JP2002318874A - 著作物コンテンツモニタリング方法およびシステム、ならびにコンピュータが実行可能なプログラム - Google Patents

著作物コンテンツモニタリング方法およびシステム、ならびにコンピュータが実行可能なプログラム

Info

Publication number
JP2002318874A
JP2002318874A JP2001125014A JP2001125014A JP2002318874A JP 2002318874 A JP2002318874 A JP 2002318874A JP 2001125014 A JP2001125014 A JP 2001125014A JP 2001125014 A JP2001125014 A JP 2001125014A JP 2002318874 A JP2002318874 A JP 2002318874A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
content
broadcast
information
storage
copyrighted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001125014A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4649053B2 (ja
Inventor
Kazuji Shiohata
一二 塩幡
Haruhiko Iguma
治彦 猪熊
Hirokazu Hattori
博和 服部
Shinichi Matsuyama
信一 松山
Tamotsu Sakurai
保 桜井
Hisanobu Kajiwara
久信 梶原
Hiroshi Azuma
啓史 東
Etsuo Sasagawa
悦男 笹川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Video Research Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Video Research Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Video Research Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2001125014A priority Critical patent/JP4649053B2/ja
Publication of JP2002318874A publication Critical patent/JP2002318874A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4649053B2 publication Critical patent/JP4649053B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】放送局等の著作物コンテンツ使用者から配信さ
れる著作物コンテンツの配信状況を正確にモニタリング
することを可能にして、著作権管理事業者の著作権管理
事業を支援する。 【解決手段】複数の著作物コンテンツの権利関係を含む
その属性を表す情報をその複数の著作物コンテンツに含
まれる識別情報に対応付けてデータベース51に記憶す
る処理と、配信された放送コンテンツを受信6し、受信
した放送コンテンツにおいて、データベース51に記憶
された識別情報とマッチングする識別情報を含む著作物
コンテンツが存在するか否かを判断する処理と、マッチ
ングする著作物コンテンツが存在すると判断された場
合、そのマッチングした著作物コンテンツに対応する著
作物コンテンツの属性情報をデータベース51から抽出
し、抽出した著作物コンテンツの属性情報を用いて著作
物コンテンツの配信状況を表す情報を生成する処理とを
実行するCPU43を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放送局等の著作物
コンテンツ使用者から配信された放送コンテンツに含ま
れる、楽曲、画像、アニメーション、コンピュータプロ
グラム等の著作物コンテンツ(思想、または感情を創作
的に表現したものであって、文芸、学術、美術または音
楽の範囲に属するものであり、アナログ/デジタルデー
タとして流通可能なものをいう)の配信状況をモニタリ
ングするための著作物コンテンツモニタリング方法およ
びシステム、ならびにコンピュータが実行可能なプログ
ラムに関する。
【0002】
【従来の技術】放送コンテンツ{歌番組、ドラマ等の番
組コンテンツ、コマーシャルメッセージコンテンツ(C
Mコンテンツ)等}において著作物コンテンツを使用す
る場合、その著作物コンテンツ使用料は、放送局等の著
作物コンテンツ使用者側からの自己申告に基づいて、著
作権ビジネス企業等に支払われているのが実情である。
【0003】ここで、著作権ビジネス企業とは、著作物
コンテンツに対応する著作権者や著作物コンテンツを保
有するコンテンツホルダ(レコード会社や制作プロダク
ション等)から著作権の管理を委託された企業であり、
文化庁の許認可により設立が可能である。例えば、音楽
著作権においては、その音楽著作権を管理するJASR
ACがある。
【0004】すなわち、著作物ビジネス企業は、著作権
者やコンテンツホルダからの委託を受けて、その著作物
コンテンツの使用許諾に関する契約を著作物コンテンツ
使用者と結び、著作物コンテンツ使用者から支払われた
著作物コンテンツ使用料を受取り、その使用料を著作権
者やコンテンツホルダに分配するようになっている。
【0005】一方、近年、衛星方法(BS放送、CS放
送)、ケーブルTV(CATV)等の一層の普及や、デ
ジタル技術の進歩により、放送の多チャンネル化が急速
に進展しており、この放送の多チャンネル化に伴って、
各チャンネルで放送される放送コンテンツにおいて利用
される著作物コンテンツの量も大幅に拡大している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】平成12年に著作権管
理事業法が成立し、著作権管理事業は、文化庁の許認可
制から登録制に移行されることになった。
【0007】すなわち、登録制という簡単な手続きで著
作権管理ビジネスを行なうことが可能になり、多数の民
間企業の参入が予測されている。
【0008】このように、多数の民間企業が著作権管理
事業(ビジネス)に参入した場合、その事業者は、自ら
が管理している著作物コンテンツの使用状況を正確に把
握したいという強い要望を持つと推測される。
【0009】しかしながら、従来では、放送における著
作物コンテンツの正確な使用状況、すなわち、放送波を
用いた著作物コンテンツの正確な配信状況をモニタリン
グする方法は開発されておらず、現状のままでは、現
在、許認可されている著作権管理事業者、あるいは今後
参入する著作権管理事業者の要望に応えることが難しい
ことが予測される。
【0010】本発明は上述した事情に鑑みてなされたも
ので、放送局等の著作物コンテンツ使用者から配信され
る著作物コンテンツの配信状況を正確にモニタリングす
ることを可能にして、著作権管理事業者の著作権管理事
業を支援することをその第1の目的とする。
【0011】また、本発明は、第1の目的に加えて、著
作物コンテンツの配信状況と、視聴者/聴取者(オーデ
ィエンス)側における著作物コンテンツの視聴/聴取率
等の統計情報とを組合せることにより、付加価値の高い
情報を生成して著作権管理事業者やコンテンツホルダ等
に提供することにより、著作権管理事業者やコンテンツ
ホルダを支援することをその第2の目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ための本発明によれば、請求項1に記載したように、著
作物コンテンツ使用者から配信された放送コンテンツに
含まれる著作物コンテンツの配信状況をモニタリングす
る著作物コンテンツモニタリング方法であって、複数の
著作物コンテンツの権利関係を含むその属性を表す属性
情報を当該複数の著作物コンテンツに含まれる識別情報
に対応付けて記憶部に記憶するステップと、配信された
放送情報を受信し、受信した放送コンテンツにおいて、
前記記憶部に記憶された識別情報とマッチングする識別
情報を含む著作物コンテンツが存在するか否かを判断す
るステップと、この判断ステップにより、マッチングす
る著作物コンテンツが存在すると判断された場合、その
マッチングした著作物コンテンツの属性情報を前記記憶
部から抽出し、抽出した属性情報を用いて前記著作物コ
ンテンツの配信状況を表す情報を生成するステップとを
備えている。
【0013】上述した目的を達成するための本発明によ
れば、請求項12に記載したように、著作物コンテンツ
使用者から配信された放送コンテンツに含まれる著作物
コンテンツの配信状況をモニタリングする著作物コンテ
ンツモニタリングシステムであって、複数の著作物コン
テンツの権利関係を含むその属性を表す情報を当該複数
の著作物コンテンツに含まれる識別情報に対応付けて記
憶部に記憶する記憶手段と、配信された放送コンテンツ
を受信し、受信した放送コンテンツにおいて、前記記憶
部に記憶された識別情報とマッチングする識別情報を含
む著作物コンテンツが存在するか否かを判断する判断手
段と、この判断手段により、マッチングする著作物コン
テンツが存在すると判断された場合、そのマッチングし
た著作物コンテンツに対応する著作物コンテンツの属性
情報を前記記憶部から抽出し、抽出した著作物コンテン
ツの属性情報を用いて前記著作物コンテンツの配信状況
を表す情報を生成する生成手段とを備えている。
【0014】上述した目的を達成するための本発明によ
れば、請求項14に記載したように、著作物コンテンツ
使用者から配信された放送コンテンツ内に含まれる著作
物コンテンツの配信状況をモニタリングするためのコン
ピュータが実行可能なプログラムであって、前記コンピ
ュータを、複数の著作物コンテンツの権利関係を含むそ
の属性を表す情報を当該複数の著作物コンテンツに含ま
れる識別情報に対応付けてメモリに記憶する手段と、配
信された放送コンテンツを受信し、受信した放送コンテ
ンツにおいて、前記メモリに記憶された識別情報とマッ
チングする識別情報を含む著作物コンテンツが存在する
か否かを判断する手段と、この判断手段により、マッチ
ングする著作物コンテンツが存在すると判断された場
合、そのマッチングした著作物コンテンツの属性情報を
前記メモリから抽出し、抽出した著作物コンテンツの属
性情報を用いて前記著作物コンテンツの配信状況を表す
情報を生成する手段として機能させる。
【0015】上述した目的を達成するための本発明によ
れば、請求項16に記載したように、複数の放送局から
予め定められた順序で配信される複数の放送コンテンツ
を受信する放送コンテンツ受信装置を有し、この放送コ
ンテンツ受信装置は、互いに通信可能に接続されたリア
ルタイム視聴/聴取用および蓄積用の少なくとも2系統
のチューナ部、コンテンツ蓄積用の蓄積部、コンピュー
タ、メモリおよび視聴/聴取用コンテンツ出力装置を備
えた際の前記コンピュータが実行可能なプログラムであ
って、前記コンピュータを、前記放送コンテンツ受信装
置の蓄積用のチューナ部により受信された所定の放送チ
ャンネルの放送コンテンツの蓄積部への蓄積が開始され
た際に、前記蓄積用のチューナ部の蓄積チャンネルおよ
び蓄積開始日時を、蓄積が開始された放送コンテンツに
挿入する手段と、前記蓄積されている放送コンテンツに
対して所定間隔毎にタイムインデックスデータを挿入す
る手段と、前記放送コンテンツ受信装置により受信され
た所定の放送チャンネルの放送コンテンツの蓄積が終了
した際に、蓄積終了時間を、前記蓄積チャンネルおよび
蓄積開始日時に対応付けることにより、前記放送コンテ
ンツ受信装置の放送コンテンツ蓄積率を測定するための
情報を作成する手段として機能させる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の著作物コンテンツモニタ
リング方法およびシステム、ならびにコンピュータが実
行可能なプログラムに係る実施の形態を添付図面を参照
して説明する。
【0017】図1は、本発明の実施の形態に係る著作物
コンテンツモニタリング方法およびシステムに基づくビ
ジネスモデルの概念を示す図である。
【0018】図1において、符号1は、レコード会社、
音楽プロダクション等のコンテンツホルダを示してお
り、このコンテンツホルダ1は、著作者、製作者、実演
者等の著作物を作成した者(以下、著作者とする)Cに
対して譲渡契約を締結し、その著作物から流通可能な形
態を有するアナログ/デジタルデータである著作物コン
テンツを生成するようになっており、生成した著作物コ
ンテンツの所有権を保有する。
【0019】特に、本実施形態において、コンテンツホ
