JP2002333285A - プラズマアークを用いた溶融方法およびプラズマアーク溶融炉 - Google Patents
プラズマアークを用いた溶融方法およびプラズマアーク溶融炉Info
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- JP2002333285A JP2002333285A JP2001140100A JP2001140100A JP2002333285A JP 2002333285 A JP2002333285 A JP 2002333285A JP 2001140100 A JP2001140100 A JP 2001140100A JP 2001140100 A JP2001140100 A JP 2001140100A JP 2002333285 A JP2002333285 A JP 2002333285A
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- electrodes
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
Landscapes
- Discharge Heating (AREA)
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
- Furnace Details (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 安価で溶融量を倍増することのできるプラズ
マアークを用いた溶融方法およびプラズマアーク溶融炉
を提供する。 【解決手段】 溶融する導電性スクラップ7から直接作
製された電極3を円周上に配置し、各電極3を多相交流
電源33の各相に接続して電圧を印加し、発生したプラ
ズマアークPAにより直接電極3自身を溶融するので、
プラズマアーク溶融炉1の製作費を半減することができ
る。また、従来のように炭素電極が消耗して交換すると
いう手間はなく、直接導電性スクラップ7である電極3
を溶融するので、作業効率が改善される。なお、溶融し
た導電性スクラップ7は、落下してるつぼ5に溜まるの
で、インゴットにしたり、型に入れて成形したりするこ
とができる。
マアークを用いた溶融方法およびプラズマアーク溶融炉
を提供する。 【解決手段】 溶融する導電性スクラップ7から直接作
製された電極3を円周上に配置し、各電極3を多相交流
電源33の各相に接続して電圧を印加し、発生したプラ
ズマアークPAにより直接電極3自身を溶融するので、
プラズマアーク溶融炉1の製作費を半減することができ
る。また、従来のように炭素電極が消耗して交換すると
いう手間はなく、直接導電性スクラップ7である電極3
を溶融するので、作業効率が改善される。なお、溶融し
た導電性スクラップ7は、落下してるつぼ5に溜まるの
で、インゴットにしたり、型に入れて成形したりするこ
とができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば廃車等の
廃棄物を再度使用するために溶融するプラズマアークを
用いた溶融方法およびプラズマアーク溶融炉に関するも
のである。
廃棄物を再度使用するために溶融するプラズマアークを
用いた溶融方法およびプラズマアーク溶融炉に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、廃車は、破砕されてシュラッ
ターダストとして処理されるのが一般的であったが、こ
のたびの法改正によりシュラッターダストは放棄できな
くなった。そして、リサイクルのため廃車から鉄以外で
ある椅子やガラスやエンジンやタイヤ等を外した残りを
押圧して、例えば700×700×1200mmの鉄塊
にする。
ターダストとして処理されるのが一般的であったが、こ
のたびの法改正によりシュラッターダストは放棄できな
くなった。そして、リサイクルのため廃車から鉄以外で
ある椅子やガラスやエンジンやタイヤ等を外した残りを
押圧して、例えば700×700×1200mmの鉄塊
にする。
【0003】そして、図10に示されているようなプラ
ズマアーク溶融炉101を用いて、炭素電極103でプ
ラズマアークPAを発生させて鉄塊105に放射し、この
鉄塊105を溶融してるつぼ107に溜め、溶融された
鉄塊105を例えば型109で受けてインゴットとした
り、あるいは成形して商品として例えば製鉄材料として
リサイクルすることが行なわれている。
ズマアーク溶融炉101を用いて、炭素電極103でプ
ラズマアークPAを発生させて鉄塊105に放射し、この
鉄塊105を溶融してるつぼ107に溜め、溶融された
鉄塊105を例えば型109で受けてインゴットとした
り、あるいは成形して商品として例えば製鉄材料として
リサイクルすることが行なわれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、炭素電極103が消耗する
ので取替え等の手間がかかるため、前述の工程を自動化
するのは非常に高価で複雑であるという問題がある。ま
た、溶融の効率が悪いという問題がある。
うな従来の技術にあっては、炭素電極103が消耗する
ので取替え等の手間がかかるため、前述の工程を自動化
するのは非常に高価で複雑であるという問題がある。ま
た、溶融の効率が悪いという問題がある。
【0005】この発明の目的は、以上のような従来の技
術の問題点に着目してなされたものであり、安価で溶融
量を倍増することのできるプラズマアークを用いた溶融
方法およびプラズマアーク溶融炉を提供することにあ
る。
術の問題点に着目してなされたものであり、安価で溶融
量を倍増することのできるプラズマアークを用いた溶融
方法およびプラズマアーク溶融炉を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1による発明のプラズマアークを用いた溶
融方法は、導電性スクラップをプラズマアークにより溶
融するプラズマアークを用いた溶融方法において、前記
導電性スクラップにより複数の電極を作製し、各電極を
円周上に配置すると共に各電極に多相交流電源の各相電
圧を印加して当該電極を送り込むと共に次々と長手方向
に連結し、前記各電極間にプラズマアークを発生させて
当該電極の先端部を溶融し、前記各電極の下方に設けら
れているるつぼにより溶融物を受けること、を特徴とす
