JP2002320998A - 炭化装置とそれを用いた凝集汚泥の炭化方法 - Google Patents
炭化装置とそれを用いた凝集汚泥の炭化方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 燃焼し難い無機物や水分を含む凝集汚泥で
も、オイルや微粉炭を加えることなく炭化が可能な装置
とそれを用いた炭化方法を提供する。 【解決手段】 燃焼炉１内に設けた密閉型傾斜樋２の一
端高位側に凝集汚泥を供給し、密閉型傾斜樋を振動させ
て低位の炭化物製品取出口６方向へ移動させながら、燃
焼炉１による加熱によって密閉型傾斜樋２内の凝集汚泥
を還元状態で炭化させることを特徴とする凝集汚泥の炭
化方法とその装置である。
も、オイルや微粉炭を加えることなく炭化が可能な装置
とそれを用いた炭化方法を提供する。 【解決手段】 燃焼炉１内に設けた密閉型傾斜樋２の一
端高位側に凝集汚泥を供給し、密閉型傾斜樋を振動させ
て低位の炭化物製品取出口６方向へ移動させながら、燃
焼炉１による加熱によって密閉型傾斜樋２内の凝集汚泥
を還元状態で炭化させることを特徴とする凝集汚泥の炭
化方法とその装置である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は燃焼し難い無機物や
水分を含む凝集汚泥等の炭化が可能な炭化装置とそれを
用いた凝集汚泥の炭化方法に関する。
水分を含む凝集汚泥等の炭化が可能な炭化装置とそれを
用いた凝集汚泥の炭化方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】除去しなければならない有機物を多量に
含む排水(廃水)浄化処理の一手段として、無機又は有機
凝集剤の添加による方法がある。この凝集処理によって
凝集汚泥が脱水ケーキとして大量に発生している。凝集
汚泥のほとんどは炭素や窒素からなる有機物であるが、
鉄又はアルミ系等の無機凝集剤が用いられた場合には、
これらの無機物が凝集汚泥の脱水ケーキ中に数％含まれ
る例が多い。下水汚泥の脱水処理においては、脱水助剤
として石灰、鉄塩を下水汚泥に添加し、その下水汚泥を
フィルタープレス等の加圧脱水機において脱水してい
る。この脱水助剤として石灰、鉄塩を使用する場合に
は、助剤添加によって脱水ケーキ量の発生量が増加し、
減容化を困難にしている。また、石灰、鉄塩が無機剤で
あるために、汚泥の持っていた熱量が脱水ケーキにおい
て半減することとなり、焼却、溶融等において助燃材と
してオイルを使用する例が多い。
含む排水(廃水)浄化処理の一手段として、無機又は有機
凝集剤の添加による方法がある。この凝集処理によって
凝集汚泥が脱水ケーキとして大量に発生している。凝集
汚泥のほとんどは炭素や窒素からなる有機物であるが、
鉄又はアルミ系等の無機凝集剤が用いられた場合には、
これらの無機物が凝集汚泥の脱水ケーキ中に数％含まれ
る例が多い。下水汚泥の脱水処理においては、脱水助剤
として石灰、鉄塩を下水汚泥に添加し、その下水汚泥を
フィルタープレス等の加圧脱水機において脱水してい
る。この脱水助剤として石灰、鉄塩を使用する場合に
は、助剤添加によって脱水ケーキ量の発生量が増加し、
減容化を困難にしている。また、石灰、鉄塩が無機剤で
あるために、汚泥の持っていた熱量が脱水ケーキにおい
て半減することとなり、焼却、溶融等において助燃材と
してオイルを使用する例が多い。
【０００３】特開平8-119782号には、低炭化度粒度調整
微粉炭を用いて得た含炭汚泥凝集物と、低炭化度調整微
粉炭を用いて得た含炭含油ケーキと、低炭化度粒度調整
微粉炭を用いて得た含炭家畜糞濃縮物と、多孔質のセル
ロース乃至その低炭化物から成る繊維質吸着剤、或いは
無含炭汚泥凝集物と廃油又は油含有排水との混合物に、
低炭化度粒度調整微粉炭及び発酵熟成済みのフミン酸化
バーク粉及び乾留ピートモス粉とを、それぞれ混合し、
これらの混合物を乾燥乃至乾留し、次いでこの乾燥乃至
乾留物を粒状成形体に加圧成形し燃料及び肥料に製品化
する方法が提案されている。
微粉炭を用いて得た含炭汚泥凝集物と、低炭化度調整微
粉炭を用いて得た含炭含油ケーキと、低炭化度粒度調整
微粉炭を用いて得た含炭家畜糞濃縮物と、多孔質のセル
ロース乃至その低炭化物から成る繊維質吸着剤、或いは
無含炭汚泥凝集物と廃油又は油含有排水との混合物に、
低炭化度粒度調整微粉炭及び発酵熟成済みのフミン酸化
バーク粉及び乾留ピートモス粉とを、それぞれ混合し、
これらの混合物を乾燥乃至乾留し、次いでこの乾燥乃至
乾留物を粒状成形体に加圧成形し燃料及び肥料に製品化
