JP2002325619A - 頭髪加温具及び頭髪処理方法 - Google Patents
頭髪加温具及び頭髪処理方法Info
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Abstract
剤の該効果を、特にその効果を得たい部分について選択
的に且つ確実に発現させることができ、しかも頭皮が加
温されることによる処理中の不快感や火傷等を防止で
き、手軽に使用できる、頭髪加温具及び頭髪処理方法を
提供すること。 【解決手段】 加温部2を有するシート状の頭髪加温具
であって、シートの中央部に加温部2を有しており、束
ねた頭髪を該加温部2で覆うように包み、その状態を維
持するように、該加温部2の周囲に存する留めしろ領域
Gを、ヘアゴム、紐、テープ、針金等の緊締手段により
締め付けて固定するようになしてある頭髪加温具。頭髪
処理方法においては、束ねた頭髪を、少なくとも毛の生
え際を残して、加温部2を有するシート状の加温具1で
包み、加温する。
Description
増強される各種の毛髪処理剤の該効果を、特にその効果
を得たい部分について選択的に且つ確実に発現させるこ
とができ、しかも頭皮が加温されることによる処理中の
不快感や火傷等を防止でき、消費者等が自宅等において
も手軽に使用できる、頭髪加温具及び頭髪処理方法に関
する。
る加温具は多数提案されている。例えば、頭髪にウェー
ブやカールを施すための加温具としては、毛の生え際か
ら毛先までの髪の毛の全体を加熱するものの他、髪の毛
の一部のみを加熱できる加温具が知られている。また、
頭髪のトリートメントを目的とする頭髪の部分的な加熱
も、美容師等の専門家の手によって行われている。
ー、ブリーチ、パーマを繰り返し行うため、また、毎日
のドライヤー、ブロー、ブラッシングなどにより、髪が
傷んでおり、特に毛先部分は、傷みがひどく、毛髪の物
性(強度、水分保持能等)も他の部分に比べて大きく悪
化している。そのため、ダメージケアトリートメント処
理の場合、毛先部分を選択的により強く、効果のある処
理を行うことが望まれる。
平10−108719号公報には、複数の区画を設けた
キャップ状部材を頭に被ってその頭髪全体を覆い、頭髪
の加熱の必要な部分に対向する区画に、使い捨てカイロ
を配して該部分を加熱する方法が記載されている。しか
し、この公報の方法は、頭皮の加熱による不快感や火傷
の恐れがあり、また、加熱温度を高温に設定できない。
更に、髪の毛の一部、例えば髪の毛の毛先部分を選択的
に加熱することができない。
シート本体に発熱部及び密封シール部をそれぞれ帯状に
設けると共に、折り線を介してシート本体を折りたたん
で発熱部と密封シール部とを貼り合わせた加温シートが
記載されている。この加温シートは、密封シール部を発
熱部から剥離して開封した後、シート本体を丸めて筒状
にし、その発熱部に髪を巻き付けて用いたり、開封後の
シート本体の発熱部に髪を重ね、その髪をシート本体と
共に丸めて用いるものである。この加温シートは、使用
の際の操作に手間が掛かり、また、その操作を自分で行
うことが困難であるため、一般消費者等が気軽に使用す
ることができない。
法においては、髪の毛における処理を施したい部分を、
選択的に処理することができず、また、安全性や、操作
の煩雑さ、コスト等の点から、一般消費者等が自宅で手
軽に使用できないという問題があった。
が増強される各種の毛髪処理剤の該効果を、特にその効
果を得たい部分について選択的に且つ確実に発現させる
ことができ、しかも頭皮が加温されることによる処理中
の不快感や火傷等を防止でき、手軽に使用できる、頭髪
加温具及び頭髪処理方法を提供することにある。
するシート状の頭髪加温具において、シートの中央部に
加温部を有しており、束ねた頭髪を該加温部で覆うよう
に包み、その状態を維持するように、該加温部の周囲に
存する留めしろ領域を、ヘアゴム、紐、テープ、針金等
の緊締手段により締め付けて固定するようになしてある
頭髪加温具を提供することにより、上記の目的を達成し
たものである(以下、第1発明というときは、この発明
をいう)。
も毛の生え際を残して、加温部を有するシート状の加温
具で包み、加温する頭髪処理方法を提供することによ
り、上記の目的を達成したものである(以下、第2発明
というときは、この発明をいう)。
施形態に基づいて詳細に説明する。先ず、第1発明の頭
髪加温具について説明する。第1発明の頭髪加温具は、
シート状の形態を有し、加温部を有している。頭髪加温
