JP2002330311A - 映像源判別方法及び装置及び映像信号処理装置 - Google Patents

映像源判別方法及び装置及び映像信号処理装置

Info

Publication number
JP2002330311A
JP2002330311A JP2001132886A JP2001132886A JP2002330311A JP 2002330311 A JP2002330311 A JP 2002330311A JP 2001132886 A JP2001132886 A JP 2001132886A JP 2001132886 A JP2001132886 A JP 2001132886A JP 2002330311 A JP2002330311 A JP 2002330311A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video signal
determination
signal
determining
fields
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001132886A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3692963B2 (ja
Inventor
Toshio Sarugaku
寿雄 猿楽
Naoki Kaneko
直樹 金子
Kiyoko Imai
聖子 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2001132886A priority Critical patent/JP3692963B2/ja
Priority to US10/475,732 priority patent/US7283174B2/en
Priority to CNB028127129A priority patent/CN1293756C/zh
Priority to KR1020037013707A priority patent/KR100920547B1/ko
Priority to PCT/JP2002/004026 priority patent/WO2002089477A1/ja
Publication of JP2002330311A publication Critical patent/JP2002330311A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3692963B2 publication Critical patent/JP3692963B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Studio Devices (AREA)
  • Picture Signal Circuits (AREA)
  • Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像源の判別を映像信号の特徴に基づいて行
うと共に、この判別にヒステリシス等を設けて処理を円
滑にする。 【解決手段】 端子41、42には、それぞれ現在の映
像信号(フィールド1)と2フィールド前の映像信号
(フィールド2)とが供給される。これらの映像信号が
比較部43に供給され、フィールド1及び2の中の等し
い座標ブロックの例えば6画素が比較される。その比較
結果が検出部44に供給される。そしてこの検出信号が
状態遷移出力部45に供給され、この判別出力が出力端
子46に取り出されると共に、状態を示す信号が検出部
44に帰還される。そして検出部44での検出レベルが
任意に設定される。さらにこの検出レベルが、状態遷移
出力部45からの状態を示す信号によって制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば映像信号を
高解像度で表示する場合に使用して好適な映像源判別方
法及び装置及び映像信号処理装置に関する。詳しくは、
例えば映像信号の走査線を倍加すると共に、その際の映
像信号の映像源を良好に判別して、映像源に応じた倍加
処理の方法を最適に選択できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】例えば映像信号を高解像度で表示する場
合においては、入力映像信号のフィールド内若しくはフ
ィールド間の相関を用いて走査線を倍加することが行わ
れている。ここで入力映像信号の映像源がビデオカメラ
の場合には、例えば図11に示すようにフィールドごと
に異なる映像が供給されるので、入力映像信号のフィー
ルド内若しくはフィールド間の相関を用いて走査線を倍
加することができる。
【0003】これに対して、入力映像信号の映像源が映
画フィルムである場合には、例えば毎秒24コマの映画
フィルムを毎秒60フィールドのNTSC方式の映像信
