【発明の名称】食パンの袋詰め包装方法
【特許請求の範囲】
【請求項１】袋を開口させ、その開口から食パンをその袋内へ充填するようにした食パンの包装方法において、食パンを充填する前の袋をへこまして内部の空気を部分的に追い出すことを特徴とする食パンの袋詰め包装方法。
【請求項２】開口された袋の外部に空気噴流を当てゝ前記袋をへこますことを特徴とする請求項１に記載の食パンの袋詰め包装方法。
【請求項３】前記袋を開口させる時に吹き付ける空気噴流又は前記袋をへこます空気噴流を熱風にして前記袋を柔軟にすることを特徴とする請求項１又は２に記載の食パンの袋詰め包装方法。
【請求項４】開口された袋を、外部から袋押圧部材で押してへこますことを特徴とする請求項１に記載の食パンの袋詰め包装方法。
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、開口された袋内に袋詰めすべき食パンを送り込んで袋詰めする食パンの袋詰め包装方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
袋開口装置によって開口された袋内に袋詰めすべき物品を送り込むように構成した袋詰め装置は既に提案されている。
品物を充填すべき袋は、例えば特開２０００−２５５５１４号公報に示されたような袋開口方法によってエア吹き付けで開口され、その開口部にはチャック等の開口部材が挿入されて開口を大きく拡げられる。
【０００３】
このように拡げられた開口部から袋内に充填すべき物品が挿入される。開口された袋内への物品の挿入は、例えば本出願人が提案した特開平６−２８６７０４号公報に示された袋詰め物品送り込み装置により行うことができる。
【０００４】
その袋詰め物品送り込み装置による袋内への物品の送り込み動作を図３〜図６に示してある。袋詰めすべき物品Ｂは、図３に示すように把持部材１によって両側から把持されるとともに、物品Ｂの後方は係合片３によって支えられる。２は摺動保持装置で、矢印方向に摺動する把持部材１を保持する。
【０００５】
物品Ｂを把持した把持部材１は前方に変位され、図３に示したようにチャック３０によって開口部を拡げられている包装袋Ｅの開口部迄進み、物品Ｂを把持したまま包装袋Ｅに入る（図４）。把持部材１は、図示していない把持部材操作装置の作動によって相互の間を少し拡げられ、袋Ｅ内で物品Ｂの把持を解放し、係合片３も突出位置から元の位置へ戻される（図５）。そして把持部材１は包装袋Ｅ内から後退し、物品Ｂは包装袋Ｅ内に入れられたまま残される（図６）。このようにして被袋詰め物品送り込み装置により、物品を入れられた包装袋Ｅは図示していない装置で適宜開口部を閉じられて袋詰めが完了する。
【０００６】
以上説明したように、開口された包装袋Ｅ内に包装すべき物品、例えば食パンがその開口から送り込まれて充填されるのであるが、食パンが送り込まれる包装袋内には空気が充満しており、その包装袋内に開口部から食パンが送り込まれるので、包装袋内の空気は送り込まれる食パンによるピストン作用によって押し込められる状態になって包装袋は円筒状に膨らまされる。
【０００７】
このような状態で円筒状に膨らまされた包装袋内に４角形の食パンが送り続けられると包装袋には無理な力が働く。特に包装袋内に挿入される物品が、４角形の食パンである場合、図７に示したように円筒状に膨らまされた袋の内面に対し袋内に挿入される食パンの堅い角部が当り、その角部が袋の内面をこすることゝなる。
従って包装袋の内面は挿入され続ける食パンの角部で傷つき、袋が破れることもある。
このように、従来の食パン袋詰め包装では、開口された袋内に包装すべき食パンを開口から送り込むときに不具合があった。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、袋を開口させ、その開口から食パンをその袋内へ充填するようにした食パンの包装方法において、充填される食パンによって袋を損傷させないようにした食パンの袋詰め包装方法を提供することを課題としている。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明は、袋を開口させ、その開口から食パンをその袋内へ充填するようにした食パンの包装方法において、食パンを充填する前の袋をへこまして内部の空気を部分的に追い出すようにした食パンの袋詰め包装方法を提供する。
【００１０】
