JP2002327142A - インクジェットプリンタ用示温インク組成物 - Google Patents

インクジェットプリンタ用示温インク組成物

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JP2002327142A JP2002025694A JP2002025694A JP2002327142A JP 2002327142 A JP2002327142 A JP 2002327142A JP 2002025694 A JP2002025694 A JP 2002025694A JP 2002025694 A JP2002025694 A JP 2002025694A JP 2002327142 A JP2002327142 A JP 2002327142A
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Yi-Jing Leu
▲柤▼ 境 呂
In-Shan Sir
怡 ▲旋▼ 余
Yu-Chang Shen
▲立▼ 璋 沈
Chia-Hsin Chien
嘉 欣 錢
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BenQ Corp
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    • C09D11/30Inkjet printing inks
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度によって変色し、ダイナミックな視覚効
果を有する画像を形成するためのインクジェットプリン
タ用示温インク組成物を提供する。 【解決手段】 少なくとも1つの示温顔料とキャリヤ媒
介物とからなるインクジェットプリンタ用の示温インク
組成物であって、該示温顔料は、カプセル化されて形成
された示温マイクロカプセル顔料であるとともに、その
粒子サイズが1μm以下、発色/無色の温度が−10〜
100℃であり、一方、該キャリヤ媒介物は、水溶液、
または界面活性剤、分散剤、緩衝剤、キレート剤、殺菌
剤、防腐剤および紫外線抑制剤を含んでなる有機溶液で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リンタ用示温(サーモクロミック)インク組成物に関
し、特に示温マイクロカプセル顔料(Micro−En
capsule Pigment)からなるインクジェ
ットプリンタ用のインク組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット印刷とは、デジタル信号
に応答して、インクの液滴を画像記憶媒体に吹付けるこ
とにより画像を形成する非衝撃式画像形成方法のことで
あり、現在、インクジェットプリンタに使用されるイン
クは、従来の単純な黒色インクからカラーインクへと変
ってきている。
【0003】一般的に、マゼンタインク(Magent
a ink)、シアンインク(Cyan ink)、イエ
ローインク(Yellow ink)およびブラックイ
ンク(Black ink)からなる4色が、インクの
ドットを形成するために用いられており、画像は、カラ
ーインクジェットプリンタにより印刷される。近年で
は、マゼンタインク(Magenta ink)、シア
ンインク(Cyan ink)、イエローインク(Yel
low ink)、ブラックインク(Black in
k)、ライトマゼンタインク(Linght mage
nta ink)、ライトシアンインク(Light c
yan ink)からなる6色インク、或いは、ライト
イエローインク(Light Yellow ink)を
加えた7色インクが用いられ、さらには、ライトブラッ
クインク(Linght black ink)、オレン
ジインク(Orange ink)、ブルーインク(B
lue ink)そしてレッドインク(Red ink)
を含んだものまで使用されるようになってきた。これら
カラーインクは、水溶性染料または顔料、水、有機溶液
およびその他の添加物により組成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、水溶性染料ベ
ースのインクを画像記録媒介に印刷すると、形成された
画像は耐水性と耐光性に乏しいので、水に滲み易いとも
に、長時間光に曝されると、退色が起き易いものであっ
た。
【0005】従って、耐水性および耐光性に優れる顔料
ベースのインクが大量に開発され始めた。この顔料ベー
スのインクは、水溶性色素ベースのインクよりも優れた
耐水性と耐光性とを有しているものの、技術発展に伴
い、印刷の質および出来栄えに対しても要求が高まる
