JP2002329878A - 薄膜太陽電池および薄膜太陽電池の作製方法 - Google Patents

薄膜太陽電池および薄膜太陽電池の作製方法

Info

Publication number
JP2002329878A
JP2002329878A JP2001132443A JP2001132443A JP2002329878A JP 2002329878 A JP2002329878 A JP 2002329878A JP 2001132443 A JP2001132443 A JP 2001132443A JP 2001132443 A JP2001132443 A JP 2001132443A JP 2002329878 A JP2002329878 A JP 2002329878A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
substrate
film
chamber
solar cell
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001132443A
Other languages
English (en)
Inventor
Kei Kajiwara
慶 梶原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2001132443A priority Critical patent/JP2002329878A/ja
Publication of JP2002329878A publication Critical patent/JP2002329878A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy
    • Y02E10/545Microcrystalline silicon PV cells
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy
    • Y02E10/546Polycrystalline silicon PV cells
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy
    • Y02E10/548Amorphous silicon PV cells

Landscapes

  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 結晶シリコン系薄膜太陽電池のpin接合の
界面を改良することにより光電変換効率を向上する。 【解決手段】 結晶質を含む非単結晶シリコン系薄膜を
i層として用いたpin接合を含む薄膜太陽電池におけ
る基板側のpまたはn型導電層とi層との界面における
酸素原子濃度を5×1020atoms/cm3以下に抑
制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薄膜太陽電池およ
びその作製方法に関し、さらに詳細にはpin接合を有
する非単結晶シリコン系薄膜太陽電池に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、アモルファスシリコン系薄膜太陽
電池に続く次の世代の薄膜太陽電池として、微結晶シリ
コン薄膜等の結晶質を含むシリコン系薄膜をi層として
用いた結晶シリコン系薄膜太陽電池の研究開発が進めら
れている。
【0003】ここでいうi層は、薄膜太陽電池素子の中
で光を吸収し光生成キャリアを発生する層であり、i層
はその両側をp層とn層とにより挟まれることにより、
p層とn層で形成される電界により光生成キャリアが電
子とホールとに分離されることによって起電力を生じる
ものである。その意味でi層の導電型としては厳密なi
型のみならず、p-型、n-型であってもよく、文字どお
りのpin接合のみならず、pp-n接合、pn-n接合
をもここでいうi層に含まれるものであり、以下の説明
ではこれらをまとめてpin接合と呼ぶことにする。
【0004】シリコン系薄膜太陽電池の一般的な素子構
造を図2に示す。図2(A)は透光性基板を用いたシリ
コン系薄膜太陽電池であり、1は透光性基板、2は透明
導電膜、3はp層、4はi層、5はn層、6は裏面電極
である。このうちp層3、i層4、n層5とによりpi
n接合10が形成されている。また、図2(B)は不透
明基板を用いた薄膜太陽電池であり、7は不透明基板で
あり、その上に裏面電極6、n層5、i層4、p層3、
透明導電膜2が形成され、さらに集電極8が形成され
る。図2(A)の基板としてはガラス、図2(B)の基
板としてはステンレスが代表的なものであり、これらの
安価な基板上にプラズマCVD法やスパッタ法を用いて
pin接合および電極層を作製することにより薄膜太陽
電池が作製される。結晶シリコン系薄膜太陽電池がアモ
ルファスシリコン系太陽電池より優れている点として、
例えば、Appl.Phys.Lett.69(199
6)p.1373に記載されているように、光劣化によ
る光電変換効率の低下がなく安定であることが挙げられ
る。
【0005】上記文献には結晶薄膜シリコン系太陽電池
においてi層の膜中の酸素原子濃度がある程度以上にな
ると光電変換効率に悪影響があることが記載されてい
る。結晶シリコン薄膜中に取り込まれた微量の酸素が太
陽電池特性に及ぼす影響については完全に解明されてい
るわけではないが、酸素クラスターが再結合中心を形成
したり、酸素原子の不対結合手がドナーとして働くこと
によって、太陽電池特性に悪影響を及ぼすと考えられて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】これまでpin接合を
