JP2002335630A - 節電装置およびその運転方法 - Google Patents
節電装置およびその運転方法Info
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Abstract
制御できない。 【解決手段】 交流電源1および負荷6の間に配された
直列変圧器4と、出力側が直列変圧器4の2次巻線に接
続された回生形インバータ7を備え、回生形インバータ
7の出力により負荷6に印加される電圧を制御する。こ
の構成により、負荷6へ供給する出力電圧を連続的に制
御することができ、交流電源1などの系統の電圧が変動
した場合においても、負荷6側へ安定した節電電力を供
給することができる。
Description
電圧を下げ、消費電力を小さくする機能を有する、家庭
用あるいは業務用の節電装置およびその運転方法に関す
る。
という観点から電力の有効利用および省エネルギー化が
可能な節電装置が求められている。
及び図32を参照しながら説明する。
41号公報に記載された節電装置で、複数組の主コイル
であるL1、L2、L5、L6の端部間に相互に直列に
接続した複数組の励磁コイルであるL3、L4、L7、
L8を設けた単相3線式または単相2線式の単巻コイル
型変圧器101と、前記複数組の励磁コイルL3、L
4、L7、L8の1組または複数組をカットするサイリ
スタ102、103と、電圧を検知する電圧が所定電圧
以下の降下または上昇によって前記サイリスタ102、
103を制御する制御部104とを備え、出力電圧検知
部105は出力側電圧の変化を検知したとき制御部10
4はサイリスタ102、103を駆動することにより出
力電圧の下がり過ぎを防止して、負荷に悪影響を与えず
に出力電圧を入力電圧より低減することで、節電を果た
すことができるものである。
378号公報に記載された電力変換装置で、単相三線の
電力系統において、入力交流電圧と同相で振幅の異なる
電圧に直接変換して出力する、いわゆる交流チョッパと
呼ばれる電力変換手段である電圧振幅調整器106の入
力端子を単相三線交流入力端子1R、1T間に接続し、
電圧振幅調整器106の出力端子を交流フィルタ107
を介して、相互に絶縁された2つの巻線を有する変圧器
108の1次巻線と、相互に絶縁された2つの巻線を有
する変圧器109の1次巻線とにそれぞれ並列接続し、
変圧器108の2次巻線を単相三線交流入力端子1Rと
単相三線交流出力端子5Uとの間に直列に接続し、変圧
器109の2次巻線を単相三線交流入力端子1Tと単相
三線交流出力端子5Wとの間に接続する。このような構
成により、単相三線交流は電圧振幅調整器106により
入力電圧と同相で振幅の異なる電圧に変換され、交流フ
ィルタ107によりリプルの無い正弦波電圧となり、変
圧器108、109の1次巻線を励磁し、変圧器10
8、109の2次巻線に巻数比分の1の電圧を出力させ
る。この時、変圧器108、109の2次巻線を単相三
線交流電圧を下げる極性に接続することで、単相三線交
流出力端子には、入力電圧より低い電圧を出力すること
ができ、負荷に適切な電圧を供給し、節電効果を得るこ
とができることとなる。
装置では、出力電圧は変圧器のタップ切替により行って
いるので段階的にしか制御できないという課題がある。
ある。
ある。
ができないという課題がある。
入時した時には、負荷の突入電流により出力電圧が予想
以上に低下し、照明器が点灯しないなど負荷がスムーズ
に立ち上がらない場合があるという課題がある。
圧や出力電圧の低下により、変圧器のタップ切り替えに
チャタリングが生じ、出力電圧が不安定になるという課
題があり、チャタリングせず安定して電力供給すること
が要求されている。
と、電力使用料金が割高となる場合があるが、使用電力
量が契約電力量を上回る場合であっても、節電切替がで
きないという課題がある。
は、これらの節電装置を集中管理できないという課題が
ある。
げる構成では、装置の大型化や重量が増加し、コストが
高くなるという課題がある。
電圧を連続可変できる節電装置を提供することを第1の
目的とする。
約電力量を表示して節電効果を簡略的に表示し、節電効
果を容易に確認可能とすることにある。
することにある。
求められるようにすることにある。
ることにある。
表示しさらに使用者の節電意識を高めることにある。
可能とすることにある。
上回る場合は、契約電力量以下となるよう制御し、電力
使用料金を下げることにある。
定した電力供給をすることにある。
理することができる節電装置を提供することにある。
両相共に巻線を巻くことにより、装置の小型、軽量化及
びコストを下げることにある。
目的を達成するために、交流電源および負荷の間に1次
巻線を配した直列変圧器と、出力側が前記直列変圧器の
2次巻線に接続された回生形インバータを備え、前記回
生形インバータにより負荷に印加する電圧を制御するも
のである。
り、直列変圧器から電力を取り出し供給側へ戻しなが
ら、2次巻線の電流または電圧のすくなくともいずれか
一方を制御することで、出力電圧を連続可変できる節電
装置が得られる。
置において、交流電源に回生形インバータの入力側が接
続されたものである。
る節電装置が得られる。
置において、負荷に回生形インバータの入力側が接続さ
れたものである。
る節電装置が得られる。
かに記載の節電装置において、回生形インバータは、入
力側に交流電力と直流電力を相互に変換できる両方向順
変換器を備えた電圧形インバータとしたものである。
形インバータとして動作することができ、出力電圧を連
続可変できる節電装置が得られる。
かに記載の節電装置において、回生形インバータは電流
形インバータとしたものである。
形インバータとして動作できるので、出力電圧を連続可
変できる節電装置が得られる。
かに記載の節電装置において、回生形インバータは、交
流チョッパ回路としたものである。
形インバータとして動作できるので、出力電圧を連続可
変できる節電装置が得られる。
かに記載の節電装置において、入力系統および出力系統
が単相3線式であり、直列変圧器の第1の1次巻線が中
性線以外の一方の配線に介挿され、第2の1次巻線が中
性線以外の他方の配線に介挿されているものである。
電圧を可変することができ、単相3線式の配線でも出力
電圧を連続可変できる節電装置が得られる。
電力を供給側へ戻す節電方法としたものである。
電力を供給側へ戻すことができ、効果的な省エネルギー
を図ることができる節電装置が得られる。
かに記載の節電装置において、回生形インバータの入力
電力または出力電力の少なくともいずれかひとつを計測
するインバータ電力計測手段と、前記インバータ電力計
測手段の出力を表示する表示手段とを備えたものであ
る。
回生電力を計測表示し、節電効果を簡略的に表示するこ
とで節電効果を容易に確認可能とすることができる節電
装置が得られる。
力電圧の差を算出する低減電圧演算手段と、前記低減電
圧演算手段の出力を表示する表示手段とを備えたもので
ある。
節電効果を簡略的に表示することで節電効果を容易に確
認可能とすることができる節電装置が得られる。
力電圧の差と入力電圧の比率を算出する電圧低減率演算
手段と、前記電圧低減率演算手段の出力を表示する表示
手段とを備えたものである。
し、節電効果を簡略的に表示することで節電効果を容易
に確認可能とすることができる節電装置が得られる。
は出力電力のいずれかを計測する電力計測手段と、前記
節電装置の節電停止時の前記電力計測手段の出力を記憶
する通常電力記憶手段と、前記節電装置の節電運転時の
前記電力計測手段の出力を記憶する節電電力記憶手段
と、前記節電装置の出力電圧を計測する負荷電圧計測手
段と、前記節電装置の節電停止時の前記負荷電圧計測手
段の出力を記憶する通常電圧記憶手段と、前記節電装置
の節電運転時の前記負荷電圧計測手段の出力を記憶する
節電電圧記憶手段と、前記通常電圧記憶手段の出力と前
記節電電圧記憶手段の出力とを演算する節約電圧演算手
段と、前記通常電力記憶手段の出力と、前記節電電力記
憶手段の出力と、前記節約電圧演算手段の出力とから節
電率を求める節電率演算手段とから構成したものであ
る。
きる節電装置が得られる。
力電圧の差を算出する低減電圧演算手段と、負荷電力ま
たは電源電力のいずれかひとつを計測する電力計測手段
と、負荷に応じた節電率を記憶する節電率記憶手段と、
前記低減電圧演算手段の出力と前記電力計測手段の出力
と前記節電率記憶手段の出力とから節約電力を演算する
節約電力演算手段とを備えたものである。
を演算表示でき、節電効果を簡略的に表示することで節
電効果を容易に確認可能とすることができる節電装置が
得られる。
により節電率記憶手段の内容を設定する節電率設定手段
を備えたものである。
電率演算手段で求めた節電率を節電率記憶手段に自動設
定ができ、節電効果の算出を容易とすることができるの
でセ節電効果を容易に確認可能な節電装置が得られる。
置の出力電圧を計測する負荷電圧計測手段と、節電装置
の出力電流を計測する負荷電流計測手段とから構成した
ものである。
測することができるので、節電効果を容易に確認可能な
節電装置が得られる。
置の入力電圧を計測する電源電圧計測手段と、節電装置
の入力電流を計測する電源電流計測手段とから構成した
ものである。
測することができるので、節電効果を容易に確認可能な
節電装置が得られる。
電装置の入力電圧を計測する電源電圧計測手段と、節電
装置の入力電圧と出力電圧の差を算出する低減電圧演算
手段と、前記電源電圧計測手段と前記低減電圧演算手段
と接続され節電装置の出力電圧を演算する負荷電圧演算
手段とから構成したものである。
なく、入力電圧のみ計測することで出力電圧を間接的に
求められるので、より簡易な構成で節電効果を容易に確
認可能な節電装置が得られる。
電源電流計測手段は、回生形インバータの入力電流また
は出力電流の少なくともいずれか一方を測定するインバ
ータ電流計測手段と、直列変圧器の巻数比記憶手段と、
前記インバータ電流計測手段と前記巻数比記憶手段と接
続され負荷電流または電源電流を求める主電流演算手段
とから構成したものである。
を計測することなくインバータ電流を計測して負荷電流
や電源電流を間接的に求められるので、より小型で安価
な電流センサを用いることができ、安価な節電効果を容
易に確認可能な節電装置が得られる。
節約電圧演算手段は、回生形インバータの出力電圧を計
測するインバータ電圧計測手段と、直列変圧器の巻数比
記憶手段と、前記インバータ電圧計測手段と前記巻数比
記憶手段と接続され電圧差を求める電圧差演算手段とか
ら構成したものである。
力電圧を測定することなく、低減電圧を算出表示するこ
とができ、節電効果を簡略的に表示することで節電効果
を容易に確認可能とすることができる節電装置が得られ
る。
節約電力演算手段と、この節約電力演算手段の出力を表
示する表示手段とを備えたものである。
節電効果を簡略的に表示することで節電効果を容易に確
認可能とすることができる節電装置が得られる。
から節約電力量を求める節約電力量演算手段を設け、前
記節約電力量演算手段の出力を表示手段により表示する
ものとしたものである。
とにより、節電効果を一層効果的に確認可能とすること
ができる節電装置が得られる。
削減量に換算する二酸化炭素排出量演算手段と、前記二
酸化炭素排出量演算手段の出力を表示する表示手段を備
えたものである。
炭素排出量の削減量に換算し表示することで、環境面か
ら観た節電効果を表示しさらに使用者の節電意識を高め
ることができる節電装置が得られる。
を表示する積算表示手段を備えた節電装置としたもので
ある。
算値を表示することができ、節電効果を容易に確認可能
とすることができるという効果のある節電装置が得られ
る。
期間表示手段を備えた節電装置としたものである。
算期間を表示することができ、節電効果を容易に確認可
能とすることができるという効果のある節電装置が得ら
れる。
たは積算期間表示手段の表示値の少なくともいずれか一
方を0にリセットする積算表示値リセット手段を備える
節電装置としたものである。
積算期間を同時または個別にリセットでき、また節約電
力の積算値とその積算期間を同時または個別にリセット
でき、任意の期間の積算値と積算期間を表示することが
できるので、節電効果を容易に確認可能とすることがで
きるという効果のある節電装置が得られる。
は出力電流の少なくとも何れか1つの単位時間当りの変
化量を計測する電流変化量計測手段と、しきい値記憶手
段と、前記電流変化量計測手段と前記しきい値記憶手段
の出力値を比較演算し、その結果によって前記節電装置
の節電運転モードと節電停止モードを切りかえる運転モ
ード切替手段を備えたものである。
を可能とする節電装置が得られる。
たは出力電流の少なくとも何れか一方を測定する負荷電
流計測手段と、負荷電流しきい値記憶手段と、前記負荷
