JP2002334337A - 動画像移動物体検出装置及び検出方法 - Google Patents

動画像移動物体検出装置及び検出方法

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JP2002334337A JP2002103478A JP2002103478A JP2002334337A JP 2002334337 A JP2002334337 A JP 2002334337A JP 2002103478 A JP2002103478 A JP 2002103478A JP 2002103478 A JP2002103478 A JP 2002103478A JP 2002334337 A JP2002334337 A JP 2002334337A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速でかつ安定して精度よく移動物体を検出
することのできる動画像移動物体検出装置及び方法を提
供する。 【解決手段】 動画像を圧縮した符号化データを復号す
る動画像復号化手段110と移動物体検出手段115を
有し、前記移動物体検出手段115は、前記動画像復号
化手段110によって復号されたブロック毎を復号結果
からブロック内の画像が静止状態か動状態かを判定する
手段111と、ブロック毎の静動判定結果から移動物体
を判定する手段113と、判定した移動物体の領域を前
記動画像復号化手段によって作成された再生画像信号と
合成して表示する手段114とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、動画像移動物体
検出装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】移動物体検出をするためには、一般に画
素毎の動きを調べること必要がある。しかし、画素毎に
動きを調べる処理は、実は、多くの計算量を必要とする
という問題がある。例えば、ITU-T H。261、H。26
3、ISO/IEC MPEG-4等でよく用いられるCIFフォーマッ
トの場合、横352画素、縦288画素で合計1013
76画素もの画素について、動きを検出することにな
る。このような計算量の多い処理に対しては、専用のハ
ードウェアを用意する必要があったりして、コスト面で
も大きな問題があった。
【0003】そこで、特開平9-252467号公報
「移動物体検出装置」では、動画像符号化装置で作られ
た動きベクトルから、移動物体を検出する手法が考案さ
れている。この方法によれば、動画像符号化装置で作成
されるブロック毎の動きベクトルを用いるので、移動物
体検出のために特別に画素の動きを調べる必要がなく、
大幅に計算量を減らすことができる。
【0004】しかし、従来の符号化データを用いた移動
物体検出技術の問題点としては、動きベクトルが大きい
ブロックや書き換わっているブロックが必ずしも移動物
体とは限らず、また、移動物体の内部のブロックでも、
書き換わっていないブロックが存在したりして、監視な
どに用いることを考えた場合、必ずしも必要な映像が得
ることができなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
技術によると移動物体を検出するためには、多くの計算
量を必要とするという問題点があり、動画像符号化デー
タを用いた方法では精度に問題があった。
【0006】本発明は、高速でかつ安定して精度よく移
動物体を検出することのできる動画像移動物体検出装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の動画像移動物体
検出装置は、フレーム内符号化を行う第1のモード、フ
レーム間符号化する第2のモードおよび符号化を行わな
い第3のモードのいずれかのモードにより符号化された
動画像データをマクロブロック毎に復号する動画像復号
化手段と、移動物体検出手段と、移動物体領域を前記動
画像復号化手段により作成された再生画像信号と合成し
て表示する表示手段とを有する動画像移動物体検出装置
において、前記移動物体検出手段は、前記動画像復号化
手段によって復号されたマクロブロック毎のモード情報
と、現在の再生画像信号と1フレーム前の再生画像信号