有する結晶シリコン系薄膜太陽電池のp/i界面または
i/n界面に存在する酸素不純物が太陽電池特性に及ぼ
す影響については明らかになっていない。また、結晶系
シリコン膜を作製する場合における結晶成長初期の膜特
性が表面の化学結合状態に依存していることが一般的に
知られているが、そのことが太陽電池の特性に与える影
響については明らかになっていない。また、i層に結晶
系膜を用いたpin接合を有する太陽電池を形成する場
合に、i層の結晶成長の下地となるp層またはn層の表
面酸素濃度と太陽電池特性との相関についても明らかに
なっていない。
【0007】本発明は上記のような不明な点を明らかに
することにより、結晶シリコン薄膜太陽電池の導電型層
であるp層またはn層とi層との界面を改善し、より高
品質な薄膜太陽電池を提供することを目的とする。
【0008】また、本発明は界面について不明な点を明
らかにすることにより得られた知見に基づいてさらに工
夫をすることにより、優れた界面特性を有する薄膜太陽
電池を作製する方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた本発明の結晶シリコン系薄膜太陽電池は、結
晶質を含む非単結晶シリコン系薄膜をi層に用いた少な
くとも1つのpin接合が基板上に積層された薄膜太陽
電池からなり、前記pin接合における基板側のpまた
はn型導電層とその上に積層されるi層との界面におけ
る酸素原子濃度が5×1020atoms/cm3以下と
している。
【0010】本発明者は結晶シリコン薄膜太陽電池にお
ける界面特性に着目し、特に太陽電池の作製プロセスと
の関係で、p層またはn層とi層との界面に取り込まれ
る酸素不純物濃度が太陽電池特性に大きな影響を与えて
いることを見出し、酸素不純物による悪影響がない変換
効率が高い高性能な結晶シリコン薄膜太陽電池を得るた
めの適正な界面酸素不純物濃度の範囲を実験的に求め
た。特に基板側に近いpまたはn型導電層とi層との界
面の酸素不純物濃度について適正な不純物範囲を見出し
た。
【0011】さらに本発明の太陽電池は、基板に透光性
基板を用い、基板に最も近い導電層をp層とし、あるい
は基板に不透明基板を用い、さらに基板に最も近い導電
型層をn層とした。一般にシリコン薄膜においては、電
子の移動度の方が正孔の移動度よりも大きい。またpi
n接合を有する薄膜太陽電池において、i層での光吸収
によって発生する正孔と電子の量は受光面に近いところ
ほど多い。そこで、本発明のようにp層を受光面にすれ
ば、正孔がi層中で発生してからp層に集められるまで
の間にi層中を通過する平均距離を最小にすることがで
きる。この平均距離が短いほど再結合によってp層に到
達できずに消滅する正孔の量が少なくなるので、薄膜太
陽電池の光電変換効率が向上する。そこで本発明によれ
ば、受光面側の導電層をp層としたので再結合により消
滅する正孔を少なくして変換効率を向上することができ
る。
【0012】さらに本発明の太陽電池作製方法は、基板
上にp層またはn層のいずれかの導電型を有する第1層
を堆積し、第1層上に非単結晶シリコン系薄膜からなる
酸化抑制層を堆積し、酸化抑制層をエッチング除去し、
結晶質を含む非単結晶シリコン系薄膜からなる第2層を
堆積し、P層またはn層のいずれかであり第1層とは逆
の導電型を有する第3層を堆積する。この発明によれ
ば、基板上にpまたはn型導電層を形成後、本来積層さ
れるi層を形成する前に自然酸化を防止するために酸化
抑制層として非単結晶シリコン系薄膜を形成し、続いて
酸化抑制層をエッチング除去した上でi層を堆積する。
これにより自然酸化膜が第1層上に直接形成されなくな
るので、自然酸化膜による影響を抑えることが可能にな
る。
【0013】さらに本発明の太陽電池作製方法は、基板
上にp層、i層、n層をそれぞれ独立分離した製膜室で
堆積するとともに基板を製膜室間で搬送可能とした3室
分離製膜装置を用い、基板上にp層またはn層のいずれ
かの導電型を有する第1層を第1室で堆積し、第1層上
に非単結晶シリコン系薄膜からなる酸化抑制層を第1室
で堆積し、前記基板を第2室に搬送して酸化抑制層をエ
ッチング除去し、結晶質を含む非単結晶シリコン系薄膜
からなる第2層を第2室で堆積し、続いて基板を第3室
に搬送してP層またはn層のいずれかであって第1層と
は逆の導電型を有する第3層を堆積する。これによれば
不純物の相互拡散を防ぐために導電型の異なる膜をそれ
ぞれ分離独立した製膜室で堆積する場合に、最初にp層
またはn層を製膜する第1室にて所望の第1層を形成
後、続く第2層であるi層を第2室において堆積するた
めに基板を第2室に搬送するに先だって第1室内で酸化
抑制層としての非単結晶シリコン系膜膜を形成し、その
後に基板を搬送することにより、搬送工程中にp層表面
が自然酸化されるのを酸化抑制層によって防止する。そ
の後、第2室に基板が搬送された後に酸化抑制層をエッ
チング除去してからi層を形成することにより界面に取
りこまれる酸素不純物を減らす。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面等を用いて説明する。薄膜太陽電池作製方法 図2は本発明の一実施例を示した薄膜太陽電池の素子構
造断面図である。pin接合の界面を除いて素子の基本
的構成は従来例で示した図2のものと同じである。この
うち図2(A)は透光性基板を用いた薄膜太陽電池であ
り、1はガラスなどの透光性基板を示す。2は透明導電
膜であり、ZnO、SnO2、またはこれらを積層した
ものが透明導電膜として用いられる。透明導電膜はスパ
ッタ法、LPCVD法、またはAPCVD法等の薄膜形
成技術により透光性基板の片面に形成される。
【0015】続いて、3はp層、4はi層、5はn層で