電流計測手段の出力と負荷電流しきい値記憶手段の出力
とを比較演算し、その結果によって節電装置の運転モー
ドを節電停止モードに切換える運転モード切換え手段備
えたものである。
さいときには、節電装置の消費電力を小さくし、より効
果的な省エネルギーをはかることができ、また負荷電流
が過大なときには節電運転を停止して節電装置自身を保
護する節電装置が得られる。
かに記載の節電装置の入力電流または出力電流の少なく
とも何れか一方を測定する負荷電流計測手段と、前記負
荷電流計測手段の出力値が所定の値以下であるときは節
電装置を回生形インバータへの通電を停止する通電遮断
手段を備えたものである。
さいときには、回生形インバータの消費電力を無くし、
より効果的な省エネルギーをはかることができる節電装
置が得られる。
力量のいずれかひとつを計測する電力量計測手段を備
え、前記電力量計測手段により計測された使用電力量に
応じて出力電圧を変更する手段を備えたものである。
電力量に応じて最適な節電を行うことができ、効果的な
省エネルギーを図ることができる節電装置が得られる。
に応じて、出力電圧を変更するものである。
を上回る場合には契約電力量以下となるように制御して
節電し、電力使用料金を下げることができる節電装置が
得られる。
御系が1つ以上配され、各電力制御系が通信回線により
集中監視装置に接続された電力制御装置である。
系からなる引き込み系統全体の電力管理を1カ所で集中
管理することができるので、ビル設備などの大規模な節
電管理を中央で監視制御することができる節電装置が得
られる。
ードで運転する節電装置の運転方法である。
作動や誤作動を防止することができ、安定した負荷の立
ち上げを可能とすることことができる節電装置が得られ
る。
て所定の時間経過後に節電運転モードに切換える節電装
置の運転方法である。
運転モードに切り換えたときのチャタリングを防止し、
安定した電力供給をすることができ、より効果的な省エ
ネルギーをはかることができる節電装置が得られる。
後、電圧計測手段が計測した出力電圧または電流計測手
段が計測した出力電流が安定したとき節電運転モードに
切り換える節電装置の運転方法である。
運転モードに切り換えたときのチャタリングを防止し、
安定した電力供給をすることができる節電装置が得られ
る。
は出力電圧の少なくとも何れか一方が所定の値以下であ
るときに、節電停止モードで運転する節電装置の運転方
法である。
圧が過剰に低下することが防止でき、負荷を適正な電圧
で駆動し、安定した負荷の立上げを可能とすることがで
きる節電装置が得られる。
は出力電流の何れか一方が所定の値以下であるときは節
電停止モードで運転する節電装置の運転方法である。
さいときには、回生形インバータの消費電力を無くし、
より効果的な省エネルギーをはかることができる節電装
置が得られる。
間に配された変圧器の出力の一部を回生形インバータで
取り出し、前記回生形インバータの出力で前記変圧器の
出力を制御する負荷運転方法である。
圧が変動した場合においても、負荷側へ安定した節電電
力を供給することができ、出力電圧を連続可変できる節
電装置が得られる。
配した節電装置において、交流電源直送状態の入力ある
いは出力電力と、節電運転時の入力あるいは出力電力と
により電力低減率を計算する第二節電率演算手段を備え
る構成としたものである。
状態における入力あるいは出力電力から、節電率のより
正確な計算を可能とすることができる。
配した節電装置において、節電運転時の入力電圧、出力
電圧と、定格節電運転時の電力低減率、低減電圧幅とに
より電力低減率を計算する第三節電率演算手段を備える
構成としたものである。
を切り替えることなく、節電率を計算することができる
節電装置が得られる。
低減率表示手段を備える構成としたものである。
示可能とすることができる。
配した節電装置において、交流電源直送状態の電力と、
節電運転時の電力とにより節約電力を計算する第二節約
電力演算手段を備える構成としたものである。
状態とを切り替えることで、節約電力を計算可能とする
ことができる。
配した節電装置において、節電運転時の入力あるいは出
力電力と、節電運転時の低減電圧幅と、節電運転時の入
力電圧と、定格節電運転時の特定負荷固有の定格電力低
減率及び定格低減電圧と、節電運転時の出力設定電圧と
により節約電力を計算する第三節約電力演算手段を備え
る構成としたものである。
を切り替えることなく、また節電装置における低減電圧
能力を超える目標低減電圧幅であった際においても、節
約電力を計算することができる節電装置が得られる。
約電力表示手段を備える構成としたものである。
することができる。
転を切り替え、定格節電率を計算する定格電力低減率計
算手段を備える構成としたものである。
格電力低減率を計算することができ、節電率、節約電力
の計算、表示精度を向上することができる節電装置が得
られる。
間に各相それぞれ1次巻線を配した直列変圧器と、前記
単相交流電源と前記直列変圧器の2次巻線間に回生形イ
ンバータを配する構成としたものである。
せず、単一の直列変圧器のみ使用することで、装置の小
型、軽量化及びコストを下げることができる。
1次巻線を配した直列変圧器と、出力側が前記直列変圧
器の2次巻線に接続された回生形インバータを備えたも
のであり、回生形インバータにより、直列変圧器から電
力を取り出して供給側へ戻すと共に、回生形インバータ
の出力電圧または出力電流の少なくともいずれか一方を
制御して、直列変圧器の2次巻線に印可する電圧を制御
し、1次巻線側の発生電圧を変化させることで、負荷に
印加する電圧つまり出力電圧を連続可変でき、交流電源
などの系統の電圧が変動した場合においても、負荷側へ
安定した節電電力を供給するという作用を有する。
その出力側に接続された直列変圧器から電力を取得し、
入力側へ電力を回生することにより負荷への印可電圧を
電源電圧より低減するという作用を有し、また、力行動
作により入力側から出力側の直列変圧器へ電力を供給し
て負荷への印可電圧を電源電圧より上昇させるという作
用を有する。
て、交流電源側に回生形インバータの入力側を接続した
ものであり、必要に応じて回生形インバータを力行動作
させて、交流電源の電力を変換して前記直列変圧器へ供
給し、または回生形インバータを回生動作させて直列変
圧器からの交流電力を変換して回生形インバータの入力
側の交流電源に回生することにより、直列変圧器の1次
巻線側の発生電圧を変化させることで、負荷に印加する
電圧を制御することにより、出力電圧を連続可変でき、
交流電源などの系統の電圧が変動した場合においても、
負荷側へ安定した節電電力を供給するという作用を有す
る。
その出力側に接続された直列変圧器から電力を取得し、
入力側へ電力を回生する、つまり電源側へ戻すことによ
り負荷への印可電圧を電源電圧より低減するという作用
を有し、また、力行動作により入力側から出力側へ電力
を供給して負荷への印可電圧を電源電圧より上昇させる
という作用を有する。
て、負荷側に回生形インバータの入力側が接続されたも
のであり、安定した節電装置の出力側から回生形インバ
ータの入力電力が取得でき、回生形インバータの運転の
安定化が容易となり、また、負荷へ供給する出力電圧を
連続的に制御することができ、交流電源などの系統の電
圧が変動した場合においても、負荷側へ安定した節電電
力を供給することができるという作用を有する。
その出力側に接続された直列変圧器から電力を取得し、
入力側へ電力を回生する、つまり負荷側へ戻すことによ
り負荷への印可電圧を電源電圧より低減するという作用
を有し、また、力行動作により入力側から出力側へ電力
を供給して負荷への印可電圧を電源電圧より上昇させる
という作用を有する。
電力と直流電力を相互に変換できる両方向順変換器を備
た電圧形インバータとしたものであり、力行時には両方
向順変換器が入力側の交流電力を一旦直流電力に変換し
た後、その直流電力を逆変換器が交流電力に変換して直
列変圧器の2次巻線に印可する電圧を適正に制御し、ま
た回生時には電圧型インバータの逆変換器が直列変圧器
の2次巻線から交流電力を取得して一旦直流電力に変換
した後、その直流電力を両方向順変換器が交流電力に変
換して入力側に回生させると共に、2次巻線の電圧また
は電流を適正に制御し、入力側と出力側の間で双方向に
電力変換しながら直列変圧器の1次巻線の発生電圧を適
正に制御できるので、節電装置の出力電圧を連続可変で
き、交流電源などの系統の電圧が変動した場合において
も、負荷側へ安定した電力を供給するという作用を有す
る。
ータとしたものであり、力行時には入力側の交流電力を
電流形インバータの順変換器から逆変換器の方向に電力
変換して直列変圧器の2次巻線に印可する電圧または電
流を適正に制御し、また回生時には2次巻線からの交流
電力を逆変換器から順変換器の方向に電力変換して2次
巻線の電流を適正に制御し、入力側と出力側の間で双方
向に電力変換しながら直列変圧器の1次巻線の発生電圧
を適正に制御できるので、負荷へ供給する出力電圧を連
続的に制御することができ、交流電源などの系統の電圧
が変動した場合においても、負荷側へ安定した節電電力
を供給するという作用を有する。
回路としたものであり、交流チョッパ回路により入力側
の交流電力をチョッピングすることにより交流のまま電
圧調整して、直列変圧器の2次巻線に印可する電圧を適
正に制御して、直列変圧器の1次巻線の発生電圧を適正
に制御できるので、負荷へ供給する出力電圧を連続的に
制御することができ、交流電源などの系統の電圧が変動
した場合においても、負荷側へ安定した節電電力を供給
するという作用を有する。
式であり、直列変圧器の第1の1次巻線が中性線以外の
一方の配線に介挿され、第2の1次巻線が中性線以外の
他方の配線に介挿されているものであり、直列変圧器の
2次巻線への印可電圧を制御することにより単相3線式
電源の各相に介挿したそれぞれの1次巻線の電圧を可変
し、単相3線式電源の各相の出力電圧を可変することが
できるという作用を有し、単相3線式の配線でも、負荷
への印可電圧を連続可変するとともに、節電効果を発揮
することができるという作用を有する。
側へ戻す節電方法としたものであり、消費側で必要の無
い分の電力を供給側へ戻すことにより、効果的な省エネ
ルギーを図ることができるという作用を有する。
出力電力の少なくともいずれかひとつを計測するインバ
ータ電力計測手段と、前記インバータ電力計測手段の出
力を表示する表示手段とを備えたものであり、インバー
タ電力つまり節電装置が節電動作しているときは負荷側
から電源側へ回生してる回生電力を計測し表示するとい
う作用を有し、節電効果を簡略的に表示することで節電
効果を容易に確認可能とすることができるという作用を
有する。
を算出する低減電圧演算手段と、前記低減電圧演算手段
の出力を表示する表示手段とを備えたものであり、節電
装置の入力電圧と出力電圧の差である低減電圧を算出し
表示するという作用を有し、節電効果を簡略的に表示す
ることで節電効果を容易に確認可能とすることができる
という作用を有する。
と入力電圧の比率を算出する電圧低減率演算手段と、前
記電圧低減率演算手段の出力を表示する表示手段とを備
えたものであり、節電装置の入力電圧と出力電圧の差と
入力電圧の比率である電圧低減率を算出し表示するとい
う作用を有し、節電効果を簡略的に表示することで節電
効果を容易に確認可能とすることができるという作用を
有する。
のいずれかを計測する電力計測手段と、前記節電装置の
節電停止時の前記電力計測手段の出力を記憶する通常電
力記憶手段と、前記節電装置の節電運転時の前記電力計
測手段の出力を記憶する節電電力記憶手段と、前記節電
装置の出力電圧を計測する負荷電圧計測手段と、前記節
電装置の節電停止時の前記負荷電圧計測手段の出力を記
憶する通常電圧記憶手段と、前記節電装置の節電運転時
の前記負荷電圧計測手段の出力を記憶する節電電圧記憶
手段と、前記通常電圧記憶手段の出力と前記節電電圧記
憶手段の出力とを演算する節約電圧演算手段と、前記通
常電力記憶手段の出力と、前記節電電力記憶手段の出力
と、前記節約電圧演算手段の出力とから節電率を求める
節電率演算手段とから構成したものであり、節電率を自
動的に演算することができるという作用を有する。
を算出する低減電圧演算手段と、負荷電力または電源電
力のいずれかひとつを計測する電力計測手段と、負荷に
応じた節電率を記憶する節電率記憶手段と、前記低減電
圧演算手段の出力と前記電力計測手段の出力と前記節電
率記憶手段の出力とから節約電力を演算する節約電力演
算手段とを備えたものであり、負荷に応じた節電率と負
荷電力または電源電力のいずれかひとつと、節電装置の
入力電圧と出力電圧の差とから節約電力を演算し、節電
