JP2002337758A - 作業車 - Google Patents

作業車

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JP2002337758A
JP2002337758A JP2001150021A JP2001150021A JP2002337758A JP 2002337758 A JP2002337758 A JP 2002337758A JP 2001150021 A JP2001150021 A JP 2001150021A JP 2001150021 A JP2001150021 A JP 2001150021A JP 2002337758 A JP2002337758 A JP 2002337758A
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JP
Japan
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hydraulic
control valve
frame
hydraulic oil
turning
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JP2001150021A
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English (en)
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Eiichi Okamoto
栄一 岡本
Shinsuke Tani
真介 谷
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Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業車の整備性を向上するとともに、組立性
を向上させることを課題とする。 【解決手段】 サブコントロールバルブ277を介し
て、作動油を作業機に供給する作動油供給部を機体前後
に配設した作業車において、サブコントロールバルブ2
77より取り出される油圧配管を、電磁切換弁278・
279を介して分岐させ、該電磁切換弁により作動油を
供給する作動油供給部を選択する。油圧ポートを増設す
る際には、油圧配管経路に直列に分岐および電磁切換弁
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作業車の構成に関
するものであり、より詳しくは作業車のフレーム構成お
よび、該作業車に装着される作動油供給機構に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、作業機の操作を行うサブコントロ
ールバルブの接続構成において、サブコントロールバル
ブを取り外し可能に構成し、サブコントロールバルブの
装着時には、油圧ポートとサブコントロールバルブの各
ポートとを油圧配管にて接続し、非装着時にはシリンダ
ケースの上面にメタルを蓋装し、該メタル内に設けた油
路にて前記ポートを連通する技術が知られている。例え
ば、特開平8−280206号公報に示す技術である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の油圧配管構成に
おいては、組み付けに時間がかかり、前後への油圧取り
出し時には、使用しない側の油圧ポートをその都度、閉
じる必要がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決すべ
く、本発明は次のような手段を用いる。請求項1に記載
のごとく、サブコントロールバルブを介して、作動油を
作業機に供給する作動油供給部を機体前後に配設した作
業車において、サブコントロールバルブより取り出され
る油圧配管を、電磁切換弁を介して分岐させ、該電磁切
換弁により作動油を供給する作動油供給部を選択する。
【0005】請求項2に記載のごとく、サブコントロー
ルバルブを介して、作動油を作業機に供給する作動油供
給部を機体前後に配設した作業車において、サブコント
ロールバルブより取り出される油圧配管に、分岐および
電磁切換弁を直列に配設し、作動油供給部を増設する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の解決すべき課題および手
段は以上の如くであり、次に添付の図面に示した本発明
の一実施例を説明する。図1はクローラトラクタの前方
斜視図、図2は全体側面図、図3はエンジンとHSTと
ミッションケースの配置を示す側面図、図4はリアミッ
ションケース内の構成を示す側面断面図、図5はクロー
ラトラクタの操作装置を示す側面図、図6はクローラト
ラクタのフレーム構成を示す側面図、図7は同じく平面
図、図8はエンジンとリアミッションケースの接続構成
を示す側面図、図9はクローラフレームとリアミッショ
ンケースの接続構成を示す正面図、図10はリアミッシ
ョンケースと接続フレームの構成を示す正面図、図11
はクローラトラクタの他のフレーム構成を示す平面図、
図12は接続フレームと中央支持フレームの接続構成を
