JP2002329572A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

誘導加熱調理器

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JP2002329572A
JP2002329572A JP2002006917A JP2002006917A JP2002329572A JP 2002329572 A JP2002329572 A JP 2002329572A JP 2002006917 A JP2002006917 A JP 2002006917A JP 2002006917 A JP2002006917 A JP 2002006917A JP 2002329572 A JP2002329572 A JP 2002329572A
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heating
liquid crystal
signal
crystal display
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JP2002006917A
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Inventor
Masaya Kobayashi
雅哉 小林
Yasuyuki Takeda
靖之 武田
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Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Home Tech Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成でスペースを大きくとることな
く、緑色と赤色を発光可能として、周囲の明るさが変化
した時にも、加熱時の火力感、設定状態、加熱状態およ
び加熱電力の設定レベル等をより認識し易い表示を提供
することを目的とする。 【解決手段】 入力電力等を制御する制御部14を設
け、加熱電力のレベル等を設定する操作部15を設け、
前記制御部14からの信号により表示を行なう液晶表示
素子16を設けた誘導加熱調理器において、発光色の異
なる緑色および赤色の発光源17a、17bにより形成
される多色発光器17を設け、この多色発光器17は前
記制御部14からの信号により発光して前記液晶表示素
子16を照射し、照射された液晶表示素子16は前記発
光源17a、17bのそれぞれの発光色が合成された色
で見える如く構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、誘導加熱調理器の
加熱表示に関するものである。
【0002】
【従来の技術】誘導加熱調理器は、スイッチング素子を
高周波で駆動して加熱コイルに高周波電流を流し、この
高周波電流により磁束を発生させ、この磁束を介して加
熱コイルに近接させた鉄やステンレスの鍋等の負荷に渦
電流を発生させ、負荷自体の発熱作用によって加熱する
ものである。
【0003】従来の誘導加熱調理器は、加熱電力のレベ
ルの設定状態や加熱状態の表示を液晶表示素子等で行な
っている。
【0004】この従来例の一例を図4を用いて説明す
る。図4は従来例の誘導加熱調理器の回路ブロック図で
ある。
【0005】図において、交流の電源が、電源1から整
流回路2に供給され、整流回路2により直流電源に変換
され、平滑コンデンサ3によって平滑される。そして、
この直流電源を加熱コイル5及び共振コンデンサ4によ
って形成される共振回路6に供給する。
【0006】この状態において、制御部14は一次電流
検出素子11、コイル電流検出素子12および温度検出
素子13の信号を把握しながら、操作部15で設定され
た加熱電力のレベルに応じて入力電力を制御するため、
駆動部10に信号を出力し、駆動部10を介して、スイ
ッチング素子8とスナバコンデンサ7で形成されるイン
バータ回路9を動作させる。インバータ回路9は共振回
路6に高周波の共振電流を発生させて、加熱コイル5上
方のトッププレート18上に載置された負荷20を加熱
する。
【0007】制御部14は、操作部15での加熱電力の
レベルの設定時および加熱動作時に、液晶表示素子16
および発光器21に信号を出力して、液晶表示素子16
には操作に応じた表示を行わせ、発光器21を発光さ
せ、後方から液晶表示素子16に照射させて表示内容を
見えるようにしている。
【0008】以上のように、加熱電力のレベルの設定状
態や加熱状態の表示は、発光器21で液晶表示素子16
を照射し、その内容を液晶表示素子16で表わしてい
る。
【0009】しかし、このような誘導加熱調理器は以下
の問題が有った。
【0010】加熱電力のレベルを設定し、負荷20の加
熱を開始すると、加熱中である旨あるいは加熱電力の設
定レベルを表わす表示手段は液晶表示素子16の表示の
