JP2002338399A - 窒化物化合物半導体結晶の製造方法及び窒化物化合物半導体結晶並びに半導体デバイス - Google Patents

窒化物化合物半導体結晶の製造方法及び窒化物化合物半導体結晶並びに半導体デバイス

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JP2002338399A
JP2002338399A JP2001152853A JP2001152853A JP2002338399A JP 2002338399 A JP2002338399 A JP 2002338399A JP 2001152853 A JP2001152853 A JP 2001152853A JP 2001152853 A JP2001152853 A JP 2001152853A JP 2002338399 A JP2002338399 A JP 2002338399A
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semiconductor crystal
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Yoshikatsu Morishima
嘉克 森島
Michio Kihara
倫夫 木原
Tadaitsu Tsuchiya
忠厳 土屋
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Hitachi Cable Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 5×1018cm-3以上の高正孔濃度を有する
p型の窒化物化合物半導体結晶の製造方法及び窒化物化
合物半導体結晶並びに半導体デバイスを提供する。 【解決手段】 p型の窒化ガリウム、p型の窒化アルミ
ニウム、p型の窒化インジウムまたはこれらの混晶等の
窒化物化合物半導体層を成長させる際に、マグネシウム
とシリコンとを同時にドーピングすることにより、マグ
ネシウムの原料とシリコンの原料とを予め電磁波RFで
分解することなく最適な結晶成長条件で成長させること
ができるので、マグネシウムの濃度で8×1019cm-3
を超えることなく、しかもアニールなど成長後の付加的
な作業を必要とせずに5×1018cm-3以上の高正孔濃
度を実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、窒化物化合物半導
体結晶の製造方法及び窒化物化合物半導体結晶並びに半
導体デバイスに関する。
【0002】詳しくは、気相成長方法によりアクセプタ
不純物をドープして形成したp型の窒化アルミニウム、
窒化ガリウム、窒化インジウム、またはこれらの混晶の
高キャリア濃度化に関する。
【0003】
【従来の技術】紫外、青色発光レーザダイオード等の半
導体デバイスにはp型の窒化ガリウム、窒化アルミニウ
ム、窒化インジウムまたはこれらの混晶等の窒化物化合
物半導体結晶が用いられている。この窒化物化合物半導
体結晶のp型化はマグネシウムのドーピングにより行わ
れている。
【0004】これらのGaN系材料中ではアクセプタを
形成するマグネシウムのアクセプタ準位が深く、活性化
エネルギーが大きいため、アクセプタから正孔が発生し
にくくなり、正孔濃度を高濃度化するのが難しい。特に
レーザダイオードを製造する場合、p型コンタクト層に
必要な正孔濃度は5×1018cm-3以上とも言われてい
る。このため、レーザダイオードを製造するためには、
マグネシウムを5×1020cm-3以上の濃度にドーピン
グする必要がある。
【0005】しかし、このような高濃度ドーピングは、
マグネシウムに起因する結晶欠陥の発生を招くため、一
般に成長は非常に困難であり、現在、工業的には実現し
ていない。
【0006】この結晶欠陥の問題を克服する方法とし
て、p型ドーパントのマグネシウムと、n型ドーパント
のシリコン(または酸素)とを同時にドーピングして、
高濃度の正孔を得る方法が知られている(特開平10−
101496号公報、以下「公開公報1」という、特開
平10−144960号公報、以下「公開公報2」とい
う。)。
【0007】公開公報1に開示された方法によれば、原
料ガスとしてのマグネシウムとシリコンとを電磁波RF
によって2:1に独立に原子状に分解(プラズマ化)
し、基板表面に導くことにより、高正孔濃度のp型Ga