具の形状は、シート状であれば特に制限されないが、そ
の平面視形状は、長方形、正方形、多角形(何れも角を
落としたもの、端部がぎざぎざになったものを含む)、
円形、楕円形等が好ましく、特に、四角形(長方形、正
方形)であることが、種々の大きさの頭髪の束に対応で
き、使い易く、製造上も都合が良いことから好ましい。
頭髪加温具の大きさは、髪の長さ、量によって適宜に決
定できるが、種々の髪の長さ、髪の量に対して良好に使
用できるという適応性の観点から、平面視したときの面
積が100〜1200cm2 程度が好ましく、使い勝手
を考慮すると、特に400〜900cm2 が好ましく、
四角形の場合、その一辺が20〜30cmくらいのもの
が好ましい。
れている部分である。加温部は、濡れた髪又は乾いた髪
を40℃以上に加温できる限り特に制限されないが、使
い勝手や簡便性を考慮すると、短時間に処理できること
が好ましく、髪に塗布してから少なくとも10分以内、
特に好ましくは5分以内に、濡れた髪又は乾いた髪の温
度が40℃以上に達することが好ましい。
反応により発熱するもの、(2)相変化で発熱するもの
(結晶、非晶質の構造変化で発熱するもの,例えば酢酸
ナトリウム水和物)、(3)電気抵抗を用いた通電により
発熱するもの、(4)熱を保持する性能の蓄熱剤(ポリエ
チレングリコール等)、(5)水分を含んでおり、加熱す
ると熱を保持できるもの(シリカゲル等)、(6)遠赤外
線の輻射熱を利用するもの等が挙げられる。これらの中
でも、上記(1)の発熱体が好ましく、密封袋から開封す
るだけで使用できる状態となる等の使い勝手や安全性の
観点から、空気(酸素,水蒸気)と接触して発熱する発
熱体が特に好ましい。空気と接触して発熱する発熱体と
しては、従来、使い捨てカイロに用いられている、鉄粉
を含有し、空気に触れることにより発熱する発熱組成物
(以下、粉状発熱体ということがある)を用いることが
できる。粉状発熱体としては、例えば、鉄粉10〜80
%、活性炭(若しくは非活性炭又はこれらの混合物)1
〜30%、金属塩(食塩など)0.1〜15%、水1〜
50%(いずれも重量比)を含有するもの等が挙げら
れ、その他、無機粉体(バーミキュライトなど)、水分
保持体(吸水ポリマーなど)を適宜、加えても良い。
尚、本明細書における「%」は、特に明記しない限り重
量基準である。
めには、鉄粉40〜60%、食塩1.0〜3.0%、活
性炭1.0〜5.0%、吸水ポリマー3.0〜5.0
%、バーミキュライト3.0〜10.0%を含有するも
のが好ましい。また、使い終わった後は、速やかに冷め
ることが好ましく、1時間以内に発熱体が40℃以下に
冷めることが好ましい。髪を10分以内に40℃以上に
加温すると共に1時間以内に発熱体温度を40℃以下と
する観点から、加温部の単位面積当たりの粉状発熱体の
重量(g/cm 2 )は0.05〜0.3g/cm2 であ
ることが好ましい。尚、紛状発熱体は、均等均質に充填
されていることが好ましい。尚、上記の(2)、(3)、
(4)、(5)及び(6)は繰り返して使用できるメリットがあ
る。また、鉄粉を主成分とする粉状発熱体を用いる場合
は、水蒸気や酸素に触れると劣化するため、保存はガス
バリヤー性の高いフィルムでつくった袋に保存する必要
がある。好ましいガスバリヤー性は、JIS Z020
8 B法に基づく水蒸気バリヤー性が50g/m2 ・d
ay(40℃,90%RH)以下、JISK7126に
基づく酸素バリヤー性が20cc/m2 ・day・(2
3℃,90%RH)以下であることが好ましく、保存袋
の形成材料としては、特に限定されないが、有機無機複
合バリヤー材(合成樹脂と無機バリヤー層との複合
体)、アルミラミネートフィルムなどが適している。
は、髪を有効に加熱する観点から、40cm2 以上、特
に100cm2 以上が好ましい。また、特に上限はない
が、加温部の面積の上限値を示せば、800cm2 以
下、特に600cm2 以下が好ましい。加温部の数は、
単数でも複数でも良いが、束ねた頭髪を包みこむことを
考慮すると複数個設けることが好ましい。複数個の加温
部を設けることにより、頭髪加温具の柔軟性が向上し、
頭髪に対する密着性が向上する。また、頭髪加温具を包
装時に小さく折り畳むことができ、持ち運びが容易にな
る。複数の加温部を設ける場合、頭髪加温具の柔軟性を
向上させる観点及び充分な合計面積を確保する観点か
ら、各加温部の面積は5〜200cm2 、特に10〜1
00cm2 であることが好ましい。また、頭髪加温具の