号に変換する際に、いわゆる3−2プルダウン処理と呼
ばれる変換が行われている。このためこのような映像信
号を、単純にフィールド内若しくはフィールド間の相関
を用いて走査線を倍加すると、却って画質が劣化するこ
とがある。
【0004】すなわち上述の3−2プルダウン処理は例
えば図12のように行われる。この図12のAは連続す
る映画フィルムの2コマを示す。そして図12のBに示
すように、最初のコマからa、a′、aの3フィールド
が形成され、次のコマからb′、bの2フィールドが形
成される。ここでa、bは、インターレースされる映像
信号の一方のフィールド、a′、b′は他方のフィール
ドになっている。
【0005】そこでこのような映像源が映画フィルムの
入力映像信号の走査線を倍加する場合には、例えば最初
のコマから形成されたa、a′の2フィールドは、イン
ターレースされた走査線を交互に合成するだけで走査線
を倍加することができる。ところがa、b′の2フィー
ルドは異なるコマから形成されているために、これらの
2フィールドの走査線を合成すると画質が著しく劣化し
てしまう。
【0006】これに対してb′、bの2フィールドは、
走査線を交互に合成するだけで走査線を倍加することが
できる。すなわち、上述のような映像源が映画フィルム
の入力映像信号の走査線を倍加する場合には、フィール
ドと映像源のコマとの関係を判別して合成するフィール
ドを選択することにより、画質劣化を生じること無く良
好な走査線の倍加処理を行うことができるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで上述の入力映像
信号の映像源が映画フィルムであることを判別する必要
が生じた。ところがこのような判別は、例えば上述の図
11、図12に示すような映像信号の特徴に基づいて行
われなければならない。また、このような判別に当たっ
ては、例えば判別レベルを任意に変更することにより判
別にヒステリシス等を設けられるようにすることが好ま
しいものである。
【0008】この出願はこのような点に鑑みて成された
ものであって、解決しようとする問題点は、入力映像信
号の映像源が映画フィルムであることを判別する場合に
は、映像信号の特徴に基づいて行われなければならず、
またこのような判別に当たっては、判別にヒステリシス
等を設けられるようにすることが好ましいというもので
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】このため本発明において
は、所定のブロック内の画素の一致または不一致を計数
してフィールドの同一性を判定し、判定のパターンに従
って映像信号の映像源の判別を行うと共に、同一性の判
定を行う際の判定の閾値を任意に変更するようにしたも
のであって、これによれば、映像源の判別を映像信号の
特徴に基づいて行うことができると共に、この判別にヒ
ステリシス等を設けることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】すなわち本発明においては、入力
映像信号中のインターレース関係が等しい2つのフィー
ルドを比較して入力映像信号の映像源の判別を行う映像
源判別方法であって、2つのフィールドの等しい座標の
からなる所定のブロック内の画素の一致または不一致を
検出し、検出された一致または不一致の数を計数して2
つのフィールドの同一性を判定し、同一性の判定される
パターンに従って入力映像信号の映像源の判別を行うと
共に、同一性の判定を行う際の一致または不一致の計数
に対する判定の閾値を任意に変更してなるものである。
【0011】また、本発明においては、入力映像信号中
のインターレース関係が等しい2つのフィールドを比較
して入力映像信号の映像源の判別を行う映像源判別装置
であって、2つのフィールドの等しい座標のからなる所
定のブロック内の画素の一致または不一致を検出する検
出手段と、検出された一致または不一致の数を計数して
2つのフィールドの同一性を判定する判定手段と、同一
性の判定されるパターンに従って入力映像信号の映像源
の判別を行う判別手段と、同一性の判定を行う際の一致
または不一致の計数に対する判定の閾値を任意に変更す
る変更手段とを有してなるものである。
【0012】さらに本発明においては、入力映像信号の
走査線をフィールド内若しくはフィールド間の相関若し
くはフィールドの合成を用いて倍加する走査線倍加手段
と、入力映像信号の映像源が映画フィルムであることを
判別する映画フィルム判別手段とを有する映像信号処理
装置であって、映画フィルム判別手段は、入力映像信号
中のインターレース関係が等しい2つのフィールドの等
しい座標のからなる所定のブロック内の画素の一致また
は不一致を検出し、検出された一致または不一致の数を
計数して2つのフィールドの同一性を判定し、同一性の
判定されるパターンに従って入力映像信号の映像源の判
別を行うと共に、同一性の判定を行う際の一致または不
