JP2002328348A - 光変調装置および交番位相化パルス発生装置 - Google Patents

光変調装置および交番位相化パルス発生装置

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JP2002328348A
JP2002328348A JP2001132941A JP2001132941A JP2002328348A JP 2002328348 A JP2002328348 A JP 2002328348A JP 2001132941 A JP2001132941 A JP 2001132941A JP 2001132941 A JP2001132941 A JP 2001132941A JP 2002328348 A JP2002328348 A JP 2002328348A
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signal
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modulator
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Sadao Tanikoshi
貞夫 谷越
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】透過率が最小となる点に光強度変調器の動作点
をバイアスした場合でも安定したドリフト補償を行える
ようにし、これによりCS−RZ符号を安定して生成す
ることが可能な光変調装置および交番位相化パルス発生
装置を提供する。 【解決手段】光強度変調器21から出力される交番位相
化された繰り返し光パルスを、NRZ符号化された電気
信号に応じてNRZ変調部201により強度変調してC
S−RZ符号化された変調光信号を得る。また、低周波
発振器24でパイロット信号を発生させ、このパイロッ
ト信号を光強度変調器21の駆動信号にバイアスT回路
23で加算する。そうして、光強度変調器21のドリフ
ト方向に応じて互いに逆相の誤差信号を取り出せるよう
にし、この誤差信号をもとに光強度変調器21のバイア
ス電圧を制御するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光送信機などに設
けられる、外部変調方式による光変調装置および交番位
相化パルス発生装置に関する。特に本発明は、伝送光フ
ァイバで発生する非線形光学効果の影響が大きい、チャ
ネル当たり符号速度10Gb/sないし40Gb/sの
超高速高密度波長多重光通信システムで好適に使用され
る光変調装置および交番位相化パルス発生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットの普及による通信
需要の爆発的な増大に伴い、幹線系光通信システムにお
いて通信容量の飛躍的な増大が望まれている。このよう
な要求を満たすために、波長多重技術が用いられる。実
験では、チャネル当たり符号速度10Gb/s、160
チャネルといった大容量の波長多重伝送が実現されてい
る。また、回線コストを低下させるため中継間隔の増大
が図られており、200km程度の無中継伝送が実験に
より確かめられている。
【0003】現在主流の波長多重伝送システムにおいて
は、中継器のコスト削減のため光増幅器を用いた無再生
中継方式が主流となっている。しかし送信機・受信機間
の総伝送距離(すなわち中継器間隔×中継段数)が略1
000km以上になると、伝送光ファイバ中での波長分
散や非線形光学効果の影響が大きくなる。これらの現象
の影響により、伝送波形が劣化する。またこの種の波形
劣化は、チャネル当たりの符号速度が大きくなるほど顕
著になる。
【0004】従来の波長多重伝送システムにおいては、
NRZ(Non Return to Zero)変調に対して非線形光学
効果の影響を小さくできるRZ(Return to Zero)変調
方式が用いられている。しかしながら、RZ変調方式は
変調時の光スペクトル拡がりが大きいために、多チャネ
ル高密度波長多重伝送装置においては隣接チャネルとの
スペクトルの重なりが大きく、これによる符号誤り率特
性の劣化が問題となる。
【0005】そこで近年になり、変調時の光スペクトル
拡がりが小さく、非線形光学効果の影響を小さくできる