示す正面図、図13は装着装置の構成を示す平面図、図
14は同じく側面図、図15はトップリンクの係止状態
を示す側面図、図16はサブコントロールバルブよりの
油圧配管構成を示す側面図、図17は同じく平面図、図
18サブコントロールバルブの接続構成を示す模式図、
図19は電磁切換弁の構成を示す模式図である。
【0007】まず、本発明の一実施例であるクローラト
ラクタの概略構成について説明する。図1および図2に
示すように、クローラ式走行装置1の前部上方にはエン
ジン3が配置され、後部上方にはリアミッションケース
5が配置されている。エンジン3はボンネット4に覆わ
れ、該エンジン3は左右下側のメインフレーム6・6間
に固定されている。ボンネット4の後部にはステアリン
グコラム2を設け、該ステアリングコラム2上に操向操
作を行う丸型のステアリングハンドル7を配置し、該ス
テアリングハンドル7の後方にシート8を配設し、該ス
テアリングコラム2とシート8の間の下方にステップ1
8を配置して、運転部を構成している。これら運転部は
キャビン9によって覆っている。また、車両後端部に
は、各種作業機を装着するための三点リンク式の装着装
置10が設けられている。
【0008】前記クローラ式走行装置1は、クローラフ
レーム15に支持されており、該クローラフレーム15
の前端部にフロントミッションケース16を固設して駆
動スプロケット11を支持し、後端部にアイドラ12、
および、駆動スプロケット11とアイドラ12との間に
転輪13・13・・・を回転自在に支持し、該駆動スプ
ロケット11とアイドラ12と転輪13・13・・・の
周囲をクローラベルト14で巻回している。
【0009】次に、クローラトラクタの駆動伝達系につ
いて、図3および図4を用いて説明する。エンジン3の
後部にはフライホイールカバー(またはクラッチケー
ス)19が付設され、該フライホイールカバー19内の
ダンパーの出力軸42は後方に延設されて、リアミッシ
ョンケース5の前部に付設した油圧式の走行用無段変速
装置(以下走行用HST)22の入力軸に連結される。
該リアミッションケース5内には副変速装置41やPT
O変速装置43等が収納されている。該副変速装置43
には前記走行用HST22の出力が伝えられ、PTO変
速装置43は走行用HST22の入力軸とクラッチ44
を介して接続されているものである。リアミッションケ
ース5の下前部には走行駆動取出部が設けられており、
該走行駆動取出部には出力軸102が配設されているも
のである。
【0010】また、エンジン3の前方には油圧式の旋回
用無段変速装置(以下旋回用HST)20を前面に付設
したフロントミッションケース16が配置されている。
フロントミッションケース16は、メインフレーム6の
前部に支持され、機体の前部位置に配置されているもの
である。そして、エンジン3からの動力により旋回用H
ST20を駆動し、該旋回用HST20の出力と前記副
変速装置41からの出力を合成して駆動スプロケット1
1を駆動する構成としている。走行用HST22のモー
タ側出力は、副変速装置41により変速された後に、伝
達軸45を介して、差動ギヤ機構に入力される。そし
て、該差動ギヤ機構において、左右に配置された遊星ギ
ヤアッセイのサンギヤへと入力される。旋回用HST2
0のモータ出力は、二手に分かれて一方が遊星ギヤアッ
セイのリングギヤへと直接入力され、他方が逆転ギヤを
介してリングギヤへと入力される。これにより、旋回用
HST20のモータが回転することによりお互いのリン
グギヤは、逆方向へ回転する。前記サンギヤとリングギ
ヤの合成動力が、プラネタリキャリアにより左右のスプ
ロケット11へと伝達される。このため、直進する時
は、旋回用HST20のモータ回転を停止させ、旋回す
る時には、該旋回用HST20のモータ回転を徐々に上
げていくことにより、滑らかな旋回を可能とするもので
ある。
【0011】走行用HST22において、走行用HST
22の入力軸の回動により、該走行用HST22の出力
軸101が駆動されるものであり、出力軸101の駆動
率および回転方向は、入力軸側油圧ポンプの斜板角制御
により行われるものである。出力軸101の駆動力は副
変速装置41に伝達され、該副変速装置41により変速
された駆動力は、走行駆動取出部の出力軸102に伝達
されるものである。走行駆動取出部の出力軸102には
前述の伝達軸45が接続されるものである。出力軸10
2の近傍には、ブレーキ機構74が構成されており、該
ブレーキ機構74により出力軸102の制動を行うもの
である。出力軸102は、伝導軸45を介してスプロケ
ット11を駆動するサンギヤに接続されており、該出力
軸102を停止させることにより、スプロケット11の
駆動を停止し、制動をかけることができるものである。
【0012】ブレーキ機構74は副変速機構41を内包
するミッションケース下部の走行駆動取出部に設けられ
るものである。副変速装置41の前方に走行用HST2
2が配置され、走行用HST22の下方にブレーキ機構
74が配設されるものである。駐車ブレーキを構成する
ブレーキ機構74をリアミッションケース5下部の走行
駆動を取出す部分に設けるので、後述するブレーキペダ
