JP2000196547A - 受信装置 - Google Patents

受信装置

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JP2000196547A
JP2000196547A JP10372940A JP37294098A JP2000196547A JP 2000196547 A JP2000196547 A JP 2000196547A JP 10372940 A JP10372940 A JP 10372940A JP 37294098 A JP37294098 A JP 37294098A JP 2000196547 A JP2000196547 A JP 2000196547A
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立 武田
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  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラジオ放送で放送された番組としての曲など
の音声データを、容易に入手可能とする。 【解決手段】 送信装置1では、本放送で放送される本
放送データとしての曲データを入手するために必要なEM
D(Electric Music Distribution)リンク等を配置し
て、データ放送で放送されるデータ放送データが構成さ
れ、本放送データが送信されるとともに、その送信を行
っている間に、その本放送データとしての曲データにつ
いてのEMDリンクが配置されたデータ放送データが周期
的に送信される。一方、ユーザ端末3では、本放送デー
タとデータ放送データが受信され、いわゆるブックマー
クを付けるような操作の入力があった場合に、データ放
送データに配置されているEMDリンクが記憶される。そ
して、ユーザ端末3は、その記憶したEMDリンク等を、
外部機器に出力するためのインターフェイスを有してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信装置に関し、
特に、例えば、ラジオ放送やテレビジョン放送などで放
送された番組としての曲などの音声データ、あるいは映
画などの画像データを、容易に入手することができる受
信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ラジオ放送などにおいて放送さ
れた番組は、ラジオ受信機によって受信することができ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ラジオ放送
においては、番組が歌番組であれば、その番組としての
曲が、放送信号として放送(送信)される。ここで、放
送信号には、アナウンサ(ディスクジョッキ)の音声
や、効果音、ジングル等も含まれることがあり、従っ
て、曲自体(例えば、販売用のCD(Compact Disc)等
に記録された、その曲以外の音が含まれていないもの
(以下、適宜、正式曲データという))は、放送信号に
関連するということができるので、関連データというこ
とができる。
【0004】ユーザは、ラジオ放送において放送された
曲(その曲以外の、例えば、アナウンサの音声等の雑音
が含まれるもの(以下、適宜、放送用曲データとい
う))を、ラジオ受信機によって聴き、その曲を気に入
って欲しくなるときがある。この場合、その曲(正式曲
データ)が記録されたCDを、販売店に購入しに行く方
法がある。
【0005】しかしながら、ユーザが欲する曲が記録
(記憶)されたCDを購入するには、ユーザが、そのタ
イトルや歌手名などを知っている必要があり、その曲
が、例えば、新曲である場合には、ユーザが、そのタイ
トル等を知らないことが多い。また、ラジオ放送におい
ては、一般に、アナウンサが、曲のタイトルや歌手名等
を紹介するが、音声による紹介では、聞き逃したり、聞
き間違えたりすることがある。
【0006】そこで、近年、放送が開始された、いわゆ
る見えるラジオ放送では、本来の番組としての放送信号
の放送(以下、適宜、本放送という)の他に、その放送
信号に付加的な付加情報を、データ放送によって放送す
ることが行われている。データ放送による付加情報に
は、曲のタイトルや歌手名が含められることがあり、従
って、ユーザは、その付加情報の表示を見ることで、タ
イトルや歌手名を認識することができる。
【0007】しかしながら、見えるラジオ放送において
放送される付加情報は、ユーザが見逃す場合や、記憶し
損なう場合、放送との関連性がわからなくなる場合があ
る。
【0008】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、例えば、ラジオ放送やテレビジョン放送
などで放送された番組としての曲などの音声データ、あ
るいは映画などの画像データを、容易に入手することが
できるようにするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の受信装置は、操
作手段が操作されることによって所定の入力があった場
合に、付加情報に配置された入手情報を記憶する記憶手
段と、記憶手段に記憶された入手情報を、外部に転送す
るためのインターフェースとして機能するインターフェ
イス手段とを備えることを特徴とする。
【0010】上記構成の受信装置においては、記憶手段
は、操作手段が操作されることによって所定の入力があ
った場合に、付加情報に配置された入手情報を記憶し、
インターフェイス手段は、記憶手段に記憶された入手情
報を、外部に転送するためのインターフェースとして機
能するようになされている。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用したブック
マークラジオ(BMR(Book Mark Radio))システム
(システムとは、複数の装置が論理的に集合した物をい
い、各構成の装置が同一筐体中にあるか否かは問わな
い)の一実施の形態の構成例を示している。
【0012】送信装置1は、例えば、ディジタルラジオ
放送の放送局として機能し、伝送媒体2としての、例え
ば、地上波を介して、ディジタルラジオ放送を行うよう
になされている。
【0013】送信装置1が行うディジタルラジオ放送
は、本放送とデータ放送とから構成されており、本放送
によるデータ(以下、適宜、本放送データという)に
は、一般の番組として放送される曲のデータ(放送用曲
データ)や、スポンサの広告(いわゆるコマーシャル)
のデータなどが含まれている。また、データ放送による
データ(以下、適宜、データ放送データという)には、
後述するサンプル音声やジャケット写真のデータ、テキ
ストデータ、EMD(Electric Music Distribution)
リンク、圧縮暗号化データ、静止画クーポンのデータな
どが含まれている。これらの本放送データおよびデータ
放送データは、ユーザ端末3で受信される。
【0014】ユーザ端末3は、例えば、携帯型または据
え置き型のラジオ受信機や、車載用のラジオ受信機(い
わゆるカーオーディオ機器)などで構成され、送信装置
1からの本放送データが受信されて、音声で出力され
る。また、ユーザ端末3では、データ放送データが受信
され、必要に応じて、音声で出力、あるいは表示され
る。
【0015】即ち、データ放送データには、本放送デー
タで放送されている曲の、例えば、始まりの部分や、い
わゆるさびの部分などの、ユーザに対してサンプルとし
て提供されるサンプル音声が含まれている。また、デー
タ放送データには、本放送データで放送されている曲が
記録された、例えば、CDなどのジャケット写真や、そ