新たな符号変調方式が注目されている。これは、CS−
RZ(Carrier-Suppressed Return-to-Zero)符号と称
され、その有効性が実験により確認されている。CS−
RZ変調方式はRZ変調方式を改良したもので、RZ符
号において隣接するスロットパルスの光位相を180°
反転させるようにした、交番位相化光変調方式の一種で
ある。この技術については、「信学技報 TECHNICAL REP
ORT OF IEICE.OCS2000-59(2000-10) 40Gb/sベー
ス高密度WDM伝送における変調方式依存性の実験的検
討」、または、「信学技報 TECHNICAL REPORT OF IEIC
E.OCS2000-61(2000-10) 時空間光処理型分散スロープ
補償回路を用いた広帯域波長多重伝送実験」に詳しく述
べられている。
【0006】図13を参照して、CS−RZ符号を生成
するための手法の一例を説明する。図13に示される光
変調装置では、マッハツェンダ型(MZ)の光強度変調
器が2段に組み合わせて使用される。初段の光強度変調
器Aの動作点は、透過率が最小となる点(通常は透過率
=0:ゼロ)にバイアスされ、次段の光強度変調器Bの
動作点は、透過率が50%となる点にバイアスされる。
【0007】CW光源1からの連続光は、光強度変調器
Aで外部変調される。光強度変調器Aは、伝送符号速度
foの1/2の周波数の正弦波クロック(振幅約2V
π)で駆動される。これにより、光強度変調器Aからは
0またはπの位相が交互に現れる、交番位相化された周
波数foの繰り返し光パルスが出力される。この繰り返
し光パルスは光強度変調器Bに入力される。光強度変調
器Bは、NRZ符号化された電気信号(振幅約Vπ)に
より駆動される。そうすると、RZ化されかつ交番位相
化された符号速度foの光信号が得られる。
【0008】ちなみに、通常のRZ符号を生成する光変
調装置においては、図13の光強度変調器Aの動作点を
透過率50%の点にバイアスし、駆動する周波数をfo
にするようにする。この動作は、次に述べる従来の光送
信機などで実施されている。
【0009】ところで、光強度変調器としてはニオブ酸
リチウムを用いたマッハツェンダ型光変調器を用いるの
が普通である。ところがこの形式の変調器の入出力特性
は、環境温度や経年変化によりドリフトし易いことが知
られている。そこで、この種の光変調器のドリフトを補
償する技術が発明され、特許番号2642499号の公
報にて開示された。
【0010】図14は、上記公報で開示された光送信機
の構成を示すブロック図である。図14に示される装置
はパイロット信号を発生する低周波発振器4を備え、入
力電気信号をパイロット信号で振幅変調する。そうして
変調光信号に現れる誤差成分からドリフトを検出し、帰
還ループによりバイアス電圧を変化させて自動的にドリ
フトを補償するようにしたものである。
【0011】図15は、図14に示される光送信機の動
作特性を示す図である。同図に示されるように、入力電
気信号が低周波で振幅変調されていることにより、光出
力信号には誤差成分が生じる。MZ変調器2の入出力特
性がドリフトすると、それに応じて誤差成分の現われ方
も異なる。すなわち、入出力特性が正方向にドリフトす
ると、光出力信号はのようになる。また入出力特性が
負方向にドリフトすると、光出力信号はのようにな
る。このとき、光出力信号と光出力信号の誤差成分
は互いに逆相となり、このことを利用してバイアス電圧
が制御される。
【0012】上記の制御が実現されるためには、MZ変
調器2の動作点が透過率50%の点にバイアスされてい
ることが条件となる。通常のRZ符号を発生するのなら
ば、このバイアス条件で良い。しかしながら、CS−R
Z符号を発生するにはMZ変調器の動作点を透過率が最
小となる点にバイアスする必要があるために、動作条件
が異なる。
【0013】図16は、上記公報に示される光送信機で
CS−RZ符号を生成するようにした場合の動作特性を
示す図である。図16に示されるように、入力電気信号
を振幅変調したとしても、光出力信号と光出力信号
の誤差成分は互いに同相となってしまう。これは、透過
率が最小となる点にMZ変調器の動作点をバイアスして
いることによるもので、従って何らかの工夫をしなけれ
ば、バイアス電圧を自動制御できないことになる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、C
