JP2002328604A - 立体現出カードの製造方法 - Google Patents
立体現出カードの製造方法Info
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Abstract
に迅速に製品を納入できる実用性,生産性に秀れた立体
現出カードの製造方法を提供するものである。 【解決手段】 文字や模様やメッセージ等の図柄6が設
けられ薄片1の一部が切り抜かれた立体2が突出状態で
現出し得る立体現出カード3の製造方法であって、薄片
1に打ち抜き加工で前記立体2を形成する際の切り抜き
部となる貫通スリット4及び折り曲げ部となる非貫通ス
リット5を形成し、続いて、この薄片1に前記図柄6を
形成し、続いて、この薄片1の前記貫通スリット4を切
り開くと共に前記非貫通スリット5を折り曲げ、且つ、
薄片1を折れ線15において一方に対して他方を所定角度
にすることで立体2を形成して立体現出カード3を製造
するものである。
Description
製造方法に関するものである。
際、彫刻や建築物や動物や空間図形のような立体物が現
出するカードとして、図1に図示した立体現出カードが
提案されており、特に、この技術を応用した名刺20が自
己紹介の際に相手に強い印象を与えるとして大変好評を
博している。
柄22を印刷し、続いて、この薄片21に立体23を形成する
為の貫通スリットと非貫通スリットを、金型とプレス加
工機を用いた打ち抜き加工によって形成し(尚、非貫通
スリットは金型が薄片21の厚さの50%程度まで食い込
むことで形成される)、続いて、貫通スリットを切り開
いて切り抜き部24にすると共に非貫通スリットを折り曲
げて折り曲げ部にし、且つ、該薄片21を所定位置に設け
た折れ線25において所定角度に折り曲げることで前記立
体23を形成して製造される(以下、従来の製造方法とい
う。)。
つ折りにした際に名刺の大きさとなり、90°開いた際
(図1の状態)に該薄片21上に立体23が現出する構成の
ものである。
スリットの打ち抜き加工等の簡単な方法で製造できる
為、製造が容易であり、しかも、立体23は薄片21の一部
である為にゴミが発生しない等の利点を有している。
は下記の問題点があることに気が付いた。
あった後、単に名刺用紙に図柄を印刷することで製造す
ることができ、注文に対して迅速に製品を納入すること
ができる。
注文があった後、この注文に応じて印刷を行い、その後
に打ち抜き加工を行っているから、製品の納入が遅くな
ってしまう。
別業者で行われている場合、特に顕著となる本発明は、
上記問題点を解決するもので、一般的な名刺と同様に迅
速に製品を納入できる実用性,生産性に秀れた立体現出
カードの製造方法を提供するものである。
明の要旨を説明する。
られ所定位置の折れ線15において折り畳み可能な薄片1
を前記折れ線15において一方に対して他方を所定角度に
開いた際、薄片1上に該薄片1の一部が切り抜かれ前記
折れ線15にまたがる状態の立体2が突出状態で現出し、
閉じた際、該立体2は薄片1に添設される立体現出カー
ド3の製造方法であって、薄片1に打ち抜き加工で前記
立体2を形成する際の切り抜き部となる貫通スリット4
及び折り曲げ部となる非貫通スリット5を形成し、続い
て、この薄片1に前記図柄6を形成し、続いて、この薄
片1の前記貫通スリット4を切り開くと共に前記非貫通
スリット5を折り曲げ、且つ、薄片1を折れ線15におい
て一方に対して他方を所定角度にすることで立体2を形
成して立体現出カード3を製造することを特徴とする立
体現出カードの製造方法に係るものである。
が設けられ所定位置の折れ線15において折り畳み可能な
薄片1を前記折れ線15において一方に対して他方を所定
角度に開いた際、薄片1上に該薄片1の一部が切り抜か
れ前記折れ線15にまたがる状態の立体2が突出状態で現
出し、閉じた際、該立体2は薄片1に添設される立体現
出カード3の製造方法であって、薄片1に打ち抜き加工
で前記立体2を形成する際の切り抜き部となる貫通スリ
ット4及び折り曲げ部となる非貫通スリット5を形成
し、続いて、この薄片1に前記図柄6を形成し、続い
て、この薄片1の前記貫通スリット4を切り開くと共に
前記非貫通スリット5を折り曲げ、且つ、折れ線15を介
して一方に形成された切り抜き部と他方に形成された切
り抜き部とを連設することで立体2を形成して立体現出
カード3を製造することを特徴とする立体現出カードの
製造方法。
立体現出カードの製造方法において、貫通スリット4及