運転時には計測できない節約電力を求められるという作
用を有し、節電効果を簡略的に表示することで節電効果
を容易に確認可能とすることができるという作用を有す
る。
率記憶手段の内容を設定する節電率設定手段を備えたも
のであり、節電率設定手段により節電率演算手段で求め
た節電率を節電率記憶手段に自動設定ができるという作
用を有する。
圧を計測する負荷電圧計測手段と、節電装置の出力電流
を計測する負荷電流計測手段とから構成したものであ
り、節電装置の出力電力の計測ができるという作用を有
する。
圧を計測する電源電圧計測手段と、節電装置の入力電流
を計測する電源電流計測手段とから構成したものであ
り、節電装置の入力電力が測定できるという作用を有す
る。
力電圧を計測する電源電圧計測手段と、節電装置の入力
電圧と出力電圧の差を算出する低減電圧演算手段と、前
記電源電圧計測手段と前記低減電圧演算手段と接続され
節電装置の出力電圧を演算する負荷電圧演算手段とから
構成したものであり、直接出力電圧を計測しなくても、
入力電圧から出力電圧を間接的に求められるという作用
を有する。
測手段は、回生形インバータの入力電流または出力電流
の少なくともいずれか一方を測定するインバータ電流計
測手段と、直列変圧器の巻数比記憶手段と、前記インバ
ータ電流計測手段と前記巻数比記憶手段と接続され負荷
電流または電源電流を求める主電流演算手段とから構成
したものであり、直接負荷電流や電源電流を計測するこ
となくより小型で安価な電流センサを用いてインバータ
電流を計測することで負荷電流や電源電流を間接的に求
められるという作用を有する。
ータの出力電圧を計測するインバータ電圧計測手段と、
直列変圧器の巻数比記憶手段と、前記インバータ電圧計
測手段と前記巻数比記憶手段と接続され電圧差を求める
電圧差演算手段とから構成したものであり、節電装置の
入力電圧と出力電圧を測定することなく、低減電圧を算
出することができるという作用を有する。
算手段と、この節約電力演算手段の出力を表示する表示
手段とを備えたものであり、節約電力を計測し、節電効
果を簡略的に表示することで節電効果を容易に確認可能
とすることができるという作用を有する。
力量を求める節約電力量演算手段を設け、前記節約電力
量演算手段の出力を表示手段により表示するものとした
ものであり、瞬時値の節約電力から積算値の節約電力量
を求められるという作用を有し、節約電力量を表示する
ことにより、節電効果を一層効果的に確認可能とするこ
とができるという作用を有する。
算する二酸化炭素排出量演算手段と、酸化炭素排出量演
算手段の出力を表示する表示手段を備えたものであり、
節約電力量を地球温暖化の原因とされる発電所の二酸化
炭素削減量に換算して表示するという作用を有し、環境
面から観た節電効果の検証をすることができるという作
用を有する。
積算表示手段を備えるものであり、出力電力量や節約電
力量を積算して表示するという作用を有する。
段を備えるものであり、出力電力量や節約電力量の積算
期間を表示するという作用を有する。
間表示手段の表示値の少なくともいずれか一方を0にリ
セットする積算表示値リセット手段を備えるものであ
り、出力電力量とその積算期間を同時または個別にリセ
ットでき、また節約電力量とその積算期間を同時または
個別にリセットでき、使用者が任意の期間の積算値や積
算期間を表示させることができるという作用を有する。
の少なくとも何れか1つの単位時間当りの変化量を計測
する電流変化量計測手段と、しきい値記憶手段と、電流
変化量計測手段としきい値記憶手段の出力値の比較演算
し、その結果によって節電装置の節電運転モードと節電
停止モードを切りかえる運転モード切替手段を備えたも
のであり、節電装置の入力電流または出力電流の少なく
とも何れか1つの単位時間当りの変化量が一定以上であ
れば、節電運転モードを節電停止モードに切換えるとい
う作用を有し、負荷の突入電流が大きいときには、節電
運転モードから節電停止モードに切換えることにより節
電装置の出力電圧低下を防止するという作用を有し、節
電モードであっても安定した負荷の立ち上げを可能とす
るという作用を有する。
流の少なくとも何れか一方を測定する負荷電流計測手段
と、負荷電流しきい値記憶手段と、前記負荷電流計測手
段の出力と負荷電流しきい値記憶手段の出力とを比較演
算し、その結果によって節電装置の運転モードを節電停
止モードに切換える運転モード切換え手段を備えたもの
であり、負荷の消費電力がごく小さく節電装置による節
約電力が節電運転時の節電装置の消費電力を下回る場合
には、節電装置を節電運転モードから節電停止モードへ
切換えて省電力化を図るという作用を有し、より効果的
な省エネルギー化を図ることができるという作用を有
し、負荷電流が過大であるときには節電装置を停止して
節電装置自身を保護するという作用を有する。
の少なくとも何れか一方を測定する負荷電流計測手段
と、前記負荷電流計測手段の出力値が所定の値以下であ
るときは節電装置を回生形インバータへの通電を停止す
る通電遮断手段を備えたものであり、負荷の消費電力が
ごく小さく節電装置による節約電力が回生形インバータ
の消費電力よりも小さいときには、回生形インバータへ
の通電を停止して、回生形インバータの消費電力を無く
すことができるという作用を有し、より効果的な省エネ
ルギー化をはかることができるという作用を有する。
れかひとつを計測する電力量計測手段を備え、計測され
た使用電力量に応じて出力電圧を変更する手段を備えた
ものであり、負荷の消費した使用電力量に応じて出力電
圧を変更するという作用を有し、使用電力量が多くなれ
ば、より出力電圧を低減して節電量を増加させるという
作用を有し、最適な節電を行うことができるという作用
を有する。
出力電圧を変更するものであり、使用電力量が契約電力
量を上回りそうであれば出力電圧を下げるという作用を
有し、使用電力量が契約電力量を上回る場合には契約電
力以下となるように制御して節電するという作用を有す
る。
以上配され、各電力制御系が通信回線により集中監視装
置に接続された電力制御装置としたものであり、集中監
視装置は各々の節電装置と通信回線を介して通信するこ
とにより各節電装置を監視制御するという作用を有し、
複数箇所の節電電力制御系からなる引き込み系統全体の
電力管理を1カ所で集中管理することができるという作
用を有し、ビル設備などの大規模な節電管理を中央で監
視制御することができるという作用を有する。
する節電装置の運転方法としたものであり、負荷投入時
には節電運転モードから節電停止モードに切換えること
により負荷の突入電流が大きくても節電装置の出力電圧
低下を防止するという作用を有し、また負荷投入時に節
電停止モードとすることで交流電源の電圧をほぼそのま
ま負荷に印可するという作用を有し、安定した負荷の立
ち上げを可能にするという作用を有する。
間経過後に節電運転モードに切換える節電装置の運転方
法としたものであり、節電停止モードにて所定時間運転
することにより、節電装置の出力電圧などの出力状態や
負荷の状態が安定した後に、節電モードに切換えるとい
う作用を有し、節電運転モードに切り換えたときのチャ
タリングを防止し、安定した電力供給をすることができ
るという作用を有する。
手段が計測した出力電圧または電流計測手段が計測した
出力電流が安定したとき節電運転モードに切り換える節
電装置の運転方法としたものであり、節電停止モードに
て節電装置の出力電圧または出力電流が安定し、負荷の
状態が安定した後に節電運転モードに切換えるという作
用を有し、節電運転モードに切り換えたときのチャタリ
ングを防止し、安定した電力供給をすることができると
いう作用を有する。
の少なくとも何れか一方が所定の値以下であるときに、
節電停止モードで運転する節電装置の運転方法としたも
のであり、入力電圧もしくは出力電圧が過剰に低下した
場合には、節電運転モードにより電圧低減することを停
止するという作用を有し、交流電源の電圧をそのまま負
荷に印可して負荷を適正な電圧で駆動することができる
という作用を有する。
の何れか一方が所定の値以下であるときは節電停止モー
ドで運転する節電装置の運転方法としたものであり、負
荷の消費電力がごく小さく節電装置による節約電力が節
電運転時の節電装置の消費電力を下回る場合には、節電
装置を節電運転モードから節電停止モードへ切換えて省
電力化を図るという作用を有し、より効果的な省エネル
ギー化を図ることができるという作用を有する。
器の出力の一部を回生形インバータで取り出し、前記回
生形インバータの出力で前記変圧器の出力を制御する負
荷運転方法としたものであり、変圧器の出力を回生形イ
ンバータで取り出し、その電力を電源側や負荷側へ回生
するという作用を有し、回生形インバータの出力で変圧
器の出力を制御して負荷に印可される電圧を可変して、
交流電源などの系統の電圧が変動した場合においても、
負荷側へ安定した節電電力を供給することができ、出力
電圧を連続可変できるという作用を有する。
置において、交流電源直送状態の入力あるいは出力電力
と、節電運転時の入力あるいは出力電力とにより電力低
減率を計算する第二節電率演算手段を備える構成とした
ものであり、節電運転と交流電源直送状態とを切り替え
ることで、節電率のより正確な計算を可能とすることが
できるという作用を有する。
置において、節電運転時の入力電圧、出力電圧と、定格
節電運転時の電力低減率、低減電圧幅とにより電力低減
率を計算する第三節電率演算手段を備える構成としたも
のであり、電源直送状態に運転状態を切り替えることな
く、節電率を計算することができるという作用を有す
る。
段を備える構成としたものであり、演算した電力低減率
を表示可能とすることができるという作用を有する。
置において、交流電源直送状態の電力と、節電運転時の
電力とにより節約電力を計算する第二節約電力演算手段
を備える構成としたものであり、節電運転と交流電源直
送状態とを切り替えることで、節約電力を計算可能とす
ることができるという作用を有する。
置において、節電運転時の入力あるいは出力電力と、節
電運転時の低減電圧幅と、節電運転時の入力電圧と、定
格節電運転時の特定負荷固有の定格電力低減率及び定格
低減電圧と、節電運転時の出力設定電圧とにより節約電
力を計算する第三節約電力演算手段を備える構成とした
ものであり、電源直送状態に運転状態を切り替えること
なく、また節電装置における低減電圧能力を超える目標
低減電圧幅であった際においても、節約電力を計算する
ことができるという作用を有する。
段を備える構成としたものであり、節約電力の表示を可
能とすることができるという作用を有する。
え、定格節電率を計算する定格電力低減率計算手段を備
える構成としたものであり、負荷の状態に合わせた定格
電力低減率を計算することができ、節電率、節約電力の
計算、表示精度を向上することができるという作用を有
する。
え、定格電力低減率を計算する定格電力低減率計算手段
を備える構成としたものであり、定格電力低減率を負荷
の種類、容量を調査し、人為的に近似計算することな
く、自動的に計算することができるという作用を有す
る。
ぞれ1次巻線を配した直列変圧器と、前記単相交流電源
と前記直列変圧器の2次巻線間に回生形インバータを配
する構成としたものであり、2つの直列変圧器を用い
ず、1個の直列変圧器でのみ節電装置を実現する為、装
置の小型、軽量化及びコストを下げることができるとい
う作用を有する。
ながら説明する。
ける節電装置の基本構成を示す回路図である。
2のU相入力接続端子3UとV相入力接続端子3Vが接
続される。
の直列変圧器4の1次巻線の一端に接続され、直列変圧
器4の1次巻線の他端は節電装置2のU相出力接続端子
5Uに接続される。
出力接続端子5Vに接続されている。
Vには電気機器などの負荷6が接続される。
Vは分岐されて回生形インバータ7の入力端子に接続さ
れ、回生形インバータ7の出力端子は直列変圧器4の2
次巻線に接続され、直列変圧器4の出力の一部が回生出
力として取り出される。取り出される回生出力は、直列
変圧器4の巻数比にもよるが、通常、直列変圧器4の出
力の1/10以下である。図示していないが、回生形イ
ンバータ7の出力部には、回生形インバータ7が停止し
た際には、直列変圧器4の2次巻線を短絡する短絡手段
としてのスイッチを備えている。
合を例にして動作を説明する。交流電源1として100
Vの商用電源を使用し、図示はしていないが、主幹ブレ
ーカーを介して節電装置2のU相入力接続端子3Uおよ
びV相入力接続端子3Vに接続する。
送電系での電圧降下を見込んで100Vより若干高い電
圧で送電されており、場所によっても異なるが、通常、
各消費者が使用する場所では105〜107V程度の電
圧が観測されている。
と、これら照明器具はほぼ定格電圧の100V付近で最