一致の計数に対する判定の閾値を任意に変更してなるも
のである。
【0013】以下、図面を参照して本発明を説明する
に、図1は本発明の映像源判別方法及び装置及び映像信
号処理装置を適用した映像信号処理装置の一実施形態の
構成を示すブロック図である。
【0014】図1において、入力端子1には入力映像信
号が供給される。そしてこの入力映像信号が第1のフィ
ールドメモリ2に供給され、このフィールドメモリ2で
1フィールド期間遅延された映像信号が第2のフィール
ドメモリ3に供給される。これによって入力端子1に供
給された入力映像信号は、フィールドメモリ2、3でそ
れぞれ1フィールド期間ずつ遅延され、連続した3フィ
ールドが同時化されて取り出される。
【0015】そして入力端子1からの映像信号が切り換
え回路4を通じて走査線倍加装置5に供給される。また
フィールドメモリ2からの映像信号が走査線倍加装置5
に供給される。さらにフィールドメモリ3からの映像信
号が切り換え回路6を通じて走査線倍加装置5に供給さ
れる。これにより切り換え回路4が上側、切り換え回路
6が下側に切り換えられていた場合には、上述の同時化
された3フィールドの映像信号が走査線倍加装置5に供
給される。
【0016】従って入力端子1に供給される映像信号の
映像源が、例えばビデオカメラの場合には、フィールド
ごとに異なる映像が3フィールドずつ同時化されて走査
線倍加装置5に供給され、入力映像信号のフィールド内
若しくはフィールド間の相関を用いて走査線の倍加が行
われる。すなわち、通常のビデオカメラで撮影されたテ
レビジョン放送等の映像信号の場合には、上述の同時化
された3フィールドの映像信号によって走査線倍加装置
5にて走査線の倍加が行われる。
【0017】これに対して入力端子1に供給される映像
信号の映像源が映画フィルムの場合には、入力端子1に
は、例えば図2のAに示すようなフィールドa、a′、
a、b′、b、c′、c、c′・・・の映像信号が供給
される。そして入力端子1及びフィールドメモリ2、3
からは、それぞれ図2のBに示すような、3フィールド
(a、z′、z)(a′、a、z′)(a、a′、a)
・・・の映像信号が同時化されて取り出される。
【0018】そこでこれらの入力端子1からの映像信号
とフィールドメモリ3からの映像信号が映画フィルム判
別回路7に供給される。これによってこの判別回路7に
は、現在のフィールドを2フィールド前の映像信号が供
給される。そしてこれらの映像信号を用いて映画フィル
ムの判別が行われる。すなわち図3のAに示すように供
給される映像信号に対して図3のBに示すような組み合
わせで画像の一致が判断され、一致のとき“0”、不一
致のとき“1”の信号が形成される。
【0019】ここで判別回路7の構成は、例えば図4に
示すようになっている。図4において、端子41、42
には、それぞれ入力端子1からの映像信号(フィールド
1)とフィールドメモリ3からの映像信号(フィールド
2)とが供給される。これらの映像信号が比較部43に
供給され、その比較結果が検出部44に供給される。そ
してこの検出信号が状態遷移出力部45に供給され、こ
の判別出力が出力端子46に取り出されると共に、状態
を示す信号が検出部44に帰還される。
【0020】さらに図5にはより具体的な回路構成を示
す。この図5において、上述のフィールド1及び2の等
しい座標ブロックの例えば6画素がレジスタ51、52
に取り出される。そしてこれらの各画素が6個のイクス
クルーシブオア回路53に供給されて、それぞれの不一
致が判別(出力値“1”)され、これらのイクスクルー
シブオア回路53の出力がアンド回路54で合成され
る。これによってアンド回路54からは、1画素でも一
致したときは値“0”が出力され、6個のイクスクルー
シブオア回路53が全て不一致のとき“1”が出力され
る。
【0021】このアンド回路54の出力がカウンタ55
で計数され、この計数値がデコーダ56に供給される。
そしてデコーダ56では、計数値が任意のデコード値以
上になったときに、フィールド1及び2の一致が判定さ
れて、例えば値“0”が出力端子57に取り出される。
さらに上述の状態遷移出力部45では、この値“0”が
所定のパターンで出力されているか否か判別され、これ
によって映像源が映画フィルムか否かの判別が行われ
る。
【0022】すなわち映像源が映画フィルムの場合に
は、上述の図3のAのパターンで各フィールドの映像信
号が供給されることから、この5フィールドごとにフィ
ールド1、2の画像が一致し、上述の判定される信号が
図3のCに示すようにこの5フィールドごとに“0”を
出力する。これに対して、映像源がビデオカメラの場合
には、フィールドごとの画像が全て異なるので信号に
“0”が形成されることがない。そこでこの信号のパタ
ーンを判別して映画フィルムの判別が行われる。
【0023】そして映画フィルム判別回路7で映画フィ