び非貫通スリット5が形成された薄片1を多数用意し、
必要数の薄片1のみに図柄6を形成することを特徴とす
る立体現出カードの製造方法に係るものである。
側の連接縁9において連設された重合薄片8を設け、こ
の重合薄片8には文字や模様やメッセージ等の図柄6が
設けられ、また、この重合薄片8は所定位置の折れ線15
において折り畳み可能に構成され、該重合薄片8を前記
折れ線15において一方に対して他方を所定角度に開いた
際、重合薄片8上に上側の薄片1の一部が切り抜かれ前
記折れ線15にまたがる状態の立体2が突出状態で現出
し、閉じた際、該立体2は重合薄片8に添設される立体
現出カード3の製造方法であって、前記上側の薄片1の
一側に前記下側の薄片7が位置するように重合薄片8を
展開した展開薄片16を形成し、続いて、この展開薄片16
の上側の薄片1に打ち抜き加工で前記立体2を形成する
際の切り抜き部となる貫通スリット4及び折り曲げ部と
なる非貫通スリット5を形成すると共に、該上側の薄片
1と下側の薄片7との前記連接縁9以外の縁に一部を残
して切離スリット11を形成し、続いて、展開薄片16に前
記図柄6を形成し、続いて、前記切離スリット11の残部
を切離若しくは除去して前記連接縁9に延設される切離
縁10を形成し、続いて、前記貫通スリット4を切り開く
と共に非貫通スリット5を折り曲げ、展開薄片16の上側
の薄片1の下側に下側の薄片7が位置するように重合状
態として重合薄片8とし、且つ、重合薄片8を折れ線15
において一方に対して他方を所定角度にすることで立体
2を形成して立体現出カード3を製造することを特徴と
する立体現出カードの製造方法に係るものである。
側の連接縁9において連設された重合薄片8を設け、こ
の重合薄片8には文字や模様やメッセージ等の図柄6が
設けられ、また、この重合薄片8は所定位置の折れ線15
において折り畳み可能に構成され、該重合薄片8を前記
折れ線15において一方に対して他方を所定角度に開いた
際、重合薄片8上に上側の薄片1の一部が切り抜かれ前
記折れ線15にまたがる状態の立体2が突出状態で現出
し、閉じた際、該立体2は重合薄片8に添設される立体
現出カード3の製造方法であって、前記上側の薄片1の
一側に前記下側の薄片7が位置するように重合薄片8を
展開した展開薄片16を形成し、続いて、この展開薄片16
の上側の薄片1に打ち抜き加工で前記立体2を形成する
際の切り抜き部となる貫通スリット4及び折り曲げ部と
なる非貫通スリット5を形成すると共に、該上側の薄片
1と下側の薄片7との前記連接縁9以外の縁に一部を残
して切離スリット11を形成し、続いて、展開薄片16に前
記図柄6を形成し、続いて、前記切離スリット11の残部
を切離若しくは除去して前記連接縁9に延設される切離
縁10を形成し、続いて、前記貫通スリット4を切り開く
と共に非貫通スリット5を折り曲げ、展開薄片16の上側
の薄片1の下側に下側の薄片7が位置するように重合状
態として重合薄片8とし、且つ、折れ線15を介して一方
に形成された切り抜き部と他方に形成された切り抜き部
とを連設することで立体2を形成して立体現出カード3
を製造することを特徴とする立体現出カードの製造方法
に係るものである。
立体現出カードの製造方法において、貫通スリット4,
非貫通スリット5及び切離スリット11が形成された展開
薄片16を多数用意し、必要数の展開薄片16のみに図柄6
を形成し、続いて、前記切離スリット11の残部を切離若
しくは除去して連接縁9に延設される切離縁10を形成す
ることを特徴とする立体現出カードの製造方法に係るも
のである。
立体現出カードの製造方法において、立体現出カード3
が名刺であることを特徴とする立体現出カードの製造方
法に係るものである。
を形成する際の切り抜き部となる貫通スリット4及び折
り曲げ部となる非貫通スリット5を形成した後に図柄6
を形成する方法を採用したから、この図柄6の形成前の
貫通スリット4及び非貫通スリット5が形成された状態
の薄片1を用意しておき、立体現出カード3の注文が来
たら、該薄片1に図柄6を形成し、且つ、前記貫通スリ
ット4を切り開くと共に前記非貫通スリット5を折り曲
げることで立体2を形成することで、注文から立体現出
カード3の完成まで、即ち、注文から納入までを短時間
で行うことができる。
るから、立体2が突出していない薄片1に図柄6を形成
することができ、よって、既存の印刷等の簡単な方法に
よって該図柄6を形成することができる。
立体が現出するものでありながら、製品の注文から納入
までを非常に迅速に行える実用性,生産性に秀れた立体