柔軟性を向上させる観点及び加温部の存在しない留めし
ろ領域(所定幅の領域)を充分に形成させる観点から、
各加温部間の間隔Wl(図1参照)は1〜40mm、特
に3〜20mmであることが好ましい。また、加温部の
形状は、任意の形状とすることができ、例えば円形、四
角形、菱形、多角形等とすることができる。また、複数
の加温部を配置する場合、それらは、纏まって配置され
ていても、分散させて配置されていても良い。
面積)は、充分な加温部の面積(合計面積)を確保する
観点及び加温部の存在しない留めしろ領域(所定幅の領
域)を充分に形成させる観点から、頭髪加温具の全面積
(平面視した面積)に対して5%〜70%、特に10〜
40であることが好ましい。尚、束ねた頭髪を加温部で
覆うように包むという表現には、束ねた頭髪を複数の加
温部で包む場合が含まれる。
うに、頭髪加温具の表裏の何れかを形成するシート本体
3と、該シート本体の所定箇所に固定されて、上記の加
温部2を形成する発熱体5とを有する。シート本体に対
する発熱体の固定方法としては、シート本体に発熱体を
貼着する方法、シート材間に発熱体を挟み込んで保持さ
せる方法、シート本体にポケットをつけておき、発熱体
を挿入する(差し込む)方法等が挙げられる。発熱体を
貼着する場合及びポケットに挿入する場合、髪を包んだ
時に、髪にあたる面(裏面)又は外側になる面(表面)
の何れの側に発熱体を配置してもよい。発熱体が粉状発
熱体の場合について更に説明すると、発熱体をシート本
体に貼着する方法としては、粉状発熱体を酸素透過性の
シートに入れてシート状に加工したものを貼り付けても
良いし、市販の使い捨てカイロを貼り付けても良く、ま
た、粉状発熱体は、シート本体にポケットをつけてお
き、そこへ挿入しても良いが、束ねた頭髪に対して密着
させ、効率的に加温する観点から、粉状発熱体を複数の
シートで挟み込んで保持させた構成が好ましい。この場
合、紛状発熱体を挟むシートの少なくとも一方は、発熱
反応に必要な酸素が透過できるように、ガス透過性シー
トを用いる必要がある。ガス透過性シートは、一番外側
(直接外気、髪に接する部位)に配する場合、耐水性、
撥水性があるものが好ましい。
あり、毛束を包み込めるものであれば特に制限されない
が、濡れたり、毛髪処理剤が付着した髪にあてることを
考慮すると、耐水性、撥水性を有するものが好ましく、
例えば、合成樹脂(直鎖低密度ポリエチレン、低密度ポ
リエチレン(LDPE)、高密度ポリエチレン(HDP
E)、ポリプレン、ポリプロピレン、アイオノマー、ポ
リスチレン、エチレン・(メタ)アクリル酸共重合体、
ポリエステル(例えばポリエチレンテレフタレート)、
ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等、又はこれらの
共重合体、積層体等)、紙、アルミ等の金属、不織布等
の布地類が挙げられる。これらは、単品又は複数重ねあ
わせても使用できる。
度を、透湿度(JIS Z0208B法、40℃、90
%RH)で示すと1000〜20000(g/m2 ・2
4hr)又は透気度(Japan TAPPI No.
5−74B法)で1〜500(秒/100ml)程度で
ある。
に、その周縁部、即ち加温部の周囲(中央部に複数の加
温部が配されている場合には、それらの周囲)に、加温
部が存在しない留めしろ領域G(留めしろとなる所定幅
の領域)を有する。束ねた頭髪に対する頭髪加温具の固
定を容易とする観点及び加温部2を地肌に接触させない
ようにする観点から、留めしろ領域Gの幅(頭髪加温具
の周縁から加温部までの距離)W(図1参照)は、全周
に亘って、少なくとも1cm以上であることが好まし
く、3〜15cmがより好ましく、特に5〜12cmが
好ましい。尚、留めしろ領域Gの幅は、部位により異な
っていても良い。
(d)に示すように、束ねた頭髪を覆うように加温部で
包み、その状態を維持するように、該加温部の周囲に存
する留めしろ領域(所定幅の領域)をヘアゴム、紐、テ
ープ、針金等の緊締手段(固定手段)により締め付けて
固定するようになしてある。頭髪の束ね方は、任意の量
の頭髪を束にする限り特に制限されないが、好ましい束
ね方については、第2発明の説明において後述する束ね
方である。また、束ねた頭髪の包み方は、束ねた頭髪を
覆うように包む。好ましい包み方は、第2発明の説明に
おいて後述する包み方である。緊締手段は、頭髪加温具
で、束ねた頭髪を包んだ状態において、前記留めしろ領
