JP2002325217A - 情報再生装置 - Google Patents

情報再生装置

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JP2002325217A
JP2002325217A JP2001129712A JP2001129712A JP2002325217A JP 2002325217 A JP2002325217 A JP 2002325217A JP 2001129712 A JP2001129712 A JP 2001129712A JP 2001129712 A JP2001129712 A JP 2001129712A JP 2002325217 A JP2002325217 A JP 2002325217A
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Atsushi Yamamori
篤 山森
Shigeko Chiba
慈子 千葉
Makiko Shida
万希子 志田
Aki Kishimoto
亜紀 岸本
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MEDIA FACTORY KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、飛越し再生の機能が無効化された
通常再生機能と、飛越し再生の機能を両立することがで
きる情報再生装置を提供する。 【解決手段】本発明による情報再生装置は、再生制御部
3と、飛越し制御部4と、指示監視部を備える。再生制
御部3は、再生すべきコンテンツ情報を参照した順次再
生を実行する。飛越し制御部4は、コンテンツ情報に設
定された複数の再生開始位置を表わすフラグを参照して
何れかの再生開始位置を特定し且つ、開始位置に対応す
る何れかのコンテンツ情報のみが再生される飛越し再生
を実行する。指示監視部2は、再生制御部3が活性化さ
れる通常再生モード又は飛越し制御部4が活性化される
飛越し再生モードの何れかを設定し且つ、再生制御部3
に順次再生を指示し及び飛越し制御部4に飛越し再生を
指示する指示監視部を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報を再生する情
報再生装置に関し、特に情報と共に情報の節目を表わす
フラグが記録された情報群を参照して、情報の連続再生
及び情報の飛越し再生を行うことができる情報再生装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】音楽、映画、ゲーム等のコンテンツ情報
は、DVD(デジタル・ビデオ・ディスク)等の情報提
供媒体が利用されている。この情報提供媒体には、コン
テンツ情報の他に、コンテンツ情報の節目、例えば映画
の或るシーンの始まり(及び/又は終わり)を表わすフ
ラグと、コンテンツ情報の再生制御を行う制御プログラ
ムが格納される。情報提供媒体を参照してコンテンツ情
報を再生する情報再生装置は、この制御プログラムを参
照して、コンテンツ情報を再生する。情報再生装置は、
制御プログラム及びフラグを参照して、コンテンツ情報
の飛越し再生を実行することができる。ここでは、コン
テンツ情報、制御プログラム、そしてフラグを備える情
報を総称して、再生情報と呼ぶ。
【0003】コンテンツ情報が音楽及び映画の場合、そ
の再生中、フラグを参照したコンテンツ情報の飛越し再
生を実行することができる。このような飛越し再生の機
能により、ユーザは、任意の曲やシーンを速やかに参照
することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】コンテンツ情報がゲー
ム、例えば推理ドラマ型のロールプレイングゲームの場
合、その再生中、フラグを参照した飛越し再生が実行さ
れると、話の流れが分断され、ユーザによる推理作業を
阻害してしまう。一方、このようなゲームでは、問題解
決ヒントの提供が望まれている。ヒントの与え方として
は、問題解決の助けとなるようなシーンを提示する方法
が挙げられる。このようなシーンを特定するため、コン
テンツ情報にフラグを付加することができる。このよう
なヒントを与えることにより、単に順次に視聴して問題
