JP2002335252A - 無線伝送方法、無線通信システム、無線ネットワークを管理する方法、送信装置、受信装置、トランシーバ装置 - Google Patents

無線伝送方法、無線通信システム、無線ネットワークを管理する方法、送信装置、受信装置、トランシーバ装置

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JP2002335252A
JP2002335252A JP2001137544A JP2001137544A JP2002335252A JP 2002335252 A JP2002335252 A JP 2002335252A JP 2001137544 A JP2001137544 A JP 2001137544A JP 2001137544 A JP2001137544 A JP 2001137544A JP 2002335252 A JP2002335252 A JP 2002335252A
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JP2001137544A
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Shigeru Sugaya
茂 菅谷
Jun Iwasaki
潤 岩崎
Akihiro Koyama
晃広 小山
Hisato Asai
久人 浅井
Masateru Akaha
正照 赤羽
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速イーサネット(登録商標)規格(100B
aseT)準拠の信号をIEEE802.11規格に準拠の
無線LANの複雑なプロトコル処理を行なわずに、無線
伝送することを目的とする。 【解決手段】 伝送装置401は、UWBアンテナ40
2と、ウルトラワイドバンド無線通信機能部403と、
送信受信情報構築機能部404と、通信装置制御部40
6と、情報記憶部405とを有している。通信装置制御
部406は本実施の形態にかかるプロトコルを実行す
る。通信装置制御部は、データリンク層における接続リ
ンクの確認処理は行わない。また、宛先が無線ネットワ
ークに属するか否かの確認は行わない。無線区間独自の
受領確認方法を規定せず、上位層のプロトコルや実装さ
れるアプリケーションに応じて、再送規定などが行われ
る構成としてあり、MAC層における受領確認を行う処
理は行わない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線伝送方法、無
線通信システム、無線ネットワークを管理する方法、送
信装置、受信装置、トランシーバ装置に関する。より詳
しくは、100Mbps相当の無線伝送が可能なウルト
ラワイドバンド通信装置を用いて、100Mbps相当
の伝送を考慮した高速イーサネット規格に準拠したパケ
ット情報を無線伝送する無線伝送方法、無線通信システ
ム、無線ネットワークを管理する方法、送信装置、受信
装置、トランシーバ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の情報化の発展により、オフィスや
家庭などで情報処理装置などを相互に接続して小規模ネ
ットワーク・システムを構築することが多くなった。か
かるネットワーク・システムを構築する手法として、有
線LANと、無線LANがあり、さらにこれらを組み合
わせて使用する場合も多く見られる。
【0003】[有線LANとそのプロトコル]一方、かか
るネットワーク・システムにより伝送する情報処理量も
飛躍的に増大しており、かかる大容量情報伝送に対応す
るべく有線LANでは、100Mbsの伝送速度を達成
する高速イーサネット(Fast イーサネット)など
が利用されている。
【0004】[ネットワーク構成]図9は、従来の高速ネ
ットワークの接続例(バス接続)を表示したものである。
図に示すネットワークでは、伝送装置#1(901)か
ら伝送装置#6(906)までが、一つの媒体(Fas
t Ethernet:高速イーサネット)900を介
してそれぞれ接続されている。この媒体上に、それぞれ
の伝送装置から各種の情報を伝送するための規定(プロ
トコル)にしたがって、情報を伝送するように動作す
る。
【0005】[イーサネットのプロトコル]次に、高速イ
ーサネットにおける各種の情報を伝送するためのプロト
コルについて説明する。
【0006】図10は、OSIの7階層モデルと上記高
速イーサネットのプロトコルとの対応関係を示す図であ
る。
【0007】OSIの7階層モデル10Aは、物理(P
HY)層1001,データリンク層1002,ネットワ
ーク層1003,トランスポート層1004,セッショ
ン層1005,プレゼンテーション層1006,アプリ
ケーション層1007で構成される。
【0008】一方、高速イーサネットのプロトコルで
は、物理(PHY)層1008として、UTPなどの伝
送媒体の電気的特性などが採用されている。また、デー
タリンク層1009として、媒体上でのアクセス制御方
法の規定である、CSMA/CD(キャリアセンス多重
アクセス方法/衝突検出機能)や、送信元と受信先の間の