の曲を歌っている歌手の写真(アーティスト写真)、さ
らには、その曲のタイトル、歌手名、レコード会社(制
作会社)の会社名としてのテキストデータが含まれてい
る。
【0016】さらに、データ放送データには、放送用曲
データに対応する正式曲データを圧縮し、暗号化した圧
縮暗号化データも含まれている。
【0017】ユーザ端末3では、そのようなデータ放送
データが受信され、ユーザの操作に応じて、ジャケット
写真、曲のタイトル、歌手名などが表示され、あるいは
サンプル音声などが出力される。
【0018】ユーザは、本放送による放送用曲データを
聴き、興味をもったとき、いわゆるブックマークを付け
るように(本にしおりをはさむように)、ユーザ端末3
を操作する。さらに、その放送用曲データを聴いている
最中や、それを聞き終わった後、サンプル音声などを聴
いて、その曲の正式曲データを欲するとき、圧縮暗号化
データを復号するための復号キーを要求するように、ユ
ーザ端末3を操作する。ユーザ端末3は、その要求に応
じて、正式曲データを管理、配信しているEMDサービ
ス業者のEMDサーバ5に対して、復号キーを要求す
る。
【0019】即ち、データ放送データに含まれるEMD
リンクは、正式曲データを提供している提供場所にアク
セスするのに用いられるアクセス情報としての、例え
ば、EMDサーバ5のIP(Internet Protocol)アド
レスやURL(Uniform Resource Locator)などを含ん
でいる。ユーザ端末3は、このEMDリンクに基づき、
インターネット4を介して、EMDサーバ5にアクセス
し、圧縮暗号化データを復号するための復号キーを要求
する。
【0020】EMDサーバ5は、ユーザ端末3から、復
号キーの要求を受信すると、必要な課金処理を行い、復
号キーを、インターネット4を介して、ユーザ端末3に
送信する。ユーザ端末3は、EMDサーバ5からの復号
キーを受信し、その復号キーを用いて、圧縮暗号化デー
タを、正式曲データ(が圧縮されたもの)に復号する。
これにより、ユーザは、正式曲データを入手することが
できる。
【0021】一方、EMDサーバ5は、上述したよう
に、正式曲データを管理しており、ユーザ端末3に対し
て、復号キーを提供する他、放送局(送信装置1)に対
して、本放送データとして送信される曲のデータや、そ
の圧縮暗号化データを提供する。また、EMDサーバ5
は、復号キー(最終的には、正式曲データ)の提供の対
価の徴収のための課金処理を行う。この課金処理によ
り、後日、ユーザの銀行口座や、クレジット会社から、
正式曲データの購入の代金の引き落としが行われる。ま
た、課金は、プリペイドカードなどを利用して行われる
場合もある。
【0022】なお、データ放送用データには、伝送媒体
2の伝送容量の関係から、上述したすべてのデータを含
めることができないこともあり、この場合、圧縮暗号化
データは、データ放送用データに含めないようにするこ
とができる。データ放送用データに圧縮暗号化データを
含めない場合には、ユーザ端末3には、復号キーととも
に、その復号キーによって復号される圧縮暗号化データ
を、EMDサーバ5に要求させるようにし、EMDサー
バ5には、復号キーおよび圧縮暗号化データを、ユーザ
端末3に送信させるようにすることができる。
【0023】また、データ放送用データには、いわゆる
クーポン券として扱われる静止画クーポンのデータを含
めることができる。この静止画クーポンは、例えば、ユ
ーザ端末3から、復号キーを要求するときに、その要求
とともに、EMDサーバ5に送信することができる。そ
して、EMDサーバ5において、復号キーの要求ととも
に、静止画クーポンを受信した場合には、課金処理の際
に、EMDリンクに基づいて、代金の割引が行われる。
【0024】さらに、上述の場合には、EMDサーバ5
に課金処理を行わせるようにしたが、課金処理は、図1
において点線で示すように、課金処理を行う専用の課金
サーバ6を設け、その課金サーバ6に行わせるようにす
ることが可能である。
【0025】また、データ放送用データに圧縮暗号化デ
ータを含めない場合には(含めている場合であっても構
わない)、例えば、レコード店や、ビデオショップ、コ
ンビニエンスストア、駅の売店などの販売店その他の場
所に、EMDリンクに基づいて、圧縮暗号化データおよ
び復号キーの転送を行う転送装置を設置しておくように
することが可能である。この場合、ユーザは、転送装置
が設置している場所まで行けば、代金と引き替えに、圧
縮暗号化データおよび復号キーを入手することができ
る。
【0026】さらに、EMDリンクには、本放送で放送
された曲が記録されたCD等を販売している販売店(例
えば、その販売店の店名、さらには支店名など)を記述
しておくようにすることができる。この場合、ユーザ端
末3において、EMDリンクを表示(出力)するように
することで、ユーザは、欲する曲が記録されたCDを販
売している販売店を認識し、そのCDを購入しに行く
(販売店にアクセスする)ことができる。
【0027】次に、図2は、図1の送信装置1による本
放送データおよびデータ放送データの伝送フォーマット
を示している。ここで、日本では、約400kbps
(kilobit per second)を1セグメントとし、音声圧縮
方式として、MPEG(Moving Picture Experts Grou
p) AAC(Advanced Audio Coding)を用いて、ディ
ジタルラジオ放送が行われる予定であり、図2は、その
ようなディジタルラジオ放送を採用した場合の伝送フォ
ーマットを示している。
【0028】図2では、本放送データは、MPEG A
ACで、128kbps乃至144kbps程度のステ
レオ信号に圧縮されて送信されている。また、データ放
送データのうち、圧縮暗号化データは、正式曲データを
ATRAC(Adaptive Transform Acoustic Coding)2
方式で圧縮し、その後、所定の方式で暗号化したものと
されており、その伝送レートは、250kbps程度と
されている。
【0029】次に、図3は、本放送データおよびデータ
放送データのデータフォーマットを示している。
【0030】本放送データおよびデータ放送データは、
所定のフレーム単位で構成され、各フレームは、時間同
期をとって送信されるようになされている。
【0031】ここで、以下、適宜、本放送データまたは
データ放送データのフレームを、それぞれ音楽フレーム
またはデータフレームという。
【0032】いま、ある曲の送信開始から、その送信終
了までを、1の番組とすると、1の番組の本放送データ
は、最初に、ヘッダが配置され、そのヘッダの後に、必
要な数の音楽フレームが配置され、最後に、EOF(En
d Of File)が配置されて構成される。また、その番組
のデータ放送データは、本放送データを構成する音楽フ
レームと同一数のデータフレームが配置され、最後に、
EOFが配置されて構成される。そして、音楽フレーム
と、それに対応するデータフレームとは、同期をとって
同時に送信される。
【0033】データフレームは、その先頭から、データ
フレームの検出に用いられるシンク(同期信号)、各フ
レームに、例えばシーケンシャルに付されるフレームナ
ンバ、1の番組放送内に、周期的に送信されるデータが
配置される1フレームサイクリックブックマーク部(以
下、適宜、ブックマーク部という)、基本的に複数のデ
ータフレームが集まって完結するデータが配置される複
数フレーム完結部(以下、適宜、完結部という)、誤り
訂正または検出のためのECC(Error Correcting Cod
eまたはError Checking Code)が順次配置されて構成さ
