JP2002324105A - 公共工事における工事情報データの利用システム - Google Patents

公共工事における工事情報データの利用システム

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JP2002324105A
JP2002324105A JP2001127177A JP2001127177A JP2002324105A JP 2002324105 A JP2002324105 A JP 2002324105A JP 2001127177 A JP2001127177 A JP 2001127177A JP 2001127177 A JP2001127177 A JP 2001127177A JP 2002324105 A JP2002324105 A JP 2002324105A
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JP
Japan
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construction
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company
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contractor
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JP2001127177A
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English (en)
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Tomio Komori
富夫 小森
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UNICO SYSTEM KK
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UNICO SYSTEM KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発注者が発注する公共事業を工事施工業者が
施工する場合、施工完成後に詳細な設計書を提出しなく
てはならないが、この設計書を比較的簡単に作成出来る
ようにした公共事業における設計仕様の作成システムの
提供。 【解決手段】 発注者とコンサルタント会社とは別に独
立体で構成した情報管理会社を設け、この情報管理会社
は施工が決まった工事に関する情報をデータベースに登
録し、又発注者の許可を受けてコンサルタント会社から
得た工事詳細データを工事施工業者に提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は官庁(発注者)が発注
する公共工事に関して、該公共工事を企画設計したコン
サルタント会社の各種情報を利用するシステムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】官庁(発注者)は公共工事を工事施工業者
に発注するに際して入札方式を採用している。入札方法
にも色々あるが、基本的には官庁が発注する仕様に対し
て受注金額を提示することで行なわれる。官庁はある公
共工事を行なう場合、その設計をコンサルタント会社に
委託し、コンサルタント会社は官庁から提示された仕様
に基づいて詳細な設計を行なう。
【0003】一方、公共工事を入札するには独自で設計
して必要な資材の数量などを積算しなくてはならず、そ
して受注した工事施工業者は官庁が提示した仕様に基づ
いて詳細な設計を行ない、該設計を基に施工がなされ
る。しかし、自然相手の工事である為に設計通りに行な
うことが出来ない場合も多く、実際の施工に際してはそ
の都度一部変更することもある為に、完成したところで
詳細に設計書を官庁へ提出することが義務付けられてい
る。すなわち工事に使用した資材の種類、及び資材の数
量など、詳細に記載した仕様及び設計書として納める。
【0004】ところで、この詳細な仕様及び設計書を作
成するに際して非常に多くの時間を要している。官庁は
公共工事の実施に際してコンサルタント会社へ詳細な設
計仕様書を依頼しているが、工事施工業者は工事の完了
と共に別に設計仕様書を作成しなくてはならない。この
設計仕様書は施工とは別に大きな負担となっている。又
入札する場合には、ある程度正確に見積もりする為に設
計書も必要となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように公共工事を
入札して受注施工する場合、施工業者にとって設計仕様
書の作成が大きな負担となっている。本発明が解決しよ
うとする課題はこの問題点であり、比較的簡単に作成す
ることが出来る公共工事における設計仕様の作成システ
ムを提供する。
【0006】
【課題を解決する為の手段】本発明では施工業者が設計
仕様書を作成する際の負担を軽減することを目的とする
ものであり、コンサルタントが作成した設計仕様書を利
用するシステムである。しかし公共工事を直接企画設計
するコンサルタントは秘密であって、工事施工業者は分
からないようになっている。これは、工事施工業者とコ
ンサルタント会社間での癒着を防止する為である。
【0007】そこで本発明ではデータベース管理者(情
報管理会社)を別に設け、該情報管理会社を介して必要
なデータ(設計仕様)を工事施工業者に提供する。情報管
理会社は施工の決まった工事に関する情報を整理してデ
ータベースに蓄積する。工事施工業者は、自社が施工す
る工事又は入札したい工事の情報をデータベースから検
索し、目的の工事情報が登録されているならば、情報管
理会社に対して手数料を支払って施工又は入札に必要な
詳細なデータを入手することが出来る。
【0008】そして情報管理会社は工事施工業者からの
注文に応じ、データの所有者である発注官庁の承諾を得
た上で、必要な詳細データをコンサルタントから入手し
て工事施工業者に提供する。これら情報のやり取りは一
般にインターネットを用いて行ない、工事施工業者から
のデータベース内に蓄積されている情報の索引は随時閲
覧可能とし、ダウンロードの要求があれば自動的に配信
される。
【0009】ところで、情報管理会社が管理する情報
は、主として工事条件データと工事詳細データがある。
この内、工事条件データは一般公開されている工事の名
称や工期に関するものであり、これは誰でも閲覧可能と
する。しかし一方の工事詳細データは工事に関する数量
などに関する情報であり、秘密性がある。その為に施工
の当事者でなければ閲覧することが出来ないようになっ
ている。以下、本発明に係る実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0010】
【実施例】図1は本発明のシステム全体の仕組みを表し
ているように、官庁(発注者)とコンサルタント会社(コ
ンサル)、工事施工業者、及び情報管理会社(データベー
ス管理者)とがインターネットを介して繋がっている。
しかし、官庁(発注者)が発注した工事を入札して受注し
た工事施工業者が工事に関して必要な情報を官庁(発注
者)やコンサルタントに依頼する等して癒着しないよう
に、本発明では間に上記情報管理会社が介在している。
【0011】図2は本発明のシステムを示す概略フロー
チャートであり、工事施工業者と官庁(発注者)及びコン
サルタント会社(コンサル)間に情報管理会社(データベ
ース管理者)が介在し、工事に関する色々な情報の流れ
を円滑に進めることが出来る。すなわち、工事施工業者
は発注者に対して工事に必要なデータを直接依頼し、コ
ンサルタントから得ることは出来ない為に、情報管理会
社が間に介在することで工事施工業者が求める工事に関
する各種情報を提供する。
【0012】まず、情報管理会社は施工が決まった工事
に関する情報を整理して、データベースに蓄積する。こ
の情報には大別して2つあり、1つは工事条件に関する
データであって、工事名や工事の期間などであり、これ
は一般公開されている情報であって誰でも閲覧すること
が出来る。しかし、2つ目は工事詳細データであるが、
このデータは具体的な工事に関する設計図面及び資材の
数量等であり、この情報は秘密性がある為に施工の当事
者でなくては閲覧できないようになっている。
【0013】そこで工事施工業者は入札して自社が施工
する工事情報を上記工事条件データから検索することが
出来る。勿論、全ての工事情報がデータベースに登録さ
れている訳ではないが、所期の工事情報が存在する場合
には、工事施工業者は情報管理会社に対して必要な工事
詳細データを求めることが出来る。しかし情報管理会社
は無断で工事詳細データを工事施工業者に提供すること
は出来ず、発注者に対して工事詳細データの開示の許可
を求めることになる。
【0014】発注者は情報管理会社からの工事詳細デー
タの求めがあった場合には、情報公開の原則から特に問
題がなければ開示を承諾する。工事詳細データは発注者
が保管しているが、実際に作成したコンサルタントに対
して提出の依頼をする。そこでコンサルタントは発注者
からの依頼に基づいて、情報管理者に工事詳細データを
提出する。
【0015】工事詳細データを受け取った情報管理会社
は工事施工業者にデータを提供する。勿論、工事詳細デ
ータは無料ではない為に、工事施工業者は情報管理会社
の請求に対して所定の手数料を支払う。ところで、工事
施工業者が入手した工事詳細データの利用方法は特に限
定しないことにするが、一般には受注した工事が完了し
た段階で発注者へ提出する一式書類の作成の為に利用さ
れる。
【0016】一方、発注者が発注する公共工事の入札金
額を工事施工業者が決める場合にも利用することが可能
である。発注工事に対して工事施工業者が独自で金額を
決定しているが、正しい入札金額を提示する為には工事
の詳細データが必要であり、入札出来るか否か不確定な
状態で工事総額の約1%の費用がかかる工事詳細データ
を工事施工業者が独自で作成することは大きな負担とな
る。
【0017】以上述べたように、本発明の設計仕様の作
成システムは工事施工業者の要求に応じてコンサルタン
トから工事詳細データを提供するシステムであり、次の
ような効果を得ることが出来る。
【0018】
【発明の効果】本発明のシステムは発注者が発注する公
共工事に対してコンサルタント会社が企画設計した詳細
な工事情報データを工事施工業者が利用する事が出来る
ようにしたものである。従って同じような工事詳細デー
タを最初から独自で製作する場合に比較し、一部変更箇
所を修正するだけでよく、工事詳細データを作成する手
間を省くことが出来、負担が軽減される。従ってその分
だけ受注金額を低くして入札可能となる。
【0019】そして本発明のシステムでは、情報管理会
社を設け、上記工事詳細データは情報管理会社を介して
受け渡しするようにし、工事施工業者と発注者(官庁)及
びコンサルタント会社との癒着を防止することが出来
る。又工事詳細データを発注者が管理しないことで煩雑
な事務作業の省力化が図られ、行革を目指す官庁にとっ
てのメリットも大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステムを示す概要。
【図2】本発明に係るシステムの情報の流れ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 ZEC G06F 17/60 ZEC 17/30 170 17/30 170Z