本発明のこの食パン袋詰め包装方法によれば、開口された袋は、食パンが送り込まれる前にへこまされて内部の空気を部分的に追い出されるので、食パンが挿入される袋内には少しの空気しか入っておらず、拡げられた開口から袋内に食パンが挿入されるとき、挿入される食パンのピストン作用で袋は拡げられながら膨らまされてゆく状態となり、袋に無理な空気圧が作用せず、また、食パンの角が円筒状に膨らまされた袋の内面を強くこすることもない。
従って、本発明の食パン袋詰め包装方法によれば、送り込まれる食パンの角によって包装袋を傷つけたり破く事態が発生しない。
【００１１】
本発明の食パン袋詰め包装方法において、開口された袋をへこますには、袋に対して外部から空気噴流を当てたり、或いは、往復運動をする袋押圧部材で袋を外部から押し潰すなどの簡単な手段によることができる。
【００１２】
本発明の食パン袋詰め包装方法において、袋を開口させる時に吹き付ける空気噴流又は開口された袋をへこます時に吹き付ける空気噴流として熱風を使用して袋の温度を上げ袋の柔軟性を高めると、袋詰めされる食パンの角によって袋が裂けるのを避ける上で有効である。
このように、本発明の食パン袋詰め包装方法は、格別の手段を用いることなく、実施することが可能である。
【００１３】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図１、図２に示した実施の一形態に基づいて具体的に説明する。なお、図１、図２において、図３〜図６に示した装置と同等の部分には同じ符号を付してあり、それらについての説明は省略する。
図１において、４は偏平状態に積層されたプラスチック製の包装袋で、その包装袋の開口部の下の縁５の部分を保持部材６によって押えて保持されている。
【００１４】
このように積層されたプラスチック製の包装袋のうち一番上の袋が特開２０００−２５５５１４号に示されているように斜め上方配置のエアノズルを用い、これから温度５０〜８０°Ｃの熱風噴流を吹き付けることによって吹き流し状に膨らまされて包装袋Ｅを形成する。こうして熱風によって柔軟性を増した状態で膨らまされた包装袋Ｅの開口からチャック３０が挿入され、開口部が拡げられる。包装すべき食パンが把持装置によって把持されて柔軟性を増した包装袋Ｅ内に円滑に送り込まれるのである。
【００１５】
７は、エアノズルで、包装袋Ｅの両側に位置して配設されていて、前記したように膨らまされた包装袋Ｅの両側から包装袋Ｅの底部の方向に向けて斜に温度５０〜８０°Ｃの空気噴流を吹きつけるように構成されている。
８はガイド板で、膨らまされた包装袋Ｅの上部に当接して包装袋Ｅの上部を偏平状態にして包装袋Ｅ内に送り込まれて来る食パンが包装袋Ｅ内に入り易くするためのものである。
【００１６】
図１、図２に示された装置は以上の構成を有しており、その作動は次の通りである。
包装袋Ｅがチャック３０によって開口部を拡げられて図１の状態で保持され、図３〜図６で説明したように把持部材で把持された食パンが包装袋Ｅ内に送り込まれる状態になると、包装袋Ｅの両側のエアノズル７から包装袋Ｅの底方向に向けて温度５０〜８０°Ｃの空気噴流が斜に吹き付けられ、包装袋Ｅは両側から空気噴流で押し潰されて内部の空気が部分的に追い出されるとともに、吹き付けられる熱風によって温度が高められて柔軟性が高められる。
【００１７】
こうして包装袋Ｅ内の空気が部分的に追い出された状態になった後、図３〜図６で説明したように把持部材で両側から把持された食パンがその開口から包装袋Ｅ内に送り込まれる。
このように、包装袋Ｅ内の空気が一部追い出された後に食パンが包装袋Ｅ内に送り込まれるので、包装袋Ｅは食パンの送り込みによって押し込まれる空気によって円筒状に膨らまされることなく、食パンの４角形に沿った形に拡げられつゝ食パンが包装袋Ｅ内に送入される。
従って、包装袋Ｅは、送り込まれる食パンの角によって傷つけられることがなく、欠陥包装食パンをつくることがない。
また、包装袋Ｅは熱風吹き付けによって温度が上がって柔軟性が高められているので、食パンの挿入時にその角によって破られることが防止される。
【００１８】
以上、本発明を図示した実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明がこれらの実施形態に限定されず特許請求の範囲に示す本発明の範囲内で、その具体的構造、構成に種々の変更を加えてよいことはいうまでもない。
【００１９】
例えば、上記実施形態では左右両側に各１個づつのエアノズル７を配置してあるが、このエアノズルの数は適宜選択してよい。