ルと近い位置にブレーキ機構74を設けることができる
ものである。さらに、リンク機構等の設計を容易に行う
ことができ、リンク間の距離を短くできるので、フリク
ションロスや遊びを低減でき、操作性が向上するもので
ある。さらに、クローラトラクタの構造上、キャビンの
下方、走行用HST22とエンジン3間において空間を
大きく取れ、該スペースを有効に利用することができ
る。
【0013】次に、旋回操作、主変速操作およびブレー
キ操作の構成について説明する。まず、図5において、
ステアリング51はステアリングボックス52に接続さ
れており、該ステアリング51の操作はステアリングボ
ックス52を介して円錐リンク機構53に伝達されるも
のである。主変速レバー55もリンク機構を介して円錐
リンク機構53に接続されているものである。そして、
円錐リンク機構53の近傍にブレーキペダル54が配設
されるものである。
【0014】円錐リンク機構53には、ステアリング5
1からの操作と、主変速レバー55からの操作が入力さ
れるものである。円錐リンク機構53においては、リン
クの接続部が円錐の底面および側面に沿って移動するも
のである。円錐の底円に90度の位相差をつけて直進用
ロッドと旋回用ロッドの端点が位置しており、両ロッド
の他方の端点は、大小2つの円錐の頂点に位置するもの
である。各直進用旋回用円錐の頂点の動きが、 走行用
HST、旋回用HSTの操作アームの位置に関係するも
のである。そして、主変速レバー55の回動角度が円錐
底面の傾きに比例し、ステアリング51の切れ角が、円
錐の底円の回動角度に比例する構成となっている。
【0015】停止状態において、ステアリング51を左
右方向へ回しても、円錐の頂点から底円までの距離は常
に等しく、走行用HSTおよび旋回用HSTの操作アー
ムが動かされないものである。このため、走行用HST
および旋回用HSTの油圧モータが駆動されず、機体は
停止し続ける。次に、主変速レバー55を前進方向へ倒
していくと、走行用HSTの操作アームが前進側に回動
される。しかし、旋回用HSTの操作アームは、旋回用
ロッドの端点が円錐底面の回動中心ライン上に位置する
ため、底面の傾きに拘わらず動かない。このため、旋回
用HSTの操作アームは動かず、機体は直進する。この
状態から、 ステアリング51を切ると、走行用HST
の操作アームは減速方向へ動き、旋回用HST操作アー
ムが動く。つまり、 ステアリング51を切るに従い、
機体速度が自動減速され、旋回することとなる。後進状
態では、ステアリング51を切ると、前進時とは逆の方
向へ旋回用HSTの操作アームが動く。このため、前進
時と後進時とにおいて旋回用HSTの操作が逆転し、逆
ハンドル現象が解消されるものである。
【0016】上記の如く、円錐リンク機構53により、
ステアリング51の操作と主変速レバー55の操作が連
係されるものである。そして、本実施例においては、さ
らに、ブレーキペダル54の操作が、主変速レバー22
の操作もしくは、走行用HSTの操作アームの回動に連
係されるものである。
【0017】次に、クローラトラクタのフレーム構成に
ついて、図6および図7を用いて説明する。機体前部に
はメインフレーム6が配設され、該メインフレーム6に
はエンジン3が配設されるとともに、該メインフレーム
6・6間には旋回用HST20が配設されるものであ
る。メインフレーム6にはフロントミッションケース1
6が接続され、フロントミッションケース16の外側に
は駆動スプロケット11が配設されるものである。フロ
ントミッションケース16の外側部は、クローラフレー
ム15の前端が接続されている。この他にクローラフレ
ーム15は、支持フレーム251により、フレーム25
4と共にクラッチハウジング19に接続されている。さ
らに、クローラフレーム15は、後部において後支持フ
レーム252によりリアミッションケース5に接続され
ている。フレーム254は、走行用HST22および伝
達軸45の左右を覆う構成となっており、フレーム25
4の外側には、サイドフレーム253が配設され、支持
フレーム251と後支持フレーム252を接続する構成
となっている。
【0018】次に、フレーム254の構成について、図
8乃至図10を用いて説明する。フレーム254は正面
視C字状に構成されており、フライホイールカバー19
とリアミッションケース5を接続するものである。前述
のごとく、メインフレーム6にはエンジン3が載置され
ており、該エンジン3の後部にはフライホイールハウジ
ング19が付設されている。フライホイールハウジング
19の左右側部にはフレーム254が接続されており、
該フレーム254のこうぶにはリアミッションケース5
が接続されている。フレーム254はフライホイールハ
ウジング19およびリアミッションケース5の左右両側
面にそれぞれ接続されるものである。これにより、エン
ジン3およびフレーム254・254、リアミッション
ケース5を一体的に構成できるものである。
【0019】上記のフレーム構成において、走行用HS
T22の上下方向に開口部が設けられるので、走行用H
STの整備性が向上し、該走行用HST22の冷却性能
を向上できる。例えば、本実施例においては、キャビン