する方法が提案されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、前記のよ
うな燃焼し難い無機物や水分を含む凝集汚泥でも、オイ
ルや微粉炭を加えることなく炭化が可能な装置とそれを
用いた炭化方法について検討した。
うな燃焼し難い無機物や水分を含む凝集汚泥でも、オイ
ルや微粉炭を加えることなく炭化が可能な装置とそれを
用いた炭化方法について検討した。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を検討した結
果、燃焼炉内に設けた傾斜樋と、該樋に振動を与える加
振手段とからなる炭化装置を発明するに至った。傾斜樋
の両端はそれぞれ燃焼炉外に設けられ、傾斜樋の燃焼炉
外高位側に原料供給口、燃焼炉外低位側に炭化物製品取
出口を設けた炭化装置としたのである。傾斜樋に添わせ
て冷却ジャケットを設けることによって高熱による変形
を防止することとしたのである。
果、燃焼炉内に設けた傾斜樋と、該樋に振動を与える加
振手段とからなる炭化装置を発明するに至った。傾斜樋
の両端はそれぞれ燃焼炉外に設けられ、傾斜樋の燃焼炉
外高位側に原料供給口、燃焼炉外低位側に炭化物製品取
出口を設けた炭化装置としたのである。傾斜樋に添わせ
て冷却ジャケットを設けることによって高熱による変形
を防止することとしたのである。
【０００６】傾斜樋は原料供給口と炭化物製品取出口を
除いて密閉状態としている。振動する樋中を凝集汚泥等
の原料が炭化物製品取出口方向へ移動しながら還元(乾
留)状態で炭化処理される炭化装置である。
除いて密閉状態としている。振動する樋中を凝集汚泥等
の原料が炭化物製品取出口方向へ移動しながら還元(乾
留)状態で炭化処理される炭化装置である。
【０００７】樋中の原料又は製品を移動させるための加
振手段としては、傾斜樋に連結した往復動シリンダ、回
転する原動機に連結されたクランク、カム、電動式のバ
イブレータ等を挙げることができる。
振手段としては、傾斜樋に連結した往復動シリンダ、回
転する原動機に連結されたクランク、カム、電動式のバ
イブレータ等を挙げることができる。
【０００８】本発明の凝集汚泥の炭化方法は、燃焼炉内
に設けた密閉型傾斜樋の一端高位側に凝集汚泥を供給
し、密閉型傾斜樋を振動させて低位の製品取出口方向へ
移動させながら、燃焼炉による加熱によって密閉型傾斜
樋内の凝集汚泥を還元状態で炭化させることを特徴とす
る。
に設けた密閉型傾斜樋の一端高位側に凝集汚泥を供給
し、密閉型傾斜樋を振動させて低位の製品取出口方向へ
移動させながら、燃焼炉による加熱によって密閉型傾斜
樋内の凝集汚泥を還元状態で炭化させることを特徴とす
る。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施例によって詳細
に説明する。図１は本発明の炭化装置の側面図、図２は
図１中Ａ−Ａ矢視断面拡大図である。これらの図にみら
れるように、本発明の炭化装置は、燃焼炉１内に傾斜し
た樋２が設けられ、該樋２に振動を与える加振手段３を
設けている。傾斜樋２は筒状であり、その両端はそれぞ
れ燃焼炉１外にある。傾斜樋２の燃焼炉外高位側端部2a
に原料供給口４があり、その上部にホッパー５がある。
燃焼炉１の外部低位側には炭化物製品取出口６を設けて
いる。傾斜樋２に添わせて中空管状の冷却ジャケット
７,７を設けている。ジャケット内を主として水の冷媒
が通過して傾斜樋２の高熱による変形を防止している。
燃焼炉１には下方にバーナー８があり、炉内を加熱す
る。このバーナー８には傾斜樋２で炭化時に発生する炭
化排気ガスも導かれて燃焼処理される。従って、還元雰
囲気での炭化に伴う臭気や有害物が外部に排出されな
い。燃焼炉１の排気口11からの排気は凝集汚泥等の原料
の乾燥の熱源として使用できる。
に説明する。図１は本発明の炭化装置の側面図、図２は
図１中Ａ−Ａ矢視断面拡大図である。これらの図にみら
れるように、本発明の炭化装置は、燃焼炉１内に傾斜し
た樋２が設けられ、該樋２に振動を与える加振手段３を
設けている。傾斜樋２は筒状であり、その両端はそれぞ
れ燃焼炉１外にある。傾斜樋２の燃焼炉外高位側端部2a
に原料供給口４があり、その上部にホッパー５がある。
燃焼炉１の外部低位側には炭化物製品取出口６を設けて
いる。傾斜樋２に添わせて中空管状の冷却ジャケット
７,７を設けている。ジャケット内を主として水の冷媒
が通過して傾斜樋２の高熱による変形を防止している。
燃焼炉１には下方にバーナー８があり、炉内を加熱す
る。このバーナー８には傾斜樋２で炭化時に発生する炭
化排気ガスも導かれて燃焼処理される。従って、還元雰
囲気での炭化に伴う臭気や有害物が外部に排出されな
