JP2002327733A - ヒンジ装置並びにヒンジ装置を用いた電子機器 - Google Patents

ヒンジ装置並びにヒンジ装置を用いた電子機器

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JP2002327733A
JP2002327733A JP2001133291A JP2001133291A JP2002327733A JP 2002327733 A JP2002327733 A JP 2002327733A JP 2001133291 A JP2001133291 A JP 2001133291A JP 2001133291 A JP2001133291 A JP 2001133291A JP 2002327733 A JP2002327733 A JP 2002327733A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、極めて商品価値の高い画期的なヒ
ンジ装置並びにヒンジ装置を用いた電子機器を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 第一部材1と第二部材2とを枢着するヒ
ンジ装置であって、第一部材1に連結する第一連結部3
に枢着軸4を設け、第二部材2に連結する第二連結部5
に前記枢着軸4に締め付け被嵌し得る断面C字状の軸受
部6を設け、この軸受部6に枢着軸4を圧嵌させること
で、この枢着軸4と軸受部6との間に相対回動抵抗力が
生じるようにし、前記枢着軸4に軸断面径が径小となる
径小部7を設け、枢着軸4と軸受部6とを相対回動させ
てこの枢着軸4の径小部7に軸受部6の端部6aが落ち
込んで径小部7を押圧する際、この枢着軸4と軸受部6
との間に相対回動付勢力が生じるように構成したもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヒンジ装置並びに
ヒンジ装置を用いた電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
ら、例えばノート型ワープロやノート型パソコンなど、
本体に対して開閉蓋体を擺動自在に設けた構造のものに
具備せしめられるもので、この本体と開閉蓋体との枢着
部に設けられる緩衝機能付きのヒンジ装置が提案されて
いる。
【0003】このヒンジ装置は、種々の構造からその作
動に緩衝作用が生じるように構成されており、本体と開
閉蓋体との枢着部に設けた際には、開閉蓋体が急激に閉
じてしまうのを防止することができ、よって、本体と開
閉蓋体との間に手を挟んだり、ノート型ワープロやノー
ト型パソコンであった場合には開閉蓋体の内面に設けら
れた液晶画面が破損してしまうのを防止することができ
る。
【0004】本出願人は、この種のヒンジ装置に着目
し、セールスポイントのある極めて商品価値の高い画期
的なヒンジ装置並びにヒンジ装置を用いた電子機器を開
発した。
【0005】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0006】第一部材1と第二部材2とを枢着するヒン
ジ装置であって、第一部材1に連結する第一連結部3に
枢着軸4を設け、第二部材2に連結する第二連結部5に
前記枢着軸4に締め付け被嵌し得る断面C字状の軸受部
6を設け、この軸受部6に枢着軸4を圧嵌させること
で、この枢着軸4と軸受部6との間に相対回動抵抗力が
生じるようにし、前記枢着軸4に軸断面径が径小となる
径小部7を設け、枢着軸4と軸受部6とを相対回動させ
てこの枢着軸4の径小部7に軸受部6の端部6aが落ち
込んで径小部7を押圧する際、この枢着軸4と軸受部6
との間に相対回動付勢力が生じるように構成したことを
特徴とするヒンジ装置に係るものである。
【0007】また、前記枢着軸4の外面に切欠状部分を
形成して断面径が径小となる前記径小部7を構成し、枢
着軸4と軸受部6とを相対回動させた際、この径小部7
に前記軸受部6の端部6aが位置することで枢着軸4に
対する軸受部6の締め付け力が減少し、且つ、この締め
付け力の減少によって前記枢着軸4に対する前記軸受部
6の相対回動抵抗力が減少して、この減少した相対回動
抵抗力に抗して前記枢着軸4の径小部7に軸受部6の端
部6aが落ち込んで径小部7を押圧する際、この枢着軸
4と軸受部6との間に相対回動付勢力が生じるように構
成したことを特徴とする請求項1記載のヒンジ装置に係
るものである。
【0008】また、金属板材で構成した前記第二連結部