域を、束ねた頭髪の周囲(周面)に押しつけて固定する
ものであり、頭髪加温具と別体のものでも、該頭髪加温
具に設けられたものであっても良い。尚、緊締手段とし
ての、ヘアゴムとしては、一般に市販されているもの
(輪ゴムを含む)等を用いることができ、紐、テープと
しては髪をくくれるものなら限定しないが耐水性、耐熱
性があるものが好ましい。針金としては、柔軟でしっか
り縛ることができるものなら特に制限はない。頭髪加温
具に緊締手段を設ける例としては、巾着袋の紐のような
ものを挙げることができる。
明する。第2発明の頭髪処理方法においては、束ねた頭
髪を、少なくとも毛の生え際を残して、加温部を有する
シート状の加温具で包み、加温する。通常、加温具で包
む前の前記頭髪には、毛髪処理剤を塗布しておく。毛髪
処理剤の塗布は、毛先部分を中心に塗布しても、髪の毛
全体に塗布しても良い。また、毛髪処理剤の塗布する頭
髪は、乾いた状態でも濡れた状態でも良く、ねらう効
果、使用する毛髪処理剤の特性等により適宜に決定でき
る。
限り特に制限されない。例えば、髪がある程度長い女性
が、日常、毛先を束ねてヘアゴム又はピンでとめている
が、それと同じ方法で束ねることができる。束ね方の例
としては、任意の量の頭髪を1カ所又は複数箇所で括っ
て束にする方法、任意の量の頭髪を束とし、その束を長
手方向の1カ所又は複数箇所で折り曲げて纏める方法、
任意の量の頭髪を束とし、その束を渦巻き状に纏める方
法等を挙げることができる。図3(b)には、束ね方の
特に好ましい例が示されている。尚、束ねるための固定
方法は、ヘアゴムでとめる、ヘアピンでとめる、テー
プ、ひも類でしばるといった方法が挙げられる。
え際を残して、加温部を有するシート状の加温具で包
む。加温部を有するシート状の加温具としては、上述し
た第1発明の頭髪加温具を用いることが好ましい。毛の
生え際とは、地肌と近接する部立をいい、通常、地肌か
ら3mm程度までの部分である。束ねた頭髪の包み方
は、毛先が、包むことによって形成される密閉空間内に
納まるように包むことが好ましい。また、毛先以外の部
分を包むようにしても良い。また、生え際と毛先を除く
部分(中間部分)のみを包んで、該部位のみを選択的に
加温しても良い。
法は如何なる方法でも良く、例えば加温具で包んだ後、
その上から第1発明の説明において上述した、ヘアゴム
等の緊締手段で固定するといった方法が挙げられる。ま
た、ヘアピンでとめることもできる。尚、シート状の加
温具にピンやテープやひも、ゴムをあらかじめ取り付け
ておいてしばりつけても良い。
類や特性等に応じて適宜に決定することができるが、例
えば45〜60℃程度が好ましい。加温時間も、処理の
目的、毛髪処理剤の種類や特性等に応じて適宜に決定す
ることができるが、例えば3分〜30分程度が好まし
い。
なく、加温具を取り外した後は、処理剤をすすぎ落とし
ても、そのまま普段通りに仕上げても良い。
の頭髪でも良い)に塗布する毛髪処理剤について説明す
る。毛髪処理剤としては、従来公知の各種の毛髪処理剤
を用いることができ、例えば、毛髪の感触を高める、あ
るいは補修を行うトリートメント剤(洗い流すタイプ及
び洗い流さないタイプの何れでも良い)、コンディショ
ナー、ヘアカラー(ブリーチ、マニュキュアを含む)、
パーマ剤、整髪料(ワックス、クリーム、スプレー、フ
ォーム)等を挙げることができる。本発明においては、
油剤を少なくとも一種類含有する毛髪処理剤を用いる場
合、特に毛髪の感触向上及び/又はダメージ補修を高め
る剤であるトリートメント剤を用いる場合に特に効果が
顕著である。
に溶けないものであれば、従来公知の各種毛髪処理剤に
使用されているものを特に制限なく使用することができ
るが、以下に例示する油剤の少なくとも一種を含有する
ことが好ましい。
〜22)の直鎖アルキル基を有する高級アルコール。 例えばセチルアルコール(セタノール)、ステアリルア
ルコール、セトステアリルアルコール、ベヘニルアルコ
ール及びその他の脂肪族アルコールが挙げられる。斯か
る高級アルコールの含有量は、毛髪処理剤中0.5〜1
0%であることが好ましい。
プロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ステアリン
酸セチル、ラノリン脂肪酸コレステリル、オレイン酸セ
チル、ジペンタエリトリット脂肪酸エステル、乳酸ミリ
スチル等が挙げられる。エステル油の含有量は、毛髪処
理剤中0.5〜10%であることが好ましい。