S−RZ符号を発生するには、光強度変調器のバイアス
条件を従来と異ならせる必要がある。つまり従来の光強
度変調器では、動作点を透過率が50%となる点にバイ
アスしていたのに対し、CS−RZ符号を発生させるに
は、透過率が最小となる点に動作点をバイアスする必要
がある。このためCS−RZ符号を発生させるための光
変調器に従来のバイアス制御方式をそのまま適用する
と、光変調器の入出力特性のドリフトの方向を検出する
ことができない。よってバイアス電圧の制御が不安定に
なり、CS−RZ符号を安定して発生させることが困難
になるために、何らかの新規な構成を提供することが望
まれている。
【0015】本発明は上記事情によりなされたもので、
その目的は、透過率が最小となる点に光強度変調器の動
作点をバイアスした場合でも安定したドリフト補償を行
えるようにし、これによりCS−RZ符号を安定して生
成することが可能な光変調装置および交番位相化パルス
発生装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、連続光を発生する光源からの被変調光を入
力して2分岐し、与えられる駆動信号により位相変化を
与え、分岐された光を再度合波して光信号を変調出力す
る光強度変調器と、この光強度変調器からの出力光を入
力して2分岐し、与えられる伝送信号により位相変化を
与え、分岐された光を再度合波して光信号を変調出力す
る光変調器と、前記伝送信号の符号速度の略1/2の周
波数のクロックが与えられ、このクロックの振幅を前記
光強度変調器の半波長電圧の略2倍に増幅して前記駆動
信号を生成する駆動アンプと、前記光強度変調器にバイ
アス電圧を供給するバイアス電圧供給手段と、パイロッ
ト信号を発生する発振器と、この発振器から出力される
前記パイロット信号を前記駆動信号または前記バイアス
電圧のいずれか一方に加算する加算手段と、前記光強度
変調器からの出力光を分岐する光分岐器と、この光分岐
器により分岐された光信号を電気信号に変換する光電変
換器と、この光電変換器から出力される電気信号に含ま
れるパイロット信号を検出する検出器と、この検出器で
検出されたパイロット信号の周波数成分と前記発振器か
ら出力されるパイロット信号との位相を比較する位相比
較回路と、前記位相比較回路の比較結果に基づいて前記
バイアス電圧供給手段で発生されるバイアス電圧を制御
するバイアス制御手段とを具備することを特徴とする。
【0017】このような手段を講じたことにより、光強
度変調器からは、伝送信号の符号速度を有する交番位相
化された繰り返し光パルスが出力される。この光パルス
は、NRZ符号化された伝送信号に応じて光変調器にお
いて強度変調され、CS−RZ符号化された変調光が出
力される。
【0018】光変調器から出力される変調光には、発振
器で発生されたパイロット信号の周波数成分が含まれて
いる。この誤差成分は検出器で取り出され、発振器から
のパイロット信号と位相比較されて、その結果に基づい
て前記光強度変調器に与えられるバイアス電圧が制御さ
れる。
【0019】上記構成において、誤差成分は光強度変調
器の駆動信号(またはバイアス電圧)に対して、加算す
るかたちで与えられている。このため、光強度変調器の
動作特性のドリフト方向に応じて、検出される誤差成分
は互いに逆相となる。これによりドリフトが正または負
のどちらの方向に生じたとしても、常にドリフトを補償
する方向でのフィードバックループを形成することが可
能となる。よって透過率が最小となる点に光強度変調器
の動作点をバイアスした場合でも、ドリフト補償を安定
化することが可能になる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は本発明に係わる光変
調装置の実施の形態を示す回路ブロック図である。図1
において、光源1からの連続光は光強度変調器21に入
力され、交番位相符号化される。光強度変調器21から
の出力光は光分岐器28を介してNRZ変調部201に
入力され、CS−RZ符号化された変調光信号が出力さ
れる。
【0021】光強度変調器21には、駆動アンプ22か
らの駆動信号と、誤差増幅器からのバイアス電圧が与え
られる。駆動信号とバイアス電圧とは、それぞれバイア
スT回路23、25を介して光強度変調器21に入力さ
れる。