ルムであることが判別されると、まず切り換え回路4が
下側に切り換えられる。さらに上述の判別される信号の
パターン(図3のC)から、図3のDに示すような制御
信号が形成され、この制御信号に従って切り換え回路6
が上側“1”及び下側“0”に切り換えられる。これに
よってこれらの切り換え回路4、フィールドメモリ2、
及び切り換え回路6からは、図2のDに示すような3フ
ィールドの映像信号が取り出される。
【0024】さらに上述の状態遷移出力部45には、例
えば3つの状態(ステート)が設けられる。その3つの
状態とは、例えば図6に示すように上述の2−3プルダ
ウンが検出されていない状態(ステート0)、2−3プ
ルダウンが検出されている状態(ステート1)、2−3
プルダウンが直前まで検出され、現在は検出されていな
い状態(ステート2)である。そしてこれらの状態の間
で遷移が円滑に行われるように、上述のデコーダ56で
のデコード値の変更が行われる。
【0025】すなわち、デコーダ56でのデコード値を
設定するデコード値設定回路58が設けられ、この設定
回路58に状態遷移出力部45からの状態出力が端子5
9を通じて供給されて、デコーダ56でのデコード値の
変更が行われる。そして例えば図7に示すように、ステ
ート0ではデコード値“24”(全体の5%程度)とし
て映画フィルムの判別を厳しくしている。
【0026】またステート1では、上述の5フィールド
のパターンに対応して“1”が出力されるフィールドで
はデコード値“24”とし、“0”が出力されるフィー
ルドではデコード値“400”(全体の80%程度)と
して映画フィルムの判別を緩くしている。さらにステー
ト2では、上述の5フィールドのパターンに対応して
“1”が出力されるフィールドではデコード値“15”
(全体の3%程度)として映画フィルムの判別をさらに
厳しくし、“0”が出力されるフィールドではデコード
値“400”としている。
【0027】このようにして映像源が映画フィルムであ
ることの判別が行われる。さらにこの映画フィルムであ
ることの判別信号が、上述の判別回路7から走査線倍加
装置5に供給されて、例えばインターレースされた走査
線を交互に合成して走査線の倍加が行われる。また通常
のビデオカメラで撮影された映像信号の場合には、フィ
ールド内若しくはフィールド間の相関を用いて走査線の
倍加が行われる。そしてこのように走査線の倍加処理さ
れた映像信号が出力端子8に取り出される。
【0028】さらにこの実施形態によれば、上述の状態
に応じてデコード値が変更されることによって、例えば
ステート0からステート1への遷移条件を厳しくし、ま
た、ステート1、2間の遷移条件を任意に定めることが
できる。なおステート2からステート0への遷移は、例
えばステート2の状態が所定時間以上継続したときに行
われるものである。こうして判別にヒステリシスを設け
ることができ、遷移を円滑に行わせることができる。
【0029】従ってこの実施形態において、所定のブロ
ック内の画素の一致または不一致を計数してフィールド
の同一性を判定し、判定のパターンに従って映像信号の
映像源の判別を行うと共に、同一性の判定を行う際の判
定の閾値を任意に変更するようにしたことによって、映
像源の判別を映像信号の特徴に基づいて行うことができ
ると共に、この判別にヒステリシス等を設けることがで
きるものである。またこれを映像信号処理装置に応用す
ることにより、処理を円滑に行わせることができるもの
である。
【0030】さらに上述の実施形態では、各ステート間
の遷移の条件の設定を1通りとしたが、例えば供給され
る映像信号の信号状態等に応じても条件の設定を変更す
ることができる。すなわち上述の図7の実施形態は、例
えば映像信号の供給がデジタル記録媒体等の信号状態が
極めて良い場合に適用されるものであるが、放送信号等
では、例えば同一のフィールドであってもノイズ等によ
って不一致が生じる場合が多くなる。
【0031】そこで、図8には例えば強電界の放送信号
に対する判別を行う場合の設定値の一実施形態を示す。
この場合に、ステート0ではデコード値“140”(全
体の27%程度)として映画フィルムの判別を緩くして
いる。これに対してステート1、2では、上述の“1”
のフィールドでのデコード値“24”とし、“0”のフ
ィールドでのデコード値“400”としている。これに
よって多少のノイズに対してもフィールドの一致が判別
されるようになる。
【0032】また、図9には例えば中電界の放送信号に
対する判別を行う場合の設定値の一実施形態を示す。こ
の場合に、ステート0ではデコード値“400”として
映画フィルムの判別をさらに緩くしている。これによっ
てノイズが多い場合にもフィールドの一致が判別される
ようになる。なお、ステート1、2での“1”のフィー
ルドでをデコード値“24”、“0”のフィールドでの
デコード値はステート1で“300”(全体の59%程
度)、ステート2で“400”としている。