ラフィン、スクワラン、スクワレン等が挙げられる。炭
化水素油の含有量は、毛髪処理剤中0.1〜10%であ
ることが好ましい。
ロウ、カルナウバロウ、ラノリン、還元ラノリン、キャ
アンデリラロウ、サトウキビロウ、セラックロウ、イソ
ステアリン酸コレステリル、コレステロール、変性コレ
ステロール等が挙げられる。ワックス類の含有量は、毛
髪処理剤中0.1〜10%であることが好ましい。
ツ油、オリーブ油、卵黄油、サフラワー油、ホホバ油、
ゴマ油、ナタネ油、アマニ油、カカオ脂、ヤシ油等のト
リグリセリドを主体とする天然油脂。斯かる油脂の含有
量は、毛髪処理剤中0.1〜10%であることが好まし
い。
二種以上を組み合わせて配合しても良い。特に毛髪処理
剤は、ワックス類を上記の比率で含有することが好まし
い。毛髪処理剤中の油剤の合計含有量は0.5〜30%
が好ましく、特に3.0〜20.0%が好ましく、とり
わけ3.0〜15%が好ましい。
合されていることが好ましい。毛髪処理剤に含有させる
酸としては、グリコール酸、乳酸、クエン酸、リンゴ
酸、酒石酸、酢酸等の有機酸、リン酸、塩酸等の無機酸
を挙げることができ、これらの酸は、一種を単独で配合
しても二種以上を組み合わせて配合しても良い。これら
の中でも有機酸、特にリンゴ酸は、毛髪内部の損傷を修
復するのに効果があり、毛髪のつや感触を特に向上させ
ることができる。毛髪処理剤中の酸の含有量(配合量)
は0.01〜2%が好ましく、0.01〜1%がより好
ましい。毛髪処理剤のpHは、低い方が毛髪の改質効果
が高まる。但し、pHが2.0未満になると皮膚刺激の
問題が生じる可能性がある。従って、毛髪処理剤のpH
は2〜4.5が好ましく、特に2.5〜4.0が好まし
い。
とが好ましい。好ましい有機溶剤としては、常温で液体
で水酸基を持つ炭素数2〜6の低級アルコール、芳香族
アルコール、炭酸プロピレン等のアルキレンカーボネイ
ト、N−メチルピロリドン等が挙げられる。特に好まし
いのは芳香族アルコールであり、例えばベンジルアルコ
ール、2−ベンジルオキシエタノール、フェノキシエタ
ノール、2−フェニルエチルアルコール、フェニルプロ
パノール、ケイ皮アルコール、フェニルプロパノール、
α−メチルベンジルアルコール、ジメチルベンジルカル
ビノール等が挙げられる。以上の溶剤は1種を単独で含
有させても2種以上を組み合わせて含有させても良い。
有機溶剤を含有させると、頭髪に毛髪処理剤の成分をよ
り浸透させやすくなる。有機溶剤の含有量は、毛髪処理
剤中0.1〜20%が好ましく、特に0.5〜10%が
好ましい。
(1)〜(4)及び上記酸をそれぞれ上述した好ましい
配合量で含有すると共に、カチオン界面活性剤を0.1
〜5%、シリコーン類0.1〜5%含有するものであ
る。
原子団が陽イオンとなるものであれば良く、アルキルア
ミン塩、四級アンモニウム塩など、その種類を問わな
い。例えばステアリン酸ジエチルアミノエチルアミド乳
酸塩、ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミドクエ
ン酸、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ジ
ステアリルジメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチ
ルアンモニウム、塩化セチルジメチルベンジルアンモニ
ウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、臭化ステ
アリルトリメチルアンモニウム、エチル硫酸ラノリン脂
肪酸アミノプロピルエチルアンモニウム等が挙げられ
る。
ルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサ
ン、メチルフェニルポリシロキサン、ポリエーテル変性
オルガノポリシロキサン、フルオロアルキル・ポリオキ
シアルキレン共変性オルガノポリシロキサン、アルキル
変性オルガノポリシロキサン、ジメチコノール、末端変
性オルガノポリシロキサン、フッ素変性オルガノポリシ
ロキサン、アモジメチコーン、アミノ変性オルガノポリ
シロキサン、シリコーンゲル、アクリルシリコーン、ト
リメチルシロキシケイ酸、シリコーンRTVゴム、フッ
素変性シリコーン樹脂等のシリコーン化合物が挙げられ
る。
状態とされている場合)、その乳化破壊温度が55〜6
0℃であることが好ましい。乳化破壊温度が60℃以下
であると、加温により、成分の髪に対する吸着、浸透が