内のフロアステップのカバーを取り外すことにより、走
行用HST22を上方ようりメンテナンスすることが可
能である。フレーム254はボルトによりリアミッショ
ンケース5およびフライホイールハウジング19に締結
されるので、ボルトの取り外しにより容易にフレーム2
54を取り外せる。また、このような構成をとることに
より、軽量でありながら、ねじれ、上下荷重に対しても
充分な強度を有するフレーム構成を実現することができ
るものである。
【0020】さらに、図11および図12に示す実施例
ごとく、クローラフレーム15とフレーム254の後部
を中央支持フレーム255に接続し、クローラトラクタ
のフレーム剛性を向上することができる。この実施例に
おいては、クローラフレーム15を、支持フレーム25
1、中央支持フレーム255および後支持フレーム25
2により、略均等な間隔で支持するのでクローラフレー
ム15の支持剛性を向上できるものである。
【0021】次に、図13乃至図15を用いて作業機の
装着装置10におけるトップリンク保持構成について説
明する。トップリンク261はリアミッションケース5
の後部上方において、トップリンク261の後端が上下
方向に回動自在に枢支されている。トップリンク261
の枢支部の上方にはストッパ264が配設されており、
該ストッパ264の側面にはフック263が回動自在に
枢支されている。そして、フック263の開口部は、フ
ック263の上側において後方に向けて設けられている
ものである。また、トップリンク261の上面にはハン
ドル262が配設されており、該ハンドル262は前端
において、トップリンク261に対し、前後方向に回動
可能に構成されている。
【0022】装着装置10より作業機を取り外した際に
は、トップリンク261は上方に上げた状態で保持され
るものである。トップリンク261を上方に回動させた
状態で保持する場合は、ハンドル262をフック263
に係止することにより行われるものである。トップリン
ク261を上方に回動させ、ハンドル262を前方に倒
す。そして、ハンドル262をフック263により係止
するものである。この際にフック263の回動支点26
3bとハンドル262の回動支点262bとハンドル2
62とフック263が係合する点265が一直線上に載
ると共に、フック263の回動軸とハンドル263の回
動軸が平衡となる。これにより、トップリンク261が
走行時の衝撃などにより上下に回動した場合には、フッ
ク263とハンドル262が回動し、回動支点263b
と係合点265と回動支点262bとを通る線が折れ曲
がる。すなわち、ハンドル263およびフック263の
回動により、衝撃が吸収されるとともに分散されるもの
である。
【0023】フック263はストッパ264の近傍に設
けられるので、フック264の回動量がストッパ264
により規制される。これにより、トップリンク261と
周辺部品とが干渉し、破損することがない。さらに、フ
ック263の上方にストッパ264の当接部が設けられ
るので、ストッパ264の上方に配設される部品が保護
されるものである。
【0024】ハンドル262をフック263より取り外
す際には、トップリンク261を上方に回動させ、フッ
ク263をストッパ264に当接させる。そして、さら
にトップリンク261を上方に回動させることにより、
ハンドル262がフック263に対して、前方に摺動す
る。これにより、フック263とハンドル262の係合
が解除される。この後にフック263を下方に回動さ
せ、ハンドル262を後方に倒する。そして、トップリ
ンク261を下げ、トップリンク261の保持状態を解
除するものである。
【0025】フック263は回動軸に配設された皿バネ
などにより、回動方向に対して垂直に押圧され、摩擦力
により回動位置が保持される構成となっている。このた
め、走行時に衝撃等によりトップリンク261が上方に
回動され、フック263とハンドル262の係合が解除
された場合においても、フック263が上方に回動され
た状態で維持されるので、トップリンク261が下方に
回動されると、再びフック263とハンドル262が係
合する。すなわち、フック263を下方に回動させない
限り、トップリンク261の係止状態が維持されること
となる。
【0026】次に、油圧配管構成について図16および
17を用いて説明する。クローラトラクタには作業機に
作動油を供給するための油圧ポンプが配設されており、
作動油はサブコントロールバルブ(以下SCV)277
を介して接続ポートに供給される。SCV277はリア
ミッションケース5の側方に配設されており、油圧配管
により前部油圧ポート285および機体後部に配設され
るカプラー275・276に接続されている。前部油圧
ポート285には油圧配管271・272・273・2
74が接続されている。作業機に作動油を供給する際に
は、前部油圧ポート285も油圧配管もしくはカプラー
275等に作業機の油圧配管を接続するものである。そ
して、SCV277により作業機に供給する油圧を制御
するものである。これにより、作業車に作業機を取り付
け操作可能となるものである。
【0027】次に、SCV277と油圧配管の接続構成
について、図18および図19を用いて説明する。SC