接続についての規定である、PPP(Point to Point Pr
otocol:)などの制御方法が用いられる。
【0009】さらに、物理層、データリンク層の上位層
での処理は、図中破線で示したように、ネットワーク層
の処理のためにIP(インターネットプロトコル)10
10が規定され、トランスポート層の処理のために、T
PC(Transmission ControlProtocol:伝送制御プロト
コル)1011もしくはUDP(User Datagram Protoc
ol:ユーザ・データグラム・プロトコル)1012など
が用いられる。
【0010】[無線LAN]次に、従来の無線LANのプ
ロトコルについて説明する。
【0011】[無線LANのプロトコル]図11は、OS
Iの7階層モデル11Aと、無線LANなどで利用され
る無線伝送のプロトコルモデル11Bとを対比して示し
た図である。
【0012】OSIのOSIの7階層モデル11Aは、
物理(PHY)層1101,データリンク層1102,
ネットワーク層1103,トランスポート層1104,
セッション層1105,プレゼンテーション層110
6,アプリケーション層1107で構成される。
【0013】一方、無線LANなどで利用される無線伝
送のプロトコルモデル11Bでは、無線PHY層110
8として、2.4GHz帯で無線通信を行なうために必
要となる電気的特性などが規定されている。
【0014】さらに、データリンク層1102に対応す
る機能として、無線MAC(MediaAccess Control:媒体
アクセス制御)層1109と、無線LLC(Logic Link
Control:論理リンク制御)層1110に分割されて管理
される方法が一般的である。無線MAC層1109で
は、媒体上でのアクセス制御方法の規定である、CSM
A/CA(キャリアセンス多重アクセス方法/衝突検出機
能)などの規定が行われている。さらに、無線伝送が正
しく行われたかを確認するために、無線区間独自の受領
確認方法が規定されている。これは、情報送信元から情
報受信先へ情報伝送が行なわれた直後に、情報受信先か
ら受領確認を返送したり、情報送信元がこの情報に基づ
いて再送を行なうシーケンスが規定されている。
【0015】一方、無線LLC層1110では、情報の
送信元と受信先の間に無線リンクが存在するという接続
の保証を行なうための規定がされている。事前にネット
ワークに含まれている伝送装置を識別するためのアルゴ
リズムなどが規定されていて、無線伝送の際にネットワ
ークに存在する無線伝送装置を識別して、そのネットワ
ークに存在する無線伝送装置あての情報のみを無線伝送
する仕組みなどが用意されている。これより、必要以上
に無線伝送が行なわれないようされていて、無線伝送路
を効率よく利用するためのプロトコルとして規定されて
いる。
【0016】さらに、その上位層での処理として、図中
破線で示したように、ネットワーク層の処理のためにI
P(Internet Protocol:ネット間プロトコル)1111
が規定され、トランスポート層の処理のために、TCP
1112や、UDP1113などのプロトコル群が規定
されている。そして、さらに上位にあるアプリケーショ
ンに応じて、これらのプロトコル群が利用される状態に
あることを示している。
【0017】上述のように、従来の無線LANの一つで
あるIEEE802.11準拠の無線LANでは、無線
環境でのアクセス制御を司るMAC(媒体アクセス制
御)層の規定と、論理的なリンクの制御を司るLLC
(論理リンク制御)層の規定が必要とされてきた。つま
り、MAC層では、媒体へのアクセス制御を行なうこと
で、無線区間のスループットをうまく調整して、問題を
見えなくする方法を提供してきた。また、LLC層で
は、ネットワークを構成する伝送装置を限定すること
で、その装置あて以外の情報を無線伝送しないことで、
無線伝送トラフィックを低減する手法が取られていた。
【0018】従来の無線LANでは、最大でも二十数M
bps程度の伝送速度しか実現できない。従って、無線
LANによる伝送帯域を使って高速イーサネット(10
0Mbps)の高速伝送プロトコルに準拠した情報を無
線伝送する場合には、必要最低限の情報しか無線伝送が
行われない様に、処理の重い伝送プロトコルを新たに規
定をする必要があった。また、無線区間の最大伝送速度
が二十数Mbpsであるので、100Mbps相当の情
報を無線区間を経由して伝送しようとする場合に、無線
区間において送信しきれない情報が生じてしまう。そこ
で、かかる送信しきれない情報を一時的に情報を蓄えて
おくために冗長なバッファを送信装置に設けていた。
【0019】一方、無線LANにおいても高速伝送速度
を実現する方法として、超高速な100Mbps相当の
伝送速度を有する無線伝送が可能なウルトラワイドバン
ド通信が提案されている。この高速伝送可能な無線通信
技術を無線LANに適用すれば、高速イーサネットと組
み合わせた高速ネットワークの構築が期待される。
【0020】ウルトラワイドバンド通信(ウルトラワイ
ドバンド伝送方式)は、基本的には、非常に細かいパル
ス幅(例えば1ns(ナノセコンド)以下)のパルス列から
なる信号を用いて、ベースバンド伝送を行うものであ