れている。
【0034】ブックマーク部には、本放送で放送されて
いる曲の正式曲データを入手するために必要な情報(入
手情報)が配置される。即ち、ブックマーク部には、本
放送で放送されている曲の正式曲データに固有に付され
たユニークな固有情報としての、例えば、60ビットの
ISRC(International Standard Recording Code)
などが配置される。また、ブックマーク部には、本放送
で放送されている曲の正式曲データの内容を認識するの
に役立つ認識情報としての、例えば、その曲の曲名(タ
イトル)や歌っている歌手の歌手名(アーティスト
名)、その歌手が所属するレコード会社(制作会社)の
会社名(レコード会社名)なども配置される。さらに、
ブックマーク部には、本放送で放送されている曲の正式
曲データを提供している提供場所(図1に示したEMD
サーバ5や、正式曲データが記録されたCDを販売して
いる販売店など)にアクセスするのに用いられるアクセ
ス情報としてのEMDリンク(EMD Link)も配置され
る。
【0035】1の番組を構成する各データフレームのブ
ックマーク部には、同一の情報が配置されるようになさ
れており、従って、ブックマーク部に配置される情報
は、本放送の番組が極端に短い時間で終了しない限り、
複数回、周期的に送信される。
【0036】完結部には、例えば、次のような音声デー
タ、画像データ、テキストデータ、その他のデータが配
置される。
【0037】即ち、音声データとしては、例えば、上述
した正式曲データを圧縮して暗号化した圧縮暗号化デー
タや、サンプル音声が配置される。
【0038】画像データとしては、例えば、正式曲デー
タが記録されたCDなどのジャケット写真や、その曲を
歌っている歌手の写真(アーティスト写真)、静止画ク
ーポンのデータなどが配置される。
【0039】テキストデータとしては、例えば、正式曲
データの内容を認識するのに役立つ、その曲のタイトル
や歌手名、レコード会社名、さらには、その歌手のエピ
ソード、最新情報などが配置される。従って、本実施の
形態では、多少冗長ではあるが、曲のタイトルや、歌手
名などは、ブックマーク部と完結部との両方に配置され
る場合がある。
【0040】その他のデータとしては、宣伝のためのセ
ールスプロモーションに関するデータや広告のためのデ
ータなどが配置される。
【0041】ここで、ブックマーク部または完結部に配
置されるデータを、以下、適宜、それぞれブックマーク
データまたはデータ放送用コンテンツという。
【0042】なお、図3では、データ放送のためのチャ
ンネルを1チャンネルとしてあるが、データ放送のため
のチャンネルを2チャンネルとし、そのうちの1のチャ
ンネルでブックマーク部に配置されるデータを、他の1
のチャンネルで完結部に配置されるデータ放送用コンテ
ンツを、それぞれ同時に送信するようにすることも可能
である。
【0043】次に、図4は、図1の放送局を構成する送
信装置1の構成例を示している。
【0044】マイク11には、アナウンサの音声(DJ
(ディスクジョッキ)音声)が入力されるようになされ
ており、そのDJ音声は、電気信号としての音声信号に
変換され、信号処理部13に供給される。また、信号処
理部13には、ストレージ12に記憶されたデータも供
給される。
【0045】即ち、ストレージ12には、EMDサーバ
5から、本放送に用いる曲のデータ(正式曲データであ
る場合もある)や、データ放送に用いる圧縮暗号化デー
タ、ジャケット写真などが供給されて記憶されるように
なされており、信号処理部13には、それらのデータ
が、必要に応じて供給されるようになされている。
【0046】さらに、信号処理部13には、本放送で放
送される広告や宣伝の音声(いわゆるコマーシャル)
(広告音声)なども供給されるようになされている。
【0047】信号処理部13では、そこに供給されるデ
ータが信号処理され、これにより、本放送データが配置
された音楽フレームとデータ放送データが配置されたデ
ータフレームとが生成される。この本放送データの音楽
フレームまたはデータ放送データのデータフレームは、
ECC回路14または15にそれぞれ供給され、ECC
が付加されて、MUX(マルチプレクサ)16に供給さ
れる。
【0048】MUX16では、本放送データとデータ放
送データとが多重化され、その結果得られる多重化デー
タが、ディジタル変調回路17に供給される。ディジタ
ル変調回路17では、MUX16からの多重化データに
対して、例えば、QPSK(Quadrature Phase Shift K
eying)やQAM(Quadrature Amplitude Modulation)
などのディジタル変調処理が施され、その結果得られる
変調信号が、送信機18に供給される。送信機18で
は、ディジタル変調回路17からの変調信号に対して、
増幅その他の必要な処理が施され、アンテナ19から電
波として送信される。
【0049】次に、図5は、図1のユーザ端末3の第1
の構成例を示している。
【0050】上述したようにして、送信装置1から送信
されてくる電波は、アンテナ21で受信され、その受信
信号は、ディジタルラジオチューナ22に供給される。
ディジタルラジオチューナ22(受信手段)は、アンテ
ナ21からの受信信号を受信し、受信制御部22Aの制
御にしたがって、所定のチャンネルの受信信号を検波し
て、ディジタル復調回路23に供給する。ディジタル復
調回路23は、ディジタルラジオチューナ22の出力を
ディジタル復調し、その結果得られる多重化データを、
DMUX(デマルチプレクサ)24に出力する。
【0051】DMUX24は、ディジタル復調回路23
からの多重化データを、本放送データとデータ放送デー
タとに分離する。本放送データまたはデータ放送データ
は、ECC回路25または26にそれぞれ供給される。
ECC回路25または26それぞれは、本放送データま
たはデータ放送データに対して、誤り検出または訂正処
理を施し、信号処理部27に供給する。
【0052】ここで、ECC回路26は、DMUX24
からのデータ放送データを、RAM26Aに一時記憶さ
せてから処理を行うようになされている。そして、RA
M26Aは、例えば、少なくとも、1つのデータフレー
ム(図3)のデータを記憶することができるだけの記憶
容量を有しており、また、DMUX24から新たなデー
タフレームを受信するごとに、最も古いデータフレーム
を消去する(最も古いデータフレームを、新たなデータ
フレームに更新する)ようになされている。
【0053】例えば、ユーザが、ユーザ端末3を携帯し
ている場合や、また、ユーザ端末3が自動車に搭載され
ている場合には、トンネル内などで、送信装置1からの
電波の受信が一時的に途切れることがある。このような
場合であっても、ユーザ端末3において、データフレー
ムのブックマーク部のデータを利用することができるよ
うに、RAM26Aは、一時、データ放送データを記憶
するようになされている。
【0054】ここで、送信装置1からの電波の受信が一
時的に途切れたかどうかは、例えば、データフレームの
フレームナンバ(図3)が連続しているかどうかや、E
OFを受信したかどうか、あるいは、電波のレベルなど
に基づいて判定することができる。
【0055】また、上述の場合においては、RAM26
Aに、DMUX24からのデータ放送データを一時記憶
させてから、ECC回路26において、その誤り検出ま
たは訂正処理を行うようにしたが、RAM26Aには、
ECC回路26によって誤り検出または訂正処理が施さ
れた後のデータ放送データを一時記憶させるようにする
ことも可能である。
【0056】信号処理部27では、ECC回路25また