Nの提供を実現している。公開公報2に開示された方法
によれば、成長後に結晶中の水素を除去する付加的な作
業により高正孔濃度を実現している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、公開公報1
に開示された方法では、予め原料ガスを電磁波RFによ
り原子状にすることが必要とされる。また、このように
原子状に分解することで、マグネシウムのドーパントと
シリコンのドーパントとの割合を2:1に制御して、高
効率のドーピングを実現している。
【0009】しかし、通常の量産型気相成長装置では、
電磁波RFによる分解機構を設けることは一般的ではな
く、工業的に実施が困難である。また、マグネシウムと
シリコンとは独立に電磁波RFで原子状に分解する必要
があり、分解前のマグネシウム及びシリコンは配管で別
々に導入する必要があり不便である。さらに、原子状に
分解しない従来の方法では、マグネシウムの原料及びシ
リコンの原料の最適な供給割合についてはまだ開発され
ていない。原料の最適な供給割合については明確な記述
が無い点では公開公報2に開示された方法でも同様であ
る。
【0010】公開公報2に開示された方法では、成長後
のアニールによりマグネシウムをアクセプタとして活性
化しているが、このような付加的な作業は量産時の原価
上昇を招く。公開公報2に開示された方法よれば、マグ
ネシウム濃度として1×10 20cm-3もの高い濃度にド
ーピングが実施されており、成長そのものがマグネシウ
ムの活性化に十分最適な条件になっていないと考えられ
る。そのため、成長後のアニールという付加的な方法を
使用せざるを得なくなっているという問題があった。
【0011】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、5×1018cm-3以上の高正孔濃度を有するp型の
窒化物化合物半導体結晶の製造方法及び窒化物化合物半
導体結晶並びに半導体デバイスを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の窒化物化合物半導体結晶の製造方法は、マグ
ネシウムとシリコンとを同時にドーピングしてp型の窒
化ガリウム、p型の窒化アルミニウム、p型の窒化イン
ジウムまたはこれらの混晶等の窒化物化合物半導体結晶
を製造する方法において、マグネシウムの原料ガスに対
するシリコンの原料ガスのモル濃度比を5%以下にする
ものである。
【0013】上記構成に加え本発明の窒化物化合物半導
体結晶の製造方法は、窒化物化合物半導体結晶を製造す
るのに用いる反応炉内の圧力を40000Pa(約30
0Torr)以上とするのが好ましい。
【0014】上記構成に加え本発明の窒化物化合物半導
体結晶の製造方法は、III 族元素の原料ガスに対するア
ンモニアガスのモル濃度比を1000以上1200以下
とするのが好ましい。
【0015】上記構成に加え本発明の窒化物化合物半導
体結晶の製造方法は、マグネシウムとシリコンとを同時
にドーピングしてp型の窒化ガリウム、p型の窒化アル
ミニウム、p型の窒化インジウムまたはこれらの混晶等
の窒化物化合物半導体結晶を製造する方法において、ガ
リウム、アルミニウム、インジウムまたはマグネシウム
のいずれか若しくは全ての原料に有機金属を用いた有機
金属気相成長を用いてもよい。
【0016】本発明の窒化物化合物半導体結晶は、上記
構成の製造方法により成長したp型の窒化ガリウム、p
型の窒化アルミニウム、p型の窒化インジウムまたはこ
れらの混晶等からなるものである。
【0017】本発明の窒化物化合物半導体結晶は、上記
構成の製造方法により成長し、かつ、結晶中のマグネシ
ウムの濃度が8×1019cm-3以下であるp型の窒化ガ
リウム、窒化アルミニウム、窒化インジウムまたはこれ
らの混晶等からなるものである。
【0018】本発明の半導体デバイスは、上記構成の製
造方法により成長した窒化物化合物半導体結晶を用いた
ものである。
【0019】本発明によれば、p型の窒化ガリウム、p
型の窒化アルミニウム、p型の窒化インジウムまたはこ
れらの混晶等の窒化物化合物半導体層を成長させる際
に、マグネシウムとシリコンとを同時にドーピングする
ことにより、マグネシウムの原料とシリコンの原料とを
予め電磁波RF等で分解することなく最適な結晶成長条
件で成長させることができるので、マグネシウムの濃度
で8×1019cm-3を超えることなく、しかもアニール