あり、これらはプラズマCVD法により形成される。プ
ラズマCVD法による製膜を行うプラズマCVD装置
は、カソード電極が取り付けられ、真空状態に維持可能
な製膜室が用いられる。カソード電極は高周波電源に接
続され、製膜室壁面や基板とは電気的に絶縁されてい
る。製膜室内に導入された基板はカソード電極に対向す
るように配置され、この状態で製膜用ガスを導入しつつ
電力を印加することにより基板と電極の間でプラズマを
発生させ製膜を行う。電源としては13.56MHzの
周波数の高周波電源が簡便であるが、プラズマ励起周波
数をVHF帯、UHF帯、マイクロ波帯にしてもよい。
また、プラズマCVD法に代えて光CVD法、触媒CV
D法等の方法を用いてもよい。
【0016】pin接合の形成に用いるプラズマCVD
装置は、ドーピングガスの各層への相互拡散を防止する
ために、好ましくは基板搬出入のためのロードロック室
と、p層、i層、n層それぞれの膜を堆積するための3
つの製膜室とを分離し、上記各室間で基板を搬送するた
めの搬送室を備えたものがよい。
【0017】図6はpin接合の形成に適したプラズマ
CVD装置の一実施例である構成図である。図で示すよ
うにこの装置はロードロック室20、p層製膜室21、
i層製膜室22、n層製膜室23と、これら各室に囲ま
れた搬送室24とから構成される。各室間はゲートバル
ブ25、26、27、28、29により仕切られてい
る。各室21、22、23には図示しないカソード電極
が設けられるとともに、カソード電極と対向する位置に
図示しない基板を載せる基板台が設けられている。ま
た、各室20〜24には図示しないターボ分子ポンプと
ドライポンプとによる排気系、および排気速度を調整す
るための図示しない制御バルブが取りつけられており、
高真空排気が可能であるとともに圧力の調整が可能にな
っている。また、各室に導入された基板を加熱するため
の図示しない加熱機構が取りつけられている。さらに搬
送室24内には透光性基板1(または不透明基板7)を
搬送するための搬送アーム30が取りつけてあり、搬送
アーム30が伸縮、昇降動作をすることにより隣接する
各室に基板1を載置できるようにしてある。また、各室
には精製器によって酸素と水分とを除去されるとともに
ヒータにより加熱されたArガスが供給できるAr供給
系31、32、33、34が取り付けられていて、加熱
Arガスを導入することにより各室内壁の吸着水がパー
ジできるようにしてある。さらに、各室の内壁表面を加
熱して脱ガスを促進するために、温度を調整した循環水
を壁の内部に流すことができる循環水ラインが取り付け
られている。また、p層製膜室21、i層製膜室22、
n層製膜室23にはそれぞれ製膜用ガスを導入するため
の製膜用ガス導入ライン35〜37が設けられている。
なお、i層製膜室の製膜用ガス導入ラインにはエッチン
グガス導入ラインを兼用してもよい。すなわち、H2
スラインのように、製膜にもエッチングにも使用するこ
とができるガスラインを含んでもよい。
【0018】シリコン薄膜を堆積するために製膜室に導
入する原料ガスとしてはSiH4が用いられるがこの他
に、Si26、SiHx4-x、SiHxCl4-x(x=
0、1、2、3)などのシリコン原子を含むガスととも
に必要に応じてH2、N2、He、Ne、Ar等のガスを
混合してもよい。また、シリコンゲルマニウム合金膜と
するためにGeH4やGeF4等のゲルマニウム原子を含
むガスを混合してもよい。
【0019】また、p層3の形成のためには、上記シリ
コン原子含有ガスにドーピングガスとしてB26、BF
3、B(CH33などのIII族元素を含むガスを混合して
用いる。n層5の形成のためには、上記シリコン原子含
有ガスにドーピングガスとしてPH3等のV族元素を含
むガスを混合して用いる。i層4の形成のためには特に
ドーピングガスを混合する必要はないのであるが、積極
的に極微量だけ混入してもよい。この場合、i層4はド
ーピングガスの種類に応じてp-型もしくはn-型となる
が、いずれの型であっても薄膜太陽電池において入射光
を吸収して光キャリア生成層として機能する膜であるの
でこれらを含めてi層として扱う。これらの製膜用ガス
は不純物濃度の少ない高純度ガスを用いることが望まし
い。さらにはAr供給ラインと同様に積極的にガス精製
装置を用いて酸素、水分等を除去した状態で各製膜室に
導入することが望ましい。
【0020】そしてロードロック室20内に透光性基板
1を入れ、真空排気後に図示しないヒータで基板1を加
熱しながら搬送室24を介してp層製膜室21に透光性
基板1を導入し、製膜室内の図示しないヒータにて基板
を加熱しながら、所望のガス流量、所望のガス圧力値に
調整してプラズマを発生させることにより、シリコン系
薄膜を透明導電膜2の表面に堆積する。以下同様にi層
製膜室22、n層製膜室23に導入し、pin接合を形
成する。
【0021】最後に、このようにして作製したpin接
合に続いて裏面電極6を作製する。裏面電極はAg、A
l、Ti、Pd、Cr等の金属薄膜を真空蒸着法等によ
り付着することで作製される。また、ITO、SnO
2、ZnO等の透明導電膜をn層5の上に形成してから
金属薄膜を設けてもよい。
【0022】一方、図2(B)はステンレスなどの不透
明基板7を用いる場合であり、製膜手順は透光性基板を
用いた場合と逆の順になる。すなわち、ます不透明基板
7上に裏面電極6を形成し、続いてpin接合10の形
成を行い、さらに続いて透明導電膜2を形成する。そし
て最後に透明導電膜2上に櫛形の集電極8を形成する。
集電極8は透明導電膜2のシート抵抗の影響を小さくす
るために設けるものであり、金属等の良導電性材料が選
ばれ、メタルマスクやフォトレジストなどのパターンマ
スクを用いて真空蒸着法やスパッタ法によりパターン形