中、単純かつ一定色による画像では、ダイナミックな視
覚効果へのニーズを満足させることができなくなってき
ていた。
【0006】上記に鑑みて、本発明の目的は、示温(サ
ーモクロミック)顔料からなるカラーインクジェットプ
リンタ用の示温インク組成物であって、カラーインクジ
ェット印刷への使用に対し、印刷品質、耐水性、耐光
性、および熱安定性が向上され、さらに、印刷した画像
の色が環境温度の変化に応じてダイナミックかつ様々な
色に変化する示温インク組成物を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に提供された本発明にかかる示温(サーモクロミック)
顔料は、少なくとも1つの示温顔料とキャリヤ媒介物と
から構成されるインクジェットプリンタ用の示温インク
組成物に関するものである(請求項1)。
【0008】前記示温顔料は、カプセル化されて、粒子
サイズが1μm以下であるとともに、発色/無色の温度
が−10〜100℃の範囲にある示温マイクロカプセル
顔料であることが好ましい(請求項2、請求項3)。な
お、前記インク組成物に占める前記示温顔料の含有量
が、0.1〜30質量%であることが好ましい(請求項
4)。
【0009】また、本発明が提供するインクジェット印
刷の方法は、(a)少なくとも1つの示温マイクロカプ
セル顔料およびキャリヤ媒介物を含むインクジェットプ
リンタ用示温インクを提供するステップと、(b)示温
インクを記憶媒体上に吹付けるステップとからなるもの
である(請求項16)。ここで、前記示温マイクロカプ
セル顔料の発色/無色の温度が、−10℃〜100℃で
あり、前記示温マイクロカプセル顔料は、粒子サイズが
1μmより小さいとともに、その前記インク組成物全体
に占める含有量が、0.1〜30重量%であることが好
ましい(請求項17、請求項18)。
【0010】前記キャリヤ媒介物は、界面活性剤、分散
剤、緩衝剤、キレート剤、殺菌剤、防腐剤および紫外線
抑制剤(UV inhibiton)を含んだ水溶液ま
たは有機溶媒であることが好ましい(請求項5、請求項
7、請求項10、請求項19、請求項21、請求項2
3)。キャリヤ媒介物が水溶液であるときは、組成され
るインクが水溶性インクであって、インク組成物全体に
占める水の含有量は約65〜90重量%であり(請求項
6、請求項20)、一方、キャリヤ媒介物が有機溶液で
あるときは、組成されるインクは有機溶剤可溶インクで
あって、インク組成物全体に占める有機溶剤の含有量は
約50〜95重量%であることが好ましい(請求項8、
請求項22)。
【0011】また、本発明にかかる示温インク組成物で
は、前記有機溶媒が、シクロヘキサン、メタノール、エ
タノール、エチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ペン
チレングリコール、ヘキシレングリコール、その他のポ
リオールおよびこれらの組合せからなるグループより選
ばれたものであることが好ましい(請求項9)。
【0012】さらに、前記紫外線抑制剤は、下記で表さ
れる化学式(I),(II)およびこれらの組合せから
なるグループより選ばれたものであり、このうちのY
は、HとNaとからなるグループより選ばれたものであ
ると好ましい(請求項11、請求項24)。
【化1】
【0013】また、前記インク組成物全体に占める前記
界面活性剤の含有量が、1〜20質量%であることが好
ましい(請求項12、請求項25)。
【0014】また、前記界面活性剤が、ポリブチル樹
脂、セルロース誘導体、スチレン/アクリル共重合樹
脂、マレイン酸/スチレン共重合体、親水性官能基また
は疎水性官能基を有するその他の重合体、およびこれら
の組合せからなるグループより選ばれたものであること
が好ましい(請求項13)。
【0015】さらに、前記緩衝剤が、ジエタノールアミ
ン、トリエタノールアミン、アルカリ金属類水酸化物、
水酸化アンモニウム、アルカリ金属類炭酸化合物および
これらの組合せからなるグループより選ばれたものであ
ることが好ましい(請求項14)。
【0016】また、前記キレート剤が、エチレンジアミ
ン四酢酸ナトリウム、ニトリロ三酢酸三ナトリウム、ヒ
ドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸ナトリウム、ジ
エチレントリアミノ酢酸五ナトリウム、ウラミル酢酸二
ナトリウムおよびこれらの組合せからなるグループより
選ばれたものであることが好ましい(請求項15)。
【0017】
【発明の実施の形態】温度によって変色して、ダイナミ
ックな色彩ならびに多様な色変化が表現されるプリント
パターンを得るため、一般的に示温顔料は、インクジェ
ットプリンタ用のインク組成物の主要構成として用いら