飛躍的に向上するため、処理の効果が一層向上する。乳
化破壊温度は、示差走査熱量計(DSC)で測定した吸
熱ピーク(主ピーク)の温度(昇温速度3℃/minに
て測定)である。
え、更に他の成分を配合できる。他の成分としては、通
常の毛髪処理剤に用いられる樹脂や粘剤などの高分子、
アニオン、非イオン性及び両性の界面活性剤、多価アル
コール、粉体(顔料、色素、樹脂)、フッ素化合物、防
腐剤、香料、保湿剤、生理活性成分、塩類、酸化防止
剤、キレート剤、中和剤、pH調整剤等が挙げられる。
ール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル、グリセリン、ジグリセリン、3−メチル−1,3−
ブタンジオール、1,3ブチレングリコール、ソルビト
ール、グルコース、ショ等、果糖、キシリトール、ラク
トース、マルトース、トレハロース、硫酸化トレハロー
ス等、又はこれらの化学修飾体などを挙げることができ
る。多価アルコールの含有量は、例えば、毛髪処理剤中
1〜10%程度である。
加温具を製造した。図1及び図2に示す頭髪加温具1
は、四角形(角部を丸くしてある)状のシート本体3
と、該シート本体3の片面側に、該シート本体3と他の
シート材4との間に封入して固定した粉状発熱体(発熱
体)5と、該シート本体3の粉状発熱体5を固定した側
を覆う二枚のシート(第1シート6及び第2シート7)
からなる。加温部2は、粉状発熱体5が固定されて形成
されており、頭髪加温具1の中央部に、4個の加温部2
が形成されている。粉状発熱体を発熱体として用いてい
るため、シート材4はガス透過性である。また、シート
本体3は、ぬれた髪を処理することを考慮し、耐湿性、
撥水性を有している。また、シート材4も、風呂場など
で使う場合を考慮して、耐湿性、撥水性を有している。
(粉もれ等)、使い勝手、装飾性等を考慮して設けられ
たもので、第1のシート6を設けることで、加温部2の
周縁部のシール部が万一破損し粉体が漏れた場合におい
ても、該粉体がこぼれ出して人体に触れるのを防止で
き、また、ロゴ印刷等を施して装飾性を向上させること
もできる。第2のシート7は、不織布等の熱伝導性の低
い材料からなるシートである。発熱体が60℃程度にな
る設計の場合、髪に装着中に発熱部外側に触れるとやや
熱く感じる場合があるが、第2のシート7を設けること
で、それを防ぐことができる。第2のシート7は断熱機
能から不織布等が適している。また、シート本体3の粉
状発熱体5を固定した側を覆うシート6,7を配した場
合、それが透気度の低いシート6である場合、該シート
6の周縁部を密閉シールしてあると(シール部を8で示
す)、発熱体から出る水蒸気、発熱体近傍の空気の膨張
により、該シート6が膨らむ可能性がある。そこで、こ
のようなシート6には、その外周部等に空気の抜け穴9
を設けることが好ましい。尚、第1及び/又は第2のシ
ート6,7を、省略できることは言うまでもない。
ない留めしろ領域Gの最小幅W(図1参照)は6〜9c
mとした。また、シート本体3の形成材料としては、耐
水性と柔軟性とを備えた素材、例えばポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリ塩化ビニル等を用いることができ、
シート材4としては、通常の使い捨てカイロ等に用いら
れている公知の通気性シート、例えば不織布製のシート
等を用いることができる。
調整した(処理剤1,2)。
評価用毛束(日本人女性、パーマ・ブリーチ処理、毛先
ダメージ有、長さ約30cm、重さ10g)を用意し、
それぞれ、市販のシャンプー〔花王社製、商品名「ラビ
ナス シルキーサプライシャンプー」〕及び市販のリン
ス〔花王社製、商品名「ラビナス シルキーサプライリ
ンス」〕で処理した後、タオルで水分を軽くふき取り、
2本の評価用毛束にそれぞれ処理剤1,2を1g塗布し
た。次に、処理剤1,2を塗布した毛束それぞれをヘア
ゴムを用いて束ねた。そして、ガスバリヤー性の袋に密
封保存した上記頭髪加温具1を開封し、束ねた毛束を包
み、しっかりヘアゴムで固定して15分加温した。その
後、加温具を外し、温風ドライヤーを用い、完全乾燥す
るまで乾かした後、毛束の感触評価を行った。
料は以下の通りである。 シート本体3;ポリエチレンテレフタレート(PET)
/ポリエチレン(PE)からなる不織布とLDPEとを
ラミネートした複合シート 発熱体5;鉄粉50.0%、イオン交換水34.4%、
食塩1.6%、活性炭2.0%、バーミキュライト7.