成される。
【0023】
【実施例】薄膜太陽電池の作製条件による比較 検討例1 次に、上述の作製方法により薄膜太陽電池を作製し、そ
の際にp/i界面の酸素原子濃度を制御することで特性
がどのように変化するのかについて検討した。以下に具
体的な検討内容について説明する。使用した薄膜太陽電
池の素子構造は図2(A)に示したものであり、上述し
たように透明導電膜2、p層3、i層4、n層5、裏面
電極6の順で製膜される。それぞれの材料、膜厚、製膜
方法は以下のとおりである。 透光性基板1:コーニング7059ガラス 透明導電膜2:GaドープZnO、1μm、DCマグネ
トロンスパッタ法 p層3 :Bドープ水素化微結晶シリコン、500Å、
RFプラズマCVD法 i層4 :水素化微結晶シリコン、1μm、RFプラズ
マCVD法 n層5 :Pドープ水素化微結晶シリコン、200Å、
RFプラズマCVD法 裏面電極6:Al、0.5μm、DCマグネトロンスパ
ッタ法
【0024】また、pin接合の作製条件の詳細を表1
に示す。
【表1】
【0025】表1に見られるように、使用したガスはS
iH4、H2、H2希釈B26、H2希釈PH3であり、S
iH4、H2、H2希釈PH3については精製器(サエスゲ
ッターズ製、商品名マイクロトール)を用いて上記のガ
ス中の酸素と水分を除去してからプラズマCVD装置に
導入するようにした。また、H2希釈B26については
酸素、水分の不純物濃度が極力除去されたガスボンベを
用いた(太陽東洋酸素製、商品名s−B26)。
【0026】透明導電膜2を形成した透光性基板1をプ
ラズマCVD装置のp層製膜室21に搬入後、透光性基
板1を図示しないヒータで加熱しながら、300℃に加
熱された高純度の精製Arガスをp層製膜室21内に導
入し、同時に真空ポンプで排出して、基板に吸着した酸
素や水分をパージした。そしてパージ後にpin接合を
形成した。
【0027】p/i界面における酸素原子濃度の差異を
見るためにプラズマCVD装置の搬送室24について表
2に示すようなパージ工程の有無というような条件の差
異を設けて結晶シリコン薄膜太陽電池を作製した。な
お、表2に示した以外の製膜プロセスは全く同じであ
る。
【0028】
【表2】
【0029】これらの試料についてそれぞれ光電変換効
率を測定した。測定に用いた入射光はAM1.5、10
0mW/cm2で、測定中は試料を室温に保持した。ま
た、二次イオン質量分析法を用いて各試料中の酸素原子
濃度の膜厚方向分布を測定した。ただし、膜厚方向の分
析深さの精度を保つために、最大粗さRmaxが50Å
の平坦な表面を持つ透明導電膜2を基板1の上に作製
し、その上に500Åのp層、1000Åのi層、50
0Åの水素化アモルファスシリコン層を形成した試料を
分析した。最表面の水素化アモルファスシリコン層は大
気からの水分や酸素の膜中への侵入を防止するために設
けた。また、p/i界面の酸素原子濃度とは、最表面か
ら(1500±50)Åの分析深さでの測定値である。
この測定結果を表3に示す。測定の結果、p/i界面の
酸素原子濃度が低い実施例1の方が光電変換効率は高か
った。
【0030】
【表3】
【0031】また、実施例1および比較例1と同じ条件
を用いて2種類の試料を作製し、これらの試料にケミカ
ルメカニカルエッチングによる斜め研磨加工を施すこと
により、基板面に対して1°傾いた断面を持つ試料を作
製した。図3は研磨加工された試料の構造を示したもの
である。本試料の構造は、ガラス/ZnO(最大粗さR
max=50Å)/p層(500Å)/i層(1μm)/
n層(500Å)である。簡単な計算によって加工面上
(傾斜方向)の位置を膜厚方向(深さ方向)の位置に変
換することができる。
【0032】そこで顕微ラマン散乱分光法を用いて、こ
の試料の加工面を走査することにより、膜厚方向の位置
とラマンピークとの関係を測定した。測定条件は励起波
長;488.0nm、励起光強度;5mW、励起光照射
面;直径0.2μmである。水素化微結晶シリコン膜の
ラマンスペクトルは、結晶シリコン成分からの信号であ
る520cm-1付近に最大値を持つ鋭いピークと、アモ
ルファスシリコン成分からの信号である480cm-1
近に最大値を持つ半値幅の大きなピークが重畳した形状
をしている。
【0033】それぞれのピーク強度比は測定試料中のア
モルファスシリコン成分と結晶シリコン成分との体積比
と正の相関がある。斜め研磨加工面を走査して顕微ラマ
ン測定を行い、各測定点においてアモルファス成分のピ
ーク強度に対する結晶成分のピーク強度の比(Ic/I
a)を求めた結果を図4に示す。
【0034】ただし、図4は横軸を膜厚方向の深さに変
換した値である。図4は結晶体積分率の膜厚方向分布に
相当する。ここで図4における黒丸は「実施例1」を示
し、白四角は「比較例1」を示す。測定の結果、p/i
界面付近ではi層のIc/Iaは実施例1の方が比較例
1より大きかった。すなわち、実施例1の方が比較例に
比べて結晶成分が多くアモルファス成分が少ないことが
わかった。
【0035】ここで、表2に示した作製プロセスの違い
によって表3に示したp/i界面の酸素原子濃度の大小
が生じた理由について説明する。上記作製プロセスのよ
うに、基板表面側からp−i−nの順に積層する場合、
p層膜の堆積終了後、i層膜の堆積を開始するまでの間
に、p層膜表面は製膜室内の雰囲気に曝される。特に複
数の製膜室と搬送室を設け、各層ごと異なる製膜室に基
板を搬送して堆積する場合は搬送室の雰囲気にも曝され
ることになる。製膜室や搬送室はターボ分子ポンプのよ
うに高真空排気が可能な真空ポンプにより排気されてい
るがそれでも微量の酸素や水分が存在するために、p層
膜表面は時間と共に徐々に自然酸化する。
【0036】表2に示したように、比較例1では搬送室