ルダ1は、著作物コンテンツ生成するにあたり、生成し
たい著作物コンテンツの権利関係を含むその属性を表す
情報(属性情報)をコードセンタ2に提供し、コードセ
ンタ2から発行・提供された、その属性情報に対応する
識別コードおよびこの電子透かしコード{WM(Wat
er Mark)コード}を受け取り、著作物コンテン
ツ生成時{例えば、楽曲コンテンツを含むCD(コンパ
クトディスク)生成時であれば、CDプレス時}におい
て、対応する著作物コンテンツにエンコードする(埋め
込む)ようになっている。
【0020】一方、符号3は、著作権ビジネス事業者を
示しており、この著作権ビジネス事業者3は、コンテン
ツホルダ1とコンテンツ著作権管理委託契約を締結する
ことにより、コンテンツホルダ1が所有する著作権・著
作物コンテンツの管理や著作物コンテンツの不正使用探
索等の業務を行なうようになっている。
【0021】また、符号4は、著作物コンテンツ使用者
(TV局、ラジオ局等の放送局)を示しており、この著
作物コンテンツ使用者である複数の放送局4は、著作権
ビジネス事業者3と著作物コンテンツの使用許諾契約を
締結することにより、その著作権ビジネス事業者3から
提供された使用許諾された著作物コンテンツを受け取
り、その著作物コンテンツを含む放送コンテンツ{番組
コンテンツ、広告代理店AD(クライアント)から出稿
された広告に基づくコマーシャルコンテンツ}を、対応
する周波数(放送チャンネル)の放送波を伝送媒体とし
て、衛星(通信・放送衛星)、地上波中継局、CATV
中継局等を介して配信するようになっている。
【0022】そして、放送局4は、著作物コンテンツの
使用料を著作権ビジネス事業者3に支払い、著作権ビジ
ネス事業者3は、支払われた使用料をコンテンツホルダ
1に分配するようになっており、コンテンツホルダ1
は、対応する著作者Cに対して分配された使用料をさら
に分配するようになっている。
【0023】一方、本実施形態に係る著作物コンテンツ
モニタリング方法およびシステムに基づくビジネスモデ
ルの中心として、符号5は著作物コンテンツモニタリン
グ事業者を示しており、また、符号6は、放送局4から
配信された放送コンテンツを受信して視聴/聴取すると
ともに、その放送コンテンツに含まれる著作物コンテン
ツを利用可能な利用者(視聴者/聴取者)Uの放送コン
テンツ受信装置(例えば、コンテンツを蓄積記憶できる
蓄積型TVやラジオ)を示している。
【0024】この著作物コンテンツモニタリング事業者
5は、コンピュータを用いることにより、複数の著作物
コンテンツの識別コード、WMコード、認識パターンと
それぞれの著作物コンテンツの属性情報とを対応付けて
データベース(DB)10に記憶する処理と、放送局4
から配信された放送コンテンツをモニタリングしてデー
タベース10に記憶された識別コード、WMコードおよ
び認識パターンとマッチングする著作物コンテンツを抽
出する処理F1と、この著作物コンテンツを含む放送コ
ンテンツが番組コンテンツおよびCMコンテンツの内の
どちらに含まれていたのかを番組マスタファイル11を
参照して選定する処理F2と、選定結果に対応するDB
(番組内コンテンツモニタリングDB12/CM内コン
テンツモニタリングDB13)に対して著作物コンテン
ツの属性情報を蓄積記憶する処理F3と、利用者Uが放
送コンテンツの視聴/聴取率モニタ世帯Mである場合
に、その放送コンテンツ受信装置6から提供された放送
コンテンツの視聴/聴取率等、放送コンテンツの蓄積・
再生情報等のオーディエンス統計情報ファイル14(例
えば、視聴/聴取率ファイル15、蓄積・再生ファイル
16)とモニタリングされた著作物コンテンツの属性情
報とを分析する処理F4と、各クライアント(コンテン
ツホルダ1、著作権ビジネス事業者3、広告代理店A
D、著作物コンテンツ使用者4等、予め契約が締結され
た各クライアント)から予め分析調査を委託された著作
物コンテンツに対する処理F4に基づく分析結果を、そ
の各クライアントの情報提供先アドレス(クライアント
DB17に記憶されている)各クライアントの情報提供
先アドレス)に対して、例えば調査情報として提供(送
信)する処理F5とを備えており、この結果、著作物コ
ンテンツモニタリング事業者5は、各クライアント(コ
ンテンツホルダ1、著作権ビジネス事業者3、広告代理
店AD、著作物コンテンツ使用者4等)から、調査情報
提供に対する対価としての調査情報料を受取ることがで
きる。
【0025】図2は、図1に示した著作物コンテンツモ
ニタリングに基づくビジネス手法を具体的に実現した著
作物コンテンツモニタリングシステム20のシステム構
成を示す図である。
【0026】図2に示すように、著作物コンテンツモニ
タリングシステム20は、コードセンタ6に設置された
コンピュータシステム21と、著作権ビジネス事業者3
から使用許諾された著作物コンテンツを含む放送コンテ
ンツ(番組コンテンツおよびCMコンテンツ)を、自局
に対応する放送チャンネルの放送波を伝送媒体として衛
星(通信・放送衛星)、地上波中継局、CATV中継局
等を介して配信する複数の放送局4a1〜4anと、こ
の各放送局4a1〜4anから配信される各放送チャン
ネルの放送コンテンツを受信し、その各放送チャンネル
の放送コンテンツにおいて使用されている著作物コンテ
ンツをモニタリングするための著作物コンテンツモニタ
リング用コンピュータシステム22とを備えている。
【0027】また、著作物コンテンツモニタリングシス
テム20は、上述した放送コンテンツ受信装置6と、コ
ンテンツホルダ1の居所、事業所等に設置されたコンピ
ュータシステム23と、著作権ビジネス事業者3の居所
や事業所等に設置されたコンピュータシステム24と、
広告代理店ADに設置されたコンピュータシステム25
と、コンピュータシステム21、各放送局4a1〜4a
n、著作物コンテンツモニタリング用コンピュータシス
テム22、放送コンテンツ受信装置6、コンピュータシ
ステム23〜25は、有線/無線電話網、ISDN、A
DSL等の公衆回線、専用線、インターネット等のオー
プンネットワーク等の通信回線30を介して互いに通信
可能に接続されている。
【0028】各放送局4a1〜4anは、図2に示すよ
うに、著作権ビジネス事業者3から使用許諾を受けた著
作物コンテンツおよび各種マルティメディア素材を用い
て、圧縮符号化・多重化処理を実行することにより番組
コンテンツを制作・編集するとともに、上記著作物コン
テンツ、広告代理店ADから出稿された広告素材および
各種マルティメディア素材を用いて、圧縮符号化・多重
化処理を実行することによりCMコンテンツを制作・編
集し、制作・編集した放送コンテンツ(番組コンテン
ツ、CMコンテンツ)を、予め定められた順序(プログ
ラム)に従って、自局に対応する放送チャンネルの放送
波を伝送媒体として変調し、送信アンテナ31a1〜3
1anを介して配信する放送システム(放送用コンピュ
ータシステム)32a1〜32anを備えており、この
放送システム32a1〜32anは、通信回線30との
接続を確立した状態、あるいは常時接続状態において、
その通信回線30を介してデータ通信可能な通信インタ
フェースを内蔵している。
【0029】コードセンタ2のコンピュータシステム2
1は、処理プログラムを記憶するメモリを有するコンピ
ュータ33と、このコンピュータ33の通信回線30に
対する接続を確立した状態、あるいは常時接続状態にお
いて、通信回線30を介してデータ通信可能な通信イン
タフェース34とを備えている。
【0030】コードセンタ2のコンピュータ33のメモ
リには、予め著作物コンテンツモニタリング用コンピュ
ータシステム22からオンラインあるいはオフラインで
提供されたWMコード発行のノウハウを表すデータ(ナ
レッジデータ)が蓄積されており、コンピュータ33
は、そのWMコード発行用のナレッジデータ、およびコ
ンテンツホルダ1からコンピュータシステム23を介し
たオンライン、あるいはオフラインにより送られた、著
作物コンテンツの属性情報を含むその著作物コンテンツ
に対するコード発行依頼(申込)に基づいて、その著作
物コンテンツをユニークに識別できる識別コードおよび
この識別コードに対応するWMコードをそれぞれ発行
し、発行した識別コードおよびWMコードをコンテンツ
ホルダ1にオンラインまたはオフラインで提供する機能
を有している。
【0031】ここで、“著作物コンテンツの属性情報”
とは、著作物コンテンツの権利関係を含むそのコンテン
ツ自体の属性を表す情報であり、例えば、著作物コンテ
ンツとして楽曲コンテンツの場合には、その楽曲コンテ
ンツの楽曲名、そのコンテンツの著作者、そのコンテン
ツに関連する著作権等の権利者(作詞者、作曲者、編曲
者、出版社、演奏者等)を表す情報が楽曲コンテンツの
属性情報である。
【0032】また、コンピュータ33は、発行した識別
コードを対応する著作物コンテンツの属性情報に関連付
けて識別コードファイル35を作成し、さらに、発行し
たWMコードを対応する識別コードに関連付けてWMコ
ードファイル36を作成し、作成した識別コードファイ
ル35およびWMコードファイル36をデータベース3
7に蓄積記憶するようになっている。
【0033】図3は、例えば、著作物コンテンツとし
て、楽曲コンテンツに対応する識別コードファイル33
のファイル構造を示す図であり、各楽曲コンテンツ毎に
ユニークな識別コード(楽曲コンテンツの場合は楽曲コ
ード)とその楽曲コンテンツに対応する属性情報(楽曲
名、副題、著作者・権利者、演奏者を表す情報)とが互
いに対応付けられている。
【0034】図4は、例えば、著作物コンテンツとし
て、楽曲コンテンツに対応するWMコードファイル34
のファイル構造を示す図であり、各楽曲コンテンツの楽
曲コードおよび属性情報の一部(楽曲名)とユニークな
WMコードとが互いに対応付けられている。
【0035】一方、著作物コンテンツモニタリング用コ
ンピュータシステム(以下、単にコンピュータシステム
とする)22は、各放送局4a1〜4anの放送システ
ム32a1〜32anから配信されてきた各放送チャン
ネルの放送コンテンツを受信アンテナ40a1〜40a
nを介して受信するチューニングユニット41a1〜4
1anと、受信された各放送チャンネルの放送コンテン
ツをデコード(伸長復号化)するデコードユニット42
a1〜42anと、デコードされた各放送チャンネルの
放送コンテンツに基づくモニタリング処理を含む各種処
理を実行するCPU43とを備えている。
【0036】また、コンピュータシステム22は、CP
U43が読取って実行可能であり、このCPU43に対
して上記モニタリング処理を含む各種処理を実行させる
ためのプログラムP1(データ放送を受信するためのブ
ラウザを含む)、および放送コンテンツの蓄積・再生に
関する放送コンテンツ受信装置6側の処理をその装置6
のコントローラに実行させるためのプログラムP2を記
憶した記憶媒体であるメモリ45と、チューニングユニ
ット41a1〜41anを介して受信された各放送チャ
ンネルの放送コンテンツを蓄積記憶可能な大容量記憶媒
としての蓄積部46と、通信回線30との接続を確立し
た状態においてその通信回線30を介してデータ通信可
能な通信インタフェース47と、コンピュータシステム
22を操作するオペレータがCPU43に対してコマン
ドやデータを入力するための入力部48と、放送コンテ
ンツを表示可能な表示ユニット49とを備えている。
【0037】さらに、コンピュータシステム22は、コ
ンテンツホルダ1自体の情報{氏名、住所、連絡先、通
信回線30を介した対応するコンピュータシステム23
の通信アドレス、モニタリング/調査依頼した著作物コ
ンテンツ識別情報(識別コード等)}を記憶するコンテ
ンツホルダファイル50F1、著作権ビジネス事業者3
自体の情報{事業者名、住所、連絡先、通信回線30を
介した対応するコンピュータシステム24の通信アドレ
ス、モニタリング/調査依頼した著作物コンテンツ識別
情報(識別コード等)}を記憶する著作権ビジネス事業
者ファイル50F2、広告代理店AD自体の情報{代理
店名、住所、連絡先、通信回線30を介した対応するコ
ンピュータシステム25の通信アドレス、モニタリング
/調査依頼した著作物コンテンツ識別情報(識別コード
等)}を記憶する広告代理店ファイル50F3、コード
センタ2のコンピュータシステム26の通信回線30を
経由した通信アドレスおよび放送コンテンツの視聴/聴
取率モニタ世帯Mに設置された放送コンテンツ受信装置
6の通信回線30を介した通信アドレスをそれぞれ記憶
するクライアントデータベース(DB)50を備えてい
る。
【0038】そして、コンピュータシステム22は、著
作物コンテンツコンテンツを識別するための識別コー
ド、WMコードおよび認識パターンデータと対応するコ
ンテンツの属性情報とを互いに対応付けて記憶するため
の識別コード・WMコード・認識パターンDB51と、
CPU43の後述する処理により作成された、各放送チ