現出カードの製造方法となる。
示したものであり、以下に説明する。
とが一側において連設され、この上側の薄片1若しくは
下側の薄片7には文字や模様やメッセージ等の図柄6が
設けられ、この下側の薄片7を上側の薄片1の下側に折
り返すことで形成される重合薄片8を折れ線15において
所定角度に開いた際、重合薄片8上に上側の薄片1の一
部が切り抜かれた立体2が突出状態で現出する立体現出
カード3の製造方法、具体的には名刺の製造方法に係る
ものである。
が隣接するように開いた状態の展開薄片16より大きい材
料薄片12を用意する。尚、図2の材料薄片12は、展開薄
片16を上下二箇所に形成できる大きさ、具体的には、A
4サイズの大きさを有している。更に、この材料薄片12
の右片が上側の薄片1、左片が下側の薄片7に夫々設定
されている。
料、具体的には、紙やプラスチック等が採用される。
1となる位置の適所に、金型とプレス加工機を用いた打
ち抜き加工で前記立体2を形成する際の切り抜き部とな
る貫通スリット4及び折り曲げ部となる非貫通スリット
5を形成する。
ット5の形成と同時に、下側の薄片7を上側の薄片1の
下側に折り返す際に折り曲げる連設縁9となる非貫通状
態の折り返し用スリット13、及び、上側の薄片1と下側
の薄片7との前記連接縁9以外の切離縁10を形成する為
に設けられる貫通状態の切離スリット11が形成される。
但し、この切離スリット11等は、展開薄片16及び材料薄
片12を薄片状態で保形する為、一部を残した状態、具体
的には、展開薄片16の周囲に枠部17が残る状態で形成さ
れる。
ト5等の形成は、特に非貫通スリット5を適正に形成す
る為のプレス加工機の微調整用に、30回程度の試し打
ち抜きを行った後に実施される。尚、この試し打ち抜き
の後は、通常の紙切り用の金型とプレス加工機を用いた
場合、紙製の材料薄片12であれば、5000枚程度まで
は調整無しで貫通スリット4や非貫通スリット5等の打
ち抜き形成を行うことができる。
ト4や非貫通スリット5等を打ち抜いた材料薄片12は、
そのままストックしておく。また、立体2の形状が異な
るもの、即ち、貫通スリット4や非貫通スリット5が材
料薄片12の異なる位置に設けられているものも複数種類
ストックしておく。
や、立体2が形成された出来上がり状態の名刺のカタロ
グ等を見せ、立体2の形状を選択する。
が決定されたら、注文客の要望によって名刺に印刷する
文字や模様等の図柄6を決定する。
た材料薄片12の展開薄片16部分に前記図柄6を印刷等に
よって形成する。この図柄6の形成の際、切離スリット
11が一部を残した状態、即ち、完全な状態ではなく、展
開薄片16の周囲に枠部17が存在する為、材料薄片12は薄
片状態を良好に保つことができ、よって、自動送り印刷
機等によって該展開薄片16に図柄6を良好に形成するこ
とができる。
一般的に100枚単位であり、1枚の材料薄片12で2枚
の名刺を製造できるから、50枚単位で材料薄片12に図
柄6を形成すれば、100枚単位で名刺を製造すること
ができる。
抜き(図1中、符号14は、この打ち抜きライン14であ
る。)、且つ、この打ち抜きによって前記切離スリット
11の残部を除去し、上側の薄片1と下側の薄片7との連
接縁9以外の切離縁10を形成する。
に、例えば、貫通スリット4等の形成の際、該切離スリ
ット11を展開薄片16の周縁まで可及的に近接させた状態
で形成しておき、立体2を形成する際、前記残部を手で
切離する方法や、カッター等の切削具で前記残部を切離
する方法等を採用しても良い。
共に前記非貫通スリット5を折り曲げ、且つ、折り返し
用スリット13を利用して展開薄片16の上側の薄片1の下
側に下側の薄片7が位置するように重合状態として重合
薄片8とし、且つ、重合薄片8を折れ線15において一方
に対して他方を所定角度にすることで立体2を形成す
る。この際、上側の薄片1と下側の薄片7との境に切離
縁10が形成されているから、この上側の薄片1と下側の
薄片7との中央部に近い位置の非貫通スリット5等にも
指が容易に届き、該非貫通スリット5の折り曲げ等、立
体2の形成を良好に行うことができる。
た際に立体2が重合薄片1に添設され且つ名刺サイズと
なり、所定角度に開いた際、具体的には90°に開いた
際に上側の薄片1上に立体2が現出する名刺を製造する
(図3参照)。
の形成前の貫通スリット4及び非貫通スリット5が形成
された状態の材料薄片12を用意しておき、名刺の注文が
来たら、該材料薄片12に図柄6を形成し、且つ、前記貫
通スリット4を切り開くと共に前記非貫通スリット5を