5の端部をカールして断面C字状の軸受部6を設けたこ
とを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載のヒ
ンジ装置に係るものである。
【0009】また、前記第一部材1と第二部材2とを枢
着連結して開閉自在となる開閉体8を設け、この開閉体
8を構成する第一部材1に設けた枢着軸4と第二部材2
に設けた軸受部6との間に生じる相対回動付勢力を、閉
塞状態の第一部材1と第二部材2とを閉塞方向へ回動付
勢する相対回動付勢力とすることを特徴とするヒンジ装
置に係るものである。
【0010】また、第一部材1と第二部材2とを枢着す
るヒンジ装置であって、第一部材1に連結する第一連結
部3に枢着軸4を設け、第二部材2に連結する第二連結
部5に前記枢着軸4に締め付け被嵌し得る断面C字状の
軸受部6を設け、この軸受部6に枢着軸4を圧嵌させる
ことで、この枢着軸4と軸受部6との間に相対回動抵抗
力が生じるようにし、前記枢着軸4に第二連結部5の所
定位置に設けた弾性部10の弾性に抗して押し込み当接す
る軸断面が径大となる径大部9を設け、枢着軸4と軸受
部6とを相対回動させて前記第二連結部5の弾性部10に
対する径大部9の押し込み当接が解除される際、この枢
着軸4と軸受部6との間に相対回動付勢力が生じるよう
に構成したことを特徴とするヒンジ装置に係るものであ
る。
【0011】また、前記請求項1〜5のいずれか1項に
記載のヒンジ装置を枢着部に設けたことを特徴とするヒ
ンジ装置を用いた電子機器に係るものである。
【0012】
【発明の実施の形態】好適と考える本発明の実施の形態
(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいてそ
の作用効果を示して簡単に説明する。
【0013】本発明は、第一部材1に連結する第一連結
部3に設けた枢着軸4と、第二部材2に連結する第二連
結部5に設けた軸受部6とを相対回動させた際、枢着軸
4は軸受部6に圧嵌されており、枢着軸4と軸受部6と
の間には相対回動抵抗力が生じる。
【0014】そして、更に枢着軸4と軸受部6とを相対
回動させて枢着軸4の径小部7に軸受部6の端部6aが
落ち込んで径小部7を押圧する際、この枢着軸4と軸受
部6との間に相対回動付勢力が生じることになる。
【0015】従って、一つのヒンジ装置に相対回動抵抗
力と相対回動付勢力とを具備せしめたから、枢着連結さ
れる第一部材1と第二部材2、例えばノート型パソコン
の本体と開閉蓋体との枢着部に組み付けた際、この枢着
軸4と軸受部6との相対回動抵抗力を、本体に対して開
閉蓋体を最大限開いた位置から閉じる手前の所定位置ま
での間で作用させることで、蓋体が急激に閉じるのを防
止する緩衝機能として利用でき、一方、枢着軸4と軸受
部6との相対回動付勢力を開閉蓋体が本体に対して閉じ
た状態を保持しようとする力として利用することができ
るなど種々の使用場面において良好な機能を発揮する。
【0016】
【実施例】図1〜6は本発明の第一実施例、図7〜12は
第二実施例を図示したものであり、以下に説明する。
【0017】第一実施例について説明する。
【0018】第一実施例は、第一部材1と第二部材2と
を枢着するヒンジ装置Aであって、前記第一部材1に連
結する第一連結部3に設けた枢着軸4と、前記第二部材
2に連結する第二連結部5に設けた軸受部6とで構成し
たものである。
【0019】以下、本実施例に係る構成各部について詳
細な説明をする。
【0020】枢着軸4は、図1,2に図示したように適
宜な金属製の部材を円柱形状に形成したものであり、後
述する第二連結部5の軸受部6を締め付け被嵌して枢着
軸4と軸受部6とを相対回動させると、この枢着軸4と
軸受部6との間に相対回動抵抗力が生じるように構成さ
れている。
【0021】また、枢着部4は、その外面に切欠状部分
を形成して断面径が径小となる径小部7(平坦部)が面
取り形成されている。この径小部7は、後述する第二連
結部5の軸受部6を枢着軸4に締め付け被嵌して枢着軸
4と軸受部6とを相対回動させると、この枢着軸4の径
小部7に軸受部6の端部6aが落ち込み、そして、この
径小部7を押圧する際、この枢着軸4と軸受部6との間
に相対回動付勢力を生じさせるための構成である。尚、
この径小部7はプレス加工により形成したり、軸の成形
時に一体成形しても良い。
【0022】また、枢着軸4は、その一端部に第一部材
1に連結する第一連結部3としての取り付け金具が設け
られている。
【0023】軸受部6は、図1,2に図示したように適