ャンネルの放送コンテンツ(番組コンテンツ、CMコン
テンツ)が番組コンテンツなのかCMコンテンツなのか
を識別するためのマスタデータを記憶するためのマスタ
データファイル(番組マスタファイル)52と、識別さ
れた番組コンテンツ/CMコンテンツに含まれる著作物
コンテンツを抽出して、その属性情報を記憶するための
番組内コンテンツモニタリングDB53およびCM内コ
ンテンツモニタリングDB54と、CPU43の後述す
る処理により作成された、視聴/聴取率モニタ世帯Mに
おける放送コンテンツの視聴率(放送コンテンツ→T
V)/聴取率(放送コンテンツ→ラジオ)を表すデータ
ファイルである視聴率/聴取率ファイル55と、CPU
43の後述する処理により作成された、視聴/聴取率モ
ニタ世帯Mにおける放送コンテンツの蓄積・再生情報を
表すデータファイルである蓄積・再生情報ファイル56
とをそれぞれ備えており、上述したコンピュータシステ
ム22の各構成要素は、コマンドバス、データバスを含
むバス57により互いに通信可能に相互接続されてい
る。
【0039】視聴/聴取率モニタ世帯Mや他の世帯に設
置された放送コンテンツ受信装置6は、リアルタイム視
聴/聴取用および同時蓄積用として、2系統のチューニ
ング・デコード部60a1および60a2を有してい
る。
【0040】すなわち、第1および第2の系統のチュー
ニング・デコード部60a1および60a2は、複数の
放送局4a1〜4anの放送システム32a1〜32a
nから配信されてきた複数の放送チャンネルの放送コン
テンツの中から、後述する入力部の操作に応じた所望の
チャンネル(視聴/聴取チャンネルおよび蓄積チャンネ
ル)の放送コンテンツをチューニングして受信アンテナ
61a1および61a2を介して受信するチューニング
ユニット62a1および62a2と、受信されたリアル
タイム視聴用および蓄積用の放送コンテンツをデコード
(伸長復号化)するデコードユニット63a1および6
3a2とを備えている。
【0041】また、放送コンテンツ受信装置6は、後述
するコントローラの処理によりリアルタイム視聴用とし
て指定されたデコードユニット63a1および63a2
の内の一方のデコードユニットによりデコードされた放
送コンテンツを映像・音声信号等に変換して出力する出
力部64{例えば、映像・音声信号(TV)の場合、ス
ピーカを含む独立電源タイプのTVモニタ、音声信号の
み(ラジオ)の場合、スピーカ}とを備えている。
【0042】また、放送コンテンツ受信装置6は、放送
コンテンツを蓄積記憶するための大容量記憶媒体として
の蓄積部65と、チューニングユニット62a1および
62a2に対する受信チャンネル(リアルタイム視聴用
チャンネル/蓄積用チャンネル)選択指定機能、タイマ
蓄積用の蓄積開始時刻、蓄積時間(あるいは蓄積終了時
刻)設定入力機能等を有する入力部66と、この入力部
66により選択指定された情報に基づいて、デコードユ
ニット63a1および63a2によりデコードされた放
送コンテンツを出力部64を介して出力するか、蓄積6
5へ蓄積するかを切換制御する処理、視聴/聴取率や蓄
積・再生情報収集する処理を含む各種処理を実行するコ
ントローラ(コンピュータ)67とを備えている。
【0043】さらに、放送コンテンツ受信装置6は、コ
ントローラ67が読取って実行可能であり、このコント
ローラ67に対して上記切換制御処理等を含む各種処理
を実行させるためのプログラムP3(データ放送を受信
するためのブラウザを含む)を記憶した記憶媒体である
メモリ68と、通信回線30との接続を確立した状態に
おいてその通信回線30を介してデータ通信可能な通信
インタフェース69とを備えている。
【0044】そして、放送コンテンツ受信装置6は、コ
ントローラ67の後述する処理により作成された、視聴
/聴取率モニタ世帯Mにおける放送コンテンツの視聴/
聴取状況を表すデータファイルである視聴/聴取データ
ファイル75と、コントローラ67の後述する処理によ
り作成された、視聴/聴取率モニタ世帯Mにおける放送
コンテンツの蓄積・再生状況を表すデータファイルであ
る蓄積・再生情報ファイル76とをそれぞれ備えてお
り、上述した放送コンテンツ受信装置6の各構成要素
は、コマンドバス、データバスを含むバス77により互
いに通信可能に相互接続されている。
【0045】一方、クライアント(コンテンツホルダ
1、著作権ビジネス事業者3、広告代理店AD)に設置
されたコンピュータシステム23〜25は、それぞれ処
理プログラムが内蔵されたコンピュータ80〜82と、
このコンピュータ80〜82の通信回線30に対する接
続を確立した状態、あるいは常時接続状態において、通
信回線30を介してデータ通信可能な通信インタフェー
ス85〜87とを備えている。
【0046】特に、コンピュータ80は、CD、DVD
等の記憶媒体に対してデータを読み書き可能なドライブ
装置を内蔵しており、その記憶媒体に対して著作物コン
テンツを書き込んで著作物コンテンツが記憶された記憶
媒体を制作可能になっている。
【0047】次に、本実施形態の著作物コンテンツモニ
タリングシステム20の全体動作について説明する。
【0048】なお、以下の説明では、著作物コンテンツ
として、楽曲コンテンツのモニタリングする場合につい
て例示する。また、説明を容易にするため、放送局4a
1〜4anを、放送コンテンツとしてテレビ番組コンテ
ンツ、テレビコマーシャルコンテンツを放送するテレビ
放送局とし、放送コンテンツ受信装置6をテレビ用の放
送コンテンツ受信装置であるものとする。
【0049】(1)楽曲コードおよびWMコードがエン
コードされた楽曲コンテンツをモニタリングする場合 多数の楽曲コンテンツを制作してその楽曲コンテンツを
所有したコンテンツホルダ1は、その楽曲コンテンツを
用いて新たにCDを制作する際に、その楽曲コンテンツ
の楽曲名、そのコンテンツの著作者・権利者等を表す属
性情報を含む楽曲コンテンツ識別用のコードの発行依頼
(申込)を、例えば、コンピュータシステム23を介し
たオンライン処理によりコードセンタ2のコンピュータ
システム21に送信する(図5;ステップS1)。
【0050】コードセンタ2のコンピュータシステム2
1におけるコンピュータ33は、そのメモリに記憶され
たWMコード発行用のナレッジデータに基づいて、送信
された楽曲コンテンツの属性情報を登録して識別コード
(以下、楽曲コンテンツのン場合、楽曲コードとも記載
する)およびWMコードをそれぞれ発行し(ステップS
2)、発行した楽曲コードおよびWMコードをコンテン
ツホルダ1のコンピュータシステム23に送信するとと
もに、発行した楽曲コードを対応する楽曲コンテンツの
属性情報に対応付けて識別コードファイル35を作成
し、発行した楽曲コードに対応するとWMコードとを対
応付けてWMコードファイル36を作成してデータベー
ス37内に記憶する(ステップS3)。
【0051】コンテンツホルダ1のコンピュータシステ
ム23(コンピュータ80)は、送信されてきた楽曲コ
ードおよびWMコードを受信・確認し(ステップS
4)、楽曲コンテンツ(音声データ)に対して、楽曲コ
ードをエンコードし、さらに、例えば所定間隔毎にWM
コードをエンコードし(ステップS5)、楽曲コードお
よびWMコードがエンコードされた楽曲コードを、ドラ
イブ装置に装着されたCDにプレスして楽曲コンテンツ
CDを制作する(ステップS6)。
【0052】このように、コンテンツホルダ1は、その
コンピュータシステム23を用いて、制作・所有した複
数の楽曲コンテンツのCDを、楽曲コードおよびWMコ
ードをエンコードした状態で制作し、販売するようにな
っている。
【0053】一方、複数の放送局4a1〜4anにおけ
る、例えば放送局4ak(1≦k≦n)は、放送コンテ
ンツ(番組コンテンツ、CMコンテンツ)を制作するに
あたり、楽曲コンテンツCDに記録された楽曲コンテン
ツを使用したいと考えた場合に、その放送システム32
akの処理により、広告代理店ADから出稿された広告
素材(使用する楽曲コンテンツの指定も含む)および各
種マルティメディア素材を用いて、放送コンテンツ(番
組コンテンツ、CMコンテンツ)を制作・編集し(ステ
ップS7)、制作した放送コンテンツ(番組コンテン
ツ、CMコンテンツ)の所定位置において使用したい楽
曲コンテンツを挿入し(ステップS8)、その楽曲コン
テンツが挿入された放送コンテンツ(番組コンテンツ、
CMコンテンツ)を圧縮符号化・多重化処理し、符号化
・多重化処理された放送コンテンツを変調して送信アン
テナ31akを介して配信する(ステップS9)。
【0054】一方、著作物コンテンツモニタリング事業
者5側のコンピュータシステム22は、例えばコードセ
ンタ2のDB37が更新される毎等、定期的に、コード
センタ2のコンピュータシステム21の処理を介して識
別コードファイル35およびWMコードファイル36を
受信し(ステップS10)、受信した識別コードファイ
ル35およびWMコードファイル36に基づいて、楽曲
コード毎に、そのWMコードおよび楽曲コンテンツ属性
情報を対応付けたデータテーブルT1を作成して識別コ
ード・WMコード・認識パターンDB51に記憶してい
る(ステップS11)。
【0055】図6は、楽曲コード・WMコード・認識パ
ターンDB51に記憶されたデータテーブルT1のデー
タ構造を示す図であり、各楽曲コンテンツの楽曲コード
毎に、そのWMコードおよび楽曲コンテンツ属性情報が
互いに対応付けられている。
【0056】そして、ステップS9の処理等により、放
送局4akから配信された放送コンテンツBCkは、そ
の放送局4akにリアルタイム視聴チャンネルがセット
された視聴者Uの放送コンテンツ受信装置6に受信さ
れ、コントローラ67の処理によりその出力装置64を
介して表示出力される。この結果、視聴者Uは、配信さ
れた放送コンテンツを視聴することができる(ステップ
S12)。
【0057】一方、著作物コンテンツモニタリング事業
者側のコンピュータシステム22は、放送局4akを含
む全ての放送局4a1〜4anから配信されている放送
コンテンツを、複数のチューニングユニット41a1〜
41anおよびデコードユニット42a1〜42anを
介して同時に受信しており(ステップS13)、コンピ
ュータシステム22におけるCPU43は、各チューニ
ングユニット41a1〜41anおよびデコードユニッ
ト42a1〜42anを介して受信された各放送コンテ
ンツにおいて、楽曲コード・WMコード・認識パターン
DB51に蓄積されたWMコードとマッチングするWM
コードを含む楽曲コンテンツが存在するか否かをDB5
1を参照して判断し(ステップS14)、この結果、存
在する場合(ステップS14→YES)、そのWMコー
ドに対応する楽曲コードおよび属性情報をDB51を参
照して抽出し、実際に配信されている楽曲コンテンツを
確定する(ステップS15)。
【0058】一方、ステップS14の判断の結果、存在
しない場合には(ステップS14→NO)、後述するス
テップS34の処理に移行する。
【0059】また、ステップS13〜ステップS14の
処理と同時に、CPU43は、各チューニングユニット
41a1〜41anおよびデコードユニット42a1〜
42anを介して受信された各放送コンテンツが番組コ
ンテンツかCMコンテンツなのかを判別する処理を実行
する。なお、この番組コンテンツ/CMコンテンツ判別
処理としては、例えば、特許公報第2585041号に
開示された判別方式に基づく処理等、各種の判別処理が
利用可能である。
【0060】すなわち、CPU43は、受信した各放送
コンテンツに対応するマスタデータが番組マスタファイ
ル52に記憶されているか否かを判断する(ステップS
16)。
【0061】ステップS16の判断の結果、NO(マス
タデータ無し)の場合、CPU43は、その各放送コン
テンツから表示ユニット49を使用してCMコンテンツ
を抜き出して番組コンテンツ/CMコンテンツを判別
し、判別した番組コンテンツ/CMコンテンツにおける
所定の周波数帯域成分を抽出して判別用の判別データフ
ァイルを作成する(ステップS17)。
【0062】ステップS17と同時に、例えばオペレー
タによる入力部48の操作により、判別した番組コンテ
ンツ/CMコンテンツの内容を識別するためのキーワー
ド(番組キーワード/CMキーワード、例えば、番組キ
ーワードとしては、放送局、番組名等、また、CMキー
ワードとしては、広告クライアント、クライアント業
種、商品・サービス名等)がCPU43に入力されてお
り(ステップS18)、CPU43は、判別した各放送
コンテンツ毎に、番組かCMかを識別できる番組/CM
識別コード(1:番組、2:CM)を付加し、その各番
組/CM識別コードに、対応する番組キーワード/CM
キーワードおよび判別データファイルを対応付けて、番
組マスタデータとして番組マスタファイル52に蓄積記
憶する(ステップS19)。
【0063】図7は、テレビ番組マスタファイル52に
蓄積記憶された番組マスタデータのデータ構造を示す図