を解決する楽しみ方以外に、ヒントとなるシーンの参照
と、順次視聴を繰り返して自分の推理が正しいか否か確
認しながら問題を解決する楽しみ方も増える。なお、こ
のようなヒントの与え方は、例えばドラマの全体を視聴
することなく、ヒントシーンのみを視聴することにより
問題を解決できてしまうという問題をもたらす。このよ
うな問題を回避するためには、フラグを参照した飛越し
再生の機能の無効化が望ましい。このように飛越し再生
の機能については、一長一短があり、通常の再生時には
順次再生の環境が保障されると同時に、ユーザが希望す
れば飛越し再生の機能も利用できる情報再生装置の開発
が望まれていた。
【0005】本発明は、飛越し再生の機能が無効化され
た通常再生機能と、飛越し再生の機能を両立することが
できる情報再生装置、このような情報再生装置用のプロ
グラム、そして情報再生方法を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による情報再生装
置は、再生すべきコンテンツ情報を参照した順次再生を
実行する再生制御部と、コンテンツ情報に設定された複
数の再生開始位置を表わすフラグを参照して何れかの再
生開始位置を特定し且つ、開始位置に対応する何れかの
コンテンツ情報のみが再生される飛越し再生を実行する
飛越し制御部と、再生制御部が活性化される通常再生モ
ード又は飛越し制御部が活性化される飛越し再生モード
の何れかを設定し且つ、再生制御部に順次再生を指示し
及び飛越し制御部に飛越し再生を指示する指示監視部を
備える。
【0007】本発明による更なる情報再生装置は、フラ
グと、フラグにより特定されるコンテンツ情報の内容を
表わす飛越し情報を備え、飛越し制御部は、飛越し情報
に基づいて特定された飛越し情報中のフラグを参照し
て、飛越し再生すべきコンテンツ情報を特定する。
【0008】本発明による更なる情報再生装置は、飛越
し再生モードの活性化前に、通常再生モードの完結確認
及び/又は飛越し再生モードの起動警告が実行する。
【0009】本発明による更なる情報再生装置は、コン
テンツ情報がDVDに格納される場合、フラグは、DV
Dのチャプタ情報からなる。
【0010】本発明による情報再生装置用のプログラム
は、再生すべきコンテンツ情報を参照した順次再生を実
行する再生制御機能と、コンテンツ情報に設定された複
数の再生開始位置を表わすフラグを参照して何れかの再
生開始位置を特定し且つ、開始位置に対応する何れかの
コンテンツ情報のみが再生される飛越し再生を実行する
飛越し制御機能と、再生制御機能が活性化される通常再
生モード又は飛越し制御機能が活性化される飛越し再生
モードの何れかを設定し且つ、再生制御機能に順次再生
を指示し及び飛越し制御機能に飛越し再生を指示する指
示監視機能をコンピュータ上で実行する。
【0011】本発明による更なる情報再生装置用のプロ
グラムは、フラグと、フラグにより特定されるコンテン
ツ情報の内容を表わす飛越し情報を参照し、飛越し制御
機能は、飛越し情報に基づいて特定された飛越し情報中
のフラグを参照して、飛越し再生すべきコンテンツ情報
を特定する。
【0012】本発明による更なる情報再生装置用のプロ
グラムは、飛越し再生モードの活性化前に、通常再生モ
ードの完結確認及び/又は前記飛越し再生モードの起動
警告を実行する。
【0013】本発明による更なる情報再生装置用のプロ
グラムは、コンテンツ情報がDVDに格納される場合、
フラグを、DVDのチャプタ情報から検出する。
【0014】本発明による更なる情報再生装置用のプロ
グラムは、コンテンツ情報が、推理ドラマを含む場合、
フラグにより特定される情報コンテンツが、登場人物及
び/又は事件経過及び/又は事件現場及び/又は証拠物
件及び/又は事件証言及び/又は容疑者行動及び/又は
容疑者尋問シーン及び/又は捜査会議シーン及び/又は
推理ドラマ中の人物による推理シーン及び/又は推理ド
ラマに関わる人物による推理シーンを表わす。
【0015】本発明による情報再生方法は、コンテンツ
情報を参照した順次再生を実行し、コンテンツ情報に設
定された複数の再生開始位置を表わすフラグを参照して
何れかの再生開始位置を特定し且つ、開始位置に対応す
る何れかのコンテンツ情報のみが再生される飛越し再生
を実行し、再生制御部が活性化される通常再生モード又