との相関値からマクロブロック毎の状態を分類する手段
と、前記マクロブロック毎の状態を分類した手段によっ
て分類された結果から移動物体の領域を判定する手段と
を有することを特徴とするものである。
【0008】また、本発明の動画像移動物体検出装置
は、フレーム内符号化を行う第1のモード、フレーム間
符号化する第2のモードおよび符号化を行わない第3の
モードのいずれかのモードにより 動画像符号化する手
段と、この手段により符号化された動画像データをマク
ロブロック毎に局部復号する動画像復号化手段と、移動
物体検出手段と、移動物体領域を前記動画像復号化手段
により作成された再生画像信号と合成して表示する表示
手段とを有する動画像移動物体検出装置において、前記
移動物体検出手段は、前記動画像符号化手段によって符
号化されたマクロブロック毎のモード情報と、現在の局
部再生画像信号と1フレーム前の局部再生画像信号との
相関値からマクロブロック毎の状態を分類する手段と、
前記マクロブロック毎の状態を分類した手段によって分
類された結果から移動物体の領域を判定する手段とを有
することを特徴とするものである。
【0009】また、本発明の動画像移動物体検出方法
は、フレーム内符号化を行う第1のモード、フレーム間
符号化する第2のモードおよび符号化を行わない第3の
モードのいずれかのモードにより符号化された動画像デ
ータをマクロブロック毎に復号する動画像復号化手段
と、移動物体検出手段と、移動物体領域を前記動画像復
号化手段により作成された再生画像信号と合成して表示
する表示手段とを有する動画像移動物体検出方法におい
て、前記移動物体検出手段は、前記動画像復号化手段に
よって復号されたマクロブロック毎のモード情報と、現
在の再生画像信号と1フレーム前の再生画像信号との相
関値からマクロブロック毎の状態を分類する手段と、前
記マクロブロック毎の状態を分類した手段によって分類
された結果から移動物体の領域を判定する手段とを有す
ることを特徴とするものである。
【0010】この動画像移動物体検出装置の復号された
ブロック毎を復号結果からブロック内の画像が静止状態
か動状態かを判定する手段は、動画像復号化手段によっ
て復号されたブロック毎のモード情報と、動きベクトル
情報と、変換係数情報と、現在の再生画像信号と1フレ
ーム前の再生画像との差分から、ブロックが静止状態
か、動状態かを判定する。
【0011】このように、動画像復号化装置と移動物体
の検出を組み合わせることにより、復号化と同時に実行
できるともに、ブロック毎の静動判定結果から、移動物
体を検出する範囲を大幅に絞り込むことができるため、
高速に移動物体検出が可能となる。
【0012】また、本発明に係る動画像移動物体検出装
置は、動画像を符号化する動画像符号化手段と、移動物
体検出手段と、動画像を圧縮した符号化データを復号す
る動画像復号化手段とを有し、前記移動物体検出手段
は、前記動画像符号化手段によって符号化されたブロッ
ク毎を符号化結果からブロック内の画像が静止状態か動
状態かを判定する手段と、ブロック毎の静動判定結果か
ら移動物体を判定する手段と、前記動画像符号化手段
は、移動物体の判定結果を符号化データと多重化して伝
送し、前記動画像復号化手段は、符号化データを復号
し、再生画像信号と、移動物体の判定結果を合成して表
示する手段とを有する。
【0013】この動画像移動物体検出装置の符号化され
たブロック毎を符号化結果からブロック内の画像が静止
状態か動状態かを判定する手段は、動画像符号化手段に
よって復号されたブロック毎のモード情報と、動きベク
トル情報と、変換係数情報と、現在の再生画像信号と1
フレーム前の再生画像との差分から、ブロックが静止状
態か、動状態かを判定する。
【0014】この動画像移動物体検出装置は、判定した
移動物体の領域を動画像符号手段と前記動画像符号化手
段によって作成された局部画像信号と合成して表示する
手段を有する。
【0015】このように、動画像符号化装置と移動物体
の検出を組み合わせることにより、符号化と同時に実行
できるともに、ブロック毎の静動判定結果から、移動物
体を検出する範囲を大幅に絞り込むことができるため、
高速に移動物体検出が可能となる。
【0016】また、これらの動画像移動物体検出装置の