い。燃焼炉１の排気口11からの排気は凝集汚泥等の原料
の乾燥の熱源として使用できる。
【００１０】傾斜樋２は原料供給口４と炭化物製品取出
口６を除いて密閉状態としている。したがって、振動す
る樋２中を凝集汚泥等の原料が炭化物製品取出口６方向
へ移動しながら還元(乾留)状態で炭化処理されるのであ
る。
口６を除いて密閉状態としている。したがって、振動す
る樋２中を凝集汚泥等の原料が炭化物製品取出口６方向
へ移動しながら還元(乾留)状態で炭化処理されるのであ
る。
【００１１】樋２中の原料又は製品を移動させるための
加振手段３として、この実施例では傾斜樋２に往復動シ
リンダ９を連結している。往復動シリンダ９の構造はピ
ストンのストローク範囲の前後に加圧空気の供給又は排
気のための切換弁を設けた構造である。傾斜樋２を往復
動させることができれば、他の加振手段を採用すること
もできる。傾斜樋２には往復動を円滑にするコロ10,10
を設けている。
加振手段３として、この実施例では傾斜樋２に往復動シ
リンダ９を連結している。往復動シリンダ９の構造はピ
ストンのストローク範囲の前後に加圧空気の供給又は排
気のための切換弁を設けた構造である。傾斜樋２を往復
動させることができれば、他の加振手段を採用すること
もできる。傾斜樋２には往復動を円滑にするコロ10,10
を設けている。
【００１２】次に前記装置を用いて炭化を行った実施例
を示す。燃焼炉１内に設けた密閉型傾斜樋２のサイズを
幅600mm×高さ230mm×長さ5.5ｍとし、この一端高位側
にホッパー５より農業集落廃水凝集汚泥の脱水ケーキを
378Kg/Hで供給し、密閉型傾斜樋２を振動させて低位の
製品取出口方向へ移動させながら、燃焼炉による加熱に
よって密閉型傾斜樋内の凝集汚泥を還元状態で炭化させ
た。農業集落廃水凝集汚泥の脱水ケーキ中の主な成分
は、炭素30％、窒素5.1％、燐2.6％、アルミニウム2.7
％、鉄2.1％、ナトリウム1.0％、カリ0.5％である。傾
斜樋２内の凝集汚泥の堆積高さは30mmであり、炉内で10
分間滞留させて還元状態で炭化させた。
を示す。燃焼炉１内に設けた密閉型傾斜樋２のサイズを
幅600mm×高さ230mm×長さ5.5ｍとし、この一端高位側
にホッパー５より農業集落廃水凝集汚泥の脱水ケーキを
378Kg/Hで供給し、密閉型傾斜樋２を振動させて低位の
製品取出口方向へ移動させながら、燃焼炉による加熱に
よって密閉型傾斜樋内の凝集汚泥を還元状態で炭化させ
た。農業集落廃水凝集汚泥の脱水ケーキ中の主な成分
は、炭素30％、窒素5.1％、燐2.6％、アルミニウム2.7
％、鉄2.1％、ナトリウム1.0％、カリ0.5％である。傾
斜樋２内の凝集汚泥の堆積高さは30mmであり、炉内で10
分間滞留させて還元状態で炭化させた。
【００１３】上記炭化により、210Kg/Hの能力で製品の
炭化物が得られた。傾斜樋２内で炭化によって発生する
ガスは燃焼炉１内で再燃焼されて炭化のための熱源とし
て、更に凝集汚泥の乾燥用として利用されるので、バー
ナー８や乾燥機の燃料の使用量を数％程度削減すること
ができた。
炭化物が得られた。傾斜樋２内で炭化によって発生する
ガスは燃焼炉１内で再燃焼されて炭化のための熱源とし
て、更に凝集汚泥の乾燥用として利用されるので、バー
ナー８や乾燥機の燃料の使用量を数％程度削減すること
ができた。
【００１４】
【発明の効果】本発明の炭化装置は、従来、農業集落廃
水凝集汚泥のように無機物、水分等を多く含んで炭化が
困難な汚泥等をオイルや石炭の助燃料無しに炭化させる
ことができることとなった。また、炭化に必要な加熱用
燃料の節減を可能とした。加えて、悪臭を発生させない
で炭化を可能にした。更に、得られた製品の炭化物が土
壌改良、吸着材、断熱材その他各種資材として利用でき
る特徴がある。
水凝集汚泥のように無機物、水分等を多く含んで炭化が
困難な汚泥等をオイルや石炭の助燃料無しに炭化させる
ことができることとなった。また、炭化に必要な加熱用
燃料の節減を可能とした。加えて、悪臭を発生させない
で炭化を可能にした。更に、得られた製品の炭化物が土
壌改良、吸着材、断熱材その他各種資材として利用でき
る特徴がある。
【図１】本発明の炭化装置の側面図である。
【図２】図１中Ａ−Ａ矢視断面拡大図である。
１ 燃焼炉 ２ 傾斜樋 ３ 加振手段 ４ 原料供給口 ５ ホッパー ６ 炭化物製品取出口 ７ 冷却ジャケット ８ バーナー ９ 往復動シリンダ 10 コロ 11 排気口
Claims (6)
- 【請求項１】 燃焼炉内に設けた傾斜樋と、該樋に振動
を与える加振手段とからなる炭化装置。 - 【請求項２】 傾斜樋の両端がそれぞれ燃焼炉外に設け