は飛越し制御部が活性化される飛越し再生モードの何れ
かを設定し且つ、再生制御部に順次再生を指示し及び飛
越し制御部に飛越し再生を指示する。
【0016】本発明による更なる情報再生方法は、フラ
グと、フラグにより特定されるコンテンツ情報の内容を
表わす飛越し情報が参照され、飛越し情報に基づいて特
定された飛越し情報中のフラグを参照して、飛越し再生
すべきコンテンツ情報が特定される。
【0017】本発明による更なる情報再生方法は、飛越
し再生モードの活性化前に、通常再生モードの完結確認
及び/又は前記飛越し再生モードの起動警告が実行され
る。
【0018】本発明による更なる情報再生方法は、コン
テンツ情報がDVDに格納される場合、フラグが、DV
Dのチャプタ情報から検出される。
【0019】本発明による更なる情報再生方法は、コン
テンツ情報が、推理ドラマを含む場合、フラグにより特
定される情報コンテンツが、登場人物及び/又は事件経
過及び/又は事件現場及び/又は証拠物件及び/又は事
件証言及び/又は容疑者行動及び/又は容疑者尋問シー
ン及び/又は捜査会議シーン及び/又は推理ドラマ中の
人物による推理シーン及び/又は推理ドラマに関わる人
物による推理シーンを表わす。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る情報再生装
置の概念図である。図に示された情報再生装置1は、指
示監視部2と、再生制御部3と、飛越し制御部4と、再
生情報5と、飛越し情報6を備える。再生情報は、フラ
グ項目5aとコンテンツ項目5bを備える。フラグ項目
5aには、例えばn個のフラグデータF1〜Fnが格納
される。コンテンツ項目5bには、例えばn個のコンテ
ンツデータC1〜Cnが格納される。フラグデータF1
〜Fnは、コンテンツデータC1〜Cnに一対一に対応
付けられている。飛越し情報6は、タイトル項目6a
と、フラグ項目6bを備える。フラグ項目6aには、例
えばm個の中の4つのタイトルT1、T11,T21,
Tmが格納される。フラグ項目6bには、例えばn個の
中の4つのフラグデータF1、F11、F21、Fmが
格納される。(mの値は、n以下)
【0021】尚、コンテンツデータC1〜Cnは、物理
的に分断されたデータではなく一つのデータとして取り
扱われる場合、仮想的に分断されたデータして取り扱わ
れる。この場合、フラグは、仮想的に分断されたデータ
の開始位置を表わすことができる。
【0022】指示監視部2は、再生モード指示及び操作
指示の発生を監視し、監視結果に基づいて、再生モード
及び操作内容を再生制御部3又は飛越し制御部4に通知
する。
【0023】指示監視部2は、通常再生モードの指示を
検出した場合、情報再生装置1の動作モードを通常再生
モードに設定する。指示監視部2は、通常再生モードが
設定された場合、検出した操作指示を再生制御部3に通
知する。指示監視部2は、飛越し再生モードの指示を検
出した場合、情報再生装置1の動作モードを飛越し再生
モードに設定する。指示監視部2は、飛越し再生モード
が設定された場合、検出した操作指示を飛越し制御部4
に通知する。
【0024】ここで図2〜図4を参照して、本発明に係
る情報再生装置の動作を説明する。図2は、本発明に係
る制御画面の表示例である。図に示された表示画面10
は、指示監視部2の制御に基づいて、情報再生装置1に
結合された図示しない表示装置上に構築される。表示画
面10は、情報再生装置1の動作モードをユーザが選択
する際に参照される表示からなる。図は、コンテンツ情
報が、推理ドラマ型ロールプレイングゲームに対応する
場合を表わす。表示画面10には、再生指示ボタン11
と、捜査指示ボタン12と、解決指示ボタン13と、お
まけ指示ボタン14が表示される。これらのボタンは、
ユーザにより操作され且つ、情報再生装置に結合され
た、例えば図示しないポインティングから出力される出
力信号に基づいて選択することができる。
【0025】再生指示ボタン11、解決指示ボタン1
3、そしておまけ指示ボタン14は、例えば指示監視部
2に、通常再生モードを指示する際に選択される。な
お、再生指示ボタン11は、コンテンツデータC1〜C
n中の再生指示ボタン11に関連付けられたコンテンツ
を順次再生する指示入力に使用される。解決指示ボタン
