JP2002323614A - カラーフィルターおよび液晶表示素子 - Google Patents

カラーフィルターおよび液晶表示素子

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JP2002323614A
JP2002323614A JP2001126535A JP2001126535A JP2002323614A JP 2002323614 A JP2002323614 A JP 2002323614A JP 2001126535 A JP2001126535 A JP 2001126535A JP 2001126535 A JP2001126535 A JP 2001126535A JP 2002323614 A JP2002323614 A JP 2002323614A
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color filter
wavelength
transmittance
photosensitive
resin layer
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JP2001126535A
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Naoya Imamura
直也 今村
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Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的はHDTV規格よりも高色純
度で高透過率とを両立し、同時に赤色画素、青色画素と
同等の膜厚の緑色画素を有するカラーフィルターおよび
それを用いた液晶表示素子を提供すること。 【解決手段】 測定用バックライト光源としてF10光
源を使用して色度をxy表色系で表したときに、0.2
9<x<0.32、y>0.65、を満足する緑色画素
を有するカラーフィルターであって、前記緑色画素は、
480nmの波長における透過率が20%以下、およ
び、500nmの波長における透過率が60%以下を示
し、且つ、510nmの波長における透過率が10%以
上、530nmの波長における透過率が50%以上、お
よび、545nmの波長における透過率が65%以上を
示すことを特徴とするカラーフィルター。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラーフィルター
および液晶表示素子に関し、詳しくは、液晶カラーディ
スプレイに使用するカラーフィルターおよびこれを用い
た液晶表示素子に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示素子の大画面化、高精細化の技
術開発が進み、その用途はノートパソコン用ディスプレ
イからデスクトップパソコン用モニター、さらにはテレ
ビモニターにまで拡大してきている。このような背景の
中で、液晶表示素子に使用するカラーフィルターも高色
純度が求められるようになってきている。しかしながら
カラーフィルターの高色純度化を図ると透過率が低下
し、輝度が低下するという問題ある。
【0003】従来、カラーフィルターの緑色着色成分と
して緑色顔料PG−36と黄色顔料等とを適当な比率で
混合して使用していることが多い。特に高透過率と高色
純度化とを両立させる目的で、上記黄色顔料として透過
領域がより短波長に広がったPY−138やPY−15
0が主要着色成分として用いられている。しかし、TV
用途の主要な色度規格であるHDTV規格:R(x=
0.64、y=0.33)、G(x=0.3、y=0.
6)、B(x=0.15、y=0.06)をさらに上回
るような高色純度化を実現しようとする場合、カラーフ
ィルターの緑色画素に上記PY138やPY−150の
ように透過領域が短波長側に広がった黄色顔料を使用す
ると、その着色力が低いため顔料を多量に使用して色純
度を高める必要がある。その結果、膜厚が厚くなり、カ
ラーフィルターの透過率が低くなるという問題が生じ
る。また、バックライトの輝線の位置とカラーフィルタ
ーの透過ピークの位置とがずれてしまい、バックライト
の光の利用効率が落ちてしまうという問題もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的はHDT
V規格を超えるような高色純度と高透過率とを両立し、
同時に膜厚を赤色画素および青色画素と同程度に抑えた
緑色画素を有するカラーフィルター及び液晶表示素子を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、下記構