宜な金属板材の端部をカールして断面C字状に形成した
ものであり、適宜な径及び適度な縮径弾性(径を小さく
しようとする弾性)を備えて前述した枢着軸4に締め付
け被嵌し得るように構成されている。
【0024】この軸受部6は、枢着軸4と軸受部6との
所定の相対回動域aにおいて相対回動抵抗力(回動抵抗
力)が生じ、この所定の相対回動域a以外の相対回動域
bにおいて軸受部6の締め付け力を伴い枢着軸4の径小
部7を先端の折り返し端部6aが押圧する際、枢着軸4
と軸受部6との間に相対回動付勢力が生じるように構成
されている。
【0025】また、軸受部6は、その一端部に第二部材
2に連結する第二連結部5としての取り付け部が設けら
れている。
【0026】以上の構成から成る本実施例に係るヒンジ
装置Aは、図3に図示したように枢着軸4と軸受部6と
の所定の相対回動域aにおいては枢着軸4に対する軸受
部6の締め付け力による相対回動抵抗力が生じることに
なり、この相対回動抵抗力が生じる所定の相対回動域a
以外の相対回動域bにおいては軸受部6の端部6aが落
ち込んで径小部7を押圧する際、この枢着軸4と軸受部
6との間に相対回動付勢力が生じることになる。尚、本
実施例では、枢着軸4と軸受部6とを相対回動させた
際、相対回動抵抗力及び相対回動付勢力が生じるとして
いるが、これは、軸受部6を固定し、この固定した軸受
部6に対して枢着軸4を回動させた場合であっても、反
対に、枢着軸4を固定し、この固定した枢着軸4に対し
て軸受部6を回動させた場合であっても、更に、枢着軸
4と軸受部6の双方を互いに反対方向へ回動させた場合
であっても、枢着軸4と軸受部6との間には相対回動抵
抗力及び相対回動付勢力が生じることを意味している。
【0027】この相対回動付勢力について具体的に説明
すると、図4に図示したように枢着軸4を固定し、軸受
部6を枢着軸4に対して回動させた際、この径小部7に
前記軸受部6の端部6aが到達することで枢着軸4に対
する軸受部6の締め付け力が減少し、且つ、この締め付
け力の減少によって枢着軸4に対する前記軸受部6の相
対回動抵抗力が減少して、この減少した相対回動抵抗力
に抗して枢着軸4の径小部7に軸受部6の端部6aが落
ち込んで径小部7を押圧する際、この枢着軸4と軸受部
6との間に図5中a方向への回動付勢力が発生すること
になる。
【0028】よって、本実施例によれば、一つのヒンジ
装置Aに相対回動抵抗力と相対回動付勢力とを具備せし
めたから、図6に図示したように例えば第一部材1と第
二部材2とを枢着連結して開閉自在となる開閉体8とし
てのノート型パソコンの本体1と開閉蓋体2との枢着部
にヒンジ装置Aを組み付けた際、この枢着軸4と軸受部
6との相対回動抵抗力を、本体1に対して開閉蓋体2を
最大限開いた位置から閉じる手前の所定位置までの間で
作用させることで、開閉蓋体2が急激に閉じるのを防止
する緩衝機能として利用でき、一方、枢着軸4と軸受部
6との相対回動付勢力を、開閉蓋体2が本体1に対して
完全に閉じた状態においても更に閉塞方向に付勢される
ようにして、この開閉蓋体2が閉じた状態を保持しよう
とする力として利用することができることになり、よっ
て、従来この種の製品に備えられたロック機構などを別
途設ける必要がなくなるなど、非常に高性能なヒンジ装
置となる。
【0029】また、本実施例は、枢着軸4の外面に切欠
状部分を形成して断面径が径小となる径小部7を設ける
ことで、この枢着軸4と軸受部6との間に相対回動付勢
力が生じるように構成したから、極めて簡易に高性能な
ヒンジ装置Aが得られることになり、しかも、このヒン
ジ装置Aは簡易構造故にコスト安にして量産性に秀れる
ことになる。
【0030】また、本実施例は、金属板材で構成した前
記第二連結部5の端部をカールして断面C字状の軸受部
6を設けたから、極めて簡易に高性能なヒンジ装置Aが
得られることになり、しかも、このヒンジ装置Aは簡易
構造故にコスト安にして量産性に秀れることになる。
【0031】尚、本実施例に係るヒンジ装置Aの構造
は、開閉体8としてのノート型パソコンに限らず、例え
ばノート型ワープロやトイレの便座など本実施例の特性
を発揮し得る構成のものであれば適宜採用するものであ
る。
【0032】次に、第二実施例について説明する。
【0033】第二実施例は、第一部材1と第二部材2と
を枢着するヒンジ装置Aであって、第一部材1に連結す
る第一連結部3に枢着軸4を設け、第二部材2に連結す
る第二連結部5に前記枢着軸4に締め付け被嵌し得る断
面C字状の軸受部6を設け、この軸受部6に枢着軸4を