また、前記した実施形態では、エアノズル７を左右両側に配置し、これから噴出される空気噴流により包装袋Ｅを両側から押し潰すように構成されているが、エアノズル７を上下に配置してそれぞれ包装袋Ｅの底の方に向けて斜に空気噴流を噴出させて包装袋Ｅを上下方向に潰すようにしてもよい。
【００２０】
また、前記した実施形態では、包装袋Ｅを膨らますための空気噴流と、包装袋Ｅをへこますためのエアノズル７からの空気噴流に熱風を使って包装袋Ｅの柔軟性を向上させているが、これらの空気噴流の両方が熱風である必要はなく、そのいずれか一方のみ熱風としてよいし、夏期など熱風吹き付けの必要がないときは常温の空気噴流でもよい。
【００２１】
また、前記した実施形態では、空気噴流の温度を５０〜８０°Ｃとしているが、この具体的温度は使用する包装袋の材質や厚さの応じて包装袋に柔軟性を付与できる適宜の温度を採用してよい。
【００２２】
また、前記した実施形態では、エアノズル７からの空気噴流によって包装袋Ｅをへこまして、内部の空気を部分的に追い出す構成としているが、包装袋を上下又は左右から包装袋を押して内部の空気を部分的に追い出すようピストン動作をする袋押圧部材を配設した機械的構成としてもよい。
【００２３】
【発明の効果】
以上具体的に説明したように、本発明は、袋を開口させ、その開口から食パンをその袋内へ充填するようにした食パンの包装方法において、食パンを充填する前の袋をへこまして内部の空気を部分的に追い出すようにした食パンの袋詰め包装方法を提供する。
【００２４】
本発明のこの食パン袋詰め包装方法によれば、開口された袋は、食パンが送り込まれる前にへこまされて内部の空気を部分的に追い出されるので、食パンが挿入される袋内には少しの空気しか入っておらず、拡げられた開口から袋内に食パンが挿入されるとき、挿入される食パンのピストン作用で袋は順次拡げられながら膨らまされてゆく状態となり、食パンの角が円筒状に膨らまされた袋の内面を強くこすることもなく、従って、送り込まれる食パンの角によって包装袋を傷つけたり破く事態が発生しない。
【００２５】
また、本発明の食パン袋詰め包装方法において、袋を開口させる時に吹き付ける空気噴流又は開口された袋をへこます時に吹き付ける空気噴流として熱風を使用して袋の温度を上げ袋の柔軟性を高めるようにしたものでは、袋詰めされる食パンの角によって袋が裂けるのを効果的に避けることができる。
【００２６】
本発明の食パン袋詰め包装方法は、袋に対して外部から空気噴流を当てたり、或いは、往復運動をする袋押圧部材で袋を外部から押し潰すなどの簡単な手段により開口された袋をへこますことにより容易に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の一形態による食パンの袋詰め包装方法を実施する食パン包装装置の要部の側面図。
【図２】図１のエアノズル部のみをＶＩＩＩ−ＶＩＩＩ線に沿って見た正面図。
【図３】食パンの袋詰め包装装置の作動説明図で、開口を拡げられたプラスチック製包装袋内に食パンが挿入されようとしている状態を示している。
【図４】食パンが包装袋内に挿入された状態を示す図３と同様の説明図。
【図５】食パンを包装袋内に挿入した後、把持部材が後退されようとしている状態を示す図３と同様の説明図。
【図６】食パンを包装袋内に挿入したのち把持部材が後退された状態を示す図３と同様の説明図。
【図７】従来の方法で包装袋内へ食パンを挿入している状態を示す説明図。
【符号の説明】
１ 把持部材
２ 摺動保持装置
３ 係合片
４ 積層されたプラスチック袋
５ 袋の開口部の下の縁
６ 保持部材
７ エアノズル
８ ガイド板
Ｂ 食パン
Ｅ 包装袋
３０ チャック[Title of the Invention] A method of packaging bread in a bag [Claim of claim]
1. A method of packaging bread comprising opening the bag and filling the bread into the bag through the opening, partially evacuating the internal air by indenting the bag before filling the bread. A method of bagging and packaging bread which is characterized by