は26それぞれからの本放送データまたはデータ放送デ
ータに、所定の信号処理が施される。そして、本放送デ
ータは、D/A(Digital/Analog)変換器28に供給さ
れ、D/A変換された後、スピーカ29(出力手段)に
供給されて出力される。
【0057】また、データ放送データのうち、音声とし
て出力可能なデータも、必要に応じて、本放送データと
同様にして、スピーカ29から出力される。さらに、デ
ータ放送データのうち、表示可能なデータは、必要に応
じて、表示装置30に供給されて表示される。
【0058】操作部31(操作手段)は、所定の場合
に、ユーザによって操作される。操作部31の操作に対
応した操作信号は、信号処理部27に供給され、信号処
理部27は、この操作信号に対応して所定の処理を行
う。即ち、例えば、操作部31が、復号キーを要求する
ように操作された場合には、信号処理部27は、モデム
(またはターミナルアダプタ等)32を制御することに
より、インターネット4を介して、EMDサーバ5との
リンクを確立させ、復号キーを要求する。さらに、信号
処理部27は、その要求に応じて、EMDサーバ5から
送信されてくる復号キーを、モデム32を介して受信す
る。
【0059】次に、図6は、図1のEMDサーバ5の構
成例を示している。
【0060】データベース41には、EMDサービス業
者が管理する曲の正式曲データや、ISRC、ジャケッ
ト写真のデータ、アーティスト写真のデータ、正式曲デ
ータの圧縮暗号化データ、その復号のための復号キー、
EMDリンクとなる情報、広告のデータ、広告されてい
る商品の詳細情報などが記憶されており、そのうちの、
本放送およびデータ放送で用いられるものが、放送局の
送信装置1に供給される。
【0061】一方、モデム(またはターミナルアダプタ
等)43は、インターネット4を介しての通信制御を行
うようになされており、ユーザ端末3から、復号キーの
要求が送信されてくると、それを受信し、制御部42に
供給する。制御部42は、復号キーの要求を受信する
と、課金処理部44を制御することにより、課金処理を
行わせる。さらに、制御部42は、要求された復号キー
を、データベース41から読み出し、モデム43に送信
させる。なお、制御部42は、復号キーの要求ととも
に、圧縮暗号化データの要求も受信した場合には、その
圧縮暗号化データも、データベース41から読み出し、
モデム43に送信させる。
【0062】次に、図7は、図4の送信装置1における
信号処理部13の構成例を示している。
【0063】アンプ51には、マイク11(図4)から
のDJ音声が供給されるようになされており、アンプ5
1は、その音声信号を増幅して、A/D(Analog/Digit
al)変換器52に供給するようになされている。A/D
変換器52は、アンプ51からのアナログの音声信号を
A/D変換することにより、ディジタルの音声データと
し、ミキサ53に供給するようになされている。ミキサ
53には、DJ音声の他、本放送データを構成する曲
や、広告、ジングルなどのデータ(ここでは、ディジタ
ルデータ)も供給されるようになされており、ミキサ5
3は、それらの音声をミキシングすることにより、本放
送データを構成し、データ圧縮部54に供給するように
なされている。データ圧縮部54は、ミキサ53の出力
を、例えば、MPEG方式によって圧縮し、同期調整回
路55に供給するようになされている。
【0064】同期調整回路55には、データ圧縮部54
から本放送データが供給される他、ブックマークデータ
と、MUX58の出力も供給されるようになされてい
る。そして、同期調整回路55は、ブックマークデータ
とMUX58の出力とから、データ放送データを構成す
るようになされている。さらに、同期調整回路55は、
本放送データを配置した音楽フレームと、データ放送デ
ータを配置したデータフレームを構成し、それらの同期
をとって出力するようになされている。
【0065】なお、同期調整回路55は、メモリ55A
を有しており、メモリ55Aは、1の番組(曲)につい
てのブックマークデータを一時記憶するようになされて
いる。同期調整回路55は、ある番組のデータ放送デー
タのデータフレームには、メモリ55Aに記憶された、
その番組についてのブックマークデータを配置すること
で、その番組を構成する各データフレームのブックマー
ク部に、同一のブックマークデータを配置するようにな
されている。
【0066】データ圧縮部56には、データ放送用コン
テンツのうちの音声データ(例えば、上述したように、
圧縮暗号化データやサンプル音声など)が供給されるよ
うになされており、データ圧縮部56は、そこに供給さ
れる音声データを、例えば、ATRAC2方式などで圧
縮し、MUX58に供給するようになされている。な
お、音声データのうち、例えば、圧縮暗号化データは、
既に、ATRAC2方式などで圧縮されており、このよ
うに既に圧縮されている音声データは、データ圧縮部5
6をスルーして、そのままMUX58に供給されるよう
になされている。
【0067】データ圧縮部57には、データ放送用コン
テンツのうちの画像データ(例えば、ジャケット写真
や、アーティスト写真、静止画クーポンのデータなど)
が供給されるようになされており、データ圧縮部57
は、そこに供給される画像データを、例えば、JPEG
(Joint Photographic Experts Group)方式などで圧縮
し、MUX58に供給するようになされている。
【0068】MUX58には、データ圧縮部56および
57の出力の他、データ放送用コンテンツのうちのテキ
ストデータおよびその他のデータも供給されるようにな
されており、MUX58は、そこに供給されるデータ放
送用コンテンツを多重化して、同期調整回路55に供給
するようになされている。なお、テキストデータやその
他のデータについても、その圧縮を行ってから、MUX
58に供給するようにすることが可能である。
【0069】次に、図8のフローチャートを参照して、
図7の信号処理部13の処理について説明する。
【0070】マイク11からのDJ音声は、アンプ51
で増幅され、A/D変換器52においてディジタル信号
とされ、ミキサ53に供給される。ミキサ53には、D
J音声の他、本放送データを構成する曲や、広告、ジン
グルなどのデータも供給され、そこでミキシングが行わ
れることにより、本放送データが構成され、データ圧縮
部54に供給される。データ圧縮部54は、ミキサ53
からの本放送データを圧縮し、同期調整回路55に供給
する。
【0071】一方、データ圧縮56または57では、デ
ータ放送用コンテンツのうちの音声データまたは画像デ
ータがそれぞれ圧縮され、MUX58に供給される。M
UX58には、データ圧縮部56および57の出力の
他、データ放送用コンテンツのうちのテキストデータお
よびその他のデータも供給され、そこでは、それらのデ
ータが多重化され、同期調整回路55に供給される。
【0072】同期調整回路55には、本放送データ、お
よびMUX58の出力の他、その本放送データの番組に
ついてのブックマークデータも供給される。そして、同
期調整回路55は、ブックマークデータとMUX58の
出力とから、データ放送データを構成し、本放送データ
を構成する音楽フレームと、データ放送データを構成す
るデータフレームとの同期をとって出力する。
【0073】即ち、同期調整回路55は、ある番組のブ
ックマークデータを受信すると、図8のフローチャート
に示すように、まず最初に、ステップS1において、そ
のブックマークデータを、メモリ55Aに記憶させ、ス
テップS2に進み、番組を構成する音楽フレームおよび
データフレームの数をカウントするための変数iに、初