成により達成された。 <1> 測定用バックライト光源としてF10光源を使
用して色度をxy表色系で表したときに、 0.29<x<0.32 y>0.65 を満足する緑色画素を有するカラーフィルターであって
前記緑色画素は、480nmの波長における透過率が2
0%以下、および、500nmの波長における透過率が
60%以下を示し、且つ、510nmの波長における透
過率が10%以上、530nmの波長における透過率が
50%以上、および、545nmの波長における透過率
が65%以上を示すことを特徴とするカラーフィルター
である。
【0006】<2> 前記緑色画素の透過率が最大とな
る波長が525nm〜560nmの間にあることを特徴
とする<1>のカラーフィルターである。
【0007】<3> 前記緑色画素は、イエロー顔料と
してPY−139を有することを特徴とする<1>また
は<2>のカラーフィルターである。
【0008】<4> <1>〜<3>のカラーフィルタ
ーと三波長光源からなるバックライトとを備え、前記バ
ックライトは、540〜550nmの波長の間に緑色の
輝線のピークを有することを特徴とする液晶表示素子で
ある。
【0009】
【発明の実施の形態】《カラーフィルター》先ず、本発
明のカラーフィルターに使用する着色組成物について説
明する。本発明のカラーフィルター用着色組成物は、着
色剤(着色成分)、バインダーを主成分とし、必要に応
じて光重合性のモノマー若しくはオリゴマーからなる光
重合性化合物、および光重合開始剤を基本構成要素とし
て含む。また、本発明のカラーフィルターは、公知のカ
ラーフィルターと同様な構成を持ち、公知の製法を利用
して製造することができる。すなわち、所定の画素(通
常は、R、G、Bに対応する画素)に対する着色成分、
そして、少なくともバインダーを含み必要に応じて、光
重合性化合物、光重合開始剤、からなるカラーフィルタ
ー用着色組成物を用いて着色樹脂層を形成し、これを利
用して公知の方法に従って、画素パターンによる露光と
現像とを画素の数に準じた回数行なうことによりカラー
フィルターを製造することができる。なお、本発明のカ
ラーフィルターの着色樹脂層は、インクジェット方式、
電着方式等によって形成してもよい。また、本発明の液
晶表示素子は、公知の液晶表示素子と同様な構成を持
ち、公知の製法を利用して製造することができる。以
下、感光性カラーフィルター用着色組成物を使用して作
製したカラーフィルターを例として本発明について説明
する。
【0010】(着色成分)本発明のカラーフィルターに
使用する緑色着色剤としては、緑色顔料としてPG−3
6、PG−7等が用いられる。また第2の着色成分とし
て黄色顔料を用いることが好ましい。黄色顔料として
は、例えばPY−2、PY−10、PY−55、PY−
60、PY−65、PY−75、PY83、PY−8
7、PY−90、PY−95、PY−99、PY−10
4、PY−114、PY−116、PY−123、PY
−127、PY128,PY−139、PY−147、
PY−152、PY−156、PY−162、PY−1
65、PY−169、PY−180、PY181、PY
−182、PY183、PY−185、PY−191、
PY193等が使用できる。この中でも特にPY−13
9、PY−180が好ましい。これらの顔料は透過領域
が長波側にあり高色純度領域において高い透過率を得る
ことができる。また、顔料の分散性、安定性が良好であ
り、カラーフィルター用途に適した物性を有している。
また、これらの黄色顔料と他の黄色顔料とを組み合わせ
て使用しても良い。他の黄色顔料としては、特に限定さ
れないが、PY−138、PY−150等が好ましい。
【0011】上記緑色顔料と黄色顔料とを選定すること
により、測定用バックライト光源としてF10光源を使
用して緑色画素の色度をxy表色系で表したときに、 0.29<x<0.32、 y>0.65 を満足するカラーフィルターを作製することができる。
本発明のカラーフィルターにおいて、上記緑色画素は、
480nmの波長における透過率が20%以下、およ
び、500nmの波長における透過率が60%以下を示
し、且つ、510nmの波長における透過率が10%以
上、530nmの波長における透過率が50%以上、お
よび、545nmの波長における透過率が65%以上を
示す。カラーフィルターの画素の透過率の測定方法とし
ては、基板上に形成された該画素を顕微分光光度計を用
いて測定する方法、あるいは3cm角程度の大きさの画
素を作製し、通常の紫外可視分光光度計で測定する方法
が用いられる。
【0012】上記緑色画素の透過率が、480nmの波
長において20%超、500nmの波長において60%