ブロック毎の静動判定結果から移動物体を判定する手段
は、ブロック内の画像が動状態のブロックを包含する図
形で移動物体を判定する。
【0017】このような処理により、検出誤差の影響を
抑えることができ、検出結果をより明確に表示すること
ができる。
【0018】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、図面
を参照して本発明の第1の実施形態を説明する。図1
は、本発明の実施形態の動画像移動物体検出装置の構成
を示すブロック図である。
【0019】図1は、本発明の実施形態の動画像移動物
体検出装置の構成を示すブロック図である。図1の動画
像移動物体検出装置は、動画像復号化部110と移動物
体検出部115の2つの部分から成り立っている。
【0020】動画像復号化部110においては、まず、
伝送路または蓄積系から受信した符号化データは、入力
バッファ101に一度蓄えられ、多重化分離部102に
より1フレーム毎にシンタクスに基づいて分離し、可変
長復号化部103に出力する。可変長復号化部103で
は、各シンタクスの情報の可変長符号の復号をおこな
う。
【0021】可変長復号化部103において、マクロブ
ロックのモードがINTRAならば、モード切替スイッチ1
09をオフに選択して、可変長復号化部103で復号化
された量子化DCT係数情報は、逆量子化部104で逆量
子化され、IDCT部105で逆離散コサイン変換処理をお
こなうことにより、再生画像信号を生成させる。この再
生画像信号は、フレームメモリ107に参照画像として
蓄積される一方、移動物体検出部115内の移動物体合
成表示部114に入力される。
【0022】可変長復号化部103において、マクロブ
ロックのモードがINTER及びNOT_CODEDならば、モード切
替スイッチ109をオフに選択して、可変長復号化部1
03で復号化された量子化DCT係数情報は、逆量子化部
104で逆量子化され、IDCT部105で逆離散コサイン
変換処理をおこない、可変長復号化部103で復号化さ
れた動きベクトル情報に基づいて、動き補償部108に
おいて参照画像を動き補償し、加算器106で足しあわ
せて、再生画像信号を生成させる。この再生画像信号
は、フレームメモリ107に参照画像として蓄積される
一方、移動物体検出部115内の移動物体合成表示部1
14に入力される。
【0023】一方、移動物体検出部115においては、
図2の流れ図のように、1フレーム毎にマクロブロック
静動判定(S101)、移動物体判定(S102)、移動
物体合成表示(S103)の3つの処理をそれぞれ、マ
クロブロック静動判定部111、移動物体判定部11
2、移動物体合成表示部114で行う。
【0024】マクロブロック静動判定部111では、可
変長復号部103において復号されたモード情報、動き
ベクトル情報、DCT係数情報と、減算器112で求めたI
NTRAマクロブロックの時の再生画像信号と1フレーム前
のフレームメモリとの差分絶対値和(SAD)から、フレ
ーム内のマクロブロック毎の静動判定を行う。
【0025】図3は、マクロブロック静動判定(S10
1)の具体的な流れ図である。ここで、iとjは、フレ
ーム内の垂直方向と水平方向のマクロブロックのアドレ
スをそれぞれ表し、V_NMBとH_NMBはフレーム内の垂直方
向と水平方向のマクロブロック数を表している。2次元
配列M[i][j]は、各マクロブロックが動マクロブロッ
クか否かの情報を蓄える配列で、TRUEならば動マクロブ
ロック、FALSEならば静止マクロブロックを表す。
【0026】まず、マクロブロック毎に可変長復号化部
103からのモード情報MODEの判定を行う。(S20
3) もし、MODEがINTRAならば、そのマクロブロックの再生
画像信号と1フレーム前のフレームメモリとの差分絶対
値和(SAD)を計算し、閾値T0と比較を行う。(S20
4)もし、閾値T0よりも大きい場合、そのマクロブロ
ックは動マクロブロックと判定し、 M[i][j]にTRUEが
代入される。(S206)閾値T0以下の場合、そのマク
ロブロックは静止マクロブロックと判定し、 M[i][j]
にFALSEが代入される。(S207) もし、MODEがINTERならば、可変長復号化部103から
の動きベクトル情報及びDCT係数情報から、そのマクロ