期値としての、例えば、1をセットして、ステップS3
に進む。
【0074】ステップS3では、本放送データを用いて
音楽フレーム#iが構成されるとともに、メモリ55A
に記憶されたブックマークデータの後に、MUX58の
出力データが所定量だけ配置されることによりデータフ
レーム#iが構成され、ステップS4に進む。ステップ
S4では、音楽フレーム#iとデータフレーム#iと
が、同期をとって同時に出力され、ステップS5に進
む。
【0075】ステップS5では、番組としての、本放送
で放送される曲が終了したかどうかが判定され、まだ終
了していないと判定された場合、ステップS6に進み、
変数iが1だけインクリメントされる。そして、ステッ
プS3に戻り、以下、同様の処理が繰り返される。
【0076】また、ステップS5において、番組として
の、本放送で放送される曲が終了したと判定された場
合、本放送データおよびデータ放送データとして、EO
Fを出力し、次の番組についてのブックマークデータが
供給されるのを待って、ステップS1に戻る。
【0077】従って、本放送データとしての番組が極端
に短い時間で終了するものであるような特殊な場合を除
いて、その番組の本放送データの送信が行われている
間、その番組についてのブックマークデータは、各デー
タフレームに配置されることにより周期的に送信され
る。その結果、ユーザ端末3において、ある番組につい
てのブックマークデータの取りこぼしを極力少なくする
ことが可能となる。
【0078】次に、図9は、図5のユーザ端末3におけ
る信号処理部27の構成例を示している。
【0079】ECC回路25(図5)からの本放送デー
タは、データ伸張部61に供給されるようになされてお
り、データ伸張部61は、その本放送データを伸張し、
D/A変換器28(図5)に供給するようになされてい
る。
【0080】ECC回路26(図5)からのデータ放送
データは、DMUX62に供給されるようになされてお
り、DMUX62は、データ放送用データを、ブックマ
ークデータと、データ放送用コンテンツとに分離するよ
うになされている。さらに、DMUX62は、データ放
送用コンテンツを、表示可能なデータ(以下、適宜、表
示データという)、サンプル音声、圧縮暗号化データな
どに分離し、ブックマークデータとともに、セレクタ6
3に供給するようになされている。
【0081】セレクタ63は、メモリ63Aを有してお
り、そのメモリ63Aに、DMUX63の出力を一時記
憶するようになされている。さらに、セレクタ63は、
操作部31(図5)の操作にしたがって、メモリ63A
に記憶されたデータのうちのいずれかを選択し、データ
伸張部70を介して表示装置30(図5)に供給した
り、ストレージ64に供給したりするようになされてい
る。なお、表示装置30には、基本的に、表示データ
(例えば、曲のタイトル(曲名)や、アーティスト名
(歌手名)、ジャケット写真など)が、ストレージ64
には、基本的に、ブックマークデータやサンプル音声、
圧縮暗号化データなどが、それぞれ供給されるようにな
されている。
【0082】ストレージ64(記憶手段)は、セレクタ
63から供給されるブックマークデータやサンプル音
声、圧縮暗号化データなどを記憶するようになされてい
る。さらに、ストレージ65は、ダウンロード処理部6
5から供給される復号キーなども記憶するようになされ
ている。ここで、ストレージ64は、ユーザ端末3に内
蔵させることも可能であるが、容易に着脱可能な、例え
ば、メモリカードなどで構成することも可能である。ス
トレージ64をメモリカードなどとした場合には、図1
で説明したように、そのメモリカードを、販売店に持っ
ていって、圧縮暗号化データおよびその復号キーの提供
を受けるようなときに、携帯に便利となる。
【0083】ダウンロード処理部65は、操作部31
が、復号キーや圧縮暗号化データのダウンロードを要求
するように操作されたときに、モデム32(図5)を制
御し、インターネット4を介して、EMDサーバ5に対
し、そのダウンロードの要求を行うようになされてい
る。個人情報記憶部66は、復号キーや圧縮暗号化デー
タのダウンロードの際に行われる課金処理に必要なユー
ザの個人情報としての、ユーザの氏名や住所、電話番
号、クレジットカードの番号あるいは銀行口座の番号な
どを記憶している。この個人情報は、ダウンロード処理
部65が復号キーや圧縮暗号化データのダウンロードの
要求を行うときに、その要求とともに送信されるように
なされている。
【0084】再生制御部67は、ストレージ64に記憶
されたデータを再生し、復号器68に供給するようにな
されている。復号器68は、再生制御部67から圧縮暗
号化データと復号キーが供給されたとき、その復号キー
を用いて、圧縮暗号化データを復号し、その結果得られ
る、圧縮された正式曲データを、データ伸張部69に供
給するようになされている。また、復号器68は、再生
制御部67からサンプル音声が供給されたとき、そのサ
ンプル音声を、そのままデータ伸張部69に供給するよ
うになされている。
【0085】データ伸張部69は、復号器68から供給
される正式曲データやサンプル音声が圧縮されていると
き、その圧縮された正式曲データやサンプル音声を伸張
して、D/A変換器28(図5)に供給するようになさ
れている。データ伸張部70は、セレクタ63から供給
される表示データが圧縮されているとき、その圧縮され
た表示データを伸張して、表示装置30に供給するよう
になされている。なお、データ伸張部69および70
は、そこに供給されるデータが圧縮されていないとき
は、そのデータをそのまま出力するようになされてい
る。
【0086】次に、図10のフローチャートを参照し
て、図9の信号処理部27の処理について説明する。
【0087】ECC回路25からの本放送データは、デ
ータ伸張部61に供給され、データ伸張部61は、その
本放送データを伸張し、D/A変換器28を介して、ス
ピーカ29に供給する。これにより、本放送は、スピー
カ29から出力される。
【0088】一方、ECC回路26からのデータ放送デ
ータは、DMUX62に供給され、そこで、ブックマー
クデータと、データ放送用コンテンツとに分離される。
さらに、DMUX62では、データ放送用コンテンツ
が、表示データ、サンプル音声、圧縮暗号化データなど
に分離され、ブックマークデータとともに、セレクタ6
3に供給される。
【0089】セレクタ63は、DMUX63からのデー
タを、メモリ63Aに一時記憶し、以後、その記憶内容
を、DMUX63から新たに供給されるデータに、順次
更新していく。即ち、メモリ63Aでは、ブックマーク
データについては、例えば、データフレームごとに更新
され、データ放送用コンテンツについては、例えば、本
放送による1曲の放送が終了するごとに更新されてい
く。
【0090】そして、図10のフローチャートに示すよ
うに、まず最初に、ステップS11において、操作部3
1が表示データを出力するように操作されたか否かが判
定され、そのように操作されたと判定された場合、ステ
ップS12に進み、セレクタ63は、メモリ63Aに記
憶された表示データを読み出し、データ伸張部70を介
して表示装置30に供給して、ステップS11に戻る。
これにより、表示装置30では、例えば、いま本放送で
放送されている曲についてのジャケット写真や、アーテ
ィスト写真、タイトル、歌手名などが表示される。
【0091】また、ステップS11において、操作部3
1が表示データを出力するように操作されていないと判
定された場合、ステップS13に進み、操作部31がブ
ックマーク操作されたか否かが判定される。ステップS
13において、操作部31がブックマーク操作されたと
判定された場合、即ち、本放送で放送されている曲に興
