JP2002332302A - 狭い粒子寸法分布を有する重合体粒子の製造方法 - Google Patents
狭い粒子寸法分布を有する重合体粒子の製造方法Info
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Abstract
るために、例えば乳化重合または分散重合の如き不均一
系重合反応においてシクロデキストリンを使用すること
である。 【解決手段】 水をベースとしたシステム中でのシクロ
デキストリンの存在下における疎水性単量体のフリーラ
ジカル重合または共重合による単分散性重合体粒子の製
造方法であって、該フリーラジカル重合を単量体を半−
連続的を添加して行い、該単量体を重合反応を開始する
前には存在させず、そして30重量%より少ない合計固
体含有量を該水をベースとしたシステム中に存在させ
る。
Description
rse)重合体粒子の製造方法、該単分散性重合体粒子自
体、およびそのようにして製造される該重合体粒子の用
途に関する。
「CD類」と称する)は、構造的観点からは、水性媒体
中で疎水性化合物を可溶化させうる既知の環式種であ
る。可溶化はCDの疎水性空洞内での水−不溶性種の錯
形成反応により行われる。錯体の可溶化を維持するため
に、外側の親水性表面が次に水と相互作用する。参考文
献では、数人の著者が例えば以下の参考文献に開示され
ているように疎水性単量体と水溶性単量体との共重合に
おけるCD類の使用に関して報告している。
Influence of Acrylate Side Groups on the Initial R
ate of Radical Polymerisation of Various Acrylate/
Methylated β-cyclodextrin Complexes in Water. Ber
nhardt, Stefan; Gloeckner,Patrick; Theis, Alexande
r; Ritter, Helmut, Macromolecules (2001), 34(6), 1
647-1649. * Cyclodextrins in polymer synthesis: polymerizati
on of methyl methacrylate under atom-transfer cond
itions (ATRP) in aqueous solution. Storsberg, Joac
him; Hartenstein, Markus; Mueller, Axel H. E.; Rit
ter, Helmut. Macromol. Rapid Commun. (2000), 21(1
8), 1342-1346. * Cyclodextrins in polymer synthesis: free radical
polymerization of methylated β-cyclodextrin comp
lexes of methyl methacrylate and styrene,controlle
d by dodecane thiol as the chain-transfer agent in
aqueous medium. Gloeckner, Patrick; Ritter, Helmu
t, Macromol. Chem. Phys. (2000), 201(17), 2455-245
7. * Carbohydrate/Monomer Complexes in Aqueous Polyme
risations: Methylated β-cyclodextrin Mediated Aqu
eous Polymerisation of Hydrophobic Methacrylic Mon
omers. Madison, Phillip H.; Long, Timothy E, Bioma
cromolecules (2000), 1(4), 615-621. * Methylated-β-cyclodextrin mediated aqueous poly
merization of hydrophobic methacrylic monomers. Ma
dison, Phillip H.; Long, Timothy E, Polym.Prepr.
(Am. Chem. Soc., Div. Polym. Chem.) (2000), 41(4),
1836-1837. * Cyclodextrins in polymer synthesis: Free Radical
Copolymerization ofMethylated β-Cyclodextrin Com
plexes of Hydrophobic Monomers with N-Isopropylacr
ylamide in Aqueous Medium. Casper, Patrick; Gloeck
ner, Patrick;Ritter, Helmut, Macromolecules (200
0), 33(12), 4361-4364. * Cyclodextrins in polymer synthesis: free radical
polymerisation of cyclodextrin host-guest complex
es of methyl methacrylate or styrene fromhomogeneo
us aqueous solution. Storsberg, Joachim; Ritter, H
elmut. Macromol. Rapid Commun. (2000), 21(5), 236-
241. * Manufacture of polymers by radical polymerizatio
n of water-insolublemonomers in aqueous medium. Sc
hornick, Gunnar; Kistenmacher, Axel; Ritter, Helmu
t; Jeromin, Julia; Noll, Olaf; Born, Markus. (BASF
A.-G., Germany) in DE-OS 19533269 A1. 例えば乳化重合または分散重合の如き不均一系反応にお
けるCD類の使用に関する報告はほとんどない。参考文
献数例を以下に示す。
献)はバッチ方式の乳化重合におけるシクロデキストリ
ン類の使用を記載しており、幾つかの場合では、彼はシ
クロデキストリンの他にアニオン性界面活性剤(例えば
ダウファックス(Dowfax)2A1)を使用する。例えば W
illy Lau et al. または Reinhold Leyrer et al. の特
許のようなシクロデキストリン類が使用される他の不均
一系重合では、かなりの量のアニオン性界面活性剤、例
えばドデシル硫酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホ
ン酸ナトリウム塩、ローダペックス(Rhodapex)CO−4
36(硫酸化されたポリエトキシノニルフェノールのナ
トリウム塩)、トリトン(Triton)XN−45Sまたはダ
ウファックス(スルホン化されたアルキルジフェニルオ
キシド)が常に使用される。バッチ方式の工程および補
助的なアニオン性界面活性剤の存在は達成しようとする
目的の観点から望ましくないことが、本発明から明らか
になるであろう。このことが考慮されていない参考文献
数例は以下のものである: * Cyclodextrins in the emulsion polymerization of
vinyl monomers. Rimmer, S., Macromol. Symp. (200
0), 150 (Polymers in Dispersed Media), p. 149-154. * Emulsion polymerizations in the presence of β-c
yclodextrin. Rimmer,S.; Tattersall, P. I. Polymer
(1999), 40(24), 6673-6677. * Preparation of polymers by aqueous polymerizatio
n. Lau, Willie (Rohmand Haas Company, USA); EP-A 0
710 675. * Preparation of fluorinated polymers. Parker, Hsi