るものである。
めに、請求項1による発明のプラズマアークを用いた溶
融方法は、導電性スクラップをプラズマアークにより溶
融するプラズマアークを用いた溶融方法において、前記
導電性スクラップにより複数の電極を作製し、各電極を
円周上に配置すると共に各電極に多相交流電源の各相電
圧を印加して当該電極を送り込むと共に次々と長手方向
に連結し、前記各電極間にプラズマアークを発生させて
当該電極の先端部を溶融し、前記各電極の下方に設けら
れているるつぼにより溶融物を受けること、を特徴とす
るものである。
【0007】従って、プラズマアークを発生する電極
を、溶融する導電性スクラップから直接作製し、この電
極を円周上に配置してプラズマアークに送り込むと共に
次々に長手方向に連結して多相交流電源の各相に接続し
て電圧を印加し、電極間に発生したプラズマアークによ
り電極自身の先端部を溶融する。溶融した電極である導
電性スクラップは、落下してるつぼに溜まる。
を、溶融する導電性スクラップから直接作製し、この電
極を円周上に配置してプラズマアークに送り込むと共に
次々に長手方向に連結して多相交流電源の各相に接続し
て電圧を印加し、電極間に発生したプラズマアークによ
り電極自身の先端部を溶融する。溶融した電極である導
電性スクラップは、落下してるつぼに溜まる。
【0008】請求項2による発明のプラズマアークを用
いた溶融方法は、請求項1記載のプラズマアークを用い
た溶融方法において、前記各電極が配置された円のほぼ
中心に前記電極と同じ素材からなるニュートラル電極を
配置して送り込むと共に次々に長手方向に連結し、前記
電極と前記ニュートラル電極との間にプラズマアークを
発生させて、前記ニュートラル電極の先端部を溶融する
こと、を特徴とするものである。
いた溶融方法は、請求項1記載のプラズマアークを用い
た溶融方法において、前記各電極が配置された円のほぼ
中心に前記電極と同じ素材からなるニュートラル電極を
配置して送り込むと共に次々に長手方向に連結し、前記
電極と前記ニュートラル電極との間にプラズマアークを
発生させて、前記ニュートラル電極の先端部を溶融する
こと、を特徴とするものである。
【0009】従って、円周上に配置された電極のほぼ中
心に、ニュートラル電極を配置し、各電極に電圧を印加す
ると、各電極間および電極と前記ニュートラル電極との
間にプラズマアークが発生し、電極およびニュートラル
電極を溶融する。電極およびニュートラル電極は、プラ
ズマアークの中に送り込まれると共に長手方向に次々に
連結される。
心に、ニュートラル電極を配置し、各電極に電圧を印加す
ると、各電極間および電極と前記ニュートラル電極との
間にプラズマアークが発生し、電極およびニュートラル
電極を溶融する。電極およびニュートラル電極は、プラ
ズマアークの中に送り込まれると共に長手方向に次々に
連結される。
【0010】請求項3による発明のプラズマアークを用
いた溶融方法は、請求項1または2に記載のプラズマア
ークを用いた溶融方法において、前記電極の下方の左右
位置に前記電極と同じ素材からなるアース鉄塊を各々略
水平方向に配して、前記プラズマアーク方向へ送り込む
と共に次々に長手方向に連結し、前記各電極から発せら
れるプラズマアークおよび前記るつぼに溜まっている溶
融物からの高熱により前記アース鉄塊を溶融すること、
を特徴とするものである。
いた溶融方法は、請求項1または2に記載のプラズマア
ークを用いた溶融方法において、前記電極の下方の左右
位置に前記電極と同じ素材からなるアース鉄塊を各々略
水平方向に配して、前記プラズマアーク方向へ送り込む
と共に次々に長手方向に連結し、前記各電極から発せら
れるプラズマアークおよび前記るつぼに溜まっている溶
融物からの高熱により前記アース鉄塊を溶融すること、
を特徴とするものである。
【0011】従って、電極の下方の左右位置に配置さ
れ、電極と同じ導電性スクラップにより作製されたアー
ス鉄塊は、プラズマアークに送り込まれると共に次々に
長手方向に連結されて補充され、プラズマアークおよび
溶融してるつぼに溜まっている溶融物からの高熱により
溶融してるつぼに溜まる。
れ、電極と同じ導電性スクラップにより作製されたアー
ス鉄塊は、プラズマアークに送り込まれると共に次々に
長手方向に連結されて補充され、プラズマアークおよび
溶融してるつぼに溜まっている溶融物からの高熱により
溶融してるつぼに溜まる。
【0012】請求項4による発明のプラズマアーク溶融
方法は、請求項3記載のプラズマアーク溶融方法におい
て、前記アース鉄塊が、プラズマアークの径に対応して幅
方向に複数本束ねられていること、を特徴とするもので
ある。
方法は、請求項3記載のプラズマアーク溶融方法におい
て、前記アース鉄塊が、プラズマアークの径に対応して幅
方向に複数本束ねられていること、を特徴とするもので
ある。
【0013】従って、アース鉄塊は、幅方向に束ねられ
ているので、複数本同時に溶融させることができる。
ているので、複数本同時に溶融させることができる。
【0014】請求項5による発明のプラズマアーク溶融
炉は、導電性スクラップを溶融するためのプラズマアー
ク溶融炉であって、前記導電性スクラップにより作製さ
れ円周上に配置されてプラズマアークに送り込まれる複
数本の電極と、この複数本の電極に各相電圧を印加する
多相交流電源と、前記電極の先端部下方に設けられて溶
融した前記電極を受けるるつぼと、を備えてなることを
特徴とするものである。
炉は、導電性スクラップを溶融するためのプラズマアー
ク溶融炉であって、前記導電性スクラップにより作製さ
れ円周上に配置されてプラズマアークに送り込まれる複
数本の電極と、この複数本の電極に各相電圧を印加する
多相交流電源と、前記電極の先端部下方に設けられて溶
融した前記電極を受けるるつぼと、を備えてなることを
特徴とするものである。
【0015】従って、溶融する導電性スクラップから直
接作製された電極を円周上に配置して、各電極を多相交
流電源の各相に接続して電圧を印加すると共に送り込
み、各電極間に発生したプラズマアークにより電極自身
を溶融する。溶融した導電性スクラップは、落下してる
つぼに溜まる。
接作製された電極を円周上に配置して、各電極を多相交
流電源の各相に接続して電圧を印加すると共に送り込
み、各電極間に発生したプラズマアークにより電極自身
を溶融する。溶融した導電性スクラップは、落下してる
つぼに溜まる。
【0016】請求項6による発明のプラズマアーク溶融