超、あるいは、上記緑色画素の透過率が510nmの波
長において10%未満、530nmの波長において50
%未満、545nmの波長において65%未満では、H
DTV規格を超えるような高色純度を達成したときに、
十分な透過率を得ることができない。
【0013】また、本発明のカラーフィルターを用いた
本発明の液晶表示素子としては、三波長光源からなり、
540〜550nmの間に緑色の輝線のピークを有する
バックライトと上記緑色画素と組み合わせた液晶表示素
子が好ましい。また、本発明の液晶表示装置において、
上記緑色画素の透過率は、その透過率が最大となる波長
が525nm〜560nmの間にあることが好ましい。
525nmより短波、あるいは560nmよりも長波の
透過率が最大となる波長がある場合、バックライトの5
45nm付近の緑色の輝線を効率よく利用できなくな
り、液晶パネルの輝度が十分に得られないことがある。
【0014】赤色画素、青色画素に使用される顔料の好
ましい具体例としては、PR−254、PR−209、
PR−224、PR−177、PR48−1、PY−1
38、PY−150、PY−180、PY−128、P
Y139、PY−185、PB−15:6、PB−1
5:3、PB−60、PV−23等をあげることができ
る。着色された感光性樹脂組成物中の顔料の含有量は、
1〜70質量%であることが好ましい。より好ましくは
2〜50質量%である。
【0015】(バインダー)上記バインダーに関しては
特に制限はなく、通常の膜形成性のポリマーを用いるこ
とができる。ただし、本発明でバインダーとして有利に
用いられるのは、側鎖にカルボン酸基やカルボン酸塩基
などの極性基を有するポリマーである。その例として
は、特開昭59−44615号公報、特公昭54−34
327号公報、特公昭58−12577号公報、特公昭
54−25957号公報、特開昭59−53836号公
報、および特開昭59−71048号公報に記載されて
いるようなメタクリル酸共重合体、アクリル酸共重合
体、イタコン酸共重合体、クロトン酸共重合体、マレイ
ン酸共重合体、部分エステル化マレイン酸共重合体等を
挙げることができる。また側鎖にカルボン酸基を有する
セルロース誘導体も挙げることができる。この他に水酸
基を有するポリマーに環状酸無水物を付加したものも好
ましく使用することができる。特に、米国特許第413
9391号明細書に記載のベンジル(メタ)アクリレー
トと(メタ)アクリル酸との共重合体やベンジル(メ
タ)アクリレートと(メタ)アクリル酸と他のモノマー
との多元共重合体を挙げることができる。これらの極性
基を有するバインダーポリマーは、単独で用いてもよ
く、あるいは通常の膜形成性のポリマーと併用する組成
物の状態で使用してもよい。
【0016】(光重合性化合物)上記光重合性化合物と
しては、エチレン性不飽和二重結合を有し、光の照射に
よって付加重合するモノマーまたはオリゴマーであるこ
とが好ましい。そのようなモノマーとしては、分子中に
少なくとも1個の付加重合可能なエチレン性不飽和基を
有し、沸点が常圧で100℃以上の化合物を挙げること
ができる。その例としては、ポリエチレングリコールモ
ノ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールモ
ノ(メタ)アクリレートおよびフェノキシエチル(メ
タ)アクリレートなどの単官能アクリレートや単官能メ
タクリレート;ポリエチレングリコールジ(メタ)アク
リレート、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリ
レート、トリメチロールエタントリアクリレート、トリ
メチロールプロパントリアクリレート、トリメチロール
プロパンジアクリレート、ネオペンチルグリコールジ
(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ
(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メ
タ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メ
タ)アクリレート、ジペンタエリスリトールペンタ(メ
タ)アクリレート、ヘキサンジオールジ(メタ)アクリ
レート、トリメチロールプロパントリ(アクリロイルオ
キシプロピル)エーテル、トリ(アクリロイルオキシエ
チル)イソシアヌレート、トリ(アクリロイルオキシエ
チル)シアヌレート、グリセリントリ(メタ)アクリレ
ート;トリメチロールプロパンやグリセリン等の多官能
アルコールにエチレンオキシドにプロピレンオキシドを
付加した後(メタ)アクリレート化したもの等の多官能
アクリレートや多官能メタクリレートを挙げることがで