ng-Yeh; Lau, Willie;Rosenlind, Erik Sigurd (Rohm a
nd Haas Company, USA); EP-A 0 890 592. * Preparing polymers by emulsion polymerization in
the presence of compounds capable of forming a su
permolecular structure. Leyrer, Reinhold;Mathauer,
Klemens; Roser, Joachim; Wildburg, Gerald; Haunsc
hild, Alexander (BASF A. -G., Germany); EP-A 0 780
401. さらに、これらの報告は全て、不均一な粒子寸法分布を
有する重合体粒子が得られる不均一系反応におけるCD
類の使用に関するが、狭い粒子寸法分布を有する重合体
粒子の使用が非常に望まれている。
狭い粒子寸法分布を得るために、例えば乳化重合または
分散重合の如き不均一系重合反応においてシクロデキス
トリンを使用することである。
ンが媒介する不均一系重合反応を行い、それによってよ
り狭い粒子寸法分布を有する粒子のはるかにより良好な
コロイド安定性を得るための方法を提供することであ
る。
セルから核を生成せずにシクロデキストリンが媒介する
不均一系重合を行うことである。
クスにさらなる安定性を与えることである。
ろいろな既知および新規な用途において適応可能な単分
散性重合体粒子を得て適合性(applicability)の範囲を
拡大することである。
記述から明らかになるであろう。
したシステム中でのシクロデキストリンの存在下におけ
る疎水性単量体のフリーラジカル重合または共重合によ
る単分散性重合体粒子の製造方法であって、該フリーラ
ジカル重合を単量体を半−連続的に添加して行い、該単
量体が重合反応を開始する前には存在しないこと、並び
に30重量%より少ない合計固体含有量が該水をベース
としたシステム中に存在することを特徴とする製造方法
が見い出された。このようにして製造される単分散性重
合体粒子は、例えばインキもしくはトナー中、光子(pho
tonic)結晶フィルム中、コンピューター−ツー−プレー
ト(computer-to-plate)またはコンピューター−ツー−
プレス(computer-to-press)の用途のための熱印刷版
中、インキジェット媒体中、ディスプレイ中、写真フィ
ルム中の、またはスペーシング剤としての、多くの用途
における使用に非常に適することが示された。
ム中でシクロデキストリンの存在下において疎水性単量
体のフリーラジカル重合または共重合により該単分散性
重合体粒子を製造することが特に有利であり、ここで該
フリーラジカル重合を半−連続的に添加して行い、該単
量体は重合反応を開始させる前には存在しないこと(存
在してはならないこと)、並びに30重量%より少ない
合計固体含有量が該水をベースとしたシステム中に存在
することが示された。ここに開示された本発明の方法の
1つの態様によると、過硫酸塩(persulfate)開始剤の存
在下で開始するフリーラジカル重合により単分散性重合
体粒子が製造される。必要な全てのシクロデキストリン
は好ましくは反応器に重合反応を開始する前に加えられ
る。本発明に従う好ましい態様では、水をベースとした
システム中でのβ−シクロデキストリンの存在下におけ
る疎水性単量体のフリーラジカル重合または共重合によ
り該単分散性重合体粒子が製造される。
はその大部分は半−連続的に加えられる。これが高い初
期CD/単量体比を与え、それが急速な錯形成反応を可
能にする。これらの錯体がアグリゲートを形成し、それ
らが重合部位または場所になりうる。さらに、単量体小
滴は全くまたはほとんど存在せず、そしてCD−単量体
錯体から製造されたミセルに到達しうる。CDの不存在
下では均一な核生成(nucleation)が起きうるが、ミセル
の核生成もここでは重要になる。CDは、製造方法の全
ての段階において、粒子のコロイド安定性の改良に明ら
かに寄与し、安定なミセルの生成およびミセルの核生成
は急速な核生成および狭い粒子寸法分布を有する安定な
コロイド粒子の生成に寄与する。
方法とは逆に、反応容器中の低い合計固体含有量は30
重量%より少なくすべきであることは明白である。
の単量体が半−連続的に加えられそして反応を開始する
前には単量体は加えられない。本発明の方法とは逆に、
単量体が反応を開始する時点で最初からすでに存在して
いる場合には、10%より多い凝集体(coagulum)が見ら
れるバッチ反応[例えば以下で挙げられる S. Rimmeret
al., Polymer (1999), 40(24), p.6673-6677 参照]と
全く同じにはるかに多い量の凝集体が見られるであろう
(より高い単量体濃度に関してはより多い)。さらに、
本発明の方法はEP−A 0 334 515に記載され
たものとは、意図的でなくても、存在している場合には
過酸化物としてのレドックス開始剤の使用によっては該
フリーラジカル重合が開始されずに過硫酸塩開始剤だけ
により開始される点で、異なる。
「ハーキンズモデル」(Harkins model)から既知である
核生成段階がより短くなり、それにより全ての部位がほ
ぼ同時に開始されて同じ単峰形の(unimodal)粒子寸法に
成長して、単分散性粒子分布を生ずると思われる。
開示されたようにシクロデキストリン類は半−連続的乳
化重合において、すなわち単量体の添加が半−連続的に
行われる方法により、好ましく使用されるのに対し、例
えば Rimmer(以上で示された参考文献)により行われ
るような乳化重合はバッチ工程で行われた。本発明で
は、実施例でさらに説明されるように単量体の半−連続
的な添加が重大な凝集を伴わずに安定なラテックスを与
える。
粒子寸法分布を有する。本発明の方法に従う好ましい態
様では、乳化重合は界面活性剤を含まない、すなわち界
面活性剤を添加せずに、そして、より特に、イオン性界
面活性剤の不存在下で、行われる。さらにラテックスは
過硫酸塩開始剤から誘導される硫酸塩(persulphate)末
端基およびCDの存在によってのみ安定化される。
加の利点は種々の粒子核生成機構により説明できるであ
ろう。結果として、より狭い粒子寸法分布が得られる。
疎水性単量体とCDとの錯体は重合部位または場所とし
て作用しうるアグリゲート(ミセル)を生成する。この
錯形成反応およびその後の錯体の凝集(aggregation)は
使用されるCDのタイプおよび単量体のタイプに依存す
るであろう。
ルの核生成)と提唱される。さらに、CDの不存在下で
は(界面活性剤を含まない乳化重合の場合には)均一な
核生成だけが起きるが、今回はミセルの核生成も同時に
起きうる。粒子の数およびその結果としてその粒子寸法
もそれにより影響を受けはじめる。さらに、これらの
「CD−(オリゴ)スチレン錯体」より構成されるミセ
ルの安定性は、例えば伝統的なアニオン性界面活性剤を
用いる場合と比べた場合に、はるかにより高い安定性を
有することも予測されうる。三間隔に分割された乳化重
合の古典的な「ハーキンズモデル」(W.D Harkins, J.
Am. Chem., Soc., 69, 1428 (1947))を考慮に入れる
と、核生成の段階(段階I)はより短いと予測される。
従って、全ての粒子が短時間に形成されそしてより単分
散性になる。ここに示されたモデルは(ラテックス生成
の結果としての)濁った溶液のより急速な生成により確
認され、半−連続的方法における反応の実施により上記
のミセルの核生成効果がバッチ法におけるものよりはる
かに大きくなる。
寸法がほとんどの場合に得られるだけでなく、より小さ
い分子量分布もさらに得られ、その結果として粒子核生
成機構に対するCD類の影響に関する提案を支持すると
結論づけられる。
る別の説明は、「CD−単量体錯体」が重合可能な界面
活性剤(「サーフマー」(surfmer)と称する)として作
用することであろう。単分散性ラテックス用の重合可能
な界面活性剤の使用は多くの参考文献から既知である: ∨ Emulsion polymerization of styrene with surface
-active monomer. Malyukova, E. B.; Nesmelova, S.
