JP2002327475A - 排水器具 - Google Patents

排水器具

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JP2002327475A
JP2002327475A JP2001134902A JP2001134902A JP2002327475A JP 2002327475 A JP2002327475 A JP 2002327475A JP 2001134902 A JP2001134902 A JP 2001134902A JP 2001134902 A JP2001134902 A JP 2001134902A JP 2002327475 A JP2002327475 A JP 2002327475A
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drain
drain pipe
pipe
packing
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JP2001134902A
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English (en)
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Osamu Matsumoto
修 松本
Makoto Saotome
誠 早乙女
Yoshio Tanaka
祥雄 田中
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Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】主排水管に別排水管を接続するための排水器具
を、主要構造を変更することなく、外径の異なる主排水
管に対して容易に取り付け可能とする。 【解決手段】主排水管P2の外径D2と排水器具10の
内径との寸法差に相当する厚みのパッキン15を用意
し、これを両者間に介装する。パッキン15を排水器具
10内へ挿入し、次いで主排水管P2をパッキン15内
へ挿入したのち袋ナット13を締め付ける。パッキン1
5が圧縮されて主排水管P2と排水器具10の双方に密
着することにより、主排水管P2に排水器具10が締結
されると共に両者間の隙間が水密的に充填される。主排
水管の外径と排水器具の内径との寸法差に応じた厚み寸
法を有するパッキンを介装するか又はパッキンを取り外
すだけで排水器具を主排水管に確実に取り付けられる。
排水器具の本体部を共通化できるからコストダウンがも
たらされ、また、在庫スペースの節約を図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排水管の途中に、
別の排水管を接続するために用いられる排水器具に関
し、詳しくは、排水管の外径寸法の違いに容易に対応で
きるようにすることを目的とする。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の先止め式電気温水器1の
一例を示すものである。この電気温水器1は、給水栓W
から給水管2を通じて供給された水を、内部の温水タン
クに貯留し、ヒーターで所定温度に沸かし上げ保温する
ものである。そして、外部の洗面器Sに設置される湯水
混合栓U等と、送水管3及び出湯管4により連絡され、
電気温水器1から湯水混合栓Uへ水又は湯が送給される
ようになされている。
【0003】電気温水器1の温水タンクにおいて、止水
時に生じた膨張水を主排水管Pへ排出するため、別排水
管5により膨張水排出口1aと主排水管Pとを連絡す
る。別排水管5を主排水管Pに接続するため、主排水管
Pの途中に、T字型の排水器具6が取り付けられる。な
お本例では、排水器具6の接続口部8に、水封を形成す
るためのトラップ装置9を接続し、このトラップ装置9
の一次側に別排水管5を接続する構造を採用している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】電気温水器1から膨張
水を排出するための別排水管5を、主排水管Pに接続す
るための排水器具6は、その本体部7を、主排水管Pに
外装して取り付けるようなされている。このため従来
は、主排水管Pの外径寸法が異なる場合、それに応じて
本体部7の内径寸法が異なる排水器具6を用意しなくて
はならなかった。よって、複数種類の排水器具6を予め
製作しておく必要があるから、製作金型も複数種類必要
であり、コスト高を招いている。また、排水器具の種類
が多くなることにより在庫スペースがそれだけ増えると
共に、在庫管理の手間も増大する。
【0005】1種類の排水器具で、異なる外径の排水管
に対応させる技術として、特開平7−158782号や
特開平8−21583号に記載されたものがある。しか
し、これらはいずれも、排水器具の構造が複雑であった
り、排水管を特殊な形状にする必要があるため、コスト
のかかる解決手段であった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明が、前記従来の問
題を解決するために採用した排水器具の特徴とするとこ
ろは、本体部に別排水管を接続するための接続口部が備
えられ、主排水管に外装した本体部の両端に当該本体部
を主排水管に締結するための締結手段が設けられ、本体
部の内面と主排水管の外面との間に介装し得るパッキン
が用意され、当該パッキンは、主排水管の外径に応じ、
除去するか、又は、あらかじめ用意した異なる厚み寸法
のものと交換可能になされていることである。
【0007】かかる構成により、主排水管の外径寸法の
違いに応じ、排水器具本体部と主排水管との間に介装す
るパッキンに最適厚みのものを選択するか、あるいは取
り外すだけで、適切な排水器具の取付構造が得られる。
それ故、排水器具の主要構造を変更することなく、外径
の異なる主排水管に対し、排水器具を容易に取り付ける
ことが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を、図1及び
図2を用いて説明する。本実施形態は、図3に例示する
ような先止め式電気温水器1の膨張水排出口1aと、主
排水管とを別排水管5で連絡する場合に、この別排水管
5を主排水管P1に接続するための排水器具10に適用
したものである。図1、図2はいずれも、本発明に係る
排水器具10を主排水管P1,P2に取り付けた状態を
示すものであって、図1は主排水管P1の外径D1が比
較的大径の場合、図2は主排水管P2の外径D2が比較
的小径の場合である。
【0009】図1に示すとおり、本例の排水器具10
は、主排水管P1に外装される円筒状の本体部11の側
周面に接続口部12を突設して、概略T字型に形成した
ものである。本体部11の両端部外面には、締結手段で
ある袋ナット13を螺合させるためのネジ部11aを刻
設してある。また、本体部11の内周面に段部11bを
形成して、挿入した主排水管P1の端面を当接させるよ