炉は、請求項5記載のプラズマアーク溶融炉において、
前記電極が、前記導電性スクラップを押し固めた矩形状
の鉄塊を連結手段により長手方向に連結して製造される
と共に送り込まれて次々に長手方向に連結されて補充さ
れるものであること、を特徴とするものである。
炉は、請求項5記載のプラズマアーク溶融炉において、
前記電極が、前記導電性スクラップを押し固めた矩形状
の鉄塊を連結手段により長手方向に連結して製造される
と共に送り込まれて次々に長手方向に連結されて補充さ
れるものであること、を特徴とするものである。
【0017】従って、溶融する導電性スクラップを押し
固めて所定の大きさの矩形状の鉄塊を作成し、この鉄塊
を連結手段により長手方向に連結して1本の電極を作製
すると共に、プラズマアークに送り込まれて短くなると
次々に長手方向に連結して補充する。
固めて所定の大きさの矩形状の鉄塊を作成し、この鉄塊
を連結手段により長手方向に連結して1本の電極を作製
すると共に、プラズマアークに送り込まれて短くなると
次々に長手方向に連結して補充する。
【0018】請求項7による発明のプラズマアーク溶融
炉は、請求項5または6に記載のプラズマアーク溶融炉
において、前記電極をプラズマアークに送給すべくガイ
ドする外周面が絶縁された誘導管を、備えてなることを
特徴とするものである。
炉は、請求項5または6に記載のプラズマアーク溶融炉
において、前記電極をプラズマアークに送給すべくガイ
ドする外周面が絶縁された誘導管を、備えてなることを
特徴とするものである。
【0019】従って、電極は誘導管によりガイドされる
と共に支持されてプラズマアークに送給されるが、誘導
管の外周面は絶縁されているので、各電極は絶縁状態を
保持している。
と共に支持されてプラズマアークに送給されるが、誘導
管の外周面は絶縁されているので、各電極は絶縁状態を
保持している。
【0020】請求項8による発明のプラズマアーク溶融
炉は、請求項5から7のいずれかに記載のプラズマアー
ク溶融炉において、前記導電性スクラップにより作製さ
れ前記電極を配置した円のほぼ中心に配置されたニュー
トラル電極を備えてなること、を特徴とするものであ
る。
炉は、請求項5から7のいずれかに記載のプラズマアー
ク溶融炉において、前記導電性スクラップにより作製さ
れ前記電極を配置した円のほぼ中心に配置されたニュー
トラル電極を備えてなること、を特徴とするものであ
る。
【0021】従って、電極は、各電極間にプラズマアー
クを発するのみならず、各電極とほぼ中心に配置された
ニュートラル電極との間にもプラズマアークが発生する
ので、大型のプラズマアークを発生して、大量の電極を
溶融する。
クを発するのみならず、各電極とほぼ中心に配置された
ニュートラル電極との間にもプラズマアークが発生する
ので、大型のプラズマアークを発生して、大量の電極を
溶融する。
【0022】請求項9による発明のプラズマアーク溶融
炉は、請求項5から8のいずれかに記載のプラズマアー
ク溶融炉において、前記電極の下方の左右位置に溶融す
る導電性スクラップを配したこと、を特徴とするもので
ある。
炉は、請求項5から8のいずれかに記載のプラズマアー
ク溶融炉において、前記電極の下方の左右位置に溶融す
る導電性スクラップを配したこと、を特徴とするもので
ある。
【0023】従って、電極の下方の左右位置には溶融す
る導電性スクラップが各々配されており、この導電性ス
クラップは電極間に発生しているプラズマアークのみな
らず、るつぼに溜まっている溶融物からの高熱により溶
融されるので、左右の導電性スクラップをプラズマアー
クに送り込んで供給する。
る導電性スクラップが各々配されており、この導電性ス
クラップは電極間に発生しているプラズマアークのみな
らず、るつぼに溜まっている溶融物からの高熱により溶
融されるので、左右の導電性スクラップをプラズマアー
クに送り込んで供給する。
【0024】請求項10による発明のプラズマアーク溶
融炉は、請求項5から9のいずれかに記載のプラズマア
ーク溶融炉において、排ガスや廃油をプラズマアークに
噴出する噴出管を備えてなること、を特徴とするもので
ある。
融炉は、請求項5から9のいずれかに記載のプラズマア
ーク溶融炉において、排ガスや廃油をプラズマアークに
噴出する噴出管を備えてなること、を特徴とするもので
ある。
【0025】従って、排ガスや廃油が供給されると、プ
ラズマアークの超高熱や電磁振動等により無害化され
る。
ラズマアークの超高熱や電磁振動等により無害化され
る。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。図1および図2には、こ
の発明に係るプラズマアークを用いた溶融方法において
使用されるプラズマアーク溶融炉1が示されている。こ
のプラズマアーク溶融炉1では、複数の電極3が円周上
に設けられており、この電極3の先端部である下端部は
全体球状をしたるつぼ5の上方に位置している。
面に基づいて詳細に説明する。図1および図2には、こ
の発明に係るプラズマアークを用いた溶融方法において
使用されるプラズマアーク溶融炉1が示されている。こ
のプラズマアーク溶融炉1では、複数の電極3が円周上
に設けられており、この電極3の先端部である下端部は
全体球状をしたるつぼ5の上方に位置している。
【0027】なお、各電極3は、多相交流電源6に接続
されている。この電源6は、通常三相交流または六相交
流が使用されるため、ここでは図1および図2に示されて
いるように、6本の電極3が用いられて、各電極3間に
6個のプラズマアークPAが発生する。あるいは図示は
しないが3本の電極3を使用することもできる。
されている。この電源6は、通常三相交流または六相交
流が使用されるため、ここでは図1および図2に示されて
いるように、6本の電極3が用いられて、各電極3間に
6個のプラズマアークPAが発生する。あるいは図示は
しないが3本の電極3を使用することもできる。
【0028】図3を併せて参照するに、電極3は、例え
ば乗用車の廃車を破砕・押圧して700×700×12
00mmの鉄塊7を作製し、図4に示されているような
連結手段としての例えばカスガイ9を2つの鉄塊7に跨
って打ち込んで、電気的および機械的に1本の棒状に連
結して電極3として作製されている。なお、軽乗用車の
場合には、通常500mm角の鉄塊となる。
ば乗用車の廃車を破砕・押圧して700×700×12