【0033】このようにして、上述の実施形態によれ
ば、各ステート間の遷移の条件の設定を、例えば供給さ
れる映像信号の信号状態等に応じても変更することがで
きる。これにより、例えば供給される映像信号の信号状
態等に応じて常に最適な映像源の判別を行うことができ
る。またこの判別にヒステリシス等を設けることができ
る。さらにこれを映像信号処理装置に応用することによ
り、処理を円滑に行わせることができるものである。
【0034】またこのような装置を実施する場合には、
例えば図10に示すように、端子101、102には、
それぞれ入力端子1からの映像信号(フィールド1)と
フィールドメモリ3からの映像信号(フィールド2)と
が供給され、これらの映像信号が比較部103に供給さ
れ、その比較結果が検出部104に供給される。そして
この検出信号が状態遷移出力部105に供給され、この
判別出力が出力端子106に取り出されると共に、状態
を示す信号が検出部104に帰還される。
【0035】それと共に、例えば映像信号のノイズレベ
ル検出部107が設けられる。そしてこのノイズレベル
検出部107からの検出信号が検出部104に供給され
て上述のデコード値の設定が行われる。さらに具体的に
は例えば図5の設定回路58に複数のデコード値のテー
ブルが設けられ、ノイズレベル検出部107からの検出
信号によってそのテーブルが切り換えられるようにす
る。このようにして、映像信号の信号状態等に応じてデ
コード値の変更が行われる。
【0036】このようにして、任意の数のフィールドを
用いた走査線の倍加の処理が行われると共に、映像源が
フィルムと判別されている期間はプログレッシブ方式が
選択されるように処理が行われる。なおこの実施形態に
よれば、例えば映像信号が毎秒50フィールドのPAL
方式で、映像源がフィルムのときに2−2プルダウン処
理の変換が行われている場合においても、本発明を適用
することができるものである。
【0037】また、上述の実施形態において、フィール
ドの一致/不一致を検出する座標ブロックの画素数は、
上述の6画素に限らず種々の画素数で検出することがで
き、この画素数によっても検出レベルの設定を行うこと
ができる。すなわちこのような画素数の変更は、上述し
たハードウェアによる構成では困難であるが、例えば映
像信号をデジタル化してソフトウェアで処理する場合に
は容易に実施することができるものである。
【0038】こうして上述の映像源判別方法によれば、
入力映像信号中のインターレース関係が等しい2つのフ
ィールドを比較して入力映像信号の映像源の判別を行う
方法であって、2つのフィールドの等しい座標のからな
る所定のブロック内の画素の一致または不一致を検出
し、検出された一致または不一致の数を計数して2つの
フィールドの同一性を判定し、同一性の判定されるパタ
ーンに従って入力映像信号の映像源の判別を行うと共
に、同一性の判定を行う際の一致または不一致の計数に
対する判定の閾値を任意に変更することにより、映像源
の判別を映像信号の特徴に基づいて行うことができると
共に、この判別にヒステリシス等を設けることができる
ものである。
【0039】また、上述の映像源判別装置によれば、入
力映像信号の走査線をフィールド内若しくはフィールド
間の相関若しくはフィールドの合成を用いて倍加する走
査線倍加手段と、入力映像信号の映像源が映画フィルム
であることを判別する映画フィルム判別手段とを有する
装置であって、映画フィルム判別手段は、入力映像信号
中のインターレース関係が等しい2つのフィールドの等
しい座標のからなる所定のブロック内の画素の一致また
は不一致を検出し、検出された一致または不一致の数を
計数して2つのフィールドの同一性を判定し、同一性の
判定されるパターンに従って入力映像信号の映像源の判
別を行うと共に、同一性の判定を行う際の一致または不
一致の計数に対する判定の閾値を任意に変更することに
より、映像源の判別を映像信号の特徴に基づいて行うこ
とができると共に、この判別にヒステリシス等を設ける
ことができるものである。
【0040】さらに上述の映像信号処理装置によれば、
入力映像信号の走査線をフィールド内若しくはフィール
ド間の相関若しくはフィールドの合成を用いて倍加する
走査線倍加手段と、入力映像信号の映像源が映画フィル
ムであることを判別する映画フィルム判別手段とを有す
る装置であって、映画フィルム判別手段は、入力映像信
号中のインターレース関係が等しい2つのフィールドの
等しい座標のからなる所定のブロック内の画素の一致ま
たは不一致を検出し、検出された一致または不一致の数
を計数して2つのフィールドの同一性を判定し、同一性
の判定されるパターンに従って入力映像信号の映像源の
判別を行うと共に、同一性の判定を行う際の一致または
不一致の計数に対する判定の閾値を任意に変更すること
により、処理を円滑に行わせることができるものであ
る。
【0041】なお本発明は、上述の説明した実施の形態