0%及び吸水ポリマー5.0%を含有する粉状発熱体 シート材4;ガス透過性,材質 HDPE,PP/PE
(通気度 45秒/100ml) シート6;炭酸カルシウム入りのポリエチレンシート
(透湿度2.2g/100cm2 ・hr) シート7;PET/PEからなるスパンボンド不織布
シャンプー及びリンス処理後何れの処理剤も塗布せずに
乾燥した他の一本の毛束との毛先のすべり・指通りの改
善度を比較して、改善度で点数化したものを最終的な評
価とした(専門パネラー10名で点数評価し、平均し
た)。
善効果が見られるが、エステル油や室温で半固体や固体
の油剤を含有する処理剤2で処理した場合において、頭
髪加温具で加温した効果が一層効果的に発現した。
以上で、髪がぱさつき、まとまりにくく悩んでいる者)
それぞれに、洗髪してもらった。洗髪の際には、各自が
普段使用しているヘアケア剤(シャンプー、リンス、ト
リートメント等)を使用してもらった。次いで、洗髪後
の頭髪に、上記の処理剤2をつけてもらい、洗い流さず
に普段通りに仕上げてもらった。
記の処理剤2を完全に除去した後、各パネラーに、処理
剤2、上記の頭髪加温具1(2枚)及びヘアゴム10
(4本)を渡すと共に、図3に示すような処理手順が記
載された簡単な説明書を提示し、その手順に従って、頭
髪処理を行ってもらった。即ち、図3(a)に示すよう
に頭髪に処理剤2を塗布し、図3(b)に示すように頭
髪を束ね、次いで、図3(c)に示すように、束ねた頭
髪Hに、ガスバリヤー性の袋に密封保存した頭髪加温具
を開封し、該頭髪加温具1を被せ、束ねた頭髪Hを、そ
の少なくとも毛の生え際を残すように包み、頭髪加温具
1の留めしろ領域Gを、ヘアゴム10を用いて該頭髪の
周囲に固定し、図3(d)に示すように、その状態で1
5分程度加温処理(加温温度60℃)し、加温処理後、
図3(e)に示すように洗い流さずに普段通りに仕上げ
てもらった。尚、10名のパネラーは、何れも問題なく
一連の操作を行うことができた。また、2名のパネラー
は、図4(a)に示すように、毛先を2箇所に分けて束
ねて頭髪加温具1を2枚使用し、他の8名は、毛先をひ
とつに束ねシートを1枚使用した。図4(b)には、頭
髪加温具1の他の使用態様が示されている。
処理1を終了した時点の髪と処理1を行う前の髪の感触
を比較させ、以下の基準で、ぱさつきの改善度を点数化
してもらった。同様に、処理2を終了した時点の髪と処
理1を行う前の髪とを比較させ、ぱさつきの改善度を点
数化してもらった。パネラーによる評点の平均値を最終
的な評価とした。 〔ぱさつきの評価基準〕(処理前と比べて) 5:かなり改善 4:やや改善 3:どちらとも 2:やや悪くなった 1:かなり悪くなった.
を行った後の髪の感触を、以下の基準で評価してもら
い、パネラーによるその評点の平均値を最終的な評価と
した。 〔まとまり易さの評価基準〕 5:良い 4:やや良い 3:どちらとも 2:やや悪い 1:悪い
改善効果が見られるが、加温した処理2においては、毛
髪処理剤の効果が一層効果的に発現したことが判る。ま
た、これらの結果から、頭髪の全体を加温しなくても、
必要な部分のみの加温により、頭髪の感触を向上させ得
ることが判った。尚、処理2を行っている間に熱さを訴
えたものはいなかった。
を調製した。 (処理剤3) ・リンゴ酸(50%水溶液) 8.0(重量%) ・2−ベンジルオキシエタノール 10.0 ・95%エタノール 15.0 ・ヒドロキシプロピルキサンタンガム 2.0 ・水酸化ナトリウム(48%溶液) 微 量 ・精製水 バランス pH 3.0
価〕評価用毛束(ドイツ人のブロンド毛、ブリーチ処
理、ダメージ有り、長さ約30cm、重さ25g)を用
意し、その毛束に乾いた状態で処理剤3を25g均一に
塗布した後、その毛束をヘアゴムで束ねた。次に、ガス
バリヤー性の袋に密封保存した頭髪加温具1を開封し、
束ねた毛束を包み、しっかりヘアゴムで固定して15分
加温した。その後、加温具を外し、塗布された剤を温水
で洗い落とし、市販のシャンプー(花王社製、商品名
「ラビナス シルキーサプライシャンプー」)で洗い、
次いで、市販のリンス(花王社製、商品名「ラビナス
シルキーサプライコンディショナー」)で処理した後、
ドライヤーで乾燥させた。
て加温した毛束と、何れの処理剤も塗布せずにシャンプ
ー及びリンスで処理した後、乾燥させた同一由来の毛束