る。また、その占有帯域幅は、占有帯域幅をその中心周
波数(例えば1GHzから10GHz)で割った値がほぼ1となる
ようなGHzオーダーの帯域幅であり、所調W−CDM
A方式やcdma2000方式、並びにSS(Spread Sp
ectrum)やOFDM(Orthogonal Frequency Division Mu
ltiplexing)を用いた無線LANで使用される帯域幅に
比べて、超広帯域なものとなっている。
【0021】また、ウルトラワイドバンド伝送方式は、
その低い信号電力密度の特性により、他の無線システム
に対し干渉を与えにくい特徴を有しており、既存の無線
システムが利用している周波数帯域にオーバーレイ可能
な技術として期待されている。さらに広帯域であること
からパーソナルエリアネットワーク(Personal Area Net
work : PAN)の用途で、100Mbpsレベルの超高速
無線伝送技術として有望視されている。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ウルトラワイ
ドバンド通信を用いた無線LANにおいて従来の無線L
ANのプロトコルを用いたのでは、無線LANの高速性
が生かされないという、以下のような問題点がある。
【0023】すなわち、複数の伝送装置を無線LANに
組み込んで構成した場合には、MAC層による衝突制御
が行われるため、トラヒックが衝突している場合アクセ
ス権が回ってこないので、伝送処理の遅延が生ずるとい
う問題がある。実際にも、数Mbps程度の情報伝送を
行なう場合にも遅延が生じてしまいリアルタイム伝送に
適さないという問題があった。
【0024】また、プロトコルに起因する別の問題とし
て、従来からのプロトコルでは、各レイヤー毎に処理を
行なう内容が決められていたため、無線伝送での再送処
理は、無線MAC層での再送処理と、上位層(TCP層)等
での再送処理とが存在し、双方の再送処理によって、無
線伝送路のトラフィックを圧迫するという問題があっ
た。
【0025】既存の有線ネットワークのかわりに無線ネ
ットワークを構築して情報伝送を行なう場合には、どこ
までを無線ネットワークの範囲として規定するのかを特
定させることが難しいという問題があり、便宜的に無線
LLC層の処理を規定して、ネットワーク内の存在する
装置を厳密に規定しておかなければならないという問題
があった。
【0026】さらに、従来からの無線LANでは、論理
的に接続が保証されていることを確認してからデータ伝
送を行なう必要があったため、接続確認のための情報交
換を定期的に行なう必要があり、この情報交換処理が冗
長になって、さらに無線伝送路の最大伝送容量を圧迫し
てしまうという問題があった。
【0027】本発明は、上記の問題を解決する、無線L
ANを提供することを目的とし、具体的には以下の目的
を持ってなされたものである。
【0028】超高速な100Mbps相当の無線伝送が
可能なウルトラワイドバンド通信装置を用いて、100
Mbps相当の伝送を考慮した高速イーサネット規格に
準拠したパケット情報を無線伝送することを目的とす
る。
【0029】ここでは、高速イーサネット規格(100B
aseT)準拠の信号を、従来からのIEEE802.11
規格に準拠の無線LANの複雑なプロトコル処理を行な
わずに、無線伝送することを目的とする。つまり、高速
イーサネットで伝送される100Mbps相当の情報
を、ウルトラワイドバンド技術を用いて伝送することを
目的とする。
【0030】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題を解
決する手段として以下のような特徴を有する。
【0031】ウルトラワイドバンド通信を行なうため
に、従来からのIEEE802.11準拠の無線LAN
装置で規定されている無線MAC層において誤りのない
伝送路を提供するための再送を行なわず、無線MAC層
よりも上位層にて規定される再送処理を、必要に応じて
行なうことを特徴とする。
【0032】そして、従来からの無線LAN装置の様に
物理的な無線接続の有無を管理するために規定されてい
る無線LLC層における伝送装置の管理なども簡素化
し、全て装置がネットワークにグローバルに接続される
ものと仮定してネットワーク管理を行うことを特徴とす
る。
【0033】また、従来からの無線LAN装置などで実
装されている無線LLC層の論理的なリンク制御方法を
必要とせず、仮想的なリンクが存在していると判断し、
データ伝送の開始前に事前にコネクション処理を行なわ
ないで、コネクションレスプロトコルを用いて情報伝送
を開始することを特徴とする。
【0034】本発明の第1の態様によれば、高速イーサ
ネット規格に準拠したパケット情報の収集を行なう情報
受信機能を備え、ウルトラワイドバンド通信を行なうた
めの送信装置とを備えて、100Mbps相当の無線伝
送を行なう無線伝送装置が提供される。
【0035】また、本発明の第2の態様によれば、ウル
トラワイドバンド信号を受信する機能を有し、高速イー
サネット規格に準拠したパケット情報を情報する機能を
備えて、100Mbps相当の情報伝送を行なうことを
特徴とした受信装置が提供される。
【0036】本発明の第3の態様によれば、100Mb
ps相当の情報伝送が可能となるウルトラワイドバンド
通信技術を用いて、高速イーサネットに準拠した、10
0Mbps相当までの高速な情報を無線伝送する方法を
考案する。ここでは、無線区間で独自の再送規定などの
複雑なプロトコルを規定することなく、情報の再送が必
要な場合には、無線MAC層よりも上位層での再送処理
手順を用いることで、無線MAC層では単純な伝送プロ
トコルを用いる方法が提供される。
【0037】また、本発明の第4の態様によれば、従来
から無線LANにおいて、無線LLC層の処理として規
定されていた様に、無線ネットワークヘ接続されている
装置を事前に決めることなく、無線に関わるレイヤーで
は、無線ネットワーク内の範囲を限定せず、任意のアド
レスの無線伝送装置に対して任意の情報の送受信を行な
う無線通信方法が提供される。
【0038】さらに、本発明の第5の態様によれば、無
線区間での論理的な接続を識別するために必要とされる
無線LLC層での接続リンクの確認を行なわず、全ての
論理的アドレスに対して仮想的なリンクが存在している
と判断して、接続リンクの確認なくパケットを送信する
こと特徴とする無線送信方法が提供される。
【0039】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。
【0040】[ネットワーク構成例]図1は、本実施の形
態によるウルトラワイドバンド通信を用いた高速ネット
ワーク・システムの構成例を示したものである。ネット
ワーク107は、伝送装置#1(101),伝送装置#
2(102),伝送装置#3(103),伝送装置#4
(104),伝送装置#5(105),伝送装置#6
(106)とで構成される。以下の説明においては、
「伝送装置」は、情報の送受信を行う装置をいうものと
し、伝送装置は送信装置の機能と受信装置の機能とを具
備するものとして説明するが、本発明にかかる伝送装置
は、送信装置と受信装置のいずれか一方のみを有する場
合にも成立する。
【0041】伝送装置#1(101)から伝送装置#6
(106)のそれぞれは、それぞれウルトラワイドバン
ド通信装置とアンテナを有しており、これらを介して、
空中を媒体として、それぞれが仮想的に接続されてい
る。各伝送装置は、ほぼ周期的なインパルス信号列を用
いたウルトラワイドバンド通信により情報の送受信を行
う。
【0042】なお、このネットワークは、伝送装置の内
のどれかが、制御局として機能し、その他の伝送装置で
構成される無線ネットワークの制御を行なうものとする
が、本発明にかかるネットワークはこれに限られず、制
御局を用いないアド・ホック型式のネットワークであっ
ても良い。
【0043】[伝送フレーム]図2は、上記ネットワーク
の伝送フレーム構成例を示す。
【0044】伝送フレームは、所定の伝送フレーム周期
FTを有し、かかる伝送フレームが連続して繰り返され
るようになっている。伝送フレームにおいて、下り制御
情報通知201がフレームの先頭に配置され、ネットワ
ーク107の各伝送装置に共通の情報が通知される構成
としてある。さらに、下り制御情報通知201にしたが
って、伝送装置#1の送信202、伝送装置#3の送信
203、伝送装置#4の送信204、伝送装置#5の送
信205が順次行われる。なお、図示の例では伝送装置
間の送信情報がお互いに衝突していない状態を示してい
る。これらのアクセス制御を行なうための最低限の規定
が、キャリアセンス技術などの無線MAC層の機能とし
て規定されている。仮に衝突が発生してもTPC等の上
位相で衝突を検出し、再送などの制御が行われるので問
題は生じない。
【0045】[本実施の形態にかかる無線LANのプロ
トコル]次に、本実施の形態にかかる伝送装置に適用さ
れる無線LANのプロトコルについて説明する。
【0046】図3は、本実施の形態にかかるウルトラワ
イドバンド通信を用いた無線伝送システムのプロトコル
モデル3BをOSIの7階層モデル3Aと対比して示し
た図である。
【0047】OSIのOSIの7階層モデル3Aは、物
理(PHY)層301,データリンク層302,ネット
ワーク層303,トランスポート層304,セッション
層305,プレゼンテーション層306,アプリケーシ
ョン層307で構成される。
【0048】本実施の形態にかかるプロトコルモデルに
おいては、PHY層308として、ウルトラワイドバン
ド通信のインパルス信号などの規定が設けられている。
【0049】さらに、データリンク層に対応する機能と
しては、従来のLLC層に相当する部分を簡素化して、
MAC層309のみを規定する構成としてある。よっ
て、本実施の形態におけるプロトコルモデルでは、デー
タリンク層における接続リンクの確認処理は行わない。
また、ウルトラワイドバンド信号の広帯域伝送に適した
特性を用いて、全ての伝送装置が仮想的に接続されてい
ると仮定することで、従来方式のように、接続リンクの
管理を必要とせずに無線伝送を行なう方法を提供する。
【0050】また、本実施の形態におけるMAC層30
8は、従来のような無線伝送が正しく行われたかを確認
するための無線区間独自の受領確認方法を規定しない。
本実施の形態におけるプロトコルでは、伝送装置間のパ
ケットの受領がうまくいかない場合には、MAC層より
上位層(例えばTCP層)のプロトコルや、実装されるアプ
リケーションに応じて、再送規定などが行われる構成と
してある。
【0051】従来の無線伝送モデルでは、データリンク
層302での再送処理とトランスポート層304での再
送処理とが併存していて、双方の連携がうまく行かない
と結果的に再送情報が何回も伝送されるという問題が発
生していた。本実施の形態にかかるプロトコルモデルで
は、かかる問題を防ぐために、MAC層における受領確
認処理を行わないものとしている。
【0052】なお、その上位層での処理については、従
来の無線LANにおける場合と同様である。すなわち、
図3中破線で示したようにネットワーク層の処理のため
にIP310が規定され、トランスポート層の処理のた
めに、TCP311や、UDP312などのプロトコル
群が規定されている。そして、さらに上位にあるアプリ
ケーションに応じて、これらのプロトコル群が利用され
る状態にある。
【0053】[伝送装置の構成例]次に、上記プロトコル
モデルを実行する、本実施の形態にかかる伝送装置の構
成例について説明する。
【0054】図4は、伝送装置の構成例を示すブロック
図である。伝送装置401は、UWBアンテナ402
と、ウルトラワイドバンド無線通信機能部403と、送
信受信情報構築機能部404と、通信装置制御部406
と、情報記憶部405とを有している。情報記憶部40
5は、通信装置制御部406に接続され、送信受信情報
構築機能部404は、通信装置制御部406とウルトラ
ワイドバンド無線通信機能部403とに接続されてい
る。ウルトラワイドバンド無線通信機能部403は、U
WBアンテナ402に接続されている。
【0055】伝送装置401の送信受信情報構築機能部
404は、高速イーサネット(FastEthernet)通信機能
部407に接続されており、高速イーサネット通信機能
部407は、IPインターフェイス408に接続されて
いる。IPインターフェイス408は、コンピュータ、
映像機器ルータ、プリンタ、テレビなどの情報信号源
(図示せず)に接続されている。
【0056】IPインターフェース408を介して、上
位のアプリケーション(図示せず)からIPパケットとし
て高速イーサネット通信機能部407へ送られてくる。
【0057】ここで、高速イーサネット通信機能部40
7は、送られてきたIPパケットを受け取り、これにEt
hernet HeaderやTrailerを付加してイーサネット伝送用
のパケット(イーサネット・パケット)を生成する。
【0058】送信受信情報構築機能部404は、入力さ
れたイーサネット伝送用のパケット情報を無線局IDな
どの無線アドレスを付加することなくそのままウルトラ
ワイドバンド無線伝送用の情報信号に変換し、ウルトラ
ワイドバンド無線通信機能部402に渡す。
【0059】ウルトラワイドバンド無線通信機能部40
2は、無線送信部と無線受信部とを有し、無線送信部は
所定のインパルス周期でインパルス信号列を発生させ、
前記受け取った情報信号を所定の拡散符号を用いて拡散
信号を生成し、その拡散信号に応じて前記インパルス信
号列に位相またはパルス位置の変化を加えてウルトラワ
イドバンド信号を生成する。
【0060】図5は、ウルトラワイドバンド無線通信機
能部402の送信部の構成例を示すブロック図である。
また、図6は、ウルトラワイドバンド無線通信機能部4
02の送信部での波形図である。
【0061】図5に示す送信部は、シンセサイザ502
の周波数で拡散符号系列SG502を生成する拡散符号
生成器503と、拡散符号系列SG502と情報信号S
G501を乗算する乗算器504と、拡散符号系列SG
502と情報信号SG501とを乗算して得られた拡散
信号SG503の0/1に対応するパルス信号SG50
4を生成するパルス生成器505と、このパルス信号の
所定の範囲を抽出するバンドパスフィルタ506と、を
有している。
【0062】拡散符号生成器503は、シンセサイザ5
02の周波数で拡散符号系列SG502を乗算器504
に出力する。乗算器504では、情報信号SG501に
拡散符号系列が乗算されて拡散信号となり、この拡散信
号がパルス生成器505に出力される。
【0063】パルス生成器505では、拡散信号の0/
1に対応して、例えば100Mbpsの非常に細かいパ
ルス信号(「ウルトラワイドバンド信号」という)を発
生させる。このパルス信号は、バンドパスフィルタ50
6に出力され、そこで所定の範囲例えば3.0〜5.0
GHzが抽出される。このバンドパスフィルタの出力
は、アンテナ507に供給され、空中に放射される。
【0064】なお、ここでは、変調方式としてウルトラ
ワイドバンド信号の0/1情報として位相の変化を用い
るバイフェーズ変調方式を用いるものとして説明した
が、例えば特表平10−508725号に記載されてい
る拡散信号の0/1情報似合わせてインパルスの生成タ
イミングを微妙にずらした信号を用いるいわゆるパルス
位置変調方式を適用することもできる。
【0065】前記ウルトラワイドバンド無線通信機能部
402によって生成されたウルトラワイドバンド信号
は、UWBアンテナ402を介して媒体(空中)に放射
される。
【0066】通信装置制御部406は、これらの一連の
処理を行なうプロセスの制御を行うとともに、本実施の
形態にかかるプロトコルを実行する。すなわち、データ
リンク層LLC層に相当する部分を簡素化して、MAC
層のみのサービスを提供する。よって、通信装置制御部
406は、データリンク層における接続リンクの確認処
理は行わない。また、宛先が無線ネットワークに属する
か否かの確認は行わない。また、従来のように無線伝送
が正しく行われたかを確認するために、無線区間独自の
受領確認方法を規定せず、上位層(例えばTCP層)のプロ
トコルや、実装されるアプリケーションに応じて、再送
規定などが行われる構成としてあるので、MAC層にお
ける受領確認を行う処理は行わない。
【0067】また、通信装置制御部406に接続された
情報記憶部405は、ウルトラワイドバンド信号を生成
するための拡散符号情報や、各種の伝送パラメータなど
の情報が蓄えられる。
【0068】[変形例]また、ウルトラワイドバンド信号
を媒体上に送信する・しないの指示についても、UWB
アンテナ402を介して、他の伝送装置からのウルトラ
ワイドバンド信号の有無を検出してから、例えば、信号
を検出できない場合にだけ通信装置制御部406の指示
によって送信が行われる構成としても良い。
【0069】[伝送装置における受信]また、伝送装置4
01は、ウルトラワイドバンド通信の受信装置としても
機能する。
【0070】図中、UWBアンテナ402を介して、ウ
ルトラワイドバンド信号が他の伝送装置から送られてく
る。
【0071】ここで、ウルトラワイドバンド無線通信機
能部402は、受信部を有しており、該受信部は、ウル
トラワイドバンド信号を復号して、情報信号を取り出す
ように機能する。
【0072】図7は、本発明の実施の形態に係る該受信
部の構成を示すブロック図である。また、図8は、図7
に示す受信部における信号波形を示す図である。
【0073】ウルトラワイドバンド無線通信機能部40
2の受信部は、図7に示すように、ウルトラワイドバン
ド信号SG701を受信するアンテナ704(図4のア
ンテナ402と同一)と、シンセサイザ701の周波数
で拡散符号系列SG702を生成する拡散符号生成器7
02と、拡散符号系列SG702の0/1に対応するパ
ルス信号SG703を生成するパルス生成器703と、
パルス信号SG703とウルトラワイドバンド信号SG
701を乗算して、逆拡散信号SG704を出力する乗
算器706と、逆拡散信号SG704を積分して、復号
信号SG705を出力する積分器707とを有してい
る。
【0074】送信側の伝送装置で放射されたウルトラワ
イドバンド信号SG701は、アンテナ704で受信さ
れる。この受信されたウルトラワイドバンド信号SG7
01は、バンドパスフィルタ304で不要成分が除去さ
れた後に、乗算器706に出力される。
【0075】拡散符号生成器702は、シンセサイザ7
01の周波数で拡散符号系列(図1に示す無線送信装置
で用いた拡散符号系列と同じ拡散符号系列)SG702
をパルス生成器703に出力する。パルス生成器703
では、パルス信号SG703を発生させると共に、拡散
符号生成器702から出力された拡散符号系列をパルス
に重畳して、乗算器706に出力する。
【0076】したがって、乗算器706では、拡散符号
系列SG702を重畳したパルス信号SG703が受信
したウルトラワイドバンド信号SG701に乗算され、
逆拡散処理が行われ、逆拡散信号SG704が生成され
る。
【0077】逆拡散信号SG704は、積分器707に
出力され、積分器707で積分されて復号信号SG70
5として出力される。該復号信号は送受信情報構築機能
部404に渡される。
【0078】再び図4に戻ると、ウルトラワイドバンド
無線通信機能部402からの復号信号を受け取った送受
信情報構築機能部404は、入力された復号信号を宛先
情報の確認などを行うことなく全てイーサネット・パケ
ットの情報に変換する構成と成っている。
【0079】そして、高速イーサネット通信機能部40
7は、所定のサイズにフラグメント化されたイーサネッ
ト・パケットを処理してIPパケットに変換し、IPイ
ンターフェース408を介して、IPパケット情報を、
上位のアプリケーション(図示せず)に供給する構成と成
っている。
【0080】これらの一連の処理を行なうプロセスは、
通信装置制御部406の指示に基づいて処理される。送
信の場合と同様に、通信装置制御部406は本実施の形
態にかかるプロトコルを実行する。すなわち、データリ
ンク層LLC層に相当する部分を簡素化して、MAC層
のみのサービスを提供する。よって、通信装置制御部4
06は、データリンク層における接続リンクの確認処理
は行わない。また、宛先が無線ネットワークに属するか
否かの確認は行わない。また、従来のように無線伝送が
正しく行われたかを確認するために、無線区間独自の受
領確認方法を規定せず、上位層(例えばTCP層)のプロト
コルや、実装されるアプリケーションに応じて、再送規
定などが行われる構成としてあるので、MAC層におけ
る受領確認を行う処理は行わない。
【0081】[本実施の形態の利点]本実施の形態にかか
る無線通信システムは、上述のような構成により以下の
ような利点を有する。
【0082】本実施の形態にかかる無線通信システムは
100Mbpsの伝送が可能なウルトラワイドバンド通
信の技術を用いるので、IEEE802.11準拠の無
線LANシステムなどのように伝送速度の遅い無線伝送
区間に、100Mbps相当の信号を最適化して伝送を
行なう必要がなくなるという効果を奏する。
【0083】本実施の形態にかかる無線通信システムは
IEEE802.11準拠の無線LANシステムなどの
ようにアクセス制御方法として無線MAC層での複雑な
プロトコル処理を規定しないので、上位層のプロトコル
処理だけで済む無線伝送システムを実現することができ
るという効果を奏する。
【0084】本実施の形態にかかる無線通信システム
は、無線MAC層及び無線LLC層において無線区間の
再送を規定することなく、伝送される情報の種類に応じ
て、上位プロトコルによる再送処理を用いるので、無線
の低位レイヤーで再送処理を規定する必要がなくなり、
処理を簡素化できるという効果を奏する。
【0085】本実施の形態にかかる無線通信システム
は、無線に関わるレイヤーでは無線ネットワークに接続
される無線伝送装置を識別することなく情報の送受信を
行なうので、無線ネットワークの範囲を限定するために
かかっていた処理を簡素化することができる。
【0086】本実施の形態にかかる無線通信システム
は、全ての論理的アドレスに対して仮想的なリンクが存
在していると判断し、送受信装置間での接続リンクの確
認を行わず、パケットを送信するので、従来からの無線
LANシステムのように事前にコネクションの有無を確
認する必要がなくなり、これらの接続確認処理を行なう
部分を簡素化できるという効果を奏する。
【0087】本実施の形態にかかるの伝送装置は、IP
インターフェースを介して、高速イーサネットパケット
を収集する機能を備え、ウルトラワイドバンド通信の送
信機能を備えることで、最大100Mbps相当の信号
を、複雑な処理をせずに無線伝送することのできる装置
を得ることができる。
【0088】本発明の伝送装置によると、ウルトラワイ
ドバンド通信の受信機能を備え、高速イーサネット・パ
ケットとしてIPインターフェースを介して、最大10
0Mbps相当の信号を、複雑な処理をせずに伝送する
ことのできる装置を得ることができる。
【0089】[その他]上記伝送装置を半2重通信若しく
は全2重通信可能なトランシーバ装置を構成することも
可能である。
【0090】
【発明の効果】本発明によれば、超高速な100Mbp
s相当の無線伝送が可能なウルトラワイドバンド通信装
置を用いて、100Mbps相当の伝送を考慮した高速
イーサネット規格に準拠したパケット情報を無線伝送す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態によるウルトラワイドバンド通信を
用いた高速ネットワーク・システムの構成例を示したも
のである。
【図2】上記ネットワークの伝送フレーム構成例を示す
図である。
【図3】本実施の形態にかかるウルトラワイドバンド通
信を用いた無線伝送システムのプロトコルモデルをOS
Iの7階層モデルと対比して示した図である。
【図4】伝送装置の構成例を示すブロック図である。
【図5】ウルトラワイドバンド無線通信機能部の送信部
の構成例を示すブロック図である。
【図6】ウルトラワイドバンド無線通信機能部の送信部
での波形図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る該受信部の構成を示
すブロック図である。
【図8】図7に示す受信部における信号波形を示す図で
ある。
【図9】従来の高速ネットワークの接続例(バス接続)を
表示した図である。
【図10】OSIの7階層モデルと上記高速イーサネッ
トのプロトコルとの対応関係を示す図である。
【図11】OSIの7階層モデルと、無線LANなどで
利用される無線伝送のプロトコルモデルとを対比して示
した図である。
【符号の説明】
101〜106 … 伝送装置 107 … ネットワーク 401 … 伝送装置 402 … UWBアンテナ 403 … ウルトラワイドバンド無線通信機能部 404 … 送信受信情報構築機能部 405 … 情報機能部 406 … 通信装置制御部 407 … 高速イーサネット通信機能部 408 … IPインターフェース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小山 晃広 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 浅井 久人 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 赤羽 正照 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5K033 AA01 AA02 CA08 CB01 CB03 DA17 DB16

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高速イーサネットの情報信号を送信側の
    伝送局から受信側の伝送局へ、ウルトラワイドバンド通
    信による無線回線を用いて伝送することを特徴とする無
    線伝送方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の無線伝送方法におい
    て、 前記送信側の伝送局と受信側の伝送局とは、無線環境に
    おけるデータリンク層において、接続リンクの確認を行
    うことなく無線伝送を開始することを特徴とする無線伝
    送方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の無線伝送方法におい
    て、 無線環境におけるデータリンク層にて再送処理を行なわ
    ないことを特徴とした無線伝送方法。
  4. 【請求項4】 ウルトラワイドバンド通信可能な複数の
    伝送装置からなる無線ネットワークを用いる無線通信シ
    ステムにおいて、 無線環境におけるデータリンク層にて管理される、該無
    線ネットワーク内の論理的な接続管理を行なわないこと
    を特徴とする無線通信システム。
  5. 【請求項5】 ウルトラワイドバンド通信可能な複数の
    伝送装置からなる無線ネットワークを用いる無線通信シ
    ステムにおいて、 送信元となる伝送装置では、情報の受信先となる伝送装
    置を特定せず、情報の送信を行なうことを特徴とする無
    線通信システム。
  6. 【請求項6】 ウルトラワイドバンド通信可能な複数の
    伝送装置からなる無線ネットワークを用いる無線通信シ
    ステムにおいて、 ウルトラワイドバンド通信システムによって送られてき
    た情報を受信できた伝送装置では、データリンク層の宛
    先情報を確認しないことを特徴とする無線通信システ
    ム。
  7. 【請求項7】 ウルトラワイドバンド通信可能な複数の
    伝送装置からなる無線ネットワークを用いる無線通信シ
    ステムを管理する方法において無線ネットワークを構成
    している伝送装置を個別に管理しない、ことを特徴とす
    る無線ネットワークを管理する方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の無線ネットワークを管
    理する方法において、全てのウルトラワイドバンド伝送
    装置が存在しているものと判断して無線ネットワークの
    存在を規定することを特徴とした無線ネットワークを管
    理する方法。
  9. 【請求項9】 高速イーサネットの情報信号を、ウルト
    ラワイドバンド通信によるインパルス信号列に変換し、
    該インパルス信号列を無線回線を用いて伝送することを
    特徴とする送信装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の送信装置において 該送信装置は無線環境におけるデータリンク層における
    接続リンクの確認処理は行わないことを特徴とする、送
    信装置。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載の送信装置において、
    無線環境におけるデータリンク層にて再送処理を行わな
    いことを特徴とする、送信装置。
  12. 【請求項12】 ウルトラワイドバンド通信によるイン
    パルス信号列を受信し、該インパルス信号列を復号して
    得られる復号信号を高速イーサネットの情報信号に変換
    して伝送することを特徴とする受信装置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の受信装置において
    該送信装置はデータリンク層における接続リンクの確認
    処理は行わないことを特徴とする、受信装置。
  14. 【請求項14】 請求項12に記載の受信装置におい
    て、無線環境におけるデータリンク層における受領確認
    を行う処理を行わないこととを特徴とする、受信装置。
  15. 【請求項15】 高速イーサネットの情報信号を、ウル
    トラワイドバンド通信によるインパルス信号列に変換
    し、該インパルス信号列を無線回線を用いて伝送するこ
    とを特徴とする送信装置と、 ウルトラワイドバンド通信によるインパルス信号列を受
    信し、該インパルス信号列を復号して得られる復号信号
    を高速イーサネットに準拠した100Mbpsまでの情
    報信号に変換して伝送することを特徴とする受信装置と
    を有することを特徴とするトランシーバ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100380833C (zh) * 2003-03-11 2008-04-09 三星电子株式会社 超宽带脉冲序列产生装置和方法,及数据通信装置和方法
JP2010537587A (ja) * 2007-08-22 2010-12-02 クゥアルコム・インコーポレイテッド 無線イーサネット(登録商標)・アダプタ

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