味があり(興味がわき)、ユーザが、その曲に、いわば
ブックマークを付けるような操作をした場合、ステップ
S14に進み、セレクタ63は、メモリ63Aに記憶さ
れたブックマークデータ、サンプル音声、圧縮暗号化デ
ータなどを読み出し、ストレージ64に供給して記憶さ
せ、ステップS11に戻る。即ち、これにより、ストレ
ージ64には、操作部31がブックマーク操作されたと
きに本放送で放送されていた曲についてのブックマーク
データ、サンプル音声、圧縮暗号化データなどが記憶
(記録)される。
【0092】ここで、上述したように、メモリ63Aで
は、データ放送用コンテンツについては、本放送による
1曲の放送が終了するごとに更新されていくため、ある
曲のサンプル音声や圧縮暗号化データなどは、その曲の
本放送が行われている間に、操作部31がブックマーク
操作された場合には、ストレージ64に保持されるが、
ブックマーク操作されなかった場合には、ユーザ端末3
から消去される。
【0093】一方、ステップS13において、操作部3
1がブックマーク操作されていないと判定された場合、
ステップS15に進み、操作部31がサンプル音声を出
力するように操作されたか否かが判定される。ステップ
S15において、操作部31がサンプル音声を出力する
ように操作されたと判定された場合、ステップS16に
進み、再生制御部67は、ストレージ64から、そこに
記憶されたサンプル音声を読み出し、復号器68、デー
タ伸張部69、およびD/A変換器28を介して、スピ
ーカ29に供給し、ステップS11に戻る。これによ
り、スピーカ29からは、サンプル音声が出力される。
【0094】ここで、操作部31がブックマーク操作さ
れることにより、ある曲についての圧縮暗号化データが
ストレージ64に記憶された場合であっても、ユーザ
が、その曲が、どのような曲であったか忘れてしまうこ
とがある。そこで、そのような場合に、上述したように
して、サンプル音声を再生して聴くことで、どのような
曲であったかを思い出すことができる。
【0095】一方、ステップS15において、操作部3
1がサンプル音声を出力するように操作されていないと
判定された場合、ステップS17に進み、操作部31が
復号キーのダウンロードを要求するダウンロード操作さ
れたか否かが判定される。ステップS17において、操
作部31がダウンロード操作されたと判定された場合、
ステップS18に進み、ダウンロード処理部65は、復
号キーのダウンロード処理を行う。
【0096】即ち、例えば、いま、EMDサーバ5にお
いて、ある正式曲データの圧縮暗号化データの復号キー
のファイルが、その正式曲データのISRCをファイル
名として管理されており、ブックマークデータのうちの
EMDリンクが、その正式曲データを管理しているEM
Dサーバ5のホスト名を表しているとすると、ダウンロ
ード処理部65は、ストレージ64に記憶されているブ
ックマークデータのうちのEMDリンクをホスト名とす
るとともに、そのうちのISRCをファイル名としてU
RLを構成する。さらに、ダウンロード処理部65は、
そのURLに基づいて、モデム32を制御することによ
り、EMDサーバ5との通信リンクを確立させ、個人情
報記憶部66から個人情報を読み出し、復号キーの要求
とともに、EMDサーバ5に送信する。
【0097】EMDサーバ5は、復号キーの要求と個人
情報とを受信すると、その個人情報に基づいて、課金処
理を行い、要求された復号キーを、ユーザ端末3に送信
する。ユーザ端末3では、このようにしてEMDサーバ
5から送信されてくる復号キーが、モデム32を介し
て、ダウンロード処理部65で受信される。
【0098】ダウンロード処理部65は、復号キーを受
信すると、ステップS19に進み、その復号キーを、ス
トレージ64に供給して記憶させ、ステップS11に戻
る。
【0099】なお、操作部31がダウンロード操作され
た場合に、ストレージ64にブックマークデータが記憶
されていないときには、ユーザ端末3では、ステップS
18およびS19の処理が行われる替わりに、例えば、
その旨が、スピーカ29から出力され、あるいは表示装
置30に表示されるようになされている。
【0100】一方、ステップS17において、操作部3
1がダウンロード操作されていないと判定された場合、
ステップS20に進み、操作部31が曲を再生するよう
に操作(以下、適宜、再生操作という)されたか否かが
判定される。ステップS20において、操作部31が再
生操作されたと判定された場合、ステップS21に進
み、再生制御部67において、曲の再生が開始され、ス
テップS11に戻る。
【0101】即ち、再生制御部67は、ストレージ64
から、そこに記憶された圧縮暗号化データと復号キーを
読み出し、復号器68に供給する。復号器68は、再生
制御部67からの復号キーを用いて、同じく再生制御部
67からの圧縮暗号化データを復号し、その復号データ
を、データ伸張部69に供給する。データ伸張部69で
は、復号器68からの復号データが、正式曲データに伸
張され、D/A変換器28を介して、スピーカ29に供
給される。これにより、スピーカ29からは、例えば、
CDを再生した場合と同様の曲が出力される。
【0102】なお、復号器68において復号されたデー
タや、データ伸張部69において伸張されたデータは、
図示せぬ出力端子から出力し、外部の機器で記録や再生
等をするようにすることが可能である。
【0103】一方、ステップS20において、操作部3
1が再生操作されていないと判定された場合、ステップ
S11に戻る。
【0104】なお、操作部31が再生操作された場合
に、ストレージ64に圧縮暗号化データや復号キーが記
憶されていないときには、ユーザ端末3では、ステップ
S21の処理が行われる替わりに、例えば、その旨が、
スピーカ29から出力され、あるいは表示装置30に表
示されるようになされている。
【0105】また、操作部31が再生操作された場合
に、ストレージ64に圧縮暗号化データおよび復号キー
が複数セット記憶されているときには(操作部31がサ
ンプル音声を出力するように操作された場合に、ストレ
ージ64に複数のサンプル音声が記憶されているときも
同様)、例えば、その複数の圧縮暗号化データに対応す
る曲のタイトルや歌手名などの一覧が、表示装置30に
おいて表示され、これにより、いずれの圧縮暗号化デー
タを再生するかを、ユーザが選択することができるよう
になされている。なお、圧縮暗号化データに対応する曲
のタイトル等は、ストレージ64に記憶されているブッ
クマークデータを参照することで認識することができ
る。
【0106】以上のように、送信装置1では、本放送で
放送された曲の圧縮暗号化データを復号するための復号
キーを入手するために必要なブックマークデータを配置
して、データ放送用データが構成され、本放送データの
送信を行っている間に、その本放送データで放送されて
いる曲の圧縮暗号化データを復号するための復号キーを
入手するために必要なブックマークデータが配置された
データ放送データが複数回送信される。一方、ユーザ端
末3では、本放送データおよびデータ放送データが受信
され、操作部31がブックマーク操作された場合に、そ
のとき受信されたデータ放送データに含まれているブッ
クマークデータが、ストレージ64に記憶される。
【0107】従って、ユーザは、所望の曲についての正
式曲データを、ブックマークデータに基づき、容易に入
手することができる。
【0108】なお、上述の場合においては、データ放送
において、圧縮暗号化データを放送し、EMDサーバ5
には、その復号に用いる復号キーを要求するようにした
が、データ放送では、圧縮暗号化データを放送せず(但
