使用者の周囲を局所的に暖房することができる。一
方、ペルチェ素子の一面は、電流の供給により冷却さ
れ、熱媒体から吸熱する。
【0006】このため、この流し台では、冷媒ガスを用
いた圧縮機を用いた空気調和機によって部屋全体を冷房
又は暖房する場合と比較し、エネルギーの消費が少な
く、使用者の周囲の冷房又は暖房を素早く実現すること
ができる。また、冷房又は暖房のための圧縮機は不要で
あるため、振動や騒音が発生することもない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のペ
ルチェ素子を利用した流し台では、配管内を熱媒体が循
環して熱交換を行うこととしているため、配管やポンプ
等の部品が必要となり、部品点数が増大することとな
る。このため、装置が複雑化するとともに、組み立ての
ための工程数も増すこととなり、ひいては製造コストの
高騰化を招いていた。
【0008】この不具合を解決するため、熱媒体の循環
による熱交換を廃し、ダクト内の空気と熱交換を行うこ
とも考えられる。こうであれば、熱媒体を循環するため
の配管やポンプは不要となる。しかしながら、これでは
熱交換が不充分となり、エネルギーの効率が悪くなるこ
とから、電気使用量が増大し、ひいてはランニングコス
トの高騰化を招くこととなる。
【0009】以上の不具合は、流し台に限らず、洗面化
粧台等の他のフロアキャビネットに上記ペルチェ素子を
利用した場合においても発生する問題である。
【0010】本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされ
たものであって、使用者の周囲を局所的に冷房又は暖房
することが可能であり、それらのためのエネルギー効率
も良く、製造コストの低廉化をも実現できるフロアキャ
ビネットを提供することを解決すべき課題としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のフロアキャビネ
ットは、給水手段により給水され得るシンク又は洗面ボ
ールと、電流供給手段により電流が供給されるペルチェ
素子とを備えたフロアキャビネットにおいて、
【0012】使用者又は室内に向けて開くダクトが備え
られ、該ダクト内には空気を送出可能な送風手段が設け
られ、前記ペルチェ素子の一面は前記シンク、該シンク
内の水、前記洗面ボール、該洗面ボール内の水又は前記
給水手段と熱交換可能であり、該ペルチェ素子の他面は
該ダクト内の空気に熱交換可能であることを特徴とす
る。
【0013】本発明のフロアキャビネットでは、ペルチ
ェ素子に電流供給手段により一方向の電流を供給するこ
とにより、ペルチェ素子の一面は発熱し、他面は冷却さ
れる。そして、ペルチェ素子の他面はダクト内の空気に
熱交換可能とされているため、ダクト内に設けられた送
風手段により、冷却された空気をダクト外に送出するこ
とができる。これにより、フロアキャビネットの使用者
の周囲を局所的に冷房することが可能となる。
【0014】この際、ペルチェ素子の一面は熱容量が大
きなシンク、シンク内の水、洗面ボール、洗面ボール内
の水又は給水手段と熱交換可能とされているため、従来
のようにポンプによって水道水等を循環させなくても、
ペルチェ素子の一面とシンク等との間で充分な熱交換が
可能となり、冷房のためのエネルギー効率が良くなる。
また、これにより、シンク、シンク内の水、洗面ボー
ル、洗面ボール内の水又は給水される水を暖めることも
可能となる。このため、暖かい水により洗物、洗顔等を
行うことができる。
【0015】他方、本発明のフロアキャビネットでは、
ペルチェ素子に電流供給手段により逆方向の電流を供給
することにより、ペルチェ素子の一面は冷却され、他面
は発熱する。そして、ペルチェ素子の他面はダクト内の
空気に熱交換可能とされているため、ダクト内に設けら
れた送風手段により、加熱された空気をダクト外に送出
することができる。これにより、フロアキャビネットの
使用者の周囲を局所的に暖房することが可能となる。
【0016】この際、ペルチェ素子の一面は熱容量が大
きなシンク、シンク内の水、洗面ボール、洗面ボール内
の水又は給水手段と熱交換可能とされているため、従来
のようにポンプによって水道水等を循環させなくても、
ペルチェ素子の一面とシンク等との間で充分な熱交換が
可能となり、暖房のためのエネルギー効率が良くなる。
また、これにより、シンク、シンク内の水、洗面ボー
ル、洗面ボール内の水又は給水される水を冷却すること
も可能となる。このため、冷たい水により料理、化粧等
を行うことができる。
【0017】このため、このフロアキャビネットは冷房