2. A method according to claim 1, wherein an air jet is applied to the outside of the opened bag and the bag is dented.
3. A method according to claim 1, wherein the bag is made flexible by making the air jet blown when opening the bag or the air jet for denting the bag hot air. .
4. The method according to claim 1, wherein the opened bag is pushed from the outside by a bag pressing member and then retracted.
Detailed Description of the Invention
[0001]
Field of the Invention
BACKGROUND OF THE INVENTION Field of the Invention The present invention relates to a method for bagging and packaging bread, wherein bread to be bagged is fed into the opened bag and bagged.
[0002]
[Prior Art]
A bagging device has already been proposed which is designed to deliver the articles to be bagged in the bag opened by the bag opening device.
The bag to be filled with the goods is opened by air blowing by a bag opening method as disclosed in, for example, JP-A-2000-255514, and an opening member such as a chuck is inserted into the opening to widen the opening. Be
[0003]
An article to be filled is inserted into the bag from the thus expanded opening. The insertion of the articles into the opened bag can be carried out, for example, by a bag-packed article feeding device shown in Japanese Patent Application Laid-Open No. 6-286704 proposed by the present applicant.
[0004]
The feeding operation of the articles into the bag by the bagging article feeding apparatus is shown in FIGS. The articles B to be bagged are gripped from both sides by the gripping members 1 as shown in FIG. 3, and the back of the articles B is supported by the engagement piece 3. A sliding holding device 2 holds the gripping member 1 sliding in the direction of the arrow.
[0005]
The gripping member 1 gripping the article B is displaced forward and advances to the opening of the packaging bag E whose opening is expanded by the chuck 30 as shown in FIG. Enter (Figure 4). The gripping members 1 are slightly expanded between each other by the operation of a gripping member operating device (not shown), releasing the gripping of the article B in the bag E, and the engaging piece 3 is also returned from the projecting position to the original position. (Figure 5). The gripping member 1 is then retracted from within the packaging bag E, and the article B is left in the packaging bag E (FIG. 6). In this way, the packaging bag E containing the articles is appropriately closed at the opening by a device not shown by the bag-packed article feeding device, and the bagging is completed.
[0006]
As described above, although an article to be packaged, such as bread, is fed from the opening and filled in the opened packaging bag E, air is filled in the packaging bag to which the bread is fed. Since the bread is fed from the opening into the packaging bag, the air in the packaging bag is pushed in by the piston action of the bread to be fed, and the packaging bag is expanded into a cylindrical shape.
[0007]
If the rectangular bread is continuously fed into the cylindrically expanded packaging bag in such a state, an excessive force is exerted on the packaging bag. In particular, when the article to be inserted into the packaging bag is a rectangular bread, as shown in FIG. 7, the hard corner of the bread to be inserted into the bag is hit against the inner surface of the cylindrically expanded bag. , The corners will rub the inner surface of the bag.
Therefore, the inner surface of the packaging bag may be damaged at the corners of the bread which is being inserted, and the bag may be torn.
As described above, the conventional bread-bag-packed packaging has a defect when the bread to be packaged in the opened bag is fed from the opening.