であり、各番組/CM識別コード毎に、CMキーワード
/番組キーワードおよび判別データファイルが互いに対
応付けられている。
【0064】この結果、ステップS16の判断によりN
O(マスタデータ無し)の場合、すなわち、受信した各
放送コンテンツのマスタデータが番組マスタファイル5
2に記憶されていない場合には、そのマスタデータが作
成されて番組マスタファイル52に蓄積記憶されること
になる。
【0065】一方、ステップS15の処理後で、ステッ
プS16の判断がYES(あるいは、判断がNOで対応
するマスタデータが作成された後)において、CPU4
3は、ステップS15により確定した楽曲コンテンツを
使用した放送コンテンツBCkがCMコンテンツか番組
コンテンツかを、番組マスタファイル52の全てのマス
タデータと比較して判断し(ステップS20)、このス
テップS20により、番組コンテンツと判断された場合
には、CPU43は、その計時機能に基づいて求められ
た配信日時(オンエア日時)、放送チャンネル、放送局
名等を、識別コード・WMコード・認識パターンDB5
1を参照して抽出した対応する識別コード、WMコード
および属性情報(例えば、その一部)に付加し(ステッ
プS21)、付加後のデータを、対応する楽曲コンテン
ツの配信状況を表すデータとして番組内コンテンツモニ
タリングDB53に蓄積記憶する(ステップS22)。
【0066】また、ステップS20により、CMコンテ
ンツと判断された場合においても、番組コンテンツの時
と同様に、ステップS21およびステップS22の処理
が実行され、配信日時、放送チャンネル、放送局名等
が、識別コード、WMコードおよび属性情報(の一部)
に付加されたデータが配信状況を表すデータとしてCM
コンテンツ内モニタリングDB54に蓄積記憶される。
【0067】図8は、番組内コンテンツモニタリングD
B53およびCM内コンテンツモニタリングDB54に
蓄積記憶された楽曲コンテンツ配信状況を表すデータの
データ構造の一例として、例えばCM内コンテンツモニ
タリングDB54に蓄積記憶された楽曲コンテンツ配信
状況を表すデータのデータ構造を示す図であり、配信さ
れた各楽曲コンテンツの楽曲コード毎に、WMコードお
よび属性情報の一部、配信日時(オンエア日時)放送局
名が互いに対応付けられている。
【0068】このようにして、各放送局4a1〜4an
から放送された各放送コンテンツ(番組コンテンツ、C
Mコンテンツ)内に、識別コード・WMコード・認識パ
ターンDB51に記憶されたWMコードとマッチングす
る楽曲コンテンツが含まれていた場合には、その楽曲コ
ンテンツの配信状況を表すデータが番組内コンテンツモ
ニタリングDB53/CM内コンテンツモニタリングD
B54に蓄積記憶される。
【0069】CPU43は、所定の集計タイミング(例
えば、1日毎等)において、番組内コンテンツモニタリ
ングDB53およびCM内コンテンツモニタリングDB
54に記憶された配信状況データを、例えば楽曲コード
をキーとして集計し(ステップS23)、クライアント
DB50のコンテンツホルダファイル50F1、著作権
ビジネス事業者ファイル50F2を参照して、その通信
アドレスを求め、集計した配信状況データにおける、著
作権ビジネス事業者3に対応する楽曲コンテンツ(コン
テンツホルダ1から委託された楽曲コンテンツ)の配信
状況データ、およびコンテンツホルダ1に対応する楽曲
コンテンツの配信状況データを抽出し、抽出した配信状
況データRAを、求めたアドレスに対して送信する(ス
テップS24)。
【0070】このとき、著作権ビジネス事業者3のコン
ピュータシステム24は、送信されてきた配信状況デー
タRAを受信し、例えばそのコンピュータシステム24
のモニタに表示することにより、著作権ビジネス事業者
3は、自らが所有する楽曲コンテンツ(楽曲コード、W
MコードをエンコードしたCDに含まれる楽曲コンテン
ツ)の正確な配信状況を確認することができるため(ス
テップS25)、実際の配信状況に応じた正確な著作権
使用料を各放送局4a1〜4anへ請求することができ
(ステップS26)、各放送局4a1〜4anから支払
われた著作権使用料を、対応するコンテンツホルダ1へ
正確に支払う(分配する)ことができる(ステップS2
7)。
【0071】また、コンテンツホルダ1のコンピュータ
システム23は、送信されてきた配信状況データRAを
受信し、例えばそのコンピュータシステム23のモニタ
に表示することにより、コンテンツホルダ1は、自ら所
有する楽曲コンテンツの正確な配信状況を確認すること
ができ、正確な使用料の請求を行なうことができる(ス
テップS28)。
【0072】(2)WMコードがエンコードされていな
い既製の楽曲コンテンツをモニタリングする場合 (1)の場合と異なり、既に制作されたWMコードがエ
ンコードされていないCDに含まれる楽曲コンテンツの
モニタリングを著作物コンテンツモニタリング事業者に
依頼する場合、コンテンツホルダ1は、その楽曲コンテ
ンツデータ自体、対応する楽曲コード、その楽曲名、そ
のコンテンツの著作者・権利者等を表す属性情報を含む
モニタリング依頼情報を、例えば、コンピュータシステ
ム23を介したオンライン処理により著作物コンテンツ
モニタリング事業者5のコンピュータシステム22に送
信する(図9;ステップS30)。
【0073】このとき、著作物コンテンツモニタリング
事業者5側のコンピュータシステム22におけるCPU
43は、は、送信されてきた楽曲コンテンツデータ自体
を含むモニタリング依頼情報を受信してコンテンツホル
ダファイル50F1に登録し(ステップS31)、受信
した楽曲コンテンツデータの所定の区間(例えば、特徴
的な区間等)を抽出して楽曲認識パターンファイルを生
成し(ステップS32)、生成した認識パターンファイ
ルを対応する楽曲コンテンツの属性情報に対応付けて楽
曲・WMコード・認識パターンDB51に蓄積記憶する
(ステップS3)。
【0074】図10は、楽曲コード・WMコード・認識
パターンDB51に記憶されたデータテーブルT2のデ
ータ構造を示す図であり、例えば、シークエンス(S
Q)No.1、2の楽曲コンテンツに対しては、WMコ
ードは無く、その楽曲コンテンツの楽曲コード毎に、楽
曲コンテンツ属性情報および認識パターンファイルが互
いに対応付けられている。
【0075】一方、前掲図5に示したように、ステップ
S9〜ステップS13の処理により各放送コンテンツが
受信されると、コンピュータシステム22におけるCP
U43は、各放送コンテンツにおいて、ステップS14
のWMコードマッチング処理を実行する。
【0076】このとき、各放送コンテンツにおいて、W
Mコードを含まない楽曲コンテンツが存在する場合に
は、ステップS14の処理はNOとなり、CPU43
は、その楽曲コンテンツから所定の区間における信号パ
ターンを認識パターンとして抽出し、抽出した認識パタ
ーンが楽曲コード・WMコード・認識パターンDB51
に蓄積された対応する所定区間の認識パターンと一致す
るか否かを判断する(ステップS34)。
【0077】このステップS34の判断の結果、存在し
ない場合(ステップS34→NO)には、CPU43
は、次の楽曲コンテンツに対する認識処理へ移行する。
【0078】一方、ステップS34の判断の結果、マッ
チングする楽曲コンテンツが存在する場合には(ステッ
プS34→YES)には、CPU43は、その認識パタ
ーンに対応する楽曲コードおよび属性情報をDB51を
参照して抽出して実際に配信されている楽曲コンテンツ
を確定し(ステップS15)、以下、前掲図5と同様の
ステップS16〜24の処理を行なう。
【0079】この結果、仮に既製の楽曲コンテンツであ
って、WMコードがエンコードされていない楽曲コンテ
ンツが各放送局4a1〜4anから放送された各放送コ
ンテンツ(番組コンテンツ、CMコンテンツ)内におい
て使用されていた場合でも、識別コード・WMコード・
認識パターンDB51に記憶された楽曲認識パターンと
マッチングする楽曲コンテンツが含まれていた場合に
は、その楽曲コンテンツの配信状況を表すデータを番組
内コンテンツモニタリングDB53/CM内コンテンツ
モニタリングDB54に蓄積記憶することができる。
【0080】この結果、前掲図5のステップS23〜S
28に示した処理が実行され、上記WMコードがエンコ
ードされていない楽曲コンテンツに対する使用モニタリ
ングおよび使用料の請求も正確に行なうことが可能にな
る。
【0081】なお、上述した(1)および(2)の著作
物コンテンツ配信状況モニタリング処理においては、著
作物コンテンツ配信状況を表すデータのみを、クライア
ント(コンテンツホルダ1、著作権ビジネス事業者3
等)に対して提供したが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、上記配信状況データに加えて、高付加価値
情報として、その著作物コンテンツ(楽曲コンテンツ)
の視聴率データを提供することも可能である。
【0082】図11は、上述した著作物コンテンツの視
聴率データを提供するための著作物コンテンツモニタリ
ング事業者のコンピュータシステム22の処理およびモ
ニタ世帯Mに属する視聴者Uの放送コンテンツ受信装置
6の処理を示す図である。
【0083】すなわち、前掲図5等と同様に、複数の放
送局4a1〜4anから配信された放送コンテンツの中
で、その放送コンテンツ受信装置6において設定された
リアルタイム視聴チャンネルに対応する放送コンテンツ
は、リアルタイム視聴用のチューニング・デコード部
(例えば、チューニング・デコード部60a1)を介し
て受信され、コントローラ67の処理により出力部64
から出力される(ステップS12参照)。
【0084】このとき、コントローラ67は、自受信装
置6の視聴データ、すなわち、視聴している放送局の名
称(放送チャンネル)を含む秒単位の視聴状況を表すデ
ータ(視聴データ)を視聴/聴取データファイル75に
順次記録する(ステップS40)。
【0085】次いで、コントローラ67は、所定の集計
タイミング(例えば、早朝等)に応じて、視聴/聴取デ
ータファイル75に順次記録された視聴データを読み出
し、読み出した視聴データを視聴結果として視聴/聴取
データファイル75に蓄積記憶し(ステップS41)、
その視聴結果を著作物コンテンツモニタリング事業者側
のコンピュータシステム22に送信する(ステップS4
2)。
【0086】このようにして、予め無作為に設定された
全てのモニタ世帯Mの放送コンテンツ受信装置6から視
聴結果が著作物コンテンツモニタリング事業者側のコン
ピュータシステム22に送信される。
【0087】このとき、コンピュータシステム22のC
PU43は、全てのモニタ世帯Mの放送コンテンツ受信
装置6から送信されてきた視聴結果を受信し、受信した
視聴結果に基づいて、各放送局4a1〜4anから配信
された各放送コンテンツの所定区間内(例えば、1日
毎)の視聴率データ{例えば、総世帯視聴率(「実際に
視聴している世帯」/「総世帯数」)×100(%)}
を生成して視聴/聴取率ファイル55に蓄積記憶する
(ステップS43)。
【0088】一方、CPU43は、前掲図5あるいは図
9で示した楽曲コンテンツモニタリング処理(ステップ
S13〜S22、あるいはステップS13〜S14、ス
テップS34、ステップS16〜S22)を実行してお
り、番組内コンテンツモニタリングDB53およびCM
内コンテンツモニタリングDB54には、楽曲コンテン
ツの配信状況を表すデータがそれぞれ蓄積記憶されてい
る。
【0089】このとき、CPU43は、所定のタイミン
グに応じて、番組内コンテンツモニタリングDB53に
蓄積記憶された楽曲コンテンツ配信状況データおよび視
聴/聴取率ファイル55に蓄積記憶された各放送コンテ
ンツの視聴率データに基づいて、統計分析処理を実行す
る。
【0090】すなわち、CPU43は、番組内コンテン
ツモニタリングDB53に蓄積記憶された各楽曲コード
毎の放送回数を各放送局毎に加算して、各楽曲コードに
対応する楽曲コンテンツの各放送局毎の放送回数を求め
るとともに、各楽曲コードに対応する楽曲コンテンツの
オンエア日時における総視聴率を求め(ステップS4
4)、求めた各楽曲コードに対応する楽曲コンテンツの
各放送局毎の放送回数およびオンエア日時における総視
聴率を、対応する各楽曲コードおよび属性情報((例え
ば、その一部)に付加して統計分析データを生成し、生
成した統計分析データを、各クライアント(例えば、コ
ンテンツホルダ1、広告代理店AD、各放送局4a1〜
4anの通信アドレスに対して送信する(ステップS4
5)。
【0091】例えば、図12は、生成された統計分析デ
ータSR1のデータ構造(ファイル構造)の一例を示す
図であり、各楽曲コンテンツの楽曲コード毎に、その属
性情報の一部および各放送局毎の放送回数・総視聴率が
互いに対応付けられている。
【0092】このとき、各放送局4a1〜4anの放送
システム22a1〜22anは、送信されてきた統計分