など成長後の付加的な作業を必要とせずに5×1018
-3以上の高正孔濃度を実現することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳述する。
【0021】マグネシウムとシリコンとをドーピングす
る際に、高い正孔濃度を得ようとしてただ単にマグネシ
ウム及びシリコンの濃度を増すと、公開公報2に開示さ
れた方法のように、成長後のアニール等の付加的な作業
が必要となる。これに対して本発明では、成長中のマグ
ネシウム原料の供給量とシリコン原料の供給量との比を
最適に保ち、マグネシウム原料とシリコン原料との反応
促進のため、成長圧力を必要以上に下げないように留意
し、かつ、アンモニアの過剰な供給を抑えることによ
り、成長後のアニール等の付加的な作業が無くても、十
分正孔濃度の高い窒化物化合物半導体結晶が得られる。
【0022】また、本発明で得られたp型のGaN系結
晶に電極を形成して使用する発光素子等の半導体デバイ
スに用いることにより、電極と半導体層との間の接触抵
抗が小さくなり、さらにはp型層での電流分散がしやす
いというメリットがある。さらに、低温領域でも高いホ
ール濃度が維持できるので、低温環境で使用する半導体
デバイスへの使用が可能である。
【0023】
【実施例】以下、具体的な数値を挙げて説明するが、本
発明はこれに限定されるものではない。
【0024】(実施例1)MOVPE法(有機金属気相
成長法)を用いて、MgとSiとを同時にドープしたG
aN結晶を成長させた。成長は横型のMOVPE装置
(図示せず。)を用い、サファイア基板を1200℃で
熱処理した後に、500℃でGaNバッファ層を20n
mの厚さに成長させ、1050℃の温度でp型のGaN
層を約2μmの厚さに成長させた。Ga原料としてトリ
メチルガリウム(TMG)を、N原料としてアンモニア
(NH3 )を、Mg原料としてビスシクロペンタジエニ
ルマグネシウム(Cp2 Mg)を、Si原料としてモノ
シラン(SiH4 )を用いた。p型GaN成長中のV/I
II比は1200で行った。
【0025】成長後に炉から取り出した結晶の正孔濃度
をvan der Pauw法で測定した。
【0026】図1に101325Pa(約760Tor
r)で成長した場合の、Cp2 Mgの供給量に対するS
iH4 の供給量のモル比([Si]/[Mg])と、得
られたp型GaN結晶の正孔濃度との関係を示す。すな
わち、図1は本発明の窒化物化合物半導体結晶の製造方
法を適用したp型結晶の正孔濃度のSi濃度依存性を示
す図であり、同図において横軸がモル比軸であり、縦軸
が正孔濃度軸である。図2は本発明の窒化物化合物半導
体結晶の製造方法を適用したp型結晶の正孔濃度の成長
圧力依存性を示す図であり、横軸が成長圧力軸であり、
縦軸が正孔濃度軸である。
【0027】結晶中のMg濃度は、8×1019cm-3
なるように成長させている。モル比([Si]/[M
g])が5%までは、ほぼ単調に正孔濃度が増加するの
に対して、モル比([Si]/[Mg])が5%を超え
ると急激に正孔濃度が低下することが分かる。正孔濃度
を測定した結果、最高で8×1018cm-3であった。
【0028】モル比([Si]/[Mg])を3%に保
ち、成長圧力を約101330Pa(約760Tor
r)から約10133Pa(約76Torr)まで低下
させると、図2に示すように40000Pa(約300
Torr)付近より正孔濃度が低下し始め、13330
Pa(約100Torr)以下においては、Mg、Si
の同時ドーピングの効果が認められないレベルにまで低
下してしまうことが分かった。また、V/III比を900
〜5000と変化させたところ、V/III比が1200で
正孔濃度は最高値となった。
【0029】図3は本発明の窒化物化合物半導体結晶の
製造方法を適用したp型結晶の正孔濃度のV/III比依存
性を示す図であり、横軸がV/III比軸であり、縦軸が正
孔濃度軸である。
【0030】図3より明らかなようにV/III比が100
0未満では正孔濃度の著しい低下が起こり、表面のモホ
ロジーが悪化してしまった。V/III比が1300以上で
は表面モホロジーには優れているものの正孔濃度が低下
することが分かった。V/III比が2000付近のサンプ
ルを窒素雰囲気で800℃で20分のアニール処理を施
したところ、V/III比1000〜1200付近の正孔濃
度とほぼ等しいレベルに回復したことから、V/III比の