V.; Gritskova, I. A.; Pravednikov, A. N.; Egorov,
V. V.; Zubov, V. P.; Kabanov, V. A., Dokl. Akad. N
auk SSSR (1985),284(6) 1420-2 [Phys. Chem.]. ∨ Kinetics and mechanism of emulsifier-free emuls
ion polymerization: styrene/surface active ionic c
omonomer system. Chen, Showan; Chang, Herngshow.
J. Polym. Sci., Polym. Chem. Ed. (1985), 23(10), 2
615-30. ∨ Synthesis of Monodisperse Polystyrene Micerolat
exes by Emulsion Polymerisation Using a Polymeriza
ble Surfactant; Liu, J.; Chew, C. H.; Gan, L. M.;
Teo, W. K.; Gan, L. H.. Langmuir (1997), 13(19), 4
988-4994. 以下に挙げる参考文献から、ポリソープ類(polysoaps)
が、伝統的な界面活性剤と比べた場合に、単分散性粒子
を与えうることも示された。オリゴマー−CDまたは重
合体−CD錯体は同様な効果を有することができる。 ∨ Emulsion Polymerization of Styrene Using Conven
tional, Polymerizable,and Polymeric Surfactants. A
Comparative Study. Cochin, D.; LaschewskyA.; Nall
et, F.. Macromolecules (1997), 30(8), 2278-2287. ∨ Preparation and stability of polystyrene latexe
s using polysoaps as emulsifiers. Yang, Yajiang; E
ngberts, Jan B. F. N. Dep. Org. Chem., Univ.Gronin
gen, Groningen, Neth. Eur. Polym. J. (1992), 28
(8), 881-6. ∨ Preparation of monodisperse stable poly(methyl
methacrylate) latex inthe absence of surfactans. Y
amazaki, Shinsuke; Hamashima, Motome; Ishigami, Yu
taka. Natl. Chem. Lab. Ind., Tokyo, Japan. Kobunsh
i Ronbunshu (1976), 33(9), 549-57. 本発明の方法によると、重合反応は追加の界面活性剤を
添加せずに行われる。すなわち、Rimmer et al.[Rimme
r, S.; Tattersall, P. I. Polymer (1999), 40(24), 6
673-6677 参照]とは対照的に、イオン性界面活性剤の
添加が回避された。アニオン性界面活性剤の存在は種々
のタイプのミセル、例えばCD−単量体錯体から構成さ
れるミセルおよびアニオン性界面活性剤から構成される
ミセル、を生ぜしめる。その結果、粒子の核生成が種々
のタイプのミセルから起きて、より不均一な粒子寸法分
布を生じうる。さらに、種々の研究で示されたように、
均一分散性がより大きい粒子を得て、単分散性のすなわ
ち均一な粒子寸法分布を生ずるためには、界面活性剤を
含まない乳化重合が好ましい。下記の参考文献がこのた
めの例示である: ∨ Monodispersed polymer particles with micron-siz
e by emulsifier-free emulsion polymerization. Zhu,
Shixiong; Du, Jinhuan; Jin, Xigao; Chen, Liushen
g. Gaofenzi Xuebao (1998), (1), 118-123. ∨ Preparation of large monodisperse polystryrene
particles by a one-step surfactant-freee emulsion
polymerization. Tuin, G.; Peters, A. C. I. A.; van
Diemen, A. J. G.; Stein, H. N. J. Colloid Interfa
ce Sci. (1993),158(2), 508-10. しかしながら、界面活性剤が使用される場合には、Feen
ey et al. により記載されたようにアニオン性界面活性
剤の選択も粒子寸法分布に大きく影響する。(The dete
rminants of latex monodispersity in emulsion polym
erizations. Feeney, P. John; Napper, Donald H.; Gi
lbert, Robert G.; Dep. Phys. Chem.,Univ. Sydney, S
ydney, Australia. J. Colloid Interface Sci. (198
7), 118(2), 493-505)。これまでにすでに明白に教示
されたように、シクロデキストリンが媒介する乳化重合
は本発明に従う方法では全く界面活性剤を含まない工程
により行われる。
により錯形成反応されていてもよくそしてこれは単量体
に比肩する。
る別の非常に重要な利点は、半−連続的方法でのシクロ
デキストリンの存在下における乳化重合の実施にある。
本発明の方法によると、シクロデキストリンの水溶液が
予め製造される。過硫酸塩開始剤をそれに加えそして混
合物を重合温度まで加熱する。単量体も半−連続的に加
えられ、CD水溶液に加えられる単量体の最初の一滴か
ら、錯形成反応が直ちに起きそして大過剰のCDによっ
てより少ない遊離単量体が存在するであろう。これとは
逆に、バッチ方法では大過剰のシクロデキストリンは存
在せずそしてより多い遊離単量体が存在するであろう。
さらに、バッチ方法では多数の大きい単量体小滴が存在
するかもしれず、それらが新たに生成したミセルを溶解
させるかもしれない。単量体小滴はこのようにして生成
したミセルに容易に到達することができそして引き続き
それらを破壊することができる。さらに、単量体の連続
的な添加は比較的高い単量体/「界面活性剤」(界面活
性剤=単量体−CD錯体)となるから、粒子寸法はより
小さくなる。
0μmの間の平均粒子寸法を有する単分散性重合体粒子
が得られる。この範囲内では、一方では、0.02μm
から1.0μmまでの、そしてより好ましくは0.04μ
mから0.55μmまでの、平均粒子寸法を有する非常
に微細な単分散性粒子が望ましいが、他方では、1.0
μmから15.0μm以下までの平均粒子寸法を有する
より大きな単分散性重合体粒子が好ましい。
に、固体含有量がそれほど高くない条件下で重合反応を
行うことが適切であり、10重量%より多くない固体含
有量における重合が最も好ましい。
化重合技術の他に、単峰形の粒子寸法分布を得るために
は種晶添加された乳化重合が好ましい。そのような種晶
添加された乳化重合もCDの存在下で行うことができ
る。 ∨ Size contol of polystyrene beads by multistage
seeded emulsion polymerisation. Shim, Sang-Eun; Ch