きる。
【0017】さらに特公昭48−41708号公報、特
公昭50−6034号公報および特開昭51−3719
3号公報に記載されているウレタンアクリレート類;特
開昭48−64183号公報、特公昭49−43191
号公報および特公昭52−30490号公報に記載され
ているポリエステルアクリレート類;エポキシ樹脂と
(メタ)アクリル酸の反応生成物であるエポキシアクリ
レート類等の多官能アクリレー卜やメタクリレートを挙
げることができる。これらの中で、トリメチロールプロ
パントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトール
テトラ(メタ)アクリレート、ジぺンタエリスリトール
ヘキサ(メタ)アクリレート、ジぺンタエリスリトール
ペンタ(メタ)アクリレートが好ましい。
【0018】これらのモノマーまたはオリゴマーは、単
独でも、二種類以上を混合して用いても良く、そのカラ
ーフィルター用着色組成物の全固形分に対する含有量は
5〜50質量%が一般的であり、10〜40質量%が好
ましい。
【0019】(光重合開始剤)上記光重合開始剤として
は、米国特許第2367660号明細書に開示されてい
るビシナルポリケタルドニル化合物、米国特許第244
8828号明細書に記載されているアシロインエーテル
化合物、米国特許第2722512号明細書に記載のα
−炭化水素で置換された芳香族アシロイン化合物、米国
特許第3046127号明細書および同第295175
8号明細書に記載の多核キノン化合物、米国特許第35
49367号明細書に記載のトリアリールイミダゾール
二量体とp−アミノケトンの組み合わせ、特公昭51−
48516号公報に記載のベンゾチアゾール化合物とト
リハロメチル−s−トリアジン化合物、米国特許第42
39850号明細書に記載されているトリハロメチル−
s−トリアジン化合物、米国特許第4212976号明
細書に記載されているトリハロメチルオキサジアゾール
化合物等を挙げることができる。特に、トリハロメチル
−s−トリアジン、トリハロメチルオキサジアゾールお
よびトリアリールイミダゾール二量体が好ましい。カラ
ーフィルター用着色組成物の全固形分に対する光重合開
始剤の含有量は、0.5〜20質量%が一般的であり、
1〜15質量%が好ましい。
【0020】(熱重合防止剤)本発明のカラーフィルタ
ー用着色組成物は、上記成分の他に、更に熱重合防止剤
を含むことが好ましい。該熱重合防止剤の例としては、
ハイドロキノン、p−メトキシフェノール、ジ−t−ブ
チル−p−クレゾール、ピロガロール、t−ブチルカテ
コール、ベンゾキノン、4,4’−チオビス(3−メチ
ル−6−t−ブチルフェノール)、2,2’−メチレン
ビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、2−
メルカプトベンズイミダゾール、フェノチアジン等が挙
げられる。
【0021】(その他の添加物)カラーフィルター用着
色組成物には必要に応じて公知の添加剤、例えば可塑
剤、界面活性剤、密着促進剤、紫外線吸収剤、溶剤等を
添加することができる。
【0022】本発明のカラーフィルター用着色組成物
は、上記の各固形成分を溶剤に溶解させた塗布液として
準備し、これを仮支持体や基板等の表面に着色樹脂層を
形成するために利用する。
【0023】カラーフィルター用着色組成物の調製に使
用される有機溶剤の例としては、メチルエチルケトン、
プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレン
グリコールモノメチルエーテルアセテート、シクロヘキ
サノン、シクロヘキサノール、乳酸エチル、乳酸メチ
ル、カプロラクタム等を挙げることができる。
【0024】本発明において、好適な顔料は分散液とし
て使用することが望ましい。この分散液は、以下の方法
によって調製することができる。 1)上記顔料と顔料分散剤とを予め混合して得られる組
成物を、上記有機溶剤(またはビヒクル)に添加して分
散させる方法、 2)上記有機溶剤(またはビヒクル)に、前記顔料と顔
料分散剤を別々に添加して分散させる方法、 3)前記顔料と顔料分散剤とを予め別々に上記有機溶剤
(またはビヒクル)に分散し、得られた分散体を混合す
る方法(この場合、顔料分散剤を有機溶剤のみで分散し
てもよい。)、 4)上記有機溶剤(またはビヒクル)に、前記顔料を分
散した後、得られた分散体に顔料分散剤を添加する方
法。
【0025】前記ビビクルとは、塗料が液体状態にある
ときに顔料を分散させている媒質の部分をいい、液状で
あって前記顔料と結合して塗膜を固める部分(バインダ
ー)とこれを溶解希釈する成分(前記有機溶剤)とを含
む。