高い成長ではMgアクセプタに対する何らかの不活性メ
カニズムが存在するものと思われる。
【0031】次に、モル比([Si]/[Mg])を3
%に保ち、Mg濃度を1×1018cm-3まで変化させ
て、正孔濃度を調べたところ、図4に示すようにMg濃
度が8×1019cm-3から3×1020cm-3まで飽和す
る傾向があり単調に増加するものの、極大値を超えると
逆に減少してしまうことが分かる。
【0032】尚、図4は本発明の窒化物化合物半導体結
晶の製造方法を適用したp型結晶の正孔濃度のMg濃度
依存性を示す図であり、横軸がMg濃度軸であり、縦軸
が正孔濃度軸である。
【0033】ここで、上記記載は全てGaNに対する結
果であるが、In組成0.1のInGaN、あるいはA
l組成0.2のAlGaNに対しても同様の現象が確認
された。InGaNの成長では成長温度を830℃と
し、インジウム原料としてトリメチルインジウム(TM
I)を用いる点、AlGaNの成長では成長温度を10
50℃とし、アルミニウム原料としてトリメチルアルミ
ニウム(TMA)を用いる点以外の成長条件はGaNの
場合と同様である。正孔濃度は最高で、InGaNの場
合は1×1019cm-3であり、AlGaNの場合は5×
1018cm-3であった。
【0034】(実施例2)MOVPE法を用いて、サフ
ァイア基板上に図5に示すようなpn接合構造の窒化ガ
リウム系化合物半導体エピタキシャルウェハを積層成長
させた。
【0035】図5は本発明の窒化物化合物半導体結晶の
製造方法を適用したエピタキシャルウェハの一実施例を
示す構造図である。図6は本発明の窒化物化合物半導体
結晶の製造方法を適用したエピタキシャルウェハの他の
実施例を示す構造図である。
【0036】サファイアc面基板1上に、500℃でG
aNバッファ層2を20nmの厚さに成長させ、次に1
000℃でn型のSiドープGaN層3を2μmの厚さ
に成長させた。そのGaN層3の上のp型GaN層(厚
さ0.5μm)として、図5に示すMg単独ドープGa
N層4を有するものと、図6に示すMgとSiとの同時
ドーピングGaN層5を有するものとの2種類のLED
構造を有するエピタキシャルウェハを成長させた。
【0037】次に、このエピタキシャルウェハを加工し
て図7に示すようなLEDを作製した。ウェハの表面の
一部をRIE(Reactive Ion Etchi
ng)でエッチングして除去し、n型GaN層6を露出
させた後、n型GaN層の表面にはTi/Al電極7を
形成し、p型層8の表面の一部にはNi/Au電極9を
形成してLEDチップを作製した。このLEDチップの
発光出力を測定した。20mA通電時で従来技術のMg
ドーピングのp型GaNを用いた方のLEDの出力は、
0.05mWであり、本発明のMg、Siの同時ドーピ
ングしたp型GaNを用いた方のLEDの出力は0.2
mWであった。
【0038】図7は本発明の窒化物化合物半導体結晶の
製造方法を適用した半導体デバイスの一実施例を示す構
造図である。
【0039】以上において、本発明のp型結晶を用いる
と正孔濃度を高くすることができるので、p型の電極を
形成する際に電極と半導体層間の接触抵抗が小さくな
り、さらにはp層での電流分散がしやすいというメリッ
トがある。本発明のp型結晶をLEDに用いた場合、電
流を大きく分散できると発光の取り出し効率が向上し、
輝度を向上させることができる。また、接触抵抗による
発熱も抑えられるので、LEDよりも電流密度の高いL
Dの寿命を飛躍的に延ばすことができる。
【0040】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果を発揮する。
【0041】5×1018cm-3以上の高正孔濃度を有す
るp型の窒化物化合物半導体結晶の製造方法及び窒化物
化合物半導体結晶並びに半導体デバイスの提供を実現す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の窒化物化合物半導体結晶の製造方法を
適用したp型結晶の正孔濃度のSi濃度依存性を示す図
である。
【図2】本発明の窒化物化合物半導体結晶の製造方法を
適用したp型結晶の正孔濃度の成長圧力依存性を示す図
である。
【図3】本発明の窒化物化合物半導体結晶の製造方法を
適用したp型結晶の正孔濃度のV/III比依存性を示す図
である。
【図4】本発明の窒化物化合物半導体結晶の製造方法を
適用したp型結晶の正孔濃度のMg濃度依存性を示す図