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention provides a method of packaging bread in which the bag is opened and the bread is filled into the bag through the opening, wherein the bag is packed and packaged so that the bag is not damaged by the bread filled. The problem is that.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention is a method of packaging bread by opening the bag and filling the bread into the bag through the opening, wherein the bag is filled with air before filling the bread. The present invention provides a method of packaging and packaging bread in which bread is partially expelled.
[0010]
According to this bread-bag-packing method of the present invention, the opened bag is dented before the bread is fed to partially expel the internal air, so that the inside of the bag is slightly inserted into the bag into which the bread is inserted. When the bread is inserted into the bag from the expanded opening, the piston action of the bread inserted inserts the bag into a state of being expanded while being expanded, and excessive air pressure acts on the bag Also, the corners of the bread do not strongly rub the inner surface of the cylindrically inflated bag.
Therefore, according to the bread-bag-packing method of the present invention, the corner of the bread to be fed does not damage or break the packaging bag.
[0011]
In the method of the present invention for packing bread in a bag, the open bag is hollowed by simply applying an air jet to the bag from the outside or squeezing the bag from the outside with a bag pressing member that reciprocates. It can be done by any means.
[0012]
In the method of the present invention for filling and packing bread, according to the method of the present invention, hot air is used as an air jet to blow when opening the bag or as an air jet to blow when opening the bag to raise the temperature of the bag to increase the flexibility of the bag. It is effective in avoiding tearing of the bag by the corner of the bread which is made.
Thus, the bread-bag-packing method of the present invention can be carried out without using any special means.
[0013]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be specifically described based on one embodiment shown in FIG. 1 and FIG. In FIG. 1 and FIG. 2, the parts equivalent to the devices shown in FIGS. 3 to 6 are denoted with the same reference numerals, and the description thereof will be omitted.
In FIG. 1, reference numeral 4 denotes a plastic packaging bag laminated in a flat state, and a portion of the edge 5 below the opening of the packaging bag is held and held by a holding member 6.
[0014]
Among the plastic packaging bags laminated in this manner, the top bag is a hot air jet having a temperature of 50 to 80 ° C. using an air nozzle arranged obliquely upward as disclosed in JP-A-2000-255514. is inflated windsock shaped by blowing to form the packaging bag E. Thus, the chuck 30 is inserted from the opening of the expanded packaging bag E in a state of increased flexibility by the hot air, and the opening is expanded. The bread to be packaged is gripped by the gripping device and is smoothly fed into the flexible packaging bag E.
[0015]
An air nozzle 7 is disposed on both sides of the packaging bag E, and a temperature 50 to 80 is directed obliquely from the both sides of the packaging bag E inflated as described above toward the bottom of the packaging bag E. It is configured to blow an air jet of ° C.
A guide plate 8 is in contact with the upper part of the expanded packaging bag E to flatten the upper part of the packaging bag E so that the bread fed into the packaging bag E can easily enter the packaging bag E It is.
[0016]
The apparatus shown in FIG. 1 and FIG. 2 has the above configuration, and its operation is as follows.
When the packaging bag E is expanded in the opening by the chuck 30 and held in the state of FIG. 1 and the bread held by the gripping member is fed into the packaging bag E as described in FIGS. An air jet having a temperature of 50 to 80 ° C. is obliquely blown from the air nozzles 7 on both sides of the packaging bag E toward the bottom of the packaging bag E, and the packaging bag E is crushed by the air jet from both sides and the internal air is While being partially expelled, the temperature is raised by the blown hot air to enhance flexibility.
[0017]
Thus, after the air in the packaging bag E is partially expelled, the food bread gripped from both sides by the gripping members is fed into the packaging bag E from the opening as described in FIGS. 3 to 6 .
As described above, since the bread is fed into the packaging bag E after the air in the packaging bag E is partially expelled, the packaging bag E is not expanded into a cylindrical shape by the air pushed by the feeding of the bread, The bread which has been spread in the form of a square is fed into the packaging bag E.
Therefore, the packaging bag E is not damaged by the corners of the bread to be fed, and does not make a defective packaging bread.
In addition, since the temperature of the packaging bag E is raised by the hot air blowing and the flexibility thereof is enhanced, the packaging bag E is prevented from being broken by the corner when the bread is inserted.