圧嵌させることで、この枢着軸4と軸受部6との間に相
対回動抵抗力が生じるようにし、前記枢着軸4に第二連
結部5の所定位置に設けた弾性部10の弾性に抗して押し
込み当接する軸断面が径大となる径大部9を設け、枢着
軸4と軸受部6とを相対回動させて前記第二連結部5の
弾性部10に対する径大部9の押し込み当接が解除される
際、この枢着軸4と軸受部6との間に相対回動付勢力が
生じるように構成したものである。
【0034】具体的には、軸体1は、図7〜12に図示
したように適宜な金属製の部材を円柱形状に形成したも
のであり、その一端部に止着部材11を介してリング部材
12が被嵌連結されている。
【0035】このリング部材12は、適宜な金属製の部材
を形成したものであり、その周面所定位置に突状部12a
が膨出形成され、この突状部12aは枢着軸4の周面から
突出状態となり径大部9として構成されており、このリ
ング部材12は、枢着軸4に付設した際、軸受部6の一部
に接触させる接触部位となる。
【0036】軸受部6は、図7〜12に図示したように
適宜な金属製の板材をカールして断面C字状に形成した
ものであり、前記枢着軸4に締め付け被嵌し得るように
構成されている。
【0037】また、軸受部6を形成する板材13の側方に
片部14が形成されている。
【0038】この片部14は、適度な弾性が具備せしめら
れており、枢着軸4を軸受部6に装着した際、枢着軸4
の径大部9と弾性接触する弾性部10として構成されてい
る。
【0039】以上の構成からなる本実施例は、軸受部6
の片部14(弾性部10)に枢着軸4の径大部9(リング部
材12の突状部12a)以外の部分が接触している際(相対
回動域a)には、枢着軸4に対する軸受部6の締め付け
力による相対回動抵抗力がかかり、この相対回動域a以
外の相対回動域bにおいては、軸受部6の弾性部10に枢
着軸4の径大部9が押し込み当接し、その後、この強い
接触抵抗が解放されるとともに弾性部10が復帰すること
により相対回動付勢力が生じることになる。
【0040】図12は、相対回動抵抗力が本体1に対し
て開閉蓋体2を最大限開いた位置から閉じる手前の所定
位置Pまでの間で作用し、相対回動付勢力を開閉蓋体2
が本体1に対して閉じる手前の所定位置Pから完全に閉
じた位置Qまでの間、そして、この完全に閉じた位置Q
から更に閉塞方向への位置Rまで作用するように構成し
た場合を図示している。
【0041】その余は第一実施例と同様である。
【0042】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、従
来にない構成から一つのヒンジ装置に相対回動抵抗力と
相対回動付勢力とが具備せしめられることになり極めて
商品価値の高い画期的なヒンジ装置となる。
【0043】また、請求項2記載の発明においては、前
記請求項1記載の発明の作用効果に加え、相対回動抵抗
力に加え、更に相対回動付勢力を簡易且つ確実に生じさ
せることができるなど極めて商品価値の高い画期的なヒ
ンジ装置となる。
【0044】また、請求項3記載の発明においては、前
記請求項1,2記載の発明の作用効果に加え、より一層
良好な相対回動付勢力を簡易且つ確実に生じさせること
ができるなど極めて商品価値の高い画期的なヒンジ装置
となる。
【0045】また、請求項4記載の発明においては、前
記請求項1〜3記載の発明の作用効果に加え、枢着軸及
び軸受部から生じる相対回動抵抗力及び相対回動付勢力
を有効に利用することができるなど極めて商品価値の高
い画期的なヒンジ装置となる。
【0046】また、請求項5記載の発明においては、良
好な相対回動抵抗力及び相対回動付勢力を簡易且つ確実
に生じさせることができるなど極めて商品価値の高い画
期的なヒンジ装置となる。
【0047】また、請求項6記載の発明においては、枢
着軸及び軸受部から生じる相対回動抵抗力及び相対回動
付勢力を有効に利用することができる極めて商品価値の
高い画期的なヒンジ装置を用いた電子機器となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例の説明図である。
【図2】第一実施例を示す平面図である。
【図3】図2のB−B断面図である。
【図4】第一実施例の概略動作説明図である。
【図5】第一実施例の概略動作説明図である。
【図6】第一実施例の使用状態説明図である。
【図7】第二実施例を示す分解斜視図である。
【図8】第二実施例を示す斜視図である。
【図9】第二実施例を示す平面図である。
【図10】図9のB−B断面図である。
【図11】第二実施例の概略動作説明図である。