a, Yoon-Jong; Byun, Jae-Man; Choe, Soonja. J. App
l. Polym. Sci. (1999), 71(13), 2259-2269. 種晶添加された(seeded)乳化重合から生ずる利点は、全
ての適当な単量体とCDとの良好な錯形成反応を行う必
要がないことに関連する。そこで、例えばシクロデキス
トリンとの良好な錯形成反応を行う選択された単量体の
種晶形成のための使用に対し、粒子の殻(particle shel
l)内で使用される他の単量体はCD類との非常に高い錯
形成反応定数を示す必要がないから、殻のための別の単
量体の選択は考慮から除外されない。
は例えば未置換のシクロデキストリン類またはそれらの
エステル−、アルキル−、エーテル−、ヒドロキシアル
キルエーテル−、アルコキシカルボニルアルキルエーテ
ル−、カルボキシアルキルエーテル−、サルフェート
−、ホスフェート−、アルコキシサルフェートエーテル
−、アルコキシスルホン酸エーテル−、アルコキシスル
ホネートエーテル−誘導体、並びにそれらの塩類であ
る。
個の1,4−結合されたグルコース−単位を有する環式
のヘキサ−、ヘプタ−またはオクタ−アミロース類であ
る。
ドロキシアルキルエーテル、アルコキシ−カルボニルア
ルキルエーテル、カルボキシアルキルエーテル、スルホ
ネートアルキルエーテルに関するアルキル部分は炭素数
1〜30の線状もしくは分枝鎖状の基を選択しうる。
およびγ−シクロデキストリン類、それらのサルフェー
ト類、ホスフェート類、並びにそれらのエステル−、ア
ルキルエーテル−、ヒドロキシアルキルエーテル−、ア
ルコキシカルボニルアルキルエーテル−、スルホネート
アルキルエーテル−およびカルボキシアルキルエーテル
−誘導体並びにそれらの塩類である。非常に適するシク
ロデキストリン類は例えばメチル−α−シクロデキスト
リン、メチル−β−シクロデキストリン、メチル−γ−
シクロデキストリン、エチル−β−シクロデキストリ
ン、ブチル−α−シクロデキストリン、ブチル−β−シ
クロデキストリン、ブチル−γ−シクロデキストリン、
2,6−ジメチル−α−シクロデキストリン、2,6−ジ
メチル−β−シクロデキストリン、2,6−ジメチル−
γ−シクロデキストリン、2,6−ジエチル−β−シク
ロデキストリン、2,6−ジブチル−β−シクロデキス
トリン、2,3,6−トリメチル−α−シクロデキストリ
ン、2,3,6−トリメチル−β−シクロデキストリン、
2,3,6−トリメチル−γ−シクロデキストリン、2,
3,6−トリオクチル−α−シクロデキストリン、2,
3,6−トリオクチル−β−シクロデキストリン、2,
3,6−トリアセチル−α−シクロデキストリン、2,
3,6−トリアセチル−β−シクロデキストリン、2,
3,6−トリアセチル−γ−シクロデキストリン、(2−
ヒドロキシ)プロピル−α−シクロデキストリン、(2−
ヒドロキシ)プロピル−β−シクロデキストリン、(2−
ヒドロキシ)プロピル−γ−シクロデキストリン、部分
的にまたはペル−アセチル化された、メチル化されたお
よびスクシニル化されたα−、β−およびγ−シクロデ
キストリン、2,6−ジメチル−3−アセチル−β−シ
クロデキストリンおよび2,6−ジブチル−3−アセチ
ル−β−シクロデキストリン、不規則的にメチル化され
たα−、β−およびγ−シクロデキストリン、不規則的
にもしくは選択的にスルホプロピル化されたまたはスル
ホブチル化されたα−、β−およびγ−シクロデキスト
リンである。
体を合成する方法は既知でありそして例えば "Roempp L
exikon Chemie", 10th Edition, Stuttgart/New York 1
997,S. 845 ff および "Chemical Reviews", 98 (199
8), 1743 ff に記載されていた。例えばスルホアルキル
エーテルシクロデキストリン類の製造方法は Stellaお
よび Rajewski によりUS−A5,134,127にそし
て Wenz および Hoefler により Carbohydrate Researc
h 322 (1999), 153-165 に記載されていた。
チレン類(styrenics)、アクリロニトリル、メタクリロ
ニトリル、アクリル酸エステル類(acrylates)、メタク
リル酸エステル類(methacrylates)、メタクリルアミド
類、アクリルアミド類、マレイミド類、ビニルエーテル
類、ビニルエステル類、マレイン酸モノアルキル、マレ
イン酸ジアルキル、弗素化されたアクリル酸エステル
類、弗素化されたメタクリル酸エステル類、およびそれ
らの誘導体よりなる群から選択される化合物であり、そ
してより特に、該疎水性単量体はスチレン、メタクリル
酸メチル、酢酸ビニル、ベルサチン酸ビニル(vinyl ver
satate)、N−フェニルマレイミド、ジビニルベンゼ
ン、ジアクリル酸エチレングリコール、アクリル酸2,
2,2−トリフルオロエチル、メタクリル酸2,2,2−
トリフルオロエチル、ビニルカプロラクタム、アクリロ
ニトリル、酢酸ビニル、N−ベンジルメタクリルアミ
ド、N−ベンジルマレイミドおよびベルサチン酸ビニル
よりなる群から選択される化合物である。
る使用に適する代表的な疎水性単量体を以下にまとめて
示す:スチレン、メタクリル酸メチル、α−メチル−ス
チレン、ビニルカプロラクタム、アクリル酸ベンジル、
アクリル酸イソボルニル、メタクリル酸フェニル、パラ
−メチルスチレン、パラ−tert−ブチルスチレン、
2−メチレン−4,4−ジメチルグルタル酸ジメチル、
4−メチル−2,4−ジフェニル−1−ペンテン、メタ
クリル酸シクロヘキシル、アクリル酸フルフリル、アク
リル酸2−(ペルフルオロ−オクチル)エチル、アクリル
酸2−(ペルフルオロヘキシル)エチル、メタクリル酸2
−(ペルフルオロオクチル)エチル]、アクリル酸トリフ
ルオロエチル、メタクリル酸トリフルオロ−エチル、α
−フルオロアクリル酸1H,1H,2H,2H−ペルフル
オロデシル、クロロアクリル酸1H,1H,2H,2H−
ペルフルオロデシル、メタクリル酸1H,1H,2H,2
H−ペルフルオロデシル、アクリル酸1H,1H,2H,
2H−ペルフルオロデシル、アクリル酸1,1,2,2−
テトラヒドロペルフルオロデシル、メタクリル酸2−
(ペルフルオロアルキル)エチル、メタクリル酸3,3,
4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,8−トリデカフルオロ
オクチルエステル、メタクリル酸1H,1H,2H,2H
−ペルフルオロデシル、アクリル酸1,1,2,2−テト
ラヒドロペルフルオロデシル、ラウリルN,N−ジアリ
ルアクリルアミド、メタクリル酸シンナミル、クロロメ
チルスチレン、4−tert−ブトキシスチレン、アク
リル酸sec−ブチル、メタクリル酸sec−ブチル、
クロロプレン、N,N−ジメチルメタクリルアミド、N,
N−ジメチルアクリルアミド、N,N−ジエチルメタク
リルアミド、N,N−ジエチルアクリル−アミド、ジア
クリル酸エチレングリコール、アクリル酸4−ヒドロキ
シブチル、メタクリル酸4−ヒドロキシ−ブチル、メタ
クリル酸ラウリル、アクリル酸ラウリル、メタクリル酸
エチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸
ベンジル、アクリル酸ベンジル、アクリル酸n−プロピ
ル、アクリル酸イソ−プロピル、ブタジエン、メタクリ
ル酸2−エチルヘキシル、2−プロペン酸3,3,4,4,
5,5,6,6,7,7,8,8,9,9,10,10,11,11,
12,12,12−ヘネイコサフルオロドデシルエステ
ル、アクリル酸1,1,2,2−テトラヒドロペルフルオ
ロオクチル、アクリル酸オクタデシル、メタクリル酸ブ
チル、アクリル酸ブチル、イソプレン、アクリル酸n−