みで、加熱源が赤熱などしないため、ガスの炎のよう
な、あるいはシーズヒータが赤熱するような火力感が得
られないものであり、また加熱電力の設定レベルを一目
で認識し難いものであった。
【0011】そこで、この問題の対処として、特開平0
7−094267号公報には、液晶表示素子を多段階の
輝度で照射する多段階発光手段を備えた例がある。この
例は、電力に応じた発光輝度で液晶表示素子を照射し
て、加熱状態を発光輝度の変化で区別するようにしたも
のである。
【0012】また、特開平07−114983号公報に
は、複数の発光素子をそれぞれ異なる色で着色した発光
部を備えた例がある。この例を図5を用いて説明する。
図5は、特開平07−114983号公報の一実施例に
おける回路図の発光部を示す図である。
【0013】図において、発光部は第1番色発光素子2
2と第2番色発光素子23の2種類の色で構成されてい
る。図示していないが、誘導加熱調理器はトッププレー
トの温度を検出する温度検出素子を備え、前記温度検出
素子で検出される温度は2つの温度範囲に区分される。
【0014】そして、第1番色発光素子22の点灯と第
2番色発光素子23の点灯を2つに区分された温度範囲
の各々と対応させる。検出されたトッププレートの温度
が高温の温度範囲内のときは第1番色発光素子22を点
灯し、温度が低温の温度範囲内のときは第2番色発光素
子23を点灯させる。つまり、第1番色発光素子22が
点灯したときは危険、第2番色発光素子23が点灯した
ときは安全という意味をもたせる。
【0015】以上によって、トッププレートに手を触れ
て良いかどうかの判断を楽にすることができるようにし
たものである。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
の液晶表示素子を多段階の輝度で照射する多段階発光手
段を備えた誘導加熱調理器の表示の例は、加熱時の火力
感を得たり、加熱電力の設定レベルに応じて液晶表示素
子16を照射する発光器21の明るさを変化させている
が、色は単色であり、明るさの違いは、周囲の明るさが
変化すると、今一つ認識し難い場合がある。
【0017】また、複数の発光素子をそれぞれ異なる色
で着色した発光部を備えた誘導加熱調理器の表示の例
は、多くの色を表わす発光部を構成する場合に、色の数
だけ発光素子の種類を必要とするので、コストアップに
なると共に、多くの発光素子を配置するスペースが必要
となるが、これには実際上限界があることは明白であ
る。
【0018】本発明は前記不具合を解決するものであ
り、簡単な構成でスペースを大きくとることなく、多く
の色を発光可能として、周囲の明るさが変化した時に
も、加熱時の火力感、設定状態、加熱状態および加熱電
力の設定レベル等をより認識し易い表示を提供すること
を目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、交流の電源を直流電源に変換する整流回
路を設け、この直流電源を加熱コイルと共振コンデンサ
によって形成される共振回路に供給し、スイッチング素
子等によって形成され、前記共振回路に高周波の共振電
流を発生させて、前記加熱コイル上方のトッププレート
上に載置される負荷を加熱するインバータ回路を設け、
入力電力等を制御する制御部を設け、加熱電力のレベル
等を設定する操作部を設け、前記制御部からの信号によ
り表示を行なう液晶表示素子を設けた誘導加熱調理器に
おいて、発光色の異なる緑色および赤色の発光源により
形成される多色発光器を設け、多色発光器は前記制御部
からの信号により発光して前記液晶表示素子を照射し、
照射された液晶表示素子は前記発光源のそれぞれの発光
色が合成された色で見える如く構成したものである。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明は、前述のように、交流の
電源を直流電源に変換する整流回路を設け、この直流電
源を加熱コイルと共振コンデンサによって形成される共
振回路に供給し、スイッチング素子等によって形成さ
れ、前記共振回路に高周波の共振電流を発生させて、前
記加熱コイル上方のトッププレート上に載置される負荷
を加熱するインバータ回路を設け、入力電力等を制御す
る制御部を設け、加熱電力のレベル等を設定する操作部
を設け、前記制御部からの信号により表示を行なう液晶
表示素子を設けた誘導加熱調理器において、発光色の異
なる緑色および赤色の発光源により形成される多色発光
器を設け、多色発光器は前記制御部からの信号により発
光して前記液晶表示素子を照射し、照射された液晶表示
素子は前記発光源のそれぞれの発光色が合成された色で
見える如く構成したものである。
【0021】これにより、火力を視覚による色イメージ
で認識するので、加熱時の火力感、設定状態および加熱
状態等がより認識し易いものとなるとともに、簡単な構
成でスペースを大きくとることがない。
【0022】加えて、加熱電力の設定レベルが低い時に