とを比較させ、毛先のすべり・指通りの改善度及びつや
の改善度を、以下の評価基準により点数化させた。10
名の評点の平均値を最終的な評価とした。
と比べて) 5:かなり良い 4:やや良い 3:どちらとも 2:やや悪い 1:かなり悪い
ー剤を調製した。 (処理剤4) ・塩化セチルトリメチルアンモニウム(30%水溶液) 1.5(重量%) ・モノステアリン酸ソルビタン 2.0 ・セタノール(油剤) 1.5 ・濃グリセリン 5.0 ・パルミチン酸イソプロピル(油剤) 1.0 ・パラフィン(油剤) 0.5 ・イソステアリン酸コレステリル(油剤) 0.5 ・ジメチコーン 0.5 ・2−ベンジルオキシエタノール 0.5 ・グリコール酸(71%水溶液) 0.05 ・リンゴ酸(50%水溶液) 0.05 ・精製水 バランス pH 3.7
理剤1又は処理剤2に代えて処理剤4を用いた以外は、
実施例1と同様にして、すべり・指通りの改善度を評価
した。また、処理剤2に代えて処理剤4を用いた以外
は、実施例2と同様にして、ぱさつきの改善度及びまと
まりの良さを評価した。 すべり・指通りの改善度 4.9 ぱさつきの改善度 4.8 まとまり易さ 4.9
り効果が増強される各種の毛髪処理剤の該効果を、特に
その効果を得たい部分について選択的に且つ確実に発現
させることができる。そのため、従来のような不要な部
分へのオーバーケアを避けることができる。特にダメー
ジケアに関しては毛先部分に向かう程、ダメージが進行
しているので、痛んだ部分を集中改善することにより、
痛んでいない部分はオーバーケアされることなく自然な
感触になる。また、加温部が存在しない所定幅の領域を
有するため、固定手段により容易に装着でき、しかも頭
皮が加温されることによる処理中の不快感や火傷等を防
止できるため、手軽に且つ安全に使用できる。
明と同様に、加温により効果が増強される各種の毛髪処
理剤の効果を、特にその効果を得たい部分について選択
的に且つ確実に発現させることができる。特に頭髪の毛
の生え際を残して、加温具を包むようにしたため、加温
具に包まれた部分を、特に選択的に且つ確実に処理でき
る。また、特に頭髪の毛の生え際を残して、加温具を包
むようにしたため、頭皮が加温されることによる処理中
の不快感や火傷等を防止でき、手軽に且つ安全に上記の
頭髪処理を行うことができる。
ト状の加温具で頭髪を覆って加温するため、ドライヤー
で加温する時のように乾燥し過ぎが起こらないので、長
時間、例えば30分以上加温するような場合において
も、毛髪の損傷、変性を防止することができる。また、
頭全体覆って加温する場合には、頭皮も加温されて汗を
かくため、通常、加温後に頭髪のすすぎが必要となる
が、第1及び第2発明の場合においては、頭皮の発汗を
抑制することができるため、すすぎを省略した処理も可
能となる。
す一部破断平面図である.
おける操作手順を示す図で、図1の頭髪加温具の使用方
法の一例を示す図でもある。
す図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 加温部を有するシート状の頭髪加温具に
おいて、 シートの中央部に加温部を有しており、束ねた頭髪を該
加温部で覆うように包み、その状態を維持するように、
該加温部の周囲に存する留めしろ領域を、ヘアゴム、
紐、テープ、針金等の緊締手段により締め付けて固定す
るようになしてある頭髪加温具。 - 【請求項2】 前記シートの中央部に複数の加温部が配
されており、複数の該加温部で前記束ねた頭髪を包むよ
うになしてある請求項1記載の頭髪加温具。 - 【請求項3】 束ねた頭髪を、少なくとも毛の生え際を
残して、加温部を有するシート状の加温具で包み、加温
する頭髪処理方法。 - 【請求項4】 前記加温具で包む前の前記頭髪に、少な
くとも一種類の油剤を含有する毛髪処理剤を塗布する請
求項3記載の頭髪処理方法。 - 【請求項5】 前記毛髪処理剤は、有機酸を含有する請
求項4記載の頭髪処理方法。 - 【請求項6】 前記前記加温具で包む前の前記頭髪に、
pHが2〜4.5である毛髪処理剤を塗布する請求項3
記載の頭髪処理方法。 - 【請求項7】 前記毛髪処理剤は、乳化状態とされてお
り、その乳化状態は55〜60℃で破壊される請求項4
又は5記載の頭髪処理方法。
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