【0022】駆動アンプ22には伝送信号の符号速度f
oの2分の1の周波数のクロック信号が入力され、駆動
アンプ22は、このクロック信号を光強度変調器21の
半波長電圧の略2倍に増幅して、光強度変調器21の駆
動信号を生成する。この駆動信号は、略10Vpp程度
となる。
【0023】バイアスT回路23には、駆動アンプ22
からの駆動信号と、低周波発振器24で発生されたパイ
ロット信号とが与えられる。バイアスT回路23と低周
波発振器24との間にはコンデンサ26が設けられ、パ
イロット信号の直流成分が遮断される。バイアスT回路
23において、パイロット信号が駆動信号に加算され
る。
【0024】光強度変調器21から出力される光信号は
光分岐器28で2分岐され、一方はNRZ変調部201
に入力され、他方は光電変換器29に入力されて電気信
号に変換される。この電気信号はバッファアンプ30で
増幅されたのち、乗算器31に入力される。
【0025】乗算器31には、低周波発振器24で発生
されたパイロット信号が入力される。低周波発振器24
と乗算器31との間には、バイアス制御ループの遅延を
補償するための移相器32が設けられる。乗算器31に
おいて、パイロット信号とバッファアンプ30からの光
電変換信号との掛け算処理が行われる。これにより光強
度変調器21から出力される光信号に含まれるパイロッ
ト信号の周波数成分が検出され、その振幅および位相が
抽出される。なおパイロット信号の振幅および位相を抽
出するには、一般に同期検波など手法を用いると良い。
【0026】乗算器31の出力信号は低域通過フィルタ
(LPF)33に入力される。低域通過フィルタ33の
出力には、光強度変調器21から出力される光信号に含
まれるパイロット信号成分の振幅に比例した直流電圧が
得られる。この直流電圧の極性は、移相器32から供給
されるパイロット信号と、バッファアンプ30からの光
電変換信号に含まれるパイロット信号成分との位相関係
により決定される。例えば、両者が同相のとき正の直流
電圧が得られるとすると、両者が逆相の場合は負の直流
電圧が得られる。
【0027】低域通過フィルタ(LPF)33の出力電
圧は、誤差増幅器34に与えられて一定の基準電圧と比
較され、その結果に応じて光強度変調器21に与えられ
るバイアス電圧が制御される。なおバイアスT回路25
には、終端抵抗27が接続される。
【0028】図2に、光強度変調器21の構成の一例を
示す。図2に示される構成の光強度変調器は、マッハツ
ェンダ型として知られている。マッハツェンダ型光強度
変調器は、2分岐した被変調光に、外部から与えられる
駆動信号に応じた別々の位相変化を与え、再度合波して
互いに干渉させることにより、強度変調された光信号を
得る素子である。このマッハツェンダ型光強度変調器に
おいて、2分岐された被変調光の各々に、互いに逆相か
つ等量の位相変化を与える、いわゆるプッシュプル変調
を行うことにより、原理的に波長チャープを0にするこ
とができる。これにより、長距離高密度伝送に耐え得る
光変調装置を実現できる。
【0029】図2に示される光強度変調器21は、以上
の原理により動作するもので、Xカット・ニオブ酸リチ
ウム(LiNbO3)結晶を用いたマッハツェンダ光強
度変調器である。ニオブ酸リチウムなどの結晶には、電
圧を印可することにより屈折率が変化するという性質が
あり、図2においてはこの種の結晶を用いてマッハツェ
ンダ干渉計が形成されている。
【0030】図2においては、2つの接地電極21a,
21bと、駆動信号とバイアス電圧とが印加される信号
電極21cとが、Xカットされたニオブ酸リチウム結晶
に形成される。接地電極21a,21bと信号電極21
cとは、分岐された光の経路のそれぞれを挟み込むよう
に配置される。
【0031】図3は、光強度変調器21の別の構成例を
示す図である。図3に示される光強度変調器21も上記
の原理により動作するもので、2電極型マッハツェンダ
光強度変調器と称されるものである。図3においては、
分岐された光のそれぞれの経路に沿って2つの信号電極
A,Bが形成され、これらの信号電極A,Bを取り囲む
ように接地電極21a,21bが形成される。
【0032】図3の光強度変調器21に接続される駆動
アンプ22は、互いに逆相の駆動信号を発生する両相出
力型を使用し、その出力をそれぞれ信号電極A,Bに接
続することにより、互いに逆相の駆動信号を信号電極