う設定されている。
【0010】排水器具10を取り付けるには、主排水管
P1の途中に設けた切除部(あるいは不連続部)Qを本
体部11内に収納するように、該本体部11を主排水管
P1に外装する。本例では、主排水管P1の外径D1
が、排水器具10の内径寸法とほぼ等しくなされてい
る。それ故、切除部Qの上下の主排水管P1,P1を、
排水器具10の本体部11内へ挿入させて、それぞれの
端面を本体部11内の段部11b,11bに当接させる
ことが出来る。次いで、本体部11における上下の開口
端面それぞれに、断面がほぼ三角形のパッキン14,1
4を配したのち、袋ナット13をネジ部11aに螺合さ
せて締め付ける。これにより、パッキン14が拡径し、
排水器具10を主排水管P1に締結することができる。
しかるのち、このようにして取り付けた排水器具10の
接続口部12に、トラップ装置9の流出部9bを接続
し、該トラップ装置9の流入部9aに別排水管5(図3
参照)を接続すれば、電気温水器1等から排出される膨
張水を、主排水管P1へ送出することが可能となる。な
おトラップ装置9には、逆止弁が内蔵される場合もあ
る。
【0011】ところで図2に示す如く、主排水管P2の
外径D2が排水器具10の内径寸法よりも小さい場合、
排水器具10を当該主排水管P2に挿入したとき、両者
の間に径寸法差の隙間が生じることになる。そこで本発
明では、主排水管P2の外径D2と、排水器具10の内
径との寸法差に相当する厚みを有するパッキン15を用
意し、これを両者間に介装することで、本体部11の構
造に変更を加えることなく、小径の主排水管P2に対す
る排水器具10の取り付けを可能にした。
【0012】本例で使用するパッキン15は、概略的に
は円筒形に形成され、内径が主排水管P2の外径D2に
ほぼ等しく、外径が排水器具10の内径にほぼ等しく設
定されたものである。当該パッキン15の先端部には、
内フランジ部15aが形成され、主排水管P2の端面が
当接し得るようになされている。また、当該パッキン1
5の基端部には、断面が三角形状の外フランジ部15b
が形成されている。
【0013】排水器具10を小径の主排水管P2に取り
付けるには、予め前記パッキン15を、排水器具10の
上下開口部から本体部11内へ挿入し、パッキン15先
端の内フランジ部15aを本体部11内の段部11bに
当接させると同時に、基端側の外フランジ部15bを、
排水器具10の本体部11における上下開口端面に当接
させる。次いで、主排水管P2をパッキン15内へ挿入
し、先端部を内フランジ部15aに当接させたのち、パ
ッキン15の外フランジ部15bの上から袋ナット13
を締め付ける。その結果、パッキン15が圧縮されて主
排水管P2と排水器具10の双方に密着することによ
り、主排水管P2に排水器具10が締結されると共に、
両者間の隙間が水密的に充填される。
【0014】前記パッキン15は、主排水管P2の外径
D2と、排水器具10の内径との寸法差に応じた厚み寸
法を有するものを使用する。従って、外径D2が異なる
主排水管P2が使用される場合を予定して、パッキン1
5には、厚み寸法の異なるものを予めいくつか用意して
おくことが望ましい。
【0015】なお本発明の実施に際し、排水器具やパッ
キンの具体的形状は、状況に応じ、適宜変更が可能であ
る。また適用対象は、電気温水器の膨張水を排出するた
めの別排水管を、主排水管に接続するための排水器具に
限定されるものではなく、タンクの水抜きのための排水
管や、浴槽のオーバーフロー用の排水管などを主排水管
に接続するための排水器具に、本発明を実施することも
妨げない。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、主排水管に別排水管を
接続するための排水器具を主排水管に取り付けるにあた
り、主排水管の外径と排水器具の内径との寸法差に応じ
て、最適な厚み寸法を有するパッキンを主排水管と排水
器具との間に介装するか、あるいは、パッキンを取り外
すだけで、排水器具を主排水管に確実に取り付けること
ができる。従って、排水器具の本体部を共通化できるか
ら、金型費用の削減による大幅なコストダウンがもたら
される。また、排水器具本体部は1種類で済むから、在
庫スペースを節約を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る排水器具の一実施形態に関し、
外径が比較的大きい主排水管に取り付けた状況を示す要
部の正面断面図である。
【図2】 本発明に係る排水器具の一実施形態に関し、
外径が比較的小さい主排水管に取り付けた状況を示す要
部の正面断面図である。
【図3】 先止め式電気温水器における膨張水排出用の
別排水管を、主排水管に接続した従来の状況を概略的に
示す正面図である。
【符号の説明】
1…先止め式電気温水器 1a…膨張水排出口 2…給
水管 3…送水管 4…出湯管 5…別排水管 9…ト
ラップ装置 9a…流入部 9b…流出部 10…排水
器具 11…本体部 11a…ネジ部 11b…段部
12…接続口部 13…袋ナット 14…パッキン 15…パッキン P
1…主排水管(大径) P2…主排水管(小径) D1…主排水管P1の外径
D2…主排水管P2の外径
フロントページの続き (72)発明者 田中 祥雄 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 Fターム(参考) 2D061 AA01 AB07 AC07 AD01 3H014 DA01

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主排水管に別排水管を接続するための排
    水器具であって、本体部に別排水管を接続するための接
    続口部が備えられ、主排水管に外装した本体部の両端に
    当該本体部を主排水管に締結するための締結手段が設け
    られ、本体部の内面と主排水管の外面との間に介装し得
    るパッキンが用意され、当該パッキンは、主排水管の外
    径に応じ、除去するか、又は、あらかじめ用意した異な
    る厚み寸法のものと交換可能になされていることを特徴
    とする排水器具。
JP2001134902A 2001-05-02 2001-05-02 排水器具 Pending JP2002327475A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008057251A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Toto Ltd 排水トラップ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008057251A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Toto Ltd 排水トラップ

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