13は、コンテンツデータC1〜Cn中の解決指示ボタ
ン13に関連付けられたコンテンツを順次再生する指示
入力に使用される。おまけ指示ボタン14は、コンテン
ツデータC1〜Cn中のおまけ指示ボタン14に関連付
けられたコンテンツを順次再生する指示入力に使用され
る。解決指示ボタン13は、例えば推理ドラマの解答、
即ち犯人の特定、犯行手順の特定等を視聴する際に選択
される。おまけ指示ボタン14は、例えば推理ドラマの
作者及び推理ドラマの評論家及び愛好家等のゲストのコ
メントを視聴する際に選択される。
【0026】捜査指示ボタン12は、例えば指示監視部
2に、飛越し再生モードを指示する際に選択される。飛
越し再生の起動により、例えば、登場人物表示シーン及
び/又は事件経過表示シーン及び/又は事件現場表示シ
ーン及び/又は証拠物件表示シーン及び/又は事件証言
表示シーン及び/又は容疑者行動表示シーン及び/又は
容疑者尋問シーン及び/又は捜査会議シーン及び/又は
推理ドラマ中の人物による推理シーン及び/又は推理ド
ラマに関わる人物による推理シーンを再生順序に関わら
ず再生することができる。登場人物表示シーンが再生さ
れると、例えば或る特定の登場人物の登場シーンのみが
順次再生される。事件経過表示シーンが再生されると、
例えば或る事件経過のポイントとなるシーンのみが順次
再生される。事件現場表示シーンが選択されると、例え
ば事件発生現場のみが順次再生される。証拠物件表示シ
ーンが選択されると、例えば証拠物件のみが順次再生さ
れる。事件証言表示シーンが選択されると、例えば事件
証言のみが順次再生される。容疑者行動表示シーンが選
択されると、例えば或る容疑者の行動のみが順次表示さ
れる。容疑者尋問シーンが選択されると、例えば或る容
疑者の尋問風景のみが順次表示される。捜査会議シーン
が選択されると、例えば捜査会議風景のみが順次表示さ
れる。推理シーンが選択されると、例えば或る人物によ
る推理展開のみが順次表示される。
【0027】再生制御部3は、通常再生モードが設定さ
れた場合、操作指示に基づいて、再生情報5のコンテン
ツ5bを参照し、n個のコンテンツデータC1〜Cnを
順次再生する。尚、操作指示が早送り又は早戻しを表わ
す場合、再生制御部3は、順次再生の速度を通常再生速
度よりも早めて、コンテンツデータC1〜Cnの早送り
再生又は早戻し再生を実行する。
【0028】飛越し制御部4は、飛越し再生モードが設
定された場合、飛越し情報6を参照して、表示装置上に
飛越し選択メニューを表示する。図3は、本発明に係る
飛越し選択メニューの概念図である。図に示された飛越
し選択メニュー20は、選択ボタン項目21と、日時項
目22と、シーン名称項目23を備える。日時項目22
及びシーン名称項目23は、飛越し情報6のタイトル情
報6aの内容に基づいて構築される。これらの項目に
は、飛越し情報6のフラグ項目6b(フラグ項目6b
´)が対応付けられる。飛越し選択メニュー20には、
例えば10個の選択肢61〜70が表示される。この場
合、飛越し情報6にも、10個のタイトル及びフラグが
格納される。
【0029】選択メニュー20に基づいて、ユーザは、
例えば、9月24日22時エンタプライズ社のシーンの
みを飛越し再生したい場合、選択肢61に表示された選
択ボタンを選択する。同様に、例えば9月25日22時
50分、エンタープライズ社のシーンのみを飛越し再生
したい場合、選択肢63に表示された選択ボタンを選択
する。
【0030】飛越し制御部4は、指示監視部2からの通
知に基づいて、選択肢61の選択ボタンの選択を検出す
ると、フラグ項目6bからフラグ0002を読み取り、
再生制御部3に、フラグ0002(F2)に対応するコ
ンテンツの生成を指示する。この指示を受け付けた再生
制御部3は、フラグ0002(F2)に対応するコンテ
ンツ0002(C2)を再生する。同様に、飛越し制御
部4は、指示監視部2からの通知に基づいて、選択肢6
3の選択ボタンの選択を検出すると、フラグ項目6bか
らフラグ0004,0005を読み取り、再生制御部3
に、フラグ0004,0005(F4,F5)に対応す
るコンテンツの生成を指示する。この指示を受け付けた
再生制御部3は、フラグ0004,0005(F4,F
5)に対応するコンテンツ0004,0005(C4,
C5)を再生する。
【0031】尚、再生制御部3及び飛越し制御部4は、