析データを受信し、例えば、その放送システム22a1
〜22anの蓄積部に記憶し、そのモニタに表示する
(ステップS46)。
【0093】同様に、広告代理店ADのコンピュータシ
ステム25は、送信されてきた統計分析データを受信
し、例えば、そのシステム25の蓄積部に記憶し、その
モニタに表示し(ステップS47)、また、コンテンツ
ホルダ1のコンピュータシステム23は、送信されてき
た統計分析データを受信し、例えば、そのシステム23
の蓄積部に記憶し、そのモニタに表示する(ステップS
48)。
【0094】この結果、各クライアントとして、例え
ば、各放送局4a1〜4anは、自局・他局が放送した
楽曲コンテンツの放送回数および総視聴率を把握するこ
とができ、今後の楽曲コンテンツの使用を計画する際に
役立てることができる。また、コンテンツホルダ1は、
自ら保有する楽曲コンテンツの各放送局における放送回
数および総視聴率を把握することができ、今後の楽曲コ
ンテンツの使用を売り込む際に利用することができる。
【0095】なお、図11では、CPU43は、所定の
タイミングに応じて、番組内コンテンツモニタリングD
B53に蓄積記憶された楽曲コンテンツ配信状況データ
および視聴/聴取率ファイル55に蓄積記憶された各放
送コンテンツの視聴率データに基づいて統計分析処理を
実行し、統計分析データを生成したが、同様に、CM内
コンテンツモニタリングDB54に蓄積記憶された楽曲
コンテンツ配信状況データおよび視聴/聴取率ファイル
55に蓄積記憶された各放送コンテンツの視聴率データ
に基づいて統計分析処理を実行し、統計分析データを生
成することもできる(図13参照)。
【0096】また、図11および図13では、楽曲コン
テンツの統計分析データを、番組コンテンツで使用され
た場合とCMコンテンツで使用された場合とで分けて求
めたが、当然、番組コンテンツおよびCMコンテンツを
統合した統計分析データを求めることも可能である。
【0097】例えば、その際の統計分析処理の一例とし
て、CPU43は、番組内コンテンツモニタリングDB
53およびCM内コンテンツモニタリングDB54にそ
れぞれ蓄積記憶された楽曲コンテンツ配信状況データお
よび視聴/聴取率ファイル55に蓄積記憶された各放送
コンテンツの視聴率データに基づいて、各楽曲コードや
各WMコードに対応する楽曲コンテンツのオンエア日時
における平均視聴率を求め(ステップS44)、求めた
各楽曲コードに対応する楽曲コンテンツの各放送局毎の
平均視聴率を、対応する各楽曲コード、属性情報(例え
ば、その一部)、配信状況データ(例えば、オンエア日
時)および番組/CM識別コードに付加して統計分析デ
ータを生成することもできる。
【0098】例えば、図14は、生成された統計分析デ
ータSR2のデータ構造(ファイル構造)の一例を示す
図であり、各楽曲コンテンツのWMコード毎に、その属
性情報の一部、オンエア日時、番組/CM識別コードお
よび平均視聴率が互いに対応付けられている。
【0099】この結果、統計分析データを受信・表示し
た各クライアントは、関心のある楽曲コンテンツが番組
コンテンツ内で使用された場合の平均視聴率とCMコン
テンツ内で使用された場合の平均視聴率とを比べること
が可能になり、楽曲コンテンツの効果的な配信の仕方を
考える際の貴重なデータとして利用することができる。
【0100】一方、上述した高付加価値情報提供処理に
おいては、配信状況データに加えて、高付加価値情報と
して、その著作物コンテンツの視聴率データを提供する
処理について説明したが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、上記配信状況データに加えて、高付加価値
情報として、その著作物コンテンツ(楽曲コンテンツ)
の録画・再生状況を表すデータを提供することも可能で
ある。
【0101】図15は、上述した著作物コンテンツの録
画・再生状況を表すデータを提供するための著作物コン
テンツモニタリング事業者のコンピュータシステム22
の処理およびモニタ世帯Mに属する視聴者Uの放送コン
テンツ受信装置6の処理を示す図である。
【0102】著作物コンテンツモニタリング事業者5の
コンピュータシステム22におけるCPU43は、予
め、全てのモニタ世帯Mに属する視聴者Uの放送コンテ
ンツ受信装置6に対して、プログラムP2を配信する
(ステップS50)。
【0103】モニタ世帯Mに属する視聴者Uの放送コン
テンツ受信装置6のコントローラ67は、プログラムP
3に従って動作しており、送信されてきたプログラムP
2を受信してメモリ68に記憶する(ステップS5
1)。
【0104】一方、前掲図5等と同様に、複数の放送局
4a1〜4anから対応する放送チャンネルの放送コン
テンツが配信されている(ステップS9)。
【0105】このとき、モニタ世帯Mの視聴者Uが、所
定の放送チャンネルの録画を行ないたいと考えた場合、
視聴者Uは、入力部48を操作して、コントローラ67
に対して、所定の放送チャンネルの録画(蓄積)チャン
ネルの選択指定情報、タイマ蓄積の場合には、そのタイ
マ蓄積情報(蓄積開始時刻、蓄積終了時刻等)を含む蓄
積要求を入力する。
【0106】コントローラ67は、入力された蓄積要求
に応じて、蓄積用のチューニング・デコード部(例え
ば、チューニング・デコード部60a2)における蓄積
用チャンネルを指定されたチャンネルに設定して、その
蓄積用のチューニング・デコード部60a2を介して指
定放送チャンネルの放送コンテンツを受信し(ステップ
S52)、受信した放送コンテンツの蓄積部65への蓄
積(録画)を開始する(ステップS53)。
【0107】このとき、コントローラ67は、プログラ
ムP2に従って動作し、放送コンテンツを蓄積部65へ
の蓄積(録画)している際に、同時に録画情報を記録す
る処理を実行する(ステップS54)。
【0108】すなわち、コントローラ67は、図16に
示すように、録画(蓄積)を開始した放送コンテンツに
対して、録画チャンネル(蓄積チャンネル)・録画開始
日時を表す情報を挿入し(ステップS54a)、次い
で、所定間隔毎(例えば、数秒毎)に、タイムインデッ
クスを録画放送コンテンツに対して挿入する(ステップ
S54b)。
【0109】続いて、コントローラ67は、入力部48
から録画終了要求が入力されるか、タイマ録画の場合、
現在時刻が録画(蓄積)終了時刻に到達したか否かを判
断し(ステップS54c)、この判断の結果、NOであ
る場合には、ステップS54bのタイムインデックス挿
入処理を繰り返し実行する。
【0110】一方、ステップS54cの判断の結果、Y
ES、すなわち、録画終了要求が入力されるか、現在時
刻が録画(蓄積)終了時刻に到達した場合には、コント
ローラ67は、録画(蓄積)を終了した放送コンテンツ
に対して、録画終了日時を表す情報を挿入する(ステッ
プS54d)。
【0111】次いで、コントローラ67は、録画チャン
ネル、録画開始日時および録画終了日時を互いに対応付
けて録画完了データを作成し(ステップS54e)、作
成した録画完了データを蓄積・再生情報ファイル76に
記憶する(ステップS54f)。
【0112】また、コントローラ67は、ステップS5
4(S54a〜S54f)の処理と同時並列的に、プロ
グラムP2に基づいて、同時視聴の有無を判別する処理
を実行する。
【0113】すなわち、コントローラ67は、ステップ
S54aの処理に応じて録画チャンネル・録画開始日時
を特定し(ステップS54g)、出力装置64(本実施
形態では、テレビ用の放送コンテンツ受信装置であるた
め、TVモニタ)の電源がONであるか否かを判断する
(ステップS54h)。
【0114】このステップS54hの判断の結果NO
(電源OFF)である場合には、コントローラ67は、
同時視聴無し、すなわち、視聴者Uは録画時において録
画放送コンテンツを同時に視聴していないと判断して
(ステップS54i)、対応する録画放送コンテンツの
録画完了データに対して、“同時視聴無し”を表すデー
タを追加する(ステップS54j)。
【0115】一方、ステップS54hの判断の結果YE
S(電源ON)である場合には、コントローラ67は、
リアルタイム視聴側のチューニング・デコード部60a
1の選択チャンネル(リアルタイム視聴チャンネル)と
録画チャンネルとが一致しているか否か判断する(ステ
ップS54k)。
【0116】このステップS54kの判断の結果NO
(不一致)である場合には、コントローラ67は、同時
視聴無し、すなわち、視聴者Uは録画時において録画放
送コンテンツを同時に視聴していないと判断して(ステ
ップS54l)、対応する録画放送コンテンツの録画完
了データに対して、“同時視聴無し”を表すデータを追
加する(ステップS54m)。
【0117】一方、S54kの判断の結果YES(一
致)である場合には、コントローラ67は、同時視聴有
り、すなわち、視聴者Uは録画時において録画放送コン
テンツを同時に視聴していると判断して(ステップS5
4n)、対応する録画放送コンテンツの録画完了データ
に対して、“同時視聴有り”を表すデータを追加する
(ステップS54o)。
【0118】図18は、蓄積・再生情報ファイル76に
記憶された録画完了データRDのデータ構造を示す図で
あり、録画(蓄積)した放送コンテンツに対応する録画
開始日時、録画終了日時、録画チャンネル(録画放送
局)および同時視聴判別データ(同時視聴有り/無し)
が互いに対応付けられて記憶されている。
【0119】一方、モニタ世帯Mの視聴者Uが、蓄積部
65に蓄積された所定の放送コンテンツを再生したいと
考えた場合、視聴者Uは、入力部48を操作して、コン
トローラ67に対して、対応する放送コンテンツの再生
要求を入力する。
【0120】コントローラ67は、入力部48から入力
された再生要求に応じて、蓄積部65から対応する放送
コンテンツを読み出して出力装置64を介して出力する
ことにより、再生を開始する(ステップS60)。
【0121】このとき、コントローラ67は、プログラ
ムP2に基づいて、蓄積部65に蓄積した放送コンテン
ツの再生時において、その再生情報を記録する処理を実
行する(ステップS61)。
【0122】すなわち、コントローラ67は、再生を開
始した放送コンテンツに対して、再生開始日時をメモリ
68に記録し(ステップS61a)、再生を開始した放
送コンテンツに挿入された録画チャンネル(蓄積チャン
ネル)・録画開始日時を表す情報を抽出する(ステップ
S61b)。
【0123】次いで、コントローラ67は、抽出した録
画チャンネル(蓄積チャンネル)・録画開始日時を表す
情報をメモリ68に記録し(ステップS61c)、再生
中の放送コンテンツに挿入されたタイムインデックスを
抽出する(ステップS61d)。
【0124】続いて、コントローラ67は、抽出した再
生部分の放送コンテンツのタイムインデックスをメモリ
68に記録し(ステップS61e)、入力部48から再
生終了要求が入力されたか否かを判断する(ステップS
61f)。
【0125】このステップS61fの判断の結果がNO
である場合には、コントローラ67は、ステップS61
d〜S61eの再生部分タイムインデックス抽出・記録
処理を繰り返し実行する。
【0126】一方、ステップS61fの判断の結果、Y
ES、すなわち、再生終了要求が入力された場合には、
コントローラ67は、メモリ68に記録された録画情報
(録画チャンネル・録画開始日時情報)、再生開始日時
情報、再生タイムインデックスを互いに対応付けて再生
完了データPDを作成し(ステップS61g)、作成し
た再生完了データPDを、その録画情報をキーとして、
対応する録画完了データと対応付けるように蓄積・再生
情報ファイル76に記憶する(ステップS61h)。
【0127】図18は、蓄積・再生情報ファイル76に
記憶された再生完了データPDのデータ構造を示す図で
あり、再生開始日時情報および再生タイムインデックス
が、対応する録画完了データに対応付けられて記憶され
ている。
【0128】例えば、SQNo.1の楽曲コンテンツの
再生完了データにおいては、再生開始日時情報(200
1年/4/6/00:30)および再生タイムインデッ
クス{00−18(例えば、1秒単位でインデックスが
挿入されている場合、00秒から18秒目のタイムイン
デックス部分まで再生していることを表す)、21−4
4(21秒目から44秒目まで再生)、48−52(4
8秒目から52秒目まで再生)}が対応する楽曲コンテ
ンツの録画完了データに関連付けられて記憶されてい
る。
【0129】このように、蓄積・再生情報ファイル76
には、録画完了データRDおよび再生完了データPDが
記録され、コントローラ67は、所定タイミング、例え
ば、一定時間毎、あるいは蓄積・再生情報ファイル76
が更新される毎に、その蓄積・再生情報ファイル76を
コピーして著作物コンテンツモニタリング事業者5のコ
ンピュータシステム22に自動送信する(ステップS6
2)。
【0130】コンピュータシステム22のCPU43