A,Bに印可するようにする。図3においては、正相の
駆動信号(Q出力)と、バイアスT回路25からのバイ
アス電圧とが、信号電極Bに印加される。信号電極Aに
は終端抵抗35が接続され、逆相の駆動信号(Q_出
力)が印加される。
【0033】図4は、乗算器31の構成例を示す図であ
る。図4に示されるようにアナログ乗算器ICを使用
し、バッファアンプ30の出力と移相器32の出力とを
乗算することにより、パイロット信号を抽出することが
できる。
【0034】図5は、乗算器31の別の構成例を示す図
である。図5は、アナログスイッチを乗算器31として
使用した例である。アナログスイッチとして、市販のC
−MOS ICを用いることにより、光変調装置のコス
トを低くすることが可能になる。
【0035】図6は、本実施形態における光強度変調器
21の動作特性を示す図である。光強度変調器21の入
出力特性は、マッハツェンダ型変調器の場合、印加電圧
に対して正弦波状となる。本実施形態では、図6に示さ
れるように、入出力特性の透過率=0の点を中心とした
バイアス電圧が光強度変調器21に印加される。この状
態の光強度変調器21に伝送符号の周波数foの1/2
の駆動信号を与えると、駆動信号は透過率=0の点を中
心として折り返され、2倍の周波数すなわちfoで強度
変調された光出力信号が得られる。このように光強度変
調器21を動作させると、図6に示されるように0・π
・0・π…と1ビットおきに位相反転した交番位相RZ
符号出力が得られる。
【0036】図7および図8は、図1に示される光強度
変調器21の動作特性がドリフトした状態を示す図であ
る。図7では、動作特性が負方向にドリフトした状態が
示される。図8では、動作特性が正方向にドリフトした
状態が示される。両図に示されるように、光強度変調器
21の動作特性は、周囲温度変化や経年変化により容易
に変化する。すると、光出力波形は図7や図8に示され
るように、1ビットおきに突出する形となる。このよう
な光出力波形にはジッタが多く含まれるため、良好な伝
送特性(符号誤り率特性)を得られない。そこで、周囲
温度変化や経年変化により入出力特性が変動した場合で
も、常に透過率=0の点にバイアス電圧が追尾するよう
なバイアス制御回路が必要となる。
【0037】図9は、光強度変調器21の駆動信号のバ
イアス点が透過率最小の点に一致している状態での入力
−出力波形の関係を示す図である。本実施形態において
は、光強度変調器21の駆動信号は、図9に示されるよ
うにfoの1/2のクロックにパイロット信号が加算さ
れた波形となっている。この駆動信号の振幅Vppは、
光強度変調器21の半波長電圧(透過率最小となるバイ
アス電圧と透過率最大となるバイアス電圧との差)の2
倍よりもやや小さく設定される。
【0038】図9の状態では、駆動信号は透過率最小の
点を中心に折り返される。よって、駆動信号の上下(図
9においては駆動信号の左右に現れる波形)に加算され
たパイロット信号の波形は、折り返された後は互いに同
一振幅で逆極性となり、互いに打ち消し合う。従って光
強度変調器21の出力側に得られる光信号には、パイロ
ット信号による誤差成分が現れない。
【0039】図10は、光強度変調器21の駆動信号の
バイアス点が透過率最小の点から移動した状態での入力
−出力波形の関係を示す図である。図10の破線に示さ
れるように、動作点ドリフトによりバイアス点が高電圧
側にずれた場合を考える。そうすると、駆動信号の下側
(図10では左側)に加算されたパイロット成分は光強
度変調器21の入出力特性の傾斜が緩い部分にさしかか
り、その振幅が圧縮される。一方、駆動信号の上側(図
10では右側)に加算されたパイロット成分は、図10
のに示されるように、そのままの形で出力光信号に現
れる。
【0040】これに対し、図10の一点鎖線に示される
ように、バイアス点が低電圧側にずれた場合を考える。
そうすると、駆動信号の上側(図10では右側)に加算
されたパイロット成分は光強度変調器21の入出力特性
の傾斜が緩い部分にさしかかり、その振幅が圧縮され
る。一方、駆動信号の下側(図10では左側)に加算さ
れたパイロット成分は、図10のに示されるように、
そのままの形で出力光信号に現れる。
【0041】このとき、図10のおよびに現れる波
形は、互いに逆相となる。このことを利用して本実施形
態では、光強度変調器21から得られる光出力信号から
