JP2002325206A - テレビジョン受信装置 - Google Patents

テレビジョン受信装置

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JP2002325206A
JP2002325206A JP2001127725A JP2001127725A JP2002325206A JP 2002325206 A JP2002325206 A JP 2002325206A JP 2001127725 A JP2001127725 A JP 2001127725A JP 2001127725 A JP2001127725 A JP 2001127725A JP 2002325206 A JP2002325206 A JP 2002325206A
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JP
Japan
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signal
frequency
mhz
circuit
television receiver
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JP2001127725A
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English (en)
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Eiji Nakamura
英治 中村
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電波妨害を防止できるテレビジョン受信装置
を提供する。 【構成】 上記ミキサ3は、第1ミキサ部3aと第2ミ
キサ部3bとを有して成る。第1ミキサ部3aは、上側
ヘテロダインに対応する混合処理を行い、第2ミキサ部
3bは、下側ヘテロダインに対応する混合処理を行う。
例えば、欧州のE69chが選局されるとき、選局処理
回路4は下側ヘテロダインを行う第2ミキサ部3bを選
択し、この選択したミキサ部3bに与えるべき局部発振
信号が発振回路から出力されるように所定電圧値を可変
容量ダイオードに与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、テレビジョン放送波
を受信して映像及び音声を出力するテレビジョン受信装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン放送波の周波数帯域は各国
毎で異なり、また、携帯電話に割り当てられている周波
数帯域も各国で異なり、国によってはテレビジョン放送
波の周波数帯域と携帯電話に割り当てられている周波数
帯域とが極めて接近していることがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】テレビジョン放送波の
周波数帯域と携帯電話に割り当てられている周波数帯域
とが極めて接近してる場合、接近部分のチャンネル受信
において携帯電話の電波が妨害電波となることがあり、
何らかの対策が必要である。
【0004】この発明は、上記の事情に鑑み、電波妨害
を防止できるテレビジョン受信装置を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明のテレビジョン
受信装置は、上記の課題を解決するために、受信高周波
信号と第1の局部発振信号とによって上側ヘテロダイン
検波を実行する第1の手段と、受信高周波信号と第2の
局部発振信号とによって下側ヘテロダイン検波を実行す
る第2の手段と、選択されたチャンネルに基づいて第1
の手段と第2の手段とを切り換える制御手段と、を備え
たことを特徴とする。
【0006】上記の構成であれば、上側ヘテロダイン検
波を行うときの第1の局部発振信号が妨害となる電波の
周波数に近いとき、そのチャンネルについては、第2の
手段に切り換え、第2の局部発振信号を用いる下側ヘテ
ロダイン検波を行うことで、電波妨害を防止することが
できる。
【0007】高周波入力段に900MHz帯トラップ回
路を備えるのがよい。ここで、欧州においては、携帯電
話で使用する周波数が895MHz〜905MHzであ
り、上記900MHz帯トラップ回路を備えることで、
上記携帯電話で使用する周波数895MHz〜905M
Hzのテレビへの入力を減衰させることができる。
【0008】第1の手段及び第2の手段における少なく
とも混合回路部を包囲するシールドケースに形成されて
いる開口のうちコイル近傍の開口の全体又は一部をシー
ルド材で塞ぐのがよい。これにより、妨害となる電波が
前記開口を介してコイルに飛び込むことによる妨害信号
を減衰させることができる。
【0009】第1の手段及び第2の手段における少なく
とも混合回路部を包囲するシールドケースと、中間周波
処理回路を包囲するシールドケースとを、導線により接
続するのがよい。これによれば、グランドの共通インピ
ーダンスを下げて、グランドから流入してくる妨害信号
を減衰させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図1
に基づいて説明する。図1はこの実施形態のテレビジョ
ン受信装置の構成を示したブロック図である。
【0011】アンテナ1が接続される高周波回路2は、
入力部と増幅部(RFAMP)とを備えている。入力部
はアンテナ給電線と増幅部との入力インピーダンスを整
合させる回路や妨害となる電波を排除する各種のトラッ
プ回路を備える。増幅部は、入力部を経た信号を増幅す
る回路である。上記のごとく、入力部はテレビ電波以外
の妨害となる電波を排除するトラップ回路を備え、希望