00mmの鉄塊7を作製し、図4に示されているような
連結手段としての例えばカスガイ9を2つの鉄塊7に跨
って打ち込んで、電気的および機械的に1本の棒状に連
結して電極3として作製されている。なお、軽乗用車の
場合には、通常500mm角の鉄塊となる。
【0029】カスガイ9は、図3に示されているよう
に、電極3の各面ごとに2本のカスガイ9を高さをずら
して打ち込む。これは、万一、一方が解けても他方で支
持されるようにするためである。従って、各鉄塊7は8
本のカスガイ9により隣接する鉄塊7と連結されて、1本
の電極3となっている。
に、電極3の各面ごとに2本のカスガイ9を高さをずら
して打ち込む。これは、万一、一方が解けても他方で支
持されるようにするためである。従って、各鉄塊7は8
本のカスガイ9により隣接する鉄塊7と連結されて、1本
の電極3となっている。
【0030】あるいは、図5(A)に示されているよう
に、連結する鉄塊7に各々連結用鉄板11を溶接で取付
けておき、連結用鉄板11を連結金具13で連結するよ
うにしても良い。あるいは、連結手段としてアーク溶接
を用いて1本の棒材(図示省略)としても良い。
に、連結する鉄塊7に各々連結用鉄板11を溶接で取付
けておき、連結用鉄板11を連結金具13で連結するよ
うにしても良い。あるいは、連結手段としてアーク溶接
を用いて1本の棒材(図示省略)としても良い。
【0031】図1および図5(A),(B)を参照する
に、各電極3を鉄塊誘導管15によりガイドすると共に
保護するようにしても良い。この鉄塊誘導管15は、例
えば板厚8〜10mm程度で鉄塊7が容易に通ることの
できる内径の市販されている管により構成されると共
に、上端部および下端部には鍔金17H、17Lが設け
られている。上端部の鍔金17Hは連結用鉄板11を取
付ける際の治具の取付け等に利用することができ、下端
部の鍔金17Lはるつぼ5に取付けられている。
に、各電極3を鉄塊誘導管15によりガイドすると共に
保護するようにしても良い。この鉄塊誘導管15は、例
えば板厚8〜10mm程度で鉄塊7が容易に通ることの
できる内径の市販されている管により構成されると共
に、上端部および下端部には鍔金17H、17Lが設け
られている。上端部の鍔金17Hは連結用鉄板11を取
付ける際の治具の取付け等に利用することができ、下端
部の鍔金17Lはるつぼ5に取付けられている。
【0032】また、鉄塊誘導管15の長さは、連結用鉄
板11の溶接等の作業がし易い長さ、例えば次に連結す
る鉄塊7の首が半分程度上方に出る4〜5m程度が良
い。なお、作業用の治具は別に作製しておき、連結後に
取り除く。また、鉄塊誘導管15の外周面は熱絶縁物1
9が巻かれていて、各鉄塊誘導管15は電気的に独立し
ている。
板11の溶接等の作業がし易い長さ、例えば次に連結す
る鉄塊7の首が半分程度上方に出る4〜5m程度が良
い。なお、作業用の治具は別に作製しておき、連結後に
取り除く。また、鉄塊誘導管15の外周面は熱絶縁物1
9が巻かれていて、各鉄塊誘導管15は電気的に独立し
ている。
【0033】そして、電極3間には、排ガスや排油等の
ガスまたは液状噴出物をるつぼ5内に噴出するための噴
出管21が設けられている。るつぼ5の下端部付近に
は、溶融物23を取り出すための取出し口25が設けら
れており、この取出し口25の下側を容器27が次々に
移動して溶融物23を受け取るように配置されている。
なお、取出し口25には、溶融物23の流出量を制御する
ための弁29が設けられている。
ガスまたは液状噴出物をるつぼ5内に噴出するための噴
出管21が設けられている。るつぼ5の下端部付近に
は、溶融物23を取り出すための取出し口25が設けら
れており、この取出し口25の下側を容器27が次々に
移動して溶融物23を受け取るように配置されている。
なお、取出し口25には、溶融物23の流出量を制御する
ための弁29が設けられている。
【0034】図6および図7には、6個の電極3を円周
上に配置して設けると共に、より大型のマルチプラズマ
アークPAを発生させるために、円周上に配置された6本
の電極3のほぼ中心に同じ鉄塊7からなるニュートラル
電極31を吊り下げて設けてある。この場合には、前述
したように各電極3間に発生する6個のプラズマアーク
PAに加えて外周の6電極3と中央のニュートラル電極
31の間にも各々プラズマアークPAが飛ぶので、合計
12個のプラズマアークPAが同時に発生することにな
り、大型のプラズマアークPAが発生する。
上に配置して設けると共に、より大型のマルチプラズマ
アークPAを発生させるために、円周上に配置された6本
の電極3のほぼ中心に同じ鉄塊7からなるニュートラル
電極31を吊り下げて設けてある。この場合には、前述
したように各電極3間に発生する6個のプラズマアーク
PAに加えて外周の6電極3と中央のニュートラル電極
31の間にも各々プラズマアークPAが飛ぶので、合計
12個のプラズマアークPAが同時に発生することにな
り、大型のプラズマアークPAが発生する。
【0035】なお、6電極3とニュートラル電極31を
有する場合には、図7に示されているように、6電極3
が多相交流電源33の各相に接続されていると共にニュ
ートラル電極31がニュートラル35に接続されてい
る。これにより、各電極3およびニュートラル電極31
の先端部には、直径約1.5mの大型プラズマが発生し
て、電極である各電極3およびニュートラル電極31の
先端部を効率よく溶融している。それ以外の構成は図1
および図2に示されている部品と同じなので、重複する
説明を省略する。
有する場合には、図7に示されているように、6電極3
が多相交流電源33の各相に接続されていると共にニュ
ートラル電極31がニュートラル35に接続されてい
る。これにより、各電極3およびニュートラル電極31
の先端部には、直径約1.5mの大型プラズマが発生し
て、電極である各電極3およびニュートラル電極31の
先端部を効率よく溶融している。それ以外の構成は図1
および図2に示されている部品と同じなので、重複する
説明を省略する。
【0036】あるいは、図8および図9に示されている
ように、各電極3を電源33に接続すると共にアース鉄
塊37をプラズマアークPAの下部にアース線として設
けるようにしても良い。この場合には、図6および図7
で示した場合に加えて、さらに前述したように6本の電
極3とアース線であるアース鉄塊37との間に6個のプ
ラズマアークPAが発生するので、合計18個のプラズ
