JP2002329434A - 操作つまみ - Google Patents

操作つまみ

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JP2002329434A
JP2002329434A JP2001133638A JP2001133638A JP2002329434A JP 2002329434 A JP2002329434 A JP 2002329434A JP 2001133638 A JP2001133638 A JP 2001133638A JP 2001133638 A JP2001133638 A JP 2001133638A JP 2002329434 A JP2002329434 A JP 2002329434A
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JP
Japan
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main body
operation knob
decorative ring
lid
present
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001133638A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Kato
英樹 加藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コスト増を招かずに種々のデザイン的要求に
答えられる操作つまみを実現すること。 【解決手段】 本体部20の係止穴27に、飾りリング
30を介して蓋部40の係止爪43を嵌め込みにより組
み立てるようにしたので、本体部20と飾りリング30
と蓋部40とを何通りかに組み合わせることにより、デ
ザインの異なる多種類の操作つまみを実現でき、従来の
ようにデザインが異なる度に全体の金型を作成する必要
がなく、コスト増を抑制することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチや可変抵
抗器などの電子部品の軸に取り付けられる操作つまみに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の操作つまみは、図5に示
すように、樹脂材料により一体に成形されている。操作
つまみ1は、キャップ状に形成され、本体部2の周面に
は滑り止め用の凹凸模様3が形成され、中央内部には、
電子部品の軸に嵌合するための取付穴4が形成されてい
る。凹凸模様3は、成形後にローレット掛けにより形成
される。また、取付穴4は、相手の軸が回り止め用に断
面D字形にカットされているため、取付穴4も断面D字
形に形成されている。
【0003】ところで、今日では製品の品質が一様に向
上し、他の製品との差別化のためにはデザインが優れて
いることが要件になるため、操作つまみに対しても種々
の意匠が施されることになる。例えば、図5の操作つま
み1の頂部5の表面や周面端部6を本体部2とは異なる
色に着色したり、リング状の線を入れて着色したりする
ことが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の操作つまみでは、部分的に着色したりする場合に
は、めっきを施したり、2色成形を行わなければなら
ず、さらにデザインが異なる度にマスキングしたり、金
型を起こさなければならず、コストが嵩むという問題が
あった。
【0005】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、コスト増を招かずに種々のデザイン的要
求に答えることのできる優れた操作つまみを提供するも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の操作つまみは、
円筒形の本体部と、前記本体部の一端側に嵌め込まれた
飾りリングと、前記本体部に前記飾りリングを介して組
み立てられた蓋部とを備えたものであり、本体部と飾り
リングと蓋部とを組み合わせることにより、デザインが
変わる毎に全体の金型を作成する必要がないので、コス
ト増を招かずに種々のデザインを生み出すことができる
こととなる。
【0007】また、本発明の操作つまみは、前記蓋部が
前記本体部に着脱可能に組み立てられていることを特徴
とするものであり、必要に応じて分解することができる
こととなる。
【0008】また、本発明の操作つまみは、前記円筒形
の本体部の内側中間部に隔壁が形成されていることを特
徴とするものであり、本体部の強度を増すことができる
こととなる。
【0009】また、本発明の操作つまみは、前記飾りリ
ングの少なくとも外周面にめっきが施されていることを
特徴とするものであり、めっきによってデザイン性を高
めることができることとなる。
【0010】また、本発明の操作つまみは、前記本体部
の外周面に凹凸模様が施されていることを特徴とするも
のであり、凹凸模様によって滑り止めが施されるととも
に、デザイン性を高めることができることとなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態におけ
る操作つまみを示している。操作つまみ10は、円筒形
の本体部20と、この本体部20の一端側に嵌め込まれ
た飾りリング30と、本体部20に飾りリング30を介
して組み立てられた蓋部40とを備えており、それぞれ
樹脂材料により成形されている。
【0012】本体部20は、図2に示すように、外筒2
1と、外筒21の内側中間部に形成された隔壁22と、
隔壁22から一方の端部側へ立ち上がった中筒23と内
筒24とを備え、内筒24の一端部は頂壁25によって
塞がれ、その内部は電子部品の軸に嵌合する軸穴26に
なっている。また、外筒21と中筒23の間の隔壁22
には、後述する蓋部40の係止爪が係止される一対の係
止穴27が形成され、さらに飾りリング30の回り止め
用の係止穴が嵌合する一対の係止突起28が形成されて
いる。また、外筒21の外周面には、網目ローレットの