信号のみを受信するような選択度特性を持たせている
が、この実施形態においては、更に900MHzトラッ
プ回路(図示せず)を備えている。
【0012】ミキサ3は、希望チャンネルの信号と局部
発振信号とを混合して中間周波数信号を生成し、この中
間周波数信号を中間周波数アンプ5に出力する。局部発
振信号は図示しない発振回路から出力される。この発振
回路は例えば印加電圧によって容量が変化する可変容量
ダイオード等を備えて成り、ミキサ3から一定の中間周
波数の信号が出力されるように、希望チャンネルの信号
に対応させて可変した局部発振信号を生成する。選局処
理回路4は各チャンネルに対応した印加電圧(同調電
圧)のデータをチャンネルメモリ(EEPROM等)か
ら受け取り、D/A変換器(いずれも図示せず)によっ
て上記データをアナログ信号化(電圧化)して可変容量
ダイオードに与える。
【0013】ここで、上記ミキサ3は、第1ミキサ部3
aと第2ミキサ部3bとを有して成る。第1ミキサ部3
aは、上側ヘテロダインに対応する混合処理を行い、第
2ミキサ部3bは、下側ヘテロダインに対応する混合処
理を行う。選局処理回路4はいずれかのミキサ部を選択
し、その選択したミキサ部に与えるべき局部発振信号が
発振回路から出力されるように所定電圧値を可変容量ダ
イオードに与えることになる。通常は第1ミキサ部3a
が選択されるが、詳細については、後述することとす
る。
【0014】図4にチューナ11の外観図を示す。チュ
ーナ11のシールドケース11aを太めの網導線20に
て中間周波数処理回路(中間周波数増幅部5等)を包囲
するシールドケース21に接続している。ここで、チュ
ーナ11のシールドケース11aは装置グランド(GN
D)に接続されており、チューナ内部のグランドのイン
ピーダンスを下げてグランドラインから流入する妨害電
波を抑圧しているが、チューナ単体のグランドのインピ
ーダンスを下げても装置のグランドとの間にインピーダ
ンスが生じれば、その経路から妨害電波が流入する。上
記のごとく、チューナ11のシールドケース11aを太
めの網導線20にてシールドケース21に接続すること
で、共通インピーダンスを下げることができる。しか
も、回路的にも装置内部の空間的にも隣接しているシー
ルドケース21に接続することで良好な妨害防止効果が
得られる。更に、シールドケース11aには生産工程で
筐体内のコイルの波形調整等を行うために多くの開口が
形成されているが、電磁波シールド効果としては不利に
なっている。この実施形態では、チューナ11の高周波
回路2や中間周波数(IF)出力段の空芯コイル波形調
整用の開口11bをシールドテープ22で塞いでいる。
しかも、開口11bの全体を塞ぐのではなく、チューナ
内部の放熱を考慮して開口11bの下部側を中心に塞い
でいる。
【0015】中間周波数増幅部5は、各種のトラップ回
路を備え、ミキサ3から出力される中間周波数の信号の
なかから必要な帯域の周波数を高利得で増幅する。検波
回路6は、増幅された中間周波数の映像信号を検波して
カラーテレビ信号(輝度信号、色信号、同期信号)を取
り出すと共に中間周波数の音声信号を検波する。この実
施形態においては、検波回路6におけるVIF(映像中
間周波数)検波回路は、CPU15からの指令によって
同調周波数を変化させることができるように構成されて
いる。
【0016】映像・音声増幅回路8は、カラーテレビ信
号のなかの輝度信号を受像部10の受像管を駆動するの
に必要な大きさに増幅したり、色副搬送波を発生し、こ
れを用いて搬送色信号から色差信号を復調するなどの処
理、及び音声信号に対する復調処理などを行う。同期回
路9は、カラーテレビ信号の中から同期信号を取り出
し、垂直同期信号と水平同期信号とに分けて受像部10
に与える。
【0017】リモコン送信機17は、当該受信装置に指
令を送出するための送信機である。このリモコン送信機
17に設けられた図示しないキーを操作すると、そのキ
ーに対応した指令を意味する信号光(チャンネル変更の
信号等)が図示しない発光部から送出される。リモコン
受光器18は、前記信号光を受光し、これを電気信号に
変換してCPU15に与える。
【0018】ここで、欧州におけるE69chは、fp
=855.25MHz,fs=861.25MHzであ
り、携帯電話で使用する周波数は895MHz〜905
MHz帯である。そして、E69chについて上側ヘテ
ロダイン検波方式を実行したとすると、図2(a)に示
すように、局部発振周波数flocal =894.15MH
z、中間周波数については、IFp=38.9MHz,
IFs=32.9MHzとなる。この場合、局部発振周
波数flocal =894.15MHzは携帯電話で使用す
る周波数895MHz〜905MHz帯に近いため、こ
れとの干渉による周波数妨害を受けやすくなる。
【0019】そこで、E69chが選局されたときに
は、CPU15は、選局処理回路4に対して第2ミキサ
部3bを選択するよう指令する。第2ミキサ部3bは、
下側ヘテロダイン検波方式を実行するものである。指令
を受けた選局処理回路は4は、下側ヘテロダイン検波用
の局部発振周波数flocal ′=820.85MHzが第
2ミキサ部3bに与えられるように処理を行う。このと
き、図2(b)に示すように、中間周波数については、
IFp′=34.4MHz,IFs′=40.4MHz
となる。局部発振周波数flocal ′=820.85MH
zは、携帯電話で使用する周波数895MHz〜905
MHz帯から離れているため、これとの干渉による周波
数妨害を受けにくくなる。なお、局部発振周波数floca
l ′を820.85MHzとしたが、これに限るもので
はない。ただし、IFp′としてクロマ信号34.47
MHzに近い周波数が得られるようにするのがよいた
め、この実施形態では、820.85MHzとしてい
る。
【0020】なお、上記中間周波数(IFp′=34.