であり、横軸がMg濃度軸であり、縦軸が正孔濃度軸で
ある。
【図5】本発明の窒化物化合物半導体結晶の製造方法を
適用したエピタキシャルウェハの一実施例を示す構造図
である。
【図6】本発明の窒化物化合物半導体結晶の製造方法を
適用したエピタキシャルウェハの他の実施例を示す構造
図である。
【図7】本発明の窒化物化合物半導体結晶の製造方法を
適用した半導体デバイスの一実施例を示す構造図であ
る。
【符号の説明】
1 サファイアc面基板 2 GaNバッファ層 3 Siドープn型GaN層 4 Mgドープp型GaN層 5 Mg、Siドープp型GaN層 6 n型GaN層 7 Ti/Al電極 8 p型GaN層 9 Ni/Au電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土屋 忠厳 茨城県土浦市木田余町3550番地 日立電線 株式会社アドバンスリサーチセンタ内 Fターム(参考) 4G077 AA03 BE15 DB08 EA02 EB01 ED06 HA02 4K030 AA06 AA11 AA13 BA38 CA05 FA10 JA06 LA14 5F041 AA21 CA02 CA40 CA46 CA49 CA57 CA65 5F045 AA05 AB09 AB14 AB37 AC01 AC08 AC12 AC19 AD09 AD14 CA12 DA53 DA60 EB13 5F073 CA02 CB05 CB19 DA05 DA35 EA29

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マグネシウムとシリコンとを同時にドー
    ピングしてp型の窒化ガリウム、窒化アルミニウム、窒
    化インジウムまたはこれらの混晶等の窒化物化合物半導
    体結晶を製造する方法において、上記マグネシウムの原
    料ガスに対する上記シリコンの原料ガスのモル濃度比を
    5%以下にすることを特徴とする窒化物化合物半導体結
    晶の製造方法。
  2. 【請求項2】 上記窒化物化合物半導体結晶を製造する
    のに用いる反応炉内の圧力を40000Pa以上とする
    請求項1に記載の窒化物化合物半導体結晶の製造方法。
  3. 【請求項3】 III 族元素の原料ガスに対するアンモニ
    アガスのモル濃度比を1000以上1200以下とする
    請求項1に記載の窒化物化合物半導体結晶の製造方法。
  4. 【請求項4】 マグネシウムとシリコンとを同時にドー
    ピングしてp型の窒化ガリウム、p型の窒化アルミニウ
    ム、p型の窒化インジウムまたはこれらの混晶等の窒化
    物化合物半導体結晶を製造する方法において、ガリウ
    ム、アルミニウム、インジウムまたはマグネシウムのい
    ずれか若しくは全ての原料に有機金属を用いた有機金属
    気相成長を用いる請求項1から3のいずれかに記載の窒
    化物化合物半導体結晶の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
    の製造方法により成長したp型の窒化ガリウム、p型の
    窒化アルミニウム、p型の窒化インジウムまたはこれら
    の混晶等の窒化物化合物半導体結晶。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
    の製造方法により成長し、かつ、結晶中のマグネシウム
    の濃度が8×1019cm-3以下であるp型の窒化ガリウ
    ム、窒化アルミニウム、窒化インジウムまたはこれらの
    混晶等の窒化物化合物半導体結晶。
  7. 【請求項7】 請求項5または6に記載の窒化物化合物
    半導体結晶を用いた半導体デバイス。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008513327A (ja) * 2004-09-16 2008-05-01 サントル ナショナル ドゥ ラ ルシェルシュ シアンティフィック(セーエヌエールエス) 窒化インジウム層の実現方法
KR101019074B1 (ko) 2008-08-14 2011-03-07 주식회사 세미콘라이트 고농도 n형 질화물 반도체의 제조방법 및 이에 의한 질화물 발광소자

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