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発注者が発注する公共工事を工事施工業
    者が入札する場合、所定の公共工事を企画設計したコン
    サルタント会社の工事に関する各種情報を利用するシス
    テムであり、発注者及びコンサルタント会社とは別の独
    立体で構成する情報管理会社は施工が決定した工事に関
    する情報をデータベースに登録し、工事施工業者は上記
    データベースから自社が施工したい工事に関する情報を
    検索すると共に情報管理会社に対して工事詳細データを
    求め、情報管理会社は発注者の許可を受けてコンサルタ
    ント会社から得た工事詳細データを工事施工業者に提供
    することを特徴とする公共工事における工事情報データ
    の利用システム。
  2. 【請求項2】 発注者が発注する公共工事を工事施工業
    者が施工する場合、所定の公共工事を企画設計したコン
    サルタント会社の工事に関する各種情報を利用するシス
    テムであり、発注者及びコンサルタント会社とは別の独
    立体で構成する情報管理会社は施工が決定した工事に関
    する情報をデータベースに登録し、工事施工業者は上記
    データベースから自社が施工する工事に関する情報を検
    索すると共に情報管理会社に対して工事詳細データを求
    め、情報管理会社は発注者の許可を受けてコンサルタン
    ト会社から得た工事詳細データを工事施工業者に提供す
    ることを特徴とする公共工事における工事情報データの
    利用システム。
  3. 【請求項3】 工事施工業者が情報管理会社から必要な
    工事詳細データを得る代償として所定の手数料を支払う
    ようにした請求項1、又は請求項2記載の公共工事にお
    ける工事情報データの利用システム。
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