は、送信されてきた蓄積・再生情報ファイル76を受信
し(ステップS63)、番組内コンテンツモニタリング
DB53に蓄積記憶された楽曲コンテンツ配信状況デー
タ、CM内コンテンツモニタリングDB54に蓄積記憶
されたCMコンテンツ配信状況データおよび受信した蓄
積・再生情報ファイル76に記録された録画完了データ
RD・再生完了データPDに基づいて、統計分析処理を
実行する。
【0131】すなわち、CPU43は、番組内コンテン
ツモニタリングDB53およびCM内コンテンツモニタ
リングDB54にそれぞれ蓄積記憶された各楽曲コード
に対応する楽曲コンテンツのオンエア日時において、
“同時視聴有り”の録画完了データを用いて、その楽曲
コンテンツの番組内およびCM内の所定期間内における
平均視聴率(“同時視聴有り”のモニタ世帯数/総モニ
タ世帯数)を求めるとともに、上記各楽曲コードに対応
する楽曲コンテンツのオンエア日時において、“同時視
聴無し”の録画完了データを用いて、その楽曲コンテン
ツの番組内およびCM内の所定期間内における平均録画
率(“同時視聴無し”のモニタ世帯数/総モニタ世帯
数)を求め、さらに、各楽曲コードに対応する楽曲コン
テンツのオンエア日時に対応するタイムインデックスを
有する再生完了データを用いて、所定期間内における再
生率(オンエア時にタイムインデックスを有する再生完
了データの数/全再生完了データの数)を求め、求めた
平均視聴率、平均録画率および再生率を、応する属性情
報(例えば、その一部)に付加して統計分析データを生
成し(ステップS64)、生成した統計分析データを、
各クライアント(例えば、コンテンツホルダ1、広告代
理店AD、各放送局4a1〜4anの通信アドレスに対
して送信する(ステップS65)。
【0132】例えば、図20は、生成された統計分析デ
ータSR3のデータ構造(ファイル構造)の一例を示す
図であり、各楽曲コンテンツの属性情報の一部(楽曲名
等)、各放送局毎の番組内/CM内の平均視聴率、平均
録画率および再生率、そして番組内・CM内平均視聴
率、平均録画率および再生率の合計が互いに対応付けら
れている。
【0133】このとき、各放送局4a1〜4anの放送
システム22a1〜22anは、送信されてきた統計分
析データを受信し、例えば、その放送システム22a1
〜22anの蓄積部に記憶し、そのモニタに表示する
(ステップS66)。
【0134】同様に、広告代理店ADのコンピュータシ
ステム25は、送信されてきた統計分析データを受信
し、例えば、そのシステム25の蓄積部に記憶し、その
モニタに表示し(ステップS67)、また、コンテンツ
ホルダ1のコンピュータシステム23は、送信されてき
た統計分析データを受信し、例えば、そのシステム23
の蓄積部に記憶し、そのモニタに表示する(ステップS
68)。
【0135】この結果、各クライアントとして、例え
ば、各放送局4a1〜4anは、自局・他局が放送した
楽曲コンテンツの平均視聴率、平均録画率および再生率
を把握することができ、今後の楽曲コンテンツの使用を
計画する際に役立てることができる。また、コンテンツ
ホルダ1は、自ら保有する楽曲コンテンツの各放送局に
おける平均視聴率、平均録画率および再生率を把握する
ことができ、今後の楽曲コンテンツの使用を売り込む際
に利用することができる。
【0136】以上、詳述したように、本実施形態によれ
ば、各放送局4a1〜4anから放送された各放送コン
テンツ(番組コンテンツ、CMコンテンツ)内に、識別
コード・WMコード・認識パターンDB51に記憶され
たWMコードや認識パターンとマッチングする楽曲コン
テンツが含まれているか否かをモニタリングすることに
より、各放送局4a1〜4anから配信される楽曲コン
テンツの正確な配信状況を求めることができ、その求め
た配信状況を表すデータを各クライアント(著作権ビジ
ネス事業者やコンテンツホルダ等)に提供することがで
きる。
【0137】したがって、著作物コンテンツモニタリン
グ事業者は、著作権ビジネス事業者等の各クライアント
の楽曲コンテンツ使用に関するビジネスの支援すること
ができ、その配信状況を表すデータ提供サービスに基づ
く支援の対価を各クライアントから受取ることができ
る。
【0138】また、各クライアントは、提供された配信
状況を表すデータに基づいて、実際の配信状況に応じた
正確な著作権使用料を各放送局4a1〜4anへ請求す
ることが可能になる。
【0139】さらに、本実施形態では、上記配信状況デ
ータに加えて、高付加価値情報として、その著作物コン
テンツ(楽曲コンテンツ)の視聴率データや録画・再生
状況を表すデータを各クライアントに対して提供するこ
とも可能であり、各クライアントの楽曲コンテンツに関
するビジネスを支援することができる。
【0140】なお、上述した実施形態では、“著作物コ
ンテンツ”として、“楽曲コンテンツ”を例にとって説
明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、静
止画、動画等の画像コンテンツ、小説等のテキストコン
テンツ等、様々な著作物コンテンツに対して適用可能で
ある。
【0141】また、本実施形態では、放送局4a1〜4
anを、放送コンテンツとしてテレビ番組コンテンツ、
テレビコマーシャルコンテンツを放送するテレビ放送局
としたが、ラジオ番組コンテンツ、ラジオコマーシャル
を放送するラジオ局であってもよく、放送コンテンツ受
信装置6をラジオ番組用の放送コンテンツ受信装置であ
ってもよい。
【0142】この場合、“視聴者”、“視聴率”等の用
語は、“聴取者”、“聴取率”に読み替えればよく、ま
た、“録画”等の用語も、“録音”に読み替えればよ
い。
【0143】さらに、本実施形態では、コードセンタを
著作物コンテンツモニタリング事業者のコンピュータシ
ステム22とは別個に設けたが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、著作物コンテンツモニタリング事業
者が設立することも可能であり、また、コンピュータシ
ステム22の機能として実現することも可能である。
【0144】さらにまた、本実施形態では、著作物コン
テンツに含まれる認識情報を、認識コードおよびWMコ
ードとしたが、本発明はこれに限定されるものではな
く、両者を統合、すなわち、WMコード化された認識コ
ードを認識情報として用いることもできる。
【0145】なお、本実施形態における放送コンテンツ
受信装置は、世帯(家庭)に設置するタイプに加えて、
携帯型の端末タイプでもよい。
【0146】最後に、本発明は、本実施形態に記載した
構成に限定されるものではなく、本発明の主題および記
載した請求項の範囲内においては、本発明の構成を多様
に変更・変形して実施することが可能である。
【0147】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、放
送局等の著作物コンテンツ使用者から配信される著作物
コンテンツに含まれる識別情報と予め記憶した識別情報
とをマッチングすることにより、その著作物コンテンツ
の配信状況を正確にモニタリングすることができる。
【0148】この結果、モニタリング結果である著作物
コンテンツ配信状況データを著作権管理事業者に提供す
ることができ、著作権管理事業者の著作権管理事業を支
援しながら、その対価を取得できる著作物コンテンツモ
ニタリングビジネスを構築することができる。
【0149】また、本発明によれば、著作物コンテンツ
の配信状況に加えて、視聴者/聴取者側における著作物
コンテンツの視聴/聴取率、蓄積・再生率等の付加価値
の高い統計情報を著作権管理事業者やコンテンツホルダ
等に提供することができ、著作権管理事業者やコンテン
ツホルダの事業を支援しながら、その対価を取得できる
著作物コンテンツモニタリングビジネスを構築すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る著作物コンテンツモ
ニタリング方法およびシステムに基づくビジネスモデル
の概念を示す図。
【図2】図1に示した著作物コンテンツモニタリングに
基づくビジネス手法を具体的に実現した著作物コンテン
ツモニタリングシステムのシステム構成を示す図。
【図3】著作物コンテンツとして、楽曲コンテンツに対
応する識別コードファイルのファイル構造を示す図。
【図4】著作物コンテンツとして、楽曲コンテンツに対
応するWMコードファイルのファイル構造を示す図。
【図5】著作物コンテンツモニタリングシステムの著作
物コンテンツモニタリング処理を説明するための概略フ
ローチャート。
【図6】楽曲コード・WMコード・認識パターンDBに
記憶されたデータテーブルのデータ構造を示す図。
【図7】テレビ番組マスタファイルに蓄積記憶された番
組マスタデータのデータ構造を示す図。
【図8】CM内コンテンツモニタリングDBに蓄積記憶
された楽曲コンテンツ配信状況を表すデータのデータ構
造を示す図。
【図9】著作物コンテンツモニタリングシステムの著作
物コンテンツモニタリング処理を説明するための概略フ
ローチャート。
【図10】楽曲コード・WMコード・認識パターンDB
に記憶されたデータテーブルのデータ構造を示す図。
【図11】著作物コンテンツの視聴率データを提供する
ための著作物コンテンツモニタリング事業者のコンピュ
ータシステムの処理およびモニタ世帯に属する視聴者の
放送コンテンツ受信装置の処理を示す図。
【図12】統計分析データのデータ構造(ファイル構
造)の一例を示す図。
【図13】著作物コンテンツの視聴率データを提供する
ための著作物コンテンツモニタリング事業者のコンピュ
ータシステムの処理およびモニタ世帯に属する視聴者の
放送コンテンツ受信装置の処理を示す図。
【図14】統計分析データのデータ構造(ファイル構
造)の一例を示す図。
【図15】著作物コンテンツの録画・再生状況を表すデ
ータを提供するための著作物コンテンツモニタリング事
業者のコンピュータシステムの処理およびモニタ世帯に
属する視聴者の放送コンテンツ受信装置の処理を示す
図。
【図16】本実施形態に係る放送コンテンツ受信装置の
コントローラの処理の一例を示す概略フローチャート。
【図17】本実施形態に係る放送コンテンツ受信装置の
コントローラの処理の一例を示す概略フローチャート。
【図18】蓄積・再生情報ファイルに記憶された録画完
了データのデータ構造を示す図。
【図19】本実施形態に係る放送コンテンツ受信装置の
コントローラの処理の一例を示す概略フローチャート。
【図20】統計分析データのデータ構造(ファイル構
造)の一例を示す図。
【符号の説明】
1 コンテンツホルダ 2 コードセンタ 3 著作物コンテンツビジネス事業者 4 著作物コンテンツ使用者 4a1〜4an 放送局 5 著作物コンテンツモニタリング事業者 6 放送コンテンツ受信装置 20 著作物コンテンツモニタリングシステム 21、23、24、25 コンピュータシステム 22 著作物コンテンツモニタリング用コンピュータシ
ステム 30 通信回線 33 コンピュータ 34、47、69 通信インタフェース 35 識別コードファイル 36 WMコードファイル 40a1〜40an、61a1、61a2 受信アンテ
ナ 41a1〜41an、62a1、62a2 チューニン
グユニット 42a1〜42an、63a1、63a2 デコードユ
ニット 43 CPU 45、68 メモリ 46 蓄積部 48 入力部 49 表示ユニット 51 識別コード・WMコード・認識パターンDB 52 番組マスタファイル 53 番組内コンテンツモニタリングDB 54 CM内コンテンツモニタリングDB 55 視聴/聴取率ファイル 56 蓄積・再生情報ファイル 57、77 バス 60a1、60a2 チューニング・デコード部 64 出力装置 65 蓄積部 66 入力部 67 コントローラ 75 視聴/聴取率データファイル 76 蓄積・再生情報ファイル AD 広告代理店 C コンテンツホルダ U 視聴者 M モニタ世帯 P1〜P3 プログラム
フロントページの続き (72)発明者 猪熊 治彦 東京都中央区入船2丁目1番1号 株式会 社ビデオリサーチ内 (72)発明者 服部 博和 東京都中央区入船2丁目1番1号 株式会 社ビデオリサーチ内 (72)発明者 松山 信一 東京都中央区入船2丁目1番1号 株式会 社ビデオリサーチ内 (72)発明者 桜井 保 東京都中央区入船2丁目1番1号 株式会 社ビデオリサーチ内 (72)発明者 梶原 久信 東京都港区海岸一丁目9番11号 東芝ロジ スティクス・ソリューションズ株式会社内 (72)発明者 東 啓史 東京都港区海岸一丁目9番11号 東芝ロジ スティクス・ソリューションズ株式会社内 (72)発明者 笹川 悦男 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 Fターム(参考) 5C061 BB13 CC05 CC09 5C064 BA01 BA07 BB07 BC16 BC18 BC23 BD02 BD03 BD08