通常再生モードにおける再生時にはチャプタ情報を表示
画面上に表示せず、飛越し再生モードにおける再生時、
再生中のチャプタ情報を表示画面上に表示する制御を行
うことができる。
【0032】ここで図4を参照して、本発明に係る情報
再生装置の一連の動作を説明する。図4は、本発明に係
るフローチャートである。情報再生装置1が起動する
と、指示監視部2の制御により、指示入力が監視される
(ステップS1)。指示監視部2は、指示を検出する
と、通常再生モードを設定する指示であるか否かを判断
する(ステップS2)。この結果がYESの場合、指示
監視部2は、再生制御部3を起動し、更なる指示入力が
再生用指示、即ち停止、早送り、早戻し等であるか否か
が判断される(ステップS3)。ステップS3の結果が
YESの場合、指示に基づいた再生処理が実行される
(ステップS4)。ステップS3の結果がNOの場合、
更なる指示入力、例えば飛越し指示の受付が拒否される
(ステップS5)。
【0033】ステップS2の結果がNOの場合、指示監
視部2は、飛越し再生モードを設定する指示であるか否
かが判断される(ステップS6)。この判断の過程にお
いて、指示監視部2は、通常再生モードの完結確認及び
/又は前記飛越し再生モードの起動警告を実行する。完
結確認とは、通常再生により再生すべきコンテンツ情報
の全体の再生が完了したか否かを確認することを意味す
る。起動警告とは、例えば通常再生すべきコンテンツ情
報を視聴する興味が損なわれる恐れがある旨を通知する
ことを意味する。ステップS6の結果がYES、即ち完
結確認が肯定的又は起動警告に対するユーザの同意意思
表示が検出された場合(完結フラグの有効確認又は同意
意思信号の入力)、指示監視部2は、飛越し制御部4を
起動し、更なる指示入力が飛越し用指示、即ち所定のコ
ンテンツのみの再生指示であるか否かが判断される(ス
テップS7)。ステップS7の結果がYESの場合、指
示に基づいたコンテンツのみが再生される飛越し再生処
理が実行される(ステップS8)。ステップS6及びS
7の結果がNOの場合、処理が終了し、そして新たな指
示が待機される。
【0034】以上説明のように、本発明による情報再生
装置1によると、飛越し再生が無効化された通常再生処
理と、飛越し再生が有効化された飛越し再生処理が用意
され、それぞれ独立して機能させることができる。この
ため、通常再生処理中に、所定の順次再生の環境が阻害
することなく、必要に応じて、飛越し再生処理を実行す
ることができる。
【0035】本発明は以上の実施の形態に限定されな
い。例えば、指示監視部2と、再生制御部3と、飛越し
制御部4を形成するプログラムと、再生情報5と、飛越
し情報6を形成するデータをDVD及びCD−ROM等
の記憶媒体に搭載することにより、汎用的なDVD再生
装置及びCD−ROM再生装置等により、本発明を実現
することができる。例えば、DVDが利用される場合、
飛越し処理を行う際に参照されるフラグは、チャプタデ
ータを意味し、CD−ROMが利用される場合、トラッ
クデータを意味する。また、通常再生モードから飛越し
再生モードに移行する際、再生制御部3は、通常再生モ
ードにおける再生位置を記憶する、いわゆるレジューム
機能を持つことができる。この場合、飛越し再生モード
から再び通常再生モードに移行した際、レジューム機能
が記憶した再生位置から、再生を行うことができる。
【0036】また、通常再生モードにおける再生が完
結、即ちユーザがドラマの全体を視聴したか否かを監視
し、その全体の視聴が完了した後にのみ、飛越し再生モ
ードの設定が可能になる仕様を構築することができる。
この場合、例えば再生制御部3は、ドラマ全体の通常再
生が完了したか否かを監視し、完了を検出した場合、再
生情報5に対応つけて再生完了情報を保存する。その保
存は、再生制御部3の内部メモリ、再生情報5又は飛越
し情報6の格納空間、又はその他の外部メモリに対して
実行される。指示監視部2は、飛越し再生モードの指示
を検出した場合、再生完了情報が完了済みを示すか否か
を判断し、完了済みを示す場合にのみ、飛越し制御部4
を起動して飛越し再生モードを設定する。
【0037】
【発明の効果】本発明は、飛越し再生の機能が無効化さ
れた通常再生機能と、飛越し再生の機能を両立すること