ブロックの動きベクトルの絶対値和Σ|MV|及び、DCT係
数の絶対値和Σ|COF|を計算し、それぞれの閾値T1、T
2と比較を行う。(S205)もし、動きベクトルの絶
対値和と、DCT係数の絶対値和が閾値よりも小さけれ
ば、そのマクロブロックは静止マクロブロックと判定
し、 M[i][j]にFALSEが代入される。(S207)そう
でない場合には、そのマクロブロックは動マクロブロッ
クと判定し、 M[i][j]にTRUEが代入される。(S20
6) もし、NOT_CODEDならは、そのマクロブロックは静止マ
クロブロックと判定し、 M[i][j]にFALSEが代入され
る。(S207) 移動物体判定部113では、マクロブロック静動判定部
112のマクロブロック毎の静動判定情報から、移動物
体の判定を行う。図4は、その具体的な流れ図である。
図4で示すように処理内容は、雑音除去処理(S30
1)と移動物体包含処理(S302)の2つから成り立
っている。雑音除去処理(S301)では、背景画像の
小物体の揺らぎや画像取り込み時の雑音によって動マク
ロブロックと誤検出されてしまう防止するために、周囲
8マクロブロックが全て静止している動マクロブロック
を取り除いている。移動物体包含処理(S302)は、
雑音を取り除いた後の静動判定結果から、隣接して動マ
クロブロックが存在する領域を包含する最小の長方形の
検出する処理を行う。この処理で、移動物体を包含する
長方形を見つけることができる。
【0027】図5は、雑音除去処理の具体的な処理内容
である。図3と同様に、iとjは、フレーム内の垂直方
向と水平方向のマクロブロックのアドレスをそれぞれ表
し、V_NMBとH_NMBはフレーム内の垂直方向と水平方向の
マクロブロック数を表している。2次元配列M[i][j]
は、各マクロブロックが動マクロブロックか否かの情報
を蓄える配列で、TRUEならば動マクロブロック、FALSE
ならば静止マクロブロックを表す。
【0028】まず、マクロブロック毎の静動判定結果を
みる。(S403)もし、2次元配列M[i][j]の値がFA
LSE、つまり、静止マクロブロックならば、そのマクロ
ブロックでは何も行わず、次のマクロブロックにいく。
もし、2次元配列M[i][j]の値がTURE、つまり、動マ
クロブロックならば、そのマクロブロックの周囲8マク
ロブロックの静動判定結果をチェックし(S405)、
全て、FALSEつまり静止マクロブロックならば、そのマ
クロブロックは、雑音であると判定し、静止マクロブロ
ックに書き換える。(S406)もし、周囲8マクロブ
ロックのうち一つでもTUREがあれば、雑音とは判定せ
ず、次のマクロブロックに移る。なお、画面の外側につ
いては、静止マクロブロックとして仮定している。
【0029】図6から図8は、移動物体包含処理の具体
的な処理内容である。ここで、nは、移動物体の数を示
すカウンタであり、S1~S4は、移動物体を包含する長
方形を探索する範囲を示すパラメータで、S1、S2は、
垂直方向のアドレスの始点と終点であり、S3、S4は、
水平方向のアドレスの始点と終点である。
【0030】図6の流れ図は、探索範囲としてフレーム
全体を指定するように、初期化を行う。(S501)次
に指定された探索範囲で移動物体を包含する最小の長方
形を探索する関数Rectangularを呼び出す。(S502) 図7、図8の流れ図は、関数Rectangularの処理の内容
を示している。関数Rectangularは、探索範囲であるS1
〜S4と移動物体の数を示すnと各マクロブロックの静
動判定結果の格納された2次元配列Mを入力とし、探索
結果の長方形のアドレスを格納した1次元配列B1〜B4
と移動物体の数を示すnとを出力とする。
【0031】ここで、1次元配列HVは、垂直方向の動マ
クロブロックの数のヒストグラムを作成するための作業
配列であり、1次元配列HHは、水平方向の動マクロブロ
ックの数のヒストグラムを作成するための作業配列であ
る。また、変数VFLAGは、水平方向のヒストグラムの値
が0でない状態の時にTRUEとなり、値が0の時にFALSE
となるように変更されるフラグであり、変数HFLAGは、
垂直方向のヒストグラムの値が0でない状態の時にTRUE
となり、値が0の時にFALSEとなるように変更されるフ