は、緑色の発光源への信号の通電率を大きく、赤色の発
光源への信号の通電率を小さくし、加熱電力の設定レベ
ルが高い時には、緑色の発光源への信号の通電率を小さ
く、赤色の発光源への信号の通電率を大きくするように
したので、火力を長年使用してきたガスの炎の火力イメ
ージで認識することができ、お年寄りにも使い勝手がよ
い調理器を提供することができる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従って説明
する。図1は本発明の一実施例を示す回路ブロック図、
図2は本発明の一実施例の表示部分の詳細を示す図、図
3は本発明の一実施例の多色発光器への信号波形を示す
図である。
【0024】図において、1は交流の電源で、両端に整
流回路2を接続し、平滑コンデンサ3の一端を整流回路
2の+端子部に接続し、他の一端を整流回路2の−端子
部に接続し、直流電源を形成する。
【0025】4は共振コンデンサで、二つを直列に接続
し、その一端を前記直流電源の高圧側(整流回路2の+
端子部。以下同様。)に接続し、他の一端を前記直流電
源の低圧側(整流回路2の−端子部。以下同様。)に接
続するとともに、二つの直列接続点を後記加熱コイル5
の第一の端子と接続している。
【0026】5は加熱コイルで、これと共振コンデンサ
4によって共振回路6が形成される。
【0027】7はスナバコンデンサで、二つを直列に接
続し、その一端を前記直流電源の高圧側に接続し、他の
一端を前記直流電源の低圧側に接続するとともに、二つ
の直列接続点を前記加熱コイル5の第二の端子と接続し
ている。
【0028】8はスイッチング素子で、逆並列ダイオー
ドを有し、二つを直列に接続し、その一端を前記直流電
源の高圧側に接続し、他端を前記直流電源の低圧側に接
続するとともに、二つの直列接続点を加熱コイル5の第
二の端子と接続している。この二つのスイッチング素子
8のゲート部を後記駆動部10の出力部と接続してい
る。
【0029】9はインバータ回路で、スイッチング素子
8等によって形成される。詳しくは、二つのスイッチン
グ素子8と二つのスナバコンデンサ7によって形成され
る。
【0030】10は駆動部で、この入力部を後記制御部
14の出力部と接続し、出力部をスイッチング素子8の
ゲート部と接続している。
【0031】11は一次電流検出素子で、電源1と整流
回路2との間に流れる電流を検出するよう設置され、そ
の出力部を後記制御部14の入力部と接続している。
【0032】12はコイル電流検出素子で、加熱コイル
5に流れる電流を検出するよう設置され、その出力部を
後記制御部14の入力部と接続している。
【0033】13は温度検出素子で、トッププレート1
8の温度を検出するよう加熱コイル5略中央上方でトッ
ププレート18の下部に設けられ、その出力部を後記制
御部14の入力部と接続している。
【0034】14は制御部で、前述したようにその入力
部を一次電流検出素子11、コイル電流検出素子12、
温度検出素子13および操作部15と接続し、その出力
部を前記駆動部10、後記液晶表示素子16および後記
多色発光器17と接続し、これらや入力電力等を制御す
る。15は操作部で、制御部14の入力部と接続し、加
熱電力のレベル等を設定する。
【0035】16は液晶表示素子で、その入力部を制御
部14の出力部と接続し、制御部14からの信号により
表示を行なう。この表示の内容は設定状態、加熱状態お
よび加熱電力の設定レベル等である。
【0036】17は多色発光器で、その入力部を制御部
14の出力部と接続し、発光色の異なる二以上の発光源
17a、17bにより形成され、制御部14からの信号
により発光して液晶表示素子16を照射する。この実施
例においては、多色発光器17は緑色および赤色の発光
源17a、17bにより形成されており、発光源17
a、17bはLED等を使用すればよい。
【0037】図2に示すように、緑色および赤色の発光
源17a、17b双方は、液晶表示素子16をその後方
から全体を照射する構成である。これによって、照射さ
れた液晶表示素子16は緑色および赤色の発光源17
a、17bのそれぞれの発光色が合成された色で見え
る。
【0038】18はトッププレートで、加熱コイル5の
上方に配置され、この上に加熱される後記負荷20を載
置する。19は、電源1およびトッププレート18を除
く前記構成要素全てで構成される誘導加熱調理器の本体
である。
【0039】20は、加熱コイル5上方のトッププレー
ト18上に載置されて加熱される負荷である。
【0040】以上の構成において、全体の動作を説明す
る。
【0041】交流の電源1が整流回路2に供給され、整
流回路2はこの電源1を直流電源に変換し、平滑コンデ
ンサ3によって平滑する。そして、この直流電源を加熱
コイル5及び共振コンデンサ4によって形成される共振
回路6に供給する。
【0042】この状態において、制御部14は一次電流
検出素子11、コイル電流検出素子12および温度検出
素子13の信号を把握しながら、操作部15で設定され