パイロット信号と同一周波数の成分を検出し、検出され
たパイロット成分の振幅が0となるように、光強度変調
器21への印加バイアス電圧を制御するようにしてい
る。
【0042】このように本実施形態では、光強度変調器
21から出力される交番位相化された繰り返し光パルス
を、NRZ符号化された電気信号に応じてNRZ変調部
201により強度変調してCS−RZ符号化された変調
光信号を得る。また、低周波発振器24でパイロット信
号を発生させ、このパイロット信号を光強度変調器21
の駆動信号にバイアスT回路23で加算する。そうし
て、光強度変調器21のドリフト方向に応じて互いに逆
相の誤差信号を取り出せるようにし、この誤差信号をも
とに光強度変調器21のバイアス電圧を制御するように
している。
【0043】すなわち本実施形態では、バイアス制御用
のパイロット信号を光強度変調器21の駆動信号に加算
することで、その出力に互いに逆相の誤差信号が現れる
ようにしている。このことを利用して、ドリフトが正ま
たは負のどちらの方向に生じたとしても、常に透過率が
最小になる点に、自動的にバイアス電圧を追尾させるこ
とができるようになる。これにより安定したドリフト補
償が行えるようになり、従ってCS−RZ符号を安定し
て生成することが可能となる。
【0044】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
るものではない。図11は、本発明にかかる光変調装置
の変形例を示す回路ブロック図である。図11に示され
る構成は、NRZ変調部201を光強度変調器21の前
段に配置し、NRZ符号化された変調光の位相を交番符
号化するようにしたものである。このようにしても、上
記と同様の効果を得ることができる。
【0045】図12は、本発明にかかる光変調装置の別
の変形例を示す回路ブロック図である。図12に示され
る構成は、図1の構成においてバイアスT回路23を省
略する代わりに、バイアスT回路25の入力段に加算器
40を設けている。そうして、直流遮断されたパイロッ
ト信号と誤差増幅器34の出力とを加算器40で加算
し、その結果をバイアス電圧として光強度変調器21に
与えるようにしたものである。このようにするとバイア
ス電圧にパイロット信号が加算されるが、乗算器31に
おいては図1に示されるのと同じパイロット信号が検出
される。これにより、上記と同様の効果を得ることがで
きる。
【0046】また、図2または図3に示される構成は、
光強度変調器21だけでなく、NRZ変調部201の構
成としても採用することができる。また光強度変調器2
1を形成する素材としてはニオブ酸リチウムに限らず、
電圧の印加により屈折率変化を生じる電気光学結晶であ
ればどのような結晶を用いても良い。このほか、光変調
器21、201の構成など、本発明の要旨を逸脱しない
範囲で種々の変形実施を行うことができる。
【0047】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、透
過率が最小となる点に光強度変調器の動作点をバイアス
した場合でも、比較的簡単な構成により安定したドリフ
ト補償を行えるようになり、これによりCS−RZ符号
を安定して生成することが可能な光変調装置および交番
位相化パルス発生装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる光変調装置の実施の形態を示
す回路ブロック図。
【図2】 図1に示される光強度変調器21の構成の一
例を示す図。
【図3】 図1に示される光強度変調器21の構成の一
例を示す図。
【図4】 図1に示される乗算器31の構成例を示す
図。
【図5】 図1に示される乗算器31の構成例を示す
図。
【図6】 図1に示される光強度変調器21の動作特性
を示す図。
【図7】 図1に示される光強度変調器21の動作特性
が負方向にドリフトした状態を示す図。
【図8】 図1に示される光強度変調器21の動作特性
が正方向にドリフトした状態を示す図。
【図9】 光強度変調器21の駆動信号のバイアス点が
透過率最小の点に一致している状態での入力−出力波形
の関係を示す図。
【図10】 光強度変調器21の駆動信号のバイアス点
が透過率最小の点から移動した状態での入力−出力波形
の関係を示す図。
【図11】 本発明にかかる光変調装置の変形例を示す
回路ブロック図。
【図12】 本発明にかかる光変調装置の別の変形例を