【図12】第二実施例の概略動作説明図である。
【符号の説明】
1 第一部材 2 第二部材 3 第一連結部 4 枢着軸 5 第二連結部 6 軸受部 6a 端部 7 径小部 8 開閉体 9 径大部 10 弾性部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J105 AA02 AA03 AA12 AB11 AB21 AB46 AB47 AC07 DA04 DA15 DA24 4E360 BA08 BB02 BB12 BB22 BC06 ED04 ED23 GA14 GB42 GB46 GB99 GC02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一部材と第二部材とを枢着するヒンジ
    装置であって、第一部材に連結する第一連結部に枢着軸
    を設け、第二部材に連結する第二連結部に前記枢着軸に
    締め付け被嵌し得る断面C字状の軸受部を設け、この軸
    受部に枢着軸を圧嵌させることで、この枢着軸と軸受部
    との間に相対回動抵抗力が生じるようにし、前記枢着軸
    に軸断面径が径小となる径小部を設け、枢着軸と軸受部
    とを相対回動させてこの枢着軸の径小部に軸受部の端部
    が落ち込んで径小部を押圧する際、この枢着軸と軸受部
    との間に相対回動付勢力が生じるように構成したことを
    特徴とするヒンジ装置。
  2. 【請求項2】 前記枢着軸の外面に切欠状部分を形成し
    て断面径が径小となる前記径小部を構成し、枢着軸と軸
    受部とを相対回動させた際、この径小部に前記軸受部の
    端部が位置することで枢着軸に対する軸受部の締め付け
    力が減少し、且つ、この締め付け力の減少によって前記
    枢着軸に対する前記軸受部の相対回動抵抗力が減少し
    て、この減少した相対回動抵抗力に抗して前記枢着軸の
    径小部に軸受部の端部が落ち込んで径小部を押圧する
    際、この枢着軸と軸受部との間に相対回動付勢力が生じ
    るように構成したことを特徴とする請求項1記載のヒン
    ジ装置。
  3. 【請求項3】 金属板材で構成した前記第二連結部の端
    部をカールして断面C字状の軸受部を設けたことを特徴
    とする請求項1,2のいずれか1項に記載のヒンジ装
    置。
  4. 【請求項4】 前記第一部材と第二部材とを枢着連結し
    て開閉自在となる開閉体を設け、この開閉体を構成する
    第一部材に設けた枢着軸と第二部材に設けた軸受部との
    間に生じる相対回動付勢力を、閉塞状態の第一部材と第
    二部材とを閉塞方向へ回動付勢する相対回動付勢力とす
    ることを特徴とするヒンジ装置。
  5. 【請求項5】 第一部材と第二部材とを枢着するヒンジ
    装置であって、第一部材に連結する第一連結部に枢着軸
    を設け、第二部材に連結する第二連結部に前記枢着軸に
    締め付け被嵌し得る断面C字状の軸受部を設け、この軸
    受部に枢着軸を圧嵌させることで、この枢着軸と軸受部
    との間に相対回動抵抗力が生じるようにし、前記枢着軸
    に第二連結部の所定位置に設けた弾性部の弾性に抗して
    押し込み当接する軸断面が径大となる径大部を設け、枢
    着軸と軸受部とを相対回動させて前記第二連結部の弾性
    部に対する径大部の押し込み当接が解除される際、この
    枢着軸と軸受部との間に相対回動付勢力が生じるように
    構成したことを特徴とするヒンジ装置。
  6. 【請求項6】 前記請求項1〜5のいずれか1項に記載
    のヒンジ装置を枢着部に設けたことを特徴とするヒンジ
    装置を用いた電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011033087A (ja) * 2009-07-30 2011-02-17 Lenovo Singapore Pte Ltd 回転連結機構
JPWO2010001511A1 (ja) * 2008-07-02 2011-12-15 三菱電機株式会社 ディスプレイ装置のヒンジ機構
US8631542B2 (en) 2011-02-15 2014-01-21 Yuan Deng Metals Industrial Co., Ltd. Torque-adjustable hinge

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