た加熱電力のレベルに応じて入力電力を制御するため、
駆動部10に信号を出力し、駆動部10を介してインバ
ータ回路9を動作させる。
【0043】インバータ回路9は共振回路6に高周波の
共振電流を発生させて、加熱コイル5上方のトッププレ
ート18上に載置される負荷20を加熱する。この時、
制御部14は操作部15で設定された加熱電力のレベル
に応じて、入力電力等を制御し、適正な加熱電力を出力
させる。
【0044】また、制御部14は、操作部15での加熱
電力のレベル設定時および加熱動作時に、液晶表示素子
16および多色発光器17に夫々対応した信号を出力し
て、液晶表示素子16に設定状態や加熱状態等に応じた
表示を行わせ、同時に、多色発光器17に液晶表示素子
16の表示内容に応じた色を発光させて、後方から液晶
表示素子16に照射させる。
【0045】このときの制御部14から多色発光器17
への信号の詳細について、図3に従い説明する。図にお
いて、(a)、(b)および(c)は、制御部14から
緑色および赤色の発光源17a、17bへの信号の異な
る3種類の場合を示している。
【0046】同図(a)の場合は、緑色の発光源17a
への信号の通電率が高く、赤色の発光源17bへの信号
の通電率が低い場合で、強い緑色と弱い赤色が合成さ
れ、液晶表示素子16は緑色に近い薄い橙色に見える。
【0047】同図(c)の場合は、緑色の発光源17a
への信号の通電率が低く、赤色の発光源17bへの信号
の通電率が高い場合で、弱い緑色と強い赤色が合成さ
れ、液晶表示素子16は赤色に近い濃い橙色に見える。
【0048】同図(b)の場合は、緑色の発光源17a
への信号の通電率と赤色の発光源17bへの信号の通電
率がほぼ同じ場合で、液晶表示素子16は上記(a)と
(b)のほぼ中間の色に見える。
【0049】図示していないが、緑色の発光源17aへ
の信号の通電率をほぼ100%とし、赤色の発光源17
bへの信号の通電率をほぼ0%とすれば、合成される色
はほぼ緑色となり、逆に緑色の発光源17aへの信号の
通電率をほぼ0%とし、赤色の発光源17bへの信号の
通電率をほぼ100%とすれば、合成される色はほぼ赤
色となる。
【0050】このように、制御部14は前記多色発光器
17を形成する緑色および赤色の発光源17a、17b
の夫々の通電率を制御する信号を多色発光器17に入力
し、前記信号を変化させることにより多色発光器17の
発光色を変化させて液晶表示素子16を照射するので、
液晶表示素子16の見える色を幅広く、ほぼ無段階の多
くの色で変化させることができる。
【0051】以上のように、液晶表示素子16の見える
色を幅広く、ほぼ無段階の多くの色で変化させることが
できるため、種々の状態の違いが液晶表示素子16の内
容だけでなく、色の違いでも表わされるので、状態の違
いを非常に認識し易いものとなる。
【0052】さらに、制御部14は操作部15により設
定された加熱電力の設定レベルに応じて多色発光器17
の発光色を変化させて液晶表示素子16を照射する構成
とする。
【0053】この具体的な一実施例を以下に述べる。
【0054】加熱電力の設定レベルが低い時には、図3
(a)に示すように、緑色の発光源17aへの信号の通
電率を大きく、赤色の発光源17bへの信号の通電率は
小さくする。すると、通電率の違う緑色と赤色の二色が
合成され、液晶表示素子16は緑色に近い薄い橙色に見
える。加熱電力の設定レベルが高い時には、図3(c)
に示すように、緑色の発光源17aへの信号の通電率を
小さく、赤色の発光源17bへの信号の通電率を大きく
する。すると、液晶表示素子16は赤色に近い濃い橙色
に見える。
【0055】加熱電力の設定レベルが多段階の場合、緑
色および赤色の発光源17a、17bへの信号の通電率
をそれぞれ変化させて組合わせ、加熱電力の設定レベル
の段階数に応じた色で発光させ液晶表示素子16を照射
する。すなわち、制御部14は操作部15により設定さ
れた加熱電力の設定レベルに応じて多色発光器17に発
光色を変化させて液晶表示素子16を照射させることが
でき、加熱電力の設定レベルの違いを、明るさの違いな
どで表示するより格段に認識し易いものとなる。
【0056】また、複数の各発光源17a、17bへの
信号の通電率を時間的に変化させ、時間的に色が変化し
て見えるようにすることも可能である。例えば、緑色→
薄い橙色→濃い橙色→赤色→・・・と変化させるなど、
多くの発光色を周期的に変化させたり、発光色およびそ
の点灯時間をランダムに変化させたりすることが構成部
品数を増加することなく可能である。
【0057】このことにより、加熱状態の火力レベル
を、ガスの炎と同じように色イメージで認識することが
できる。すなわち、これまで長年使用してきたガスの炎
は、火力が小さいと青色で小さく、中火では橙色、強火
では真っ赤で大きいというイメージがあり、この実施例
においても加熱コイル5によって加熱される負荷20の
加熱状態の火力レベルを、ガスの炎と同じように小火力