4MHz,IFs′=40.4MHz)の後段処理につ
いては、検波回路(VIF検波回路)6の同調周波数を
34.4MHzに変更することで対応できる。
【0021】また、高周波回路2における入力部に90
0MHzトラップ回路(図示せず)を備えているため、
妨害となる携帯電話周波数895MHz〜905MHz
帯を減衰させることができる。図3は従来との比較で9
00MHzトラップ回路を備えるこの実施形態の減衰度
(dB)を示している。また、チューナ11のシールド
ケース11aを太めの網導線20にて中間周波数処理回
路(中間周波数増幅部5等)を包囲するシールドケース
21に接続しており、更に、空芯コイル波形調整用の開
口11bをシールドテープ21で塞いでいるので、一層
妨害電波が低減される。
【0022】なお、以上の説明ではテレビジョン受像機
として説明したが、テレビジョン信号を受信するビデオ
テープレコーダにも適用することができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、電波妨害を防止できるという効果を奏する。特に欧
州におけるE69chは、fp=855.25MHz,
fs=861.25MHzであり、携帯電話で使用する
周波数は895MHz〜905MHz帯であり、このよ
うな状況において、本願のテレビジョン受信装置は、優
れた電波妨害防止効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態のテレビジョン受信装置を
示すブロック図である。
【図2】同図(a)は上側ヘテロダイン検波方式の説明
図であり、同図(b)は下側ヘテロダイン検波方式の説
明図である。
【図3】900MHzトラップ回路による減衰特性を示
したグラフである。
【図4】チューナの外観を示した側面図である。
【符号の説明】
1 アンテナ 3 ミキサ 3a 第1ミキサ部 3b 第2ミキサ部 4 選局処理回路 11 チューナ 11aシールドケース 15 CPU 20 網導線 21 シールドケース 22 シールドテープ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信高周波信号と第1の局部発振信号と
    によって上側ヘテロダイン検波を実行する第1の手段
    と、受信高周波信号と第2の局部発振信号とによって下
    側ヘテロダイン検波を実行する第2の手段と、選択され
    たチャンネルに基づいて第1の手段と第2の手段とを切
    り換える制御手段と、を備えたことを特徴とするテレビ
    ジョン受信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のテレビジョン受信装置
    において、高周波入力段に900MHz帯トラップ回路
    を備えたことを特徴とするテレビジョン受信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のテレビジ
    ョン受信装置において、前記第1の手段及び第2の手段
    における少なくとも混合回路部を包囲するシールドケー
    スに形成されている開口のうちコイル近傍の開口の全体
    又は一部をシールド材で塞いだことを特徴とするテレビ
    ジョン受信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    のテレビジョン受信装置において、前記第1の手段及び
    第2の手段における少なくとも混合回路部を包囲するシ
    ールドケースと、中間周波処理回路を包囲するシールド
    ケースとを、導線により接続したことを特徴とするテレ
    ビジョン受信装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006313971A (ja) * 2005-05-06 2006-11-16 Alps Electric Co Ltd 地上デジタルテレビジョンチューナ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006313971A (ja) * 2005-05-06 2006-11-16 Alps Electric Co Ltd 地上デジタルテレビジョンチューナ

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