マアークPAが発生することになる。
ように、各電極3を電源33に接続すると共にアース鉄
塊37をプラズマアークPAの下部にアース線として設
けるようにしても良い。この場合には、図6および図7
で示した場合に加えて、さらに前述したように6本の電
極3とアース線であるアース鉄塊37との間に6個のプ
ラズマアークPAが発生するので、合計18個のプラズ
マアークPAが発生することになる。
【0037】また、図9を参照するに、前述のアース鉄
塊37がプラズマアークPAに含まれるように、例えば
700×700×1200mmの鉄塊7を4本(あるい
は3本)幅方向に並列に連結して左右から各々プラズマ
アークPAの下方へ送給すると、6個の電極3と、1個のニ
ュートラル電極31と、4個(2列の場合)アース鉄塊
37が同時に溶融する。なお、アース鉄塊37の先端
は、時間がたてば丸くなり、プラズマアークPAが安定
する。
塊37がプラズマアークPAに含まれるように、例えば
700×700×1200mmの鉄塊7を4本(あるい
は3本)幅方向に並列に連結して左右から各々プラズマ
アークPAの下方へ送給すると、6個の電極3と、1個のニ
ュートラル電極31と、4個(2列の場合)アース鉄塊
37が同時に溶融する。なお、アース鉄塊37の先端
は、時間がたてば丸くなり、プラズマアークPAが安定
する。
【0038】以上のように、合計18個のプラズマアー
クPAが同時発生して、11個の鉄塊7がプラズマアー
クPAの強烈な炎の中で溶融されるので、一度に大量の導
電性スクラップを溶融することができる。溶融された鉄
はるつぼ5に溜められ、弁29の調整により取り出し口
25から適量の溶融物を取り出して、図示省略の型に流
し込んでインゴットにしたり、成形して商品にする。
クPAが同時発生して、11個の鉄塊7がプラズマアー
クPAの強烈な炎の中で溶融されるので、一度に大量の導
電性スクラップを溶融することができる。溶融された鉄
はるつぼ5に溜められ、弁29の調整により取り出し口
25から適量の溶融物を取り出して、図示省略の型に流
し込んでインゴットにしたり、成形して商品にする。
【0039】また、次々と鉄塊7をカスガイ9等により
連結固定しながら、コンピュータで各電極3、31やア
ース鉄塊37を送給することにより、従来の炭素電極を
用いた場合のように、炭素電極が消耗したときに取り替
えてつなぐ手間もなく、鉄塊7を直ちに電極3にして2
4時間フル稼働し、鉄塊7を一度に11本溶かし込んで
るつぼ5にためることができるので非常に効率的であ
る。但し、この場合、給電を行なうために、電極3の上
部を常にローラー式により押圧して給電しながら送給す
るか、あるいは掴み替え等により押圧して給電するよう
にする。
連結固定しながら、コンピュータで各電極3、31やア
ース鉄塊37を送給することにより、従来の炭素電極を
用いた場合のように、炭素電極が消耗したときに取り替
えてつなぐ手間もなく、鉄塊7を直ちに電極3にして2
4時間フル稼働し、鉄塊7を一度に11本溶かし込んで
るつぼ5にためることができるので非常に効率的であ
る。但し、この場合、給電を行なうために、電極3の上
部を常にローラー式により押圧して給電しながら送給す
るか、あるいは掴み替え等により押圧して給電するよう
にする。
【0040】例えば、月間数千台を処理する必要がある
場合、前述した方式によると、プラズマアーク溶融炉1
の製作費が半額となり、同一電気容量で2倍の溶融を行
なうことができて、廃車問題を効率よく解決することが
できる。また、従来のシュラッターダストのように騒音
や粉塵や危険を伴うことなく、ローラーで押しつぶした
ものをそのままプラズマアーク溶融炉1中に投入できる
ので、シュラッターの破砕機や選別機が不要となり、静
かでクリーンな処理を行なうことができる。
場合、前述した方式によると、プラズマアーク溶融炉1
の製作費が半額となり、同一電気容量で2倍の溶融を行
なうことができて、廃車問題を効率よく解決することが
できる。また、従来のシュラッターダストのように騒音
や粉塵や危険を伴うことなく、ローラーで押しつぶした
ものをそのままプラズマアーク溶融炉1中に投入できる
ので、シュラッターの破砕機や選別機が不要となり、静
かでクリーンな処理を行なうことができる。
【0041】また、前述したプラズマアーク溶融炉1の
製作費は、非常に安価であると共に、1日廃車50台程
度の溶融処理を行なうことができるので、迅速な溶融処
理を行なうことができる。この場合アークの発生も簡単
で安定して大型プラズマを発生し続け、しかも電波妨害
もない。
製作費は、非常に安価であると共に、1日廃車50台程
度の溶融処理を行なうことができるので、迅速な溶融処
理を行なうことができる。この場合アークの発生も簡単
で安定して大型プラズマを発生し続け、しかも電波妨害
もない。
【0042】最初のアーク発生時には、鉄塊7の間に鉄
の削り粉等を振りかけてやると、少々隙間が不安定でも
プラズマアークが簡単に安定して発生する。また、この
プラズマアーク中に噴霧状の水を放射すると、H2Oは
分解して燃料となってプラズマアークの熱エネルギーを
増加することができる。
の削り粉等を振りかけてやると、少々隙間が不安定でも
プラズマアークが簡単に安定して発生する。また、この
プラズマアーク中に噴霧状の水を放射すると、H2Oは
分解して燃料となってプラズマアークの熱エネルギーを
増加することができる。
【0043】また、不良排ガスが発生する場合、この不
良ガスをプラズマアークの炎の中に噴出すると、例えば
PCB汚染ガスでもプラズマの強力な電磁振動を伴う超
高温の中で、PCBは熱分解して完全無害となるばかり
か、燃料ガスとして熱エネルギーとして利用することが
できる。さらに、プラズマアークの炎の中に廃油を放射
しても、同様に熱エネルギーとなって鉄塊7の溶融効率
を向上することができる。
良ガスをプラズマアークの炎の中に噴出すると、例えば
PCB汚染ガスでもプラズマの強力な電磁振動を伴う超
高温の中で、PCBは熱分解して完全無害となるばかり
か、燃料ガスとして熱エネルギーとして利用することが
できる。さらに、プラズマアークの炎の中に廃油を放射
しても、同様に熱エネルギーとなって鉄塊7の溶融効率
を向上することができる。
【0044】一方、廃車の椅子やガラス等の非金属を取
り除かずに廃車を押圧して鉄塊を作製した場合にも適用
することができる。この場合には、誘導管(図示省略)