ができる。このため、通常再生時の順次再生、即ち再生
内容の連続性確保と、任意の情報から適宜生成すること
ができる飛越し再生を両立することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図は、本発明に係る情報再生装置の概念図であ
る。
【図2】図は、本発明に係る再生指示画面の概念図であ
る。
【図3】図は、本発明に係る飛越し再生フラグの概念図
である。
【図4】図は、本発明に係る動作フローチャートであ
る。
【符号の説明】
1:情報再生装置 2:指示監視部 3:再生制御部 4:飛越し制御部 5:再生情報 5a:フラグデータ 5b:コンテンツデータ 6:飛越し情報 6a:タイトル項目 6b,6b´:フラグ項目 10:表示画面 11:再生指示ボタン 12:操作指示ボタン 13:解決指示ボタン 14:おまけ指示ボタン 20:選択メニュー20 21:選択ボタン項目 22:日時項目 23:シーン名称項目 61〜70:選択肢
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岸本 亜紀 東京都中央区銀座8−4−17 株式会社メ ディアファクトリー内 Fターム(参考) 5C052 AA04 AB03 AB05 AC01 CC06 DD03 5C053 FA24 GB06 GB09 HA21 JA21 LA06 5D077 AA23 BA08 CA02 DC23

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再生すべきコンテンツ情報を参照した順
    次再生を実行する再生制御部と、前記コンテンツ情報に
    設定された複数の再生開始位置を表わすフラグを参照し
    て何れかの前記再生開始位置を特定し且つ、前記開始位
    置に対応する何れかの前記コンテンツ情報のみが再生さ
    れる飛越し再生を実行する飛越し制御部と、前記再生制
    御部が活性化される通常再生モード又は前記飛越し制御
    部が活性化される飛越し再生モードの何れかを設定し且
    つ、前記再生制御部に前記順次再生を指示し及び前記飛
    越し制御部に前記飛越し再生を指示する指示監視部を備
    える情報再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の情報再生装置におい
    て、前記フラグと、前記フラグにより特定される前記コ
    ンテンツ情報の内容を表わす飛越し情報を備え、前記飛
    越し制御部は、前記飛越し情報に基づいて特定された前
    記飛越し情報中の前記フラグを参照して、前記飛越し再
    生すべき前記コンテンツ情報を特定する情報再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の情報再生装置に
    おいて、前記飛越し再生モードの活性化前に、前記通常
    再生モードの完結確認及び/又は前記飛越し再生モード
    の起動警告を実行する情報再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3の何れか一項に記載の情
    報再生装置において、前記コンテンツ情報がDVDに格
    納される場合、前記フラグは、DVDのチャプタ情報か
    らなる情報再生装置。
  5. 【請求項5】 再生すべきコンテンツ情報を参照した順
    次再生を実行する再生制御機能と、前記コンテンツ情報
    に設定された複数の再生開始位置を表わすフラグを参照
    して何れかの前記再生開始位置を特定し且つ、前記開始
    位置に対応する何れかの前記コンテンツ情報のみが再生
    される飛越し再生を実行する飛越し制御機能と、前記再
    生制御機能が活性化される通常再生モード又は前記飛越
    し制御機能が活性化される飛越し再生モードの何れかを
    設定し且つ、前記再生制御機能に前記順次再生を指示し
    及び前記飛越し制御機能に前記飛越し再生を指示する指
    示監視機能をコンピュータ上で実行するプログラム。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のプログラムにおいて、
    前記フラグと、前記フラグにより特定される前記コンテ