に限定されるものではなく、本発明の精神を逸脱するこ
となく種々の変形が可能とされるものである。
【0042】
【発明の効果】従って請求項1の発明によれば、所定の
ブロック内の画素の一致または不一致を計数してフィー
ルドの同一性を判定し、判定のパターンに従って映像信
号の映像源の判別を行うと共に、同一性の判定を行う際
の判定の閾値を任意に変更するようにしたことによっ
て、映像源の判別を映像信号の特徴に基づいて行うこと
ができると共に、この判別にヒステリシス等を設けるこ
とができるものである。
【0043】また、請求項2の発明によれば、判定の閾
値の変更は入力映像信号の想定される信号状態及び/ま
たは信号レベルに応じて設定されることによって、映像
信号の信号状態の変化に対しても良好な判別を行うこと
ができるものである。
【0044】また、請求項3の発明によれば、判定の閾
値の変更によって映像源の判別にヒステリシスを形成す
ることによって、処理を円滑に行うことができるもので
ある。
【0045】さらに請求項4の発明によれば、所定のブ
ロック内の画素の一致または不一致を計数してフィール
ドの同一性を判定し、判定のパターンに従って映像信号
の映像源の判別を行うと共に、同一性の判定を行う際の
判定の閾値を任意に変更するようにしたことによって、
映像源の判別を映像信号の特徴に基づいて行うことがで
きると共に、この判別にヒステリシス等を設けることが
できるものである。
【0046】また、請求項5の発明によれば、判定の閾
値の変更は入力映像信号の想定される信号状態及び/ま
たは信号レベルに応じて設定されることによって、映像
信号の信号状態の変化に対しても良好な判別を行うこと
ができるものである。
【0047】また、請求項6の発明によれば、判定の閾
値の変更によって映像源の判別にヒステリシスを形成す
ることによって、処理を円滑に行うことができるもので
ある。
【0048】さらに請求項7の発明によれば、所定のブ
ロック内の画素の一致または不一致を計数してフィール
ドの同一性を判定し、判定のパターンに従って映像信号
の映像源の判別を行うと共に、同一性の判定を行う際の
判定の閾値を任意に変更するようにしたことによって、
映像源の判別を映像信号の特徴に基づいて行うことがで
きると共に、この判別にヒステリシス等を設けることが
でき、処理を円滑に行わせることができるものである。
【0049】また、請求項8の発明によれば、判定の閾
値の変更は入力映像信号の想定される信号状態及び/ま
たは信号レベルに応じて設定されることによって、映像
信号の信号状態の変化に対しても良好な判別を行うこと
ができるものである。
【0050】また、請求項9の発明によれば、走査線倍
加手段の処理の状態に応じて判定の閾値の変更を行い、
映画フィルム判別手段の出力により走査線倍加手段の処
理の切り換えを行うことによって、処理を円滑に行うこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の映像源判別方法及び装置及び映像信号
処理装置を適用した映像信号処理装置の一実施形態の構
成を示すブロック図である。
【図2】その動作の説明のための図である。
【図3】その動作の説明のための図である。
【図4】その要部の一実施形態の構成を示すブロック図
である。
【図5】要部の一実施形態の構成図である。
【図6】その動作の説明のための図である。
【図7】その動作の説明のための図である。
【図8】その動作の説明のための図である。
【図9】その動作の説明のための図である。
【図10】その要部の他の実施形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図11】映像源がビデオカメラである映像信号の説明
のための図である。
【図12】映像源が映画フィルムである映像信号の説明
のための図である。
【符号の説明】
1…入力端子、2…第1のフィールドメモリ、3…第2
のフィールドメモリ、4,6…切り換え回路、5…走査
線倍加装置、7…映画フィルム判別回路、8…出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今井 聖子 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5C021 PA42 PA58 PA79 PA82 RA15 SA23 YC00 5C022 BA00 5C063 AB01 AC01 BA09 CA01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力映像信号中のインターレース関係が
    等しい2つのフィールドを比較して前記入力映像信号の
    映像源の判別を行う映像源判別方法であって、 前記2つのフィールドの等しい座標のからなる所定のブ
    ロック内の画素の一致または不一致を検出し、 前記検出された一致または不一致の数を計数して前記2