内の酸素や水分を除去する目的で積極的にパージ工程を
取り入れなかったため、搬送室の真空度も実施例1より
悪く、実施例1に比べ搬送室内の酸素と水分の存在量が
多かったと考えられる。その結果、表3に示したよう
に、比較例1の方がp/i界面の酸素原子濃度が大きく
なったと考えられる。
【0037】次に、図4に示した結晶体積分率に対して
表3に示した界面酸素原子濃度が及ぼす影響について説
明する。結晶シリコン薄膜の堆積においては下地の均一
性は堆積初期の膜の結晶性に影響があると考えられる。
自然酸化した表面にはSi−Hn結合(n=1、2、
3)の他にSi−O−Si結合やSi−O−H結合など
が入り混じるため、表面酸素原子濃度が高いほど表面は
不均一になる。
【0038】p層中に存在する微結晶粒のうち表面が自
然酸化したものは、続いて形成されるi層が結晶成長す
るための結晶核として働くことができなくなる。その結
果、p層表面の酸素原子濃度が高いと、i層の堆積初期
におけるアモルファスシリコンの量が多くなる。図4に
示したように、実施例1が比較例1に比べてp/i界面
近傍のi層の結晶成分が多かったのは、p層表面すなわ
ちp/i界面の酸素原子濃度が低かったことが原因であ
ると考えられる。
【0039】つぎに表3に示した光電変換効率の差異に
ついて考察した。アモルファスシリコンは結晶シリコン
よりバンドギャップが大きい。そのため、微結晶シリコ
ンp層とアモルファスシリコンi層との接合界面にはバ
ンドの不連続が生じ、キャリアの輸送特性に悪影響を及
ぼすと考えられる。また、上述したように、p層表面の
酸素自体が再結合中心として働くためにp/i界面の欠
陥密度を増大させると考えられる。したがって、実施例
1の方が比較例1より光電変換効率が高かったことは、
p/i界面付近の酸素およびアモルファス成分の存在量
が低かったためであると考えられる。
【0040】以上をまとめると、p/i界面の酸素原子
濃度が高いほど、p/i界面におけるキャリアの輸送特
性が悪くなり、太陽電池特性が低下すると考えられる。
【0041】検討例2 次に、界面に取り込まれる酸素原子濃度の適性な範囲を
明らかにするために、様々な作製条件により界面の酸素
原子濃度を変えた薄膜太陽電池を作製したので以下に実
施例を用いて説明する。なお、薄膜太陽電池の材料、膜
厚、試料各層の作製方法は上述の実施例1と同じであ
る。
【0042】実施例2、3、4 実施例1と同様の工程を用いたが、p層表面の自然酸化
を抑制する目的で、以下の作製手順を用いた。すなわ
ち、p層形成直後、p層製膜室内で酸化抑制層として水
素化微結晶シリコンi層を30Å堆積した。基板をi層
製膜室に搬入した後、H2プラズマエッチングを行っ
た。H2プラズマには40Paの圧力の高純度に精製し
たH2ガスを用いた。プラズマ周波数は13.56MH
z、放電パワー密度は0.1W/cm 2だった。実施例
2、3、4ではH2プラズマエッチングの時間をそれぞ
れ10秒、30秒、60秒に調節することで酸化抑制層
のエッチング膜厚を変化させ、p/i界面の酸素原子濃
度を制御した。実施例5 実施例4と同様の工程を用いたが、p層製膜室からi層
製膜室への搬送時間を1/3に短縮した。比較例2 比較例1と同様の工程を用いたが、p層製膜室からi層
製膜室への搬送時間を1/3に短縮した。比較例3 比較例1と同様の工程を用いたが、p層製膜室からi層
製膜室への搬送時間を3倍に延ばした。比較例4、5 比較例1と同様の工程を用いたが、ターボ分子ポンプの
回転速度を調整することにより、搬送室の真空度を調節
し、比較例4、5でそれぞれ6×10-7Pa、1×10
-6Paとした。
【0043】そして、実施例1〜5および比較例1〜5
の光電変換効率と二次イオン質量分析法によるp/i界
面における酸素原子濃度との関係について表4にまとめ
た。
【表4】
【0044】表4の関係を図1にまとめた。図1は実施
例1〜5、比較例1〜5の試料について横軸にp/i界
面酸素原子濃度を、縦軸に光電変換効率(比較例1を基
準とした相対値)をプロットしたものである。 表4お
よび図1に示すように、p/i界面酸素原子濃度が5×
1020atoms/cm3以下のときに従来技術と比較
して光電変換効率の向上が認められた。
【0045】なお、実施例として示した中で最も酸素原
子濃度が低いのは実施例5で示したものであるが、さら
に高性能の真空ポンプを用いたりすることにより、酸素
原子濃度を1×1020atoms/cm2以下に低減で
きることは言うまでもない。
【0046】次にステンレス基板を用いた図2(B)に
示した素子構造の薄膜太陽電池を作製し、同様の検討を
行った。実施例6 裏面電極6、n層5、i層4、p層3の材料、膜厚、作
製法は実施例1と同様である。透明導電膜2としてIT
O(膜厚700Å)をスパッタ法にて堆積した。さらに
集電極8としてメタルマスクを用いてAg(膜厚1μ
m)を真空蒸着法によりパターン蒸着した。pin接合
の作製条件は順序が逆であることを除いて表1と同じで
ある。また、表2と同様に搬送室をパージした。実施例7〜9 実施例6と同様の工程を用いたがn層形成直後にn層製
膜室内で酸化抑制層として水素化微結晶シリコンi層を
30Å堆積した。基板をi層製膜室に搬入した後、H2
プラズマエッチングを行った。H2プラズマ条件は実施
例2〜4と同じであり、H2プラズマには高純度に精製
した圧力が40PaであるH2ガスを用い、プラズマ周
波数は13.56MHz、放電パワー密度は0.1W/
cm2だった。実施例7、8、9ではH2プラズマエッチ
ングの時間をそれぞれ10秒、30秒、60秒に調節す
ることで酸化抑制層のエッチング膜厚を変化させ、i/
n界面の酸素原子濃度を制御した。実施例10 実施例9と同様の工程を用いたが、n層製膜室からi層