又は暖房のエネルギーの効率が良くなり、電気使用量も
少なくなり、ひいてはランニングコストを低廉化でき
る。また、熱交換用の配管やポンプ等の部品を不要にで
きるため、部品点数を減らすことができ、構造も簡単と
なることから、組み立てのための工程数も減らすことが
でき、ひいては製造コストの低廉化を実現することがで
きる。
【0018】したがって、本発明のフロアキャビネット
では、使用者の周囲の局所的な冷房及び暖房が可能であ
り、それらのためのエネルギー効率も良く、製造コスト
の低廉化を実現することができる。
【0019】本発明のフロアキャビネットでは、シン
ク、シンク内の水、洗面ボール又は洗面ボール内の水の
温度を検知する検知手段と、検知手段の検知信号により
シンク又は洗面ボールに水を貯溜する水路を開閉する開
閉弁とを備えることが好ましい。こうであれば、シンク
等の温度がペルチェ素子の他面の温度に近づいて熱交換
が不充分となる前にシンク等に水が貯留されることとな
る。このため、シンク等の温度を絶えず熱交換が充分と
なる温度にすることができ、ひいてはエネルギー効率よ
く冷房又は暖房の連続運転を行うことが可能となる。
【0020】本発明のフロアキャビネットに使用される
シンク又は洗面ボールは、陶磁器製、プラスチックス製
又は金属製のいずれも採用することができるが、陶磁器
製のものが好ましい。陶磁器はプラスチックスや金属と
比較して比熱が大きいため、蓄熱量も大きい。また、陶
磁器はプラスチックスより熱伝導率も大きい。このた
め、ペルチェ素子の一面と陶磁器製のシンク等との間で
効率良く熱交換を行うことが可能となる。さらには、金
属製やプラスチックス製に比べて耐久性も優れている。
【0021】また、ペルチェ素子の一面及び他面の少な
くとも一方には接触面積を拡大するフィンが設けられて
いることが好ましい。こうであれば、ペルチェ素子とシ
ンク等やダクト内の空気との熱交換を効率よく行うこと
が可能となるため、ペルチェ素子による冷房又は暖房の
エネルギー効率も向上することとなり、ひいてはランニ
ングコストを低廉なものとすることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明のフロアキャビネッ
トを流し台のキッチンフロアキャビネットに具体化した
実施形態1〜3を図面を参照しつつ説明する。
【0023】(実施形態1)図1に示すように、実施形
態1のキッチンフロアキャビネット1は、キッチンアッ
パーキャビネット2とともにシステムキッチンを構成し
ている。
【0024】キッチンフロアキャビネット1にはステン
レス製のシンク10と給水手段としての止水栓11が備
えられており、シンク10の下部には下部収納庫12が
設けられている。下部収納庫12の下には足元スペース
13が設けられており、足元スペース13の先端には外
部に連通する通風口13aが設けられている。
【0025】また、キッチンフロアキャビネット1の背
後には、図2に示すように、足元スペース13から上方
に延在し、キッチンフロアキャビネット1の上端まで延
在するダクト4が形成されている。ダクト4の上端には
使用者又は室内に向けて開く通風口4aが設けられてい
る。
【0026】シンク10には、排水管14が接続され、
排水管14は床面に設けられた排水口15に接続されて
いる。排水管14には電磁弁16が備えられており、電
磁弁16の開閉によりシンク10に水を貯溜したり、排
水したりすることが可能とされている。止水栓11は水
道管17に接続されており、水道管17には給水管18
が枝分かれして接続されている。給水管18にも電磁弁
19が設けられており、電磁弁19を開閉することによ
り、シンク10内へ給水したり、給水を停止したりする
ことが可能とされている。
【0027】シンク10の奥側の側壁10aはダクト4
内に剥き出しとされており、図2及び図3に示すよう
に、ペルチェ素子31が一面31aを側壁10aに当接
し、他面31bをダクト4内に向けて取り付けられてい
る。ペルチェ素子31の他面31bには、図4に示すよ
うに、空気との接触面積を拡大するためのフィン32が
設けられている。フィン32に近接したダクト4内に
は、図2及び図3に示すように、送風手段としてのファ
ン33が設けられている。
【0028】また、ペルチェ素子31に近接した側壁1
0aには、検知手段としての温度センサ34が固定され
ており、温度センサ34は、図5に示すように、交流を
直流に変換することもできる制御装置35を介して電流
供給手段としての外部電源Pに繋がっている。また、制
御装置35は、駆動装置36を介して電磁弁16、19
に繋がっている。同様に、ペルチェ素子31には制御装