【0026】前記顔料を分散させる際に使用する分散機
としては、特に制限はなく、例えば、ニーダー、ロール
ミル、アトライダー、スーパーミル、ディゾルバ、ホモ
ミキサー、サンドミル、等の公知の分散機が挙げられ
る。
【0027】着色樹脂層の膜厚は、最終的にはカラーフ
ィルター上に形成されるスペーサー部の構成と、セルギ
ャップ、およびカラーフィルター用着色組成物の転写か
らボストベークまでの工程での膜厚の減少率により決定
される。各着色樹脂層の色の濃さ、現像適性を考慮する
と、各着色樹脂層の膜厚は0.5〜5μmが好ましく、
より好ましくは1.5〜4μmである。
【0028】本発明のカラーフィルター用着色組成物
は、公知の方法で基板あるいは仮支持体の表面に塗布乾
燥して、感光性シート(感光性着色樹脂膜あるいは感光
性着色樹脂層)とすることができる。すなわち、感光性
シートは、基板の上に形成した状態の感光性樹脂層とし
ても、あるいは感光性樹脂層を一旦剥離して独立のシー
トとして用いることもできる。
【0029】カラーフィルター用着色組成物の塗布は、
例えば、スピナ、ホワイラ、ローラーコータ、カーテン
コータ、ナイフコータ、ワイヤーバーコータ、エクスト
ルーダ等の塗布機を用いて行なう。そして、形成された
塗布層は、その後乾燥することにより感光性樹脂層もし
くは感光性シートを得ることができる。
【0030】感光性シートは、上記組成物の塗布液を塗
布し、乾燥させることにより形成できる。感光性シート
は特に、柔軟な材料からなるシート状の仮支持体上に感
光性着色樹脂層を設けた感光性転写材料(感光性転写シ
ート)の形態で用いることが好ましい。
【0031】(感光性転写材料)感光性転写材料として
は、その感光性樹脂材料として上記の感光性樹脂組成物
を用いること以外は、公知の感光性転写材料と基本的に
は同一の構成を有するように構成することができる。公
知の感光性転写材料の構成の例は、特開平5−1733
20号公報に記載がある。感光性転写材料の最も単純な
構成は、柔軟なプラスチックフィルムなどからなる支持
体シートの上に、カラーフィルター用着色組成物からな
る薄層が形成された構成であるが、支持体シートと感光
性着色樹脂層との間に、それらの間の剥離を容易にする
層、感光性着色樹脂層のクッションとなる層などのよう
な下塗層や中間層を任意に設けることができる。好まし
い構成の例としては、支持体シートの上に、アルカリ可
溶な熱可塑性樹脂層、中間層、そして感光性着色樹脂層
が形成された構成を挙げることができる。なお、感光性
層(感光性着色樹脂層)の上には、任意に保護フィルム
が積層される。
【0032】−仮支持体− 上記仮支持体としては、可撓性を有し、加圧もしくは加
圧および加熱下においても著しい変形、収縮もしくは伸
びを生じないことが必要である。そのような支持体の例
としては、ポリエチレンテレフタレートフィルム、トリ
酢酸セルローズフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリ
カーボネートフィルムを挙げることができる。2軸延伸
ポリエチレンテレフタレートフィルムが特に好ましい。
【0033】−中間層− 上記中間層は、感光性着色樹脂層を透明基板に密着した
後で、仮支持体を剥離し、パターン露光するに際し、感
光性着色樹脂層中での光硬化反応を阻害する空気中から
の酸素の拡散を防止するためと、3つの層を積層する場
合に熱可塑性樹脂層と感光性着色樹脂層が混じり合わな
いようにするためのバリアー層として設けられる。その
ため、感光性着色樹脂層からは機械的に剥離できないよ
うにし、かつ酸素の遮断能が高いことが好ましい。
【0034】このような中間層はポリマーの溶液を仮支
持体上に直接、または熱可塑性樹脂層を介して塗布する
ことにより形成される。中間層に用いる好適なポリマー
として、特公昭46─32714号公報および特公昭5
640824号公報に記載されているポリビニルエ−テ
ル/無水マレイン酸重合体、カルボキシアルキルセルロ
ースの水溶性塩、水溶性セルロースエーテル類、カルボ
キシアルキル澱粉の水溶性塩、ポリビニルアルコール、
ポリビニルピロリドン、各種のポリアクリルアミド類、
各種の水溶性ポリアミド、ポリアクリル酸の水溶性塩、
ゼラチン、エチレンオキサイド重合体、各種の澱粉およ
びその類似物からなる群の水溶性塩、スチレン/マレイ
ン酸の共重合体、およびマレイネート樹脂、さらにこれ
らの2種以上の組合せがあげられる。特に好ましいの
は、ポリビニルアルコールとポリビニルピリドンとの組
合せであり、ポリビニルアルコールは鹸化率が80%以
上であるものが好ましい。
【0035】ポリビニルピロリドン等のポリマーの含有
量は中間層固形分の1質量%〜75質量%が好ましく、