    つのフィールドの同一性を判定し、 前記同一性の判定されるパターンに従って前記入力映像
    信号の映像源の判別を行うと共に、 前記同一性の判定を行う際の前記一致または不一致の計
    数に対する判定の閾値を任意に変更することを特徴とす
    る映像源判別方法。
  2. 【請求項2】 前記判定の閾値の変更は前記入力映像信
    号の想定される信号状態及び/または信号レベルに応じ
    て設定されることを特徴とする請求項1記載の映像源判
    別方法。
  3. 【請求項3】 前記判定の閾値の変更によって前記映像
    源の判別にヒステリシスを形成することを特徴とする請
    求項1記載の映像源判別方法。
  4. 【請求項4】 入力映像信号中のインターレース関係が
    等しい2つのフィールドを比較して前記入力映像信号の
    映像源の判別を行う映像源判別装置であって、 前記2つのフィールドの等しい座標のからなる所定のブ
    ロック内の画素の一致または不一致を検出する検出手段
    と、 前記検出された一致または不一致の数を計数して前記2
    つのフィールドの同一性を判定する判定手段と、 前記同一性の判定されるパターンに従って前記入力映像
    信号の映像源の判別を行う判別手段と、 前記同一性の判定を行う際の前記一致または不一致の計
    数に対する判定の閾値を任意に変更する変更手段とを有
    することを特徴とする映像源判別装置。
  5. 【請求項5】 前記判定の閾値の変更は前記入力映像信
    号の想定される信号状態及び/または信号レベルに応じ
    て設定されることを特徴とする請求項4記載の映像源判
    別装置。
  6. 【請求項6】 前記判定の閾値の変更によって前記映像
    源の判別にヒステリシスを形成することを特徴とする請
    求項4記載の映像源判別装置。
  7. 【請求項7】 入力映像信号の走査線をフィールド内若
    しくはフィールド間の相関若しくはフィールドの合成を
    用いて倍加する走査線倍加手段と、 前記入力映像信号の映像源が映画フィルムであることを
    判別する映画フィルム判別手段とを有する映像信号処理
    装置であって、 前記映画フィルム判別手段は、 前記入力映像信号中のインターレース関係が等しい2つ
    のフィールドの等しい座標のからなる所定のブロック内
    の画素の一致または不一致を検出し、 前記検出された一致または不一致の数を計数して前記2
    つのフィールドの同一性を判定し、 前記同一性の判定されるパターンに従って前記入力映像
    信号の映像源の判別を行うと共に、 前記同一性の判定を行う際の前記一致または不一致の計
    数に対する判定の閾値を任意に変更することを特徴とす
    る映像信号処理装置。
  8. 【請求項8】 前記判定の閾値の変更は前記入力映像信
    号の想定される信号状態及び/または信号レベルに応じ
    て設定されることを特徴とする請求項7記載の映像信号
    処理装置。
  9. 【請求項9】 前記走査線倍加手段の処理の状態に応じ
    て前記判定の閾値の変更を行い、 前記映画フィルム判別手段の出力により前記走査線倍加
    手段の処理の切り換えを行うことを特徴とする請求項7
    記載の映像信号処理装置。
JP2001132886A 2001-04-24 2001-04-27 映像源判別方法及び装置及び映像信号処理装置 Expired - Fee Related JP3692963B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001132886A JP3692963B2 (ja) 2001-04-27 2001-04-27 映像源判別方法及び装置及び映像信号処理装置
US10/475,732 US7283174B2 (en) 2001-04-24 2002-04-23 Video signal processing apparatus, video signal processing method and video source determining method
CNB028127129A CN1293756C (zh) 2001-04-24 2002-04-23 视频信号处理装置,视频信号处理方法以及视频源判定方法
KR1020037013707A KR100920547B1 (ko) 2001-04-24 2002-04-23 영상 신호 처리 장치
PCT/JP2002/004026 WO2002089477A1 (fr) 2001-04-24 2002-04-23 Appareil de traitement de signaux video, procede de traitement de signaux video, et procede d'appreciation d'une source video