し、放送してもかまわない)、EMDサーバ5に対し
て、圧縮暗号化データとその復号のための復号キーとの
セットを要求するようにすることも可能である。あるい
は、また、EMDサーバ5に対しては、暗号化されてい
ない正式曲データを要求するようにすることも可能であ
る。
【0109】ところで、近年においては、コンピュータ
の低価格化により、パーソナルコンピュータを所有して
いるユーザが増加している。また、最近のコンピュータ
は、インターネットを介しての通信インターフェイスは
勿論、他のコンピュータや、各種の周辺機器との信号の
やりとりをするためのインターフェイスも備えているこ
とが多い。また、コンピュータは、各種の情報処理を行
うのに優れている。従って、ユーザ端末3を、コンピュ
ータに接続し、各種の信号のやりとりができれば便利で
ある。
【0110】そこで、図11は、図1のユーザ端末3の
第2の構成例を示している。なお、図中、図5における
場合と対応する部分については、同一の符号を付してあ
り、以下では、その説明は、適宜省略する。即ち、図1
1のユーザ端末3は、入出力I/F(Interface)33
が設けられている他は、図5における場合と同様に構成
されている。
【0111】入出力I/F33(インターフェイス手
段)は、信号処理部27のストレージ64に記憶された
各種のデータを、外部に転送するためのインターフェー
スとして機能するようになされている。
【0112】ここで、入出力I/F33としては、外部
の装置との間で、無線または有線でデータをやりとりす
ることができるものを採用することができる。即ち、無
線でデータのやりとりをする場合には、例えば、IrD
A(Infrared Data Association)の規格に準拠した赤
外線による通信方法などを利用することができる。ま
た、有線でデータをやりとりする場合には、例えば、U
SB(Universal SerialBus)やRS232Cの規格
や、アップル社製のコンピュータ「マッキントッシュ」
(商標)で採用されているキーボードやマウスを接続す
るための規格に準拠した通信方法などを利用することが
できる。
【0113】さらに、入出力I/F33を介してやりと
りするデータが文字(キャラクタ)である場合には、そ
の文字コードとしては、例えば、7ビットアスキーコー
ドや、JIS文字コード、シフトJIS文字コード、E
UC文字コードなどを利用することができる。
【0114】ユーザ端末3が、以上のような入出力I/
F33を備える場合には、図12に示すように、ユーザ
端末3と、パーソナルコンピュータ(PC)とを、入出
力I/F33を介して接続し、それらの間で、信号のや
りとりを行うことが可能となる。なお、図12(A)
は、入出力I/F33が、例えば、USBの規格に準拠
している場合を示しており、この場合、ユーザ端末3
は、他のUSBの規格に準拠した機器(図12(A)の
実施の形態では、キーボード)とシリアルに接続され
る。また、図12(B)は、入出力I/F33が、例え
ば、RS232Cの規格に準拠している場合を示してお
り、この場合、ユーザ端末3は、パーソナルコンピュー
タが有するRS232Cの端子に接続される。
【0115】以上のようにユーザ端末3とパーソナルコ
ンピュータとを接続した場合には、例えば、ユーザ端末
3の信号処理部27(図9)が有するストレージ64に
記憶された各種のデータを、パーソナルコンピュータに
転送することができ、従って、パーソナルコンピュータ
において、ストレージ64に記憶されたデータを、キー
ボード等を操作してあらためて入力しなくても、管理す
ることが可能となる。
【0116】さらに、パーソナルコンピュータにおいて
は、ストレージ64に記憶されたEMDリンクを利用し
て、インターネット4(図1)を介してEMDサーバ5
にアクセスし、上述したようなサービスの提供を受ける
ことが可能となる。また、EMDサーバ5が、例えば、
WWW(World Wide Web)サーバとしても機能する場合
には、例えば、EMDリンク等に基づき、各種のホーム
ページ(例えば、広告されている商品を購入するための
ホームページや、その商品の詳細を紹介したホームペー
ジなど)を提供するようなサービスも可能となる。な
お、このような使用形態は、ユーザ端末3がモデム32
を有していない場合に、特に有用である。
【0117】次に、入出力I/F33は、図13に示す
ように、マウスやトラックボールその他のポインティン
グデバイスからの信号を受信するインターフェイスとし
ても機能させることができる。この場合、入出力I/F
33に接続されたポインティングデバイスからの入力に
よって、ユーザ端末3に対して、操作部31を操作した
場合と同様の入力を与えることが可能となる。このよう
にポインティングデバイスの接続を可能とした場合、一
般に、ポインティングデバイスの操作は容易であるか
ら、マンマシンインターフェイスを向上させることが可
能となる。
【0118】さらに、この場合、入出力I/F33に接
続されたポインティングデバイスからの入力は、入出力
I/F33を介して、外部に出力させるようにすること
もできる。
【0119】この場合、図14に示すように、ユーザ端
末3と、パーソナルコンピュータ(PC)とを、入出力
I/F33を介して接続し、ポインティングデバイスか
らの信号を、ユーザ端末3(入出力I/F33)を介し
て、パーソナルコンピュータに供給し、パーソナルコン
ピュータに対して、カーソルを、上下左右その他の方向
に移動させるための入力等を与えることが可能となる。
なお、図14(A)または図14(B)は、上述の図1
2(A)または図12(B)における場合と同様に、入
出力I/F33が、USB等の規格に準拠している場
合、またはRS232C等の規格に準拠している場合
を、それぞれ示している。
【0120】次に、ユーザ端末3が内蔵する操作部31
は、図15に示すように、ポインティングデバイスで構
成することができ、さらに、この場合、そのポインティ
ングデバイスとしての操作部31からの信号を、入出力
I/F33から外部に出力させるようにすることができ
る。
【0121】この場合、図12に示したように、ユーザ
端末3と、パーソナルコンピュータとを、入出力I/F
33を介して接続すれば、パーソナルコンピュータに入
力を与えるためのポインティングデバイスを別途接続し
なくても済むようになる。即ち、この場合、ポインティ
ングデバイスとしての操作部31から、信号処理部27
に対して、各種の入力を与えることができる他、入出力
I/F33を介して、パーソナルコンピュータに対し
て、カーソルを移動させるための入力等を与えることが
できる。
【0122】次に、ユーザ端末3が、携帯型のものであ
る場合には、図16に示すように、各ブロックに電源を
供給するためのバッテリパック34(供給手段)を内蔵
させることが必要となるが、この場合、そのバッテリパ
ックの充電は、入出力I/F33を介して行うようにす
ることが可能である。但し、この場合、入出力I/F3
3は、例えば、USBの規格に準拠したもの等の、電源
の入出力が可能なインターフェイスである必要がある。
【0123】以上、本発明を、ラジオ放送に適用した場
合について説明したが、本発明は、その他、テレビジョ
ン放送などに適用することも可能である。本発明をテレ
ビジョン放送に適用した場合、そのテレビジョン放送で
放送された映画などの画像データを提供する他(音声デ
ータを提供するサービスを、上述したように、EMDサ
ービスというとすれば、画像データを提供するサービス
は、EVD(ElectricVideo Distribution)ということ
ができる)、例えば、テレビジョン放送において、ゲー
ムソフトのある場面が放送されたときには、そのゲーム