より好ましくは1質量%〜60質量%、さらに好ましく
は10質量%〜50質量%である。1質量%未満では感
光性着色樹脂層との十分な密着が得られず、75質量%
を超えると、酸素遮断能が低下する。中間層の厚みは非
常に薄く、約0.1〜5μm、特に0.2〜μmであ
る。中間層の厚みが0・1μm未満の場合、中間層にお
ける酸素の透過性が高すぎ、5μmを超えると、現像時
または中間層除去時に時間が掛かり過ぎる。
【0036】−熱可塑性樹脂層− 熱可塑性樹脂層を構成する樹脂は、実質的な軟化点が8
0℃以下であることが好ましい。軟化点が80℃以下の
アルカリ可溶性の熱可塑性樹脂としては、エチレンとア
クリル酸エステルとの共重合体の鹸化物、スチレンと
(メタ)アクリル酸エステル共重合体との鹸化物、ビニ
ルトルエンと(メタ)アクリル酸エステル共重合体との
鹸化物、ポリ(メタ)アクリル酸エステル、(メタ)ア
クリル酸ブチルと酢酸ビニル等との(メタ)アクリル酸
エステル共重合体の鹸化物等からすくなくとも1つ選ば
れるのが好ましいが、さらに「プラスチック性能便覧」
(日本プラスチック工業連盟、全日本プラスチック成形
工業連合会編著、工業調査会発行、1968年10月2
5日発行)による軟化点が約80℃以下の有機高分子の
うち、アルカリ水溶液に可溶なものを使用することが出
来る。また軟化点が80℃を超える有機高分子物質にお
いてもその有機高分子物質中に該高分子物質と相溶性の
ある各種の可塑剤を添加して実質的な軟化点を80℃以
下に下げることも可能である。
【0037】また、これらの有機高分子物質中に仮支持
体との接着力を調節するために、実質的な軟化点が80
℃を超えない範囲で各種のポリマーや過冷却物質、密着
改良剤あるいは界面活性剤、離型剤等を加えることが可
能である。好ましい可塑剤の具体例としては、ポリプロ
ピレングリコール、ポリエチレングリコール、ジオクチ
ルフタレート、ジヘプチルフタレート、ジブチルフタレ
ート、トリクレジルフォスフェート、クレジルジフェニ
ルフォスフェート、ビフェニルジフェニルフォスフェー
トを挙げることができる。熱可塑性樹脂層の厚みは6μ
m以上が好ましい。この理由としては熱可塑性樹脂層の
厚みが6μm未満であると1μm以上の下地の凹凸を完
全に吸収することが出来ず、転写時に下地との間に気泡
を生じやすくなるためである。また上限については、現
像性、製造適性から100μm以下、好ましくは50μ
m以下である。
【0038】−感光性着色樹脂層− 感光性着色樹脂層は、該感光性着色樹脂層を基板に転写
するときの温度(T℃)において、動的粘性率(η’)が
一定の範囲にあることが望ましい。通常の感光性着色樹
脂層を基板に転写する温度は、30℃<T<200℃で
あり、好ましくは50℃<T<160℃である。このよ
うな転写時の温度において、カラーフィルター用着色組
成物の動的粘性率(η’)は、4×102<η’<1×
106 (ポイズ)が好ましく、より好ましくは5×10
2<η’<2×106 (ポイズ)である。動的粘性率
(η’)が4×102(ポイズ)よりも小さいと、感光
性着色樹脂層を基板に転写する際に、カラーフィルター
用着色組成物が流動しやすくなり、所定の厚みの感光性
着色樹脂層を形成することが困難となる。一方、動的粘
性率(η’)が5×102(ポイズ)よりも大きいと、
感光性着色樹脂層を基板に転写に転写する際に、感光性
着色樹脂層の流動性が極めて低くなり下層との層間に空
隙が発生しやするなる。
【0039】公知の光重合性組成物を用いた感光性着色
樹脂層の大部分はこの性質(動的粘性率)を有するが、
公知の感光性着色樹脂層の一部は、熱可塑性結合剤の添
加あるいは相溶性の可塑剤の添加によってさらに改質す
ることができる。
【0040】(カラーフィルターの製造方法)次に本発
明のカラーフィルターの製造方法について説明する。本
発明のカラーフィルターは、R、G、Bの各画素毎に、
下記の各工程を順次行なうことにより製造することがで
きる。 (1)基板上に、上記シート状に形成された光重合性化
合物、光重合開始剤そしてバインダー、着色成分(顔
料)を含むカラーフィルター用着色組成物からなる感光
性シートを接合して感光性着色樹脂層を設ける工程; (2)上記着色感光性層をパターン状に露光させる工
程; (3)露光させた感光性着色樹脂層を現像して、感光性
着色樹脂層の露光部分から構成されるパターン状着色硬
化層を得る工程;および (4)上記パターン状着色硬化層を加熱することによ
り、焼成して更に硬化させる行程。
【0041】上記の工程(1)は、基板の表面に直接感
光性分散液を塗布し、乾燥させることにより行なっても
よいが、一旦、別に用意した仮支持体(柔軟なプラスチ
ック材料製のシート)上に感光性着色樹脂層を形成させ