折り曲げて立体2を形成することで、注文から名刺の完
成まで、即ち、注文から納入までを短時間で行える実用
性,生産性に秀れた名刺の製造方法となる。
るから、立体2が突出していない開いた状態の重合薄片
8、即ち、展開薄片16に図柄6を形成することができ、
よって、既存の印刷等の簡単な方法によって該図柄6を
形成できる実用性,生産性に秀れた名刺の製造方法とな
る。
ト4を切り開いたり非貫通スリット5を折り曲げたりし
て立体2を形成するから、この切離縁10の存在故に貫通
スリット4や非貫通スリット5に指が届き易く、よっ
て、この立体2の形成を容易に行える実用性,生産性に
秀れた名刺の製造方法となる。
未完成の切離スリット11の状態で、図柄6を形成した
後、即ち、立体2を形成する前に完成させるから、図柄
6を形成する前に完成させる方法と異なり、該切離スリ
ット11の存在によって開いた状態の重合薄片8が変形し
易くなることは防止され、また、図柄6を完成した後に
全く新規に切離スリット11を形成する方法と異なり、指
での切り開き作業やカッターでの僅かな切削等の切離、
若しくは、除去等により簡単に該切離縁10を完成させる
ことができ、この点においても生産性に秀れることにな
る。
重合薄片8を打ち抜く際に同時行っているから、この切
離縁10の形成は極めて良好に行うことができる。
等を適正に形成する為のプレス加工機等の微調整の後、
名刺の注文単位である100枚という枚数にこだわら
ず、調整無しでできる範囲で多数の材料薄片12(例え
ば、5000枚の材料薄片12)に貫通スリット4や非貫
通スリット5等を形成する方法であるから、製造される
名刺の枚数に対して前記微調整の回数を少なくすること
ができ、生産効率も良好となる。
の薄片7とから成る構成の為、立体2を形成する為に上
側の薄片1に形成された切り抜き部が下側の薄片7によ
って隠蔽されることになり、よって、体裁の良好な名刺
を製造することができる。更に、上側の薄片1にも下側
の薄片7にも文字や模様等の図柄6形成することができ
るから、多数の情報が設けられた名刺を製造することが
できる。
て説明したが、例えば、所定角度に開いた際に立体2が
現出するものであれば、記念品,メッセージカード,グ
リーティングカード,本等でも同様である。
施例では薄片1を切り抜いたり折り曲げたりしただけの
ものであるが、例えば、折れ線15を介して一方に形成さ
れた切り抜き部と他方に形成された切り抜き部とを連設
する構成のものであっても良い。
は、90°以外、例えば30°や180°等であっても
良い。
Claims (7)
- 【請求項1】 文字や模様やメッセージ等の図柄が設け
られ所定位置の折れ線において折り畳み可能な薄片を前
記折れ線において一方に対して他方を所定角度に開いた
際、薄片上に該薄片の一部が切り抜かれ前記折れ線にま
たがる状態の立体が突出状態で現出し、閉じた際、該立
体は薄片に添設される立体現出カードの製造方法であっ
て、薄片に打ち抜き加工で前記立体を形成する際の切り
抜き部となる貫通スリット及び折り曲げ部となる非貫通
スリットを形成し、続いて、この薄片に前記図柄を形成
し、続いて、この薄片の前記貫通スリットを切り開くと
共に前記非貫通スリットを折り曲げ、且つ、薄片を折れ
線において一方に対して他方を所定角度にすることで立
体を形成して立体現出カードを製造することを特徴とす
る立体現出カードの製造方法。 - 【請求項2】 文字や模様やメッセージ等の図柄が設け
られ所定位置の折れ線において折り畳み可能な薄片を前
記折れ線において一方に対して他方を所定角度に開いた
際、薄片上に該薄片の一部が切り抜かれ前記折れ線にま
たがる状態の立体が突出状態で現出し、閉じた際、該立
体は薄片に添設される立体現出カードの製造方法であっ
て、薄片に打ち抜き加工で前記立体を形成する際の切り
抜き部となる貫通スリット及び折り曲げ部となる非貫通
スリットを形成し、続いて、この薄片に前記図柄を形成
し、続いて、この薄片の前記貫通スリットを切り開くと
共に前記非貫通スリットを折り曲げ、且つ、折れ線を介
して一方に形成された切り抜き部と他方に形成された切
り抜き部とを連設することで立体を形成して立体現出カ
ードを製造することを特徴とする立体現出カードの製造
方法。 - 【請求項3】 請求項1,2いずれか1項に記載の立体
現出カードの製造方法において、貫通スリット及び非貫
通スリットが形成された薄片を多数用意し、必要数の薄
片のみに図柄を形成することを特徴とする立体現出カー