れる。示温マイクロカプセル顔料を形成するために、示
温顔料は樹脂によりカプセル化されるが、示温マイクロ
カプセル顔料の粒子サイズが約10〜20μmの範囲で
ある場合、インクジェットプリンタへの使用には大きす
ぎて不適である。また、この種の示温顔料の表面特性
は、一般の顔料のそれとは異なるので、研磨されて小さ
くなると、示温顔料の変色特性が失われてしまう。
【0018】本発明においては、示温顔料は樹脂により
カプセル化されて形成されるが、ノズルに詰まって、イ
ンクがインクジェットプリンタから吐出されるのを阻害
しないように、示温マイクロカプセル顔料の粒子サイズ
は1μm以下に調節される。また、示温マイクロカプセ
ル顔料の色は温度によって変化する。その温度による変
色(所定の色からその他の色若しくは無色へ、または無
色から所定の色への変化も含む)は、可逆反応であると
ともに実効時間内に行われるものである。
【0019】前記した本発明にかかるインクジェットプ
リンタ用示温インク組成物は、少なくとも1つの示温顔
料とキャリヤ媒介物とからなる。
【0020】以上のような示温顔料は、米国特許第44
21560号および第4424161号で開示されたよ
うに、発色/無色の温度範囲が約−10℃〜100℃で
ある。本発明にかかる一実施形態においては、変色する
温度範囲が異なる無色示温マイクロカプセル顔料、また
は一般の顔料と任意の割合で混合して、紙等の記憶媒体
上にインクのドットを形成することができる。このよう
にすることにより、温度環境のに違いにより、色の変化
に富む画像が得られる。例えば、印刷後の変色温度が0
℃のブルー示温マイクロカプセル顔料と、変色温度が3
0℃のレッド示温マイクロカプセル顔料と、変色温度が
65℃のイエロー示温マイクロカプセル顔料とを混合
し、記憶媒体に黒色の画素を形成する。ここで、温度が
0℃まで下がるとブルー示温マイクロカプセル顔料は無
色に変わり、画素はオレンジを呈するようになる。そし
て、温度が30℃まで上昇すると、ブルーおよびレッド
示温マイクロカプセル顔料は無色に変わり、その画素は
黄色だけを呈するようになる。
【0021】示温マイクロカプセル顔料の固相保護層
は、硬質の耐熱樹脂である。この樹脂は、例えば、アク
リル樹脂、アクリロニトル−ブタジエン−スチレン樹脂
(ABS)、アセタール樹脂、ポリエチレンテレフタレ
ート(PFT)、ポリアミド、塩化ビニル樹脂、ポリカ
ーボネート、ポリフェニレンオキシド、ポリブチレンテ
レフタレート、ポリイミド、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリスチレン等である。ここで、アセタール樹脂
は、モノマー重合体であっても共重合体であっても良
く、また、ポリアミドは、ナイロン−6であってもナイ
ロン−66であっても良い。
【0022】キャリヤ媒介物は、界面活性剤、分散剤、
緩衝剤、キレート剤、殺菌剤、防腐剤、紫外線抑制剤な
どを含んだ水溶液または有機溶媒とすることができる。
キャリヤ媒介物が、インクジェットプリント用水溶性イ
ンクを構成するために。水溶液である場合、インク組成
物全体に占める水の含有量は65〜90質量%である。
一方、キャリヤ媒介物が、インクジェットプリント用有
機溶剤可溶インクを構成する有機溶媒である場合は、イ
ンク組成物全体に占める有機溶媒の含有量は50〜95
質量%となる。
【0023】有機溶剤可溶インクに用いられる有機溶媒
としては、シクロヘキサン、メタノール、エタノール、
エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチ
レングリコール、ポリエチレングリコール、ポリピレン
グリコール、ブチレングリコール、ペンチレングリコー
ル、ヘキシレングリコール或いはその他のポリオール等
が挙げられる。
【0024】界面活性剤は、ポリブチル樹脂、セルロー
ス誘導体、スチレン/アクリル共重合樹脂、マレイン酸
/スチレン共重合体、親水性官能基および疎水性官能基
を有するその他の重合体、或いはこれらの混合物とする
ことができる。インク組成物全体に占める界面活性剤の
含有量は、約1〜20質量%である。
【0025】緩衝剤は、ジエタノールアミン、トリエタ
ノールアミン、アルカリ金属類水酸化物(hydrox
ides of alkali metals)、水酸化
アンモニウム、アルカリ金属類の炭酸塩(carbon
ates of alkalimetals)、またはこ
れらの混合物とすることができる。アルカリ金属類水酸
化物とは、具体的には、水酸化リチウム、水酸化ナトリ
ウムおよび水酸化カリウムであり、また、アルカリ金属
類の炭酸塩は、具体的には、炭酸リチウム、炭酸ナトリ
ウムならびに炭酸カリウムである。