    ンツ情報の内容を表わす飛越し情報を参照し、前記飛越
    し制御機能は、前記飛越し情報に基づいて特定された前
    記飛越し情報中の前記フラグを参照して、前記飛越し再
    生すべき前記コンテンツ情報を特定するプログラム。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6に記載のプログラムにお
    いて、前記飛越し再生モードの活性化前に、前記通常再
    生モードの完結確認及び/又は前記飛越し再生モードの
    起動警告を実行するプログラム。
  8. 【請求項8】 請求項5乃至7の何れか一項に記載のプ
    ログラムにおいて、前記コンテンツ情報がDVDに格納
    される場合、前記フラグを、DVDのチャプタ情報から
    検出するプログラム。
  9. 【請求項9】 請求項5乃至8の何れか一項に記載のプ
    ログラムにおいて、前記コンテンツ情報が、推理ドラマ
    を含む場合、前記フラグにより特定される前記情報コン
    テンツが、登場人物表示シーン及び/又は事件経過表示
    シーン及び/又は事件現場表示シーン及び/又は証拠物
    件表示シーン及び/又は事件証言表示シーン及び/又は
    容疑者行動表示シーン及び/又は容疑者尋問シーン及び
    /又は捜査会議シーン及び/又は前記推理ドラマ中の人
    物による推理シーン及び/又は前記推理ドラマに関わる
    人物による推理シーンを表わすプログラム。
  10. 【請求項10】 再生すべきコンテンツ情報を参照した
    順次再生を実行し、前記コンテンツ情報に設定された複
    数の再生開始位置を表わすフラグを参照して何れかの前
    記再生開始位置を特定し且つ、前記開始位置に対応する
    何れかの前記コンテンツ情報のみが再生される飛越し再
    生を実行し、前記再生制御部が活性化される通常再生モ
    ード又は前記飛越し制御部が活性化される飛越し再生モ
    ードの何れかを設定し且つ、前記再生制御部に前記順次
    再生を指示し及び前記飛越し制御部に前記飛越し再生を
    指示する情報再生方法。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の情報再生方法にお
    いて、前記フラグと、前記フラグにより特定される前記
    コンテンツ情報の内容を表わす飛越し情報が参照され、
    前記飛越し情報に基づいて特定された前記飛越し情報中
    の前記フラグを参照して、前記飛越し再生すべき前記コ
    ンテンツ情報が特定される情報再生方法。
  12. 【請求項12】 請求項10又は11に記載の情報再生
    方法において、前記飛越し再生モードの活性化前に、前
    記通常再生モードの完結確認及び/又は前記飛越し再生
    モードの起動警告が実行される情報再生方法。
  13. 【請求項13】 請求項10乃至12の何れか一項に記
    載の情報再生方法において、前記コンテンツ情報がDV
    Dに格納される場合、前記フラグが、DVDのチャプタ
    情報から検出される情報再生方法。
  14. 【請求項14】 請求項10乃至13の何れか一項に記
    載の情報再生方法において、前記コンテンツ情報が、推
    理ドラマを含む場合、前記フラグにより特定される前記
    情報コンテンツが、登場人物表示シーン及び/又は事件
    経過表示シーン及び/又は事件現場表示シーン及び/又
    は証拠物件表示シーン及び/又は事件証言表示シーン及
    び/又は容疑者行動表示シーン及び/又は容疑者尋問シ
    ーン及び/又は捜査会議シーン及び/又は前記推理ドラ
    マ中の人物による推理シーン及び/又は前記推理ドラマ
    に関わる人物による推理シーンを表わす情報再生方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010093802A (ja) * 2003-06-02 2010-04-22 Disney Enterprises Inc インタラクティブビデオ再生システム及び方法

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