を通って、マルチアークプラズマで有機物が燃料ガスと
して出てくるので、これを可能な限りタンクに収集し
て、このガスを電極先端部のプラズマアークPAの発生
中に噴出して燃料とすると共に、すすや活性炭として高
品化することができる。
り除かずに廃車を押圧して鉄塊を作製した場合にも適用
することができる。この場合には、誘導管(図示省略)
を通って、マルチアークプラズマで有機物が燃料ガスと
して出てくるので、これを可能な限りタンクに収集し
て、このガスを電極先端部のプラズマアークPAの発生
中に噴出して燃料とすると共に、すすや活性炭として高
品化することができる。
【0045】さらに、無機物は、すべて溶融してるつぼ
5に溜まるので、比重選別により取り出すことができ
る。例えばセラミックは上層に溜まり、金属は下層に溜
まる。また、金属の中でも、鉛は銅や鉄等よりも下層に
溜まるので、分類して採取することも可能である。
5に溜まるので、比重選別により取り出すことができ
る。例えばセラミックは上層に溜まり、金属は下層に溜
まる。また、金属の中でも、鉛は銅や鉄等よりも下層に
溜まるので、分類して採取することも可能である。
【0046】これにより、排気ガスは熱エネルギーを増
し、鉄溶融を助ける。また、このときPCBやダイオキ
シンやフロン等の有害物があっても、強烈な温度と電磁
振動または回転磁界等の波動エネルギーで無害となり、
熱として利用できる。
し、鉄溶融を助ける。また、このときPCBやダイオキ
シンやフロン等の有害物があっても、強烈な温度と電磁
振動または回転磁界等の波動エネルギーで無害となり、
熱として利用できる。
【0047】なお、この発明は前述の発明の実施の形態
に限定されることなく、適宜な変更を行うことにより、
その他の態様で実施し得るものである。すなわち、前述
の発明の実施の形態においては、廃車を破砕して作った
鉄塊7を複数個棒状に連結して電極3を作製したが、こ
れに限らず、例えば構造鉄骨の廃材等を電極にして溶融
することもできる。
に限定されることなく、適宜な変更を行うことにより、
その他の態様で実施し得るものである。すなわち、前述
の発明の実施の形態においては、廃車を破砕して作った
鉄塊7を複数個棒状に連結して電極3を作製したが、こ
れに限らず、例えば構造鉄骨の廃材等を電極にして溶融
することもできる。
【0048】また、前述の発明の実施の形態において
は、鉄を溶融する場合について説明したが、この他、先
端部にアークを取り出すことのできる導電性のある非鉄
金属の塊や削りくずにも同様に適用することができる。
さらに、従来不可能であった鉄、アルミニューム、金、
銀、銅等の組み合わせによる合金が、ほとんど全て合成
可能になる。
は、鉄を溶融する場合について説明したが、この他、先
端部にアークを取り出すことのできる導電性のある非鉄
金属の塊や削りくずにも同様に適用することができる。
さらに、従来不可能であった鉄、アルミニューム、金、
銀、銅等の組み合わせによる合金が、ほとんど全て合成
可能になる。
【0049】このため、複数種の金属が混ざった削り粉
等でもアークプラズマにより溶融して合金にすることが
できる。これを利用して、溶融した鉄にアルミニューム
やセラミック等を混入して、新素材を合成することも可
能である。例えば、銅や真鍮や素材中の無機物を溶かし
込んで、プラズマアークの超高温と振動パワーで錆びな
い新性能の物質を合成することができる。さらに、有機
物や無機物を有効な素材として利用するために、すす
(炭素粒子廃品)や石灰等を混ぜても良い。
等でもアークプラズマにより溶融して合金にすることが
できる。これを利用して、溶融した鉄にアルミニューム
やセラミック等を混入して、新素材を合成することも可
能である。例えば、銅や真鍮や素材中の無機物を溶かし
込んで、プラズマアークの超高温と振動パワーで錆びな
い新性能の物質を合成することができる。さらに、有機
物や無機物を有効な素材として利用するために、すす
(炭素粒子廃品)や石灰等を混ぜても良い。
【0050】さらに、インゴットを作る代わりに、錆び
にくい性質を利用して、海洋開発や屋外の器物に利用し
たり、例えば鉄と銅とステンレスの屑を混入すれば、錆
びない軸受け等の素材となったり、鋳物成形やプレス成
形等を利用して種々の商品や、観音様等の芸術品や、風
鈴その他の物を作ることができる。
にくい性質を利用して、海洋開発や屋外の器物に利用し
たり、例えば鉄と銅とステンレスの屑を混入すれば、錆
びない軸受け等の素材となったり、鋳物成形やプレス成
形等を利用して種々の商品や、観音様等の芸術品や、風
鈴その他の物を作ることができる。
【0051】また、例えばアーク溶接に使用したフラッ
クス付き溶接棒の廃材は、放棄する際に公害となるので
多額の廃棄物処理場を作らねば廃棄することができない
が、これらのフラックス付き溶接棒廃棄物を、この炉の
中に入れると、フラックスは公害とならず、触媒や添加
物の働きをして純鉄を作ることができる。
クス付き溶接棒の廃材は、放棄する際に公害となるので
多額の廃棄物処理場を作らねば廃棄することができない
が、これらのフラックス付き溶接棒廃棄物を、この炉の
中に入れると、フラックスは公害とならず、触媒や添加
物の働きをして純鉄を作ることができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よるプラズマアークを用いた溶融方法では、プラズマア
ークを発生する電極を、溶融する導電性スクラップから
直接作製し、この電極を円周上に配置してプラズマアー
クに送り込むと共に次々に長手方向に連結し、多相交流
電源の各相に接続して電圧を印加し、電極間に発生した
プラズマアークにより電極自身の先端部を溶融するの
で、従来の炭素電極のように消耗して変換が必要となる
ことがなく、自動で連続して効率よく大量に溶融するこ
とができる。溶融した電極である導電性スクラップは、
落下してるつぼに溜まるので、インゴットにしたり、型
に入れて成形したりすることができる。
よるプラズマアークを用いた溶融方法では、プラズマア
ークを発生する電極を、溶融する導電性スクラップから
直接作製し、この電極を円周上に配置してプラズマアー
クに送り込むと共に次々に長手方向に連結し、多相交流
電源の各相に接続して電圧を印加し、電極間に発生した
プラズマアークにより電極自身の先端部を溶融するの
で、従来の炭素電極のように消耗して変換が必要となる
ことがなく、自動で連続して効率よく大量に溶融するこ