られ、傾斜樋の燃焼炉外高位側に原料供給口、燃焼炉外
低位側に炭化物製品取出口を設けた請求項１記載の炭化
装置。 - 【請求項３】 傾斜樋に添わせて冷却ジャケットを設け
た請求項１記載の炭化装置。 - 【請求項４】 傾斜樋が原料供給口と炭化物製品取出口
を除いて密閉状態である請求項１乃至４のいずれかに記
載の炭化装置。 - 【請求項５】 加振手段が傾斜樋に連結した往復動シリ
ンダ、クランク、カム、バイブレータのいずれかである
請求項１記載の炭化装置。 - 【請求項６】 燃焼炉内に設けた密閉型傾斜樋の一端高
位側に凝集汚泥を供給し、密閉型傾斜樋を振動させて低
位の製品取出口方向へ移動させながら、燃焼炉による加
熱によって密閉型傾斜樋内の凝集汚泥を還元状態で炭化
させることを特徴とする凝集汚泥の炭化方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001128558A JP2002320998A (ja) | 2001-04-26 | 2001-04-26 | 炭化装置とそれを用いた凝集汚泥の炭化方法 |
| KR1020010061997A KR20020083103A (ko) | 2001-04-26 | 2001-10-09 | 탄화장치와 그것을 이용한 응집오니의 탄화방법 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001128558A JP2002320998A (ja) | 2001-04-26 | 2001-04-26 | 炭化装置とそれを用いた凝集汚泥の炭化方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002320998A true JP2002320998A (ja) | 2002-11-05 |
Family
ID=18977229
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001128558A Pending JP2002320998A (ja) | 2001-04-26 | 2001-04-26 | 炭化装置とそれを用いた凝集汚泥の炭化方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002320998A (ja) |
| KR (1) | KR20020083103A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9005313B2 (en) | 2009-05-26 | 2015-04-14 | Korea Institute Of Machinery & Materials | Device for preparing bio-oil, system for preparing bio-oil and method for preparing bio-oil using the same |
| CN106630328A (zh) * | 2016-12-26 | 2017-05-10 | 广汉市思科信达科技有限公司 | 一种油田污水处理池 |
-
2001
- 2001-04-26 JP JP2001128558A patent/JP2002320998A/ja active Pending
- 2001-10-09 KR KR1020010061997A patent/KR20020083103A/ko not_active Application Discontinuation
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9005313B2 (en) | 2009-05-26 | 2015-04-14 | Korea Institute Of Machinery & Materials | Device for preparing bio-oil, system for preparing bio-oil and method for preparing bio-oil using the same |
| CN106630328A (zh) * | 2016-12-26 | 2017-05-10 | 广汉市思科信达科技有限公司 | 一种油田污水处理池 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR20020083103A (ko) | 2002-11-01 |
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