ヘキシル、二弗化ビニリデン、N−イソプロピルアクリ
ルアミド、tert−ブチルアクリルアミド、ジビニル
ベンゼン、エチレングリコール、N−フェニルマレイミ
ド、N−エチルマレイミド、アクリロニトリル、メタク
リロニトリル、ジメタクリル化されたメタクリル酸ジメ
チルアミノエチル、アクリル酸フェニルチオエチル、メ
タクリル酸1−アダマンチル、アクリル酸ドデシル、ア
クリル酸エチル、メタクリル酸エチル、4−(2,5−ジ
ヒドロ−2,5−ジオキソ−1H−ピロール−1−イル)
−N−2−チアゾリルベンゼンスルホンアミド、桂皮酸
ビニル、4−メタクリロイルオキシ)カルコン、N−ビ
ニルカルバゾール、4−(2,5−ジヒドロ−2,5−ジ
オキソ−1H−ピロール−1−イル)−N−フェニルベ
ンゼンスルホンアミド、4−(2,5−ジヒドロ−2,5
−ジオキソ−1H−ピロール−1−イル)ベンゼンスル
ホンアミド、4−(2,5−ジヒドロ−2,5−ジオキソ
−1H−ピロール−1−イル)−N−2−チアゾリルベ
ンゼンスルホンアミド、4−(2,5−ジヒドロ−2,5
−ジオキソ−1H−ピロール−1−イル)−N−(4,6
−ジメチル−2−ピリミジニル)ベンゼンスルホンアミ
ド、2−メトキシスチレン、N−[[4−(2,5−ジヒド
ロ−2,5−ジオキソ−1H−ピロール−1−イル)フェ
ニル]スルホニル]アセトアミド、2−(2−メチル−1
−オキソ−2−プロペニル)−1−イソインドール−1,
3(2H)−ジオン、4−(2,5−ジヒドロ−2,5−ジ
オキソ−1H−ピロール−1−イル)ベンゼンスルホン
アミド、2−メチル−2−プロペン酸2−ヒドロキシフ
ェニル、ビニルトリメトキシシラン、メタクリルオキシ
プロピルトリメトキシシラン、ビニルトリイソプロポキ
シシラン、メタクリルオキシプロピルトリイソプロポキ
シシラン、マレイン酸ジアルキルエステル類、マレイン
酸モノアルキルエステル類、ベルサチン酸をベースにし
たビニルエステル類、ビニルアミド類、アクリル酸te
rt−ブチル、メタクリル酸tert−ブチル、フマル
酸モノアルキルエステル類、フマル酸ジアルキルエステ
ル類、2−シアノアクリル酸メチル、テトラアクリル酸
ペンタエリトリトール、テトラメタクリル酸ペンタエリ
トリトール、トリアクリル酸ペンタエリトリトール、ペ
ンタエリトリトールトリアリルエーテル、アクリル酸ペ
ンタフルオロフェニル、メタクリル酸ペンタフルオロフ
ェニル、アクリル酸2−フェノキシエチル、メタクリル
酸2−フェニルエチル、ジアクリル酸1,4−フェニレ
ン、ジアクリル酸1,3−フェニレン、ジメタクリル酸
テトラエチレングリコール、メタクリル酸テトラヒドロ
ピラニル、1,3−キシレンビスアクリルアミド、メタ
クリル酸アリル、ジメタクリル酸ビスフェノールA、N
−ベンジルメタクリルアミド、N−ベンジルマレイミ
ド、アクリル酸シクロヘキシル、メタクリル酸シクロヘ
キシル。
化または分散重合は例えば原子移行(atom transfer)ラ
ジカル重合(ATRP)、RAFT(可逆的な付加−フ
ラグメンテーション連鎖移行重合)、MADIX(移行
活性キサンテートを用いる、可逆的付加−フラグメンテ
ーション連鎖移行方法)、触媒連鎖移行(例えばコバル
ト錯体を用いる)、基移行重合、またはニトロキシド
(例えばTEMPO)が媒介する重合の如き技術を用い
る、調節されたすなわち「リビングラジカル」重合であ
ってもよい。
合体粒子は、それ自体で、並びに以下に示される種々の
用途から明らかになるであろうように該単分散性重合体
粒子が有利に使用される用途で、特許請求されることは
明白である。さらに本発明で記載されているように、重
合体ラテックス形態での単分散性重合体粒子は実際に多
くの用途を有するが、それらに限定されない。
ンピューター−ツー−プレートまたはコンピューター−
ツー−プレス熱印刷版中、のそれらの使用である。例え
ば以下に挙げられる特許に記載されているように、それ
らの種々の版はラテックス融合に基づく。粒子融合も粒
子寸法分布により大きく影響を受けることは明白であ
る。 ∨ Heat-sensitive imaging element for producing li
thographic plate. Vermeersch, Joan; Van Damme, Mar
c; Kokkelenberg, Dirk. (Agfa-Gevaert N.V., Belgiu
m), EP-A O 931 647, published July 28, 1999. ∨ Heat-sensitive imaging element for making litho
graphic printing platecomprising polymer particles
with specific particle size. Van Damme, Marc; Ver
meersch, Joan; Louwet, Frank; Samijn, Raf. (Agfa-G
evaert N.V., Belgium), EP-A O 849 091, published J
uly 24, 1998. 例えば Eckersley et al. により記載されているよう
に、粒子寸法分布がフィルム生成および剪断安定性に影
響するため、単分散性ラテックスの製造はコーテイング
用途において重要である。(Synthesis of monodispers
e film-forming latexes. Eckersley, S. T.; Vandezan
de, G.; Rudin, A J. Oil Colour Chem. Assoc. (198
9), 72(7), 273-5.)。グラフィック用途に関しては、
これはラテックスが例えば裏打ち層中、乳剤層中、接着
剤層中および上部コーテイング中で結合剤として使用さ
れる。
明の方法により得られる重合体粒子の使用に関する。単
分散性ラテックスの使用はより容易に調節される粒子充
填をもたらす。このことは、例えば重合体粒子を含有す
るインキ−ジェット層を加熱しそして融合させることに
よりこれらの重合体ラテックスの耐引っ掻き性および耐
水性を改良するために使用される時に重要である。イン
キ−ジェット層中での単峰性の粒子寸法の粒子の使用は
光沢も改良する。重合体顔料がインキ−ジェット受容コ
ーテイング中で使用されるような参考文献は以下のもの
である: ∨ Process of water-resistant and durable ink-jet
substrate with plasticpigment. Mets, Jeanlynn; Hon
g, Yaoliang; Koenig, Mike; Tomimasu, Hiroshi; Yan
g, Jerry. (International Paper Company, USA). WO 0
0/72984, published December 7 2000. ∨ Ink-jet recording sheet with high ink absorbenc
y and glossy surface.Ushiku, Masayuki; Mochizuki,
Yoshihiro. (Konica Co., Japan). JP-A 09-156206, pu
blished June 17, 1997. 単分散性粒子寸法分布はラテックスがインキ、例えばフ
レキソ、オフ−セットおよびインキ−ジェットインキ、
中で使用される場合にも重要である。インキ−ジェット
インキに関しては、噴射性も粒子寸法分布に依存するで
あろう。インキ−ジェットインキ中への重合体ラテック
スの適用は例えば以下のものに開示されていた: ∨ Pigmented water-based ink-jet ink with improved
water and abrasion resistance. Iijima, Hirotaka.
