JP2002325293A - 電気音響変換器 - Google Patents

電気音響変換器

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JP2002325293A
JP2002325293A JP2001129683A JP2001129683A JP2002325293A JP 2002325293 A JP2002325293 A JP 2002325293A JP 2001129683 A JP2001129683 A JP 2001129683A JP 2001129683 A JP2001129683 A JP 2001129683A JP 2002325293 A JP2002325293 A JP 2002325293A
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gasket
housing
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electroacoustic transducer
space
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JP2001129683A
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Kishun Kato
貴春 加藤
Kazushi Suzuki
和詞 鈴木
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Star Micronics Co Ltd
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Star Micronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音圧特性の信頼性を向上することが可能な電
気音響変換器を提供すること。 【解決手段】 ハウジング11の側面部には、一対の突
出部18が設けられている。ガスケット20は、ハウジ
ング11の側面部が密着する壁部24と、突出部18が
挿入される被挿入部25を有する。この被挿入部25に
突出部18が挿入されることにより、ガスケット20と
突出部18とが密着して嵌合する。壁部24には、放音
孔と対応する位置に開口部26が形成されている。壁部
24の前方には、ガスケット20の内面と突出部18の
一部にて囲まれる開口した空間部27が形成されてい
る。この空間部27は、放音孔15の開口面積よりも大
きい空間断面積を有する。被挿入部25に突出部18が
挿入されると、ガスケット20は空間部27の両側部分
において突出部18により補強されることになり、突出
部18は空間部27の形状を維持するようにガスケット
20を支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気信号を音響に
変換する電気音響変換器に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の電気音響変換器は、一般に、電
気信号を音響に変換するための電気音響変換部と、電気
音響変換部を収容し、音響を外部へ放出するための放音
孔が形成されたハウジングとを備えている。この電気音
響変換器を携帯電話等の電子機器に搭載する場合、他の
電子部品と共に回路基板上に実装されることが多い。そ
のため電気音響変換器が発生した音響は、機器の内部空
間を伝達し、機器ケースの隙間あるいは所定の開口部を
通過して電子機器の外部に放出される。このとき電子機
器外部での音圧を一定レベル以上に維持するには、電気
音響変換器から電子機器外部までの音響損失をできる限
り少なくする必要がある。この対策として、電気音響変
換器(ハウジング)と機器ケースとの隙間に、放音孔か
ら放出された音を誘導するためのガスケット(音響ガイ
ド部材)を設けて、音響の拡散を防止している。また、
ガスケットは、放音孔から放出された音を増幅するため
の共鳴空間を形成する部材としても機能しており、電気
音響変換器の高音圧化に寄与している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したガ
スケットは、電気音響変換器あるいは機器ケースとの当
接箇所における音漏れを軽減するために、できる限り低
硬度の材料(たとえば、シリコーンゴム、エラストマ
等)のものを用いることが望ましい。
【0004】しかしながら、ガスケットの硬度を低くし
た場合、ガスケットの形状が変化し易くなり、共鳴空間
の容積が一定しなかったり、ガスケットの開口部が狭く