示す回路ブロック図。
【図13】 CS−RZ符号を生成する手法を説明する
ための概念図。
【図14】 RZ符号を出力する従来の光送信機の構成
を示すブロック図。
【図15】 図14に示される光送信機でRZ符号を生
成する場合の動作特性を示す図。
【図16】 図14に示される光送信機でCS−RZ符
号を生成するようにした場合の動作特性を示す図。
【符号の説明】
1…光源 21…光強度変調器 201…NRZ変調部 22…駆動アンプ 23、25…バイアスT回路 24…低周波発振器 26…コンデンサ 27…終端抵抗 28…光分岐器 29…光電変換器 30…バッファアンプ 31…乗算器 32…移相器 33…低域通過フィルタ(LPF) 34…誤差増幅器 21a,21b…接地電極 21c,A,B…信号電極 35…終端抵抗 40…加算器
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 10/152

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続光を発生する光源からの被変調光を
    入力して2分岐し、与えられる駆動信号により位相変化
    を与え、分岐された光を再度合波して光信号を変調出力
    する光強度変調器と、 この光強度変調器からの出力光を入力して2分岐し、与
    えられる伝送信号により位相変化を与え、分岐された光
    を再度合波して光信号を変調出力する光変調器と、 前記伝送信号の符号速度の略1/2の周波数のクロック
    が与えられ、このクロックの振幅を前記光強度変調器の
    半波長電圧の略2倍に増幅して前記駆動信号を生成する
    駆動アンプと、 前記光強度変調器にバイアス電圧を供給するバイアス電
    圧供給手段と、 パイロット信号を発生する発振器と、 この発振器から出力される前記パイロット信号を、前記
    駆動信号または前記バイアス電圧のいずれか一方に加算
    する加算手段と、 前記光強度変調器からの出力光を分岐する光分岐器と、 この光分岐器により分岐された光信号を電気信号に変換
    する光電変換器と、 この光電変換器から出力される電気信号に含まれるパイ
    ロット信号を検出する検出器と、 この検出器で検出されたパイロット信号の周波数成分と
    前記発振器から出力されるパイロット信号との位相を比
    較する位相比較回路と、 前記位相比較回路の比較結果に基づいて前記バイアス電
    圧供給手段で発生されるバイアス電圧を制御するバイア
    ス制御手段とを具備することを特徴とする光変調装置。
  2. 【請求項2】 交番位相化パルス発生装置と、この交番
    位相化パルス発生装置からの出力光を入力して2分岐
    し、与えられる伝送信号により位相変化を与え、分岐さ
    れた光を再度合波して光信号を変調出力する光変調器と
    を具備する光変調装置であって、 前記交番位相化パルス発生装置は、 連続光を発生する光源からの被変調光を入力して2分岐
    し、与えられる駆動信号により位相変化を与え、分岐さ
    れた光を再度合波して光信号を変調出力する光強度変調
    器と、 前記伝送信号の符号速度の略1/2の周波数のクロック
    が与えられ、このクロックの振幅を前記光強度変調器の
    半波長電圧の略2倍に増幅して前記駆動信号を生成する
    駆動アンプと、 前記光強度変調器にバイアス電圧を供給するバイアス電
    圧供給手段と、 パイロット信号を発生する発振器と、 この発振器から出力される前記パイロット信号を、前記
    駆動信号または前記バイアス電圧のいずれか一方に加算
    する加算手段と、 前記光強度変調器からの出力光を分岐する光分岐器と、 この光分岐器により分岐された光信号を電気信号に変換
    する光電変換器と、 この光電変換器から出力される電気信号に含まれるパイ
    ロット信号を検出する検出器と、 この検出器で検出されたパイロット信号の周波数成分と
    前記発振器から出力されるパイロット信号との位相を比
    較する位相比較回路と、 前記位相比較回路の比較結果に基づいて前記バイアス電
    圧供給手段で発生されるバイアス電圧を制御するバイア
    ス制御手段とを備えることを特徴とする光変調装置。
  3. 【請求項3】 連続光を発生する光源からの被変調光を