(Konica Corporation, Japan). EP-A 1 074 589,publis
hed February 7, 2001. ∨ Solvents that enhance the printability and drop
ejection of inks containing latex polymers. Rehma
n, Zia. (Hewlett-Packard Co., USA) in EP-A 1029 90
4, published August 23, 2000. インキ−ジェット技術からそのために使用される印刷版
を製造するために重合体ラテックスを使用する場合に
は、単峰性の粒子は噴射性も増強させる。該噴射性を改
良するための試みは例えばEP−A0 976 550お
よび0 963 841に記載されていた。
の、本発明に従う方法により製造される単分散性粒子の
使用である。格子定数が光の波長と合致する場合には、
周期的な超構造が電磁放射線を回折する。試験される最
も一般的な構造は直径が数百ナノメートルのシリカ球の
オパール−フェース−中心のある立方体(fcc)パッ
ケージである。光のブラッグ(Bragg)反射により、全て
のこれらの材料が「乳光」色を示す。物理的観点から、
それらは不完全な光子結晶と考えることができる。全方
向性の光子結晶はある種の周波数窓中の光子状態(phoni
c state)の密度を抑制すると思われる。電子エネルギー
バンドギャップ構造と同様に、これらの窓を「光子バン
ドギャップ」と称する。これらの材料は独特な光電子性
質を潜在的に与える。ポリスチレンビーズを基にした良
く配列された三次元光子結晶は既知である。PMMAビ
ーズを使用することができそしてそれらは電子線抵抗と
しての使用に適する利点を有する。別の非常に重要な要
素は回折指数コントラストである。異なるタイプの単量
体を使用することにより、粒子の回折指数を変動させう
る。単峰性の粒子寸法分布を得るためには、連続的に繰
り返される精製(濾過および遠心)が必要である。高度
に帯電した単分散性コロイド粒子は強固な三次元的に配
列された結晶性コロイド整列(CCA類)に容易に自己
−集合する。これらのCCA類は、スペクトルの紫外、
可視、および赤外領域中の光をブラッグ回折する光子結
晶として作用する。 ∨ Synthesis of Highly Charged, Monodisperse Polys
tyrene Colloidal Particles for the Fabrication of
Photonic Crystals. Reese, Chad E.; Guerrero,Carol
D.; Weissman, Jesse M.; Lee, Kangtaek; Asher, Sanf
ord A., J. Colloid Interface Sci. (2000), 232(1),
76-80. ∨ Dye-containing polymer beads as photonic crysta
ls. Mueller, Manfred;Zentel, Rudolf; Maka, Torste
n; Romanov, Sergei G.; Torres, Clivia M. Sotomayo
r, Chem. Mater. (2000), 12(8), 2508-2512. ∨ Monodispersed colloidal sheres: Old materials w
ith new applications.Xia, Younan; Gates, Byron; Yi
n, Yadong; Lu, Yu. Adv. Mater. (Weinheim, Ger.) (2
000), 12(10), p.693-713. ∨ Tuning the photonic bandgap properties of cryst
alline arrays of polystyrene beads by annealing at
elevated temperatures. Gates, Byron; Park,Sang Hy
un; Xia, Younan, Adv. Mater. (Weinheim, Ger.) (200
0), 12(9), 653-656. ∨ Self-assembly of colloidal particles into three
-dimensionally orderedarrays and its applications.
Gates, Byron; Park, Sang Hyun; Xia, Younan, Proc.
SPIE-Int. Soc. Opt. Eng. (2000), 3937 (Micro- and
Nano-photonicMaterials and Devices), 36-43. ∨ The fabrication and band-gap engineering of pho
tonnic multilayers, Jiang, Peng, Ostojic, Gordana
N., Narat, Roxana, Mittleman, Daniel M. andColvin,
Vicky L., Adv. Mater. (Weinheim, Ger.) (2001), 13
(6), 389-393. ∨ Self-assembly approaches to three-dimensional p
hotonic crystals, Xia,Younan, Gates, Byron and Li,
Zhi-Yuan, Adv. Mater. (Weinheim, Ger.) (2001), 13
(6), 409-413. ∨ Production and use of core-shell polymer partic
les. Rupaner, Robert;Leyrer, Reinhold J.; Schumach
er, Peter. (BASF Aktiengesellschaft, Germany); EP-
A 0 955 323. ∨ Producing pigment particles of defined shape an
d size. Etzbach, Karl-Heinz; Keller, Harald; Leyre
r, Reinhold; Faust, Tillmann; Schuhmacher, Peter;
Siemensmeyer, Karl. (BASF Aktiengesellschaft, Germ
any); WO 98/12265. 単分散性重合体ラテックスを基にしたそのような光子結
晶の新規な用途は例えば食品包装用の感温度性ラベル中
でのその使用である。例えば、単分散性ラベルをメタク
リル酸ブチルから製造する場合には、フィルムがフィル
ム形成されない(27℃より低い)場合においてのみブ
ラッグ反射による色を示す光子結晶が得られる。そのた
めにはそのようなフィルムはそれらのフィルム形成(ま
たはガラス転移)温度より上で乾燥しなければならな
い。フィルムの色が消えた時に、フィルムがガラス転移
温度より上になったことがわかる。例えばポリメタクリ
ル酸ブチル球は約27℃のガラス転移温度を有する。そ
のようなポリ(メタクリル酸ブチル)を基にした光子結
晶のラベルを製造することができる。色が消えた場合
に、ラベルは必ずしも常に27℃より低く保たれなかっ
たことがわかる。そのような感温度性ラベルを例えば冷
たく保たなければならない食品上で使用することができ
る。共−単量体比の変動により、0〜135℃の間の温
度に対するそのような温度検知ラベルを製造することは
実行可能である。粒子寸法を変動させることにより、ラ
ベルの色を調節することができる。
子の別の用途は、ディスプレイ用途におけるスペーサー
としてのその使用であり、スペーサーは例えば下記の特
許出願に記載されている: ∨ Spacer for liquid crystal display element. Take
chi, Masahiro; Ito, Kazushi. (Sekisui Chemical C
o., Ltd., Japan). JP-A 2000347196, published Decem
ber 15, 2000. ∨ Spacers for use in liquid-crystal display devic
e and their manufacture. Ochitani, Yukio; Takechi,
Masahiro; Ito, Kazushi. (Sekisui Chemical Co., Lt
d., Japan). JP-A 2000321582, published November 2
4, 2000. ∨ Manufacture of porous fine particles for spacer
s of liquid crystal displays and packings of colum
n chromatography. Nagai, Yasuhiko; Minamino,Hiroko
(Sekisui Chemical Co., Ltd., Japan). JP-A 2000191
818, publishedJuly 11, 2000. ∨ Liquid-crystal display devices and spacrs for u
se in the devices. Takechi, Masahiro; Ochitani, Yu
kio; Uematsu Yasushi. (Sekisui Fine ChemicalCo., L
td., Japan). JP-A 2000147518, published May 26, 20
00. ∨ Manufacture of monodisperse seed particles, mic
roparticles, and spacers for liquid crystal displa
y elements. Minamino, Hiroko; Nagai, Yasuhiko (Sek