[0018]
As mentioned above, although the present invention was concretely explained based on the illustrated embodiment, the present invention is not limited to these embodiments, and within the scope of the present invention shown in a claim, the concrete structure and composition It goes without saying that various changes may be made.
[0019]
For example, although one air nozzle 7 is disposed on each of the left and right sides in the above embodiment, the number of air nozzles may be selected as appropriate.
Further, in the embodiment described above, the air nozzles 7 are disposed on the left and right sides, and the packaging bag E is crushed from both sides by the air jet jetted from this. However, the air nozzles 7 are disposed vertically and packaged The air bag may be obliquely ejected toward the bottom of the bag E to crush the packaging bag E in the vertical direction.
[0020]
Further, in the above-described embodiment, the flexibility of the packaging bag E is improved by using hot air for the air jet for inflating the packaging bag E and the air jet from the air nozzle 7 for denting the packaging bag E. Both of these air jets do not have to be hot air, and only one of them may be hot air, or when there is no need to blow hot air in summer, it may be air jets at normal temperature.
[0021]
In the embodiment described above, the temperature of the air jet is set to 50 to 80 ° C., but this specific temperature is an appropriate temperature that can impart flexibility to the packaging bag according to the material and thickness of the packaging bag used. May be adopted.
[0022]
In the embodiment described above, the packaging bag E is recessed by air jets from the air nozzle 7 to partially expel the internal air, but the packaging bag is pushed from above, below or from the left and right to push the packaging bag inside. It is good also as mechanical composition which arranged the bag press member which carries out a piston operation so that I may carry out partially.
[0023]
【Effect of the invention】
As described above, according to the present invention, in the method of packaging bread in which the bag is opened and the bread is filled into the bag from the opening, the bag is filled with the bag before the bread is filled. The present invention provides a method of bagging and packaging bread in which the air is partially expelled.
[0024]
According to this bread-bag-packing method of the present invention, the opened bag is dented before the bread is fed to partially expel the internal air, so that the inside of the bag is slightly inserted into the bag into which the bread is inserted. When the bread is inserted into the bag from the expanded opening, the piston action of the inserted bread causes the bag to be expanded while being expanded sequentially, and the corner of the bread is cylindrical. There is no need to squeeze the inner surface of the inflated bag, so that the corners of the bread being fed do not damage or break the packaging bag.
[0025]
Also, in the method of the present invention for filling and packaging bread, the hot air is used as an air jet to blow when opening the bag or as an air jet to blow when opening the bag to raise the temperature of the bag to increase the flexibility of the bag. With this, it is possible to effectively prevent the bag from being torn by the corners of the sheeted bread.
[0026]
The method of the present invention for filling and packing bread with bread uses the simple method such as applying an air jet to the bag from the outside or squashing the bag from the outside with a bag pressing member that reciprocates. It can be implemented easily.
Brief Description of the Drawings
FIG. 1 is a side view of an essential part of a bread packaging apparatus for carrying out a method for packing and packaging bread according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a front view of only the air nozzle portion of FIG. 1 viewed along line VIII-VIII.
FIG. 3 is an operation explanatory view of the bagging and packaging apparatus for bread, showing that the bread is about to be inserted into a plastic packaging bag whose opening is expanded.
FIG. 4 is an explanatory view similar to FIG. 3, showing a state where a loaf of bread is inserted into a packaging bag.
5 is an explanatory view similar to FIG. 3, showing a state in which the gripping member is about to be retracted after the bread is inserted into the packaging bag.
6 is an explanatory view similar to FIG. 3, showing a state in which the gripping member is retracted after the bread is inserted into the packaging bag.
FIG. 7 is an explanatory view showing a state where the bread is inserted into the packaging bag by the conventional method.
[Description of the code]
Reference Signs List 1 gripping member 2 sliding holding device 3 engaging piece 4 laminated plastic bag 5 edge under opening of bag 6 holding member 7 air nozzle 8 guide plate B food pan E packaging bag 30 chuck