ような凹凸模様29が後加工により形成されている。
【0013】飾りリング30は、図3に示すように、本
体部外筒21の内径よりも少し小さい外径を有する胴部
31と、この胴部31の一端部に形成されて、本体部外
筒21の外径と略同じ外径を有するフランジ部32とを
備えている。胴部31の他端部には、本体部隔壁22に
設けた係止突起28に嵌合する一対の係止穴33が設け
られており、フランジ部32の端面には、蓋部40のた
めの座部34が形成されている。この飾りリング30
は、全体に金属めっきがほどこされているが、金属めっ
きは、少なくともフランジ部32に施されていればよ
い。
【0014】蓋部40は、図4に示すように、飾りリン
グ30の座部34に嵌合する表面が曲面に形成された頂
板41と、その裏側に形成されたリム42と、リム42
から延びる一対の係止爪43とを備えている。
【0015】次に、図1を参照して操作つまみ10の組
立方法について説明する。まず、本体部20に飾りリン
グ30を嵌め込む。このとき、上記したように、飾りリ
ング30の係止穴33が本体部20の隔壁22に設けた
係止突起28に嵌合して回り止めを施される。次に、飾
りリング30の座部34に蓋部40を乗せて係止爪43
を本体部20の係止穴27に押し込んで嵌め込む。一対
の係止爪43は、先端部が斜面を有する鉤部43aにな
っているので、その斜面が係止穴27の縁部に当たって
係止爪43が内側に撓み、鉤部43aを過ぎた時点で、
係止爪43が弾性復帰して鉤部43aが係止穴27の縁
部に係止されることになる。蓋部40を取り外す場合
は、逆に、一対の係止爪27の内側に撓ませて鉤部43
aを係止穴27から外せばよい。
【0016】このように、本実施の形態の操作つまみ1
0によれば、本体部20の係止穴27に、飾りリング3
0を介して蓋部40の係止爪43を嵌め込みにより組み
立てるようにしたので、本体部20と飾りリング30と
蓋部40とを何通りかに組み合わせることにより、デザ
インの異なる多種類の操作つまみを実現することができ
る。例えば、本体部20を共通として、飾りリング30
と蓋部40の色や形を変更したり、本体部20と蓋部4
0を共通として、飾りリング30の色や形のみを変更し
たりすることができる。例えば、本体部20と蓋部40
を黒色とし、飾りリング30にクロムめっき、または金
めっきを施すことにより、高級感のある操作つまみを実
現することができる。また、飾りリング30に模様を付
けたり、蓋部材40の頂板41の形状を変えたり、本体
部20の凹凸模様29を平目ローレット状にしたり、他
の模様にしたりすることにより、多様なデザインを得る
ことができる。
【0017】また、本実施の形態によれば、操作つまみ
10が、本体部20と飾りリング30と蓋部40に分割
されているので、樹脂材料として導光性を有するアクリ
ル樹脂等を使用して成形し、LED等の光源と組み合わ
せて使用することにより、操作つまみ10の本体部20
のみを、または飾りリング30のみを、または蓋部40
のみを部分的に光らせることができ、意匠的効果をさら
に高めることができる。また、本体部20に凹凸模様2
9を形成する場合に、本体部20が隔壁22によって補
強されているため、ローレット掛けが行いやすいという
利点もある。
【0018】なお、操作つまみ10の組立構造をより強
固にするために、蓋部40の係止爪43の代わりに、ま
たは係止爪43とともに、蓋部40に一対の管状ボスを
一体に成形するとともに、これら管状ボスに対向して本
体部20の隔壁22に取付穴を設け、この取付穴からね
じを差し込んで、蓋部40の管状ボスの内部にねじ込む
ようにしてもよい。または他の組立構造を用いてもよ
い。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の操作つま
みは、円筒形の本体部の一端側に飾りリングを介して蓋
部を組み立てるようにしたので、本体部と飾りリングと
蓋部のいずれかを変更するだけで異なる多様なデザイン
を得ることができ、従来のようにデザインが異なる度に
金型全体を交換する必要がないので、コストの増大を招
くことなく、デザイン的要求を満足させることができる
という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の実施の形態における操作つまみ
の断面図 (b)本発明の実施の形態における操作つまみの右側面
【図2】(a)本発明の実施の形態における本体部の断
面図 (b)本発明の実施の形態における本体部の右側面図
【図3】(a)本発明の実施の形態における飾りリング
の左側面図 (b)本発明の実施の形態における飾りリングの断面図
【図4】(a)本発明の実施の形態における蓋部の断面
図 (b)本発明の実施の形態における蓋部の右側面図
【図5】従来の操作つまみの断面図
【符号の説明】
10 操作つまみ 20 本体部 22 隔壁 26 軸穴 27 係止穴 29 凹凸模様 30 飾りリング 40 蓋部 43 係止爪

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒形の本体部と、前記本体部の一端側
    に嵌め込まれた飾りリングと、前記本体部に前記飾りリ
    ングを介して組み立てられた蓋部とを備えた操作つま
    み。
  2. 【請求項2】 前記蓋部が前記本体部に着脱可能に組み
    立てられていることを特徴とする請求項1記載の操作つ
    まみ。
  3. 【請求項3】 前記円筒形の本体部の内側中間部に隔壁
    が形成されていることを特徴とする請求項1または2記
    載の操作つまみ。
  4. 【請求項4】 前記飾りリングの少なくとも外周面にめ
    っきが施されていることを特徴とする請求項1から3の
    いずれかに記載の操作つまみ。
  5. 【請求項5】 前記本体部の外周面に凹凸模様が施され
    ていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記
    載の操作つまみ。
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