製膜室への搬送時間を1/3に短縮した。
【0047】比較例6 搬送室での扱いは、表2と同様に特別なパージを行わな
かったこと以外は実施例6で示したものと同様の工程を
用いた。比較例7 比較例6と同様の工程を用いたが、n層製膜室からi層
製膜室への搬送時間を1/3に短縮した。比較例8 比較例6と同様の工程を用いたが、n層製膜室からi層
製膜室への搬送時間を3倍に延ばした。比較例9、10 比較例6と同様の工程を用いたが、ターボ分子ポンプの
回転速度を調整することにより、搬送室の真空度を調節
し、比較例9、10でそれぞれ6×10-7Pa、1×1
-6Paとした。
【0048】そして、実施例6〜10および比較例6〜
10の光電変換効率と二次イオン質量分析法によるi/
n界面における酸素原子濃度の関係について表5にまと
めた。
【表5】
【0049】表5の関係を図5にまとめた。図5は実施
例6〜10、比較例6〜10の試料について横軸にi/
n界面酸素原子濃度を、縦軸に光電変換効率(比較例6
を基準とした相対値)をプロットしたものである。 表
5および図5に示すように、i/n界面酸素原子濃度が
5×1020atoms/cm3以下で従来技術よりも光
電変換効率の向上が認められた。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば非
単結晶シリコン系薄膜太陽電池においてp−i−n接合
の界面中の酸素原子濃度を5×1020atoms/cm
3以下とすることによって、太陽電池特性である光電変
換効率を向上させることができる。また、本発明によれ
ば界面中の酸素原子濃度を低減することが可能な薄膜太
陽電池の作製方法を提供できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である薄膜太陽電池のp/i
界面酸素濃度と光電変換特性との関係を示す図。
【図2】本発明の一実施例である薄膜太陽電池の素子構
造を示す図。
【図3】斜め研磨加工したp/i積層膜試料の断面構造
を示す図。
【図4】顕微ラマン散乱分光法を用いて図3の斜め研磨
加工面を測定して得られたアモルファス成分のピーク強
度に対する結晶成分のピーク強度比の膜厚方向分布を示
す図。
【図5】本発明の他の一実施例である薄膜太陽電池のi
/n界面酸素濃度と光電変換特性との関係を示す図。
【図6】pin接合を作製するために用いるプラズマC
VD装置の構成図。
【符号の説明】
1:透光性基板 2:透明導電膜 3:p層 4:i層 5:n層 6:裏面電極 7:不透明基板 8:集電極 15:プラズマCVD装置 20:ロードロック室 21:p層製膜室 22:i層製膜室 23:n層製膜室 24:搬送室 25、26、27、28、29:ゲートバルブ 31、32、33、34:Ar供給ライン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結晶質を含む非単結晶シリコン系薄膜を
    i層に用いた少なくとも1つのpin接合が基板上に積
    層された薄膜太陽電池からなり、前記pin接合におけ
    る基板側のpまたはn型導電層とその上に積層されるi
    層との界面における酸素原子濃度が5×1020atom
    s/cm3以下である薄膜太陽電池。
  2. 【請求項2】 基板が透光性基板であり、基板に最も近
    い導電型層がp層である請求項1に記載の薄膜太陽電
    池。
  3. 【請求項3】 基板が不透明基板であり、基板に最も近
    い導電型層がn層である請求項1に記載の薄膜太陽電
    池。
  4. 【請求項4】 基板上にp層またはn層のいずれかの導
    電型を有する第1層を堆積し、 第1層上に非単結晶シリコン系薄膜からなる酸化抑制層
    を堆積し、 酸化抑制層をエッチング除去し、 結晶質を含む非単結晶シリコン系薄膜からなる第2層を
    堆積し、p層またはn層のいずれかであり第1層とは逆
    の導電型を有する第3層を堆積することからなる、請求
    項1に記載の薄膜太陽電池の作製方法。
  5. 【請求項5】 基板上にp層、i層、n層をそれぞれ独
    立分離した製膜室で堆積するとともに基板を製膜室間で
    搬送可能とした3室分離製膜装置を用い、 基板上にp層またはn層のいずれかの導電型を有する第
    1層を第1室で堆積し、 第1層上に非単結晶シリコン系薄膜からなる酸化抑制層
    を第1室で堆積し、 前記基板を第2室に搬送して酸化抑制層をエッチング除
    去し、 結晶質を含む非単結晶シリコン系薄膜からなる第2層を
    第2室で堆積し、 続いて基板を第3室に搬送してP層またはn層のいずれ
    かであって第1層とは逆の導電型を有する第3層を堆積
    することからなる、請求項4に記載の薄膜太陽電池の作
    製方法。
JP2001132443A 2001-04-27 2001-04-27 薄膜太陽電池および薄膜太陽電池の作製方法 Pending JP2002329878A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001132443A JP2002329878A (ja) 2001-04-27 2001-04-27 薄膜太陽電池および薄膜太陽電池の作製方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001132443A JP2002329878A (ja) 2001-04-27 2001-04-27 薄膜太陽電池および薄膜太陽電池の作製方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002329878A true JP2002329878A (ja) 2002-11-15