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 著作物コンテンツ使用者から配信された
    放送コンテンツに含まれる著作物コンテンツの配信状況
    をモニタリングする著作物コンテンツモニタリング方法
    であって、 複数の著作物コンテンツの権利関係を含むその属性を表
    す属性情報を当該複数の著作物コンテンツに含まれる識
    別情報に対応付けて記憶部に記憶するステップと、配信
    された放送コンテンツを受信し、受信した放送コンテン
    ツにおいて、前記記憶部に記憶された識別情報とマッチ
    ングする識別情報を含む著作物コンテンツが存在するか
    否かを判断するステップと、この判断ステップにより、
    マッチングする著作物コンテンツが存在すると判断され
    た場合、そのマッチングした著作物コンテンツの属性情
    報を前記記憶部から抽出し、抽出した属性情報を用いて
    前記著作物コンテンツの配信状況を表す情報を生成する
    ステップとを備えたことを特徴とする著作物コンテンツ
    モニタリング方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の著作物コンテンツモニタ
    リング方法であって、 前記配信状況生成ステップは、抽出した著作物コンテン
    ツの属性情報を、前記著作物コンテンツ使用者の識別情
    報および対応する放送コンテンツにおける著作物コンテ
    ンツのオンエア日時を表す情報と関連付けることによ
    り、前記著作物コンテンツの配信状況を表す情報を生成
    するステップであることを特徴とする著作物コンテンツ
    モニタリング方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の著作物コンテンツモニタ
    リング方法であって、 前記著作物コンテンツに含まれる識別情報は、対応する
    著作物コンテンツをユニークに識別できる識別コードお
    よびこの識別コードに対応付けられたユニークな電子透
    かしコードを含み、 前記記憶ステップは、複数の著作物コンテンツの属性情
    報を当該複数の著作物コンテンツの識別コードおよび電
    子透かしコードに対応付けて前記記憶部に記憶するステ
    ップであり、 前記判断ステップは、受信した放送コンテンツにおい
    て、前記記憶部に記憶された電子透かしコードとマッチ
    ングする電子透かしコードを含む著作物コンテンツが存
    在するか否かを判断するステップであることを特徴とす
    る著作物コンテンツモニタリング方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の著作物コンテンツモニタ
    リング方法であって、 前記著作物コンテンツに含まれる識別情報は、そのコン
    テンツを構成するデータの内の少なくとも一部のパター
    ンを表すデータを含み、 前記記憶ステップは、複数の著作物コンテンツの属性情
    報を当該複数の著作物コンテンツの内の少なくとも一部
    のパターンを表すデータに対応付けて前記記憶部に記憶
    するステップであり、 前記判断ステップは、受信した放送コンテンツにおい
    て、前記記憶部に記憶されたパターンとマッチングする
    パターンを含む著作物コンテンツが存在するか否かを判
    断するステップであることを特徴とする著作物コンテン
    ツモニタリング方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の著作物コンテンツモニタ
    リング方法であって、 前記著作物コンテンツ使用者は放送局であり、この放送
    局は、複数の放送コンテンツとして、複数の番組コンテ
    ンツおよび複数のコマーシャルメッセージコンテンツを
    予め定められた順序で配信するようになっており、 前記放送局から配信される複数の番組コンテンツおよび
    コマーシャルメッセージコンテンツそれぞれの識別情報
    を記憶するステップと、前記判断ステップにより、マッ
    チングする著作物コンテンツが存在すると判断された場
    合に、そのマッチングした著作物コンテンツが存在する
    放送コンテンツが番組コンテンツかコマーシャルメッセ
    ージコンテンツかを前記記憶ステップにより記憶された
    識別情報を参照して特定するステップとを備え、 前記配信状況生成ステップは、前記特定ステップにより
    特定された特定情報および前記抽出した属性情報を用い
    て前記著作物コンテンツの配信状況を表す情報を生成す
    るステップであることを特徴とする著作物コンテンツモ
    ニタリング方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の著作物コンテンツモニタ
    リング方法であって、 複数の世帯に設置された前記放送コンテンツ受信用の放
    送コンテンツ受信装置から通信回線を介して送信された
    前記複数の放送コンテンツの視聴/聴取率データを受信
    して記憶するステップと、前記配信状況生成ステップに
    より抽出された著作物コンテンツの属性情報、前記特定
    ステップにより特定した番組コンテンツ/コマーシャル
    コンテンツ特定情報、前記抽出された著作物コンテンツ
    のオンエア日時を表す情報および前記視聴/聴取率デー
    タに基づいて、前記著作物コンテンツの視聴/聴取状況
    を表す情報を生成するステップとを備えたことを特徴と
    する著作物コンテンツモニタリング方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の著作物コンテンツモニタ
    リング方法であって、 前記著作物コンテンツの視聴/聴取状況を表す情報を生
    成するステップは、その著作物コンテンツの視聴/聴取
    状況を表す情報として、所定期間内での前記著作物コン
    テンツのオンエア日時における平均視聴/聴取率を表す
    情報、前記所定期間における前記著作物コンテンツの放
    送回数を表す情報および前記所定期間内の総視聴/聴取
    率を表す情報の内の少なくとも1つの情報を生成するス
    テップであることを特徴とする著作物コンテンツモニタ
    リング方法。
  8. 【請求項8】 請求項5記載の著作物コンテンツモニタ
    リング方法であって、 複数の世帯に設置された前記放送コンテンツ受信・蓄積
    および再生機能を有する放送コンテンツ受信装置から通
    信回線を介して送信された前記複数の放送コンテンツの
    蓄積/再生情報を受信して記憶するステップと、前記配
    信状況生成ステップにより抽出された著作物コンテンツ
    の属性情報、前記特定ステップにより特定された特定情
    報および前記蓄積/再生情報に基づいて、前記著作物コ
    ンテンツの蓄積/再生状況を表す情報を生成するステッ
    プとを備えたことを特徴とする著作物コンテンツモニタ
    リング方法。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の著作物コンテンツモニタ
    リング方法であって、 前記放送局は複数であり、各放送局は、対応する各放送
    チャンネルの放送波を伝送媒体として、複数の番組コン
    テンツおよび複数のコマーシャルメッセージコンテンツ
    を予め定められた順序で配信するようになっており、 前記放送コンテンツ受信装置は、互いに通信可能なリア
    ルタイム視聴/聴取用および蓄積用の少なくとも2系統
    のチューナ部、コンテンツ蓄積用の蓄積部、コンピュー
    タ、メモリおよび視聴/聴取用コンテンツ出力装置を備
    えており、 前記放送コンテンツ受信装置に対してプログラムを配信
    するステップと、前記放送コンテンツ受信装置の蓄積用
    のチューナ部により受信された所定の放送チャンネルの
    放送コンテンツの蓄積部への蓄積が開始された際に、前
    記プログラムにより前記放送コンテンツ受信装置のコン
    ピュータを動作させて、前記蓄積用のチューナ部の蓄積
    チャンネルおよび蓄積開始日時を、蓄積が開始された放
    送コンテンツに挿入させるステップと、前記プログラム
    により前記コンピュータを動作させて、前記蓄積されて
    いる放送コンテンツに対して所定間隔毎にタイムインデ
    ックスデータを挿入させるステップと、前記放送コンテ
    ンツ受信装置により受信された所定の放送チャンネルの
    放送コンテンツの蓄積が終了した際に、前記プログラム
    により前記コンピュータを動作させて、蓄積終了時間
    を、前記蓄積チャンネルおよび蓄積開始日時に対応付け
    ることにより蓄積情報を作成させるステップと、前記プ
    ログラムにより前記コンピュータを動作させて、前記視
    聴/聴取用コンテンツ出力装置の電源がONかOFFか
    を判断させるステップと、この判断の結果、視聴/聴取
    用コンテンツ出力装置の電源がOFFである場合に、前
    記プログラムにより前記コンピュータを動作させて、作
    成された蓄積情報に同時視聴/聴取無しを表す情報を付
    加して前記通信回線を介して送信させるステップと、前
    記判断の結果、視聴/聴取用コンテンツ出力装置の電源
    がONである場合に、前記プログラムにより前記コンピ
    ュータを動作させて、前記リアルタイム視聴/聴取用の
    チューナ部の受信チャンネルが前記蓄積用チューナ部の
    蓄積チャンネルと一致するか否か判断させるステップ
    と、この判断の結果、一致しない場合に、前記プログラ
    ムにより前記コンピュータを動作させて、作成された蓄
    積情報に同時視聴/聴取無しを表す情報を付加して前記
    通信回線を介して送信させるステップと、前記判断の結
    果、一致する場合に、前記プログラムにより前記コンピ
    ュータを動作させて、作成された蓄積情報に同時視聴/
    聴取有りを表す情報を付加して前記通信回線を介して送
    信させるステップとを備えたことを特徴とする著作物コ
    ンテンツモニタリング方法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の著作物コンテンツモニ
    タリング方法であって、 前記放送コンテンツ受信装置の処理により、前記蓄積部
    に蓄積された放送コンテンツの再生が開始された際に、
    前記プログラムにより前記放送コンテンツ受信装置のコ
    ンピュータを動作させて、再生が開始された放送コンテ
    ンツに挿入された蓄積チャンネルおよび蓄積開始日時を
    当該放送コンテンツから抽出させて前記メモリに記憶さ
    せるステップと、前記プログラムにより前記コンピュー
    タを動作させて、再生中の放送コンテンツに挿入された
    全てのタイムインデックスデータを順次抽出してメモリ
    に記憶させるステップと、前記放送コンテンツ受信装置
    の処理により、前記蓄積部に蓄積された放送コンテンツ
    の再生が終了した際に、前記プログラムにより前記放送
    コンテンツ受信装置のコンピュータを動作させて、再生
    終了時において前記メモリに記憶された蓄積チャンネ
    ル、蓄積開始日時および全てのタイムインデックスデー
    タを互いに対応付けて再生情報を作成させるステップ
    と、前記プログラムにより前記コンピュータを動作させ
    て、作成された再生情報を前記通信回線を介して送信さ
    せるステップとを備えたことを特徴とする著作物コンテ
    ンツモニタリング方法。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の著作物コンテンツモ
    ニタリング方法であって、 前記著作物コンテンツの蓄積/再生状況を表す情報を生
    成するステップは、その著作物コンテンツの蓄積/再生
    状況を表す情報として、前記同時視聴/聴取有りを表す
    情報が付加された蓄積情報に基づく所定期間内での前記
    著作物コンテンツの平均視聴/聴取率を表す情報、前記
    同時視聴/聴取無しを表す情報が付加された蓄積情報に
    基づく前記所定期間内の平均蓄積率を表す情報および前
    記再生情報に基づく前記所定期間内の再生率を表す情報
    の内の少なくとも1つの情報を生成するステップである
    ことを特徴とする著作物コンテンツモニタリング方法。
  12. 【請求項12】 著作物コンテンツ使用者から配信され
    た放送コンテンツに含まれる著作物コンテンツの配信状
    況をモニタリングする著作物コンテンツモニタリングシ
    ステムであって、 複数の著作物コンテンツの権利関係を含むその属性を表
    す情報を当該複数の著作物コンテンツに含まれる識別情
    報に対応付けて記憶部に記憶する記憶手段と、配信され
    た放送コンテンツを受信し、受信した放送コンテンツに
    おいて、前記記憶部に記憶された識別情報とマッチング
    する識別情報を含む著作物コンテンツが存在するか否か
    を判断する判断手段と、この判断手段により、マッチン
    グする著作物コンテンツが存在すると判断された場合、
    そのマッチングした著作物コンテンツに対応する著作物
    コンテンツの属性情報を前記記憶部から抽出し、抽出し
    た著作物コンテンツの属性情報を用いて前記著作物コン
    テンツの配信状況を表す情報を生成する生成手段とを備
    えたことを特徴とする著作物コンテンツモニタリングシ
    ステム。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の著作物コンテンツモ
    ニタリングシステムであって、 前記著作物コンテンツ使用者は放送局であり、この放送
    局は、複数の放送コンテンツとして、複数の番組コンテ
    ンツおよび複数のコマーシャルメッセージコンテンツを
    予め定められた順序で配信するようになっており、 前記放送局から配信される複数の番組コンテンツおよび
    コマーシャルメッセージコンテンツそれぞれの識別情報
    を記憶する識別情報記憶手段と、前記判断手段により、
    マッチングする著作物コンテンツが存在すると判断され
    た場合に、そのマッチングした著作物コンテンツが存在
    する放送コンテンツが番組コンテンツかコマーシャルメ
    ッセージコンテンツかを前記記憶手段により記憶された
    識別情報を参照して特定する特定手段とを備え、 前記生成手段は、前記特定手段により特定された特定情
    報および前記抽出した属性情報を用いて前記著作物コン
    テンツの配信状況を表す情報を生成する手段であること
    を特徴とする著作物コンテンツモニタリングシステム。
  14. 【請求項14】 著作物コンテンツ使用者から配信され
    た放送コンテンツ内に含まれる著作物コンテンツの配信
    状況をモニタリングするためのコンピュータが実行可能
    なプログラムであって、 前記コンピュータを、複数の著作物コンテンツの権利関
    係を含むその属性を表す情報を当該複数の著作物コンテ
    ンツに含まれる識別情報に対応付けてメモリに記憶する
    手段と、配信された放送コンテンツを受信し、受信した
    放送コンテンツにおいて、前記メモリに記憶された識別
    情報とマッチングする識別情報を含む著作物コンテンツ
    が存在するか否かを判断する手段と、この判断手段によ
    り、マッチングする著作物コンテンツが存在すると判断
    された場合、そのマッチングした著作物コンテンツの属
    性情報を前記メモリから抽出し、抽出した著作物コンテ
    ンツの属性情報を用いて前記著作物コンテンツの配信状
    況を表す情報を生成する手段として機能させることを特
    徴とするコンピュータが実行可能なプログラム。
  15. 【請求項15】 請求項14記載のコンピュータが実行
    可能なプログラムであって、 前記著作物コンテンツ使用者は放送局であり、この放送
    局は、複数の放送コンテンツとして、複数の番組コンテ
    ンツおよび複数のコマーシャルメッセージコンテンツを
    予め定められた順序で配信するようになっており、 前記コンピュータを、前記放送局から配信される複数の
    番組コンテンツおよびコマーシャルメッセージコンテン
    ツそれぞれの識別情報をメモリに記憶する手段と、前記
    判断手段により、マッチングする著作物コンテンツが存
    在すると判断された場合に、そのマッチングした著作物
    コンテンツが存在する放送コンテンツが番組コンテンツ
    かコマーシャルメッセージコンテンツかを前記メモリに
    記憶された識別情報を参照して特定する特定手段として
    さらに機能させ、 前記生成手段は、前記特定手段により特定された特定情
    報および前記抽出した属性情報を用いて前記著作物コン
    テンツの配信状況を表す情報を生成する手段であること
    を特徴とするコンピュータが実行可能なプログラム。
  16. 【請求項16】 複数の放送局から予め定められた順序
    で配信される複数の放送コンテンツを受信する放送コン
    テンツ受信装置を有し、この放送コンテンツ受信装置
    は、互いに通信可能に接続されたリアルタイム視聴/聴
    取用および蓄積用の少なくとも2系統のチューナ部、コ
    ンテンツ蓄積用の蓄積部、コンピュータ、メモリおよび
    視聴/聴取用コンテンツ出力装置を備えた際の前記コン
    ピュータが実行可能なプログラムであって、 前記コンピュータを、前記放送コンテンツ受信装置の蓄
    積用のチューナ部により受信された所定の放送チャンネ
    ルの放送コンテンツの蓄積部への蓄積が開始された際
    に、前記蓄積用のチューナ部の蓄積チャンネルおよび蓄
    積開始日時を、蓄積が開始された放送コンテンツに挿入
    する手段と、前記蓄積されている放送コンテンツに対し
    て所定間隔毎にタイムインデックスデータを挿入する手
    段と、前記放送コンテンツ受信装置により受信された所
    定の放送チャンネルの放送コンテンツの蓄積が終了した
    際に、蓄積終了時間を、前記蓄積チャンネルおよび蓄積
    開始日時に対応付けることにより、前記放送コンテンツ
    受信装置の放送コンテンツ蓄積率を測定するための情報
    を作成する手段として機能させることを特徴とするコン
    ピュータが実行可能なプログラム。
  17. 【請求項17】 請求項16記載のコンピュータが実行
    可能なプログラムであって、 前記生成記憶手段は、前記視聴/聴取用コンテンツ出力
    装置の電源がONかOFFかを判断する手段と、この判
    断の結果、視聴/聴取用コンテンツ出力装置の電源がO
    FFである場合に、作成された蓄積率を測定するための
    情報に同時視聴/聴取無しを表す情報を付加する手段
    と、前記判断の結果、視聴/聴取用コンテンツ出力装置
    の電源がONである場合に、前記リアルタイム視聴/聴
    取用のチューナ部の受信チャンネルが前記蓄積用チュー
    ナ部の蓄積チャンネルと一致するか否か判断する手段
    と、この判断の結果、一致しない場合に、作成された蓄
    積率を測定するための情報に同時視聴/聴取無しを表す
    情報を付加する手段と、前記判断の結果、一致する場合
    に、作成された蓄積率を表すための情報に同時視聴/聴
    取有りを表す情報を付加する手段と、前記同時視聴/聴
    取有りあるいは無しを表す情報が付加された蓄積率を測
    定するための情報をメモリに記憶する手段とを備えたこ
    とを特徴とするコンピュータが実行可能なプログラム。
JP2001125014A 2001-04-23 2001-04-23 著作物コンテンツモニタリングシステムおよび著作物コンテンツモニタリングプログラム Expired - Lifetime JP4649053B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001125014A JP4649053B2 (ja) 2001-04-23 2001-04-23 著作物コンテンツモニタリングシステムおよび著作物コンテンツモニタリングプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001125014A JP4649053B2 (ja) 2001-04-23 2001-04-23 著作物コンテンツモニタリングシステムおよび著作物コンテンツモニタリングプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002318874A true JP2002318874A (ja) 2002-10-31
JP4649053B2 JP4649053B2 (ja) 2011-03-09