とができる。溶融した電極である導電性スクラップは、
落下してるつぼに溜まるので、インゴットにしたり、型
に入れて成形したりすることができる。
【0053】請求項2の発明によるプラズマアークを用
いた溶融方法では、各電極が配置された円の中心に電極
と同じ素材からなるニュートラル電極を配置してプラズ
マアークに送り込み、電極とニュートラル電極との間に
もプラズマアークを発生させて、ニュートラル電極を溶
融するので、自動で連続して大量の鉄塊を溶融すること
ができる。また、導電性スクラップに無機物や有機物の
混入物があっても、これらの混入物を除去することなく
溶融することができるので、スクラップから混入物を取
り除く手間を省くことができる。
いた溶融方法では、各電極が配置された円の中心に電極
と同じ素材からなるニュートラル電極を配置してプラズ
マアークに送り込み、電極とニュートラル電極との間に
もプラズマアークを発生させて、ニュートラル電極を溶
融するので、自動で連続して大量の鉄塊を溶融すること
ができる。また、導電性スクラップに無機物や有機物の
混入物があっても、これらの混入物を除去することなく
溶融することができるので、スクラップから混入物を取
り除く手間を省くことができる。
【0054】請求項3の発明によるプラズマアークを用
いた溶融方法では、電極の下方の左右位置に配置される
と共に、電極と同じ導電性スクラップにより作製された
アース鉄塊は、プラズマアークに送り込まれると共に、
次々に長手方向に連結されて補充され、プラズマアーク
および溶融してるつぼに溜まっている溶融物からの高熱
により溶融してるつぼに溜まるので、大量の導電性スク
ラップを、効率よく溶融することができる。
いた溶融方法では、電極の下方の左右位置に配置される
と共に、電極と同じ導電性スクラップにより作製された
アース鉄塊は、プラズマアークに送り込まれると共に、
次々に長手方向に連結されて補充され、プラズマアーク
および溶融してるつぼに溜まっている溶融物からの高熱
により溶融してるつぼに溜まるので、大量の導電性スク
ラップを、効率よく溶融することができる。
【0055】請求項4の発明によるプラズマアークを用
いた溶融方法では、アース鉄塊は幅方向に複数本束ねら
れてプラズマアークに左右から送り込まれるので、次々
に連続して大量の導電性スクラップを溶融することがで
きる。
いた溶融方法では、アース鉄塊は幅方向に複数本束ねら
れてプラズマアークに左右から送り込まれるので、次々
に連続して大量の導電性スクラップを溶融することがで
きる。
【0056】請求項5の発明によるプラズマアーク溶融
炉では、溶融する導電性スクラップから直接作製された
電極を、円周上に配置して各電極を多相交流電源の各相
に接続して電圧を印加すると共にプラズマアークに送り
込み、各電極間に発生したプラズマアークにより直接電
極自身を次々に溶融するので、プラズマアーク溶融炉の
製作費を半減することができる。また、従来のように炭
素電極が消耗して交換するという手間はなく、直接導電
性スクラップである電極を溶融するので、作業効率が改
善される。なお、溶融した導電性スクラップは、落下し
てるつぼに溜まるので、インゴットにしたり、型に入れ
て成形したりすることができる。
炉では、溶融する導電性スクラップから直接作製された
電極を、円周上に配置して各電極を多相交流電源の各相
に接続して電圧を印加すると共にプラズマアークに送り
込み、各電極間に発生したプラズマアークにより直接電
極自身を次々に溶融するので、プラズマアーク溶融炉の
製作費を半減することができる。また、従来のように炭
素電極が消耗して交換するという手間はなく、直接導電
性スクラップである電極を溶融するので、作業効率が改
善される。なお、溶融した導電性スクラップは、落下し
てるつぼに溜まるので、インゴットにしたり、型に入れ
て成形したりすることができる。
【0057】請求項6の発明によるプラズマアーク溶融
炉では、溶融する導電性スクラップを押し固めて矩形状
の鉄塊を作成し、この鉄塊を連結して1本の電極を作製
するので、例えば廃車を押圧して所定の大きさに作製し
た矩形状のスクラップを連結して電極とすることができ
る。このため、従来のように炭素電極が消耗して交換す
るという手間はなく、直接導電性スクラップである電極
をプラズマアークに送り込んで次々に溶融するので、作
業効率が改善される。また、次々に鉄塊を連結して電極
を延ばすと共にプラズマアークに送り込むことにより、
自動で連続してフルタイム溶融を行なうことができる。
炉では、溶融する導電性スクラップを押し固めて矩形状
の鉄塊を作成し、この鉄塊を連結して1本の電極を作製
するので、例えば廃車を押圧して所定の大きさに作製し
た矩形状のスクラップを連結して電極とすることができ
る。このため、従来のように炭素電極が消耗して交換す
るという手間はなく、直接導電性スクラップである電極
をプラズマアークに送り込んで次々に溶融するので、作
業効率が改善される。また、次々に鉄塊を連結して電極
を延ばすと共にプラズマアークに送り込むことにより、
自動で連続してフルタイム溶融を行なうことができる。
【0058】請求項7の発明によるプラズマアーク溶融
炉では、電極は誘導管によりガイドされると共に支持さ
れてプラズマアークに送給されるので、重量のある鉄塊
を連結して作製した電極を安定してプラズマアークに送
り込むことができる。
炉では、電極は誘導管によりガイドされると共に支持さ
れてプラズマアークに送給されるので、重量のある鉄塊
を連結して作製した電極を安定してプラズマアークに送
り込むことができる。
【0059】請求項8の発明によるプラズマアーク溶融
炉では、電極は、各電極間にプラズマアークを発するの
みならず、各電極と中心に配置されたニュートラル電極
との間にもプラズマアークが発生するので、大型のプラ
ズマアークを発生して、大量の電極を溶融することがで
きる。
炉では、電極は、各電極間にプラズマアークを発するの
みならず、各電極と中心に配置されたニュートラル電極
との間にもプラズマアークが発生するので、大型のプラ
ズマアークを発生して、大量の電極を溶融することがで
きる。
【0060】請求項9の発明によるプラズマアーク溶融
炉では、電極の下方の左右位置には別に溶融する導電性
スクラップが各々配されており、この導電性スクラップ
は電極間に発生しているプラズマアークのみならず、る
つぼに溜まっている溶融物からの高熱により溶融される