ソフト(コンピュータプログラム)を提供することなど
が可能である。また、本発明は、例えば、書籍データ
(例えば、いわゆる電子ブックのデータ)を提供するサ
ービスなどに適用することも可能である。
【0124】また、本実施の形態では、伝送媒体2(図
1)として地上波を利用することとしたが、伝送媒体2
としては、その他、衛星回線や、インターネット、CA
TV(Cable Television)網などを採用することが可能
である。
【0125】さらに、本実施の形態では、正式曲データ
を暗号化した圧縮暗号化データや、生成用データを暗号
化したものを提供するようにしたが、正式曲データや生
成用データは暗号化せずに提供することも可能である。
【0126】また、本実施の形態では、復号キーなど
を、有料で提供するようにしたが、無料で提供すること
も可能である。
【0127】さらに、本実施の形態では、操作部31
(図5)を操作することにより、信号処理部27に対し
て所定の入力を与えるようにしたが、信号処理部27に
対しては、その他、例えば、音声によって所定の入力を
与えるようにすることなども可能である。この場合、入
出力I/F33を介して、ユーザ端末3とパーソナルコ
ンピュータとを接続すれば、パーソナルコンピュータに
対しても、音声により各種の入力を与えることが可能と
なる。但し、この場合、音声認識を行う音声認識装置が
必要となる。
【0128】また、本実施の形態では、ブックマークデ
ータを、データフレームのブックマーク部に配置するこ
とにより周期的に送信するようにしたが、ブックマーク
データは、必ずしも周期的に送信する必要はない。
【0129】さらに、本実施の形態では、ユーザ端末3
と、パーソナルコンピュータとを接続するようにした
が、ユーザ端末3は、パーソナルコンピュータ以外の機
器と接続することも可能である。
【0130】
【発明の効果】以上の如く、本発明の受信装置によれ
ば、操作手段が操作されることによって所定の入力があ
った場合に、関連データを入力するための入手情報を記
憶する記憶手段の内容を、外部に転送するためのインタ
ーフェイスとして機能するインターフェイス手段が備え
られているので、ユーザは、その入手情報に基づいて、
容易に関連データを得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したブックマークラジオシステム
の一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
【図2】本放送データおよびデータ放送データの伝送フ
ォーマットを示す図である。
【図3】本放送データおよびデータ放送データのデータ
フォーマットを示す図である。
【図4】図1の送信装置1の構成例を示すブロック図で
ある。
【図5】図1のユーザ端末3の第1の構成例を示すブロ
ック図である。
【図6】図1のEMDサーバ5の構成例を示すブロック
図である。
【図7】図4の信号処理部13の構成例を示すブロック
図である。
【図8】図7の同期調整回路55の処理を説明するため
のフローチャートである。
【図9】図5の信号処理部27の構成例を示すブロック
図である。
【図10】図9の信号処理部27の処理を説明するため
のフローチャートである。
【図11】図1のユーザ端末3の第2の構成例を示すブ
ロック図である。
【図12】図11のユーザ端末3と、パーソナルコンピ
ュータとを接続した状態を示す図である。
【図13】図1のユーザ端末3の第3の構成例を示すブ
ロック図である。
【図14】図13のユーザ端末3と、パーソナルコンピ
ュータとを接続した状態を示す図である。
【図15】図1のユーザ端末3の第4の構成例を示すブ
ロック図である。
【図16】図1のユーザ端末3の第5の構成例を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 送信装置, 2 伝送媒体, 3 ユーザ端末,
4 インターネット,5 EMDサーバ, 6 課金サ
ーバ, 11 マイク(マイクロフォン),12 スト
レージ, 13 信号処理部, 14,15 ECC回
路, 16MUX, 17 ディジタル変調回路, 1
8 送信機, 19,21 アンテナ, 22 ディジ
タルラジオチューナ, 22A 受信制御部, 23
ディジタル復調回路, 24 DMUX, 25,26
ECC回路, 26ARAM, 27 信号処理部,
28 D/A変換器, 29 スピーカ, 30 表
示装置, 31 操作部, 32 モデム, 33 入
出力I/F, 34 バッテリパック, 41 データ
ベース, 42 制御部, 43 モデム, 44 課
金処理部, 51 アンプ, 52 A/D変換器,
53 ミキサ, 54 データ圧縮部, 55 同期調
整回路, 55A メモリ, 56,57 データ圧縮
部, 58 MUX, 61 データ伸張部, 62
DMUX, 63 セレクタ, 63A メモリ, 6
4 ストレージ, 65 ダウンロード処理部, 66
個人情報記憶部, 67 再生制御部, 68 復号
器, 69,70 データ伸張部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宇佐美 貴之 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5K030 GA15 GA18 HB01 JL01 JT01 KA19 LA07 LD07 5K061 AA09 BB01 BB07 FF01 FF11 JJ07 5K062 AA02 AA06 AB13 AB17 AB18 BE05 9A001 CC05 JZ25 JZ27

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の放送信号を、その放送信号に関連
    する関連データを入手するために必要な入手情報が配置
    された付加情報とともに受信する受信装置であって、 前記放送信号および付加情報を受信する受信手段と、 前記放送信号を出力する出力手段と、 所定の入力を与えるときに操作される操作手段と、 前記操作手段が操作されることによって所定の入力があ
    った場合に、前記付加情報に配置された前記入手情報を
    記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された前記入手情報を、外部に転送
    するためのインターフェースとして機能するインターフ
    ェイス手段とを備えることを特徴とする受信装置。
  2. 【請求項2】 前記インターフェイス手段は、前記入手
    情報を、有線または無線で転送することを特徴とする請
    求項1に記載の受信装置。
  3. 【請求項3】 電源を供給する供給手段をさらに備え、 前記インターフェイス手段は、外部との信号のやりとり
    が可能であり、 前記供給手段は、前記インターフェイス手段を介して充
    電されることを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  4. 【請求項4】 前記操作手段は、ポインティングデバイ
    スであり、 前記インターフェイス手段は、前記ポインティングデバ
    イスの操作に対応する信号も、外部に転送することを特
    徴とする請求項1に記載の受信装置。
  5. 【請求項5】 前記インターフェイス手段は、ポインテ
    ィングデバイスからの信号を受信するインターフェイス
    としても機能することを特徴とする請求項1に記載の受
    信装置。
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