ドの製造方法。 - 【請求項4】 上側の薄片と下側の薄片とが一側の連接
縁において連設された重合薄片を設け、この重合薄片に
は文字や模様やメッセージ等の図柄が設けられ、また、
この重合薄片は所定位置の折れ線において折り畳み可能
に構成され、該重合薄片を前記折れ線において一方に対
して他方を所定角度に開いた際、重合薄片上に上側の薄
片の一部が切り抜かれ前記折れ線にまたがる状態の立体
が突出状態で現出し、閉じた際、該立体は重合薄片に添
設される立体現出カードの製造方法であって、前記上側
の薄片の一側に前記下側の薄片が位置するように重合薄
片を展開した展開薄片を形成し、続いて、この展開薄片
の上側の薄片に打ち抜き加工で前記立体を形成する際の
切り抜き部となる貫通スリット及び折り曲げ部となる非
貫通スリットを形成すると共に、該上側の薄片と下側の
薄片との前記連接縁以外の縁に一部を残して切離スリッ
トを形成し、続いて、展開薄片に前記図柄を形成し、続
いて、前記切離スリットの残部を切離若しくは除去して
前記連接縁に延設される切離縁を形成し、続いて、前記
貫通スリットを切り開くと共に非貫通スリットを折り曲
げ、展開薄片の上側の薄片の下側に下側の薄片が位置す
るように重合状態として重合薄片とし、且つ、重合薄片
を折れ線において一方に対して他方を所定角度にするこ
とで立体を形成して立体現出カードを製造することを特
徴とする立体現出カードの製造方法。 - 【請求項5】 上側の薄片と下側の薄片とが一側の連接
縁において連設された重合薄片を設け、この重合薄片に
は文字や模様やメッセージ等の図柄が設けられ、また、
この重合薄片は所定位置の折れ線において折り畳み可能
に構成され、該重合薄片を前記折れ線において一方に対
して他方を所定角度に開いた際、重合薄片上に上側の薄
片の一部が切り抜かれ前記折れ線にまたがる状態の立体
が突出状態で現出し、閉じた際、該立体は重合薄片に添
設される立体現出カードの製造方法であって、前記上側
の薄片の一側に前記下側の薄片が位置するように重合薄
片を展開した展開薄片を形成し、続いて、この展開薄片
の上側の薄片に打ち抜き加工で前記立体を形成する際の
切り抜き部となる貫通スリット及び折り曲げ部となる非
貫通スリットを形成すると共に、該上側の薄片と下側の
薄片との前記連接縁以外の縁に一部を残して切離スリッ
トを形成し、続いて、展開薄片に前記図柄を形成し、続
いて、前記切離スリットの残部を切離若しくは除去して
前記連接縁に延設される切離縁を形成し、続いて、前記
貫通スリットを切り開くと共に非貫通スリットを折り曲
げ、展開薄片の上側の薄片の下側に下側の薄片が位置す
るように重合状態として重合薄片とし、且つ、折れ線を
介して一方に形成された切り抜き部と他方に形成された
切り抜き部とを連設することで立体を形成して立体現出
カードを製造することを特徴とする立体現出カードの製
造方法。 - 【請求項6】 請求項4,5いずれか1項に記載の立体
現出カードの製造方法において、貫通スリット,非貫通
スリット及び切離スリットが形成された展開薄片を多数
用意し、必要数の展開薄片のみに図柄を形成し、続い
て、前記切離スリットの残部を切離若しくは除去して連
接縁に延設される切離縁を形成することを特徴とする立
体現出カードの製造方法。 - 【請求項7】 請求項1〜6いずれか1項に記載の立体
現出カードの製造方法において、立体現出カードが名刺
であることを特徴とする立体現出カードの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001129560A JP2002328604A (ja) | 2001-04-26 | 2001-04-26 | 立体現出カードの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001129560A JP2002328604A (ja) | 2001-04-26 | 2001-04-26 | 立体現出カードの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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---|---|---|---|
JP2001129560A Pending JP2002328604A (ja) | 2001-04-26 | 2001-04-26 | 立体現出カードの製造方法 |
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