置35を介して外部電源Pより電流が供給されるように
なっている。
【0029】以上のように構成されたキッチンフロアキ
ャビネット1では、外部電源Pより制御装置35を介し
て一方向の電流が供給されると、ペルチェ素子31の一
面31aが発熱し、他面31bが冷却される。ここで、
他面31bにはフィン32が取り付けられているため、
ダクト4内の空気を効率的に冷却する。このため、冷房
のエネルギー効率が良好となる。そして、冷却された空
気はファン33によりダクト4内を上昇し、通風口4a
から使用者の頭頂部の付近に向かって送出される。これ
により、キッチンフロアキャビネット1の使用者を局所
的に冷房することが可能となる。なお、通風口13aは
吸気口としての役割を果たすこととなる。
【0030】この際、ペルチェ素子31の一面31a
は、側壁10aを介してシンク10を加熱する。シンク
10はステンレス製であるため、ペルチェ素子31の一
面31aから効率よく放熱させることができ、冷房のた
めのエネルギー効率も良いものとなる。また、シンク1
0内に水が貯溜されておれば、シンク10内の水も暖め
ることができる。このため、暖かい水により洗物等を行
うことができる。
【0031】そして、シンク10内に水が貯溜されてい
る場合、側壁10aの温度が設定された温度以上となる
と、温度センサ34から検知信号を受けた制御装置35
が電磁弁16、19を駆動するための駆動信号を発生す
る。そして、駆動信号によって駆動装置36が作動し、
電磁弁16が一定の時間開放され、シンク10内の水が
排水される。この後、再び電磁弁16が閉鎖されるとと
もに、電磁弁19が開放され、給水管18からシンク1
0内に給水がなされる。そして、一定量の水が給水され
た後、制御装置35から電磁弁19を閉じるための閉鎖
信号が発生し、この閉鎖信号により駆動装置36が作動
して電磁弁19が閉鎖される。こうして、シンク10内
に新鮮な水が貯留され、シンク10の温度は低下する。
そして、再びペルチェ素子31の一面31aからの放熱
により以上の作用が繰り返される。
【0032】このため、シンク10の側壁10aの温度
は設定された温度以上には上昇しないこととなり、絶え
ず熱交換が充分に行われることなり、ひいてはエネルギ
ー効率の良い冷房の連続運転が可能となる。
【0033】他方、本実施形態1のキッチンフロアキャ
ビネット1では、ペルチェ素子31に外部電源Pにより
逆方向の電流を供給することにより、ペルチェ素子31
の一面31aは冷却され、他面31bは発熱することと
なる。そして、ダクト4内の空気はペルチェ素子31の
他面31bとフィン32を介して熱交換を行い、加熱さ
れることとなる。加熱された空気は、ダクト4内に設け
られたファン33を冷房の場合とは逆向きに回転させる
ことにより、足元スペース13の先端に設けられた通風
口13aから送出されることとなる。これにより、キッ
チンフロアキャビネット1の使用者を局所的に暖房する
ことが可能となる。
【0034】この際、ペルチェ素子31の一面31a
は、側壁10aを介してシンク10を冷却する。シンク
10はステンレス製であるため効率よく吸熱することが
でき、暖房のためのエネルギー効率も良いものとなる。
また、シンク10内に水が貯溜されておれば、シンク1
0内の水を冷却することもできる。このため、冷たい水
により料理等を行うことができる。
【0035】そして、シンク10内に水が貯溜されてい
る場合、側壁10aの温度が設定された温度以下となる
と、電磁弁16、19に対して冷房の場合と同様の制御
がなされ、シンク10の側壁10aの温度は設定された
温度以下にはならない。このため、絶えず熱交換が充分
に行われることなり、ひいてはエネルギー効率の良い暖
房の連続運転が可能となる。
【0036】このため、このキッチンフロアキャビネッ
ト1は冷房又は暖房のエネルギーの効率が良くなり、電
気使用量も少なくなり、ひいてはランニングコストを低
廉化できる。また、熱交換用の配管やポンプ等の部品を
不要にできるため、部品点数を減らすことができ、構造
も簡単となることから、組み立てのための工程数も減ら
すことができ、ひいては製造コストの低廉化を実現する
ことができる。
【0037】なお、キッチンフロアキャビネット1が大
きなシンクの他に小さなシンクを有する場合、その小さ
なシンクの周囲を上記のように構成することもできる。
こうであれば、大きなシンクを通常のように用いなが
ら、小さなシンクにより本発明の効果を奏することがで
きる。
【0038】(実施形態2)実施形態2のキッチンフロ
アキャビネットは、図6に示すように、ペルチェ素子6
1が放熱ブロック17aを介して水道管17に取り付け