ので、導電性スクラップを効率よく溶融することができ
る。
炉では、電極の下方の左右位置には別に溶融する導電性
スクラップが各々配されており、この導電性スクラップ
は電極間に発生しているプラズマアークのみならず、る
つぼに溜まっている溶融物からの高熱により溶融される
ので、導電性スクラップを効率よく溶融することができ
る。
【0061】請求項10の発明によるプラズマアーク溶
融炉では、排ガスや廃油が供給されると、プラズマアー
クの超高熱や電磁振動等により無害化されるので、導電
性スクラップの溶融と同時に排ガスや廃油の処理を行な
うことができる。このため、導電性スクラップに無機物
や有機物が混入している場合でも、取り除くことなく溶
融することができる。
融炉では、排ガスや廃油が供給されると、プラズマアー
クの超高熱や電磁振動等により無害化されるので、導電
性スクラップの溶融と同時に排ガスや廃油の処理を行な
うことができる。このため、導電性スクラップに無機物
や有機物が混入している場合でも、取り除くことなく溶
融することができる。
【図1】この発明に係るプラズマアーク溶融炉の全体を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図2】電極を円周上に6本配置して電源と接続した状
態を示す説明図である。
態を示す説明図である。
【図3】鉄塊を連結手段により連結した電極を示す説明
図である。
図である。
【図4】連結手段としてのカスガイを示す断面図であ
る。
る。
【図5】(A)は連結手段として連結金具と連結鉄板を
用いた場合を示す断面図であり、(B)は(A)中B−B
位置における断面図である。
用いた場合を示す断面図であり、(B)は(A)中B−B
位置における断面図である。
【図6】電極を円周上に6本配置すると共に中心にニュ
ートラル電極を配置した図1相当の断面図である。
ートラル電極を配置した図1相当の断面図である。
【図7】電極を円周上に6本配置すると共に中心にニュ
ートラル電極を配置して電源と接続した状態を示す図2
相当の説明図である。
ートラル電極を配置して電源と接続した状態を示す図2
相当の説明図である。
【図8】電極を円周上に6本配置して中心にニュートラ
ル電極を配置すると共に下方にアース鉄塊を設けた図6
相当の断面図である。
ル電極を配置すると共に下方にアース鉄塊を設けた図6
相当の断面図である。
【図9】電極を円周上に6本配置して中心にニュートラ
ル電極を配置すると共に下方にアース鉄塊を設けて電源
と接続した図7相当の説明図である。
ル電極を配置すると共に下方にアース鉄塊を設けて電源
と接続した図7相当の説明図である。
【図10】従来のプラズマアーク溶融炉を示す断面図で
ある。
ある。
【符号の説明】 1 プラズマアーク溶融炉 3 電極 5 るつぼ 7 鉄塊(導電性スクラップ) 9 カスガイ(連結手段) 15 鉄塊誘導管(誘導管) 21 噴出管 23 溶融物 31 ニュートラル電極 33 電源(多相交流電源) PA プラズマアーク
Claims (10)
- 【請求項1】 導電性スクラップをプラズマアークによ
り溶融するプラズマアークを用いた溶融方法において、
前記導電性スクラップにより複数の電極を作製し、各電
極を円周上に配置して各電極に多相交流電源の各相電圧
を印加して当該電極を送り込むと共に次々に長手方向に
連結し、前記各電極間にプラズマアークを発生させて当
該電極の先端部を溶融し、前記各電極の下方に設けられ
ているるつぼにより溶融物を受けること、を特徴とする
プラズマアークを用いた溶融方法。 - 【請求項2】 前記各電極が配置された円のほぼ中心に
前記電極と同じ素材からなるニュートラル電極を配置し
て送り込むと共に次々に長手方向に連結し、前記電極と
前記ニュートラル電極との間にプラズマアークを発生さ
せて、前記ニュートラル電極の先端部を溶融すること、を
特徴とする請求項1記載のプラズマアークを用いた溶融
方法。 - 【請求項3】 前記電極の下方の左右位置に前記電極と
同じ素材からなるアース鉄塊を各々略水平方向に配し
て、前記プラズマアーク方向へ送り込むと共に次々に長
手方向に連結し、前記各電極から発せられるプラズマア
ークの高熱および前記るつぼに溜まっている溶融物から
の高熱により前記アース鉄塊を溶融すること、を特徴と
する請求項1または2に記載のプラズマアークを用いた
溶融方法。 - 【請求項4】 前記アース鉄塊が、プラズマアークの径
に対応して幅方向に複数本束ねられていること、を特徴
とする請求項3に記載のプラズマアークを用いた溶融方
法。 - 【請求項5】 導電性スクラップを溶融するためのプラ
ズマアーク溶融炉であって、前記導電性スクラップによ
り作製され円周上に配置されてプラズマアークに送り込
まれる複数本の電極と、この複数本の電極に各相電圧を
印加する多相交流電源と、前記電極の先端部下方に設け
られて溶融した前記電極を受けるるつぼと、を備えてな
ることを特徴とするプラズマアーク溶融炉。 - 【請求項6】 前記電極が、前記導電性スクラップを押
し固めた矩形状の鉄塊を連結手段により長手方向に連結
して製造されると共に、プラズマアークに送り込まれて
次々に長手方向に連結されて補充されるものであるこ
と、を特徴とする請求項5記載のプラズマアーク溶融
炉。 - 【請求項7】 前記電極をプラズマアークに送給すべく
ガイドする外周面が絶縁された誘導管を、備えてなるこ
とを特徴とする請求項5または6に記載のプラズマアー
ク溶融炉。 - 【請求項8】 前記導電性スクラップにより作製され前
記電極を配置した円のほぼ中心に配置されたニュートラ
ル電極を備えてなること、を特徴とする請求項5から7
のいずれかに記載のプラズマアーク溶融炉。 - 【請求項9】 前記電極の下方の左右位置に溶融する導
電性スクラップを各々配したこと、を特徴とする請求項
5から8のいずれかに記載のプラズマアーク溶融炉。 - 【請求項10】 排ガスや廃油をプラズマアークに噴出
する噴出管を備えてなること、を特徴とする請求項5か
ら9のいずれかに記載のプラズマアーク溶融炉。
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- 2001-05-10 JP JP2001140100A patent/JP2002333285A/ja active Pending
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