V277には油圧配管280・281・282・283
が接続されている。油圧配管280・281には電磁切
換弁278を介して、油圧配管271・272と、カプ
ラー276に接続する油圧配管とが接続されている。油
圧配管271・272は前部油圧ポート285に接続す
るものである。また、油圧配管282・283は電磁切
換弁279を介して、油圧配管273・274と、カプ
ラー275に接続されている。
【0028】電磁切換弁278は、図19に示すごと
く、SCV277と油圧配管271・272もしくは、
カプラー276のいずれか一方に接続するものである。
電磁切換弁278の油路は、切換により、油圧配管28
0・281をいずれか一組の油圧配管に接続する構成と
なっている。そして、電磁切換弁279においても同様
に、前部油圧ポート285とカプラー275のいずれか
一方を選択可能に構成されている。
【0029】すなわち、SCV277に接続する油圧配
管の途中において、前方への油圧取り出しを分岐させ、
分岐点に電磁切換弁278・279を設け、SCV27
7による操作を可能とするものである。さらに、分岐数
および電磁切換弁を直列に増やすことにより、複数のセ
クションを容易に増設することができる。それぞれの油
圧経路に対して分岐数および電磁切換弁を設けることに
より油圧取り出し部を増設することができるものであ
る。これにより、油圧配管の組み付け工数を少なくで
き、前部油圧ポート285に作業機を接続し、SCV2
77により作業可能となる。さらに、機体の前後におい
て、SCV277を用いた作業が、油圧干渉無く行え
る。
【0030】
【発明の効果】請求項1に記載のごとく、サブコントロ
ールバルブを介して、作動油を作業機に供給する作動油
供給部を機体前後に配設した作業車において、サブコン
トロールバルブより取り出される油圧配管を、電磁切換
弁を介して分岐させ、該電磁切換弁により作動油を供給
する作動油供給部を選択するので、配管の組み付け数を
少なくでき、SCVにより制御可能な油圧ポートを前部
に設けることが可能である。さらに、機体の前後に配設
する作業機をSCVにより操作する際、油圧の干渉が発
生しない。
【0031】請求項2に記載のごとく、サブコントロー
ルバルブを介して、作動油を作業機に供給する作動油供
給部を機体前後に配設した作業車において、サブコント
ロールバルブより取り出される油圧配管に、分岐および
電磁切換弁を直列に配設し、作動油供給部を増設するの
で、配管の組み付け数を少なくでき、SCVにより制御
可能な油圧ポートを複数個設けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】クローラトラクタの前方斜視図。
【図2】同じく全体側面図。
【図3】エンジンとHSTとミッションケースの配置を
示す側面図。
【図4】リアミッションケース内の構成を示す側面断面
図。
【図5】クローラトラクタの操作装置を示す側面図。
【図6】クローラトラクタのフレーム構成を示す側面
図。
【図7】同じく平面図。
【図8】エンジンとリアミッションケースの接続構成を
示す側面図。
【図9】クローラフレームとリアミッションケースの接
続構成を示す正面図。
【図10】リアミッションケースと接続フレームの構成
を示す正面図。
【図11】クローラトラクタの他のフレーム構成を示す
平面図。
【図12】接続フレームと中央支持フレームの接続構成
を示す正面図。
【図13】装着装置の構成を示す平面図。
【図14】同じく側面図。
【図15】トップリンクの係止状態を示す側面図。
【図16】サブコントロールバルブよりの油圧配管構成
を示す側面図。
【図17】同じく平面図。
【図18】サブコントロールバルブの接続構成を示す模
式図。
【図19】電磁切換弁の構成を示す模式図。
【符号の説明】
5 リアミッションケース 6 メインフレーム 277 サブコントロールバルブ 278・279 電磁切換弁 275・276 カプラー 285 前部油圧ポート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サブコントロールバルブを介して、作動
    油を作業機に供給する作動油供給部を機体前後に配設し
    た作業車において、サブコントロールバルブより取り出
    される油圧配管を、電磁切換弁を介して分岐させ、該電
    磁切換弁により作動油を供給する作動油供給部を選択す
    ることを特徴とする作業車。
  2. 【請求項2】 サブコントロールバルブを介して、作動
    油を作業機に供給する作動油供給部を機体前後に配設し
    た作業車において、サブコントロールバルブより取り出
    される油圧配管に、分岐および電磁切換弁を直列に配設
    し、作動油供給部を増設することを特徴とする作業車。
JP2001150021A 2001-04-04 2001-05-18 作業車 Pending JP2002337758A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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