て感光性シート(感光性転写材料)とし、この感光性シ
ートの感光層を基板表面に転写させる方法を利用して行
なうことが好ましい。
【0042】上記の感光性着色樹脂層に対しては、次い
でフォトマスクなどを用いる像様露光によりパターン状
に露光させる工程、すなわち工程(2)が施され、次
に、現像液を用いて光照射を受けなかった部分を溶解除
去する現像工程、すなわち工程(3)が行なわれる。こ
のようにして、基板の上に着色感光性層の露光部分に対
応するパターン状着色硬化層を得ることができる。
【0043】上記の工程(1)乃至(3)は、感光性転
写材料を用いる画像形成方法において、一般的に用いら
れる方法であり、たとえば、特開平5−173320号
公報に記載されている。代表的な画像形成方法として
は、感光性転写材料の感光性樹脂組成物層を液晶表示素
子に設置する透明基板の表面に重ね、支持体シート(仮
支持)を剥がし取ったのち、その被転写材料上の感光性
樹脂組成物層(感光性着色樹脂層)にフォトマスクを介
してパターン状の露光を行なう工程、露光後に感光性着
色樹脂層を加熱する工程、現像処理して未露光部分を溶
解除去する工程などを組み合わせた方法を利用すること
ができる。
【0044】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明するが、本発明
はこの実施例に限定されるものではない。なお、実施例
中「部」は「質量部」を表す。
【0045】[実施例1] (顔料分散剤の合成) (1)5−ニトロイソフタル酸ジメチル50部とN,N
−ジエチル−1,3−プロパンジアミン130部とを、
弱く減圧しながら80〜100℃で4時間反応させた。
原料の5−ニトロイソフタル酸ジメチル及びモノアミド
化合物の消失を確認したのち、過剰のN,N−ジエチル
−1,3−プロパンジアミンを減圧除去し、92部の5
−ニトロイソフタル酸ビス−3−ジエチルアミノプロピ
ルアミドを得た。
【0046】(2)得られた5−ニトロイソフタル酸ビ
ス−3−ジエチルアミノプロピルアミド18.5部、及
びトリエチルアミン5.1部をDMF60部に溶かし、
氷冷した。これに4−ニトロベンゾイルクロライド9.
3部のアセトン60部液を加えアミド化した。反応後、
水800部を加えて結晶を濾取し、酢酸エチルにより再
結晶して、4−ニトロベンゾイル−4−{3,5−ビス
(3−ジエチルアミノプロピルカルバモイル)}フェニ
ルアミド14部を得た。
【0047】(3)得られた4−ニトロベンゾイル−4
−{3,5−ビス(3−ジエチルアミノプロピルカルバ
モイル)}フェニルアミド14部を還元鉄及び塩化アン
モニウムとともにイソプロパノール200部、水35部
中で還流、還元し、アニリン誘導体13.2部を得た。
【0048】(4)得られたアニリン誘導体13.2部
をメタノール120部に加え、氷冷下、塩酸18部を加
えた。混合液を更に−15℃まで冷却した。これにNa
NO21.8部の水溶液(水20部)を滴下し、ジアゾ
化した(ジアゾ液の調製)。別に5−アセトアセチルア
ミノベンズイミダゾロン5.9部、メタノール26部、
水530部、及びNaCO310.8部からなるカップ
リング成分溶液を調製し、10℃に冷却した。これに上
記で得られたジアゾ液を10℃を超えないように滴下
し、反応させた。K2CO3を加えて系を塩基性にし、析
出した黄色生成物を濾取し、DMFとアセトニトリルと
によって再結晶して、顔料分散剤である化合物1を得
た。得られた化合物の最大吸収波長は、λmax391
nm(CHCl3中)であった。
【0049】
【化1】
【0050】 (PY−139(黄色顔料)分散液の調製) 下記組成の黄色分散組成物を調整した。 ・C.I.ピグメントイエロー139 8g ・化合物1の顔料分散剤 0.8g ・メタクリル酸/メタクリル酸ベンジル共重合体 20g (モル比28/72、重量平均分子量:3万、40%1−メトキシ−2−プロピ ルアセテート溶液、酸価105) ・1−メトキシ−2−プロピルアセテート 51.2g
【0051】上記組成の黄色の顔料組成物をモーターミ
ルM−50(アイガー社製)で、直径0.65mmのジ
ルコニアビーズを用い、周速9m/sで16時間分散
し、黄色顔料分散液を調整した。
【0052】(カラーフィルターの作製)下記表1に示
したカラーフィルターの赤色画素形成用塗布液R1を調
液し、この塗布液をソーダライムガラス基板(100m
m×100mm、厚み1.1mm)上にスピンコータ1
H−DX(ミカサ製)を用いて180rpmにて塗布し
た後、オーブンに入れ、100℃にて2分間加熱乾燥し
た。
【0053】次いでパターン作製用クロームマスクを介
しマスクアライナー M−2L(ミカサ製)により20
0mJ/cm2の露光を行った後、基板を33℃の1%