    入力して2分岐し、与えられる伝送信号により位相変化
    を与え、分岐された光を再度合波して光信号を変調出力
    する光変調器と、この光変調器からの出力光が入力され
    る交番位相化パルス発生装置とを具備する光変調装置で
    あって 前記交番位相化パルス発生装置は、 前記光変調器からの出力光入力して2分岐し、与えられ
    る駆動信号により位相変化を与え、分岐された光を再度
    合波して光信号を変調出力する光強度変調器と、 前記伝送信号の符号速度の略1/2の周波数のクロック
    が与えられ、このクロックの振幅を前記光強度変調器の
    半波長電圧の略2倍に増幅して前記駆動信号を生成する
    駆動アンプと、 前記光強度変調器にバイアス電圧を供給するバイアス電
    圧供給手段と、 パイロット信号を発生する発振器と、 この発振器から出力される前記パイロット信号を、前記
    駆動信号または前記バイアス電圧のいずれか一方に加算
    する加算手段と、 前記光強度変調器からの出力光を分岐する光分岐器と、 この光分岐器により分岐された光信号を電気信号に変換
    する光電変換器と、 この光電変換器から出力される電気信号に含まれるパイ
    ロット信号を検出する検出器と、 この検出器で検出されたパイロット信号の周波数成分と
    前記発振器から出力されるパイロット信号との位相を比
    較する位相比較回路と、 前記位相比較回路の比較結果に基づいて前記バイアス電
    圧供給手段で発生されるバイアス電圧を制御するバイア
    ス制御手段とを備えることを特徴とする光変調装置。
  4. 【請求項4】 前記検出器は、アナログ乗算器ICであ
    ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の
    光変調装置。
  5. 【請求項5】 前記検出器は、アナログスイッチである
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の光
    変調装置。
  6. 【請求項6】 前記光強度変調器または光変調器のうち
    少なくともいずれか一方は、 Xカットされたニオブ酸リチウム結晶に形成される2つ
    の接地電極と、 前記分岐された光の経路のそれぞれを前記接地電極と挟
    み込むように配置され、駆動信号とバイアス電圧とが印
    加される信号電極とを備えるXカット・ニオブ酸リチウ
    ム変調器であることを特徴とする請求項1乃至3のいず
    れかに記載の光変調装置。
  7. 【請求項7】 前記光強度変調器または光変調器のうち
    少なくともいずれか一方は、 前記分岐された光のそれぞれの経路に沿って形成され、
    互いに逆相の駆動信号が印加される2つの信号電極を備
    えた2電極型変調器であることを特徴とする請求項1乃
    至3のいずれかに記載の光変調装置。
  8. 【請求項8】 入力される被変調光を入力して2分岐
    し、与えられる駆動信号により位相変化を与え、分岐さ
    れた光を再度合波して光信号を変調出力する光強度変調
    器と、 所定の周波数のクロックが与えられ、このクロックの振
    幅を前記光強度変調器の半波長電圧の略2倍に増幅して
    前記駆動信号を生成する駆動アンプと、 前記光強度変調器にバイアス電圧を供給するバイアス電
    圧供給手段と、 パイロット信号を発生する発振器と、 この発振器から出力される前記パイロット信号を、前記
    駆動信号または前記バイアス電圧のいずれか一方に加算
    する加算手段と、 前記光強度変調器からの出力光を分岐する光分岐器と、 この光分岐器により分岐された光信号を電気信号に変換
    する光電変換器と、 この光電変換器から出力される電気信号に含まれるパイ
    ロット信号を検出する検出器と、 この検出器で検出されたパイロット信号の周波数成分と
    前記発振器から出力されるパイロット信号との位相を比
    較する位相比較回路と、 前記位相比較回路の比較結果に基づいて前記バイアス電
    圧供給手段で発生されるバイアス電圧を制御するバイア
    ス制御手段とを具備することを特徴とする交番位相化パ
    ルス発生装置。
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