isui Chemical Co., Ltd., Japan). JP-A 2000103804,
published April11, 2000. ∨ Dependence of substrate deflection on spacer pi
tch in emissive flat panel displays. Cho, Y.-R.; K
im, H.-S.; Oh, J.-Y. Mun, J.-D.; Choi, J.-O;Lee,
J. H.; Cho, K.-I,; Ahn, S. Mater. Sci. Eng., B (20
00), B77(1), p.6-10. ∨ Electrophoretic medium provided with spacers; A
lbert, Jonathan D. (EInk Corporation, USA); WO 01/
02899, published January 11, 2001. 本発明の方法に従い製造される重合体粒子に関する印刷
用途のための乾燥および液体現像剤およびトナー中の用
途が別の用途である。これに関する特許出願は例えば下
記のものである: ∨ Preparation of monodisperse acrylic particles o
f controlled size by emulsion polymerization. Pain
e, Anthony J.; Rudin, Alfred; Vlad, Florin.(Xerox
Corporation, USA) in UA-A 5,902,853. 本発明の方法により製造される重合体粒子が役立つ用
途、例えば生物医学用途、は下記のものに記載されてい
た: ∨ Monosized polymer particles in biochemical and
biomedical separations. Ugelstad, J.; Stenstad,
P.; Kilaas, L.; Prestvik, W.S.; Herje R.; Berge,
A.; Hornes, E., Blood Purif. (1994), Volume Date 1
993, 11(6), 349-69. ∨ Monosized polymer particles in biochemical and
biomedical separations. Ellingsen, Turid; Aune, Od
dvar; Berge, Arvid; Kilaas, Lars; Schmid, Ruth; St
enstad, Per; Ugelstad, John; Hagen, Steinar; Weng,
Ellen; Johansen, Liv., Makromol. Chem., Macromol.
Symp. (1993), 70-71 (34th International Symposium
on Macromolecules, 1992), 315-26). ∨ Biochemical and biomedical application of monod
isperse polymer particles. Ugelstad, John; Stensta
d, Per; Kilaas, Lars; Prestvik, Wenche S.; Rian, A
nne; Nustad, Kjell; Herje, Ragnhild; Berge, Arvi
d., Macromol. Symp. (1996), 101 (5th International
Polymer Conference "Challenges in Polymer Science
and Technology", 1994), 491-500. ∨ New developments in biochemical and medical app
lications of monodisperse polymer particles. Ugels
tad, J.. Adv. Org. Coat. Sci. Technol. Ser.(1991),
13, 507-18. ∨ Manufacture of polystyrene latexes with monodis
perse particle size for immunological tests. Grick
owa, Innesa; Gusiew, Siergiej; Grzywa, Edward; Leg
ocki, Marian; Kraszeninnikowa, Irina. (Instytut Ch
emii Przemyslowej. Pol.); PL 163091 B1, issued Feb
ruary 29 1994. 本発明の方法により製造される重合体粒子が役立つカラ
ム充填に関する用途は例えば下記のものである: ∨ Monodisperse particles, their manufacture and u
se for packing a liquid chromatography column. Mur
anaka, Kazuaki; Tsuda, Teruhiko. (Tosoh Corporatio
n, Japan). EP-A 1 046 658, published Octover 25, 2
000. 本発明の方法により製造される重合体粒子が役立つ微量
濾過(MF)および限外濾過(UF)における用途は例
えば下記のものである: ∨ Porous latex composite membranes fabrication an
d properties. Jons, Steve; Ries, Paul; McDonald, C
harles J., J. Membr. Sci. (1999), 155(1), 79-99. 本発明の方法により製造される重合体粒子が役立つ他の
用途は例えば下記のものに関連する例えば耐衝撃性プラ
スチック、帯電防止性仕上げ剤、トナーなどにおける単
分散性重合体粒子の用途である: ∨ Monodisperse dilatant polymer dispersions and t
heir preparation. Rupaner, Robert; Horn, Frank M.;
Richtering, Walter; Muelhaupt, Rolf. (BASFA.-G.,
Germany). Ger. Offen. DE 19757669, published Janua
ry 7, 1999. ∨ Manufacture of colored polymer particles for el
ectrophotographic toners or for immunoassay carrie
rs. Hayashi, Kenji; Koizumi, Yoshiaki; Kamyama, Mi
kio; Takahashi, Jiro. (Konishiroku Photo Ind, Japa
n). JP-A 05-247108, published September 24, 1993. インキもしくはトナー中、光子結晶フィルム中、コンピ
ューター−ツー−プレートまたはコンピューター−ツー
−プレス用途のための熱印刷版中、インキジェット媒体
中、ディスプレイ中、写真フィルム中の使用並びにスペ
ーシング剤としての使用が極めて多くの用途に対して新
たな範囲を開く。しかしながら、以下に示されるリスト
は網羅的でないことは明らかである。
記載するが、本発明をこれらの態様に限定する意図はな
いことは理解されるであろう。比較例1〜5 :RAMEBの不存在下における半−連続
的条件下でのメタクリル酸メチル(MMA)またはスチ
レンの重合本発明の実施例2−4および6−8 :種々の量のRAM
EBの存在下における半−連続的条件下でのMMAまた
はスチレンの重合一般的な重合工程 :磁気撹拌棒が装備された100ml
のフラスコに各々50mlの水を充填した。次に、不規
則的にメチル化されたβ−シクロデキストリン(RAM
EB、ドイツのワッカー(Wacker)からの商標製品である
ワッカー・カバソル(Wacker Cavasol)W7M)を種々の
量で各フラスコに表1または2に示されたデータに従い
加えた。溶液を80℃に加熱しそして窒素を10分間に
わたり泡立たせながら脱気した。次に、開始剤を加えそ
してフラスコをゴム栓で密封しそして溶液を撹拌下でさ
らに1分間にわたり加熱した。次に、温度を80℃に保
ちながら、5ml(4.5g)のスチレンまたはMMA
を注射器を通して2時間の期間にわたり撹拌された溶液
に滴下した。単量体の添加が完了した後に、反応混合物
を85℃にさらに1時間にわたり加熱した。
拡散法により「ブルックハーベン・インストルメンツ・
パーティクル・サイザー(Brookhaven Instruments Pari
clesizer)BI90」を用いて測定された。走査電子顕
微鏡(SEM)により撮影された写真は下記の方法に従
い得られた。サンプルを蒸留水中で希釈した。この溶液
の1滴を基質上に置き、乾燥し、そして薄い金のコーテ
イングで覆った。サンプルを次にジョエル(JOEL)JSM
−5600走査電子顕微鏡中で30kVの加速電圧で試
験した。
レンまたはMMAを10重量%のシクロデキストリン
(RAMEB)と共に用いて実施例4および8に記載さ
れたものと同様な反応を、今回はバッチ−方式で行う
と、凝集を生ずる。比較例11および12: 反応を単量体であるメタクリル
酸ブチルおよび5.3%のβ−CDを用いて Rimmer に
より Polymer 40 (1999) 6673-6677 に記載されたよう
なダウファックス2A1界面活性剤を用いずに繰り返す
と5.1%の凝集体を生じた。単量体を半−連続的に添
加する同じ反応の実施は1.5%より少ない凝集体を生
ずる。実施例1−8でも観察されたように、半−連続的
反応がより狭い分子量分布を生じたこともわかった: * バッチ法、Mn=115.000g/モル、PD=4.