なって音響負荷の増大に繋がったりして、音圧特性が不
安定なものとなってしまう。また、機器ケースに形成さ
れた所定の開口部とガスケット(開口部)との位置ずれ
が生じ易くなり、この位置ずれによっても音圧特性が不
安定なものとなってしまう。
【0005】上述した問題を解決するための対策とし
て、ガスケットの厚みを厚くすることが考えられるが、
ガスケットの厚みを厚くしてもガスケットの変形を確実
に防止することはできず、また、厚くすることによって
電気音響変換器が大型化するという弊害を招くことにな
る。同様な対策として、ガスケットの硬度を高くするこ
とが考えられるが、電気音響変換器あるいは機器ケース
との当接箇所において隙間が発生し易くなって音漏れを
起こし、音圧低下を避けることはできない。
【0006】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、音圧特性の信頼性を向上することが可能な電気音響
変換器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電気音響変
換器は、電気信号を音響に変換するための電気音響変換
部と、電気音響変換部を収容し、音響を外部へ放出する
ための放音孔が形成されたハウジングと、を備えた電気
音響変換器であって、ハウジングよりも硬度が低い材料
からなり、放音孔の開口面積よりも大きい空間断面積を
有する共鳴空間をハウジング外側に形成するための共鳴
空間形成部材と、を備えており、ハウジングには、共鳴
空間形成部材よりも硬度が高い材料からなり、共鳴空間
の形状を維持するように共鳴空間形成部材を支持する突
出部が設けられていることを特徴としている。
【0008】本発明に係る電気音響変換器では、共鳴空
間形成部材により、放音孔の開口面積よりも大きい空間
断面積を有する共鳴空間がハウジング外側に形成される
ので、放音孔から放出された音が増幅されて高音圧化を
図ることができる。そして、共鳴空間形成部材よりも硬
度が高い材料からなる突出部により、共鳴空間の形状を
維持するように共鳴空間形成部材が支持されるので、共
鳴空間形成部材の変形、すなわち共鳴空間の容積変化に
起因する音圧低下が抑制される。また、共鳴空間形成部
材は、突出部により支持されるので、硬度の低い材料を
用いることが可能となり、ハウジングあるいは電子機器
との当接箇所における音漏れが軽減される。これらの結
果、本発明によれば、音圧特性の信頼性を向上すること
ができる。
【0009】また、共鳴空間形成部材は、突出部が挿入
される被挿入部を有しており、突出部が被挿入部に挿入
されることにより共鳴空間形成部材と突出部とが密着す
ることが好ましい。このように構成した場合、共鳴空間
形成部材の振動が突出部により抑制されることになり、
より一層の高音圧化を図ることができる。
【0010】また、突出部は、放音孔が形成されたハウ
ジングの側面部の両端部に一対設けられていることが好
ましい。このように構成した場合、共鳴空間の容積を犠
牲にすることなく、共鳴空間の形状を維持するように共
鳴空間形成部材を支持し得る構成の突出部を設けること
ができる。
【0011】また、突出部は、共鳴空間を画成する側面
の少なくとも一部を構成することが好ましい。このよう
に構成した場合、突出部を設けることによる共鳴空間の
減少を極力抑制することができ、音圧低下を防ぐことが
できる。
【0012】また、突出部は、ハウジングと一体に形成
されていることが好ましい。このように構成した場合、
部品新設によるコストアップや工程増を伴うことなく突
出部を設けることができ、音圧特性の信頼性を向上し得
る構成を簡易且つ低コストで実現することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
による電気音響変換器の好適な実施形態について詳細に
説明する。なお、説明において、同一要素又は同一機能
を有する要素には、同一符号を用いることとし、重複す
る説明は省略する。
【0014】まず、図1〜図6を参照して、本発明の実
施形態に係る電気音響変換器1の構成について説明す
る。電気音響変換器1は、図1〜図4に示されるよう
に、サウンダユニット10と、サウンダユニット10に
装着されるガスケット20(共鳴空間形成部材)とを備
えている。
【0015】サウンダユニット10は、熱可塑性樹脂か
らなるハウジング11と、電気信号を音響に変換するた
めの電気音響変換部12とを有している。電気音響変換
部12は、ハウジング11内に収容されている。
【0016】ハウジング11は、図7に示されるよう
に、上側ハウジング13と下側ハウジング14とを含ん
でおり、上側ハウジング13と下側ハウジング14と