炭酸ナトリウム水溶液中に60秒間浸した後、水洗して
未露光部分を除去し、更にオーブンに入れて220℃で
30分間加熱処理を行い、基板上に赤色(R)画素パタ
ーンを形成した。
【0054】次に上記PY139分散液を用い下記表1
に示したカラーフィルターの緑色画素形成用塗布液G1
を調液し、この塗布液を赤色画素パターンが形成された
基板上にスピンコータを用いて230rpmにて塗布し
た後、赤色画素パターン形成と同様にして緑色(G)画
素パターンを形成した。
【0055】次に下記表1に示したカラーフィルターの
青色画素形成用塗布液B1を調液し、この塗布液を赤色
画素パターンと青色画素パターンが形成された基板上に
スピンコータを用いて180rpmにて塗布した後、赤
色画素パターン形成と同様にして青色(G)画素パター
ンを形成し、R画素パターン、G画素パターン、B画素
パターンが積層された基板(カラーフィルター)を得
た。
【0056】
【表1】
【0057】[比較例1]表1の緑色画素形成用塗布液
G1の代わりに表2のPY138分散液を用いた緑色画
素形成用塗布液G2を使用し、スピンコーターの回転数
を130回転にした以外は全く同様にして基板上に緑色
画素をパターンを形成した。
【0058】
【表2】
【0059】実施例及び比較例のカラーフィルターの緑
色画素について透過スペクトルをOSP−SP100
(オリンパス(株)製)を用いて測定した。480、5
00、510、530、545nmにおける透過率を表
3に示した。また三波長光源で、緑色の輝線を545n
mに有するF10光源を用いた時の色度及び最大透過波
長を表4に示す。また、それぞれの緑色画素の膜厚をT
ENCOR P−XXオートメイテッドサーフェイスプ
ロフィラー(テンコールインスツルメンツ社製)にて測
定した。結果を表4に示す。
【0060】
【表3】
【0061】
【表4】
【0062】実施例のカラーフィルターの緑色画素は、
比較例よりも高い色純度で、Y値が高く高透過率であ
り、かつその膜厚も十分薄くすることができた。
【0063】
【発明の効果】本発明のカラーフィルターを用いると、
緑色画素の透過率が、480nmの波長において20%
以下、500nmの波長において60%以下を示し、且
つ、緑色画素の透過率が510nmの波長において10
%以上、530nmの波長において50%以上、545
nmの波長において65%以上を示すことで、HDTV
規格よりも高色純度および高透過率を示し、かつ、赤色
画素、青色画素と同等の膜厚の緑色画素を有するカラー
フィルターが得ることができる。従って、本発明のカラ
ーフィルターを装着した透過型液晶ディスプレイは、高
色純度、高透過率の透過型ディスプレイを提供できる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定用バックライト光源としてF10光
    源を使用して色度をxy表色系で表したときに、 0.29<x<0.32 y>0.65 を満足する緑色画素を有するカラーフィルターであって
    前記緑色画素は、480nmの波長における透過率が2
    0%以下、および、500nmの波長における透過率が
    60%以下を示し、且つ、510nmの波長における透
    過率が10%以上、530nmの波長における透過率が
    50%以上、および、545nmの波長における透過率
    が65%以上を示すことを特徴とするカラーフィルタ
    ー。
  2. 【請求項2】 前記緑色画素の透過率が最大となる波長
    が525nm〜560nmの間にあることを特徴とする
    請求項1に記載のカラーフィルター。
  3. 【請求項3】 前記緑色画素は、イエロー顔料としてP
    Y−139を有することを特徴とする請求項1または2
    に記載のカラーフィルター。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のカラー
    フィルターと三波長光源からなるバックライトとを備
    え、前記バックライトは、540〜550nmの波長の
    間に緑色の輝線のピークを有することを特徴とする液晶
    表示素子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101028589B1 (ko) * 2009-06-30 2011-04-12 주식회사 앤디앰 착색용 감광성 수지 조성물
CN102591064A (zh) * 2011-12-20 2012-07-18 友达光电股份有限公司 液晶显示器的滤光单元与液晶显示器

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