Family

ID=18980454

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001132443A Pending JP2002329878A (ja) 2001-04-27 2001-04-27 薄膜太陽電池および薄膜太陽電池の作製方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002329878A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005159320A (ja) * 2003-10-27 2005-06-16 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 太陽電池及び太陽電池の製造方法
WO2007088692A1 (ja) * 2006-01-31 2007-08-09 Sharp Kabushiki Kaisha プラズマエッチング方法
WO2008029716A1 (fr) * 2006-09-04 2008-03-13 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Procédé de réglage de conditions filmogènes, convertisseur photoélectrique et procédé de fabrication, appareil de fabrication et procédé d'inspection pour celui-ci
CN101320765A (zh) * 2007-06-05 2008-12-10 株式会社半导体能源研究所 光电转换装置的制造方法
JP2010034525A (ja) * 2008-06-25 2010-02-12 Fuji Electric Holdings Co Ltd 薄膜太陽電池
JP2011146472A (ja) * 2010-01-13 2011-07-28 Toshiba Corp 太陽光発電システム
JP2011181969A (ja) * 2003-10-27 2011-09-15 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 太陽電池及び太陽電池の製造方法
WO2013001863A1 (ja) * 2011-06-30 2013-01-03 三洋電機株式会社 光起電力装置
WO2013001864A1 (ja) * 2011-06-30 2013-01-03 三洋電機株式会社 光起電力装置
JP2014131036A (ja) * 2007-08-17 2014-07-10 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 成膜装置
JP2016105511A (ja) * 2016-03-01 2016-06-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 光起電力装置及びその製造方法
US10026860B2 (en) 2006-06-02 2018-07-17 Solaero Technologies Corp. Metamorphic layers in multijunction solar cells

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011181969A (ja) * 2003-10-27 2011-09-15 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 太陽電池及び太陽電池の製造方法
JP2005159320A (ja) * 2003-10-27 2005-06-16 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 太陽電池及び太陽電池の製造方法
WO2007088692A1 (ja) * 2006-01-31 2007-08-09 Sharp Kabushiki Kaisha プラズマエッチング方法
US10553740B2 (en) 2006-06-02 2020-02-04 Solaero Technologies Corp. Metamorphic layers in multijunction solar cells
US10026860B2 (en) 2006-06-02 2018-07-17 Solaero Technologies Corp. Metamorphic layers in multijunction solar cells
US8633378B2 (en) 2006-09-04 2014-01-21 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Method of setting conditions for film deposition, photovoltaic device, and production process, production apparatus and test method for same
WO2008029716A1 (fr) * 2006-09-04 2008-03-13 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Procédé de réglage de conditions filmogènes, convertisseur photoélectrique et procédé de fabrication, appareil de fabrication et procédé d'inspection pour celui-ci