は、接着剤又は超音波溶着技術等を用いることにより互
いに接合、固定される。上側ハウジング13の所定の側
面部13aには、音響をサウンダユニット10外部へ放
出するための放音孔15が形成されている。放音孔15
の中央部分には補強ブリッジが設けられており、放音孔
15は外見上2つの開口に見える。
【0017】下側ハウジング14の底面には、所定の側
面部13aと同じ側となる側面部14a寄りに脚部16
が設けられている。脚部16は、成形時の脱型を容易に
するために、全体として先方(下方)が細くされたテー
パ形状を呈している。脚部16は、下側ハウジング14
と一体的に形成しても、別部材として構成してもよい。
脚部16には、脚部16の底面の両端位置に開口する収
納孔16aが形成されており、電気音響変換部12に電
気的に接続されるコイルバネ状の接続端子17がそれぞ
れに収納されている。
【0018】下側ハウジング14の側面部14a(放音
孔15が形成された側面部13aと同じ側の面)には、
一対の突出部18が設けられている。突出部18は、側
面部14aの両端部において、下側ハウジング14と一
体に形成されている。
【0019】電気音響変換部12は、既知の電磁型サウ
ンダで構成されており、詳細な構造図示及び説明は省略
するが、磁心とベースとを有するポールピースと、磁心
の外周側に配置されたコイルと、コイルの外周側に配置
されたマグネットと、中央部に磁片を有する共鳴板等を
有している。電気音響変換部12においては、ポールピ
ース、共鳴板及びマグネットが磁気回路を形成し、マグ
ネットによる静磁界が共鳴板に作用し、着磁した共鳴板
が磁心側に引き付けられている。マグネットは、共鳴板
に対してバイアス磁界として作用している。このような
静磁界が成す一方向の磁界に対し、接続端子17に交流
やパルス等の電気信号が加えられると、その信号電流が
コイルに流れ、磁心には電気信号に応じた振動磁界が発
生する。この振動磁界の方向がマグネットの静磁界と反
対方向になる区間で共鳴板は磁心より離れる方向に振
れ、静磁界と同一方向になる区間で磁心側に引き付けら
れる。このような機械的な上下運動は、電気信号の周波
数に依存し、その結果、共鳴板が振動し、空気を振動さ
せる。この振動が音響として、放音孔15から放出され
る。
【0020】ガスケット20は、ハウジング11(上側
ハウジング13、下側ハウジング14)よりも硬度が低
い材料、たとえばシリコーンゴム、エラストマ等からな
り、図5及び図6に示されるように、両端に開口部2
1,22を有する略筒形の形状を呈している。開口部2
1は、サウンダユニット10を挿入するためのものであ
り、開口部22は、放音孔15から放出された音を電気
音響変換器1外に導くためのものである。また、ガスケ
ット20には、脚部16に対応する位置に、脚部16を
外側に臨ませるための切り欠き部23が開口部21に連
続して形成されている。
【0021】ガスケット20は、その内側に、上側ハウ
ジング13の側面部13a及び下側ハウジング14の側
面部14aが密着する壁部24と、突出部18が挿入さ
れる被挿入部25を有している。この被挿入部25に突
出部18が挿入されることにより、図6に示されるよう
に、ガスケット20と突出部18とが密着して嵌合する
ことになる。また、壁部24には、放音孔15と対応す
る位置に、開口部26が形成されている。
【0022】壁部24の前方には、ガスケット20の内
面と突出部18の一部にて囲まれる空間部27が形成さ
れている。この空間部27は、開口部22を介してガス
ケット20外部に開口しており、放音孔15の開口面積
よりも大きい空間断面積を有している。被挿入部25に
突出部18が挿入されると、ガスケット20は、空間部
27の両側部分において突出部18により補強されるこ
とになり、突出部18は空間部27の形状を維持するよ
うにガスケット20を支持する。なお、突出部18は、
ハウジング11(下側ハウジング14)と一体に形成さ
れていることから、ガスケット20よりも硬度が高い。
【0023】また、ガスケット20は、空間部27の中
央部分に補強部28を有しており、空間部27の中央部
分でのガスケット20の変形を抑制している。
【0024】電気音響変換器1は、図8に示されるよう
に、サウンダユニット10にガスケット20を装着した
状態で電子機器30に実装される。電気音響変換器1
は、全体が電子機器30のハウジング31と回路基板3
2とで挟持されることにより、固定されている。このと
き、接続端子17が回路基板32の導体部(図示せず)
に弾性的に接触することで電気接続が可能となり、ハン
ダ付けフリーの組み立てを実現している。
【0025】電気音響変換器1が電子機器30に実装さ