【0026】キレート剤は、エチレンジアミン四酢酸ナ
トリウム、ニトリロ三酢酸三ナトリウム、ヒドロキシエ
チルエチレンジアミン酢酸三ナトリウム、ジエチルトリ
アミノ酢酸五ナトリウム、ウラミル酢酸二ナトリウム、
またはこれらの混合物とすることができる。
【0027】紫外線抑制剤は、下記で表される(I),
(II)或いはこれらの混合物としてもよく、このうち
のYは、HまたはNaとすることができる。この紫外線
抑制剤は、示温インク組成物に、より優れた耐光性を持
たせることができるとともに、示温マイクロカプセル顔
料の分解を低減することができる。よって、画像の退色
が防止される。
【0028】
【化1】
【0029】上述したサーモミックインク組成物は、イ
ンクジェット印刷に用いられるものであって、示温マイ
クロカプセル顔料がインクジェットプリンタのインクカ
ートリッジに充填されて、画像を形成するために記録媒
体に画素ごとに吹付られる。こうして形成された画像
は、異なる環境温度によって異なる視覚効果を生じるよ
うになるため、画像に多彩なカラーバリエーションを表
現させることができるようになる。従って、インクジェ
ットプリンタへの示温インクの使用は、流行のトレンド
となるであろう。
【0030】上述した本発明の好適な実施形態は、本発
明を説明するためのものであって、本発明が開示すると
ころに従えば、変更および修飾を加えることができる。
これら実施形態は、本発明の原理を最適に表現すべく選
択および描写をしたものであるため、実際の応用に際
し、当該技術に詳しい者であれば他の形態において本発
明を用いることができるし、予期され得る一定の用途に
見合った変更をすることもできる。これらの変更または
修飾はいずれも、公正かつ合法に権利付与がされたクレ
ームが広く解釈された場合は、それらクレームに付加す
る形で決定される本発明の範囲内で行われるものとす
る。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる示
温インク組成物は、多種の異なる変色温度を有する示温
マイクロカプセルおよび媒介物によって組成されてお
り、この組成物が記憶媒体に吹付けられると、印刷後得
られた画像は、異なる環境音温度において、全く異なっ
た視覚効果を呈することができるようになり、さらに、
耐水性・耐光性および熱安定性にも優れたものとなる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 錢 嘉 欣 台湾桃園縣龍潭郷佳安村忠孝路27−2号 Fターム(参考) 2C056 EA04 FC01 2H086 BA01 BA52 BA53 BA55 BA59 BA60 BA62 4J039 AB02 AD03 AD09 BA14 BA29 BC02 BC07 BC09 BC10 BC11 BC17 BC29 BC33 BC54 BD03 BE01 BE12 BE19 BE22 BE33 CA03 CA06 EA32 GA24

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの示温顔料と、キャリヤ
    媒介物とからなるインクジェットプリンタ用示温イン
    ク。
  2. 【請求項2】 前記示温顔料の発色/無色の温度範囲
    が、−10〜100℃である請求項1記載のインクジェ
    ットプリンタ用示温インク組成物。
  3. 【請求項3】 前記示温顔料は、カプセル化されて示温
    マイクロカプセル顔料を形成しており、当該示温マイク
    ロカプセルの粒子サイズが1μmより小さいものである
    請求項1記載のインクジェットプリンタ用示温インク組
    成物。
  4. 【請求項4】 前記インク組成物全体に占める前記示温
    顔料の含有量が、0.1〜30質量%である請求項3記
    載のインクジェットプリンタ用示温インク組成物。
  5. 【請求項5】 前記キャリヤ媒介物が、水溶液である請
    求項1記載のインクジェットプリンタ用示温インク組成
    物。
  6. 【請求項6】 前記インク組成物全体に占める前記水の
    含有量が、65〜90質量%である請求項5記載のイン
    クジェットプリンタ用示温インク組成物。
  7. 【請求項7】 前記キャリヤ媒介物が、有機溶媒である
    請求項1記載のインクジェットプリンタ用示温インク組
    成物。
  8. 【請求項8】 前記有機溶媒の含有量が、50〜95重
    量%である請求項7記載のインクジェットプリンタ用示
    温インク組成物。
  9. 【請求項9】 前記有機溶媒が、シクロヘキサン、メタ
    ノール、エタノール、エチレングリコール、ジエチレン
    グリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレング
    リコール、プロピレングリコール、ブチレングリコー
    ル、ペンチレングリコール、ヘキシレングリコール、そ
    の他のポリオールおよびこれらの組合せからなるグルー
    プより選ばれたものである請求項7記載のインクジェッ
    トプリンタ用示温インク組成物。
  10. 【請求項10】 前記キャリヤ媒介物が、界面活性剤、
    分散剤、緩衝剤、キレート剤、殺菌剤、防腐剤および紫
    外線抑制剤を含むものである請求項1記載のインクジェ
    ットプリンタ用示温インク組成物。
  11. 【請求項11】 前記紫外線抑制剤が、下記で表される
    化学式(I),(II)およびこれらの組合せからなる
    グループより選ばれたものであり、このうちのYは、H
    とNaとからなるグループより選ばれたものである請求
    項10記載のインクジェットプリンタ用示温インク組成
    物。 【化1】
  12. 【請求項12】 前記インク組成物全体に占める前記界
    面活性剤の含有量が、1〜20質量%である請求項10
    記載のインクジェットプリンタ用示温インク組成物。
  13. 【請求項13】 前記界面活性剤が、ポリブチル樹脂、
    セルロース誘導体、スチレン/アクリル共重合樹脂、マ
    レイン酸/スチレン共重合体、親水性官能基または疎水
    性官能基を有するその他の重合体、およびこれらの組合
    せからなるグループより選ばれたものである請求項10
    記載のインクジェットプリンタ用示温インク組成物。
  14. 【請求項14】 前記緩衝剤が、ジエタノールアミン、
    トリエタノールアミン、アルカリ金属類水酸化物、水酸
    化アンモニウム、アルカリ金属類炭酸化合物およびこれ
    らの組合せからなるグループより選ばれたものである請
    求項10記載のインクジェットプリンタ用示温インク組
    成物。
  15. 【請求項15】 前記キレート剤が、エチレンジアミン
    四酢酸ナトリウム、ニトリロ三酢酸三ナトリウム、ヒド
    ロキシエチルエチレンジアミン三酢酸ナトリウム、ジエ
    チレントリアミノ酢酸五ナトリウム、ウラミル酢酸二ナ
    トリウムおよびこれらの組合せからなるグループより選
    ばれたものである請求項10記載のインクジェットプリ
    ンタ用示温インク組成物。
  16. 【請求項16】 (a)少なくとも1つの示温マイクロ
    カプセル顔料およびキャリヤ媒介物を含む示温インク組
    成物を提供するステップと、 (b)前記示温インクを記憶媒体へ画素ごとに吹付ける
    ステップとからなるインクジェット印刷の方法。
  17. 【請求項17】 前記示温マイクロカプセル顔料の発色
    /無色の温度が、−10℃〜100℃である請求項16
    記載のインクジェット印刷の方法。
  18. 【請求項18】 前記示温マイクロカプセル顔料は、粒
    子サイズが1μmより小さいとともに、その前記インク
    組成物全体に占める含有量が、0.1〜30重量%であ
    る請求項16記載のインクジェット印刷の方法。
  19. 【請求項19】 前記キャリヤ媒介物が、水溶液である
    請求項16記載のインクジェット印刷の方法。
  20. 【請求項20】 前記インク組成物全体に占める前記水
    の含有量が、65〜90質量%である請求項19記載の
    インクジェット印刷の方法。
  21. 【請求項21】 前記キャリヤ媒介物が、有機溶媒であ
    る請求項16記載のインクジェット印刷の方法。
  22. 【請求項22】 前記有機溶媒の含有量が、50〜95
    質量%である請求項21記載のインクジェット印刷の方
    法。
  23. 【請求項23】 前記キャリヤ媒介物が、界面活性剤、
    分散剤、緩衝剤、キレート剤、殺菌剤、防腐剤および紫
    外線抑制剤を含むものである請求項16記載のインクジ
    ェット印刷の方法。
  24. 【請求項24】 前記紫外線抑制剤が、下記で表される
    化学式(I),(II)およびこれらの組合せからなる
    グループより選ばれたものであり、このうちのYは、H
    およびNaからなるグループより選ばれたものである請
    求項23記載のインクジェットプリンタの方法。 【化1】
  25. 【請求項25】 前記インク組成物全体に占める前記界
    面活性剤の含有量が、1〜20質量%である請求項23
    記載のインクジェット印刷の方法。
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