では緑色、中火力では橙色、高火力では赤色というよう
に、視覚による色イメージで認識することができ、お年
寄りにも使い勝手のよいものとなる。
【0058】
【発明の効果】以上述べたように本発明の誘導加熱調理
器によれば、発光色の異なる緑色および赤色の発光源に
より形成される多色発光器を設け、多色発光器は前記制
御部からの信号により発光して前記液晶表示素子を照射
し、照射された液晶表示素子は前記発光源のそれぞれの
発光色が合成された色で見える如く構成したので、火力
を視覚による色イメージで認識することができ、加熱時
の火力感、設定状態および加熱状態等がより認識し易い
ものとなるとともに、簡単な構成でスペースを大きくと
ることがない。
【0059】加えて、加熱電力の設定レベルが低い時に
は、緑色の発光源への信号の通電率を大きく、赤色の発
光源への信号の通電率を小さくし、加熱電力の設定レベ
ルが高い時には、緑色の発光源への信号の通電率を小さ
く、赤色の発光源への信号の通電率を大きくするように
したので、火力を長年使用してきたガスの炎の火力イメ
ージで認識することができ、お年寄りにも使い勝手がよ
い調理器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路ブロック図であ
る。
【図2】本発明の一実施例の表示部分の詳細を示す図で
ある。
【図3】本発明の一実施例の多色発光器への信号波形を
示す図である。
【図4】従来例の誘導加熱調理器の回路ブロック図であ
る。
【図5】従来例の一実施例における回路図の発光部を示
す図である。
【符号の説明】
1 電源 2 整流回路 4 共振コンデンサ 5 加熱コイル 6 共振回路 8 スイッチング素子 9 インバータ回路 14 制御部 15 操作部 16 液晶表示素子 17 多色発光器 17a、17b 発光源 18 トッププレート 20 負荷
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/34 G09G 3/34 J 5C080 3/36 3/36 H05B 37/02 H05B 37/02 U Fターム(参考) 2H091 FA46Z GA11 LA11 LA16 MA10 2H093 NA61 NC43 NC49 ND24 ND42 NG20 3K051 AB14 CD46 3K073 AA13 AA39 AA48 AA60 AA62 AB02 AB04 BA09 BA30 BA31 CD01 CD05 CD10 CF22 CJ17 CM09 5C006 AA21 AB05 AF62 BB01 BB11 BF38 EA01 FA56 5C080 AA10 CC03 DD21 EE30 JJ02 JJ06 KK42

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流の電源(1)を直流電源に変換する
    整流回路(2)を設け、この直流電源を加熱コイル
    (5)と共振コンデンサ(4)によって形成される共振
    回路(6)に供給し、スイッチング素子(8)等によっ
    て形成され、前記共振回路(6)に高周波の共振電流を
    発生させて、前記加熱コイル(5)上方のトッププレー
    ト(18)上に載置される負荷(20)を加熱するイン
    バータ回路(9)を設け、入力電力等を制御する制御部
    (14)を設け、加熱電力のレベル等を設定する操作部
    (15)を設け、前記制御部(14)からの信号により
    表示を行なう液晶表示素子(16)を設けた誘導加熱調
    理器において、発光色の異なる緑色および赤色の発光源
    (17a)、(17b)により形成される多色発光器
    (17)を設け、この多色発光器(17)は前記制御部
    (14)からの信号により発光して前記液晶表示素子
    (16)を照射し、照射された液晶表示素子(16)は
    前記発光源(17a)、(17b)のそれぞれの発光色
    が合成された色で見える如く構成したことを特徴とする
    誘導加熱調理器。
  2. 【請求項2】 加熱電力の設定レベルが低い時には、緑
    色の発光源(17a)への信号の通電率を大きく、赤色
    の発光源(17b)への信号の通電率を小さくし、加熱
    電力の設定レベルが高い時には、緑色の発光源(17
    a)への信号の通電率を小さく、赤色の発光源(17
    b)への信号の通電率を大きくすることを特徴とする請
    求項1記載の誘導加熱調理器。
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JP2011521412A (ja) * 2008-05-13 2011-07-21 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 確率的な動的雰囲気

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