れた状態では、ガスケット20の先端が電子機器30の
ハウジング31の内面に密着しており、空間部27は、
放音孔15及び放音孔33を開口とする共鳴空間として
機能する。これにより、ガスケット20は、放音孔15
と放音孔33とを連通して放音孔15からの音響を案内
するガイド部材として機能すると共に、共鳴空間(空間
部27)をハウジング11の外側に形成するための共鳴
空間形成部材として機能することになる。
【0026】以上のことから、本実施形態の電気音響変
換器1においては、ガスケット20により、放音孔15
の開口面積よりも大きい空間断面積を有する空間部27
(共鳴空間)がハウジング11外側に形成されるので、
放音孔15から放出された音が空間部27にて増幅され
て高音圧化を図ることができる。そして、ガスケット2
0よりも硬度が高い材料からなる突出部18により、空
間部27の形状を維持するようにガスケット20が支持
されるので、ガスケット20の変形、すなわち空間部2
7の容積変化に起因する音圧低下が抑制される。また、
ガスケット20は、突出部18により支持されるので、
硬度の比較的低い材料を用いることが可能となり、ハウ
ジング11あるいは電子機器30との当接箇所における
音漏れが軽減される。これらの結果、本実施形態の電気
音響変換器1によれば、音圧特性の信頼性を向上するこ
とができる。
【0027】また、本実施形態の電気音響変換器1にお
いては、ガスケット20は突出部18が挿入される被挿
入部25を有しており、突出部18が被挿入部25に挿
入されることによりガスケット20と突出部18とが密
着する。これにより、ガスケット20の振動が突出部1
8により抑制されることになり、より一層の高音圧化を
図ることができる。
【0028】また、本実施形態の電気音響変換器1にお
いては、突出部18は放音孔15が形成されたハウジン
グ11(上側ハウジング13)の側面部13aの両端部
に一対設けられている。これにより、空間部27(共鳴
空間)の容積を犠牲にすることなく、空間部27の形状
を維持するようにガスケット20を支持し得る構成の突
出部18を設けることができる。
【0029】また、本実施形態の電気音響変換器1にお
いては、突出部18は空間部27(共鳴空間)を画成す
る側面の少なくとも一部を構成している。これにより、
突出部18を設けることによる空間部27の減少を極力
抑制することができ、音圧低下を防ぐことができる。
【0030】また、本実施形態の電気音響変換器1にお
いては、突出部18はハウジング11(下側ハウジング
14)と一体に形成されている。これにより、部品新設
によるコストアップや工程増を伴うことなく突出部18
を設けることができ、音圧特性の信頼性を向上し得る構
成を簡易且つ低コストで実現することができる。
【0031】次に、図9〜図11を参照して、本実施形
態に係る電気音響変換器1の変形例の構成について説明
する。
【0032】電気音響変換器1の変形例においては、図
10及び図11に示されるように、一つの突出部41
が、下側ハウジング14の側面部14a(放音孔15が
形成された側面部13aと同じ側の面)に設けられてい
る。突出部41は、側面部14aの略中央位置におい
て、下側ハウジング14と一体に形成されている。そし
て、突出部41は、図9及び図10に示されるように、
空間部27の中央部分において、ガスケット20の内面
に当接して、空間部27の形状を維持するようにガスケ
ット20を支持している。
【0033】このように、図9〜図11に示される電気
音響変換器1の変形例においては、ガスケット20より
も硬度が高い材料からなる突出部41により、空間部2
7(共鳴空間)の形状を維持するようにガスケット20
が支持されるので、ガスケット20の変形、すなわち空
間部27の容積変化に起因する音圧低下が抑制される。
また、ガスケット20は、突出部41により支持される
ので、硬度の比較的低い材料を用いることが可能とな
り、ハウジング11あるいは電子機器30との当接箇所
における音漏れが軽減される。これらの結果、電気音響
変換器1の変形例によっても、音圧特性の信頼性を向上
することができる。
【0034】また、図9〜図11に示される電気音響変
換器1の変形例においては、空間部27の中央部分にお
いて、突出部41がガスケット20を支持している。こ
れにより、一つという最低数の突出部41にてガスケッ
ト20(空間部27)の変形を効率よく抑制することが
できる。また、突出部41を設けることによる空間部2
7の減少を極力抑制することができ、音圧低下を防ぐこ
とができる。
【0035】本発明は、前述した実施形態に限定される
ものではなく、上述した各構成要素の形状等(たとえ
ば、突出部18,41の形状、数、位置)も適宜変更し