も効率的に作動するように設計されており、106Vで
点灯させれば電力効率が悪く、また必要以上の照度とな
るとともに器具の寿命も短くなる。したがって、6V分
の電力は殆ど無駄に消費されることになり、この電力は
消費側で必要の無い分の電力である。
回生動作させて直列変圧器4の2次巻線側から交流電力
を取り出し変換して回生形インバータ7の入力側の交流
電源1に回生する、つまり必要の無い分の電力を供給側
へもどすことにより、直列変圧器4の1次巻線側の発生
電圧を変化させることで、負荷6に印加する電圧の10
0Vを超える部分の電圧を低減させる。
200に印可する電圧を100Vとすると、直列変圧器
4の1次巻線の電圧は6V、直列変圧器4の巻数比を1
0とすると、直列変圧器4の2次巻線の電圧は60V、
すなわち回生形インバータ7の出力電圧は60Vであ
り、回生形インバータ7は入力電圧を約106Vとして
直列変圧器4より回生した電力を昇圧して電源側へ回生
する。
V間の電圧はほぼ100Vになり、約6V分の必要の無
い分の電力は、回生形インバータにより供給側へ戻され
て節電されることとなる。
水銀灯の消費電力は12〜13%削減することが出来
る。すなわち、照明器具の負荷抵抗がRオームであると
すると、106Vの電圧では106/Rアンペアの電流
が流れるが、100Vの電圧では100/Rの電流が流
れる。従って、消費電力は106×106/Rワットか
ら100×100/Rワットに低減し、約11%減少す
る。
ら、回生形インバータ7の容量は節電装置2の容量の約
1/10でよく、回生形インバータ7の小型化が図れる
とともに、回生形インバータ7の損失の約1/10が節
電装置2の損失に換算されることとなる。
ることで、回生形インバータ7の入力側から出力側の直
列変圧器4へ電力を供給して、節電装置2の出力電圧を
電源電圧よりも上昇させることもできる。
い分の電力を供給側へ戻すことにより節電し、また出力
電圧を連続可変する節電装置を構成することができる。
7の出力部は直列変圧器4の短絡手段を備えており、回
生形インバータ7の動作時には開放しているが、回生形
インバータ7の停止時には直列変圧器4の2次巻線を短
絡し、直列変圧器4の2次巻線の電圧の異常上昇を防止
する構成としている。
例である。
ンバータ7の入力端子を節電装置2の各出力端子2Uお
よび2Vに接続したものである。
回生動作させて直列変圧器4の2次巻線側から交流電力
を取り出し変換して回生形インバータ7の入力側の負荷
6に回生することにより、直列変圧器4の1次巻線側の
発生電圧を変化させることで、負荷6に印加する電圧の
100Vを超える部分の電圧を低減させる。このとき、
回生形インバータ7は負荷6側の電圧を上昇させること
なく電力を回生する。
る。
い分の電力を供給側へ戻すことにより節電し、また出力
電圧を連続可変する節電装置を構成することができる。
具体的な実施例を示す。
は、電圧型インバータ8にて構成され、この電圧型イン
バータ8は、両方向順変換器8A、逆変換器8Bおよび
この両者間に接続されたコンデンサ8Cとにより構成さ
れる。
入出力部にはそれぞれ連系リアクトルが備えられてい
る。
ンバータ7の入力端子7AU、7AVを介して節電装置
2の入力接続端子3U、3Vに接続され、逆変換器8B
の出力端子は回生形インバータ7の出力端子7BU、7
BVを介して直列変圧器4の2次巻線に接続される。
モード時には回生形インバータ7は回生動作し、逆変換
器8Bが直列変圧器4の2次巻線から交流電力を取得し
て一旦直流電力に変換した後、その直流電力を両方向順
変換器8Aが交流電力に変換して入力側にほぼ力率1で
回生させると共に直列変圧器4の2次巻線の電圧または
電流を適正に制御し、直列変圧器4の1次巻線の発生電
圧を適正に制御して、節電装置2の出力電圧を入力電圧
よりも低減する。
ることにより、節電装置2の出力電圧を入力電圧よりも
増加させることもできる。
い分の電力を供給側へ戻すことにより節電し、また出力
電圧を連続可変する節電装置を構成することができる。
他の具体的な実施例を示す。
ンバータ7は、電流形インバータ9により構成され、こ
の電流形インバータ9は、順変換器9A、第2の逆変換
器9Bおよびこの両者間の一方の配線に接続されたリア
クトル9Cとにより構成される。
入出力部にはそれぞれ連系リアクトルと過電圧抑制用コ
ンデンサとが備えられている。
ンバータ7の入力端子7AU、7AVを介して節電装置
2の入力接続端子3U、3Vに接続され、第2の逆変換
器9Bの出力端子は回生形インバータ7の出力端子7B
U、7BVを介して直列変圧器4の2次巻線に接続され
る。
モード時には回生形インバータ7は回生動作し、第2の
逆変換器9Bが直列変圧器4の2次巻線から交流電力を
取得してコイル443を介して一旦直流電力に変換した
後、その直流電力を順変換器9Aが交流電力に変換して
入力側にほぼ力率1で回生させると共に直列変圧器4の
2次巻線の電圧または電流を適正に制御し、直列変圧器
4の1次巻線の発生電圧を適正に制御して、節電装置2
の出力電圧を入力電圧よりも低減して節電する。
ることにより、節電装置2の出力電圧を入力電圧よりも
増加させることもできる。
い分の電力を供給側へ戻すことにより節電し、また出力
電圧を連続可変する節電装置を構成することができる。
さらに他の具体的な実施例を示す。
ンバータ7は、交流チョッパ回路10である。
向スイッチ回路11と第2の双方向スイッチ回路12と
により構成される。第1の双方向スイッチ回路11は、
一方向導通手段としてのダイオード13Aと、スイッチ
手段としての絶縁ゲートバイポーラトランジスタ13B
と、ダイオード13Aのカソード側と絶縁ゲートバイポ
ーラトランジスタ13Bのコレクタ側を接続した第1の
直列回路と、ダイオード14Aと、絶縁ゲートバイポー
ラトランジスタ14Bと、ダイオード14Aのカソード
側と絶縁ゲートバイポーラトランジスタ14Bのコレク
タ側を接続した第2の直列回路と、第1の直列回路と第
2の直列回路を互いに逆方向に並列接続したものであ
る。
双方向スイッチ回路11と、同様に構成されたものであ
る。
子は回生形インバータ7の入力端子7AUを介して節電
装置2の入力接続端子3Uに接続され、第1の双方向ス
イッチ回路11の他方の端子は回生形インバータ7の出
力端子7BUに接続される。
方の端子は、第1の双方向スイッチ回路12の他方の端
子と共に、回生形インバータ7の出力端子7BUに接続
され、第2の双方向スイッチ回路12の他方の端子は回
生形インバータ7の入力端子7AVと出力端子7BVを
直接接続する配線に接続される。
AVはそれぞれ節電装置2の入力接続端子3U、3Vへ
接続され、回生形インバータ7の出力端子7BU、7B
Vは、直列変圧器4の2次巻線へ接続される。
入出力部にはそれぞれ連系リアクトルが備えられてい
る。
回路11と第2の双方向スイッチ回路12とは、一方が
導通しているときに他方は非導通であり、一方が非導通
のときに他方は導通していて、同時に導通する期間は無
い。節電装置2の節電運転モードの時には、この第1の
双方向スイッチの導通する時比率によって直列変圧器4
の2次巻線に印可される電圧または電流の少なくともい
ずれか一方を適正に制御して直列変圧器4の2次巻線に
印可し、直列変圧器4の1次巻線の発生電圧を適正に制
御して、節電装置2の出力電圧を入力電圧より低減し
て、節電する。
を連続可変する節電装置を構成することができる。
することで、節電装置2の出力電圧を入力電圧より増加
させることも可能である。
のさらに他の実施例を示す。
3線式の交流電源に適用した場合の実施例である。
の交流電源に接続される節電装置2の入力接続端子は、
R1、T1およびN1を備えていて、N1は単相3線式
交流電源の中性線に接続される。
電装置2の出力接続端子もR2、T2およびN2を備え
ている。
は第2の直列変圧器4Aの第1の1次巻線4Bが接続さ
れ、入力接続端子T1と出力接続端子T2間には第2の
直列変圧器4Aの第2の1次巻線4Cが接続されてい
る。
インバータ7の出力に接続されている。
る。
一であるので、説明は省略する。
の配線でも、出力電圧を連続可変する節電装置を構成す
ることができる。
構成しているため、各系統毎に変圧器を配するよりも、
節電装置2の小型化を図ることができる。
巻線をR相、T相のそれぞれに接続し、各2次巻線を並
列接続して回生形インバータ7の出力に接続することと
しても、その効果作用には差異が無い。
のさらに他の実施例を示す。
形インバータ7の入力側にインバータ電力計測手段15
を設け、インバータ電力計測手段15の出力値を表示す
る表示手段16を備えたものである。
であり、この検出信号はA/D変換されてマイクロコン
ピュータに入力され、このマイクロコンピュータに接続
された表示手段16としての液晶パネルに表示される。
段15は回生形インバータ7を介して直列変圧器4から
交流電源1側に回生される回生電力と電圧、電流、力率
などを計測し、これを表示手段16に表示する。
を容易に確認可能とすることができる節電装置を構成す
ることができる。
バータ電力計測手段15を設けてもよいが、この場合は
インバータ電力計測手段15の出力には回生形インバー
タ7自身の消費電力や損失が加味されないこととなる。
力検出器以外に例えば、電圧検出器と電流検出器とそれ
ぞれの信号をA/D変換して取り込み電力演算するプロ
グラムを備えたマイクロコンピュータなどで構成しても
よい。
の他の実施例を示す。本実施例は、節電装置2の入力側
に電源電圧計測手段17と、出力側に負荷電圧計測手段
18とを設け、それぞれの出力を低減電圧演算手段19
に接続し、低減電圧演算手段19の出力を表示手段16
により表示する構成としたものである。
手段17と低減電圧演算手段19を入力とし、表示手段
16を出力とする。
成され、負荷電圧計測手段18は電圧検出器にて構成さ
れ、それぞれの検出信号はA/D変換されてマイクロコ
ンピュータに入力され、低減電圧演算手段19はこのマ
イクロコンピュータ内のプログラムにて構成され、表示
手段16はマイクロコンピュータに接続された液晶パネ
ルである。
は、電源電圧計測手段17と負荷電圧計測手段18の差
から低減電圧を求め、表示手段16へ出力し表示する。
演算手段19の出力値を、電源電圧計測手段17の出力
値で除算して電圧低減率を求め、表示手段16へ出力し
表示する。
圧が106V、負荷電圧が100Vなので低減電圧は6
V、電圧低減率は6%となり、表示手段16にそれぞれ
低減電圧6V、電圧低減率6%と表示されることとな
る。
を容易に確認可能とすることができる節電装置を構成す
ることができる。
のさらに他の実施例を示す。
力を計測する電力計測手段21と、節電装置2の節電停
止時の電力計測手段21の出力を記憶する通常電力記憶
手段22Aと、節電装置2の節電運転時の電力計測手段
21の出力を記憶する節電電力記憶手段22Bと、節電
装置2の出力電圧を計測する負荷電圧計測手段18と、
節電装置2の節電停止時の負荷電圧計測手段18の出力
を記憶する通常電圧記憶手段23Aと、節電装置2の節
電運転時の負荷電圧計測手段18の出力を記憶する節電
電圧記憶手段23Bと、通常電圧記憶手段23Aの出力
値から節電電圧記憶手段23Bの出力値を減算する節約
電圧演算手段24と、通常電力記憶手段22Aの出力
と、節電電力記憶手段22Bの出力と、節約電圧演算手
段24の出力とから電圧当りの節電率を求める節電率演
算手段25と、節電率記憶手段26と、節電率演算手段
25の出力値を節電率記憶手段26へ設定する節電率設
定手段27とから構成したものである。
れ、負荷電圧計測手段18は電圧検出器にて構成され、
それぞれの検出信号はA/D変換されてマイクロコンピ
ュータに入力される。通常電力記憶手段22Aと、節電
電力記憶手段22Bと、通常電圧記憶手段23Aと、節
電電圧記憶手段23Bと、節電率記憶手段26はマイク
ロコンピュータ内のメモリにより構成される。節約電圧
演算手段24と、節電率演算手段25と、節電率設定手
段27とはマイクロコンピュータ内のプログラムにより
構成される。
Bの出力をW2、通常電力記憶手段22Aの出力W1、
節電電圧記憶手段23Bの出力をV2、通常電圧記憶手
段23Aの出力をV1とすると節電電圧演算手段24と
節電率演算手段25の演算結果は、式1となり電圧当り
の節電率Xが求められることとなる。
算することができ、節電効果を容易に確認可能とするこ
とができる。
に求めた節電率演算手段25が出力する節電率を節電率
記憶手段26へ設定し記憶させる。
的に節電率が設定されることとなる。
は、節電装置の入力部に備えてもよい。
求めることができる節電装置を構成することができる。
算手段25に含むものとしても、その効果作用に差異は
無い。
に例えば、電圧検出器と電流検出器とそれぞれの信号を