ラグである。
【0032】まず、垂直方向の動マクロブロックの数の
ヒストグラムを作成するための作業配列HVの探索範囲で
あるS1〜S2の範囲を値0で初期化する。(S601)
次のLOOP1とLOOP2の2重ループでは、探索範囲での垂
直方向の動マクロブロックの数のヒストグラムを作成し
ている。つまり、マクロブロック毎の静動判定結果M
[i][j]の値を比較し(S604)、値がTURE、つま
り、動マクロブロックならば、HV[i]をプラス1し(S
605)、FALSEの場合は、何もしないという動作をと
っている。
【0033】次に、その垂直方向のヒストグラムの中か
ら、0でない連続した部分を探索する。まず、フラグVF
LAGをFALSEにセットする。(S608)次に、探索範囲S
1からS2の順序で、ヒストグラムHVが0でなく、VFLAG
がFALSEであるかをチェックする。(S610)この条件
に当てはまるのは、ヒストグラムが0でない連続した部
分の始点の部分である。従って、探索している長方形の
垂直方向の始点の候補となるので、1次元配列B1[n]に
アドレスiを格納し、VFLAGをTUREにセットする。(S6
11) 次に、ヒストグラムHVが0あるいは、探索範囲の終点
で、VFLAGがTUREであるかをチェックする。(S612)
この条件に当てはまるのは、ヒストグラムが0でない連
続した部分の終点の部分である。従って、探索している
長方形の垂直方向の終点の候補となるので、もし、ヒス
トグラムHVが0の場合は、1次元配列B2[n]にアドレス
i-1を格納し(S614)、そうでない場合は、1次元
配列B2[n]にアドレスiを格納する。(S615)そし
て、VFLAGを再びFALSEにセットする。(S611) 図8は、図7の流れ図の続きである。今度は、水平方向
の動マクロブロックの数のヒストグラムを作成するため
の作業配列HVの探索範囲であるS3〜S4の範囲を値0で
初期化する。(S617)次のLOOP4とLOOP5の2重ル
ープでは、探索範囲での水平方向の動マクロブロックの
数のヒストグラムを作成している。つまり、マクロブロ
ック毎の静動判定結果M[i][j]の値を比較し(S60
4)、値がTURE、つまり、動マクロブロックならば、HH
[i]をプラス1し(S605)、FALSEの場合は、何もし
ないという動作をとっている。
【0034】次に、その水平方向のヒストグラムの中か
ら、0でない連続した部分を探索する。まず、フラグHF
LAGをFALSEにセットする。(S624)次に、探索範囲S
3からS4の順序で、ヒストグラムHHが0でなく、HFLAG
がFALSEであるかをチェックする。(S626)この条件
に当てはまるのは、ヒストグラムが0でない連続した部
分の始点の部分である。従って、探索している長方形の
水平方向の始点の候補となるので、1次元配列B3[n]に
アドレスjを格納し、HFLAGをTUREにセットする。(S6
27) 次に、ヒストグラムHHが0あるいは、探索範囲の終点
で、HFLAGがTUREであるかをチェックする。(S628)
この条件に当てはまるのは、ヒストグラムが0でない連
続した部分の終点の部分である。従って、探索している
長方形の水平方向の終点の候補となるので、もし、ヒス
トグラムHHが0の場合は、1次元配列B4[n]にアドレス
j-1を格納し(S630)、そうでない場合は、1次元
配列B4[n]にアドレスjを格納する。(S631)そし
て、HFLAGを再びFALSEにセットする。(S632) ここで、1通りの垂直方向と水平方向のヒストグラムに
よる探索が終了したが、探索した結果B1[n]〜B4[n]
が探索範囲S1〜S4と一致するかをチェックして(S6
33)、一致する場合は、もうこれ以上探索する範囲が
ないので、最小の長方形が求まっていると判定できる。
(S634)そして、移動物体の数を表すnをプラス1
して(S635)、次の移動物体の探索に移る。探索し
た結果B1[n]〜B4[n]が探索範囲S1〜S4と一致しな
い場合、探索した結果の範囲にまだ複数の移動物体が存
在するので、探索した結果B1[n]〜B4[n]をS1〜S4
に移し替えて(S637)、再び、関数Rectangularを呼
び出す。(S637) 図9は、移動物体判定部113の判定結果の例である。