て設定することができる。また、本実施形態において
は、突出部18,41が下側ハウジング14と一体に形
成されているが、これに限られることなく、突出部1
8,41を別部材として構成してもよく、また、突出部
18,41を上側ハウジング13の側面部13a側に設
けるようにしてもよい。
【0036】また、本実施形態においては、電気音響変
換部12として電磁型のサウンダを用いているが、電気
信号を音響に変換するものであれば、これに限られるこ
となく他の形式のサウンダを用いてもよい。
【0037】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、音圧特性の信頼性を向上することが可能な電気
音響変換器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る電気音響変換器を示す
斜視図である。
【図2】本発明の実施形態に係る電気音響変換器を示す
上面図である。
【図3】本発明の実施形態に係る電気音響変換器を示す
下面図である。
【図4】本発明の実施形態に係る電気音響変換器を示す
側面図である。
【図5】図2のV−V線に沿った部分断面図である。
【図6】図4のVI−VI線に沿った部分断面図である。
【図7】本発明の実施形態に係る電気音響変換器に含ま
れるサウンダユニットを示す斜視図である。
【図8】本発明の実施形態に係る電気音響変換器を電子
機器に実装した状態を示す説明図である。
【図9】本発明の実施形態に係る電気音響変換器の変形
例を示す部分断面図である。
【図10】図9のX−X線に沿った部分断面図である。
【図11】本発明の実施形態に係る電気音響変換器の変
形例に含まれるサウンダユニットを示す斜視図である。
【符号の説明】
1…電気音響変換器、10…サウンダユニット、11…
ハウジング、12…電気音響変換部、13…上側ハウジ
ング、13a…側面部、14…下側ハウジング、14a
…側面部、15…放音孔、18…突出部、20…ガスケ
ット、21…開口部、22…開口部、24…壁部、25
…被挿入部、26…開口部、27…空間部、28…補強
部、30…電子機器、31…ハウジング、32…回路基
板、33…放音孔、41…突出部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気信号を音響に変換するための電気音
    響変換部と、 前記電気音響変換部を収容し、前記音響を外部へ放出す
    るための放音孔が形成されたハウジングと、を備えた電
    気音響変換器であって、 前記ハウジングよりも硬度が低い材料からなり、前記放
    音孔の開口面積よりも大きい空間断面積を有する共鳴空
    間を前記ハウジング外側に形成するための共鳴空間形成
    部材と、を備えており、 前記ハウジングには、前記共鳴空間形成部材よりも硬度
    が高い材料からなり、前記共鳴空間の形状を維持するよ
    うに前記共鳴空間形成部材を支持する突出部が設けられ
    ていることを特徴とする電気音響変換器。
  2. 【請求項2】 前記共鳴空間形成部材は、前記突出部が
    挿入される被挿入部を有しており、 前記突出部が前記被挿入部に挿入されることにより前記
    共鳴空間形成部材と前記突出部とが密着することを特徴
    とする請求項1に記載の電気音響変換器。
  3. 【請求項3】 前記突出部は、前記放音孔が形成された
    前記ハウジングの側面部の両端部に一対設けられている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電気音
    響変換器。
  4. 【請求項4】 前記突出部は、前記共鳴空間を画成する
    側面の少なくとも一部を構成することを特徴とする請求
    項3に記載の電気音響変換器。
  5. 【請求項5】 前記突出部は、前記ハウジングと一体に
    形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項4の
    いずれか一項に記載の電気音響変換器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007215075A (ja) * 2006-02-13 2007-08-23 Hosiden Corp 電気音響変換装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007215075A (ja) * 2006-02-13 2007-08-23 Hosiden Corp 電気音響変換装置

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