2、 * 半−連続的法、Mn=120.000g/モル、PD
=2.6。 表示された分子量はGPCから、ポリスチレン標準およ
び溶離剤としてのTHFを用いて、得られた。
量はGPCから、ポリスチレンまたはPMMA標準およ
び溶離剤としてのクロロホルムを用いて、得られた。P
BMAからの表示された分子量(実施例11および1
2)はGPCから、ポリスチレン標準および0.1重量
%のLiClを含むDMFを溶離剤として用いて、得ら
れた。
するためには半−連続的工程はバッチ方式の反応と比べ
た場合にはるかに良好な結果を与えると明らかに結論づ
けることができ、ここでより狭い粒子寸法分布を得るた
めには、シクロデキストリンが不均一系重合反応、例え
ば乳化重合または分散重合、において使用される。単量
体を半−連続的に添加するシクロデキストリンが媒介す
る不均一系重合反応がより狭い粒子寸法分布を有する該
粒子のはるかに良好なコロイド安定性を与える。他の界
面活性剤の不存在下で、そしてより好ましくは(アニオ
ン)イオン性界面活性剤の不存在下で、シクロデキスト
リンが媒介する不均一系重合は種々のミセルからの核生
成を回避するが、生成するラテックスにさらなる安定性
を与えるためには開始剤として過硫酸塩が有利に使用さ
れる。
たが、添付された請求項で定義された本発明の範囲から
逸脱しない限り多くの改変を行えることは当業者には今
回、明らかになるであろう。
例5で得られたポリスチレンラテックス粒子を示す。
た後のポリスチレンラテックス粒子を示す。
存在下で本発明の実施例6で得られたポリスチレンラテ
ックス粒子を示す。
た後のポリスチレンラテックス粒子を示す。
の存在下で本発明の実施例7で得られたポリスチレンラ
テックス粒子を示す(要約も参照のこと)。
た後のポリスチレンラテックス粒子を示す。
存在下で本発明の実施例2で得られたポリメタクリル酸
メチルラテックス粒子を示す。
た後のポリメタクリル酸メチルラテックス粒子を示す。
の存在下で本発明の実施例3で得られたポリメタクリル
酸メチルラテックス粒子を示す。
釈した後のポリメタクリル酸メチルラテックス粒子を示
す。
Claims (8)
- 【請求項1】 水をベースとしたシステム中でのシクロ
デキストリンの存在下における疎水性単量体のフリーラ
ジカル重合または共重合による単分散性重合体粒子の製
造方法であって、該フリーラジカル重合を単量体を半−
連続的に添加して行い、該単量体は重合反応を開始する
前には存在しないこと、並びに30重量%より少ない合
計固体含有量が該水をベースとしたシステム中に存在す
ることを特徴とする方法。 - 【請求項2】 水をベースとしたシステム中での疎水性
単量体のフリーラジカル重合または共重合による単分散
性重合体粒子の製造が、β−シクロデキストリンの存在
下で進行する、請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 該フリーラジカル重合が、過硫酸塩開始
剤の存在下で開始され、そしてイオン性界面活性剤の添
加なしに、種晶添加された乳化または分散重合により遂
行される、請求項1または2に記載の方法。 - 【請求項4】 該疎水性単量体がスチレン類、アクリロ
ニトリル、メタクリロニトリル、アクリル酸エステル
類、メタクリル酸エステル類、メタクリルアミド類、ア
クリルアミド類、ビニルアミド、マレイミド類、ビニル
エーテル類、ビニルエステル類、マレイン酸モノアルキ
ル類、マレイン酸ジアルキル類、弗素化されたアクリル
酸エステル類、弗素化されたメタクリル酸エステル類、
ジエン類およびそれらの誘導体よりなる群から選択され
る化合物である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の
方法。 - 【請求項5】 該疎水性単量体がスチレン、メタクリル
酸メチル、酢酸ビニル、ベルサチン酸ビニル(vinyl ver
satate)、N−フェニルマレイミド、ジビニルベンゼ
ン、ジアクリル酸エチレングリコール、アクリル酸2,
2,2−トリフルオロエチル、メタクリル酸2,2,2−
トリフルオロエチル、ビニルカプロラクタム、アクリロ
ニトリル、酢酸ビニル、N−ベンジルメタクリルアミ
ド、N−ベンジルマレイミドおよびベルサチン酸ビニル
よりなる群から選択される化合物である、請求項1〜3
のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項6】 該単分散性重合体粒子が0.02μm〜
20μmの間の平均粒子寸法を有する、請求項1〜7の
いずれか1項に記載の方法。 - 【請求項7】 該単分散性重合体粒子が0.02μm〜
20μmの間の平均粒子寸法を有する、請求項1〜6の
いずれか1項の方法に従って製造される、単分散性重合
体粒子。 - 【請求項8】 インキもしくはトナー中、光子結晶フィ
ルム中、コンピューター−ツー−プレートまたはコンピ
ューター−ツー−プレス用途のための熱印刷版中、イン
キジェット媒体中、ディスプレイ中、写真フィルム中
の、またはスペーシング剤としての、請求項7に記載の
単分散性重合体粒子の使用。
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