Family

ID=18974303

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001125014A Expired - Lifetime JP4649053B2 (ja) 2001-04-23 2001-04-23 著作物コンテンツモニタリングシステムおよび著作物コンテンツモニタリングプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4649053B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008191735A (ja) * 2007-02-01 2008-08-21 Nec Corp 情報処理装置、情報管理方法、および情報管理プログラム
JP2009506412A (ja) * 2005-08-08 2009-02-12 ワイドヴァイン テクノロジーズ インコーポレイテッド コピー保護コンテンツの違法な配信の防止
JP2016019163A (ja) * 2014-07-09 2016-02-01 株式会社ビデオリサーチ 接触調査システム及び方法及び装置
US9332363B2 (en) 2011-12-30 2016-05-03 The Nielsen Company (Us), Llc System and method for determining meter presence utilizing ambient fingerprints
US9489640B2 (en) 2006-07-12 2016-11-08 The Nielsen Company (Us), Llc Methods and systems for compliance confirmation and incentives
CN115315960A (zh) * 2021-01-29 2022-11-08 多玩国株式会社 内容修正装置、内容发布服务器、内容修正方法以及记录介质

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11238088A (ja) * 1998-02-19 1999-08-31 Tetsushi Nakamura 著作権料管理装置
JPH11284583A (ja) * 1998-01-31 1999-10-15 Sony Corp 番組選択履歴情報取得装置及びその方法
WO2000000969A1 (en) * 1998-06-29 2000-01-06 Verance Corporation Apparatus and method for embedding and extracting information in analog signals using replica modulation
JP2000200457A (ja) * 1999-01-06 2000-07-18 Sony Corp 信号処理装置およびその方法
JP2000322443A (ja) * 1999-05-14 2000-11-24 Nri & Ncc Co Ltd 楽曲特定情報の端末装置、楽曲の送受信端末装置およびデータベース装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11284583A (ja) * 1998-01-31 1999-10-15 Sony Corp 番組選択履歴情報取得装置及びその方法
JPH11238088A (ja) * 1998-02-19 1999-08-31 Tetsushi Nakamura 著作権料管理装置
WO2000000969A1 (en) * 1998-06-29 2000-01-06 Verance Corporation Apparatus and method for embedding and extracting information in analog signals using replica modulation
JP2000200457A (ja) * 1999-01-06 2000-07-18 Sony Corp 信号処理装置およびその方法
JP2000322443A (ja) * 1999-05-14 2000-11-24 Nri & Ncc Co Ltd 楽曲特定情報の端末装置、楽曲の送受信端末装置およびデータベース装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009506412A (ja) * 2005-08-08 2009-02-12 ワイドヴァイン テクノロジーズ インコーポレイテッド コピー保護コンテンツの違法な配信の防止
US9489640B2 (en) 2006-07-12 2016-11-08 The Nielsen Company (Us), Llc Methods and systems for compliance confirmation and incentives
US10387618B2 (en) 2006-07-12 2019-08-20 The Nielsen Company (Us), Llc Methods and systems for compliance confirmation and incentives
US11741431B2 (en) 2006-07-12 2023-08-29 The Nielsen Company (Us), Llc Methods and systems for compliance confirmation and incentives
JP2008191735A (ja) * 2007-02-01 2008-08-21 Nec Corp 情報処理装置、情報管理方法、および情報管理プログラム
US9332363B2 (en) 2011-12-30 2016-05-03 The Nielsen Company (Us), Llc System and method for determining meter presence utilizing ambient fingerprints
JP2016019163A (ja) * 2014-07-09 2016-02-01 株式会社ビデオリサーチ 接触調査システム及び方法及び装置
CN115315960A (zh) * 2021-01-29 2022-11-08 多玩国株式会社 内容修正装置、内容发布服务器、内容修正方法以及记录介质

Also Published As

Publication number Publication date
JP4649053B2 (ja) 2011-03-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7844259B2 (en) Communication method
CA2279663C (en) Apparatus and method to generate and access broadcast information
US8032907B2 (en) System to syncronize and access broadcast information
US5539635A (en) Radio station program identifier and distribution system
EP1252732B1 (en) Music distribution systems
US20090178003A1 (en) Method for internet distribution of music and other streaming content
US11496780B2 (en) System and method for production, distribution and archival of content
JP2007059035A (ja) エアチェックシステム
CN1816989B (zh) 重现装置、重现方法和程序
JP2000196547A (ja) 受信装置
US20010047515A1 (en) System and method for accessing authorized recordings
US20050273816A1 (en) Information processing apparatus, information processing method, computer program, and recording medium
JP2002058013A (ja) 放送情報コンテンツ配信システム、放送情報コンテンツ配信サイト、ユーザ受信端末、ユーザ受信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及び放送情報コンテンツ配信方法
JP2002318874A (ja) 著作物コンテンツモニタリング方法およびシステム、ならびにコンピュータが実行可能なプログラム
KR20060056311A (ko) 통신방법, 통신장치 및 프로그램
US20060160509A1 (en) Information providing method
JP2005092561A (ja) コンテンツ利用制御装置、コンテンツ利用制御方法およびコンテンツ利用制御プログラム
JP2001320693A (ja) サービス提供装置および方法、受信端末装置および方法、サービス提供システム
JP2005303743A (ja) 情報処理装置および情報処理方法、プログラム、並びに、情報処理システム
US8073314B2 (en) Recording device for recording broadcasted information
JP4396248B2 (ja) 情報処理装置および方法、並びに、記録媒体およびその製造方法
KR20060054282A (ko) 통신장치, 통신장치의 통신방법 및 통신장치의 통신프로그램
KR101113431B1 (ko) 다운로드 앤 플레이 방식을 이용한 매장 음악 방송 시스템 및 그 제어 방법
JP2000209681A (ja) 遠隔制御装置
JP2005303741A (ja) 情報処理装置および情報処理方法、プログラム、並びに、情報処理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20040909

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20040909

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20040915

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20040915

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20040909

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20040915

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080311

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100824

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101025

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101116

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101213

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131217

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4649053

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term