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001132886A JP3692963B2 (ja) 2001-04-27 2001-04-27 映像源判別方法及び装置及び映像信号処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002330311A true JP2002330311A (ja) 2002-11-15
JP3692963B2 JP3692963B2 (ja) 2005-09-07

Family

ID=18980833

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001132886A Expired - Fee Related JP3692963B2 (ja) 2001-04-24 2001-04-27 映像源判別方法及び装置及び映像信号処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3692963B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005004770A (ja) * 2003-06-14 2005-01-06 Samsung Electronics Co Ltd グループ化による映画映像検出方法及び装置
US7082161B2 (en) 2003-08-22 2006-07-25 Kabushiki Kaisha Toshiba Television/cinema scheme identification apparatus and identification method
JP2006270912A (ja) * 2005-02-22 2006-10-05 Nec Electronics Corp プルダウン検出装置及びプルダウン検出方法
US20090322939A1 (en) * 2008-04-23 2009-12-31 Panasonic Corporation Video scan converter
US8315505B2 (en) 2008-05-14 2012-11-20 Sony Corporation Signal discriminating device, signal processing device, image display device, and reproducing device

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4863767B2 (ja) 2006-05-22 2012-01-25 ソニー株式会社 映像信号処理装置及び画像表示装置
JP5265048B2 (ja) * 2012-12-05 2013-08-14 ソニー株式会社 映像信号処理装置及び画像表示装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005004770A (ja) * 2003-06-14 2005-01-06 Samsung Electronics Co Ltd グループ化による映画映像検出方法及び装置
US7082161B2 (en) 2003-08-22 2006-07-25 Kabushiki Kaisha Toshiba Television/cinema scheme identification apparatus and identification method
JP2006270912A (ja) * 2005-02-22 2006-10-05 Nec Electronics Corp プルダウン検出装置及びプルダウン検出方法
US20090322939A1 (en) * 2008-04-23 2009-12-31 Panasonic Corporation Video scan converter
US8462264B2 (en) * 2008-04-23 2013-06-11 Panasonic Corporation Video scan converter for performing interlaced to progressive scan conversion
US8315505B2 (en) 2008-05-14 2012-11-20 Sony Corporation Signal discriminating device, signal processing device, image display device, and reproducing device

Also Published As

Publication number Publication date
JP3692963B2 (ja) 2005-09-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7612829B2 (en) 2:2 and 3:2 pull-down detection techniques
US5689301A (en) Method and apparatus for identifying video fields produced by film sources
EP0720366B1 (en) Method and apparatus for identifying video fields from film sources employing 2-2 and 3-2 pull down sequences
JP3522302B2 (ja) フィルムモード検出方法および装置
KR101462455B1 (ko) 소스 적응식 영상 디인터레이서
US7916784B2 (en) Method and system for inverse telecine and field pairing
US20050249282A1 (en) Film-mode detection in video sequences
US7515210B2 (en) Technique for determining the slope of a field pixel
US20060209957A1 (en) Motion sequence pattern detection
JP2008104224A (ja) フィルムソース映像検出
US20050259950A1 (en) Film mode correction in still areas
US7450180B2 (en) Method for detecting interlaced material and field order
US7082161B2 (en) Television/cinema scheme identification apparatus and identification method
JP2005045803A (ja) 2:2プルダウンシーケンスの判別装置およびその方法
KR20050011068A (ko) 필름모드 판별장치 및 그 방법
JP3692963B2 (ja) 映像源判別方法及び装置及び映像信号処理装置
KR20050011069A (ko) 배드에딧으로 인한 콤을 제거할 수 있는 영상신호판별장치 및 그 판별방법
KR100920547B1 (ko) 영상 신호 처리 장치
US8203650B2 (en) Pull-down signal detecting apparatus, pull-down signal detecting method, and video-signal converting apparatus
JP2005318613A (ja) 状態情報訂正方法、動き補償画像処理方法及び画像状態情報訂正器
US8872980B2 (en) System and method for accumulative stillness analysis of video signals
JP2003508941A (ja) ビデオ・タイプ画像又はフィルム・タイプ画像を含むフレームのシーケンスの符号化方法及び装置
US20060044467A1 (en) Film mode detection apparatus capable of detecting bad edit and method thereof
EP1925157A2 (en) Motion judder cancellation in image sequences
JP3389984B2 (ja) 順次走査変換装置及び方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050308

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050428

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050531

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050613

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080701

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090701

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100701

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100701

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110701

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120701

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130701

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees