JP2002326007A - ポンプ固形物閉塞対策装置 - Google Patents
ポンプ固形物閉塞対策装置Info
- Publication number
- JP2002326007A JP2002326007A JP2001133738A JP2001133738A JP2002326007A JP 2002326007 A JP2002326007 A JP 2002326007A JP 2001133738 A JP2001133738 A JP 2001133738A JP 2001133738 A JP2001133738 A JP 2001133738A JP 2002326007 A JP2002326007 A JP 2002326007A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pump
- water
- suction
- solid materials
- blockage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Filtration Of Liquid (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ポンプを用いて土砂等の固形物を水とともに吸
引しようとする場合の課題点である、粒径の大きな固形
物に起因する閉塞等によるポンプの吸引機能の低下また
は不能になることを回避し、粒子の小さい土砂等の堆積
物を効率的に吸引処理が図れるポンプ固形物閉塞対策装
置を提供する。 【解決手段】略円筒形状をなし一方の先端部が蓋をされ
ていて周縁には固形物と水の吸引と吸引される固形物の
粒径の大きさを制御するための孔2dが複数設けられ他
方の先端部には吸引管との連結のためのフランジ部2e
を有している本体部位2と、本体部位2の外側に近接し
て回転出来る棒状部位3aを有する回転部位3と、部位
2に付設され部位3に連接して部位3の回転を駆動させ
る駆動装置4とからなることを特徴とし、棒状部位3a
により孔2dを閉塞させる粒径の大きな固形物を掻き取
り除去させて、粒子の小さい土砂等の堆積物を効率的に
吸引出来る様にすることを図る。
引しようとする場合の課題点である、粒径の大きな固形
物に起因する閉塞等によるポンプの吸引機能の低下また
は不能になることを回避し、粒子の小さい土砂等の堆積
物を効率的に吸引処理が図れるポンプ固形物閉塞対策装
置を提供する。 【解決手段】略円筒形状をなし一方の先端部が蓋をされ
ていて周縁には固形物と水の吸引と吸引される固形物の
粒径の大きさを制御するための孔2dが複数設けられ他
方の先端部には吸引管との連結のためのフランジ部2e
を有している本体部位2と、本体部位2の外側に近接し
て回転出来る棒状部位3aを有する回転部位3と、部位
2に付設され部位3に連接して部位3の回転を駆動させ
る駆動装置4とからなることを特徴とし、棒状部位3a
により孔2dを閉塞させる粒径の大きな固形物を掻き取
り除去させて、粒子の小さい土砂等の堆積物を効率的に
吸引出来る様にすることを図る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポンプを用いて土
砂等の固形物を水とともに吸引しようとする場合に、ポ
ンプの吸引管の吸引口部に付設して吸引される固形物の
粒径の大きさを制御するとともに固形物の吸引に起因す
る閉塞等による吸引機能の低下または不能になることを
回避するために用いられるポンプ固形物閉塞対策装置に
関する。
砂等の固形物を水とともに吸引しようとする場合に、ポ
ンプの吸引管の吸引口部に付設して吸引される固形物の
粒径の大きさを制御するとともに固形物の吸引に起因す
る閉塞等による吸引機能の低下または不能になることを
回避するために用いられるポンプ固形物閉塞対策装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】水中にある土砂等の固形物を水とともに
ポンプを用いて吸引しようとする場合には、固形物の粒
径の大きさが大きくなるとポンプの羽根部を通過出来な
くてポンプ機能を不能にする場合もあるために、ポンプ
の吸引口部に吸引する固形物の粒径の大きさを制御する
ために網状または板状部材に孔を空けた様な制御部材を
付設することが多いが、通過出来ない固形物がポンプの
吸引力により該制御部材に付着してポンプの吸引機能を
低下または不能にすることがある。この様になった場合
には、ポンプを停止し振動させる等をして付着物を剥落
させて、再び機動させなければならない。しかも、通過
出来ない固形物が多い場合や水深の深い場所の固形物を
吸引する場合等においては、前述の様な問題が生じて
も、振動等させて付着物を剥落させることが出来ず吸引
機能を復旧させることが出来ない恐れがある。この様な
ことから、非常に固くて粒径の大きい砂利等を含む固形
物を回収処理しようとする場合には、ポンプにより吸引
回収する方法は余り用いられなくて、バケット等により
掬い取る方法が多く用いられている。しかしながら、前
記のバケット等により掬い取る方法では、掬い取るのに
手間が掛かるとともに、土等の余り固くないかまたは粒
子の小さい固形物は掬い上げる途中に水に拡散される恐
れが大きく、水深が深くなるとその恐れは更に大きくな
り、回収効率は余り良くない。
ポンプを用いて吸引しようとする場合には、固形物の粒
径の大きさが大きくなるとポンプの羽根部を通過出来な
くてポンプ機能を不能にする場合もあるために、ポンプ
の吸引口部に吸引する固形物の粒径の大きさを制御する
ために網状または板状部材に孔を空けた様な制御部材を
付設することが多いが、通過出来ない固形物がポンプの
吸引力により該制御部材に付着してポンプの吸引機能を
低下または不能にすることがある。この様になった場合
には、ポンプを停止し振動させる等をして付着物を剥落
させて、再び機動させなければならない。しかも、通過
出来ない固形物が多い場合や水深の深い場所の固形物を
吸引する場合等においては、前述の様な問題が生じて
も、振動等させて付着物を剥落させることが出来ず吸引
機能を復旧させることが出来ない恐れがある。この様な
ことから、非常に固くて粒径の大きい砂利等を含む固形
物を回収処理しようとする場合には、ポンプにより吸引
回収する方法は余り用いられなくて、バケット等により
掬い取る方法が多く用いられている。しかしながら、前
記のバケット等により掬い取る方法では、掬い取るのに
手間が掛かるとともに、土等の余り固くないかまたは粒
子の小さい固形物は掬い上げる途中に水に拡散される恐
れが大きく、水深が深くなるとその恐れは更に大きくな
り、回収効率は余り良くない。
【0003】ところで、近年、ダムにおいては貯水部の
堆積物がダムの存在意義を問い直されるほどまでに貯水
能力の低下を及ぼす要因となりつつあり、堆積物の処理
が喫緊の課題となって来ている。現状での該堆積物の処
理方法としては、ダムの下底部の近傍に設けられたゲー
トを開放して処理する方法、バケット等により堆積物を
直接掬い取り処理する方法等があるが、ダムの下底部の
近傍に設けられたゲートを開放して処理する方法におい
ては、一旦ゲートを開放するとゲート付近の水圧が大き
いために放出される水量が非常に大きくなることと、水
量に比して堆積物処理の効率も良くなく、水を無駄にす
るのみならず、汚濁水が下流域へ悪影響を及ぼし、これ
を試みた結果において社会問題を引き起こしている例も
みられる。一方、バケット等により堆積物を直接掬い取
り処理する方法においては、ダムが急峻な山間地にあ
り、これに至る搬送通路の整備が困難である場合が多
く、船や艀の様な大きな浮体構築物を利用することが困
難であることもあるが、前述の様に水深の深い場所の堆
積物を掬い取り回収する効率が良くないために、水上か
らの掬い取る方法は余り用いられずに、地上部から掘削
機により掘削する方法が主に用いられている。しかし、
掘削機の掘削出来る範囲は限定され、主に渇水期に干上
がった部分の掘削処理に限定されることとなり、この場
合においても、降雨の心配をしながら掘削することとな
るとともに、ダムの多くは飲料水への用途に供している
場合も多くて、渇水期の貴重な貯留水を汚濁させる恐れ
もある。このために、一部では新たな対策として貯水量
の多い時期に堆積物を処理するために測道としての放水
路を新たに設けて処理する計画も推し進められている
が、これには多額の工事費を必要とし該費用は電力また
は水の受益者もしくは納税者への負担として跳ね返って
くることになるとともに、堆積物の処理範囲も限定され
ると推察されるので、堆積物の処理対策として大きな問
題を含んでいる。この様なことから、下流域への悪影響
が少なく、費用を余り掛けないで堆積物を効率良く処理
出来る方策の提案が望まれている。このためには、一方
では、船や艀に代わる大きな載荷能力を有する浮体構築
物の提案も必要となるとともに、堆積物の処理が全部と
はならずに砂利等の粒径の大きな堆積物の処理は後にバ
ケット等による方法に役割分担を任せることが必要であ
るが、現状における前述した様なポンプを用いて固形物
である堆積物を吸引して処理する場合の課題点を克服し
て、ポンプを用いて粒子の比較的小さい土砂等の堆積物
を効率的に吸引して処理出来る方策の提案も望まれてい
る。
堆積物がダムの存在意義を問い直されるほどまでに貯水
能力の低下を及ぼす要因となりつつあり、堆積物の処理
が喫緊の課題となって来ている。現状での該堆積物の処
理方法としては、ダムの下底部の近傍に設けられたゲー
トを開放して処理する方法、バケット等により堆積物を
直接掬い取り処理する方法等があるが、ダムの下底部の
近傍に設けられたゲートを開放して処理する方法におい
ては、一旦ゲートを開放するとゲート付近の水圧が大き
いために放出される水量が非常に大きくなることと、水
量に比して堆積物処理の効率も良くなく、水を無駄にす
るのみならず、汚濁水が下流域へ悪影響を及ぼし、これ
を試みた結果において社会問題を引き起こしている例も
みられる。一方、バケット等により堆積物を直接掬い取
り処理する方法においては、ダムが急峻な山間地にあ
り、これに至る搬送通路の整備が困難である場合が多
く、船や艀の様な大きな浮体構築物を利用することが困
難であることもあるが、前述の様に水深の深い場所の堆
積物を掬い取り回収する効率が良くないために、水上か
らの掬い取る方法は余り用いられずに、地上部から掘削
機により掘削する方法が主に用いられている。しかし、
掘削機の掘削出来る範囲は限定され、主に渇水期に干上
がった部分の掘削処理に限定されることとなり、この場
合においても、降雨の心配をしながら掘削することとな
るとともに、ダムの多くは飲料水への用途に供している
場合も多くて、渇水期の貴重な貯留水を汚濁させる恐れ
もある。このために、一部では新たな対策として貯水量
の多い時期に堆積物を処理するために測道としての放水
路を新たに設けて処理する計画も推し進められている
が、これには多額の工事費を必要とし該費用は電力また
は水の受益者もしくは納税者への負担として跳ね返って
くることになるとともに、堆積物の処理範囲も限定され
ると推察されるので、堆積物の処理対策として大きな問
題を含んでいる。この様なことから、下流域への悪影響
が少なく、費用を余り掛けないで堆積物を効率良く処理
出来る方策の提案が望まれている。このためには、一方
では、船や艀に代わる大きな載荷能力を有する浮体構築
物の提案も必要となるとともに、堆積物の処理が全部と
はならずに砂利等の粒径の大きな堆積物の処理は後にバ
ケット等による方法に役割分担を任せることが必要であ
るが、現状における前述した様なポンプを用いて固形物
である堆積物を吸引して処理する場合の課題点を克服し
て、ポンプを用いて粒子の比較的小さい土砂等の堆積物
を効率的に吸引して処理出来る方策の提案も望まれてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述の実状
に鑑みてなされたもので、近年、喫緊の課題となって来
ているダムの貯水部の堆積物の処理における、下流域へ
の悪影響が少なく、費用を余り掛けないで堆積物を効率
良く処理出来る一方策として、ポンプを用いて粒子の比
較的小さい土砂等の堆積物を効率的に吸引して処理出来
る方策の策定に寄与するために、ポンプを用いて土砂等
の固形物を水とともに吸引しようとする場合の課題点で
ある、粒径の大きな固形物に起因する閉塞等によるポン
プの吸引機能の低下または不能になることを回避するこ
との出来て、粒子の比較的小さい土砂等の堆積物を効率
的に吸引して処理出来るポンプ固形物閉塞対策装置を提
供することを目的とする。
に鑑みてなされたもので、近年、喫緊の課題となって来
ているダムの貯水部の堆積物の処理における、下流域へ
の悪影響が少なく、費用を余り掛けないで堆積物を効率
良く処理出来る一方策として、ポンプを用いて粒子の比
較的小さい土砂等の堆積物を効率的に吸引して処理出来
る方策の策定に寄与するために、ポンプを用いて土砂等
の固形物を水とともに吸引しようとする場合の課題点で
ある、粒径の大きな固形物に起因する閉塞等によるポン
プの吸引機能の低下または不能になることを回避するこ
との出来て、粒子の比較的小さい土砂等の堆積物を効率
的に吸引して処理出来るポンプ固形物閉塞対策装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係るポンプ固形物閉塞対策装置は、略円筒
形状をなし一方の先端部が蓋をされていて周縁には固形
物と水の吸引と吸引される固形物の粒径の大きさを制御
するための孔が複数設けられているとともに他方の先端
部にはポンプの吸引管との連結のためのフランジ部位を
有している本体部位と、該本体部位の蓋をされた側の外
側に近接して回転出来る棒状部位を有する回転部位と、
前記本体部位に付設され前記回転部位に連接して前記回
転部位の回転を駆動させる駆動装置とからなることを特
徴とし、前記回転部位の棒状部位により本体部位に施さ
れている孔を閉塞させる粒径の大きな固形物を掻き取り
除去させて、粒子の小さい土砂等の堆積物を効率的に吸
引出来る様にすることを図る。
め、本発明に係るポンプ固形物閉塞対策装置は、略円筒
形状をなし一方の先端部が蓋をされていて周縁には固形
物と水の吸引と吸引される固形物の粒径の大きさを制御
するための孔が複数設けられているとともに他方の先端
部にはポンプの吸引管との連結のためのフランジ部位を
有している本体部位と、該本体部位の蓋をされた側の外
側に近接して回転出来る棒状部位を有する回転部位と、
前記本体部位に付設され前記回転部位に連接して前記回
転部位の回転を駆動させる駆動装置とからなることを特
徴とし、前記回転部位の棒状部位により本体部位に施さ
れている孔を閉塞させる粒径の大きな固形物を掻き取り
除去させて、粒子の小さい土砂等の堆積物を効率的に吸
引出来る様にすることを図る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を参照して説明するが、本発明はその趣旨を越えない
限り、以下の記載の例に限定されるものではない。図1
は、本発明のポンプ固形物閉塞対策装置の模式的斜視図
であり、図2は、該ポンプ固形物閉塞対策装置の模式的
断面図である。また、図3は、ポンプを用いて本ポンプ
固形物閉塞対策装置を付設して堆積物を吸引処理する場
合の実施例の模式図であり、図4は、本ポンプ固形物閉
塞対策装置の回転部位を回転させる駆動装置の原動機部
を水上の浮体構築物上に配設した例を示す模式図であ
る。
面を参照して説明するが、本発明はその趣旨を越えない
限り、以下の記載の例に限定されるものではない。図1
は、本発明のポンプ固形物閉塞対策装置の模式的斜視図
であり、図2は、該ポンプ固形物閉塞対策装置の模式的
断面図である。また、図3は、ポンプを用いて本ポンプ
固形物閉塞対策装置を付設して堆積物を吸引処理する場
合の実施例の模式図であり、図4は、本ポンプ固形物閉
塞対策装置の回転部位を回転させる駆動装置の原動機部
を水上の浮体構築物上に配設した例を示す模式図であ
る。
【0007】本発明に係るポンプ固形物閉塞対策装置1
は、図1〜2に示す様に、略円筒形状をなし一方の先端
部が蓋をされていて周縁には固形物と水の吸引と吸引さ
れる固形物の粒径の大きさを制御するための孔が複数設
けられているとともに他方の先端部にはポンプの吸引管
との連結のためのフランジ部位を有している本体部位2
と、該本体部位2の蓋をされた側の外側に近接して回転
出来る棒状部位を有する回転部位3と、前記本体部位に
付設され前記回転部位に連接して前記回転部位の回転を
駆動させる駆動装置4とからなることを特徴としてい
る。以下、ポンプ固形物閉塞対策装置1を構成する主要
部位および該装置1が用いられる例について説明する。
は、図1〜2に示す様に、略円筒形状をなし一方の先端
部が蓋をされていて周縁には固形物と水の吸引と吸引さ
れる固形物の粒径の大きさを制御するための孔が複数設
けられているとともに他方の先端部にはポンプの吸引管
との連結のためのフランジ部位を有している本体部位2
と、該本体部位2の蓋をされた側の外側に近接して回転
出来る棒状部位を有する回転部位3と、前記本体部位に
付設され前記回転部位に連接して前記回転部位の回転を
駆動させる駆動装置4とからなることを特徴としてい
る。以下、ポンプ固形物閉塞対策装置1を構成する主要
部位および該装置1が用いられる例について説明する。
【0008】本体部位2は、材質は金属またはこれに代
わりうる硬質セラミックもしくはこれらの複合材からな
り、形状は略円筒形状をなしている。そして、該部位2
は、下部の先端部が蓋をされている水と固形物を吸引す
るために供する部位2aと上部の回転部位3と駆動装置
4が着設される直管部位2bとからなっていて、前記回
転部位3に対応しては摺動受け部位2cが設けられてい
る。前記部位2aには固形物と水の吸引と吸引される固
形物の粒径の大きさを制御するための孔2dが複数設け
られていて、前記部位2bの上方の先端部には吸引管と
の連結のためのフランジ部位2eを有していて、該部位
2eには連結ボルト用孔2fが施されている。また、前
記直管部位2bの寸法設定においては、管径は連結され
る吸引管の管径に準じて設定され、長さは回転部位3と
駆動装置4の着設を可能とするとともに吸引管との連結
に支障を来さない様な寸法に設定されるが、通常におい
てはその対応する吸引管は約200〜600mm程度の
寸法の管径の吸引管に対応する。そして、前記水と固形
物を吸引するために供する部位2aの寸法設定において
は、管径は前記直管部位2bの管径の約2〜4倍を目処
にするとともに、長さは該部位2aの管径の約1〜3倍
を目処に、前記孔2dの径および配設個数の設定も含め
て、ポンプの性能と吸引管の径および長さと吸引の対象
となる固形物の性状を勘案の上設定される。また、該部
位2aの厚みは用いられる材質の強度と前記孔2dの設
定および本装置1が用いられる頻度と期間等を勘案して
設定される。
わりうる硬質セラミックもしくはこれらの複合材からな
り、形状は略円筒形状をなしている。そして、該部位2
は、下部の先端部が蓋をされている水と固形物を吸引す
るために供する部位2aと上部の回転部位3と駆動装置
4が着設される直管部位2bとからなっていて、前記回
転部位3に対応しては摺動受け部位2cが設けられてい
る。前記部位2aには固形物と水の吸引と吸引される固
形物の粒径の大きさを制御するための孔2dが複数設け
られていて、前記部位2bの上方の先端部には吸引管と
の連結のためのフランジ部位2eを有していて、該部位
2eには連結ボルト用孔2fが施されている。また、前
記直管部位2bの寸法設定においては、管径は連結され
る吸引管の管径に準じて設定され、長さは回転部位3と
駆動装置4の着設を可能とするとともに吸引管との連結
に支障を来さない様な寸法に設定されるが、通常におい
てはその対応する吸引管は約200〜600mm程度の
寸法の管径の吸引管に対応する。そして、前記水と固形
物を吸引するために供する部位2aの寸法設定において
は、管径は前記直管部位2bの管径の約2〜4倍を目処
にするとともに、長さは該部位2aの管径の約1〜3倍
を目処に、前記孔2dの径および配設個数の設定も含め
て、ポンプの性能と吸引管の径および長さと吸引の対象
となる固形物の性状を勘案の上設定される。また、該部
位2aの厚みは用いられる材質の強度と前記孔2dの設
定および本装置1が用いられる頻度と期間等を勘案して
設定される。
【0009】回転部位3は、材質は金属またはこれに代
わりうる硬質セラミックもしくはこれらの複合材からな
り、前記本体部位2の蓋をされた側の外側に近接して回
転出来る棒状部位3aと、該棒状部位3aの回転可能な
状態に保持するために前記本体部位2の直管部位2bに
設けられた摺動受け部位2cに嵌合して摺動する主摺動
部位3bと前記本体部位2の部位2aの蓋部の中心部に
貫入して摺動する補助摺動部位3cとなっている。ま
た、主摺動部位3bには駆動装置4に連接して駆動を伝
達させる歯車状部位3dを有している。そして、前記棒
状部位3aは前記補助摺動部位3cを起点として対角方
向に少なくとも一対設けられ、状況に応じて適宜追加さ
れるとともに、断面寸法の設定は材質の性能を勘案し、
本発明の目的を効果的に達成出来うるとともに長時間使
用に耐えうる断面寸法に設定される。また、該棒状部位
3aと前記本体部位2の部位2aとの間隔は接する様に
配設されても良いが約1〜5mm程度を目処に間隔を確
保して配設されることが好ましい。そして、該棒状部位
3aと主摺動部位3bとの組み付けにおいては着設を強
固に保つことが出来て着脱も容易に出来る様な工夫を組
み入れることは本装置1を長期間に亘り有効に用いるた
めには好ましい。そして、前記回転部位3の回転速度
は、遅すぎての孔2dの固形物による閉塞増加と早すぎ
ての固形物の吸引効率の低減の弊害が発生する恐れもあ
り、このために、前記棒状部位3aの数量と前記本体部
位2の部位2aの寸法設定とこれに施される孔2dの径
および配設個数の設定とに回転速度は連関するが、1回
転に要する時間が約0.2〜2秒程度を目処に前記関連
要因を勘案の上設定されることが好ましい。
わりうる硬質セラミックもしくはこれらの複合材からな
り、前記本体部位2の蓋をされた側の外側に近接して回
転出来る棒状部位3aと、該棒状部位3aの回転可能な
状態に保持するために前記本体部位2の直管部位2bに
設けられた摺動受け部位2cに嵌合して摺動する主摺動
部位3bと前記本体部位2の部位2aの蓋部の中心部に
貫入して摺動する補助摺動部位3cとなっている。ま
た、主摺動部位3bには駆動装置4に連接して駆動を伝
達させる歯車状部位3dを有している。そして、前記棒
状部位3aは前記補助摺動部位3cを起点として対角方
向に少なくとも一対設けられ、状況に応じて適宜追加さ
れるとともに、断面寸法の設定は材質の性能を勘案し、
本発明の目的を効果的に達成出来うるとともに長時間使
用に耐えうる断面寸法に設定される。また、該棒状部位
3aと前記本体部位2の部位2aとの間隔は接する様に
配設されても良いが約1〜5mm程度を目処に間隔を確
保して配設されることが好ましい。そして、該棒状部位
3aと主摺動部位3bとの組み付けにおいては着設を強
固に保つことが出来て着脱も容易に出来る様な工夫を組
み入れることは本装置1を長期間に亘り有効に用いるた
めには好ましい。そして、前記回転部位3の回転速度
は、遅すぎての孔2dの固形物による閉塞増加と早すぎ
ての固形物の吸引効率の低減の弊害が発生する恐れもあ
り、このために、前記棒状部位3aの数量と前記本体部
位2の部位2aの寸法設定とこれに施される孔2dの径
および配設個数の設定とに回転速度は連関するが、1回
転に要する時間が約0.2〜2秒程度を目処に前記関連
要因を勘案の上設定されることが好ましい。
【0010】駆動装置4は、駆動源の原動機4aと前記
回転部位3に連結して駆動を伝達する歯車状部位4bお
よび駆動伝達軸部4cとからなっている。また、図4に
示す様に、水上の浮体構築物上に原動機4aを配設し
て、歯車状部位4bと駆動伝達軸部4cのみを本ポンプ
固形物閉塞対策装置1に配設することも出来る。そし
て、原動機4aは前記回転部位3から要求される出力性
能を有すれば方式は限定されないが、本装置1に設置さ
れる場合には耐水性能を有する必要がある。また、前記
歯車状部位4bと前記回転部位3の歯車状部位3dの外
部には固形物の噛み込み障害を防止するために掩蔽材を
配設することが好ましい。
回転部位3に連結して駆動を伝達する歯車状部位4bお
よび駆動伝達軸部4cとからなっている。また、図4に
示す様に、水上の浮体構築物上に原動機4aを配設し
て、歯車状部位4bと駆動伝達軸部4cのみを本ポンプ
固形物閉塞対策装置1に配設することも出来る。そし
て、原動機4aは前記回転部位3から要求される出力性
能を有すれば方式は限定されないが、本装置1に設置さ
れる場合には耐水性能を有する必要がある。また、前記
歯車状部位4bと前記回転部位3の歯車状部位3dの外
部には固形物の噛み込み障害を防止するために掩蔽材を
配設することが好ましい。
【0011】ポンプを用いて本ポンプ固形物閉塞対策装
置1を付設して堆積物を吸引処理する場合の実施例とし
ては、図3に示す様に、浮体構築物5にポンプ6と連接
する吸引配管7と移送配管8およびこれに関連する載荷
物10を載荷させるとともに、吸引配管7を連結し水中
に貫入させて、その先端に本ポンプ固形物閉塞対策装置
1を付設して、該装置1の回転部位3を回転させながら
水底の固形物9を吸引回収する。吸引回収の範囲を移動
させるには、例えば、吸引管部位に伸縮可能部位7aを
組み込みこれを伸縮させるとともに、浮体構築物を移動
させることにより対応すれば良い。この様にして、本装
置1の回転部位3の棒状部位3aにより本体部位2に施
されている孔2dを閉塞させる粒径の大きな固形物を掻
き取り除去させて、粒子の小さい土砂等の堆積物を効率
的に吸引出来るので、粒径の大きな固形物に起因する閉
塞等によるポンプの吸引機能の低下または不能になるこ
とを回避することが出来て、粒子の比較的小さい土砂等
の堆積物を効率的に吸引して処理することが出来る。
置1を付設して堆積物を吸引処理する場合の実施例とし
ては、図3に示す様に、浮体構築物5にポンプ6と連接
する吸引配管7と移送配管8およびこれに関連する載荷
物10を載荷させるとともに、吸引配管7を連結し水中
に貫入させて、その先端に本ポンプ固形物閉塞対策装置
1を付設して、該装置1の回転部位3を回転させながら
水底の固形物9を吸引回収する。吸引回収の範囲を移動
させるには、例えば、吸引管部位に伸縮可能部位7aを
組み込みこれを伸縮させるとともに、浮体構築物を移動
させることにより対応すれば良い。この様にして、本装
置1の回転部位3の棒状部位3aにより本体部位2に施
されている孔2dを閉塞させる粒径の大きな固形物を掻
き取り除去させて、粒子の小さい土砂等の堆積物を効率
的に吸引出来るので、粒径の大きな固形物に起因する閉
塞等によるポンプの吸引機能の低下または不能になるこ
とを回避することが出来て、粒子の比較的小さい土砂等
の堆積物を効率的に吸引して処理することが出来る。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、ポンプを用いて土砂等
の固形物を水とともに吸引しようとする場合の課題点で
ある、粒径の大きな固形物に起因する閉塞等によるポン
プの吸引機能の低下または不能になることを回避するこ
とが出来て、粒子の比較的小さい土砂等の堆積物を効率
的に吸引して処理することが出来るので、近年、喫緊の
課題となって来ているダムの貯水部の堆積物の処理にお
ける、流域への悪影響が少なく、費用を余り掛けないで
堆積物を効率良く処理出来る一方策として、ポンプを用
いて粒子の比較的小さい土砂等の堆積物を効率的に吸引
して処理出来る方策の策定に寄与することにより環境問
題の解決に寄与出来る。また、本発明は、ダムの貯水部
の堆積物のみならず、湖沼等の水底の固形物の回収にお
いても効力を発揮しうるので、広範に貢献が出来る。
の固形物を水とともに吸引しようとする場合の課題点で
ある、粒径の大きな固形物に起因する閉塞等によるポン
プの吸引機能の低下または不能になることを回避するこ
とが出来て、粒子の比較的小さい土砂等の堆積物を効率
的に吸引して処理することが出来るので、近年、喫緊の
課題となって来ているダムの貯水部の堆積物の処理にお
ける、流域への悪影響が少なく、費用を余り掛けないで
堆積物を効率良く処理出来る一方策として、ポンプを用
いて粒子の比較的小さい土砂等の堆積物を効率的に吸引
して処理出来る方策の策定に寄与することにより環境問
題の解決に寄与出来る。また、本発明は、ダムの貯水部
の堆積物のみならず、湖沼等の水底の固形物の回収にお
いても効力を発揮しうるので、広範に貢献が出来る。
【図1】本発明のポンプ固形物閉塞対策装置の模式的斜
視図
視図
【図2】本ポンプ固形物閉塞対策装置の模式的断面図
【図3】ポンプを用いて本ポンプ固形物閉塞対策装置を
付設して堆積物を吸引処理する場合の実施例の模式図
付設して堆積物を吸引処理する場合の実施例の模式図
【図4】本ポンプ固形物閉塞対策装置の回転部位を回転
させる駆動装置の原動機部を水上の浮体構築物上に配設
した例を示す模式図
させる駆動装置の原動機部を水上の浮体構築物上に配設
した例を示す模式図
1 ;本発明のポンプ固形物閉塞対策装置 2 ;本ポンプ固形物閉塞対策装置の本体部位 2a;固形物を水とともに吸引するために供する部位 2b;直管部位 2c;回転部位3に対応しての摺動受け部位 2d;部位2aに設けられた孔 2e;直管部位の先端部に有するフランジ部位 2f;フランジ部位に施された連結ボルト用孔 3 ;本ポンプ固形物閉塞対策装置の回転部位 3a;本体部位の外側に近接して回転出来る棒状部位 3b;主摺動部位 3c;補助摺動部位 3d;主摺動部位に有する歯車状部位 4 ;本ポンプ固形物閉塞対策装置の駆動装置 4a;原動機 4b;駆動装置の歯車状部位 4c;駆動伝達軸部 5 ;浮体構築物 6 ;ポンプ 7 ;吸引配管 7a;吸引配管の伸縮可能部位 8 ;移送配管 9 ;水底の固形物 10 ;浮体構築物上の関連する載荷物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F04D 29/70 B01D 29/10 510C // E02B 8/00 520C 530Z 29/38 580D
Claims (1)
- 【請求項1】 ポンプを用いて土砂等の固形物を水とと
もに吸引しようとする場合に、ポンプの吸引管の吸引口
部に付設して吸引される固形物の粒径の大きさを制御す
るとともに固形物の吸引に起因する閉塞等による吸引機
能の低下または不能になることを回避するための固形物
閉塞対策装置であって、略円筒形状をなし一方の先端部
が蓋をされていて周縁には固形物と水の吸引と吸引され
る固形物の粒径の大きさを制御するための孔が複数設け
られているとともに他方の先端部にはポンプの吸引管と
の連結のためのフランジ部位を有している本体部位と、
該本体部位の蓋をされた側の外側に近接して回転するこ
とが出来る棒状部位を有する回転部位と、前記本体部位
に付設され前記回転部位に連接して前記回転部位の回転
を駆動させる駆動装置とからなることを特徴とするポン
プ固形物閉塞対策装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001133738A JP2002326007A (ja) | 2001-05-01 | 2001-05-01 | ポンプ固形物閉塞対策装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001133738A JP2002326007A (ja) | 2001-05-01 | 2001-05-01 | ポンプ固形物閉塞対策装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002326007A true JP2002326007A (ja) | 2002-11-12 |
Family
ID=18981542
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001133738A Pending JP2002326007A (ja) | 2001-05-01 | 2001-05-01 | ポンプ固形物閉塞対策装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002326007A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009013857A (ja) * | 2007-07-04 | 2009-01-22 | Hirose & Co Ltd | 液状物の吸上げ装置 |
CN107985505A (zh) * | 2017-12-21 | 2018-05-04 | 沪东中华造船(集团)有限公司 | 一种化学品船液货泵过滤保护装置的过滤方法 |
CN111779611A (zh) * | 2020-07-09 | 2020-10-16 | 唐杰 | 一种水利发电用水轮去污装置 |
CN111957690A (zh) * | 2020-07-03 | 2020-11-20 | 安徽蓝田农业集团有限公司 | 一种具有清淤功能的龟鳖养殖池用水质处理设备 |
CN114259776A (zh) * | 2021-12-30 | 2022-04-01 | 大福泵业有限公司 | 一种深井泵过滤处堵塞治理装置 |
-
2001
- 2001-05-01 JP JP2001133738A patent/JP2002326007A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009013857A (ja) * | 2007-07-04 | 2009-01-22 | Hirose & Co Ltd | 液状物の吸上げ装置 |
CN107985505A (zh) * | 2017-12-21 | 2018-05-04 | 沪东中华造船(集团)有限公司 | 一种化学品船液货泵过滤保护装置的过滤方法 |
CN111957690A (zh) * | 2020-07-03 | 2020-11-20 | 安徽蓝田农业集团有限公司 | 一种具有清淤功能的龟鳖养殖池用水质处理设备 |
CN111779611A (zh) * | 2020-07-09 | 2020-10-16 | 唐杰 | 一种水利发电用水轮去污装置 |
CN111779611B (zh) * | 2020-07-09 | 2021-06-29 | 安徽志道建设工程有限公司 | 一种水利发电用水轮去污装置 |
CN114259776A (zh) * | 2021-12-30 | 2022-04-01 | 大福泵业有限公司 | 一种深井泵过滤处堵塞治理装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3638432A (en) | Stationary dredging apparatus | |
CN211172150U (zh) | 一种水利工程清淤装置 | |
JP6456007B1 (ja) | 撹拌剥離式吸引装置、撹拌剥離式吸引システム及び撹拌剥離式吸引工法 | |
JP2004190421A (ja) | 浚渫船カッターヘッドシステム | |
JP2002326007A (ja) | ポンプ固形物閉塞対策装置 | |
JP6674672B2 (ja) | ポンプ浚渫船の汚濁拡散抑制装置及び汚濁拡散抑制方法 | |
KR100650111B1 (ko) | 준설장치 | |
KR101030786B1 (ko) | 사이펀원리를 이용한 슬러지처리장치 | |
CN210597435U (zh) | 一种水利施工高效清淤设备 | |
KR101544196B1 (ko) | 하천 수중 오니 준설작업용 굴삭장치 | |
JP7252099B2 (ja) | 浚渫用アタッチメント及び浚渫システム | |
JPS6055132A (ja) | ダム用の自走式土砂かくはんサイホン排土装置 | |
JP4236890B2 (ja) | 泥水を含む土砂の1次水切り装置 | |
CN213773751U (zh) | 一种城市管道清淤装置 | |
JP4114512B2 (ja) | 貯水池の排砂方法及び排砂装置 | |
US20050123352A1 (en) | Maintenance apparatuses for permeability improvement in fluid containment basins | |
CN213836802U (zh) | 一种水利工程用高效清淤装置 | |
WO2006033441A1 (ja) | 水中堆積物の流送設備 | |
JPS6073920A (ja) | 沈澱泥土浚渫船 | |
JP5100705B2 (ja) | 堆積物の吸引流送設備 | |
JPH0673757A (ja) | 浚渫装置 | |
JPH02161023A (ja) | 浚渫装置 | |
JPH0649636Y2 (ja) | 浚渫装置 | |
JPH01256630A (ja) | 浚渫装置 | |
JPS6367317A (ja) | ダム堆積土砂のサイフオン型排出装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070619 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090611 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090707 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20091222 |