JP2008066343A (ja) * 2006-09-04 2008-03-21 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 製膜条件設定方法、光電変換装置並びにその製造方法、製造装置及び検査方法
CN101320765A (zh) * 2007-06-05 2008-12-10 株式会社半导体能源研究所 光电转换装置的制造方法
JP2009021563A (ja) * 2007-06-05 2009-01-29 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 光電変換装置の作製方法
CN101320765B (zh) * 2007-06-05 2015-11-25 株式会社半导体能源研究所 光电转换装置的制造方法
JP2014131036A (ja) * 2007-08-17 2014-07-10 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 成膜装置
JP2010034525A (ja) * 2008-06-25 2010-02-12 Fuji Electric Holdings Co Ltd 薄膜太陽電池
JP2011146472A (ja) * 2010-01-13 2011-07-28 Toshiba Corp 太陽光発電システム
JP2013012621A (ja) * 2011-06-30 2013-01-17 Sanyo Electric Co Ltd 光起電力装置
JP2013012622A (ja) * 2011-06-30 2013-01-17 Sanyo Electric Co Ltd 光起電力装置
CN103608932A (zh) * 2011-06-30 2014-02-26 三洋电机株式会社 光伏装置
WO2013001864A1 (ja) * 2011-06-30 2013-01-03 三洋電機株式会社 光起電力装置
WO2013001863A1 (ja) * 2011-06-30 2013-01-03 三洋電機株式会社 光起電力装置
US9331226B2 (en) 2011-06-30 2016-05-03 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Photovoltaic device
US9337372B2 (en) 2011-06-30 2016-05-10 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Photovoltaic device
US10340403B2 (en) 2011-06-30 2019-07-02 Sanyo Electric Co., Ltd. Photovoltaic device
JP2016105511A (ja) * 2016-03-01 2016-06-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 光起電力装置及びその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6566159B2 (en) Method of manufacturing tandem thin-film solar cell
KR100847487B1 (ko) 탠덤형 박막 광전변환 장치의 제조방법
JP2951146B2 (ja) 光起電力デバイス
EP0895291A2 (en) Photovoltaic element and method of producing the same
EP1548848A1 (en) Amorphous silicon solar cell
EP1056139A2 (en) Method for manufacturing photoelectric conversion device
JP2013524549A (ja) 結晶性太陽電池上の機能的および光学的グレーデッドARC層のための多層SiN
KR20110106889A (ko) 박막 및 웨이퍼 기반의 태양 전지 분야용 미세결정질 실리콘 합금
WO2017110457A1 (ja) 光電変換装置の製造方法
JP2002134772A (ja) シリコン系薄膜及び光起電力素子
JP2002329878A (ja) 薄膜太陽電池および薄膜太陽電池の作製方法
JPH04266066A (ja) 光起電力素子
JPWO2010023947A1 (ja) 光電変換装置の製造方法、光電変換装置、及び光電変換装置の製造システム
JP4532008B2 (ja) 反射防止膜の成膜方法
CN108431967B (zh) 光电转换装置的制造方法
EP1160879A2 (en) Method of forming silicon-based thin film, silicon-based thin film and photovoltaic element
JP2002237608A (ja) タンデム型薄膜太陽電池の製造方法
JP3027670B2 (ja) 光起電力素子
JP3029169B2 (ja) 光起電力素子
JPH04266067A (ja) 光起電力素子
JP2002237609A (ja) タンデム型薄膜太陽電池の製造方法
JP2757896B2 (ja) 光起電力装置
JP3245111B2 (ja) 非晶質シリコン太陽電池
TW202337041A (zh) 太陽能電池及其形成方法
JP2013074038A (ja) 光電変換装置の製造方法及び光電変換装置