A/D変換して取り込み電力演算するプログラムを備え
たマイクロコンピュータなどで構成してもよい。
装置のさらに他の実施例を示す。
計測手段21備え、実施例8に示した如く節電装置2の
入力電圧と出力電圧の差を算出する低減電圧演算手段1
9と、負荷6に応じた節電率を記憶する節電率記憶手段
26と、節約電力演算手段28と、節約電力量演算手段
29と、二酸化炭素排出量演算手段30と、演算手段3
1と、表示手段16とを備える。
19と節電率記憶手段26と電力計測手段21とを入力
とし、表示手段16を出力とする。
手段28を入力とし、表示手段16と二酸化炭素排出量
演算手段30とを出力とする。
力量演算手段29を入力とし、表示手段16を出力とす
る。
と電力計測手段21とを入力とし、表示手段16を出力
とする。
る負荷6が定格電圧付近で1V印可電圧を低減した際の
消費電力の比であるところの節電率が記憶されている。
れ、低減電圧演算手段19と、節約電力演算手段28
と、節約電力量演算手段29と、二酸化炭素排出量演算
手段30と、演算手段31とはマイクロコンピュータ内
のプログラムとして構成され、節電率記憶手段26はマ
イクロコンピュータのメモリにより構成され、表示手段
16はマイクロコンピュータに接続された液晶パネルに
て構成される。
は、低減電圧演算手段19の出力と、節電率記憶手段2
6の出力と、電力計測手段21の出力とを乗算して節約
電力を演算し、表示手段16に出力し表示する。
を低減することによる照明負荷の節電率が12%であれ
ば、節電率記憶手段26には2%を記憶させる。
圧が100Vのとき、接続された照明負荷の消費電力が
電力計測手段21により10000Wと計測されていれ
ば、節約電力演算手段28の出力は1200Wとなる。
電力演算手段28の出力は負の値となり、節約されてな
いことを示す。
ほぼ印可電圧の差に比例すると見なせるので、上記の作
用により節約電力が求められることとなる。
手段28の出力を一定時間間隔毎に積算して、節約電力
量を求め、表示部6と二酸化炭素排出量演算手段30と
へ出力する。
力量演算手段29の出力する電力量を二酸化炭素排出量
に換算して得られた二酸化炭素削減量を表示部6へ出力
する。
100kWhであれば、二酸化炭素排出量演算手段30
はそれに120を乗じてグラム単位とすれば、およその
二酸化炭素排出量削減量が求められ、表示手段16はそ
の二酸化炭素排出削減量を表示する。
出力から、節約電力量に相当する節約電力料金、節約電
力料金による節電装置2の償却日数などを演算し、表示
部6へ出力する。
の出力から、使用電力量、使用電力料金などを演算し、
表示部6へ出力する。
電効果を表示して節電効果を容易に確認可能とすること
ができ、使用者の省エネ意識を高めることができる節電
装置を構成することができる。
節電率記憶手段26に、負荷6の印可電圧に応じた、節
電率の近似式を記憶させ、節約電力演算手段28はこの
近似式により節約電力を求めることとしてもよい。
例9に示した如く、節電率演算手段25により設定され
ることとしてもよいし、節電装置2の使用者が任意に設
定できる構成としてもよい。
に例えば、電圧検出器と電流検出器とそれぞれの信号を
A/D変換して取り込み電力演算するプログラムを備え
たマイクロコンピュータなどで構成してもよい。
装置のさらに他の実施例を示す。
装置2の出力電圧を計測する負荷電圧計測手段18と、
節電装置2の出力電流を計測する負荷電流計測手段32
と、負荷電圧計測手段18と負荷電流計測手段32を入
力として、これらから電力を演算する電力演算手段33
とから構成される。
り、負荷電流計測手段32は電流検出器であり、これら
の検出信号はA/D変換してマイクロコンピュータに読
み込まれ、マイクロコンピュータのプログラムにて構成
された電力演算手段33に入力される。
および負荷電流計測手段32の出力値は、交流電源1の
1周期よりも短い時間間隔で電力演算手段33に読み込
まれる。電力演算手段33は、負荷電圧計測手段18お
よび負荷電流計測手段32の出力値を読み込む毎にこれ
らを乗算し、瞬時電力値を求め、これを交流電源1の1
周期分積算し幾何平均して有効電力を求める。
2の出力電力、つまり負荷電力が計測できることとな
る。
位相差などから力率を求めるとともに、それぞれの歪み
率や高調波成分を求めることができる。
電装置2の動作を制御することで、節電装置2を高調波
フィルタとして動作させることもできる。
くするよう、節電装置2の動作を制御することで、節電
装置2を位相補償装置として動作させることもできる。
装置のさらに他の実施例を示す。
装置2の入力電圧を計測する電源電圧計測手段17と、
節電装置2の出力電流を計測する電源電流計測手段34
と、電源電圧計測手段17と電源電流計測手段34を入
力として、これらから電力を演算する電力演算手段33
とから構成される。
り、電源電流計測手段34は電流検出器であり、これら
の検出信号はA/D変換してマイクロコンピュータに読
み込まれ、マイクロコンピュータのプログラムにて構成
された電力演算手段33に入力される。
7および電源電流計測手段34の出力値は、交流電源1
の1周期よりも短い時間間隔で電力演算手段33に読み
込まれる。電力演算手段33は、負荷電圧計測手段18
および負荷電流計測手段32の出力値を読み込む毎にこ
れらを乗算し、瞬時電力値を求め、これを交流電源1の
1周期分を積算し平均化して有効電力を求める。
2の入力電力、つまり電源電力が計測できることとな
る。
位相差などから力率を求めるとともに、それぞれの歪み
率や高調波成分を求めることができる。
う、節電装置2の動作を制御することで、節電装置2を
高調波フィルタとして動作させることもできる。
くするよう、節電装置2の動作を制御することで、節電
装置2を位相補償装置として動作させることもできる。
装置のさらに他の実施例を示す。
節電装置2の入力電圧を計測する電源電圧計測手段17
と、低減電圧演算手段19と、電源電圧計測手段17と
低減電圧演算手段19を入力として、これらから負荷電
圧を演算する負荷電圧演算手段35とから構成される。
り、この検出信号はA/D変換してマイクロコンピュー
タに読み込まれ、マイクロコンピュータのプログラムで
ある低減電圧演算手段19の出力値とともに、マイクロ
コンピュータのプログラムである負荷電圧演算手段35
に入力される。
7の出力値は、交流電源1の1周期よりも短い時間間隔
で負荷電圧演算手段35に読み込まれる。負荷電圧演算
手段35では、電源電圧計測手段17の出力値から有効
電圧を求め、求めた有効電圧から低減電圧演算手段19
の出力値を減算して、負荷電圧を求める。
2の出力電圧、つまり負荷電圧が電源電圧から求められ
ることとなる。
装置のさらに他の実施例を示す。
は負荷電流計測手段32は、回生形インバータ7の出力
から直列変圧器4の2次巻線の間の配線の一方に配され
た、インバータ電流計測手段36と、直列変圧器4の巻
数比を記憶した巻数比記憶手段37と、これらを入力と
する主電流演算手段38とにより構成される。
にて構成され、その検出信号はA/D変換してマイクロ
コンピュータに入力され、巻数比記憶手段37はこのマ
イクロコンピュータのメモリから構成され、主電流演算
手段38はこのマイクロコンピュータのプログラムによ
り構成される。
インバータ電流計測手段36が計測する回生形インバー
タ7の出力電流、すなわち直列変圧器4の2次巻線に流
れる電流と、巻数比記憶手段37が出力する直列変圧器
4の巻数比とを乗算して、直列変圧器4の1次巻線に流
れる電流を求め、この1次巻線に流れる電流が節電装置
2の電源電流または負荷電流に概略等しいこととなる。
0、2次巻線の巻数を100とすると、直列変圧器4の
巻数比は10となる。
ると、直列変圧器4の2次巻線に流れる電流も6Aであ
るから、この時に直列変圧器4の1次巻線に流れる電流
は、2次巻線に流れる電流6Aと直列変圧器4の巻数比
10とを乗算して得られる60Aとなる。
や負荷電流を直接計測することなく、インバータ電流か
らこれらをもとめることができることとなり、小型で安
価な電流検出器を使用することができ、より安価に節電
装置を構成することができることとなる。
装置のさらに他の実施例を示す。
回生形インバータ7の出力から直列変圧器4の2次巻線
の間に配された、インバータ電圧計測手段39と、直列
変圧器4の巻数比を記憶した巻数比記憶手段37と、こ
れらを入力とする電圧差演算手段40とにより構成され
る。
にて構成され、その検出信号はA/D変換されてマイク
ロコンピュータに入力され、巻数比記憶手段37はマイ
クロコンピュータのメモリにて構成され、電圧差演算手
段40はマイクロコンピュータのプログラムにて構成さ
れる。
インバータ電圧計測手段39が計測する回生形インバー
タ7の出力電圧、すなわち直列変圧器4の2次巻線に印
可される電圧と、巻数比記憶手段37が出力する直列変
圧器4の巻数比とを除算して、直列変圧器4の1次巻線
の発生電圧を求め、この1次巻線の発生電圧が節電装置
2の低減電圧に等しいこととなる。
0、2次巻線の巻数を100とすると、直列変圧器4の
巻数比は10となる。
すると、直列変圧器4の2次巻線に印可される電圧も6
0Vであるから、この時に直列変圧器4の1次巻線に発
生する電圧は、2次巻線に印可される電圧60Vを直列
変圧器4の巻数比10で除算して得られる6Vとなる。
や負荷電圧を計測することなく低減電圧を求められるこ
とになり、より簡易な構成で、精度よく低減電圧が求め
られる節電装置を構成できることとなる。
と直列変圧器4の巻き方向によっては、回生形インバー
タ7の出力電圧により、節電装置2の出力電圧が増加す
る場合もあるので、インバータ電圧計測手段39には電
圧の位相方向や直列変圧器4の巻き方向により正負を出
力する機能を持たせてもよい。
装置のさらに他の実施例を示す。
晶パネル16には、積算表示手段41と、積算期間表示
手段42とが配され、液晶パネル16の近傍には積算表
示値リセット手段43が備えられている。
とは、マイクロコンピュータに接続された液晶パネルの
表示部により構成され、積算表示値リセット手段として
の積算リセットスイッチ43もこのマイクロコンピュー
タに接続される。
積算節電量がkWh単位で数値表示され、積算期間表示
手段42には節電量積算期間が日単位で数値表示されて
いる。
のプログラムにより演算され、メモリ上に記憶されてい
る。
hで節電量積算期間が30日と表示されていれば、約1
ヶ月で3600kWh節約されたことが使用者に知らさ
れるため、使用者は節電装置2の節電効果を容易に確認
できることとなる。
の積算リセットスイッチ43を押すと、マイクロコンピ
ュータのプログラムにより、積算表示手段41と積算期
間表示手段42の表示値は両方ともに0にリセットさ
れ、この後積算リセットスイッチを押さずにさらに1ヶ
月経過した時に使用者が表示部6を見れば、次の1ヶ月
分の節電効果が確認できることとなる。
積算期間の表示および、表示値のリセットが可能とな
り、より節電効果が分かりやすい節電装置を構成するこ
とができる。
装置のさらに他の実施例を示す。
は、節電装置2の出力部の一方の線に設けた電流変化量
計測手段45の出力と、しきい値記憶手段46の出力と
を入力し、節電装置2の制御部47へ運転モード切替信
号を出力する。
その検出信号をA/D変換して入力するマイクロコンピ
ュータのプログラムとにより構成され、しきい値記憶手
段46はマイクロコンピュータのメモリにて構成され、
運転モード切替手段44はマイクロコンピュータのプロ
グラムにて構成され、制御部47はマイクロコンピュー
タを中心とした電子回路により構成される。
には節電装置2の出力電流変化量と出力電圧低下量との
相関から求めた、電流変化量の基準値が記憶されてい
る。
きい値記憶手段46の値を超えていると、運転モード切
替手段44は制御部47へ節電停止モードへの運転切り
替え信号を出力し、節電装置2は節電停止モードとな
る。
突入電流などにより電流変化が大きいときには、節電装
置2の運転モードを節電停止モードに切り替えることに
より、節電装置2の出力電圧低下を防止し、安定した負
荷の立上げが可能となる節電装置を構成することができ
る。
装置のさらに他の実施例を示す。本実施例は、節電装置
2の入力側に負荷電流計測手段32を設け、この負荷電
流計測手段32の出力と負荷電流しきい値記憶手段32
Aの出力と第2の負荷電流記憶手段32Bの出力とを運
転モード切替手段44へ接続したものである。
成され、この検出信号はA/D変換されてマイクロコン
ピュータに入力され、負荷電流しきい値記憶手段32A
と第2の負荷電流記憶手段32Bはこのマイクロコンピ
ュータのメモリにより構成され、運転モード切替手段4
4はこのマイクロコンピュータのプログラムとして構成
される。
の出力値が負荷電流しきい値記憶手段32Aの値以下で
あるときは、運転モード切換え手段17により節電装置
2を節電停止モードに切り替え、また負荷電流計測手段
32の出力値が第2の負荷電流しきい値記憶手段32B
の値以上であるときは、運転モード切換え手段17によ
り節電装置2を節電停止モードに切り替える。
4と回生形インバータ7で構成した場合には、回生形イ
ンバータ7の容量の上限電流が流れるときの負荷電流値
を第2の負荷電流しきい値記憶手段32Bに設定してお
けば、第2の負荷電流しきい値記憶手段32Bの値以上
であるときは、運転モード切換え手段17により節電装
置2を節電停止モードに切り替え回生形インバータ7を
停止させることで、回生形インバータ7を保護すること
ができる。
がごく小さい、つまり負荷6の消費電力がごく小さく節
電装置2による節約電力が節電運転するために必要な節
電装置2の消費電力よりも小さいときには、節電装置2
の運転モードを節電運転モードから節電停止モードへ切
り替え節電装置2の消費電力を小さくして省電力化を図
ることができ、負荷電流が過大なときには節電装置2を
停止して節電装置2自身を保護するという節電装置を構
成することができる。
装置のさらに他の実施例を示す。
装置2の入力側に負荷電流計測手段32を設け、回生形
インバータ7の入力配線の一方に通電遮断手段48とし
てのスイッチ回路48を備えたものである。
成される。
された際には直列変圧器4の2次巻線を短絡する構造と
なっている。
の出力値が所定の値以下であるときは、スイッチ回路4
8は開となり回生形インバータ7への通電は遮断され
る。
がごく小さい、つまり負荷6の消費電力がごく小さく節
電装置2による節約電力が回生形インバータ7の消費電
力よりも小さいときには、回生形インバータ7への通電
を停止して、回生形インバータ7の消費電力を無くし省
電力化を図ることができる節電装置を構成することがで
きる。
装置のさらに他の実施例を示す。
た使用電力量計測手段49としての電力量計測器49
と、使用電力量目標値記憶手段50と、これらを入力と
するデマンドレベル設定手段51と、デマンドレベル設
定手段51の出力は節電装置2の制御部47に接続さ
れ、出力電圧変更手段52に入力される。
とした電子回路にて構成されており、電力量計測器49
の検出信号はA/D変換されてこのマイクロコンピュー
タに入力され、使用電力量目標値記憶手段50は、この
マイクロコンピュータのメモリにて構成され、デマンド
レベル設定手段はこのマイクロコンピュータのプログラ
ムにて構成され、節電装置2の出力電圧をデマンドレベ
ル信号に応じて設定電圧よりも低下させる出力電圧変更
手段52はこのマイクロコンピュータのプログラムにて
構成される。
9は節電装置2に接続された負荷6での使用電力量を計
測し、その測定結果をデマンドレベル設定手段51に通
知する。
た使用電力量と使用電力量目標値記憶手段50の出力値
とを比較した結果に応じて、節電装置2の出力電圧を制
御するためのデマンドレベル信号を設定する。
力量と使用電力量目標値の差の大きさを予めいくつかの
レベルに分割しておき、その分割されたレベルに応じて
設定される。
が十分大きければ、デマンドレベル信号はレベル0と
し、節電装置2の出力電圧は、設定電圧のまま出力され
る。
なりレベル1となれば、デマンドレベル信号もレベル1
を設定し、制御部47は節電装置2の出力電圧を設定電
圧より所定の電圧だけ低下させる。
小さくなりレベル2となれば、デマンドレベル信号もレ
ベル2を設定し、制御部47は節電装置2の出力電圧を
さらに低下させる。
たとえばこれを契約電力量とすると、 使用電力量が契
約電力量に近づいたときには、節電装置2の出力電圧を
低下させて使用電力量が契約電力量を超過することを防
止できる。
うなときには、制御部47に出力断するデマンドレベル
信号を発して、節電装置2の出力を断として負荷6の運
転を停止させてもよい。
ら入力することとしてもよく、その場合は、デマンドレ
ベル信号は直接節電装置2の制御部47へ入力されるこ
ととなる。
量や使用電力量と契約電力量に応じて出力電圧を制御す
る節電装置が構成できるので、使用電力量が契約電力量
を上回りそうな場合には、契約電力以下となるように制
御して節電し、電力使用量を下げることができる節電措
置が得られる。
測器以外に例えば、電圧検出器と電流検出器とそれぞれ
の検出信号をA/D変換して取り込み電力演算し、逐次
電力演算結果を積算するプログラムを備えたマイクロコ
ンピュータなどで構成してもよい。
装置のさらに他の実施例を示す。本実施例は、本発明に
よる節電装置2を使用した電力制御系を複数個配し、各
電力制御系を通信回線53により集中監視装置54に結
合した実施例である。
装置2A、2B、……はそれぞれ有線または無線による
通信回線53を介して集中監視装置54に接続されてい
る。各節電装置2A、2B、……には各々複数の照明器
具などの負荷6A、6B、6C、……が接続されてい
る。このような構成は、たとえばビルやマンションの照
明系の消費電力を集中管理センターで集中管理する場合
などに適用される。
ロアや各居室、マンションでは各居住者単位で設置さ
れ、それらが通信回線53で集中管理センターの集中監
視装置54に接続される。したがって、集中監視装置5
4で図7、図8、図10、図16などで説明したような
各種の表示を行うことにより、複数箇所の節電電力制御
系からなる引き込み系統全体の電力管理を1カ所で集中
管理することができる。
公衆回線網などを用いてもよく、この場合にはビルや店
舗毎に1台、または複数台設置された各節電装置2A、
2B、……を、遠隔地に設置した集中管理装置54にて
集中管理することができる。
の節電電力制御系からなる引き込み系統全体の電力管理
を1カ所で集中管理することができるので、ビル設備な
どの大規模な節電管理を中央で監視制御することができ
るという効果のある節電装置を構成することができる。
装置のさらに他の実施例を示す。
する節電運転モードと節電装置が作動しない節電停止モ
ードを負荷の状態や使用条件に応じて切り換える運転方
法の実施例である。
圧計測器55および電流計測器56が接続され、その計
測出力は制御部47に供給される。
測器56の計測出力にしたがって、節電装置2の作動を
制御する。
下を検知した状態で節電モードにより照明負荷を点灯さ
せると、突入電流が流れてさらに電圧が低下し、照明が
点灯しなくなる。同様に、電流計測器56が所定以上の
急激な電流上昇を検知した状態で節電運転モードにより
照明負荷を点灯させると、突入電流がさらに流れて電圧
が低下し、照明が点灯しなくなる。また、負荷投入時に
は急激に電流が立ち上がるので、節電運転モードではや
はり点灯しなくなる。
において、電圧計測器55が所定以上の急激な電圧低下
を検知したとき、または電流計測器56が所定以上の急
激な電流上昇を検知したときは、制御部47により節電
装置2の作動を停止させ、節電停止モードで運転させ
る。同様に電源をオンにしたときも節電停止モードで運
転する。
定して所定の値以内の変動幅に収まったときは負荷が安
定したので、節電運転モードに切り換える。また、節電
停止モードで運転後、一定の時間、たとえば負荷によっ
て異なるが1〜15分程度経過したときは、負荷が安定
したと判断されるので節電運転モードに切り換える。
電流が少ないので節電停止モードとする。
負荷の立ち上げを可能とし、チャタリングを防止して安
定した電力供給をすることができ、負荷の消費電力がご
く小さいときには、回生形インバータの消費電力を無く
しより効果的な省エネルギーを図るはかることができる
という節電装置を構成できる。
例の節電装置について、図23及び図24を参照しなが
ら説明する。
付し、その詳細な説明は省略する。
からの入力電圧、入力電流をそれぞれ計測する電源電圧
計測手段17、電源電流計測手段34を備えている。検
出した入力電圧、入力電流及び入力電圧、入力電流の位
相から、入力電力演算手段55は入力有効電力を演算す
る。交流電源直送状態の演算した入力有効電力W1と、
節電運転時の演算した入力有効電力W2とを第二節電率
演算手段56に入力する。第二節電率演算手段56は、
式2に示す計算を行うことで電力低減率Sを計算する。
た電力低減率は、低減率表示手段57に送信し表示す
る。
電装置2において、交流電源直送状態の電力と、節電運
転時の電力とを第二節電率計算手段56に入力すること
により電力低減率Sを計算することとなり、交流電源直
送状態から節電運転、あるいは節電運転から交流電源直
送状態に切り替えることで、より正確な電力低減率を計
算することができる。
力低減率を計算することができる。
例について、図25及び図26を参照しながら説明す
る。
付し、その詳細な説明は省略する。
からの入力電圧、入力電流をそれぞれ計測する電源電圧
計測手段17、電源電流計測手段34と、入力電力演算
手段55と、第二節約電力演算手段58を備えている。
第二節約電力演算手段58は、交流電源直送状態の電力
W1と、節電運転時の電力W2を入力する。第二節約電
力演算手段58は、式3に示す計算を行うことで節約電
力Wsを計算する。
た節約電力Wsは節約電力表示手段59に送信され、表
示されることとなる。
電装置において、交流電源直送状態の電力W1と、節電
運転時の電力W2を節約電力計算手段に入力することに
より節約電力を計算することとなる。
直送状態と節電運転を切り替えることで、より正確に節
約電力を計算することができる。
例について、図27を参照しながら説明する。
付し、その詳細な説明は省略する。
低減率計算手段60を備えている。定格電力低減率計算
手段60は、交流電源直送モードと節電運転モードを切
り替える開始スイッチ60aと、交流電源直送モード及
び節電運転モード時から低減電圧幅と電力低減率を計算
する計算部60bと、定格電力低減率を計算する定格計
算部60cにより構成される。
直送モードであれば交流電源直送モード時の各部電圧、
電流、電力を計測から開始し、節電運転モードであれば
節電運転モード時の各部電圧、電流、電力を計測から開
始する。
し、各部電圧、電流、電力を計測する。
運転時の入力電圧、出力電圧から計算し、電力低減率S
は式2により計算する。
計算式にて定格電力低減率Sdtを計算する。
照明は、実使用における入力電圧に比例して消費電力が
増減するため、式4の計算を行うことで定格電力低減率
を計算することができる。
と負荷の間に配した節電装置において、交流電源直送と
節電運転を切り替えることにより、交流電源が定格節電
運転の必要がない電圧であっても、定格電力低減率を正
確に計算することができる。
例の節電装置について、図28を参照しながら説明す
る。
付し、その詳細な説明は省略する。
計測手段17と、負荷電圧計測手段18と、定格入力手
段61と、第三節電率演算手段62を備えている。
手段17により得られた入力電圧V1と、負荷電圧計測
手段18により得られた出力電圧V2との偏差dVを入
力する。第三節電率演算手段62は、得られた偏差dV
と、定格入力手段61により得られた定格電力低減率S
t及び定格低減電圧Vtと、電圧の偏差dVを式5に入
力することで、電力低減率Sを算出する。
電装置において、節電運転時の入力電圧、出力電圧と、
定格節電運転時の電力低減率とを第三節電率演算手段6
2に入力することで、電力低減率を計算することとな
る。
直送モードに運転条件を変更することなく、正確に電力
低減率を計算することができる。
例の節電装置について、図29及び図30を参照しなが
ら説明する。
付し、その詳細な説明は省略する。
計測手段17と、負荷電圧計測手段18と、電源電流計
測手段34と、入力電力演算手段55と、定格入力手段
61と、出力電圧設定手段63と、第三節約電力演算手
段64を備えている。
すように、電源電圧計測手段17により得られた入力電
圧V1を入力し、更に入力電圧V1と、出力電圧の目標
値Vo_refの偏差dVmを計算する。また、入力電
力演算手段55により算出された入力電力W1を入力す
る。節約電力Wsは、得られた入力電力W1と、各電圧
の偏差dV、dVmと、定格入力手段61により得られ
た定格電力低減率St、及び定格低減電圧Vtを式6に
入力することで算出する。
節約電力は、交流電源直送状態の入力電力から節電運転
時の入力電力を差し引いた電力である。本実施例の場
合、交流電源直送状態への運転状態変更はしないため、
交流電源直送状態の入力電力を計算により算出する必要
がある。電力低減率Sは、式5により計算することがで
きるため、節約電力は式7にて計算することができる。
圧V1t時の低減率であるため、定格入力電圧と異なる
電圧の場合、補正項を加える必要がある。その補正項
が、式8に示す部分である。
掛け合わせることで、式6を導出することができる。
電装置において、電源電圧計測手段と、負荷電圧計測手
段と、定格入力手段とにより節約電力を計算することと
なる。
場合の節約電力Ws、加えない場合の節約電力Ws0と
電力計により得た真の節約電力Wscの相関グラフを図
30に示す。
直送状態から節電運転状態に切り替えることなく、低減
電圧能力を超える目標低減電圧幅であった際にも、正確
に節約電力を計算することができる。
によれば、交流電源と負荷の間に1次巻線を配した直列
変圧器と、出力側が前記直列変圧器の2次巻線に接続さ
れた回生形インバータを備えたものであり、回生形イン
バータの出力電圧または出力電流の少なくともいずれか
一方を制御することにより、直列変圧器の2次巻線に印
可する電圧を制御し、1次巻線側の発生電圧を変化させ
ることで、負荷に印加する電圧つまり出力電圧を連続可
変でき、交流電源などの系統の電圧が変動した場合にお
いても、負荷側へ安定した節電電力を供給することがで
きるという効果のある節電装置を提供できる。
その出力側に接続された直列変圧器から電力を取得し、
入力側へ電力を回生することにより負荷への印可電圧を
電源電圧より低減するという作用を有し、また、力行動
作により入力側から出力側の直列変圧器へ電力を供給し
て負荷への印可電圧を電源電圧より上昇させるという効
果のある節電装置を提供できる。
と逆変換器とを有する電圧形インバータ、または電流形
インバータ、または交流チョッパ回路とすることによ
り、出力電圧を連続可変でき、交流電源などの系統の電
圧が変動した場合においても、負荷側へ安定した節電電
力を供給することができるという効果のある節電装置を
提供できる。
式であり、直列変圧器の第1の1次巻線が中性線以外の
一方の配線に介挿され、第2の1次巻線が中性線以外の
他方の配線に介挿されているものであり、各相の電圧を
可変することができ、単相3線式の配線でも出力電圧を
連続可変できるという効果のある節電装置を提供でき
る。
側へ戻す節電方法としたので、消費側で必要の無い分の
電力を供給側へ戻すことができ、効果的な省エネルギー
を図ることができるという効果のある節電装置を提供で
きる。
出力電力の少なくともいずれかひとつを計測するインバ
ータ電力計測手段と、前記インバータ電力計測手段の出
力を表示する表示手段とを備えたものであり、インバー
タ電力つまりは回生電力を計測表示し、節電効果を簡略
的に表示することで節電効果を容易に確認可能とするこ
とができるという効果のある節電装置を提供できる。
を算出する低減電圧演算手段と、前記低減電圧演算手段
の出力を表示する表示手段とを備えたものであり、低減
電圧を算出表示し、節電効果を簡略的に表示することで
節電効果を容易に確認可能とすることができるという効
果のある節電装置を提供できる。
と入力電圧の比率を算出する電圧低減率演算手段と、前
記電圧低減率演算手段の出力を表示する表示手段とを備
えたものであり、電圧低減率を算出表示し、節電効果を
簡略的に表示することで節電効果を容易に確認可能とす
ることができるという効果のある節電装置を提供でき
る。
のいずれかを計測する電力計測手段と、前記節電装置の
節電停止時の前記電力計測手段の出力を記憶する通常電
力記憶手段と、前記節電装置の節電運転時の前記電力計
測手段の出力を記憶する節電電力記憶手段と、前記節電
装置の出力電圧を計測する負荷電圧計測手段と、前記節
電装置の節電停止時の前記負荷電圧計測手段の出力を記
憶する通常電圧記憶手段と、前記節電装置の節電運転時
の前記負荷電圧計測手段の出力を記憶する節電電圧記憶
手段と、前記通常電圧記憶手段の出力と前記節電電圧記
憶手段の出力とを演算する節約電圧演算手段と、前記通
常電力記憶手段の出力と、前記節電電力記憶手段の出力
と、前記節約電圧演算手段の出力とから節電率を求める
節電率演算手段とから構成したものであり、節電率を自
動的に演算することができるという効果のある節電装置
を提供できる。
を算出する低減電圧演算手段と、負荷電力または電源電
力のいずれかひとつを計測する電力計測手段と、負荷に
応じた節電率を記憶する節電率記憶手段と、前記低減電
圧演算手段の出力と前記電力計測手段の出力と前記節電
率記憶手段の出力とから節約電力を演算する節約電力演
算手段とを備えたものであり、節電運転中でも節約電力
を演算表示することができ、節電効果を簡略的に表示す
ることで節電効果を容易に確認可能とすることができる
という効果のある節電装置を提供できる。
率記憶手段の内容を設定する節電率設定手段を備えたも
のであり、節電率設定手段により節電率演算手段で求め
た節電率を節電率記憶手段に自動設定ができるという効
果のある節電装置を提供できる。
圧を計測する負荷電圧計測手段と、節電装置の出力電流
を計測する負荷電流計測手段とから構成したものであ
り、節電装置の出力電力の計測が可能となるという効果
の有る節電装置を提供できる。
圧を計測する電源電圧計測手段と、節電装置の入力電流
を計測する電源電流計測手段とから構成したものであ
り、節電装置の入力電力の計測が可能となるという効果
のある節電装置を提供できる。
力電圧を計測する電源電圧計測手段と、節電装置の入力
電圧と出力電圧の差を算出する低減電圧演算手段と、前
記電源電圧計測手段と前記低減電圧演算手段と接続され
節電装置の出力電圧を演算する負荷電圧演算手段とから
構成したものであり、直接出力電圧を計測しなくても、
出力電圧を求められるという効果のある節電装置を提供
できる。
測手段は、回生形インバータの入力電流または出力電流
の少なくともいずれか一方を測定するインバータ電流計
測手段と、直列変圧器の巻数比記憶手段と、前記インバ
ータ電流計測手段と前記巻数比記憶手段と接続され負荷
電流または電源電流を求める主電流演算手段とから構成
したものであり、直接負荷電流や電源電流を計測するこ
となくインバータ電流を計測して負荷電流や電源電流を
間接的に求められるので、より小型で安価な電流センサ
を用いることができるという効果の有る節電装置を提供
できる。
算手段は、回生形インバータの出力電圧を計測するイン
バータ電圧手段と、直列変圧器の巻数比記憶手段と、前
記インバータ電圧計測手段と前記巻数比記憶手段と接続
され電圧差を求める電圧差演算手段とから構成したもの
であり、節電装置の入力電圧と出力電圧を測定すること
なく、低減電圧を算出表示することができ、節電効果を
簡略的に表示することで節電効果を容易に確認可能とす
ることができるという効果のある節電装置を提供でき
る。
算手段と、この節約電力演算手段の出力を表示する表示
手段とを備え、節約電力を計測表示し、節電効果を簡略
的に表示することで節電効果を容易に確認可能とするこ
とができるという効果のある節電装置を提供できる。
力量を求める節約電力量演算手段を設け、前記節約電力
量演算手段の出力を表示手段により表示するものとした
ものであり、節約電力量を表示することにより、節電効
果を一層効果的に確認可能とすることができるという効
果のある節電装置を提供できる。
算する二酸化炭素排出量演算手段と、二酸化炭素排出量
演算手段の出力を表示する表示手段を備えたものであ
り、節約電力量を地球温暖化の原因とされる発電所の二
酸化炭素削減量に換算して表示することで、環境面から
観た節電効果を表示し、さらに使用者の節電意識を高め
ることができるという効果のある節電装置を提供でき
る。
積算表示手段を備えるものであり、節電効果を容易に確
認可能とすることができるという効果のある節電装置を
提供できる。
段を備えるものであり、節電効果を容易に確認可能とす
ることができるという効果のある節電装置を提供でき
る。
間表示手段の表示値の少なくともいずれか一方を0にリ
セットする積算表示値リセット手段を備えるものであ
り、節電効果を容易に確認可能とすることができるとい
う効果のある節電装置を提供できる。
の少なくとも何れか1つの単位時間当りの変化量を計測
する電流変化量計測手段と、しきい値記憶手段と、電流
変化量計測手段としきい値記憶手段の出力値の比較演算
し、その結果によって節電装置の節電運転モードと節電
停止モードを切りかえる運転モード切替手段を備えたも
のであり、安定した負荷の立ち上げを可能とするという
効果のある節電装置を提供できる。
流の少なくとも何れか一方を測定する負荷電流計測手段
と、負荷電流しきい値記憶手段と、前記負荷電流計測手
段の出力と負荷電流しきい値記憶手段の出力とを比較演
算し、その結果によって節電装置の運転モードを節電停
止モードに切換える運転モード切換え手段を備えたもの
であり、負荷の消費電力がごく小さいときには、節電装
置の消費電力を小さくし、より効果的な省エネルギーを
はかることができるという効果があり、また負荷電流が
過大なときには、節電装置を停止させ節電装置自身を保
護するという効果のある節電装置を提供できる。
の少なくとも何れか一方を測定する負荷電流計測手段
と、前記負荷電流計測手段の出力値が所定の値以下であ
るときは節電装置を回生形インバータへの通電を停止す
る通電遮断手段を備えたものであり、負荷の消費電力が
ごく小さいときには、回生形インバータの消費電力を無
くし、より効果的な省エネルギーをはかることができる
という効果のある節電装置を提供できる。
れかひとつを計測する電力量計測手段を備え、計測され
た使用電力量に応じて出力電圧を変更する手段を備えた
ものであり、負荷により消費した使用電力量に応じて最
適な節電を行うことができ、効果的な省エネルギーを図
ることができるという効果のある節電装置を提供でき
る。
出力電圧を変更するものであり、使用電力量が契約電力
量を上回る場合には契約電力量以下となるように制御し
て節電し、電力使用料金を下げることができるという効
果のある節電装置を提供できる。
以上配され、各電力制御系が通信回線により集中監視装
置に接続された電力制御装置であり、複数箇所の節電電
力制御系からなる引き込み系統全体の電力管理を1カ所
で集中管理することができるので、ビル設備などの大規
模な節電管理を中央で監視制御することができるという
効果のある節電装置を提供できる。
する節電装置の運転方法であり、突入電流による負荷の
不作動や誤作動を防止することができ、安定した負荷の
立ち上げを可能とすることことができるという効果のあ
る節電装置を提供できる。
間経過後に節電運転モードに切換える節電装置の運転方
法であり、節電停止モードから節電運転モードに切り換
えたときのチャタリングを防止し、安定した電力供給を
することができ、より効果的な省エネルギーをはかるこ
とができるという効果のある節電装置を提供できる。
手段が計測した出力電圧または電流計測手段が計測した
出力電流が安定したとき節電運転モードに切り換える節
電装置の運転方法であり、節電停止モードから節電運転
モードに切り換えたときのチャタリングを防止し、安定
した電力供給をすることができるという効果のある節電
装置を提供できる。
の少なくとも何れか一方が所定の値以下であるときに、
節電停止モードで運転する節電装置の運転方法であり、
入力電圧もしくは出力電圧が過剰に低下することが防止
でき、負荷を適正な電圧で駆動し、安定した負荷の立上
げを可能とすることができるという効果のある節電装置
を提供できる。
の何れか一方が所定の値以下であるときは節電停止モー
ドで運転する節電装置の運転方法であり、負荷の消費電
力がごく小さいときには、回生形インバータの消費電力
を無くし、より効果的な省エネルギーを図ることができ
るという効果のある節電装置を提供できる。
器の出力の一部を回生形インバータで取り出し、前記回
生形インバータの出力で前記変圧器の出力を制御する負
荷運転方法であり、交流電源などの系統の電圧が変動し
た場合においても、負荷側へ安定した節電電力を供給す
ることができ、出力電圧を連続可変できるという効果の
ある節電装置を提供できる。
置において、交流電源直送状態の入力あるいは出力電力
と、節電運転時の入力あるいは出力電力により電力低減
率を計算する第二節電率演算手段を備えることにより、
節電装置における低減電圧能力を超える目標低減電圧幅
であった際においても、節電率のより正確な計算を可能
とすることができるという効果のある節電装置を提供で
きる。
置において、節電運転時の入力電圧、出力電圧と、定格
節電運転時の電力低減率、低減電圧幅とにより電力低減
率を計算する第三節電率演算手段を備えることにより、
電源直送状態に運転状態を切り替えることなく、また節
電装置における低減電圧能力を超える目標低減電圧幅で
あった際においても、節電率を計算することができると
いう効果のある節電装置を提供できる。
段を備えることにより、演算した電力低減率を表示可能
とすることができるという効果のある節電装置を提供で
きる。
置において、交流電源直送状態の電力と、節電運転時の
電力とにより節約電力を計算する第二節約電力演算手段
を備えることにより、交流電源直送状態から節電運転に
切り替えることで、正確に節約電力を計算可能とするこ
とができるという効果のある節電装置を提供できる。
置において、節電運転時の入力あるいは出力電力と、節
電運転時の低減電圧幅と、節電運転時の入力電圧と、定
格節電運転時の特定負荷固有の定格電力低減率及び定格
低減電圧と、節電運転時の出力設定電圧とにより節約電
力を計算する第三節約電力演算手段を備えることによ
り、電源直送状態に運転状態を切り替えることなく、ま
た節電装置における低減電圧能力を超える目標低減電圧
幅であった際においても、節約電力を計算することがで
きるという効果のある節電装置を提供できる。
段を備えることにより、節約電力の表示を可能とするこ
とができるという効果のある節電装置を提供できる。
え、定格節電率を計算する定格電力低減率計算手段を備
えることにより、負荷の状態に合わせた定格電力低減率
を計算することができ、節電率、節約電力の計算、表示
精度を向上することができるという効果のある節電装置
を提供できる。
ぞれ1次巻線を配した直列変圧器と、前記単相交流電源
と前記直列変圧器の2次巻線間に回生形インバータを配
し、2個の直列変圧器を使用せず、単一の直列変圧器と
することにより、装置の小型、軽量化及びコストを下げ
ることができるという効果のある節電装置を提供でき
る。
回路ブロック図
回路ブロック図
回路ブロック図
回路ブロック図
回路ブロック図
回路ブロック図
ック図
ック図
ック図
ブロック図
ブロック図
ブロック図
ブロック図
ブロック図
ブロック図
手段を示すブロック図
ブロック図
ブロック図
ブロック図
ブロック図
した電力制御装置を示すブロック図
ブロック図
図
図
図
図
図
ク図
ロック図
Claims (45)
- 【請求項1】 交流電源および負荷の間に1次巻線を配
した直列変圧器と、出力側が前記直列変圧器の2次巻線
に接続された回生形インバータを備え、前記回生形イン
バータにより前記負荷に印加する電圧を制御する節電装
置。 - 【請求項2】 回生形インバータの入力側が交流電源側
に接続された請求項1記載の節電装置。 - 【請求項3】 回生形インバータの入力側が負荷側に接
続された請求項1記載の節電装置。 - 【請求項4】 回生形インバータは、入力側に交流電力
と直流電力を相互に変換できる両方向順変換器を備えた
電圧形インバータである請求項1、2または3記載の節
電装置。 - 【請求項5】 回生形インバータは、電流形インバータ
である請求項1、2または3記載の節電装置。 - 【請求項6】 回生形インバータは、交流チョッパ回路
である請求項1、2または3記載の節電装置。 - 【請求項7】 入力系統および出力系統が単相3線式で
あり、直列変圧器の第1の1次巻線が中性線以外の一方
の配線に介挿され、第2の1次巻線が中性線以外の他方
の配線に介挿されていることを特徴とする請求項1、
2、3、4、5、または6記載の節電装置。 - 【請求項8】 消費側で必要の無い分の電力を供給側へ
戻す節電方法。 - 【請求項9】 回生形インバータの入力電力または出力
電力の少なくともいずれかひとつを計測するインバータ
電力計測手段と、前記インバータ電力計測手段の出力を
表示する表示手段とを備えた請求項1、2、3、4、
5、6、または7記載の節電装置。 - 【請求項10】 節電装置の入力電圧と出力電圧の差を
算出する低減電圧演算手段と、前記低減電圧演算手段の
出力を表示する表示手段とを備えたことを特徴とする節
電装置。 - 【請求項11】 節電装置の入力電圧と出力電圧の差と
入力電圧の比率を算出する電圧低減率演算手段と、前記
電圧低減率演算手段の出力を表示する表示手段とを備え
たことを特徴とする節電装置。 - 【請求項12】 節電装置の入力電力または出力電力の
いずれかを計測する電力計測手段と、前記節電装置の節
電停止時の前記電力計測手段の出力を記憶する通常電力
記憶手段と、前記節電装置の節電運転時の前記電力計測
手段の出力を記憶する節電電力記憶手段と、前記節電装
置の出力電圧を計測する負荷電圧計測手段と、前記節電
装置の節電停止時の前記負荷電圧計測手段の出力を記憶
する通常電圧記憶手段と、前記節電装置の節電運転時の
前記負荷電圧計測手段の出力を記憶する節電電圧記憶手
段と、前記通常電圧記憶手段の出力と前記節電電圧記憶
手段の出力とを演算する節約電圧演算手段と、前記通常
電力記憶手段の出力と、前記節電電力記憶手段の出力
と、前記節約電圧演算手段の出力とから節電率を求める
節電率演算手段を備えたことを特徴とする節電装置。 - 【請求項13】 節電装置の入力電圧と出力電圧の差を
算出する低減電圧演算手段と、負荷電力または電源電力
のいずれかひとつを計測する電力計測手段と、負荷に応
じた節電率を記憶する節電率記憶手段と、前記低減電圧
演算手段の出力と前記電力計測手段の出力と前記節電率
記憶手段の出力とから節約電力を演算する節約電力演算
手段とを備えたことを特徴とする節電装置。 - 【請求項14】 節電率演算手段の出力値により節電率
記憶手段の内容を設定する節電率設定手段を備えたこと
を特徴とする請求項12または13に記載の節電装置。 - 【請求項15】 電力計測手段は、節電装置の出力電圧
を計測する負荷電圧計測手段と、節電装置の出力電流を
計測する負荷電流計測手段とを備えたことを特徴とする
請求項12または13記載の節電装置。 - 【請求項16】 電力計測手段は、節電装置の入力電圧
を計測する電源電圧計測手段と、節電装置の入力電流を
計測する電源電流計測手段とを備えたことを特徴とする
請求項12または13記載の節電装置。 - 【請求項17】 負荷電圧計測手段は、節電装置の入力
電圧を計測する電源電圧計測手段と、節電装置の入力電
圧と出力電圧の差を算出する低減電圧演算手段と、前記
電源電圧計測手段と前記低減電圧演算手段と接続され節
電装置の出力電圧を演算する負荷電圧演算手段とを備え
たことを特徴とする請求項12または15記載の節電装
置。 - 【請求項18】 負荷電流計測手段または電源電流計測
手段は、回生形インバータの入力電流または出力電流の
少なくともいずれか一方を測定するインバータ電流計測
手段と、直列変圧器の巻数比記憶手段と、前記インバー
タ電流計測手段と前記巻数比記憶手段と接続され負荷電
流または電源電流を求める主電流演算手段とを備えたこ
とを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、1
5または16記載の節電装置。 - 【請求項19】 低減電圧演算手段または節約電圧演算
手段は、回生形インバータの出力電圧を計測するインバ
ータ電圧計測手段と、直列変圧器の巻数比記憶手段と、
前記インバータ電圧計測手段と前記巻数比記憶手段と接
続され電圧差を求める電圧差演算手段とを備えたことを
特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、10、
12、13、または17記載の節電装置。 - 【請求項20】 節約した電力を算出する節約電力演算
手段と、前記節約電力演算手段の出力を表示する表示手
段とを備えたことを特徴とする節電装置。 - 【請求項21】 節約電力演算手段の出力から節約電力
量を求める節約電力量演算手段と、前記節約電力量演算
手段の出力を表示する表示手段とを備えたことを特徴と
する請求項20に記載の節電装置。 - 【請求項22】 節約電力量計測手段が出力する節約電
力量を二酸化炭素削減量に換算する二酸化炭素排出量演
算手段と、前記二酸化炭素排出量演算手段の出力を表示
する表示手段とを備えたことを特徴とする請求項20に
記載の節電装置。 - 【請求項23】 一定期間積算し積算結果を表示する積
算表示手段を備えたことを特徴とする節電装置。 - 【請求項24】 積算期間を表示する積算期間表示手段
を備えたことを特徴とする請求項23記載の節電装置。 - 【請求項25】 積算表示手段の表示値または積算期間
表示手段の表示値の少なくともいずれか一方を0にリセ
ットする積算表示値リセット手段を備えたことを特徴と
する請求項23または24記載の節電装置。 - 【請求項26】 節電装置の入力電流または出力電流の
少なくとも何れか1つの単位時間当りの変化量を計測す
る電流変化量計測手段と、しきい値記憶手段と、前記電
流変化量計測手段と前記しきい値記憶手段の出力値を比
較演算し、その結果によって前記節電装置の節電運転モ
ードと節電停止モードを切りかえる運転モード切替手段
を備えたことを特徴とする節電装置。 - 【請求項27】 節電装置の入力電流、または出力電流
の少なくとも何れか一方を測定する負荷電流計測手段
と、負荷電流しきい値記憶手段と、前記負荷電流計測手
段の出力と負荷電流しきい値記憶手段の出力とを比較演
算し、その結果によって節電装置の運転モードを節電停
止モードに切換える運転モード切換え手段を備えた節電
装置。 - 【請求項28】 節電装置の入力電流、または出力電流
の少なくとも何れか一方を測定する負荷電流計測手段
と、前記負荷電流計測手段の出力値が所定の値以下であ
るときは回生形インバータへの通電を停止する通電遮断
手段を備えた請求項1から7のいずれかに記載の節電装
置。 - 【請求項29】 負荷電力量または電源電力量のいずれ
かひとつを計測する電力量計測手段を備え、前記電力量
計測手段により計測された使用電力量に応じて出力電圧
を変更する出力電圧変更手段を備えた節電装置。 - 【請求項30】 契約電力量と使用電力量に応じて、出
力電圧を変更する請求項24に記載の節電装置。 - 【請求項31】 節電装置を有する電力制御系が1つ以
上配され、各電力制御系が通信回線により集中監視装置
に接続された電力制御装置。 - 【請求項32】 負荷投入時は節電停止モードで運転す
る節電装置の運転方法。 - 【請求項33】 節電停止モードで運転して所定の時間
経過後に節電運転モードに切換える節電装置の運転方
法。 - 【請求項34】 節電停止モードで運転後、電圧計測手
段が計測した出力電圧または電流計測手段が計測した出
力電流が安定したとき節電運転モードに切り換える節電
装置の運転方法。 - 【請求項35】 節電装置の入力電圧または出力電圧の
少なくとも何れか一方が所定の値以下であるときに、節
電停止モードで運転する節電装置の運転方法。 - 【請求項36】 節電装置の入力電流または出力電流の
何れか一方が所定の値以下であるときは節電停止モード
で運転する節電装置の運転方法。 - 【請求項37】 交流電源および負荷の間に配された変
圧器の出力の一部を回生形インバータで取出し、前記回
生形インバータの出力で前記変圧器の出力を制御する負
荷運転方法。 - 【請求項38】 交流電源と負荷の間に配した節電装置
において、交流電源直送状態の入力あるいは出力電力
と、節電運転時の入力あるいは出力電力とにより電力低
減率を計算する第二節電率演算手段を備えたことを特徴
とする節電装置。 - 【請求項39】 交流電源と負荷の間に配した節電装置
において、節電運転時の入力電圧、出力電圧と、定格節
電運転時の電力低減率、低減電圧幅とにより電力低減率
を計算する第三節電率演算手段を備えたことを特徴とす
る節電装置。 - 【請求項40】 電力低減率を表示する低減率表示手段
を備えたことを特徴とする請求項38または39記載の
節電装置。 - 【請求項41】 交流電源と負荷の間に配した節電装置
において、交流電源直送状態の入力あるいは出力電力
と、節電運転時の入力あるいは出力電力とにより節約電
力を計算する第二節約電力演算手段を備えたことを特徴
とする節電装置。 - 【請求項42】 交流電源と負荷の間に配した節電装置
において、節電運転時の入力あるいは出力電力と、節電
運転時の低減電圧幅と、節電運転時の入力電圧と、定格
節電運転時の特定負荷固有の定格電力低減率及び定格低
減電圧と、節電運転時の出力設定電圧とにより節約電力
を計算する第三節約電力演算手段を備えたことを特徴と
する節電装置。 - 【請求項43】 節約電力を表示する節約電力表示手段
を備えたことを特徴とする請求項41または42記載の
節電装置。 - 【請求項44】 交流電源直送と節電運転を切り替え、
定格電力低減率を計算する定格電力低減率計算手段を備
えたことを特徴とする請求項41から43のいずれかに
記載の節電装置。 - 【請求項45】 単相交流電源と負荷の間に各相それぞ
れ1次巻線を配した直列変圧器と、前記単相交流電源と
前記直列変圧器の2次巻線間に回生形インバータを配し
たことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の
節電装置。
Priority Applications (1)
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