ここでは、2つの移動物体を判定した。それぞれの判定
結果は、図に示すようにこの例では、マクロブックのア
ドレスの原点は、フレームの左上であり、B1[0]〜B4
[0]とB1[1]〜B4[1]のような配置で移動物体を判定
している。
【0035】移動物体合成表示部114では、移動物体
判定部113で判定した移動物体の領域と再生動画像信
号を合成した画像を作成する。図10は、その具体的な
流れ図である。ここで、nは、移動物体判定部113で
求めたフレーム内の移動物体数を示している。処理の流
れとしては、移動物体毎に、B1[i]〜 B4[i]が移動物
体の4角のマクロブロックを表しているので、それを囲
むような長方形の白い線を描き、再生画像と合成する。
(S602) 図11は、移動物体合成表示部によって作成された画像
の例である。 (第2の実施の形態)図12と図13は、本発明の第2
の実施形態の動画像移動物体検出装置の構成を示すブロ
ック図である。この実施の形態において、移動物体検出
部は、動画像符号化部と組み合わされている。
【0036】図12において、入力動画像信号は、ブロ
ック化回路201でマクロブロックに分割される。マク
ロブロックに分割された入力動画像信号は、減算器20
2に入力され、予測画像信号との差分がとられて、予測
残差信号が生成される。この予測残差信号と、ブロック
化回路201からの入力動画像信号のいずれか一方を、
モード選択スイッチ203によって選択し、DCT(離散
コサイン変換)回路204により離散コサイン変換され
る。DCT回路204で得られDCT係数データは、量子化回
路205で量子化される。量子化器205で量子化され
た信号は2分岐され、一方は可変長符号化回路215で
可変長符号化される。
【0037】一方、量子化回路205で量子化され2分
岐された信号の他方は、逆量子化回路206及びIDCT
(逆離散コサイン変換)回路207により量子化回路2
05およびDCT回路204の処理と逆の処理を順次受け
た後、加算器208でスイッチ211を介して入力され
る予測画像信号と加算されることにより、局部復号信号
が生成される。この局部復号信号は、フレームメモリ2
09に蓄えられ、動き補償回路210に入力される。動
き補償回路210では、予測画像信号が生成されるとと
もに、モード選択回路203に必要な情報を送る。
【0038】モード選択回路212では、マクロブロッ
ク単位に動き補償回路210からの予測情報Pに基づい
て、フレーム間符号化をおこなうマクロブロックとフレ
ーム内符号化をおこなうマクロブロックを選択する。フ
レーム内符号化(イントラ符号化)をおこなう場合は、
モード選択スイッチ情報MをAとし、スイッチ情報SをAと
する。フレーム間符号化(インター符号化)をおこなう
場合は、モード選択スイッチ情報MをBとし、スイッチ情
報SをBとする。モード選択スイッチ203ではモード選
択スイッチ情報Pに基づき、スイッチを変更し、また、
スイッチ216ではスイッチ情報Sに基づき、スイッチ
を変更する。
【0039】ここで、モードとして、イントラモード
(INTRA)、インターモード(INTER)、非符号化モード
(NOT_CODED)があり、各マクロブロック毎に対応づけ
られ、INTRAのマクロブロックはフレーム内符号化され
る画像領域、INTERのマクロブロックはフレーム間符号
化される画像領域、NOT_CODEDのマクロブロックは、符
号化不要の画像領域である。
【0040】一方、移動物体検出部222においては、
まず、可変長符号化部214に入力されたモード情報、
動きベクトル情報、DCT係数情報をマクロブロック静動
判定部に入力し、その判定結果を移動物体判定部220
に入力する。移動物体判定部220で、判定された結果
は、移動物体合成表示部に入力されるとともに、動画像
符号化部218の多重化部215に入力される。移動物
体合成部221では、動画像符号化部によって作成され
た局部復号信号と移動物体を合成した画像を作成し、局
部再生信号として出力する。なお、マクロブロック静動
判定部219、移動物体判定部220、移動物体合成表
示部221の具体的な処理内容は、第1の実施の形態の
での図2〜図11の処理と同一である。
【0041】符号化制御回路214では、符号化部21
8の符号化情報と出力バッファ216のバッファ量をも
とに符号化部217を制御する。可変長符号化回路21
4で符号化された符号化データは、移動物体判定部22
0からの移動物体判定結果とともに、多重化回路216
で多重化され、出力バッファ217で送信レートを平滑
化され、符号化データとして伝送系または蓄積系に送ら
れる。
【0042】図13は、図12の符号化側に対する復号
化側のブロック図である。
【0043】まず、動画像復号化部310においては、
まず、伝送路または蓄積系から受信した符号化データ
は、入力バッファ301に一度蓄えられ、多重化分離部
302により1フレーム毎にシンタクスに基づいて分離
し、可変長復号化部303に出力する。可変長復号化部
303では、各シンタクスの情報の可変長符号の復号を
おこなう。
【0044】可変長復号化部303において、マクロブ
ロックのモードがINTRAならば、モード切替スイッチ3
09をオフに選択して、可変長復号化部303で復号化
された量子化DCT係数情報は、逆量子化部304で逆量
子化され、IDCT部305で逆離散コサイン変換処理をお
こなうことにより、再生画像信号を生成させる。この再
生画像信号は、フレームメモリ307に参照画像として
蓄積される一方、移動物体検出部115内の移動物体合
成表示部311に入力される。
【0045】可変長復号化部303において、マクロブ
ロックのモードがINTER及びNOT_CODEDならば、モード切
替スイッチ309をオフに選択して、可変長復号化部3
03で復号化された量子化DCT係数情報は、逆量子化部
304で逆量子化され、IDCT部305で逆離散コサイン
変換処理をおこない、可変長復号化部303で復号化さ
れた動きベクトル情報に基づいて、動き補償部308に
おいて参照画像を動き補償し、加算器306で足しあわ
せて、再生画像信号を生成させる。この再生画像信号
は、フレームメモリ307に参照画像として蓄積される
一方、移動物体合成表示部311に入力される。
【0046】一方、多重化分離部で、分離された移動物
体判定結果は、移動物体合成表示部311に入力され、
図10の流れ図に従って動作する。
【0047】
【発明の効果】以上、説明したように本発明のよれば、
高速でかつ安定して精度よく移動物体を検出することの
できる動画像移動物体検出装置及び方法を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の動画像移動物体検出
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の移動物体検出部の動作を示す流れ図で
ある。
【図3】本発明のマクロブロック静動判定部の動作を示
す流れ図である。
【図4】本発明の移動物体判定部の動作を示す流れ図で
ある。
【図5】本発明の移動物体判定部の雑音処理の動作を示
す流れ図である。
【図6】本発明の移動物体判定部の移動物体包含処理の
動作を示す流れ図(その1)である。
【図7】本発明の移動物体判定部の移動物体包含処理の
動作を示す流れ図(その2)である。
【図8】本発明の移動物体判定部の移動物体包含処理の
動作を示す流れ図(その3)である。
【図9】本発明の移動物体判定部の判定結果の例を示す
図である。
【図10】本発明の移動物体合成表示部の動作を示す流
れ図である。
【図11】本発明の移動物体判定部の表示結果の例を示
す図である。
【図12】本発明の第2の実施形態の動画像移動物体検
出装置の符号化側の構成を示すブロック図である。
【図13】本発明の第2の実施形態の動画像移動物体検
出装置の復号化側の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
101…入力バッファ 102…多重化分離部 103…可変長復号化部 104…逆量子化部 105…IDCT部 106…加算器 107…フレームメモリ 108…動き補償部 109…モード切替スイッチ 110…動画像復号化部 111…マクロブロック静動判定部 112…減算器 113…移動物体判定部 114…移動物体合成表示部 115…移動物体検出部 201…ブロック化回路 202…減算器 203…モード選択スイッチ 204…DCT回路 205…量子化回路 206…逆量子化回路 207…IDCT回路 208…加算器 209…フレームメモリ 210…動き補償回路 211…スイッチ 212…モード選択回路 213…符号化制御回路 214…可変長符号化回路 215…多重化回路 216…出力バッファ 217…符号化部 218…動画像符号化部 219…マクロブロック静動判定部 220…移動物体判定部 221…移動物体合成表示部 222…移動物体検出部 301…入力バッファ 302…多重化分離部 303…可変長復号化部 304…逆量子化部 305…IDCT部 306…加算器 307…フレームメモリ 308…動き補償部 309…モード切替スイッチ 310…動画像復号化部 311…移動物体合成表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 広幸 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中事業所内 (72)発明者 川村 敏和 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中事業所内 Fターム(参考) 5L096 FA35 GA19 HA04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーム内符号化を行う第1のモード、
    フレーム間符号化する第2のモードおよび符号化を行わ
    ない第3のモードのいずれかのモードにより符号化され
    た動画像データをマクロブロック毎に復号する動画像復
    号化手段と、移動物体検出手段と、移動物体領域を前記
    動画像復号化手段により作成された再生画像信号と合成
    して表示する表示手段とを有する動画像移動物体検出装
    置において、 前記移動物体検出手段は、前記動画像復号化手段によっ
    て復号されたマクロブロック毎のモード情報と、現在の
    再生画像信号と1フレーム前の再生画像信号との相関値
    からマクロブロック毎の状態を分類する手段と、前記マ
    クロブロック毎の状態を分類した手段によって分類され
    た結果から移動物体の領域を判定する手段とを有するこ
    とを特徴とする動画像移動物体検出装置。
  2. 【請求項2】 フレーム内符号化を行う第1のモード、
    フレーム間符号化する第2のモードおよび符号化を行わ
    ない第3のモードのいずれかのモードにより動画像符号
    化する手段と、この手段により符号化された動画像デー
    タをマクロブロック毎に局部復号する動画像復号化手段
    と、移動物体検出手段と、移動物体領域を前記動画像復
    号化手段により作成された再生画像信号と合成して表示
    する表示手段とを有する動画像移動物体検出装置におい
    て、 前記移動物体検出手段は、前記動画像符号化手段によっ
    て符号化されたマクロブロック毎のモード情報と、現在
    の局部再生画像信号と1フレーム前の局部再生画像信号
    との相関値からマクロブロック毎の状態を分類する手段
    と、前記マクロブロック毎の状態を分類した手段によっ
    て分類された結果から移動物体の領域を判定する手段と
    を有することを特徴とする動画像移動物体検出装置。
  3. 【請求項3】 フレーム内符号化を行う第1のモード、
    フレーム間符号化する第2のモードおよび符号化を行わ
    ない第3のモードのいずれかのモードにより符号化され
    た動画像データをマクロブロック毎に復号する動画像復
    号化手段と、移動物体検出手段と、移動物体領域を前記
    動画像復号化手段により作成された再生画像信号と合成
    して表示する表示手段とを有する動画像移動物体検出方
    法において、 前記移動物体検出手段は、前記動画像復号化手段によっ
    て復号されたマクロブロック毎のモード情報と、現在の
    再生画像信号と1フレーム前の再生画像信号との相関値
    からマクロブロック毎の状態を分類する手段と、前記マ
    クロブロック毎の状態を分類した手段によって分類され
    た結果から移動物体の領域を判定する手段とを有するこ
    とを特徴とする動画像移動物体検出方法。
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