られている。放熱ブロック17aは、金属製のものであ
り、水道管17が細いことからペルチェ素子61の一面
61aとの接触面積を拡大するために用いられる。その
他の構成は実施形態1と同様であり、同一の構成につい
ては同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0039】このキッチンフロアキャビネットによれ
ば、ペルチェ素子61の一面61aからの放熱又は吸熱
により、止水栓11からシンク10に温水又は冷水を供
給することが可能となる。このため、こうして得られる
温水を洗物等に利用したり、冷水を料理等に利用するこ
とができる。他の作用効果は実施形態1と同様である。
【0040】(実施形態3)実施形態3のフロアキャビ
ネットは、洗面化粧台であり、図7に示すように、陶磁
器製の洗面ボール71が設けられている。洗面ボール7
1の側壁71aにはペルチェ素子72が取り付けられて
いる。この洗面化粧台には背後に実施形態1と同様の内
部構造を有するダクト73が設けられている。
【0041】この洗面化粧台では、陶磁器製の洗面ボー
ル71が大きな比熱を有し、大きな蓄熱量を有してい
る。また、陶磁器製の洗面ボール71はプラスチックス
製のものより熱伝導率も大きい。このため、ペルチェ素
子72の一面72aと洗面ボール71の側壁71aとの
間で効率良く熱交換を行うことが可能となり、エネルギ
ー効率を高めることができる。さらには、金属製やプラ
スチックス製に比べ耐久性も優れている。さらには、温
水又は冷水を洗面ボール71に貯留することが可能とな
るため、温水を洗顔等に利用したり、冷水を化粧等に利
用することができる。他の作用効果は実施形態1と同様
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1のキッチンフロアキャビネットの斜
視図である。
【図2】実施形態1のキッチンフロアキャビネットの断
面図である。
【図3】実施形態1のキッチンフロアキャビネットの要
部拡大断面図である。
【図4】実施形態1のキッチンフロアキャビネットに取
り付けられたペルチェ素子等の断面図である。
【図5】実施形態1のキッチンフロアキャビネットを構
成する制御装置等のブロック図である。
【図6】実施形態2のキッチンフロアキャビネットの要
部拡大断面図である。
【図7】実施形態3の洗面化粧台の要部拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
11、17…給水手段(11…止水栓、17…水道管) 10…シンク 71…洗面ボール P…電流供給手段(外部電源) 31、61、72…ペルチェ素子 4、13、73…ダクト(13…足元スペース) 33…送風手段(ファン) 34…検知手段(温度センサ) 16、19…開閉弁(電磁弁) 32…フィン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F24D 5/00 F24D 5/00 A 15/00 15/00 A

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給水手段により給水され得るシンク又は洗
    面ボールと、電流供給手段により電流が供給されるペル
    チェ素子とを備えたフロアキャビネットにおいて、 使用者又は室内に向けて開くダクトが備えられ、該ダク
    ト内には空気を送出可能な送風手段が設けられ、前記ペ
    ルチェ素子の一面は前記シンク、該シンク内の水、前記
    洗面ボール、該洗面ボール内の水又は前記給水手段と熱
    交換可能であり、該ペルチェ素子の他面は該ダクト内の
    空気に熱交換可能であることを特徴とするフロアキャビ
    ネット。
  2. 【請求項2】シンク、該シンク内の水、洗面ボール又は
    該洗面ボール内の水の温度を検知する検知手段と、該検
    知手段の検知信号により該シンク又は該洗面ボールに水
    を貯溜する水路を開閉する開閉弁とを備えたことを特徴
    とする請求項1記載のフロアキャビネット。
  3. 【請求項3】シンク又は洗面ボールは陶磁器製であるこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載のフロアキャビネッ
    ト。
  4. 【請求項4】ペルチェ素子の一面及び他面の少なくとも
    一方には接触面積を拡大するフィンが設けられているこ
    とを特徴とする請求項1、2又は3記載のフロアキャビ
    ネット。
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